JP7254086B2 - 5gネットワークのために一般的な位置決め方法を使用してユーザ機器を位置特定するためのシステムおよび方法 - Google Patents

5gネットワークのために一般的な位置決め方法を使用してユーザ機器を位置特定するためのシステムおよび方法 Download PDF

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Description

[0001]ワイヤレスネットワークにアクセスしているモバイルデバイスのロケーションを取得することは、例えば、緊急呼、パーソナルナビゲーション、資産追跡、友人または家族メンバーの位置特定、等を含む多くのアプリケーションに有用であり得る。第5世代(5G)ネットワークでは、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP(登録商標))によって現在開発中の5G制御プレーンロケーションソリューションが、異なる無線アクセス技術(RAT)(例えば、ロングタームエボリューション(LTE(登録商標))、新無線(NR)、WiFi、等)のためのロケーションをサポートするようになり、ロケーションセッションの前またはロケーションセッション中にユーザ機器(UE)がRATを変更できるようになると予想されている。しかしながら、これでは、ロケーションサーバがUEのための現在のサービングRATを知らないことになり、および/または、ロケーション測定値もしくはロケーション推定値を取得している最中にUEがサービングRATを変更することになり得る。これらのイベントはどちらも、ワイヤレスネットワークのための現在の制御プレーンロケーションソリューションによって完全にはサポートされていない。ゆえに、未知のサービングRATを有するUEのためにおよび/または測位を実行している最中にUEがRATを変更する場合に、5Gネットワークにおいてロケーションサポートを可能にすることが有利であり得る。
[0002]本明細書で説明される技法は、いくつかの異なるRATによってサービス提供されるターゲットUEの測位を可能にし、異なるRATに属するアクセスノードのUEによる測定および/または異なるRATのためのアクセスノードによるUEの測定を可能にする一般的な位置決め方法を使用することによって、これらおよび他の問題に対処する。一般的な位置決め方法を用いて、いくつかの異なるRATに適用可能であり、異なるRATのための共通の一般的な位置決め方法の異なる変形をサポートするプロシージャ、メッセージ、およびパラメータの共通のセットが定義され得る。複数のRATのためのロケーションサポートを可能にすることに加えて、そのような一般的な位置決め方法は、複数のRATに対してプロシージャ、メッセージ、およびパラメータの同じセットを再使用することによってインプリメンテーションを低減し得る。
[0003]本説明によれば、ワイヤレスネットワーク内のロケーションサーバにおいてユーザ機器(UE)を位置特定する例となる方法は、UEのロケーションを決定するためのロケーション測定値の第1のセットに対する要求を備える第1のメッセージを、ワイヤレスエンティティに送ることを備え、ここにおいて、ロケーション測定値の第1のセットは、複数の無線アクセス技術(RAT)に属する信号の測定値を備え、複数のRATは、UEにサービス提供するサービングRATを含み、複数のRATのうちのどのRATがサービングRATを備えるかは、ロケーションサーバにとって未知である。方法は、ワイヤレスエンティティから第2のメッセージを受信することをさらに備え、ここで、第2のメッセージは、UEのロケーションを決定するためのロケーション測定値の第2のセットを備え、ここにおいて、ロケーション測定値の第2のセットは、ロケーション測定値の第1のセットのサブセットを備え、ロケーション測定値の第2のセットは、サービングRATに属する信号の測定値を含む。方法はまた、ロケーション測定値の第2のセットに基づいてUEのロケーションを決定することを備える。
[0004]方法の代替的な実施形態は、以下の特徴のうちの1つまたは複数を備え得る。複数のRATは、第5世代(5G)新無線(NR)RAT、ロングタームエボリューション(LTE)RAT、IEEE802.11WiFi RAT、ブルートゥース(登録商標)RAT、またはそれらの何らかの組合せを備え得る。ワイヤレスエンティティは、サービングRATのワイヤレスネットワークのための第1のアクセスノードを備え得る。第1のアクセスノードは、NR RATのためのNRノードB(gNB)、LTE RATのための次世代発展型ノードB(ng-eNB)、IEEE802.11WiFi RATのためのワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)、またはブルートゥースRATのためのWLANを備え得る。第1のアクセスノードは、UEのためのサービングgNBまたはサービングng-eNBを備え得る。第1のメッセージおよび第2のメッセージは、NR測位プロトコルA(NRPPa)のためのメッセージを備え得る。ロケーション測定値の第2のセットは、サービングRATを使用してUEによって送信された信号の、第1のアクセスノードによって取得されるロケーション測定値を備え得る。第1のアクセスノードによって取得されるロケーション測定値は、受信信号強度インジケーション(RSSI)、基準信号受信電力(RSRP)、基準信号受信品質(RSRQ)、ラウンドトリップ信号伝搬時間(RTT)、到来角(AOA)、受信送信時間差(Rx-Tx)、またはそれらの何らかの組合せのうちの少なくとも1つを備え得る。ロケーション測定値の第2のセットは、サービングRATを使用して第1のアクセスノードによって送信された信号の、UEによって取得されるロケーション測定値を備え得、UEによって取得されるロケーション測定値は、UEによって第1のアクセスノードに送られ得る。UEによって取得されるロケーション測定値は、受信信号強度インジケーション(RSSI)、基準信号受信電力(RSRP)、基準信号受信品質(RSRQ)、ラウンドトリップ信号伝搬時間(RTT)、到来角(AOA)、発射角(AoD)、受信送信時間差(Rx-Tx)、またはそれらの何らかの組合せのうちの少なくとも1つを備え得る。ロケーション測定値の第2のセットは、複数のRATのうちの少なくとも1つを使用して第2のアクセスノードによって送信された信号の、UEによって取得されるロケーション測定値を備え得、第2のアクセスノードは、第1のアクセスノードとは異なり得、UEによって取得されるロケーション測定値は、UEによって第1のアクセスノードに送られ得る。複数のRATのうちの少なくとも1つは、サービングRATとは異なり得る。ワイヤレスエンティティは、UEを備え得る。第1のメッセージおよび第2のメッセージは、LTE測位プロトコル(LPP)、NR測位プロトコル(NPP)、または両方のためのメッセージを備え得る。ロケーション測定値の第2のセットは、サービングRATを使用して第1のアクセスノードによって送信された信号の、UEによって取得されるロケーション測定値を備え得る。UEによって取得されるロケーション測定値は、受信信号強度インジケーション(RSSI)、基準信号受信電力(RSRP)、基準信号受信品質(RSRQ)、ラウンドトリップ信号伝搬時間(RTT)、到来角(AOA)、発射角(AoD)、受信送信時間差(Rx-Tx)、基準信号時間差(RSTD)、到着時間(TOA)、またはそれらの何らかの組合せのうちの少なくとも1つを備え得る。第1のアクセスノードは、NR RATのためのNRノードB(gNB)、LTE RATのための次世代発展型ノードB(ng-eNB)、IEEE802.11WiFi RATのためのワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)、またはブルートゥースRATのためのWLANを備え得る。第1のアクセスノードは、UEのためのサービングgNBまたはサービングng-eNBを備え得る。ロケーション測定値の第2のセットは、サービングRATを使用して複数のアクセスノードによって送信された信号の、UEによって取得されるロケーション測定値を備え得る。UEによって取得されるロケーション測定値は、到着時間(TOA)、基準信号時間差(RSTD)、またはそれらの何らかの組合せのうちの少なくとも1つを備え得る。ロケーション測定値の第2のセットは、複数のRATのうちの少なくとも1つを使用して複数のアクセスノードによって送信された信号の、UEによって取得されるロケーション測定値を備え得、ここにおいて、複数のRATのうちの少なくとも1つは、サービングRATとは異なる。
