JP7267214B2 - ケーブル用コネクタ - Google Patents

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Description

本発明は、ケーブルの引出方向がコネクタの挿抜方向と交わる方向に設定されたケーブル用コネクタに関する。
ケーブルの引出方向がコネクタの挿抜方向と交わる方向に設定されたケーブル用コネクタには、基板の上方に大きな空間を確保することができない状況においても、ケーブルと基板とをコネクタを介して容易に接続することができるというメリットがある。
例えば、水平に置かれた基板の表面に、上方に開口した挿入穴を有する基板用コネクタを取り付け、その基板用コネクタの挿入穴に、ケーブル用コネクタの挿入部を上から下に挿入して、基板用コネクタとケーブル用コネクタとを接続する場合を考えてみる。この場合、ケーブルの引出方向がコネクタの挿抜方向と同じ方向に設定されたケーブル用コネクタを用いたとすると、コネクタの挿抜方向およびケーブルの引出方向がいずれも垂直方向となる。したがって、ケーブル用コネクタを基板用コネクタに接続したときに、ケーブルが基板から上方へ伸長することとなる。それゆえ、基板の上方に大きな空間を確保することができない状況においては、ケーブルを配線することが困難となる。一方、ケーブルの引出方向がコネクタの挿抜方向と直交するケーブル用コネクタを用いた場合には、コネクタの挿抜方向が垂直方向となり、ケーブルの引出方向が水平方向となる。したがって、ケーブル用コネクタを基板用コネクタに接続したときに、ケーブルが基板の表面に沿うように伸長することとなる。それゆえ、基板の上方に大きな空間を確保することができない状況において、ケーブルを配線することが容易になる。
下記の特許文献1および2には、ケーブルの引出方向がコネクタの挿抜方向と交わる方向に設定されたケーブル用コネクタがそれぞれ記載されている。
特開平10-27636号公報 特開2018-160408号公報
上記特許文献1の図3には、電気コネクタと、この電気コネクタと接続される相手コネクタ(20)が記載されている。同図に示されている通り、電気コネクタの相手コネクタ(20)に対する挿抜方向は垂直方向であり、電気コネクタのハウジング本体(1)に取り付けられたケーブル(C1、C2)の引出方向は水平方向である。電気コネクタと相手コネクタ(20)とは、電気コネクタのハウジング本体(1)の突部(9)に形成された受入凹部(7)内に、相手コネクタ(20)に形成された接触子配列部(21)が嵌合されることにより、接続される。
しかしながら、特許文献1に記載された電気コネクタにおける受入凹部(7)の深さ寸法、および相手コネクタ(20)における接触子配列部(21)の高さ寸法はいずれも小さい。そのため、接触子配列部(21)と受入凹部(7)との嵌合が浅く、電気コネクタの端子と相手コネクタ(20)の端子との有効嵌合長が短い。有効嵌合長の短いコネクタは、こじりに対する耐久性が低い。例えばコネクタのハウジングから水平方向に引き出されたケーブルの引出端側が水平方向または垂直方向に動き、そのためにコネクタがこじられた際に、コネクタが相手コネクタに対して位置ずれし、コネクタの端子と相手コネクタの端子との接触を保持することが困難になるおそれがある。
一方、上記特許文献2の図3には、L型インナー端子(20)を有する同軸コネクタが記載されている。L型インナー端子(20)は、同文献の図1に示されているように、同軸ケーブル(1)の芯線(2)が接続される圧着部(22)と、相手コネクタの端子と接触する本体部(21)とを有し、圧着部(22)が水平方向に伸長し、本体部(21)が垂直方向に伸長している。このように、コネクタの端子をL字形に形成した場合には、垂直方向に伸長する部分を長くすることにより、コネクタの端子と相手コネクタの端子との有効嵌合長を長くすることができ、こじりに対する耐久性を高めることができる。
しかしながら、コネクタの端子をL字形に一体的に形成すると、そのL字形の端子を収容するハウジングを、複数の部品に分割された構造としなければならない。例えば、特許文献2に記載された同軸コネクタにおいては、同文献の図2に示されているように、L型インナー端子(20)を収容する部分が、筒状部(41)とカバー(60)とに分割されている。ハウジングが複数の部品に分割された構造である場合には、コネクタの組立時に、ハウジングを構成する部品を組み立てなければならない。それゆえ、組立工数が多くなり、コネクタの組立の作業性が悪くなる。
本発明は例えば上述したような問題に鑑みなされたものであり、本発明の課題は、ケーブルの引出方向がコネクタの挿抜方向と交わる方向に設定されたケーブル用コネクタであって、こじりに対する耐久性を高めることができ、かつコネクタの組立の作業性を良くすることができるケーブル用コネクタを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のケーブル用コネクタは、ケーブルに取り付けられるケーブル用コネクタであって、端子およびハウジングを備え、前記端子は、前後方向に伸長する第1の端子片の前端側と、上下方向に伸長する第2の端子片の上端側とを互いに連結することにより側方視L字形に形成され、前記第1の端子片と前記第2の端子片とは互いに分離可能であり、前記第1の端子片の後端側にはケーブルを接続するケーブル接続部が設けられ、前記第2の端子片の下端側には相手コネクタの相手端子と接触する接触部が設けられ、前記第1の端子片の前端側および前記第2の端子片の上端側には、前記第1の端子片と前記第2の端子片とを互いに連結する連結部がそれぞれ設けられ、前記ハウジングは、それぞれ前記ハウジングの外壁を形成する上壁部、下壁部、前壁部、後壁部、左壁部および右壁部、並びに前記ハウジング内に形成され、前記端子を収容する端子収容部を有し、前記端子収容部は、前記第1の端子片を収容する第1の端子片収容部、および前記第2の端子片を収容する第2の端子片収容部を有し、前記第1の端子片収容部は前記ハウジング内において前後方向に伸長し、前記第2の端子片収容部は前記ハウジング内において前記第1の端子片収容部の前端部から下方に伸長し、前記ハウジングの後端部には前記第1の端子片収容部内と連通し、前記ケーブルを挿通させるためのケーブル挿通穴が設けられ、前記ハウジングの下端部には前記第2の端子片収容部内と連通し、前記相手コネクタの相手端子を挿通させるための端子挿通穴が設けられていることを特徴とする。
