JP7262082B2 - 電気式毛切断装置のアタッチメント - Google Patents

電気式毛切断装置のアタッチメント Download PDF

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Description

本開示は、電気式毛切断装置のアタッチメントに関する。
従来、次の特許文献1に開示されているように、ヘッド部に設けられる可動刃の移動方向と、ヘッド部を支持するグリップ部の長手方向とのなす角度が鋭角、または平行となるように構成される電気式毛切断装置が提案されている。
さらに、この特許文献1には、可動刃の移動方向と、ヘッド部を支持するグリップ部の長手方向とのなす角度が鋭角、または平行となるように構成される電気式毛切断装置に装着可能なアタッチメントが開示されている。
このような電気式毛切断装置やアタッチメントを用いれば、可動刃の移動方向をグリップ部の長手方向と直交させた場合よりも広範囲の部位で、グリップ部を持ち替えることなく使用することが可能になる。その結果、電気式毛切断装置やアタッチメントの使い勝手をより向上させることができるようになる。
特開2018-117911号公報
このように、従来の技術でも、電気式毛切断装置に装着可能なアタッチメントの使い勝手を向上させることができるが、より使い勝手のよいアタッチメントとするのが好ましい。
そこで、本開示は、使い勝手をより向上させることが可能な電気式毛切断装置のアタッチメントを得ることを目的とする。
本開示にかかる電気式毛切断装置のアタッチメントは、ヘッド部に設けられる固定刃に対する可動刃の移動方向と、前記ヘッド部を支持するグリップ部の長手方向とのなす角度が鋭角、または、前記移動方向と前記長手方向とが平行となるように構成される電気式毛切断装置に装着可能であり、前記固定刃と前記可動刃との間に導入される毛の長さである切断長さを調節するものである。また、電気式毛切断装置のアタッチメントは、前記電気式毛切断装置との着脱方向が前記移動方向と略直交する方向であり、前記電気式毛切断装置に装着させる際に前記着脱方向の装着方向側に開口する開口部が形成され、前記電気式毛切断装置に装着させた状態で前記ヘッド部における前記固定刃および前記可動刃の周囲に形成される周面を覆う周壁と、前記固定刃と前記可動刃との間に毛を案内可能な整毛部と、を備えている。
本開示によれば、使い勝手をより向上させることが可能な電気式毛切断装置のアタッチメントを得ることができる。
第1実施形態にかかる電気式毛切断装置と、当該電気式毛切断装置に装着されていない状態のアタッチメントとを示す側面図である。 第1実施形態にかかる電気式毛切断装置の内部構造を示す図である。 第1実施形態にかかる刃ユニットの内面を示す図である。 第1実施形態にかかるアタッチメントを示す図であって、(a)は、アタッチメントを取り外し方向側から見た図、(b)は、アタッチメントを装着方向側から見た図、(c)は、図4(a)のA-A断面図である。 第1実施形態にかかるアタッチメントを示す図であって、(a)は、図4(a)のB-B断面図、(b)は、図4(a)のC-C断面図である。 第1実施形態にかかる電気式毛切断装置にアタッチメントを装着した状態を示す図であって、(a)は、側面図、(b)は、正面図である。 第1実施形態にかかる電気式毛切断装置にアタッチメントを装着した状態を示す図であって、(a)は、斜視図、(b)は、裏面図である。 図6(a)のD-D断面図である。 図6(b)のE-E断面図である。 図9のF部の拡大図である。 第1実施形態にかかる電気式毛切断装置にアタッチメントを装着した状態を取り外し方向側から見た図である。 図11のG-G断面図である。 第2実施形態にかかる電気式毛切断装置と、当該電気式毛切断装置に装着されていない状態のアタッチメントとを示す側面図である。 第2実施形態にかかる電気式毛切断装置にアタッチメントを装着した状態を示す図であって、(a)は、側面図、(b)は、正面図である。 第2実施形態にかかる電気式毛切断装置にアタッチメントを装着した状態を示す図であって、(a)は、斜視図、(b)は、裏面図である。 図14(b)のH-H断面図である。 第2実施形態にかかる電気式毛切断装置にアタッチメントを装着した状態を取り外し方向側から見た図である。 図17のI-I断面図である。
以下、本開示の実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、この実施形態によって本開示が限定されるものではない。
ここで、本実施形態では、電気式毛切断装置およびアタッチメントについての各方向を以下のように定義する。
(A)電気式毛切断装置のグリップ部の長手方向を長手軸方向ZAとし、電気式毛切断装置の正面視において長手軸方向ZAと直行する方向を幅方向ZBとする。
(B)長手軸方向ZAおよび幅方向ZBに直交する方向を前後方向ZCとする。
(C)グリップ部側からヘッド部側に向かう方向を長手軸方向ZAの上方ZA1とする。
(D)ヘッド部側からグリップ部側に向かう方向を長手軸方向ZAの下方ZA2とする。
(E)グリップ部の背面側から正面側に向かう方向を前後方向ZCの前方ZC1とする。
(F)グリップ部の正面側から背面側に向かう方向を前後方向ZCの後方ZC2とする。
(G)可動刃の直線往復方向(可動刃の移動方向)を刃移動方向Wとする。
