JP7257151B2 - 冷却装置 - Google Patents

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Description

本発明は、圧縮機、放熱器、第1膨張弁、第2膨張弁、蒸発器が順に接続された冷媒回路を備えた冷却装置に関するものである。
従来、この種の冷却装置としては、例えば、コンビニエンスストア等の店舗内に設置される冷蔵ショーケースに適用されるものであり、圧縮機、放熱器、第1膨張弁、第2膨張弁、蒸発器が順に接続された冷媒回路を備えたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2006-153349号公報
前記冷却装置は、圧縮機及び放熱器を含む冷媒回路の高圧側が屋外に設置される場合がある。前記冷却装置は、冷媒回路の高圧側が屋外に設置された場合に、冷媒回路内の冷媒の温度が屋外の温度変化の影響を受けて変化する。冷媒回路内の冷媒は、温度の変化に応じて密度が変化する。このため、前記冷却装置では、冷媒回路内の冷媒の適正な充填量が屋外の温度に応じて変化することになる。
前記冷却装置では、冬期等の屋外の温度が低い状態で冷媒回路内の冷媒の充填量が適正な場合に、夏期等の屋外の温度が高くなる状態で冷媒回路内の冷媒の充填量が過剰な状態となり、成績係数(COP)が低い運転となるおそれがある。
本発明の目的とするところは、屋外の温度の影響を受けることなく高い効率の運転を行うことのできる冷却装置を提供することにある。
本発明の冷却装置は、前記目的を達成するために、圧縮機、放熱器、第1膨張弁、第2膨張弁、蒸発器が順に接続された冷媒回路を備え、前記冷媒回路における前記第1膨張弁と前記第2膨張弁との間には、前記第1膨張弁と前記第2膨張弁とを接続する第1冷媒流通路と、前記第1冷媒流通路に対して並列に接続された第2冷媒流通路と、が設けられ、前記第2冷媒流通路には、冷媒を貯留する余剰冷媒タンクと、前記余剰冷媒タンクの上流側に設けられた上流側開閉弁と、前記余剰冷媒タンクの下流側に設けられた下流側開閉弁と、が接続されている。
また、本発明の冷却装置は、前記目的を達成するために、圧縮機、放熱器、第1膨張弁、第2膨張弁、蒸発器が順に接続された冷媒回路を備え、前記冷媒回路は、前記第1膨張弁をバイパスするバイパス冷媒流通路を有し、前記バイパス冷媒流通路には、冷媒を貯留する余剰冷媒タンクと、前記余剰冷媒タンクの上流側に設けられた上流側開閉弁と、前記余剰冷媒タンクの下流側に設けられた下流側開閉弁と、が接続されている。
これにより、上流側開閉弁及び下流側開閉弁の開閉の切り替えによって、冷媒回路を流通する冷媒の一部が余剰冷媒タンク内に貯留されるとともに、余剰冷媒タンク内に貯留された冷媒が冷媒回路を循環する冷媒に対して合流することから、余剰冷媒タンク内の冷媒の貯留量を調整することで、冷媒回路を循環する冷媒の充填量が調整可能となる。
本発明によれば、余剰冷媒タンク内の冷媒の貯留量を調整することで、冷媒回路内の冷媒の充填量を調整することができるので、冷媒回路内の冷媒の充填量を、冷媒回路の周囲の温度によって変化する適正な冷媒の充填量に調整することによって、成績係数(COP)の高い運転を行うことが可能となり、消費エネルギー量の低減を図ることが可能となる。
本発明の一実施形態を示す空気調和システムの概略構成図である。 制御系を示すブロック図である。 冷媒充填量調整処理を示すフローチャートである。 本発明の他の実施形態を示す空気調和システムの概略構成図である。
図1乃至図3は、本発明の一実施形態を示すものである。
本発明の冷却装置は、例えば、コンビニエンスストアの店舗内に設置される冷蔵ショーケースに適用されるものである。この冷却装置1は、図1に示すように、高元側冷媒回路10及び一対の低元側冷媒回路20を備えた二元冷凍サイクルの冷却装置であり、低元側冷媒回路20における後述する蒸発器によってショーケースの商品収納部を冷却するものである。
高元側冷媒回路10は、高元側圧縮機11、高元側放熱器12、高元側膨張弁13、一対のカスケード熱交換器14を、ステンレス管や銅管によって接続することで構成されている。高元側冷媒回路10を流通する冷媒としては、例えば、フロン、二酸化炭素、アンモニア等が用いられる。高元側冷媒回路10には、高元側圧縮機11、高元側放熱器12、高元側膨張弁13、一対のカスケード熱交換器14の高元側冷媒流路が順に直列に接続されている。
