JP7258435B2 - 冷却ジャケット及びプラズマ発生装置 - Google Patents

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本発明は、マイクロ波によってプラズマ化されるガスが流れるプラズマ発生管を冷却する冷却ジャケット、及び、該冷却ジャケットを備えるプラズマ発生装置に関する。
半導体デバイスの製造プロセス等において、プラズマ状態のガスを用いて所定の処理を行う手法が広く知られている。例えば、プラズマを被加工物に作用させて被加工物をエッチングするプラズマエッチング装置や、原料ガスをプラズマ状態にして薄膜を形成するプラズマCVD(Chemical Vapor Deposition)装置等が、半導体デバイスの製造に用いられる。
プラズマを利用して被加工物の加工や薄膜の形成等の処理を行う際には、所定のガスをプラズマ状態にするプラズマ発生装置が用いられる。例えばプラズマ発生装置は、プラズマ化されるガスが流れるプラズマ発生管と、プラズマ発生管に向かってマイクロ波を照射するマイクロ波発生源とを備える。プラズマ発生管にガスを所定の流量で流しつつ、プラズマ発生管にマイクロ波を照射すると、プラズマ発生管を流れるガスがマイクロ波によって励起されてプラズマ化される。
なお、ガスがプラズマ化される際には熱が発生し、この熱によってプラズマ発生管が加熱される。そして、プラズマ発生管が過度に加熱されると、プラズマ発生管が損傷する恐れがある。そのため、プラズマ発生管にはプラズマ発生管を冷却する冷却ジャケットが装着されることがある。
冷却ジャケットは一般的に、プラズマ発生管に螺旋状に巻き付けられ、内部に水等の冷却流体が流れるチューブによって構成される(例えば、特許文献1参照)。そして、プラズマを生成する際には、チューブに冷却流体を流すことによってプラズマ発生管を冷却しながら、螺旋状に巻き付けられたチューブの隙間(スリット)を介してマイクロ波をプラズマ発生管に照射する。これにより、プラズマ発生管の加熱が抑制され、プラズマ発生管の損傷が防止される。
特開平9-219295号公報
上記のように、プラズマ発生管は、プラズマ発生管に巻き付けられたチューブを流れる冷却流体によって冷却される。しかしながら、このチューブはプラズマ発生管に螺旋状に巻き付けられており、チューブに供給された冷却流体も螺旋状に流れる。そのため、冷却流体がチューブの一端(上端)から他端(下端)に達するまでに時間がかかり、冷却流体の流量が少なくなる。これにより、プラズマ発生管の冷却効率が悪くなり、プラズマ発生管の加熱を十分に抑制できなくなる場合がある。
なお、プラズマ発生管の冷却効率を向上させるため、チューブの巻き数を増やし、チューブとプラズマ発生管との接触領域を増やす方法も考えられる。しかしながら、チューブの巻き数が増加するほどチューブの隙間が狭くなり、マイクロ波がチューブの隙間を介してプラズマ発生管に照射されにくくなる。そのため、チューブの巻き数の増加による冷却効率の向上には限界がある。
本発明はかかる問題に鑑みてなされたものであり、プラズマ発生管の冷却効率を向上させることが可能な冷却ジャケット及びプラズマ発生装置の提供を目的とする。
本発明の一態様によれば、マイクロ波によってプラズマ化されるガスが流れるプラズマ発生管を冷却する冷却ジャケットであって、該プラズマ発生管の外周面と接する導電性の筒状部材を備え、該筒状部材は、該プラズマ発生管を流れる該ガスの進行方向に沿って形成され、該筒状部材の周方向に沿って配列され、該プラズマ発生管の外部から照射された該マイクロ波が通過する4本以上のスリットと、該筒状部材の高さ方向に沿って形成され、冷却流体が流れる複数の柱状の流路と、を備える冷却ジャケットが提供される。
なお、好ましくは、該スリットは、該筒状部材の高さ方向に沿って複数列形成されている。また、好ましくは、複数の該スリットは、該マイクロ波の電界の振動方向と垂直な方向に沿って形成されている。また、好ましくは、該冷却ジャケットは、該筒状部材の高さ方向に沿った分割線によって複数の部材に分割可能に構成され、複数の該部材で該プラズマ発生管を挟み込んだ状態で複数の該部材を固定することにより、該プラズマ発生管に装着される。
また、本発明の一態様によれば、上記の冷却ジャケットと、該冷却ジャケットが装着されるプラズマ発生管と、該プラズマ発生管にガスを供給するガス供給源と、該プラズマ発生管を流れる該ガスをプラズマ化するためのマイクロ波を発生させるマイクロ波発生源と、を備えるプラズマ発生装置が提供される。