(H)刃移動方向Wのうち、長手軸方向ZAの上方ZA1側に向かう方向を押し方向WAとし、長手軸方向ZAの下方ZA2側に向かう方向を引き方向WBとする。
(I)刃移動方向Wに対して前後方向ZCにほぼ沿うように直交する方向を奥行き方向WCとする。
(J)ヘッド部の背面側から正面側に向かう方向を奥行き方向WCの前方WC1とする。
(K)ヘッド部の正面側から背面側に向かう方向を奥行き方向WCの後方WC2とする。
また、以下の複数の実施形態には、同様の構成要素が含まれている。よって、以下では、それら同様の構成要素には共通の符号を付与するとともに、重複する説明を省略する。
(第1実施形態)
本実施形態にかかる電気式毛切断装置10は、図1に示すように、刃部23が設けられるヘッド部20と、ヘッド部20が支持されるグリップ部30と、を備えている。この電気式毛切断装置10は、例えば、使用者等の体毛(毛)を処理したり整えたりするボディ用のトリマーとして用いることができる。
また、本実施形態では、電気式毛切断装置10に、切断される毛の長さ(切断長さ)を調節するアタッチメント80が着脱可能に装着できるようになっている。
[電気式毛切断装置の構成の一例]
次に、電気式毛切断装置10の構成の一例を説明する。
電気式毛切断装置10は、合成樹脂製のハウジング11を備えており、このハウジング11は、複数の分割体を継ぎ合わせることで形成されている。そして、分割体を継ぎ合わせて形成したハウジング11の内部には空洞が形成されており、この空洞内に、各種電気部品が収容されている。これら複数の分割体は、例えば、ねじを用いたり、分割体同士を嵌合させたりすることで継ぎ合わせることができる。
また、上述したように、本実施形態では、電気式毛切断装置10は、ヘッド部20およびグリップ部30を備えている。
グリップ部30は、長手軸方向ZAに細長い円筒状をしており、使用者が片手で把持することができる程度の大きさに形成されている。
ヘッド部20は、グリップ部30の長手軸方向ZAの上方ZA1に、グリップ部30よりも前後方向ZCの前方ZC1に突出するように、グリップ部30に一体に連設されている。
そして、このヘッド部20には、刃部23が設けられており、刃部23は、固定刃24aと、固定刃24aに対して往復摺動する可動刃25aと、を備えている。この可動刃25aは、固定刃24aに対して刃移動方向Wに往復動するように構成されている。
ここで、本実施形態では、ヘッド部20に形成された支持ユニット21に、刃部23が形成された刃ユニット22を着脱可能に装着することで、刃部23(固定刃24aおよび可動刃25a)がヘッド部20に設けられるようにしている。
具体的には、ヘッド部20の幅方向ZBの一方側の側面を、奥行き方向WCの前方WC1に開口するように切り欠かれた形状とすることで、ヘッド部20に支持ユニット21が形成されるようにしている。
刃ユニット22は、毛を切断する機能を有しており、図3に示すように、複数の固定刃24aが形成された固定プレート24と、複数の可動刃25aが形成された可動プレート25と、を備えている。また、刃ユニット22は、固定プレート24を支持するフレーム26と、可動プレート25を支持する保持プレート27と、を備えている。さらに、刃ユニット22は、フレーム26に取り付けられて、可動プレート25を固定プレート24に押し付けることにより固定刃24aと可動刃25aとを接触させるばね28を備えている。
そして、固定プレート24と可動プレート25とが幅方向ZBで対向するように配置されており、フレーム26が、固定プレート24に対して可動プレート25が配置される側とは反対側から固定プレート24を支持している。こうすることで、固定プレート24が位置ずれしてしまうことが抑制されるようにしている。また、保持プレート27は、可動プレート25に対して固定プレート24が配置される側とは反対側から可動プレート25を支持している。こうすることで、可動プレート25が位置ずれしてしまうことが抑制されるようにしている。
なお、固定刃24aと可動刃25aとを接触させるばね28としては、例えば、トーションばねを用いることができ、本実施形態では、このばね28がフレーム26に取り付けられている。
そして、このような刃ユニット22が支持ユニット21に着脱可能に装着されている。この刃ユニット22は、固定刃24aの刃先および可動刃25aの刃先が、グリップ部30の長手方向と交差する方向を向くようにした状態で、支持ユニット21に装着されている。
具体的には、刃ユニット22は、固定刃24aの刃先および可動刃25aの刃先が、長手軸方向ZAと交差する方向である奥行き方向WCの前方WC1を向くようにした状態で、支持ユニット21に装着されている。
このとき、刃ユニット22の外表面22aがヘッド部20の側面20b(周面20a)と略面一となるようにしている。そして、刃ユニット22を支持ユニット21に装着した状態では、刃ユニット22の外表面22aもヘッド部20の周面20aとして機能することになる。
また、本実施形態では、刃ユニット22を支持ユニット21に装着させた状態で、支持ユニット21の先端21aが、固定刃24aの刃先および可動刃25aの刃先よりも奥行き方向WCの前方WC1に突出するようにしている(図1および図2参照)。