一対の低元側冷媒回路20は、それぞれ、前述のカスケード熱交換器14、低元側圧縮機21、低元側放熱器22、第1膨張弁23、アキュムレータ24、余剰冷媒タンク25、第1乃至第4電磁弁26a、26b、26c、26d(以降、26a~dと記載する)、複数の第2膨張弁27、複数の蒸発器28、複数の内部熱交換器29、複数の第5電磁弁30を、ステンレス管や銅管によって接続することで構成されている。低元側冷媒回路20を流通する冷媒としては、高圧側が超臨界状態となる二酸化炭素が用いられる。
余剰冷媒タンク25は、図示しない冷媒流入口及び冷媒流出口が形成された中空の圧力容器である。また、余剰冷媒タンク25は、内部に貯留された冷媒を加熱するための加熱部として、外周部に沿って螺旋状に冷媒を流通させるための加熱管25aを有している。
低元側冷媒回路20の回路構成を具体的に説明すると、低元側圧縮機21の冷媒吐出側には、低元側放熱器22を接続することにより冷媒流通路20aが形成されている。冷媒流通路20aには、第1電磁弁26aが設けられている。低元側放熱器22の冷媒流出側には、カスケード熱交換器14の低元側冷媒流路の冷媒流入側を接続することにより冷媒流通路20bが形成されている。カスケード熱交換器14の低元側冷媒流路の冷媒流出側には、第1膨張弁23の冷媒流入側を接続することにより冷媒流通路20cが形成されている。第1膨張弁23の冷媒流出側には、複数の内部熱交換器29の高圧冷媒流路の冷媒流入側を互いに並列に接続することにより第1冷媒流通路としての冷媒流通路20dが形成されている。各内部熱交換器29の高圧冷媒流路の冷媒流出側には、第2膨張弁27の冷媒流入側を接続することにより冷媒流通路20eが形成されている。第2膨張弁27の冷媒流出側には、蒸発器28の冷媒流入側を接続することにより冷媒流通路20fが形成されている。蒸発器28の冷媒流出側には、内部熱交換器29の低圧冷媒流路の冷媒流入側を接続することにより冷媒流通路20gが形成されている。複数の内部熱交換器29の低圧冷媒流路の冷媒流出側には、アキュムレータ24の冷媒流入側を互いに並列に接続することによって冷媒流通路20hが形成されている。冷媒流通路20hにおける各内部熱交換器29の低圧冷媒流路の冷媒流出側には、第5電磁弁30が設けられている。アキュムレータ24の冷媒流出側には、低元側圧縮機21の冷媒吸入側を接続することによって冷媒流通路20iが形成されている。
また、冷媒流通路20dには、第1電磁弁26a側において分岐して冷媒流通路20dと並列に延びて内部熱交換器29側において合流する第2冷媒流通路としての冷媒流通路20jが形成されている。冷媒流通路20jには、余剰冷媒タンク25が設けられている。また、冷媒流通路20jにおける余剰冷媒タンク25の第1膨張弁23側には、上流側開閉弁としての第2電磁弁26bが設けられている。さらに、冷媒流通路20jにおける余剰冷媒タンク25の内部熱交換器29側には、下流側開閉弁としての第3電磁弁26cが設けられている。
また、冷媒流通路20aにおける低元側圧縮機21と第1電磁弁26aとの間には、余剰冷媒タンク25の加熱管25aの冷媒流入側を接続することにより冷媒流通路20kが形成されている。冷媒流通路20kには、第4電磁弁26dが設けられている。余剰冷媒タンク25の加熱管25aの冷媒流出側には、冷媒流通路20aにおける第1電磁弁26aと低元側放熱器22との間を接続することにより冷媒流通路20lが形成されている。
高元側冷媒回路10、及び、一対の低元側冷媒回路20のうちの低元側圧縮機21、低元側放熱器22、第1膨張弁23、アキュムレータ24、余剰冷媒タンク25、第1乃至第4電磁弁26a~dは、室外ユニット1aとして店舗外に設置される。また、複数の第2膨張弁27、複数の蒸発器28、複数の内部熱交換器29及び複数の第5電磁弁30は、店舗内に設置されるショーケース1bに内蔵されており、ショーケース1bを店舗内に設置する際に低元側冷媒回路20に接続される。
また、冷却装置1は、高元側冷媒回路10及び低元側冷媒回路20の動作を制御するためのコントローラ40を備えている。
コントローラ40は、CPU、ROM,RAMを有している。コントローラ40は、入力側に接続された装置からの入力信号を受信すると、CPUが、入力信号に基づいてROMに記憶されたプログラムを読み出すとともに、入力信号によって検出された状態をRAMに記憶したり、出力側に接続された装置に出力信号を送信したりする。
