JP7264532B1 - 接合方法及び接合装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 より簡易に材料間の接合処理を実現することに適した接合方法などを提供する。【解決手段】 接合装置1は、第1部材3と第2部材5との間に粒状金属体群7が挟まれて保持されている状態で、共振部11が音エネルギーを伝達して接合処理を行う。部材において接合する面は、平面状や、外周に沿って縁が形成された形状などであってもよい。また、粒状金属体の層を複数存在させて複数段にして、これらの粒状金属体の層に対して各別に接合処理を行っても、同時に接合処理を行ってもよい。また、粒状金属体群7が第1部材と第2部材の上や下にある状態で接合処理を行ってもよい。【選択図】 図1

Description

本発明は、接合方法及び接合装置に関し、特に、複数の部材の接合処理を行う接合方法等に関する。
出願人は、音エネルギーを利用した様々な接合処理を提案している(特許文献1など参照)。
特開2018-8288号公報
しかしながら、同種材料の間でも異種材料の間でも、音エネルギーを利用して、より簡易に接合処理を行うことが求められている。
よって、本発明は、より簡易に材料間の接合処理を実現することに適した接合方法などを提供することを目的とする。
本願発明の第1の側面は、対象物の接合処理を行う接合方法であって、前記対象物は、第1部材と、第2部材と、一つ又は複数の粒状金属体を含む第1粒状金属体群を含み、共振部が前記対象物に音エネルギーを伝達して、前記粒状金属体を用いて前記第1部材と前記第2部材を接合する接合ステップを含む。
本願発明の第2の側面は、第1の側面の接合方法であって、前記対象物において、前記第1部材と前記第2部材は、前記第1粒状金属体群を挟んで保持した状態である。
本願発明の第3の側面は、第2の側面の接合方法であって、前記対象物は、さらに第3部材と、一つ又は複数の粒状金属体を含む第2粒状金属体群を含み、前記対象物において、前記第2部材と前記第3部材は、前記第2粒状金属体群を挟んで保持した状態である。
本願発明の第4の側面は、第1から第3のいずれかの側面の接合方法であって、前記接合ステップにおいて、前記対象物には、圧力が加えられ、前記第1部材において前記第1粒状金属体群に接する面、及び/又は、前記第2部材において前記第1粒状金属体群に接する面は、少なくとも一部が、前記圧力の方向及び/又は前記音エネルギーが加えられる方向に対して斜めである。
本願発明の第5の側面は、第1の側面の接合方法であって、前記対象物において、前記第1部材と前記第2部材は、前記第1粒状金属体群に含まれる粒状金属体がない状態で重ねられた状態であり、前記接合ステップにおいて、前記音エネルギーによって、前記第1粒状金属体群に含まれる粒状金属体が、重ねられた状態の前記第1部材と前記第2部材を接合する。
本願発明の第6の側面は、第5の側面の接合方法であって、前記接合ステップにおいて、前記第1粒状金属体群に含まれる粒状金属体が前記第1部材と前記第2部材の少なくとも一方を貫通して前記第1部材と前記第2部材を接合する。
本願発明の第7の側面は、第1から第6のいずれかの側面の接合方法であって、前記第1粒状金属体群に含まれる粒状金属体は、金属であり、前記第1部材は、金属又はセラミックスであり、前記第2部材は、金属又はセラミックスである。
本願発明の第8の側面は、対象物の接合処理を行う接合装置であって、前記対象物は、第1部材と、第2部材と、一つ又は複数の粒状金属体を含む第1粒状金属体群を含み、前記対象物に音エネルギーを伝達して前記第1部材と前記第2部材を接合する共振部を備える。
本願発明の第9の側面は、第8の側面の接合装置であって、前記対象物において、前記第1部材と前記第2部材は、前記第1粒状金属体群を挟んで保持した状態である。
本願発明の第10の側面は、第9の側面の接合装置であって、前記対象物は、さらに第3部材と、一つ又は複数の粒状金属体を含む第2粒状金属体群を含み、前記対象物において、前記第2部材と前記第3部材は、前記第2粒状金属体群を挟んで保持した状態である。
本願発明の第11の側面は、第8から第11のいずれかの側面の接合装置であって、前記対象物には、圧力が加えられ、前記第1部材において前記第1粒状金属体群に接する面、及び/又は、前記第2部材において前記第1粒状金属体群に接する面は、少なくとも一部が、前記圧力の方向及び/又は前記音エネルギーが加えられる方向に対して斜めである。