本発明の一態様に係る冷却ジャケットは、プラズマ発生管の外部から照射されたマイクロ波が通過する複数のスリットと、冷却流体が流れる複数の柱状の流路とを備え、プラズマ発生管は、プラズマ発生管に螺旋状に巻き付けられたチューブではなくこの冷却ジャケットによって冷却される。そして、冷却ジャケットの流路には、冷却流体を上記のチューブを用いる場合よりも大きな流量で流すことができる。これにより、プラズマ発生管の冷却効率が向上する。
図1(A)はプラズマ発生装置を示す正面図であり、図1(B)はプラズマ発生装置を示す側面図である。 プラズマ発生装置を示す一部断面正面図である。 プラズマ発生装置を示す断面斜視図である。 筒状部材を示す平面図である。 変形例に係る冷却ジャケットを示す正面図である。 図6(A)は第1部材と第2部材とが固定された状態の冷却ジャケットを示す平面図であり、図6(B)は第1部材と第2部材とが分離された状態の冷却ジャケットを示す平面図である。 図7(A)はプラズマ発生管A内でプラズマ化されたガスでウェーハをエッチングした際のエッチングレートを示すグラフであり、図7(B)はプラズマ発生管B内でプラズマ化されたガスでウェーハをエッチングした際のエッチングレートを示すグラフである。
以下、添付図面を参照して本発明の一態様に係る実施形態を説明する。まず、本実施形態に係るプラズマ発生装置の構成例を説明する。図1(A)はプラズマ発生装置2を示す正面図であり、図1(B)はプラズマ発生装置2を示す側面図である。なお、図1(B)では、後述の反射制御ユニット26の図示を省略している。
プラズマ発生装置2は、中空の円筒状に形成されたシールド管4を備える。シールド管4は、例えばアルミニウム、銅、真鍮(銅と亜鉛の合金)等の金属を用いて形成される。また、シールド管4は、アルミニウム等でなる中空の円筒部材の内側(内周面)に、銅又はニッケルめっきを施すことによって形成することもできる。
シールド管4は、上面4aと、下面4bと、上面4a及び下面4bの間に位置する胴体部4cとを備える。このシールド管4は、Z軸方向(鉛直方向、上下方向)に沿って配置されており、後述のマイクロ波発生源22から照射されたマイクロ波の、シールド管4外部への放出を遮断する。
シールド管4の内部には、プラズマ化されるガスが流れるプラズマ発生管6が設けられている。プラズマ発生管6は、中空の円筒状に形成され、シールド管4の高さ方向(Z軸方向)に沿って配置されている。また、プラズマ発生管6には、プラズマ発生管6を冷却する冷却ジャケット(冷却具)8が、プラズマ発生管6を囲むように装着されている。なお、プラズマ発生管6及び冷却ジャケット8の構造及び機能の詳細については後述する。
シールド管4の上面4a側には、円盤状の上部接続部材10が、プラズマ発生管6及び冷却ジャケット8の上部を囲むように固定されている。また、上部接続部材10の上側には、プラズマ発生管6に供給されるガスが流入するガス流入部材(ガス流入部)12が設けられている。ガス流入部材12は、その上端側にガス流入口12aを備え、ガス流入口12aはプラズマ化されるガスを供給するガス供給源(不図示)に接続されている。
また、シールド管4の下面4b側には、円盤状の下部接続部材14が、プラズマ発生管6及び冷却ジャケット8の下部を囲むように固定されている。また、下部接続部材14の下側には、プラズマ発生管6の内部でプラズマ化されたガスが流出するガス流出部材(ガス流出部)16が設けられている。ガス流出部材16は、その下端側にガス流出口16aを備え、ガス流出口16aは、プラズマ化されたガスを用いた処理(被加工物の加工、薄膜の形成等)が行われる処理チャンバー(処理室、不図示)に接続されている。
上部接続部材10の側方には、冷却ジャケット8に供給される冷却流体が流入する流体流入口18が接続されている。また、下部接続部材14の側方には、冷却ジャケット8から排出された冷却流体が流出する流体流出口20が接続されている。流体流入口18に流入した冷却流体は、冷却ジャケット8の内部を流動した後、流体流出口20から排出される。なお、冷却流体としては、例えば純水、水道水、フロリナート(3M社製)等の冷却媒体を用いることができる。