[0005]本説明によれば、ワイヤレスネットワークのためのアクセスノードにおいてUEを位置特定する例となる方法は、UEのロケーションを決定するためのロケーション測定値の第1のセットに対する要求を備える第1のメッセージを、ワイヤレスネットワーク内のロケーションサーバから受信することを備え、ここにおいて、ロケーション測定値の第1のセットは、複数の無線アクセス技術(RAT)に属する信号の測定値を備え、複数のRATは、UEにサービス提供するサービングRATを備え、複数のRATのうちのどのRATがサービングRATを備えるかは、ロケーションサーバにとって未知であり、アクセスノードは、サービングRATのアクセスノードである。方法は、UEのロケーションを決定するためのロケーション測定値の第2のセットを取得することをさらに備え、ここにおいて、ロケーション測定値の第2のセットは、ロケーション測定値の第1のセットのサブセットを備え、ロケーション測定値の第2のセットは、サービングRATに属する信号の測定値を含む。方法はまた、第2のメッセージをロケーションサーバに送ることを備え、ここで、第2のメッセージは、ロケーション測定値の第2のセットを備える。
[0006]方法の代替的な実施形態は、以下の特徴のうちの1つまたは複数を含み得る。複数のRATは、第5世代(5G)新無線(NR)RAT、ロングタームエボリューション(LTE)RAT、IEEE802.11WiFi RAT、ブルートゥースRAT、またはそれらの何らかの組合せを備え得る。アクセスノードは、NR RATのためのNRノードB(gNB)、LTE RATのための次世代発展型ノードB(ng-eNB)、IEEE802.11WiFi RATのためのワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)、ブルートゥースRATのためのWLAN、または非3GPPインターワーキング機能を備え得る。アクセスノードは、UEのためのサービングgNBまたはサービングng-eNBであり得る。第1のメッセージおよび第2のメッセージは、NR測位プロトコルA(NRPPa)のためのメッセージを備え得る。ロケーション測定値の第2のセットを取得することは、UEによって送信されたサービングRATのための信号のロケーション測定値の第3のセットを取得することと、ロケーション測定値の第3のセットを、ロケーション測定値の第2のセットに含めることとを備え得る。ロケーション測定値の第3のセットは、受信信号強度インジケーション(RSSI)、基準信号受信電力(RSRP)、基準信号受信品質(RSRQ)、ラウンドトリップ信号伝搬時間(RTT)、到来角(AOA)、受信送信時間差(Rx-Tx)、またはそれらの何らかの組合せのうちの少なくとも1つを備え得る。ロケーション測定値の第2のセットは、複数のRATのうちの少なくとも1つを使用して少なくとも1つのアクセスノードによって送信された信号の、UEによって取得されるロケーション測定値を、アクセスノードにおいて、受信することと、UEによって取得されるロケーション測定値を、ロケーション測定値の第2のセットに含めることとを備え得る。少なくとも1つのアクセスノードは、上記アクセスノードを備え得、複数のRATのうちの少なくとも1つは、サービングRATを備える。少なくとも1つのアクセスノードは、上記アクセスノードを備えない。複数のRATのうちの少なくとも1つは、サービングRATを備えないであろう。方法は、UEによって取得されるロケーション測定値に対する要求を、UEに送ることをさらに備え得、ここにおいて、UEによって取得されるロケーション測定値を受信することは、UEによって取得されるロケーション測定値に対する要求を送ることに応じて行われる。UEによって取得されるロケーション測定値は、受信信号強度インジケーション(RSSI)、基準信号受信電力(RSRP)、基準信号受信品質(RSRQ)、ラウンドトリップ信号伝搬時間(RTT)、到来角(AOA)、発射角(AoD)、受信送信時間差(Rx-Tx)、基準信号時間差(RSTD)、到着時間(TOA)、またはそれらの何らかの組合せのうちの少なくとも1つを備え得る。
[0007]本説明によれば、ワイヤレスネットワークにアクセスするUEにおける、UEを位置特定する例となる方法は、UEのロケーションを決定するためのロケーション測定値の第1のセットに対する要求を備える第1のメッセージを、ワイヤレスネットワーク内のロケーションサーバから受信することを備え、ここにおいて、ロケーション測定値の第1のセットは、複数の無線アクセス技術(RAT)に属する信号の測定値を備え、複数のRATは、UEにサービス提供するサービングRATを含み、複数のRATのうちのどのRATがサービングRATを備えるかは、ロケーションサーバにとって未知である。方法は、UEのロケーションを決定するためのロケーション測定値の第2のセットを取得することをさらに備え、ここにおいて、ロケーション測定値の第2のセットは、ロケーション測定値の第1のセットのサブセットを備え、ロケーション測定値の第2のセットは、サービングRATに属する信号の測定値を含む。方法はまた、第2のメッセージをロケーションサーバに送ることを備え、ここで、第2のメッセージは、ロケーション測定値の第2のセットを備える。
[0008]方法の代替的な実施形態は、以下の特徴のうちの1つまたは複数を含み得る。複数のRATは、第5世代(5G)新無線(NR)RAT、ロングタームエボリューション(LTE)RAT、IEEE802.11WiFi RAT、ブルートゥースRAT、またはそれらの何らかの組合せを備え得る。第1のメッセージおよび第2のメッセージは、LTE測位プロトコル(LPP)、NR測位プロトコル(NPP)、または両方のためのメッセージを備え得る。ロケーション測定値の第2のセットを取得することは、複数のRATのうちの少なくとも1つを使用して少なくとも1つのアクセスノードによって送信された信号のロケーション測定値の第3のセットを取得することと、ロケーション測定値の第3のセットを、ロケーション測定値の第2のセットに含めることとを備え得る。ロケーション測定値の第3のセットは、受信信号強度インジケーション(RSSI)、基準信号受信電力(RSRP)、基準信号受信品質(RSRQ)、ラウンドトリップ信号伝搬時間(RTT)、到来角(AOA)、発射角(AOD)、受信送信時間差(Rx-Tx)、基準信号時間差(RSTD)、到着時間(TOA)、またはそれらの何らかの組合せのうちの少なくとも1つを備え得る。少なくとも1つのアクセスノードは、NR RATのためのNRノードB(gNB)、LTE RATのための次世代発展型ノードB(ng-eNB)、IEEE802.11WiFi RATのためのワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)、またはブルートゥースRATのためのWLANを備え得る。複数のRATのうちの少なくとも1つは、サービングRATを備え得る。少なくとも1つのアクセスノードは、UEのためのサービングgNBまたはサービングng-eNBを備える。複数のRATのうちの少なくとも1つは、サービングRATとは異なり得る。
[0009]本説明によれば、ワイヤレスネットワークにおいてUEを位置特定するための例となるサーバは、通信インターフェースと、メモリと、これらメモリおよび通信インターフェースと通信可能に結合されている1つまたは複数の処理ユニットとを備える。1つまたは複数の処理ユニットは、UEのロケーションを決定するためのロケーション測定値の第1のセットに対する要求を備える第1のメッセージを、ワイヤレスエンティティに通信インターフェースを介して送ることをサーバに行わせるように構成される。ロケーション測定値の第1のセットは、複数の無線アクセス技術(RAT)に属する信号の測定値を備え、複数のRATは、UEにサービス提供するサービングRATを含み、複数のRATのうちのどのRATがサービングRATを備えるかは、サーバにとって未知である。1つまたは複数の処理ユニットは、ワイヤレスエンティティから第2のメッセージを、通信インターフェースを介して、受信することをサーバに行わせるようにさらに構成され、ここで、第2のメッセージは、UEのロケーションを決定するためのロケーション測定値の第2のセットを備える。ロケーション測定値の第2のセットは、ロケーション測定値の第1のセットのサブセットを備え、ロケーション測定値の第2のセットは、サービングRATに属する信号の測定値を含む。1つまたは複数の処理ユニットはまた、ロケーション測定値の第2のセットに基づいてUEのロケーションを決定することをサーバに行わせるように構成される。
