JP7260359B2 - 推定装置および除去方法 - Google Patents

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本発明は、推定装置および除去方法に関する。
従来、例えば、自車両に搭載されたレーダ装置によって計測された計測点に基づいて、各計測点をグルーピング化し、物標の種別を推定する技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003-270348号公報
しかしながら、従来技術では、例えば、ノイズなどの不要な計測点が含まれる場合に、物標の計測精度が低下するおそれがある。このように、従来技術においては、ノイズなどの不要な計測点を除去するうえで改善の余地があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、不要な計測点を適切に除去することができる推定装置および除去方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、実施形態に係る推定装置は、計測対象物に対する計測点に基づき対象物に関する情報を推定する推定装置において、設定部と、除去部とを備える。前記設定部は、計測データに含まれる計測点の分散状態に基づいてフィルタを設定する。前記除去部は、前記設定部によって設定されたフィルタを分散状態に応じた所定位置に配置して、計測点を除去する。
本発明によれば、不要な計測点を適切に除去することができる。
図1Aは、推定装置の搭載例を示す図である。 図1Bは、除去方法の概要を示す図である。 図2は、推定装置のブロック図である。 図3は、フィルタの具体例を示す図である。 図4は、除去部による処理を示す図である。 図5は、推定部による処理を示す図である。 図6は、推定装置が実行する処理手順を示すフローチャートである。
以下、添付図面を参照して、実施形態に係る推定装置および除去方法について説明する。なお、以下に示す実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、以下では、推定装置が車両に搭載される場合を例に挙げて説明するが、車両に限定されるものではない。また、以下では、検出対象となる対象物が他車両である場合を例に挙げて説明する。
まず、図1Aおよび図1Bを用いて実施形態に係る推定装置および除去方法の概要について説明する。図1Aは、推定装置の搭載例を示す図である。図1Bは、除去方法の概要を示す図である。なお、図1Bでは、X軸方向を自車両Cの車幅方向とし、Y軸方向を自車両Cの進行方向であるものとする。また、図1Bに示す座標系の原点は、自車両Cであるものとする。なお、図1Bに示す座標系は、他の図面においても用いる場合がある。
図1Aに示すように、実施形態に係る推定装置1は、自車両Cに搭載され、自車両Cに搭載されたレーダ装置5a~5dに接続される。推定装置1は、レーダ装置5a~5dの計測結果である計測データに基づいて、他車両が路面を占有する占有領域を推定する。
例えば、自車両Cは、推定装置1によって推定された占有領域に基づいて、走行経路を設定することができる。
レーダ装置5a~5dは、自車両Cの周囲に存在する物標を計測する装置である。図1Aに示すように、レーダ装置5a~5dは、自車両Cの周縁部にそれぞれ設けられ、それぞれの計測範囲で自車両Cの全周囲がカバーされるように設けられる。
レーダ装置5a~5dは、それぞれ所定周期で送信波を送信し、計測点で反射した反射波に基づいて、計測点の計測データを生成する。レーダ装置5a~5dは、生成した計測データを推定装置1へ出力する。
計測データには、自車両Cから計測点までの距離、自車両Cと計測点との相対速度、自車両Cに対する計測点の角度、計測点の反射強度に関する情報等が含まれる。なお、以下では、レーダ装置5a~5dを区別する必要がない場合、レーダ装置5と記載する。
ところで、例えば、推定装置1は、レーダ装置5の計測範囲に他車両が含まれる場合、自車両Cから見て他車両を視通可能な領域に対応する計測点に関する計測データを主として取得するが、自車両Cから見て他車両の死角になる計測点がノイズとして計測される場合がある。このような場合、占有領域の推定精度の低下を招く恐れがある。
そこで、実施形態に係る除去方法では、計測点の分散状態に基づいてフィルタを設定し、設定したフィルタに基づいて不要な計測点を除去することとした。