また、上記本発明のケーブル用コネクタと接続される基板用コネクタは、基板に取り付けられる基板用コネクタであって、板状または棒状の複数の端子と、前記複数の端子を収容するハウジングとを備え、前記ハウジングは、下板部、前板部、後板部、左板部、右板部、並びに前記下板部、前記前板部、前記後板部、前記左板部および前記右板部により画成され、上側が開口し、相手コネクタが挿入される挿入凹部を有し、前記複数の端子は、前後方向に並ぶように前記挿入凹部内に配置され、前記各端子の基端側は前記下板部に支持され、前記各端子の先端側は上方に突出し、前記挿入凹部内には、前記複数の端子のうち互いに隣り合う2つの端子間を仕切る仕切板が設けられ、前記仕切板は上下方向および左右方向に伸長し、前記仕切板の下端部が前記下板部に支持され、前記仕切板の左端部および右端部が前記左板部および前記右板部からそれぞれ離れ、前記各端子は前記前板部、前記後板部、前記左板部、前記右板部および前記仕切板のいずれからも離れ、前記各端子の先端は、前記前板部、前記後板部、前記左板部、前記右板部および前記仕切板のそれぞれの上縁よりも下方に位置していることを特徴とする。
本発明によれば、ケーブルの引出方向がコネクタの挿抜方向と交わる方向に設定されたケーブル用コネクタであって、こじりに対する耐久性が高く、かつコネクタの組立の作業性を良くすることができるケーブル用コネクタを提供することができる。
本発明の実施形態のケーブル用コネクタおよび基板用コネクタを上左前方向から見た状態を示す斜視図である。 図1中の矢示II-II方向から見たケーブル用コネクタを示す断面図である。 本発明の実施形態のケーブル用コネクタのハウジング内においてその上側から前側にかけての部分に配置された1個の端子を形成する第1の端子片および第2の端子片を上左後方から見た状態を示す斜視図である。 図3中の第2の端子片を下左前方から見た状態を示す斜視図である。 図4中の矢示V-V方向から見た第2の端子片を示す断面図である。 本発明の実施形態のケーブル用コネクタのハウジングを上左後方から見た状態を示す斜視図である。 図6中のケーブル用コネクタのハウジングを下方から見た状態を示す図である。 図7中の矢示VIII-VIII方向から見たケーブル用コネクタのハウジングを示す断面図である。 本発明の実施形態のケーブル用コネクタの組立方法を示す説明図である。 本発明の実施形態のケーブル用コネクタと接続される基板用コネクタを上左後方から見た状態を示す斜視図である。 図10中の基板用コネクタを上方から見た状態を示す図である。 図11中の矢示XII-XII方向から見た基板用コネクタを示す断面図である。 互いに接続された本発明の実施形態のケーブル用コネクタおよび基板用コネクタを左方から見た状態を示す図である。
図1ないし図13を用いて、本発明のケーブル用コネクタおよび基板用コネクタの実施形態について説明する。なお、以下の実施形態の説明において方向を述べる際には、各図の紙面における上、下、前、後、左、右の方向ではなく、各図の右下に描いた矢印が指し示す上(Ud)、下(Dd)、前(Fd)、後(Bd)、左(Ld)、右(Rd)の方向に従う。
図1は、本発明の実施形態のケーブル用コネクタ1および基板用コネクタ61を上左前方向から見た状態を示している。ケーブル用コネクタ1は、ケーブル80の端部に取り付けられるコネクタであり、基板用コネクタ61に対する挿抜方向と、ケーブル80の引出方向とが直交したタイプのコネクタである。本実施形態では、説明の便宜上、ケーブル用コネクタ1の挿抜方向を上下方向とし、ケーブル80の引出方向を前後方向とする。ケーブル用コネクタ1には複数のケーブル80を取り付けることができる。本実施形態のケーブル用コネクタ1には、図1に示すように、30本のケーブル80が取り付けられている。これらケーブル80は上下2段に分かれて配置されており、各段には15本のケーブル80が左右方向に一列に配列されている。また、各ケーブル80は、例えば、導体81と、導体81の被覆する絶縁体82とを有する絶縁電線である。
一方、基板用コネクタ61は、基板に取り付けられるコネクタである。基板用コネクタ61の各端子62は、例えば基板に形成された電気回路に接続される。基板用コネクタ61には、その上方から、ケーブル用コネクタ1が挿入され、ケーブル用コネクタ1と接続される。コネクタ1、61が互いに接続されることにより、各ケーブル80の導体81と、基板に形成された電気回路とを電気的に接続することができる。なお、基板用コネクタ61は、ケーブル用コネクタ1の相手コネクタに当たり、ケーブル用コネクタ1は、基板用コネクタ61の相手コネクタに当たる。
(ケーブル用コネクタ)
図2は、図1中の矢示II-II方向から見たケーブル用コネクタ1の断面を示している。図2に示すように、ケーブル用コネクタ1は、複数の端子5、およびこれら端子5を収容するハウジング31を備えている。各端子5は例えば銅合金等の導電材料により形成されている。ハウジング31は例えば樹脂等の非導電材料により形成されている。本実施形態におけるケーブル用コネクタ1は30個の端子5を有している。これら端子5は、ハウジング31内において2段に分かれて配置されており、各段には15個の端子5が左右方向に一列に配列されている。
図3は、ハウジング31内において、その上側から前側にかけての部分に配置された1個の端子5を形成する第1の端子片11および第2の端子片21を上左後方から見た状態を示している。図4は、図3中の第2の端子片21を下左前方から見た状態を示している。図5は、図4中の矢示V-V方向から見た第2の端子片21の断面を示している。
各端子5は、前後方向に伸長する第1の端子片11、および上下方向に伸長する第2の端子片21を有している。各端子5は、第1の端子片11の前端側と第2の端子片21の上端側とを互いに連結することにより、側方視L字形に形成されている。
第1の端子片11と第2の端子片21とはそれぞれ別々の部材である。各端子5において、第1の端子片11と第2の端子片21とは、図3に示すように互いに分離することができる。端子5が端子収容部40内に収容されている状態では、図2に示すように、第1の端子片11と第2の端子片21とは互いに連結している。
