JP7263811B2 - エンジンシステム - Google Patents

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Description

本発明は、エンジンシステムに関するものである。
例えば特許文献1には、燃焼室の上死点と下死点との間で往復するピストンにより内部のガス燃料を圧縮し、燃焼させる2ストロークエンジンが開示されている。このような2ストロークエンジンにおいては、ガス燃料に着火させるため、パイロット点火予燃焼室が設けられており、該予燃焼室においてパイロット燃料である液体燃料に点火することで、ガス燃料に着火させている。
特表2014-522941号公報
一般的に、ピストンとライナとの摺動性を確保するため、燃焼室の周面に対しては潤滑油が全周に対して供給されている。このような潤滑油は、燃焼室においてピストンに圧縮されることにより高温高圧となり、自着火する場合がある。潤滑油の着火は、制御されておらず、エンジンの各行程において偶発的に発生するため、エンジンのノッキングや早期着火等の異常燃焼の原因となっている。
本発明は、上述する問題点に鑑みてなされたもので、潤滑油による異常燃焼を抑制することを目的とするものである。
上記目的を達成するために、本発明では、第1の解決手段として、気体燃料を燃焼させる燃焼室を有するエンジンと、前記エンジンを制御する制御部とを備えるエンジンシステムであって、前記燃焼室の内周面に潤滑油を供給する潤滑油供給装置を備え、前記制御部は、前記燃焼室の圧縮端における燃焼室内温度が前記潤滑油の着火温度となるように制御するという手段を採用する。
第2の解決手段として、上記第1の解決手段において、前記制御部は、吸気温度を制御することにより、前記燃焼室の圧縮端における燃焼室内温度が前記潤滑油の着火温度となるように制御するという手段を採用する。
第3の解決手段として、上記第1または第2の解決手段において、前記エンジンに空気を供給する過給機を備え、前記気体燃料は、予混合気として前記燃焼室に供給され、前記制御部は、過給圧を制御することにより、前記予混合気の空気過剰率を1.0~2.5の間の範囲とするという手段を採用する。
第4の解決手段として、上記第3の解決手段において、前記制御部は、前記予混合気の空気過剰率を1.6~1.8の間の範囲とするという手段を採用する。
第5の解決手段として、上記第3の解決手段において、前記制御部は、前記予混合気の空気過剰率を1.8~2.0の間の範囲とするという手段を採用する。
本発明によれば、デュアルフューエルエンジンにおいて、潤滑油の異常燃焼を防止することが可能である。
本発明の一実施形態に係るエンジンシステムの構成を示す模式図である。 本発明の一実施形態におけるエンジンの構成を示す模式図である。 本発明の一実施形態におけるシリンダライナの断面を示す模式図である。 制御部の動作を示すフローチャートであり、(a)が吸気温度の制御を示し、(b)が過給圧の制御を示している。 圧縮比とエンジン負荷との相関を示すグラフである。
以下、図面を参照して、本発明に係るエンジンシステムの一実施形態について説明する。
まず、本実施形態に係るエンジンシステムAについて、図1~3を参照して説明する。エンジンシステムAは、図1に示すように、エンジン1と、過給機100と、バイパスバルブ200と、制御部300とを備えている。
エンジン1は、例えば、船舶に搭載された多気筒のユニフロー掃気ディーゼルエンジン(2ストロークエンジン)とされ、天然ガス等の気体燃料の予混合気を燃焼させることにより動力を発生させている。このようなエンジン1は、図2に示すように、シリンダ部2と、燃料噴射弁3と、ピストン4と、排気弁ユニット5と、ピストンロッド6と、クロスヘッド7と、連接棒8と、クランク軸9と、潤滑油供給装置10を有している。
シリンダ部2は、燃焼室R1を有する円筒状のシリンダライナ2aと、排気ポートHが形成されると共に不図示の排気溜と接続されるシリンダヘッド2bと、シリンダライナ2aの下部設けられると共にシリンダライナ2aの下端部が挿入された円筒状のシリンダジャケット2cとを有している。また、シリンダジャケット2cには、掃気ポートS、掃気室R2が設けられており、掃気溜と接続されている。また、シリンダライナ2aには、図3に示すように、潤滑油が供給される供給口が周面に等間隔で形成されている。この供給口には、後述する潤滑油供給ノズル10aが設けられている。
