JP7255030B1 - 管理装置、管理方法、管理プログラム、及び記録媒体 - Google Patents

管理装置、管理方法、管理プログラム、及び記録媒体 Download PDF

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Abstract

管理装置は、作業単位であるワークパッケージを用いてプロジェクトを管理する装置であって、作業と作業の成果物とが対応付けられたワークパッケージを作成する設定部と、ワークパッケージの作業を実施するために必要な成果物に基づいて、ワークパッケージの先行ワークパッケージの候補である候補ワークパッケージのリストを生成する生成部と、を備え、設定部は、リストから選択された候補ワークパッケージをワークパッケージの先行ワークパッケージとして設定する。

Description

本開示は、管理装置、管理方法、管理プログラム、及び記録媒体に関する。
従来、スケジュール管理ソフトにより、プロジェクトの進捗を管理することが行われている。例えば、特許文献1には、ユーザが画面上でプロジェクトの工程間の前後関係を設定する進捗状況管理装置が記載されている。
特開2009-116806号公報
ところで、ワークパッケージを用いてプロジェクトを管理する手法が知られている。この管理手法においても、ワークパッケージ間の前後関係を設定する必要がある。特許文献1に記載の進捗状況管理装置のように、ユーザがプロジェクトのワークパッケージ間の前後関係を設定するためには、ユーザがこれらのワークパッケージ間の前後関係をすべて把握する必要がある。しかしながら、大規模なプロジェクトにおいては複数のワークパッケージが存在するので、ユーザがこれらのワークパッケージ間の前後関係をすべて把握することは困難である。
本開示は、プロジェクトにおけるワークパッケージ間の前後関係を簡易に設定可能な管理装置、管理方法、管理プログラム、及び記録媒体を説明する。
本開示の一側面に係る管理装置は、作業単位であるワークパッケージを用いてプロジェクトを管理する装置である。この管理装置は、作業と作業の成果物とが対応付けられたワークパッケージを作成する設定部と、ワークパッケージの作業を実施するために必要な成果物に基づいて、ワークパッケージの先行ワークパッケージの候補である候補ワークパッケージのリストを生成する生成部と、を備える。設定部は、リストから選択された候補ワークパッケージをワークパッケージの先行ワークパッケージとして設定する。
本開示の別の側面に係る管理方法は、作業単位であるワークパッケージを用いてプロジェクトを管理する方法である。この管理方法は、作業と作業の成果物とが対応付けられたワークパッケージを作成することと、ワークパッケージの作業を実施するために必要な成果物に基づいて、ワークパッケージの先行ワークパッケージの候補である候補ワークパッケージのリストを生成することと、リストから選択された候補ワークパッケージをワークパッケージの先行ワークパッケージとして設定することと、を含む。
本開示の更に別の側面に係る管理プログラムは、作業単位であるワークパッケージを用いてプロジェクトを管理するようにコンピュータを動作させるプログラムである。この管理プログラムは、作業と作業の成果物とが対応付けられたワークパッケージを作成することと、ワークパッケージの作業を実施するために必要な成果物に基づいて、ワークパッケージの先行ワークパッケージの候補である候補ワークパッケージのリストを生成することと、リストから選択された候補ワークパッケージをワークパッケージの先行ワークパッケージとして設定することと、をコンピュータに実行させるためのプログラムである。
本開示の更に別の側面に係る記録媒体は、作業単位であるワークパッケージを用いてプロジェクトを管理するようにコンピュータを動作させる管理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。管理プログラムは、作業と作業の成果物とが対応付けられたワークパッケージを作成することと、ワークパッケージの作業を実施するために必要な成果物に基づいて、ワークパッケージの先行ワークパッケージの候補である候補ワークパッケージのリストを生成することと、リストから選択された候補ワークパッケージをワークパッケージの先行ワークパッケージとして設定することと、をコンピュータに実行させるためのプログラムである。
これらの管理装置、管理方法、管理プログラム、及び記録媒体においては、ワークパッケージの作業を実施するために必要な成果物に基づいて、候補ワークパッケージのリストが生成され、当該リストから選択された候補ワークパッケージがワークパッケージの先行ワークパッケージとして設定される。ワークパッケージの作業を実施するために必要な成果物が考慮されて候補ワークパッケージのリストが生成されることにより、ワークパッケージの作業に直接影響を与える他のワークパッケージが先行ワークパッケージとして設定される可能性を高めることができる。したがって、ユーザがワークパッケージ間の前後関係を把握していなくても、プロジェクトにおけるワークパッケージ間の前後関係を簡易に設定することが可能となる。
いくつかの実施形態において、生成部は、ユーザによって入力された成果物を特定可能な情報に基づいて、上記リストを生成してもよい。この場合、ワークパッケージの作業を実施するために必要な成果物がユーザによって入力されるので、適切なワークパッケージが候補ワークパッケージとして抽出される可能性を高めることができる。
いくつかの実施形態において、生成部は、予め設定されたレコメンド条件に基づいて、上記リストを生成してもよい。この場合、ユーザが関与することなく候補ワークパッケージのリストが生成されるので、ユーザの負担を軽減することが可能となる。
いくつかの実施形態において、設定部は、ワークパッケージと先行ワークパッケージとの関係に基づいて、レコメンド条件を更新してもよい。この場合、実際に設定されたワークパッケージと先行ワークパッケージとの関係を用いて、レコメンド条件が更新される。したがって、適切なワークパッケージが候補ワークパッケージとして抽出される可能性を高めることができる。
いくつかの実施形態において、設定部は、表示装置に表示された上記リストから、ユーザによって選択された候補ワークパッケージをワークパッケージの先行ワークパッケージとして設定してもよい。この場合、ユーザが先行ワークパッケージを選択するので、適切なワークパッケージが先行ワークパッケージとして設定される可能性を高めることができる。
いくつかの実施形態において、管理装置は、ワークパッケージの作業に遅延が生じるか否かを予測する予測部を更に備えてもよい。予測部は、ワークパッケージの後続ワークパッケージの作業を実施するために必要な成果物の要求日と、ワークパッケージの作業が終了すると予測される予測終了日と、に基づいて、遅延が生じるか否かを予測してもよい。例えば、ワークパッケージの予測終了日が当初の計画よりも少し遅れたとしても、要求日よりも前であれば、後続ワークパッケージには影響が及ばない。上記構成によれば、ワークパッケージの予測終了日と要求日とが考慮されて遅延の発生が予測されるので、後続ワークパッケージに影響を及ぼす遅延を予測することが可能となる。
