JP7255691B2 - 表示システム、表示方法、及びプログラム - Google Patents

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Description

本開示は、表示システム、表示方法、及びプログラムに関する。
特許文献1には、ドライバーの覚醒度が、居眠り運転状態よりも高く通常状態よりも低い漫然状態であると判定した際に、ドライバーの覚醒度を改善するアプリケーションを実行手段に実行させる制御手段を備える覚醒度改善装置が開示されている。これにより、ドライバーの覚醒度を向上させることができる。
特開2014-20334号公報
しかしながら、特許文献1に開示された装置では、ドライバーの覚醒度が表示されず、ドライバーは、ドライバーに関与するアプリケーション等の介入動作が実行されるまで、覚醒度が低下していることを知ることができない。また、漫然状態という概念は広く、特許文献1に開示された装置では、ドライバーが漫然状態であるものの通常状態に近い覚醒状態である場合においても介入動作が実行され、介入動作が頻発される。このような介入動作の頻発は、ドライバーに不快感を与える。
本開示の目的は、作業者に与える不快感を低減しつつ、作業者に安全作業継続可能度の低下を知らせることができる表示システム、表示方法、及びプログラムを提供することにある。
本開示の一態様は、安全作業継続可能度に関する情報を入力する入力部と、安全作業継続可能度に関する情報に基づいて安全作業継続可能度を決定する制御部と、安全作業継続可能度を表示する表示部と、を備える表示システムを提供する。
本開示の他の態様は、制御部が、安全作業継続可能度に関する情報を受信し、前記安全作業継続可能度に関する情報に基づいて前記安全作業継続可能度を決定し、表示部に、前記安全作業継続可能度を表示させる、表示方法を提供する。
本開示に係る表示システム、表示方法、及びプログラムにより、作業者に与える不快感を低減しつつ、作業者に安全作業継続可能度の低下を知らせることができる。
本開示に係る表示システムの適用例を説明するための模式図 本開示の実施形態に係る表示システムの構成を例示するブロック図 ディスプレイの配置例を示す模式図 表示システムの動作の流れを例示するフローチャート ディスプレイに表示される内容を例示する模式図 作業者の安全作業継続可能度Sの時間的な推移を例示するグラフ 本開示の実施形態の第1変形例に係る表示システムの動作の流れを示すフローチャート 作業者の安全作業継続可能度Sの時間的な推移を例示するグラフ 本開示の実施形態の第2変形例に係る表示システムの構成を例示するブロック図 本開示の実施形態の第3変形例に係る表示システムの動作の流れを示すフローチャート
以下、添付の図面を参照して本開示に係る表示システムの実施形態を説明する。なお、以下の各実施形態において、同一又は同様の構成要素については同一の符号を付している。
[1.適用例]
本開示に係る表示システムを適用可能な一例について、図1を参照して説明する。図1は、本開示に係る表示システム1の適用例を説明するための模式図である。
本開示に係る表示システム1は、例えば車載用途に適用可能であり、車両2に搭載される。表示システム1は、例えば、カメラ3と、ディスプレイ4と、制御部10とを備える。
カメラ3は、本開示の「撮像部」の一例である。カメラ3は、作業者の顔を撮像する。作業者は、例えば車両2の運転者である。カメラ3によって撮像された画像データは、本開示の「安全作業継続可能度に関する情報」の一例である。例えば、カメラ3は、ステアリングコラムカバー、ダッシュボード、及びルームミラー付近等の作業者の前方に取り付けられる。カメラ3の位置はこれに限定されず、作業者の顔を撮像できる位置であればよい。例えば、カメラ3は、眼鏡型のカメラや、作業者の頭部に装着されたヘッドマウント型のカメラであってもよい。
制御部10は、例えばCPUを含む情報処理装置である。制御部10は、カメラ3によって撮像された画像に基づいて、作業者の顔、目、皮膚等の器官の位置、及びそれらの動きを測定する。例えば、制御部10は、作業者の眼球運動、眼輪郭等を測定する。
ここで、器官は、組織の集まりであって、特定の機能を有するものを含む。例えば、器官は、目、鼻、口、及び耳を含む。器官は、皮膚を含んでもよい。顔全体が器官に含まれてもよい。目に関して、器官は、例えば、眼球及びその周りの上眼瞼、下眼瞼、外眼角、及び内眼角等を含む。眼球に関して、器官は、例えば、瞳孔、虹彩、角膜、網膜、及び水晶体等を含む。
