JP7265381B2 - エアコンディショナ制御装置 - Google Patents

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本発明は、車両用のエアコンディショナを制御するエアコンディショナ制御装置に関する。
自動車等の車両の車室内空調用(冷暖房用)として、熱力学的サイクルの一種である冷凍サイクルを有するエアコンディショナ(空気調和機)が用いられる。
このようなエアコンディショナにおいて、ユーザにより設定された設定温度等に応じて、室内温度を設定温度に近付けるようコンプレッサのオンオフや、ブロワの出力等を自動的に変化させるオートモード制御を行うものが知られている。
車両用のエアコンディショナに関する従来技術として、例えば特許文献1には、冷媒循環量に基づいて過冷却器の出口における冷媒の適正過冷却度を推定し、推定された適正過冷却度を基に冷媒量を判定するための判定閾値を算出し、実測された過冷却度と判定閾値とを比較することで、冷媒量を判定することが記載されている。
特許文献2には、冷房能力を確保しつつ圧縮機の焼き付きを防止するため、温度センサによって検知された温度が閾値以上であり、且つ内外気切換ダンパが内気循環位置に位置しているとき、ブロワの風量を減少させることが記載されている。
特許文献3には、冷媒循環量に異常が発生し、冷房能力が不足する場合に、ファン風量を増加させて冷房感を補い、過去の設定による空調フィーリングに近付けることが記載されている。
国際公開WO2017/042649号公報 特開2008-137415号公報 特開平 9-175142号公報
上述したエアコンディショナのオートモード制御は、適量の冷媒が充填されている状態を前提として、設定温度と室内温度との温度差を早期に縮小させ、快適な室内空間を維持する制御思想に基づいている。
しかし、冷凍サイクルを構成する配管の経年劣化や、配管の継ぎ手部からの漏れなどにより、冷媒の充填量は徐々に減少する。
ここで、冷媒の減少が顕著であり、冷媒圧センサ等により異常判定がなされた場合には、コンプレッサが停止されるが、異常判定が成立しない程度の冷媒量の減少では、通常のオートモード制御が実行され、最短で室内温度が設定温度に達するようブロワ風量等が制御される。
しかし、冷媒量が少ない場合、例えば風量が最大であっても、吹出し口温度が設定温度以下に下がらず、室内温度を十分に低下させることができない場合があり得る。
また、このような状況では、熱風や温風が吹き出されることにより、冷房を求める乗員に不快感を与えることが懸念される。
さらに、このような状態で、目標の室内温度(オートモード制御の設定温度)に到達するまで、長時間にわたって最大能力付近で空調制御を実行すると、消費電力が増大して車両の燃料消費(電動車両の場合は電力消費)が悪化してしまう。
上述した問題に鑑み、本発明の課題は、冷媒量減少時に適切な空調を行うとともにエネルギ消費を抑制したエアコンディショナ制御装置を提供することである。
本発明は、以下のような解決手段により、上述した課題を解決する。
請求項1に係る発明は、冷媒を加圧するコンプレッサと、前記コンプレッサが吐出した冷媒を凝縮させるコンデンサと、前記コンデンサから出た冷媒を減圧する膨張弁と、前記膨張弁から出た冷媒を蒸発させて前記コンプレッサに循環させるエバポレータと、前記エバポレータにおいて冷媒と熱交換する空気流を発生するブロワと、前記エバポレータを通過した前記空気流を車室内に導入するダクトとを備えるエアコンディショナを制御するエアコンディショナ制御装置であって、ユーザが冷房要求値を設定する冷房要求設定部と、前記冷房要求値に応じて前記ブロワの出力を制御するブロワ制御部と、前記ダクト内における前記空気流の温度を検出する吹出し口温度センサとを備え、前記ブロワ制御部は、所定の判定値に対して前記吹出し口温度センサが検出した前記空気流の温度が高い場合に、前記ブロワの出力を低下させ、現在のエアコンディショナの運転状態に応じて前記ダクト内における前記空気流の目標温度を設定する目標温度設定部を備え、前記ブロワ制御部は、前記目標温度に基づいて前記判定値を設定し、前記目標温度設定部は、冷媒量が適正である場合における前記空気流の温度を推定し、推定された温度に基づいて前記目標温度を設定することを特徴とするエアコンディショナ制御装置である。
