JP7259962B2 - 冷凍サイクルシステム - Google Patents

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Description

本発明は、冷凍サイクルシステムに関する。
下記特許文献1には、ヒートポンプ給湯機の冷媒回路の異常を判定する技術として、圧縮機に流れる電流値を検知する電流値検知手段を設け、圧縮機の起動後の所定時間内に、電流値検知手段が検知した電流値が所定値以上となった場合には圧縮機の運転を停止する技術が開示されている。
日本特開2010-071603号公報
上述した従来のシステムでは、冷媒回路が正常であっても、上記所定時間が経過するまでの間は、冷媒回路を正常だと判定することができないので、通常運転を開始することができない。そして、検出器には、正常範囲内の個体差による特性のばらつきがある。それゆえ、上述した従来のシステムにおいて、測定される電流値には多少の誤差がある。また、冷媒回路の要素(例えば減圧装置)にも、正常範囲内の個体差による特性のばらつきがある。上述した従来のシステムにおいて、そのような正常範囲内の個体差によるばらつきに起因する誤判定を防止するためには、上記所定時間を長い時間にする必要がある。その結果、冷媒回路が正常であっても、圧縮機の起動から通常運転を開始するまでに長い時間を要するので、消費電力量の増大を招くという課題がある。
本発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、圧縮機の起動後、通常運転が開始するまでの時間を短縮する上で有利になる冷凍サイクルシステムを提供することを目的とする。
本発明の冷凍サイクルシステムは、冷媒を圧縮する圧縮機と、圧縮機により圧縮された冷媒を冷却する冷却器と、冷却器を通過した冷媒を減圧させる減圧装置と、減圧装置を通過した冷媒を蒸発させる蒸発器とを有する冷媒回路と、冷媒回路の状態に関する物理量である関連物理量を検出する検出手段と、圧縮機の起動後、冷媒回路による冷凍サイクル運転を行う通常運転モードを開始する前に回路状態判定モードを実行する制御手段と、を備え、制御手段は、回路状態判定モードの開始時点から第一時間が経過した時点の関連物理量の値である第一検出値と、開始時点から第一時間よりも長い第二時間が経過した時点の関連物理量の値である第二検出値とを比較して得られた第一比較値が正常判定値に比べて小さい場合には回路状態判定モードから通常運転モードに切り替え、そうでない場合には回路状態判定モードを継続し、第二時間が経過した後も回路状態判定モードが継続された場合において、制御手段は、開始時点から第二時間よりも長い第三時間が経過した時点の関連物理量の値である第三検出値と、開始時点から第三時間よりも長い第四時間が経過した時点の関連物理量の値である第四検出値とを比較して得られた第二比較値が異常判定値に比べて小さい場合には回路状態判定モードから通常運転モードに切り替え、第一時間は、第一要素機器が冷媒回路に用いられている場合に圧縮機の起動後に関連物理量の値が一定の範囲に収束するような時間であり、第三時間は、第二要素機器が冷媒回路に用いられている場合に圧縮機の起動後に関連物理量の値が一定の範囲に収束するような時間であり、第一要素機器は、冷媒回路が有する要素機器のうち関連物理量の値を変化させる特性を有する要素機器であり、第二要素機器は、冷媒回路が有する要素機器のうち関連物理量の値を変化させる特性を有する要素機器であって、圧縮機の起動後に関連物理量の値の変化度合いが鈍化する時期が、第一要素機器と比べて遅い要素機器であるものである。
本発明によれば、圧縮機の起動後、通常運転が開始するまでの時間を短縮する上で有利になる冷凍サイクルシステムを提供することが可能となる。
実施の形態1による冷凍サイクルシステムを示す図である。 回路状態判定モードにおいて制御部が実行する処理の例を示すフローチャートである。 圧縮機の起動後における関連物理量の経時変化の例を示す図である。 蒸発器入口温度を関連物理量として用いた場合の、圧縮機の起動後における関連物理量の経時変化の例を示す図である。