いくつかの実施形態において、予測部は、上記遅延により後続ワークパッケージにおいて遅延が生じるか否かを更に予測してもよい。ワークパッケージにおいて発生した遅延により、後続ワークパッケージにおいても遅延が生じることがある。上記構成によれば、後続ワークパッケージにおける遅延の発生の有無が更に予測されるので、遅延の影響が及ぶ範囲を確定することが可能となる。
いくつかの実施形態において、設定部は、ワークパッケージを識別可能なワークパッケージ識別情報をワークパッケージに割り当てることによって、ワークパッケージを作成してもよい。ワークパッケージ識別情報は、ワークパッケージの作業と作業の成果物とを特定可能な情報であってもよい。この場合、ワークパッケージ識別情報を設定するだけで、ワークパッケージの作業とその成果物とを特定することができる。したがって、ワークパッケージに関するデータを簡易化することが可能となる。
本開示の各側面及び各実施形態によれば、プロジェクトにおけるワークパッケージ間の前後関係を簡易に設定することができる。
図1は、一実施形態に係る管理装置を含む管理システムを概略的に示す構成図である。 図2は、図1に示される管理装置のハードウェア構成図である。 図3は、図1に示される管理装置の機能構成を示すブロック図である。 図4は、ワークパッケージテーブルの一例を示す図である。 図5は、EWP(Engineering Work Package)を説明するための図である。 図6は、コンポーネントテーブルの一例を示す図である。 図7は、図1に示される管理システムにおけるワークパッケージの作成方法の一例を示すシーケンス図である。 図8は、一覧画面の一例を示す図である。 図9は、図1に示される管理システムにおける先行ワークパッケージの設定方法の一例を示すシーケンス図である。 図10は、設定画面の一例を示す図である。 図11は、選択画面の一例を示す図である。 図12は、図1に示される管理装置が行うスケジュール管理方法の一例を示すフローチャートである。 図13は、ワークパッケージ間の前後関係及び遅延状況の一例を示す図である。 図14は、ワークパッケージ間の前後関係及び遅延状況の別の例を示す図である。 図15は、記録媒体に記録された管理プログラムの構成を示す図である。
以下、図面を参照しながら本開示の実施形態が詳細に説明される。なお、図面の説明において同一要素には同一符号が付され、重複する説明は省略される。
まず、図1及び図2を参照しながら、一実施形態に係る管理装置を含む管理システムを説明する。図1は、一実施形態に係る管理装置を含む管理システムを概略的に示す構成図である。図2は、図1に示される管理装置のハードウェア構成図である。
図1に示される管理システム1は、施工対象物を構築(建設)するプロジェクトを管理するシステムである。施工対象物の例としては、オイル・ガス分野のプラント、及びインフラストラクチャー分野のプラントが挙げられる。オイル・ガス分野のプラントの例としては、石油精製プラント、ガス処理プラント、天然ガス液化プラント、石油化学プラント、及びケミカル品製造プラントが挙げられる。インフラストラクチャー分野のプラントの例としては、火力発電プラント、原子力発電プラント、及び再生可能エネルギー発電プラントが挙げられる。プロジェクトは、設計(Engineering)、調達(Procurement)、及び建設(Construction)という3つのフェーズを含み得る。
管理システム1は、例えば、AWP(Advanced Work Packaging)によってプロジェクトを管理する。AWPは、ワークパッケージを用いてプロジェクトを管理する手法である。ワークパッケージとは、作業単位である。ワークパッケージには、作業内容、工数、コスト、リソース、及びスケジュール等が割り当てられる。ワークパッケージの例としては、設計の作業単位であるEWP(Engineering Work Package)、調達の作業単位であるPWP(Procurement Work Package)、建設の作業単位であるCWP(Construction Work Package)、及びCWPを細分化したIWP(Installation Work Package)が挙げられる。以下、管理システム1が扱うワークパッケージとして主にEWPを用いて説明する。
管理システム1は、1又は複数の端末装置10と、管理装置20と、を含む。端末装置10と、管理装置20とは、通信ネットワークNWによって互いに通信可能に接続されている。通信ネットワークNWは、有線及び無線のいずれで構成されてもよい。通信ネットワークNWの例としては、インターネット、移動体通信網、及びWAN(Wide Area Network)が挙げられる。
端末装置10は、ユーザによって用いられ、ユーザの操作に基づいて各種処理を行う。端末装置10の例としては、デスクトップコンピュータ、ラップトップコンピュータ、タブレット端末、及びスマートフォンが挙げられる。端末装置10のユーザは、例えば、ウェブベースのアプリケーションを用いて、ワークパッケージに関する操作を行う。
管理装置20は、ワークパッケージを用いてプロジェクトを管理する装置である。管理装置20は、サーバ装置等の情報処理装置によって構成される。
図2に示されるように、管理装置20は、物理的には、プロセッサ201、主記憶装置202、補助記憶装置203、及び通信装置204等のハードウェアを備えるコンピュータとして構成され得る。管理装置20は、図2に示される1台のコンピュータから構成されてもよく、複数台のコンピュータから構成されてもよい。
プロセッサ201の例としては、CPU(Central Processing Unit)が挙げられる。主記憶装置202は、RAM(Random Access Memory)及びROM(Read Only Memory)等で構成される。補助記憶装置203の例としては、半導体メモリ、及びハードディスク装置が挙げられる。補助記憶装置203は、管理プログラムP(図15参照)を格納している。通信装置204は、通信ネットワークNWを介して他の装置とデータの送受信を行う装置である。通信装置204は、例えば、ネットワークインタフェースカード(NIC)又は無線通信モジュールで構成される。
プロセッサ201が、補助記憶装置203に格納されている管理プログラムPを、主記憶装置202に読み出して実行することにより、プロセッサ201の制御のもとで各ハードウェアが動作し、主記憶装置202及び補助記憶装置203におけるデータの読み出し及び書き込みが行われる。これにより、管理装置20の図3に示される各機能部が実現される。なお、各端末装置10も管理装置20と同様のコンピュータによって構成されている。
次に、図3~図6を参照しながら、管理装置20の機能構成を説明する。図3は、図1に示される管理装置の機能構成を示すブロック図である。図4は、ワークパッケージテーブルの一例を示す図である。図5は、EWPを説明するための図である。図6は、コンポーネントテーブルの一例を示す図である。図3に示されるように、管理装置20は、機能的要素として、取得部21と、生成部22と、設定部23と、予測部24と、出力部25と、記憶部30と、を含む。後述の各方法の説明において、各機能部の機能(動作)を詳細に説明するので、ここでは各機能部の機能を簡単に説明する。