本願発明の第12の側面は、第11の側面の接合装置であって、前記対象物において、前記第1部材と前記第2部材は、前記第1粒状金属体群に含まれる粒状金属体がない状態で重ねられた状態であり、前記音エネルギーによって、前記第1粒状金属体群に含まれる粒状金属体が、重ねられた状態の前記第1部材と前記第2部材を接合する。
本願発明の第13の側面は、第12の側面の接合装置であって、前記接合ステップにおいて、前記第1粒状金属体群に含まれる粒状金属体が前記第1部材と前記第2部材の少なくとも一方を貫通して前記第1部材と前記第2部材を接合する。
本願発明の第14の側面は、第8から第13のいずれかの側面の接合装置であって、前記第1粒状金属体群に含まれる粒状金属体は、金属であり、前記第1部材は、金属又はセラミックスであり、前記第2部材は、金属又はセラミックスである。
本願発明の各側面によれば、各部材と比較して小さな粒状金属体を利用して接合処理を実現することができる。
本願発明の実施の形態に係る接合装置の構成の一例を示すブロック図である。 接合処理を行った例を示し、(a)全体像と(b)側面からの撮影したものを示す。 他の接合処理を行った例を示し、(a)全体像と(b)側面からの撮影したものを示す。 本願発明の実施の形態に係る接合装置の他の構成の一例を示すブロック図である。 他の接合処理を行った例を示し、(a)全体像と(b)側面からの撮影したものを示す。 本願発明の実施の形態に係る接合装置のさらに他の構成の一例を示すブロック図である。 本願発明の実施の形態に係る接合装置のさらに他の構成の一例を示すブロック図である。 複数枚の金属箔を2つのボールを使用して接合した例を示す。
以下、図面を参照して、本願発明の実施例について述べる。なお、本願発明の実施の形態は、以下の実施例に限定されるものではない。
図1は、本願発明の実施の形態に係る接合装置の構成の一例を示すブロック図である。
接合装置1は、対象物を接合処理する。対象物は、第1部材3と、第2部材5と、粒状金属体群7を含む。第1部材3は、例えば、金属(アルミ、銅、ニッケル、鉄鋼など)、セラミックス(窒化ケイ素、炭化ケイ素など)などである。第2部材5は、例えば、金属(アルミ、銅、ニッケル、鉄鋼など)、セラミックス(窒化ケイ素、炭化ケイ素など)などである。粒状金属体群7は、一つ又は複数の粒状金属体を含む。粒状金属体は、第1部材3と第2部材5において接合処理が行われる面と比較して小さなつぶであり、形状は、例えば、球状、楕円体状などである。粒状金属体は、金属であり、例えば、アルミ、銅、鉄鋼、プラチナなどである。粒状金属体群7は、第1部材3と第2部材5に挟まれた状態で保持されている。
接合装置1は、音エネルギー付与装置9と、共振部11と、ステージ13を備える。
対象物は、ステージ13に載置されている。図1では、第1部材3がステージ13に載置される。第1部材3の上に粒状金属体群7が載せられる。粒状金属体群7の上に第2部材5が載せられる。
音エネルギー付与装置9は、共振部11に対して、音波振動(20kHz以下の振動)及び/又は超音波振動(20kHzを超える振動)を付与する。ここで、振動は、縦(圧力と同じ方向)でもよく、横(圧力に垂直な方向)でもよい。
共振部11は、例えばホーンであり、対象物に圧力を加えつつ音波振動及び/又は超音波振動に共振して、対象物に音エネルギーを伝達して接合処理を行う。
共振部11は、第2部材5に対して、上から圧力を加える。共振部11は、音波振動及び/又は超音波振動に共振して、対象物に音エネルギーを伝達することにより、粒状金属体群7を介して第1部材3と第2部材5を接合する。
第1部材3と第2部材5と粒状金属体群7は、同じ材料でもよく、異なる材料でもよい。
図2は、第1部材3と第2部材5をアルミナ(酸化アルミニウム)の板とし、粒状金属体群7の粒状金属体としてアルミのボールを利用して、接合処理を行った例を示す。図2(a)は接合した状態の全体像を示し、(b)は横から見た状態を示す。このように、いわば、金属のボールを挟んだ接合処理によって、金属間の接合や、金属とセラミックスとの間の接合などを実現することができる。例えば、アルミ、銅、ニッケル、鉄鋼などの接合を実現することができる。このように、積み重ねることによってパーツの面積を狭くすることができ、例えば半導体の構造革命的な小型化などを実現することができる。
