JP7263706B2 - 勤怠情報処理装置、勤怠情報処理方法およびプログラム - Google Patents
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Description
そこで、本発明は、勤怠情報処理装置、勤怠情報処理方法およびプログラムについて、承認者の負担を軽減することを課題とする。
所定の承認者と所定の被承認者を含む少なくとも二以上の従業員に係る勤怠情報に基づいて、所定の勤務日における前記被承認者の出勤時刻および退勤時刻が前記承認者の出勤時刻から退勤時刻までの期間に含まれるか否かを判別する第1の判別手段と、
前記第1の判別手段により前記被承認者の出勤時刻および退勤時刻が前記期間に含まれると判別された場合に、当該勤務日に係る前記被承認者の勤怠情報の正当性を認めたものとする見做し承認処理を実行する承認手段と、
を備えることを特徴とする勤怠情報処理装置である。
勤務管理権限者が勤務中であれば、各従業員の勤怠の打刻情報に対する正当性(信憑性)や、打刻情報から導出される勤怠情報の正当性は担保されている。そこで、本実施形態では、勤務管理権限者(承認者)が出勤場所で勤務中である場合の打刻情報に基づいて、従業員(被承認者)の勤怠情報を自動承認する。本実施形態で記載した「自動承認」は「正当性を認めたものとする見做し承認処理」であり、「操作入力に基づく承認処理」は「正当性を認める承認処理」である。本実施形態では、「見做し承認処理」でも「承認処理」でも、システムにより実行される具体的な処理は同様である。
勤怠情報処理システムSは、タイムレコーダ端末2と、サーバ3と、承認者端末4とか、インターネット9などのネットワークを経由して接続されている。このタイムレコーダ端末2は、店舗または事業所などに設置されている。
サーバ3は、CPU(Central Processing Unit)31、ROM(Read Only Memory)32、RAM(Random Access Memory)33、表示部34、入力部35、通信部36、記憶部39を備えている。
記憶部39には、従業員マスタ391、所属マスタ392、就業基本情報テーブル393、タイムカードテーブル394、タイムレコーダ端末テーブル395、就業実績テーブル396、サーバサイドプログラム397が格納されている。サーバ3は、CPU31がサーバサイドプログラム397を実行することにより、打刻情報を登録する。
所属マスタ392は、各店舗または事業所に所属する全従業員の所属に関する情報を管理するデータベースである。
タイムカードテーブル394は、タイムレコーダ端末2から送信された打刻情報を格納する。タイムカードテーブル394には、打刻情報と、タイムレコーダ端末2を打刻した従業員が所属する支店のコード情報とが対応付けられて格納される。このタイムカードテーブル394については、後記する図3で詳細に説明する。
就業実績テーブル396は、就業実績画面に表示される打刻情報およびこの打刻情報から導出された勤怠情報に基づいた就業実績データを格納する。この就業実績画面は、後記する承認者端末4の表示部44に表示される。
このように、勤怠情報処理システムSは、従業員の勤怠の打刻情報を登録することができる。
タイムカードテーブル394は、従業員番号欄3941と、氏名欄3942と、打刻情報欄3943と、時刻欄3944を含んで構成される。従業員がタイムレコーダ端末2を用いて打刻した情報は、サーバ3に送信されてタイムカードテーブル394に格納される。
タイムレコーダ端末2は、いわゆるタブレット端末であり、CPU21、ROM22、RAM23、記憶部29を備えている。なお、タイムレコーダ端末2は、タブレット端末に限定されず、例えば、スマートフォン、携帯電話機、PDA(Personal Digital Assistant)、ノートPC(Personal Computer)、デスクトップPC等であってもよい。
タッチパネルディスプレイ24は、液晶ディスプレイ等の上層に透明なタッチパネルが積層されて構成された入出力機器であり、文字や画像を表示すると共に、ユーザ操作を受け付ける。このタッチパネルディスプレイ24は、勤怠登録すべき従業員(対象者)の勤怠の打刻を受け付ける受付手段として機能し、この従業員に係る情報を表示する表示手段として機能する。
スピーカ25は、音声信号を音声に変換して報知するものである。
所属ミラー292は、サーバ3の所属マスタ392と同様に、従業員の所属に関する情報を管理するデータベースである。
承認者端末4は、いわゆるPC端末であり、CPU41、ROM42、RAM43、記憶部49を備えている。承認者端末4は更に、表示部44、入力部45、通信部46を備えている。なお、承認者端末4は、PC端末に限定されず、例えば、スマートフォン、携帯電話機、PDA(Personal Digital Assistant)、ノートPC(Personal Computer)、デスクトップPC等であってもよい。
このタイムレコーダ画面5は、タイトルに「タイムレコーダ」と記載されており、更にメニューアイコン51、日時領域521、メッセージ領域522、打刻領域53、従業員選択領域54を含んでいる。
打刻領域53は、出勤、退勤、休憩の開始や終了、または賄いの食事の受領を打刻するボタンを表示する領域であり、出勤ボタン531、退勤ボタン532、休憩開始ボタン533、休憩終了ボタン534、食事ボタン535が表示されている。
退勤ボタン532は、従業員の退勤を打刻するためのボタンである。
休憩開始ボタン533は、従業員の休憩開始を打刻するためのボタンである。
休憩終了ボタン534は、従業員の休憩終了を打刻するためのボタンである。
食事ボタン535は、従業員の賄いの食事の受領を打刻するためのボタンである。
従業員選択領域54は、従業員を選択する領域であり、番号選択タブ541と名前選択タブ542とを含んでいる。
図7において、タイムレコーダ画面5の中央には、暗証番号認証ポップアップ55が表示されている。この暗証番号認証ポップアップ55には、入力した従業員番号およびその名前(氏名)である「002:鈴木一郎」と、「暗証番号4桁を入力して下さい。」のメッセージが表示されている。
従業員が、この暗証番号認証ポップアップ55に正しい暗証番号を入力したならば、出勤、退勤、休憩開始、休憩終了または食事の受領が打刻される。これにより、他の従業員に成りすました勤怠の打刻を防ぐことができる。
従業員は、タイムレコーダ端末2にICカード11をタッチする。CPU21は、NFCリーダ26によってICカード11から識別情報を読み取る。これにより、CPU21は、この従業員の出勤を打刻し、メッセージ領域522に、この従業員の番号と名前(氏名)とを表示する。
承認者が出勤を打刻した後、退勤を打刻するまでの期間に、被承認者が出勤、退勤、休憩開始または休憩終了を打刻すると、この打刻情報から導出された勤怠情報である勤務時間および休憩取得時間は自動承認される。これにより、承認者の負担を軽減することができる。
以下の図9から図12を参照して、各タイミングで従業員の勤怠情報を自動承認する処理を説明する。なお、各処理すべてを実行する必要はなく、これらの処理のうちいずれか1つまたは任意個数を実行すればよい。
従業員の勤務日において、この従業員がタイムレコーダ端末2に退勤を打刻して、その打刻情報がサーバ3に送信されたならば、図9の自動承認処理が開始する。
CPU31は、この打刻情報が従業員の退勤に係るデータであるか否かを判別する(S12)。CPU31は、この打刻情報が従業員の退勤に係るデータではないならば(No)、ステップS10の処理に戻り、従業員の退勤に係るデータならば(Yes)、ステップS13の処理に進む。
従業員のうち承認者がタイムレコーダ端末2に退勤を打刻して、この打刻情報がサーバ3に送信されたならば、図10の自動承認処理が開始する。
CPU31は、この打刻情報が承認者の退勤に係るデータであるか否かを判別する(S22)。CPU31は、この打刻情報が承認者の退勤に係るデータではないならば(No)、ステップS20の処理に戻り、承認者の退勤に係るデータならば(Yes)、ステップS23の処理に進む。
CPU31は、この従業員が退勤済みか否かを判別する(S24)。CPU31は、この従業員が退勤済みでないならば(No)、ステップS28の処理に進み、この従業員が退勤済みならば(Yes)、ステップS25の処理に進む。
CPU31(第1の判別手段)は、承認者の退勤のタイミングに基づいて、この被承認者の出勤時刻および退勤時刻が、承認者の出勤時刻から退勤時刻までの期間に含まれるか否かを判別する。
CPU31は更に、前記勤務日における前記被承認者の勤怠打刻時刻が前記承認者の休憩開始時刻から休憩終了時刻までの期間に含まれるか否かを判別する第2の判別手段として機能する。ここで被承認者の勤怠打刻時刻とは、出勤時刻、退勤時刻、休憩開始時刻または休憩終了時刻の何れかのことをいう。
CPU31は、承認者端末4から送信された勤怠情報の要求を受信する(S30)。次にCPU31は、ステップS31~S37において、全従業員の各日付の勤怠情報について処理を繰り返す。
CPU31は更に、前記勤務日における前記被承認者の勤怠打刻時刻が前記承認者の休憩開始時刻から休憩終了時刻までの期間に含まれるか否かを判別する第2の判別手段として機能する。ここで被承認者の勤怠打刻時刻とは、出勤時刻、退勤時刻、休憩開始時刻または休憩終了時刻の何れかのことをいう。
なお、図11の処理は、承認者端末4から勤怠情報を要求された際に限定されない。例えば、深夜(午前2時)などに定期的に処理を実行してもよい。
最初、承認者端末4のCPU41は、指定した日付の勤怠情報をサーバ3から受信する(S40)。次にCPU41は、ステップS41~S47において、全従業員の勤怠情報について処理を繰り返す。
CPU31は更に、前記勤務日における前記被承認者の勤怠打刻時刻が前記承認者の休憩開始時刻から休憩終了時刻までの期間に含まれるか否かを判別する第2の判別手段として機能する。ここで被承認者の勤怠打刻時刻とは、出勤時刻、退勤時刻、休憩開始時刻または休憩終了時刻の何れかのことをいう。
最初、承認者端末4のCPU41は、指定した従業員の勤怠情報をサーバ3から受信する(S40)。次にCPU41は、ステップS51~S57において、この従業員の各日付の勤怠情報について処理を繰り返す。
CPU31は更に、前記勤務日における前記被承認者の勤怠打刻時刻が前記承認者の休憩開始時刻から休憩終了時刻までの期間に含まれるか否かを判別する第2の判別手段として機能する。ここで被承認者の勤怠打刻時刻とは、出勤時刻、退勤時刻、休憩開始時刻または休憩終了時刻の何れかのことをいう。
CPU41は、複数の勤務日の各々と対応付けて被承認者の勤怠情報を就業実績登録画面8(図16参照)に一覧で表示させ、各勤務日に係る判別結果を識別可能に表示させる。
この就業実績登録一覧画面6は、承認者端末4において承認プログラム491が起動したのち、最初に表示される画面である。
氏名欄643は、この従業員の氏名を示す欄である。出勤時刻欄644は、この従業員が出勤を打刻した時刻を示す欄である。退勤時刻欄645は、この従業員が退勤を打刻した時刻を示す欄である。
日別承認ボタン66は、図15に示す日別承認画面7に遷移するためのボタンである。就業実績登録ボタン67は、図16に示す就業実績登録画面8に遷移するためのボタンである。
また、被承認者である山田花子の5月2日の出勤時刻は11:00、退勤時刻は19:30であり、図3に示したように、休憩開始時刻は14:03、休憩終了時刻は16:03である。これに対して承認者である特許次郎の休憩開始時刻は12:35、休憩終了時刻は13:15であり、被承認者である山田花子の出勤時刻、退勤時刻、休憩開始時刻および休憩終了時刻は、承認者である特許次郎の休憩開始時刻から休憩終了時刻までの期間に含まれていない。よって、仮に5月2日の山田花子の退勤時刻が18:30以前ならば、山田花子の勤怠情報はシステムによって自動承認される。
被承認者である鈴木一郎の5月2日の出勤時刻は11:04、退勤時刻は18:09であり、図3に示したように休憩開始時刻は12:32、休憩終了時刻は13:37である。これに対して承認者である特許次郎の休憩開始時刻は12:35、休憩終了時刻は13:15であり、被承認者である鈴木一郎の出勤時刻、退勤時刻、休憩開始時刻および休憩終了時刻は、承認者である特許次郎の休憩開始時刻から休憩終了時刻までの期間に含まれていない。よって、5月2日の鈴木一郎の勤怠情報はシステムによって自動承認される。ここでは出勤承認欄649に、当初からチェックが付与されている。
日別承認画面7は、図14に示した就業実績登録一覧画面6を覆うようにポップアップ表示される。日別承認画面7には、日付欄71、氏名欄72、タイムカード領域73、勤怠区分領域74、就業時間領域75、種別領域76、クリアボタン771、計算ボタン772、時間帯領域78、日別承認ボタン791、閉じるボタン792が表示されている。日別承認画面7は、或る従業員の或る日付における勤怠情報を示し、これに対して操作入力をすることによる承認を行うための画面である。
この就業実績登録画面8は、承認者が被承認者の勤怠情報を個別に承認するか、または1ヶ月単位で一括承認するための画面である。
本発明は、上記実施形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、変更実施が可能であり、例えば、次の(a)~(g)のようなものがある。
(b) 勤怠情報処理システムSは、タイムレコーダ端末2とサーバ3と承認者端末4の代わりに、単一の装置で構成されてもよい。
(c) 承認の対象となる勤怠情報は、勤務時間や休憩取得時間に限定されない。食事受給の有無、遅刻、欠席、欠勤、有給、時間有給の消化、など出勤および退勤の打刻を伴う勤怠登録に係る情報であればよい。
(d) 承認者は各職場に1名に限られず、複数名であってもよい。
(e) 上記実施形態では、従業員の出勤時刻および退勤時刻が承認者の出勤時刻から退勤時刻までの期間に含まれるならば、この従業員の勤怠情報を自動承認している。しかし、従業員の出勤時刻または退勤時刻が、承認者の出勤時刻から退勤時刻までの期間に含まれるならば、この従業員の勤怠情報を自動承認するようにしてもよい。
(f) 上記実施形態では、図13の出勤承認欄649や、図15の出勤承認チェックボックス863によって、勤怠情報が承認済みであるかを確認できるようになっている。しかし、この勤怠情報が自動承認されたものなのか、操作入力に基づいて承認がされたものなのかを識別可能に表示してもよい。
(g) 上記実施形態では「見做し承認処理」も「承認処理」も同様の処理を行うこととしていたが、これらを異なる処理としてもよい。
《請求項1》
所定の承認者と所定の被承認者を含む少なくとも二以上の従業員に係る勤怠情報に基づいて、所定の勤務日における前記被承認者の出勤時刻および退勤時刻が前記承認者の出勤時刻から退勤時刻までの期間に含まれるか否かを判別する第1の判別手段と、
前記第1の判別手段により前記被承認者の出勤時刻および退勤時刻が前記期間に含まれると判別された場合に、当該勤務日に係る前記被承認者の勤怠情報の正当性を認めたものとする見做し承認処理を実行する承認手段と、
を備えることを特徴とする勤怠情報処理装置。
《請求項2》
前記承認手段は、前記第1の判別手段により前記被承認者の出勤時刻および退勤時刻が前記期間に含まれないと判別された場合には、前記承認者による操作入力に基づいて前記勤務日に係る前記被承認者の勤怠情報の正当性を認める承認処理を実行する、
ことを特徴とする請求項1に記載の勤怠情報処理装置。
《請求項3》
前記第1の判別手段は、前記承認者の退勤のタイミングに基づいて、前記被承認者の出勤時刻および退勤時刻が前記期間に含まれるか否かを判別する、
ことを特徴とする請求項1または2に記載の勤怠情報処理装置。
《請求項4》
前記第1の判別手段は、前記被承認者の退勤のタイミングに基づいて、前記被承認者の出勤時刻および退勤時刻が前記期間に含まれるか否かを判別する、
ことを特徴とする請求項1または2に記載の勤怠情報処理装置。
《請求項5》
前記第1の判別手段は、前記被承認者の退勤のタイミングが当該勤務日における前記承認者の出勤時刻以降であり、且つ、当該勤務日における前記承認者の退勤が未だ行われていない場合に、前記被承認者の出勤時刻および退勤時刻が前記期間に含まれると判別する、
ことを特徴とする請求項4に記載の勤怠情報処理装置。
《請求項6》
前記勤務日における前記被承認者の勤怠打刻時刻が前記承認者の休憩開始時刻から休憩終了時刻までの期間に含まれるか否かを判別する第2の判別手段、を更に備え、
前記承認手段は、前記第1の判別手段により前記被承認者の出勤時刻および退勤時刻が前記承認者の出勤時刻から退勤時刻までの期間に含まれると判別され、かつ、前記第2の判別手段により前記被承認者の勤怠打刻時刻が前記承認者の休憩開始時刻から休憩終了時刻までの期間に含まれないと判別された場合に、前記見做し承認処理を実行する、
ことを特徴とする請求項1から5の何れか一項に記載の勤怠情報処理装置。
《請求項7》
前記勤怠打刻時刻は、出勤時刻、退勤時刻、休憩開始時刻、または休憩終了時刻の何れかである、
ことを特徴とする請求項6に記載の勤怠情報処理装置。
《請求項8》
前記承認手段は、前記勤怠情報として、前記勤務日に係る前記被承認者の勤務時間について前記見做し承認処理を実行する、
ことを特徴とする請求項1から7の何れか一項に記載の勤怠情報処理装置。
《請求項9》
所定の承認者と所定の被承認者を含む少なくとも二以上の従業員に係る勤怠情報に基づいて、所定の勤務日における前記被承認者の出勤時刻または退勤時刻が前記承認者の出勤時刻から退勤時刻までの期間に含まれるか否かを判別する判別手段と、
前記判別手段により前記被承認者の出勤時刻または退勤時刻が前記期間に含まれると判別された場合に、当該勤務日に係る前記被承認者の勤怠情報の正当性を認めたものとする見做し承認処理を実行する承認手段と、
を備えることを特徴とする勤怠情報処理装置。
《請求項10》
所定の承認者と所定の被承認者を含む少なくとも二以上の従業員に係る勤怠情報に基づいて、所定の勤務日における前記被承認者の出勤時刻および退勤時刻が前記承認者の出勤時刻から退勤時刻までの期間に含まれるか否かを判別する判別手段と、
前記勤務日に係る前記被承認者の勤怠情報を表示部に表示させる表示制御手段と、
を備え、
前記表示制御手段は、前記勤務日に係る前記被承認者の勤怠情報を表示させる際には、前記判別手段による判別結果を識別可能に表示させる、
ことを特徴とする勤怠情報処理装置。
《請求項11》
前記表示制御手段は、複数の勤務日の各々と対応付けて前記被承認者の勤怠情報を一覧で表示させ、各勤務日に係る前記判別手段による判別結果を識別可能に表示させる、
ことを特徴とする請求項10に記載の勤怠情報処理装置。
《請求項12》
前記表示制御手段は、前記被承認者の勤怠情報の正当性を認める承認処理を前記承認者が実行するための承認画面において、前記判別手段による判別結果を識別可能に表示させる、
ことを特徴とする請求項10または11に記載の勤怠情報処理装置。
《請求項13》
所定の承認者と所定の被承認者を含む少なくとも二以上の従業員に係る勤怠情報に基づいて、所定の勤務日における前記被承認者の出勤時刻または退勤時刻が前記承認者の出勤時刻から退勤時刻までの期間に含まれるか否かを判別する判別手段と、
前記勤務日に係る前記被承認者の勤怠情報を表示部に表示させる表示制御手段と、
を備え、
前記表示制御手段は、前記勤務日に係る前記被承認者の勤怠情報を表示させる際には、前記判別手段による判別結果を識別可能に表示させる、
ことを特徴とする勤怠情報処理装置。
《請求項14》
所定の承認者と所定の被承認者を含む少なくとも二以上の従業員に係る勤怠情報に基づいて、所定の勤務日における前記被承認者の出勤時刻および退勤時刻が前記承認者の出勤時刻から退勤時刻までの期間に含まれるか否かを判別する判別ステップと、
前記判別ステップで前記被承認者の出勤時刻および退勤時刻が前記期間に含まれると判別された場合に、当該勤務日に係る前記被承認者の勤怠情報の正当性を認めたものとする見做し承認処理を実行する承認ステップと、
を備えることを特徴とする勤怠情報処理方法。
《請求項15》
所定の承認者と所定の被承認者を含む少なくとも二以上の従業員に係る勤怠情報に基づいて、所定の勤務日における前記被承認者の出勤時刻および退勤時刻が前記承認者の出勤時刻から退勤時刻までの期間に含まれるか否かを判別する判別ステップと、
前記勤務日に係る前記被承認者の勤怠情報を表示部に表示させる表示制御ステップと、
を備え、
前記表示制御ステップでは、前記勤務日に係る前記被承認者の勤怠情報を表示させる際には、前記判別ステップでの判別結果を識別可能に表示させる、
ことを特徴とする勤怠情報処理装置。
《請求項16》
コンピュータを、
所定の承認者と所定の被承認者を含む少なくとも二以上の従業員に係る勤怠情報に基づいて、所定の勤務日における前記被承認者の出勤時刻および退勤時刻が前記承認者の出勤時刻から退勤時刻までの期間に含まれるか否かを判別する判別手段、
前記判別手段により前記被承認者の出勤時刻および退勤時刻が前記期間に含まれると判別された場合に、当該勤務日に係る前記被承認者の勤怠情報の正当性を認めたものとする見做し承認処理を実行する承認手段、
として機能させるためのプログラム。
《請求項17》
コンピュータを、
所定の承認者と所定の被承認者を含む少なくとも二以上の従業員に係る勤怠情報に基づいて、所定の勤務日における前記被承認者の出勤時刻および退勤時刻が前記承認者の出勤時刻から退勤時刻までの期間に含まれるか否かを判別する判別手段、
前記勤務日に係る前記被承認者の勤怠情報を表示部に表示させる表示制御手段、
として機能させ、
前記表示制御手段は、前記勤務日に係る前記被承認者の勤怠情報を表示させる際には、前記判別手段による判別結果を識別可能に表示させる、
ことを特徴とするプログラム。
1a 承認者
1b,1c 被承認者
11 ICカード
2 タイムレコーダ端末
21 CPU
22 ROM
23 RAM
24 タッチパネルディスプレイ
25 スピーカ
26 NFCリーダ
27 無線通信部
29 記憶部
291 従業員ミラー
292 所属ミラー
294 タイムレコーダプログラム
3 サーバ (勤怠情報処理装置)
31 CPU
32 ROM
33 RAM
34 表示部
35 入力部
36 通信部
39 記憶部
391 従業員マスタ
392 所属マスタ
393 就業基本情報テーブル
394 タイムカードテーブル
395 タイムレコーダ端末テーブル
396 就業実績テーブル
397 サーバサイドプログラム (勤怠情報処理プログラム)
4 承認者端末 (勤怠情報処理装置)
41 CPU
42 ROM
43 RAM
44 表示部
45 入力部
46 通信部
49 記憶部
491 承認プログラム (勤怠情報処理プログラム)
5 タイムレコーダ画面
51 メニューアイコン
521 日時領域
522 メッセージ領域
53 勤怠情報登録領域
531 出勤ボタン
532 退勤ボタン
533 休憩開始ボタン
534 休憩終了ボタン
535 食事ボタン
54 従業員選択領域
541 番号選択タブ
542 名前選択タブ
55 暗証番号認証ポップアップ
6 就業実績登録一覧画面
611 日報入力タブ
612 事業状況タブ
613 資金状況タブ
62 日付テキストエリア
621 前月ボタン
622 前日ボタン
623 翌日ボタン
624 翌月ボタン
63 就業実績計領域
641 登録欄
642 従業員番号欄
643 氏名欄
644 出勤時刻欄
645 退勤時刻欄
646 休憩欄
647 労働欄
648 食事欄
649 出勤承認欄
650 人件費欄
651 累計人件費欄
66 日別承認ボタン
67 就業実績登録ボタン
7 日別承認画面
71 日付欄
72 氏名欄
73 タイムカード領域
74 勤怠区分領域
75 就業時間領域
76 種別領域
771 クリアボタン
772 計算ボタン
78 時間帯領域
791 日別承認ボタン
792 閉じるボタン
8 就業実績登録画面
841 タイムカード表示ボタン
842 一括承認ボタン
85 就業実績登録
863 出勤承認チェックボックス
9 インターネット
Claims (17)
- 所定の承認者と所定の被承認者を含む少なくとも二以上の従業員に係る勤怠情報に基づいて、所定の勤務日における前記被承認者の出勤時刻および退勤時刻が前記承認者の出勤時刻から退勤時刻までの期間に含まれるか否かを判別する第1の判別手段と、
前記第1の判別手段により前記被承認者の出勤時刻および退勤時刻が前記期間に含まれると判別された場合に、当該勤務日に係る前記被承認者の勤怠情報の正当性を認めたものとする見做し承認処理を実行する承認手段と、
を備えることを特徴とする勤怠情報処理装置。 - 前記承認手段は、前記第1の判別手段により前記被承認者の出勤時刻および退勤時刻が前記期間に含まれないと判別された場合には、前記承認者による操作入力に基づいて前記勤務日に係る前記被承認者の勤怠情報の正当性を認める承認処理を実行する、
ことを特徴とする請求項1に記載の勤怠情報処理装置。 - 前記第1の判別手段は、前記承認者の退勤のタイミングに前記被承認者の出勤時刻および退勤時刻が前記期間に含まれるか否かの前記判別を行う、
ことを特徴とする請求項1または2に記載の勤怠情報処理装置。 - 前記第1の判別手段は、前記被承認者の退勤のタイミングに前記被承認者の出勤時刻および退勤時刻が前記期間に含まれるか否かの前記判別を行う、
ことを特徴とする請求項1または2に記載の勤怠情報処理装置。 - 前記第1の判別手段は、前記被承認者の退勤のタイミングが当該勤務日における前記承認者の出勤時刻以降であり、且つ、当該勤務日における前記承認者の退勤が未だ行われていない場合に、前記被承認者の出勤時刻および退勤時刻が前記期間に含まれると判別する、
ことを特徴とする請求項4に記載の勤怠情報処理装置。 - 前記第1の判別手段は、前記被承認者の出勤時刻および退勤時刻が前記期間に含まれるか否かの前記判別を、前記承認者の退勤のタイミングを用いて行う、
ことを特徴とする請求項1または2に記載の勤怠情報処理装置。 - 前記第1の判別手段は、前記被承認者の出勤時刻および退勤時刻が前記期間に含まれるか否かの前記判別を、前記被承認者の退勤のタイミングを用いて行う、
ことを特徴とする請求項1または2に記載の勤怠情報処理装置。 - 前記勤務日における前記被承認者の勤怠打刻時刻が前記承認者の休憩開始時刻から休憩終了時刻までの期間に含まれるか否かを判別する第2の判別手段、を更に備え、
前記承認手段は、前記第1の判別手段により前記被承認者の出勤時刻および退勤時刻が前記承認者の出勤時刻から退勤時刻までの期間に含まれると判別され、かつ、前記第2の判別手段により前記被承認者の勤怠打刻時刻が前記承認者の休憩開始時刻から休憩終了時刻までの期間に含まれないと判別された場合に、前記見做し承認処理を実行する、
ことを特徴とする請求項1から7の何れか一項に記載の勤怠情報処理装置。 - 前記勤怠打刻時刻は、出勤時刻、退勤時刻、休憩開始時刻、または休憩終了時刻の何れかである、
ことを特徴とする請求項8に記載の勤怠情報処理装置。 - 前記承認手段は、前記勤怠情報として、前記勤務日に係る前記被承認者の勤務時間について前記見做し承認処理を実行する、
