JP7266882B2 - 造粒機 - Google Patents

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本発明は、養殖場の魚介類に飼料として与えられるモイストペレットを製造する工程で使用される造粒機に関する。
養殖魚介類の飼料であるモイストペレットを製造する工程で使用される造粒機については、従来、様々な構造、機能を有するものが開発されているが、本発明に関連するものとして、例えば、特許文献1に記載された「攪拌機付き造粒機」あるいは特許文献2に記載された「ペレット状餌料製造装置」などがある。
特許文献1に記載された「攪拌機付き造粒機」は、攪拌タンク内に攪拌羽根、及び造粒スクリューを備えた攪拌機付き造粒機であって、攪拌タンク内の上部には攪拌タンク側部から水平に挿通された攪拌羽根駆動軸と、攪拌羽根駆動軸に固設された複数の攪拌羽根が設けられ、攪拌タンク内の下部には、攪拌羽根駆動軸と平行して攪拌タンク側部から水平に挿通された造粒スクリューが設けられ、造粒スクリューは、攪拌時においては、攪拌羽根としての機能を有するように逆回転可能に配置されると共に、少なくともその先端部には攪拌タンクと連通する造粒チョッパーケーシングが備えられていることを特徴とする。
特許文献2に記載された「ペレット状餌料製造装置」は、魚の生餌を粉砕攪拌機で粉砕し、生餌の粉砕物を装置の吐出口に設けたペレット整形用造粒ダイの複数の孔から装置外部へ加圧圧縮して押し出し、造粒ダイの外表面に接し且つ造粒ダイの中央を中心に回転するように設けた回転刃で造粒ダイの孔から押し出される粉砕物を切断してペレット状にするペレット状餌料製造装置において、造粒ダイの外表面に中央から外周方向へ延びる溝を複数設け、しかも溝の形状を造粒ダイの中央側の溝基端部から順に連続して外周側の溝先端部へ回転刃の刃面が溝を通過するような形状としたことを特徴とする。
特許文献1に記載された「攪拌機付き造粒機」は撹拌性能が良好であり、特許文献2に記載された「ペレット状餌料製造装置」は生餌の粉砕物を正確にペレット状に切断することができるなどの特長を有している。
特開平9-234047号公報 登録実用新案第3033084号公報
特許文献1に記載された「攪拌機付き造粒機」あるいは特許文献2に記載された「ペレット状餌料製造装置」によって製造されたモイストペレットは製造工程中の加圧不足などに起因して軟弱な状態となったり、モイストペレット中に細かく破砕されなかった魚の骨や鱗などが残存していたりすることが多いので、実際に魚介類が養殖されている海中に投入されたときに、モイストペレットが型崩れしたり、離散したりすることが多い。
海中に投入されたモイストペレットが型崩れしたり、離散したりすると、養殖中の魚介類の捕食意欲が減退して食い付かなくなるので、型崩れしたモイストペレットや、その破片などが海中に拡散したり、海底に堆積したりすることとなり、その結果、海水の汚濁を引き起こしたり、海の自然環境を悪化させたりするという問題が生じている。
また、海中に投入されたモイストペレットを養殖中の魚介類が食べなくなると、魚介類は栄養不足に陥り、その成長が阻害されるので、出荷時期の遅延や生産量の減少を招くという重大な問題も生じている。
本発明が解決しようとする課題は、海中に投入されたときに型崩れしたり、分散したりし難いモイストペレットを製造することができ、海水の汚濁防止並びに養殖魚介類の成長向上に寄与することができる造粒機を提供することにある。
本発明に係る造粒機は、
周壁の一部に飼料導入口を有する円筒状のケーシングと、
前記ケーシング内に、その軸心方向に沿って回転可能に配置されたスクリューコンベアと、
前記スクリューコンベアを回転させるため前記スクリューコンベアの基端部に連結された駆動手段と、
前記スクリューコンベアの先端部からその回転中心線方向に延設された先端軸と、
前記先端軸と同軸をなす状態で、前記スクリューコンベアによる搬送方向に沿って順番に配置された第一回転内刃、前記搬送方向に貫通する複数の開口部を有する切断プレート、第二回転内刃、前記搬送方向に貫通する複数の造粒穴を有する造粒プレート並びに回転外刃と、