記憶部30は、各種情報を格納する機能的要素である。記憶部30は、例えば、ワークパッケージテーブル及びコンポーネントテーブルを格納している。ワークパッケージテーブルは、ワークパッケージデータを管理するテーブルである。ワークパッケージデータは、作業と作業の成果物とが対応付けられた情報である。ワークパッケージデータには、さらに作業の対象物が対応付けられてもよい。ワークパッケージデータは、ワークパッケージごとに設定されている。図4に示されるように、各ワークパッケージデータは、ワークパッケージID(ワークパッケージ識別情報)と、マイルストーンコードと、名称と、スケジュール情報と、先行ワークパッケージIDと、を含む。
ワークパッケージIDは、ワークパッケージを一意に識別可能な識別情報である。ワークパッケージIDは、アクションコード、PCWBS(Project Control Work Breakdown Structure)、及びFWBS(Functional Work Breakdown Structure)を含む。アクションコードは、作業カテゴリの細分を示すコードである。アクションコードの例としては、「SD」及び「SS」が挙げられる。アクションコード「SD」は、(機器等の)データシートの作成作業を示す。アクションコード「SS」は、仕様書の作成作業を示す。PCWBSは、区域(エリア)又はプラントプロセス上のプロセス区分を一意に識別可能な識別情報である。
FWBSは、作業カテゴリを示す情報である。つまり、FWBSとアクションコードとの組み合わせによって、作業が特定される。なお、作業が特定されることによって、その作業の成果物が特定され得る。したがって、ワークパッケージIDは、作業とその成果物とを特定する情報ともいえる。言い換えると、ワークパッケージIDは、成果物を一意に識別可能な情報でもある。
ここで、EWPの種類を説明する。図5に示されるように、EWPは複数のレベル(レベル1,2)に分類される。レベル1のEWPは、成果物のグループに対して設定される。したがって、レベル1のEWPのワークパッケージIDは、アクションコード、PCWBS、及びFWBSを含む。レベル1のEWPのワークパッケージIDは、作業とその作業の成果物のグループとを特定する情報ともいえる。
レベル2のEWPは、レベル1のEWPを細分化したEWPであり、成果物ごとに設定される。したがって、レベル2のEWPのワークパッケージIDは、アクションコード、PCWBS、及びFWBSに加えて、シーケンス番号を含む。シーケンス番号は、1つのレベル1のEWPを細分化することによって得られる複数のレベル2のEWPのそれぞれを区別するために割り当てられた番号である。レベル2のEWPのワークパッケージIDは、作業とその作業の1つの成果物とを特定する情報ともいえる。レベル2のEWPのワークパッケージIDのアクションコード、PCWBS、及びFWBSは、そのレベル2のEWPが属するレベル1のEWPのワークパッケージIDのアクションコード、PCWBS、及びFWBSとそれぞれ同じである。
レベル2のEWPは、作業対象物を特定するコンポーネントIDを含む。コンポーネントIDは、コンポーネントを一意に識別可能な情報であり、タグ番号と称されることがある。図5では、コンポーネントは「Tag」と表され、コンポーネントIDは「Tag No」と表されている。以下の説明においても、コンポーネントに代えて、タグ(Tag)が用いられることがある。コンポーネントとは、施工対象物を構成する要素である。コンポーネントの例としては、基礎、鉄骨、配管、機器、塗装、保温材、電気、計装、及び地下構造物が挙げられる。
図4に戻って、ワークパッケージデータの説明を続ける。マイルストーンコードは、発行目的を示す情報である。例えば、マイルストーンコードの例としては、「IFA(Issue For Approval)」及び「IFC(Issue For Construction)」が挙げられる。IFAは、承認のための発行を示す。IFCは、建設のための発行を示す。マイルストーンコードは設計フェーズごとに設定されるので、2つのワークパッケージのワークパッケージIDが同じでもマイルストーンコードが異なる場合には、異なる作業とみなされる。したがって、マイルストーンコードは、ワークパッケージIDに含まれてもよい。名称は、ワークパッケージIDによって識別されるワークパッケージの成果物を示す情報である。
スケジュール情報は、予定開始日(Planned Start Date)と、予測開始日(Forecast Start Date)と、実開始日(Actual Start Date)と、予定終了日(Planned Finish Date)と、予測終了日(Forecast Finish Date)と、実終了日(Actual Finish Date)と、要求日(Required Date)と、を含む。予定開始日は、ワークパッケージIDによって識別されるワークパッケージの作業が開始される予定の日付である。予測開始日は、ワークパッケージIDによって識別されるワークパッケージの作業が開始されると予測される日付である。実開始日は、ワークパッケージIDによって識別されるワークパッケージの作業が開始された実際の日付である。
予定終了日は、ワークパッケージIDによって識別されるワークパッケージの作業が終了する予定の日付である。予測終了日は、ワークパッケージIDによって識別されるワークパッケージの作業が終了すると予測される日付である。実終了日は、ワークパッケージIDによって識別されるワークパッケージの作業が終了した実際の日付である。要求日は、後続ワークパッケージの作業を実施するために必要な成果物を要求する日付である。
予定開始日及び予定終了日は、最初に契約等において客先に提示されたスケジュール(予定スケジュール)である。このため、予定開始日及び予定終了日は、変更されない。予測開始日及び予測終了日は、予定スケジュールから変更があった場合に客先に提示されるスケジュールである。このため、予測開始日及び予測終了日は、プロジェクトの進捗に応じて変更され得る。
先行ワークパッケージIDは、先行ワークパッケージを一意に識別可能な識別情報である。先行ワークパッケージは、ワークパッケージIDによって識別されるワークパッケージよりも先に行われるワークパッケージであり、先行ワークパッケージが終了するまでワークパッケージIDによって識別されるワークパッケージを開始できない。先行ワークパッケージの成果物は、ワークパッケージIDによって識別されるワークパッケージにおいて用いられる。
コンポーネントテーブルは、コンポーネントデータを管理するテーブルである。コンポーネントデータは、コンポーネントごとに設定されている。図6に示されるように、各コンポーネントデータは、コンポーネントIDと、形状情報と、を含む。形状情報は、コンポーネントIDによって識別されるコンポーネントの形状を示す情報である。形状情報は、例えば、重さ、高さ、及び半径を含む。
取得部21は、各種情報を取得する機能的要素である。取得部21は、例えば、端末装置10のユーザが端末装置10に入力した情報を、通信ネットワークNWを介して取得する。
生成部22は、端末装置10の表示装置に各種情報を表示させるための表示データを生成する機能的要素である。生成部22は、対象ワークパッケージに対して、候補ワークパッケージのリストを生成する。対象ワークパッケージは、複数のワークパッケージの中から選択された1つのワークパッケージである。候補ワークパッケージは、先行ワークパッケージの候補である。生成部22は、対象ワークパッケージの作業を実施するために必要な成果物に基づいて、候補ワークパッケージのリストを生成する。生成部22は、端末装置10のユーザによって入力された成果物を示す情報に基づいて、候補ワークパッケージのリストを生成してもよい。生成部22は、予め設定されたレコメンド条件に基づいて、候補ワークパッケージのリストを生成してもよい。