第1の端子片11は、図3に示すように、略棒状の部材であり、第1の端子片11の後端側(基端側)には、ケーブル80を接続するためのケーブル接続部12が設けられている。ケーブル接続部12は、ケーブル80の導体81を圧着するための導体バレル部13、およびケーブル80の絶縁体82を圧着するための絶縁体バレル部14を有している。
また、第1の端子片11の前端側(先端側)には、第2の端子片21と連結するための連結部15が設けられている。連結部15は前側接触片16により形成されている。前側接触片16は、第1の端子片11の前端部において前方に突出し、上下方向および前後方向に拡がった平板状に形成されている。
また、各端子5の第1の端子片11において、ケーブル接続部12と連結部15との間の部分には、当該部分から上下方向外向きに突出する係止凸部17が設けられている。第1の端子片11は係止凸部17により第1の端子片収容部41内に固定される。
また、ケーブル用コネクタ1が有するすべての端子5の第1の端子片11は同一の形状を有している。これら第1の端子片11は、例えば、同一の形状に切削された銅合金板に同一の曲げ加工を施すことにより形成することができる。
第2の端子片21は、略筒状の基部22を有し、第2の端子片21の上端側(基端側)には、第1の端子片11と連結するための連結部23が設けられている。連結部23は、一対の上側接触片24、および一対の上側ガード部25を有している。一対の上側接触片24は、図5に示すように、それぞれ上下方向に伸長する板状に形成され、互いに左右方向に対向するように配置されている。各上側接触片24において、下端側(基端側)は基部22に支持され、上端側(先端側)は自由端となっている。このように各上側接触片24は片持ち梁構造を有している。また、一対の上側接触片24の上端部は互いに接近しており、これらの間には第1の端子片11の前側接触片16が挿入される。一対の上側接触片24は、両者間に前側接触片16が挿入されたときに、前側接触片16に押されて左右方向に互いに離れるように弾性変形し、前側接触片16の左面および右面を押圧しつつ、前側接触片16を挟持する。これにより、第1の端子片11と第2の端子片21とが電気的に接続される。また、一対の上側ガード部25は、一対の上側接触片24を保護する機能を有している。
また、第2の端子片21の下端側(先端側)には、基板用コネクタ61の端子62と接触する接触部26が設けられている。接触部26は、一対の下側接触片27、および一対の下側ガード部28を有している。一対の下側接触片27は、それぞれ上下方向に伸長する板状に形成され、互いに左右方向に対向するように配置されている。各下側接触片27において、上端側(基端側)は基部22に支持され、下端側(先端側)は自由端となっている。このように各下側接触片27は片持ち梁構造を有している。また、一対の下側接触片27の下端部は互いに接近しており、これらの間には基板用コネクタ61の端子62の接触部63が挿入される。一対の下側接触片27は、両者間に接触部63が挿入されたときに、接触部63に押されて左右方向に互いに離れるように弾性変形し、接触部63の左面および右面を押圧しつつ、接触部63を挟持する。これにより、ケーブル用コネクタ1の端子5と基板用コネクタ61の端子62とが電気的に接続される。また、一対の下側ガード部28は、一対の下側接触片27を保護する機能を有している。
また、図4に示すように、各端子5の第2の端子片21の前面には、当該面から前方に突出する係止片29が設けられている。後述するように、各端子5の第2の端子片21は、係止片29により、ハウジング31の第2の端子片収容部42内に固定される。
また、ケーブル用コネクタ1が有するすべての端子5の第2の端子片21は同一の形状を有しており、これら第2の端子片21の上下方向の長さはそれぞれ等しい。これら第2の端子片21は、例えば、同一の形状に切削された銅合金板に同一の曲げ加工を施すことにより形成することができる。
図6はケーブル用コネクタ1のハウジング31を上左後方から見た状態を示している。図7はハウジング31を下方から見た状態を示している。図8は、図7中の矢示VIII-VIII方向から見たハウジング31の断面を示している。
図1、図6および図7に示すように、ハウジング31は、上壁部32、下壁部33、前壁部34、後壁部35、左壁部36および右壁部37を有している。これらの壁部32~37はそれぞれハウジング31の外壁を形成する。また、ハウジング31は、例えば樹脂成形により形成された単一の成形品であり、壁部32~37および後述する隔壁部43~45はそれぞれ分離不能に結合して一体化している。
また、ハウジング31は、図8に示すように、複数の端子5をそれぞれ収容する複数の端子収容部40を有している。本実施形態におけるハウジング31は、ケーブル用コネクタ1が有する30個の端子5と対応するように、30個の端子収容部40を有している。
各端子収容部40は、第1の端子片11を収容する第1の端子片収容部41、および第2の端子片21を収容する第2の端子片収容部42を有している。第1の端子片収容部41はハウジング31内において前後方向に伸長し、第2の端子片収容部42はハウジング31内において第1の端子片収容部41の前端部から下方に伸長している。
30個の端子収容部40は、ハウジング31内において2段に分かれて配置されており、各段には15個の端子収容部40が左右方向に一列に配列されている。上下方向および前後方向に隣り合う2つの端子収容部40は、ハウジング31内において、それぞれの第1の端子片収容部41が上下方向に並び、それぞれの第2の端子片収容部42が前後方向に並ぶように配置されている。
また、図8に示すように、上壁部32は上側に配列された第1の端子片収容部41の上側を覆っており、下壁部33は下側に配列された第1の端子片収容部41の下側を覆っている。また、上側に配列された第1の端子片収容部41と下側に配列された第1の端子片収容部41との間には、両者間を仕切る第1の隔壁部43が設けられている。また、前壁部34は前側に配列された第2の端子片収容部42の前側を覆っており、後壁部35は後ろ側に配列された第2の端子片収容部42の後ろ側を覆っている。また、前側に配列された第2の端子片収容部42と後ろ側に配列された第2の端子片収容部42との間には、両者間を仕切る第2の隔壁部44が設けられている。また、左壁部36は、30個の端子収容部40のうち、最も左側に位置し、上下方向および前後方向に隣り合う2つの端子収容部40の左側を覆っている。また、右壁部37は、30個の端子収容部40のうち、最も右側に位置し、上下方向および前後方向に隣り合う2つの端子収容部40の右側を覆っている。また、左右方向に互いに隣り合う2個の端子収容部40間には、両者間を仕切る第3の隔壁部45が設けられている。
