JP7256111B2 - 情報処理装置、情報処理システム、プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、情報処理装置、情報処理システム、および、プログラムに関する。
スーパーマーケット、ショッピングモール等の商業施設では、ユーザの消費動向を把握し、さらに販売を増加させるため、消費者がどのように巡回しているかについての情報を分析することが行われている。
例えば特許文献1には、複合型商業施設内の複数の店舗の各々にアクセスポイントに設置し、アクセスポイントの通信範囲を対応する店舗の区画の大きさに設定し、利用客の携帯端末と各店舗のアクセスポイントの通信可否に応じて利用客の店舗への入退店の情報を時系列で管理する情報収集システムが開示される。
特開2016-177539号公報
しかし、特許文献1に記載された方法では、各消費者の店舗に対する入店時刻および出店時刻の情報しかわからないため、店舗内での消費者の行動を把握することができない。
そこで、本発明は、店舗内での消費者の行動を精度良く把握することを目的とする。
本発明のある態様は、ユーザが移動するエリアに関する情報を記憶する記憶部と、前記ユーザと共に移動する通信デバイスの送信信号に基づいて、時刻の経過に応じた前記通信デバイスの前記エリア内の位置を算出する位置算出部と、前記エリア内に格子状に配置される仮想線の交点である仮想ポイントを定義したときに、前記位置算出部によって算出された位置を中心とした所定の領域内に位置する仮想ポイントの各々を対象として、前記ユーザの移動に伴って仮想ポイントが前記領域内に継続して位置する時間を計測する計測部と、を備え、前記領域は、前記領域内に少なくとも2個の仮想ポイントが含まれるように設定される、情報処理装置である。
本発明のある態様によれば、店舗内での消費者の行動を精度良く把握できる。
実施形態の店舗管理システムを概略的に示す図である。 実施形態の店舗管理システムが適用される例示的な店舗の平面図である。 位置データのデータ構成例を示す図である。 図2の平面図において一人の消費者の動線を例示する図である。 図2の平面図において仮想ポイントの配置例を示す図である。 仮想ポイントの設定例について説明する図である。 実施形態の店舗管理システムの各装置の内部構成を示すブロック図である。 例示的な店舗において設定される仮想円の例を示す図である。 消費者の滞留時間の算出方法を示すフローチャートの一例である。 消費者の滞留時間の算出方法を示すフローチャートの別の例である。 図2の平面図において一人の消費者のヒートマップの例を示す図である。
以下、本発明の情報処理システムの一実施形態である店舗管理システム1について説明する。
実施形態の店舗管理システム1では、例えばスーパーマーケット等、複数の売り場が混在する店舗内での消費者(ユーザ)の行動を精度良く把握することを目的とする。一店舗内に複数の売り場が含まれている場合、例えば衣服専門店等の同一種類の商品を扱う店舗と比較して、消費者の店舗内での巡回行動がより複雑になると考えられ、その行動をより正確に把握することが求められる。
本実施形態の店舗管理システム1では、消費者の店舗内での巡回行動を示す動線を取得するだけではなく、店舗内のいずれの位置に消費者がどれだけの時間滞留したかを示す情報(滞留時間の情報)を取得できるように構成される。店舗内のエリアは、売り場ごとに複数のゾーンに区画されているが、本実施形態の店舗管理システム1では、隣接するゾーンの境界での滞留時間を正確に計測することができるように構成されている。
以下の実施形態では、消費者(ユーザの一例)と共に移動する通信デバイスが、買い物カートに取り付けられた無線タグである場合について説明するが、通信デバイスはその限りではない。ユーザと共に移動する限り如何なる通信デバイスでもよく、例えば、消費者のスマートフォン等の携帯端末、タブレット端末、ウェアラブル端末等であってもよい。また、無線タグを取り付ける対象は、消費者と共に移動する物であればよく、買い物カートではなくても良い。例えば、買い物かごに通信デバイス(無線タグ等)を取り付けるようにしても良い。
(1)店舗管理システムの概要
本実施形態の店舗管理システム1の概要について、図1および図2を参照して説明する。
図1は、本実施形態の店舗管理システム1を概略的に示す図である。図2は、本実施形態の店舗管理システム1が適用される例示的な店舗の平面図である。なお、各図では、方向を示す目的でXYZ座標系が定義される。
