JP7263794B2 - 情報処理装置及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、テスト結果を表示する技術に関する。
従来から、生徒のテスト実施結果をデータベースに保存し、生徒のテスト結果をコンピュータ上で確認することが可能なシステムが知られている。また、特許文献1には、学習者のテストの成績を集計した成績集計データベースを有し、タブレット端末装置により当該データベースが参照可能に構成された教育支援システムが開示されている。
特開2016-65987号公報
生徒等が閲覧する成績の確認画面において、最新のテスト結果だけではなく、それ以前のテスト結果を合わせて分野ごとに成績を表示することで、閲覧者が成績の遷移を把握しやすい表示にすることが可能である。このような画面を参照し、復習が必要な分野を生徒が把握した場合に、直ちにその復習が実行できる環境があることが好ましい。
本発明は、例えば、上記のような課題を解決するためになされたものであり、復習を好適に促進することが可能な成績表示を実行する情報処理装置を提供することを主な目的とする。
本発明の1つの観点では、情報処理装置は、対象の生徒が受けたテストの結果を示すテスト結果情報を取得する取得手段と、前記テスト結果情報に基づき、単元ごとの成績の遷移を表示する成績表示手段と、前記単元ごとの成績のうち1の成績が選択された場合、当該1の成績に対応する単元に関する教材を表示する教材表示手段と、を有し、前記教材表示手段は、前記教材として、前記1の成績に対応する単元に関する設問から構成される復習テストを表示し、前記教材表示手段は、単元と関連付けた設問のデータベースから、前記1の成績に対応する単元に関する設問を抽出することで生成した復習テストを、前記教材として表示する。ここでの「表示する」とは、情報処理装置が自ら表示する態様の他、情報処理装置以外の表示装置に所定の表示を実行させる態様も含む。後者の場合、例えば、情報処理装置は、上述の表示装置が所定の表示を行うのに必要な表示データを上述の表示装置に供給する。
上記情報処理装置は、対象の生徒が受けたテストの結果を示すテスト結果情報に基づき、単元ごとの成績の遷移を表示し、そのうち1の成績が選択された場合、当該1の成績に対応する単元に関する教材を表示する。これにより、情報処理装置は、単元ごとの成績の遷移を好適に表示しつつ、ユーザが選択した成績に対応する教材をユーザに好適に表示させることができる。また、ユーザは、単元ごとの成績の遷移の表示により、復習が必要な単元を好適に把握することができ、選択した単元についての復習を直ちに行うことができる。
また、上記情報処理装置の前記教材表示手段は、前記教材として、前記1の成績に対応する単元に関する設問から構成される復習テストを表示する。この態様により、情報処理装置は、ユーザが選択した成績に対応する復習テストを好適にユーザに実行させることができる。
また、上記情報処理装置の前記教材表示手段は、単元と関連付けた設問のデータベースから、前記1の成績に対応する単元に関する設問を抽出することで生成した復習テストを、前記教材として表示する。この態様により、情報処理装置は、ユーザが選択した成績に対応する復習テストを好適に生成して表示させることができる。
上記情報処理装置の一態様では、前記取得手段は、単元間の関連性の有無を示す単元情報をさらに取得し、前記成績表示手段は、前記単元情報に基づき、前記単元ごとの成績を、単元間の関連性を明示して表示する。この態様により、情報処理装置は、単元間の関連性を好適にユーザに把握させることができる。好適な例では、前記成績表示手段は、相互に関連性を有する単元に対する成績の表示欄を、線により繋いで表示するとよい。
上記情報処理装置の他の一態様では、前記成績表示手段は、前記単元ごとの成績を、学年ごと又は学期ごとに並べて表示する。この態様により、情報処理装置は、学年ごと又は学期ごとの単元ごとの成績の遷移を好適にユーザに把握させることができる。
本発明の別の観点では、情報処理装置は、対象の生徒が受けたテストの結果を示すテスト結果情報を取得する取得手段と、前記テスト結果情報に基づき、単元ごとの成績の遷移を表示する成績表示手段と、前記単元ごとの成績のうち1の成績が選択された場合、当該1の成績に対応する単元に関する教材を表示する教材表示手段と、を有し、前記成績表示手段は、前記単元ごとの成績の表示欄内に、対応する単元における分類ごとの成績を表示し、前記教材表示手段は、選択された成績に対応する単元及び分類に関する教材を表示する。この態様によれば、情報処理装置は、単元ごとの成績を表示する場合に、成績をさらに分類ごとに分けて詳細に表示することができる。また、情報処理装置は、表示させる教材の単元及び分類についても好適にユーザに選択させることができる。
上記情報処理装置の他の一態様では、前記教材表示手段は、単元及び分類と関連付けた設問のデータベースから、前記単元及び分類に関する設問を抽出することで生成した復習テストを、前記教材として表示する。この態様により、情報処理装置は、選択された成績に対応する単元及び分類に関連する設問からなる復習テストを好適に表示することができる。
