JP7263706B2 - 勤怠情報処理装置、勤怠情報処理方法およびプログラム - Google Patents

勤怠情報処理装置、勤怠情報処理方法およびプログラム Download PDF

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Description

本発明は、勤怠情報処理装置、勤怠情報処理方法およびプログラムに関する。
近年の電子機器の普及に伴い、勤怠の記録は、紙のタイムカードに刻印する方式に代えて、電子機器に記録する方式が普及している。このような勤怠の記録方式では、例えば特許文献1に記載されているように、勤怠に関する情報を適切に入力させることが必要である。
この特許文献1の請求項4には、「入力受付部が入力を受け付けた勤怠情報について承認のための入力を行なう承認画面を出力し、現在の日付を取得して当該日付に対して予め決められた条件を満たす期間の日付を有する勤怠情報を選択して出力する」と記載されている。更に特許文献1の図11および段落0159~0161には、承認画面80の例が表示されている。
特開2018-45456号公報
勤怠実績は、最初、被承認者がタイムカード打刻し、その打刻内容の正当性を承認者が確認して承認するという過程を経る。承認者(勤務管理権限者)は、経営者や店長などを兼務しており多忙である。そのため、少しでも業務処理に係る負担を減らしたいという経営者側の要望がある。
そこで、本発明は、勤怠情報処理装置、勤怠情報処理方法およびプログラムについて、承認者の負担を軽減することを課題とする。
本発明は、上記目的を達成するため、
所定の承認者と所定の被承認者を含む少なくとも二以上の従業員に係る勤怠情報に基づいて、所定の勤務日における前記被承認者の出勤時刻および退勤時刻が前記承認者の出勤時刻から退勤時刻までの期間に含まれるか否かを判別する第1の判別手段と、
前記第1の判別手段により前記被承認者の出勤時刻および退勤時刻が前記期間に含まれると判別された場合に、当該勤務日に係る前記被承認者の勤怠情報の正当性を認めたものとする見做し承認処理を実行する承認手段と、
を備えることを特徴とする勤怠情報処理装置である。
本発明によれば、承認者の負担を軽減することができる。
本実施形態の勤怠情報処理システムを示す構成図である。 サーバの構成図である。 タイムカードテーブルの構成を示す図である。 承認者端末の構成図である。 タイムレコーダ端末の構成図である。 タイムレコーダ画面を示す図である。 暗証番号の認証動作を示す図である。 ICカードによる認証動作を示す図である。 従業員の退勤の際に、この従業員の勤怠情報を自動承認する処理のフローチャートである。 承認者の退勤の際に、各従業員の勤怠情報を自動承認する処理のフローチャートである。 承認者端末から勤怠情報を要求された際に、各従業員の勤怠情報を自動承認する処理のフローチャートである。 承認者端末が就業実績登録一覧画面を表示する際に、各従業員の勤怠情報を自動承認する処理のフローチャートである。 承認者端末が就業実績登録画面を表示する際に、各従業員の勤怠情報を自動承認する処理のフローチャートである。 承認者端末が表示部に表示する就業実績登録一覧画面を示す図である。 承認者端末が表示部に表示する日別承認画面を示す図である。 承認者端末が表示部に表示する就業実績登録画面を示す図である。
以降、本発明を実施するための形態を、各図を参照して詳細に説明する。
勤務管理権限者が勤務中であれば、各従業員の勤怠の打刻情報に対する正当性(信憑性)や、打刻情報から導出される勤怠情報の正当性は担保されている。そこで、本実施形態では、勤務管理権限者(承認者)が出勤場所で勤務中である場合の打刻情報に基づいて、従業員(被承認者)の勤怠情報を自動承認する。本実施形態で記載した「自動承認」は「正当性を認めたものとする見做し承認処理」であり、「操作入力に基づく承認処理」は「正当性を認める承認処理」である。本実施形態では、「見做し承認処理」でも「承認処理」でも、システムにより実行される具体的な処理は同様である。
図1は、本実施形態の勤怠情報処理システムSを示す構成図である。
勤怠情報処理システムSは、タイムレコーダ端末2と、サーバ3と、承認者端末4とか、インターネット9などのネットワークを経由して接続されている。このタイムレコーダ端末2は、店舗または事業所などに設置されている。
被承認者1b,1cは、タイムレコーダ端末2に自身の出勤、退勤、休憩開始、休憩終了または食事の受領を打刻する。本実施形態において、被承認者1bの氏名を「山田花子」、従業員番号を001として説明する。被承認者1cの氏名を「鈴木一郎」、従業員番号を002として説明する。
承認者1aは、経営者、店長、マネージャーなどが想定される。承認者1aも従業員なので、タイムレコーダ端末2に自身の出勤、退勤、休憩開始、休憩終了または食事の受領を打刻し、承認者端末4を操作して、被承認者1b,1cの打刻情報から導出される勤怠情報の正当性を承認する。本実施形態において、承認者1aの氏名を「特許次郎」、従業員番号を003として説明する。
タイムレコーダ端末2は、入力された出勤、退勤、休憩開始、休憩終了または食事の受領の打刻情報を、インターネット9などのネットワークを経由して、サーバ3に送信する。サーバ3は、タイムレコーダ端末2から受信した打刻情報を蓄積すると共に、この打刻情報およびこの打刻情報から導出される勤怠情報を承認者端末4に送信する。
図2は、サーバ3の構成図である。
サーバ3は、CPU(Central Processing Unit)31、ROM(Read Only Memory)32、RAM(Random Access Memory)33、表示部34、入力部35、通信部36、記憶部39を備えている。
記憶部39には、従業員マスタ391、所属マスタ392、就業基本情報テーブル393、タイムカードテーブル394、タイムレコーダ端末テーブル395、就業実績テーブル396、サーバサイドプログラム397が格納されている。サーバ3は、CPU31がサーバサイドプログラム397を実行することにより、打刻情報を登録する。
従業員マスタ391は、各店舗または事業所に所属する全従業員に関する情報を管理するデータベースである。この従業員マスタ391には、各従業員の従業員番号および氏名と、各従業員が承認者と被承認者のうち何れであるかを示す情報とが格納されている。
所属マスタ392は、各店舗または事業所に所属する全従業員の所属に関する情報を管理するデータベースである。
就業基本情報テーブル393は、就業の基本情報を管理するデータベースである。具体的には、タイムレコーダ端末2によって登録された打刻情報およびこの打刻情報から導出された勤怠情報を、承認者端末4の就業実績画面に所属単位で表示できるようにするための情報等を管理するデータベースである。
タイムカードテーブル394は、タイムレコーダ端末2から送信された打刻情報を格納する。タイムカードテーブル394には、打刻情報と、タイムレコーダ端末2を打刻した従業員が所属する支店のコード情報とが対応付けられて格納される。このタイムカードテーブル394については、後記する図3で詳細に説明する。
タイムレコーダ端末テーブル395は、各タイムレコーダ端末2に係る情報を格納するデータベースである。CPU31は、このタイムレコーダ端末2に記録されていない端末からのアクセスを排除することにより、不正な打刻情報の登録を排除する。
就業実績テーブル396は、就業実績画面に表示される打刻情報およびこの打刻情報から導出された勤怠情報に基づいた就業実績データを格納する。この就業実績画面は、後記する承認者端末4の表示部44に表示される。
CPU31は、通信部36によりタイムレコーダ端末2との間で定期的に通信を実行し、従業員マスタ391、所属マスタ392、就業基本情報テーブル393に格納された情報を同期させる。
このように、勤怠情報処理システムSは、従業員の勤怠の打刻情報を登録することができる。
図3は、タイムカードテーブル394の構成を示す図である。
タイムカードテーブル394は、従業員番号欄3941と、氏名欄3942と、打刻情報欄3943と、時刻欄3944を含んで構成される。従業員がタイムレコーダ端末2を用いて打刻した情報は、サーバ3に送信されてタイムカードテーブル394に格納される。