また、保持プレート27には接続部27aが設けられており、刃ユニット22を支持ユニット21に取り付けた状態で、この接続部27aには、後述する連結部622a(運動変換部60)が連結されるようにしている。こうすることで、電気モータ50を駆動させると、運動変換部60から接続部27aに刃ユニット22の幅方向(刃移動方向W)の力のみが伝達されて、可動プレート25が保持プレート27を介して刃ユニット22の幅方向に往復運動するようにしている。このように、本実施形態では、複数の可動刃25aが複数の固定刃24aに対して刃移動方向Wに往復運動するようにしている。
さらに、本実施形態では、電気式毛切断装置10は、固定刃24aに対する可動刃25aの移動方向と、グリップ部30の長手方向とのなす角度θ1が鋭角となるように構成されている。この角度θ1は、電気式毛切断装置10を用いて毛を切断するときの操作性に基づいて決められるものであり、45°以下とするのが好ましい。本実施形態では、角度θ1を10°としたものを例示している。なお、電気式毛切断装置10は、固定刃24aに対する可動刃25aの移動方向と、グリップ部30の長手方向とが平行となるように構成されていてもよい。
また、本実施形態では、ハウジング11の内部に形成される空洞内には、電気モータ50、運動変換部60および電源部70等が収容されている(図2参照)。
具体的には、グリップ部30側に形成される空洞内に、電源部70および電気モータ50が収容されており、ヘッド部20側に形成される空洞内に運動変換部60が収容されている。
本実施形態では、電気モータ50は、電源部70に電気的に接続される本体部51と、本体部51から長手軸方向ZAの上方ZA1に向けて突出する出力軸52と、を備えている。この電気モータ50は、電源部70から供給される電力によって駆動されるものである。
電源部70は電気モータ50に電力を供給するものであり、本実施形態では、電源部70として、充電が可能な二次電池が用いられている。そして、二次電池としての電源部70が、グリップ部30の長手軸方向ZAの下方ZA2に形成された充電用のコネクタ部32に電気的に接続されている。なお、電源部70として一次電池を用いることも可能であるし、外部の電源供給装置に接続可能な電源コードを用いることも可能である。
運動変換部60は、出力軸52の回転運動を並進運動に変換するものであり、出力軸52に取り付けられる偏心回転部610と、偏心回転部610に連結されて、偏心回転部610の偏心運動を並進運動に変換する入力変換部620と、を備えている。
また、偏心回転部610は、出力軸52に取り付けられる回転体611と、回転体611の回転中心から外れた位置に設けられた偏心軸612と、偏心軸612に取り付けられるローラー613と、を備えている。
一方、入力変換部620は、先端にローラー613を保持する保持アーム621aが設けられた第1アーム部621と、先端に後述する保持プレート27の接続部27aに接続される連結部622aが設けられた第2アーム部と622と、を備えている。
さらに、入力変換部620は、第1アーム部621と第2アーム部622とが一体に形成された略円筒状の回転中心部623を備えている。この回転中心部623には、ハウジング11に保持された回転支持軸624が挿入されており、ローラー613の回転に伴って、第1アーム部621と第2アーム部622とが回転中心部623を中心として揺動するように構成されている。
こうすることで、第2アーム部622の揺動に伴って、保持プレート27が直線往復運動するようにしている。なお、運動変換部60は、上述した構成に限られるものではなく、様々な構成とすることができる。
また、本実施形態では、ハウジング11には、電気式毛切断装置10を動作させる(電源をオン・オフさせる)スライド式の操作スイッチ40が形成されている。なお、本実施形態ではスイッチとしてスライド式の操作スイッチ40を例示したが、電源をオン・オフできるスイッチであれば押圧式やその他のスイッチであってもよい。
本実施形態では、操作スイッチ40は、グリップ部30の前面(正面:外面)30aに、長手軸方向ZAにスライドできるように設けられている。具体的には、長手軸方向ZAの下方ZA2側から上方ZA1側に向けて操作スイッチ40をスライドさせることで、電気式毛切断装置10の電源がオフからオンに切り替えられるようになっている。また、長手軸方向ZAの上方ZA1側から下方ZA2側に向けて操作スイッチ40をスライドさせることで、電気式毛切断装置10の電源がオンからオフに切り替えられるようになっている。
このように、本実施形態では、操作スイッチ40を上方にスライドさせることで、電気式毛切断装置10の電源がオフからオンに切り替わるようにしている。そして、電気式毛切断装置10の電源がオフからオンに切り替わることで、電気モータ50が駆動して、出力軸52が回転するようにしている。また、出力軸52が回転することで、偏心回転部610のローラー613も回転することになり、ローラー613の回転に伴って、入力変換部620が揺動することになる。そして、入力変換部620が揺動することで、可動刃25aが固定刃24aに対して往復運動し、固定刃24aと可動刃25aとの間に導入された毛が切断されるようにしている。
[アタッチメントの構成の一例]
次に、アタッチメント80の構成の一例について説明する。
アタッチメント80は、電気式毛切断装置10に着脱可能に装着されて、固定刃24aと可動刃25aとの間に導入される毛の長さ(切断長さ)を調節するものである。本実施形態では、アタッチメント80は、電気式毛切断装置10に対して、刃移動方向Wと略直交する方向である奥行き方向WCの後方WC2に相対移動させることで、電気式毛切断装置10に装着されるように構成されている(図1参照)。