前記回転外刃を前記造粒プレートに向かって押圧状態で保持する加圧手段と、を備え、
前記スクリューコンベアは前記軸心と同軸をなすように配置された回転軸と、前記回転軸の周りに設けられたスクリュー羽根と、を有し、前記スクリュー羽根のピッチは前記スクリューコンベアの基端部から先端部に向かって連続的に小さくなるように設定され、
前記切断プレート並びに前記造粒プレートが前記ケーシングに係止され、
前記造粒プレートの前記造粒穴は、その内径が前記搬送方向に沿って連続的に縮径して擂鉢形状をなす縮径部分と、前記縮径部分から前記搬送方向に沿って前記内径が変化しない一定内径部分と、を有するものであり、
前記造粒プレートの前記搬送方向の上流面における複数の前記造粒穴の開口面積の総和は、前記切断プレートの前記搬送方向の下流面における複数の前記開口部の開口面積の総和より小となるように設定され、
前記第一回転内刃の刃部が前記切断プレートの上流面に摺動可能に当接し、前記第二回転内刃の刃部が前記造粒プレートの上流面に摺動可能に当接し、前記回転外刃の刃部が前記造粒プレートの下流面に摺動可能に当接し、
前記第一回転内刃、前記第二回転内刃並びに前記回転外刃が前記先端軸と連動して回転することを特徴とする。
ここで、前記「軸心方向」とは、円筒状のケーシングの中心軸方向のことであり、前記「スクリューコンベアによる搬送方向」とはスクリューコンベアの回転によって搬送される物品(例えば、生餌)の全体的な移動方向のことであり、移動方向の前方側を「下流」と呼び、後方側を「上流」と呼ぶ。また、前記「スクリューコンベアの基端部、先端部」とは、それぞれスクリューコンベアの上流側の端部、下流側の端部を意味する。
前記造粒機においては、前記切断プレートの前記開口部を、前記先端軸の周りに等間隔をなすように配置することができる。
前記造粒機においては、前記切断プレートの前記開口部が、前記先端軸から離れるに連れて拡大した部分を有するようにすることができる。
前記造粒機においては、前記造粒プレートの前記造粒穴が、前記搬送方向に沿って連続的に縮径した部分を有するようにすることができる。
前記造粒機においては、前記スクリューコンベアによる搬送方向における前記切断プレートと前記造粒プレートとの配置間隔を変更可能とすることもできる。
本発明により、海中に投入されたときに型崩れしたり、分散したりし難いモイストペレットを製造することができ、海水の汚濁防止並びに養殖魚介類の成長向上に寄与することができる造粒機を提供することができる。
本発明の実施形態である造粒機を備えた撹拌造粒装置を示す一部省略斜視図である。 図1に示す撹拌造粒装置の一部省略平面図である。 図1に示す撹拌造粒装置を構成する造粒機の一部省略斜視図である。 図3に示す造粒機の一部省略平面図である。 図3中の矢線A方向から見た図である。 図4中のB-B線における一部省略断面図である。 図6の一部拡大図である。 図7で示す部分の一部省略分解図である。 図8中に示す第一回転内刃(第二回転内刃)を示す斜視図である。 図9中の矢線C方向から見た図である。 図8中に示す切断プレートの一部省略斜視図である。 図8中に示す造粒プレートを示す一部省略斜視図である。 図12中の矢線D方向から見た図である。 図13中のE-E線における一部省略断面図である。 図8中に示す回転外刃を示す一部省略斜視図である。 図15中の矢線F方向から見た図である。
以下、図1~図16に基づいて本発明の実施形態である造粒機10について説明する。
初めに、図1,図2に基づいて、造粒機10を備えた撹拌造粒装置100について説明する。図1,図2に示すように、撹拌造粒装置100は、上面が開口した箱体状の撹拌槽101と、撹拌槽101内を複数の撹拌室101a,101bに区画する隔壁104と、複数の撹拌室101a,101bの底部寄りに水平方向に配置された駆動軸102a,102bと、駆動軸102a,102bの外周に取り付けられた撹拌羽根103と、駆動軸102a,102bを回転させる駆動手段105a,105bと、撹拌槽101の底部の下方に配置された造粒機10と、を備えている。