本発明の他の観点では、コンピュータが実行するプログラムであって、対象の生徒が受けたテストの結果を示すテスト結果情報を取得する取得手段と、前記テスト結果情報に基づき、単元ごとの成績の遷移を表示する成績表示手段と、前記単元ごとの成績のうち1の成績が選択された場合、当該1の成績に対応する単元に関する教材を表示する教材表示手段として前記コンピュータを機能させる。このプログラムをコンピュータで実行することにより、上記の情報処理装置を実現することができる。
実施形態に係る情報表示システムの構成を示す。 端末装置及びサーバ装置の機能構成を示すブロック図である。 成績遷移画面の表示例である。 復習テストの第1表示例である。 復習テストの第1表示例である。 成績遷移画面の表示処理に関するフローチャートである。 変形例1に係る成績遷移画面の表示例である。 変形例2に係る成績遷移画面の表示例である。 変形例3に係る成績遷移画面の表示例である。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施の形態について説明する。
[全体構成]
図1は、本発明を適用した情報表示システムの構成を示す。情報表示システムは、学校の生徒のテストの成績などを閲覧するシステムであり、端末装置10とサーバ装置20とがネットワーク9を介してデータ通信を行う。
端末装置10は、サーバ装置20から受信する表示データ「D1」に基づく表示を行う。本実施形態では、端末装置10は、サーバ装置20から送信される表示データD1に基づき、生徒のテスト成績の遷移を示す画面(「成績遷移画面」とも呼ぶ。)を表示する。端末装置10は、自身の成績を閲覧する生徒が使用する端末であり、例えば、スマートフォン、タブレット、家庭又は学校に設置されたPCなどが該当する。
サーバ装置20は、テスト情報データベース(以下、「データベース」を「DB」と記す。)24と、復習用設問DB27と、テスト結果DB28とに接続されている。そして、サーバ装置20は、成績遷移画面などの表示要求を端末装置10から受信した場合に、表示データD1を生成し、生成した表示データD1を端末装置10に送信する。サーバ装置20は、本発明における情報処理装置の一例である。
[装置構成]
図2(A)は、端末装置10の構成を示すブロック図である。図示のように、端末装置10は、通信部13、記憶部14、入力部15、制御部16、及び表示部17を備える。これらの構成要素は、バス19により相互に接続されている。
通信部13は、ネットワーク9を介してサーバ装置20等と通信を行う。記憶部14は、RAM、ROMなどのメモリにより構成される。記憶部14には、制御部16により実行される様々な処理のプログラムが記憶される。制御部16は、それらのプログラムを実行することにより、端末装置10全体を制御する。また、記憶部14は、制御部16が様々な処理を実行する際の作業メモリとして機能する。
入力部15は、ユーザ入力を検出する装置であり、検出した入力信号を制御部16に供給する。入力部15は、例えば、タッチパネル、マウス、キーボード、音声入力装置などである。表示部17は、制御部16の制御に基づく表示を行うディスプレイであり、例えば、端末装置10の前面に設けられる液晶パネル等であってもよく、端末装置10の本体とは別体のモニタであってもよい。
制御部16は、CPUなどのコンピュータにより構成され、端末装置10の各構成要素を制御する。本実施形態では、制御部16は、成績遷移画面等の表示を要求する入力を入力部15により検知した場合に、通信部13を介して所定の要求信号をサーバ装置20に送信する。そして、制御部16は、サーバ装置20から上述の要求信号に対する応答として表示データD1を通信部13が受信した場合に、当該表示データD1に基づき成績遷移画面等を表示部17に表示する。
図2(B)は、サーバ装置20の構成を示すブロック図である。サーバ装置20は、通信部21と、記憶部22と、制御部23とを備える。なお、これらの構成要素と、テスト情報DB24と、復習用設問DB27と、テスト結果DB28とは、バス29を介して相互に接続されている。
通信部21は、ネットワーク9を通じて端末装置10と通信を行うための通信ユニットである。
記憶部22は、RAM、ROMなどのメモリにより構成される。記憶部22には、制御部23により実行される様々な処理のプログラムが記憶される。また、記憶部22は、各学年で学習対象となる単元(カテゴリ)に関する情報(「単元情報」とも呼ぶ。)を記憶する。単元情報は、例えば、各単元のタイトル、各単元の説明情報、各単元の学習時期、単元間での関連性の有無を示す情報などが含まれる。単元情報は、成績遷移画面の表示処理に好適に用いられる。なお、単元情報は、記憶部22に記憶される必要はなく、テスト情報DB24、復習用設問DB27、テスト結果DB28と同様、記憶部22から独立して設けられてもよい。また、単元情報は、テスト情報DB24等の他のデータベースに含まれてもよい。
制御部23は、CPUなどのコンピュータにより構成され、サーバ装置20の各構成要素を制御する。制御部23は、端末装置10から成績遷移画面等に関する表示要求を通信部21により受信した場合に、テスト情報DB24、復習用設問DB27又は/及びテスト結果DB28を参照することで、端末装置10に供給する表示データD1を生成し、生成した表示データD1を通信部21により端末装置10に送信する。制御部23は、取得手段、成績表示手段、教材表示手段及びプログラムを実行するコンピュータの一例である。
