JP7261617B2 - 自動分析装置 - Google Patents
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Description
図1は、本発明が適用される自動分析装置の概略構成図である。
コントローラ60は、上述したように、自動分析装置全体の動作を制御するため、図4に示した機能ブロックのみならず、他の機能ブロックを備えるが、説明の都合上、バックラッシュ回避動作決定動作に関する機能ブロックのみ図示する。
t: An発生時間
B: バックラッシュ量[p]
V: 駆動アーム移動速度[p/ms]
D: プランジャ23と圧力センサ19との距離[mm]
C:音速 [mm/ms]
尚、第1試薬分注機構70、第2試薬分注機構80では駆動アームの移動速度が異なるが、最小圧力値An発生時間tは上記(1)式で表すことができる。
y=1の場合、吐出分注刻み量qμLはボールねじ25の1周分ごとにバックラッシュ量を測定する。yの値を増やすことで、バックラッシュ量測定の分解能を増やすことができる。yの値は使用するボールねじ25の仕様に応じて設定する必要があるが、y=1~4の間で設定すれば良い。
次に、本発明の実施例2について説明する。
次に、本発明の実施例3について説明する。
次に、本発明の実施例4について説明する。
次に、本発明の実施例5について説明する。
t: 圧力変動開始時間
B:バックラッシュ量 [p]
V:駆動アーム移動速度[p/ms]
D:プランジャと圧力センサの距離[mm]
C:音速[mm/ms]
Xxx:定数(あらかじめ実験的に求めておく)
本実施例5ではコントローラ60が分注動作中の圧力変動が現れる時間を取得し、記憶部30に記憶した上記式(3)を用いて、バックラッシュ量を取得する。記憶部30に記憶した上記式(3)及び上記B、V、D、C、Xxxは判定部29を介してコントローラ60に伝送される。
次に、本発明の実施例6について説明する。
Δt:圧力変動開始時間差
B:バックラッシュ量[p]
V:駆動アーム移動速度[p/ms]
つまり、バックラッシュ量がゼロの圧力変動開始時間をt0とすると、バックラッシュ量はBゼロであるから、圧力変動開始時間式(3)は、t0=D/C+Xxxとなる。そして、バックラッシュ量の測定対象の圧力変動開始時間をt1とすると、圧力変動開始時間式(3)は、t1=B/V+D/C+Xxxとなる。
駆動アーム移動速度Vは既知であるから、B=Δt・Vを計算すれば、バックラッシュ量を算出することが算出することができる。
次に、本発明の実施例7について説明する。
本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、本発明は検体分注機構15について説明したが、第1試薬分注機構70、第2試薬分注機構80にも適用することが可能である。
Claims (10)
- 検体と試薬とを反応させる反応部と、
前記検体を分析する分析部と、
液体を吸引し吐出するプローブ、前記プローブと接続され、液体が内部で移動可能な流路、前記プローブ内の液体を移動させるプランジャ及び前記プランジャを駆動するプランジャ駆動機構を有し、前記検体または試薬を吸引し、前記反応部に吐出する液体分注機構と、
前記流路内の圧力値を検出する圧力センサと、
前記液体分注機構の動作を制御するコントローラと、
記憶部と、
を備え、
前記プランジャ駆動機構は、前記プランジャを移動させる駆動アームを有し、
前記コントローラは、
前記プランジャ駆動機構の前記駆動アームにより前記プランジャを所定位置から前記プローブが液体を吸引する動作方向に移動させ、前記圧力センサが検出した圧力値が吸引時の閾値を小の方向に超えるか否かを判定し、前記吸引時の閾値を小の方向に超える前記駆動アームの移動距離を吸引バックラッシュ量として、前記記憶部に記憶させ、
前記プランジャ駆動機構の前記駆動アームにより前記プランジャを所定位置から前記プローブが液体を吐出する動作方向に移動させ、前記圧力センサが検出した圧力値が吐出時の閾値を大の方向に超えるか否かを判定し、前記吐出時の閾値を大の方向に超える前記駆動アームの移動距離を吐出バックラッシュ量として、前記記憶部に記憶させるバックラッシュ補正動作を行わせ、前記プランジャ駆動機構にバックラッシュ回避動作を行わせることを特徴とする自動分析装置。 - 請求項1に記載の自動分析装置において、