駆動手段105a,105bにより駆動軸102a,102bを回転させながら、撹拌槽101の上面開口部から撹拌室101a,101bに飼料(生餌など)を投入すると、駆動軸102a,102bともに回転する撹拌羽根103によって飼料は破砕、撹拌、混合され、撹拌室101a,101bの底部に設けられた開閉可能な開口部(図示せず)から落下して、造粒機10の飼料導入口11(図3参照)を経由して造粒機10のケーシング12内へ流入する。
造粒機10のケーシング12内へ流入した飼料は、図3に示す駆動手段14で回転するスクリューコンベア13によりケーシング12内を搬送方向Tに沿って移動しながら、撹拌、圧縮、細断されていき、搬送方向Tの先端に位置する頭ナット27の開口部27cからモイストペレット(図示せず)となって排出される。
図1,図2に示すように、撹拌造粒装置100においては、撹拌槽101内の複数の撹拌室101a,101bの底部にそれぞれ開口部(図示せず)を設けるとともに、これらの開口部を交互に開閉可能な開閉ハンドル106a,106bを設けている。このため、複数の撹拌室101a,101bにおいて飼料の撹拌混合作業を行いながら、開閉ハンドル106a,106bを操作して、撹拌室101a,101bの前記開口部を交互に開閉することにより、撹拌室101a,101b内で撹拌混合された飼料を造粒機10の飼料導入口11へ交互に供給することが可能であるため、造粒機10による造粒作業を連続的に行うことができる。
次に、図3~図8に基づいて、図1に示す撹拌造粒装置100を構成する造粒機10について説明する。造粒機10は、ケーシング12、スクリューコンベア13、駆動手段14、先端軸15、第一回転内刃20、切断プレート21、第二回転内刃22、造粒プレート23、回転外刃24並びにスプリング25などによって形成されている。
ケーシング12は円筒状をなし、その周壁12aの上部に飼料導入口11が開設されている。スクリューコンベア13は、ケーシング12内に、その軸心12c方向に沿って回転可能に配置されている。スクリューコンベア13は軸心12cと同軸をなすように配置された回転軸13tと、回転軸13tの周りに設けられたスクリュー羽根13wと、を有する。スクリュー羽根13wのピッチはスクリューコンベア13の基端部13bから先端部13aに向かって連続的に小さくなるように設定されている。
スクリューコンベア13の基端部13bには、スクリューコンベア13を回転させるための駆動手段14(例えば、油圧モータなど)が連結されている。スクリューコンベア13の先端部13aには先端軸15が延設されている。先端軸15は、先端部13aから、その回転中心線13c方向に延設されている。
第一回転内刃20、切断プレート21、第二回転内刃22、造粒プレート23並びに回転外刃24は、この順番で、スクリューコンベア13による搬送方向Tに沿って先端軸15と同軸をなす状態に配置されている。
ここで、図9,図10に基づいて、第一回転内刃20及び第二回転内刃22について説明するが、第一回転内刃20及び第二回転内刃22は同じ形状であるため、第一回転内刃20について説明し、第二回転内刃22の説明は省略する。
図9,図10に示すように、第一回転内刃20は十字プロペラ形状をなす部材であり、多角形(四角形)の軸孔20aを有するハブ20bと、ハブ20bの外周に一定間隔(90度間隔)ごとに突設された複数(4枚)の直線状のブレード20cと、各ブレード20cの一方の回転面にそれぞれ付設された帯板状の刃部20dと、を備えている。図8中に示す先端軸15の多角柱部(四角柱部15a)が第一回転内刃20(第二回転内刃22)の軸孔20aに貫入可能である。