これによれば、冷媒量が減少したことにより、ブロワの出力が高い状態ではダクトから車室内への吹出し口温度を十分に低くできない場合には、ブロワの出力を低下させて吹出し口温度を低下させることにより、吹出し風に接する乗員に涼感(体感的な涼しさ)を与えて快適性を確保することができる。
また、通常のオートモード制御を行った場合のように、室内温度が設定温度に近付くまで、長時間にわたってブロワを高出力で運転することがないため、ブロワの駆動に消費される電力を抑制し、車両の燃料消費、電力消費を抑制することができる。
また、判定値を現在のエアコンディショナの運転状態に応じて適切に設定し、適切なブロワ出力の制御を行うことができる。
判定値は、例えば、目標温度に対して所定値を加算した値とし、目標温度に対する実際の吹出し温度の偏差(乖離)が所定値以上となった場合に、ブロワの出力を低下させる構成とすることができる。
また、冷媒量が適正である場合の空気流の温度を推定し、目標温度及び判定値の設定に利用することにより、冷媒量減少時に適切にブロワ出力の低下を行うことができる。
この場合、冷媒量が適正である場合の空気流の推定温度を目標温度としてもよい。また、推定された温度に適宜補正を行って目標温度としてもよい。
請求項に係る発明は、冷媒を加圧するコンプレッサと、前記コンプレッサが吐出した冷媒を凝縮させるコンデンサと、前記コンデンサから出た冷媒を減圧する膨張弁と、前記膨張弁から出た冷媒を蒸発させて前記コンプレッサに循環させるエバポレータと、前記エバポレータにおいて冷媒と熱交換する空気流を発生するブロワと、前記エバポレータを通過した前記空気流を車室内に導入するダクトとを備えるエアコンディショナを制御するエアコンディショナ制御装置であって、ユーザが冷房要求値を設定する冷房要求設定部と、前記冷房要求値に応じて前記ブロワの出力を制御するブロワ制御部と、前記ダクト内における前記空気流の温度を検出する吹出し口温度センサとを備え、前記ブロワ制御部は、所定の判定値に対して前記吹出し口温度センサが検出した前記空気流の温度が高い場合に、前記ブロワの出力を低下させ、前記ブロワ制御部は、前記冷房要求値に基づいて前記判定値を設定することを特徴とするエアコンディショナ制御装置である。
これによれば、ユーザが設定する冷房要求値(例えば、オートモード制御における設定温度等)に基づいて判定値を設定することにより、ユーザが所望する室内温度よりも吹出し口温度が高温となることを防止し、車室内の快適性を確保することができる。
この場合、設定温度を判定値とすることができる。また、設定温度から所定値だけ低下させる等、設定温度に補正を行った値を判定値とすることができる。
以上説明したように、本発明によれば、冷媒量減少時に適切な空調を行うとともにエネルギ消費を抑制したエアコンディショナ制御装置を提供することができる。
本発明を適用したエアコンディショナ制御装置の第1実施形態を有する車両用エアコンディショナの構成を示す模式図である。 第1実施形態のエアコンディショナ制御装置の動作を示すフローチャートである。 冷媒量適正時の通常オートモード制御時の室内温度、設定温度、吹出し口温度、風量の推移の一例を示す図である。 冷媒量減少時の通常オートモード制御時の室内温度、設定温度、吹出し口温度、風量の推移の一例を示す図である。 冷媒量減少時及び冷媒量適正時における風量と吹出し口温度との相関の一例を示す図である。 冷媒量減少時オートモード制御時の室内温度、設定温度、吹出し口温度、風量の推移の一例を示す図である。
<第1実施形態>
以下、本発明を適用したエアコンディショナ制御装置の第1実施形態について説明する。
第1実施形態のエアコンディショナ制御装置は、例えば、エンジンを走行用動力源とする乗用車等の自動車に設けられ、乗員等が収容される車室内の空気調和を行うエアコンディショナを制御するものである。
図1は、第1実施形態のエアコンディショナ制御装置を有する車両用エアコンディショナの構成を示す模式図である。
エアコンディショナ1は、コンプレッサ10、コンデンサ20、膨張弁30、エバポレータ40、レシーバタンク50等を有する冷凍空調機を備えている。
冷凍空調機は、例えばR134aを冷媒とする冷凍サイクルを構成する。
コンプレッサ10は、例えば、図示しないエンジンや電動モータを動力源として気相の冷媒を圧縮し、加圧して吐出するものである。
コンプレッサ10は、例えば、それぞれ渦巻状に形成された可動スクロール及び固定スクロールを有するスクロールコンプレッサである。