図1に示すように、本実施形態の店舗管理システム1は、店舗内で各消費者が使用するカートCTに取り付けられた無線タグ2(通信デバイスの一例)、受信機3、店舗端末4、サーバ5(情報処理装置の一例)、および、POSシステム7を備える。図1では、カートCTに無線タグ2が取り付けられる場合を示しているが、カートCT上の買い物かご(図示せず)に無線タグ2を取り付けてもよい。
上述したように、無線タグ2は、通信デバイスの一例であり、比較的小型の無線通信装置である。
受信機3とサーバ5は、例えばイントラネット等のネットワークNWで接続され、消費者の店舗内での位置を算出する位置算出システムを構成する。受信機3(ロケータともいう。)は、店舗の天井に設置され、店舗内で消費者が使用するカートCTに取り付けられた無線タグ2が放射する電波を受信し、その電波の入射角を測定する。サーバ5は、受信機3が測定した入射角を基に消費者の店舗内の位置(XY座標の位置)を特定する(つまり、消費者の位置を測位する)。
無線タグ2と受信機3の通信プロトコルは問わないが、例えば、Wi-Fi(登録商標)、Bluetooth(登録商標) Low Energy(以下、BLE)等が挙げられる。
サーバ5は、時間に応じた消費者の店舗内での位置を測位するとともに店舗内の各仮想ポイント(後述する)に対する消費者の滞留時間を計測する。サーバ5は、好ましくは、消費者の店舗内での動線、さらには滞留時間を考慮した動線(後述するヒートマップ)を表示するための表示データを生成する。
店舗端末4は、例えば、店舗の事務所等に配置され、例えば、パーソナルコンピュータ、タブレット端末等の表示パネルを備えた端末である。店舗端末4は、ネットワークNWを介してサーバ5と通信可能であり、サーバ5から取得する表示データを表示パネルに出力することで、店舗の社員が消費者の店舗内での動線、ヒートマップを閲覧可能とする。
POSシステム7は、店舗端末4とネットワークNWを介して通信可能に設けられ、店舗内の各売り場の商品ごとの売上げ(売上げデータ)を集計する。なお、POSシステム7は、店舗の社員が、消費者の動線に関連して売上げデータを検討するために設けられるが、本実施形態の店舗管理システム1では、必ずしも必須ではない。
図2を参照すると、例示的な店舗内のエリアは、複数の売り場ゾーンZ1~Z24とレジゾーンRZを有し、各店舗には商品を配置する商品棚SH設置されている。各ゾーンは、例えば、精肉ゾーン、惣菜ゾーン、菓子類ゾーンといった具合に、販売する商品の種類に応じて区画されている。
(2)消費者の測位方法および滞留時間の計測方法
次に、消費者の測位方法および滞留時間の計測方法について、図3~図6を参照して説明する。
図3は、位置データのデータ構成例を示す図である。図4は、図2の平面図において一人の消費者の動線を例示する図である。図5は、図2の平面図において仮想ポイントの配置例を示す図である。図6は、仮想ポイントの設定例について説明する図である。
無線タグ2の測位は、前述したように、店舗の天井に受信機3を設置し、受信機3が、消費者が使用するカートに取り付けられた無線タグ2から放射する電波(ビーコン信号)を受信し、受信したビーコン信号の入射角を算出するAOA(Angle of Arrival)方式を利用する。受信機3では、無線タグ2から受信するビーコン信号の入射角(到来方向)を測定し、測定した入射角の情報をサーバ5に送る。サーバ5では、送信元の受信機3の店舗内での位置(XYZ座標の位置)と、当該位置を基準とした入射角とから、無線タグ2の位置(XY座標)を推定する。
1つの受信機3(ロケータ)によっても消費者の位置を推定可能であるが、ビーコン信号の受信信号強度(RSSI)の大きさや店舗面積、店舗の電波環境に応じて、より多くの受信機3を設けることが好ましい。例えば、店舗の天井には、等間隔で受信機3を配置し、売り場が密集している場所等の特に測位精度が要求される場所には、より短い間隔で受信機3を配置することが好ましい。
なお、無線タグ2の測位方法はAOA方式に限定するものではなく、TOA(Time of Arrival)方式等の他の方法を利用してもよい。
消費者の測位間隔は、任意に設定してよいが、消費者の行動を正確に把握するために必要な時間(例えば、100ms~2秒)に設定される。
サーバ5は、消費者の位置を算出し、消費者ごとの位置データを記録する。