具体的には、アタッチメント80は、図4および図5に示すように、電気式毛切断装置10に装着させる際に奥行き方向WCの後方WC2側(着脱方向の装着方向側)に開口する開口部81aが形成された周壁81を備えている。
そして、アタッチメント80を電気式毛切断装置10に装着させた状態で、周壁81が、ヘッド部20における刃部23(固定刃24aおよび可動刃25a)の周囲に形成される周面20aを覆うようにしている(図6および図7参照)。
本実施形態では、周面20aは、幅方向ZBの両側に形成される一対の側面20bと、刃ユニット22の外表面22aと、押し方向WA側に形成される上面20cと、引き方向WB側に形成される下面20dと、を備えている。
また、周壁81は、全周に亘って形成されており、アタッチメント80を電気式毛切断装置10に装着させた状態では、ヘッド部20における刃部23の周囲に形成される周面20aの全周が周壁81によって覆われるようにしている。
すなわち、周壁81の形状を、刃部23の周縁部側から奥行き方向WCの後方WC2側までのヘッド部20の周面20aの全方位を包囲する形状としている。
こうすれば、アタッチメント80が装着された電気式毛切断装置10を、アタッチメント80の着脱方向と略直交するどの方向に動かしたとしても、ヘッド部20の周面20aにアタッチメント80の周壁81を当接させることができるようになる。その結果、アタッチメント80が電気式毛切断装置10から外れてしまうことをより確実に抑制することができるようになる。
また、アタッチメント80が装着された電気式毛切断装置10を使用しているときに、過度に押しつけ荷重を増やした場合であっても、アタッチメント80が電気式毛切断装置10から外れてしまうことをより確実に抑制することができるようになる。
また、本実施形態では、アタッチメント80は、当該アタッチメント80を電気式毛切断装置10に装着させた状態で、グリップ部30の外面30aを把持可能に覆う延長部83を備えている。
すなわち、本実施形態では、アタッチメント80を電気式毛切断装置10に装着させた状態で、グリップ部を把持する際に、グリップ部30とともに、グリップ部30を覆う延長部83も把持できるようにしている。
こうすることで、アタッチメント80が装着された電気式毛切断装置10の使用時に、手で延長部83を把持しながら操作することが可能となる。そのため、アタッチメント80に引き剥がし方向に働く力が過度に加えられたとしても、アタッチメント80が外れてしまうことを抑制することができる。その結果、アタッチメント80は、押しつけ方向および引き剥がし方向を含む全方向において、アタッチメント80に加えられる外力によってアタッチメント80が外れてしまうことを抑制することができるようになる。
この延長部83は、周壁81の引き方向WB側から引き方向WBに向けて延在するように連設されている。また、本実施形態では、延長部83は、グリップ部30の外面30aの形状と対応した形状をしており、奥行き方向WCの後方WC2側(着脱方向の装着方向側)が開口している。
なお、本実施形態では、電気式毛切断装置10のハウジング11には段差部111が形成されており、アタッチメント80を電気式毛切断装置10に装着させた状態で、この段差部111にアタッチメント80の端面80aが当接するようにしている。この端面80aは、周壁81側から延長部83側にかけて連続して形成されている。
また、アタッチメント80の内側(奥行き方向WCの後方WC2)には、リブ80bが形成されており、アタッチメント80を電気式毛切断装置10に装着させた状態で、このリブ80bを電気式毛切断装置10に押し当てるようにしている。本実施形態では、リブ80bは、刃移動方向Wの両側に一対設けられており、この一対のリブ80bが、支持ユニット21の先端21aを押圧するようにしている。
さらに、アタッチメント80の内側には、係合突起80cが形成されており、アタッチメント80を電気式毛切断装置10に装着させる際に、この係合突起80cを電気式毛切断装置10のハウジング11に形成された凹溝112に係合させるようにしている。こうすることで、電気式毛切断装置10に装着させたアタッチメント80が外れてしまうことをより確実に抑制できるようにしている。本実施形態では、係合突起80cは、周壁81側の幅方向ZBの両側、および、延長部83側の幅方向ZBの両側にそれぞれ設けられている。
また、本実施形態では、アタッチメント80は、固定刃24aと可動刃25aとの間に毛を案内可能な櫛部(整毛部)82を備えている。この櫛部82は、周壁810の奥行き方向WCの前方WC1側に形成されている。
本実施形態では、複数本の櫛部82が刃移動方向Wに沿って並設されており、刃移動方向Wで隣り合う櫛部82の間には、櫛部82によって案内された毛が内側(刃部23側)に導入することが可能な導入孔84が形成されている。
また、本実施形態では、各櫛部82は、刃部23を中心としての幅方向ZBの両側に伸びるように形成されており、各櫛部82の幅方向ZBの両側の先端部が、幅方向ZBの外側に突出する突出部821となっている。
このように、幅方向ZBの両側に突出部821を設けることで、刃部23の両側で毛の長さ(切断長さ)を調節することができるようになる。その結果、アタッチメント80が装着された電気式毛切断装置10の操作性をより向上させたり、剃り効率をより向上させたりすることができるようになる。