設定部23は、作業と作業の成果物とが対応付けられたワークパッケージを作成する機能的要素である。設定部23は、ワークパッケージIDをワークパッケージに割り当てることによって、ワークパッケージを作成する。設定部23は、候補ワークパッケージのリストから選択された候補ワークパッケージを対象ワークパッケージの先行ワークパッケージとして設定する。具体的には、設定部23は、端末装置10の表示装置に表示された候補ワークパッケージのリストから、ユーザによって選択された候補ワークパッケージを対象ワークパッケージの先行ワークパッケージとして設定する。
予測部24は、ワークパッケージの作業に遅延が生じるか否かを予測する機能的要素である。予測部24は、後続ワークパッケージの作業を実施するために必要な成果物の要求日と、ワークパッケージの予測終了日と、に基づいて、上記遅延が生じるか否かを予測する。予測部24は、遅延が生じると予測した場合、当該遅延によりワークパッケージの後続ワークパッケージにおいて遅延が生じるか否かを更に予測する。
出力部25は、各種情報を出力する機能的要素である。出力部25は、例えば、生成部22によって生成された表示データを出力する。出力部25は、予測結果を出力してもよい。
次に、図7及び図8を参照しながら、ワークパッケージの作成方法を説明する。図7は、図1に示される管理システムにおけるワークパッケージの作成方法の一例を示すシーケンス図である。図8は、一覧画面の一例を示す図である。図7に示される一連の処理は、端末装置10において、ワークパッケージに関する操作を行うためのアプリケーション(管理アプリケーション)が起動されることにより開始される。
まず、管理アプリケーションにおいて、ユーザによってワークパッケージの一覧画面を表示するための操作(表示操作)が行われる。そして、端末装置10は、表示操作を受け付けると(ステップS1)、既に作成されているワークパッケージの一覧を表示するための表示データを管理装置20に要求する(ステップS2)。例えば、端末装置10は、既に作成されているすべてのワークパッケージの一覧を要求してもよく、所定の条件を満たすワークパッケージの一覧を要求してもよい。ここでは、端末装置10は、既に作成されているレベル2のEWPの一覧を要求している。
続いて、管理装置20の取得部21は、上記要求を受信すると、当該要求を生成部22に出力する。そして、生成部22は、要求されたワークパッケージのワークパッケージデータを記憶部30(ワークパッケージテーブル)から取得し、取得したワークパッケージデータに基づいて、要求されたワークパッケージの一覧を生成する(ステップS3)。ここでは、生成部22は、ワークパッケージの一覧を端末装置10の表示装置に表示させるための表示データ(例えば、HTML(Hypertext Markup Language)ファイル)を生成する。そして、生成部22は、表示データを出力部25に出力し、出力部25は、表示データを端末装置10に送信する(ステップS4)。
続いて、端末装置10は、表示データを受信すると、ワークパッケージの一覧画面を表示装置に表示する(ステップS5)。例えば、図8に示されるように、一覧画面SCeでは、各ワークパッケージのワークパッケージデータが一覧表示される。そして、一覧画面SCeにおいて、ユーザによって新規のワークパッケージを作成するための操作(新規作成操作)が行われると、端末装置10は、当該新規作成操作を受け付ける(ステップS6)。
具体的には、図8に示されるように、一覧画面SCeにおいて、アイコンIaがクリックされることによって、ワークパッケージの基本情報を登録するための登録画面(不図示)が表示される。アイコンIaは、1つの新規のワークパッケージを作成するためのアイコンである。そして、ユーザによって、登録画面の所定の箇所にワークパッケージID、マイルストーンコード、及び名称が入力されることによって、新規作成操作が行われる。あるいは、一覧画面SCeにおいて、アイコンIuがクリックされることによって、ファイルをアップロードするための画面(不図示)が表示される。この画面において、新規のワークパッケージのワークパッケージIDとマイルストーンコードと名称とが記載されたファイルがアップロードされることによって、新規作成操作が行われる。
そして、端末装置10は、ステップS6の新規作成操作を受け付けると、新規のワークパッケージを作成するための登録情報を管理装置20に送信する(ステップS7)。登録情報には、ワークパッケージID、マイルストーンコード、及び名称が含まれている。
続いて、取得部21は、登録情報を受信すると、登録情報を設定部23に出力する。そして、設定部23は、ワークパッケージを作成する(ステップS8)。ここで、「ワークパッケージを作成する」とは、新たなワークパッケージに対応するワークパッケージデータを新規作成することを意味する。したがって、ステップS8では、設定部23は、記憶部30に格納されているワークパッケージテーブルに新たなワークパッケージデータを追加する。このとき、設定部23は、登録情報に含まれているワークパッケージID、マイルストーンコード、及び名称を、ワークパッケージデータのワークパッケージID、マイルストーンコード、及び名称にそれぞれ設定する。
そして、生成部22は、ステップS3と同様に、ワークパッケージの一覧を端末装置10の表示装置に表示させるための表示データを生成する。そして、生成部22は、表示データを出力部25に出力し、出力部25は、表示データを端末装置10に送信する(ステップS9)。続いて、端末装置10は、表示データを受信すると、ワークパッケージの一覧画面を表示装置に表示する(ステップS10)。なお、当該一覧画面には、新規のワークパッケージのワークパッケージデータが追加されている。
以上により、ワークパッケージの作成方法の一連の処理が終了する。
次に、図9~図11を参照しながら、先行ワークパッケージの設定方法を説明する。図9は、図1に示される管理システムにおける先行ワークパッケージの設定方法の一例を示すシーケンス図である。図10は、設定画面の一例を示す図である。図11は、選択画面の一例を示す図である。図9に示される一連の処理は、端末装置10において、管理アプリケーションが起動され、ワークパッケージの一覧画面が表示されている状態で開始される。
まず、一覧画面において、ユーザによって複数のワークパッケージの中から任意の1つのワークパッケージ(以下、「対象ワークパッケージ」という。)を選択する操作(選択操作)が行われる。例えば、図8に示される一覧画面SCeにおいて、対象ワークパッケージの操作欄(Operation)に示されるアイコンのうち、先行ワークパッケージを設定するためのアイコンがクリックされる。これにより、端末装置10は、選択操作を受け付け(ステップS11)、対象ワークパッケージの設定画面を表示するための表示データを管理装置20に要求する(ステップS12)。