従業員番号欄3941は、タイムレコーダ端末2を打刻した従業員の番号を格納する欄である。氏名欄3942は、タイムレコーダ端末2を打刻した従業員の氏名を格納する欄である。打刻情報欄3943は、タイムレコーダ端末2を打刻した種別を示す情報を格納する欄であり、ここでは出勤、退勤、休憩開始、休憩終了の4種類が格納されている。時刻欄3944は、従業員がタイムレコーダ端末2を打刻した時刻が格納されている。
本実施形態の勤怠情報処理システムSは、タイムレコーダ端末2の出勤と退勤に係る打刻情報から勤務時間を導出し、この勤務時間の正当性を認めたものとする見做し承認処理を行い、タイムレコーダ端末2の休憩開始と休憩終了に係る打刻情報から休憩取得時間を導出し、この休憩取得時間の正当性を認めたものとする見做し承認処理を行う。本実施形態の勤怠情報処理システムSが正当性を認めたものとする見做し承認処理を行う勤怠情報とは、勤務時間および休憩取得時間である。休憩取得時間は、休憩開始時刻から休憩終了時刻までの時間である。勤務時間は、出勤時刻から退勤時刻までの時間から休憩取得時間を減算した時間であり、法定内残業時間、普通残業時間、深夜残業時間、休日労働時間などの項目を含んで構成される。
図4は、タイムレコーダ端末2の構成図である。
タイムレコーダ端末2は、いわゆるタブレット端末であり、CPU21、ROM22、RAM23、記憶部29を備えている。なお、タイムレコーダ端末2は、タブレット端末に限定されず、例えば、スマートフォン、携帯電話機、PDA(Personal Digital Assistant)、ノートPC(Personal Computer)、デスクトップPC等であってもよい。
CPU21は、記憶部29などに記憶されているタイムレコーダプログラム294と、タッチパネルディスプレイ24から入力される各種指示とをRAM23内のワークメモリに展開する。CPU21は更に、この入力指示および入力データに応じてワークメモリに展開したプログラムに従って各種処理を実行し、その処理結果をRAM23内のワークメモリに格納し、タッチパネルディスプレイ24に表示する。そしてCPU21は、ワークメモリに格納した処理結果を記憶部29内の保存先に保存する。
記憶部29は、例えばフラッシュメモリのように磁気的、光学的記憶媒体、または半導体メモリなどの書換え可能な不揮発性の記憶媒体で構成されている。この記憶部29は、システムプログラムおよび、このシステムプログラムに対応するタイムレコーダプログラム294を記憶する。記憶部29は更に、従業員ミラー291、所属ミラー292等を記憶する。
タイムレコーダ端末2は更に、タッチパネルディスプレイ24、スピーカ25、NFC(Near Field Communication)リーダ26、無線通信部27を備えている。
タッチパネルディスプレイ24は、液晶ディスプレイ等の上層に透明なタッチパネルが積層されて構成された入出力機器であり、文字や画像を表示すると共に、ユーザ操作を受け付ける。このタッチパネルディスプレイ24は、勤怠登録すべき従業員(対象者)の勤怠の打刻を受け付ける受付手段として機能し、この従業員に係る情報を表示する表示手段として機能する。
スピーカ25は、音声信号を音声に変換して報知するものである。
NFCリーダ26は、NFC方式のIC(Integrated Circuit)カード11(図8参照)や電子機器との間で情報を送受信するものである。このNFCリーダ26は、ICカードや携帯端末機から各従業員の識別情報を受信するために用いられる。その際に、ICカードとして従業員が保有している交通系ICカードの識別情報や、交通系ICカード規格の通信に対応した携帯端末機の識別情報を、各従業員の識別情報として利用してもよい。このように、既に普及しているICカード11の識別情報を勤怠の打刻に使用しているので、新たなICカードを配布する必要がなく、管理する必要もないという利点がある。
無線通信部27は、例えばBluetooth(登録商標) Low EnergyやWi-Fi(登録商標)による通信手段であり、例えば無線ルータ(不図示)を介してサーバ3と相互に通信可能である。この無線通信部27によってサーバ3と通信することにより、サーバ3との間で勤怠に係るデータベースを同期させることができる。
タイムレコーダプログラム294は、このタイムレコーダ端末2に勤怠の打刻処理を行わせるためのものである。
従業員ミラー291は、サーバ3の従業員マスタ391に格納された従業員に関する情報が複写されたミラー情報である。従業員ミラー291は、秘匿性の低い情報については全従業員の情報を格納しているが、秘匿性の高い情報についてはタイムレコーダ端末2が管理する支店の従業員に係る情報のみを格納している。
所属ミラー292は、サーバ3の所属マスタ392と同様に、従業員の所属に関する情報を管理するデータベースである。
図5は、承認者端末4の構成図である。
承認者端末4は、いわゆるPC端末であり、CPU41、ROM42、RAM43、記憶部49を備えている。承認者端末4は更に、表示部44、入力部45、通信部46を備えている。なお、承認者端末4は、PC端末に限定されず、例えば、スマートフォン、携帯電話機、PDA(Personal Digital Assistant)、ノートPC(Personal Computer)、デスクトップPC等であってもよい。
CPU41は、記憶部49などに記憶されている承認プログラム491と、入力部45から入力される各種指示とをRAM43内のワークメモリに展開する。CPU41は更に、この入力指示および入力データに応じてワークメモリに展開した承認プログラム491に従って各種処理を実行する。そしてCPU41は、その処理結果をRAM43内のワークメモリに格納し、表示部44に表示すると共に、記憶部49内の保存先に保存する。
CPU41は、表示部44に、就業実績登録一覧画面6や日別承認画面7や就業実績登録画面8などを表示し、各従業員の勤怠情報を承認者に承認させる。
図6は、タイムレコーダ端末2に表示されるタイムレコーダ画面5を示す図である。
このタイムレコーダ画面5は、タイトルに「タイムレコーダ」と記載されており、更にメニューアイコン51、日時領域521、メッセージ領域522、打刻領域53、従業員選択領域54を含んでいる。
日時領域521は、現在の日時を表示する領域であり、ここでは「2018年5月2日(水)10:58」が表示されている。
メッセージ領域522は、勤怠の打刻に関するメッセージを表示する領域であり、ここでは「従業員を選択して下さい。」が表示されている。
打刻領域53は、出勤、退勤、休憩の開始や終了、または賄いの食事の受領を打刻するボタンを表示する領域であり、出勤ボタン531、退勤ボタン532、休憩開始ボタン533、休憩終了ボタン534、食事ボタン535が表示されている。
出勤ボタン531は、従業員の出勤を打刻するためのボタンである。
退勤ボタン532は、従業員の退勤を打刻するためのボタンである。
休憩開始ボタン533は、従業員の休憩開始を打刻するためのボタンである。
休憩終了ボタン534は、従業員の休憩終了を打刻するためのボタンである。
食事ボタン535は、従業員の賄いの食事の受領を打刻するためのボタンである。
従業員選択領域54は、従業員を選択する領域であり、番号選択タブ541と名前選択タブ542とを含んでいる。
図6に示すタイムレコーダ画面5において、打刻領域53の何れかのボタンと、従業員の名前(氏名)がタップされたら、図7の暗証番号認証ポップアップ55が表示される。また、従業員の名前(氏名)をタップする代わりに、従業員の番号が入力されてもよく、更に図8に示すように、NFC規格に準拠したICカード11を翳してもよい。
図7は、暗証番号の認証動作を示す図である。
図7において、タイムレコーダ画面5の中央には、暗証番号認証ポップアップ55が表示されている。この暗証番号認証ポップアップ55には、入力した従業員番号およびその名前(氏名)である「002:鈴木一郎」と、「暗証番号4桁を入力して下さい。」のメッセージが表示されている。
従業員が、この暗証番号認証ポップアップ55に正しい暗証番号を入力したならば、出勤、退勤、休憩開始、休憩終了または食事の受領が打刻される。これにより、他の従業員に成りすました勤怠の打刻を防ぐことができる。
は、ICカード11による認証動作を示す図である。