コンプレッサ10は、可動スクロールと固定スクロールとの間で複数の接触点により形成された三日月状の作動室を有する。可動スクロールを固定スクロールに対して自転を拘束された状態で公転させることにより、作動室は、外径側から内径側へ、容積を減少しつつ移動し、冷媒を圧縮する。
コンプレッサ10は、そのオンオフ(稼働・停止)を、後述する空調制御ユニット100により制御されている。
コンデンサ20は、コンプレッサ10が吐出した高温、高圧の気相の冷媒を、例えば走行風との熱交換により冷却し、少なくとも一部を凝縮させて液相とするものである。
コンデンサ20は、例えば、車両前端部などの車室外に配置されている。
膨張弁30は、コンデンサ20から出た冷媒の圧力を減圧し、エバポレータ40に供給するものである。
膨張弁30は、エバポレータ40において熱交換が適切に行われるよう、冷媒の流量を調節する機能を有する。
エバポレータ40は、膨張弁30から導入される冷媒が内部に噴霧され、ブロワにより送風される空気との熱交換によって蒸発される熱交換器である。
ブロワが送風する空気は、エバポレータ40に対して冷媒の気化熱を与えることによって冷却される。
エバポレータ40において蒸発し、気相となった冷媒は、コンプレッサ10の吸入側へ還流される。
レシーバタンク50は、コンデンサ20と膨張弁30との間に設けられ、冷凍サイクル内での循環を必要としない余剰な冷媒を貯留する容器である。
レシーバタンク50は、冷媒中の水分を低減する除湿剤等を有する。
また、エアコンディショナ1は、HVACユニット60、ブロワ70、ヒータコア80、ダクト90等を備えている。
HVACユニット60は、ヒータ、ベンチレーション(換気)、エアコンディショナ(空調)関連の各種部品を、内部に空気流路が形成されたケース(筐体)内に集約し、ユニット化したものである。
HVACユニット60は、エバポレータ40、ブロワ70、ヒータコア80を収容している。
HVACユニット60は、外気取入口61、内気取入口62、内外気切換ドア63、ブロワ収容部64、エバポレータ収容部65、ヒータ収容部66、エアミックスドア67等を有して構成されている。
外気取入口61は、車室外の空気(外気)をHVACユニット60に導入する開口部である。
内気取入口62は、車室内の空気(内気)をHVACユニット60に導入する開口部である。
内外気切換ドア63は、内気取入口62が閉塞された外気導入状態と、外気取入口61が閉塞された内気循環状態とを切り換えるフラップ状の扉状体である。
内外気切換ドア63は、エアコンディショナ制御ユニット100により制御されるサーボモータによって、外気導入状態と内気循環状態とを切換可能となっている。
ブロワ収容部64は、後述するブロワ70のファン部分が収容される空間部である。
外気取入口61、内気取入口62から導入された空気は、ブロワ70によりエバポレータ40側へ送風される。
エバポレータ収容部65は、ブロワ収容部64から出た空気流が導入されるとともに、エバポレータ40が収容される空間部である。
ブロワ収容部64から出た空気流は、エバポレータ収容部65の内部でエバポレータ40と熱交換を行った後にヒータ収容部66側へ送出される。
エバポレータ収容部65は、エバポレータ40により空気流が冷却された際に生じる凝縮水を、外部へ排出する機能を有する。
ヒータ収容部66は、エバポレータ収容部65から出た空気流が導入されるとともに、ヒータコア80が収容される空間部である。
エアミックスドア67は、エバポレータ収容部65から出た空気流がヒータコア80に導入される開状態と、ヒータコア80への導入が遮断される閉状態とを切り換えるフラップ状の扉状体である。
エアミックスドア67は、エアコンディショナ制御ユニット100からの指令に応じて、図示しないサーボモータにより開閉駆動される。
ブロワ70は、外気取入口61、内気取入口62からブロワ収容部64に導入された空気に流速を与え、空気流としてエバポレータ収容部65側へ送出する送風機である。
ブロワ70は、ファン及びこれを駆動する電動モータを有し、電動モータの出力(ファンの回転速度)は、後述するエアコンディショナ制御ユニット100のブロワ制御部103によって制御される。
ヒータコア80は、図示しないエンジンの冷却水が導入され、ヒータ収容部66内を流れる空気流との熱交換を行う熱交換器である。
ヒータコア80は、暖房時に、冷却水の熱により空気流を加熱する機能を有する。
ダクト90は、HVACユニット60から出た空気流を、車室内の各部へ案内する空気流路であって、空気流を車室内へ吹出す吹出口を有する。