続いて、管理装置20の取得部21は、上記要求を受信すると、当該要求を生成部22に出力する。そして、生成部22は、上記要求を受け取ると、対象ワークパッケージのワークパッケージデータをワークパッケージテーブルから取得し、候補ワークパッケージのリストを生成する(ステップS13)。ステップS13では、生成部22は、対象ワークパッケージに対して、既に作成されている複数のワークパッケージの中から候補ワークパッケージ(のワークパッケージデータ)を抽出し、候補ワークパッケージのリストを生成する。
候補ワークパッケージの抽出処理の一例として、生成部22は、予め設定されているレコメンド条件に基づいて、既に作成されている複数のワークパッケージの中から、候補ワークパッケージを抽出する。レコメンド条件の例として、以下の条件が挙げられる。
<条件1>
ワークパッケージのアクションコード、FWBS、及びマイルストーンコードが、対象ワークパッケージのアクションコード、FWBS、及びマイルストーンコードに予め対応付けられているアクションコード、FWBS、及びマイルストーンコードと一致すること。
<条件2>
(a)ワークパッケージのコンポーネントIDが対象ワークパッケージのコンポーネントIDと一致すること、(b)ワークパッケージのコンポーネントIDが対象ワークパッケージのコンポーネントIDに予め対応付けられているコンポーネントIDと一致すること、及び(c)ワークパッケージのPCWBSが対象ワークパッケージのPCWBSと一致すること、の少なくとも1つを満たすこと。
生成部22は、ワークパッケージテーブルに含まれるすべてのワークパッケージデータのうち、すべてのレコメンド条件を満たすワークパッケージデータを候補ワークパッケージのワークパッケージデータとして抽出する。レコメンド条件は、上記管理アプリケーションにおいてユーザによって設定される。具体的には、複数のレコメンド条件の中から、候補ワークパッケージの抽出に用いられる1以上のレコメンド条件が有効化(設定)される。
例えば、条件1において用いられるワークパッケージのアクションコード、FWBS、及びマイルストーンコードとその先行ワークパッケージのアクションコード、FWBS、及びマイルストーンコードとの組み合わせ、並びに、条件2に用いられるワークパッケージのコンポーネントIDとその先行ワークパッケージのコンポーネントIDとの組み合わせが予め登録されている。なお、作業が特定されると、成果物が特定される。したがって、生成部22は、対象ワークパッケージの作業を実施するための必要な成果物に基づいて、候補ワークパッケージのリストを生成しているといえる。
生成部22は、対象ワークパッケージに対して既に設定されている先行ワークパッケージのリストを更に生成する。具体的には、生成部22は、対象ワークパッケージのワークパッケージデータに含まれている先行ワークパッケージIDをワークパッケージIDとして含むワークパッケージデータをワークパッケージテーブルから取得する。
そして、生成部22は、対象ワークパッケージのワークパッケージデータ、候補ワークパッケージのリスト、及び先行ワークパッケージのリストに基づいて、対象ワークパッケージの設定画面を表示するための表示データを生成する(ステップS14)。そして、生成部22は、表示データを出力部25に出力し、出力部25は、表示データを端末装置10に送信する(ステップS15)。
続いて、端末装置10は、表示データを受信すると、対象ワークパッケージの設定画面を表示装置に表示する(ステップS16)。例えば、図10に示されるように、設定画面SCcは、領域Raと、領域Rbと、領域Rcと、を含む。領域Raは、対象ワークパッケージの各種情報を表示するための領域である。領域Raには、例えば、対象ワークパッケージのワークパッケージID、マイルストーンコード、名称、及びスケジュール情報が表示される。領域Rbは、先行ワークパッケージのリストを表示するための領域である。領域Rbには、対象ワークパッケージの先行ワークパッケージとして既に設定されているワークパッケージのワークパッケージデータがリスト形式で表示される。
領域Rcは、候補ワークパッケージのリストを表示するための領域である。領域Rcには、対象ワークパッケージの候補ワークパッケージのワークパッケージデータがリスト形式で表示される。なお、Action欄に「Connected」と表示されている候補ワークパッケージは、先行ワークパッケージとして既に設定されているワークパッケージである。
続いて、ユーザによって複数の候補ワークパッケージの中から1つの候補ワークパッケージを選択する操作(選択操作)が行われる。例えば、図10に示される設定画面SCcにおいて、ユーザは、領域Rcに表示されている候補ワークパッケージのリストから、1つの候補ワークパッケージを選択する。具体的には、ユーザは、候補ワークパッケージのAction欄に表示されているボタンをクリックする。これにより、端末装置10は、選択操作を受け付け(ステップS17)、選択された候補ワークパッケージのワークパッケージIDを管理装置20に送信する(ステップS18)。
続いて、管理装置20の取得部21は、上記ワークパッケージIDを受信すると、当該ワークパッケージIDを設定部23に出力する。そして、設定部23は、ワークパッケージIDを受け取ると、先行ワークパッケージを設定する(ステップS19)。ステップS19では、設定部23は、選択された候補ワークパッケージを、先行ワークパッケージとして設定する。具体的には、設定部23は、選択された候補ワークパッケージのワークパッケージIDを、ワークパッケージテーブルに格納されている対象ワークパッケージのワークパッケージデータの先行ワークパッケージIDに設定する。
続いて、設定部23は、対象ワークパッケージと先行ワークパッケージとの関係に基づいて、レコメンド条件を更新する(ステップS20)。具体的には、設定部23は、対象ワークパッケージのアクションコード、FWBS、及びマイルストーンコードと、ステップS19において設定された先行ワークパッケージのアクションコード、FWBS、及びマイルストーンコードとの組み合わせが、既に登録されているか否かを判定し、登録されていない場合には、当該組み合わせをレコメンド条件の条件1において用いられる組み合わせに追加登録する。当該組み合わせが既に登録されている場合には、設定部23は、レコメンド条件を更新しない。
そして、生成部22は、ステップS13,S14と同様にして、対象ワークパッケージの設定画面を表示するための表示データを生成する。そして、生成部22は、表示データを出力部25に出力し、出力部25は、表示データを端末装置10に送信する(ステップS21)。
続いて、端末装置10は、表示データを受信すると、対象ワークパッケージの設定画面を表示装置に表示する(ステップS22)。なお、当該設定画面の先行ワークパッケージのリストには、ステップS17において選択された候補ワークパッケージのワークパッケージデータが追加されている。
続いて、ユーザによって先行ワークパッケージに対する要求日が設定される。例えば、図10に示される設定画面SCcにおいて、ユーザは、領域Rbに表示されている先行ワークパッケージのリストにおいて、先行ワークパッケージに対する要求日を入力する。これにより、端末装置10は、要求日の入力操作を受け付け(ステップS23)、入力された要求日を先行ワークパッケージのワークパッケージIDとともに管理装置20に送信する(ステップS24)。