コントローラ40の入力側には、図2に示すように、低元側圧縮機21の冷媒吐出側の圧力を検出するための高圧圧力検出部としての低元側高圧圧力センサ41と、余剰冷媒タンク25内の温度を検出するためのタンク内温度センサ42と、余剰冷媒タンク25内の圧力を検出するためのタンク内圧力検出部としてのタンク内圧力センサ43と、が接続されている。
また、コントローラ40の出力側には、第1膨張弁23、第1電磁弁26a、第2電磁弁26b、第3電磁弁26c及び第4電磁弁26dが接続されている。
以上のように構成された冷却装置1において、高元側冷媒回路10では、高元側圧縮機11から吐出された冷媒が、高元側放熱器12、高元側膨張弁13、一方のカスケード熱交換器14及び他方のカスケード熱交換器14の順に流通し、高元側圧縮機11に吸入される。このとき、高元側冷媒回路10を流通する冷媒は、高元側放熱器12において屋外の空気と熱交換して放熱し、高元側膨張弁13によって減圧された後に、カスケード熱交換器14において低元側冷媒回路20を流通する冷媒と熱交換して吸熱する。
また、低元側冷媒回路20では、通常の運転時において、第1電磁弁26a及び第5電磁弁30を開放し、第2乃至第4電磁弁26b~cを閉鎖した状態で、低元側圧縮機21を駆動させる。これにより、低元側冷媒回路20では、低元側圧縮機21から吐出された冷媒が、低元側圧縮機21、低元側放熱器22、カスケード熱交換器14、第1膨張弁23、内部熱交換器29の高圧冷媒側、第2膨張弁27、蒸発器28、内部熱交換器29の低圧冷媒側、アキュムレータの順に流通し、低元側圧縮機21に吸入される。このとき、低元側冷媒回路20を流通する冷媒は、低元側放熱器22において屋外の空気と熱交換すると共にカスケード熱交換器14において高元側冷媒回路10を流通する冷媒と熱交換して放熱し、第1膨張弁23及び第2膨張弁27によって二段階で減圧された後に、各蒸発器28においてショーケース1bの商品収納部内の空気と熱交換して吸熱する。
各ショーケース1bでは、低元側冷媒回路20を流通する冷媒が蒸発器28において商品収納部内の空気と熱交換するため、商品収納部内が冷却される。各ショーケース1bでは、商品収納部内の温度が所定の温度以下に冷却されると、第5電磁弁30を閉鎖して冷媒の流通を停止し、商品収納部内の冷却を停止する。
また、各ショーケース1bにおける冷却負荷が小さい場合には、高元側圧縮機11の駆動を停止し、高元側冷媒回路10における冷媒の流通を停止させる。このとき、低元側冷媒回路20を流通する冷媒は、低元側放熱器22において屋外の空気と熱交換して放熱する。これにより、各ショーケース1bの商品収納部は、高元側冷媒回路10における冷媒の流通を停止した場合においても、低元側冷媒回路20を流通する冷媒のみによって冷却が継続される。
さらに、低元側冷媒回路20を流通する冷媒は、店舗外の空気の温度変化の影響を受けて温度が変化する。低元側冷媒回路20を流通する冷媒は、温度が変化することによって密度が変化する。このため、低元側冷媒回路20における冷媒の適正な充填量は、店舗外の空気の温度によって変化する。そこで、コントローラ40は、低元側冷媒回路20における冷媒の充填量を調整する冷媒充填量調整処理を行う。このときのコントローラ40の動作を図3のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS1)
ステップS1においてCPUは、低元側高圧圧力センサ41によって、低元側冷媒回路20における低元側圧縮機21の冷媒吐出側の圧力Pが、所定の目標圧力の範囲外であるか否かを判定する。低元側圧縮機21の冷媒吐出側の圧力Pが、所定の目標圧力の範囲外であると判定した場合にはステップS2に処理を移し、低元側圧縮機21の冷媒吐出側の圧力Pが、所定の目標圧力の範囲外であると判定しなかった場合には冷媒充填量調整処理を終了する。