以下、図面を参照して実施の形態について説明する。各図において共通または対応する要素には、同一の符号を付して、共通する説明を簡略化または省略する。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1による冷凍サイクルシステムを示す図である。図1に示すように、冷凍サイクルシステム1は、冷媒回路2と、測定部7と、制御部8とを備えている。冷媒回路2は、冷媒を圧縮する圧縮機3と、圧縮機3により圧縮された高圧冷媒を冷却する冷却器4と、冷却器4を通過した高圧冷媒を減圧させる減圧装置5と、減圧装置5により減圧された低圧冷媒を蒸発させる蒸発器6とを備えている。圧縮機3、冷却器4、減圧装置5、及び蒸発器6は、冷媒配管を介して接続されることで、環状の回路を形成している。蒸発器6から流出する低圧冷媒ガスは、圧縮機3に吸入され、再び冷媒回路2を循環する。冷媒回路2は、電力によって運転される。
冷媒回路2に封入される冷媒は、特に限定されないが、例えば、二酸化炭素、アンモニア、プロパン、イソブタン、HFCなどのフロン、HFO-1123、HFO-1234yfのいずれかでもよい。
冷却器4は、圧縮機3から吐出された高圧冷媒と、この高圧冷媒よりも温度の低い第一流体との間で熱を交換する熱交換器に相当する。冷却器4にて、第一流体は、高圧冷媒によって加熱されることで温度が上昇する。第一流体は、例えば、水または他の液状熱媒体のような液体でもよいし、室外または室内の空気のような気体でもよい。冷凍サイクルシステム1は、第一流体を冷却器4へ流すための、例えばポンプまたは送風機のような第一流体アクチュエータ(図示省略)を備えていてもよい。
減圧装置5は、高圧冷媒を膨張させて低圧冷媒にする。減圧装置5は、冷媒通路の開度を調整可能な膨張弁でもよい。減圧装置5を通過した低圧冷媒は、気液二相の状態となる。
蒸発器6は、減圧装置5により減圧された低圧冷媒と、この低圧冷媒よりも温度の高い第二流体との間で熱を交換する熱交換器に相当する。蒸発器6内の冷媒は、第二流体の熱を吸収することによって蒸発する。第二流体は、例えば、室外または室内の空気のような気体でもよいし、水または他の液状熱媒体のような液体でもよい。冷凍サイクルシステム1は、第二流体を蒸発器6へ流すための、例えば送風機またはポンプのような第二流体アクチュエータ(図示省略)を備えていてもよい。
冷凍サイクルシステム1は、冷却器4によって第一流体を加熱する目的で使用されてもよいし、蒸発器6によって第二流体を冷却する目的で使用されてもよい。例えば、冷凍サイクルシステム1は、ヒートポンプ給湯システム、ヒートポンプ暖房システム、空調システムのうちの少なくとも一つに用いられてもよい。
冷媒回路2の状態に関する物理量を以下「関連物理量」と称する。測定部7は、関連物理量を検出する検出器を有している。当該検出器は、関連物理量を検出する検出手段に相当する。測定部7は、当該検出器を用いて、関連物理量の値を測定できる。測定部7は、少なくとも一種の関連物理量を検出する。本実施の形態における測定部7は、圧縮機3が備える電動機に流れる電流である圧縮機電流を関連物理量として検出する。圧縮機電流は、圧縮機3の駆動負荷と相関がある。冷媒回路2の高圧側の圧力が高いほど、圧縮機3の駆動負荷が高くなりやすく、圧縮機電流も高くなりやすい。したがって、圧縮機電流は、関連物理量の一種であると言える。
測定部7は、圧縮機3に供給される電流のみを圧縮機電流として検出してもよいし、圧縮機3に供給される電流と他の機器(例えば第一流体アクチュエータ、第二流体アクチュエータ)に供給される電流とを含む電流を圧縮機電流として検出してもよい。当該他の機器に供給される電流は、圧縮機3に供給される電流に比べて小さいので、実質的に無視できる。交流の場合には、測定部7は、電流の実効値を圧縮機電流として検出してもよい。
制御部8は、冷凍サイクルシステム1の動作を制御する制御手段に相当する。冷凍サイクルシステム1が備える各アクチュエータ及び各センサは、制御部8に対して電気的に接続されている。制御部8は、時間を管理するタイマー機能を有している。制御部8は、ユーザーインターフェース装置(図示省略)と通信可能であってもよい。
制御部8の各機能は、処理回路により実現されてもよい。制御部8の処理回路は、少なくとも1つのプロセッサ8aと少なくとも1つのメモリ8bとを備えてもよい。少なくとも1つのプロセッサ8aは、少なくとも1つのメモリ8bに記憶されたプログラムを読み出して実行することにより、制御部8のそれぞれの各機能を実現してもよい。制御部8のそれぞれの処理回路は、少なくとも1つの専用のハードウェアを備えてもよい。図示の例のように単一の制御部8により動作が制御される構成に限定されるものではなく、複数の制御装置が連携することで動作を制御する構成にしてもよい。