また、図6に示すように、ハウジング31の後端部には、30個の端子収容部40の第1の端子片収容部41内とそれぞれ連通する30個のケーブル挿通穴46が設けられている。各ケーブル挿通穴46はケーブル80を挿通させるための穴である。各第1の端子片11のケーブル接続部12に接続されたケーブル80は、ケーブル挿通穴46を通ってハウジング31の後方へ出る。
また、図7に示すように、ハウジング31の下端部には、30個の端子収容部40の第2の端子片収容部42内とそれぞれ連通する30個の端子挿通穴47が設けられている。各端子挿通穴47は、基板用コネクタ61の端子62の接触部63を挿通させるための穴である。ケーブル用コネクタ1の挿入部51が基板用コネクタ61の挿入凹部71に挿入されたとき、基板用コネクタ61の各端子62の接触部63は端子挿通穴47を通って第2の端子片収容部42内に入り、当該第2の端子片収容部42内に収容された第2の端子片21の接触部26と接触する。
また、ハウジング31の上壁部32には、図6に示すように、15個の上側係止穴48が設けられている。これら上側係止穴48は、上壁部32をそれぞれ貫通し、ハウジング31内において上側の第1の端子片収容部41内にそれぞれ連通している。図2に示すように、ハウジング31内において上側の各第1の端子片収容部41内には、第1の端子片11が、当該第1の端子片11に設けられた係止凸部17が上を向いた状態で配置される。第1の端子片11は、係止凸部17が上側係止穴48に入って係止されることにより、当該第1の端子片収容部41内に固定される。
また、下壁部33には、図7に示すように、15個の下側係止穴49が設けられている。15個の下側係止穴49は、下壁部33をそれぞれ貫通し、ハウジング31内において下側の第1の端子片収容部41内にそれぞれ連通している。図2に示すように、ハウジング31内において下側の各第1の端子片収容部41内には、第1の端子片11が、当該第1の端子片11に設けられた係止凸部17が下を向いた状態で配置される。第1の端子片11は、係止凸部17が下側係止穴49に入って係止されることにより、当該第1の端子片収容部41内に固定される。
また、30個の第2の端子片収容部42の前側には、図8に示すように、係止部50がそれぞれ設けられている。図2に示すように、各第2の端子片収容部42内には、第2の端子片21が、当該第2の端子片21に設けられた係止片29が前を向いた状態で配置される。第2の端子片21は、係止片29が係止部50に係止されることにより、第2の端子片収容部42内に固定される。
また、図1に示すように、ケーブル用コネクタ1のハウジング31の下部は、基板用コネクタ61の挿入凹部71に挿入される挿入部51となっている。また、図2に示すように、挿入部51において、前側に配列された第2の端子片21の接触部26の上下方向における位置と、後ろ側に配列された第2の端子片21の接触部26の上下方向における位置とが互いに異なっている。具体的には、挿入部51において、前側に配列された第2の端子片21の接触部26の位置が、後ろ側に配列された第2の端子片21の接触部26の位置よりも高くなっている。これら第2の端子片21の接触部26の上下方向における位置の相違に対応するように、ハウジング31の挿入部51において、前部の下端面52の位置が、後部の下端面53の位置よりも高くなっている。
また、図7および図8に示すように、ハウジング31において、前側に配列された第2の端子片収容部42と後ろ側に配列された第2の端子片収容部42との間に設けられた第2の隔壁部44には、溝部54が設けられている。溝部54は、下方に開口し、ハウジング31の左壁部36から右壁部37に至るまで左右方向に伸長している。また、図8に示すように、溝部54の左端54Aは左壁部36により閉じられ、溝部54の右端54Bは右壁部37により閉じられている。ケーブル用コネクタ1の挿入部51が基板用コネクタ61の挿入凹部71内に挿入されたとき、溝部54内には、基板用コネクタ61の仕切板73が挿入される。
また、図1に示すように、ハウジング31の前壁部34の前面において左右方向中央部には、ロック片56が設けられている。挿入部51が挿入凹部71内に挿入されたとき、ロック片56が、ロック片挿入部75内に入り、ロック片56の前面に設けられたロック凸部57が、ロック穴部76内に入って係止される。これにより、挿入部51が挿入凹部71内にロックされる。また、ハウジング31の前壁部34の前面における左部および右部には、誤嵌合防止用の凸状キー部58がそれぞれ設けられている。挿入部51が挿入凹部71内に挿入されるとき、各凸状キー部58が凹状キー部77内に入る。
図9(A)および図9(B)は、ケーブル用コネクタ1の組立方法を示している。ケーブル用コネクタ1の組立方法は次の通りである。
まず、図9(A)に示すように、ハウジング31の各第2の端子片収容部42に、その下方から、端子挿通穴47を介して、第2の端子片21を挿入する。各第2の端子片21は、係止片29が係止部50に係止されることにより、第2の端子片収容部42内に固定される。
次に、図9(B)に示すように、各第1の端子片11のケーブル接続部12にケーブル80を接続し、その後、ハウジング31の各第1の端子片収容部41に、その後方から、ケーブル挿通穴46を介して、第1の端子片11を挿入する。
ハウジング31において上側の各第1の端子片収容部41に第1の端子片11を挿入するときには、第1の端子片11に設けられた係止凸部17が上を向くようにする。上側の各第1の端子片収容部41内に挿入された第1の端子片11は、係止凸部17が上側係止穴48に係止されることにより、上側の第1の端子片収容部41内に固定される。また、各上側係止穴48は上壁部32を貫通しているので、ケーブル用コネクタ1の組立を行う作業者は、ハウジング31を上から見ることにより、各係止凸部17が上側係止穴48に係止されたこと、すなわち各第1の端子片11が、上側の第1の端子片収容部41内に確実に挿入されて固定されたことを確認することができる。