次に、図11に基づいて切断プレート21について説明する。図11に示すように、切断プレート21は、円形の軸孔21aの周りに複数(6個)の開口部21bを有する略円板状の部材である。それぞれの開口部21bは切断プレート21の中心線21c方向に貫通しており、中心線21cから離れるに従って連続的に拡大した角丸台形状をしている。切断プレート21の外周には中心線21cと平行をなす凹溝21dが設けられている。切断プレート21においては、図7中に示すように、先端軸15の四角柱部15aに装着されたカラー31が切断プレート21の軸孔21a(図11参照)に貫入可能である。
次に、図12~図14に基づいて造粒プレート23について説明する。図12に示すように、造粒プレート23は、円形の軸孔23aの周りに複数(16個)の造粒穴23b,23cを有する略円板状の部材である。造粒穴23b,23cは造粒プレート23の中心線23d方向に貫通している。造粒プレート23の外周には、中心線23dと平行をなす凹溝23eが設けられている。
図13に示すように、軸孔23aの周りにおいて中心線23d寄りの部分に8個の造粒穴23bが中心線23dを中心として等間隔(45度間隔)で開設されている。また、中心線23dを基準にして、造粒穴23bより離れた部分に8個の造粒穴23cが中心線23dを中心として等間隔(45度間隔)で開設されている。造粒穴23bの配列と造粒穴23cの配列とは、中心線23bを基準として、互いに位相が22.5度偏移した状態に設定されている。
図14に示すように、造粒プレート23の造粒穴23bにおいては、造粒穴23bの内径が搬送方向Tに沿って連続的に減少して擂鉢形状をなす縮径部分23fが形成されている。具体的には、造粒穴23bの内部において、造粒プレート23の上流面23gから下流面23hに向かって造粒プレート23の厚さ23tの1/3程度の位置までは縮径部分23fが形成され、残りの2/3程度は内径が変化しない一定内径部分23jとなっている。図14中には示していないが、造粒穴23cも同様に縮径部分23f並びに一定内径部分23jを有している。
また、造粒プレート23においては、図8中に示す先端軸15の円柱部15dが造粒プレート23の軸孔23aに貫入可能であり、先端軸15の円柱部15dは、造粒プレート23の軸孔23a中に回転自在に軸支される。
次に、図15,図16に基づいて、回転外刃24について説明する。図15,図16に示すように、回転外刃24は十字プロペラ形状をなす部材であり、多角形(四角形)の軸孔24aを有するハブ24bと、ハブ24bの外周に一定間隔(90度間隔)ごとに突設された複数(4枚)の直線状のブレード24cと、各ブレード24cの一方の回転面にそれぞれ付設された帯板状の刃部24dと、を備えている。図8中に示す先端軸15の多角柱部(四角柱部15e)が回転外刃24の軸孔24aに貫入可能である。
図6~図8に示すように、第一回転刃20は先端軸15の四角柱部15aに取り付けられ、スクリューコンベア13の回転軸13tと連動して回転する。第一回転刃20よりも搬送方向Tの前方(下流側)に配置される切断プレート21はケーシング12の先端開口部12bの内側に取り付けられ、中間ハウジング26によりケーシング12に係止されている。
切断プレート21をケーシング12の先端開口部12bの内側に取り付けるとき、図11に示す切断プレート21の外周の凹溝21dの位置を、先端開口部12bの内周面の上部に設けられた凸部12g(図8参照)の位置に合わせ、凸部12gを凹溝21d内に嵌入させた状態で中間ハウジング26の雌ネジ部26bを、ケーシング12の雄ネジ部12dに螺着すれば、切断プレート21はケーシング12の先端開口部12b内に回転不能に係止される。図3~図5に示すように、中間ハウジング26の外周には複数のハンドル26hが半径方向に突設されているので、中間ハウジング26の雌ネジ部26b(図8参照)を、ケーシング12の雄ネジ部12d(図8参照)に着脱する場合にハンドル26hを手で把持して回転操作などを行うことができる。
図8中に示すように、中間ハウジング26は、二つの開口部26a,26cの内径が大小異なる段差付き短円筒状の部材であり、大口径側(上流側)の開口部26aの内周に雌ネジ部26bが形成され、小口径側(下流側)の開口部26cの外周に雄ネジ部26dが形成されている。