制御部8は、圧縮機3及び減圧装置5の動作を制御する。制御部8は、例えばインバーター制御により、圧縮機3の動作速度が可変となるように制御してもよい。制御部8は、減圧装置5の開度を調整してもよい。また、制御部8は、例えばインバーター制御により、第一流体アクチュエータ及び第二流体アクチュエータの少なくとも一方の動作速度が可変となるように制御してもよい。
制御部8は、冷媒回路2による冷凍サイクル運転を行う通常運転モードを実行可能である。通常運転モードのときには、以下のようにしてもよい。制御部8は、目標とする加熱能力または冷却能力に応じて、圧縮機3の動作速度を制御してもよい。制御部8は、圧縮機3から吐出される冷媒の温度または圧力に応じて、減圧装置5の開度を調整してもよい。制御部8は、冷却器4に流入する第一流体の温度と、冷却器4から流出する第一流体の温度との少なくとも一方に応じて、第一流体アクチュエータの動作速度を制御してもよい。制御部8は、蒸発器6に流入する第二流体の温度と、蒸発器6から流出する第二流体の温度との少なくとも一方に応じて、第二流体アクチュエータの動作速度を制御してもよい。
制御部8は、圧縮機3の起動後、通常運転モードを開始する前に、冷媒回路2の状態を判定するための回路状態判定モードを実行する。回路状態判定モードの開始時点を以下「スタート時点」と称する。制御部8は、圧縮機3が起動した時点をスタート時点としてもよい。回路状態判定モードにおいて、制御部8は、圧縮機3の動作速度を所定の一定速度に保つことが望ましい。これにより、冷媒回路2の状態をより正確に判定できる。また、回路状態判定モードにおいて、制御部8は、第一流体アクチュエータの動作速度を所定の一定速度に保つか第一流体アクチュエータを停止することが望ましく、第二流体アクチュエータの動作速度を所定の一定速度に保つか第二流体アクチュエータを停止することが望ましい。そのようにすることで、冷媒回路2の状態をより正確に判定できる。
図2は、回路状態判定モードにおいて制御部8が実行する処理の例を示すフローチャートである。図3は、圧縮機3の起動後における関連物理量の経時変化の例を示す図である。本実施の形態において、図3に示す関連物理量の経時変化は、圧縮機電流の経時変化に相当する。図3中では、時刻t0がスタート時点に相当する。
本実施の形態において、制御部8は、スタート時点から所定の第一時間が経過した時点の圧縮機電流の値である第一検出値PQ1と、スタート時点から第一時間よりも長い所定の第二時間が経過した時点の圧縮機電流の値である第二検出値PQ2とを比較して得られた第一比較値CQ1が、所定の正常判定値Aに比べて小さい場合には回路状態判定モードから通常運転モードに切り替え、そうでない場合には回路状態判定モードを継続する。図3中では、時刻t0から時刻t1までの時間が第一時間に相当し、時刻t0から時刻t2までの時間が第二時間に相当する。
第一比較値CQ1は、第一検出値PQ1と第二検出値PQ2との間の差でもよい。この場合、制御部8は、例えば次式により第一比較値CQ1を算出してもよい。
CQ1=|PQ2-PQ1| ・・・(1)
あるいは、第一比較値CQ1は、第一検出値PQ1と第二検出値PQ2との間の増減率でもよい。この場合、制御部8は、例えば次式により第一比較値CQ1を算出してもよい。
CQ1=|PQ2/PQ1-1| ・・・(2)
図3に示すように、圧縮機3の起動後、圧縮機電流は徐々に上昇する。冷媒回路2の要素(例えば減圧装置5)が正常な場合には、当該要素の動作により、冷媒回路2内が適切な圧力に保持される。その結果、スタート時点から第一時間が経過する時刻t1の頃には、圧縮機電流の上昇度合いは鈍化して、圧縮機電流は概略一定の範囲内に収束する。このような場合には、第二検出値PQ2は第一検出値PQ1に近い値になるので、第一比較値CQ1は正常判定値Aに比べて小さくなる。したがって、第一比較値CQ1が正常判定値Aに比べて小さければ、冷媒回路2が明らかに正常であると判定できるので、通常運転モードを開始しても問題ない。
回路状態判定モードの実行中は、目標とする加熱能力または冷却能力が得られなかったり、第一流体を十分に加熱できなかったり、第二流体を十分に冷却できなかったりする。このため、回路状態判定モードから通常運転モードに移行する時期が遅くなることは、好ましくない。