また、プラズマ発生装置2は、プラズマ発生管6を流れるガスをプラズマ化するためのマイクロ波を発生させるマイクロ波発生源22を備える。マイクロ波発生源22は、マグネトロン等によって構成され、周波数が300MHz以上300GHz以下程度(代表的には2.45GHz)、波長が1mm以上1m以下程度(代表的には12cm程度)のマイクロ波を発振する。なお、マイクロ波の発振出力は、例えば1kW以上10kW以下である。
マイクロ波発生源22は、X軸方向(第1水平方向、左右方向)に沿って配置された導波管24を介して、シールド管4に接続されている。導波管24は、例えば中空の四角柱状に形成された方形導波管であり、その一端側(第1端部24a側)がマイクロ波発生源22に接続されている。また、導波管24は、シールド管4の胴体部4cの一部を囲むようにシールド管4に接続されており、導波管24の内部とシールド管4の内部とは互いに連結されている(図2等参照)。すなわち、シールド管4は導波管24を上下に貫通するように設けられている。マイクロ波発生源22から発振されたマイクロ波は、導波管24によってシールド管4の内部に伝達される。
また、図1(A)に示すように、導波管24の他端側(第2端部24b側)には、マイクロ波発生源22から照射されたマイクロ波の反射位置を制御する反射制御ユニット26が接続されている。反射制御ユニット26は、X軸方向に沿って配置された導波管28を備える。導波管28は、例えば中空の四角柱状に形成された方形導波管であり、その一端側が導波管24の第2端部24bに接続される。
なお、導波管24及び導波管28の材質は、マイクロ波を伝達可能であれば制限はない。例えば導波管24及び導波管28は、銅等の金属でなる中空部材の内壁に、ニッケル、金、銀又は銅めっきを施すことによって形成される。
導波管28の内部には、反射板30が挿入されている。反射板30は、第1面30aが導波管28の一端側(導波管24側)に面し、第2面30bが導波管28の他端側に面するように、反射板30の内部に挿入される。反射板30は、少なくとも第1面30a側がアルミニウム、銅、真鍮、ニッケル等の金属でなり、第1面30aは反射板30に到達したマイクロ波を反射させる反射面を構成する。
また、反射板30の第2面30b側にはロッド32の一端側が接続されており、ロッド32の他端側は導波管28の他端側から外部に突出している。ロッド32をX軸方向に沿って移動させることにより、反射板30のX軸方向における位置を調節し、マイクロ波の反射位置(第1面30aの位置)を制御することができる。なお、反射板30の位置は、導波管24及び導波管28の内部で定在波が形成されるように調節される。
プラズマ発生装置2によってプラズマを発生させる際は、ガス供給源(不図示)からガス流入部材12のガス流入口12aに、プラズマ化されるガスが所定の流量で供給される。そして、ガス流入部材12に供給されたガスはプラズマ発生管6に供給され、プラズマ発生管6の内部を上側から下側に向かって流れる。
また、マイクロ波発生源22からマイクロ波が発振される。このマイクロ波は、導波管24及び導波管28の内部を伝ってシールド管4の内部に到達し、プラズマ発生管6に照射される。そして、マイクロ波はプラズマ発生管6を透過して、プラズマ発生管6の内部を流れるガスに照射される。
プラズマ発生管6の内部に存在するガスにマイクロ波が照射されると、ガスがマイクロ波によって励起され、プラズマ状態となる。そして、プラズマ化されたガスがガス流出部材16に供給され、ガス流出口16aから処理チャンバー(不図示)に供給される。
なお、ガス供給源からプラズマ発生管6に供給されるガスの成分に制限はなく、処理チャンバー内で行われるプラズマ処理の内容に応じて適宜選択される。ガスの成分の例としては、SF、He、Ar、NF、H、O、N、NF、Cl、HCL、NH、CF、C2F、C、C、ClF、NO、HO等が挙げられる。また、ガスの流量や圧力も、プラズマの生成条件やプラズマ処理の内容等に応じて適宜設定される。例えば、ガスの流量は0.1slm以上100slm以下、ガスの圧力は0.001torr以上1000torr以下の範囲で設定される。
なお、プラズマ発生管6内でガスがプラズマ化される際には熱が発生し、この熱によってプラズマ発生管6が加熱される。そして、プラズマ発生管6が過度に加熱されると、プラズマ発生管6が損傷する恐れがある。そこで、プラズマ発生管6には、プラズマ発生管6を冷却する冷却ジャケット8が装着される。この冷却ジャケット8は、プラズマ発生管6の外周面と接し、且つ、プラズマ発生管6を囲むように装着される。