図3は、他の接合処理を行った例を示す。図3(a)は、粒状金属体であるボールの間隔を離した状態で接合した例を示す。図3(b)は、凹状の第1部材3にボールを入れ、凸状の第2部材5を挿入して接合した例を示す。ここで、第1部材3の凹状で窪んだ部分は、壁面が斜めに形成されており、この壁面の部分と凸状の第2部材5の挿入された部分でも接合処理が行われている。この接合処理に加えて、ボールによる接合処理を行うことができる。
図4は、本願発明の実施の形態に係る接合装置の他の構成の一例を示すブロック図である。接合装置21は、対象物を接合処理する。対象物は、第1部材23と、第2部材25と、第3部材27と、第1粒状金属体群29と、第2粒状金属体群31を含む。第1部材23、第2部材25及び第3部材27は、例えば、金属(アルミ、銅、ニッケル、鉄鋼など)、セラミックス(窒化ケイ素、炭化ケイ素など)などである。第1粒状金属体群29及び第2粒状金属体群31は、それぞれ、一つ又は複数の粒状金属体を含む。粒状金属体は、金属であり、例えば、アルミ、銅、鉄鋼、プラチナなどである。第1粒状金属体群29は、第1部材23と第2部材25に挟まれた状態で保持されている。第2粒状金属体群31は、第2部材25と第3部材27に挟まれた状態で保持されている。
接合装置21は、音エネルギー付与装置33と、共振部35と、ステージ37を備える。
対象物は、ステージ37に載置されている。図4では、第1部材23がステージ37に載置される。第1部材23の上に第1粒状金属体群29が載せられる。第1粒状金属体群29の上に第2部材25が載せられる。第2部材25の上に第2粒状金属体群31が載せられる。第2粒状金属体群31の上に第3部材27が載せられる。第1部材23と第2部材25は、第1粒状金属体群29を挟んで保持した状態である。さらに、第2部材25と第3部材27は、第2粒状金属体群31を挟んで保持した状態である。
音エネルギー付与装置33は、共振部35に対して、音波振動及び/又は超音波振動を付与する。ここで、振動は、縦でもよく、横でもよい。
共振部35は、例えばホーンであり、対象物に圧力を加えつつ音波振動及び/又は超音波振動に共振して、対象物に音エネルギーを伝達して接合処理を行う。
共振部35は、第3部材27に対して、上から圧力を加える。
共振部35は、音波振動及び/又は超音波振動に共振して、対象物に音エネルギーを伝達することにより、第1粒状金属体群29を介して第1部材23と第2部材25を接合し、第2粒状金属体群31を介して第2部材25と第3部材27を接合する。ここで、接合処理は、単点(第1粒状金属体群29に対するものと第2粒状金属体群31に対するものを別々に行うこと)でもよく、多数点同時(第1粒状金属体群29に対するものと第2粒状金属体群31に対するものを同時に行うこと)でもよい。
第1部材23と第2部材25と第3部材27と第1粒状金属体群29と第2粒状金属体群31は、同じ材料でもよく、異なる材料でもよい。そのため、金属の材料間の接合も、金属とセラミックスとの間などのように異材料間の接合も実現することができる。
図5は、第1部材23と第3部材27をアルミナ(酸化アルミニウム)の板とし、第2部材25をアルミの板とし、第1粒状金属体群29及び第2粒状金属体群31の粒状金属体としてアルミのボールを利用して、接合処理を行った例を示す。図4(a)は接合した状態の全体像を示し、(b)は横から見た状態を示す。このように、ボールを挟めば何段でも積層した接合を実現することができる。
図6は、本願発明の実施の形態に係る接合装置のさらに他の構成の一例を示すブロック図である。
接合装置41は、対象物を接合処理する。対象物は、第1部材43と、第2部材45と、粒状金属体群47を含む。第1部材43及び第2部材45は、例えば、金属(アルミ、銅、ニッケル、鉄鋼など)、セラミックス(窒化ケイ素、炭化ケイ素など)などである。粒状金属体群47は、一つ又は複数の粒状金属体を含む。粒状金属体は、金属であり、例えば、アルミ、銅、鉄鋼、プラチナなどである。粒状金属体群47は、第1部材43と第2部材45に挟まれた状態で保持されている。
接合装置41は、音エネルギー付与装置49と、共振部51と、ステージ53を備える。
対象物は、ステージ53に載置されている。図6では、第1部材43がステージ53に載置される。第1部材43の上に粒状金属体群47が載せられる。粒状金属体群47の上に第2部材45が載せられる。