本実施の形態であれば、第一比較値CQ1を正常判定値Aと比較することにより、冷媒回路2が明らかに正常である場合には、そのことを早期に判定することができる。このため、早期に通常運転モードに移行できるという利点がある。
これに対し、冷媒回路2の要素に異常がある場合には、冷媒回路2内が適切な圧力にならない。例えば、減圧装置5の冷媒流路が閉塞しているという異常がある場合には、圧縮機3の下流側の圧力が異常に上昇する。その結果、圧縮機3の駆動負荷が過大になり、スタート時点から第一時間が過ぎても圧縮機電流の上昇度合いが鈍化せず、圧縮機電流は概略一定の範囲内で収束しない。このような場合には、第二検出値PQ2と第一検出値PQ1との相違が大きいので、第一比較値CQ1は正常判定値Aに比べて大きくなる。本実施の形態であれば、第一比較値CQ1が正常判定値A以上である場合には回路状態判定モードが継続される。このため、冷媒回路2が正常であることをまだ確認できない時点で通常運転モードが開始されてしまうことを確実に防止できる。
一般に、圧縮機電流のような関連物理量を検出する検出器には、個体差による特性のばらつきがある。そのため、測定部7により測定された関連物理量の値には、多少の誤差がある。仮に、関連物理量の測定値自体を判定値と比較したとすると、検出器のばらつきに起因する測定値の誤差の影響により、誤判定する可能性がある。これに対し、本実施の形態であれば、第一検出値PQ1に含まれる誤差と、第二検出値PQ2に含まれる誤差とが相殺することで、第一比較値CQ1は誤差の影響を受けにくい。それゆえ、本実施の形態であれば、第一比較値CQ1を正常判定値Aと比較することにより、誤差の影響を確実に低減できるので、誤判定を確実に防止できる。
以下の説明では、冷媒回路2の要素について、要素単体の特性検査において、検査された複数の正常品のうちで当該特性の統計上の中央値を有する個体を「中央品」と称する。例えば、減圧装置5の中央品は、その流量特性が複数の正常品のうちで統計上の中央値となる個体に相当する。また、複数の正常品のうちで上記特性の統計上の分布の下限となる個体を「下限品」と称する。例えば、減圧装置5の下限品は、減圧装置5の中央品に比べて、同じ設定の下での冷媒流量が低くなる個体となる。下限品は、正常品に含まれる。したがって、下限品が用いられた冷媒回路2は、正常範囲に含まれる。
図3には、中央品が用いられている場合の関連物理量のグラフと、下限品が用いられている場合の関連物理量のグラフとが示されている。下限品の場合には、減圧装置5を通過する冷媒流量が中央品の場合よりも低くなるので、圧縮機3の下流側の圧力が中央品の場合よりも高くなる。その結果、下限品の場合の圧縮機電流は、中央品の場合の圧縮機電流よりも高くなる。また、下限品の場合に圧縮機電流の上昇度合いが鈍化する時期は、中央品の場合に圧縮機電流の上昇度合いが鈍化する時期よりも遅くなる。その結果、下限品の場合には、冷媒回路2は正常であるが、第二検出値PQ2と第一検出値PQ1との相違が大きいので、第一比較値CQ1は正常判定値Aに比べて大きくなる。
本実施の形態において、第一時間、第二時間、及び正常判定値Aのそれぞれの値は、中央品が用いられている場合に、冷媒回路2が正常だと判定可能な値として定められている。例えば、第一時間は、中央品が用いられている場合に、関連物理量が概略一定の範囲に収束するような時間となるように設定されている。本実施の形態であれば、中央品が用いられている場合のように、冷媒回路2が明らかに正常である場合に、そのことをより早期に判定することができるので、より早期に通常運転モードに移行できる。
第二時間が経過した後も回路状態判定モードが継続された場合、すなわち第一比較値CQ1が正常判定値Aに比べて小さくなかった場合には、制御部8は、以下のようにしてもよい。制御部8は、スタート時点から第二時間よりも長い所定の第三時間が経過した時点の圧縮機電流の値である第三検出値PQ3と、スタート時点から第三時間よりも長い所定の第四時間が経過した時点の圧縮機電流の値である第四検出値PQ4とを比較して得られた第二比較値CQ2が、所定の異常判定値Bに比べて小さい場合には回路状態判定モードから通常運転モードに切り替える。
第二比較値CQ2は、第三検出値PQ3と第四検出値PQ4との間の差でもよい。この場合、制御部8は、例えば次式により第二比較値CQ2を算出してもよい。
CQ2=|PQ4-PQ3| ・・・(3)