次に、制御部10は、測定結果に基づいて、作業者が事故を起こさずに運転を継続できる可能性を表す指標を示す安全作業継続可能度Sを算出する。安全作業継続可能度Sは、作業者の眠気の程度、漫然の程度、及び疲労度等を総合的に判断して算出されてもよい。
算出された安全作業継続可能度Sは、ディスプレイ4に表示される。これにより、作業者は、ディスプレイ4に表示された安全作業継続可能度Sを確認することができる。例えば、作業者は、ディスプレイ4に表示された安全作業継続可能度Sを定期的に確認することにより、自己の安全作業継続可能度Sの推移を知ることができる。例えば、作業者に眠気が生じ、安全作業継続可能度Sが運転開始時より下がった場合、表示システム1により、作業者は、安全作業継続可能度Sの低下を認識することができる。ディスプレイ4の表示により安全作業継続可能度Sの低下を認識することで、警告音等の作業者に関与する介入動作がなくても、作業者の安全作業継続可能度Sが増加することがあり得る。
また、作業者が自己の安全作業継続可能度Sの低下を認識した場合、自発的に眠気を解消する等の動作を行い、安全作業継続可能度Sを増加させるよう試みることができる。
このように、ディスプレイ4には、原則として、常に安全作業継続可能度Sが表示される。安全作業継続可能度Sが予め定められた閾値以下となった場合、制御部10は、作業者に関与する介入動作を行うための介入制御を行う。介入動作は、作業者の五官に直接的又は間接的に働きかける動作を含む。例えば、制御部10は、座席に取り付けられた振動装置を振動させ、及び/又は、算出された安全作業継続可能度Sに応じた音声をスピーカに出力させる。これにより、例えば作業者の覚醒度が向上し、漫然状態、眠気状態等が解消され、ひいては安全作業継続可能度Sが増加する。上記の振動装置及びスピーカは、本開示の「介入部」の一例である。
このような介入動作を行う介入部は、例えば、空調システムを含む。空調システムは、作業者の周囲の空気の温度、湿度、及び気流等を調整するシステムである。例えば、制御部10は、空調システムを制御し、作業者の周囲の温度を下げたり、作業者に風を当てたりする。これにより、例えば作業者の覚醒度が向上し、漫然状態、眠気状態等が解消され、ひいては安全作業継続可能度Sが増加する。
介入部は、例えば、照明システムを含む。照明システムは、例えば照度や作業者の周囲の空間の明るさを調節する光源装置である。例えば、制御部10は、照明システムを制御し、照度を上げたり、光源を点滅させたりする。これにより、例えば作業者の覚醒度が向上し、漫然状態、眠気状態等が解消され、ひいては安全作業継続可能度Sが増加する。
このような介入動作は、作業者が眠気を帯びた状態の場合には事故等を防止するために有効であるが、作業者が眠気を帯びていない等、通常状態に近い状態である場合に頻発されると、作業者に不快感を生じさせる。また、このような介入動作を止めるために作業者の行動を必要とすると煩瑣であり、運転に危険が生じ得る。本開示の表示システム1では、安全作業継続可能度Sが閾値より大きく、作業者の状態が通常状態に近い状態である場合には、ディスプレイ4に安全作業継続可能度Sを表示するに止め、介入動作を行わない。したがって、表示システム1は、作業者に与える不快感を低減しつつ、作業者に安全作業継続可能度の低下を知らせることができる。
[2.構成例]
以下、本開示の実施形態に係る表示システム1の構成例について説明する。
図2は、表示システム1の構成を例示するブロック図である。表示システム1は、図2に例示するように、カメラ3と、ディスプレイ4と、制御部10とを備える。表示システム1は、記憶部20を更に備えてもよい。表示システム1は、出力装置として、振動装置5とスピーカ6とを更に備えてもよい。
カメラ3は、作業者の顔、目その他の器官を撮像して撮像画像を形成する撮像装置である。カメラ3は、例えば、CMOS(Complementary MOS)、CCD(Charge Coupled Device)等の固体撮像素子によって撮像画像を形成するカメラである。
表示システム1は、作業者の顔に向けて赤外線を照射する図示しない赤外線照射器を備えてもよい。この場合、カメラ3は、赤外域に感度を有する赤外線カメラであってもよい。
ディスプレイ4は、例えば液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ、及びプロジェクタ等の表示装置である。図3は、ディスプレイ4の例を示す図である。言い換えれば、図3は、安全作業継続可能度Sを示す画像が表示される場所の例を示す図である。安全作業継続可能度Sを示す画像は、例えば車両2のルームミラー40、ヘッドアップディスプレイ41、メータパネル42、及びフロントガラス43等に表示される。また、安全作業継続可能度Sを示す画像は、図示しないカーナビゲーション機器のディスプレイに表示されてもよい。