図3に示す位置データでは、各測位時刻における消費者の位置(XY座標)のデータを含む。この例では、時刻t0が店舗に入店した時刻を示し、時刻t1000がレジゾーンRZを抜けて退店した時刻を示している。この位置データを、図2の店舗の平面図にプロットしたものが図4に示す消費者の動線である。
本実施形態の店舗管理システム1では、消費者の店舗内での滞留時間を計測するために、図5に示すように、店舗内の売り場ゾーンZ1~Z24を含むエリアに仮想ポイントPが設定される。つまり、図6に図5のエリアの一部を拡大して示すように、店舗内の売り場ゾーンのエリアのX軸およびY軸に沿って格子状に配置される仮想線Lx,Lyの交点である仮想ポイントPが定義される。そして、この仮想ポイントPごとに消費者の滞留時間が計測される。
隣接する2個の仮想ポイントPの間隔は任意に設定可能であるが、好ましくは、受信機3とサーバ5によって構成される位置算出システムの測位精度に応じて設定される。例えば、位置算出システムの測位精度が50cmであれば、隣接する2個の仮想ポイントPの間隔を50cmに設定してもよい。
(3)店舗管理システム1の内部構成
次に、店舗管理システム1の内部構成について、図7のブロック図を参照して説明する。
図7に示すように、無線タグ2は、制御部21と通信部22を備える。
制御部21は、マイクロコントローラを主体として構成され、無線タグ2の全体を制御する。例えば、制御部21は、受信信号および送信信号に対する処理(ベースバンド信号の処理)を行う。
通信部22は、受信機3と通信を行うためのインタフェースであり、例えば、受信機3への送信信号(例えばビーコン信号)の変調を行う。
図7に示すように、受信機3は、電波受信部31、入射角測定部32、および、通信部33を備える。
電波受信部31は、無線タグ2から送信されるビーコン信号(電波)を受信するアンテナを含む。
入射角測定部32は、電波受信部31で受信した無線タグ2からの電波の入射角を測定する。
通信部33は、無線タグ2およびサーバ5と通信を行うためのインタフェースである。例えば、通信部33は、無線タグ2からの受信信号を復調する。また、通信部33は、入射角測定部32によって測定された入射角の情報を、ネットワークNWを介してサーバ5に送信する。
図7に示すように、店舗端末4は、制御部41、表示部42、および、通信部43を備える。
制御部41は、マイクロコントローラを主体として構成され、店舗端末4の全体を制御する。
表示部42は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)パネル等の表示パネルと、サーバ5から取得する表示データに基づいて表示パネルを駆動する駆動回路とを含む。表示部42によって、店舗内の消費者の動線やヒートマップが表示される。
通信部43は、ネットワークNWを介してサーバ5との通信を行うための通信インタフェースとして機能する。本実施形態では、通信部43はサーバ5から表示データを受信する。
図7に示すように、サーバ5は、制御部51、ストレージ52(記憶部の一例)、および、通信部53を備える。
制御部51は、マイクロコントローラを主体として構成され、サーバ5の全体を制御する。例えば、制御部51のマイクロコントローラが所定のプログラムを実行することで、制御部51は、位置算出モジュール511(位置算出手段の一例)、仮想ポイント決定モジュール512、計測モジュール513(計測手段の一例)、および、表示データ生成モジュール514として機能する。
制御部51は、位置算出部、計測部、および、生成部の一例である。
位置算出モジュール511は、受信機3から取得する無線タグ2の入射角の情報に基づいて、時刻の経過に応じた無線タグ2の店舗のエリア内の位置を算出し、位置データを作成する。図3に示したように、位置データは、時刻に対する無線タグ2の位置(XY座標)の推定値を示すデータである。
位置算出モジュール511は、AOA方式を利用する場合、前述したように、受信機3の店舗内での既知の位置(XYZ座標の位置)と、当該位置を基準とした入射角とから、無線タグ2の位置(XY座標)を推定する。
仮想ポイント決定モジュール512は、店舗マップを参照して図5および図6に示したように、店舗のエリア内に格子状に配置される仮想線の交点である仮想ポイントPを決定する。
店舗マップとは、店舗内の売り場ゾーンZ1~Z24の区画、レジゾーンRZの区画、商品棚SHの位置を特定するマップデータである。仮想ポイント決定モジュール512は、店舗マップを基に仮想ポイントPが設定される。