具体的には、図1Bに示すように、実施形態に係る除去方法では、計測点Pの分布状態に基づいてフィルタFを設定する(ステップS1)。実施形態に係る除去方法では、各計測点Pに対して、所定の統計処理を用いてフィルタFを設定することができる。
具体的には、実施形態に係る除去方法では、主成分分析により得られる第1成分と、第1成分に直交する第2成分とについて、計測点Pの標準偏差を求める。第1成分を長軸とし、第2成分を短軸とする楕円形状のフィルタFを設定する。このとき、長径は、第1成分の標準偏差に所定の係数を乗算した長さであり、短径は、第2成分の標準偏差に所定の係数を乗算した長さとなる。
続いて、実施形態に係る除去方法では、フィルタFに基づいて不要な計測点Pを除去する(ステップS2)。例えば、実施形態に係る除去方法では、フィルタFの中心を計測点Pの分布状態から求まる配置位置にあわせて、フィルタF内に存在する計測点Pを除去する。なお、フィルタFの配置位置の具体例については、図4を用いて後述する。
これにより、図1Bの下段に示すように、自車両Cから見て手前側の計測点P、すなわち、自車両Cから見て他車両を視通可能な領域に対応する計測点Pを残しつつ、自車両Cから見て奥行方向の計測点Pを除去することができる。つまり、除去後に残った計測点Pは、他車両が路面を占有する占有領域の輪郭に対応する計測点Pとなる。
したがって、実施形態に係る除去方法では、除去後に残った計測点Pに基づいて他車両の占有領域を推定することで、容易かつ、精度よく占有領域を推定することができる。
このように、実施形態に係る除去方法では、計測点Pの分布状態に基づいてフィルタFを設定し、フィルタFに基づいて不要な計測点Pを除去する。したがって、実施形態に係る除去方法によれば、不要な計測点Pを適切に除去することができる。
次に、図2を用いて、実施形態に係る推定装置1の構成例について説明する。図2は、推定装置1のブロック図である。なお、図2には、レーダ装置5および車両制御ECU(Electronic Control Unit)50を併せて示す。車両制御ECU50は、推定装置1の推定結果に基づいて自車両Cを制御するECUである。
図2に示すように、実施形態に係る推定装置1は、制御部2と、記憶部3とを備える。制御部2は、制御部2は、取得部21と、設定部22と、除去部23と、推定部24とを備える。記憶部3は、計測点情報31と、フィルタ情報32とを記憶する。
ここで、制御部2は、たとえば、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、HDD(Hard Disk Drive)、入出力ポートなどを有するコンピュータや各種の回路を含む。
コンピュータのCPUは、たとえば、ROMに記憶されたプログラムを読み出して実行することによって、制御部2の取得部21、設定部22、除去部23および推定部24として機能する。
また、記憶部3は、たとえば、RAMやHDDに対応する。RAMやHDDは、計測点情報31、フィルタ情報32や、各種プログラムの情報等を記憶することができる。なお、推定装置1は、有線や無線のネットワークで接続された他のコンピュータや可搬型記録媒体を介して上記したプログラムや各種情報を取得することとしてもよい。
計測点情報31は、各レーダ装置5による計測結果である計測点Pに関する情報である。フィルタ情報32は、フィルタF(図1B参照)に関する情報である。
制御部2は、レーダ装置5から入力される計測点Pに関する計測データに基づいて、フィルタFを設定するとともに、フィルタFに基づいて不要な計測点Pを除去する。また、制御部2は、除去後の計測点Pに基づいて他車両の占有領域を推定する。
取得部21は、各レーダ装置5から計測点Pに関する計測データを取得し、計測点情報31として、記憶部3に格納する。なお、取得部21は、例えば、各レーダ装置5から入力される計測データが、各レーダ装置5を原点とする座標系である場合、自車両Cを原点とする座標系(図1B参照)へ変換する処理を行う。
設定部22は、計測データに含まれる計測点Pの分散状態に基づいてフィルタFを設定する。まず、設定部22は、取得部21によって取得された計測データに含まれる計測点Pについて、クラスタリング処理を行う。ここで、クラスタリング処理とは、計測点Pを他車両1台相当の領域ごとに区分けする処理である。