図2に戻り、制御部10は、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)等を含み、情報処理に応じて表示システム1の各構成要素の制御を行う。制御部10は、例えば、ECU(電子制御ユニット)により構成される。制御部10は、例えば、RAMに展開されたプログラムをCPUにより解釈及び実行する。このように実現されるソフトウェアモジュールとして、制御部10は、例えば、画像処理部11、測定部12、安全作業継続可能度算出部13、及び出力制御部14を備える。
記憶部20は、コンピュータその他装置、機械等が記録されたプログラム等の情報を読み取り可能なように、当該プログラム等の情報を、電気的、磁気的、光学的、機械的又は化学的作用によって蓄積する媒体である。記憶部20は、例えば、ハードディスクドライブ、ソリッドステートドライブ等の補助記憶装置を含む。記憶部20には、例えば、後述の安全作業継続可能度算出テーブル21が格納される。
記憶部20は、表示システム1とネットワークを介して通信可能なサーバ等の外部装置の中に設けられてもよい。
振動装置5は、例えば、作業者が座る座席に取り付けられ、作業者に振動を伝えることができる。あるいは、振動装置5は、ステアリングハンドルに取り付けられ、作業者の手に振動を伝えてもよい。例えば、出力制御部14として動作する制御部10は、算出された安全作業継続可能度Sに応じて、振動装置5を振動させる。これにより、例えば作業者の覚醒度が向上し、漫然状態、眠気状態等が解消される。このように、振動装置5は、安全作業継続可能度Sを増加させるように動作することができる。
スピーカ6は、音声によって、作業者に各種情報を報知する音声出力装置である。例えば、出力制御部14として動作する制御部10は、算出された安全作業継続可能度Sに応じた音声を、スピーカ6に出力させる。スピーカ6が出力する音声は、警告音、休憩を促す等の警告アナウンス、及び安全作業継続可能度Sの読み上げ等を含む。例えば、スピーカ6から出力された警告音によって、作業者の覚醒度が向上し、漫然状態、眠気状態等が解消される。このように、スピーカ6は、安全作業継続可能度Sを増加させるように動作することができる。
[3.動作例]
以下、表示システム1の動作例について説明する。図4は、表示システム1の動作の流れを例示するフローチャートである。図4のフローチャートの各処理は、表示システム1の制御部10によって一定の間隔で繰り返し実行される。
まず、制御部10は、カメラ3によって撮像された作業者の顔画像を含む画像を取得する(S1)。
次に、画像処理部11として動作する制御部10は、取得した画像に対して画像処理を行い、作業者の器官の位置を検出する(S2)。
例えば、ステップS2において、制御部10は、作業者の瞳孔、上眼瞼、及び下眼瞼等の位置を検出する。なお、図4のフローチャートでは省略するが、制御部10は、作業者の器官の位置を検出できなかった場合は、一連の処理を終了する。
次に、測定部12として動作する制御部10は、作業者の眼球運動、眼輪郭、及び表情情報のうちの少なくとも1つを測定する(S3)。ここで、眼球運動は、例えば瞳孔又は視線の位置及び移動速度、前庭動眼反射(Vestibulo-ocular reflex、VOR)、並びに固視及びサッケードの回数等を含む。眼球運動は、画像解析や角膜反射法等の公知の方法によって測定される。眼輪郭は、例えば上眼瞼及び下眼瞼の位置、上眼瞼から下眼瞼までの距離、開眼度、上眼瞼及び下眼瞼の移動速度、並びに瞬目の速度及び回数等を含む情報である。表情情報は、例えば、眼輪郭、口の形状、及び頬の筋肉の位置等の顔の特徴量に基づいて推定される情報である。顔の特徴量に基づく表情測定には、公知の方法が適用されてもよい。
次に、安全作業継続可能度算出部13として動作する制御部10は、ステップS3の測定結果に基づいて、安全作業継続可能度Sを算出する(S4)。
安全作業継続可能度Sは、作業者が事故を起こさずに運転を継続できる可能性を表す指標である。安全作業継続可能度Sは、例えば0~1の範囲の値を取り、値が大きいほど作業者が事故を起こさずに運転を継続できる可能性が高いことを意味する。
安全作業継続可能度算出部13として動作する制御部10は、例えば、作業者の眼球運動、眼輪郭、及び表情情報のうちの少なくとも1つに基づいて、安全作業継続可能度Sを算出する。安全作業継続可能度Sは、これらのうちの2つ以上を組み合わせて算出されてもよい。
