JP7255691B2 - 表示システム、表示方法、及びプログラム - Google Patents
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Description
本開示に係る表示システムを適用可能な一例について、図1を参照して説明する。図1は、本開示に係る表示システム1の適用例を説明するための模式図である。
以下、本開示の実施形態に係る表示システム1の構成例について説明する。
以下、表示システム1の動作例について説明する。図4は、表示システム1の動作の流れを例示するフローチャートである。図4のフローチャートの各処理は、表示システム1の制御部10によって一定の間隔で繰り返し実行される。
以上のように、本実施形態に係る表示システム1は、作業者の顔を含む画像を撮像し、画像データを生成するカメラ3と、画像データに基づいて安全作業継続可能度Sを決定する制御部10と、安全作業継続可能度Sを表示するディスプレイ4と、を備える。
以上、本開示の実施形態を詳細に説明したが、前述までの説明はあらゆる点において本開示の例示に過ぎない。本開示の範囲を逸脱することなく種々の改良や変形を行うことができる。例えば、以下のような変更が可能である。なお、以下では、上記実施形態と同様の構成要素に関しては同様の符号を用い、上記実施形態と同様の点については、適宜説明を省略する。以下の変形例は適宜組み合わせることができる。
上記の実施形態では、図4に示したように、安全作業継続可能度Sが閾値α以下であることを検知した場合(S6でNo)に制御部10が介入制御を行う例について説明した。しかしながら、介入制御が実行されるのはこのような場合に限定されない。
上記の実施形態では、図4のステップS4に示したように、作業者の眼球運動、眼輪郭、及び表情情報のうちの少なくとも1つの測定結果に基づいて、安全作業継続可能度Sを算出する例について説明した。しかしながら、安全作業継続可能度Sを算出するために用いられる情報はこれらに限定されない。例えば、制御部10は、作業者の血圧、心拍数、体温、呼吸数、脳波、及び発汗量等の生体情報に基づいて安全作業継続可能度Sを算出してもよい。
上記の実施形態では、図4のステップS5に示すように、算出された安全作業継続可能度Sが常にディスプレイ4に表示される例について説明した。しかしながら、介入制御が行われている間は、ディスプレイ4に安全作業継続可能度Sが表示されなくてもよい。図10は、このような第3変形例に係る表示システムの動作の流れを示すフローチャートである。
上記の実施形態では、図4のステップS7の介入制御として、制御部10が、座席に取り付けられた振動装置5(図2参照)を振動させ、及び/又は、算出された安全作業継続可能度Sに応じた音声をスピーカ6に出力させる制御を説明した。しかしながら、介入制御はこれらに限定されない。例えば、制御部10は、車両2のステアリング及びブレーキ等を制御可能に構成され、介入制御として、自動運転制御及び自動ブレーキ制御を行ってもよい。これにより、安全作業継続可能度Sが閾値α以下であることを検知した場合(S6でNo)、自動運転制御及び自動ブレーキ制御を行って事故を防止することができる。
上記の実施形態では、図1に示したように、車載用途に適用される表示システム1について説明した。しかしながら、本開示はこれに限定されない。例えば、表示システム1は、工場において利用されてもよい。具体的には、第5変形例においては、工場において製品の組立てや梱包等の作業を行なう工場作業者が、表示システム1のディスプレイ4に表示された安全作業継続可能度Sを確認することができる。
以下、本開示に係る各種態様を付記する。
安全作業継続可能度に関する情報を入力する入力部(31)と、
前記安全作業継続可能度に関する情報に基づいて前記安全作業継続可能度を決定する制御部(10)と、
前記安全作業継続可能度を表示する表示部(4)と、を備える。
前記制御部(10)は、前記撮像部(3)から前記画像データを取得し、取得した画像データに基づいて、前記人の器官の位置及び移動速度のうちの少なくとも1つを検出し、検出した前記人の器官及び移動速度のうちの少なくとも1つの位置に基づいて、前記安全作業継続可能度を決定する。
前記制御部(10)は、検出した前記人の器官の位置に基づいて、前記人が前記表示部を見る確認動作を更に検知し、