計測モジュール513は、位置算出モジュール511によって算出された無線タグ2の位置を中心とした所定の直径の仮想円CRの円形領域内に位置する仮想ポイントPの各々を対象として、消費者の移動に伴って仮想ポイントPが円形領域内に継続して位置する時間を計測する。
ここで、計測モジュール513による時間の計測方法について、図8を参照して説明する。
図8において、無線タグ2の位置がCmであると位置算出モジュール511によって算出された場合を想定する。このとき、計測モジュール513は、位置Cmを中心とした所定の直径Dの仮想円CRを設定し、この仮想円CRの円形領域内に位置する仮想ポイントをすべて(図8の例では仮想ポイントP1,P2)を特定する。そして、計測モジュール513は、消費者が同じ位置に留まり、例えば仮想ポイントP1,P2が仮想円CRの円形領域内に継続して位置している時間を滞留時間として計測する。
消費者が店舗内を巡回するにつれて移動する無線タグ2と共に仮想円CRが移動し、当該消費者に設定される仮想円CRの円形領域内に含まれる仮想ポイントPが変動する。店舗のエリア内に設定された各仮想ポイントPについて、消費者に対応する仮想円CRに含まれる継続時間(つまり、滞留時間)を計測することで、当該消費者が店舗内のどの売り場ゾーンのどの位置に滞留していたかについての情報を得ることができる。
ここで、計測モジュール513は、各仮想ポイントPの滞留時間を積算値(積算時間)として計測してもよいし、最大値(最大継続時間)として計測してもよい。
滞留時間の積算値は、消費者が店舗に入店してから退店するまでの間、各仮想ポイントPで計測された時間をリセットすることなく積算することで算出される値である。
滞留時間の最大値は、消費者が店舗に入店してから退店するまでの間において、各仮想ポイントPが仮想円CRの円形領域内に位置している継続時間の最大値である。仮想ポイントPが仮想円CRの円形領域内に位置している継続時間は、その都度測定され、いったん仮想円CRの円形領域から外れた場合はリセットされる。
無線タグ2の位置を中心に設定される仮想円CRの大きさは、隣接する2個の仮想ポイントPの間隔である基準間隔d(図8参照)に基づいて決定される。具体的には、仮想円CRの直径Dを隣接する2個の仮想ポイントの間隔である基準間隔dよりも大きく設定する。その理由は以下のとおりである。
すなわち、仮に、仮想円CRの円形領域内に1個も仮想ポイントPがないとしたならば滞留時間を計測することができない。仮に、仮想円CRの円形領域内に1個の仮想ポイントPのみが含まれるとしたならば、実際には消費者があるゾーン内に止まっているのにも関わらず、無線タグ2の測位誤差によって当該ゾーンに隣接する別のゾーン内にいるものとして計測されてしまう可能性がある。それに対して、本実施形態では、仮想円CRの円形領域内に少なくとも2個の仮想ポイントPが常に含まれることになり、それぞれの仮想ポイントPで滞留時間が計測されるため、売り場ゾーンの境界(例えば、図8では、売り場ゾーンZ1,Z15の境界BL)において滞留時間を誤って計測することが回避される。
なお、仮想円CRの直径Dを基準間隔dより大きくし過ぎる場合には、実際に消費者がいる位置から離れた仮想ポイントPを対象として滞留時間が計測されることになり、実際の状況と乖離する。そのため、エリア内の各仮想ポイントPの滞留時間の誤差が大きくなる。
そこで、仮想円CRの円形領域内には仮想ポイントPが2~5個含まれるように仮想円CRの直径Dを設定することが好ましい。例えば、d<D≦2dを満たすように仮想円CRの直径Dを設定することが好ましい。
図7を再度参照すると、表示データ生成モジュール514は、位置算出モジュール511によって作成された位置データを基に消費者の店舗内の動線を表示するための表示データを生成する。この表示データは、位置データに含まれる消費者の無線タグ2の位置を時刻の経過に沿って店舗マップにプロットすることにより生成される(図4参照)。
また、表示データ生成モジュール514は、計測モジュール513によって算出されたエリア内の各仮想ポイントPの滞留時間(積算値又は最大値)を基にヒートマップを表示するための表示データを生成する。このヒートマップは、滞留時間の長さに応じて各仮想ポイントおよびその周辺の領域の表示態様(例えば、濃淡又は色)を変更するようにして生成される。すなわち、濃淡で表現する場合には滞留時間が長い場合には濃く、滞留時間が短い場合には薄くする等である。また、色で表現する場合には滞留時間が長い場合には赤色で、滞留時間が短い場合には水色で表現する等である。