ダクト90は、センタベントダクト91、シャッタドア92、サイドベントダクト93、吹出し口温度センサ94、デフロスタダクト95、デフロスタドア96、ヒータダクト97、ヒータドア98等を有して構成されている。
センタベントダクト91は、HVACユニット60から出た空気流を、車室前部に設けられたインストルメントパネルの中央部から車室内へ吹出すものである。
シャッタドア92は、センタベントダクト91の入口部を開閉するフラップ状の扉状体である。
サイドベントダクト93は、HVACユニット60から出た空気流を、インストルメントの左右端部付近から車室内へ吹出すものである。
吹出し口温度センサ94は、サイドベントダクト93内を流れる空気の温度(吹出し口温度)を検出するものである。
吹出し口温度センサ94の出力は、エアコンディショナ制御ユニット100に伝達される。
デフロスタダクト95は、車室前部の図示しないフロントウインドウガラスの下端部に設けられ、HVACユニット60から出た空気流を、防霜のためフロントウインドウガラスに吹き付けるものである。
デフロスタドア96は、デフロスタダクト95の入口部を開閉するフラップ状の扉状体である。
ヒータダクト97は、HVACユニット60から出た空気流を、車室下部の乗員の足元に吹出すものである。
ヒータドア98は、ヒータダクト97の入口部を開閉するフラップ状の扉状体である。
シャッタドア92、デフロスタドア96、ヒータドア98は、エアコンディショナ制御ユニット100からの指令に応じて、図示しないサーボモータにより開閉駆動される。
エアコンディショナ制御ユニット100は、エアコンディショナ1及びその補機類を統括的に制御するものである。
エアコンディショナ制御ユニット100は、例えば、CPU等の情報処理部、RAMやROM等の記憶部、入出力インターフェイス及びこれらを接続するバス等を有して構成されている。
エアコンディショナ制御ユニット100は、オートモード制御部101、目標温度設定部102、ブロワ制御部103等を有する。
オートモード制御部101は、オートモードが選択された場合に、ユーザにより設定される設定温度(冷房要求値)や、後述する室温センサ104、外気温センサ105、日射センサ106の出力等に応じて、コンプレッサ10のオンオフ、ブロワ70の出力(風量)、各ドア類の状態等を決定するものである。
オートモード制御部101は、通常時においては、実際の室内温度が設定温度に早期に収束するようエアコンディショナ1の制御を行う。
目標温度設定部102は、現在のエアコンディショナ1の運転状態において、HVACユニット60が送出する空気流が吹出し口において正常時に示すべき温度である目標温度を設定するものである。
目標温度設定部102は、冷媒循環量が正常である場合に、現在のエアコンディショナ1の運転状態において得られるべきエバポレータ40の吸熱量を演算し、エバポレータ40を通過する空気流の流量(流速)や、エバポレータ40の上流側の空気流の温度(外気導入モードにおいては外気温、内気循環モードにおいては室内温に相当する)等に基づいて、エバポレータ40の下流側の空気流の温度を推定する。
目標温度設定部102は、この推定温度に対して所定の補正等を行い、目標温度とする。
ブロワ制御部103は、ブロワ70の出力(モータ電流値)を調節することにより、HVACユニット60からの空気流の吹き出し流量、流速を、連続的あるいは段階的に変化させるものである。
ブロワ制御部103は、オートモード制御時においては、オートモード制御部101からの指令に応じてブロワ70の出力を設定し、マニュアルモード制御時においては、ブロワスピードスイッチ114の状態に応じてブロワ70の出力を設定する。
エアコンディショナ制御ユニット100には、室温センサ104、外気温センサ105、日射センサ106が接続され、これら各センサの出力を取得可能となっている。
室温センサ104は、車室内部の気温(室内温度)を検出する温度センサである。
外気温センサ105は、車両外部の気温(外気温)を検出する温度センサである。
日射センサ106は、車両に照射される日光の強さを検出するものである。
日射センサ106は、日光の強さを電流の変化に変換するフォトダイオードを備えている。
エアコンディショナ制御ユニット100には、コントロールパネル110が接続されている。
コントロールパネル110は、車室内のインストルメントパネル等に設けられ、乗員等のユーザがエアコンディショナ1に関する各種操作を行う操作部である。