あるいは、第一比較値CQ1は、第三検出値PQ3と第四検出値PQ4との間の増減率でもよい。この場合、制御部8は、例えば次式により第二比較値CQ2を算出してもよい。
CQ2=|PQ4/PQ3-1| ・・・(4)
本実施の形態であれば、第三検出値PQ3に含まれる誤差と、第四検出値PQ4に含まれる誤差とが相殺することで、第二比較値CQ2は、測定部7による測定値の誤差の影響を受けにくい。それゆえ、本実施の形態であれば、第二比較値CQ2を異常判定値Bと比較することにより、誤差の影響を確実に低減できるので、誤判定を確実に防止できる。
図3に示すように、下限品が用いられている場合、スタート時点から第三時間が経過する時刻t3の頃には、圧縮機電流の上昇度合いは鈍化して、圧縮機電流は概略一定の範囲内に収束する。このような場合には、第四検出値PQ4は第三検出値PQ3に近い値になるので、第二比較値CQ2は異常判定値Bに比べて小さくなる。したがって、第二比較値CQ2が異常判定値Bに比べて小さければ、冷媒回路2が正常であると判定できるので、通常運転モードを開始しても問題ない。
これに対し、冷媒回路2の要素に異常がある場合、例えば減圧装置5の冷媒流路が閉塞しているという異常がある場合には、スタート時点から第三時間が過ぎても、圧縮機電流の上昇度合いが鈍化せず、圧縮機電流は概略一定の範囲内で収束しない。このような場合には、第四検出値PQ4は第三検出値PQ3との相違が大きいので、第二比較値CQ2が異常判定値Bに比べて小さくならない。第二比較値CQ2が異常判定値Bに比べて小さくない場合には、制御部8は、圧縮機3を停止する。これにより、冷媒回路2が異常な状態で圧縮機3の運転が継続されることを確実に防止できるので、冷媒回路2を保護することができる。
本実施の形態において、第三時間、第四時間、及び異常判定値Bのそれぞれの値は、下限品が用いられている場合に、冷媒回路2が正常だと判定可能な値として定められている。例えば、第三時間は、下限品が用いられている場合に、関連物理量が概略一定の範囲に収束するような時間となるように設定されている。本実施の形態であれば、下限品が用いられている場合に、冷媒回路2が異常だと語判定することを確実に防止できる。
本実施の形態であれば、第二比較値CQ2及び異常判定値Bを用いた異常判定の前に、第一比較値CQ1及び正常判定値Aを用いた正常判定を実施することで、通常運転モードを早期に開始する上でより有利になる。
以下、図2のフローチャートを用いて、回路状態判定モードの処理の例について説明する。圧縮機3の起動後、制御部8は、回路状態判定モードを開始する。ステップS1として、制御部8は、スタート時点から第一時間だけ経過した時刻t1の時点において測定部7によって測定された第一検出値PQ1を記憶する。次に、ステップS2として、制御部8は、スタート時点から第二時間だけ経過した時刻t2の時点において測定部7によって測定された第二検出値PQ2を記憶する。次に、ステップS3として、制御部8は、第一比較値CQ1が正常判定値Aよりも小さいかどうかを判断する。第一比較値CQ1が正常判定値Aよりも小さい場合には、制御部8は、ステップS7として、冷媒回路2が正常であると判定し、回路状態判定モードを終了して通常運転モードを開始する。
これに対し、第一比較値CQ1が正常判定値A以上である場合には、制御部8は、回路状態判定モードを継続する。この場合、制御部8は、ステップS4として、スタート時点から第三時間だけ経過した時刻t3の時点において測定部7によって測定された第三検出値PQ3を記憶する。次に、ステップS5として、制御部8は、スタート時点から第四時間だけ経過した時刻t4の時点において測定部7によって測定された第四検出値PQ4を記憶する。次に、ステップS6として、制御部8は、第二比較値CQ2が異常判定値Bよりも小さいかどうかを判断する。第二比較値CQ2が異常判定値Bよりも小さい場合には、制御部8は、ステップS8として、冷媒回路2が正常であると判定し、回路状態判定モードを終了して通常運転モードを開始する。これとは対照的に、第二比較値CQ2が異常判定値B以上である場合には、制御部8は、ステップS9として、冷媒回路2が異常であると判定し、圧縮機3を停止し、冷媒回路2の運転を終了する。
以上説明したように、本実施の形態であれば、冷媒回路2の異常が検出されない場合には、通常運転モードを開始できる。また、冷媒回路2の異常が検出された場合には、冷媒回路2の運転を停止するので、故障の発生を確実に防止できる。
実施の形態2.