さらに、本実施形態では、各突出部821は、起毛面821aと肌当て面821bとで画成されており、幅方向ZBの外側に向かうにつれて幅狭となる形状をしている。
このとき、各突出部821は、起毛面821aと肌当て面821bとのなす角度θ2が鋭角となるように形成されている。この角度θ2は、例えば、70°以下となるようにするのが好ましい。
こうすれば、突出部821を、体毛などの毛を起毛させる起毛部として機能させることができる。
また、本実施形態では、一対の突出部821の肌当て面821b同士が、刃部23よりも奥行き方向WCの前方WC1側に位置する連結面821cによって連結されている。すなわち、一対の突出部821の肌当て面821bが、刃部23よりも奥行き方向WCの前方WC1側で、連結面821cによって繋がれている。この連結面821cも肌に当接可能な面であって、肌当て面としての機能を有している。このような連結面821cを設けることで、櫛部82による肌の保護性能をより向上させることができる上、櫛部82の強度をより向上させることができるようになる。
また、本実施形態では、櫛部82は、アタッチメント80が装着された電気式毛切断装置10の使用時の角度を変えた際に、肌当て面821bから刃部23までの距離や連結面821cから刃部23までの距離が異なるように形成されている(図12参照)。
そのため、本実施形態にかかるアタッチメント80が装着された電気式毛切断装置10を使用する場合には、使用時の角度を変えることで、毛の長さ(切断長さ)を所望の長さとなるように調節することができるようになる。
また、図8に示すように、本実施形態では、延長部83は、奥行き方向WCの前方WC1(電気式毛切断装置10からの取り外し方向側)に向かうにつれて幅狭となる形状をしている。
すなわち、延長部83は、奥行き方向WCの後方WC2(電気式毛切断装置10への装着方向側)に拡開する略V字状をしている。
こうすれば、グリップ部30および延長部83を把持して使用する際に、アタッチメント80が電気式毛切断装置10から滑り落ちてしまうことをより確実に抑制することができる。
また、本実施形態では、アタッチメント80を電気式毛切断装置10に装着させた状態で、グリップ部30に形成された操作スイッチ40の周縁部31の少なくとも一部が延長部83で覆われるようにしている。
具体的には、延長部83のグリップ部30に形成された操作スイッチ40と対応する部位に貫通孔831を形成している。そして、アタッチメント80を電気式毛切断装置10に装着させた状態で、延長部83の貫通孔831の周縁部が、グリップ部30に形成された操作スイッチ40の周縁部31の全周を覆うようにしている。
こうすれば、グリップ部30の延長部83で覆われる領域をより広くすることができるため、アタッチメント80をより確実に把持することができるようになる。
また、使用者がグリップ部30を手で把持した状態で、操作スイッチ40を操作した際に、より確実にグリップ部30を持ち替えることなく延長部83を把持することが可能となる。そのため、アタッチメント80が装着された電気式毛切断装置10の使い勝手をより向上させることができるようになる。
また、グリップ部30に形成された操作スイッチ40の周縁部31の全周を覆うようにすれば、アタッチメント80を電気式毛切断装置10に装着させた状態で、延長部83が、グリップ部30における操作スイッチ40の上側も覆うようになる。
すなわち、アタッチメント80を電気式毛切断装置10に装着させた状態で、延長部83が、グリップ部30における操作スイッチ40の長手軸方向ZAの上方ZA1側(スライド方向の少なくとも一方側)の周縁部を覆っている。
そして、本実施形態では、グリップ部30における操作スイッチ40のスライド方向の一方側の周縁部31aを覆う延長部83の表面83aが、操作スイッチ40の上側(スライド方向の一方側)の端部の表面40aよりも突出するようにしている。
このように、長手軸方向ZAの上方ZA1側において、延長部83の表面83aが操作スイッチ40の表面40aよりも高くなるようにすることで、操作スイッチ40の誤操作をより確実に抑制することができるようになる。特に、本実施形態では、上側(スライド方向の一方側)にスライドさせることで、電気式毛切断装置10の電源をオンにしている。このような場合、延長部83の上側の表面83aを操作スイッチ40の上側の表面40aよりも高くすることで、アタッチメント80が装着された電気式毛切断装置の使用時に、操作スイッチ40が誤って操作されてしまうことをより確実に抑制できるようになる。
なお、グリップ部30における操作スイッチ40のスライド方向の他方側の周縁部31bを覆う延長部83の表面83bは、操作スイッチ40の下側(スライド方向の他方側)の端部の表面40bと略面一となるように形成されている(図10参照)。
また、係合突起80cを電気式毛切断装置10のハウジング11に形成された凹溝112に係合させる際には、アタッチメント80を撓ませながら奥行き方向WCの後方WC2(アタッチメントの電気式毛切断装置への装着方向)に移動させることになる。そして、係合突起80cがハウジング11の外観面を乗り越えて凹溝112に係合されることにより、アタッチメント80が電気式毛切断装置10により強固に装着されることになる。
(第2実施形態)
本実施形態にかかるアタッチメント80Aは、上記第1実施形態で示したアタッチメント80と同様に、電気式毛切断装置10に着脱可能に装着されて、固定刃24aと可動刃25aとの間に導入される毛の長さ(切断長さ)を調節するものである。