制御部10は、例えば、ステップS3の測定結果をキーとして記憶部20の安全作業継続可能度算出テーブル21を検索し、キーに対応する安全作業継続可能度Sの値を、安全作業継続可能度算出テーブル21から抽出して取得する。
安全作業継続可能度算出テーブル21は、例えば多数の作業者の過去の眼球運動、眼輪郭、及び表情情報等の測定結果を、当該作業者の測定時の安全作業継続可能度Sに関連付けることによって作成される。あるいは、安全作業継続可能度算出テーブル21は、理論や経験則等に基づいて人的に作成されてもよい。
例えば、安全作業継続可能度Sは、作業者の視線又は瞳孔の移動範囲が大きいほど高くなるように算出される。あるいは、安全作業継続可能度Sは、作業者の視線又は瞳孔の移動の速さが大きいほど高くなるように算出されてもよい。安全作業継続可能度Sは、作業者の視線又は瞳孔の移動範囲と移動の速さとを組み合わせて算出されてもよい。
上記のような算出方法と異なり、又は、上記のような算出方法と組み合わせて、安全作業継続可能度Sは、例えば、瞬目の速さが大きいほど高くなるように算出される。あるいは、安全作業継続可能度Sは、開眼度が大きいほど高くなるように算出されてもよい。安全作業継続可能度Sは、瞬目の速さと開眼度とを組み合わせて算出されてもよい。
上記のような算出方法と異なり、又は、上記のような算出方法と組み合わせて、制御部10は、ステップS3の測定結果に基づいて、作業者の眠気、疲労、及び漫然等の程度を総合的に判断して安全作業継続可能度Sを算出してもよい。例えば、安全作業継続可能度Sは、作業者が居眠り運転状態や眠気を帯びた状態、アルコールや疾病等の影響により正常な運転が困難である危険運転状態、疲労が蓄積した状態、漫然状態であるとき、低い値を取る。特に、居眠り運転状態や危険運転状態においては、安全作業継続可能度Sは低い値となり、例えば0に近い値となる。
次に、制御部10は、ステップS4で算出された安全作業継続可能度Sを、ディスプレイ4に表示する(S5)。これにより、作業者は、ディスプレイ4に表示された安全作業継続可能度Sを確認することができる。ディスプレイ4には、安全作業継続可能度Sの値そのものが表示されてもよいし、図5に示したような安全作業継続可能度Sのメータが表示されてもよい。
次に、制御部10は、安全作業継続可能度Sが予め定められた閾値αより大きいか否かを検知する(S6)。安全作業継続可能度Sが閾値αより大きいことを検知した場合(S6でYes)、制御部10は、図4に示した一連の処理を終了する。
安全作業継続可能度Sが閾値α以下であることを検知した場合(S6でNo)、出力制御部14として動作する制御部10は、介入制御を行う(S7)。介入制御は、安全作業継続可能度Sを増加させるために作業者に関与する介入動作を行うための制御である。例えば、制御部10は、介入制御として、座席に取り付けられた振動装置5(図2参照)を振動させ、及び/又は、算出された安全作業継続可能度Sに応じた音声をスピーカ6に出力させる。これにより、例えば作業者の覚醒度が向上し、漫然状態、眠気状態等が解消され、ひいては安全作業継続可能度Sが増加する。
図6は、作業者の安全作業継続可能度Sの時間的な推移を例示するグラフである。図6のグラフの横軸は時刻tを示している。運転開始時の時刻を0とする。図6のグラフの縦軸は安全作業継続可能度Sを示している。運転開始時から時間が経過すると、安全作業継続可能度Sが低下し始め、時刻t0で閾値αに等しくなっている。制御部10は、時刻t0において、安全作業継続可能度Sが閾値α以下であることを検知する(図4のS6でNo)。したがって、ステップS7に進み、出力制御部14として動作する制御部10は、介入制御を行う。介入制御は、予め定められた時間Δtだけ行われる。
介入制御により、作業者の覚醒度が向上するなどして、安全作業継続可能度Sが増加する。制御部10は、時刻t0からΔt後の時刻t1に介入制御を終える。
[4.まとめ]
以上のように、本実施形態に係る表示システム1は、作業者の顔を含む画像を撮像し、画像データを生成するカメラ3と、画像データに基づいて安全作業継続可能度Sを決定する制御部10と、安全作業継続可能度Sを表示するディスプレイ4と、を備える。
制御部10は、カメラ3から画像データを取得し、取得した画像データに基づいて、作業者の器官の位置を検出し、検出した作業者の器官の位置に基づいて、安全作業継続可能度Sを決定してもよい。