ここで、低元側圧縮機21の冷媒吐出側の圧力Pが、所定の目標圧力の範囲外である場合とは、低元側冷媒回路20を流通する冷媒が店舗外の空気の温度の影響を受けて密度が変化し、低元側冷媒回路20における冷媒の充填量が適正な冷媒の充填量でない状態を表している。例えば夏期等、店舗外の空気の温度が高い場合には、低元側冷媒回路20を流通する冷媒が店舗外の空気の温度の影響を受けて密度が小さくなるため、低元側冷媒回路20における適正な冷媒の充填量は少なくなる傾向がある。また、例えば冬期等、店舗外の空気の温度が低い場合には、低元側冷媒回路20を流通する冷媒が店舗外の空気の温度の影響を受けて密度が大きくなるため、低元側冷媒回路20における適正な冷媒の充填量は多くなる傾向がある。例えば、店舗外の空気の温度が28℃の場合に低元側冷媒回路20の適正な冷媒の充填量は、店舗外の空気の温度が8℃の場合に低元側冷媒回路20の適正な冷媒の充填量に対して88%の量である。
(ステップS2)
ステップS1において低元側圧縮機21の冷媒吐出側の圧力Pが、所定の目標圧力の範囲外であると判定した場合に、ステップS2においてCPUは、低元側圧縮機21の冷媒吐出側の圧力Pが、所定の目標圧力の範囲よりも高いか否かを判定する。低元側圧縮機21の冷媒吐出側の圧力Pが、所定の目標圧力の範囲よりも高いと判定した場合にはステップS3に処理を移し、低元側圧縮機21の冷媒吐出側の圧力Pが、所定の目標圧力の範囲よりも高いと判定しなかった場合にはステップS12に処理を移す。
(ステップS3)
ステップS2において低元側圧縮機21の冷媒吐出側の圧力Pが、所定の目標圧力の範囲よりも高いと判定した場合に、ステップS3においてCPUは、第1膨張弁23の弁開度を大きくする方向に調整する制御を行い、ステップS4に処理を移す。
(ステップS4)
ステップS4においてCPUは、低元側圧縮機21の冷媒吐出側の圧力Pが、所定の目標圧力の範囲よりも高いか否かを判定する。低元側圧縮機21の冷媒吐出側の圧力Pが、所定の目標圧力の範囲よりも高いと判定した場合にはステップS5に処理を移し、低元側圧縮機21の冷媒吐出側の圧力Pが、所定の目標圧力の範囲よりも高いと判定しなかった場合には冷媒充填量調整処理を終了する。
(ステップS5)
ステップS4において低元側圧縮機21の冷媒吐出側の圧力Pが、所定の目標圧力の範囲よりも高いと判定した場合に、ステップS5においてCPUは、余剰冷媒タンク25の上流側に位置する第2電磁弁26bを開放し、所定時間(例えば、5秒間)経過後に閉鎖する冷媒貯留動作を行い、ステップS6に処理を移す。
ここで、冷媒貯留動作は、第2電磁弁26bを開放することによって低元側冷媒回路20を流通する冷媒の一部を余剰冷媒タンク25内に流入させ、第2電磁弁26bを閉鎖することによって余剰冷媒タンク25内に冷媒を貯留する。
(ステップS6)
ステップS6においてCPUは、ステップS5における冷媒貯留動作の後に所定時間(例えば、1分間)が経過したか否かを判定する。所定時間が経過したと判定した場合にはステップS7に処理を移し、所定時間が経過したと判定しなかった場合にはステップS6の処理を繰り返す。
(ステップS7)
ステップS6において冷媒貯留動作の後に所定時間が経過したと判定した場合に、ステップS7においてCPUは、低元側圧縮機21の冷媒吐出側の圧力Pが、所定の目標圧力の範囲よりも高いか否かを判定する。低元側圧縮機21の冷媒吐出側の圧力Pが、所定の目標圧力の範囲よりも高いと判定した場合にはステップS8に処理を移し、低元側圧縮機21の冷媒吐出側の圧力Pが、所定の目標圧力の範囲よりも高いと判定しなかった場合には冷媒充填量調整処理を終了する。
(ステップS8)
ステップS7において低元側圧縮機21の冷媒吐出側の圧力Pが、所定の目標圧力の範囲よりも高いと判定した場合に、ステップS8においてCPUは、ステップS5における冷媒貯留動作を所定回数(例えば、5回)実施したか否かを判定する。冷媒貯留動作を所定回数実施したと判定した場合にはステップS9に処理を移し、冷媒貯留動作を所定回数実施したと判定しなかった場合にはステップS5に処理を移す。
(ステップS9)
ステップS8において冷媒貯留動作を所定回数実施したと判定した場合に、ステップS9においてCPUは、余剰冷媒タンク25の上流側に位置する第2電磁弁26b及び下流側に位置する第3電磁弁26cを開放する貯留冷媒入替動作を開始し、ステップS10に処理を移す。
ここで、貯留冷媒入替動作は、第3電磁弁26cを開放することによって余剰冷媒タンク25内に貯留されていた冷媒を余剰冷媒タンク25から流出させる。また、貯留冷媒入替動作は、第2電磁弁26bを開放することによって、カスケード熱交換器14または低元側放熱器22において放熱した冷媒を余剰冷媒タンク25に流入させる。このため、貯留冷媒入替動作後の余剰冷媒タンク25内に貯留された冷媒は、第3電磁弁26cを開放する前に貯留されていた冷媒よりも低温となって密度が高くなり、貯留される冷媒の充填量は多くなる。