一方、ハウジング31において下側の各第1の端子片収容部41に第1の端子片11を挿入するときには、第1の端子片11に設けられた係止凸部17が下を向くようにする。下側の各第1の端子片収容部41内に挿入された第1の端子片11は、係止凸部17が下側係止穴49に係止されることにより、下側の第1の端子片収容部41内に固定される。また、各下側係止穴49は下壁部33を貫通しているので、ケーブル用コネクタ1の組立を行う作業者は、ハウジング31を下から見ることにより、各係止凸部17が下側係止穴49に係止されたこと、すなわち各第1の端子片11が、下側に配置された第1の端子片収容部41内に確実に挿入されて固定されたことを確認することができる。
また、図9(B)に示すように、ハウジング31の各端子収容部40の第2の端子片収容部42内に第2の端子片21を挿入し終えた状態で、各第1の端子片収容部41内に第1の端子片11を挿入することにより、各端子収容部40内において、第1の端子片11の連結部15と第2の端子片21の連結部23とが連結される。具体的には、第2の端子片収容部42内に第2の端子片21が配置された状態で、第1の端子片収容部41内に第1の端子片11を挿入することにより、第1の端子片11の前側接触片16が第2の端子片21の一対の上側接触片24間に入り、前側接触片16と一対の上側接触片24とが互いに接触する。
(基板用コネクタ)
図10は基板用コネクタ61を上左後方から見た状態を示している。図11は基板用コネクタ61を上方から見た状態を示している。図12は図11中の矢示XII-XII方向から見た基板用コネクタ61の断面を示している。
基板用コネクタ61は、複数の端子62、およびこれら端子62を収容するハウジング65を備えている。各端子62は例えば銅合金等の導電材料により形成されている。ハウジング65は例えば樹脂等の非導電材料により形成されている。基板用コネクタ61は、例えば、金型内に複数の端子62を挿入し、その周りに樹脂を注入することによりハウジング65を成形する方法(インサート成形)により形成されている。なお、端子62は「相手端子」の具体例であり、ハウジング65は「相手ハウジング」の具体例である。
基板用コネクタ61のハウジング65は、図10に示すように、下板部66、前板部67、後板部68、左板部69および右板部70を有する箱状に形成されている。また、ハウジング65は、ケーブル用コネクタ1の下部(挿入部51)が挿入される挿入凹部71を有している。挿入凹部71は板部66~70により画成され、上側が開口している。また、後板部68の上部には切欠き72が形成されている。
また、図11に示すように、基板用コネクタ61は、ケーブル用コネクタ1が有する30個の端子5と対応するように、30個の端子62を有している。これらの端子62は挿入凹部71内に配置されている。これら端子62は、前列および後列の2列に分かれており、各列には15個の端子62が左右方向に配列されている。また、前列の15個の端子62と、後列の15個の端子62とは前後方向に互いに対応するように配置されている。また、図12に示すように、各端子62は、上下方向に伸長した細長い板状に形成され、各端子62の基端側は下板部66に支持されている。また、各端子62の先端側は上方に突出している。また、各端子62の先端側は、ケーブル用コネクタ1の端子5の接触部26と接触する接触部63となっている。また、各端子62の基端部には、基板の回路に接続される回路接続部64が設けられている。また、30個の端子62において、上端の高さはそれぞれ等しく、接触部63の上下方向における位置はそれぞれ等しい。
また、挿入凹部71内には、前後方向に互いに隣り合う2つの端子62間を仕切る仕切板73が設けられている。すなわち、前列に配列された端子62と、後列に配列された端子62とは仕切板73により仕切られている。図10に示すように、仕切板73は上下方向および左右方向に伸長し、仕切板73の下端部が下板部66に支持されている。また、図11に示すように、仕切板73の左端73Aは左板部69から離れており、仕切板73の右端73Bは右板部70から離れている。
また、図12に示すように、各端子62は仕切板73、前板部67、後板部68、左板部69および右板部70のいずれからも離れている。また、各端子62の先端は、仕切板73、前板部67、後板部68、左板部69および右板部70のそれぞれの上縁よりも下方に位置している。また、挿入凹部71の底面において、その前側部分71Aが後ろ側部分71Bよりも高くなっている。
また、図10に示すように、前板部67の左右方向中央部には、ロック片挿入部75およびロック穴部76が設けられている。また、前板部67の左部および右部には凹状キー部77がそれぞれ設けられている。
図1に示すように、ケーブル用コネクタ1と基板用コネクタ61とを接続する際には、ケーブル用コネクタ1の挿入部51を、凸状キー部58と凹状キー部77とを合わせつつ、基板用コネクタ61の上方から挿入凹部71内に挿入する。挿入部51が挿入凹部71内に入ったとき、挿入凹部71内に設けられた仕切板73が、ケーブル用コネクタ1のハウジング31の挿入部51に設けられた溝部54内に入る。また、挿入部51が挿入凹部71内に入ったとき、ケーブル用コネクタ1の前壁部34の下部が基板用コネクタ61の前板部67と仕切板73との間に入り、ケーブル用コネクタ1の後壁部35の下部が基板用コネクタ61の後板部68と仕切板73との間に入り、ケーブル用コネクタ1の左壁部36の下部が基板用コネクタ61の左板部69と仕切板73の左端73Aとの間に入り、ケーブル用コネクタ1の右壁部37の下部が基板用コネクタ61の右板部70と仕切板73の右端73Bとの間に入る。
また、挿入部51が挿入凹部71内に入ったとき、基板用コネクタ61の各端子62の接触部63が、ケーブル用コネクタ1のハウジング31の端子挿通穴47を通り、第2の端子片収容部42内に進入し、ケーブル用コネクタ1の端子5の接触部26と接触する。具体的には、接触部63が一対の下側接触片27間に入り、接触部63と一対の下側接触片27とが互いに接触する。
また、挿入部51が挿入凹部71内に入ったとき、ロック片56がロック片挿入部75内に入り、ロック凸部57がロック穴部76に入って係止される。