このような構成により、表示システム1は、ディスプレイ4に安全作業継続可能度Sを表示する。これにより、作業者に安全作業継続可能度Sの低下を知らせることができる。ディスプレイ4に安全作業継続可能度Sを表示させるに過ぎず、作業者に音や振動で働きかけたり、作業者の何らかの動作を要求することはないため、作業者に不快感を与えることはない。また、安全作業継続可能度S表示するだけでも、作業者が、安全作業継続可能度Sが運転開始時より低下したこと、又は、安全作業継続可能度Sが予め定められた閾値付近まで低下したことを知った場合、知ったこと自体により眠気が覚めるなどして、作業者の安全作業継続可能度Sが増加することが期待できる。
制御部10は、作業者の器官の位置として、瞳孔の位置を検出してもよい。また、制御部10は、作業者の器官の位置として、上眼瞼及び下眼瞼の位置を検出してもよい。
例えば、眠気状態に陥ると、作業者の瞳孔の位置の移動範囲が狭くなり、又はその移動若しくはサッケードの速さが小さくなることが知られている。また、眠気状態に陥ると、例えば作業者の上眼瞼と下眼瞼との距離が小さくなる。すなわち、瞼が閉じかかった状態になる。したがって、瞳孔の位置、又は上眼瞼及び下眼瞼の位置を用いることで、精度良く安全作業継続可能度Sを算出できる。
制御部10は、安全作業継続可能度Sが予め定められた閾値α以下であることを検知した場合、座席に取り付けられた振動装置5及び/又はスピーカ6を制御して、作業者に関与する介入動作を行ってもよい。
介入動作により、閾値α以下に下がった安全作業継続可能度Sを増加させることが期待でき、衝突事故等の危険を低減させることができる。
[5.変形例]
以上、本開示の実施形態を詳細に説明したが、前述までの説明はあらゆる点において本開示の例示に過ぎない。本開示の範囲を逸脱することなく種々の改良や変形を行うことができる。例えば、以下のような変更が可能である。なお、以下では、上記実施形態と同様の構成要素に関しては同様の符号を用い、上記実施形態と同様の点については、適宜説明を省略する。以下の変形例は適宜組み合わせることができる。
[5-1.第1変形例]
上記の実施形態では、図4に示したように、安全作業継続可能度Sが閾値α以下であることを検知した場合(S6でNo)に制御部10が介入制御を行う例について説明した。しかしながら、介入制御が実行されるのはこのような場合に限定されない。
図7は、第1変形例に係る表示システムの動作の流れを示すフローチャートである。図7に示したステップS1~S5は、図4に示した表示システム1の動作の流れのステップS1~S5と同様であるため説明を省略する。
ステップS5の後、制御部10は、安全作業継続可能度Sが予め定められた第1閾値α1より大きいか否かを検知する(S61)。安全作業継続可能度Sが第1閾値α1より大きいことを検知した場合(S61でYes)、制御部10は、図7に示した一連の処理を終了する。
安全作業継続可能度Sが第1閾値α1以下であることを検知した場合(S61でNo)、制御部10は、安全作業継続可能度Sが予め定められた第2閾値α2より大きいか否かを検知する(S62)。第2閾値α2は、第1閾値α1より小さい。安全作業継続可能度Sが第2閾値α2以下であることを検知した場合(S62でNo)、出力制御部14として動作する制御部10は、介入制御を行う(S7)。
安全作業継続可能度Sが第2閾値α2より大きいことを検知した場合(S62でYes)、制御部10は、作業者が予め定められた期間T内にディスプレイ4を確認する確認動作を行ったか否かを検知する(S63)。確認動作を行ったか否かを検知するために、例えば、ステップS3で測定された作業者の眼球運動の情報が用いられる。例えば、制御部10は、作業者の視線がディスプレイ4の方向を向いた場合に作業者が確認動作を行ったことを検知する。
期間Tは、例えば、作業者の視線がディスプレイ4の方向を向いた後に視線がディスプレイ4から外れた時点からの時間として計測される。あるいは、期間Tは、介入制御が行われた場合に、介入制御の終了時からの時間として計測されてもよい。期間Tは、例えば、現在から予め定められた時間だけ前の時点から、現在までの期間であってもよい。
ステップS63において作業者が期間T内に確認動作を行っていないことを検知した場合(S63でNo)、出力制御部14として動作する制御部10は、介入制御を行う(S7)。ステップS63において作業者が期間T内に確認動作を行ったことを検知した場合(S63でYes)、制御部10は、図7に示した一連の処理を終了する。
図8は、作業者の安全作業継続可能度Sの時間的な推移を例示するグラフである。運転開始時から時間が経過すると、安全作業継続可能度Sが低下し始め、時刻t0で第2閾値α2に等しくなっている。制御部10は、時刻t0において、安全作業継続可能度Sが第1閾値α1以下であることを検知し(図7のS61でNo)、かつ、第2閾値α2以下であることを検知する(図7のS62でNo)。したがって、ステップS7に進み、出力制御部14として動作する制御部10は、介入制御を行う。介入制御は、予め定められた時間Δtだけ行われる。