コントロールパネル110は、メインスイッチ111、オートモードスイッチ112、温度調整スイッチ113、ブロワスピードスイッチ114、吹出しモードスイッチ115、内外気切換スイッチ116等を有する。
メインスイッチ111は、エアコンディショナ1の稼働、停止を切り換えるオンオフ操作が入力されるものである。
オートモードスイッチ112は、オートモードとマニュアルモードとを選択するものである。
温度調整スイッチ113は、オートモードにおいては、ユーザが設定温度(冷房要求値)を入力するものであり、マニュアルモードにおいては、エアミックスドア67の状態を切り換えてHVACユニット60から出る空気流の温度を調節する冷房要求設定部である。
設定温度は、ユーザが所望する室内温度のレベルを示す指標であって、これが低いほど、ユーザからの冷房要求が強いものとみなすことができる。
ブロワスピードスイッチ114は、マニュアルモードにおいて、ブロワ70の出力(風量・風速)を調節するものである。
吹出しモードスイッチ115は、マニュアルモードにおいて、シャッタドア92、デフロスタドア96、ヒータドア98の状態を切り換えて、HVACユニット60から出た空気流が吹き出される箇所を選択するものである。
内外気切換スイッチ116は、マニュアルモードにおいて、内外気切換ドア63の状態を切り換えて、外気導入モードと内気循環モードとを選択するものである。
以下、第1実施形態のエアコンディショナ制御装置における冷媒量減少時の制御について説明する。
図2は、第1実施形態のエアコンディショナ制御装置の動作を示すフローチャートである。
以下、ステップ毎に順を追って説明する。
<ステップS01:メインスイッチオン判断>
エアコンディショナ制御ユニット100は、メインスイッチ111がオン状態とされているか否かを判別する。
メインスイッチ111がオン状態である場合は、ステップS02に進み、その他の場合は一連の処理を終了(リターン)する。
<ステップS02:オートモード判断>
エアコンディショナ制御ユニット100は、オートモードスイッチ112においてオートモードが選択されているか否かを判別する。
オートモードが選択されている場合はステップS03に進み、その他の場合はステップS08に進む。
<ステップS03:コンプレッサオン判断>
エアコンディショナ制御ユニット100は、現在コンプレッサ10がオン(稼働)状態であるか否かを判別する。
例えば、温度調整スイッチ113により設定された設定温度に対して、室内温度が低い場合のように、冷房要求がない場合には、コンプレッサ10はオートモード制御部101によりオフとされる。
コンプレッサ10がオンである場合はステップS04に進み、その他の場合はステップS09に進む。
<ステップS04:吹出し口温度判断1>
エアコンディショナ制御ユニット100は、吹出し口温度センサ94により検出された空気流の温度(吹出し口温度)を、温度調整スイッチ113により設定された設定温度と比較する。
吹出し口温度が設定温度よりも高い場合はステップS05に進み、その他の場合はステップS09に進む。
<ステップS05:吹出し口温度判断2>
エアコンディショナ制御ユニット100は、吹出し口温度センサ94により検出された吹出し口温度を、室温センサ104により検出された車室内の温度(室内温度)と比較する。
吹出し口温度が室内温度よりも高い場合はステップS06に進み、その他の場合はステップS09に進む。
<ステップS06:吹出し口温度判断3>
エアコンディショナ制御ユニット100は、吹出し口温度センサ94により検出された実際の吹出し口温度を、目標温度設定部102が設定する吹出し口の目標温度(冷媒量適正時にとり得る温度)と比較する。
実際の吹出し口温度が目標温度よりも高い場合はステップS07に進み、その他の場合はステップS09に進む。
<ステップS07:エアコンオン後経過時間判断>
エアコンディショナ制御ユニット100は、エアコンディショナ1がオンとなり、コンプレッサ10が起動してからの経過時間を、予め設定された所定時間と比較する。
コンプレッサ10の起動後に、所定時間が経過している場合は、冷媒量減少判定を成立させてステップS10に進み、その他の場合はステップS04に戻り、以降の処理を繰り返す。
<ステップS08:マニュアルモード制御>