(ステップS10)
ステップS10においてCPUは、低元側圧縮機21の冷媒吐出側の圧力Pが、所定の目標圧力の範囲よりも高いか否かを判定する。低元側圧縮機21の冷媒吐出側の圧力Pが、所定の目標圧力の範囲よりも高いと判定した場合にはステップS9に処理を移し、低元側圧縮機21の冷媒吐出側の圧力Pが、所定の目標圧力の範囲よりも高いと判定しなかった場合にはステップS11に処理を移す。
(ステップS11)
ステップS10において低元側圧縮機21の冷媒吐出側の圧力Pが、所定の目標圧力の範囲よりも高いと判定しなかった場合に、ステップS11においてCPUは、第2電磁弁26b及び第3電磁弁26cを閉鎖して貯留冷媒入替動作を終了し、冷媒充填量調整処理を終了する。
(ステップS12)
ステップS2において低元側圧縮機21の冷媒吐出側の圧力Pが、所定の目標圧力の範囲よりも高いと判定しなかった場合に、ステップS12においてCPUは、第1膨張弁23の弁開度を小さくする方向に調整する制御を行い、ステップS13に処理を移す。
(ステップS13)
ステップS13においてCPUは、低元側圧縮機21の冷媒吐出側の圧力Pが、所定の目標圧力の範囲よりも低いか否かを判定する。低元側圧縮機21の冷媒吐出側の圧力Pが、所定の目標圧力の範囲よりも低いと判定した場合にはステップS14に処理を移し、低元側圧縮機21の冷媒吐出側の圧力Pが、所定の目標圧力の範囲よりも低いと判定しなかった場合には冷媒充填量調整処理を終了する。
(ステップS14)
ステップS13において低元側圧縮機21の冷媒吐出側の圧力Pが、所定の目標圧力の範囲よりも低いと判定した場合に、ステップS14においてCPUは、余剰冷媒タンク25の下流側に位置する第3電磁弁26cを開放し、所定時間(例えば、5秒間)経過後に閉鎖する貯留冷媒流出動作を行い、ステップS15に処理を移す。
ここで、貯留冷媒流出動作は、第3電磁弁26cを開放することによって余剰冷媒タンク25に貯留されている冷媒の一部を余剰冷媒タンク25内から流出させる。
(ステップS15)
ステップS15においてCPUは、ステップS14における貯留冷媒流出動作の後に所定時間(例えば、1分間)が経過したか否かを判定する。所定時間が経過したと判定した場合にはステップS16に処理を移し、所定時間が経過したと判定しなかった場合にはステップS15の処理を繰り返す。
(ステップS16)
ステップS15において貯留冷媒流出動作の後に所定時間が経過したと判定した場合に、ステップS16においてCPUは、低元側圧縮機21の冷媒吐出側の圧力Pが、所定の目標圧力の範囲よりも低いか否かを判定する。低元側圧縮機21の冷媒吐出側の圧力Pが、所定の目標圧力の範囲よりも低いと判定した場合にはステップS17に処理を移し、低元側圧縮機21の冷媒吐出側の圧力Pが、所定の目標圧力の範囲よりも低いと判定しなかった場合には冷媒充填量調整処理を終了する。
(ステップS17)
ステップS16において低元側圧縮機21の冷媒吐出側の圧力Pが、所定の目標圧力の範囲よりも低いと判定した場合に、ステップS17においてCPUは、ステップS14における貯留冷媒流出動作を所定回数(例えば、5回)実施したか否かを判定する。貯留冷媒流出動作を所定回数実施したと判定した場合にはステップS18に処理を移し、貯留冷媒流出動作を所定回数実施したと判定しなかった場合にはステップS14に処理を移す。
(ステップS18)
ステップS17において貯留冷媒流出動作を所定回数実施したと判定した場合に、ステップS18においてCPUは、低元側圧縮機21の冷媒吐出側に位置する第1電磁弁26aを閉鎖すると共に第4電磁弁26dを開放する貯留冷媒加熱動作を開始し、ステップS19に処理を移す。
ここで、貯留冷媒加熱動作は、第1電磁弁26aを閉鎖すると共に第4電磁弁26dを開放することによって、低元側圧縮機21から吐出された冷媒を、冷媒流通路20k、余剰冷媒タンク25の外周側の加熱管25a及び冷媒流通路20lを流通してから低元側放熱器22に流入させる。このため、余剰冷媒タンク25に貯留されている冷媒は、低元側圧縮機21から吐出された高温の冷媒によって加熱される。
(ステップS19)