音エネルギー付与装置49は、共振部51に対して、音波振動及び/又は超音波振動を付与する。ここで、振動は、縦でもよく、横でもよい。
共振部51は、例えばホーンであり、対象物に圧力を加えつつ音波振動及び/又は超音波振動に共振して、対象物に音エネルギーを伝達して接合処理を行う。
共振部51は、第2部材45に対して、上から圧力を加える。
粒状金属体群47を挟む第1部材43及び第2部材45の面は、共振部51が圧力をかける方向に対して斜めとなる部分を含む。この例では、第1部材43及び第2部材45が粒状金属体群47に接する面は、中央部分が水平(すなわち、共振部51が圧力をかける方向に対して垂直)であり、外周に沿って、外側が高く、内側に低くなるように斜めとなる部分が形成されている。共振部51が第2部材45に圧力をかけていない状態では、粒状金属体群47は、傾斜に沿って中央に集まる。共振部51が第2部材45に圧力をかけた状態では、粒状金属体群47は、傾斜に沿って広がり、斜めとなる部分の間にも存在するようになる。
共振部51は、音波振動及び/又は超音波振動に共振して、対象物に音エネルギーを伝達することにより、粒状金属体群47を介して第1部材43と第2部材45を接合する。接合する面に傾斜があっても、接合することができる(例えば特許文献1など参照)。
第1部材43と第2部材45と粒状金属体群47は、同じ材料でもよく、異なる材料でもよい。
図7は、本願発明の実施の形態に係る接合装置のさらに他の構成の一例を示すブロック図である。
接合装置61は、対象物を接合処理する。対象物は、第1部材63と、第2部材65と、粒状金属体群67を含む。第1部材63及び第2部材65は、例えば金属箔(アルミ、銅、ニッケル、鉄鋼など)である。粒状金属体群67は、一つ又は複数の粒状金属体を含む。粒状金属体は、金属であり、例えば、アルミ、銅、鉄鋼、プラチナなどである。第2部材65は第1部材63の上に重ねられ、粒状金属体群67は、第2部材65の上に載せられた状態である。
接合装置61は、音エネルギー付与装置69と、共振部71と、ステージ73を備える。
対象物は、ステージ73に載置されている。図7では、第1部材63がステージ73に載置される。第1部材63の上に第2部材65が載せられる。第2部材65の上に粒状金属体群67が載せられる。
音エネルギー付与装置69は、共振部71に対して、音波振動及び/又は超音波振動を付与する。ここで、振動は、縦でもよく、横でもよい。
共振部71は、例えばホーンであり、対象物に圧力を加えつつ音波振動及び/又は超音波振動に共振して、対象物に音エネルギーを伝達して接合処理を行う。
共振部71は、粒状金属体群67の上から圧力を加える。
共振部71は、音波振動及び/又は超音波振動に共振して、対象物に音エネルギーを伝達することにより、粒状金属体群67に含まれる粒状金属体が第2部材65を貫通して第1部材63と第2部材65を接合する。
図8は、複数枚の金属箔を2つの金属のボールを使用して接合した例を示す。
なお、これらの例ではステージという水平な面の上に載せた状態で説明をしたが、例えば、第1部材が斜めの面がある状態で固定されており、斜めの面に対して粒状金属体群を載せて、さらに第2部材を載せて、ホーンで圧力をかけつつ音エネルギーを伝達して接合する、などのものであってもよい。
また、本願発明では、例えば図6の例において、例えば錐のように、共振部51が圧力をかける方向に対して垂直な部分がなく、全体として斜めとなっていてもよい。
また、セラミックスなどの金属でない部材に対して粒状金属体を用いて接合を行った場合でも、例えば粒状金属体としてアルミニウムを使用すると、異なる粒状金属体の間で導電性を得ることができた。この実験は、アルミニウム以外でも導電性を得られる可能性を示すものであり、アルミニウム以外では導電性を得られないことを意味するものではない。
また、接合を行うときに、音エネルギーを付与する共振部と、圧力を加える加圧部とを別々に設けて、異なる向きから音エネルギーと圧力を加えてもよい。例えば加圧は上から、音エネルギーは下から加えてもよい。また、図6の例で、圧力と音エネルギーが加えられる方向が異なる場合に、面の少なくとも一部が、圧力の方向及び/又は音エネルギーが与えられる方向に対して斜めであってもよい。
また、例えば図7の例で、粒状金属体は、例えば、第1部材及び第2部材の下にあってもよい。また、粒状金属体は、第1部材及び第2部材よりも共振部に近くても、遠くてもよい。
