JP7261030B2 - コイル及び回転電機 - Google Patents
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Description
特許文献1には、鉄心を使用しないコアレス化を図るとともに帯状の線材を渦巻き状に巻回したコイルを採用することで、鉄心で発生する損失をゼロにするとともに、漏れ磁束がコイルに鎖交して渦電流が生じることを抑制可能なアキシャルギャップ型のモータが記載されている。
特許文献2には、一次巻線が複数に分割された変圧器を用いて、モータを制御する多重インバータ装置を備えたシステムが記載されている。
この発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、小型化を図り商品性を向上可能なコイル、回転電機、回転電機システム及び永久磁石の製造方法を提供するものである。
この発明の第一態様によれば、コイルは、軸線方向に複数が重ねて配置されて軸線回りの位相が互いに異なるように配置されたコイルである。コイルは、内側コイルエンド部と、外側コイルエンド部と、コイルスロット部と、を備えている。内側コイルエンド部は、前記軸線を中心とした周方向に延びている。外側コイルエンド部は、前記軸線を中心とした径方向で前記内側コイルエンド部よりも外側に配置されて前記周方向に延びている。コイルスロット部は、前記径方向に延びて前記周方向における前記内側コイルエンド部の端部と前記外側コイルエンド部の端部とを電気的に接続する。前記内側コイルエンド部は、前記軸線方向から見て、前記軸線方向で隣接する他のコイルの内側コイルエンド部と重なる位置に、前記他のコイルの内側コイルエンド部を前記軸線方向から収容可能な内側切欠き部を備えている。前記外側コイルエンド部は、前記軸線方向から見て、前記軸線方向で隣接する他のコイルの外側コイルエンド部と重なる位置に、前記他のコイルの外側コイルエンド部を前記軸線方向から収容可能な外側切欠き部を備えている。前記内側コイルエンド部は、前記内側切欠き部として、前記軸線方向の一方に隣接する他の第一のコイルの内側コイルエンド部と重なる位置に設けられ、前記第一のコイルの内側コイルエンド部を前記軸線方向の一方から収容可能な第一の内側切欠き部と、前記軸線方向の他方に隣接する他の第二のコイルの内側コイルエンド部と重なる位置に設けられ、前記第二のコイルの内側コイルエンド部を前記軸線方向の他方から収容可能な第二の内側切欠き部とを備えている。前記外側コイルエンド部は、前記外側切欠き部として、前記軸線方向の一方に隣接する他の第一のコイルの外側コイルエンド部と重なる位置に設けられ、前記第一のコイルの外側コイルエンド部を前記軸線方向の一方から収容可能な第一の外側切欠き部と、前記軸線方向の他方に隣接する他の第二のコイルの外側コイルエンド部と重なる位置に設けられ、前記第二のコイルの外側コイルエンド部を前記軸線方向の他方から収容可能な第二の外側切欠き部とを備えている。前記コイルスロット部は、前記軸線と交差する方向に複数積層されて、前記コイルスロット部を流れる電流の周波数に対する表皮深さよりも前記積層される方向の厚さが小さい積層板部を備えている。前記積層板部は、前記コイルスロット部の延びる方向と同一方向に延びて、前記内側切欠き部や前記外側切欠き部が配置される箇所に配置されていない。
また、内側切欠き部や外側切欠き部が配置される箇所には、積層板部が配置されないため、内側切欠き部や外側切欠き部の導体の占積率が低下することを抑制できる。
したがって、渦電流損を低減しつつコイルエンドの小型化を図ることが可能となる。
この第二態様によれば、軸線方向で複数のコイルを重ねて、隣接するコイルの内側切欠き部同士が互いを収容し合う状態とし、隣接するコイルの外側切欠き部同士が互いを収容し合う状態にすると、コイル組立体の軸線方向の寸法が一つのコイルの軸線方向の寸法と同等になる。
したがって、分布巻にした場合に、コイルエンドを小型化することが可能となる。
第三態様のように構成することで、渦電流損を低減しつつ小型化を図ることができるため、高速回転させた際の効率向上を図ることができる。
(第一実施形態)
この発明の第一実施形態における回転電機システムは、回転電機と電力変換器とを備えている。この第一実施形態の回転電機は、アキシャルギャップ型の発電機である。この第一実施形態の発電機は、例えば、風力発電や水力発電等で用いる交流発電機である。なお、回転電機は、発電電動機(モータジェネレータ)であっても良い。