エアコンディショナ制御ユニット100は、目標温度設定部102の状態に応じてエアミックスドア67の状態を設定し、ブロワスピードスイッチ114の状態に応じてブロワ70の出力を設定し、吹出しモードスイッチ115の状態に応じて各ドア類を制御するマニュアルモード制御を実行する。
その後、一連の処理を終了(リターン)する。
<ステップS09:通常オートモード制御実行>
エアコンディショナ制御ユニット100のオートモード制御部101は、冷媒量が適正であることを前提とした通常のオートモード制御を行う。
その後、一連の処理を終了する。
<ステップS10:冷媒量減少時オートモード制御>
エアコンディショナ制御ユニット100のオートモード制御部101は、冷媒量が減少していることを前提とした冷媒量減少時オートモード制御を行う。
冷媒量減少時オートモード制御については、後に詳しく説明する。
その後、一連の処理を終了する。
図3は、冷媒量適正時の通常オートモード制御時の室内温度、設定温度、吹出し口温度、風量の推移の一例を示す図である。
図3において、横軸は時間を示し、縦軸は各温度及び風量を示している。(後述する図4,6において同じ)
図3に示す例においては、設定温度は一例として25℃である。
エアコンディショナ1の起動時においては、室内温度が40℃と高く、オートモード制御部101は、短時間で室内温度を設定温度に近づけるため、ブロワ70の出力を100%とする。
このとき、エアミックスドア67はヒータコア80への通風が遮断される全閉状態であって、吹出し口温度は10℃程度である。
低温の空気流をブロワ70の最大出力で送風することにより、室内温度は急速に低下する。
その後、室内温度が設定温度に近づくと、ブロワ70の出力を徐々に低下させるとともに、エアミックスドア67の制御等により吹出し口温度を徐々に増加させ、室内温度の設定温度への収束を図る。
図4は、冷媒量減少時の通常オートモード制御時の室内温度、設定温度、吹出し口温度、風量の推移の一例を示す図である。
図4に示す例においては、図3の場合と同様に、設定温度は25℃、エアコンディショナ1の起動時における室内温度は40℃である。
通常オートモード制御を行う場合、オートモード制御部101は、図3の場合と同様に、短時間で室内温度を設定温度に近づけるため、ブロワ70の出力を100%とする。
しかし、冷媒量減少時には、コンプレッサ10の出側における冷媒の圧力を十分に上昇させることができず、エバポレータ40による空気流の冷却能力が低下するため、吹出し口温度は約35℃程度までしか低下しない。
この場合、室内温度の低下は緩慢であり、ブロワ70を長時間高出力で稼働させ続けることになるが、吹出し口温度が設定温度よりも高温であることから、乗員等のユーザは冷房を所望しているにも関わらず熱風、温風を吹き付けられ、不快感や不満を抱く原因となる。
また、ブロワ70を長時間高出力で稼働させることにより、ブロワ70の駆動に要する電力が増大し、エンジンによる発電機(オルタネータ)の駆動損失などにより、車両の燃料消費を悪化させてしまう。
そこで、第1実施形態においては、冷媒量減少時においても、乗員等のユーザに涼感を与えて車室内の快適性を確保するため、以下説明する冷媒量減少時オートモード制御を行っている。
図5は、冷媒量減少時及び冷媒量適正時における風量と吹出し口温度との相関の一例を示す図である。
図5において、横軸はブロワ70の風量(出力)を示し、縦軸は吹出し口温度を示している。
例えば、設定温度が約25℃である場合、風量が10%程度の状態においては、吹出し口温度は、冷媒量適正時、冷媒量減少時ともに約10℃程度となる。
この状態から、風量を増加させると、冷媒量適正時、冷媒量減少時ともに吹出し口温度は増加するが、このときの増加量(増加率)は、冷媒量減少時のほうが大きくなる。
例えば、図5に示す例においては、冷媒量適正時においては、風量が100%(ブロワ70が最大出力)の状態であっても、吹出し口温度は約15℃程度であり、設定温度よりも十分に低い。
このような状態では、ブロワ70の風量を大きくしたほうが室内温度の設定温度への収束を早めることができる。
一方、冷媒量減少時においては、風量30%付近において冷媒量適正時に対する吹出し口温度の乖離が始まり、風量50%付近で設定温度付近に達し、さらに風量が大きい領域においては、吹出し口温度が設定温度よりも高くなってしまう。
そこで、第1実施形態の冷媒量減少時オートモード制御においては、冷媒量適正時の吹出し口温度を目標温度Ttとし、吹出し口温度センサ94が検出した実際の吹出し口温度が、判定値Tt+ΔT以上(ΔTは、例えば、所定の定数)となった場合には、吹出し口温度が判定値Tt+ΔT未満となるまで、ブロワ70の風量(出力)を低下させている。