ステップS19においてCPUは、タンク内温度センサ42によって余剰冷媒タンク25内の冷媒の温度Tが冷媒の飽和温度より高いか否かを判定する。余剰冷媒タンク25内の冷媒の温度Tが冷媒の飽和温度より高いと判定した場合にはステップS20に処理を移し、余剰冷媒タンク25内の冷媒の温度Tが冷媒の飽和温度より高いと判定しなかった場合にはステップS18に処理を移す。
(ステップS20)
ステップS19において余剰冷媒タンク25内の冷媒の温度Tが冷媒の飽和温度より高いと判定した場合に、ステップS20においてCPUは、低元側圧縮機21の冷媒吐出側に位置する第1電磁弁26aを開放すると共に第4電磁弁26dを閉鎖して貯留冷媒加熱動作を終了し、冷媒充填量調整処理を終了する。
また、コントローラ40は、タンク内圧力センサ43によって検出した圧力が所定の圧力よりも高い場合に、第3電磁弁26cを開放して余剰冷媒タンク25から冷媒を流出させ、余剰冷媒タンク25内の圧力を低下させる。
このように、本実施形態の冷却装置によれば、第1膨張弁23と第2膨張弁27との間の冷媒流通路20dに対して並列に接続された冷媒流通路20jを設け、冷媒流通路20jには、冷媒を貯留するための余剰冷媒タンク25と、余剰冷媒タンク25の上流側に設けられた第2電磁弁26bと、余剰冷媒タンク25の下流側に設けられた第3電磁弁26cが接続されている。
これにより、余剰冷媒タンク25内の冷媒の貯留量を調整することで、低元側冷媒回路20を循環する冷媒の充填量を調整することができるので、低元側冷媒回路20を循環する冷媒の充填量を、店舗外の温度によって変化する適正な冷媒の充填量に調整することによって、成績係数(COP)の高い運転を行うことが可能となり、消費エネルギー量の低減を図ることが可能となる。
また、低元側圧縮機21の吐出側の圧力Pが目標とする圧力よりも高い場合に、余剰冷媒タンク25の下流側に位置する第3電磁弁26cを閉鎖した状態で、上流側に位置する第2電磁弁26bを開放して所定時間後に閉鎖する冷媒貯留動作を行う。
これにより、低元側冷媒回路20における冷媒の充填量が過多となる場合に、低元側冷媒回路20を循環している余剰の冷媒が、余剰冷媒タンク25に貯留されることになり、低元側冷媒回路20を循環する冷媒の充填量を、適正な冷媒の充填量とすることが可能となる。また、第2電磁弁26bを開放して所定時間後に閉鎖することによって、高性能なセンサを用いることなく、低元側冷媒回路20を循環する冷媒の充填量の調整を高精度に行うことが可能となる。
また、冷媒貯留動作を行った後に低元側圧縮機21の吐出側の圧力Pが目標とする圧力よりも高い場合に、余剰冷媒タンク25の上流側及び下流側に位置する第2電磁弁26b及び第3電磁弁26cを同時に開放する貯留冷媒入替動作を行う。
これにより、余剰冷媒タンク25に貯留されていた高温の冷媒を余剰冷媒タンク25から流出させるとともに、低元側放熱器22及びカスケード熱交換器14において放熱した密度の大きい冷媒を余剰冷媒タンク25内に貯留することができるので、余剰冷媒タンク25内における冷媒の貯留量を大きくすることが可能となる。
また、低元側圧縮機21の吐出側の圧力Pが目標とする圧力よりも低い場合に、余剰冷媒タンク25の上流側に位置する第2電磁弁26bを閉鎖した状態で、下流側に位置する第3電磁弁26cを開放して所定時間後に閉鎖する貯留冷媒流出動作を行う。
これにより、低元側冷媒回路20における冷媒の充填量が不足する場合に、余剰冷媒タンク25に貯留されている冷媒が、低元側冷媒回路20を循環している冷媒に合流することになり、低元側冷媒回路20を循環する冷媒の充填量を、適正な冷媒の充填量とすることが可能となる。また、第3電磁弁26cを開放して所定時間後に閉鎖することによって、高性能なセンサを用いることなく、低元側冷媒回路20を循環する冷媒の充填量の調整を高精度に行うことが可能となる。
また、余剰冷媒タンク25内の冷媒を加熱する貯留冷媒加熱動作を行うことが可能である。
これにより、余剰冷媒タンク25内の冷媒が液化している場合に、加熱によって余剰冷媒タンク25内の冷媒を気化させることが可能となるので、余剰冷媒タンク25内の冷媒を、低元側冷媒回路20を循環している冷媒に確実に合流させることが可能となる。
また、余剰冷媒タンク25は、低元側圧縮機21から吐出された冷媒を、余剰冷媒タンク25に貯留された冷媒と熱交換可能に流通させる加熱管25aを有している。