ストレージ52は、例えばHDD(Hard Disk Drive)装置等の大容量記憶装置であり、店舗マップ、位置データ、計測データ、および、表示データを格納する。ストレージ52内の各データは、制御部51からのアクセスに応じて適宜、更新、追加、又は削除される。
(4)滞留時間の具体的な算出方法
次に、図9および図10を参照して、店舗のエリア内の仮想ポイントに対する滞留時間の具体的な算出方法について説明する。図9は、消費者の滞留時間を積算値として算出する方法を示すフローチャートの一例である。図10は、消費者の滞留時間を最大値として算出する方法を示すフローチャートの一例である。
図9および図10の各フローチャートは、位置データ(図3参照)を参照して、サーバ5の制御部51(計測モジュール513)により実行される。
また、図9および図10の各フローチャートでは、位置データ(図3)における隣接する時刻の間隔が一定間隔Δtである場合(つまり、Δt=t1-t0,t2-t1,…,t1000-t999)を想定する。
(4-1)滞留時間(積算値)の算出(図9)
図9に示すフローチャートにおいて、制御部51は、時刻t(変数)を時刻t0にセットし(ステップS2)、以下の処理を実行する。
すなわち、制御部51は、位置データにおいて、セットされた時刻に対応する位置を中心に仮想円の円形領域を定義(設定)し(ステップS4)、ステップS6およびS8の処理を店舗のエリア内のすべての仮想ポイントに対して行う。つまり、注目する仮想ポイントが、ステップS4で設定された円形領域内に含まれているか否かを判定し(ステップS6)、円形領域内であれば滞留時間のカウンタをカウントアップする(ステップS8)。円形領域内にない仮想ポイントにおける滞留時間のカウンタはカウントアップしない。
時刻t=t0に対してすべての仮想ポイントに対する処理が完了すると(ステップS12:YES)、最後の時刻でない限り次の時刻に対してステップS4~S12の処理を繰り返し行う(ステップS14)。すなわち、ステップS4に戻り、時刻t=t1の場合について、同様に、ステップS4~S12の処理が行われる。このとき、消費者の位置にほとんど変化がない場合には、時刻t0に対してカウントアップされた仮想ポイントについては、ステップS8において再度カウントアップされることになる。なお、ステップS12において「最後の時刻」とは、位置データに記録された最後の時刻(つまり、消費者が退店した時刻)を意味し、図3の例ではt1000に相当する。
図9に示すフローチャートでは、すべての仮想ポイントに対して滞留時間のカウント値が保持されるため、すべての時刻に対する処理が完了した場合(つまり、図3の例では、時刻t=t1000まで処理が行われた場合)、各仮想ポイントに対するカウント値が積算値として保持される。そして、各仮想ポイントのカウント値がストレージ52に保存される(ステップS16)。この場合、滞留時間は、Δt×カウント値となる。
(4-2)滞留時間(最大値)の算出(図10)
図10では、図9と同一の処理については同一の符号を付して重複説明を省略する。以下では、図9との相違に注目して説明する。
図10のフローチャートにおいて、設定された時刻tに対して行われる各仮想ポイントについての処理では、仮想ポイントが仮想円の円形領域内に含まれる場合には、図9のフローチャートと同様に滞留時間のカウンタがカウントアップされる(ステップS8)。他方、円形領域に含まれない場合には、現在のカウント値が現時点のカウント値の最大値を示すCmaxより大きいか否かが判定される(ステップS9)。カウント値がCmaxより大きい場合には、そのカウント値を新たなCmaxとし(ステップS10)、滞留時間のカウンタをリセットする(ステップS11)。
つまり、消費者がエリア内のほとんど同じ場所に位置し続ける場合には、その場所近辺の仮想ポイントに対するカウント値が上昇し続けるが、消費者がその場所を離れた場合には、当該仮想ポイントに対するカウント値を過去の最大値Cmaxと比較した上でリセットする。このとき、カウント値が過去の最大値Cmaxよりも大きければ当該カウント値が新たなCmaxとなるが、過去の最大値Cmax以下であれば無視される。
図10に示すフローチャートでは、すべての時刻に対する処理が完了した場合(つまり、図3の例では、時刻t=t1000まで処理が行われた場合)、各仮想ポイントに対するカウント値の最大値が保持される。そして、各仮想ポイントのカウント値の最大値Cmaxがストレージ52に保存される(ステップS17)。この場合、滞留時間は、Δt×Cmaxとなる。