介入制御により、作業者の覚醒度が向上するなどして、安全作業継続可能度Sが増加する。制御部10は、時刻t0からΔt後の時刻t1に介入制御を終える。
その後、作業者が期間Tの間ディスプレイ4を確認しないまま、時刻t2に至ったとする。すると、時刻t2において、制御部10は、安全作業継続可能度Sが第1閾値α1以下であることを検知し(図7のS61でNo)、かつ、第2閾値α2より大きいことを検知する(図7のS62でYes)。次のステップS63では、制御部10は、作業者が期間T内に確認動作を行っていないことを検知する(S63でNo)。したがって、ステップS7に進み、出力制御部14として動作する制御部10は、介入制御を行う。制御部10は、時刻t2からΔt後の時刻t3に介入制御を終える。
このように、第1変形例に係る表示システムでは、安全作業継続可能度Sが第1閾値α1より大きい場合は介入制御を行わない。一方、第1閾値α1以下であり、かつ第2閾値α2より大きい場合には、作業者が期間T内に確認動作を行わなかった場合に介入制御を行う。このように、第1変形例に係る表示システムでは、介入制御の頻発を防止して作業者の不快感の発生を抑制しつつ、作業者が一定の長い時間ディスプレイ4上の安全作業継続可能度Sの表示を見なかった場合には介入制御を行う。これにより、作業者がディスプレイ4を確認するように促し、安全作業継続可能度Sを確認すること自体により安全作業継続可能度Sを維持又は増加させる効果を有効に発揮させることができる。
[5-2.第2変形例]
上記の実施形態では、図4のステップS4に示したように、作業者の眼球運動、眼輪郭、及び表情情報のうちの少なくとも1つの測定結果に基づいて、安全作業継続可能度Sを算出する例について説明した。しかしながら、安全作業継続可能度Sを算出するために用いられる情報はこれらに限定されない。例えば、制御部10は、作業者の血圧、心拍数、体温、呼吸数、脳波、及び発汗量等の生体情報に基づいて安全作業継続可能度Sを算出してもよい。
図9は、このような第2変形例に係る表示システム101の構成を例示する図である。表示システム101は、作業者の血圧、心拍数、体温、呼吸数、脳波、及び発汗量等の生体情報を測定する生体情報測定部30と、測定された生体情報を制御部10に入力する入力部31とを備える。生体情報測定部30は、例えば公知のバイタルサイン計測器である。入力部31は、表示システム101と生体情報測定部30等の外部機器とを接続するインタフェース回路である。
また、制御部10は、センサを用いて測定された車両2の速度、加速度、及び角速度等の情報を入力部31を介して取得し、取得した情報に基づいて安全作業継続可能度Sを算出してもよい。
上記の実施形態の眼球運動、眼輪郭、及び表情情報と、第2変形例で述べた生体情報及び車両情報とを組み合わせて安全作業継続可能度Sが算出されてもよい。また、例えば、これらの情報を組み合わせて安全作業継続可能度Sを算出する場合には、作業者の性格、持病、及び運転適正等によって、各情報の重み付けが行われてもよい。
[5-3.第3変形例]
上記の実施形態では、図4のステップS5に示すように、算出された安全作業継続可能度Sが常にディスプレイ4に表示される例について説明した。しかしながら、介入制御が行われている間は、ディスプレイ4に安全作業継続可能度Sが表示されなくてもよい。図10は、このような第3変形例に係る表示システムの動作の流れを示すフローチャートである。
上記の実施形態と異なり、第3変形例では、安全作業継続可能度Sを算出するステップS4の後、安全作業継続可能度Sが予め定められた閾値αより大きいか否かを検知するステップS6が実行される。安全作業継続可能度Sが閾値αより大きいことを検知した場合(S6でYes)、制御部10は、ステップS4で算出された安全作業継続可能度Sを、ディスプレイ4に表示する(S5)。
[5-4.第4変形例]
上記の実施形態では、図4のステップS7の介入制御として、制御部10が、座席に取り付けられた振動装置5(図2参照)を振動させ、及び/又は、算出された安全作業継続可能度Sに応じた音声をスピーカ6に出力させる制御を説明した。しかしながら、介入制御はこれらに限定されない。例えば、制御部10は、車両2のステアリング及びブレーキ等を制御可能に構成され、介入制御として、自動運転制御及び自動ブレーキ制御を行ってもよい。これにより、安全作業継続可能度Sが閾値α以下であることを検知した場合(S6でNo)、自動運転制御及び自動ブレーキ制御を行って事故を防止することができる。
[5-5.第5変形例]