これにより、余剰冷媒タンク25内の冷媒を、低元側圧縮機21から吐出された高温の冷媒によって加熱することができる。そのため、別途、余剰冷媒タンク25内の冷媒を加熱するための熱源を必要としないので、消費エネルギー量の低減を図ることが可能となる。
また、コントローラ40は、第2電磁弁26b及び第3電磁弁26cが閉鎖された状態で、余剰冷媒タンク25内の圧力が所定の圧力以上となった場合に、第3電磁弁26cを開放する。
これにより、余剰冷媒タンク25内の圧力が所定以上の高圧となる状態を防止することができるので、余剰冷媒タンク25の破損等の不具合の発生を防止することが可能となる。
また、低元側冷媒回路20を流通する冷媒は、二酸化炭素である。
これにより、毒性及び燃焼性がないため安全性が高く、オゾン層破壊係数(ODP)や地球温暖化係数(GWP)等が低いため環境に対する負荷を低減することが可能となる。
図4は、本発明の他の実施形態を示すものである。尚、前記実施形態と同様の構成部分には同一の符号を付して示す。
この冷却装置1は、前記実施形態の低元側冷媒回路20における冷媒流通路20jを有しておらず、一端が冷媒流通路20cに接続され、他端が冷媒流通路20dに接続された冷媒流通路20mを有している。冷媒流通路20mは、低元側冷媒回路20において第1膨張弁23をバイパスするバイパス冷媒流通路である。冷媒流通路20mには、余剰冷媒タンク25が設けられている。冷媒流通路20mにおける余剰冷媒タンク25の冷媒流通路20c側には、上流側開閉弁としての第2電磁弁26bが設けられている。冷媒流通路20mにおける余剰冷媒タンク25の冷媒流通路20d側には、下流側開閉弁としての第3電磁弁26cが設けられている。
以上のように構成された冷却装置1において、高元側冷媒回路10では、前記実施形態と同様に冷媒が流通する。また、低元側冷媒回路20において、余剰冷媒タンク25には、第1膨張弁23の上流側の冷媒流通路20cを流通する冷媒が流入する。
このように、本実施形態の冷却装置によれば、低元側冷媒回路20において第1膨張弁23をバイパスする冷媒流通路20mを設け、冷媒流通路20mには、冷媒を貯留するための余剰冷媒タンク25と、余剰冷媒タンク25の上流側に設けられた第2電磁弁26bと、余剰冷媒タンク25の下流側に設けられた第3電磁弁26cが接続されている。
これにより、前記実施形態と同様に、余剰冷媒タンク25内の冷媒の貯留量を調整することで、低元側冷媒回路20を循環する冷媒の充填量を調整することができるので、低元側冷媒回路20を循環する冷媒の充填量を、店舗外の温度によって変化する適正な冷媒の充填量に調整することによって、成績係数(COP)の高い効率の運転を行うことが可能となり、消費エネルギー量の低減を図ることが可能となる。
尚、前記実施形態では、二元冷凍サイクルの冷却装置に本発明を適用したものを示したがこれに限られるものではない。一元式の冷媒サイクルから構成された冷却装置に本発明を適用しても同様の効果を得ることが可能である。
また、前記実施形態では、ショーケース1bの商品収納部を冷却するための冷却装置1を示したが、これに限られるものではない。冷却対象としては、ショーケース以外の冷凍庫や冷蔵庫、室内の温度及び湿度を調整するための空気調和装置として本発明の冷却装置を適用することが可能である。
また、前記実施形態では、低元側圧縮機21の冷媒吐出側の圧力Pが所定の目標圧力の範囲よりも低いと判定するとともに、貯留冷媒流出動作を所定回数実施したと判定した場合に、貯留冷媒加熱動作を実施するようにしたものを示したが、これに限られるものではない。例えば、店舗外の空気の温度が所定の温度よりも低い状態を検知して、貯留冷媒流出動作の前、または、貯留冷媒流出動作と同時に、貯留冷媒加熱動作を実施してもよい。
また、前記実施形態では、余剰冷媒タンク25内の冷媒を加熱する加熱部として、低元側圧縮機21から吐出された冷媒を余剰冷媒タンク25に設けられた加熱管25aに流入させるようにしたものを示したが、これに限られるものではない。加熱部としては、例えば電気ヒータ等、余剰冷媒タンク25内の冷媒を加熱する専用のヒータを用いることも可能である。
また、前記実施形態では、低元側冷媒回路20における高圧側の圧力として、低元側圧縮機21の吐出側の圧力Pを検出するものを示したが、これに限られるものではない。高圧側の圧力が検出可能であれば、低元側放熱器の冷媒流出側やカスケード熱交換器14の冷媒流出側の圧力を検出してもよい。