そして、ガスがプラズマ化される際、流体流入口18に冷却流体が供給される。この冷却流体は、冷却ジャケット8の内部を流動し、流体流出口20から排出される。そして、冷却流体が冷却ジャケット8の内部を流動することにより、冷却ジャケット8が冷却されるとともに、冷却ジャケット8と接触しているプラズマ発生管6も冷却される。その結果、プラズマ発生管6の加熱が低減され、プラズマ発生管6の損傷が防止される。
図2はプラズマ発生装置2を示す一部断面正面図であり、図3はプラズマ発生装置2を示す断面斜視図である。図2及び図3に示すように、プラズマ発生装置2は、プラズマ発生管6と、プラズマ発生管6に装着された冷却ジャケット8とを備える。
プラズマ発生管6は、マイクロ波が透過する材質(サファイア、水晶、セラミックス等)でなり、中空の円筒状に形成されている。また、図3に示すように、プラズマ発生管6の上端側はガス流入部材12に接続されており、下端側はガス流出部材16に接続されている。ガス流入部材12のガス流入口12aに供給されたガスは、プラズマ発生管6の内壁6aの内側を流れ、ガス流出部材16のガス流出口16aから排出される。
冷却ジャケット8は、例えば導電性の金属(アルミニウム、銅、真鍮等)でなり、グラウンドに接続されている。冷却ジャケット8の中心部には、冷却ジャケット8の上面8aから下面8bに至る円柱状の貫通孔(開口)8cが形成されている。貫通孔8cの直径はプラズマ発生管6の直径と概ね等しく、この貫通孔8cにプラズマ発生管6が挿入される。なお、冷却ジャケット8は、アルミニウム等によって形成されるとともに、貫通孔8cで露出する面(内周面)に銅又はニッケルめっきが施されていてもよい。
より具体的には、冷却ジャケット8は、中空の筒状に形成された筒状部材40と、筒状部材40を支持する上部支持部材42及び下部支持部材44とを備える。上部支持部材42は筒状部材40の上面40a側に接続され、下部支持部材44は筒状部材40の下面40b側に接続されている。なお、上部支持部材42及び下部支持部材44は、筒状部材40と一体に構成されていてもよいし、筒状部材40とは異なる部材によって構成されていてもよい。また、筒状部材40は、上面40a及び下面40bと接続された外周面40cを備える(図2参照)。
図2に示すように、筒状部材40には、筒状部材40の外周面40cから貫通孔8cに至る複数のスリット(開口)40dが、Z軸方向に沿って形成されている。複数のスリット40dは、それぞれ矩形状であり、スリット40dの長さ方向(長手方向)がZ軸方向に沿うように形成される。すなわち、複数のスリット40dはそれぞれ、プラズマ発生管6を流れるガスの進行方向に沿って形成されている。
例えば筒状部材40には、筒状部材40の周方向に沿って概ね等間隔に配列された複数の矩形状のスリット40dが、Z軸方向に沿って複数列(図2及び図3では3列)形成される。ただし、スリット40dの数及び配列に制限はない。例えば筒状部材40には、4本以上20本以下のスリット40dが、筒状部材40の周方向に沿って概ね等間隔に形成される。
また、スリット40dの形状にも制限はない。例えばスリット40dは、楕円状又は長円状に形成されていてもよい。この場合、複数のスリット40dはそれぞれ、スリット40dの長軸方向がZ軸方向に沿うように配置される。
さらに、筒状部材40には冷却流体が流れる流路が形成されている。図4は、筒状部材40を示す平面図である。筒状部材40には、筒状部材40の上面40aから下面40bに至る複数の柱状の流路(開口)40eが形成されている。
複数の流路40eは、平面視で外周面40cと貫通孔8cとの間の領域に形成され、筒状部材40の周方向に沿って概ね等間隔に配列されている。また、流路40eはそれぞれ、スリット40dが形成されていない領域(スリット40dと重畳しない位置)に設けられる。すなわち、流路40eは隣接する2つのスリット40dの間の領域に形成され、且つ、スリット40dに接続されていない。
例えば流路40eは、直径0.5mm以上5mm以下の円柱状に形成される。ただし、流路40eの形状及び大きさに制限はない。また、図4には8本の流路40eが形成された例を示しているが、流路40eの数に制限はなく、任意の数(例えば4以上20以下)の流路40eを筒状部材40に形成できる。