[0010]サーバの代替的な実施形態はまた、以下の特徴のうちの1つまたは複数を含み得る。複数のRATは、第5世代(5G)新無線(NR)RAT、ロングタームエボリューション(LTE)RAT、IEEE802.11WiFi RAT、ブルートゥースRAT、またはそれらの何らかの組合せを備え得る。ワイヤレスエンティティは、サービングRATのワイヤレスネットワークのための第1のアクセスノードを備え得る。第1のアクセスノードは、NR RATのためのNRノードB(gNB)、LTE RATのための次世代発展型ノードB(ng-eNB)、IEEE802.11WiFi RATのためのワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)、またはブルートゥースRATのためのWLANを備え得る。第1のアクセスノードは、UEのためのサービングgNBまたはサービングng-eNBを備え得る。第1のメッセージおよび第2のメッセージは、NR測位プロトコルA(NRPPa)のためのメッセージを備え得る。ロケーション測定値の第2のセットは、サービングRATを使用してUEによって送信された信号の、第1のアクセスノードによって取得されるロケーション測定値を備え得る。ロケーション測定値の第2のセットは、サービングRATを使用して第1のアクセスノードによって送信された信号の、UEによって取得されるロケーション測定値を備え得、UEによって取得されるロケーション測定値は、UEによって第1のアクセスノードに送られ得る。ロケーション測定値の第2のセットは、複数のRATのうちの少なくとも1つを使用して第2のアクセスノードによって送信された信号の、UEによって取得されるロケーション測定値を備え得、第2のアクセスノードは、第1のアクセスノードとは異なり得、UEによって取得されるロケーション測定値は、UEによって第1のアクセスノードに送られ得る。複数のRATのうちの少なくとも1つは、サービングRATとは異なり得る。ワイヤレスエンティティは、UEを備え得る。第1のメッセージおよび第2のメッセージは、LTE測位プロトコル(LPP)、NR測位プロトコル(NPP)、または両方のためのメッセージを備え得る。ロケーション測定値の第2のセットは、サービングRATを使用して第1のアクセスノードによって送信された信号の、UEによって取得されるロケーション測定値を備え得る。UEによって取得されるロケーション測定値は、受信信号強度インジケーション(RSSI)、基準信号受信電力(RSRP)、基準信号受信品質(RSRQ)、ラウンドトリップ信号伝搬時間(RTT)、到来角(AOA)、発射角(AoD)、受信送信時間差(Rx-Tx)、基準信号時間差(RSTD)、到着時間(TOA)、またはそれらの何らかの組合せのうちの少なくとも1つを備え得る。第1のアクセスノードは、NR RATのためのNRノードB(gNB)、LTE RATのための次世代発展型ノードB(ng-eNB)、IEEE802.11WiFi RATのためのワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)、またはブルートゥースRATのためのWLANを備え得る。第1のアクセスノードは、UEのためのサービングgNBまたはサービングng-eNBを備え得る。ロケーション測定値の第2のセットは、サービングRATを使用して複数のアクセスノードによって送信された信号の、UEによって取得されるロケーション測定値を備え得る。UEによって取得されるロケーション測定値は、到着時間(TOA)、基準信号時間差(RSTD)、またはそれらの何らかの組合せのうちの少なくとも1つを備える。ロケーション測定値の第2のセットは、複数のRATのうちの少なくとも1つを使用して複数のアクセスノードによって送信された信号の、UEによって取得されるロケーション測定値を備え得、ここにおいて、複数のRATのうちの少なくとも1つは、サービングRATとは異なる。
[0011]本説明によれば、ワイヤレスネットワークにおいてユーザ機器(UE)を位置特定するための例となるアクセスノードは、通信インターフェースと、メモリと、これらメモリおよび通信インターフェースと通信可能に結合されている1つまたは複数の処理ユニットとを備える。1つまたは複数の処理ユニットは、UEのロケーションを決定するためのロケーション測定値の第1のセットに対する要求を備える第1のメッセージを、ワイヤレスネットワーク内のロケーションサーバから通信インターフェースを介して、受信することをアクセスノードに行わせるように構成される。ロケーション測定値の第1のセットは、複数の無線アクセス技術(RAT)に属する信号の測定値を備え、複数のRATは、UEにサービス提供するサービングRATを備え、複数のRATのうちのどのRATがサービングRATを備えるかは、ロケーションサーバにとって未知であり、アクセスノードは、サービングRATのアクセスノードである。1つまたは複数の処理ユニットは、UEのロケーションを決定するためのロケーション測定値の第2のセットを取得することをアクセスノードに行わせるようにさらに構成され、ロケーション測定値の第2のセットは、ロケーション測定値の第1のセットのサブセットを備え、ロケーション測定値の第2のセットは、サービングRATに属する信号の測定値を含む。1つまたは複数の処理ユニットはまた、通信インターフェースを介して第2のメッセージをロケーションサーバに送ることをアクセスノードに行わせるように構成され、第2のメッセージは、ロケーション測定値の第2のセットを備える。
[0012]アクセスノードの代替的な実施形態はまた、以下の特徴のうちの1つまたは複数を備え得る。複数のRATは、第5世代(5G)新無線(NR)RAT、ロングタームエボリューション(LTE)RAT、IEEE802.11WiFi RAT、ブルートゥースRAT、またはそれらの何らかの組合せを備え得る。アクセスノードは、NR RATのためのNRノードB(gNB)、LTE RATのための次世代発展型ノードB(ng-eNB)、IEEE802.11WiFi RATのためのワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)、ブルートゥースRATのためのWLAN、または非3GPPインターワーキング機能を備え得る。アクセスノードは、UEのためのサービングgNBまたはサービングng-eNBであり得る。第1のメッセージおよび第2のメッセージは、NR測位プロトコルA(NRPPa)のためのメッセージを備え得る。1つまたは複数の処理ユニットは、少なくとも部分的に、UEによって送信されたサービングRATのための信号のロケーション測定値の第3のセットを取得することと、ロケーション測定値の第3のセットを、ロケーション測定値の第2のセットに含めることとによって、ロケーション測定値の第2のセットを取得することをアクセスノードに行わせるように構成され得る。ロケーション測定値の第3のセットは、受信信号強度インジケーション(RSSI)、基準信号受信電力(RSRP)、基準信号受信品質(RSRQ)、ラウンドトリップ信号伝搬時間(RTT)、到来角(AOA)、受信送信時間差(Rx-Tx)、またはそれらの何らかの組合せのうちの少なくとも1つを備え得る。1つまたは複数の処理ユニットは、少なくとも部分的に、複数のRATのうちの少なくとも1つを使用して少なくとも1つのアクセスノードによって送信された信号の、UEによって取得されるロケーション測定値を、アクセスノードにおいて、受信することと、UEによって取得されるロケーション測定値を、ロケーション測定値の第2のセットに含めることとによって、ロケーション測定値の第2のセットを取得することをアクセスノードに行わせるように構成され得る。少なくとも1つのアクセスノードは、上記アクセスノードを備え得、複数のRATのうちの少なくとも1つは、サービングRATを備える。少なくとも1つのアクセスノードは、上記アクセスノードを含まなくてもよい。複数のRATのうちの少なくとも1つは、サービングRATを備えないであろう。1つまたは複数の処理ユニットは、UEによって取得されるロケーション測定値に対する要求を、UEに送ることをアクセスノードに行わせるようにさらに構成され得、ここにおいて、UEによって取得されるロケーション測定値を受信することは、UEによって取得されるロケーション測定値に対する要求を送ることに応じて行われる。UEによって取得されるロケーション測定値は、受信信号強度インジケーション(RSSI)、基準信号受信電力(RSRP)、基準信号受信品質(RSRQ)、ラウンドトリップ信号伝搬時間(RTT)、到来角(AOA)、発射角(AoD)、受信送信時間差(Rx-Tx)、基準信号時間差(RSTD)、到着時間(TOA)、またはそれらの何らかの組合せのうちの少なくとも1つを備える。
