JP7265363B2 - 極低温冷凍機および極低温システム - Google Patents

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Description

本発明は、極低温冷凍機および極低温システムに関する。
パルス管冷凍機、GM(Gifford-McMahon)冷凍機などの極低温冷凍機は、冷媒ガス再凝縮装置の冷却源として利用されている。凝縮された液体冷媒は、たとえば超電導機器、センサ、またはその他の物体を極低温に冷却し、それにより気化する。気化した冷媒は、極低温冷凍機によって再び凝縮される。
特開2005-24239号公報
本発明者らは、極低温冷凍機を用いて冷媒を再凝縮する極低温システムについて検討したところ、以下の課題を認識するに至った。そうしたシステムのなかには、気化した冷媒を低温環境から室温環境に一旦戻し、その後再凝縮室で室温から液化温度まで冷却して液化し、再び液体冷媒を低温環境で物体の冷却に使用するという循環方式をとるものがある。極低温冷凍機は典型的に、その中心軸を鉛直方向に一致させるようにして再凝縮室の天板または上部に設置され、低温部が再凝縮室のなかに配置される。室温に加熱された冷媒ガスの再凝縮室への入口も極低温冷凍機の近くに形成され、室温のガスはそこから鉛直方向に再凝縮室の底部に向かって吹き出すようになっている。したがって、室温ガスは、低温部に直接吹き付けるか、またはその近くに容易に到達する。室温ガスと低温部の温度差はかなり大きく、たとえば100K~200Kにもなるので、室温ガスから低温部への入熱は極低温冷凍機にとって大きな熱負荷となりうる。これは、極低温冷凍機の冷凍能力、ひいては冷媒再凝縮の凝縮効率の低下をもたらしうる。
本発明のある態様の例示的な目的のひとつは、冷媒再凝縮の凝縮効率を向上する極低温冷凍機、極低温システムを提供することにある。
本発明のある態様によると、極低温冷凍機は、室温環境から再凝縮室への冷媒ガス導入口を有し、再凝縮室に取付可能な取付フランジと、取付フランジが再凝縮室に取り付けられたとき再凝縮室内に配置される冷却ステージと、を備える。冷媒ガス導入口は、冷媒ガス導入口を出る冷媒ガス流が冷却ステージから逸れるように、極低温冷凍機の軸方向に垂直または斜めに方向付けられている。
本発明のある態様によると、極低温冷凍機は、室温環境から再凝縮室への冷媒ガス導入口を有し、再凝縮室に取付可能な取付フランジと、取付フランジが再凝縮室に取り付けられたとき再凝縮室内に配置され、冷媒ガスを凝縮可能な極低温に冷却される冷却ステージと、取付フランジを冷却ステージに接続する蓄冷管と、を備える。冷媒ガス導入口は、取付フランジ上で蓄冷管の周囲に形成された複数の穴を有する。
本発明のある態様によると、極低温システムは、極低温冷凍機の冷却ステージを収容する再凝縮室と、再凝縮室に設置され、室温環境から再凝縮室に冷媒ガスを導く冷媒ガス導入口と、を備える。冷媒ガス導入口は、冷媒ガス導入口を出る冷媒ガス流が冷却ステージから逸れるように、極低温冷凍機の軸方向に垂直または斜めに方向付けられている。
なお、以上の構成要素の任意の組み合わせや本発明の構成要素や表現を、方法、装置、システムなどの間で相互に置換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、冷媒再凝縮の凝縮効率を向上する極低温冷凍機、極低温システムを提供することができる。
第1実施形態に係る極低温システムを示す概略図である。 第1実施形態に係る極低温冷凍機を示す概略図である。 図2に示される極低温冷凍機のA-A線による概略断面図である。 図3に示される極低温冷凍機の一点鎖線Bに沿う概略部分断面図である。 比較例に係る極低温冷凍機を示す概略図である。 第1実施形態に係る極低温冷凍機の他の例を示す概略図である。 第1実施形態に係る極低温冷凍機の他の例を示す概略図である。 第1実施形態に係る極低温冷凍機の他の例を示す概略図である。 第2実施形態に係る極低温システムを示す概略図である。