続いて、管理装置20の取得部21は、ワークパッケージID及び要求日を受信すると、ワークパッケージID及び要求日を設定部23に出力する。そして、設定部23は、ワークパッケージID及び要求日を受け取ると、先行ワークパッケージに対する要求日を設定する(ステップS24)。具体的には、設定部23は、ワークパッケージテーブルに含まれるワークパッケージデータの中から、先行ワークパッケージのワークパッケージIDを含むワークパッケージデータを特定し、当該ワークパッケージデータの要求日に、受け取った要求日を設定する。
以上により、先行ワークパッケージの設定方法の一連の処理が終了する。なお、ステップS23において、先行ワークパッケージのリストに含まれる任意の先行ワークパッケージに対して、要求日が入力され得る。したがって、既に設定されている先行ワークパッケージに対する要求日の設定(ステップS23~ステップS25)は、ステップS17~ステップS19よりも前に行われてもよい。
なお、ステップS13において、生成部22は、既に生成されている複数のワークパッケージの中から、ユーザによって指定されたキーワードを含むワークパッケージを候補ワークパッケージとして抽出してもよい。キーワードは、成果物を特定可能な情報(文字列)である。
具体的に説明すると、設定画面SCcにおいて、ユーザによってボタンBsがクリックされることによって、図11に示される選択画面SCsが表示される。この選択画面SCsにおいて、ユーザは、例えば、名称に対してキーワードを入力(指定)する。そして、端末装置10は、入力されたキーワードを管理装置20に送信し、生成部22は、ワークパッケージテーブルに含まれるすべてのワークパッケージデータの中から、ユーザによって指定されたキーワードを含む名称を有するワークパッケージを候補ワークパッケージとして抽出する。キーワードは、ワークパッケージIDに対して入力されてもよい。名称及びワークパッケージIDは、いずれも成果物を特定可能な情報であるので、これらに対するキーワードは、成果物を特定可能であるといえる。
次に、図12~図14を参照しながら、管理システム1におけるスケジュール管理方法を説明する。図12は、図1に示される管理装置が行うスケジュール管理方法の一例を示すフローチャートである。図13は、ワークパッケージ間の前後関係及び遅延状況の一例を示す図である。図14は、ワークパッケージ間の前後関係及び遅延状況の別の例を示す図である。図12に示される一連の処理は、例えば、予測終了日又は要求日が更新されることによって開始される。
まず、予測部24が、対象ワークパッケージの予測終了日と対象ワークパッケージに対する要求日とを比較し、予測終了日が要求日を超過しているか否かを判定する(ステップS31)。ここで、ワークパッケージの予測終了日が更新された場合には、当該ワークパッケージが対象ワークパッケージとされる。つまり、予測部24は、当該ワークパッケージに対する後続ワークパッケージからの要求日と、更新された予測終了日とを比較する。先行ワークパッケージに対する要求日が更新された場合には、先行ワークパッケージが対象ワークパッケージとされる。つまり、予測部24は、先行ワークパッケージの予測終了日と更新された要求日とを比較する。
予測終了日が要求日を超過していないと判定された場合(ステップS31:NO)、予測部24は、対象ワークパッケージにおいて遅延が生じないと予測する。したがって、予測部24は、プロジェクト全体においても、予測終了日又は要求日の更新により遅延が生じないと予測し、スケジュール管理方法の一連の処理が終了する。一方、ステップS31において、予測終了日が要求日を超過していると判定された場合(ステップS31:YES)、予測部24は、対象ワークパッケージにおいて遅延が生じると予測する。
そして、予測部24は、後続ワークパッケージの予測終了日を修正し、修正予測終了日を算出する(ステップS32)。例えば、予測部24は、遅延日数を後続ワークパッケージの予測終了日に加えることで、修正予測終了日を算出する。遅延日数は、対象ワークパッケージに対する要求日から対象ワークパッケージの予測終了日が遅延している日数であり、対象ワークパッケージに対する要求日と対象ワークパッケージの予測終了日との差分の日数である。
続いて、予測部24は、対象ワークパッケージに後続ワークパッケージが設定されているか否かを判定する(ステップS33)。後続ワークパッケージが設定されていると判定された場合(ステップS33:YES)、予測部24は、修正予測終了日と後続ワークパッケージに対する要求日とを比較し、修正予測終了日が要求日を超過しているか否かを判定する(ステップS34)。修正予測終了日が要求日を超過していると判定された場合(ステップS34:YES)、予測部24は、当該後続ワークパッケージにおいて遅延が生じると予測する。この場合、予測部24は、更なる後続ワークパッケージにおいて遅延が生じるかを判定するために、ステップS32~S34を再び実施する。
一方、修正予測終了日が要求日を超過していないと判定された場合(ステップS34:NO)、予測部24は、当該後続ワークパッケージにおいて遅延が生じないと予測する。したがって、予測部24は、更なる後続ワークパッケージにおいても、遅延が生じないと予測する。
ステップS33において後続ワークパッケージが設定されていないと判定された場合(ステップS33:NO)又はステップS34において修正予測終了日が要求日を超過していないと判定された場合(ステップS34:NO)、予測部24は、遅延が生じるワークパッケージを特定する(ステップS35)。具体的には、予測部24は、ステップS31~S34において遅延が生じると判定されたワークパッケージを特定し、各ワークパッケージのワークパッケージIDを遅延日数とともに遅延情報として出力部25に出力する。
続いて、出力部25は、遅延情報を受け取ると、遅延情報を出力する(ステップS36)。出力部25は、例えば、端末装置10に遅延情報を送信(出力)する。出力部25は、遅延が生じるワークパッケージを担当する部門(Discipline)の責任者と当該ワークパッケージの後続ワークパッケージを担当する部門の責任者とに、電子メール等で遅延情報を送信(出力)してもよい。これにより、遅延が生じるワークパッケージの予測終了日及び後続ワークパッケージからの要求日が調整され得る。
なお、ステップS35において、予測部24は、遅延情報を生成部22に出力してもよい。この場合、生成部22は、例えば、ワークパッケージ間の前後関係とともに遅延情報を表示するための表示データを生成する。そして、生成部22は表示データを出力部25に出力し、出力部25は表示データを端末装置10に送信する。そして、端末装置10は、表示データを受信すると、ワークパッケージ間の前後関係とともに遅延情報を表示装置に表示する(図13及び図14参照)。
以上により、スケジュール管理方法の一連の処理が終了する。
図13及び図14に示される表示例では、ワークパッケージ(ワークパッケージWP1~WP8)間の前後関係が視覚化されている。具体的には、各ワークパッケージが矩形状のボックスで表されており、ワークパッケージの順序が矢印によって表されている。矢印で繋がれた2つのワークパッケージのうちの、矢印の基端に位置する(左側の)ワークパッケージが、矢印の先端に位置する(右側の)ワークパッケージの先行ワークパッケージである。言い換えると、右側のワークパッケージは、左側のワークパッケージの後続ワークパッケージである。各ボックスの右下には、ワークパッケージの予定終了日(Plan)及び予測終了日(Forecast)が表示されている。矢印の近傍には要求日(RD)が表示されている。この要求日は、左側のワークパッケージの成果物が、右側のワークパッケージにおいて必要となる日である。