前述したように、開口部26aの内周の雌ネジ部26bは、ケーシング12の先端開口部12bの外周に形成された雄ネジ部12dに螺合可能である。開口部26cの外周の雄ネジ部26dは、後述する頭ナット27の一方の開口部27aの雌ネジ部27bと螺合可能である。
頭ナット27は、二つの開口部27a,27cの内径が大小異なる段差付き短円筒状の部材であり、大口径側(上流側)の開口部27aの内周に雌ネジ部27bが形成されているが、小口径側(下流側)の開口部27cの内周及び外周にはネジ部は形成されておらず、円筒形状をなしている。前述したように、開口部27aの内周の雌ネジ部27bは、中間ハウジング26の開口部26cの外周の雄ネジ部26dに螺合可能である。
次に、造粒機10の主要部分の組立手順について説明する。図8に示すように、ケーシング12の先端開口部12bから突出した先端軸15の四角柱部15aが第一回転刃20の軸孔20aを貫通するようにして第一回転内刃20を取り付け、次に、四角柱部15aに装着されたカラー31が切断プレート21の軸孔21aを貫通するようにして切断プレート21を取り付ける。カラー31は、短円筒状の部材であり、その内周側に四角柱部15aが貫入可能な四角孔(図示せず)が形成され、外周側は切断プレート21の軸孔21aに貫入可能な円周面(図示せず)をなしている。カラー31は四角柱部15aに一体化しているので、先端軸15と共に回転するが、カラー31は切断プレート21の軸孔21a内にて先端軸15と共に回転可能な状態に保持される。
先端軸15の四角柱部15aに対する第一回転内刃20及び切断プレート21の取り付けが終わったら、中間ハウジング26の雌ネジ部26bをケーシング12の先端開口部12bの外周の雄ネジ部12dに螺着する。この後、中間ハウジング26の開口部26aの外周に突設された略扇形状の係止片26eの貫通孔26fと、ケーシング12の先端開口部12b寄りの外周に形成されたフランジ12eの貫通孔12fとを連続貫通するようにL字状の廻り止めピン29を挿入し、貫通孔12eから突出する廻り止めピン29の先端部29aの貫通孔29bにピン30を挿入すると、ケーシング12に対して中間ハウジング26が回転不能に係止される。
ここで、図3,図5に示すように、ケーシング12のフランジ12eには周方向に沿って複数の貫通孔12fが一定間隔ごとに全周に亘って開設され、中間ハウジング26の係止片26eには周方向に沿って複数の貫通孔26fが、フランジ12eの貫通孔12fと異なる間隔で開設されている。従って、中間ハウジング26をケーシング12の先端開口部12bに螺着したとき、中間ハウジング26の係止片26eが、ケーシング12のフランジ12eの周方向のどの位置にあっても、貫通孔26f,12fに廻り止めピン29を挿入することができる。
即ち、中間ハウジング26の雌ネジ部26bをケーシング12の先端開口部12bの外周の雄ネジ部12dに螺着して締め付けたとき、複数の貫通孔26f,12fのうちの何れか一対が一直線上に並んだ状態(貫通孔26f,12fの中心線が一致した状態)となるので、一直線上に並んだ貫通孔26f,12fを下流側から連続貫通するように廻り止めピン29を差し込み、貫通孔12eの上流側から突出する廻り止めピン29の先端部29aの貫通孔29bにピン30を挿入すれば、中間ハウジング26はその位置で回動不能に係止される。
次に、中間ハウジング26の開口部26cから突出する先端軸15の四角柱部15aが第二回転内刃22の軸孔20a(図10参照)を貫通するようにして第二回転内刃22を取り付け、この後、第二回転内刃22の軸孔20aから突出する先端軸15の円柱部15dが造粒プレート23の23a(図12参照)を貫通するようにして造粒プレート23を取り付ける。