続いて、設定部22は、クラスタリング処理において、区分けされた領域ごとに、フィルタFを設定する。図3は、フィルタFの具体例を示す図である。なお、図3には、クラスタリング処理後の1つの領域を示す。
図3に示すように、設定部22は、例えば、主成分分析によって、第1成分C1と、第1成分C1に直交する第2成分C2の傾きを設定する。なお、例えば、第1成分C1と、第2成分C2との交点CPの座標は、第1成分C1における計測点Pの中間値と、第2成分C2における計測点Pの中間値とに基づいて決定する。
図3の例では、第1成分C1および第2成分C2がそれぞれX軸およびY軸と平行であるあるため、交点CPの座標(X,Y)は、(X=第1成分C1の中間値、Y=第2成分の中間値)となる。なお、設定部22は、中間値に代えて、平均値に基づいて交点の座標を決定することにしてもよい。
続いて、設定部22は、第1成分C1に沿う計測点Pの標準偏差と、第2成分に沿う計測点Pの標準偏差とをそれぞれ算出する。設定部22は、第1成分C1の標準偏差(以下、第1標準偏差と記載する)に基づいて第1成分C1の長さを決定し、第2成分C2の標準偏差(以下、第2標準偏差と記載する)に基づいて第2成分C2の長さを決定する。
具体的には、設定部22は、第1標準偏差に所定の係数を乗算することで、第1成分C1の長さ、すなわち、フィルタFの長径を決定し、第2標準偏差に所定の係数を乗算することで、第2成分C2の長さ、すなわち、フィルタFの短径を決定する。ここで、所定の係数とは、フィルタFを他車両と同等のサイズにするための係数である。
すなわち、第1標準偏差および第2標準偏差が小さいほど、フィルタFは小さくなり、第1標準偏差および第2標準偏差が大きいほど、フィルタFが大きくなる。
これにより、計測点Pの分散状態に応じて、適切な大きさのフィルタFを設定することが可能となる。言い換えれば、フィルタFによって、不要な計測点Pを除去する精度を向上させることができる。
続いて、設定部22は、第1成分C1および第2成分C2に基づき、楕円状のフィルタFを設定する。図3に示すように、例えば、フィルタFの長軸が第1成分C1となり、短軸が第2成分C2となる。
このように、楕円状のフィルタFを設定することで、視通可能な領域に対応する計測点Pを残しつつ、視通領域の奥側に位置する視覚領域の計測点を除去することが可能となる。つまり、占有領域の輪郭部に対応する計測点Pを残しつつ、不要な計測点Pを除去することが可能となる。
なお、ここでは、主成分分析により、第1成分C1の傾きを決定する場合について説明したが、主成分分析に代えて、回帰直線の傾きを第1成分C1の傾きとすることにしてもよい。
図2の説明に戻り、除去部23について説明する。除去部23は、設定部22によって設定されたフィルタFに基づいて計測点Pを除去する。図4は、除去部23による処理を示す図である。
図4に示すように、除去部23は、フィルタFの交点CP、すなわち、フィルタFの中心を原点とする座標系へ変換する。すなわち、交点CPが座標系の原点となるように、各計測点Pを配置する。
このとき、第1成分C1がX軸と平行でない場合、第1成分C1の傾きに応じて、各計測点Pを回転させる。第1成分C1のX軸に対する傾きをθとした場合、各計測点Pを回転させる回転角はatan(-θ)となる。
つまり、除去部23は、交点CPを原点とし、X軸が第1成分C1となる座標系に各計測点Pを再配置する。これにより、後述する式(1)における演算処理を容易にすることが可能となる。
続いて、除去部23は、フィルタFを配置する配置位置を決定する。例えば、元の交点CP(同図に示す破線のCP)と結ぶ直線上にフィルタFの交点CPが配置される位置を配置位置として決定する。
フィルタFを配置後の交点CP1とすると、交点CP1の座標は、(dx=Lx・σx,dy=Ly・σy)となる。ここで、LxおよびLyは、所定のパラメータであり、σxおよびσyは、それぞれ第1標準偏差および第2標準偏差に対応する。
つまり、除去部23は、フィルタFを元の交点CP側に所定距離だけ離して配置する。言い換えれば、自車両Cから視通可能な手前側の計測点Pを残しつつ、自車両Cから死角となる奥行側の計測点Pが除去される位置へフィルタFを配置する。
続いて、除去部23は、フィルタFに基づいて計測点Pを除去する。具体的には、除去部23は、フィルタF内の計測点Pを不要な計測点Pと見做し除去する。
除去部23は、下記式(1)によりフィルタFの内外判定を行うことができる。