以下、図面を参照しながら、本発明を実施するための形態について詳細に説明する。説明および図面において同一または同等の構成要素、部材、処理には同一の符号を付し、重複する説明は適宜省略する。図示される各部の縮尺や形状は、説明を容易にするために便宜的に設定されており、特に言及がない限り限定的に解釈されるものではない。実施の形態は例示であり、本発明の範囲を何ら限定するものではない。実施の形態に記述されるすべての特徴やその組み合わせは、必ずしも発明の本質的なものであるとは限らない。
図1は、第1実施形態に係る極低温システム100を示す概略図である。図2は、第1実施形態に係る極低温冷凍機10を示す概略図である。図3は、図2に示される極低温冷凍機10のA-A線による概略断面図である。図3には、軸方向Cに垂直な平面における極低温冷凍機10の構成要素の位置関係が示されている。図4は、図3に示される極低温冷凍機10の一点鎖線Bに沿う概略部分断面図である。
極低温システム100は、冷媒再凝縮器を含む循環システムとして構成され、極低温冷凍機10を冷却源として備える。この実施形態では、冷媒は、ヘリウムである。よって、ヘリウムガスが極低温冷凍機10によって液体ヘリウムへと再凝縮される。ただし、極低温システム100は、たとえば窒素などその他の適当な冷媒を使用することも可能である。
極低温システム100は、再凝縮室102、液体冷媒槽104、液体輸送管106、気体戻り管108を備える。再凝縮室102の底部と液体冷媒槽104は、液体輸送管106で接続され、再凝縮室102の上部と液体冷媒槽104は、気体戻り管108で接続されている。再凝縮室102、液体冷媒槽104、液体輸送管106は、真空断熱容器を構成し、その内部は冷媒雰囲気の低温環境となる。気体戻り管108は、室温環境110に配置されている。気体戻り管108には、冷媒を循環させるためのポンプが設けられてもよい。
極低温冷凍機10は、一例として、GM(Gifford-McMahon)方式の二段パルス管冷凍機である。よって、極低温冷凍機10は、第1段パルス管12a、第2段パルス管12b、第1段蓄冷管14a、第2段蓄冷管14b、第1段冷却ステージ16a、第2段冷却ステージ16bを備える。説明の便宜上、以下では、第1段パルス管12a、第2段パルス管12bをパルス管12と総称することがある。同様に、第1段蓄冷管14a、第2段蓄冷管14bを蓄冷管14と総称し、第1段冷却ステージ16a、第2段冷却ステージ16bを冷却ステージ16と総称しうる。
また、極低温冷凍機10は、再凝縮室102またはその他の真空容器に取付可能な取付フランジ18を備える。第1段パルス管12aは、取付フランジ18を第1段冷却ステージ16aに接続し、第2段パルス管12bは、取付フランジ18を第2段冷却ステージ16bに接続する。第1段蓄冷管14aは、取付フランジ18を第1段冷却ステージ16aに接続する。第2段蓄冷管14bは、第1段冷却ステージ16aを第2段冷却ステージ16bに接続する。取付フランジ18は、トップフランジと称されてもよい。
極低温冷凍機10は、その中心軸を鉛直方向に一致させるようにして再凝縮室102の天板または上部に取り外し可能に設置され、冷却ステージ16が再凝縮室102のなかに配置される。したがって、この実施形態では、極低温冷凍機10の軸方向Cは鉛直方向となる。しかし、極低温冷凍機10の取付姿勢はこれに限られない。極低温冷凍機10は、所望される姿勢で設置可能であり、軸方向Cが斜め方向または水平方向に一致するようにして再凝縮室102に設置されてもよい。
