JP7259275B2 - フェイズドアレイアンテナ装置、電力伝送システム、ビームパターン形成方法及び電力伝送方法 - Google Patents
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Description
以下、この発明の実施の形態1について図1から図3を用いて説明する。図中、同一符号は、同一又は相当部分を示しそれらについての詳細な説明は省略する。図3は、実施の形態1に係るフェイズドアレイアンテナ装置を用いたビームパターン形成方法を説明するものである。また、本願でいう「マイクロ波」とは厳密な周波数帯のみを指しているわけではなく、マイクロ波やその周辺の帯域を含む周波数帯域の電波(電磁波)を意味している。
以下、この発明の実施の形態2について図4と図5を用いて説明する。図中、同一符号は、同一又は相当部分を示しそれらについての詳細な説明は省略する。図5は、実施の形態1及び2に係る電力伝送システム又は実施の形態2に係るフェイズドアレイアンテナ装置を用いた電力伝送方法を、実施の形態2に係る電力伝送方法として説明するものである。
2-1~2-n・・移相器(可変移相器)、3・・マイクロ波発生部、
4・・位相制御部、5・・ビームパターン演算部(制御部)、
6・・増幅部(可変電力増幅器)、6-1~6-n・・増幅部(可変電力増幅器)、
7・・受信アンテナ、8・・受電回路、9・・送信アンテナ、
10・・素子アンテナ部(アレイ素子)、11・・フェイズドアレイアンテナ部、
12・・通信用受信ンアンテナ部、13・・受電部、14・・通信用送信アンテナ部。
Claims (16)
- 素子アンテナ及び前記素子アンテナに接続された移相器を有する素子アンテナ部と、複数の前記素子アンテナ部がアレイ状に配列されたフェイズドアレイアンテナ部と、複数の前記素子アンテナ部の前記移相器にそれぞれ接続された位相制御部と、前記位相制御部に接続され、位相情報を送るビームパターン演算部とを備え、
前記ビームパターン演算部は、前記フェイズドアレイアンテナ部から送電するマイクロ波の電力に必要な前記素子アンテナ部である送電素子の数を算出し、算出した数を複数の前記素子アンテナ部の数から引いた数を、送電する前記マイクロ波のビーム成形に使用する前記素子アンテナ部であるビーム成形用素子の数とし、複数の前記素子アンテナ部から前記ビーム成形用素子として選択する前記素子アンテナ部の組合せを順次変更するとともに、前記素子アンテナ部の組合せの変更ごとに、前記送電素子の前記移相器のそれぞれに、送電する方向とアレイ状の配列における前記送電素子の配列位置とから決まる位相情報を送り、選択された前記ビーム成形用素子の前記移相器のそれぞれへ前記ビームパターン演算部から位相情報を送ってビームパターンを変更させ、予め設定している所望のビームパターンを送電可能な前記素子アンテナ部の組合せを決定することを特徴とするフェイズドアレイアンテナ装置。 - 前記ビームパターン演算部は、前記フェイズドアレイアンテナ部が形成するビームパターンのサイドローブが、最小又は予め定められたレベル以下となる前記素子アンテナ部の組合せを決定することを特徴とする請求項1に記載のフェイズドアレイアンテナ装置。
- 前記ビームパターン演算部は、前記素子アンテナ部の組合せの変更ごとに、選択された前記ビーム成形用素子の前記移相器のそれぞれへ前記位相制御部経由で位相情報を送ってビームパターンを変更させ、前記予め設定している所望のビームパターンが得られた時点で、新たな組合せによる前記素子アンテナ部のビームパターンの演算を止めることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のフェイズドアレイアンテナ装置。
- 前記ビームパターン演算部は、前記フェイズドアレイアンテナ部から送電する前記マイクロ波を受電する側から情報を受けて、前記フェイズドアレイアンテナ部から送電する前記マイクロ波の電力の値を変更するために、変更後に送電する電力に必要な前記送電素子の数を算出することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のフェイズドアレイアンテナ装置。
- 前記ビームパターン演算部は、前記フェイズドアレイアンテナ部から送電する前記マイクロ波を受電する側から情報を受けて、前記フェイズドアレイアンテナ部から送電する前記マイクロ波の電力の値を変更するために、前記移相器のそれぞれへ前記位相制御部経由で位相情報を送ってビームパターンを変更させることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のフェイズドアレイアンテナ装置。