図13に示される例では、ワークパッケージWP1の予測終了日(2021年3月5日)は、要求日(2021年3月10日)よりも早いので、ワークパッケージWP1には遅延が生じないと予測される。一方、ワークパッケージWP3の予測終了日(2021年4月20日)は、要求日(2021年4月15日)を5日超過している。したがって、ワークパッケージWP3において5日間の遅延が生じると予測される。
さらに、ワークパッケージWP3の後続ワークパッケージであるワークパッケージWP6の予測終了日は2021年5月5日であるので、ワークパッケージWP6の修正予測終了日は、2021年5月10日となる。この修正予測日は要求日(2021年5月15日)よりも早いので、ワークパッケージWP6には遅延が生じないと予測される。したがって、ワークパッケージWP3において生じた遅延は、ワークパッケージWP6以降のワークパッケージには影響を及ぼさない。
図14に示される例では、ワークパッケージWP3の予測終了日(2021年4月30日)は、要求日(2021年4月15日)を15日超過している。したがって、ワークパッケージWP3において15日間の遅延が生じると予測される。さらに、ワークパッケージWP6の修正予測終了日は、2021年5月20日となり、この修正予測日は要求日(2021年5月15日)を5日超過している。したがって、ワークパッケージWP6において5日間の遅延が生じると予測される。
さらに、ワークパッケージWP6の後続ワークパッケージであるワークパッケージWP7の予測終了日は2021年5月31日であるので、ワークパッケージWP7の修正予測終了日は、2021年6月5日となる。この修正予測日は要求日(2021年6月10日)よりも早いので、ワークパッケージWP7には遅延が生じないと予測される。したがって、ワークパッケージWP3において生じた遅延は、ワークパッケージWP6まで影響を及ぼすが、ワークパッケージWP7以降のワークパッケージには影響を及ぼさない。
例えば、遅延が生じると予測されるワークパッケージの表示態様を、遅延が生じないと予測されるワークパッケージの表示態様と異ならせることによって、ユーザに視覚的に遅延の発生が通知される。
なお、管理装置20が行う管理方法は、図7に示されるワークパッケージの作成方法のうちの管理装置20が行う処理、図9に示される先行ワークパッケージの設定方法のうちの管理装置20が行う処理、及び図12に示されるスケジュール管理方法を含む。
次に、図15を参照しながら、コンピュータを管理装置20として機能させるための管理プログラムP及び管理プログラムPを記録する記録媒体MDを説明する。図15は、記録媒体に記録された管理プログラムの構成を示す図である。
図15に示されるように、管理プログラムPは、メインモジュールP20、取得モジュールP21、生成モジュールP22、設定モジュールP23、予測モジュールP24、及び出力モジュールP25を含む。メインモジュールP20は、プロジェクト管理に係る処理を統括的に制御する部分である。取得モジュールP21、生成モジュールP22、設定モジュールP23、予測モジュールP24、及び出力モジュールP25を実行することにより実現される機能はそれぞれ、上記実施形態における取得部21、生成部22、設定部23、予測部24、及び出力部25の機能と同様である。
管理プログラムPは、CD-ROM(Compact Disc Read Only Memory)、DVD-ROM(Digital Versatile Disc Read Only Memory)、及び半導体メモリ等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体MDによって提供される。管理プログラムPは、データ信号として通信ネットワークNWを介して提供されてもよい。
以上説明した管理装置20、管理方法、管理プログラムP、及び管理プログラムPを記録した記録媒体においては、対象ワークパッケージの作業を実施するために必要な成果物に基づいて、候補ワークパッケージのリストが生成され、当該リストから選択された候補ワークパッケージが対象ワークパッケージの先行ワークパッケージとして設定される。対象ワークパッケージの作業を実施するために必要な成果物が考慮されて候補ワークパッケージのリストが生成されることにより、対象ワークパッケージの作業に直接影響を与える他のワークパッケージが先行ワークパッケージとして設定される可能性を高めることができる。したがって、ユーザがワークパッケージ間の前後関係を把握していなくても、プロジェクトにおけるワークパッケージ間の前後関係を簡易に設定することが可能となる。
上記実施形態では、生成部22は、ユーザによって入力された成果物を特定可能な情報(キーワード)に基づいて、後続ワークパッケージのリストを生成し得る。この構成では、対象ワークパッケージの作業を実施するために必要な成果物がユーザによって入力される。したがって、適切なワークパッケージが候補ワークパッケージとして抽出される可能性を高めることができる。
上記実施形態では、生成部22は、予め設定されたレコメンド条件に基づいて、後続ワークパッケージのリストを生成する。この構成では、ユーザが関与することなく候補ワークパッケージのリストが生成されるので、ユーザの負担を軽減することが可能となる。
上記実施形態では、設定部23は、対象ワークパッケージと先行ワークパッケージとの関係に基づいて、レコメンド条件を更新する。この構成によれば、実際に設定された対象ワークパッケージと先行ワークパッケージとの関係を用いて、レコメンド条件が更新される。したがって、適切なワークパッケージが候補ワークパッケージとして抽出される可能性を高めることができる。
上記実施形態では、設定部23は、端末装置10の表示装置に表示された候補ワークパッケージのリストから、ユーザによって選択された候補ワークパッケージを対象ワークパッケージの先行ワークパッケージとして設定する。この構成によれば、ユーザが先行ワークパッケージを選択するので、適切なワークパッケージが先行ワークパッケージとして設定される可能性を高めることができる。
例えば、対象ワークパッケージの予測終了日が当初の計画(予定終了日)よりも少し遅れたとしても、要求日よりも前であれば、後続ワークパッケージには影響が及ばない。上記実施形態では、予測部24は、対象ワークパッケージの後続ワークパッケージからの作業を実施するために必要な成果物の要求日と、対象ワークパッケージの予測終了日とに基づいて、対象ワークパッケージの作業に遅延が生じるか否かを予測する。この構成によれば、対象ワークパッケージの予測終了日と要求日とが考慮されて遅延の発生が予測されるので、後続ワークパッケージに影響を及ぼす遅延を予測することが可能となる。
対象ワークパッケージにおいて発生した遅延により、後続ワークパッケージにおいても遅延が生じることがある。上記実施形態では、予測部24は、対象ワークパッケージの遅延により、対象ワークパッケージの後続ワークパッケージにおいて遅延が生じるか否かを更に予測する。この構成によれば、後続ワークパッケージにおける遅延の発生の有無が更に予測されるので、対象ワークパッケージにおいて発生した遅延の影響が及ぶ範囲を確定することが可能となる。