極低温システム100において冷媒すなわちヘリウムは次のように循環する。まず、ヘリウムガスは室温環境110から冷媒ガス導入口20を通じて再凝縮室102に導入される。ヘリウムガスは、第1段冷却ステージ16aおよび第2段冷却ステージ16bによって冷却され、第2段冷却ステージ16bで液化される。液化したヘリウムは第2段冷却ステージ16bから再凝縮室102の底部に滴下し、液体輸送管106を通じて液体冷媒槽104に流入する。こうして、液体冷媒槽104に液体ヘリウムが貯留される。液体ヘリウムは、物体の冷却に使用される。その結果気化したヘリウムは液体冷媒槽104の上部から気体戻り管108を通じて室温環境110へと出る。ヘリウムガスは周囲からの熱流入によって室温程度に加熱される。ヘリウムガスは、気体戻り管108から冷媒ガス導入口20へと流入し、再び再凝縮室102に導入される。
詳細は後述するが、取付フランジ18は、室温環境110から再凝縮室102への冷媒ガス導入口20を有する。冷媒ガス導入口20は、冷媒ガス導入口20を出る冷媒ガス流22が極低温冷凍機10の軸方向Cに垂直となるように方向付けられている。よって、冷媒ガス流22は、第1段冷却ステージ16a、第2段冷却ステージ16bのいずれからも逸れている。冷媒ガス流22は、第1段冷却ステージ16a、第2段冷却ステージ16bのいずれにも直接あたらない。言い換えれば、冷媒ガス導入口20の中心を通り冷媒ガス導入口20に沿って延びる仮想的な直線21は、軸方向Cに垂直であり、冷却ステージ16とは交差しない。
なお、冷媒ガス導入口20は、冷媒ガス導入口20を出る冷媒ガス流22が冷却ステージ16から逸れるように、極低温冷凍機10の軸方向Cに対して斜めの角度に方向付けられていてもよい。直線21は、冷却ステージ16と交差しないように傾斜して延びていてもよい。斜めの角度は、軸方向Cに垂直な方向(たとえば水平方向)に対して、たとえば45度以内であってもよい。
図2および図3を参照して、極低温冷凍機10の構成要素を述べる。
第1段パルス管12a、第2段パルス管12bはそれぞれ、軸方向Cに延在する。第1段蓄冷管14a、第2段蓄冷管14bは直列に接続され、軸方向Cに延在する。第1段蓄冷管14aは、第1段パルス管12aと並列に配置され、第2段蓄冷管14bは、第2段パルス管12bと並列に配置されている。第1段パルス管12aは軸方向Cに第1段蓄冷管14aとほぼ同じ長さを有し、第2段パルス管12bは、軸方向Cに第1段蓄冷管14aと第2段蓄冷管14bの合計長さとほぼ同じ長さを有する。
例示的な構成においては、パルス管12は内部を空洞とする円筒状の管であり、蓄冷管14は内部に蓄冷材15を充填した円筒状の管であり、両者は互いに隣り合って各々の中心軸を平行として配置されている。
第1段パルス管12aの低温端と第1段蓄冷管14aの低温端は、第1段冷却ステージ16aによって、構造的に接続され熱的に結合されている。同様に、第2段パルス管12bの低温端と第2段蓄冷管14bの低温端は、第2段冷却ステージ16bによって、構造的に接続され熱的に結合されている。一方、第1段パルス管12a、第2段パルス管12b、および第1段蓄冷管14aそれぞれの高温端は、取付フランジ18によって接続されている。
冷却ステージ16は、例えば銅などの高熱伝導率の金属材料で形成される。一方、パルス管12および蓄冷管14は、例えばステンレス鋼など、冷却ステージ16に比べて熱伝導率の低い金属材料で形成される。
取付フランジ18の一方の主表面からパルス管12および蓄冷管14が延び、取付フランジ18の他方の主表面にはヘッド部24が設けられている。取付フランジ18は、たとえば真空フランジであり、再凝縮室102の気密性を保つように再凝縮室102に取り付けられる。取付フランジ18が再凝縮室102に取り付けられるとき、パルス管12、蓄冷管14、および冷却ステージ16は、再凝縮室102に収容され、ヘッド部24は、室温環境110に配置される。
図2および図3から理解されるように、冷媒ガス導入口20は、冷媒ガス流22が、冷却ステージ16だけでなくパルス管12からも逸れるように、軸方向Cに垂直に方向付けられている。冷媒ガス流22は、第1段パルス管12a、第2段パルス管12bのいずれにも直接あたらない。直線21は、冷却ステージ16だけでなくパルス管12とも交差しない。