- 通信用受信アンテナ部をさらに備え、
前記通信用受信アンテナ部は、前記マイクロ波を受電する側から情報を通信により得て、前記ビームパターン演算部へ送ることを特徴とする請求項4又は請求項5に記載のフェイズドアレイアンテナ装置。 - 請求項6に記載のフェイズドアレイアンテナ装置と、
前記フェイズドアレイアンテナ部から送電された前記マイクロ波を受電する受電部と、
前記受電部で受電した前記マイクロ波の情報を、前記マイクロ波を受電する側から情報として、前記通信用受信アンテナ部へ通信で送る通信用送信アンテナ部とを備えたことを特徴とする電力伝送システム。 - 前記受電部は、受電した前記マイクロ波を直流に変換することを特徴とする請求項7に記載の電力伝送システム。
- それぞれ移相器を有する複数の素子アンテナ部がアレイ状に配列され、ビームパターン演算部が、前記移相器にそれぞれ接続された位相制御部へ位相情報を送るフェイズドアレイアンテナ装置を用いたビームパターン形成方法において、
前記フェイズドアレイアンテナ装置から送電するマイクロ波の電力に必要な前記素子アンテナ部である送電素子の数を算出する電力伝送用素子アンテナ確保ステップと、複数の前記素子アンテナ部の数から、前記電力伝送用素子アンテナ確保ステップで算出した数を引いた数を、送電する前記マイクロ波のビーム成形に使用する前記素子アンテナ部であるビーム成形用素子の数とする位相制御用素子アンテナ部確保ステップと、前記位相制御用素子アンテナ確保ステップで決定した数の前記ビーム成形用素子を、複数の前記素子アンテナ部から選択する前記素子アンテナ部の組合せを順次変更するとともに、前記素子アンテナ部の組合せの変更ごとに、前記送電素子の前記移相器のそれぞれへ前記位相制御部経由で前記ビームパターン演算部から、送電する方向とアレイ状の配列における前記送電素子の配列位置とから決まる位相情報を送り、選択された前記ビーム成形用素子の前記移相器のそれぞれへ前記位相制御部経由で前記ビームパターン演算部から位相情報を送ってビームパターンを変更させ、予め設定している所望のビームパターンを送電可能な前記素子アンテナ部の組合せを決定するビームパターン演算ステップとを備えたことを特徴とするビームパターン形成方法。 - 前記ビームパターン演算ステップは、前記フェイズドアレイアンテナ装置が形成するビームパターンが、前記フェイズドアレイアンテナ装置から送電される前記マイクロ波を受電する対象へ向くビームパターンとなる前記素子アンテナ部の組合せを決定することを特徴とする請求項9に記載のビームパターン形成方法。
- 前記ビームパターン演算ステップは、前記フェイズドアレイアンテナ装置が形成するビームパターンが、外部から指定された方向へ向くビームパターンとなる前記素子アンテナ部の組合せを決定することを特徴とする請求項9に記載のビームパターン形成方法。
- 前記ビームパターン演算ステップは、前記フェイズドアレイアンテナ装置が形成するビームパターンのサイドローブが、最小又は予め決められたレベル以下となる前記素子アンテナ部の組合せを決定することを特徴とする請求項9から請求項11のいずれか1項に記載のビームパターン形成方法。
- 前記ビームパターン演算ステップは、前記素子アンテナ部の組合せの変更ごとに、選択された前記素子アンテナ部の前記移相器のそれぞれへ前記位相制御部経由で前記ビームパターン演算部から位相情報を送ってビームパターンを変更させ、前記予め設定している所望のビームパターンが得られた時点で、新たな組合せによる前記素子アンテナ部のビームパターンの演算を止めることを特徴とする請求項9から請求項12のいずれか1項に記載のビームパターン形成方法。
- 前記電力伝送用素子アンテナ確保ステップは、前記フェイズドアレイアンテナ装置から送電する前記マイクロ波の電力の値が変更されるごとに、必要な前記送電素子の数を算出することを特徴とする請求項9から請求項13のいずれか1項に記載のビームパターン形成方法。
- 前記電力伝送用素子アンテナ確保ステップは、前記フェイズドアレイアンテナ装置から送電する前記マイクロ波の電力が外部から指定されたものに必要な前記送電素子の数を算出することを特徴とする請求項14に記載のビームパターン形成方法。
- 請求項9から請求項15のいずれか1項に記載のビームパターン形成方法を有する電力伝送方法であって、
前記ビームパターン演算ステップで決定された前記素子アンテナ部の組合せで、前記フェイズドアレイアンテナ装置から前記マイクロ波を送電する電力伝送ステップを備えたことを特徴とする電力伝送方法。
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