従業員は、タイムレコーダ端末2にICカード11をタッチする。CPU21は、NFCリーダ26によってICカード11から識別情報を読み取る。これにより、CPU21は、この従業員の出勤を打刻し、メッセージ領域522に、この従業員の番号と名前(氏名)とを表示する。
《勤怠情報の承認処理》
承認者が出勤を打刻した後、退勤を打刻するまでの期間に、被承認者が出勤、退勤、休憩開始または休憩終了を打刻すると、この打刻情報から導出された勤怠情報である勤務時間および休憩取得時間は自動承認される。これにより、承認者の負担を軽減することができる。
但し、承認者が勤務中であっても、この承認者が休憩開始を打刻後、休憩終了を打刻するまで期間は自動承認の対象外とする。承認者が退勤を打刻後、次回の出勤を打刻するまでの期間も自動承認の対象外とする。これにより、承認者による管理を有効とすることができる。
以下の図9から図12を参照して、各タイミングで従業員の勤怠情報を自動承認する処理を説明する。なお、各処理すべてを実行する必要はなく、これらの処理のうちいずれか1つまたは任意個数を実行すればよい。
図9は、従業員の勤務日における退勤の際に、この従業員の勤怠情報をサーバ3が自動承認する処理のフローチャートである。
従業員の勤務日において、この従業員がタイムレコーダ端末2に退勤を打刻して、その打刻情報がサーバ3に送信されたならば、図9の自動承認処理が開始する。
最初、サーバ3のCPU31は、タイムレコーダ端末2から打刻情報を受信し(S10)、この打刻情報をタイムカードテーブル394に登録する(S11)。
CPU31は、この打刻情報が従業員の退勤に係るデータであるか否かを判別する(S12)。CPU31は、この打刻情報が従業員の退勤に係るデータではないならば(No)、ステップS10の処理に戻り、従業員の退勤に係るデータならば(Yes)、ステップS13の処理に進む。
ステップS13において、CPU31は、この勤務日における従業員の出勤時刻と退勤時刻が承認者の出勤時刻以降であるか否かを判別する。CPU31は、この従業員の出勤時刻と退勤時刻が承認者の出勤時刻以降でないならば(No)、ステップS10の処理に戻り、承認者の出勤時刻以降ならば(Yes)、ステップS14の処理に進む。
ステップS14において、CPU31は、承認者の退勤時刻が、この従業員の退勤時刻以前であるか判別する。CPU31は、承認者の退勤時刻が当該従業員の退勤時刻より前ならば(Yes)、ステップS10の処理に戻る。CPU31は、承認者の退勤時刻が未だであるか、または承認者の退勤時刻が当該従業員の退勤時刻と同一ならば(No)、ステップS15の処理に進む。つまり、CPU31は、被承認者の退勤のタイミングがこの勤務日における承認者の出勤時刻以降であり、且つ、この勤務日における承認者の退勤が未だ行われていない場合に、被承認者の出勤時刻および退勤時刻が、承認者の出勤時刻から退勤時刻までの期間に含まれると判別する。
CPU31は、所定の勤務日における被承認者の出勤時刻および退勤時刻が承認者の出勤時刻から退勤時刻までの期間に含まれるか否かを判別する第1の判別手段として機能する。CPU31は、この勤務日に係る被承認者の勤怠情報の正当性を認めたものとする見做し承認処理を実行する承認手段として機能する。更にCPU31(第1の判別手段)は、被承認者の退勤のタイミングに基づいて、この被承認者の出勤時刻および退勤時刻が、承認者の出勤時刻から退勤時刻までの期間に含まれるか否かを判別する。
ステップS15において、CPU31は、この従業員の出勤時刻、退勤時刻、休憩開始時刻または休憩終了時刻が、承認者の休憩開始時刻から休憩終了時刻までの期間に含まれるか否かを判別する。CPU31は、この従業員の出勤時刻、退勤時刻、休憩開始時刻または休憩終了時刻が、承認者の休憩開始時刻から休憩終了時刻までの期間に含まれるならば(Yes)、ステップS10の処理に戻る。CPU31は、この従業員の出勤時刻、退勤時刻、休憩開始時刻および休憩終了時刻が、承認者の休憩開始時刻から休憩終了時刻までの期間に含まれないならば(No)、この従業員の勤怠情報を承認したのち(S16)、ステップS10の処理に戻る。CPU31は更に、前記勤務日における前記被承認者の勤怠打刻時刻が前記承認者の休憩開始時刻から休憩終了時刻までの期間に含まれるか否かを判別する第2の判別手段として機能する。ここで被承認者の勤怠打刻時刻とは、出勤時刻、退勤時刻、休憩開始時刻または休憩終了時刻の何れかのことをいう。
図10は、承認者の退勤の際に、各従業員の勤怠情報をサーバ3が自動承認する処理のフローチャートである。
従業員のうち承認者がタイムレコーダ端末2に退勤を打刻して、この打刻情報がサーバ3に送信されたならば、図10の自動承認処理が開始する。
最初、サーバ3のCPU31は、タイムレコーダ端末2から打刻情報を受信し(S20)、この打刻情報をタイムカードテーブル394に登録する(S21)。
CPU31は、この打刻情報が承認者の退勤に係るデータであるか否かを判別する(S22)。CPU31は、この打刻情報が承認者の退勤に係るデータではないならば(No)、ステップS20の処理に戻り、承認者の退勤に係るデータならば(Yes)、ステップS23の処理に進む。
ステップS23~S28において、CPU31は、当日の全従業員の勤怠情報について処理を繰り返す。
CPU31は、この従業員が退勤済みか否かを判別する(S24)。CPU31は、この従業員が退勤済みでないならば(No)、ステップS28の処理に進み、この従業員が退勤済みならば(Yes)、ステップS25の処理に進む。
次にCPU31は、この従業員の当日の出勤時刻および退勤時刻が、承認者の出勤時刻から退勤時刻までの期間に含まれるか否かを判別する(S25)。CPU31は、この従業員の当日の出勤時刻または退勤時刻が、承認者の出勤時刻から退勤時刻までの期間に含まれないならば(No)、ステップS28の処理に進む。CPU31は、この従業員の当日の出勤時刻および退勤時刻が、承認者の出勤時刻から退勤時刻までの期間に含まれるならば(Yes)、ステップS26の処理に進む。
CPU31は、この従業員の当日の出勤時刻、退勤時刻、休憩開始時刻または休憩終了時刻が、承認者の休憩開始時刻から休憩終了時刻までの期間に含まれるか否かを判別する(S26)。CPU31は、この従業員の当日の出勤時刻、退勤時刻、休憩開始時刻または休憩終了時刻が、承認者の休憩開始時刻から休憩終了時刻までの期間に含まれるならば(Yes)、ステップS28の処理に進む。CPU31は、この従業員の当日の出勤時刻、退勤時刻、休憩開始時刻および休憩終了時刻が、承認者の休憩開始時刻から休憩終了時刻までの期間に含まれていないならば(No)、当日のこの従業員の勤怠情報を承認して(S27)、ステップS28の処理に進む。
ステップS28において、CPU31は、当日の全従業員の勤怠情報について処理を繰り返したか否かを判別する。CPU31は、当日の全従業員の勤怠情報について処理を繰り返していないならば、次の従業員についての処理を繰り返す。CPU31は、当日の全従業員の勤怠情報について処理を繰り返したならば、ステップS10の処理に戻る。
CPU31は、所定の勤務日における被承認者の出勤時刻および退勤時刻が承認者の出勤時刻から退勤時刻までの期間に含まれるか否かを判別する第1の判別手段として機能する。CPU31は、この勤務日に係る被承認者の勤怠情報の正当性を認めたものとする見做し承認処理を実行する承認手段として機能する。
CPU31(第1の判別手段)は、承認者の退勤のタイミングに基づいて、この被承認者の出勤時刻および退勤時刻が、承認者の出勤時刻から退勤時刻までの期間に含まれるか否かを判別する。
CPU31は更に、前記勤務日における前記被承認者の勤怠打刻時刻が前記承認者の休憩開始時刻から休憩終了時刻までの期間に含まれるか否かを判別する第2の判別手段として機能する。ここで被承認者の勤怠打刻時刻とは、出勤時刻、退勤時刻、休憩開始時刻または休憩終了時刻の何れかのことをいう。
図11は、承認者端末4から勤怠情報を要求された際に、各従業員の勤怠情報をサーバ3が自動承認する処理のフローチャートである。
CPU31は、承認者端末4から送信された勤怠情報の要求を受信する(S30)。次にCPU31は、ステップS31~S37において、全従業員の各日付の勤怠情報について処理を繰り返す。