図1に示すように、この第一実施形態における発電機100は、回転軸10と、ロータ20と、ステータ30と、ケーシング40と、を備えている。
回転軸10は、ケーシング40に支持されて軸線a回りに回転可能になっている。回転軸10には、例えば、タービンや風車等の駆動源から回転エネルギーが入力される。なお、回転軸10は、冷却用の空気が通る中空な円筒状に形成しても良い。
図2、図3に示すように、この第一実施形態における一つのステータ30は、コイル32として、三相分のコイル32u,32v,32wを備えている。これら三相分のコイル32u,32v,32wは、例えば銅などの金属によってそれぞれ同一形状に形成されている。これら三相分のコイル32u,32v,32wは、軸線方向Da(図2における紙面表裏方向)で重なるように配置されている。これら三相分のコイル32u,32v,32wは、軸線a回りの位相が互いに異なっている。この第一実施形態においては、それぞれ30度ずつ位相が異なっている。なお、コイル32u,32v,32wの表面には、絶縁性の被膜が形成され、コイル32u,32v,32wは互いに電気的に絶縁されている。なお、以下の説明において、コイル32u,32v,32wの相を区別する必要のない場合には、単にコイル32と総称する場合が有る。
内側コイルエンド部34は、周方向Dcに延びている。内側コイルエンド部34は、コイル32における最も軸線aに近い位置に配置されている。この実施形態における内側コイルエンド部34は、四つ設けられ、周方向Dcに等間隔で配置されている。この実施形態で例示する内側コイルエンド部34は、軸線方向Daから見て、径方向内側Driに向かって凸となる曲線状に形成されている。内側コイルエンド部34は、内側コイルエンド部34の延びる方向に垂直な断面が矩形状に形成されている。
図4に示すように、内側コイルエンド部34は、軸線方向Daから見て、軸線方向Daで隣接する他相のコイル32の内側コイルエンド部34と重なる位置(図2参照)に、内側切欠き部37A(第一の内側切欠き部)及び内側切欠き部37B(第二の内側切欠き部)を備えている。ここで、他相のコイル32とは、図4に示すコイル32がコイル32vの場合、コイル32u(他の第一のコイル)及びコイル32w(他の第二のコイル)(図2参照)が相当する。
つまり、コイル32の一つの巻回部33には、内側切欠き部と外側切欠き部とが二つずつ形成されている。二つの内側切欠き部37A,37Bは、それぞれ軸線方向Daで互いに反対側に開口するように形成され、同様に、二つの外側切欠き部38A,38Bは、それぞれ軸線方向Daで互いに反対側に開口するように形成されている。
図5に示すように、この第一実施形態における回転電機システム1は、上述した発電機100と、電力変換器50と、を備えている。電力変換器50は、複数のコンバータ51と、複数のインバータ52とを備えている。電力変換器50は、上述した発電機により発電された電力を変換する。この実施形態における電力変換器50は、発電機によって発電された交流電力を、商用周波数(例えば、日本国においては50Hz又は60Hz)の三相交流電力として出力する。
第一実施形態では、内側切欠き部37A,37Bや外側切欠き部が配置される箇所に、積層板部39が配置されていない。そのため、内側切欠き部37A,37Bや外側切欠き部38A,38Bの導体の占積率が低下することを抑制できる。また、内側コイルエンド部34、外側コイルエンド部35は、磁束が鎖交し易い場所に配置されないため、積層板部39を有さなくても渦電流の影響は無視できる。
したがって、渦電流損を低減しつつステータ30のコイルエンドを小型化することが可能となる。そして、高速回転させた際には、発電機100の効率向上を図ることができる。
第一実施形態では、更に、内側切欠き部37A,37Bは、内側切欠き部37A,37Bが形成されていない箇所における内側コイルエンド部34の軸線方向Daの寸法の半分以上の深さ寸法を有するため、コイル組立体であるステータ30の軸線方向Daの寸法を一つのコイルの軸線方向Daの寸法と同等にできる。
したがって、分布巻であってもステータ30のコイルエンドを小型化することが可能となる。
上述した第一実施形態では、ステータ30及びロータ20が軸線方向Daに複数段設けられているため、ステータ30の段数が多いほど発電機100の小型化の効果が大きくなる。