ワークパッケージIDは、ワークパッケージの作業と作業の成果物とを特定可能な情報である。このため、ワークパッケージIDを設定するだけで、ワークパッケージの作業とその成果物とを特定することができる。したがって、ワークパッケージデータは、作業を特定するための情報と、成果物を特定するための情報と、を別々に含む必要が無いので、ワークパッケージデータを簡易化することが可能となる。
ワークパッケージの作業によって得られる成果物が、どのワークパッケージにおいて利用されるかを特定するためには、他のワークパッケージにおける作業内容等を把握する必要がある。しかしながら、大規模なプロジェクトではすべてのワークパッケージの作業内容を把握することは困難である。一方、ワークパッケージIDは、成果物を特定可能な情報であるので、ワークパッケージの作業内容を把握することなく、当該ワークパッケージから出力される成果物を特定することができる。したがって、プロジェクトにおけるワークパッケージ間の前後関係を簡易に設定することが可能となる。
なお、本開示に係る管理装置、管理方法、管理プログラム、及び記録媒体は上記実施形態に限定されない。
例えば、管理装置20は、物理的又は論理的に結合した1つの装置によって構成されていてもよく、互いに物理的又は論理的に分離している複数の装置によって構成されてもよい。例えば、管理装置20は、クラウドコンピューティングのように通信ネットワークNW上に分散された複数のコンピュータによって実現されてもよい。
管理装置20は、スケジュールの遅延予測を行わなくてもよい。この場合、管理装置20は、予測部24を含まなくてもよい。管理装置20の外部の記憶装置にワークパッケージテーブル及びコンポーネントテーブルが格納されていてもよい。この場合、管理装置20は、記憶部30を含まなくてもよい。
ワークパッケージテーブル、及びコンポーネントテーブルの構成は、上記実施形態の構成に限られない。各テーブルの構成は、公知の手法により変更され得る。例えば、各テーブルは、リレーショナルデータベースによって構成されてもよい。
1…管理システム、10…端末装置、20…管理装置、21…取得部、22…生成部、23…設定部、24…予測部、25…出力部、MD…記録媒体、P…管理プログラム。

Claims (11)

  1. 作業単位であるワークパッケージを用いてプロジェクトを管理する管理装置であって、
    作業と前記作業の成果物とが対応付けられたワークパッケージを作成する設定部と、
    前記設定部によって作成された複数のワークパッケージを管理する記憶部と、
    入力された又は予め設定された情報であって、前記ワークパッケージの前記作業を実施するために必要な成果物を特定可能な情報に基づいて、前記複数のワークパッケージの中から、前記ワークパッケージの先行ワークパッケージの候補である候補ワークパッケージを抽出し、抽出した前記候補ワークパッケージのリストを生成する生成部と、
    を備え、
    前記設定部は、前記リストから選択された候補ワークパッケージを前記ワークパッケージの先行ワークパッケージとして設定する、管理装置。
  2. 前記生成部は、ユーザによって入力された成果物を特定可能な情報に基づいて、前記リストを生成する、請求項1に記載の管理装置。
  3. 前記生成部は、予め設定されたレコメンド条件に基づいて、前記リストを生成する、請求項1に記載の管理装置。
  4. 前記設定部は、前記ワークパッケージと前記先行ワークパッケージとの関係に基づいて、前記レコメンド条件を更新する、請求項3に記載の管理装置。
  5. 前記設定部は、表示装置に表示された前記リストから、ユーザによって選択された前記候補ワークパッケージを前記ワークパッケージの前記先行ワークパッケージとして設定する、請求項1~請求項4のいずれか一項に記載の管理装置。
  6. 前記ワークパッケージの作業に遅延が生じるか否かを予測する予測部を更に備え、
    前記予測部は、前記ワークパッケージの後続ワークパッケージの作業を実施するために必要な成果物の要求日と、前記ワークパッケージの作業が終了すると予測される予測終了日と、に基づいて、前記遅延が生じるか否かを予測する、請求項1~請求項5のいずれか一項に記載の管理装置。
  7. 前記予測部は、前記遅延により前記後続ワークパッケージにおいて遅延が生じるか否かを更に予測する、請求項6に記載の管理装置。
  8. 前記設定部は、前記ワークパッケージを識別可能なワークパッケージ識別情報を前記ワークパッケージに割り当てることによって、前記ワークパッケージを作成し、
    前記ワークパッケージ識別情報は、前記ワークパッケージの作業と前記作業の成果物とを特定可能な情報である、請求項1~請求項7のいずれか一項に記載の管理装置。
  9. 作業単位であるワークパッケージを用いてプロジェクトを管理する管理装置が行う管理方法であって、
    作業と前記作業の成果物とが対応付けられたワークパッケージを作成することと、
    入力された又は予め設定された情報であって、前記ワークパッケージの前記作業を実施するために必要な成果物を特定可能な情報に基づいて、既に作成されている複数のワークパッケージの中から、前記ワークパッケージの先行ワークパッケージの候補である候補ワークパッケージを抽出し、抽出した前記候補ワークパッケージのリストを生成することと、
    前記リストから選択された候補ワークパッケージを前記ワークパッケージの先行ワークパッケージとして設定することと、
    を含む、管理方法。
  10. 作業単位であるワークパッケージを用いてプロジェクトを管理するようにコンピュータを動作させる管理プログラムであって、
    作業と前記作業の成果物とが対応付けられたワークパッケージを作成することと、
    入力された又は予め設定された情報であって、前記ワークパッケージの前記作業を実施するために必要な成果物を特定可能な情報に基づいて、既に作成されている複数のワークパッケージの中から、前記ワークパッケージの先行ワークパッケージの候補である候補ワークパッケージを抽出し、抽出した前記候補ワークパッケージのリストを生成することと、
    前記リストから選択された候補ワークパッケージを前記ワークパッケージの先行ワークパッケージとして設定することと、
    をコンピュータに実行させるための管理プログラム。
  11. 作業単位であるワークパッケージを用いてプロジェクトを管理するようにコンピュータを動作させる管理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、
    前記管理プログラムは、
    作業と前記作業の成果物とが対応付けられたワークパッケージを作成することと、
    入力された又は予め設定された情報であって、前記ワークパッケージの前記作業を実施するために必要な成果物を特定可能な情報に基づいて、既に作成されている複数のワークパッケージの中から、前記ワークパッケージの先行ワークパッケージの候補である候補ワークパッケージを抽出し、抽出した前記候補ワークパッケージのリストを生成することと、
    前記リストから選択された候補ワークパッケージを前記ワークパッケージの先行ワークパッケージとして設定することと、
    をコンピュータに実行させるためのプログラムである、記録媒体。
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