JP7258784B2 - シートフレームの製造方法、及びシートフレーム - Google Patents
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Description
図10は図9のA-A断面を示しており、バックサイドフレーム31の表側にアッパーフレーム32が配置されている。アッパーフレーム32の長手方向(軸方向)に直交する断面は、いわゆる「ハット」形状に形成されており、断面で見て正面領域部32Fと、これの両側(紙面では上下側)に垂直に折り曲げられた上側面領域部32S-U、及び下側面領域部32S-Bと、上側面領域部32S-U、及び下側面領域部32S-Bから、正面領域部32Fと略平行で外側に垂直に折り曲げられた上鍔部32B-U、及び下鍔部32B-Bから形成されている。したがって、上鍔部32B-U、及び下鍔部32B-Bは、正面領域部32Fから見て後退した位置に形成されていることになる。
長手方向に直交する断面が、正面領域部、及びこの正面領域部より後退して形成された2つの鍔部を有する形状に形成された第1のフレームと、正面領域部と溶接される補強ビームと2つの鍔部と溶接される溶接面が形成された第2のフレームとを溶接して固定したシートフレームの製造方法において、
第1のフレームの正面領域部と第2のフレームの補強ビーム、及び第1のフレームの一方の鍔部と第2のフレームの溶接面を機械的な外力によって密着させる第1密着工程と、この第1密着工程の後に第1のフレームの他方の鍔部を機械的な外力によって強制的に撓ませて第2のフレームの溶接面と密着させる第2密着工程からなるクランプ工程と、
クランプ工程の後で、第1のフレームの正面領域と第2のフレームの補強ビームとの間、及び第1のフレームの2つの鍔部と第2のフレームの溶接面の間をレーザー溶接で溶接する溶接工程と
を実行するシートフレームの製造方法にある。
長手方向に直交する断面が、正面領域部、及びこの正面領域部より後退して形成された2つの鍔部を有する形状に形成された第1のフレームと、正面領域部と溶接される補強ビームと2つの鍔部と溶接される溶接面が形成された第2のフレームとを溶接して固定したシートフレームにおいて、
第1のフレームの正面領域部と第2のフレームの補強ビームを密着させた状態でレーザー溶接して形成された第1溶接領域と、
第1のフレームの一方の鍔部と第2のフレームの溶接面とを密着させた状態でレーザー溶接して形成された第2溶接領域と、
第1のフレームの他方の鍔部を機械的な外力によって強制的に撓ませて第2のフレームの溶接面と密着させた状態でレーザー溶接して形成された第3溶接領域と
を備えたシートフレームにある。
Claims (8)
- 長手方向に直交する断面が、正面領域部、及びこの正面領域部より後退して形成された2つの鍔部を有する形状に形成された第1のフレームと、前記正面領域部と溶接される補強ビームと2つの前記鍔部と溶接される溶接面が形成された第2のフレームとを溶接して固定したシートフレームの製造方法において、
前記第1のフレームの前記正面領域部と前記第2のフレームの前記補強ビーム、及び前記第1のフレームの一方の前記鍔部と前記第2のフレームの前記溶接面を機械的な外力によって密着させる第1密着工程と、この第1密着工程の後に前記第1のフレームの他方の前記鍔部を機械的な外力によって強制的に撓ませて前記第2のフレームの前記溶接面と密着させる第2密着工程からなるクランプ工程と、
前記クランプ工程の後で、前記第1のフレームの前記正面領域部と前記第2のフレームの前記補強ビームとの間、及び前記第1のフレームの2つの前記鍔部と前記第2のフレームの前記溶接面との間をレーザー溶接で溶接する溶接工程と
を実行することを特徴とするシートフレームの製造方法。 - 請求項1に記載のシートフレームの製造方法において、
前記第1のフレームは、座席の背凭れであるシートバックフレームを構成するアッパーフレームであり、前記第2のフレームは、前記シートバックフレームを構成する一対のバックサイドフレームであり、
前記アッパーフレームは、前記クランプ工程と前記溶接工程によって一対の前記バックサイドフレームの間に橋渡しされる形態で溶接される
ことを特徴とするシートフレームの製造方法。 - 請求項2に記載のシートフレームの製造方法において、
前記クランプ工程が実行される前の状態では、