CPU31は、この勤怠情報に係る打刻情報が退勤を含むか否かを判別する(S32)。CPU31は、この勤怠情報に係る打刻情報が退勤を含まないならば(No)、ステップS37の処理に進む。CPU31は、この勤怠情報に係る打刻情報が退勤を含むならば(Yes)、ステップS33の処理に進む。
CPU31は、この勤怠情報が未承認であるか否かを判別する(S33)。CPU31は、この勤怠情報が承認済みならば(No)、ステップS37の処理に進む。CPU31は、この勤怠情報が未承認ならば(Yes)、ステップS34の処理に進む。
CPU31は、この従業員のこの日の出勤時刻および退勤時刻が、承認者の出勤時刻から退勤時刻までの期間に含まれるか否かを判別する(S34)。CPU31は、この従業員のこの日の出勤時刻または退勤時刻が、承認者の出勤時刻から退勤時刻までの期間に含まれないならば(No)、ステップS37の処理に進む。CPU31は、この従業員のこの日の出勤時刻および退勤時刻が、承認者の出勤時刻から退勤時刻までの期間に含まれるならば(Yes)、ステップS35の処理に進む。
CPU31は、この従業員のこの日の出勤時刻、退勤時刻、休憩開始時刻または休憩終了時刻が、承認者の休憩開始時刻から休憩終了時刻までの期間に含まれるか否かを判別する(S35)。CPU31は、この従業員のこの日の出勤時刻、退勤時刻、休憩開始時刻または休憩終了時刻が、承認者の休憩開始時刻から休憩終了時刻までの期間に含まれるならば(Yes)、ステップS37の処理に進む。CPU31は、この従業員のこの日の出勤時刻、退勤時刻、休憩開始時刻および休憩終了時刻が、承認者の休憩開始時刻から休憩終了時刻までの期間に含まれないならば(No)、この従業員のこの日の勤怠情報を承認し(S36)、ステップS37の処理に進む。
ステップS37において、CPU31は、各日付の全従業員の勤怠情報について処理を繰り返したか否かを判別する。CPU31は、各日付の従業員の勤怠情報について処理を繰り返していないならば、次の従業員についての処理を繰り返す。CPU31は、各日付の全従業員の勤怠情報について処理を繰り返したならば、承認者端末4に勤怠情報を送信したのち(S38)、ステップS30の処理に戻る。
CPU31は、所定の勤務日における被承認者の出勤時刻および退勤時刻が承認者の出勤時刻から退勤時刻までの期間に含まれるか否かを判別する判別手段として機能する。
CPU31は更に、前記勤務日における前記被承認者の勤怠打刻時刻が前記承認者の休憩開始時刻から休憩終了時刻までの期間に含まれるか否かを判別する第2の判別手段として機能する。ここで被承認者の勤怠打刻時刻とは、出勤時刻、退勤時刻、休憩開始時刻または休憩終了時刻の何れかのことをいう。
なお、図11の処理は、承認者端末4から勤怠情報を要求された際に限定されない。例えば、深夜(午前2時)などに定期的に処理を実行してもよい。
図12は、承認者端末4が就業実績登録一覧画面6を表示する際に、各従業員の勤怠情報を自動承認する処理のフローチャートである。
最初、承認者端末4のCPU41は、指定した日付の勤怠情報をサーバ3から受信する(S40)。次にCPU41は、ステップS41~S47において、全従業員の勤怠情報について処理を繰り返す。
CPU41は、この従業員のこの日付の勤怠情報に係る打刻情報が退勤を含むか否かを判別する(S42)。CPU41は、この勤怠情報に係る打刻情報が退勤を含まないならば(No)、ステップS47の処理に進む。CPU31は、この勤怠情報に係る打刻情報が退勤を含むならば(Yes)、ステップS43の処理に進む。
CPU41は、この従業員のこの日付の勤怠情報が未承認であるか否かを判別する(S43)。CPU41は、この勤怠情報が承認済みならば(No)、ステップS47の処理に進む。CPU41は、この勤怠情報が未承認ならば(Yes)、ステップS44の処理に進む。
CPU41は、この従業員のこの日付の出勤時刻および退勤時刻が、承認者の出勤時刻から退勤時刻までの期間に含まれるか否かを判別する(S44)。CPU41は、この従業員のこの日付の出勤時刻または退勤時刻が、承認者の出勤時刻から退勤時刻までの期間に含まれないならば(No)、ステップS47の処理に進む。CPU41は、この従業員のこの日付の出勤時刻および退勤時刻が、承認者の出勤時刻から退勤時刻までの期間に含まれるならば(Yes)、ステップS45の処理に進む。
CPU41は、この従業員のこの日付の出勤時刻、退勤時刻、休憩開始時刻または休憩終了時刻が、承認者の休憩開始時刻から休憩終了時刻までの期間に含まれるか否かを判別する(S45)。CPU41は、この従業員のこの日付の出勤時刻、退勤時刻、休憩開始時刻または休憩終了時刻が、承認者の休憩開始時刻から休憩終了時刻までの期間に含まれるならば(Yes)、ステップS47の処理に進む。CPU41は、この従業員のこの日付の出勤時刻、退勤時刻、休憩開始時刻および休憩終了時刻が、承認者の休憩開始時刻から休憩終了時刻までの期間に含まれないならば(No)、指定した日付に係るこの従業員の勤怠情報を承認し(S46)、ステップS47の処理に進む。
ステップS47において、CPU41は、全従業員の勤怠情報について処理を繰り返したか否かを判別する。CPU41は、全従業員の勤怠情報について処理を繰り返していないならば、次の従業員について承認処理を繰り返す。CPU41は、各日付の全従業員の勤怠情報について承認処理を繰り返したならば、表示部44に就業実績登録一覧画面6(図14参照)を表示して(S48)、図12の処理を終了する。
CPU41は、所定の勤務日における被承認者の出勤時刻および退勤時刻が、承認者の出勤時刻から退勤時刻までの期間に含まれるか否かを判別する判別手段として機能する。CPU41は、この勤務日に係る被承認者の勤怠情報を表示部44に表示させる表示制御手段として機能し、この勤務日に係る前記被承認者の勤怠情報を表示させる際には、判別手段による判別結果を識別可能に表示させる。
CPU31は更に、前記勤務日における前記被承認者の勤怠打刻時刻が前記承認者の休憩開始時刻から休憩終了時刻までの期間に含まれるか否かを判別する第2の判別手段として機能する。ここで被承認者の勤怠打刻時刻とは、出勤時刻、退勤時刻、休憩開始時刻または休憩終了時刻の何れかのことをいう。
図13は、承認者端末4が就業実績登録画面8を表示する際に、各日付の勤怠情報を自動承認する処理のフローチャートである。
最初、承認者端末4のCPU41は、指定した従業員の勤怠情報をサーバ3から受信する(S40)。次にCPU41は、ステップS51~S57において、この従業員の各日付の勤怠情報について処理を繰り返す。
CPU41は、この従業員のこの日の勤怠情報に係る打刻情報が退勤を含むか否かを判別する(S52)。CPU41は、この従業員のこの日の勤怠情報に係る打刻情報が退勤を含まないならば(No)、ステップS57の処理に進む。CPU31は、この従業員のこの日の勤怠情報に係る打刻情報が退勤を含むならば(Yes)、ステップS53の処理に進む。
CPU41は、この従業員のこの日の勤怠情報が未承認であるか否かを判別する(S53)。CPU41は、この勤怠情報が承認済みならば(No)、ステップS57の処理に進む。CPU41は、この勤怠情報が未承認ならば(Yes)、ステップS54の処理に進む。
CPU41は、この従業員のこの日の出勤時刻および退勤時刻が、承認者の出勤時刻から退勤時刻までの期間に含まれるか否かを判別する(S54)。CPU41は、この従業員のこの日の出勤時刻または退勤時刻が、承認者の出勤時刻から退勤時刻までの期間に含まれないならば(No)、ステップS57の処理に進む。CPU41は、この従業員のこの日の出勤時刻および退勤時刻が、承認者の出勤時刻から退勤時刻までの期間に含まれるならば(Yes)、ステップS55の処理に進む。
CPU41は、この従業員のこの日の出勤時刻、退勤時刻、休憩開始時刻または休憩終了時刻が、承認者の休憩開始時刻から休憩終了時刻までに含まれるか否かを判別する(S55)CPU41は、この従業員のこの日の出勤時刻、退勤時刻、休憩開始時刻または休憩終了時刻が、承認者の休憩開始時刻から休憩終了時刻までに含まれるならば(Yes)、ステップS57の処理に進む。CPU41は、この従業員のこの日の出勤時刻、退勤時刻、休憩開始時刻および休憩終了時刻が、承認者の休憩開始時刻から休憩終了時刻までに含まれないならば(No)、この従業員のこの日の勤怠情報を承認し(S56)、ステップS57の処理に進む。