図9および図10では、位置データ(図3)における隣接する時刻の間隔が一定間隔である場合について説明したが、その限りではない。位置データに含まれる隣接する時刻の間隔は、一定間隔でなくてもよい。その場合、カウント値に代えて、滞留時間としての積算値又は最大値が直接算出される。例えば、図9および図10においてステップS8の処理は、カウンタをカウントアップするのではなく、処理対象となる時刻t(n)と、時刻t(n)よりも1つ前の時刻t(n-1)の間の時間(t(n)-t(n-1))を積算する処理となる。
図11に、図2の平面図において一人の消費者のヒートマップの例を示す。
サーバ5の制御部51(表示データ生成モジュール514)では、図9又は図10で算出されたエリア内の各仮想ポイントPの滞留時間(積算値又は最大値)を基にヒートマップを表示するための表示データを生成する。図11に例示するヒートマップでは、滞留時間の長さに応じて各仮想ポイントおよびその周辺の領域の濃淡を変更するようにして生成された例である。つまり、消費者の滞留時間が長い場所が濃く、消費者の滞留時間が短い場所が淡くなるようにしてヒートマップが表示される。
店舗端末4は、サーバ5から表示データを受信してヒートマップを表示する。表示されるヒートマップは、店舗の運営者等によって消費者の店舗内の行動をより正確に把握するために利用される。
以上説明したように、本実施形態の店舗管理システム1では、消費者が移動するエリア内に所定の基準間隔で仮想ポイントが設定される。そして、消費者の移動に伴って無線タグの位置を中心とした仮想円の円形領域内に仮想ポイントが継続して位置する時間が、消費者のエリア内の場所ごとの滞留時間として計測される。このとき、仮想円の直径を仮想ポイントの基準間隔よりも大きく設定されるため、エリアに設定された売り場ゾーンの境界において滞留時間を誤って計測することが回避される。
なお、本実施形態において、サーバ5の制御部51の計測モジュール513は、各売り場ゾーンに含まれるすべての仮想ポイントに対して計測された滞留時間の総和を算出してもよい。それによって、消費者の各売り場ゾーンの滞留時間がわかるため、消費者の店舗内の売り場ゾーン別の動向を把握することができる。また、本実施形態では、エリアに設定された売り場ゾーンの境界において滞留時間を誤って計測されるため、売り場ゾーンごとに滞留時間を集計する場合でも計測誤差が低くなる利点がある。
また、エリア内の複数の仮想ポイントをグルーピングして、各グループでの滞留時間(積算値又は最大値)を計測することも消費者行動を分析する上で有用である。その場合、1グループに含まれる複数の仮想ポイントは、1つのゾーンのみに含まれるように設定してもよいし、隣接するゾーンの境界を超えて設定されてもよい。
以上、情報処理装置、情報処理システム、および、プログラムの実施形態について説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されない。また、上記の実施形態は、本発明の主旨を逸脱しない範囲において、種々の改良や変更が可能である。
例えば、上述した実施形態では、無線タグ2の位置を測位する測位システム(つまり、位置算出モジュール511の機能)がサーバ5に組み込まれた例を示しているが、その限りではない。サーバ5が、測位システムが実装される測位サーバから無線タグ2の位置データを取得し、取得した位置データを基に店舗内の消費者の滞留時間を計測することもできる。
上述した実施形態では、無線タグの位置を中心とした仮想円の円形領域が設定される場合について説明したが、その限りではない。無線タグの位置を中心として設定される領域は、円形に限られず、楕円(直線部分を含む実質的に楕円となる形状も含む)、正方形、矩形であってもよい。無線タグの位置を中心として設定される領域がいずれの形状である場合でも、当該領域に含まれる仮想ポイントの数は、上述した実施形態と同様に2個以上であり、また、5個以下であることが好ましい。
また、無線タグの位置を中心として設定される領域の形状にかかわらず、当該領域内に含まれる5個の仮想ポイントは、無線タグの位置の周囲に配置されるように設定されることが好ましい。無線タグの位置の周囲に配置されることで、5個の仮想ポイントの位置がいずれも無線タグの位置に近くなるように設定されるため、消費者の滞留時間の測定精度が向上する利点がある。
1…店舗管理システム
2…無線タグ
21…制御部
22…通信部
3…受信機