また、前記実施形態では、冷媒貯留動作、貯留冷媒入替動作、貯留冷媒流出動作及び貯留冷媒加熱動作を、低元側冷媒回路20の高圧側の圧力に基づいて制御するようにしたものを示したが、これに限られるものではない。例えば、低元側冷媒回路20の高圧側の圧力と、第1膨張弁23と第2膨張弁27との間の冷媒流通路20dの圧力と、の差に基づいて冷媒貯留動作、貯留冷媒入替動作、貯留冷媒流出動作及び貯留冷媒加熱動作を制御するようにしてもよい。
また、前記実施形態では、余剰冷媒タンク25内の温度をタンク内温度センサ42によって検出するようにしたものを示したが、これに限られるものではない。余剰冷媒タンク25内の温度は、例えば、タンク内圧力センサ43の検出圧力から換算してもよい。
1…冷却装置、10…高元側冷媒回路、20…低元側冷媒回路、20d,20j…冷媒流通路、21…低元側圧縮機、22…低元側放熱器、23…第1膨張弁、25…余剰冷媒タンク、25a…加熱管、26a~d…第1乃至第4電磁弁、27…第2膨張弁、40…コントローラ、41…低元側高圧圧力センサ、42…タンク内温度センサ、43…タンク内圧力センサ。

Claims (7)

  1. 圧縮機、放熱器、第1膨張弁、第2膨張弁、蒸発器が順に接続された冷媒回路を備え、
    前記冷媒回路における前記第1膨張弁と前記第2膨張弁との間には、前記第1膨張弁と前記第2膨張弁とを接続する第1冷媒流通路と、前記第1冷媒流通路に対して並列に接続された第2冷媒流通路と、が設けられ、
    前記第2冷媒流通路には、冷媒を貯留する余剰冷媒タンクと、前記余剰冷媒タンクの上流側に設けられた上流側開閉弁と、前記余剰冷媒タンクの下流側に設けられた下流側開閉弁と、が接続され、
    前記冷媒回路における高圧側の圧力を検出する高圧圧力検出部と、
    前記高圧圧力検出部の検出圧力が目標とする圧力よりも高い場合に、前記下流側開閉弁を閉鎖した状態で、前記上流側開閉弁を開放して所定時間後に閉鎖する冷媒貯留動作を行う制御部と、を備え、
    前記制御部は、冷媒貯留動作を行った後に前記高圧圧力検出部の検出圧力が目標とする圧力よりも高い場合に、前記上流側開閉弁と前記下流側開閉弁を同時に開放する貯留冷媒入替動作を行う
    ことを特徴とする冷却装置。
  2. 圧縮機、放熱器、第1膨張弁、第2膨張弁、蒸発器が順に接続された冷媒回路を備え、
    前記冷媒回路は、前記第1膨張弁をバイパスするバイパス冷媒流通路を有し、
    前記バイパス冷媒流通路には、冷媒を貯留する余剰冷媒タンクと、前記余剰冷媒タンクの上流側に設けられた上流側開閉弁と、前記余剰冷媒タンクの下流側に設けられた下流側開閉弁と、が接続され、
    前記冷媒回路における高圧側の圧力を検出する高圧圧力検出部と、
    前記高圧圧力検出部の検出圧力が目標とする圧力よりも高い場合に、前記下流側開閉弁を閉鎖した状態で、前記上流側開閉弁を開放して所定時間後に閉鎖する冷媒貯留動作を行う制御部と、を備え、
    前記制御部は、冷媒貯留動作を行った後に前記高圧圧力検出部の検出圧力が目標とする圧力よりも高い場合に、前記上流側開閉弁と前記下流側開閉弁を同時に開放する貯留冷媒入替動作を行う
    ことを特徴とする冷却装置。
  3. 前記冷媒回路における高圧側の圧力を検出する高圧圧力検出部と、
    前記高圧圧力検出部の検出圧力が目標とする圧力よりも低い場合に、前記上流側開閉弁を閉鎖した状態で、前記下流側開閉弁を開放して所定時間後に閉鎖する貯留冷媒流出動作を行う制御部と、を備えた
    請求項1または2に記載の冷却装置。
  4. 前記余剰冷媒タンク内の冷媒を加熱する加熱部を備えた
    請求項1乃至のいずれかに記載の冷却装置。
  5. 前記加熱部は、前記圧縮機から吐出された冷媒を、前記余剰冷媒タンクに貯留された冷媒と熱交換可能に流通させる加熱管を有している
    請求項に記載の冷却装置。
  6. 前記余剰冷媒タンク内の圧力を検出するタンク内圧力検出部を備え、
    前記制御部は、前記上流側開閉弁及び前記下流側開閉弁が閉鎖された状態で、前記タンク内圧力検出部の検出圧力が所定の圧力以上となった場合に、前記下流側開閉弁を開放する
    請求項乃至のいずれかに記載の冷却装置。
  7. 前記冷媒回路を循環する冷媒は、二酸化炭素である
    請求項1乃至のいずれかに記載の冷却装置。
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