また、図2及び図3に示すように、筒状部材40の上面40a側には円柱状の上部支持部材42が接続され、筒状部材40の下面40b側には円柱状の下部支持部材44が接続されている。上部支持部材42の上端側は上部接続部材10に挿入され、下部支持部材44の下端側は下部接続部材14に挿入されている。
なお、上部接続部材10の内部には、冷却流体が流れる環状の流路10aが、上部接続部材10の周方向に沿って形成されている。また、上部支持部材42の内部には、流路10aと複数の流路40e(図4参照)の上端とを接続する流路(不図示)が形成されている。流体流入口18から供給された冷却流体は、流路10a及び上部支持部材42を介して、複数の流路40e(図4参照)に供給される。
一方、下部接続部材14の内部には、冷却流体が流れる環状の流路14aが、下部接続部材14の周方向に沿って形成されている。また、下部支持部材44の内部には、流路14aと複数の流路40e(図4参照)の下端とを接続する流路(不図示)が形成されている。複数の流路40e(図4参照)の下端から流出した冷却流体は、流路14a及び下部支持部材44を介して、流体流出口20に排出される。
冷却ジャケット8は、冷却ジャケット8の貫通孔8cにプラズマ発生管6が挿入されるように、プラズマ発生管6に装着される。そして、冷却ジャケット8がプラズマ発生管6に装着されると、冷却ジャケット8はプラズマ発生管6の外周面と密着する。
次に、プラズマ発生装置2の動作の具体例について説明する。プラズマ発生装置2は、冷却ジャケット8でプラズマ発生管6を冷却しながら、プラズマ発生管6を流れるガスをマイクロ波発生源22から発振されたマイクロ波によって励起して、プラズマを生成する。
まず、流体流入口18に冷却流体が供給される。この冷却流体は、上部接続部材10の流路10a及び上部支持部材42を介して、筒状部材40に形成された複数の流路40e(図4参照)に供給される。そして、冷却流体が流路40eの上端から下端に向かって流動し、冷却ジャケット8が冷却されるとともに、冷却ジャケット8と接触するプラズマ発生管6が冷却される。なお、複数の流路40eを流れた冷却流体は、下部支持部材44及び下部接続部材14の流路14aを介して、流体流出口20に供給される。
また、ガス供給源(不図示)からガス流入部材12を介してプラズマ発生管6に、プラズマ化されるガスが供給される。そして、マイクロ波発生源22から発振されたマイクロ波が、導波管24を介してシールド管4の内部に到達する。図3に示す矢印Aは、マイクロ波発生源22から発振されたマイクロ波の進行方向を示す。なお、図3には、マイクロ波の電界がZ軸と垂直な方向に振動している様子を示している。
シールド管4に到達したマイクロ波は、冷却ジャケット8に形成された複数のスリット40dと、プラズマ発生管6とを介して、プラズマ発生管6の内部に存在するガスに照射される。そして、このガスがマイクロ波によって励起され、プラズマ状態となる。このようにして、プラズマ発生管6の内部でプラズマが生成される。
プラズマ化したガスは、ガス流出部材16のガス流出口16aを介して、処理チャンバー(不図示)に供給される。そして、処理チャンバー内において、生成されたプラズマを用いた所定の処理(被加工物の加工、薄膜の形成等)が行われる。
ここで、従来のようにプラズマ発生管6に金属製のチューブを螺旋状に巻き付け、このチューブに冷却流体を供給してプラズマ発生管6を冷却する場合を考える。このとき、チューブに供給された冷却流体は螺旋状に流れるため、冷却流体がチューブの一端から他端に達するまでに時間がかかり、冷却流体の流量が少なくなる。これにより、プラズマ発生管6の冷却効率が低下する。
なお、プラズマ発生管6の冷却効率を向上させるため、チューブの巻き数を増やし、チューブとプラズマ発生管6との接触領域を増やす方法も考えられる。しかしながら、チューブの巻き数が増加するほどチューブの隙間(スリット)が狭くなり、マイクロ波がチューブの隙間を介してプラズマ発生管6に照射されにくくなる。そのため、チューブの巻き数の増加による冷却効率の向上には限界がある。