[0013]本開示によれば、例となるUEは、ワイヤレス通信インターフェースと、メモリと、これらメモリおよび通信インターフェースと通信可能に結合されている1つまたは複数の処理ユニットとを備える。1つまたは複数の処理ユニットは、UEのロケーションを決定するためのロケーション測定値の第1のセットに対する要求を備える第1のメッセージを、ワイヤレスネットワーク内のロケーションサーバからワイヤレス通信インターフェースを介して、受信することをUEに行わせるように構成され得る。ロケーション測定値の第1のセットは、複数の無線アクセス技術(RAT)に属する信号の測定値を備え、複数のRATは、UEにサービス提供するサービングRATを含み、複数のRATのうちのどのRATがサービングRATを備えるかは、ロケーションサーバにとって未知である。1つまたは複数の処理ユニットは、UEのロケーションを決定するためのロケーション測定値の第2のセットを取得することをUEに行わせるようにさらに構成され得る。ロケーション測定値の第2のセットは、ロケーション測定値の第1のセットのサブセットを備え、ロケーション測定値の第2のセットは、サービングRATに属する信号の測定値を含む。1つまたは複数の処理ユニットは、ワイヤレス通信インターフェースを介して第2のメッセージをロケーションサーバに送ることをUEに行わせるようにさらに構成され得、第2のメッセージは、ロケーション測定値の第2のセットを備える。
[0014]UEの代替的な実施形態はまた、以下の特徴のうちの1つまたは複数を含み得る。複数のRATは、第5世代(5G)新無線(NR)RAT、ロングタームエボリューション(LTE)RAT、IEEE802.11WiFi RAT、ブルートゥースRAT、またはそれらの何らかの組合せを備え得る。第1のメッセージおよび第2のメッセージは、LTE測位プロトコル(LPP)、NR測位プロトコル(NPP)、または両方のためのメッセージを備え得る。1つまたは複数の処理ユニットは、少なくとも部分的に、複数のRATのうちの少なくとも1つを使用して少なくとも1つのアクセスノードによって送信された信号のロケーション測定値の第3のセットを取得することと、ロケーション測定値の第3のセットを、ロケーション測定値の第2のセットに含めることとによって、ロケーション測定値の第2のセットを取得することをUEに行わせるように構成され得る。ロケーション測定値の第3のセットは、受信信号強度インジケーション(RSSI)、基準信号受信電力(RSRP)、基準信号受信品質(RSRQ)、ラウンドトリップ信号伝搬時間(RTT)、到来角(AOA)、発射角(AOD)、受信送信時間差(Rx-Tx)、基準信号時間差(RSTD)、到着時間(TOA)、またはそれらの何らかの組合せのうちの少なくとも1つを備え得る。少なくとも1つのアクセスノードは、NR RATのためのNRノードB(gNB)、LTE RATのための次世代発展型ノードB(ng-eNB)、IEEE802.11WiFi RATのためのワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)、またはブルートゥースRATのためのWLANを備え得る。複数のRATのうちの少なくとも1つは、サービングRATを備え得る。少なくとも1つのアクセスノードは、UEのためのサービングgNBまたはサービングng-eNBを備え得る。複数のRATのうちの少なくとも1つは、サービングRATとは異なり得る。
[0015]本説明によれば、UEを位置特定するための別の例となるデバイスは、UEのロケーションを決定するためのロケーション測定値の第1のセットに対する要求を備える第1のメッセージを、ワイヤレスエンティティに送るための手段を備え、ここで、ロケーション測定値の第1のセットは、複数の無線アクセス技術(RAT)に属する信号の測定値を備え、複数のRATは、UEにサービス提供するサービングRATを含み、複数のRATのうちのどのRATがサービングRATを備えるかは、デバイスにとって未知である。例となるデバイスは、ワイヤレスエンティティから第2のメッセージを受信するための手段をさらに備え、ここで、第2のメッセージは、UEのロケーションを決定するためのロケーション測定値の第2のセットを備え、ロケーション測定値の第2のセットは、ロケーション測定値の第1のセットのサブセットを備え、ロケーション測定値の第2のセットは、サービングRATに属する信号の測定値を含む。例となるデバイスはまた、ロケーション測定値の第2のセットに基づいてUEのロケーションを決定するための手段を備える。
[0016]デバイスの代替的な実施形態はまた、以下の特徴のうちの1つまたは複数を含み得る。複数のRATは、第5世代(5G)新無線(NR)RAT、ロングタームエボリューション(LTE)RAT、IEEE802.11WiFi RAT、ブルートゥースRAT、またはそれらの何らかの組合せを備え得る。ワイヤレスエンティティは、サービングRATのワイヤレスネットワークのための第1のアクセスノードを備え得る。第1のアクセスノードは、NR RATのためのNRノードB(gNB)、LTE RATのための次世代発展型ノードB(ng-eNB)、IEEE802.11WiFi RATのためのワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)、またはブルートゥースRATのためのWLANを備え得る。第1のアクセスノードは、UEのためのサービングgNBまたはサービングng-eNBを備え得る。第1のメッセージおよび第2のメッセージは、NR測位プロトコルA(NRPPa)のためのメッセージを備え得る。ロケーション測定値の第2のセットは、サービングRATを使用してUEによって送信された信号の、第1のアクセスノードによって取得されるロケーション測定値を備え得る。第1のロケーション測定値によって取得されるアクセスノードは、受信信号強度インジケーション(RSSI)、基準信号受信電力(RSRP)、基準信号受信品質(RSRQ)、ラウンドトリップ信号伝搬時間(RTT)、到来角(AOA)、受信送信時間差(Rx-Tx)、またはそれらの何らかの組合せのうちの少なくとも1つを備え得る。ロケーション測定値の第2のセットは、サービングRATを使用して第1のアクセスノードによって送信された信号の、UEによって取得されるロケーション測定値を備え得、UEによって取得されるロケーション測定値は、UEによって第1のアクセスノードに送られ得る。UEによって取得されるロケーション測定値は、受信信号強度インジケーション(RSSI)、基準信号受信電力(RSRP)、基準信号受信品質(RSRQ)、ラウンドトリップ信号伝搬時間(RTT)、到来角(AOA)、発射角(AoD)、受信送信時間差(Rx-Tx)、またはそれらの何らかの組合せのうちの少なくとも1つを備え得る。ロケーション測定値の第2のセットは、複数のRATのうちの少なくとも1つを使用して第2のアクセスノードによって送信された信号の、UEによって取得されるロケーション測定値を備え、第2のアクセスノードは、第1のアクセスノードとは異なり得、UEによって取得されるロケーション測定値は、UEによって第1のアクセスノードに送られ得る。複数のRATのうちの少なくとも1つは、サービングRATとは異なり得る。ワイヤレスエンティティは、UEを備え得る。第1のメッセージおよび第2のメッセージは、LTE測位プロトコル(LPP)、NR測位プロトコル(NPP)、または両方のためのメッセージを備え得る。ロケーション測定値の第2のセットは、サービングRATを使用して第1のアクセスノードによって送信された信号の、UEによって取得されるロケーション測定値を備え得る。UEによって取得されるロケーション測定値は、受信信号強度インジケーション(RSSI)、基準信号受信電力(RSRP)、基準信号受信品質(RSRQ)、ラウンドトリップ信号伝搬時間(RTT)、到来角(AOA)、発射角(AoD)、受信送信時間差(Rx-Tx)、基準信号時間差(RSTD)、到着時間(TOA)、またはそれらの何らかの組合せのうちの少なくとも1つを備え得る。第1のアクセスノードは、NR RATのためのNRノードB(gNB)、LTE RATのための次世代発展型ノードB(ng-eNB)、IEEE802.11WiFi RATのためのワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)、またはブルートゥースRATのためのWLANを備え得る。第1のアクセスノードは、UEのためのサービングgNBまたはサービングng-eNBを備え得る。ロケーション測定値の第2のセットは、サービングRATを使用して複数のアクセスノードによって送信された信号の、UEによって取得されるロケーション測定値を備え得る。UEによって取得されるロケーション測定値は、到着時間(TOA)、基準信号時間差(RSTD)、またはそれらの何らかの組合せのうちの少なくとも1つを備え得る。ロケーション測定値の第2のセットは、複数のRATのうちの少なくとも1つを使用して複数のアクセスノードによって送信された信号の、UEによって取得されるロケーション測定値を備え得、ここにおいて、複数のRATのうちの少なくとも1つは、サービングRATとは異なる。