前記コントローラは、前記圧力センサが検出した圧力値が、前記吐出時の閾値を大の方向に超えるとき、又は前記吸引時の閾値を小の方向に超えるときの前記駆動アームの移動距離に固定値を加算し、バックラッシュ量として、前記記憶部に記憶させることを特徴とする自動分析装置。 - 請求項1に記載の自動分析装置において、
前記コントローラは、
予め設定した設定吐出量に前記記憶部に記憶された前記吸引バックラッシュ量を加算した量の前記検体又は前記試薬を吐出するように前記プランジャを前記駆動アームにより動作させることを特徴とする自動分析装置。 - 請求項1に記載の自動分析装置において、
前記コントローラは、前記吐出時の閾値を大の方向に超えるとき、又は前記吸引時の閾値を小の方向に超えるときの前記プランジャの移動距離から固定値を減算し、バックラッシュ量として、前記記憶部に記憶させることを特徴とする自動分析装置。 - 請求項1に記載の自動分析装置において、
前記自動分析装置は、前記自動分析装置が有する機構の動作をチェックするチェックシークエンス、前記検体を分析する分析シークエンス及び前記自動分析装置の動作を一時的に停止するスタンバイ状態を有し、前記コントローラは、前記バックラッシュ補正動作を前記チェックシークエンス又はスタンバイ状態にて行うことを特徴とする自動分析装置。 - 請求項1に記載の自動分析装置において、
前記自動分析装置は、前記自動分析装置が有する機構の動作をチェックするチェックシークエンス、前記検体を分析する分析シークエンス及び前記自動分析装置の動作を一時的に停止するスタンバイ状態を有し、前記コントローラは、前記バックラッシュ補正動作を前記分析シークエンスにて行うことを特徴とする自動分析装置。 - 検体と試薬とを反応させる反応部と、
前記検体を分析する分析部と、
液体を吸引し吐出するプローブ、前記プローブと接続され、液体が内部で移動可能な流路、前記プローブ内の液体を移動させるプランジャ及び前記プランジャを駆動するプランジャ駆動機構を有し、前記検体または試薬を吸引し、前記反応部に吐出する液体分注機構と、
前記流路内の圧力値を検出する圧力センサと、
前記液体分注機構の動作を制御するコントローラと、
tを圧力変動開始時間、Bをバックラッシュ量、Vを前記プランジャの移動速度、Dを前記プランジャと前記圧力センサとの距離、Cを音速、Xxxを予め定めた定数とする圧力変動開始時間式(t=B/V+D/C+Xxx)を記憶する記憶部と、
を備え、
前記コントローラは、
前記プランジャ駆動機構により前記プランジャを所定位置から移動させ、前記圧力センサが検出した圧力値の変動開始時間を取得し、上記圧力変動開始時間式を用いて、バックラッシュ量を計算し、計算したバックラッシュ量を前記記憶部に記憶させ、前記プランジャ駆動機構にバックラッシュ回避動作を行わせることを特徴とする自動分析装置。 - 請求項7に記載の自動分析装置において、
前記記憶部は、バックラッシュ量がゼロである場合の圧力値の変動開始時間を記憶し、前記コントローラは、前記プランジャ駆動機構により前記プランジャを所定位置から移動させ、前記圧力センサが検出した圧力値の変動開始時間を取得し、取得した圧力の変動開始時間から、前記バックラッシュ量がゼロである場合の圧力値の変動開始時間を減算し、減算した値に前記プランジャの移動速度Vを乗じ、バックラッシュ量を計算することを特徴とする自動分析装置。 - 請求項1に記載の自動分析装置において、
画面表示部を備え、前記コントローラは、前記バックラッシュ量を定期的に測定し、許容値を越えているか否かを判定し、前記バックラッシュ量が前記許容値を越えている場合は、前記画面表示部に前記バックラッシュ量が前記許容値を越えていることを表示させることを特徴とする自動分析装置。 - 請求項1に記載の自動分析装置において、
前記液体分注機構は、検体分注機構及び試薬分注機構であることを特徴とする自動分析装置。
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