ステップS57において、CPU41は、この従業員の各日付の勤怠情報について処理を繰り返したか否かを判別する。CPU41は、各日付の勤怠情報について処理を繰り返していないならば、次の日付についての処理を繰り返す。CPU41は、全ての日付の勤怠情報について処理を繰り返したならば、表示部44に就業実績登録画面8(図16参照)を表示して(S58)、図13の処理を終了する。
CPU41は、所定の勤務日における被承認者の出勤時刻および退勤時刻が承認者の出勤時刻から退勤時刻までの期間に含まれるか否かを判別する判別手段として機能する。CPU41は、この勤務日に係る被承認者の勤怠情報を表示部44に表示させる表示制御手段として機能し、この勤務日に係る前記被承認者の勤怠情報を表示させる際には、判別手段による判別結果を識別可能に表示させる。
CPU31は更に、前記勤務日における前記被承認者の勤怠打刻時刻が前記承認者の休憩開始時刻から休憩終了時刻までの期間に含まれるか否かを判別する第2の判別手段として機能する。ここで被承認者の勤怠打刻時刻とは、出勤時刻、退勤時刻、休憩開始時刻または休憩終了時刻の何れかのことをいう。
CPU41は、複数の勤務日の各々と対応付けて被承認者の勤怠情報を就業実績登録画面8(図16参照)に一覧で表示させ、各勤務日に係る判別結果を識別可能に表示させる。
図14は、承認者端末4が表示部44に表示する就業実績登録一覧画面6を示す図である。
この就業実績登録一覧画面6は、承認者端末4において承認プログラム491が起動したのち、最初に表示される画面である。
就業実績登録一覧画面6の最上部には、日報入力タブ611、事業状況タブ612、資金状況タブ613が表示されている、日報入力タブ611は、承認者が日報を入力するためのタブである。事業状況タブ612は、承認者が事業状況を把握するためのタブである。資金状況タブ613は、承認者が資金状況を把握するためのタブである。ここでは日報入力タブ611が選択されており、日報入力の画面が表示されている。
日付テキストエリア62には、対象日付である「2018年5月2日(水)」が表示されている。日付テキストエリア62の左側には、前月ボタン621、前日ボタン622が表示されている。承認者が前日ボタン622をクリックすると、対象日付の前日の情報に切り替わる。承認者が前月ボタン621をクリックすると、対象日付の前月同日付の情報に切り替わる。
日付テキストエリア62の右側には、翌日ボタン623、翌月ボタン624が表示されている。承認者が翌日ボタン623をクリックすると、対象日付の翌日の情報に切り替わる。承認者が翌月ボタン624をクリックすると、対象日付の翌月同日付の情報に切り替わる。
日付テキストエリア62の下側には、就業実績計領域63が表示されている。この就業実績計領域63には、食事数の総和と、労働時間の総和と、人件費の総和と、当月の累計人件費とが表示されている。
就業実績計領域63の下側には、就業実績が表示されている。この就業実績は、登録欄641、従業員番号欄642、氏名欄643、出勤時刻欄644、退勤時刻欄645、休憩欄646、労働欄647を含んで表示されている。更に就業実績は、食事欄648、出勤承認欄649、人件費欄650、累計人件費欄651を含んでおり、更に日別承認ボタン66と就業実績登録ボタン67が表示されている。本実施形態では、被承認者である従業員番号001の山田花子および、従業員番号002の鈴木一郎と、承認者である従業員番号003の特許次郎に係る就業実績が表示されている。
登録欄641は、この従業員が、この勤務日における出勤および退勤を打刻したことを示す欄である。従業員番号欄642は、この従業員を一意に識別する番号を示す欄である。
氏名欄643は、この従業員の氏名を示す欄である。出勤時刻欄644は、この従業員が出勤を打刻した時刻を示す欄である。退勤時刻欄645は、この従業員が退勤を打刻した時刻を示す欄である。
休憩欄646は、この従業員が取得した休憩時間を示す欄である。労働欄647は、この従業員の労働時間を示す欄である。食事欄648は、この従業員が賄いの食事を受領した旨を示す欄である。出勤承認欄649は、承認者がこの日の勤怠の正当性を承認した旨を示す欄である。人件費欄650は、この日のこの従業員に掛かった人件費を示す欄である。累計人件費欄651は、この月のこの従業員に掛かった人件費の累計を示す欄である。
日別承認ボタン66は、図15に示す日別承認画面7に遷移するためのボタンである。就業実績登録ボタン67は、図16に示す就業実績登録画面8に遷移するためのボタンである。
被承認者である山田花子の5月2日の出勤時刻は11:00、退勤時刻は19:30である。これに対して承認者である特許次郎の出勤時刻は10:30、退勤時刻は18:30であり、被承認者である山田花子の出勤時刻および退勤時刻は、承認者である特許次郎の出勤時刻から退勤時刻までの期間に含まれない。よって、5月2日の山田花子の勤怠情報はシステムによって自動承認されず、特許次郎が操作入力をすることによって承認する必要がある。
また、被承認者である山田花子の5月2日の出勤時刻は11:00、退勤時刻は19:30であり、図3に示したように、休憩開始時刻は14:03、休憩終了時刻は16:03である。これに対して承認者である特許次郎の休憩開始時刻は12:35、休憩終了時刻は13:15であり、被承認者である山田花子の出勤時刻、退勤時刻、休憩開始時刻および休憩終了時刻は、承認者である特許次郎の休憩開始時刻から休憩終了時刻までの期間に含まれていない。よって、仮に5月2日の山田花子の退勤時刻が18:30以前ならば、山田花子の勤怠情報はシステムによって自動承認される。
被承認者である鈴木一郎の5月2日の出勤時刻は11:04、退勤時刻は18:09である。これに対して承認者である特許次郎の出勤時刻は10:30、退勤時刻は18:30であり、被承認者である鈴木一郎の出勤時刻および退勤時刻は、承認者である特許次郎の出勤時刻から退勤時刻までの期間に含まれている。
被承認者である鈴木一郎の5月2日の出勤時刻は11:04、退勤時刻は18:09であり、図3に示したように休憩開始時刻は12:32、休憩終了時刻は13:37である。これに対して承認者である特許次郎の休憩開始時刻は12:35、休憩終了時刻は13:15であり、被承認者である鈴木一郎の出勤時刻、退勤時刻、休憩開始時刻および休憩終了時刻は、承認者である特許次郎の休憩開始時刻から休憩終了時刻までの期間に含まれていない。よって、5月2日の鈴木一郎の勤怠情報はシステムによって自動承認される。ここでは出勤承認欄649に、当初からチェックが付与されている。
また、承認者である特許次郎の勤怠情報についてもシステムによって自動承認され、出勤承認欄649には、当初からチェックが付与されている。承認者といえども従業員に含まれ、就業実績を管理されるためである。
承認者である特許次郎は、被承認者である山田花子および鈴木一郎の勤怠情報の正当性を承認しなければならないが、多忙な承認者にとっては少しでも業務の負担を減らしたいという課題がある。
本実施形態の勤怠情報処理システムSでは、承認者の出勤時刻から退勤時刻までの期間に被承認者が出勤および退勤を打刻したならば、承認者にとって被承認者の勤怠情報の正当性は自明であると判別して、この被承認者の勤怠情報を自動承認している。これにより、承認者の業務負担を軽減することができる。
図15は、承認者端末4が表示部44に表示する日別承認画面7を示す図である。
日別承認画面7は、図14に示した就業実績登録一覧画面6を覆うようにポップアップ表示される。日別承認画面7には、日付欄71、氏名欄72、タイムカード領域73、勤怠区分領域74、就業時間領域75、種別領域76、クリアボタン771、計算ボタン772、時間帯領域78、日別承認ボタン791、閉じるボタン792が表示されている。日別承認画面7は、或る従業員の或る日付における勤怠情報を示し、これに対して操作入力をすることによる承認を行うための画面である。