31…電波受信部
32…入射角測定部
33…通信部
4…店舗端末
41…制御部
42…表示部
43…通信部
5…サーバ
51…制御部
511…位置算出モジュール
512…仮想ポイント決定モジュール
513…計測モジュール
514…表示データ生成モジュール
52…ストレージ
53…通信部
7…POSシステム
NW…ネットワーク
CT…カート
Z1~Z24…売り場ゾーン
RZ…レジゾーン
SH…商品棚
P…仮想ポイント
d…基準間隔
CR…仮想円
Cm…位置

Claims (10)

  1. ユーザが移動するエリアに関する情報を記憶する記憶部と、
    前記ユーザと共に移動する通信デバイスの送信信号に基づいて、時刻の経過に応じた前記通信デバイスの前記エリア内の位置を算出する位置算出部と、
    前記エリア内に格子状に配置される仮想線の交点である仮想ポイントを定義したときに、前記位置算出部によって算出された位置を中心とした所定の領域内に位置する仮想ポイントの各々を対象として、前記ユーザの移動に伴って仮想ポイントが前記領域内に継続して位置する時間を計測する計測部と、を備え、
    前記領域は、前記領域内に少なくとも2個の仮想ポイントが含まれるように設定される、
    情報処理装置。
  2. 前記計測部は、各仮想ポイントが前記領域内に継続して位置する時間の最大値を計測する、
    請求項1に記載された情報処理装置。
  3. 前記計測部は、各仮想ポイントが前記領域内に継続して位置する時間の積算値を計測する、
    請求項1に記載された情報処理装置。
  4. 前記エリアは、複数のゾーンを含み、
    前記計測部は、各ゾーンに含まれるすべての仮想ポイントに対して計測された時間の総和を算出する、
    請求項1から3のいずれか一項に記載された情報処理装置。
  5. 前記領域は、前記領域内に最大で5個の仮想ポイントが含まれるように設定される、
    請求項1から4のいずれか一項に記載された情報処理装置。
  6. 前記5個の仮想ポイントは、前記位置算出部によって算出された位置の周囲に配置されるように設定される、
    請求項5に記載された情報処理装置。
  7. 前記領域は、円形領域であって、
    前記円形領域の直径は、隣接する2個の仮想ポイントの間隔よりも大きくなるように設定される、
    請求項1から6のいずれか一項に記載された情報処理装置。
  8. 計測された時間の長さに応じて各仮想ポイントの表示態様が異なるように、前記エリアを表示するための表示データを生成する生成部を備えた、
    請求項1から7のいずれか一項に記載された情報処理装置。
  9. ーザと共に移動する通信デバイスと、前記ユーザが移動するエリア内に配置され、前記通信デバイスからの信号を受信する受信機と、前記受信機と通信可能なサーバと、を含む情報処理システムであって、
    前記情報処理装置は、
    前記エリアに関する情報を記憶する記憶部と、
    前記受信機の受信信号に基づいて、時刻の経過に応じた前記通信デバイスの前記エリア内の位置を算出する位置算出部と、
    前記エリア内に格子状に配置される仮想線の交点である仮想ポイントを定義したときに、前記位置算出部によって算出された位置を中心とした所定の領域内に位置する仮想ポイントの各々を対象として、前記ユーザの移動に伴って仮想ポイントが前記領域内に継続して位置する時間を計測する計測部と、を備え、
    前記領域は、前記領域内に少なくとも2個の仮想ポイントが含まれるように設定される、
    情報処理システム。
  10. ユーザが移動するエリアに関する情報を記憶する記憶部を備えた情報処理装置において、コンピュータを、
    前記ユーザと共に移動する通信デバイスの送信信号に基づいて、時刻の経過に応じた前記通信デバイスの前記エリア内の位置を算出する位置算出手段、および、
    前記エリア内に格子状に配置される仮想線の交点である仮想ポイントを定義したときに、前記位置算出手段によって算出された位置を中心とした所定の領域内に位置する仮想ポイントの各々を対象として、前記ユーザの移動に伴って仮想ポイントが前記領域内に継続して位置する時間を計測する計測手段、
    として機能させるためのプログラムであって、
    前記領域は、前記領域内に少なくとも2個の仮想ポイントが含まれるように設定される、
    プログラム。
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