前記制御部(10)は、予め定められた期間内に前記確認動作を検知しなかった場合、前記介入部(5,6)に介入動作を行わせる。
前記制御部(10)は、前記安全作業継続可能度が予め定められた基準以下であることを検知した場合、前記介入部(5,6)に介入動作を行わせる。
制御部(10)が、安全作業継続可能度に関する情報を受信し(S1)、
前記安全作業継続可能度に関する情報に基づいて前記安全作業継続可能度を決定し(S4)、
表示部(4)に、前記安全作業継続可能度を表示させる(S5)。
2 車両
3 カメラ
4 ディスプレイ
5 振動装置
6 スピーカ
10 制御部
11 画像処理部
12 測定部
13 安全作業継続可能度算出部
14 出力制御部
20 記憶部
21 安全作業継続可能度算出テーブル
Claims (6)
- 安全作業継続可能度に関する情報を入力する入力部と、
前記安全作業継続可能度に関する情報に基づいて前記安全作業継続可能度を決定する制御部と、
前記安全作業継続可能度を表示する表示部と、
前記安全作業継続可能度に関する情報として人の顔を含む画像を撮像し、画像データを生成する撮像部と、
作業者に関与する介入動作を行う介入部と、を備え、
前記制御部は、前記撮像部から前記画像データを取得し、取得した画像データに基づいて、前記人の器官の位置及び移動速度のうちの少なくとも1つを検出し、検出した前記人の器官の位置及び移動速度のうちの少なくとも1つに基づいて、前記安全作業継続可能度を決定し、
前記制御部は、
前記安全作業継続可能度が第1閾値以下であり、かつ、前記安全作業継続可能度が前記第1閾値より小さい第2閾値より大きい場合、検出した前記人の器官の位置に基づいて、前記人が前記表示部を見る確認動作を検知し、予め定められた期間内に前記確認動作を検知しなかったときは、前記介入部に前記介入動作を行わせ、
前記安全作業継続可能度が前記第2閾値以下である場合、前記介入部に前記介入動作を行わせ、
前記安全作業継続可能度が前記第1閾値より大きい場合、又は、前記確認動作を検知する処理において前記予め定められた期間内に前記確認動作を検知した場合、前記介入部に前記介入動作を行わせるための制御を実行しない、
表示システム。 - 前記制御部は、前記人の器官の位置又は移動速度として、瞳孔の位置又は移動速度を検出する、請求項1に記載の表示システム。
- 前記制御部は、前記人の器官の位置又は移動速度として、上眼瞼及び下眼瞼の位置又は移動速度を検出する、請求項1又は2に記載の表示システム。
- 前記制御部は、検出した前記人の器官の位置に基づいて前記人の視線を測定し、前記視線が前記表示部の方向を向いた場合に前記確認動作を検知する、請求項1~3のいずれかに記載の表示システム。
- 安全作業継続可能度に関する情報に基づいて前記安全作業継続可能度を決定する制御部と、
前記安全作業継続可能度を表示する表示部と、
前記安全作業継続可能度に関する情報として人の顔を含む画像を撮像し、画像データを生成する撮像部と、
作業者に関与する介入動作を行う介入部と、を備える表示システムによって実行される表示方法であって、
前記表示方法は、前記制御部が、
前記安全作業継続可能度に関する情報を受信するステップと、
前記撮像部から前記画像データを取得し、取得した画像データに基づいて、前記人の器官の位置及び移動速度のうちの少なくとも1つを検出し、検出した前記人の器官の位置及び移動速度のうちの少なくとも1つに基づいて、前記安全作業継続可能度を決定するステップと、
前記表示部に、前記安全作業継続可能度を表示させるステップと、
前記安全作業継続可能度が第1閾値以下であり、かつ、前記安全作業継続可能度が前記第1閾値より小さい第2閾値より大きい場合、検出した前記人の器官の位置に基づいて、前記人が前記表示部を見る確認動作を検知し、予め定められた期間内に前記確認動作を検知しなかったときは、前記介入部に前記介入動作を行わせるステップと、
前記安全作業継続可能度が前記第2閾値以下である場合、前記介入部に前記介入動作を行わせるステップと、を含み、
前記制御部は、前記安全作業継続可能度が前記第1閾値より大きい場合、又は、前記確認動作を検知する処理において前記予め定められた期間内に前記確認動作を検知した場合、前記介入部に前記介入動作を行わせるための制御を実行しない、
表示方法。 - 請求項5に記載の表示方法を制御部に実行させるためのプログラム。
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