本実施形態にかかる電気式毛切断装置10は、上記第1実施形態で示した電気式毛切断装置10と同様の構成をしている。したがって、本実施形態にかかる電気式毛切断装置10も、固定刃24aに対する可動刃25aの移動方向と、グリップ部30の長手方向とのなす角度θ1が鋭角となるように構成されている。
そして、本実施形態においても、アタッチメント80Aは、電気式毛切断装置10に対して、刃移動方向Wと略直交する方向である奥行き方向WCの後方WC2に相対移動させることで、電気式毛切断装置10に装着されるように構成されている(図13参照)。
具体的には、アタッチメント80Aは、電気式毛切断装置10に装着させる際に奥行き方向WCの後方WC2側(着脱方向の装着方向側)に開口する開口部81aが形成された周壁81を備えている。
そして、アタッチメント80Aを電気式毛切断装置10に装着させた状態で、周壁81が、ヘッド部20における刃部23(固定刃24aおよび可動刃25a)の周囲に形成される周面20aを覆うようにしている(図14および図15参照)。
本実施形態においても、周面20aは、幅方向ZBの両側に形成される一対の側面20bと、刃ユニット22の外表面22aと、押し方向WA側に形成される上面20cと、引き方向WB側に形成される下面20dと、を備えている。
また、周壁81は、全周に亘って形成されており、アタッチメント80Aを電気式毛切断装置10に装着させた状態では、ヘッド部20における刃部23の周囲に形成される周面20aの全周が周壁81によって覆われるようにしている。
また、本実施形態においても、アタッチメント80Aは、当該アタッチメント80Aを電気式毛切断装置10に装着させた状態で、グリップ部30の外面30aを把持可能に覆う延長部83を備えている。
この延長部83は、周壁81の引き方向WB側から引き方向WBに向けて延在するように連設されている。
また、本実施形態においても、アタッチメント80Aは、固定刃24aと可動刃25aとの間に毛を案内可能な櫛部(整毛部)82を備えている。この櫛部82は、周壁810の奥行き方向WCの前方WC1側に形成されている。
また、本実施形態においても、複数本の櫛部82が刃移動方向Wに沿って並設されており、刃移動方向Wで隣り合う櫛部82の間には、櫛部82によって案内された毛が内側(刃部23側)に導入することが可能な導入孔84が形成されている。
ここで、本実施形態では、櫛部82には、奥行き方向WCの前方WC1に向けて突出する1つの突出部821が形成されている。
本実施形態では、この突出部821を画成する幅方向ZBの両側の面は、いずれも、起毛面821aとしての機能を持たせたり、肌当て面821bとしての機能を持たせたりすることができる。例えば、突出部821の幅方向ZBの一方側の面を肌当て面821bとして機能させているときには、他方側の面を起毛面821aとして機能させることができるように構成されている。
こうすれば、刃部23の両側に毛の切断長さを調整する部位が設けられて、刃部23の両側の肌当て面821bで毛の切断長さの調整を行うことができるようになる。
なお、突出部821は、当該突出部821を画成する幅方向ZBの一方側の面と他方側の面とのなす角度θ2が鋭角となるように形成されている。この角度θ2は、例えば、70°以下となるようにするのが好ましい。
こうすれば、突出部821を、体毛などの毛を起毛させる起毛部として機能させることができる。
また、本実施形態では、突出部821を画成する面から刃部23までの距離がほぼ均一となるように突出部821を形成している。
そのため、アタッチメント80Aが装着された電気式毛切断装置10を使用する場合、使用時に角度がぶれたとしても毛をほぼ同じ長さで切断することができるようになる。
[作用・効果]
以下では、上記各実施形態で示した電気式毛切断装置のアタッチメントの特徴的構成およびそれにより得られる効果を説明する。
(1) 上記各実施形態で示した電気式毛切断装置のアタッチメントは、電気式毛切断装置に装着可能であり、固定刃と可動刃との間に導入される毛の長さである切断長さを調節するものである。このアタッチメントが装着される電気式毛切断装置は、ヘッド部に設けられる固定刃に対する可動刃の移動方向と、ヘッド部を支持するグリップ部の長手方向とのなす角度が鋭角、または、移動方向と長手方向とが平行となるように構成されている。また、アタッチメントは、当該アタッチメントの電気式毛切断装置との着脱方向が、可動刃の移動方向と略直交する方向となっている。そして、アタッチメントは、電気式毛切断装置に装着させる際に着脱方向の装着方向側に開口する開口部が形成され、電気式毛切断装置に装着させた状態でヘッド部における固定刃および可動刃の周囲に形成される周面を覆う周壁を備えている。さらに、アタッチメントは、固定刃と可動刃との間に毛を案内可能な整毛部を備えている。
このように、本実施形態にかかるアタッチメントは、可動刃の移動方向と略直交する方向に移動させることでヘッド部の先端を開口部に挿入させるようにしている。そして、ヘッド部における固定刃および可動刃の周囲に形成される周面を周壁が覆うようにした状態で電気式毛切断装置に装着されるようにしている。
こうすれば、アタッチメントが装着された電気式毛切断装置を使用する際には、アタッチメントを着脱方向の装着方向側に押圧した状態で、アタッチメントの着脱方向と略直交する方向に動かすことになる。その結果、アタッチメントが装着された電気式毛切断装置を使用しているときに、アタッチメントが電気式毛切断装置から外れてしまうことをより確実に抑制することができるようになる。
