JP7267556B2 - アクチュエータ及び触覚デバイス - Google Patents
アクチュエータ及び触覚デバイス Download PDFInfo
- Publication number
- JP7267556B2 JP7267556B2 JP2019021713A JP2019021713A JP7267556B2 JP 7267556 B2 JP7267556 B2 JP 7267556B2 JP 2019021713 A JP2019021713 A JP 2019021713A JP 2019021713 A JP2019021713 A JP 2019021713A JP 7267556 B2 JP7267556 B2 JP 7267556B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- case
- plate portion
- side plate
- holder
- cover plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Apparatuses For Generation Of Mechanical Vibrations (AREA)
- Reciprocating, Oscillating Or Vibrating Motors (AREA)
Description
図1は、アクチュエータ10を第3方向Yの一方側Y1の上方から見た全体斜視図である。図2は、アクチュエータ10のII-II線断面図である。図3は、第1ケース部材21及び第2ケース部材22を外したアクチュエータ10の分解斜視図である。図4は、支持体11から取り出した可動体12の斜視図である。図5は、可動体12の分解斜視図である。また、図6は、磁気駆動回路40のコイル31の斜視図である。
図2~図5に示すように、可動体12は、コイル31に対して第1方向Zの一方側Z1に配置された磁性板からなる第1ヨーク421と、コイル31に第1方向Zの一方側Z1で対向するように第1ヨーク421の第1方向Zの他方側Z2の面に保持された平板状の第1永久磁石411とを有している。また、可動体12は、コイル31に対して第1方向Zの他方側Z2に配置された磁性板からなる第2ヨーク422と、コイル31に第1方向Zの他方側Z2で対向するように第2ヨーク422の第1方向Zの一方側Z1の面に保持された平板状の第2永久磁石412とを有している。可動体12は、第1ヨーク421、第1永久磁石411、第2ヨーク422、および第2永久磁石412によって構成されている。
図2および図3に示すように、支持体11は、ケース20、ホルダ部材30、コイル31、コイル31に電気を供給する給電基板32を有しており、ホルダ部材30はコイル31を保持している。ケース20は、第1方向Zの一方側Z1に位置する第1ケース部材21と、第1方向Zの他方側Z2で第1ケース部材21と重なる第2ケース部材22とを有する。第1ケース部材21は、第1方向Zの一方側Z1においてホルダ部材30を覆う平板状の第1ケース蓋板部211と、第1方向Zの一方側Z1から他方側Z2に向かって第1ケース蓋板部211から延設されるとともに第2方向Xの両側においてホルダ部材30を覆う第1ケース側板部212とを有する。
図3及び図4に示すように、ホルダ部材30は全体直方体形状をしており、第2方向Xの両端でYZ面と平行な一対のホルダ側板部34と、第3方向Yの両端でXZ面と平行な一対のホルダ側板部35を有する。ホルダ側板部34は、第3方向Yの中央部に切欠部36を有しており、第3方向Yに沿って分割されている。また、ホルダ部材30の内部には、長円状の貫通穴からなるコイル配置穴391が第1方向Zに開口する板部39を有しており、コイル31がコイル配置穴391の内側に配置される。
図6は、磁気駆動回路40の斜視図である。図2、図5及び図6に示すように、磁気駆動回路40は、長円形状に巻回された空芯のコイル31を有しており、コイル31のコイル線311は、ホルダ部材30の給電基板32に接続される(図3参照)。コイル31の第1方向Zの一方側Z1には第1プレート471が設けられ、コイル31の第1方向Zの他方側Z2には第2プレート472が設けられている(図6においては図示省略)。すなわち、コイル31は、第1プレート471と第2プレート472とによって挟まれている。第1プレート471の第2方向Xの両側には、第3方向Yの端部に第2方向Xの外側に突出する係止片473が設けられている。同様に、第2プレート472の第2方向Xの両側には、第3方向Yの端部に第2方向Xの外側に突出する係止片474が設けられている。