次に、実施の形態2について説明するが、前述した実施の形態1との相違点を中心に説明し、同一部分または相当部分については説明を簡略化または省略する。
本実施の形態2は、実施の形態1と比べて、圧縮機電流に代えて圧縮機温度を関連物理量として用いる点が異なる。圧縮機温度は、圧縮機3の温度である。測定部7は、圧縮機温度を検出する検出器を有する。圧縮機温度は、例えば、圧縮機3が備えるシェルの温度でもよい。高圧シェル型の圧縮機3において、シェルの内部には圧縮機3から吐出される前の高圧冷媒が充満している。冷媒回路2の高圧側の圧力が高いほど、圧縮機3の駆動負荷が高くなりやすい。そして、圧縮機3の駆動負荷が高いほど、圧縮機温度が高くなりやすい。したがって、圧縮機温度は、関連物理量の一種であると言える。
圧縮機3の起動後における圧縮機温度の経時変化は、図3のグラフと同様の傾向を示す。本実施の形態2では、実施の形態1における圧縮機電流の検出値に代えて圧縮機温度の検出値を用いて実施の形態1と同様の処理を制御部8が実行することにより、実施の形態1と同様の効果が得られる。
実施の形態3.
次に、実施の形態3について説明するが、前述した実施の形態1との相違点を中心に説明し、同一部分または相当部分については説明を簡略化または省略する。
本実施の形態3は、実施の形態1と比べて、圧縮機電流に代えて吐出冷媒温度を関連物理量として用いる点が異なる。吐出冷媒温度は、圧縮機3から吐出される冷媒の温度である。測定部7は、吐出冷媒温度を検出する検出器を有する。
圧縮機3の起動後における吐出冷媒温度の経時変化は、図3のグラフと同様の傾向を示す。本実施の形態3では、実施の形態1における圧縮機電流の検出値に代えて吐出冷媒温度の検出値を用いて実施の形態1と同様の処理を制御部8が実行することにより、実施の形態1と同様の効果が得られる。
実施の形態4.
次に、実施の形態4について説明するが、前述した実施の形態1との相違点を中心に説明し、同一部分または相当部分については説明を簡略化または省略する。
本実施の形態4は、実施の形態1と比べて、圧縮機電流に代えて蒸発器入口温度を関連物理量として用いる点が異なる。蒸発器入口温度は、蒸発器6に流入する冷媒の温度である。測定部7は、蒸発器入口温度を検出する検出器を有する。
図4は、蒸発器入口温度を関連物理量として用いた場合の、圧縮機3の起動後における関連物理量の経時変化の例を示す図である。図4には、中央品の減圧装置5が用いられている場合の関連物理量のグラフと、下限品の減圧装置5が用いられている場合の関連物理量のグラフと、異常品の減圧装置5が用いられている場合の関連物理量のグラフとが示されている。減圧装置5の冷媒流量は、中央品>下限品>異常品の順となる。そのため、同じ設定の下での減圧装置5の減圧量は中央品<下限品<異常品の順となり、低圧側冷媒圧力の違いによって、蒸発器入口温度が図4に示すような経時変化を示す。本実施の形態4では、実施の形態1における圧縮機電流の検出値に代えて蒸発器入口温度の検出値を用いて実施の形態1と同様の処理を制御部8が実行することにより、実施の形態1と同様の効果が得られる。
実施の形態5.