冷媒ガス導入口20は、冷媒ガス流22が冷却ステージ16およびパルス管12から逸れるように、軸方向Cに対して斜めの角度に方向付けられていてもよい。直線21は、冷却ステージ16およびパルス管12と交差しないように傾斜して延びていてもよい。
冷媒ガス導入口20は、冷媒ガス流22が第1段蓄冷管14aと熱交換をするように方向付けられている。たとえば、冷媒ガス導入口20は、冷媒ガス流22が第1段蓄冷管14aのそばを通り過ぎ、それにより冷媒ガス流22が第1段蓄冷管14aと熱交換をするように方向付けられている。冷媒ガス流22は、第1段蓄冷管14aの表面に隣接して、または第1段蓄冷管14aの表面に沿って流れる。冷媒ガス導入口20は、冷媒ガス流22が第1段蓄冷管14aにあたるように方向付けられていてもよい。
冷媒ガス導入口20は、第1段蓄冷管14aの近傍に配置されている。たとえば、冷媒ガス導入口20は、取付フランジ18上において、第1段パルス管12aよりも第1段蓄冷管14aの近くに配置されている。冷媒ガス導入口20は、取付フランジ18上において、第2段パルス管12bよりも第1段蓄冷管14aの近くに配置されている。
冷媒ガス導入口20は、取付フランジ18の外周部に配置されている。第1段蓄冷管14a、第1段パルス管12a、第2段パルス管12bは、冷媒ガス導入口20に比べて取付フランジ18の中心部に配置されている。
また、取付フランジ18は、気体戻り管108が接続される冷媒ガス受入口26を有する。冷媒ガス受入口26は、取付フランジ18の側面に設置されている。冷媒ガス受入口26は、たとえばセルフシーリング・カップリングのような脱着可能な継手であり、気体戻り管108は冷媒ガス受入口26に容易に取り付け、または取り外すことができる。
図4に示されるように、取付フランジ18は、冷媒ガス導入口20を冷媒ガス受入口26に接続するフランジ内部流路28を有する。冷媒ガス導入口20、冷媒ガス受入口26、およびフランジ内部流路28により室温冷媒ガス導入ラインが構成される。冷媒ガスは、気体戻り管108から冷媒ガス受入口26、フランジ内部流路28を通じて冷媒ガス導入口20へと流れる。冷媒ガス導入口20は、たとえば、取付フランジ18に取り付けられたエルボ状の配管である。よって、冷媒ガス導入口20は、フランジ内部流路28から冷媒ガスを受け入れる縦管20aと、冷媒ガスを再凝縮室102に導入する横管20bとを有する。直線21は、横管20bの中心を通り横管20bに沿って延びている。
図2に示されるように、ヘッド部24には、極低温冷凍機10の振動流発生源30および位相制御機構32が設けられている。よく知られているように、極低温冷凍機10がGM方式のパルス管冷凍機である場合には、振動流発生源30として、作動ガスの定常流を生み出す圧縮機と、圧縮機の高圧側と低圧側とを周期的に切り替えてパルス管12および蓄冷管14に接続する流路切替弁との組み合わせが用いられる。この流路切替弁は、必要に応じて設けられたバッファタンクとともに、位相制御機構32としても働く。また、極低温冷凍機10がスターリング方式のパルス管冷凍機である場合には、振動流発生源30として、調和振動するピストンによって振動流を発生する圧縮機が用いられ、位相制御機構32として、バッファタンクとこれをパルス管12の高温端につなぐ連通路が用いられる。
なお、振動流発生源30は、ヘッド部24に内蔵されている必要はない(つまり、取付フランジ18に直接取り付けられていなくてもよい)。振動流発生源30は、ヘッド部24から分離して配置され、剛性または可撓性の配管によりヘッド部24に接続されてもよい。同様に、位相制御機構32についても、取付フランジ18に直接取り付けられることは必須ではなく、ヘッド部24から分離して配置され、剛性または可撓性の配管によりヘッド部24に接続されてもよい。