日付欄71には、この日別承認画面7に表示される勤怠情報の日付を示す欄である。氏名欄72は、この勤怠情報に係る従業員の氏名を示す欄である。タイムカード領域73は、この勤怠情報に係る各打刻情報を示す欄である。勤怠区分領域74は、この勤怠情報に係る従業員の区分を示す領域である。図15の勤怠区分領域74は空白であるが、例えば「日勤」、「準夜勤」、「夜勤」などが示されるとよい。
就業時間領域75は、この従業員の正規の就業時間と、出勤および退勤の実績を示す領域である。種別領域76は、休憩時間と労働時間と、賄いの食事の受領を示す領域である。クリアボタン771は、種別領域76の各情報をクリアする機能を有する。計算ボタン772は、種別領域76の各情報を算出する機能を有する。
時間帯領域78は、この従業員の各時間帯における就業時間を示し、更に残業時間を示す領域である。日別承認ボタン791は、この従業員のこの日における勤怠情報を承認するボタンである。勤怠が承認済みの場合、日別承認画面7において日別承認ボタン791は無効表示されて押せなくなる。但し、承認者が日別承認画面7で「休憩(時間)」を任意に修正した場合は、日別承認ボタン791は有効となる。閉じるボタン792は、この日別承認画面7を閉じるためのボタンである。
図16は、承認者端末4が表示部44に表示する就業実績登録画面8を示す図である。
この就業実績登録画面8は、承認者が被承認者の勤怠情報を個別に承認するか、または1ヶ月単位で一括承認するための画面である。
就業実績登録画面8の最上部には、ホームボタン811、従業員管理タブ812、給与計算タブ813、賞与計算タブ814、社会保険タブ815、書類・届出書タブ816が表示されている。この図16では、従業員管理タブ812が選択されており、就業実績登録が表示されていることを示している。
ホームボタン811は、図14に示した就業実績登録一覧画面6に遷移するためのボタンである。給与計算タブ813は、この従業員の給与を計算するためのタブである。賞与計算タブ814は、この従業員の賞与を計算するためのタブである。社会保険タブ815は、この従業員の社会保険料を計算するためのタブである。書類・届出書タブ816は、この従業員に係る各種書類や届出書を印刷するためのタブである。
各種タブの下側には、月度欄82と氏名欄83とが表示されている。ここでは月度欄82には「2018年5月」と表示され、氏名欄83には「002:鈴木一郎」と表示されている。これにより、就業実績登録画面8は、2018年5月における鈴木一郎の就業実績を表示していることを示している。月度欄82の左側には、前月ボタン821が表示されている。この前月ボタン821のクリックにより、月度欄82が前月に更新され、かつ前月の就業実績に更新される。月度欄82の右側には、翌月ボタン822が表示されている。この翌月ボタン822のクリックにより、月度欄82が翌月に更新され、かつ翌月の就業実績に更新される。
就業実績登録85は、対象月度におけるこの従業員の就業実績を表示し、承認を受けるための表である。この就業実績登録85は、日付欄851、就業時間欄852、出勤欄853、退勤欄854、計算チェックボックス855を含んでいる。更に就業実績登録85は、勤怠区分欄856、標準時間欄857、ランチ欄858、ディナー欄859、深夜欄860、休憩時間欄861、食事チェックボックス862、出勤承認チェックボックス863を含んでいる。
日付欄851は、対象月度の各日付を示す欄である。就業時間欄852は、この従業員の正規の就業時間を示す欄である。出勤欄853は、出勤を打刻した時刻を示す欄である。退勤欄854は、退勤を打刻した時刻を示す欄である。計算チェックボックス855は、後記する標準時間欄857、ランチ欄858、ディナー欄859、深夜欄860、休憩時間欄861を計算するための欄である。
勤怠区分欄856は、対象の従業員の勤怠区分を示す欄である。標準時間欄857は、標準時間帯における勤務時間を示す欄である。ランチ欄858は、ランチの時間帯における勤務時間を示す欄である。ディナー欄859は、ディナーの時間帯における勤務時間を示す欄である。深夜欄860は、午後10時以降の勤務時間を示す欄である。休憩時間欄861は、休憩時間を示す欄である。
食事チェックボックス862は、この従業員が賄いの食事を受領した旨を示すチェックボックスである。出勤承認チェックボックス863は、承認者がこの日の勤怠情報を承認した旨を示す欄である。これにより承認者は、個別に従業員の勤怠情報を承認することができる。なお、出勤承認チェックボックス863や食事チェックボックス862は、操作入力に基づく承認と自動承認を問わず、既に承認がされたものは、操作不可のチェックボックスとして表示される。
タイムカード表示ボタン841は、タイムカードの打刻データを表示させるボタンである。一括承認ボタン842は、対象月度における出勤承認チェックボックス863を一括でチェックするためのボタンである。これにより承認者の業務負担を軽減することができるが、承認者が出勤していないときであっても一括でチェックしてしまうため、被承認者による不正を看過してしまうおそれがある。
集計値表示ボタン871は、この従業員に係る月ごとの集計値を表示させるためのボタンである。登録ボタン872は、出勤承認チェックボックス863のチェック内容をサーバ3の就業実績テーブル396に登録(反映)させるためのボタンである。戻るボタン873は、この就業実績登録画面8を閉じて、就業実績登録一覧画面6に戻るためのボタンである。
(変形例)
本発明は、上記実施形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、変更実施が可能であり、例えば、次の(a)~(g)のようなものがある。
(a) 勤怠情報処理システムSは、クラウドのサーバ3の代わりに店舗内に物理サーバを設けてもよい。これにより承認者は、承認者端末4の代わりに物理サーバを直接に操作して、承認作業を行うことになる。
(b) 勤怠情報処理システムSは、タイムレコーダ端末2とサーバ3と承認者端末4の代わりに、単一の装置で構成されてもよい。
(c) 承認の対象となる勤怠情報は、勤務時間や休憩取得時間に限定されない。食事受給の有無、遅刻、欠席、欠勤、有給、時間有給の消化、など出勤および退勤の打刻を伴う勤怠登録に係る情報であればよい。
(d) 承認者は各職場に1名に限られず、複数名であってもよい。
(e) 上記実施形態では、従業員の出勤時刻および退勤時刻が承認者の出勤時刻から退勤時刻までの期間に含まれるならば、この従業員の勤怠情報を自動承認している。しかし、従業員の出勤時刻または退勤時刻が、承認者の出勤時刻から退勤時刻までの期間に含まれるならば、この従業員の勤怠情報を自動承認するようにしてもよい。
(f) 上記実施形態では、図13の出勤承認欄649や、図15の出勤承認チェックボックス863によって、勤怠情報が承認済みであるかを確認できるようになっている。しかし、この勤怠情報が自動承認されたものなのか、操作入力に基づいて承認がされたものなのかを識別可能に表示してもよい。
(g) 上記実施形態では「見做し承認処理」も「承認処理」も同様の処理を行うこととしていたが、これらを異なる処理としてもよい。
以下に、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲に記載した発明を付記する。付記に記載した請求項の項番は、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲の通りである。
〔付記〕
《請求項1》
所定の承認者と所定の被承認者を含む少なくとも二以上の従業員に係る勤怠情報に基づいて、所定の勤務日における前記被承認者の出勤時刻および退勤時刻が前記承認者の出勤時刻から退勤時刻までの期間に含まれるか否かを判別する第1の判別手段と、
前記第1の判別手段により前記被承認者の出勤時刻および退勤時刻が前記期間に含まれると判別された場合に、当該勤務日に係る前記被承認者の勤怠情報の正当性を認めたものとする見做し承認処理を実行する承認手段と、
を備えることを特徴とする勤怠情報処理装置。
《請求項2》
前記承認手段は、前記第1の判別手段により前記被承認者の出勤時刻および退勤時刻が前記期間に含まれないと判別された場合には、前記承認者による操作入力に基づいて前記勤務日に係る前記被承認者の勤怠情報の正当性を認める承認処理を実行する、
ことを特徴とする請求項1に記載の勤怠情報処理装置。
《請求項3》