一方、本実施形態では、それぞれ冷却ジャケット8の高さ方向(Z軸方向)に沿って形成された複数の柱状の流路40e(図4参照)に冷却流体を供給するため、冷却流体は冷却ジャケット8の高さ方向に沿って直線状に流動する。そのため、螺旋状に巻き付けられたチューブを用いる場合と比較して、冷却ジャケット8の内部に流すことができる冷却流体の流量を大幅に増加させることができる。これにより、プラズマ発生管6の冷却効率が向上する。
また、冷却ジャケット8では、流路40eの数を維持したまま、流路40eに流す冷却流体の流量を増やすことによって冷却効率を向上させることができる。そのため、多数の流路40eを形成する必要がなく、代わりにスリット40dが形成される領域を拡大することができる。これにより、マイクロ波がプラズマ発生管6に照射されやすくなり、プラズマの生成効率を向上させることができる。
なお、スリット40dの寸法は、マイクロ波が冷却ジャケット8を十分に通過することが可能となるように設定することが好ましい。例えば、スリット40dの長さ(上端から下端までの距離)は20mm以上300mm以下、スリット40dの幅(左端から右端までの距離)は、2mm以上8mm以下とすることが好ましい。
なお、複数のスリット40dはそれぞれ、マイクロ波発生源22から発振されるマイクロ波の電界の振動方向と垂直な方向に沿って形成されることが好ましい(図3参照)。これにより、冷却ジャケット8でのマイクロ波の反射が抑制されてマイクロ波がスリット40dを効率的に通過し、冷却ジャケット8の内部に配置されたプラズマ発生管6にマイクロ波が適切に照射される。
ただし、本実施形態に係る冷却ジャケット8では上記の通り、流路40eの数を抑えてスリット40dを形成可能な領域を拡大することができるため、比較的サイズの大きいスリット40dを形成しやすい。そのため、例えばスリット40dをマイクロ波の電界の振動方向と平行な方向に沿って形成しても、スリット40dの幅を十分に確保できる。このように、冷却ジャケット8を用いることにより、スリット40dの形状及びサイズの自由度を高めることができる。
また、プラズマ発生管6は、一定期間使用された後に交換される。ここで、従来のようにプラズマ発生管6にチューブが螺旋状に巻き付けられている場合、プラズマ発生管6の交換時には、使用済みのプラズマ発生管6からチューブを取り外し、交換後のプラズマ発生管6にチューブを巻き付ける作業が必要になり、交換作業が煩雑になる。一方、冷却ジャケット8は、冷却ジャケット8の貫通孔8cにプラズマ発生管6を挿入するだけで、容易にプラズマ発生管6に装着することができる。これにより、プラズマ発生管6の交換作業が簡易化される。
なお、冷却ジャケット8の着脱を更に簡易にするため、冷却ジャケット8は複数の部材に分割可能に構成されていてもよい。図5は、変形例に係る冷却ジャケット50を示す正面図である。
冷却ジャケット50は、上面60a、下面60b、外周面60cを備える筒状部材60と、筒状部材60を支持する上部支持部材62及び下部支持部材64とを備える。また、筒状部材60には、図2に示す複数のスリット40dに対応する複数のスリット(開口)60dと、図4に示す複数の流路40eに対応する複数の流路(不図示)とが形成されている。さらに、冷却ジャケット50には、図2に示す貫通孔8cに対応する貫通孔(開口)50cが形成されている。
なお、以下で説明する事項を除いて、筒状部材60、上部支持部材62、下部支持部材64の構成及び機能は、図2等に示す筒状部材40、上部支持部材42、下部支持部材44と同様である。
冷却ジャケット50は、筒状部材60の高さ方向(Z軸方向)に沿って、第1部材50aと第2部材50bとに分割されている。具体的には、冷却ジャケット50は、筒状部材60、上部支持部材62、及び下部支持部材64をそれぞれ二等分する平面に沿って分割されている。そのため、第1部材50aと第2部材50bとはそれぞれ、筒状部材60の一部を構成する半円柱状の部材と、上部支持部材62の一部を構成する半円柱状の部材と、下部支持部材64の一部を構成する半円柱状の部材とを有する。
第1部材50aと第2部材50bとは、例えば止めリング52によって固定される。図6(A)は、第1部材50aと第2部材50bとが固定された状態の冷却ジャケット50を示す平面図である。
止めリング52は、金属等でなり開ループ状に形成された環状の部材である。止めリング52の一端部には、止めリング52の半径方向外側に突出する第1固定部52aが設けられている。また、止めリング52の他端部には、止めリング52の半径方向外側に突出する第2固定部52bが設けられている。止めリング52は、第1固定部52aと第2固定部52bとが接触した状態(図6(A)参照)での内径が、冷却ジャケット50の上部支持部材62及び下部支持部材64の外径と概ね同一となるように構成されている。