図2に戻り、燃料噴射弁3は、シリンダヘッド2bに設けられた弁装置である。燃料噴射弁3は、液体燃料による運転の際には、燃焼室R1に向けて液体燃料を噴射する。また、燃料噴射弁3は、気体燃料による運転の際には、始動時のパイロット燃料として少量の液体燃料を燃焼室R1に向けて噴射する。
ピストン4は、略円柱状とされ、後述するピストンロッド6と接続されてシリンダライナ2aの内側に配置されている。ピストン4は、燃焼室R1における圧力の変動により、ピストンロッド6を伴ってシリンダライナ2a内を摺動する。
排気弁ユニット5は、排気弁5aと、排気弁筐5bと、排気弁駆動部5cとを有している。排気弁5aは、シリンダヘッド2bの内側に設けられ、排気弁駆動部5cにより、シリンダ部2内の排気ポートHを閉塞する。排気弁筐5bは、排気弁5aの端部を収容する円筒形の筐体である。排気弁駆動部5cは、排気弁5aをピストン4のストローク方向に沿う方向に移動させるアクチュエータである。
ピストンロッド6は、一端がピストン4と接続され、他端がクロスヘッド7と連結された長尺状部材である。
クロスヘッド7は、不図示のクロスヘッドピンを有している。クロスヘッド7は、ピストンロッド6の端部及び連接棒8の端部と連結され、ピストン4の直線運動を連接棒8へと伝達している。
連接棒8は、クロスヘッドピンと連結されると共にクランク軸9と連結されている長尺状部材である。連接棒8は、クロスヘッドピンに伝えられたピストン4の直線運動を回転運動に変換している。
クランク軸9は、ピストンロッド6及び連接棒8を介してピストン4と接続され、ピストン4に連動する部材である。
潤滑油供給装置10は、例えば、制御部300からの指示に基づいて、ピストン4が潤滑油供給ノズル10aを通過するより前と、ピストン4のピストンリングが潤滑油供給ノズル10aを通過する際と、ピストン4のピストンリング4aが通過した後との3回に分けて、シリンダライナ2aの内側に潤滑油を供給している。潤滑油供給ノズル10aは、外部の油送ポンプにより圧送された潤滑油が吐出されるノズルである。これにより、ピストン4のピストンリングに潤滑油が全て掻き出されることなく、シリンダライナ2aの内周壁全周に潤滑油が行き渡るようになっている。
なお、潤滑油供給については、ピストン4のピストンリング4aの上端が潤滑油供給ノズル10aを通過する前と、ピストン4のピストンリング4aの上端が潤滑油供給ノズル10aを通過した後であってピストンのピストンスカート(図示しない)が通過する前と、ピストン4のピストンスカートが通過した後、の3つの供給タイミングが考えられる。潤滑油供給方式については、サイクル毎に1又は複数のいずれかのタイミングを適宜選択する方式であってもよい。潤滑油の供給量を抑えつつ、シリンダライナ2aの内周壁全周に潤滑油が行き渡る点を鑑みると、サイクル毎にいずれか1つのタイミングを選択する方式が好ましい。
図1に戻り、過給機100は、タービン110と圧縮機120とを備えている。
タービン110は、エンジン1の排気ポートHとタービン流路R3を介して接続されている。このようなタービン110は、エンジン1から供給される燃焼ガスを駆動流体として回転動力を発生する回転機械である。タービン110は、エンジン1から供給される燃焼ガスの供給量に基づいて回転数が決定される。また、タービン110の下流側には、排気流路R4が接続されている。
圧縮機120は、エンジン1の掃気溜と吸気流路R5を介して接続されている。このような圧縮機120は、タービン110において発生した回転動力により、取り込んだ外気(空気)を圧縮し、エンジン1の掃気溜へと供給する。
バイパスバルブ200は、エンジン1と排気流路R4とを接続するバイパス流路R6に設けられるバルブである。このバイパスバルブ200は、制御部300からの指示に基づいて弁開度が制御される。