造粒プレート23を第二回転内刃22の軸孔20aから突出する先端軸15の円柱部15dに取り付けるとき、図12に示す造粒プレート23の外周の凹溝23eの位置を、中間ハウジング26の下流側の開口部26cの内周面の上部に設けられた凸部26g(図8参照)の位置に合わせ、凸部26gを凹溝23e内に嵌入させた状態で造粒プレート23を取り付ければ、造粒プレート23は中間ハウジング26に係止される。
この後、頭ナット27の雌ネジ部27bを、中間ハウジング26の開口部26cの外周の雄ネジ部26dに螺着して、頭ナット27を中間ハウジング26に一体化させると、造粒プレート23は中間ハウジング26を介してケーシング12に回転不能に係止され、先端軸15の円柱部15dは造粒プレート23の軸孔23a内に回転可能な状態に保持される。図3~図5に示すように、頭ナット27の正面部分には複数のハンドル27hが軸心方向に突設されているので、頭ナット27の雌ネジ部27bを、中間ハウジング26の開口部26cの外周の雄ネジ部26dに着脱する場合、ハンドル27hを手で把持して回転操作などを行うことができる。
この後、造粒プレート23の軸孔23aから突出する先端軸15の先端側の四角柱部15eに回転外刃24並びにスプリング25を取り付け、四角柱部15eの雌ネジ穴15bに押えボルト28を螺着すれば、造粒プレート23は先端軸15と共に回転可能な状態に係止される。回転外刃24は、スプリング25の弾性復元力により、回転中心線13c方向に沿って造粒プレート23に向かって押圧力が付与されるが、雌ネジ穴15bに対する押えボルト28の螺合深さを変更することにより、前記押圧力を調整することができる。
第二回転内刃22よりも搬送方向Tの前方に位置する造粒プレート23は、頭ナット27により中間ハウジング26に回転不能に係止されている。造粒プレート23よりも搬送方向Tの前方に位置する回転外刃24は、スプリング25及び押えボルト28により先端軸15の先端部に係止されているので、スクリューコンベア13の回転軸13tと連動して回転する。
また、図6,図7に示すように、造粒機10においては、第一回転内刃20のブレード20cの刃部20d(図9,図10参照)が切断プレート21の上流面21eに摺動可能に当接し、第二回転内刃22のブレード20cの刃部20d(図9,図10参照)が造粒プレート23の上流面23gに摺動可能に当接し、回転外刃24のブレード24cの刃部24dが造粒プレート23の下流面23h(図14参照)に摺動可能に当接している。
図1,図2に示す撹拌造粒装置100を稼動させると、駆動手段105a,105bにより撹拌槽101内の駆動軸102a,102b及び撹拌羽根103が回転し、図3,図6に示す造粒機10においては、駆動手段14により、スクリューコンベア13の回転軸13t及び先端軸15が回転する。これにより、先端軸15に係止された第一回転内刃20、第二回転内刃22並びに回転外刃24が先端軸15と連動して回転する。
このような状態において、撹拌槽101の上面開口部から撹拌室101a,101bに飼料(生餌など)を投入すると、駆動軸102a,102bともに回転する撹拌羽根103によって飼料は破砕、撹拌、混合される。撹拌室101a,101b内の飼料が適切な状態まで破砕、撹拌、混合されたら、図1に示す開閉ハンドル106a,106bの何れかを操作して、撹拌室101a,101bの底部に設けられた開口部(図示せず)を開いて、撹拌室101aまたは撹拌室101b内の飼料を造粒機10の飼料導入口11へ流入させる。
造粒機10のケーシング12内へ流入した飼料は、図3に示す駆動手段14で回転するスクリューコンベア13によりケーシング12内を搬送方向Tに沿って圧縮されながら移送されて行き、第一回転内刃20並びに切断プレート21の部分に到達し、切断プレート21に開設された複数の開口部21b内に圧入される。このとき、切断プレート21の上流面21e側で回転する第一回転内刃20の刃部20dが、切断プレート21の上流面21eに接した状態で摺動回転することにより、開口部21bに流入する飼料を剪断するので、飼料は細かく破砕された状態で複数の開口部21b内へ流入する。