冷却ジャケット50をプラズマ発生管6に装着する際は、まず、第1部材50aと第2部材50bとでプラズマ発生管6を挟み込む。このとき、第1部材50aと第2部材50bとはそれぞれ、プラズマ発生管6の外周面に接触する。
そして、上部支持部材62と下部支持部材64とをそれぞれ止めリング52で囲み、止めリング52の第1固定部52aと第2固定部52bとをねじ等の留め具54で固定する。これにより、第1部材50aと第2部材50bとが一体化され、冷却ジャケット50がプラズマ発生管6を囲むように装着される。
一方、冷却ジャケット50をプラズマ発生管6から取り外す際は、留め具54を外して、止めリング52を上部支持部材62及び下部支持部材64から外す。これにより、第1部材50aと第2部材50bとが分離され、冷却ジャケット50がプラズマ発生管6から取り外される。図6(B)は、第1部材50aと第2部材50bとが分離された状態の冷却ジャケット50を示す平面図である。
このように、冷却ジャケット50を複数の部材に分割可能に構成することにより、冷却ジャケット50の着脱が容易になる。なお、上記では止めリング52及び留め具54を用いて第1部材50aと第2部材50bとを連結する例について説明したが、第1部材50aと第2部材50bとの連結方法に制限はない。例えば、第1部材50aと第2部材50bとの内部に、第1部材50aと第2部材50bとを連結させるための機構が設けられていてもよい。また、冷却ジャケット50は、3以上の部材に分割可能に構成されていてもよい。
次に、本実施形態に係る冷却ジャケットをプラズマ発生管に装着した場合に、プラズマ発生管の内部のガスがマイクロ波によって適切にプラズマ化されるか否かを評価した結果について説明する。
本評価では、まず、従来のように金属製のチューブが巻き付けられた円筒状のプラズマ発生管(プラズマ発生管A)と、本実施形態に係る冷却ジャケット(図2等参照)が装着された円筒状のプラズマ発生管(プラズマ発生管B)とを準備した。プラズマ発生管A及びプラズマ発生管Bの材質は水晶であり、直径は25mm、高さは300mmとした。また、プラズマ発生管Aに巻き付けられたチューブの材質は銅であり、巻き数は20、チューブの隙間(スリット)の幅は3mmとした。
プラズマ発生管Bに装着された冷却ジャケットの寸法は、プラズマ発生管Aに巻き付けられたチューブと同等の冷却効果が得られるように設定した。具体的には、24本の矩形状のスリット(図2のスリット40dに対応)と、8本の円柱状の流路(図4の流路40eに対応)とが形成された冷却ジャケットを用いた。
スリットは、冷却ジャケットの周方向に沿って概ね等間隔に8本、冷却ジャケットの高さ方向に3列配置した。各スリットの長さ(上端から下端までの距離)は80mm、幅(左端から右端までの距離)は5mmとした。また、流路は、冷却ジャケットの周方向に沿って概ね等間隔に配置し、流路の直径は3mmとした。
また、プラズマ発生管A,Bの下端側を処理チャンバーに接続し、処理チャンバー内にプラズマエッチング用のウェーハを配置した。なお、ウェーハとしては、直径300mmのシリコンウェーハを用いた。ウェーハは、プラズマ発生管A,Bの内部でプラズマ化されたガスがウェーハの中心に向かって照射されるように配置した。具体的には、プラズマ発生管A,Bの直下にウェーハの中心が位置付けられるように、ウェーハを配置した。
そして、プラズマ発生管A,Bにウェーハをエッチングするためのガス(エッチングガス、SF)を供給しつつ、プラズマ発生管A,Bに対してマイクロ波(周波数2.45GHz、出力2300W)を照射し、プラズマ発生管A,Bを流れるエッチングガスをプラズマ化させた。なお、マイクロ波は、電界の振動方向がプラズマ発生管A,Bと高さ方向(スリットの長さ方向)と垂直になるように照射した。そして、プラズマ化されたガスによってウェーハをエッチングし、その際のエッチングレートを測定した。