したがって、発電機100の出力を一つのコンバータやインバータによって電力変換したりする場合と比較して、定格電圧の低いコンバータ51やインバータ52を用いることができるため、部品コストを抑制できる。さらに、変圧器を用いずに、発電機100全体の出力電圧を分圧して取り出すことができるため、変圧器を省略して部品点数を低減することができる。
次に、この発明の第二実施形態を図面に基づき説明する。この第二実施形態における回転電機は、上述した第一実施形態の回転電機に対して、冷媒を介してコイルを冷却する冷却構造を加えたものである。そのため、上述した第一実施形態と同一部分に同一符号を付して説明するとともに、重複する説明を省略する。
この第二実施形態の発電機200も、第一実施形態の発電機100と同様に、アキシャルギャップ型の交流発電機である。発電機200は、第一実施形態と同様に、発電電動機であっても良い。
図6、図7に示すように、この第二実施形態の発電機(回転電機)200は、上述した第一実施形態の発電機100と同様に、回転軸10と、ロータ20と、ステータ30と、ケーシング40と、を備えている。
次に、この発明の第三実施形態を図面に基づき説明する。この第三実施形態における回転電機は、上述した第一実施形態に対して、電力変換器の構成が異なるだけである。そのため、上述した第一実施形態と同一部分に同一符号を付して説明するとともに、重複する説明を省略する。
図8に示すように、この第三実施形態における回転電機システム301は、発電機300と、電力変換器350と、を備えている。電力変換器350は、複数のコンバータと、複数のインバータとを備えている。電力変換器350は、第一実施形態と同様のアキシャルギャップ型の発電機300により発電された電力を変換する。この実施形態における電力変換器350は、発電機300によって発電された交流電力を、商用周波数(例えば、日本国においては50Hz又は60Hz)の三相交流電力(図8中、U相、V相、W相)として出力する。
次に、この発明の第四実施形態を図面に基づき説明する。この第四実施形態における回転電機システムは、上述した第一実施形態に対して、発電機の構成が異なるだけである。そのため、上述した第一実施形態と同一部分に同一符号を付して説明する。
上述した第一から第三実施形態の発電機がアキシャルギャップ型の発電機であったのに対して、この第四実施形態の発電機は、ラジアルギャップ型の発電機である。この発電機は、さらに、複数のコイルが、同一の鉄心に巻き回されている。
図9に示すように、この第四実施形態の発電機400は、回転軸(図示せず)と、ロータ420と、ステータ430と、ケーシング(図示せず)と、を備えている。
ステータ430は、鉄心60と、複数層のコイル432と、を備えている。鉄心60は、周方向Dc周りに連続する環状に形成されている。鉄心60の径方向内側Driには、周方向Dcに間隔をあけて複数のスロット61が形成されている。
図10に示すように、この第四実施形態における発電機400は、それぞれY結線された三つのコイルからなる三相コイルU1,U2,・・・Un(nは3以上の自然数)と、三相コイルV1,V2,・・・Vn(nは3以上の自然数)と、三相コイルW1,W2,・・・Wn(nは3以上の自然数)と、を備えている。
なお、三相コイルU1、U2,・・・Unと、三相コイルV1、V2,・・・Vnと、三相コイルW1、W2,・・・Wnとの収容されるスロット61は、それぞれ異なっている。
図11に示すように、電力変換器450は、複数のコンバータ51と、複数のインバータとを備えている。電力変換器は、上述した発電機により発電された電力を変換する。この実施形態における電力変換器は、第一実施形態と同様に、発電機によって発電された交流電力を、商用周波数(例えば、日本国においては50Hz又は60Hz)の三相交流(U相、V相、W相)電力として出力する。
次に、この発明の第五実施形態を図面に基づき説明する。この第五実施形態における回転電機システムは、上述した第三実施形態に対して、発電機の構成が異なるだけである。また、第四実施形態に対して、コンバータの構成が異なるとともにコイル数が異なるだけである。そのため、図9を援用し、上述した第三、第四実施形態と同一部分に同一符号を付して、重複説明を省略する。