このように、本開示によれば、使い勝手をより向上させることが可能な電気式毛切断装置のアタッチメントを得ることができるようになる。
(2) また、上記(1)の電気式毛切断装置のアタッチメントにおいて、電気式毛切断装置に装着させた状態で、周壁が周面の全周を覆うようにしてもよい。
こうすれば、アタッチメントが装着された電気式毛切断装置を、アタッチメントの着脱方向と略直交するどの方向に動かしたとしても、ヘッド部における固定刃および可動刃の周囲に形成される周面にアタッチメントの周壁を当接させることができるようになる。そのため、アタッチメントが装着された電気式毛切断装置を使用しているときに、アタッチメントが電気式毛切断装置から外れてしまうことをより確実に抑制することができるようになる。
(3) また、上記(1)または(2)の電気式毛切断装置のアタッチメントにおいて、電気式毛切断装置に装着させた状態でグリップ部の外面を把持可能に覆う延長部をさらに備えるようにしてもよい。
こうすれば、使用者がグリップ部を手で把持する際に、アタッチメントの延長部も把持することができるようになる。その結果、アタッチメントの電気式毛切断装置からの外れを使用者自身の手によって抑制することができるようになるため、アタッチメントが電気式毛切断装置から外れてしまうことをより確実に抑制することができるようになる。
例えば、使用者の胸など、アタッチメントが装着された電気式毛切断装置を使用する場所によっては、電気式毛切断装置をえぐるように動かして使用することがある。このように、電気式毛切断装置をえぐるように動かすと、アタッチメントに電気式毛切断装置から外れる方向の力が加えられて、アタッチメントが電気式毛切断装置から外れてしまうおそれがある。
しかしながら、使用者がアタッチメントの延長部を手で把持できるようにすれば、アタッチメントに電気式毛切断装置から外れる方向の力が加えられたとしても、アタッチメントが電気式毛切断装置から外れてしまうことをより確実に抑制できるようになる。
このように、アタッチメントにグリップ部の外面を把持可能に覆う延長部を設けるようにすれば、アタッチメントの使い勝手をより向上させることができるようになる。
(4) また、上記(3)の電気式毛切断装置のアタッチメントにおいて、延長部を、電気式毛切断装置からの取り外し方向側に向かうにつれて幅狭となる形状としてもよい。
こうすれば、使用者がアタッチメントの延長部を手で把持した際に、使用者自身の手によって、アタッチメントの延長部に電気式毛切断装置に装着される方向の力を加えることができるようになる。例えば、グリップ部を背面側から把持すれば、アタッチメントの延長部を電気式毛切断装置に装着される方向に引っ張る力を生じさせることができる。
その結果、アタッチメントが電気式毛切断装置から外れてしまうことをより確実に抑制できるようになる。
また、電気式毛切断装置をえぐるように動かした場合などに、延長部を把持した手が滑ってアタッチメントが電気式毛切断装置から外れる方向に移動してしまうことをより確実に抑制することができるようになる。その結果、アタッチメントの使い勝手をより向上させることができるようになる。
(5) また、上記(3)または(4)の電気式毛切断装置のアタッチメントにおいて、グリップ部には、電気式毛切断装置の駆動状態を切り替える操作スイッチが設けられていてもよい。そして、電気式毛切断装置に装着させた状態で、グリップ部における操作スイッチの周縁部の少なくとも一部が延長部で覆われるようにしてもよい。
こうすれば、使用者がグリップ部を手で把持した状態で、操作スイッチを操作した際に、グリップ部を持ち替えることなく延長部を把持することが可能となるため、アタッチメントが装着された電気式毛切断装置の使い勝手をより向上させることができるようになる。
(6) また、上記(5)の電気式毛切断装置のアタッチメントにおいて、操作スイッチがグリップ部にスライド可能に設けられていてもよい。また、電気式毛切断装置に装着させた状態で、延長部が、グリップ部における操作スイッチのスライド方向の少なくとも一方側の周縁部を覆っていてもよい。そして、グリップ部における操作スイッチのスライド方向の一方側の周縁部を覆う延長部の表面が、操作スイッチのスライド方向の一方側の端部の表面よりも突出しているようにしてもよい。
こうすれば、操作スイッチの誤操作をより確実に抑制することができるようになる。例えば、アタッチメントが装着された電気式毛切断装置を使用しているときや、アタッチメントが装着された状態で電気式毛切断装置を収納するときなどに、操作スイッチが誤って操作されてしまうことをより確実に抑制することができるようになる。
(7) また、上記(5)または(6)の電気式毛切断装置のアタッチメントにおいて、電気式毛切断装置に装着させた状態で、グリップ部における操作スイッチの周縁部の全周が延長部で覆われるようにしてもよい。
こうすれば、使用者がグリップ部を手で把持した状態で、操作スイッチを操作した際に、より確実にグリップ部を持ち替えることなく延長部を把持することが可能となる。そのため、アタッチメントが装着された電気式毛切断装置の使い勝手をより向上させることができるようになる。
[その他]
以上、本開示にかかる電気式毛切断装置のアタッチメントの内容を説明したが、これらの記載に限定されるものではなく、種々の変形及び改良が可能であることは、当業者には自明である。