上記の実施形態では、図1に示したように、車載用途に適用される表示システム1について説明した。しかしながら、本開示はこれに限定されない。例えば、表示システム1は、工場において利用されてもよい。具体的には、第5変形例においては、工場において製品の組立てや梱包等の作業を行なう工場作業者が、表示システム1のディスプレイ4に表示された安全作業継続可能度Sを確認することができる。
また、表示システム1は、オフィス等において利用されてもよい。例えば、オフィスにおいてデスクワーク作業を行なうデスク作業者、及び在宅でデスクワーク作業を行うデスク作業者等の、同じ場所で作業を続けるような作業者が、表示システム1のディスプレイ4に表示された安全作業継続可能度Sを確認することができる。
例えば、表示システム1により工場作業者、デスク作業者等の作業者が安全作業継続可能度Sが低下したことを知ることができれば、作業者は、意識的に注意しながら作業する、自ら休憩を入れる、違う作業に切り替える等の対策を採って、安全作業継続可能度Sを増加させるよう試みることができる。これにより、工場におけるミス、事故、及びデスクワークにおけるミス等が生じるリスクを下げることができる。
表示システム1は、工場の作業ラインを制御する制御部を備えてもよい。これにより、表示システム1は、安全作業継続可能度Sが低下した場合、工場の作業ラインを止めることにより、ミス及び事故の発生を防止することができる。また、表示システム1は、安全作業継続可能度Sが低下した場合、工場管理者、共同作業者、並びに産業医及び看護師等の医療従事者等に通知してもよい。これにより、これらの者が作業計画の見直しをする、といった対応を採ることができる。このようにして、ミス及び事故の発生を防止することができる。
表示システム1のディスプレイ4には、例えば安全作業継続可能度Sが表示される。あるいは、ディスプレイ4には、安全作業継続可能度Sに準ずる図、イルミネーション等が表示されてもよい。
介入動作は、安全作業継続可能度Sに応じた警報音、休憩を促す等のアナウンス、座席振動等であってもよい。また、表示システム1は、介入動作として、安全作業継続可能度Sを読み上げてもよい。作業者がモニタを利用して作業を行う場合、表示システム1は、介入動作としてモニタ画面に警告画像を表示してもよい。作業者がアプリケーションを利用して作業を行う必要がある場合、表示システム1は、安全作業継続可能度Sが改善するまでアプリケーションを操作できない状態にしてもよい。
(付記)
以下、本開示に係る各種態様を付記する。
第1の態様の表示システム(1,101)は、
安全作業継続可能度に関する情報を入力する入力部(31)と、
前記安全作業継続可能度に関する情報に基づいて前記安全作業継続可能度を決定する制御部(10)と、
前記安全作業継続可能度を表示する表示部(4)と、を備える。
第2の態様の表示システム(1)は、第1の態様の表示システムにおいて、前記安全作業継続可能度に関する情報として人の顔を含む画像を撮像し、画像データを生成する撮像部(3)を更に備え、
前記制御部(10)は、前記撮像部(3)から前記画像データを取得し、取得した画像データに基づいて、前記人の器官の位置及び移動速度のうちの少なくとも1つを検出し、検出した前記人の器官及び移動速度のうちの少なくとも1つの位置に基づいて、前記安全作業継続可能度を決定する。
第3の態様の表示システム(1)では、第2の態様の表示システムにおいて、前記制御部(10)は、前記人の器官の位置又は移動速度として、瞳孔の位置又は移動速度を検出する。
第4の態様の表示システム(1)では、第2又は第3の態様の表示システムにおいて、前記制御部(10)は、前記人の器官の位置又は移動速度として、上眼瞼及び下眼瞼の位置を検出する。
第5の態様の表示システム(1,101)は、第2~第4のいずれかの態様の表示システムにおいて、作業者に関与する介入動作を行う介入部(5,6)を更に備え、
前記制御部(10)は、検出した前記人の器官の位置に基づいて、前記人が前記表示部を見る確認動作を更に検知し、
前記制御部(10)は、予め定められた期間内に前記確認動作を検知しなかった場合、前記介入部(5,6)に介入動作を行わせる。
第6の態様の表示システム(1,101)では、第5の態様の表示システムにおいて、前記制御部(10)は、検出した前記人の器官の位置に基づいて前記人の視線を測定し、前記視線が前記表示部の方向を向いた場合に前記確認動作を検知する。
第7の態様の表示システム(1,101)は、第1~6のいずれか態様の表示システムにおいて、作業者に関与する介入動作を行う介入部(5,6)を更に備え、