ステータ430は、第四実施形態と同様に、鉄心60と、複数層のコイル432と、を備えている。鉄心60は、周方向Dc周りに連続する環状に形成されている。鉄心60の径方向内側Driには、周方向Dcに間隔をあけて複数のスロット61が形成されている。
図12に示すように、この第五実施形態における発電機500は、それぞれ三つの分割コイルからなる三相コイルA1,A2,・・・An(nは3以上の自然数)を備えている。三相コイルA1は,分割コイルLa1,Lb1,Lc1を備え、三相コイルA2は、分割コイルLa2,Lb2,Lc2を備えている。三相コイルAnは、分割コイルLan,Lbn,Lcn(nは3以上の自然数)を備えている。
図13に示すように、電力変換器550は、複数のコンバータ351と、複数のインバータ52とを備えている。電力変換器550は、上述した発電機500により発電された電力を変換する。この実施形態における電力変換器550は、第一実施形態と同様に、発電機500によって発電された交流電力を、商用周波数(例えば、日本国においては50Hz又は60Hz)の三相交流(U相、V相、W相)電力として出力する。
次に、この発明の第六実施形態を図面に基づき説明する。この第六実施形態における回転電機は、上述した第一実施形態の回転電機に対して、コイルの構造が異なる。そのため、上述した第一実施形態と同一部分に同一符号を付して説明するとともに、重複する説明を省略する。
この第六実施形態における発電機(図示せず)も、第一実施形態の発電機100と同様にアキシャルギャップ型の交流発電機である。発電機は、回転軸10と、ロータ20と、ステータ630と、ケーシング40と、を備えている。一つのステータ630は、三相分のコイル632と、モールド部31と、を備えている。
次に、この発明の第七実施形態を図面に基づき説明する。この第七実施形態における回転電機は、上述した第一、第六実施形態の回転電機に対して、ケーシングの構造が異なる。そのため、上述した第一、第六実施形態と同一部分に同一符号を付して説明するとともに、重複する説明を省略する。
図16は、この発明の第七実施形態におけるステータの断面図である。図17は、図16におけるXVII方向から見た図である。図18は、図16におけるXVII方向からステータ単体を見た図である。図19は、この発明の第七実施形態におけるアキシャルモールド部の断面図である。
溝Grは、複数のコイル32を軸線方向Daから収容する。この実施形態における溝Grは、図18に示すように、軸線方向Daに三つのコイル32を重ねた形状に対応するように軸線方向Daに凹んで形成されている。
さらに、モールド部731の冷媒流路743に冷媒や絶縁油脂を流すことで、冷却、絶縁性の向上を図ることが可能となる。
また、アキシャルモールド部731Bが溝Grを有することで、コイル732に対してモールド部731をより強固に固定することができる。さらに、アキシャルモールド部731Bとコイル732との接触面積を増加することができる。そのため、冷媒の流量を増加させずにコイル732を効率よく冷却することができる。
次に、この発明の第八実施形態を図面に基づき説明する。
この発明の第八実施形態における回転電機システムは、第一実施形態と同様に、回転電機と電力変換器とを備えている。この第八実施形態の回転電機は、アキシャルギャップ型の発電機である。この第八実施形態の発電機は、例えば、風力発電や水力発電等で用いる交流発電機である。なお、回転電機は、発電電動機(モータジェネレータ)であっても良い。
回転軸10は、ケーシング40に支持されて軸線a回りに回転可能になっている。回転軸10には、例えば、タービンや風車等の駆動源から回転エネルギーが入力される。
ロータ820は、回転軸10の外周面10aから径方向外側Droに向かって延びている。すなわち、ロータ820は、回転軸10と共に軸線a回りに回転可能となっている。ロータ820は、軸線aを中心とした円盤状に形成され、その径方向Drの中央部に永久磁石821(図20参照)を有している。この実施形態の発電機100では、軸線方向Daに間隔をあけて複数段のロータ820が設けられている。
ケーシング40は、径方向外側Droからステータ30及びロータ820を覆っている。ケーシング40は、軸線方向Daの両端部に軸受41を有し、これら軸受41によって回転軸10を回転自在に支持している。
図20、図21に示すように、ロータ820は、内側リング部822と、トルク伝達部823と、永久磁石821と、外側リング部824と、を備えている。