[0017]本説明によれば、ユーザ機器UEを位置特定するための別の例となるデバイスは、UEのロケーションを決定するためのロケーション測定値の第1のセットに対する要求を備える第1のメッセージを、ワイヤレスネットワーク内のロケーションサーバから受信するための手段を備え、ここで、ロケーション測定値の第1のセットは、複数の無線アクセス技術(RAT)に属する信号の測定値を備え、複数のRATは、UEにサービス提供するサービングRATを備え、複数のRATのうちのどのRATがサービングRATを備えるかは、ロケーションサーバにとって未知であり、デバイスは、サービングRATのアクセスノードである。デバイスは、UEのロケーションを決定するためのロケーション測定値の第2のセットを取得するための手段をさらに備え、ここで、ロケーション測定値の第2のセットは、ロケーション測定値の第1のセットのサブセットを備え、ロケーション測定値の第2のセットは、サービングRATに属する信号の測定値を含む。デバイスはまた、第2のメッセージをロケーションサーバに送るための手段を備え、第2のメッセージは、ロケーション測定値の第2のセットを備える。
[0018]デバイスの代替的な実施形態はまた、以下の特徴のうちの1つまたは複数を備え得る。複数のRATは、第5世代(5G)新無線(NR)RAT、ロングタームエボリューション(LTE)RAT、IEEE802.11WiFi RAT、ブルートゥースRAT、またはそれらの何らかの組合せを備え得る。デバイスは、NR RATのためのNRノードB(gNB)、LTE RATのための次世代発展型ノードB(ng-eNB)、IEEE802.11WiFi RATのためのワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)、ブルートゥースRATのためのWLAN、または非3GPPインターワーキング機能を備え得る。デバイスは、UEのためのサービングgNBまたはサービングng-eNBであり得る。第1のメッセージおよび第2のメッセージは、NR測位プロトコルA(NRPPa)のためのメッセージを備え得る。ロケーション測定値の第2のセットを取得するための手段は、UEによって送信されたサービングRATのための信号のロケーション測定値の第3のセットを取得するための手段と、ロケーション測定値の第3のセットを、ロケーション測定値の第2のセットに含めるための手段とを備え得る。ロケーション測定値の第3のセットは、受信信号強度インジケーション(RSSI)、基準信号受信電力(RSRP)、基準信号受信品質(RSRQ)、ラウンドトリップ信号伝搬時間(RTT)、到来角(AOA)、受信送信時間差(Rx-Tx)、またはそれらの何らかの組合せのうちの少なくとも1つを備え得る。ロケーション測定値の第2のセットを取得するための手段は、複数のRATのうちの少なくとも1つを使用して少なくとも1つのアクセスノードによって送信された信号の、UEによって取得されるロケーション測定値を、デバイスにおいて、受信するための手段と、UEによって取得されるロケーション測定値を、ロケーション測定値の第2のセットに含めるための手段とを備え得る。少なくとも1つのアクセスノードはデバイスを備え、複数のRATのうちの少なくとも1つは、サービングRATを備え得る。少なくとも1つのアクセスノードは、デバイスを備えない。複数のRATのうちの少なくとも1つは、サービングRATを備えないであろう。デバイスは、UEによって取得されるロケーション測定値に対する要求を、UEに送るための手段をさらに備え得、ここにおいて、UEによって取得されるロケーション測定値を受信することは、UEによって取得されるロケーション測定値に対する要求を送ることに応じて行われる。UEによって取得されるロケーション測定値は、受信信号強度インジケーション(RSSI)、基準信号受信電力(RSRP)、基準信号受信品質(RSRQ)、ラウンドトリップ信号伝搬時間(RTT)、到来角(AOA)、発射角(AoD)、受信送信時間差(Rx-Tx)、基準信号時間差(RSTD)、到着時間(TOA)、またはそれらの何らかの組合せのうちの少なくとも1つを備え得る。
[0019]本説明によれば、別の例となるUEは、UEのロケーションを決定するためのロケーション測定値の第1のセットに対する要求を備える第1のメッセージを、ワイヤレスネットワーク内のロケーションサーバから受信するための手段を備え、ここで、ロケーション測定値の第1のセットは、複数の無線アクセス技術(RAT)に属する信号の測定値を備え、複数のRATは、UEにサービス提供するサービングRATを含み、複数のRATのうちのどのRATがサービングRATを備えるかは、ロケーションサーバにとって未知である。UEは、UEのロケーションを決定するためのロケーション測定値の第2のセットを取得するための手段をさらに備え、ここで、ロケーション測定値の第2のセットは、ロケーション測定値の第1のセットのサブセットを備え、ロケーション測定値の第2のセットは、サービングRATに属する信号の測定値を含む。UEは、第2のメッセージをロケーションサーバに送るための手段をさらに備え、第2のメッセージは、ロケーション測定値の第2のセットを備える。
[0020]UEの代替的な実施形態はまた、以下の特徴のうちの1つまたは複数を含み得る。複数のRATは、第5世代(5G)新無線(NR)RAT、ロングタームエボリューション(LTE)RAT、IEEE802.11WiFi RAT、ブルートゥースRAT、またはそれらの何らかの組合せを備え得る。第1のメッセージおよび第2のメッセージは、LTE測位プロトコル(LPP)、NR測位プロトコル(NPP)、または両方のためのメッセージを備え得る。ロケーション測定値の第2のセットを取得するための手段は、複数のRATのうちの少なくとも1つを使用して少なくとも1つのアクセスノードによって送信された信号のロケーション測定値の第3のセットを取得するための手段と、ロケーション測定値の第3のセットを、ロケーション測定値の第2のセットに含めるための手段とを備え得る。ロケーション測定値の第3のセットは、受信信号強度インジケーション(RSSI)、基準信号受信電力(RSRP)、基準信号受信品質(RSRQ)、ラウンドトリップ信号伝搬時間(RTT)、到来角(AOA)、発射角(AOD)、受信送信時間差(Rx-Tx)、基準信号時間差(RSTD)、到着時間(TOA)、またはそれらの何らかの組合せのうちの少なくとも1つを備え得る。少なくとも1つのアクセスノードは、NR RATのためのNRノードB(gNB)、LTE RATのための次世代発展型ノードB(ng-eNB)、IEEE802.11WiFi RATのためのワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)、またはブルートゥースRATのためのWLANを備え得る。複数のRATのうちの少なくとも1つは、サービングRATを備え得る。少なくとも1つのアクセスノードは、UEのためのサービングgNBまたはサービングng-eNBを備え得る。複数のRATのうちの少なくとも1つは、サービングRATとは異なり得る。
[0021]図1は、ある実施形態による、モバイルデバイスの位置を決定するために5Gネットワークを利用し得る例となる通信システムの図である。 [0022]図2は、本説明による、拡張セルID(ECID)測位のための一般的なプロシージャの実施形態を例示する信号フロー図である。 [0023]図3は、本説明による、OTDOA測位のための一般的なプロシージャの実施形態を例示する信号フロー図である。 [0024]図4は、本説明による、ECID測位のための一般的なプロシージャの別の実施形態を示す信号フロー図である。 [0025]図5は、ある実施形態による、ワイヤレスネットワーク内のロケーションサーバにおいてUEを位置特定する方法を例示するフロー図である。 [0026]図6は、ある実施形態による、ワイヤレスネットワークのためのアクセスノードにおいてUEを位置特定する方法を例示するフロー図である。 [0027]図7は、ある実施形態による、ロケーション情報を提供するためのUEにおける方法を例示するフロー図である。 [0028]図8は、UEの実施形態のブロック図である。 [0029]図9は、コンピュータシステムの実施形態のブロック図である。 [0030]図10は、基地局の実施形態のブロック図である。