テスト情報DB24は、生徒に実施させるテストに関する情報であるテスト情報を記憶している。本実施形態では、テスト情報は、テストの問題情報、配点情報、正答情報に加えて、各設問が属する単元及び単元内での分類を示す情報などを含んでいる。上述の分類は、難易度や求められる能力の違い等に基づく分類であり、各設問は、それぞれが属する単元及び分類と関連付けられている。本実施形態では、一例として、後述するように、分類として、教科書レベルの設問に対する分類「教科書」、教科書レベルから応用した設問に対する分類「応用」、活用に重点が置かれた設問に対する分類「活用」が用いられる。
復習用設問DB27は、復習用テストの生成に用いられる設問に関するデータベースであり、復習用設問DB27に登録される各設問の情報は、それぞれが属する単元及び分類の情報と関連付けられている。
テスト結果DB28は、過去に実施されたテストの実施結果に関する情報であるテスト結果情報を、テストを実施した生徒の識別情報等と関連付けて記憶している。テスト結果DB28は、テストの実施日時ごとに、テストを実施した各生徒に対応するテスト結果情報を記憶している。テスト結果情報は、例えば、実施されたテストの実施時期に関する情報、テストを受けた各生徒の識別情報、各生徒が記述した解答を示す解答情報(解答の筆跡を再現するためのストローク情報も含む)、各生徒の設問毎の正誤情報、各生徒の単元毎及び分類毎の得点率(正答率であってもよい、以下同じ)などを含む。なお、サーバ装置20は、各生徒の単元毎及び分類毎の得点率をテスト結果DB28に予め記憶する代わりに、成績遷移画面の表示要求があった場合に、テスト結果DB28に含まれる対象の生徒の設問毎の正誤情報と、対応するテスト情報DB24のテスト情報が示す設問毎の単元及び分類等とに基づき算出してもよい。
[成績遷移画面の詳細]
次に、端末装置10による成績遷移画面の詳細な表示機能について説明する。以後では、成績遷移画面の基本的な表示に関する基本表示機能、異なる期間における類似単元の成績の比較に関する成績比較表示機能、復習テストの表示に関する復習テスト表示機能について順に説明を行う。
(1)基本表示機能
まず、成績遷移画面の基本表示機能について説明する。図3は、成績遷移画面の表示例である。図3に示すように、端末装置10は、サーバ装置20から送信される表示データD1に基づき、期間指定欄31、32と、単元別表示欄5(5A~5H)と、関連性明示矢印6(61~65)を表示している。
期間指定欄31は、成績遷移画面に表示させる成績の期間の始期(図3では4年生)を指定する欄であり、期間指定欄32は、成績遷移画面に表示させる成績の期間の終期(図3では5年生)を指定する欄である。ここでは、期間指定欄31、32は、一例として、それぞれプルダウンメニュー形式となっており、対象の生徒が属する学年(ここでは5年)を上限とした学年を指定可能となっている。
端末装置10は、期間指摘欄31、32により期間を指定する入力を検知した場合、指定された期間(図3では4年生から5年生までの期間)を示す情報と、表示対象となる生徒の識別情報をサーバ装置20に送信する。この場合、サーバ装置20は、受信した表示要求に含まれる生徒の識別情報に関連付けられたテスト結果情報をテスト結果DB28から抽出すると共に、表示要求において指定された期間に実施されたテストに関するテスト情報をテスト情報DB24から抽出する。そして、サーバ装置20は、抽出したこれらの情報と、記憶部22に記憶された単元情報とを参照することで、後述する単元別表示欄5及び関連性明示矢印6等を表示するための表示データD1を生成し、当該表示データD1を端末装置10へ送信する。
単元別表示欄5は、対象の生徒の単元ごとの成績を表した表示欄であり、期間指摘欄31、32により指定された期間に属する学年(図3では4年生と5年生)ごとに一列に並べて表示されている。単元別表示欄5は、それぞれ、対象となる単元の名称(タイトル)を表示する単元名表示欄50と、対象となる単元のテストが実施された学期を表す学期表示欄51と、対象となる単元の説明文を表示する単元説明欄52と、成績欄53とを有する。成績欄53は、分類が「教科書」である設問の得点率を表す教科書項目531と、分類が「応用」である設問の得点率を表す応用項目532と、分類が「活用」である設問の得点率を表す活用項目533と、対象となる単元全体での設問の得点率を表す合計項目534とを含む。
サーバ装置20は、単元名表示欄50、学期表示欄51、単元説明欄52の各欄の表示データを、記憶部22に記憶した単元情報を参照することで生成する。また、サーバ装置20は、成績欄53の各欄の表示データを、テスト結果DB28から抽出した対象の生徒のテスト結果情報を参照することで生成する。
また、図3では、サーバ装置20は、記憶部22に記憶した単元情報に基づき、学年を跨ぐ単元間の関連性を、関連性明示矢印6(61~65)により示している。ここで、関連性明示矢印6は、1つ前の学年の単元とその次の学年の単元との関連性を示す矢印であり、関連性明示矢印6の終点の単元別表示欄5が示す単元は、始点の単元別表示欄5が示す単元を前提又は基礎とした単元であることを示している。例えば、単元別表示欄5Aを始点として単元別表示欄5Eを指し示す関連性明示矢印61は、4年生で学習する単元「小数のしくみ」が5年生で学習する単元「整数と小数」に関連している(即ち単元「整数と小数」の基礎又は前提となっている)ことを示している。