給電基板32を介して外部(上位の機器)からコイル31に給電されると、コイル31、第1永久磁石411および第2永久磁石412を備えた磁気駆動回路40によって、可動体12が支持体11の内部のホルダ部材30の板部39に沿って第2方向Xに往復移動する。これにより、アクチュエータ10を手に持っていた利用者は、アクチュエータ10からの振動によって情報を得ることができる。
上述したアクチュエータ10では、可動体12と支持体11とが、対向する位置において弾性または粘弾性を備えたダンパー13に接している。このため、可動体12が共振することを抑制することができる。そして、可動体12を支持体11に対して第1方向Zと交差する第2方向Xに振動させるための磁気駆動回路40が設けられている。これにより、可動体12は支持体11に対して第2方向Xへ振動する。支持体11は、コイル31を保持するホルダ部材30に被さって係止される第1ケース部材21及び第2ケース部材22を有し、第1ケース部材21は、第1方向Zの一方側Z1においてホルダ部材30を覆う第1ケース蓋板部211と、第1ケース蓋板部211から延設されるとともに第2方向Xの両側においてホルダ部材30を覆う第1ケース側板部212と、を有し、第2ケース部材22は、第1方向Zの他方側Z2においてホルダ部材30を覆う第2ケース蓋板部221と、第2ケース蓋板部221から延設されるとともに第2方向Xの両側においてホルダ部材30を覆う第2ケース側板部222とを有している。そして、ホルダ部材30は、第1ケース側板部212及び第2ケース側板部222と重なるホルダ側板部34を有し、ホルダ側板部34は、第1方向Zの一方側Z1の第1端部341に第1凸部332を有し、第1方向Zの他方側Z2の第2端部342に第2凸部334を有しており、第1ケース蓋板部211が第1凸部332に係止されるとともに、第2ケース蓋板部221が第2凸部334に係止されるので、第1ケース側板部212や第2ケース側板部222が開いても支持体11がケース20から抜け落ちるのを確実に防止することができる。
11 支持体
12 可動体
13 ダンパー(接続体)
20 ケース
21 第1ケース部材
211 第1ケース蓋板部
212 第1ケース側板部
213 第1ケース切欠き(切欠き)
22 第2ケース部材
221 第2ケース蓋板部
222 第2ケース側板部
223 第2ケース切欠き(切欠き)
30 ホルダ部材
31 コイル
332 第1凸部
334 第2凸部
335 第3凸部
34 ホルダ側板部
341 第1端部
342 第2端部
37 第1係止突起
38 第2係止突起
40 磁気駆動回路
41 永久磁石
H1 第1凸部の高さ
H2 第2凸部の高さ
T1 第1ケース蓋板部の厚み
T2 第2ケース蓋板部の厚み
X 第2方向
Y 第3方向
Z 第1方向
Claims (6)
- 可動体と、
支持体と、
弾性および粘弾性の少なくとも一方を備え、前記可動体と前記支持体とが対向する位置で前記可動体および前記支持体の双方に接するように配置された接続体と、
前記可動体および前記支持体のうちの一方側部材に設けられた空芯のコイル、および前記コイルに対して第1方向の少なくとも一方側で対向するように前記可動体及び前記支持体のうちの他方側部材に設けられた永久磁石を有し、前記可動体を前記支持体に対して前記第1方向と交差する第2方向に振動させる磁気駆動回路と、
を備え、
前記支持体は、
前記コイル及び前記永久磁石のいずれか一方を保持するホルダ部材と、
前記第1方向の一方側で前記ホルダ部材に被さって係止される第1ケース部材と、
前記第1方向の他方側で前記ホルダ部材に被さって係止される第2ケース部材と、
を有し、
前記第1ケース部材は、前記第1方向の一方側において前記ホルダ部材を覆う第1ケース蓋板部と、前記第1方向の一方側から他方側に向かって前記第1ケース蓋板部から延設されるとともに前記第2方向の両側において前記ホルダ部材を覆う第1ケース側板部と、を有し、
前記第2ケース部材は、前記第1方向の他方側において前記ホルダ部材を覆う第2ケース蓋板部と、前記第1方向の他方側から一方側に向かって前記第2ケース蓋板部から延設されるとともに前記第2方向の両側において前記ホルダ部材を覆う第2ケース側板部と、を有し、
前記ホルダ部材は、前記第1ケース側板部及び前記第2ケース側板部と重なるホルダ側板部を有し、
前記ホルダ側板部は、
前記第1方向の一方側の第1端部に、前記第1ケース蓋板部に係合する第1凸部を有し、
前記第1方向の他方側の第2端部に、前記第2ケース蓋板部に係合する第2凸部を有し、
前記第2ケース側板部は、前記第2方向から見て、少なくとも一部が前記第1ケース側板部に被さり、
前記ホルダ側板部は、
前記第1ケース側板部を係止する第1係止突起と、
前記第2ケース側板部を係止する第2係止突起と、