詳細な説明
[0031]特定の例となるインプリメンテーションにしたがって、様々な図面における同様の参照記号は、同様の要素を示す。加えて、1つの要素の最初の番号に文字またはハイフンと次の番号が続くことで、その要素の複数のインスタンスを示し得る。例えば、要素110の複数のインスタンスは、110-1、110-2、110-3、等または110a、110b、110c、等と示され得る。最初の番号だけを使用してそのような要素を参照するとき、その要素の任意のインスタンスが理解されるべきである(例えば、前の例における要素110は、要素110-1、110-2、および110-3を、または要素110a、110b、および110cを参照するであろう)。
[0032]ワイヤレスネットワークにアクセスしているモバイルデバイスのロケーションを取得することは、例えば、緊急呼、パーソナルナビゲーション、資産追跡、友人または家族メンバーの位置特定、等を含む多くのアプリケーションに有用であり得る。5Gネットワークでは、UEが、5Gコアネットワーク(5GCN)内の同じサービングAMF(アクセスおよびモビリティ管理機能)に依然としてアクセスしながら、ハンドオーバ、セル変更、またはRAT変更を介して、異なるアクセスタイプ間で移動することが可能になるであろう。5GCNについて3GPPが現在定義しているアクセスタイプには、gNBとも呼ばれる新無線(NR)ノードBによってサポートされるNR、次世代発展型ノードB(ng-eNB)によってサポートされるLTEまたは発展型LTE(eLTE)、および信頼できないまたは信頼できるワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)によってサポートされるWiFi(Wi-Fiとも呼ばれる)が含まれる。しかし、将来的は、他のアクセスタイプ(例えば、ブルートゥース)が存在し得る。同じサービングAMFを保つ能力は、5G制御プレーンロケーションソリューションが異なるRAT(例えば、LTE、NR、WiFi)のためのロケーションをサポートすることを可能にし得、UEがロケーションセッション中にRATを変更することを可能にし得る。しかしながら、これは、5GCN(例えば、ロケーション管理機能(LMF))内のロケーションサーバがUEのための現在のサービングRATを知らない可能性があることおよび/またはUEが測位プロシージャ中にサービングRATを変更し得ることも意味し得る。UEによるロングタームエボリューション(LTE)アクセスについての3GPP技術仕様書(TS)23.271において定義されている制御プレーンロケーションソリューションは、これらのイベントのどちらも完全にはサポートすることができず、代わりに、ロケーションサーバ(例えば、拡張サービングモバイルロケーションセンタ(E-SMLC))は、ロケーションセッションを再スタートするか、またはそれを放棄する必要があり得る。ゆえに、未知のサービングRATを有するUEの場合および/またはロケーションセッション中にUEがRATを変更する場合に、5GCNにおいて完全なロケーションサポートを可能にすることが有利であり得る。
[0033]本明細書で説明される実施形態は、複数のRATをサポートする5Gのための共通の(または一般的な)測位プロシージャを提供する。例えば、一般的なネットワークベースの拡張セルID(ECID)プロシージャは、サービングgNBにおけるNRアクセス、サービングng-eNBにおけるLTEアクセス、およびサービング信頼できるまたは信頼できないWLANにおけるWiFiアクセスに適用可能である(または適用可能であり得る)、3GPP TS38.455において定義されているNR測位プロトコルA(NRPPa)によってサポートされ得る。同様に、一般的なUE支援型の/UEベースの観測到着時間差(OTDOA)プロシージャは、サービングgNB、サービングng-eNB、またはサービングWLANを備えたUEに適用可能である、ならびに、OTDOAのための隣接および基準セルが、gNB、ng-eNB、および発展型ノードB(eNB)の混合に関連付けられることを可能にするLTE測位プロトコル(LPP)(またはNPPもしくはNRPPプロトコルと呼ばれ得る将来の新無線測位プロトコル)によってサポートされ得る。これらの一般的なプロシージャは、NRPPaを使用したネットワークベースの測位の場合には異なるRATのためのアクセスノードによるサポートを、LPPまたはNPPを使用したUE支援型のおよびUEベースの測位の場合には異なるサービングRATを有するUEによるサポートを可能にし得るメッセージおよびパラメータの共通のセットを使用し得る。
[0034]本明細書で使用される場合、「未知の」サービングRATを有するUE、ロケーションサーバにとって「未知の」サービングRAT、または同様の記述の文脈における「未知の」という用語は、ロケーションサーバが、(例えば、UEのためのサービングRATとして機能する可能性があり得る複数のRATのうちの)どのRATがUEのための現在のサービングRATであるかを識別する情報を持っていないことを意味する。当業者であれば、そのようなシナリオが様々な状況で起こり得ることを認識するであろう。
[0035]3GPP TS36.355において定義されているLTE測位プロトコル(LPP)、オープンモバイルアライアンス(OMA)によって定義されているLPP拡張(LPPe)プロトコル、および3GPP TS36.455において定義されているLPP A(LPPa)プロトコルのような現在の測位プロトコルでは、異なるRATについて地上測位をサポートするために、別個の関連するプロシージャ、メッセージ、およびパラメータを用いて、異なる位置決め方法を定義することは標準的である。例えば、UE支援型のECIDの場合、LPPおよびLPPeは、モバイル通信のためのグローバルシステム(GSM(登録商標))アクセス、ユニバーサルモバイル電気通信システム(UMTS)アクセス、LTEアクセス、およびWiFiアクセスのための異なるECID位置決め方法をサポートする。いずれの場合にも、特定の位置決め方法は、たった1つのRAT(例えば、GSM、UMTS、またはLTE)については(例えば、ECIDを使用する)測位をサポートするが、2つ以上のRATについてはUEの測位をサポートしないであろう。これは、ロケーションサーバ(例えば、E-SMLCまたはセキュアユーザプレーンロケーション(SUPL)ロケーションプラットフォーム(SLP))が、正確な対応するタイプのECID位置決め方法を呼び出すために、どのRATにUEがアクセスしているかを知らなければならないことを意味する。同じことが、GSMアクセス(拡張観測時間差(E-OTD)として知られている)、UMTSアクセス(OTDOAとして知られている)、およびLTEアクセス(OTDOAとしても知られているが、UMTSのためのOTDOAとは異なる)のための異なる位置決め方法が存在するOTDOAのサポートにも当てはまる。この場合も同様に、ロケーションサーバ(例えば、E-SMLCまたはSLP)は、正確なOTDOA位置決め方法を呼び出し、適切な基準セルおよび隣接セルを割り当て、UEによるOTDOA測定のために対応する支援データをUEに提供するために、UEがアクセスしているRATを知る必要がある。しかしながら、UEによる5GCNへのアクセスについて、ロケーションサーバ(例えば、LMF)は典型的に、場合によってはロケーションセッションの開始時を除いて、UEのためのサービングRATを知らないであろう。加えて、いくつかの5Gネットワークは、同じローカルエリアにおいてng-eNB、gNB、および/またはWLANの混合を用い得るが、これらの一部だけが、単一のRATだけに制限された測位方法によるUEの測位に使用可能であり得る。
[0036]実施形態によれば、これらの問題は、いくつかの異なるRATのうちの任意の1つ(または複数)によってサービス提供されるターゲットUEの測位を可能にし、異なるRATに属するアクセスノードのUEによる測定および/または異なるRATのためのアクセスノードによるUEの測定を可能にする一般的な位置決め方法を使用することによって克服され得る。一般的な位置決め方法を用いて、いくつかの異なるRATに適用可能であり、異なるRATのための共通の一般的な位置決め方法の異なる変形をサポートするプロシージャ、メッセージ、およびパラメータの共通のセットが定義され得る。複数のRATのためのロケーションサポートを可能にすることに加えて、そのような一般的な位置決め方法は、複数のRATに対してプロシージャ、メッセージ、およびパラメータの同じセットを再使用することによってインプリメンテーションを低減し得る。これのいくつかの特定の例を以下で説明する。