Figure 0007260359000001
式(1)において、xおよびyは、それぞれ計測点Pのx座標およびy座標に対応し、AおよびBは、フィルタFの長径、短径に対応する。また、dxおよびdyは、フィルタFの交点CPのx座標およびy座標に対応する。
ここで、除去部23は、各計測点Pについて式(1)を計算し、H≦0であればフィルタF内、H>0であればフィルタF外と判定する。そして、除去部23は、フィルタF内に存在すると判定した計測点Pを除去することとなる。
図2の説明に戻り、推定部24について説明する。推定部24は、除去部23によって除去後の計測点Pに基づいて検出対象となる対象物が路面を占有する占有領域を推定する。
例えば、推定部24は、L字形状のテンプレートを用いて占有領域を推定する。図5は、推定部24による処理を示す図である。なお、図5の上段には、フィルタFを用いて除去後の計測点Pを示す。
推定部24は、計測点Pに対するL字形状のテンプレートTを用いてマッチング処理を行う。例えば、推定部24は、テンプレートTの配置角を変化させながら、テンプレートTの最適な配置角を決定することができる。
続いて、推定部24は、テンプレートTに基づく矩形状の領域であり、自車両Cから見て奥側の領域を占有領域Rとして推定する。つまり、本実施形態において、フィルタFで除去されなかった計測点Pは、占有領域Rの輪郭部と見做すことできる。
なお、テンプレートTは対象物に応じて準備されるもので、ここでは車両の形状・大きさに対するテンプレートとなり、多くの車両が略いくつかの形状・大きさで分類されることから、その分類に応じたテンプレートが準備され、計測点Pの分布(計測点分布から推測される線分の長さ等)に基づき適宜テンプレートが選択され、占有領域推定に使用されることになる。
したがって、テンプレートTを用いて占有領域Rを推定する場合、テンプレートTの配置向きを容易に決定することができる。また、不要な計測点Pが除去されているため、占有領域Rの推定精度を向上させることも可能となる。なお、図5に示した占有領域Rの推定処理は、一例であって、これに限定されるものではない。
次に、図6を用いて、実施形態に係る推定装置1が実行する処理手順について説明する。図6は、推定装置1が実行する処理手順を示すフローチャートである。なお、以下に示す処理手順は、制御部2によって繰り返し実行される。
図6に示すように、推定装置1は、レーダ装置5から計測データを取得すると(ステップS101)、クラスタリング処理を行う(ステップS102)。続いて、推定装置1は、クラスタリングを行った領域毎に第1成分C1および第2成分C2の交点CPを決定する(ステップS103)。
続いて、推定装置1は、計測点Pの分散状態に基づいて、フィルタFを設定し(ステップS104)、交点CPが原点座標となるように座標変換を行う(ステップS105)。続いて、推定装置1は、フィルタFの配置位置を決定し(ステップS106)、フィルタFを配置位置に設定した状態で、フィルタF内の計測点Pを除去する(ステップS107)。
続いて、推定装置1は、フィルタFを用いて除去後の計測点Pに基づいて、他車両の線湯領域を推定して(ステップS108)、処理を終了する。
上述したように、実施形態に係る推定装置1は、計測対象物に対する計測点Pに基づき対象物に関する情報を推定する推定装置1において、設定部22と、除去部23と、推定部24とを備える。設定部22は、計測データに含まれる計測点Pの分散状態に基づいてフィルタFを設定する。除去部23は、設定部22によって設定されたフィルタFを分散状態に応じた所定位置に配置して、計測点Pを除去する。したがって、実施形態に係る推定装置1によれば、不要な計測点Pを適切に除去することができる。
ところで、上述した実施形態では、フィルタFが楕円形状である場合について示したが、フィルタ形状は、直方体などの矩形形状であってもよい。
また、上述した実施形態では、推定装置1が複数のレーダ装置5に接続される場合について示したが、レーダ装置5は1つであってもよい。また、上述した実施形態では、推定装置1が、車両に搭載される場合について示したが、車両に限定されず、船舶などであってもよい。
さらなる効果や変形例は、当業者によって容易に導き出すことができる。このため、本発明のより広範な様態は、以上のように表しかつ記述した特定の詳細および代表的な実施形態に限定されるものではない。したがって、添付の特許請求の範囲および、その均等物によって定義される統括的な発明の概念の精神または範囲から逸脱することなく、様々な変化が可能である。