バネ部823bは、キー部823aを径方向外側Droに向かって付勢している。バネ部823bは、例えば、キー部823aの径方向内側Driの端部と、キー溝822aaの底部との間に圧縮状態で配置することができる。このバネ部823bとしては、例えば、コイルバネを用いることができる。バネ部823bは、キー部823aを径方向外側Droに向かって付勢可能なバネであれば板バネ等、他の弾性部材であってもよい。
なお、上述した第八実施形態では、ロータ820が内側リング部822を備える場合について説明したが、例えば、内側リング部822のキー溝822aaを回転軸10に形成して内側リング部822を省略するようにしてもよい。
上述した第八実施形態では、トルク伝達部823が、キー部823a、キー溝822aa、及び、バネ部823bを備える場合について説明した。しかし、トルク伝達部は、遠心力による永久磁石821の変位や変形の有無にかかわらず、永久磁石821に作用する軸線aを中心とした回転方向へのトルクを回転軸10へ伝達可能な構成であれば、上記構成に限られない。例えば、図22のように構成してもよい。なお、この第八実施形態の変形例では、上述した第八実施形態と同一部分に同一符号を付して重複説明を省略する。
図22に示すように、第八実施形態の変形例におけるトルク伝達部923は、弾性屈曲部923aと、面接触部923cと、をそれぞれ有している。トルク伝達部923は、第八実施形態のトルク伝達部823と同様に、ロータ回転による遠心力で永久磁石821の変位や変形が生じても、永久磁石821の回転方向へのトルクを回転軸10へ効率よく伝達可能とする。
次に、この発明の第九実施形態を図面に基づき説明する。
この発明の第九実施形態における回転電機システムは、第一実施形態と同様に、回転電機と電力変換器とを備えている。この第九実施形態の回転電機は、アキシャルギャップ型の発電機である。この第九実施形態の発電機は、例えば、風力発電や水力発電等で用いる交流発電機である。なお、回転電機は、発電電動機(モータジェネレータ)であっても良い。
図23に示すように、渦電流損は、永久磁石の分割数が増加する(図23中、「少」から「多」に向かう)につれて低下する。より具体的には、渦電流損の低下率は、分割数が「0」に近いほど高くなり、分割数が増加するにつれて低くなる。一方で、磁石コストは、永久磁石の分割数が増加するにつれて増加する。より具体的には、磁石コストの増加率は、永久磁石の分割数の増加に伴い僅かに高くなる。なお、「磁石コスト」は、永久磁石を構成する磁石ブロックの成形に掛かる費用を意味する。
上述した第九実施形態では、永久磁石を永久磁石の周方向Dcと径方向Drとの何れか一方に分割する場合について説明した。しかし、永久磁石を分割する方向は、周方向Dcと径方向Drとの両方であってもよい。この第九実施形態の変形例においては、永久磁石を構成する磁石ブロックの形状(分割形状;磁石アスペクト比)を決定する。ここで、アスペクト比とは、磁石ブロックの周方向Dcの寸法と、径方向Drの寸法との比であり、この実施形態で例示するアスペクト比は、軸線方向Daから見た磁石ブロックの(長辺の長さ)/(短辺の長さ)である。
図24に示すように、渦電流損は、永久磁石の磁石アスペクト比が高くなるにつれて低くなる。より具体的には、渦電流損の低下率は、磁石アスペクト比が低いほど高くなり、磁石アスペクト比が高くなるにつれて低くなる。一方で、磁石コストは、永久磁石の磁石アスペクト比が高くなるにつれて高くなる。より具体的には、磁石コストの増加率は、永久磁石の磁石アスペクト比が上昇するにしたがって僅かに高くなっていく。
この発明は、上述した各実施形態に限定されるものではなく、この発明の趣旨を逸脱しない範囲において、上述した実施形態に種々の変更を加えたものを含む。すなわち、各実施形態で挙げた具体的な形状や構成等は一例にすぎず、適宜変更が可能である。
例えば、上述した各実施形態の電力変換器50,350,450,550は、U相、V相、W相のそれぞれで、3つ以上のインバータ52を直列接続する場合について説明した。しかし、インバータ52を直列接続する数は3つ以上に限られず、例えば、2つのインバータ52を直列接続するようにしても良い。
上述した第四実施形態では、絶縁パネル62によって一つのスロット61内に複数(n個)の部屋が形成されている場合を例示した。しかし、複数のコイル432の分離や絶縁する構造は、第四実施形態で例示した構造に限られない。複数のコイル432を分離、絶縁可能であれば、如何なる構成であっても良い。