[0037]モバイルデバイスのロケーションをサポートするための測位基準信号(PRS)の送信が本明細書で説明されるが、セル固有基準信号(CRS)またはトラッキング基準信号(TRS)のような他のタイプの信号の送信が、(例えば、5G NRのような)いくつかのワイヤレス技術のために代わりに使用され得る。その結果、PRS送信のためのロケーション測定値をサポートするために本明細書で例示される方法は、CRSまたはTRSのような測位のために使用される他の信号の送信に等しく適用可能であり得る。
[0038]図1は、ある実施形態による、通信システム100の図を示す。通信システム100は、アクセスノード110、114、116および/またはロケーションサーバ(LMF120)を使用して1つまたは複数の測位方法をインプリメントすることによってUE105のロケーションを決定するように構成され得る。ここで、通信システム100は、UE105と、次世代(NG)無線アクセスネットワーク(RAN)(NG-RAN)135および5Gコアネットワーク(5GCN)140を備える5Gネットワークの構成要素とを備える。5Gネットワークは、NRネットワークとも呼ばれ得、NG-RAN135は、5G RANまたはNR RANと呼ばれ得、5GCN140は、NGコアネットワークと呼ばれ得る。NG-RANおよび5GCNの標準化は、3GPPにおいて現在進行中である。したがって、NG-RAN135および5GCN140は、3GPPからの5Gサポートについての現在または将来の規格に準拠し得る。通信システム100は、GPS、GLONASS、ガリレオ、もしくはBeidouのような全地球的航法衛星システム(GNSS)、またはIRNSS、静止衛星補強型衛星航法システム(EGNOS)、もしくはワイドエリアオーグメンテーションシステム(WAAS)のような何らかの他の局所的なもしくは地域の衛星測位システム(SPS)に対して宇宙ビークル(SV)190からの情報をさらに利用し得る。通信システム100の追加の構成要素を以下で説明する。通信システム100は、追加または代替的な構成要素を含み得る。
[0039]図1が、様々な構成要素の一般化された図を提供するにすぎず、それらのうちのいずれかまたはすべてが適宜利用され得、それらの各々が必要に応じて複製または省略され得ることは留意されるべきである。具体的には、1つのUE105だけが例示されているが、多くの(例えば、数百、数千、数百万、等の)UEが通信システム100を利用し得ることが理解されるであろう。同様に、通信システム100は、より多い(またはより少ない)数のSV190、gNB110、ng-eNB114、WLAN116、AMF115、外部クライアント130、および/または他の構成要素を含み得る。通信システム100において様々な構成要素を接続している例示される接続には、追加の(中間)構成要素、直接的または間接的な物理および/またはワイヤレス接続、および/または追加のネットワークを含み得るデータおよびシグナリング接続が含まれる。さらに、構成要素は、所望の機能性に応じて、再配列、組み合わせ、分離、置換、および/または省略され得る。
[0040]UE105は、デバイス、モバイルデバイス、ワイヤレスデバイス、モバイル端末、端末、モバイル局(MS)、SUPL対応端末(SET)を備え得、および/またはそのような名称でまたは何らかの他の名称で呼ばれ得る。さらに、UE105は、携帯電話、スマートフォン、ラップトップ、タブレット、携帯情報端末(PDA)、追跡デバイス、ナビゲーションデバイス、モノのインターネット(IoT)デバイス、または何らかの他のポータブルもしくは可動のデバイスに対応し得る。典型的には、必須ではないが、UE105は、1つまたは複数のRATを使用する、例えば、GSM、符号分割多元接続(CDMA)、広帯域CDMA(WCDMA(登録商標))、LTE、高速パケットデータ(HRPD)、IEEE802.11WiFi(Wi-Fiとも呼ばれる)、ブルートゥース(BT)、WiMAX(Worldwide Interoperability for Microwave Access)、(例えば、NG-RAN135および5GCN140を使用する)5G新無線(NR)、等を使用する、ワイヤレス通信をサポートし得る。UE105はまた、例えば、デジタル加入者回線(DSL)またはパケットケーブルを使用して他のネットワーク(例えば、インターネット)に接続し得るWLANを使用するワイヤレス通信をサポートし得る。これらのRATのうちの1つまたは複数の使用は、UE105が(例えば、図1に示されていない5GCN140の要素を介して、または場合によってはゲートウェイモバイルロケーションセンタ(GMLC)125を介して)外部クライアント130と通信することを可能にし、および/または、外部クライアント130が(例えば、GMLC125を介して)UE105に関するロケーション情報を受信することを可能にし得る。
[0041]UE105は、例えば、ユーザがオーディオ、ビデオ、および/またはデータI/Oデバイスならびに/あるいはボディセンサおよび別個のワイヤラインまたはワイヤレスモデムを用い得るパーソナルエリアネットワークにおいて複数のエンティティを含み得るか、または単一のエンティティを含み得る。UE105のロケーションの推定値は、ロケーション、ロケーション推定値、ロケーションフィックス、フィックス、位置、位置推定値、または位置フィックスと呼ばれ得、それは測地学的であり得、ゆえに、高度成分(例えば、海水面からの高さ、地表面、床面、または地下面からの高さまたは深さ)を含んでも含まなくてもよいUE105のロケーション座標(例えば、緯度および経度)を提供する。代替的に、UE105のロケーションは、シビック(civic)ロケーションとして(例えば、郵便住所または特定の部屋もしくはフロアのような建物内の何らかの地点または狭いエリアの指定として)表され得る。UE105のロケーションはまた、ある程度の(some)確率または信頼レベル(例えば、67%、95%、等)でUE105が位置すると予想される(測地学的にまたはシビック形式で定義される)エリアまたはボリュームとして表され得る。UE105のロケーションはさらに、相対的なロケーションであり得、それは、例えば、測地学的に、シビック用語(civic term)で、または地図、平面図、または建物プラン上に示される地点、エリア、またはボリュームへの参照によって定められ得る、既知のロケーションにある何らかの原点(origin)に対して定められた相対的なX、Y(およびZ)座標または距離および方向を備える。本明細書に含まれる説明では、ロケーションという用語の使用は、別途示されていない限り、これらの変形のうちの任意のものを備え得る。UEのロケーションを計算するとき、ローカルのx座標、y座標、場合によってはz座標を求め、次いで、必要に応じて、これらのローカル座標を(例えば、緯度、経度、および平均海面より上または下の高度について)絶対座標に変換することが一般的である。
[0042]図1に示されるNG-RAN135内の基地局(BS)は、gNB110-1および110-2(本明細書ではまとめておよび総称的にgNB110と呼ばれる)を備える。NG-RAN135内のgNB110のペアは、例えば、図1に示されるように直接的にまたは他のgNB110を介して間接的に、互いに接続され得る。5Gネットワークへのアクセスは、UE105とgNB110のうちの1つまたは複数との間のワイヤレス通信を介してUE105に提供され、gNBは、5G NRを使用してUE105の代わりに5GCN140へのワイヤレス通信アクセスを提供し得る。5G NR無線アクセスは、NR無線アクセスまたは5G無線アクセスとも呼ばれ得る。図1では、UE105のためのサービングgNBは、gNB110-1であると仮定されるが、他のgNB(例えば、gNB110-2)は、UE105が別のロケーションに移動する場合にサービングgNBとして機能し得、または、追加のスループットおよび帯域幅をUE105に提供するためにセカンダリgNBとして機能し得る。
[0043]図1に示されるNG-RAN135内の基地局(BS)は、同様にまたは代わりに、ng-eNB114とも呼ばれる次世代発展型ノードBを含み得る。ng-eNB114は、例えば、直接的にまたは他のgNB110および/または他のng-eNBを介して間接的に、NG-RAN135内の1つまたは複数のgNB110に接続され得る。ng-eNB114は、UE105へのLTEワイヤレスアクセスおよび/または発展型LTE(eLTE)ワイヤレスアクセスを提供し得る。図1のいくつかのgNB110(例えば、gNB110-2)および/またはng-eNB114は、信号(例えば、PRS信号)を送信し得るおよび/またはUE105の測位を支援するために支援データをブロードキャストし得るが、UE105からまたは他のUEから信号を受信しないであろう測位専用ビーコンとして機能するように構成され得る。1つのng-eNB114だけが図1に示されているが、いくつかの実施形態が複数のng-eNB114を含み得ることに留意されたい。