前記バックサイドフレームの前記溶接面から前記補強ビームの前記アッパーフレームの前記正面領域部の溶接面までの長さ(Hb)に比べて、前記アッパーフレームの前記正面領域部の溶接面から、前記アッパーフレームの2つの前記鍔部の溶接面までの長さ(Hu)は短く設定されている
ことを特徴とするシートフレームの製造方法。 - 請求項3に記載のシートフレームの製造方法において、
前記クランプ工程の前記第1密着工程では、
前記アッパーフレームの前記正面領域部と前記バックサイドフレームの前記補強ビーム、及び前記アッパーフレームの一方の前記鍔部と前記バックサイドフレームの前記溶接面を機械的な外力によって同時に密着させる
ことを特徴とするシートフレームの製造方法。 - 請求項4に記載のシートフレームの製造方法において、
前記溶接工程では、
前記アッパーフレームの前記正面領域部と前記バックサイドフレームの前記補強ビームをレーザー溶接し、
次に、前記アッパーフレームの一方の前記鍔部と前記バックサイドフレームの前記溶接面をレーザー溶接し、
最後に、前記アッパーフレームの他方の前記鍔部と前記バックサイドフレームの前記溶接面をレーザー溶接する
ことを特徴とするシートフレームの製造方法。 - 長手方向に直交する断面が、正面領域部、及びこの正面領域部より後退して形成された2つの鍔部を有する形状に形成された第1のフレームと、前記正面領域部と溶接される補強ビームと2つの前記鍔部と溶接される溶接面が形成された第2のフレームとを溶接して固定したシートフレームにおいて、
前記第1のフレームの前記正面領域部と前記第2のフレームの前記補強ビームを密着させた状態でレーザー溶接して形成された第1溶接領域と、
前記第1のフレームの一方の前記鍔部と前記第2のフレームの前記溶接面とを密着させた状態でレーザー溶接して形成された第2溶接領域と、
前記第1のフレームの他方の前記鍔部を機械的な外力によって強制的に撓ませて前記第2のフレームの前記溶接面と密着させた状態でレーザー溶接して形成された第3溶接領域とを備えた
ことを特徴とするシートフレーム。 - 請求項6に記載のシートフレームにおいて、
前記第1のフレームは、座席の背凭れであるシートバックフレームを構成するアッパーフレームであり、前記第2のフレームは、前記シートバックフレームを構成する一対のバックサイドフレームであり、
前記アッパーフレームは、前記一対のバックサイドフレームの間に橋渡しされる形態で溶接されている
ことを特徴とするシートフレーム。 - 請求項7に記載のシートフレームにおいて、
前記バックサイドフレームと前記アッパーフレームが溶接される前の状態では、前記バックサイドフレームの前記溶接面から前記補強ビームの前記アッパーフレームの前記正面領域部の溶接面までの長さ(Hb)に比べて、前記アッパーフレームの前記正面領域部の溶接面から、前記アッパーフレームの2つの前記鍔部の溶接面までの長さ(Hu)は短く設定されている
ことを特徴とするシートフレーム。
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JP2020002490A JP7258784B2 (ja) | 2020-01-09 | 2020-01-09 | シートフレームの製造方法、及びシートフレーム |
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JP2021109539A JP2021109539A (ja) | 2021-08-02 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015003587A (ja) | 2013-06-20 | 2015-01-08 | トヨタ紡織株式会社 | 乗物用シートのシートフレーム構造及びシートフレーム |
JP2015067133A (ja) | 2013-09-30 | 2015-04-13 | トヨタ紡織株式会社 | 乗物用シートのシートフレーム |
JP2015140089A (ja) | 2014-01-29 | 2015-08-03 | 株式会社タチエス | 車両用シートのシートフレーム成形方法、シートフレームおよび車両用シート |
JP2019209912A (ja) | 2018-06-07 | 2019-12-12 | 株式会社タチエス | 車両用シート |
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