以上説明した通り、本発明の実施形態のケーブル用コネクタ1においては、側方視L字形の各端子5が、互いに分離可能な第1の端子片11と第2の端子片21とから形成されており、かつハウジング31の壁部32~37および43~45がそれぞれ分離不能に結合して一体化している。仮に、側方視L字形の各端子5において、前後方向に伸長している部分と上下方向に伸長している部分とが互いに分離不能である場合には、上記壁部32~37および43~45がそれぞれ分離不能に結合して一体化しているハウジング31内に、各端子5を組み込むことはできない。しかしながら、本発明の実施形態のケーブル用コネクタ1では、側方視L字形の各端子5において、前後方向に伸長している部分および上下方向に伸長している部分がそれぞれ、互いに分離可能な第1の端子片11および第2の端子片21により形成されている。したがって、ハウジング31内に各端子5を組み込む際に、各端子5の第1の端子片11と第2の端子片21とを互いに分離させることで、ハウジング31内に側方視L字形の各端子5を組み込むことができる。
このように、側方視L字形の各端子5を、互いに分離可能な第1の端子片11と第2の端子片21とにより形成し、かつハウジング31を、上記壁部32~37および43~45がそれぞれ分離不能に結合して一体化した構造に形成したことにより、ケーブル用コネクタ1の組立時において、ハウジングを構成する部品を組み立てる工程をなくすことができる。すなわち、L字形の端子を有する従来のケーブル用コネクタでは、L字形に一体的に形成された端子をハウジング内に組み込むことを可能にするために、ハウジングが複数の部品に分割された構造を有している。そのため、ケーブル用コネクタの組立時において、ハウジングを構成する部品を組み立てる工程が必要である。本発明の実施形態のケーブル用コネクタ1によれば、このようなハウジングを構成する部品を組み立てる工程をなくすことができる。
このように、ケーブル用コネクタ1の組立時において、ハウジング31を構成する部品を組み立てる工程をなくすことにより、ケーブル用コネクタの組立工数を削減することができ、または、ケーブル用コネクタの組立作業を簡素化することができる。したがって、ケーブル用コネクタの組立の作業性を向上させることができる。具体的に説明すると、ケーブル用コネクタ1の販売者は、ケーブル用コネクタ1のハウジング31に、各端子5の第2の端子片21を組み込んだ状態で、ケーブル用コネクタ1を販売する。このケーブル用コネクタ1を購入した利用者は、各第1の端子片11にケーブル80を接続し、その後、各第1の端子片11をハウジング31に組み込むだけで、ケーブル用コネクタ1の組立作業を完了させることができる。すなわち、図9(A)に示す第2の端子片21のハウジング31への組込工程を事前に済ませておき、ケーブル用コネクタ1を実際に使用するときに、図9(B)に示す第1の端子片11のハウジング31への組込工程を行うようにすることで、ケーブル用コネクタ1の組立作業を簡素化することができ、またはケーブル用コネクタ1の組立作業の効率を高めることができる。
また、本発明の実施形態においては、ケーブル用コネクタ1の各端子5の形状がL字形であり、また、基板用コネクタ61の各端子62が、上方に突出し、仕切板73、前板部67、後板部68、左板部69および右板部70のいずれからも離れている。この構成によれば、ケーブル用コネクタ1の各端子5において上下方向に伸長する部分の長さ、すなわち第2の端子片21の上下方向の長さを長くし、かつ基板用コネクタ61の各端子62の上下方向の長さを長くすることによって、ケーブル用コネクタ1の各端子5と基板用コネクタ61の各端子62との有効嵌合長を長くすることができる。これにより、こじりに対する耐久性を高めることができる。
また、本発明の実施形態によれば、ケーブル用コネクタ1のL字形の各端子5において上下方向に伸長する部分(第2の端子片21)の長さを長くし、かつ基板用コネクタ61の各端子62の上下方向の長さを長くすることにより、各端子5と各端子62との相互の接触を確保しつつ、図13に示すように、基板用コネクタ61の高さ寸法を大きくすることができ、かつケーブル用コネクタ1が基板用コネクタ61に接続された状態で、ケーブル用コネクタ1を、基板用コネクタ61が実装された基板の表面から大きく離すことができる。これにより、基板にポッティングを施す必要のある製品に、本実施形態のケーブル用コネクタ1および基板用コネクタ61を容易に適用することが可能になる。詳しく説明すると、例えば家電製品等に搭載する基板には、基板に実装された電気・電子部品および基板の実装面上の回路等の浸水または汚損を防止するために、基板の実装面上に樹脂を注入し、電気・電子部品および回路等を樹脂に埋没させるポッティングが施されることがある。基板にポッティングを施す場合には、基板の実装面に実装された基板用コネクタが樹脂に埋没しない程度に、基板用コネクタの高さ寸法を大きくする必要がある。また、基板用コネクタに接続されたケーブル用コネクタが、基板の実装面上に注入された樹脂に接触することのないように、ケーブル用コネクタ1を基板の実装面から離す必要がある。本実施形態によれば、図13に示すように、基板用コネクタ61の高さ寸法を大きくすることができ、基板用コネクタ61に接続されたケーブル用コネクタ1と基板85の実装面85Aとの間の距離Dを、基板85の実装面85A上に注入された樹脂86の厚さEに対して十分に大きくすることができる。よって、ケーブル用コネクタ1および基板用コネクタ61を、基板にポッティングを施す必要のある製品に容易に適用することができる。
また、本発明の実施形態では、基板用コネクタ61において、30個の端子の接触部63の上下方向における位置がそれぞれ等しいのに対し、ケーブル用コネクタ1の挿入部51において、前側に配置された15個の第2の端子片21の接触部26の位置が、後ろ側に配置された15個の第2の端子片21の接触部26の位置よりも高くなっている。この構成により、ケーブル用コネクタ1の挿入部51を、基板用コネクタ61の挿入凹部71内に挿入したとき、まず、ケーブル用コネクタ1の挿入部51において後ろ側に配置された15個の第2の端子片21の接触部26が、基板用コネクタ61の挿入凹部71内において後ろ側に配置された15個の端子62の接触部63に接触し、その後、ケーブル用コネクタ1の挿入部51において前側に配置された15個の第2の端子片21の接触部26が、基板用コネクタ61の挿入凹部71内において前側に配置された15個の端子62の接触部63に接触する。これにより、例えば、30本のケーブル80のうちのアース線と、基板に設けられた回路のアース線とを接続した後に、30本のケーブル80のうちの信号線と、基板に設けられた回路の信号線とを接続するというように、複数のケーブル80と、基板に設けられた回路とを適切な順序で時間差を持たせて接続することができる。したがって、ケーブル用コネクタ1と基板用コネクタ61との接続時に、例えば、基板に設けられた回路等に異常な電流が流れる等、電気的なトラブルが発生することを防止することができる。