図7(A)は、プラズマ発生管A内でプラズマ化されたガスでウェーハをエッチングした際のエッチングレートを示すグラフである。また、図7(B)は、プラズマ発生管B内でプラズマ化されたガスでウェーハをエッチングした際のエッチングレートを示すグラフである。なお、図7(A)及び図7(B)に示すエッチングレートはそれぞれ、ウェーハの中心を通過する8本のラインに沿って測定されたエッチングレートの平均値を示す。なお、プラズマ発生管A,Bでプラズマ化されたガスはそれぞれウェーハの中心に向かって供給されたため、エッチングは主にウェーハの中心部で進行した。
図7(A)及び図7(B)に示されるように、プラズマ発生管Bを用いると、プラズマ発生管Aを用いた場合と比較してエッチングレートが向上した。これは、プラズマ発生管Aに巻き付けられたチューブよりも、プラズマ発生管Bに装着された本実施形態に係る冷却ジャケットの方がマイクロ波を通過させやすく、プラズマ発生管B内におけるプラズマ化の効率が高められたことに起因すると考えられる。
以上の通り、本実施形態に係る冷却ジャケット8は、プラズマ発生管6の外部から照射されたマイクロ波が通過する複数のスリット40dと、冷却流体が流れる複数の柱状の流路40eとを備え、プラズマ発生管6は、プラズマ発生管6に螺旋状に巻き付けられたチューブではなくこの冷却ジャケット8によって冷却される。そして、冷却ジャケット8の流路40eには、冷却流体を上記のチューブを用いる場合よりも大きな流量で流すことができる。これにより、プラズマ発生管6の冷却効率が向上する。
なお、上記実施形態に係る構造、方法等は、本発明の目的の範囲を逸脱しない限りにおいて適宜変更して実施できる。
2 プラズマ発生装置
4 シールド管
4a 上面
4b 下面
4c 胴体部
6 プラズマ発生管
6a 内壁
8 冷却ジャケット(冷却具)
8a 上面
8b 下面
8c 貫通孔(開口)
10 上部接続部材
10a 流路
12 ガス流入部材(ガス流入部)
12a ガス流入口
14 下部接続部材
14a 流路
16 ガス流出部材(ガス流出部)
16a ガス流出口
18 流体流入口
20 流体流出口
22 マイクロ波発生源
24 導波管
24a 第1端部
24b 第2端部
26 反射制御ユニット
28 導波管
30 反射板
30a 第1面
30b 第2面
32 ロッド
40 筒状部材
40a 上面
40b 下面
40c 外周面
40d スリット(開口)
40e 流路(開口)
42 上部支持部材
44 下部支持部材
50 冷却ジャケット
50a 第1部材
50b 第2部材
50c 貫通孔(開口)
52 止めリング
52a 第1固定部
52b 第2固定部
54 留め具
60 筒状部材
60a 上面
60b 下面
60c 外周面
60d スリット(開口)
62 上部支持部材
64 下部支持部材

Claims (5)

  1. マイクロ波によってプラズマ化されるガスが流れるプラズマ発生管を冷却する冷却ジャケットであって、
    該プラズマ発生管の外周面と接する導電性の筒状部材を備え、
    該筒状部材は、
    該プラズマ発生管を流れる該ガスの進行方向に沿って形成され、該筒状部材の周方向に沿って配列され、該プラズマ発生管の外部から照射された該マイクロ波が通過する4本以上のスリットと、
    該筒状部材の高さ方向に沿って形成され、冷却流体が流れる複数の柱状の流路と、を備えることを特徴とする冷却ジャケット。
  2. 該スリットは、該筒状部材の高さ方向に沿って複数列形成されていることを特徴とする請求項1記載の冷却ジャケット。
  3. 複数の該スリットは、該マイクロ波の電界の振動方向と垂直な方向に沿って形成されていることを特徴とする請求項1又は2記載の冷却ジャケット。
  4. 該筒状部材の高さ方向に沿った分割線によって複数の部材に分割可能に構成され、
    複数の該部材で該プラズマ発生管を挟み込んだ状態で複数の該部材を固定することにより、該プラズマ発生管に装着されることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の冷却ジャケット。
  5. 請求項1乃至4のいずれかに記載の冷却ジャケットと、
    該冷却ジャケットが装着されるプラズマ発生管と、
    該プラズマ発生管にガスを供給するガス供給源と、
    該プラズマ発生管を流れる該ガスをプラズマ化するためのマイクロ波を発生させるマイクロ波発生源と、を備えることを特徴とするプラズマ発生装置。
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