なお、1つの単元が次の学年の複数の単元へ関連していてもよく、複数の単元が次の学年の1つの単元へ関連していてもよい。例えば、単元別表示欄5Bは、単元別表示欄5Fを指し示す関連性明示矢印62の始点であると共に、単元別表示欄5Gを指し示す関連性明示矢印63の始点となっている。これにより、4年生の単元「小数のかけ算・わり算」は、5年生の単元「小数のかけ算」及び「小数のわり算」に関連していることが示されている。また、単元別表示欄5Fは、単元別表示欄5Bを始点とする関連性明示矢印62の終点であると共に、単元別表示欄5Cを始点とする関連性明示矢印64の終点となっている。これにより、4年生の単元「小数のかけ算・わり算」及び「計算のきまり」は、5年生の単元「小数のかけ算」に関連していることが示されている。
このように、サーバ装置20は、単元ごとの成績を単元別表示欄5により学年ごとに並べて表示すると共に、連続する学年間の単元の関連性を関連性明示矢印6により好適に明示することができる。これにより、閲覧者は、成績の遷移を好適に把握することができる。
(2)成績比較表示機能
次に、成績遷移画面の成績比較表示機能について説明する。概略的には、サーバ装置20は、関連する直前の期間の単元(「前期関連単元」とも呼ぶ。)との成績の比較結果に基づき、成績欄53の各項目の表示態様を決定する。これにより、サーバ装置20は、関連する単元間での成績の変動を好適に閲覧者に認識させる。
サーバ装置20は、成績遷移画面を端末装置10に表示させる場合、各単元について前期関連単元との成績の比較を成績欄53の項目ごとに行い、前期関連単元よりも成績が向上した項目と、成績が横ばいであった項目と、成績が下がった項目とでそれぞれ色分けを行う。ここで、5年生の単元に対する前期関連単元は、単元情報において当該単元と関連性が示された4年生の単元を指し、4年生の単元に対する前期関連単元は、単元情報において当該単元と関連性が示された3年生の単元を指す。
図3の例では、サーバ装置20は、前期関連単元よりも成績が向上した成績欄53の項目を青色(図3では点模様)とし、前期関連単元と成績が実質的に変動しなかった成績欄53の項目を無着色とし、前期関連単元よりも成績が下がった成績欄53の項目を赤色(図3では斜線模様)としている。このように、好適には、サーバ装置20は、前期関連単元よりも成績が下がった成績欄53の項目を目立つ色により表示する。これにより、サーバ装置20は、後述する復習テストの実行が必要な項目を好適に認識させることができる。なお、4年生の各単元に対応する単元別表示欄5A~5Dの成績欄53の色分けについては、図示しない3年生の単元の成績との比較に基づき決定されている。また、図3の例では、サーバ装置20は、前期関連単元が存在しない単元を示す単元別表示欄5Dの成績欄53については、前期関連単元と成績が実質的に変動しなかった成績欄53と同様、無着色により表示している。
次に、成績欄53の色分けの具体的な判定方法について説明する。まず、前期関連単元が1つである単元に対する成績欄53の色分けの判定方法について説明する。
この場合、サーバ装置20は、前期関連単元に対する対象の単元の成績の比率(単に「前期比率」とも呼ぶ。)と、予め定めた閾値とを、成績欄53の項目ごとに比較することで、成績欄53の各項目の色を決定する。例えば、サーバ装置20は、第1閾値及び第1閾値より高い第2閾値を用いて、前期比率が第1閾値未満の場合に、前の学年の関連する単元よりも成績が下がったと判断し、前期比率が第1閾値以上であって第2閾値未満の場合、前の学年の関連する単元と成績が変動しなかったと判断し、前期比率が第2閾値以上の場合、前の学年の関連する単元よりも成績が上がったと判断する。図3の例では、一例として、第1閾値は0.9に設定され、第2閾値は1.1に設定されている。
例えば、単元別表示欄5Eの場合、単元別表示欄5Eが示す単元「整数と小数」は、単元別表示欄5Aにより示される前の学年の単元「小数のしくみ」と関連することから、サーバ装置20は、教科書項目531、応用項目532、活用項目533、合計項目534ごとに、これらの単元での前期比率を計算する。そして、サーバ装置20は、単元別表示欄5Aと単元別表示欄5Eの教科書項目531に対する前期比率(90/43)が第2閾値以上であることから、単元別表示欄5Eの教科書項目531を青色(点模様)により表示させる。また、サーバ装置20は、単元別表示欄5Aと単元別表示欄5Eの応用項目532での前期比率(90/83)が第1閾値以上第2閾値未満であることから、単元別表示欄5Eの応用項目532を無着色により表示させる。また、サーバ装置20は、単元別表示欄5Aと単元別表示欄5Eの活用項目533での前期比率(100/55)が第2閾値以上であることから、単元別表示欄5Eの活用項目533を青色(点模様)により表示させる。同様に、サーバ装置20は、単元別表示欄5Aと単元別表示欄5Eの合計項目534での前期比率(93/68)が第2閾値以上であることから、単元別表示欄5Eの合計項目534を青色(点模様)により表示させる。
次に、前期関連単元が複数存在する単元に対する成績欄53の色分けの判定方法について説明する。この場合、サーバ装置20は、前期関連単元の成績を成績欄53の項目ごとに平均し、その平均値を用いて算出した前期比率と閾値との比較により、成績欄53の各項目の配色を決定する。