を有し、
前記第1方向において、前記第2係止突起は、前記第1ケース側板部の端よりも、前記第1方向の他方側に設けられているアクチュエータ。 - 請求項1記載のアクチュエータであって、
前記第1ケース蓋板部は、前記第1凸部と嵌合する切欠きを有し、
前記第2ケース蓋板部は、前記第2凸部と嵌合する切欠きを有するアクチュエータ。 - 請求項1又は2記載のアクチュエータであって、
前記第1方向において、
前記第1凸部の高さは、前記第1ケース蓋板部の厚み以上であり、
前記第2凸部の高さは、前記第2ケース蓋板部の厚み以上であるアクチュエータ。 - 請求項1から3のいずれか一項記載のアクチュエータであって、
前記ホルダ側板部は、前記第2方向に突出する第3凸部を有し、
前記第1凸部及び前記第2凸部は、前記第3凸部が前記第1方向の両側に柱状に延びて形成され、
前記第3凸部は、前記第1方向及び前記第2方向と直交する第3方向において、前記第1ケース側板部の端面及び前記第2ケース側板部の端面と係合しているアクチュエータ。 - 請求項1から4のいずれか一項記載のアクチュエータであって、
前記可動体と、前記第1ケース部材及び前記第2ケース部材とが対向する位置において、
前記接続体は、前記可動体と、前記第1ケース部材及び前記第2ケース部材との双方に接するように配置されているアクチュエータ。 - 可動体と、
支持体と、
弾性および粘弾性の少なくとも一方を備え、前記可動体と前記支持体とが対向する位置で前記可動体および前記支持体の双方に接するように配置された接続体と、
前記可動体および前記支持体のうちの一方側部材に設けられた空芯のコイル、および前記コイルに対して第1方向の少なくとも一方側で対向するように前記可動体及び前記支持体のうちの他方側部材に設けられた永久磁石を有し、前記可動体を前記支持体に対して前記第1方向と交差する第2方向に振動させる磁気駆動回路と、
を備え、
前記支持体は、
前記コイル及び前記永久磁石のいずれか一方を保持するホルダ部材と、
前記第1方向の一方側で前記ホルダ部材に被さって係止される第1ケース部材と、
前記第1方向の他方側で前記ホルダ部材に被さって係止される第2ケース部材と、
を有し、
前記第1ケース部材は、前記第1方向の一方側において前記ホルダ部材を覆う第1ケース蓋板部と、前記第1方向の一方側から他方側に向かって前記第1ケース蓋板部から延設されるとともに前記第2方向の両側において前記ホルダ部材を覆う第1ケース側板部と、を有し、
前記第2ケース部材は、前記第1方向の他方側において前記ホルダ部材を覆う第2ケース蓋板部と、前記第1方向の他方側から一方側に向かって前記第2ケース蓋板部から延設されるとともに前記第2方向の両側において前記ホルダ部材を覆う第2ケース側板部と、を有し
前記ホルダ部材は、前記第1ケース側板部及び前記第2ケース側板部と重なるホルダ側板部を有し、
前記ホルダ側板部は、
前記第1方向の一方側の第1端部に、前記第1ケース蓋板部に係合する第1凸部を有し、
前記第1方向の他方側の第2端部に、前記第2ケース蓋板部に係合する第2凸部を有し、
前記第2ケース側板部は、前記第2方向から見て、少なくとも一部が前記第1ケース側板部に被さり、
前記ホルダ側板部は、
前記第1ケース側板部を係止する第1係止突起と、
前記第2ケース側板部を係止する第2係止突起と、
を有し、
前記第1方向において、前記第2係止突起は、前記第1ケース側板部の端よりも、前記第1方向の他方側に設けられている触覚デバイス。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019021713A JP7267556B2 (ja) | 2019-02-08 | 2019-02-08 | アクチュエータ及び触覚デバイス |
CN201910677331.1A CN110784087B (zh) | 2018-07-26 | 2019-07-25 | 致动器及触觉装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019021713A JP7267556B2 (ja) | 2019-02-08 | 2019-02-08 | アクチュエータ及び触覚デバイス |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020129912A JP2020129912A (ja) | 2020-08-27 |
JP7267556B2 true JP7267556B2 (ja) | 2023-05-02 |
Family
ID=72174999
