JP7262577B2 - 拡散体及び照明装置 - Google Patents
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Description
MFP=1/(π×A2×Qs×N)=αZd
ただし、0.4≦α≦5
を満たし、前記長さZ d は、50mm~2000mmの範囲内であり、前記光源から出射された前記入射光の光束に対する前記散乱光の光束の割合で表される光利用効率が10%以上であるか、または前記第1の光出射面の中心位置での色度に対する他の位置の色度差の最大値で表される色変化が0.04以下であることを特徴とする。
また、本開示に係る拡散体は、光源から発せられた光が入射光として入射する光入射面と、媒質と前記媒質中に存在するナノ粒子とを含み、前記入射光を導光して前記ナノ粒子で散乱させることによって散乱光を生成する導光拡散部と、前記散乱光を出射する第1の光出射面と、を有し、前記散乱光の相関色温度は、前記入射光の相関色温度よりも高く、Nが前記導光拡散部の単位体積中に含まれている前記ナノ粒子の粒子数[個/mm 3 ]を示し、Aが前記ナノ粒子の平均粒子半径[mm]を示し、Q s が前記ナノ粒子と前記導光拡散部の媒質との組み合わせにより決定される散乱効率を示し、πが円周率を示し、MFPが波長550nmの光に対する平均自由行程[mm]を示し、Z d が前記導光拡散部の前記入射光の導光方向の長さ[mm]を示し、αが係数を示すときに、
MFP=1/(π×A 2 ×Q s ×N)=αZ d
ただし、0.4≦α≦5
を満たし、前記係数αは、3.2以下であり、前記光源から出射された前記入射光の光束に対する前記散乱光の光束の割合で表される光利用効率が10%以上であることを特徴とする。
また、本開示に係る拡散体は、光源から発せられた光が入射光として入射する光入射面と、媒質と前記媒質中に存在するナノ粒子とを含み、前記入射光を導光して前記ナノ粒子で散乱させることによって散乱光を生成する導光拡散部と、前記散乱光を出射する第1の光出射面と、を有し、前記散乱光の相関色温度は、前記入射光の相関色温度よりも高く、Nが前記導光拡散部の単位体積中に含まれている前記ナノ粒子の粒子数[個/mm 3 ]を示し、Aが前記ナノ粒子の平均粒子半径[mm]を示し、Q s が前記ナノ粒子と前記導光拡散部の媒質との組み合わせにより決定される散乱効率を示し、πが円周率を示し、MFPが波長550nmの光に対する平均自由行程[mm]を示し、Z d が前記導光拡散部の前記入射光の導光方向の長さ[mm]を示し、αが係数を示すときに、
MFP=1/(π×A 2 ×Q s ×N)=αZ d
ただし、0.4≦α≦5
を満たし、前記係数αは、0.72以上であり、前記第1の光出射面の中心位置での色度に対する他の位置の色度差の最大値で表される色変化が0.04以下であることを特徴とする。
また、本開示に係る照明装置は、光源と、上記いずれかの拡散体とを有し、前記第1の光出射面に対向するように配置された開口を有するフレームをさらに有し、前記開口を通して視認することができない前記導光拡散部の領域におけるナノ粒子の濃度は、前記開口を通して視認することができる前記導光拡散部の領域のナノ粒子の濃度より低いことを特徴とする。
また、本開示に係る照明装置は、光源と、上記いずれかの拡散体とを有する照明装置であって、前記導光拡散部は、前記光入射面と対向するように配置され、前記導光拡散部内を導光した光を出射する第2の光出射面をさらに含み、前記照明装置は、前記導光拡散部の前記第2の光出射面から出射された前記光を、前記第1の光出射面側に向かうように偏向する光取出し部をさらに有することを特徴とする。
《1-1》実施の形態1の概要
図1は、実施の形態1に係る照明装置100の構成を概略的に示す断面図である。図2は、照明装置100の構成を概略的に示す平面図である。図1及び図2に示されるように、照明装置100は、光源10と、拡散体20とを有している。照明装置100は、拡散体20の端部に位置する側面である光入射面21に対向するように光源10を配置するエッジ入射方式を採用している。拡散体20は、光入射面21と、導光拡散部22と、光出射面(本例では、前面23及び背面24)とを有している。本例では、前面23が主発光面である。
MFP=1/(π×A2×Qs×N)=αZd
0.4≦α≦5
を満たすように、拡散体20を形成する。このように拡散体20を形成することによって、拡散体20の光出射面において導光方向全域で、色ムラ及び明るさムラが少ない自然な青空を再現することができる。
《光源10》