切断プレート21の開口部21bを通過した飼料は、切断プレート21の下流面21f(図8参照)側から排出され、第二回転内刃22並びに造粒プレート23の部分に到達し、造粒プレート23に開設された複数の造粒穴23b,23c内に圧入される。このとき、造粒プレート23の上流側で回転する第二回転内刃22の刃部20dが、造粒プレート23の上流面23gに接した状態で摺動回転することにより、造粒穴23b,23cに流入する飼料を剪断するので、飼料は細かく破砕された状態で複数の造粒穴23b,23c内へ流入する。
ここで、造粒プレート23の上流面23gにおける複数の造粒穴23b,23cの開口面積の総和は、切断プレート21の下流面21fにおける複数の開口部21bの開口面積の総和より小となるように設定されているので、切断プレート21の開口部21bの下流面21f側から排出された飼料はさらに圧縮されながら、造粒プレート23の上流面23gに向かって移動する。この後は、前述したように、造粒プレート23の上流面23gに接した状態で摺動回転する第二回転内刃22の刃部が開口部21bに流入する飼料を剪断するので、飼料はさらに細かく破砕された状態で複数の開口部21b内へ流入する。
また、図13,図14に示すように、造粒プレート23の造粒穴23b,23cには、上流面23gから下流面23hに向かって(搬送方向Tに沿って)縮径部分23fが形成されている(造粒穴23cも同様の形状である)。このため、造粒プレート23の上流面23g側から複数の造粒穴23b,23cに流入した飼料は、造粒穴23b,23c内の縮径部分23fを通過することにより、さらに圧縮された後、一定内径部分23j内へ流入し、造粒穴23b,23cの下流面23hに向かって移動する。
造粒穴23b,23cの下流面23h側に到達した飼料は、それぞれの開口端からウィンナー状となって排出されるが、このとき、造粒プレート23の下流面23hに沿って摺動回転する回転外刃24の刃部24dによって所定長さに切断され、搬送方向Tの先端に位置する頭ナット27の開口部27cからモイストペレット(図示せず)となって排出される。
前述したように、造粒機10は、切断プレート21並びに造粒プレート23を備えるとともに、切断プレート21の上流面21eに接触した状態で摺動回転する刃部20dを有する第一回転内刃20と、造粒プレート23の上流面23gに接触した状態で摺動回転する刃部20dを有する第二回転内刃22と、を備えているので、頭ナット27の開口部27cから排出されるモイストペレットは適切な硬さを有し、細かく破砕されない魚の骨や鱗なども残存していない。従って、造粒機10を使用することにより、海中に投入されたときに型崩れしたり、分散したりし難いモイストペレットを製造することができる。
また、造粒機10によって製造されたモイストペレットが、海中において型崩れしたり、分散したりし難くなることにより、捕食されなかった飼料に起因する海水の汚濁防止を図ることができる。さらに、海中に投入されたモイストペレットの形状が維持されることにより、養殖中の魚介類の捕食意欲の減退が生じ難くなるので、養殖魚介類の成長向上に寄与することができる。
一方、造粒機10においては、スクリューコンベア13による搬送方向Tにおける第一回転内刃20及び切断プレート21と、第二回転内刃20及び造粒プレート23との配置間隔を変更可能とすることもできる。このような構成とすれば、図1に示す撹拌造粒装置100の撹拌槽101に投入される飼料の種類や状態、あるいは造粒機10の飼料導入口11に流入する撹拌混合後の飼料の状態に応じて、第二回転内刃20及び造粒プレート23との配置間隔を変更することにより、適切な硬さを有し、細かく破砕されない魚の骨や鱗なども残存していないモイストペレットを製造することができる。
なお、図1~図16に基づいて説明した造粒機100は、本発明に係る造粒機の一例を示すものであり、本発明に係る造粒機は前述した造粒機100に限定されない。
本発明に係る造粒機は、養殖場の魚介類などに飼料として与えられるモイストペレットの製造手段として養殖産業などの産業分野において広く利用することができる。