このような構成により、極低温冷凍機10は、作動ガスの圧力振動に対しパルス管12内のガス要素(ガスピストンとも呼ばれる)の変位振動の位相を適切に遅らせることによって、極低温冷凍機10は、パルス管12の低温端にPV仕事を発生し、冷却ステージ16を冷却することができる。このようにして、極低温冷凍機10は、冷却ステージ16に接触する気体、液体、または、冷却ステージ16に熱的に結合された物体を冷却することができる。
極低温冷凍機10がヘリウム再凝縮に使用される場合、第1段冷却ステージ16aは例えば100K未満(たとえば30K~60K程度)に冷却され、第2段冷却ステージ16bはヘリウム液化温度である約4K程度またはそれ以下に冷却される。極低温冷凍機10が他の冷媒の再凝縮に使用される場合には、その冷媒の液化温度以下に少なくとも第2段冷却ステージ16bが冷却される。
図5は、比較例に係る極低温冷凍機510を示す概略図である。極低温冷凍機510はその中心軸を鉛直方向に一致させるようにして再凝縮室502の天板または上部に設置され、低温部516が再凝縮室502内に配置される。再凝縮室502への室温冷媒ガスの入口520も極低温冷凍機510の近くに設けられ、そこから室温ガス522は鉛直方向に再凝縮室502の底部に向かって吹き出すようになっている。
したがって、室温ガス522は、低温部516に直接吹き付けるか、またはその近くに容易に到達する。室温ガス522と低温部516の温度差はかなり大きく、たとえば100K~200K以上にもなるので、室温ガス522から低温部516への入熱は極低温冷凍機510にとって大きな熱負荷となる。
また、パルス管512は内部を空洞とする管であり、熱容量が比較的小さいので、入熱を受けると温度が上がりやすい。室温ガス522は、パルス管512の表面に沿って流れるため、パルス管512が容易に加熱される。
そのため、極低温冷凍機510の冷凍能力、ひいては冷媒再凝縮の凝縮効率は低下し、最悪の場合、極低温冷凍機510は冷媒を凝縮できない。
ところが、第1実施形態に係る極低温システム100および極低温冷凍機10によると、冷媒ガス導入口20は、冷媒ガス導入口20を出る冷媒ガス流22が冷却ステージ16から逸れるように、極低温冷凍機10の軸方向Cに垂直または斜めに方向付けられている。図5に示されるような比較例と比べて、冷媒ガス流22は、軸方向Cの速度成分が小さいので、軸方向Cには流れにくい。冷媒ガスは、再凝縮室102内での冷媒の対流によって徐々に第1段冷却ステージ16aへと下降し、さらには第2段冷却ステージ16bへと下降していく。冷媒ガスは下降しながら徐々に冷やされる。したがって、冷媒ガスから冷却ステージ16への入熱が低減される。冷媒ガス流22が極低温冷凍機10の冷凍能力に与える影響は抑制され、冷媒の凝縮効率は向上される。
加えて、冷媒ガス導入口20は、冷媒ガス流22がパルス管12から逸れるように、極低温冷凍機10の軸方向Cに垂直または斜めに方向付けられている。冷媒ガスからパルス管12への入熱が低減される。極低温冷凍機10の冷凍能力への影響は抑制され、冷媒の凝縮効率は向上される。
さらに、冷媒ガス導入口20は、冷媒ガス流22が第1段蓄冷管14aと熱交換をするように方向付けられている。蓄冷管14には蓄冷材15が充填されているので、パルス管12に比べて熱容量が顕著に大きい。したがって、冷媒ガス流22が蓄冷管14に当たったとしても、パルス管12のように容易に温度が高まることはない。蓄冷管14は、むしろ冷媒ガス流22を冷却することができる。
図6は、第1実施形態に係る極低温冷凍機10の他の例を示す概略図である。冷媒ガス導入口20は、取付フランジ18から第1段蓄冷管14aの近傍へと延びる冷媒ガス導管34を有する。冷媒ガス導管34は、冷媒ガスを第1段蓄冷管14aに向ける複数の穴36を有する。複数の穴36は、冷媒ガス流22が第1段蓄冷管14aにあたるように方向付けられている。