図3は、照明装置100の光源10の構成を概略的に示す正面図である。光源10は、相関色温度Tciの光を発する。相関色温度Tciは、例えば、6500Kである。相関色温度Tciは、5000Kであってもよい。「相関色温度」とは、発光体の色と最も近い色に見える黒体放射の色温度を意味する。光源10は、例えば、相関色温度Tciの光として白色光を出射する光源であってもよい。
図4は、照明装置100の拡散体20の構成を概略的に示す斜視図である。図5は、照明装置100の拡散体20の構成を概略的に示す断面図である。図4及び図5に示されるように、拡散体20の導光拡散部22は、例えば、板状の部材である。導光拡散部22は、前面23と、前面23の反対側の面である背面24と、前面23と背面24との間を繋ぐ側面とを有する。側面のうちの1つ以上が光入射面21である。また、前面23及び背面24が光出射面である。光入射面21は、導光拡散部22の端部に形成される。
《レイリー散乱》
以下に、光の散乱現象の1つであるレイリー散乱について説明する。図7は、単一のナノ粒子26によるレイリー散乱によって発生する散乱光の強度の角度分布の例を示す図である。ナノ粒子26に衝突する光は、例えば、光源10から出射され拡散体20に入射し、拡散体20内を導光される光Ltである。図7において、+Z方向は、光Ltの進行方向に平行な方向である。光Ltは、+Z方向に進行している。X方向及びY方向は、Z方向に直交する方向である。
α≪π・D/λ …(1)
σ∝D6/λ4 …(2)
以下に、散乱光Lsの発生原理について説明する。図8は、実施の形態1に係る拡散体20において発生する散乱光Lsが出射される様子を示す図である。図8に示されるように、光源10から発せられた入射光Liは、光入射面21から導光拡散部22内に入射する。入射した入射光Liは、光Ltとして導光拡散部22内を導光される。入射した光Ltは、光出射面である前面23と背面24とで反射される。ここでの反射は、例えば、全反射である。
以下に、拡散体20におけるナノ粒子26の濃度について説明する。図9は、実施の形態1に係る拡散体20の光出射面(本例では前面23及び背面24)における導光方向の位置と、光出射面を通して出射される散乱光Lsの相関色温度との関係を示す図である。
MFP=1/(βN)=αZd …(3)
β=π×A2×Qs
0.4≦α≦5
を満たすように、拡散体20が形成される。
Lshort>0.08Llong …(4)
これは、仮に長さZdを側面の短辺の長さとして濃度を設定すると、長辺を光軸方向とする光源10より出射した光Ltにとっては、ナノ粒子26の濃度が濃くなるため、色ムラ又は明るさムラが生じやすくするためである。また、2つ以上の側面に光源10を配置した場合は、光利用効率は、各光源10に対する光利用効率の平均値とする。
以下、光源10に複数色の発光素子13を備えることによる更なる効果について説明する。図10は、拡散体20において発生する散乱光の色度の一例をCIE1931色度図上に示した図である。
なお、直線上も、領域γに含まれる。光源10が、例えば、2つの異なる発光素子13を備える場合には、光源10は、各発光素子13を単独で点灯させた場合に、拡散体20の光出射面の中心部における散乱光Lsの色度(xas,yas)、(xbs,ybs)を結んだ直線上に設計色度(xp,yp)が存在するように設計されればよい。設計色度は、目標色度とも呼ばれる。
(xp,yp)=(0.25,0.27)
であることが望ましく、各成分すなわちxp及びypのばらつきは、±0.03以内であることが望ましく、より望ましくは、±0.01以内であることが望ましい。換言すると、晴天時の自然な青空の色を再現するためには、設計色度
(xp,yp)=(0.25±0.03,0.27±0.03)
が望ましく、
(xp,yp)=(0.25±0.01,0.27±0.01)
がより望ましい。
(xp,yp)=(0.23,0.23)
であることが望ましい。
以上に説明したように、実施の形態1に係る拡散体20及び照明装置100によれば、あたかも窓があるかのように自然な青空を再現することができる。
図11は、実施の形態2に係る照明装置110の構成を概略的に示す断面図である。図11において、図8に示される構成要素と同一又は対応する構成要素には、図8に示される符号と同じ符号が付される。実施の形態2に係る照明装置110は、背面光源30と背面板40とを有する点において、実施の形態1に係る照明装置100と相違する。この点を除いて、実施の形態2に係る照明装置110は、実施の形態1に係る照明装置100と同じである。
以下、具体的な数値を用いて実施の形態1に係る拡散体20の例を示す。例1に係る拡散体20は、正方形の主表面を有する板形状の拡散体であって、一辺の長さが600mm(したがって、長さZd=600mm)、厚さYd=5mmの拡散体である。また、拡散体20の基材(基材27)の屈折率が1.49、粒子の屈折率が1.43、粒径が100nmである。