制御部300は、船舶の操縦者による操作等に基づいて、燃料の供給量等を制御するコンピュータである。また、制御部300は、潤滑油の供給量及び供給タイミングを空気過剰率に基づいて変更可能としている。また、制御部300には、圧縮端温度(燃焼室内温度)の目標値である目標圧縮端温度範囲と、空気過剰率の目標値である目標空気過剰率範囲とが予め記憶されている。目標圧縮端温度範囲及び目標空気過剰率範囲は、予混合気が供給されるタイミングで潤滑油に着火させるための条件の範囲を示している。目標空気過剰率範囲は、1.0~2.5の間の範囲に設定されうる。空気過剰率がそれより大きい場合には、燃料が着火しない可能性があり、それ以下である場合にはノッキング等の異常燃焼が生じる可能性がある。国際海事機関の定めるNOx規制における3次規制に基づいて下限が決定され、空気過剰率1.8~2.0の範囲とされていてもよい。このような目標空気過剰率範囲は、従来のエンジンにおいて用いられる空気過剰率よりも低く設定されている。すなわち、本実施形態におけるエンジン1に供給される予混合気は、従来のエンジンよりも燃料濃度が高く設定されている。
このような本実施形態に係るエンジンシステムAの動作を、図4を参照して説明する。
このようなエンジンシステムAにおいては、燃焼室R1の内周面に対して、ピストン4が潤滑油供給ノズル10aを通過するより前と、ピストン4のピストンリングが潤滑油供給ノズル10aを通過する際と、ピストン4のピストンリング4aが通過した後との3回に分けて、ピストン4が潤滑油供給ノズル10aより潤滑油が噴射することができる。これにより、燃焼室R1は、内周面に潤滑油の膜が形成されると共に、ピストン4の圧縮により気化した潤滑油の雰囲気に満たされた状態となる。このように潤滑油の雰囲気を、さらにピストン4で圧縮することにより、高温高圧となった潤滑油が着火し、燃焼室R1内において火炎が形成される。このような燃焼室R1において、気体燃料と空気とを予混合させ、予混合気を供給している。
このようなエンジンシステムAにおいて、潤滑油を着火源とするための、圧縮端温度の制御について説明する。
制御部300は、まず、不図示の温度センサより吸気温度を取得する(ステップS1)。
そして、制御部300は、取得した吸気温度が目標圧縮端温度範囲に入っているか否かを判断する(ステップS2)。吸気温度が目標圧縮端温度範囲内の場合、すなわち、判定がYESの場合には、制御部300は、吸気温度を維持する(ステップS3)。
これに対して、吸気温度が目標圧縮端温度範囲から外れている場合、すなわち、判定がNOの場合には、制御部300は、エアクーラに流れる冷却水の流量または温度を制御し、吸気温度を上昇または低下させる(ステップS4)。具体的には、吸気温度が目標圧縮端温度範囲よりも高い場合には、制御部300は、吸気温度を低下させるため、冷却水の流量の増加または温度の低下の制御を行う。また、吸気温度が目標圧縮端温度範囲よりも低い場合には、制御部300は、吸気温度を上昇させるため、冷却水の流量の減少または温度の上昇の制御を行う。
これにより、圧縮端温度(圧縮端における燃焼室R1の温度)を潤滑油の着火に適した温度とすることができ、圧縮端で潤滑油を着火させることが可能となる。なお、このような圧縮端温度は、従来のエンジンにおける圧縮端温度よりも高い温度とされている。したがって、潤滑油の着火のタイミングを制御可能となり、潤滑油をパイロット燃料として利用することが可能となる。
また、潤滑油は、シリンダライナ2aの周面に等間隔で複数設けられた潤滑油供給ノズル10aより供給されており、燃焼室R1内において偏りなく供給されている。したがって、このような潤滑油を着火源とすることで、多点から着火させることができ、燃焼室R1内において火炎伝播による燃焼が減少するため、燃焼室R1内において未燃焼の燃料が発生しづらい。すなわち、燃焼室R1内における予定外の自着火を抑制することにより、ノッキング等の異常燃焼の発生を抑制することができる。
続いて、空気過剰率の制御について説明する。
制御部300は、燃焼室R1における空気過剰率を算出する(ステップS11)。空気過剰率は、例えば、エンジン1の運転負荷や、回転数等から算出される。
そして、取得した空気過剰率が目標空気過剰率範囲に入っているか否かを判断する(ステップS12)。取得した空気過剰率が目標空気過剰率範囲内である場合、すなわち、判定がYESの場合には、制御部300は、空気過剰率を維持する(ステップS13)。
これに対して、空気過剰率が目標空気過剰率範囲から外れている場合、すなわち、判定がNOの場合には、制御部300は、過給圧を増減させることにより、空気過剰率を増加または減少させる(ステップS14)。具体的には、空気過剰率が大きい場合には、制御部300は、バイパスバルブを開弁し、過給圧を小さくすることで、空気過剰率を低下させる。また、空気過剰率が小さい場合には、制御部300は、バイパスバルブを閉弁し、過給圧を大きくすることで、空気過剰率を上昇させる。