例えば、単元別表示欄5Fにより示される5年生の単元「小数のかけ算」は、単元別表示欄5Bにより示される4年生の単元「小数のかけ算・わり算」及び単元別表示欄5Cにより示される4年生の単元「計算のきまり」と関連する。よって、サーバ装置20は、単元別表示欄5Fの教科書項目531の色を決定する場合、単元別表示欄5B及び単元別表示欄5Cのそれぞれの教科書項目531により示される成績(66%と93%)の平均値を算出し、当該平均値(79.5%)と単元別表示欄5Fの教科書項目531により示される成績(80%)とに基づき前期比率(80/79.5)を算出する。そして、この場合、前期比率が第1閾値以上第2閾値未満であることから、サーバ装置20は、単元別表示欄5Fの教科書項目531を無着色により表示させる。また、サーバ装置20は、単元別表示欄5B及び単元別表示欄5Cのそれぞれの応用項目532により示される成績(93%と85%)の平均値(89%)と単元別表示欄5Fの応用項目532により示される成績(75%)とに基づき前期比率(75/89)を算出し、当該前期比率が第1閾値未満であることから、単元別表示欄5Fの応用項目532を赤色(斜線模様)により表示させる。また、サーバ装置20は、単元別表示欄5Fの活用項目533及び合計項目534についても同様に、対応する単元別表示欄5B及び単元別表示欄5Cのそれぞれの成績の平均値に基づき前期比率を算出し、当該前期比率が第1閾値未満であることから、これらを赤色(斜線模様)により表示させる。
このように、サーバ装置20は、前期関連単元が複数存在する単元の成績欄53についても、前年の成績との比較結果に基づき好適に色分けして表示することができる。
なお、サーバ装置20は、第1閾値及び第2閾値を用いて成績欄53を3色に色分けする代わりに、1つの閾値を用いて2色に色分けしてもよい。例えば、この場合、サーバ装置20は、前期比率に対する閾値として「1」を設定し、前期比率が1未満となる成績を示す成績欄53の項目を赤色(斜線模様)により表示させ、前期比率が1以上となる成績を示す成績欄53の項目を青色(点模様)により表示させてもよい。同様に、サーバ装置20は、3つ以上の閾値を用いて成績欄53を4色以上に色分けしてもよい。
また、サーバ装置20は、成績遷移画面上に、成績比較表示機能に基づく成績欄53の色分け表示の要否をユーザが指定するためのチェックボックスなどのユーザインタフェースを設けてもよい。この場合、サーバ装置20は、上述のユーザインタフェースにより色分け表示の要求があった場合に限り、図3に示す成績欄53の色分け表示を実行する。
(3)復習テスト表示機能
次に、成績遷移画面の復習テスト表示機能について説明する。概略的には、サーバ装置20は、成績欄53の任意の項目が選択されたことを検知した場合、選択された項目に対応する単元及び分類に対応する設問からなる復習テストを端末装置10に表示させる。これにより、サーバ装置20は、成績遷移画面を参照した結果復習が必要と判断した任意の単元及び分類の設問から構成される復習テストを閲覧者に効率的に実行させる。
図4は、復習テストの第1表示例である。端末装置10は、例えば、単元別表示欄5Bの教科書項目531が選択されたことを検知し、当該教科書項目531を強調表示すると共に、単元別表示欄5Bが示す単元であって教科書項目531に対応する分類「教科書」に対応する復習テストの表示要求をサーバ装置20に送信する。そして、端末装置10は、サーバ装置20からその応答として受信した表示データD1に基づき、復習テストを表示した復習テストウィンドウ7を、成績遷移画面上にポップアップ表示している。なお、端末装置10は、復習テストウィンドウ7をポップアップ表示する代わりに、成績遷移画面を、復習テストの表示画面に切り替えてもよい。
この場合、サーバ装置20は、端末装置10から上述の表示要求を受信し、単元別表示欄5Bが示す単元及び教科書項目531に対応する分類と関連付けられた設問を復習用設問DB27から抽出する。なお、復習テストウィンドウ7に表示すべき復習テストの上限設問数が予め定められており、かつ、復習用設問DB27から抽出した設問数が上限設問数より多い場合には、サーバ装置20は、復習用設問DB27から抽出した設問から無作為に上限設問数だけ選定してもよく、所定の規則に基づき上限設問数だけ選定してもよい。そして、サーバ装置20は、復習用設問DB27から抽出した設問から構成される復習テストを表示するための表示データD1を生成し、端末装置10に送信する。
このように、サーバ装置20は、任意の単元に対応する単元別表示欄5の教科書項目531、応用項目532又は活用項目533のいずれかが選択された場合、選択された項目に対応する単元及び分類に属する設問からなる復習テストを端末装置10に表示させる。これにより、閲覧者は、成績遷移画面において単元及び分類ごとの成績の遷移を好適に把握しつつ、成績欄53の項目を任意に選択することで、苦手又は強化すべき単元及び分類に対応する復習テストを受けることができる。
次に、合計項目534が選択された場合について説明する。サーバ装置20は、この場合、対応する単元別表示欄5が示す単元に属する設問からなる復習テスト(即ち、分類を限定しない復習テスト)を端末装置10に表示させる。
図5は、復習テストの第2表示例である。図5の例では、端末装置10は、単元別表示欄5Bの合計項目534が選択されたことを検知し、当該単元別表示欄5Bの外枠を強調表示すると共に、単元別表示欄5Bに対応する単元の復習テストの表示要求をサーバ装置20に送信する。そして、端末装置10は、表示要求の応答としてサーバ装置20から受信した表示データD1に基づき図5に示す復習テストウィンドウ7をポップアップ表示している。