1 接合装置
3 第1部材
5 第2部材
7 粒状金属体群
9 音エネルギー付与装置
11 共振部
13 ステージ
21 接合装置
23 第1部材
25 第2部材
27 第3部材
29 第1粒状金属体群
31 第2粒状金属体群
33 音エネルギー付与装置
35 共振部
37 ステージ
41 接合装置
43 第1部材
45 第2部材
47 粒状金属体群
49 音エネルギー付与装置
51 共振部
53 ステージ
61 接合装置
63 第1部材
65 第2部材
67 粒状金属体群
69 音エネルギー付与装置
71 共振部
73 ステージ

Claims (9)

  1. 対象物の接合処理を行う接合方法であって、
    前記対象物は、第1部材と、第2部材と、一つ又は複数の粒状金属体を含む第1粒状金属体群を含み、
    前記対象物において、前記第1部材と前記第2部材は、前記第1粒状金属体群を挟んで保持した状態であり、
    前記対象物に圧力が加えられて共振部が前記対象物に音エネルギーを伝達して、少なくとも一つの同じ前記粒状金属体が前記第1部材に接するとともに前記第2部材にも接して、当該粒状金属体は、接する前記第1部材と接合し、かつ、接する前記第2部材とも接合する接合ステップを含む接合方法。
  2. 前記粒状金属体は、球状又は楕円体状である、請求項1記載の接合方法。
  3. 少なくとも一つの前記粒状金属体は、他の粒状金属体から離れた状態で接合する、請求項1又は2に記載の接合方法。
  4. 前記対象物は、さらに第3部材と、一つ又は複数の粒状金属体を含む第2粒状金属体群を含み、
    前記対象物において、前記第2部材と前記第3部材は、前記第2粒状金属体群を挟んで保持した状態である、請求項1乃至3のいずれかに記載の接合方法。
  5. 対象物の接合処理を行う接合方法であって、
    前記対象物は、第1部材と、第2部材と、一つ又は複数の粒状金属体を含む第1粒状金属体群を含み、
    共振部が前記対象物に音エネルギーを伝達して、前記粒状金属体を用いて前記第1部材と前記第2部材を接合する接合ステップを含み、
    前記接合ステップにおいて、前記対象物には、圧力が加えられ、
    前記第1部材において前記第1粒状金属体群に接する面、及び/又は、前記第2部材において前記第1粒状金属体群に接する面は、少なくとも一部が、前記圧力の方向及び/又は前記音エネルギーが加えられる方向に対して斜めである、接合方法。
  6. 対象物の接合処理を行う接合方法であって、
    前記対象物は、第1部材と、第2部材と、一つ又は複数の粒状金属体を含む第1粒状金属体群を含み、
    共振部が前記対象物に音エネルギーを伝達して、前記粒状金属体を用いて前記第1部材と前記第2部材を接合する接合ステップを含み、
    前記対象物において、前記第1部材と前記第2部材は、前記第1粒状金属体群に含まれる粒状金属体がない状態で重ねられた状態であり、
    前記接合ステップにおいて、前記音エネルギーによって、前記第1粒状金属体群に含まれる粒状金属体が、重ねられた状態の前記第1部材と前記第2部材を接合する、接合方法。
  7. 前記接合ステップにおいて、前記第1粒状金属体群に含まれる粒状金属体が前記第1部材と前記第2部材の少なくとも一方を貫通して前記第1部材と前記第2部材を接合する、請求項記載の接合方法。
  8. 前記第1粒状金属体群に含まれる粒状金属体は、金属であり、
    前記第1部材は、金属又はセラミックスであり、
    前記第2部材は、金属又はセラミックスである、請求項1からのいずれかに記載の接合方法。
  9. 対象物の接合処理を行う接合装置であって、
    前記対象物は、第1部材と、第2部材と、一つ又は複数の粒状金属体を含む第1粒状金属体群を含み、
    前記粒状金属体は、球状であり、
    前記対象物において、前記第1部材と前記第2部材は、前記第1粒状金属体群を挟んで保持した状態であり、
    前記対象物に圧力が加えられて少なくとも一つの同じ前記粒状金属体が前記第1部材に接するとともに前記第2部材にも接した状態で、前記対象物に音エネルギーを伝達して、当該粒状金属体を、接する前記第1部材と接合させ、かつ、接する前記第2部材とも接合させる共振部を備える接合装置。
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