例2に係る拡散体20は、例1に係る拡散体20と同じ形状および素材であるが、拡散体20の正方形の主表面の対向する二辺を構成する端部(対向する2つの側面)に光入射面21が設けられる両側入射構成である点が異なる。
図15は、実施の形態3に係る照明装置130の構成を概略的に示す斜視図である。図16は、照明装置130の構成を概略的に示す断面図である。実施の形態3では、拡散体20aが、その内部において(つまり、導光拡散部22a内において)、ナノ粒子26の濃度(すなわち、単位体積あたりの粒子数N[個/mm3])に分布を持っている例を説明する。
図17は、実施の形態4に係る照明装置140の構成を概略的に示す断面図である。図17に示されるように、照明装置140は、光源10と、拡散体20と、光取出し部70とを有している。拡散体20は、光入射部としての光入射面21と、導光拡散部22と、拡散光出射面(第1の光出射面)である前面23及び背面24と、光出射部としての第2の光出射面25とを有している。
Claims (18)
- 光源から発せられた光が入射光として入射する光入射面と、
媒質と前記媒質中に存在するナノ粒子とを含み、前記入射光を導光して前記ナノ粒子で散乱させることによって散乱光を生成する導光拡散部と、
前記散乱光を出射する第1の光出射面と、
を有し、
前記散乱光の相関色温度は、前記入射光の相関色温度よりも高く、
Nが前記導光拡散部の単位体積中に含まれている前記ナノ粒子の粒子数[個/mm3]を示し、Aが前記ナノ粒子の平均粒子半径[mm]を示し、Qsが前記ナノ粒子と前記導光拡散部の媒質との組み合わせにより決定される散乱効率を示し、πが円周率を示し、MFPが波長550nmの光に対する平均自由行程[mm]を示し、Zdが前記導光拡散部の前記入射光の導光方向の長さ[mm]を示し、αが係数を示すときに、
MFP=1/(π×A2×Qs×N)=αZd
ただし、0.4≦α≦5
を満たし、
前記長さZ d は、50mm~2000mmの範囲内であり、
前記光源から出射された前記入射光の光束に対する前記散乱光の光束の割合で表される光利用効率が10%以上であるか、または前記第1の光出射面の中心位置での色度に対する他の位置の色度差の最大値で表される色変化が0.04以下である
ことを特徴とする拡散体。 - 光源から発せられた光が入射光として入射する光入射面と、
媒質と前記媒質中に存在するナノ粒子とを含み、前記入射光を導光して前記ナノ粒子で散乱させることによって散乱光を生成する導光拡散部と、
前記散乱光を出射する第1の光出射面と、
を有し、
前記散乱光の相関色温度は、前記入射光の相関色温度よりも高く、
Nが前記導光拡散部の単位体積中に含まれている前記ナノ粒子の粒子数[個/mm 3 ]を示し、Aが前記ナノ粒子の平均粒子半径[mm]を示し、Q s が前記ナノ粒子と前記導光拡散部の媒質との組み合わせにより決定される散乱効率を示し、πが円周率を示し、MFPが波長550nmの光に対する平均自由行程[mm]を示し、Z d が前記導光拡散部の前記入射光の導光方向の長さ[mm]を示し、αが係数を示すときに、
MFP=1/(π×A 2 ×Q s ×N)=αZ d
ただし、0.4≦α≦5
を満たし、
前記係数αは、3.2以下であり、
前記光源から出射された前記入射光の光束に対する前記散乱光の光束の割合で表される光利用効率が10%以上である
ことを特徴とする拡散体。 - 光源から発せられた光が入射光として入射する光入射面と、
媒質と前記媒質中に存在するナノ粒子とを含み、前記入射光を導光して前記ナノ粒子で散乱させることによって散乱光を生成する導光拡散部と、
前記散乱光を出射する第1の光出射面と、
を有し、
前記散乱光の相関色温度は、前記入射光の相関色温度よりも高く、
Nが前記導光拡散部の単位体積中に含まれている前記ナノ粒子の粒子数[個/mm 3 ]を示し、Aが前記ナノ粒子の平均粒子半径[mm]を示し、Q s が前記ナノ粒子と前記導光拡散部の媒質との組み合わせにより決定される散乱効率を示し、πが円周率を示し、MFPが波長550nmの光に対する平均自由行程[mm]を示し、Z d が前記導光拡散部の前記入射光の導光方向の長さ[mm]を示し、αが係数を示すときに、
MFP=1/(π×A 2 ×Q s ×N)=αZ d
ただし、0.4≦α≦5
を満たし、
前記係数αは、0.72以上であり、
前記第1の光出射面の中心位置での色度に対する他の位置の色度差の最大値で表される色変化が0.04以下である
ことを特徴とする拡散体。 - 前記光入射面は、前記導光拡散部の端部に形成されたことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の拡散体。