20,420,820 ロータ
30,430,630,730 ステータ
31,731 モールド部
32,432,623,732 コイル
33 巻回部
34 内側コイルエンド部
35 外側コイルエンド部
36 コイルスロット部
37A,37B 内側切欠き部
38A,38B 外側切欠き部
39 積層板部
40 ケーシング
41 軸受
42 外周部
43,743 冷媒流路
44 貫通孔
45 Oリング
50,350,450,550 電力変換器
51,351 コンバータ
52 インバータ
60 鉄心
61 スロット
62 絶縁パネル
100,200,300,400,500 発電機
810 凸部
821 永久磁石
822 内側リング部
822a 第一ブロック
822aa キー溝
823,923 トルク伝達部
823a キー部
823b バネ部
823c,923c 面接触部
823ca 外側面
823o,923o 外側面
824 外側リング部
920 ロータ
923a 弾性屈曲部
923ab バネ部
Claims (3)
- 軸線方向に複数が重ねて配置されて軸線回りの位相が互いに異なるように配置されたコイルであって、
前記軸線を中心とした周方向に延びる内側コイルエンド部と、
前記軸線を中心とした径方向で前記内側コイルエンド部よりも外側に配置されて前記周方向に延びる外側コイルエンド部と、
前記径方向に延びて前記周方向における前記内側コイルエンド部の端部と前記外側コイルエンド部の端部とを電気的に接続するコイルスロット部と、を備え、
前記内側コイルエンド部は、
前記軸線方向から見て、前記軸線方向で隣接する他のコイルの内側コイルエンド部と重なる位置に、前記他のコイルの内側コイルエンド部を前記軸線方向から収容可能な内側切欠き部を備え、
前記外側コイルエンド部は、
前記軸線方向から見て、前記軸線方向で隣接する他のコイルの外側コイルエンド部と重なる位置に、前記他のコイルの外側コイルエンド部を前記軸線方向から収容可能な外側切欠き部を備え、
前記内側コイルエンド部は、前記内側切欠き部として、
前記軸線方向の一方に隣接する他の第一のコイルの内側コイルエンド部と重なる位置に設けられ、前記第一のコイルの内側コイルエンド部を前記軸線方向の一方から収容可能な第一の内側切欠き部と、
前記軸線方向の他方に隣接する他の第二のコイルの内側コイルエンド部と重なる位置に設けられ、前記第二のコイルの内側コイルエンド部を前記軸線方向の他方から収容可能な第二の内側切欠き部とを備え
前記外側コイルエンド部は、前記外側切欠き部として、
前記軸線方向の一方に隣接する他の第一のコイルの外側コイルエンド部と重なる位置に設けられ、前記第一のコイルの外側コイルエンド部を前記軸線方向の一方から収容可能な第一の外側切欠き部と、
前記軸線方向の他方に隣接する他の第二のコイルの外側コイルエンド部と重なる位置に設けられ、前記第二のコイルの外側コイルエンド部を前記軸線方向の他方から収容可能な第二の外側切欠き部とを備え、
前記コイルスロット部は、
前記軸線と交差する方向に複数積層されて、前記コイルスロット部を流れる電流の周波数に対する表皮深さよりも前記積層される方向の厚さが小さい積層板部を備え、
前記積層板部は、
前記コイルスロット部の延びる方向と同一方向に延びて、前記内側切欠き部や前記外側切欠き部が配置される箇所に配置されていない
コイル。 - 前記内側切欠き部は、
前記内側コイルエンド部のうち前記内側切欠き部が形成されていない箇所における前記軸線方向の寸法の半分以上の深さ寸法を有し、
前記外側切欠き部は、
前記外側コイルエンド部のうち前記外側切欠き部が形成されていない箇所における前記軸線方向の寸法の半分以上の深さ寸法を有している請求項1に記載のコイル。 - アキシャルギャップ型の回転電機であって、
軸線方向に重なるとともに軸線回りの位相が互いに異なる請求項1又は2に記載の複数のコイルを備えたステータと、
軸線を中心とした径方向の外側から前記ステータを覆うケーシングと、
永久磁石を有し前記軸線方向で前記複数のコイルと対向するように配置されたロータと、
前記ケーシングに支持されて前記ロータと共に前記軸線回りに回転可能な回転軸と、を備える回転電機。
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