また、本発明の実施形態において、基板用コネクタ61の挿入凹部71内には、前列に配列された15個の端子62と、後列に配列された15個の端子62との間を仕切る仕切板73が設けられている。また、基板用コネクタ61の各端子62の先端は、仕切板73、前板部67、後板部68、左板部69および右板部70のそれぞれの上縁よりも下方に位置している。また、ケーブル用コネクタ1のハウジング31において、前側に配置された15個の第2の端子片収容部42と後ろ側に配置された15個の第2の端子片収容部42との間に設けられた第2の隔壁部44には溝部54が設けられている。そして、溝部54の左端54Aおよび右端54Bは左壁部36および右壁部37によりそれぞれ閉じられている。この構成により、ケーブル用コネクタ1の挿入部51を基板用コネクタ61の挿入凹部71内に挿入する際に、ケーブル用コネクタ1の挿入部51の位置が、基板用コネクタ61の挿入凹部71の位置からずれた場合でも、ケーブル用コネクタ1の挿入部51の一部が基板用コネクタ61の端子62に斜めから当たることを防止することができ、挿入部51の一部が当たった衝撃によって端子62が曲がることを防止することができる。詳しく説明すると、基板用コネクタ61の各端子62は挿入凹部71の底面から上方に突出しており、各端子62の先端は、仕切板73、前板部67、後板部68、左板部69および右板部70のいずれからも離れているので、端子62の先端部に斜めから力が加わると、端子62が曲がる可能性がある。しかしながら、本実施形態においては、ケーブル用コネクタ1の挿入部51を基板用コネクタ61の挿入凹部71に正しい位置において正しい方向に挿入しない限り、ケーブル用コネクタ1の挿入部51が基板用コネクタ61の挿入凹部71内に入ることがない。例えば、ケーブル用コネクタ1の挿入部51を基板用コネクタ61の挿入凹部71に対して前、後、左または右に傾けて挿入凹部71に挿入しようとしたときには、ケーブル用コネクタ1のハウジング31の左壁部36の下端部または右壁部37の下端部が、仕切板73の上端部、前板部67の上端部、後板部68の上端部、左板部69の上端部、または右板部70の上端部に当たり、ケーブル用コネクタ1の挿入部51が基板用コネクタ61の挿入凹部71内に入らない。したがって、ケーブル用コネクタ1の挿入部51の一部が基板用コネクタ61の端子62に斜めから当たることを防止することができ、端子62が曲がることを防止することができる。なお、仕切板73の左端73Aおよび右端73Bが左板部69および右板部70からそれぞれ離れているので、ケーブル用コネクタ1の挿入部51を基板用コネクタ61の挿入凹部71に正しい位置において正しい方向に挿入した場合には、ケーブル用コネクタ1のハウジング31の左壁部36の下端部および右壁部37の下端部が、基板用コネクタ61の挿入凹部71内における仕切板73の左端73Aと左板部69との間の間隙、および仕切板73の右端73Bと右板部70との間の間隙にそれぞれ入る。その結果、ケーブル用コネクタ1の挿入部51が基板用コネクタ61の挿入凹部71内に正しく挿入される。
また、本発明の実施形態のケーブル用コネクタ1において、ケーブル用コネクタ1が有するすべての端子5の第1の端子片11は同一の形状を有している。また、ケーブル用コネクタ1が有するすべての端子5の第2の端子片21は同一の形状を有している。したがって、複数の第1の端子片11について部品の共通化を図り、複数の第2の端子片21について部品の共通化を図ることができる。それゆえ、ケーブル用コネクタ1の製造コストを下げることができる。
なお、上記実施形態では、端子5および端子収容部40等のそれぞれの個数が30個であるケーブル用コネクタ1、並びに端子62の個数が30個である基板用コネクタ61を例にあげたが、本発明のケーブル用コネクタにおいて端子および端子収容部等のそれぞれの個数は限定されず、本発明の基板用コネクタにおいて端子の個数は限定されない。ケーブル用コネクタ1については、端子5および端子収容部40のそれぞれの個数を1個としてもよい。また、上記実施形態のケーブル用コネクタ1では、複数の端子を2段に分けて配置したが、複数の端子を1段に配置してもよいし、複数の端子を3段以上に分けて配置してもよい。基板用コネクタ61においても複数の端子を3列以上に分けて配置してもよい。
また、本発明のケーブル用コネクタにおいて、第1の端子片と第2の端子片とを連結する構造は、実施形態で述べた構造に限定されない。また、本発明において、ケーブル用コネクタの第2の端子片と基板用コネクタの端子とが接触する構造は、実施形態に述べた構造に限定されない。また、本発明のケーブル用コネクタのハウジングは必ずしもすべての壁部が分離不能に結合して一体化していなくてもよい。
また、本発明は、請求の範囲および明細書全体から読み取ることのできる発明の要旨または思想に反しない範囲で適宜変更可能であり、そのような変更を伴うケーブル用コネクタもまた本発明の技術思想に含まれる。
1 ケーブル用コネクタ
5 端子
11 第1の端子片
12 ケーブル接続部
15 連結部
16 前側接触片
17 係止凸部
21 第2の端子片
23 連結部
24 上側接触片
26 接触部
27 下側接触片
31 ハウジング
32 上壁部
33 下壁部
34 前壁部
35 後壁部
36 左壁部
37 右壁部
40 端子収容部
41 第1の端子片収容部
42 第2の端子片収容部
44 第2の隔壁部(隔壁部)
46 ケーブル挿通穴
47 端子挿通穴
48 上側係止穴
49 下側係止穴
54 溝部
61 基板用コネクタ(相手コネクタ)
62 端子(相手端子)
65 ハウジング(相手ハウジング)
66 下板部
67 前板部
68 後板部
69 左板部
70 右板部
71 挿入凹部
73 仕切板
80 ケーブル

Claims (8)

  1. ケーブルに取り付けられるケーブル用コネクタであって、
    端子およびハウジングを備え、