例えば、上記各実施形態で示した構成を適宜組み合わせた構成とすることが可能である。
また、上記各実施形態で示したアタッチメント等をアタッチメントのセットとし、用途に応じて適宜使い分けるようにすることも可能である。
また、上記各実施形態では、ヘッド部20における刃部23の周囲に形成される周面20aの全周が周壁81によって覆われるようにしたものを例示しているが、周壁の少なくとも一部に切り欠き等が形成されていてもよい。すなわち、ヘッド部20における刃部23の周囲に形成される周面20aの全周が周壁81によって覆われていない構成とすることも可能である。ただし、周壁が周面の全周を覆わない場合、アタッチメントを着脱方向と略直交する方向に動かした際の周壁のヘッド部からの抜けが規制される構成とするのが好ましい。
また、上記各実施形態では、アタッチメント80に延長部83を設け、アタッチメント80の使用時には、延長部83を手で把持できるようにしたものを例示しているが、延長部が設けられていないアタッチメントとすることも可能である。
なお、周壁が周面の全周を覆わないアタッチメントや延長部が設けられていないアタッチメントとすると、製品の形を見たときに、この製品を使用している最中にアタッチメントが外れてしまうのではないかという不安感を与えてしまう可能性がある。特に、電気式毛切断装置をあまり使用したことがない初心者であれば、上記のような不安を抱きやすいと思われる。
しかしながら、上記各実施形態では、使用時に自分の手でアタッチメントを把持することができる構成、かつ、周壁がヘッド部の全周を覆っている構成を示している。そして、このような構成とすれば、初心者でも安心して使用することができるだけでなく、初心者に上述したような不安感を与えない見た目にすることができる。
また、ヘッド部やグリップ部、その他細部のスペック(形状、大きさ、レイアウト等)も適宜に変更可能である。
本開示に関する電気式毛切断装置のアタッチメントは、家庭用および業務用をはじめとする各種の電気式毛切断装置のアタッチメントに利用できる。
10 電気式毛切断装置
20 ヘッド部
20a 周面
24a 固定刃
25a 可動刃
30 グリップ部
30a 外面
31 周縁部
31a 操作スイッチのスライド方向の一方側の周縁部
40 操作スイッチ
80 アタッチメント
81 周壁
81a 開口部
82 櫛部(整毛部)
83 延長部
83a 前面(スライド方向一方側の端部の表面)
ZA 長手軸方向(グリップ部の長手方向)
W 刃移動方向(可動刃の移動方向)
WC 奥行き方向(アタッチメントの電気式毛切断装置との着脱方向)
WC1 前方(アタッチメントの電気式毛切断装置からの取り外し方向)
WC2 後方(アタッチメントの電気式毛切断装置への装着方向)

Claims (6)

  1. ヘッド部に設けられる固定刃に対する可動刃の移動方向と、前記ヘッド部を支持するグリップ部の長手方向とのなす角度が鋭角、または、前記移動方向と前記長手方向とが平行となるように構成される電気式毛切断装置に装着可能であり、前記固定刃と前記可動刃との間に導入される毛の長さである切断長さを調節する電気式毛切断装置のアタッチメントであって、
    前記電気式毛切断装置との着脱方向が前記移動方向と略直交する方向であり、
    前記電気式毛切断装置に装着させる際に前記着脱方向の装着方向側に開口する開口部が形成され、前記電気式毛切断装置に装着させた状態で前記ヘッド部における前記固定刃および前記可動刃の周囲に形成される周面を覆う周壁と、
    前記固定刃と前記可動刃との間に毛を案内可能な整毛部と、
    前記電気式毛切断装置に装着させた状態で前記グリップ部の外面を把持可能に覆う延長部と、
    を備える、
    電気式毛切断装置のアタッチメント。
  2. 前記電気式毛切断装置に装着させた状態で、前記周壁が前記周面の全周を覆う、
    請求項1に記載の電気式毛切断装置のアタッチメント。
  3. 前記延長部は、前記電気式毛切断装置からの取り外し方向側に向かうにつれて幅狭となる形状をしている、
    請求項1または請求項2に記載の電気式毛切断装置のアタッチメント。
  4. 前記グリップ部には、前記電気式毛切断装置の駆動状態を切り替える操作スイッチが設けられており、
    前記電気式毛切断装置に装着させた状態で、前記グリップ部における前記操作スイッチの周縁部の少なくとも一部が前記延長部で覆われる、
    請求項1から3のうちいずれか1項に記載の電気式毛切断装置のアタッチメント。
  5. 前記操作スイッチが前記グリップ部にスライド可能に設けられており、
    前記電気式毛切断装置に装着させた状態で、前記延長部が、前記グリップ部における前記操作スイッチのスライド方向の少なくとも一方側の周縁部を覆っており、
    前記グリップ部における前記操作スイッチのスライド方向の一方側の周縁部を覆う前記延長部の表面が、前記操作スイッチの前記スライド方向の一方側の端部の表面よりも突出している、
    請求項に記載の電気式毛切断装置のアタッチメント。
  6. 前記電気式毛切断装置に装着させた状態で、前記グリップ部における前記操作スイッチの周縁部の全周が前記延長部で覆われる、
    請求項または請求項に記載の電気式毛切断装置のアタッチメント。
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