- 前記長さZdに対する前記導光拡散部の厚みYdの割合が、0.25%以上20%以下であることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の拡散体。
- 前記係数αは、
前記光入射面が前記導光拡散部の互いに反対側に位置する2つの端部のうちの一方のみに設けられる場合、1.23≦α≦1.47であり、
前記光入射面が前記導光拡散部の互いに反対側に位置する2つの端部の両方に設けられる場合、0.72≦α≦1.47である
ことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の拡散体。 - 前記光入射面は、前記導光方向に交差する面であり、
前記第1の光出射面は、前記光入射面に交差する面である
ことを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の拡散体。 - 青空を模擬する照明装置に用いられることを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の拡散体。
- 光源と、
請求項1から8のいずれか1項に記載の拡散体と、
を有し、
前記光源は、互いに異なる色の複数の色の光をそれぞれ発する複数の発光素子を含み、
前記光源は、前記複数の発光素子のうちの各色の発光素子を単独で点灯させた場合に生じる前記第1の光出射面の中心部における散乱光の色度をCIE1931色度図上にプロットし、プロットされた複数の点を直線で結んだときに、目標色度が前記直線によって囲まれる領域内に含まれる又は前記直線上に位置するように、構成されている
ことを特徴とする照明装置。 - 前記目標色度をCIE1931色度図上の点(xp、yp)で表したときに、
(xp、yp)=(0.25±0.03、0.27±0.03)
であることを特徴とする請求項9に記載の照明装置。 - 前記目標色度をCIE1931色度図上の点(xp、yp)で表したときに、
(xp、yp)=(0.23±0.03、0.23±0.03)
であることを特徴とする請求項9に記載の照明装置。 - 光源と、
請求項1から8のいずれか1項に記載の拡散体と、
を有し、
前記第1の光出射面に対向するように配置された開口を有するフレームをさらに有し、
前記開口を通して視認することができない前記導光拡散部の領域におけるナノ粒子の濃度は、前記開口を通して視認することができる前記導光拡散部の領域のナノ粒子の濃度より低い、
ことを特徴とする照明装置。 - 光源と、
請求項1から8のいずれか1項に記載の拡散体と、
を有する照明装置であって、
前記導光拡散部は、前記光入射面と対向するように配置され、前記導光拡散部内を導光した光を出射する第2の光出射面をさらに含み、
前記照明装置は、前記導光拡散部の前記第2の光出射面から出射された前記光を、前記第1の光出射面側に向かうように偏向する光取出し部をさらに有する
ことを特徴とする照明装置。 - 青空を模擬する照明装置であって、
前記拡散体は、前記導光拡散部の互いに反対側に位置する第1の端部と第2の端部とを含み、
前記光入射面は、前記第1の端部に形成された第1の光入射面と前記第2の端部に形成された第2の光入射面とを含み、
前記光源は、前記第1の光入射面に対向する第1の光源部と、前記第2の光入射面に対向する第2の光源部とを含み、
前記第1の光出射面の中心位置での色度に対する他の位置の色度差の最大値で表される色変化が0.04以下である
ことを特徴とする請求項9から13のいずれか1項に記載の照明装置。 - 前記光源は、白色の光を発する発光素子と、青色光を発する発光素子と、緑色の光を発する発光素子とを含むことを特徴とする請求項9から14のいずれか1項に記載の照明装置。
- 前記光源は、白色の光を発する発光素子と、青色光を発する発光素子と、緑色の光を発する発光素子と、橙色の光を発する発光素子とを含むことを特徴とする請求項9から14のいずれか1項に記載の照明装置。
- 前記拡散体の前記第1の光出射面の反対側の面である背面に対向するように配置された背面光源と、
前記背面光源と前記拡散体との間に配置された背面板と、
をさらに有し、
前記背面板は、前記背面光源から発せられた光の少なくとも一部を透過して前記拡散体の前記背面に入射させる光透過性を有する
ことを特徴とする請求項9から16のいずれか1項に記載の照明装置。 - 前記背面板は、前記背面から出射した散乱光を反射する光反射部材又は前記背面から出射した散乱光を吸収する光吸収部材を有することを特徴とする請求項17に記載の照明装置。
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