前記第1の判別手段は、前記承認者の退勤のタイミングに基づいて、前記被承認者の出勤時刻および退勤時刻が前記期間に含まれるか否かを判別する、
ことを特徴とする請求項1または2に記載の勤怠情報処理装置。
《請求項4》
前記第1の判別手段は、前記被承認者の退勤のタイミングに基づいて、前記被承認者の出勤時刻および退勤時刻が前記期間に含まれるか否かを判別する、
ことを特徴とする請求項1または2に記載の勤怠情報処理装置。
《請求項5》
前記第1の判別手段は、前記被承認者の退勤のタイミングが当該勤務日における前記承認者の出勤時刻以降であり、且つ、当該勤務日における前記承認者の退勤が未だ行われていない場合に、前記被承認者の出勤時刻および退勤時刻が前記期間に含まれると判別する、
ことを特徴とする請求項4に記載の勤怠情報処理装置。
《請求項6》
前記勤務日における前記被承認者の勤怠打刻時刻が前記承認者の休憩開始時刻から休憩終了時刻までの期間に含まれるか否かを判別する第2の判別手段、を更に備え、
前記承認手段は、前記第1の判別手段により前記被承認者の出勤時刻および退勤時刻が前記承認者の出勤時刻から退勤時刻までの期間に含まれると判別され、かつ、前記第2の判別手段により前記被承認者の勤怠打刻時刻が前記承認者の休憩開始時刻から休憩終了時刻までの期間に含まれないと判別された場合に、前記見做し承認処理を実行する、
ことを特徴とする請求項1から5の何れか一項に記載の勤怠情報処理装置。
《請求項7》
前記勤怠打刻時刻は、出勤時刻、退勤時刻、休憩開始時刻、または休憩終了時刻の何れかである、
ことを特徴とする請求項6に記載の勤怠情報処理装置。
《請求項8》
前記承認手段は、前記勤怠情報として、前記勤務日に係る前記被承認者の勤務時間について前記見做し承認処理を実行する、
ことを特徴とする請求項1から7の何れか一項に記載の勤怠情報処理装置。
《請求項9》
所定の承認者と所定の被承認者を含む少なくとも二以上の従業員に係る勤怠情報に基づいて、所定の勤務日における前記被承認者の出勤時刻または退勤時刻が前記承認者の出勤時刻から退勤時刻までの期間に含まれるか否かを判別する判別手段と、
前記判別手段により前記被承認者の出勤時刻または退勤時刻が前記期間に含まれると判別された場合に、当該勤務日に係る前記被承認者の勤怠情報の正当性を認めたものとする見做し承認処理を実行する承認手段と、
を備えることを特徴とする勤怠情報処理装置。
《請求項10》
所定の承認者と所定の被承認者を含む少なくとも二以上の従業員に係る勤怠情報に基づいて、所定の勤務日における前記被承認者の出勤時刻および退勤時刻が前記承認者の出勤時刻から退勤時刻までの期間に含まれるか否かを判別する判別手段と、
前記勤務日に係る前記被承認者の勤怠情報を表示部に表示させる表示制御手段と、
を備え、
前記表示制御手段は、前記勤務日に係る前記被承認者の勤怠情報を表示させる際には、前記判別手段による判別結果を識別可能に表示させる、
ことを特徴とする勤怠情報処理装置。
《請求項11》
前記表示制御手段は、複数の勤務日の各々と対応付けて前記被承認者の勤怠情報を一覧で表示させ、各勤務日に係る前記判別手段による判別結果を識別可能に表示させる、
ことを特徴とする請求項10に記載の勤怠情報処理装置。
《請求項12》
前記表示制御手段は、前記被承認者の勤怠情報の正当性を認める承認処理を前記承認者が実行するための承認画面において、前記判別手段による判別結果を識別可能に表示させる、
ことを特徴とする請求項10または11に記載の勤怠情報処理装置。
《請求項13》
所定の承認者と所定の被承認者を含む少なくとも二以上の従業員に係る勤怠情報に基づいて、所定の勤務日における前記被承認者の出勤時刻または退勤時刻が前記承認者の出勤時刻から退勤時刻までの期間に含まれるか否かを判別する判別手段と、
前記勤務日に係る前記被承認者の勤怠情報を表示部に表示させる表示制御手段と、
を備え、
前記表示制御手段は、前記勤務日に係る前記被承認者の勤怠情報を表示させる際には、前記判別手段による判別結果を識別可能に表示させる、
ことを特徴とする勤怠情報処理装置。
《請求項14》
所定の承認者と所定の被承認者を含む少なくとも二以上の従業員に係る勤怠情報に基づいて、所定の勤務日における前記被承認者の出勤時刻および退勤時刻が前記承認者の出勤時刻から退勤時刻までの期間に含まれるか否かを判別する判別ステップと、
前記判別ステップで前記被承認者の出勤時刻および退勤時刻が前記期間に含まれると判別された場合に、当該勤務日に係る前記被承認者の勤怠情報の正当性を認めたものとする見做し承認処理を実行する承認ステップと、
を備えることを特徴とする勤怠情報処理方法。
《請求項15》
所定の承認者と所定の被承認者を含む少なくとも二以上の従業員に係る勤怠情報に基づいて、所定の勤務日における前記被承認者の出勤時刻および退勤時刻が前記承認者の出勤時刻から退勤時刻までの期間に含まれるか否かを判別する判別ステップと、
前記勤務日に係る前記被承認者の勤怠情報を表示部に表示させる表示制御ステップと、
を備え、
前記表示制御ステップでは、前記勤務日に係る前記被承認者の勤怠情報を表示させる際には、前記判別ステップでの判別結果を識別可能に表示させる、
ことを特徴とする勤怠情報処理装置。
《請求項16》
コンピュータを、
所定の承認者と所定の被承認者を含む少なくとも二以上の従業員に係る勤怠情報に基づいて、所定の勤務日における前記被承認者の出勤時刻および退勤時刻が前記承認者の出勤時刻から退勤時刻までの期間に含まれるか否かを判別する判別手段、
前記判別手段により前記被承認者の出勤時刻および退勤時刻が前記期間に含まれると判別された場合に、当該勤務日に係る前記被承認者の勤怠情報の正当性を認めたものとする見做し承認処理を実行する承認手段、
として機能させるためのプログラム。
《請求項17》
コンピュータを、
所定の承認者と所定の被承認者を含む少なくとも二以上の従業員に係る勤怠情報に基づいて、所定の勤務日における前記被承認者の出勤時刻および退勤時刻が前記承認者の出勤時刻から退勤時刻までの期間に含まれるか否かを判別する判別手段、
前記勤務日に係る前記被承認者の勤怠情報を表示部に表示させる表示制御手段、
として機能させ、
前記表示制御手段は、前記勤務日に係る前記被承認者の勤怠情報を表示させる際には、前記判別手段による判別結果を識別可能に表示させる、
ことを特徴とするプログラム。
S 勤怠情報処理システム
1a 承認者
1b,1c 被承認者
11 ICカード
2 タイムレコーダ端末
21 CPU
22 ROM
23 RAM
24 タッチパネルディスプレイ
25 スピーカ
26 NFCリーダ
27 無線通信部
29 記憶部
291 従業員ミラー
292 所属ミラー
294 タイムレコーダプログラム
3 サーバ (勤怠情報処理装置)
31 CPU
32 ROM
33 RAM
34 表示部
35 入力部
36 通信部
39 記憶部
391 従業員マスタ
392 所属マスタ
393 就業基本情報テーブル
394 タイムカードテーブル
395 タイムレコーダ端末テーブル
396 就業実績テーブル
397 サーバサイドプログラム (勤怠情報処理プログラム)
4 承認者端末 (勤怠情報処理装置)
41 CPU
42 ROM
43 RAM
44 表示部
45 入力部
46 通信部
49 記憶部
491 承認プログラム (勤怠情報処理プログラム)
5 タイムレコーダ画面
51 メニューアイコン
521 日時領域
522 メッセージ領域
53 勤怠情報登録領域
531 出勤ボタン
532 退勤ボタン
533 休憩開始ボタン
534 休憩終了ボタン
535 食事ボタン
54 従業員選択領域
541 番号選択タブ
542 名前選択タブ
55 暗証番号認証ポップアップ
6 就業実績登録一覧画面
611 日報入力タブ
612 事業状況タブ
613 資金状況タブ
62 日付テキストエリア
621 前月ボタン
622 前日ボタン
623 翌日ボタン
624 翌月ボタン
63 就業実績計領域
641 登録欄
642 従業員番号欄
643 氏名欄
644 出勤時刻欄
645 退勤時刻欄
646 休憩欄
647 労働欄
648 食事欄
649 出勤承認欄
650 人件費欄
651 累計人件費欄
66 日別承認ボタン
67 就業実績登録ボタン
7 日別承認画面
71 日付欄