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019021713A Active JP7267556B2 (ja) | 2018-07-26 | 2019-02-08 | アクチュエータ及び触覚デバイス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7267556B2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2018180946A1 (ja) | 2017-03-30 | 2018-10-04 | 日本電産サンキョー株式会社 | アクチュエータ |
JP2019013097A (ja) | 2017-06-30 | 2019-01-24 | 日本電産サンキョー株式会社 | アクチュエータ |
-
2019
- 2019-02-08 JP JP2019021713A patent/JP7267556B2/ja active Active
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2018180946A1 (ja) | 2017-03-30 | 2018-10-04 | 日本電産サンキョー株式会社 | アクチュエータ |
JP2019013097A (ja) | 2017-06-30 | 2019-01-24 | 日本電産サンキョー株式会社 | アクチュエータ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2020129912A (ja) | 2020-08-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6648984B2 (ja) | アクチュエータ | |
JP6253157B2 (ja) | 振動発生装置 | |
KR101188055B1 (ko) | 진동발생장치 | |
JP2011205870A (ja) | 振動モータ | |
JP6341974B2 (ja) | 振動アクチュエータ | |
JP6948184B2 (ja) | 振動モータ | |
TWI678057B (zh) | 振動產生裝置 | |
JP6591617B2 (ja) | 振動アクチュエータ | |
JP7267556B2 (ja) | アクチュエータ及び触覚デバイス | |
JP2018207553A (ja) | 振動モータ | |
JP6539714B2 (ja) | 振動発生装置 | |
JP6499261B2 (ja) | 振動発生装置 | |
KR102492590B1 (ko) | 수평형 진동모터 | |
JP2019009872A (ja) | リニア振動モータ及び電子機器 | |
JP7410705B2 (ja) | アクチュエータおよび触覚デバイス | |
JP6526162B2 (ja) | 振動発生装置 | |
JP2018029483A (ja) | 振動発生装置 | |
JP7460332B2 (ja) | 振動アクチュエータ及び触覚デバイス | |
CN110784087B (zh) | 致动器及触觉装置 | |
JP6539715B2 (ja) | 振動発生装置 | |
JP6416364B2 (ja) | 振動発生装置 | |
JP7250610B2 (ja) | 振動アクチュエータ及び触覚デバイス | |
JP7393868B2 (ja) | アクチュエータ及び触覚デバイス | |
JP2019134511A (ja) | 振動モータ | |
JP7530225B2 (ja) | アクチュエータおよび触覚デバイス |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20220118 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20221125 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20221206 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20230206 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20230322 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20230407 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7267556 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |