JP7262753B2 - ガスコンロ - Google Patents

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Description

本発明はガスコンロに関する。
ガスコンロには、被調理物を上下から加熱する上火バーナと下火バーナを備えたグリル庫が設けられる。上火バーナと下火バーナにガスを供給する供給路には、ガスガバナで調圧したガスを分配し、上火バーナと下火バーナの夫々に供給する装置が設けられる。例えば特許文献1においてガスを分配する分配部は、分配したガスを送出する2つの流出口を、ハウジングの上部に並設する。2つの流出口には夫々ガス管が接続され、各ガス管を介し、上火バーナと下火バーナの夫々にガスが供給される。
一方、グリル庫はガスコンロの筐体内の中央に配置される。上火バーナと下火バーナのスロート部は、グリル庫の側面で分配部が配置される側の側面に設けられ、ガス管の取付口が側方を向く。故にガス管は、スロート部に対しては一方の端部を取付口に差し込むように横方向にスライドして取り付け、火力調整機構のハウジングに対しては他方の端部を流出口に差し込むように縦方向にスライドして取り付ける。
特開2015-36595号公報
近年、グリル庫が大型化し、筐体内のレイアウトの制限が厳しくなる傾向にある。分配部の配置位置にも制限が生じ、従来よりも狭くなった空間内でガス管を配設するのに手間がかかり、作業効率が低下するという問題があった。
本発明の目的は、筐体内でガス管を容易に配設できるようにしたガスコンロを提供することである。
本発明の請求項1に係る発明のガスコンロは、上火バーナと下火バーナを有するグリル庫が左右方向の中央寄りに配置される筐体と、前記グリル庫の前記左右方向における一方の側面と前記筐体の内面とで形成される隙間領域に配置され、前記上火バーナと前記下火バーナに供給するガスの供給圧を所定圧に調圧するガスガバナ、前記ガスガバナが調圧したガスを前記上火バーナと前記下火バーナに分配する分配部、及び前記分配部の後側に後方へ突出して設けられ、前記分配部によって分配されるガスの流量を調整する為の電磁弁を有するガバナ装置と、前記分配部で分配したガスを前記上火バーナと前記下火バーナの夫々に輸送する2本のガス管とを備えたガスコンロであって、前記グリル庫は、前記ガバナ装置から前記上火バーナが受給するガスの入口であり、前記左右方向に沿って延び、前記左右方向の一方側へ向けて開口する上火混合管と、前記ガバナ装置から前記下火バーナが受給するガスの入口であり、前記左右方向に沿って延び、前記左右方向の一方側へ向けて開口する下火混合管とを有し、前記分配部は、前記上火バーナに供給するガスの出口であり、前記ガバナ装置を前記隙間領域内に配置した場合の向きで、前記左右方向の一方側へ向けて開口する上火供給口と、前記下火バーナに供給するガスの出口であり、前記ガバナ装置を前記隙間領域内に配置した場合の向きで、前記左右方向の一方側へ向けて開口する下火供給口とを有し、前記上火混合管と前記下火混合管は、前記電磁弁よりも後側に配置され、前記上火供給口と前記下火供給口は、前記電磁弁よりも前側に配置され、前記2本のガス管は、前記隙間領域内に配置した場合の向きが前記左右方向の他方側を向く第一基端部と、前記隙間領域内に配置した場合の向きが前記左右方向の他方側を向く第一先端部とを備え、1本の管からなる上火ガス管と、前記隙間領域内に配置した場合の向きが前記左右方向の他方側を向く第二基端部と、前記隙間領域内に配置した場合の向きが前記左右方向の他方側を向く第二先端部とを備え、1本の管からなる下火ガス管とであり、前記上火ガス管の前記第一基端部は前記上火供給口に接続され、前記上火ガス管の前記第一先端部は前記上火混合管に接続され、前記下火ガス管の前記第二基端部は前記下火供給口に接続され、前記下火ガス管の前記第二先端部は前記下火混合管に接続されたことを特徴とする。
請求項に係る発明のガスコンロは、請求項に記載の発明の構成に加え、前記上火混合管は前記下火混合管の上方にあり、前記ガバナ装置を前記隙間領域内に配置した場合の位置で、前記上火供給口は前記下火供給口の上方にあることを特徴とする。
請求項に係る発明のガスコンロは、請求項1または2に記載の発明の構成に加え、前記分配部のハウジングには、前後方向に沿って延び、前記ガスガバナが調圧したガスを前記分配部に導入する流路である第一流路と、前記第一流路に接続し、前記第一流路を流通するガスを、前記上火バーナに供給するガスと前記下火バーナに供給するガスとに分配する分配室と、前記前後方向において前記分配室よりも前記第一流路側に設けられ、前記左右方向に沿って前記ハウジングを貫通し、前記左右方向の一方側の開口部分が前記上火供給口として機能し、前記左右方向の他方側の開口部分がガスの流量を調整する調整弁を組み付ける上火調整部として機能する第二流路と、前記前後方向において前記分配室よりも前記第一流路側、且つ前記第一流路を挟んで前記第二流路の反対側に設けられ、前記左右方向に沿って前記ハウジングを貫通し、前記左右方向の一方側の開口部分が前記下火供給口として機能し、前記左右方向の他方側の開口部分が前記調整弁を組み付ける下火調整部として機能する第三流路と、前記前後方向に沿って延び、前記分配室と前記第二流路の前記上火調整部とを接続する上火連通路と、前記前後方向に沿って延び、前記分配室と前記第三流路の前記下火調整部とを接続する下火連通路とが形成されたことを特徴とする。
請求項1に係る発明のガスコンロによれば、ガバナ装置とグリル庫との間に上火用のガス管を配設する場合に、ガス管の一端部を上火供給口に接続する方向と、他端部を上火混合管に接続する方向は共に同じ方向であり、第一方向の他方側の方向である。故に筐体内に上火用のガス管を組み付けるとき、ガス管の一端部を上火供給口に向け、他端部を上火混合管に向けた状態で、ガス管全体を第一方向の他方側に移動させればよいので、ガス管の位置決めが容易であり、筐体内でガス管を容易に配設することができる。また、上火用のガス管の接続作業において、ガス管の一端部を上火供給口に差し込む作業と、他端部を上火混合管に差し込む作業とを、ガス管に曲げや捻り等の負荷をかけずに行うことができる。そして、上火用のガス管は、例えば、一端部と他端部を、両端部を繋ぐ中間部に対して同一方向に折り曲げ、コの字状に形成すればよいので、製造が容易である。下火用のガス管を配設する場合についても同様である。すなわち、ガス管の一端部を下火供給口に接続する方向と、他端部を下火混合管に接続する方向は共に同じ方向であり、第二方向の他方側の方向である。故に筐体内に下火用のガス管を組み付けるとき、ガス管の一端部を下火供給口に向け、他端部を下火混合管に向けた状態で、ガス管全体を第二方向の他方側に移動させればよいので、ガス管の位置決めが容易であり、筐体内でガス管を容易に配設することができる。また、下火用のガス管の接続作業において、ガス管の一端部を下火供給口に差し込む作業と、他端部を下火混合管に差し込む作業とを、ガス管に曲げや捻り等の負荷をかけずに行うことができる。そして、下火用のガス管は、例えば、一端部と他端部を、両端部を繋ぐ中間部に対して同一方向に折り曲げ、コの字状に形成すればよいので、製造が容易である。
また、上火用のガス管と下火用のガス管を筐体内で共に同じ方向にてガバナ装置及びグリル庫に接続できるので、筐体内でガス管を容易に配設することができる。
また、ガス管の組み付け時の移動方向を左右方向に限定できるので、筐体内で他の部品に干渉しにくく、筐体内でガス管を容易に配設することができる。
請求項に係る発明のガスコンロによれば、請求項に記載の発明の効果に加え、上火用のガス管と下火用のガス管が交差しないので、下火用のガス管を配設してから上火用のガス管を配設すればよく、筐体内でガス管を容易に配設することができる。
請求項に係る発明のガスコンロによれば、請求項1または2に記載の発明の効果に加え、一方の開口部分が上火供給口として機能する第二流路と、一方の開口部分が下火供給口として機能する第三流路は、共に、ハウジングを貫通する。ハウジングを金型で成型するとき、第二流路と第三流路を形成する中子によって上火供給口と下火供給口を形成すれば、夫々の開口方向を、第一方向の一方側と第二方向の一方側へ向けて精確に形成することができる。また、ガスガバナを第一流路の方向である第三方向に配置できるので、ガス管の配置における相互の干渉を避けることができる。更に、第一方向及び第二方向に第三方向が直交し、且つ第一流路を挟んで第二流路の反対側に第三流路を配置するので、ハウジング内で各流路の配置間隔を狭めても、構成要素の組み付けにおける相互の干渉を避けることができ、ハウジングの小型化を図ることができる。
なお、本発明は、請求項1からの夫々の発明特定事項を任意に組み合わせてもよい。
ガスコンロ1の斜視図である。 天板3、コンロバーナ等を省略したガスコンロ1の平面図である。 図2のI-I線で矢視方向から見たガスコンロ1の断面図である。 ガバナ装置100の分解斜視図である。 基体130を後方右上方から見た斜視断面図である。 ガバナ装置100とグリル庫31を後方右上方から見た斜視図である。
以下、本発明の実施形態を説明する。以下に記載される装置の構造は、特定的な記載がない限り、それのみに限定する趣旨ではなく、単なる説明例である。図面は、本発明が採用しうる技術的特徴を説明するために用いられるものである。以下説明は、図中に矢印で示す左右、前後、上下を使用する。
図1~図3を参照し、ガスコンロ1について説明する。ガスコンロ1は、ビルトインタイプのコンロである。ガスコンロ1は筐体2と天板3を備える。筐体2は、筐体2の右側壁、左側壁、前側壁、後側壁及び底壁を構成する右壁部21、左壁部22、前壁部23、後壁部24及び底壁部20を備え、上部が開口する略直方体状に形成される。天板3は、筐体2の開口部を覆う略矩形の板状を呈する。天板3において、右手前には右バーナ4、左手前には左バーナ5、中央奥側には奥バーナ6が設けられる。筐体2の内側の左右方向における略中央部には、箱状のグリル庫31が設置される。天板3の後方部には、グリル庫31の排気口7が設けられる。
ガスコンロ1の前面の略中央には、グリル扉8が設けられる。グリル扉8は、グリル庫31の前側開口部分を開閉する。グリル扉8の右側の領域には、正面視円形状の2つの操作つまみ11、12が横方向に並んで設けられる。グリル扉8の左側の領域には、操作つまみ11、12と同じ高さ位置に、同一形状の2つの操作つまみ13、14が横方向に並んで設けられる。操作つまみ11~14の夫々は、右バーナ4、グリル庫31内の上火バーナ32及び下火バーナ33、奥バーナ6、左バーナ5の点火、消火及び火力調節を行う為に操作される。以下では、上火バーナ32及び下火バーナ33を総称してグリルバーナという。また、右バーナ4、左バーナ5及び奥バーナ6を総称してコンロバーナという。操作つまみ11~14は夫々、燃料供給装置51~54の前端部に取り付けられる。
図3を参照し、燃料供給装置52について説明する。ガスコンロ1は、右バーナ4、グリルバーナ(上火バーナ32、下火バーナ33)、左バーナ5、奥バーナ6の夫々にガスを供給する4つの燃料供給装置51~54を備える。そのうち、右バーナ4、左バーナ5、奥バーナ6にガスを供給する燃料供給装置51、53、54は、操作つまみ11、13、14の押し込み操作と回動操作に応じ、コンロバーナの点火と消火、及びコンロバーナに供給するガス量を調節する。グリルバーナにガスを供給する燃料供給装置52は、燃料供給装置51、53、54と同様に操作つまみ12の押し込み操作に応じてグリルバーナの点火と消火を行うが、ガス量の調節は行わない。なお、ガス量の調節は、別体に設けたガバナ装置100が行う。ガバナ装置100は、操作つまみ12の回転位置によって、ガバナ装置100に設けた電磁弁171,172を夫々個別に駆動し、上火バーナ32と下火バーナ33の強火及び弱火の組合せを切り替えることができる。燃料供給装置51、52は、筐体2内でグリル庫31の右側面31Aと、筐体2の右壁部21内面との間に形成される隙間領域G1に配置される。燃料供給装置51、52は、筐体2内でグリル庫31の左側面31Bと、筐体2の左壁部22内面との間に形成される隙間領域G2に配置される。以下では、グリルバーナにガスを供給する燃料供給装置52について説明を行い、右バーナ4、左バーナ5、奥バーナ6にガスを供給する燃料供給装置51、53、54については説明を省略する。
燃料供給装置52は、操作つまみ12の押し込み操作に応じ、グリルバーナの点火と消火を行う。燃料供給装置52は、操作つまみ12の操作に応じて動作する合成樹脂製で円筒状の前側本体52Aと、内部のガス流路にメイン弁61及び安全弁62を備える金属製で円筒状の後側本体52Bとを備える。前側本体52Aの内部には、操作つまみ12の押し込み操作によって前後に移動するスライダ63が設けられる。スライダ63は、メイン弁61を開閉させる。安全弁62は、後側本体52Bのガス流路を閉じる閉状態に弾性付勢された電磁操作式の弁である。後側本体52Bの下部には、ガス供給管66が接続される接続部64が設けられ、この接続部64を介し、ガス供給管66から後側本体52Bのガス流路に向けてガスが導入される。後側本体52Bの上部には、ガス流路を流れたガスが流出する流出口65が設けられる。なお、メイン弁61及び安全弁62は周知のものであるので、これらの詳細な動作の説明を省略する。
図3~図5を参照し、ガバナ装置100について説明する。ガバナ装置100は、筐体2内の隙間領域G1に配置される。ガバナ装置100は燃料供給装置52に連結し、燃料供給装置52から供給されるガス圧を調整することにより、安定したガス圧で、ガスをグリルバーナへ供給するための装置である。本実施形態のガバナ装置100は燃料供給装置52の上側に配置され、後側本体52Bの流出口65から流出するガスを内部に導入し、導入したガスを調圧してグリルバーナに供給する。
ガバナ装置100は、ガスガバナ110とガス分配装置120を一体に設けた装置である。ガスガバナ110は、燃料供給装置52から供給されるガスの供給圧を調圧する。ガス分配装置120は、ガスガバナ110が調圧したガスの流量を電磁弁171,172によって切り替え、上火バーナ32及び下火バーナ33の夫々に分配して供給する。
ガスガバナ110は公知であるので詳細な説明は省略するが、内部に調圧バネ111、弁体112、ダイヤフラム113、圧力室114等を備える。弁体112は、調圧バネ111の付勢により、弁を開く向きに押圧される。ダイヤフラム113は、弁体112の軸部に連結する。燃料供給装置52の流出口65から供給されるガスは、流出口65に接続する流入口115から圧力室114内に流入する。ダイヤフラム113は、圧力室114内のガス圧が高くなるに従い、バネ圧に抗して弁を閉じる向きに弁体112を動かす。ガスガバナ110は、流入口115のガス圧が変化しても、流出口116からガス分配装置120へ送出するガス圧が略一定となるように、圧力室114内のガス圧を調圧する。
ガス分配装置120は、基体130に、電磁弁171,172、ニードル弁161,162等を組み付けて形成される。基体130は、溶融した金属(例えばアルミニウム又はアルミニウム合金)を上下方向に分割される金型に圧入して成型した、いわゆるダイカストである。基体130の内部には、ガスが流れる複数の流路が形成されている。なお、図5において、基体130内を流通するガスの流れを太線(実線又は点線)で示し、ガスが流れる向きを矢印で示す。
主流路141は基体130の略中心部を前後方向に延びる。主流路141の前端部は、基体130の前方を向く前面131に開口する。基体130の前面131は、固定部137に形成される。固定部137は左右方向に長い板状を呈し、左右両端部に、ガスガバナ110とガス分配装置120とを締結する固定ネジ117のネジ穴が設けられる。主流路141の前端部は、ガスガバナ110の流出口116から送出されるガスをガス分配装置120内に導入する導入口151として機能する。導入口151は前面131において前方に突出し、且つその周囲が前面131において環状に凹部形成されている。ガスガバナ110とガス分配装置120の固定時、導入口151にはOリング118が配設され、接続部分におけるガス漏れが防止される。
基体130の後部には、上下方向に延びる溝状の分配室142が設けられる。分配室142は、基体130の後方を向く後面132において上下方向に延びる長円形状に開口し、前方へ向けて凹む凹部状に形成される。分配室142内には電磁弁171,172の弁体173,174(後述)が配置される。主流路141の後端部は、分配室142の底部略中央に開口する。
上流路143は基体130内で主流路141の上方に形成され、左右方向に延びる。上流路143の右端部は、基体130の右方を向く右面134に開口し、開口部分が上火供給口153として機能する。上火供給口153は右面134において円形の凹部状に形成され、底部中央に、上流路143の主部分に連通する穴部が開口する。上火供給口153には、グリルバーナのうちの上火バーナ32にガスを輸送する上火ガス管35の上流端部35Aが挿入される。上流路143の左端部は、基体130の左方を向く左面133に開口する。上流路143の左端部は、分配室142から上流路143に流入するガスの流量を調整するニードル弁161が組み付けられる上火調整部155として機能する。上火調整部155の内径は、ニードル弁161の外径に合わせ、上流路143の主部分よりも大きい。
上火開閉路145は基体130内で前後方向に延び、分配室142と上流路143の主部分とを接続する。上火開閉路145の後端部は、分配室142の底部において、主流路141の開口よりも上方の位置に開口する。分配室142内の上火開閉路145の開口は、電磁弁171の弁体173によって開閉される。上火バイパス路147は基体130内で前後方向に延び、分配室142と上火調整部155とを接続する。上火バイパス路147の後端部は、分配室142の底部において、上火開閉路145の開口よりも左方の位置に開口する。分配室142内の上火バイパス路147の開口は、常時開いた状態である。
上火調整部155には、基体130の左面133側よりニードル弁161が挿入される。ニードル弁161は左右方向に長く、側面の横穴と右面の縦穴が内部で連通する。ニードル弁161の横穴は上火バイパス路147の前端部の開口に向き合って配置され、縦穴は上流路143内に開口する。分配室142から上火バイパス路147を通り上火調整部155内に流れるガスは、横穴と縦穴を通り、上流路143に流通する。ニードル弁161は、上火バイパス路147から上流路143に流通するガスを遮断しないが、小径に形成された縦穴によってガスの流量を制限する。ニードル弁161は、基体130の左面133に締結される押えネジ163によって上火調整部155内に保持される。また、ニードル弁161には2つのOリングが設けられており、上火調整部155においてニードル弁161を介さないガスの流通が防止される。
下流路144は基体130内で主流路141の下方に形成され、左右方向に延びる。下流路144の右端部は、基体130の右面134に開口し、開口部分が下火供給口154として機能する。下火供給口154は、上火供給口153の下方に設けられる。下火供給口154は右面134において円形の凹部状に形成され、底部中央に、下火供給口154の主部分に連通する穴部が開口する。下火供給口154には、グリルバーナのうちの下火バーナ33にガスを輸送する下火ガス管36の上流端部36Aが挿入される。下流路144の左端部は、基体130の左面133に開口する。下流路144の左端部は、分配室142から下流路144に流入するガスの流量を調整するニードル弁162が組み付けられる下火調整部156として機能する。下火調整部156の内径は、ニードル弁162の外径に合わせ、下流路144の主部分よりも大きい。
下火開閉路146は基体130内で前後方向に延び、分配室142と下流路144の主部分とを接続する。下火開閉路146の後端部は、分配室142の底部において、主流路141の開口よりも下方の位置に開口する。分配室142内の下火開閉路146の開口は、電磁弁172の弁体174によって開閉される。下火バイパス路148は基体130内で前後方向に延び、分配室142と下火調整部156とを接続する。下火バイパス路148の後端部は、分配室142の底部において、下火開閉路146の開口よりも左方の位置に開口する。分配室142内の下火バイパス路148の開口は、常時開いた状態である。
下火調整部156には、基体130の左面133側よりニードル弁162が挿入される。ニードル弁162は左右方向に長く、側面の横穴と右面の縦穴が内部で連通する。ニードル弁162の横穴は下火バイパス路148の前端部の開口に向き合って配置され、縦穴は下流路144内に開口する。分配室142から下火バイパス路148を通り下火調整部156内に流れるガスは、横穴と縦穴を通り、下流路144に流通する。ニードル弁162は、下火バイパス路148から下流路144に流通するガスを遮断しないが、小径に形成された縦穴によってガスの流量を制限する。ニードル弁162は、基体130の左面133に締結される押えネジ164によって下火調整部156内に保持される。また、ニードル弁162には2つのOリングが設けられており、下火調整部156においてニードル弁162を介さないガスの流通が防止される。
検出路149は基体130内で上下方向に延び、下端部が上流路143の主部分に接続する。検出路149の上端部は、基体130の上方を向く上面135において開口し、開口部分の周囲が上方へ向けて筒状に突出する。検出路149の上端部は、ガスコンロ1の製造時やメンテナンス時に用いる検出口157として機能し、普段はガスケット(図示略)と封止ネジ138により封止される。なお、基体130の下方を向く下面136において、各流路は開口しない。
電磁弁171、172は固定金具175に一体に保持され、分配室142の開口の周囲に配置されるパッキン176を挟んで分配室142の後部に4本の固定ネジ177により固定される。固定金具175とパッキン176によって開口部分が蓋されることによって、分配室142は密閉される。電磁弁171、172の弁体173,174は夫々、分配室142内で上火開閉路145、下火開閉路146の開口の後方に配置される。電磁弁171、172が駆動すると、弁体173,174は夫々、上火開閉路145、下火開閉路146の開口を閉鎖し、ガスの流路を夫々、上火バイパス路147、下火バイパス路148を介した流路に制限する。
次に、図2、図4、図6を参照し、ガバナ装置100とグリル庫31との間における上火ガス管35と下火ガス管36の接続について説明する。グリル庫31の上火バーナ32は、グリル庫31の上部において、庫内に収容される被調理物を上方から加熱する位置に設けられる。上火バーナ32は、ガバナ装置100から上火ガス管35を通して供給されるガスを、上火スロート部37を介して受給する。上火スロート部37は上火バーナ32の後部に設けられ、ガスコンロ1の筐体2内で右方へ向けて延び、且つ右方へ向けて右端が開口する。上火スロート部37は、細く筒状に延びる胴部37Aに対し、右端部37Bが開口部分へ向けて内径が末広がりに大きくなるスロート状を呈する。上火ガス管35の下流端部35Bは、ガバナ装置100から供給されるガスを噴射する噴射口であり、噴射口を左方へ向けて、右端部37Bの開口部分に配置される。ガスは右端部37Bに対して噴射されるとき、周囲の空気を巻き込んで混合し、混合気として上火バーナ32に供給される。
グリル庫31の下火バーナ33は、グリル庫31の下部において、庫内に収容される被調理物を左下方及び右下方から加熱する位置に設けられる。下火バーナ33は、ガバナ装置100から下火ガス管36を通して供給されるガスを、下火スロート部38を介して受給する。下火スロート部38は下火バーナ33の後部に設けられ、ガスコンロ1の筐体2内で右方へ向けて延び、且つ右方へ向けて右端が開口する。下火スロート部38は、細く筒状に延びる胴部38Aに対し、右端部38Bが開口部分へ向けて内径が末広がりに大きくなるスロート状を呈する。下火スロート部38は、上火スロート部37よりも後方且つ下方に位置する。下火ガス管36の下流端部36Bは、ガバナ装置100から供給されるガスを噴射する噴射口であり、噴射口を左方へ向けて、右端部38Bの開口部分に配置される。ガスは右端部38Bに対して噴射されるとき、周囲の空気を巻き込んで混合し、混合気として下火バーナ33に供給される。
前述したように、上火ガス管35の上流端部35Aと下火ガス管36の上流端部36Aは、夫々、ガス分配装置120の基体130の右面134に開口する上火供給口153と下火供給口154に挿入される。基体130において、上火供給口153は下火供給口154の上方に設けられており、上火供給口153と下火供給口154は、共に右方へ向けて開口する。上流端部35A,36Aは、上火供給口153、下火供給口154の夫々に対して左方へ向けて挿入される。
筐体2内で、ガバナ装置100は燃料供給装置52の上に組み付けられる。筐体2内において、上火スロート部37の開口部は、上火供給口153の後方、且つ略同じ高さ位置にある。故に、上火ガス管35の中間部分は略前後方向に延び、上流端部35A及び下流端部35Bが中間部分に対して夫々左方に屈曲する。上火ガス管35は、上方から見て略コの字形状を呈する。
筐体2内において、下火スロート部38の開口部は、下火供給口154の後方、且つ高さ位置が下火供給口154よりも下方にある。故に、下火ガス管36の中間部分は前後方向に延びる部分と上下方向に延びる部分とが屈曲により接続され、上流端部36A及び下流端部36Bが中間部分に対して夫々左方に屈曲する。下火ガス管36は、上方から見て略コの字形状を呈する。
上火ガス管35及び下火ガス管36の組み付けは、下火ガス管36が上火ガス管35よりも先に行われる。図6に示すように、下火ガス管36は、上流端部36A及び下流端部36Bが中間部分から屈曲する方向を左方に向けて、ガバナ装置100の右上方に配置される。下火ガス管36は隙間領域G1内に下ろされ、ガバナ装置100の右方に配置される。上流端部36Aの軸は下火供給口154の軸に揃えられ、下流端部36Bの軸は下火スロート部38の開口部分の中央に配置される。下火ガス管36は、管全体が左方へ移動される。上流端部36Aは、下火供給口154に挿入され、下流端部36Bの噴射口は、下火スロート部38の開口部分に対峙して配置される。
次に、上火ガス管35は、上流端部35A及び下流端部35Bが中間部分から屈曲する方向を左方に向けて、ガバナ装置100の右上方に配置される。上火ガス管35は隙間領域G1内に下ろされ、ガバナ装置100の右方に配置される。上流端部35Aの軸は下火供給口154の軸に揃えられ、下流端部35Bの軸は上火スロート部37の開口部分の中央に配置される。上火ガス管35は、管全体が左方へ移動される。上流端部35Aは、上火供給口153に挿入され、下流端部35Bの噴射口は、上火スロート部37の開口部分に対峙して配置される。
図4に示すように、基体130の右面134に抜け防止のための保持金具139が嵌められ、固定ネジ140で基体130に固定されることによって、上火ガス管35の上流端部35Aと、下火ガス管36の上流端部36Aは、基体130から抜け止めされる。また、図2に示すように、下流端部35B及び下流端部36Bは、上火スロート部37及び下火スロート部38の左側に設けられた固定部(図示略)に、夫々組み付けられる。
以上説明したように、ガバナ装置100とグリル庫31との間に上火ガス管35を配設する場合に、上火ガス管35の上流端部35Aを上火供給口153に接続する方向と、下流端部35Bを上火スロート部37に接続する方向は共に同じ方向であり、左右方向の左側を向く方向である。故に筐体2内に上火ガス管35を組み付けるとき、上火ガス管35の上流端部35Aを上火供給口153に向け、下流端部35Bを上火スロート部37に向けた状態で、上火ガス管35の全体を左右方向の左側に移動させればよいので、上火ガス管35の位置決めが容易であり、筐体2内で上火ガス管35を容易に配設することができる。また、上火ガス管35の接続作業において、上火ガス管35の上流端部35Aを上火供給口153に差し込む作業と、下流端部35Bを上火スロート部37の開口部分に対峙する位置に配置する作業とを、上火ガス管35に曲げや捻り等の負荷をかけずに行うことができる。そして、上火ガス管35は、例えば、上流端部35Aと下流端部35Bを、両端部を繋ぐ中間部分に対して同一方向に折り曲げ、コの字状に形成すればよいので、製造が容易である。
下火ガス管36を配設する場合についても同様である。すなわち、下火ガス管36の上流端部36Aを下火供給口154に接続する方向と、下流端部36Bを下火スロート部38に接続する方向は共に同じ方向であり、左右方向の左側を向く方向である。故に筐体2内に下火ガス管36を組み付けるとき、下火ガス管36の上流端部36Aを下火供給口154に向け、下流端部36Bを下火スロート部38に向けた状態で、下火ガス管36の全体を左右方向の左側に移動させればよいので、下火ガス管36の位置決めが容易であり、筐体2内で下火ガス管36を容易に配設することができる。また、下火ガス管36の接続作業において、下火ガス管36の上流端部36Aを下火供給口154に差し込む作業と、下流端部36Bを下火スロート部38の開口部分に対峙する位置に配置する作業とを、下火ガス管36に曲げや捻り等の負荷をかけずに行うことができる。そして、下火ガス管36は、例えば、上流端部36Aと下流端部36Bを、両端部を繋ぐ中間部分に対して同一方向に折り曲げ、コの字状に形成すればよいので、製造が容易である。
また、上火ガス管35と下火ガス管36を筐体2内で共に同じ方向(左右方向の左側)に移動させることでガバナ装置100及びグリル庫31に接続できるので、筐体2内で上火ガス管35と下火ガス管36を容易に配設することができる。
更に、上火ガス管35と下火ガス管36の組み付け時の移動方向を左右方向に限定できるので、筐体2内で他の部品に干渉しにくく、筐体2内で上火ガス管35と下火ガス管36を容易に配設することができる。
下火供給口154、下火スロート部38は、夫々、上火供給口153、上火スロート部37の下方にある。故に、上火ガス管35と下火ガス管36は、夫々がガバナ装置100とグリル庫31に接続した状態で、互いに交差しない。よってガスコンロ1の製造時には、下火ガス管36を配設してから上火ガス管35を配設すればよく、筐体2内で上火ガス管35と下火ガス管36を容易に配設することができる。
右面134の開口部分が上火供給口153として機能する上流路143と、右面134の開口部分が下火供給口154として機能する下流路144は、共に、基体130を左右方向に貫通する。基体130を金型で成型するとき、上流路143と下流路144を形成する中子によって上火供給口153と下火供給口154を形成すれば、夫々の開口方向を、左右方向の右側へ向けて精確に形成することができる。また、ガスガバナ110を主流路141が延びる前後方向に沿って配置できるので、上火ガス管35と下火ガス管36の配置における相互の干渉を避けることができる。更に、主流路141と上流路143及び下流路144は直交し、且つ主流路141を挟んで上流路143の反対側に下流路144を配置するので、基体130内で各流路の配置間隔を狭めても、構成要素の組み付けにおける相互の干渉を避けることができ、基体130の小型化を図ることができる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、種々の変更が可能である。上流路143が延びる方向と下流路144が延びる方向とは、必ずしも同じ方向でなくてもよい。また、上流路143が延びる方向は、必ずしも左右方向でなくてもよく、同様に、下流路144が延びる方向は、必ずしも左右方向でなくてもよい。なお、上記いずれの場合においても、上流路143の延びる方向に沿って上火供給口153が形成され、上火ガス管35の上流端部35Aが上流路143の延びる方向に沿って上火供給口153に挿入され、且つ下流端部35Bが、上流路143の延びる方向に沿って上火スロート部37に接続される構成であればよい。同様に、上記いずれの場合においても、下流路144の延びる方向に沿って下火供給口154が形成され、下火ガス管36の上流端部36Aが下流路144の延びる方向に沿って下火供給口154に挿入され、且つ下流端部36Bが、下流路144の延びる方向に沿って下火スロート部38に接続される構成であればよい。
上記説明において、グリル庫31の右側面31Aが本発明の「グリル庫の一方の側面」の一例である。筐体2の右壁部21が本発明の「筐体の内面」の一例である。隙間領域G1が本発明の「隙間領域」の一例である。左右方向が本発明の「第一方向」及び「第二方向」の一例である。上火スロート部37が本発明の「上火混合管」の一例である。下火スロート部38が本発明の「下火混合管」の一例である。基体130が本発明の「ハウジング」の一例である。前後方向が本発明の「第三方向」の一例である。主流路141が本発明の「第一流路」の一例である。ニードル弁161,162が本発明の「調整弁」の一例である。上流路143が本発明の「第二流路」の一例である。下流路144が本発明の「第三流路」の一例である。上火バイパス路147が本発明の「上火連通路」の一例である。下火バイパス路148が本発明の「下火連通路」の一例である。
1 ガスコンロ
2 筐体
21 右壁部
31 グリル庫
31A 右側面
32 上火バーナ
33 下火バーナ
37 上火スロート部
38 下火スロート部
100 ガバナ装置
110 ガスガバナ
120 ガス分配装置
130 基体
141 主流路
142 分配室
143 上流路
144 下流路
147 上火バイパス路
148 下火バイパス路
153 上火供給口
154 下火供給口
155 上火調整部
156 下火調整部
161,162 ニードル弁

Claims (3)

  1. 上火バーナと下火バーナを有するグリル庫が左右方向の中央寄りに配置される筐体と、
    前記グリル庫の前記左右方向における一方の側面と前記筐体の内面とで形成される隙間領域に配置され、前記上火バーナと前記下火バーナに供給するガスの供給圧を所定圧に調圧するガスガバナ、前記ガスガバナが調圧したガスを前記上火バーナと前記下火バーナに分配する分配部、及び前記分配部の後側に後方へ突出して設けられ、前記分配部によって分配されるガスの流量を調整する為の電磁弁を有するガバナ装置と
    前記分配部で分配したガスを前記上火バーナと前記下火バーナの夫々に輸送する2本のガス管と
    を備えたガスコンロであって、
    前記グリル庫は、
    前記ガバナ装置から前記上火バーナが受給するガスの入口であり、前記左右方向に沿って延び、前記左右方向の一方側へ向けて開口する上火混合管と、
    前記ガバナ装置から前記下火バーナが受給するガスの入口であり、前記左右方向に沿って延び、前記左右方向の一方側へ向けて開口する下火混合管と
    を有し、
    前記分配部は、
    前記上火バーナに供給するガスの出口であり、前記ガバナ装置を前記隙間領域内に配置した場合の向きで、前記左右方向の一方側へ向けて開口する上火供給口と、
    前記下火バーナに供給するガスの出口であり、前記ガバナ装置を前記隙間領域内に配置した場合の向きで、前記左右方向の一方側へ向けて開口する下火供給口と
    を有し、
    前記上火混合管と前記下火混合管は、前記電磁弁よりも後側に配置され、
    前記上火供給口と前記下火供給口は、前記電磁弁よりも前側に配置され、
    前記2本のガス管は、
    前記隙間領域内に配置した場合の向きが前記左右方向の他方側を向く第一基端部と、前記隙間領域内に配置した場合の向きが前記左右方向の他方側を向く第一先端部とを備え、1本の管からなる上火ガス管と、
    前記隙間領域内に配置した場合の向きが前記左右方向の他方側を向く第二基端部と、前記隙間領域内に配置した場合の向きが前記左右方向の他方側を向く第二先端部とを備え、1本の管からなる下火ガス管と
    であり、
    前記上火ガス管の前記第一基端部は前記上火供給口に接続され、
    前記上火ガス管の前記第一先端部は前記上火混合管に接続され、
    前記下火ガス管の前記第二基端部は前記下火供給口に接続され、
    前記下火ガス管の前記第二先端部は前記下火混合管に接続されたこと
    を特徴とするガスコンロ。
  2. 前記上火混合管は前記下火混合管の上方にあり、
    前記ガバナ装置を前記隙間領域内に配置した場合の位置で、前記上火供給口は前記下火供給口の上方にあること
    を特徴とする請求項に記載のガスコンロ。
  3. 前記分配部のハウジングには、
    前後方向に沿って延び、前記ガスガバナが調圧したガスを前記分配部に導入する流路である第一流路と、
    前記第一流路に接続し、前記第一流路を流通するガスを、前記上火バーナに供給するガスと前記下火バーナに供給するガスとに分配する分配室と、
    前記前後方向において前記分配室よりも前記第一流路側に設けられ、前記左右方向に沿って前記ハウジングを貫通し、前記左右方向の一方側の開口部分が前記上火供給口として機能し、前記左右方向の他方側の開口部分がガスの流量を調整する調整弁を組み付ける上火調整部として機能する第二流路と、
    前記前後方向において前記分配室よりも前記第一流路側、且つ前記第一流路を挟んで前記第二流路の反対側に設けられ、前記左右方向に沿って前記ハウジングを貫通し、前記左右方向の一方側の開口部分が前記下火供給口として機能し、前記左右方向の他方側の開口部分が前記調整弁を組み付ける下火調整部として機能する第三流路と、
    前記前後方向に沿って延び、前記分配室と前記第二流路の前記上火調整部とを接続する上火連通路と、
    前記前後方向に沿って延び、前記分配室と前記第三流路の前記下火調整部とを接続する下火連通路と
    が形成されたこと
    を特徴とする請求項1または2に記載のガスコンロ。
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