ことを特徴とする請求項1から9の何れか一項に記載の勤怠情報処理装置。 - 所定の承認者と所定の被承認者を含む少なくとも二以上の従業員に係る勤怠情報に基づいて、所定の勤務日における前記被承認者の出勤時刻および退勤時刻が前記承認者の出勤時刻から退勤時刻までの期間に含まれるか否かを判別する判別手段と、
前記勤務日に係る前記被承認者の勤怠情報を表示部に表示させる表示制御手段と、
を備え、
前記表示制御手段は、前記勤務日に係る前記被承認者の勤怠情報を表示させる際には、
前記判別手段による判別結果を識別可能に表示させる、
ことを特徴とする勤怠情報処理装置。 - 前記表示制御手段は、複数の勤務日の各々と対応付けて前記被承認者の勤怠情報を一覧で表示させ、各勤務日に係る前記判別手段による判別結果を識別可能に表示させる、
ことを特徴とする請求項11に記載の勤怠情報処理装置。 - 前記表示制御手段は、前記被承認者の勤怠情報の正当性を認める承認処理を前記承認者が実行するための承認画面において、前記判別手段による判別結果を識別可能に表示させる、
ことを特徴とする請求項11または12に記載の勤怠情報処理装置。 - コンピュータが、所定の承認者と所定の被承認者を含む少なくとも二以上の従業員に係る勤怠情報に基づいて、所定の勤務日における前記被承認者の出勤時刻および退勤時刻が前記承認者の出勤時刻から退勤時刻までの期間に含まれるか否かを判別する判別ステップと、
前記判別ステップで前記被承認者の出勤時刻および退勤時刻が前記期間に含まれると判別された場合に、当該勤務日に係る前記被承認者の勤怠情報の正当性を認めたものとする
見做し承認処理を実行する承認ステップと、
を備えることを特徴とする勤怠情報処理方法。 - コンピュータが、所定の承認者と所定の被承認者を含む少なくとも二以上の従業員に係る勤怠情報に基づいて、所定の勤務日における前記被承認者の出勤時刻および退勤時刻が前記承認者の出勤時刻から退勤時刻までの期間に含まれるか否かを判別する判別ステップと、
前記勤務日に係る前記被承認者の勤怠情報を表示部に表示させる表示制御ステップと、
を備え、
前記表示制御ステップでは、前記勤務日に係る前記被承認者の勤怠情報を表示させる際には、前記判別ステップでの判別結果を識別可能に表示させる、
ことを特徴とする勤怠情報処理方法。 - コンピュータを、
所定の承認者と所定の被承認者を含む少なくとも二以上の従業員に係る勤怠情報に基づいて、所定の勤務日における前記被承認者の出勤時刻および退勤時刻が前記承認者の出勤時刻から退勤時刻までの期間に含まれるか否かを判別する判別手段、
前記判別手段により前記被承認者の出勤時刻および退勤時刻が前記期間に含まれると判別された場合に、当該勤務日に係る前記被承認者の勤怠情報の正当性を認めたものとする
見做し承認処理を実行する承認手段、
として機能させるためのプログラム。 - コンピュータを、
所定の承認者と所定の被承認者を含む少なくとも二以上の従業員に係る勤怠情報に基づいて、所定の勤務日における前記被承認者の出勤時刻および退勤時刻が前記承認者の出勤時刻から退勤時刻までの期間に含まれるか否かを判別する判別手段、
前記勤務日に係る前記被承認者の勤怠情報を表示部に表示させる表示制御手段、
として機能させ、
前記表示制御手段は、前記勤務日に係る前記被承認者の勤怠情報を表示させる際には、
前記判別手段による判別結果を識別可能に表示させる、
ことを特徴とするプログラム。
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ブレインワークス,e-works勤怠管理システム 勤怠管理の最高峰! 高機能&低価格! 就業管理作業からの解放と労働生産性の向上を実現,クラウドサービス100選 2015年度版 最新のビジネスに役立つ情報を厳選 ,日本,佐々木 紀行,2015年03月20日,初版,第37頁 |
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