冷媒ガス導管34は、第1段蓄冷管14aの表面から隙間をあけて第1段蓄冷管14aの表面に沿って湾曲して延びている。複数の穴36は、第1段蓄冷管14aの表面に向かい合うようにして、冷媒ガス導管34の長手方向に沿って配置されている。
このようにすれば、冷媒ガス流22を第1段蓄冷管14aに直接あてることができ、第1段蓄冷管14aによって冷媒ガス流22を効率的に冷却することができる。また、冷媒ガス導管34は複数の穴36を有するので、冷媒ガスが分散される。冷媒ガス流22によって生じうる第1段蓄冷管14aの局所的な温度変動を抑制できる。冷媒ガス流22が極低温冷凍機10の冷凍能力に与える影響は抑制され、冷媒の凝縮効率は向上される。
図7は、第1実施形態に係る極低温冷凍機10の他の例を示す概略図である。冷媒ガス導入口20がエルボ状の配管を有することは必須ではない。冷媒ガス導入口20は、取付フランジ18内に形成された斜め流路20cと、取付フランジ18上に形成された穴20dとを有してもよい。冷媒ガスは、気体戻り管108から冷媒ガス受入口26を通じて冷媒ガス導入口20へと流れる。冷媒ガスは、冷媒ガス導入口20から再凝縮室102に導入される。冷媒ガス導入口20は、冷媒ガス導入口20を出る冷媒ガス流22が冷却ステージ16から逸れるように、極低温冷凍機10の軸方向Cに対して斜めの角度に方向付けられていてもよい。直線21は、冷却ステージ16と交差しないように傾斜して延びていてもよい。このようにしても、極低温冷凍機10の冷凍能力への影響は抑制され、冷媒の凝縮効率は向上される。
図8は、第1実施形態に係る極低温冷凍機10の他の例を示す概略図である。冷媒ガス導入口20は、取付フランジ18上で第1段蓄冷管14aの周囲に形成された複数の穴38を有する。穴38は、取付フランジ18内の流路を通じて冷媒ガス受入口26に接続されている。穴38は、冷媒ガスを軸方向に向けるように方向付けられている。穴38を出る冷媒ガスは、第1段蓄冷管14aの表面に沿って軸方向に流れるので、第1段蓄冷管14aによって冷却される。また、冷媒ガス導入口20は複数の穴38を有するので、冷媒ガスは分散される。このようにしても、極低温冷凍機10の冷凍能力への影響は抑制され、冷媒の凝縮効率は向上される。なお、穴38は、軸方向に対して斜めの角度に方向付けられていてもよい。
ここまでは極低温冷凍機10の取付フランジ18が冷媒ガス導入口20を有する構成を説明したが本発明はこの構成には限られない。取付フランジ18ではなく、再凝縮室102が冷媒ガス導入口20を有してもよい。そのような実施例を次に述べる。
図9は、第2実施形態に係る極低温システム100を示す概略図である。第2実施形態に係る極低温システム100は、冷媒ガス導入口20の配置に関して第1実施形態に係る極低温システム100と相違し、その余については概ね共通する。以下では、相違する構成を中心に説明し、共通する構成については簡単に説明するか、あるいは説明を省略する。
極低温システム100は、極低温冷凍機10の冷却ステージ16を収容する再凝縮室102と、再凝縮室102に設置され、室温環境110から再凝縮室102に冷媒ガスを導く冷媒ガス導入口20と、を備える。冷媒ガス導入口20は、冷媒ガス導入口20を出る冷媒ガス流22が冷却ステージ16から逸れるように、極低温冷凍機10の軸方向Cに垂直(または斜め)に方向付けられている。第2実施形態においても、第1実施形態と同様に、冷媒ガス流22が極低温冷凍機10の冷凍能力に与える影響は抑制され、冷媒の凝縮効率は向上される。
冷媒ガス導入口20および冷媒ガス受入口26が再凝縮室102に設けられているから、これら室温冷媒ガス導入ラインを極低温冷凍機10の取付フランジ18に形成する必要がない。よって、取付フランジ18として汎用の真空フランジを有する既存の極低温冷凍機10を使用することができる。