1 推定装置
21 取得部
22 設定部
23 除去部
24 推定部
F フィルタ
P 計測点
R 占有領域

Claims (8)

  1. 計測する対象物に対する計測点に基づき前記対象物に関する情報を推定する推定装置において、
    計測データに含まれる前記計測点の分散状態に基づいてフィルタを設定する設定部と、
    前記設定部によって設定された前記フィルタを前記分散状態に応じた所定位置に配置して、前記計測点を除去する除去部と
    を備え
    前記設定部は、
    前記計測点に対する所定の統計処理に基づいて、長径と当該長径と直交し当該長径より短い短径とを有する形状の前記フィルタを設定するように構成され、
    前記除去部は、
    前記計測点の前記分散状態に基づく配置位置に前記フィルタを配置し、前記フィルタ内に存在する前記計測点を除去するように構成された、
    推定装置。
  2. 計測する対象物に対する計測点に基づき前記対象物に関する情報を推定する推定装置において、
    計測データに含まれる前記計測点の分散状態に基づいてフィルタを設定する設定部と、
    前記設定部によって設定された前記フィルタを前記分散状態に応じた所定位置に配置して、前記計測点を除去する除去部と、
    を備え、
    前記設定部は、
    前記計測点に対する所定の統計処理に基づいて、楕円形状の前記フィルタを設定するように構成され、
    前記除去部は、
    前記計測点の前記分散状態に基づく配置位置に前記フィルタを配置し、前記フィルタ内に存在する前記計測点を除去するように構成された、
    推定装置。
  3. 前記除去部は、
    前記フィルタの中心を原点座標とする座標系に変換して前記計測点を除去するように構成された、
    請求項2に記載の推定装置。
  4. 前記設定部は、
    前記フィルタの長径および短径を長径方向および短径方向それぞれにおける前記計測点の標準偏差に基づいて決定するように構成された、
    請求項2または3に記載の推定装置。
  5. 前記除去部によって除去後の前記計測点に基づいて検出対象となる前記対象物が路面を占有する占有領域を推定する推定部を備えた、
    請求項1~4のいずれか1項に記載の推定装置。
  6. 計測する対象物に対する計測点に基づき前記対象物に関する情報を推定する推定装置において、
    計測データに含まれる前記計測点の分散状態に基づいてフィルタを設定する設定部と、
    前記設定部によって設定された前記フィルタを前記分散状態に応じた所定位置に配置して、前記計測点を除去する除去部と、
    前記除去部によって除去後の前記計測点に基づいて検出対象となる前記対象物が路面を占有する占有領域を推定する推定部と、
    を備えた、
    推定装置。
  7. 計測データに含まれる計測点の分散状態に基づいてフィルタを設定する設定工程と、
    前記設定工程によって設定された前記フィルタを前記分散状態に応じた所定位置に配置して、前記計測点を除去する除去工程と
    を備え
    前記設定工程は、
    前記計測点に対する所定の統計処理に基づいて、長径と当該長径と直交し当該長径よりも短い短径とを有する形状の前記フィルタを設定するように構成され、
    前記除去工程は、
    前記計測点の前記分散状態に基づく配置位置に前記フィルタを配置し、前記フィルタ内に存在する前記計測点を除去するように構成された、
    除去方法。
  8. 計測データに含まれる計測点の分散状態に基づいてフィルタを設定する設定工程と、
    前記設定工程によって設定された前記フィルタを前記分散状態に応じた所定位置に配置して、前記計測点を除去する除去工程と、
    を含み、
    前記設定工程は、
    前記計測点に対する所定の統計処理に基づいて、楕円形状の前記フィルタを設定するように構成され、
    前記除去工程は、
    前記計測点の前記分散状態に基づく配置位置に前記フィルタを配置し、前記フィルタ内に存在する前記計測点を除去するように構成された、
    除去方法。
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