これにより、潤滑油の着火による火炎の形成に適した空気過剰率とすることができ、潤滑油の自着火により形成された火炎が燃焼室R1内において拡散されやすくなる。
このような空気過剰率の制御を、圧縮端温度の制御と組み合わせることにより、燃焼室R1内において、圧縮端で潤滑油を着火し、燃料ガスを燃焼させやすくなる。
また、本実施形態においては、空気過剰率を1.8~2.0の範囲としていることにより、国際海事機関の定める3次規制に則ってエンジン1を稼働させることが可能である。
なお、潤滑油を着火源とする場合、異常燃焼が生じることなく燃焼させるには、図5に示すエンジン負荷と有効圧縮比との関係に基づいて、下表1のような制御を行う。
具体的には、エンジン負荷が低い運転を行う場合、有効圧縮比は高く設定する。また、高負荷運転の場合と比較して、有効圧縮比は高く、過給圧は低く設定される。エンジン負荷が高い運転に変化させる場合には、有効圧縮比は低く、過給圧は高く設定される。
有効圧縮比は、圧縮端温度と空気過剰率との相関がある。圧縮端温度は、運転条件により定められる。空気過剰率は、過給器の過給圧で制御することが可能であり、有効圧縮比は、排気弁5aの閉タイミングで制御することが可能である。
Figure 0007263811000001
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、例えば以下のような変形例が考えられる。
(1)上記実施形態においては、目標空気過剰率範囲を1.8~2.0としたが、本発明はこれに限定されない。目標空気過剰率範囲は、国際海事機関の2次規制に則って、1.6~1.8としてもよい。
(2)上記実施形態においては、エンジン1は、2ストロークエンジンとしたが、本発明はこれに限定されない。エンジン1は、4ストロークエンジンとしてもよい。
(3)エンジン1は、気体燃料を燃焼させるガス運転モードと、液体燃料を燃焼させるディーゼル運転モードとを有するデュアルフューエルエンジンとしてもよい。
(4)また、バイパスバルブ200は、タービン流路R3と空気バイパス流路R7とを接続する流路に対して設けられるものとしてもよい。
A エンジンシステム
1 エンジン
2 シリンダ部
2a シリンダライナ
2b シリンダヘッド
2c シリンダジャケット
3 燃料噴射弁
4 ピストン
5 排気弁ユニット
5a 排気弁
5b 排気弁筐
5c 排気弁駆動部
6 ピストンロッド
7 クロスヘッド
8 連接棒
9 クランク軸
10 潤滑油供給装置
10a 潤滑油供給ノズル
100 過給機
110 タービン
120 圧縮機
200 バイパスバルブ
300 制御部
H 排気ポート
R1 燃焼室
R2 掃気室
R3 タービン流路
R4 排気流路
R5 吸気流路
R6 バイパス流路
R7 空気バイパス流路
S 掃気ポート

Claims (5)

  1. 気体燃料を燃焼させる燃焼室を有するエンジンと、前記エンジンを制御する制御部とを備えるエンジンシステムであって、
    前記燃焼室を有する円筒状のシリンダライナの内側潤滑油を供給する潤滑油供給装置を備え、
    前記制御部は、前記燃焼室の圧縮端における燃焼室内温度が前記潤滑油の着火温度となるように制御する
    ことを特徴とするエンジンシステム。
  2. 前記制御部は、吸気温度を制御することにより、前記燃焼室の圧縮端における燃焼室内温度が前記潤滑油の着火温度となるように制御することを特徴とする請求項1記載のエンジンシステム。
  3. 前記エンジンに空気を供給する過給機を備え、
    前記気体燃料は、予混合気として前記燃焼室に供給され、
    前記制御部は、過給圧を制御することにより、前記予混合気の空気過剰率を1.0~2.5の間の範囲とすることを特徴とする請求項1または2記載のエンジンシステム。
  4. 前記制御部は、前記予混合気の空気過剰率を1.6~1.8の間の範囲とすることを特徴とする請求項3記載のエンジンシステム。
  5. 前記制御部は、前記予混合気の空気過剰率を1.8~2.0の間の範囲とすることを特徴とする請求項3記載のエンジンシステム。
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