この場合、サーバ装置20は、単元別表示欄5Bに対応する単元の復習テストの表示要求を受信したことから、単元別表示欄5Bが示す単元と関連付けられた設問を復習用設問DB27から抽出する。この場合、第1の例では、サーバ装置20は、対象の単元と関連付けられて復習用設問DB27に登録されている設問から、無作為に抽出する又は各分類に対応する設問を均等な数ずつ抽出することで、復習テストを生成する。第2の例では、サーバ装置20は、対象の単元と関連付けられた復習用設問DB27に登録されている設問から、成績が悪い分類に属する設問ほど多く抽出して復習テストを生成する。第2の例では、サーバ装置20は、図5において復習テストウィンドウ7に表示する復習テストとして、単元別表示欄5Bの単元「小数のかけ算・わり算」において分類「活用」の成績が63%で最も悪い(即ち最も復習の必要性が高い)ことから設問数を最大にし、分類「応用」の成績が93%で最も良い(即ち最も復習の必要性が低い)ことから設問数を最小にする。この場合、サーバ装置20は、各分類の得点率に応じて各分類の設問数の配分を定めてもよく、分類間の成績の優劣のみに基づいて各分類の設問数の配分を定めてもよい。
図5に示す第2表示例によっても、サーバ装置20は、閲覧者が指定した単元の復習テストを好適に端末装置10に表示させることができる。よって、閲覧者は、苦手分野又は強化すべき分野を好適に把握した上でその復習テストを受けることができる。
なお、端末装置10は、復習テストウィンドウ7の表示後、復習テストウィンドウ7に表示された復習テストの解答の入力を受け付け、入力された解答の採点結果などさらに表示してもよい。この場合、端末装置10は、復習テストウィンドウ7に表示された復習テストの解答欄への入力情報を所定のタイミングでサーバ装置20に送信する。そして、サーバ装置20は、解答欄の入力と復習用設問DB27に登録された正答情報とを比較することで正誤判定を行い、判定結果を端末装置10に送信することで、解答欄への入力の正誤をウィンドウ7上に表示させる。
なお、サーバ装置20は、成績欄53以外の単元別表示欄5が選択されたことを検知した場合についても、合計項目534が選択された場合と同様に、対応する単元別表示欄5が示す単元に属する設問からなる復習テストを端末装置10に表示させてもよい。
[処理フロー]
図6は、成績遷移画面の表示処理に関するフローチャートである。この処理は、図2(A)に示すサーバ装置10により実行される。詳しくは、制御部16を構成するCPU(プロセッサ)が、予め用意されたプログラムを実行することにより実現される。
サーバ装置20は、端末装置10からの成績遷移画面の表示要求を受信したか否か判定する(ステップS11)。上述の表示要求には、例えば、閲覧者である生徒の識別情報と、成績を表示すべき期間(学年)の情報とが含まれている。
そして、サーバ装置20は、端末装置10から成績遷移画面の表示要求を受信した場合(ステップS11;Yes)、表示要求により指定された期間において対象の生徒が受けたテストのテスト情報及びテスト結果情報を取得する(ステップS12)。この場合、サーバ装置20は、表示要求により指定された生徒の識別情報に対応するテスト結果情報をテスト結果DB28から抽出すると共に、抽出したテスト結果情報に対応するテスト情報をテスト情報DB24から抽出する。
そして、サーバ装置20は、対象となる各単元について、単元情報を参照することで、前学年の単元との関連性の有無を特定する(ステップS13)。そして、サーバ装置20は、前期関連単元との比較に基づき、各単元の成績欄53の各項目の成績のアップ・ダウンを判定する(ステップS14)。図3の表示例では、サーバ装置20は、前期比率と第1及び第2閾値とに基づき、成績欄53の項目ごとに成績が上昇、横ばい、下落のいずれに該当するかを判定する。
そして、サーバ装置20は、単元別表示欄5を単元間の関連性を明示する関連性明示矢印6と共に成績遷移画面上に表示し、各単元別表示欄5の成績を表示する成績欄53の各項目をステップS14の判定結果に基づき色分けして表示する(ステップS15)。
次に、サーバ装置20は、任意の単元別表示欄5内の成績欄53のいずれかの項目が選択されたか否か判定する(ステップS16)。具体的には、サーバ装置20は、単元別表示欄5の成績欄53のいずれかの項目がユーザ入力により選択されることにより、選択された項目に対応する単元及び分類を指定した復習テストの表示要求を端末装置10から受信したか否か判定する。
そして、サーバ装置20は、任意の単元別表示欄5内の成績欄53のいずれかの項目が選択された場合(ステップS16;Yes)、選択された項目に対応する単元及び分類に関する設問から構成される復習テストの表示データD1を生成し、当該表示データD1を端末装置10に送信することで復習テストを端末装置10に表示させる(ステップS17)。なお、サーバ装置20は、合計項目534が選択された場合には、選択された単元別表示欄5が示す単元に対応する復習テストの表示データD1を生成し、当該表示データD1を端末装置10に送信することで、図5に示す第2表示例と同様の復習テストを端末装置10に表示させる。