72 氏名欄
73 タイムカード領域
74 勤怠区分領域
75 就業時間領域
76 種別領域
771 クリアボタン
772 計算ボタン
78 時間帯領域
791 日別承認ボタン
792 閉じるボタン
8 就業実績登録画面
841 タイムカード表示ボタン
842 一括承認ボタン
85 就業実績登録
863 出勤承認チェックボックス
9 インターネット

Claims (17)

  1. 所定の承認者と所定の被承認者を含む少なくとも二以上の従業員に係る勤怠情報に基づいて、所定の勤務日における前記被承認者の出勤時刻および退勤時刻が前記承認者の出勤時刻から退勤時刻までの期間に含まれるか否かを判別する第1の判別手段と、
    前記第1の判別手段により前記被承認者の出勤時刻および退勤時刻が前記期間に含まれると判別された場合に、当該勤務日に係る前記被承認者の勤怠情報の正当性を認めたものとする見做し承認処理を実行する承認手段と、
    を備えることを特徴とする勤怠情報処理装置。
  2. 前記承認手段は、前記第1の判別手段により前記被承認者の出勤時刻および退勤時刻が前記期間に含まれないと判別された場合には、前記承認者による操作入力に基づいて前記勤務日に係る前記被承認者の勤怠情報の正当性を認める承認処理を実行する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の勤怠情報処理装置。
  3. 前記第1の判別手段は、前記承認者の退勤のタイミングに前記被承認者の出勤時刻および退勤時刻が前記期間に含まれるか否かの前記判別を行う、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の勤怠情報処理装置。
  4. 前記第1の判別手段は、前記被承認者の退勤のタイミングに前記被承認者の出勤時刻および退勤時刻が前記期間に含まれるか否かの前記判別を行う、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の勤怠情報処理装置。
  5. 前記第1の判別手段は、前記被承認者の退勤のタイミングが当該勤務日における前記承認者の出勤時刻以降であり、且つ、当該勤務日における前記承認者の退勤が未だ行われていない場合に、前記被承認者の出勤時刻および退勤時刻が前記期間に含まれると判別する、
    ことを特徴とする請求項4に記載の勤怠情報処理装置。
  6. 前記第1の判別手段は、前記被承認者の出勤時刻および退勤時刻が前記期間に含まれるか否かの前記判別を、前記承認者の退勤のタイミングを用いて行う、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の勤怠情報処理装置。
  7. 前記第1の判別手段は、前記被承認者の出勤時刻および退勤時刻が前記期間に含まれるか否かの前記判別を、前記被承認者の退勤のタイミングを用いて行う、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の勤怠情報処理装置。
  8. 前記勤務日における前記被承認者の勤怠打刻時刻が前記承認者の休憩開始時刻から休憩終了時刻までの期間に含まれるか否かを判別する第2の判別手段、を更に備え、
    前記承認手段は、前記第1の判別手段により前記被承認者の出勤時刻および退勤時刻が前記承認者の出勤時刻から退勤時刻までの期間に含まれると判別され、かつ、前記第2の判別手段により前記被承認者の勤怠打刻時刻が前記承認者の休憩開始時刻から休憩終了時刻までの期間に含まれないと判別された場合に、前記見做し承認処理を実行する、
    ことを特徴とする請求項1から7の何れか一項に記載の勤怠情報処理装置。
  9. 前記勤怠打刻時刻は、出勤時刻、退勤時刻、休憩開始時刻、または休憩終了時刻の何れかである、
    ことを特徴とする請求項8に記載の勤怠情報処理装置。
  10. 前記承認手段は、前記勤怠情報として、前記勤務日に係る前記被承認者の勤務時間について前記見做し承認処理を実行する、
    ことを特徴とする請求項1から9の何れか一項に記載の勤怠情報処理装置。
  11. 所定の承認者と所定の被承認者を含む少なくとも二以上の従業員に係る勤怠情報に基づいて、所定の勤務日における前記被承認者の出勤時刻および退勤時刻が前記承認者の出勤時刻から退勤時刻までの期間に含まれるか否かを判別する判別手段と、
    前記勤務日に係る前記被承認者の勤怠情報を表示部に表示させる表示制御手段と、
    を備え、
    前記表示制御手段は、前記勤務日に係る前記被承認者の勤怠情報を表示させる際には、
    前記判別手段による判別結果を識別可能に表示させる、
    ことを特徴とする勤怠情報処理装置。
  12. 前記表示制御手段は、複数の勤務日の各々と対応付けて前記被承認者の勤怠情報を一覧で表示させ、各勤務日に係る前記判別手段による判別結果を識別可能に表示させる、
    ことを特徴とする請求項11に記載の勤怠情報処理装置。
  13. 前記表示制御手段は、前記被承認者の勤怠情報の正当性を認める承認処理を前記承認者が実行するための承認画面において、前記判別手段による判別結果を識別可能に表示させる、
    ことを特徴とする請求項11または12に記載の勤怠情報処理装置。
  14. コンピュータが、所定の承認者と所定の被承認者を含む少なくとも二以上の従業員に係る勤怠情報に基づいて、所定の勤務日における前記被承認者の出勤時刻および退勤時刻が前記承認者の出勤時刻から退勤時刻までの期間に含まれるか否かを判別する判別ステップと、
    前記判別ステップで前記被承認者の出勤時刻および退勤時刻が前記期間に含まれると判別された場合に、当該勤務日に係る前記被承認者の勤怠情報の正当性を認めたものとする
    見做し承認処理を実行する承認ステップと、
    を備えることを特徴とする勤怠情報処理方法。
  15. コンピュータが、所定の承認者と所定の被承認者を含む少なくとも二以上の従業員に係る勤怠情報に基づいて、所定の勤務日における前記被承認者の出勤時刻および退勤時刻が前記承認者の出勤時刻から退勤時刻までの期間に含まれるか否かを判別する判別ステップと、
    前記勤務日に係る前記被承認者の勤怠情報を表示部に表示させる表示制御ステップと、
    を備え、
    前記表示制御ステップでは、前記勤務日に係る前記被承認者の勤怠情報を表示させる際には、前記判別ステップでの判別結果を識別可能に表示させる、
    ことを特徴とする勤怠情報処理方法。
  16. コンピュータを、
    所定の承認者と所定の被承認者を含む少なくとも二以上の従業員に係る勤怠情報に基づいて、所定の勤務日における前記被承認者の出勤時刻および退勤時刻が前記承認者の出勤時刻から退勤時刻までの期間に含まれるか否かを判別する判別手段、
    前記判別手段により前記被承認者の出勤時刻および退勤時刻が前記期間に含まれると判別された場合に、当該勤務日に係る前記被承認者の勤怠情報の正当性を認めたものとする
    見做し承認処理を実行する承認手段、
    として機能させるためのプログラム。
  17. コンピュータを、
    所定の承認者と所定の被承認者を含む少なくとも二以上の従業員に係る勤怠情報に基づいて、所定の勤務日における前記被承認者の出勤時刻および退勤時刻が前記承認者の出勤時刻から退勤時刻までの期間に含まれるか否かを判別する判別手段、
    前記勤務日に係る前記被承認者の勤怠情報を表示部に表示させる表示制御手段、
    として機能させ、
    前記表示制御手段は、前記勤務日に係る前記被承認者の勤怠情報を表示させる際には、
    前記判別手段による判別結果を識別可能に表示させる、
    ことを特徴とするプログラム。
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ブレインワークス,e-works勤怠管理システム 勤怠管理の最高峰! 高機能&低価格! 就業管理作業からの解放と労働生産性の向上を実現,クラウドサービス100選 2015年度版 最新のビジネスに役立つ情報を厳選 ,日本,佐々木 紀行,2015年03月20日,初版,第37頁

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