例えば、図5に示す例においては、ブロワ70の風量(出力)は、30%が上限(冷媒量適正時に対して吹出し口温度が過度に高温とならないバランス点)となるように制御される。
図6は、冷媒量減少時オートモード制御時の室内温度、設定温度、吹出し口温度、風量の推移の一例を示す図である。
図6に示すように、冷媒量減少時オートモード制御時においては、エバポレータ40の冷却能力自体は、図4に示す場合と同等であるため、室内温度の変化は、図4に示す場合と同様に、冷媒量適正時に対して緩慢である。
しかし、図6に示す冷媒量減少時オートモード制御においては、エアコンディショナ1の起動後、ブロワ70の風量(出力)を30%程度で推移させることにより、吹出し口温度を約15℃に維持することが可能である。
これにより、エアコンディショナ1の冷房能力自体は図4と同等であっても、ダクト90から吹き出される空気流がユーザの顔や手などの身体に直接吹き付けられれば、ユーザは低温の空気流との接触による涼感(体感的な涼しさ)を得ることが可能である。
以上説明した第1実施形態によれば、以下の効果を得ることができる。
(1)冷媒量の減少によって、ブロワ70の出力が高い状態ではダクト90から車室内への吹出し口温度を十分に低くできない場合には、ブロワ70の出力を低下させて、吹出し口温度を低下させることにより、吹出し風に接する乗員に涼感を与えて快適性を確保することができる。
また、通常のオートモード制御を行った場合のように、室内温度が設定温度となるまで長時間にわたってブロワ70を高出力で運転することがないため、ブロワ70の駆動に消費される電力を抑制し、車両の燃料消費、電力消費を抑制することができる。
(2)ダクト90内における空気流の目標温度を設定し、目標温度に基づいて判定値を設定することにより、判定値を現在のエアコンディショナ1の運転状態に応じて適切に設定し、適切なブロワ70の出力の制御を行うことができる。
(3)冷媒量が適正である場合の空気流の温度を推定し、目標温度及び判定値の設定に利用することにより、冷媒量減少時に適切にブロワ70の出力の低下を行うことができる。
<第2実施形態>
次に、本発明を適用したエアコンディショナ制御装置の第2実施形態について説明する。
以下説明する第2実施形態及び参考例において、上述した第1実施形態と同様の箇所には同じ符号を付して説明を省略し、主に相違点について説明する。
第2実施形態においては、第1実施形態の目標温度に代えて、温度調整スイッチ113によりユーザが設定した設定温度に基づいて、ブロワ出力の低下要否を判定する判定値を設定している。
例えば、設定温度に応じて設定される所定の温度(設定温度そのものであってもよい)から、所定値を減じた値を判定値とし、吹出し口温度センサ94が検出する吹出し口温度が判定値以上となった場合に、吹出し口温度が判定値未満となるまでブロワ70の出力を低下させる。
以上説明した第2実施形態によれば、ユーザが任意に設定する設定温度に基づいて判定値を設定することにより、ユーザが所望する室内温度よりも吹出し口温度が高温となることを防止し、車室内の快適性を確保することができる。
参考例
次に、本発明を適用したエアコンディショナ制御装置の参考例について説明する。
参考例においては、第1実施形態の目標温度に代えて、室温センサ104が検出する室内温度に基づいて、ブロワ出力の低下要否を判定する判定値を設定している。
例えば、室内温度から所定値を減じた値を判定値とし、吹出し口温度センサ94が検出する吹出し口温度が判定値以上となった場合に、吹出し口温度が判定値未満となるまでブロワ70の出力を低下させる。
以上説明した参考例によれば、室内温度に基づいて判定値を設定することにより、現在の室内温度に対して十分に低温でない空気流が吹き出されてユーザの涼感が損なわれることを防止し、車室内の快適性を確保することができる。
(変形例)
本発明は、以上説明した各実施形態に限定されることなく、種々の変形や変更が可能であって、それらも本発明の技術的範囲内である。
(1)エアコンディショナ及びエアコンディショナ制御装置の構成は、上述した各実施形態に限定されることなく、適宜変更することが可能である。
例えば、HVACユニット、ダクト等の構成や、各ドア類の配置等は特に限定されない。