一方、サーバ装置20は、任意の単元別表示欄5内の成績欄53のいずれの項目も選択されていない場合(ステップS16;No)、引き続きステップS16において、成績欄53の任意の項目が選択された否かを監視する。
[変形例]
以下の変形例は、任意に組み合わせて上述の実施例に適用することができる。
(変形例1)
サーバ装置20は、成績遷移画面において、学年が異なる単元間の関連性を関連性明示矢印6により表示するのに加えて、同一学年内に学習が行われる単元同士の関連性を関連性明示矢印6によりさらに表示してもよい。
図7は、変形例1に係る成績遷移画面の表示例である。図7に示すように、成績遷移画面には、同一学年内の単元別表示欄5同士を結ぶ関連性明示矢印66~69が表示されている。この場合、記憶部22に記憶される単元情報には同一学年内の単元間の関連性を示す情報がさらに含まれており、サーバ装置20は、この単元情報を参照することで、同一学年内の関連する単元の単元別表示欄5同士を結ぶ関連性明示矢印66~69を表示している。例えば、サーバ装置20は、4年生の1学期に実施される単元「小数のしくみ」が4年生の2学期に実施される単元「小数のかけ算・わり算」に関連することを単元情報に基づき認識し、前者の単元を表す単元別表示欄5Aから後者の単元を表す単元別表示欄5Bを結ぶ関連性明示矢印66を表示する。この場合、サーバ装置20は、単元別表示欄5Aと単元別表示欄5Bのうち、実施時期が早い単元別表示欄5Aを関連性明示矢印66の始点とし、実施時期が遅い単元別表示欄5Bを関連性明示矢印66の終点とする。また、サーバ装置20は、学年が異なる単元間の関連性を示す関連性明示矢印61~64と容易に区別できるように、関連性明示矢印66を破線により表示している。同様に、サーバ装置20は、関連する単元を表す単元別表示欄5の組合せを単元情報に基づき認識し、これらを結ぶ関連性明示矢印67~69をそれぞれ表示する。
変形例1によれば、同一学年内に学習が行われる単元同士の関連性についても成績遷移画面内において好適に明示することができる。
(変形例2)
単元別表示欄5を表示する場合、サーバ装置20は、成績に関する分類として、「教科書」、「応用」、「活用」を定め、これらと「合計」の4つの項目を成績欄53に設けていた。これに代えて、サーバ装置20は、他の任意の分類を設けて分類ごとの成績を成績欄53に表示してもよい。
図8は、変形例2に係る成績遷移画面の表示例である。図8の例では、サーバ装置20は、成績に関する分類として「知識」、「技能」、「考え方」を設け、これらと「合計」を合わせた4つの項目からなる成績欄53を単元別表示欄5上に設けている。本変形例でも同様に、テスト情報DB24に登録されるテストの各設問及び復習用設問DB27に登録される各設問は上記分類のいずれかと関連付けられ、サーバ装置20は、各設問に関連付けられた分類を参照することで、成績欄53の各欄の成績の算出及び復習テストの生成などを行う。
(変形例3)
サーバ装置20は、学年ごとの成績の遷移を示す成績遷移画面を表示する代わりに、学期ごとの成績の遷移を示す成績遷移画面を表示してもよい。
図9は、変形例3に係る成績遷移画面の表示例である。図9の例では、閲覧者は、期間指定欄31、32において成績遷移画面に表示させる期間の始期及び終期を学期単位により指定することが可能となっている。端末装置10は、期間指定欄31及び期間指定欄32により成績遷移画面に表示させる期間の始期(ここでは3年1学期)及び終期(ここでは3年3学期)が指定された場合、指定された期間の情報及び表示対象となる生徒の識別情報をサーバ装置20に送信し、その応答として受信した表示データD1に基づき図9に示す成績遷移画面を表示している。
図9では、サーバ装置20は、期間指摘欄31、32により指定された期間に属する学期(図9では3年1学期から3年3学期)ごとに、対応する単元別表示欄5を一列に並べて表示している。また、サーバ装置20は、単元情報に基づき、単元間の関連性を認識し、学期を跨いで関連がある単元の単元別表示欄5同士を関連性明示矢印6により結んでいる。また、サーバ装置20は、成績比較表示機能として、実施形態と同様に、各単元について前期関連単元との成績の比較を成績欄53の項目ごとに行い、前期関連単元よりも成績が向上した項目と、成績が横ばいであった項目と、成績が下がった項目とでそれぞれ色分けを行っている。さらに、サーバ装置20は、復習テスト表示機能として、成績欄53の任意の項目が選択されたことを検知した場合、選択された項目に対応する単元及び分類に属する設問からなる復習テストを端末装置10に表示させる。
このように、学期ごとに単元別表示欄5を表示する態様では、閲覧者に学期ごとの成績の遷移を好適に把握させることができる。また、実施形態と同様、閲覧者が成績遷移画面を参照した結果、任意の単元について復習が必要であると判断した場合に、当該単元の復習テストを効率的に実行させることができる。
(変形例4)
サーバ装置20が生成した表示データD1に相当する情報を、端末装置10が自ら生成してもよい。
この場合、端末装置10は、例えば、サーバ装置20を介してテスト情報DB24、復習用設問DB27、テスト結果DB28から必要な情報を受信することで、実施形態のサーバ装置20と同様の処理(例えば図6のフローチャートの処理)を実行する。また、端末装置10は、単元情報をサーバ装置20から受信してもよく、記憶部14に予め記憶してもよい。