10 造粒機
11 飼料導入口
12 ケーシング
12a 周壁
12b 先端開口部
12c 軸心
12d 雄ネジ部
12e フランジ
12f,26f,29b 貫通孔
12g,26g 凸部
13 スクリューコンベア
13a 先端部
13b 基端部
13t 回転軸
13w スクリュー羽根
13c 回転中心線
14,105a,105b 駆動手段
15 先端軸
15a,15c,15e 四角柱部
15b 雌ネジ穴
15d 円柱部
20 第一回転内刃
20a,21a,23a,24a 軸孔
20b,24b ハブ
20c ブレード
20d 刃部
21 切断プレート
21c,23d 中心線
21d,23e 凹溝
21e,23g 上流面
21f,23h 下流面
22 第二回転内刃
23 造粒プレート
23b,23c 造粒穴
23f 縮径部分
23j 一定内径部分
23t 厚さ
24 回転外刃
25 スプリング
26 中間ハウジング
26a,26c,27c 開口部
26b,27b 雌ネジ部
26e 係止片
26h,27h ハンドル
27 頭ナット
28 押えボルト
29 廻り止めピン
29a 先端部
30 ピン
31 カラー
100 撹拌造粒装置
101 撹拌槽
101a,101b 撹拌室
102a,102b 駆動軸
103 撹拌羽根
104 隔壁
106a,106b 開閉ハンドル
T 搬送方向

Claims (4)

  1. 周壁の一部に飼料導入口を有する円筒状のケーシングと、
    前記ケーシング内に、その軸心方向に沿って回転可能に配置されたスクリューコンベアと、
    前記スクリューコンベアを回転させるため前記スクリューコンベアの基端部に連結された駆動手段と、
    前記スクリューコンベアの先端部からその回転中心線方向に延設された先端軸と、
    前記先端軸と同軸をなす状態で、前記スクリューコンベアによる搬送方向に沿って順番に配置された第一回転内刃、前記搬送方向に貫通する複数の開口部を有する切断プレート、第二回転内刃、前記搬送方向に貫通する複数の造粒穴を有する造粒プレート並びに回転外刃と、
    前記回転外刃を前記造粒プレートに向かって押圧状態で保持する加圧手段と、を備え、
    前記スクリューコンベアは前記軸心と同軸をなすように配置された回転軸と、前記回転軸の周りに設けられたスクリュー羽根と、を有し、前記スクリュー羽根のピッチは前記スクリューコンベアの基端部から先端部に向かって連続的に小さくなるように設定され、
    前記切断プレート並びに前記造粒プレートが前記ケーシングに係止され、
    前記造粒プレートの前記造粒穴は、その内径が前記搬送方向に沿って連続的に縮径して擂鉢形状をなす縮径部分と、前記縮径部分から前記搬送方向に沿って前記内径が変化しない一定内径部分と、を有するものであり、
    前記造粒プレートの前記搬送方向の上流面における複数の前記造粒穴の開口面積の総和は、前記切断プレートの前記搬送方向の下流面における複数の前記開口部の開口面積の総和より小となるように設定され、
    前記第一回転内刃の刃部が前記切断プレートの上流面に摺動可能に当接し、前記第二回転内刃の刃部が前記造粒プレートの上流面に摺動可能に当接し、前記回転外刃の刃部が前記造粒プレートの下流面に摺動可能に当接し、
    前記第一回転内刃、前記第二回転内刃並びに前記回転外刃が前記先端軸と連動して回転することを特徴とする造粒機。
  2. 前記切断プレートの前記開口部が、前記先端軸の周りに等間隔をなすように配置された請求項1記載の造粒機。
  3. 前記切断プレートの前記開口部が、前記先端軸から離れるに連れて拡大した部分を有するものである請求項1または2記載の造粒機。
  4. 前記スクリューコンベアによる搬送方向における前記切断プレートと前記造粒プレートとの配置間隔が変更可能である請求項1~3の何れかの項に記載の造粒機。
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