前記制御部(10)は、前記安全作業継続可能度が予め定められた基準以下であることを検知した場合、前記介入部(5,6)に介入動作を行わせる。
第8の態様の表示方法では、
制御部(10)が、安全作業継続可能度に関する情報を受信し(S1)、
前記安全作業継続可能度に関する情報に基づいて前記安全作業継続可能度を決定し(S4)、
表示部(4)に、前記安全作業継続可能度を表示させる(S5)。
第9の態様は、第8の態様の表示方法を制御部(10)に実行させるためのプログラムである。
1 表示システム
2 車両
3 カメラ
4 ディスプレイ
5 振動装置
6 スピーカ
10 制御部
11 画像処理部
12 測定部
13 安全作業継続可能度算出部
14 出力制御部
20 記憶部
21 安全作業継続可能度算出テーブル

Claims (6)

  1. 安全作業継続可能度に関する情報を入力する入力部と、
    前記安全作業継続可能度に関する情報に基づいて前記安全作業継続可能度を決定する制御部と、
    前記安全作業継続可能度を表示する表示部と、
    前記安全作業継続可能度に関する情報として人の顔を含む画像を撮像し、画像データを生成する撮像部と、
    作業者に関与する介入動作を行う介入部と、を備え、
    前記制御部は、前記撮像部から前記画像データを取得し、取得した画像データに基づいて、前記人の器官の位置及び移動速度のうちの少なくとも1つを検出し、検出した前記人の器官の位置及び移動速度のうちの少なくとも1つに基づいて、前記安全作業継続可能度を決定し、
    前記制御部は、
    前記安全作業継続可能度が第1閾値以下であり、かつ、前記安全作業継続可能度が前記第1閾値より小さい第2閾値より大きい場合、検出した前記人の器官の位置に基づいて、前記人が前記表示部を見る確認動作を検知し、予め定められた期間内に前記確認動作を検知しなかったときは、前記介入部に前記介入動作を行わせ、
    前記安全作業継続可能度が前記第2閾値以下である場合、前記介入部に前記介入動作を行わせ、
    前記安全作業継続可能度が前記第1閾値より大きい場合、又は、前記確認動作を検知する処理において前記予め定められた期間内に前記確認動作を検知した場合、前記介入部に前記介入動作を行わせるための制御を実行しない、
    表示システム。
  2. 前記制御部は、前記人の器官の位置又は移動速度として、瞳孔の位置又は移動速度を検出する、請求項に記載の表示システム。
  3. 前記制御部は、前記人の器官の位置又は移動速度として、上眼瞼及び下眼瞼の位置又は移動速度を検出する、請求項又はに記載の表示システム。
  4. 前記制御部は、検出した前記人の器官の位置に基づいて前記人の視線を測定し、前記視線が前記表示部の方向を向いた場合に前記確認動作を検知する、請求項1~3のいずれかに記載の表示システム。
  5. 安全作業継続可能度に関する情報に基づいて前記安全作業継続可能度を決定する制御部と、
    前記安全作業継続可能度を表示する表示部と、
    前記安全作業継続可能度に関する情報として人の顔を含む画像を撮像し、画像データを生成する撮像部と、
    作業者に関与する介入動作を行う介入部と、を備える表示システムによって実行される表示方法であって、
    前記表示方法は、前記制御部が、
    前記安全作業継続可能度に関する情報を受信するステップと
    前記撮像部から前記画像データを取得し、取得した画像データに基づいて、前記人の器官の位置及び移動速度のうちの少なくとも1つを検出し、検出した前記人の器官の位置及び移動速度のうちの少なくとも1つに基づいて前記安全作業継続可能度を決定するステップと
    前記表示部に、前記安全作業継続可能度を表示させるステップと
    前記安全作業継続可能度が第1閾値以下であり、かつ、前記安全作業継続可能度が前記第1閾値より小さい第2閾値より大きい場合、検出した前記人の器官の位置に基づいて、前記人が前記表示部を見る確認動作を検知し、予め定められた期間内に前記確認動作を検知しなかったときは、前記介入部に前記介入動作を行わせるステップと、
    前記安全作業継続可能度が前記第2閾値以下である場合、前記介入部に前記介入動作を行わせるステップと、を含み、
    前記制御部は、前記安全作業継続可能度が前記第1閾値より大きい場合、又は、前記確認動作を検知する処理において前記予め定められた期間内に前記確認動作を検知した場合、前記介入部に前記介入動作を行わせるための制御を実行しない、
    表示方法。
  6. 請求項に記載の表示方法を制御部に実行させるためのプログラム。
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