本変形例によっても、端末装置10は、成績遷移画面の表示データを実施形態と同様に取得し、成績遷移画面及び復習テストを好適に表示することができる。本変形例では、端末装置10は、本発明における情報処理装置の一例であり、制御部16は、取得手段、成績表示手段、教材表示手段及びプログラムを実行するコンピュータの一例である。
(変形例5)
端末装置10は、生徒以外の者(例えば教師又は保護者)が用いる端末であってもよい。
例えば、端末装置10が教師により用いられる端末である場合、端末装置10は、成績を表示する生徒の識別情報等をユーザ入力により受け付け、ユーザ入力により指定された生徒の成績遷移画面を、サーバ装置20から受信した表示データD1に基づき表示する。これによっても、教師は、任意の生徒の単元ごとの成績の遷移を好適に把握して指導等に活かすことができる。
(変形例6)
サーバ装置20は、成績欄53の任意の項目が選択されたことを検知した場合に、復習テストを表示させる代わりに、復習テスト以外の任意の教材を表示させてもよい。
例えば、サーバ装置20は、選択された成績欄53の項目に対応する単元(及び分類)に対応する重要ポイントや最低限必要な知識等を示した説明テキストなどの教材を表示させてもよい。この場合の表示に用いられる教材は、例えば、対応する単元及び分類ごとに関連付けられて、サーバ装置20が参照可能な所定のデータベースに記録されている。本変形例によっても、閲覧者が指定した単元等に対応する復習を閲覧者に好適に実行させることができる。
9 ネットワーク
10 端末装置
20 サーバ装置
24 テスト情報DB
27 復習用設問DB
28 テスト結果DB

Claims (8)

  1. 対象の生徒が受けたテストの結果を示すテスト結果情報を取得する取得手段と、
    前記テスト結果情報に基づき、単元ごとの成績の遷移を表示する成績表示手段と、
    前記単元ごとの成績のうち1の成績が選択された場合、当該1の成績に対応する単元に関する教材を表示する教材表示手段と、
    を有し、
    前記教材表示手段は、前記教材として、前記1の成績に対応する単元に関する設問から構成される復習テストを表示し、
    前記教材表示手段は、単元と関連付けた設問のデータベースから、前記1の成績に対応する単元に関する設問を抽出することで生成した復習テストを、前記教材として表示する情報処理装置。
  2. 前記取得手段は、単元間の関連性の有無を示す単元情報をさらに取得し、
    前記成績表示手段は、前記単元情報に基づき、前記単元ごとの成績を、単元間の関連性を明示して表示する請求項1記載の情報処理装置。
  3. 前記成績表示手段は、相互に関連性を有する単元に対する成績の表示欄を、線により繋いで表示する請求項に記載の情報処理装置。
  4. 前記成績表示手段は、前記単元ごとの成績を、学年ごと又は学期ごとに並べて表示する請求項1~のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  5. 対象の生徒が受けたテストの結果を示すテスト結果情報を取得する取得手段と、
    前記テスト結果情報に基づき、単元ごとの成績の遷移を表示する成績表示手段と、
    前記単元ごとの成績のうち1の成績が選択された場合、当該1の成績に対応する単元に関する教材を表示する教材表示手段と、
    を有し、
    前記成績表示手段は、前記単元ごとの成績の表示欄内に、対応する単元における分類ごとの成績を表示し、
    前記教材表示手段は、選択された成績に対応する単元及び分類に関する教材を表示する情報処理装置。
  6. 前記教材表示手段は、単元及び分類と関連付けた設問のデータベースから、前記単元及び分類に関する設問を抽出することで生成した復習テストを、前記教材として表示する請求項に記載の情報処理装置。
  7. コンピュータが実行するプログラムであって、
    対象の生徒が受けたテストの結果を示すテスト結果情報を取得する取得手段と、
    前記テスト結果情報に基づき、単元ごとの成績の遷移を表示する成績表示手段と、
    前記単元ごとの成績のうち1の成績が選択された場合、当該1の成績に対応する単元に関する教材を表示する教材表示手段
    として前記コンピュータを機能させ
    前記教材表示手段は、前記教材として、前記1の成績に対応する単元に関する設問から構成される復習テストを表示し、
    前記教材表示手段は、単元と関連付けた設問のデータベースから、前記1の成績に対応する単元に関する設問を抽出することで生成した復習テストを、前記教材として表示するプログラム。
  8. コンピュータが実行するプログラムであって、
    対象の生徒が受けたテストの結果を示すテスト結果情報を取得する取得手段と、
    前記テスト結果情報に基づき、単元ごとの成績の遷移を表示する成績表示手段と、
    前記単元ごとの成績のうち1の成績が選択された場合、当該1の成績に対応する単元に関する教材を表示する教材表示手段
    として前記コンピュータを機能させ
    前記成績表示手段は、前記単元ごとの成績の表示欄内に、対応する単元における分類ごとの成績を表示し、
    前記教材表示手段は、選択された成績に対応する単元及び分類に関する教材を表示するプログラム。
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