次に、実施の形態5について説明するが、前述した実施の形態1との相違点を中心に説明し、同一部分または相当部分については説明を簡略化または省略する。
本実施の形態5は、実施の形態1と比べて、圧縮機電流に代えて蒸発器出口温度を関連物理量として用いる点が異なる。蒸発器出口温度は、蒸発器6から流出する冷媒の温度である。測定部7は、蒸発器出口温度を検出する検出器を有する。
圧縮機3の起動後における蒸発器出口温度の経時変化は、図4のグラフと同様の傾向を示す。本実施の形態5では、実施の形態1における圧縮機電流の検出値に代えて蒸発器出口温度の検出値を用いて実施の形態1と同様の処理を制御部8が実行することにより、実施の形態1と同様の効果が得られる。
なお、測定部7は、上述した各実施の形態で説明した圧縮機電流、圧縮機温度、吐出冷媒温度、蒸発器入口温度、蒸発器出口温度のうちの二つ以上を関連物理量として検出してもよい。
1 冷凍サイクルシステム、 2 冷媒回路、 3 圧縮機、 4 冷却器、 5 減圧装置、 6 蒸発器、 7 測定部、 8 制御部、 8a プロセッサ、 8b メモリ

Claims (5)

  1. 冷媒を圧縮する圧縮機と、前記圧縮機により圧縮された前記冷媒を冷却する冷却器と、前記冷却器を通過した前記冷媒を減圧させる減圧装置と、前記減圧装置を通過した前記冷媒を蒸発させる蒸発器とを有する冷媒回路と、
    前記冷媒回路の状態に関する物理量である関連物理量を検出する検出手段と、
    前記圧縮機の起動後、前記冷媒回路による冷凍サイクル運転を行う通常運転モードを開始する前に回路状態判定モードを実行する制御手段と、
    を備え、
    前記制御手段は、前記回路状態判定モードの開始時点から第一時間が経過した時点の前記関連物理量の値である第一検出値と、前記開始時点から前記第一時間よりも長い第二時間が経過した時点の前記関連物理量の値である第二検出値とを比較して得られた第一比較値が正常判定値に比べて小さい場合には前記回路状態判定モードから前記通常運転モードに切り替え、そうでない場合には前記回路状態判定モードを継続し、
    前記第二時間が経過した後も前記回路状態判定モードが継続された場合において、前記制御手段は、前記開始時点から前記第二時間よりも長い第三時間が経過した時点の前記関連物理量の値である第三検出値と、前記開始時点から前記第三時間よりも長い第四時間が経過した時点の前記関連物理量の値である第四検出値とを比較して得られた第二比較値が異常判定値に比べて小さい場合には前記回路状態判定モードから前記通常運転モードに切り替え
    前記第一時間は、第一要素機器が前記冷媒回路に用いられている場合に前記圧縮機の起動後に前記関連物理量の値が一定の範囲に収束するような時間であり、
    前記第三時間は、第二要素機器が前記冷媒回路に用いられている場合に前記圧縮機の起動後に前記関連物理量の値が一定の範囲に収束するような時間であり、
    前記第一要素機器は、前記冷媒回路が有する要素機器のうち前記関連物理量の値を変化させる特性を有する要素機器であり、
    前記第二要素機器は、前記冷媒回路が有する要素機器のうち前記関連物理量の値を変化させる特性を有する要素機器であって、前記圧縮機の起動後に前記関連物理量の値の変化度合いが鈍化する時期が、前記第一要素機器と比べて遅い要素機器である冷凍サイクルシステム。
  2. 前記第一要素機器は、前記冷媒回路が有する要素機器単体の特性検査において検査された正常な品質をもつ複数の個体のうち、前記関連物理量の値を変化させる特性について統計上の中央値を有する個体であり、
    前記第二要素機器は、前記冷媒回路が有する要素機器単体の特性検査において検査された正常な品質をもつ複数の個体のうち、前記関連物理量の値を変化させる特性について統計上の分布の下限となる個体である請求項1に記載の冷凍サイクルシステム。
  3. 前記第二比較値が前記異常判定値に比べて小さくない場合には、前記制御手段は、前記圧縮機を停止する請求項1または請求項2に記載の冷凍サイクルシステム。
  4. 前記検出手段は、前記圧縮機に流れる電流と、前記圧縮機の温度と、前記圧縮機から吐出される前記冷媒の温度である吐出冷媒温度と、前記蒸発器に流入する前記冷媒の温度である蒸発器入口温度と、前記蒸発器から流出する前記冷媒の温度である蒸発器出口温度とのうちの少なくとも一つを前記関連物理量として検出する請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の冷凍サイクルシステム。
  5. 前記第一比較値は、前記第一検出値と前記第二検出値との間の差または増減率である請求項1から請求項のいずれか一項に記載の冷凍サイクルシステム。
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