以上、本発明を実施例にもとづいて説明した。本発明は上記実施形態に限定されず、種々の設計変更が可能であり、様々な変形例が可能であること、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは、当業者に理解されるところである。ある実施の形態に関連して説明した種々の特徴は、他の実施の形態にも適用可能である。組合せによって生じる新たな実施の形態は、組み合わされる実施の形態それぞれの効果をあわせもつ。
たとえば、第1実施形態に関連して説明した特徴は、第2実施形態にも等しく適用可能である。
極低温冷凍機10は、パルス管冷凍機に限られず、GM冷凍機またはその他の極低温冷凍機であってもよい。たとえば、GM冷凍機の場合、上述の実施形態における「蓄冷管」は、蓄冷器を内蔵したディスプレーサを収容するシリンダとすればよい。GM冷凍機は、パルス管を有しない。
極低温システム100がヘリウム以外の冷媒を使用する場合には、極低温冷凍機10はその冷媒の液化温度を提供できればよく、単段の冷凍機であってもよい。
実施の形態にもとづき、具体的な語句を用いて本発明を説明したが、実施の形態は、本発明の原理、応用の一側面を示しているにすぎず、実施の形態には、請求の範囲に規定された本発明の思想を逸脱しない範囲において、多くの変形例や配置の変更が認められる。
10 極低温冷凍機、 12 パルス管、 14 蓄冷管、 16 冷却ステージ、 18 取付フランジ、 20 冷媒ガス導入口、 22 冷媒ガス流、 100 極低温システム、 102 再凝縮室、 110 室温環境。

Claims (5)

  1. 室温環境から再凝縮室への冷媒ガス導入口を有し、前記再凝縮室に取付可能な取付フランジと、
    前記取付フランジが前記再凝縮室に取り付けられたとき前記再凝縮室内に配置される冷却ステージと、
    前記取付フランジを前記冷却ステージに接続するパルス管と、を備え、
    前記冷媒ガス導入口は、前記冷媒ガス導入口を出る冷媒ガス流が前記冷却ステージおよび前記パルス管から逸れるように、極低温冷凍機の軸方向に垂直または斜めに方向付けられていることを特徴とする極低温冷凍機。
  2. 室温環境から再凝縮室への冷媒ガス導入口を有し、前記再凝縮室に取付可能な取付フランジと、
    前記取付フランジが前記再凝縮室に取り付けられたとき前記再凝縮室内に配置される冷却ステージと、
    前記取付フランジを前記冷却ステージに接続する蓄冷管と、を備え、
    前記冷媒ガス導入口は、前記冷媒ガス導入口を出る冷媒ガス流が前記冷却ステージから逸れるように、極低温冷凍機の軸方向に垂直または斜めに方向付けられ、
    前記冷媒ガス導入口は、前記冷媒ガス導入口を出る冷媒ガス流が前記蓄冷管と熱交換をするように方向付けられていることを特徴とする極低温冷凍機。
  3. 前記冷媒ガス導入口は、前記取付フランジから前記蓄冷管の近傍へと延びる冷媒ガス導管を有し、前記冷媒ガス導管は、冷媒ガスを前記蓄冷管に向ける複数の穴を有することを特徴とする請求項に記載の極低温冷凍機。
  4. 室温環境から再凝縮室への冷媒ガス導入口を有し、前記再凝縮室に取付可能な取付フランジと、
    前記取付フランジが前記再凝縮室に取り付けられたとき前記再凝縮室内に配置され、冷媒ガスを凝縮可能な極低温に冷却される冷却ステージと、
    前記取付フランジを前記冷却ステージに接続する蓄冷管と、を備え、
    前記冷媒ガス導入口は、前記取付フランジ上で前記蓄冷管の周囲に形成された複数の穴を有することを特徴とする極低温冷凍機。
  5. 極低温冷凍機の冷却ステージを収容する再凝縮室と、
    前記再凝縮室に設置され、室温環境から前記再凝縮室に冷媒ガスを導く冷媒ガス導入口と、を備え、
    前記冷媒ガス導入口は、前記冷媒ガス導入口を出る冷媒ガス流が前記冷却ステージおよび前記極低温冷凍機のパルス管から逸れるように、前記極低温冷凍機の軸方向に垂直または斜めに方向付けられていることを特徴とする極低温システム。
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