(2)各実施形態において、エアコンディショナはエンジンを走行用動力源とする車両に搭載されるものであるが、本発明は、エンジン及び電動モータを走行用動力源とするエンジン電気ハイブリッド車両や、電動モータのみを走行用動力源とするピュアEV、燃料電池自動車等の電動車両にも適用することが可能である。この場合、コンプレッサは電動モ
ータにより駆動する構成とすることができる。
(3)第1、第2実施形態及び参考例においては、それぞれ冷媒量適正時の目標温度、オートモード制御における設定温度、室内温度に基づいて判定値を設定しているが、判定値の設定手法はこれらに限定されず適宜変更することが可能である。
例えば、これらの判定値に対して適宜補正を行う構成とすることができる。
また、複数の手法を組み合わせて判定値を求める構成とすることもできる。
1 エアコンディショナ 10 コンプレッサ
20 コンデンサ 30 膨張弁
40 エバポレータ 50 レシーバタンク
60 HVACユニット 61 外気取入口
62 内気取入口 63 内外気切換ドア
64 ブロワ収容部 65 エバポレータ収容部
66 ヒータ収容部 67 エアミックスドア
70 ブロワ 80 ヒータコア
90 ダクト 91 センタベントダクト
92 シャッタドア 93 サイドベントダクト
94 吹出し口温度センサ 95 デフロスタダクト
96 デフロスタドア 97 ヒータダクト
98 ヒータドア
100 エアコンディショナ制御ユニット
101 オートモード制御部 102 目標温度設定部
103 ブロワ制御部 104 室温センサ
105 外気温センサ 106 日射センサ
110 コントロールパネル 111 メインスイッチ
112 オートモードスイッチ 113 温度調整スイッチ
114 ブロワスピードスイッチ 115 吹出しモードスイッチ
116 内外気切換スイッチ

Claims (2)

  1. 冷媒を加圧するコンプレッサと、
    前記コンプレッサが吐出した冷媒を凝縮させるコンデンサと、
    前記コンデンサから出た冷媒を減圧する膨張弁と、
    前記膨張弁から出た冷媒を蒸発させて前記コンプレッサに循環させるエバポレータと、
    前記エバポレータにおいて冷媒と熱交換する空気流を発生するブロワと、
    前記エバポレータを通過した前記空気流を車室内に導入するダクトと
    を備えるエアコンディショナを制御するエアコンディショナ制御装置であって、
    ユーザが冷房要求値を設定する冷房要求設定部と、
    前記冷房要求値に応じて前記ブロワの出力を制御するブロワ制御部と、
    前記ダクト内における前記空気流の温度を検出する吹出し口温度センサとを備え、
    前記ブロワ制御部は、所定の判定値に対して前記吹出し口温度センサが検出した前記空気流の温度が高い場合に、前記ブロワの出力を低下させ
    現在のエアコンディショナの運転状態に応じて前記ダクト内における前記空気流の目標温度を設定する目標温度設定部を備え、
    前記ブロワ制御部は、前記目標温度に基づいて前記判定値を設定し、
    前記目標温度設定部は、冷媒量が適正である場合における前記空気流の温度を推定し、推定された温度に基づいて前記目標温度を設定すること
    を特徴とするエアコンディショナ制御装置。
  2. 冷媒を加圧するコンプレッサと、
    前記コンプレッサが吐出した冷媒を凝縮させるコンデンサと、
    前記コンデンサから出た冷媒を減圧する膨張弁と、
    前記膨張弁から出た冷媒を蒸発させて前記コンプレッサに循環させるエバポレータと、
    前記エバポレータにおいて冷媒と熱交換する空気流を発生するブロワと、
    前記エバポレータを通過した前記空気流を車室内に導入するダクトと
    を備えるエアコンディショナを制御するエアコンディショナ制御装置であって、
    ユーザが冷房要求値を設定する冷房要求設定部と、
    前記冷房要求値に応じて前記ブロワの出力を制御するブロワ制御部と、
    前記ダクト内における前記空気流の温度を検出する吹出し口温度センサとを備え、
    前記ブロワ制御部は、所定の判定値に対して前記吹出し口温度センサが検出した前記空気流の温度が高い場合に、前記ブロワの出力を低下させ、
    前記ブロワ制御部は、前記冷房要求値に基づいて前記判定値を設定すること
    を特徴とするエアコンディショナ制御装置
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