    前記端子は、前後方向に伸長する第1の端子片の前端側と、上下方向に伸長する第2の端子片の上端側とを互いに連結することにより側方視L字形に形成され、前記第1の端子片と前記第2の端子片とは互いに分離可能であり、前記第1の端子片の後端側にはケーブルを接続するケーブル接続部が設けられ、前記第2の端子片の下端側には相手コネクタの相手端子と接触する接触部が設けられ、前記第1の端子片の前端側および前記第2の端子片の上端側には、前記第1の端子片と前記第2の端子片とを互いに連結する連結部がそれぞれ設けられ、
    前記ハウジングは、それぞれ前記ハウジングの外壁を形成する上壁部、下壁部、前壁部、後壁部、左壁部および右壁部、並びに前記ハウジング内に形成され、前記端子を収容する端子収容部を有し、前記端子収容部は、前記第1の端子片を収容する第1の端子片収容部、および前記第2の端子片を収容する第2の端子片収容部を有し、前記第1の端子片収容部は前記ハウジング内において前後方向に伸長し、前記第2の端子片収容部は前記ハウジング内において前記第1の端子片収容部の前端部から下方に伸長し、前記ハウジングの後端部には前記第1の端子片収容部内と連通し、前記ケーブルを挿通させるためのケーブル挿通穴が設けられ、前記ハウジングの下端部には前記第2の端子片収容部内と連通し、前記相手コネクタの相手端子を挿通させるための端子挿通穴が設けられていることを特徴とするケーブル用コネクタ。
  2. 前記上壁部、前記下壁部、前記前壁部、前記後壁部、前記左壁部および前記右壁部はそれぞれ分離不能に結合して一体化していることを特徴とする請求項1に記載のケーブル用コネクタ。
  3. 前記第1の端子片の前記連結部は、前方に突出した板状または棒状の前側接触片を有し、前記第2の端子片の前記連結部は、前記前側接触片を挟持する板状または棒状の一対の上側接触片を有し、前記第2の端子片の前記接触部は、前記相手コネクタの前記相手端子を挟持する板状または棒状の一対の下側接触片を有することを特徴とする請求項1または2に記載のケーブル用コネクタ。
  4. 複数の前記端子を備え、
    前記ハウジングは、前記ハウジング内に形成され、前記複数の端子をそれぞれ収容する複数の前記端子収容部を有し、
    前記ハウジング内において、前記複数の端子収容部は、それぞれの前記第1の端子片収容部が上下方向に並び、それぞれの前記第2の端子片収容部が前後方向に並ぶように配置され、前記ハウジングの後端部には前記複数の端子収容部の前記第1の端子片収容部内とそれぞれ連通する複数の前記ケーブル挿通穴が設けられ、前記ハウジングの下端部には前記複数の端子収容部の前記第2の端子片収容部内とそれぞれ連通する複数の前記端子挿通穴が設けられていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のケーブル用コネクタ。
  5. 前記複数の端子収容部にそれぞれ収容された前記複数の端子の前記接触部の上下方向における位置がそれぞれ異なることを特徴とする請求項4に記載のケーブル用コネクタ。
  6. 前記複数の端子の前記第2の端子片の上下方向の長さがそれぞれ等しいことを特徴とする請求項4または5に記載のケーブル用コネクタ。
  7. 前記相手コネクタは、板状または棒状の複数の前記相手端子と、前記複数の相手端子を収容する相手ハウジングとを備え、前記相手ハウジングは、下板部、前板部、後板部、左板部、右板部、並びに前記下板部、前記前板部、前記後板部、前記左板部および前記右板部により画成され、上側が開口し、前記ハウジングの下端部が挿入される挿入凹部を有し、前記複数の相手端子は、前後方向に並ぶように前記挿入凹部内に配置され、前記各相手端子の基端側は前記下板部に支持され、前記各相手端子の先端側は上方に突出し、前記挿入凹部内には、前記複数の相手端子のうち互いに隣り合う2つの相手端子間を仕切る仕切板が設けられ、前記仕切板は上下方向および左右方向に伸長し、前記仕切板の下端部が前記下板部に支持され、前記仕切板の左端および右端が前記左板部および前記右板部からそれぞれ離れ、前記各相手端子は前記前板部、前記後板部、前記左板部、前記右板部および前記仕切板のいずれからも離れ、前記各相手端子の先端は、前記前板部、前記後板部、前記左板部、前記右板部および前記仕切板のそれぞれの上縁よりも下方に位置し、
    前記ハウジングは、前記複数の端子収容部のうち互いに隣り合う2つの端子収容部の前記第2の端子片収容部同士を隔てる隔壁部を有し、前記隔壁部には、下方に開口し、左右方向に伸長し、前記相手コネクタの前記仕切板が挿入される溝部が設けられ、前記溝部の左端および右端はそれぞれ閉じられていることを特徴とする請求項4ないし6のいずれかに記載のケーブル用コネクタ。
  8. 少なくとも2つの前記端子を備え、前記少なくとも2つの端子の前記第1の端子片は互いに同一の形状を有し、前記各端子の前記第1の端子片において前記ケーブル接続部と前記連結部との間の部分には、当該部分から上下方向外向きに突出する係止凸部が設けられ、
    前記ハウジングは前記少なくとも2つの端子をそれぞれ収容する少なくとも2つの前記端子収容部を備え、前記ハウジングの前記上壁部には当該上壁部を貫通し、かつ前記少なくとも2つ端子収容部の前記第1の端子片収容部のうち上側に配置された第1の端子片収容部内に連通する上側係止穴が設けられ、前記ハウジングの前記下壁部には、当該下壁部を貫通し、かつ前記少なくとも2つ端子収容部の前記第1の端子片収容部うち下側に配置された第1の端子片収容部内に連通する下側係止穴が設けられ、
    前記少なくとも2つの端子のうちの一方の端子の前記第1の端子片は、当該一方の端子の前記第1の端子片に設けられた前記係止凸部が上方を向くように、前記上側に配置された第1の端子片収容部内に配置され、当該一方の端子の前記第1の端子片に設けられた前記係止凸部が前記上側係止穴に入ることにより前記上側に配置された第1の端子片収容部内に固定され、
    前記少なくとも2つの端子のうちの他方の端子の前記第1の端子片は、当該他方の端子の前記第1の端子片に設けられた前記係止凸部が下方を向くように、前記下側に配置された第1の端子片収容部内に配置され、当該他方の端子の前記第1の端子片に設けられた前記係止凸部が前記下側係止穴に入ることにより前記下側に配置された第1の端子片収容部内に固定されていることを特徴とする請求項4ないし7のいずれかに記載のケーブル用コネクタ。
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