[0044]通信システム100はまた、(例えば、信頼できないWLAN116の場合)5GCN140内の非3GPPインターワーキング機能(N3IWF)150に接続し得る1つまたは複数のWLAN116を含み得る。例えば、WLAN116は、UE105のためのIEEE802.11WiFiアクセスをサポートし得、1つまたは複数のWiFiアクセスポイント(AP)を備え得る。ここで、N3IWF150は、AMF115のような5GCN140内の他の要素に接続し得る。いくつかの実施形態では、WLAN116は、ブルートゥースのような別のRATをサポートし得る。N3IWF150は、5GCN140内の他の要素へのUE105による安全なアクセスのためのサポートを提供し得、および/または、WLAN116およびUE105によって使用される1つまたは複数のプロトコルとAMF115のような5GCN140の他の要素によって使用される1つまたは複数のプロトコルとのインターワーキングをサポートし得る。例えば、N3IWF150は、UE105とのIPsecトンネル確立と、UE105とのIKEv2/IPsecプロトコルの終了と、それぞれ制御プレーンおよびユーザプレーンのための5GCN140へのN2およびN3インターフェースの終了と、N1インターフェースを介したUE105とAMF115との間でのアップリンクおよびダウンリンク制御プレーン非アクセス層(NAS)シグナリングの中継とをサポートし得る。いくつかの他の実施形態では、WLAN116は、例えば、WLAN116が5GCN140のための信頼できるWLANである場合、N3IWF150を介してではなく、5GCN140内の要素(例えば、図1の破線によって示されるようにAMF115)に直接接続し得る。1つのWLAN116だけが図1に示されているが、いくつかの実施形態が複数のWLAN116を含み得ることに留意されたい。
[0045]本明細書で参照される場合、アクセスノードは、UE105とAMF115との間の通信を可能にする様々なネットワークエンティティのうちのいずれかを備え得る。これには、gNB110、ng-eNB114、WLAN116、および/または他のタイプのセルラ基地局が含まれ得る。しかしながら、本明細書で説明される機能性を提供するアクセスノードは、非セルラ技術を含み得る、図1に例示されていない様々なRATのうちの任意のものへの通信を可能にするエンティティを追加的にまたは代替的に含み得る。ゆえに、本明細書において以下で説明される実施形態で使用される場合、「アクセスノード」という用語は、gNB110、ng-eNB114、またはWLAN116を含み得るが、必ずしもそれらに限定されない。
[0046]以下でより詳細に説明されるように、いくつかの実施形態では、gNB110、ng-eNB114、またはWLAN116のようなアクセスノードは(単独でまたは通信システム100の他のモジュール/ユニットと組み合わせて)、LMF120から複数のRATのためのロケーション情報に対する要求を受信することに応答して、複数のRATのうちの1つについて測定値(例えば、UE105の測定値)を取得し、および/または複数のRATのうちの1つまたは複数を使用してアクセスノードに転送されるUE105からの測定値を取得するように構成され得る。上述したように、図1は、それぞれ5G NR、LTE、およびWiFi通信プロトコルにしたがって通信するように構成されたアクセスノード110、114、および116を描写しているが、例えば、UMTS地上無線アクセスネットワーク(UTRAN)のためのWCDMAプロトコルを使用するノードB、発展型UTRAN(E-UTRAN)のためのLTEプロトコルを使用するeNB、またはWLANのためのブルートゥースプロトコルを使用するBTビーコンのような、他の通信プロトコルにしたがって通信するように構成されたアクセスノードが使用され得る。例えば、UE105へのLTEワイヤレスアクセスを提供する4G発展型パケットシステム(EPS)では、RANは、LTEワイヤレスアクセスをサポートするeNBを備える基地局を備え得るE-UTRANを備え得る。EPSのためのコアネットワークは、発展型パケットコア(EPC)を備え得る。次いで、EPSは、E-UTRANおよびEPCを備え得、ここでは、E-UTRANは、図1のNG-RAN135に対応し、EPCは、5GCN140に対応する。共通のまたは一般的な測位プロシージャを使用したUE105測位について本明細書で説明される方法および技法は、そのような他のネットワークに適用可能であり得る。
[0047]gNB110およびng-eNB114は、測位機能性のためにLMF120と通信するAMF115と通信することができる。AMF115は、第1のRATのアクセスノード110、114、または116から第2のRATのアクセスノード110、114、または116へのUE105のハンドオーバおよびセル変更を含む、UE105のモビリティをサポートし得る。AMF115はまた、UE105へのシグナリング接続と、場合によってはUE105のためのデータおよび音声ベアラとをサポートすることに関与し得る。LMF120は、UE105がNG-RAN135またはWLAN116にアクセスするとき、UE105の測位をサポートし得、支援型GNSS(A-GNSS)、OTDOA、リアルタイムキネマティック(RTK)、精密単独測位(PPP)、差動GNSS(DGNSS)、ECID、OTDOA、到来角(AOA)、発射角(AOD)、WLAN測位、および/または他の測位プロシージャおよび方法のようなUE支援型の/UEベースのおよび/またはネットワークベースのプロシージャ/方法を含む、位置決めプロシージャおよび方法をサポートし得る。LMF120はまた、例えば、AMF115からまたはGMLC125から受信される、UE105に対するロケーションサービス要求を処理し得る。LMF120は、AMF115におよび/またはGMLC125に接続され得る。LMF120は、ロケーションマネージャ(LM)、ロケーション機能(LF)、コマーシャルLMF(CLMF)、または付加価値LMF(VLMF)のような他の名称で呼ばれ得る。いくつかの実施形態では、LMF120をインプリメントするノード/システムは、E-SMLCまたはSLPのような他のタイプのロケーションサポートモジュールを追加的にまたは代替的にインプリメントし得る。いくつかの実施形態では、(UE105のロケーションの決定を含む)測位機能性の少なくとも一部が(例えば、gNB110、ng-eNB114、および/またはWLAN116のようなワイヤレスノードによって送信された信号についてUE105によって取得される信号測定値を使用して、ならびに/あるいは、例えば、LMF120によってUE105に提供される支援データを使用して)UE105において実行され得ることに留意されたい。
[0048]ゲートウェイモバイルロケーションセンタ(GMLC)125は、外部クライアント130から受信されるUE105に対するロケーション要求をサポートし得、AMF115によってLMF120に転送するためにそのようなロケーション要求をAMF115に転送し得るか、またはそのロケーション要求をLMF120に直接転送し得る。(例えば、UE105についてのロケーション推定値を含む)LMF120からのロケーション応答は、同様に、直接またはAMF115を介してGMLC125に戻され得、次いで、GMLC125は、(例えば、ロケーション推定値を含む)このロケーション応答を外部クライアント130に戻し得る。GMLC125は、図1ではAMF115およびLMF120の両方に接続して示されているが、いくつかのインプリメンテーションでは、これらの接続のうちの1つだけが5GCN140によってサポートされ得る。
[0049]図1にさらに例示されるように、LMF120は、(NPPaとも呼ばれ得る)NRPPaプロトコルを使用して、gNB110とおよび/またはng-eNB114と通信し得る。NRPPaは、NRPPaメッセージが、AMF115を介して、gNB110とLMF120との間でおよび/またはng-eNB114とLMF120との間で転送される場合、LPPaプロトコルと同じであり得るか、それに類似し得るか、またはその拡張であり得る。図1にさらに例示されるように、LMF120およびUE105は、LPPプロトコルを使用して通信し得る。LMF120およびUE105は、同様にまたは代わりに、LPPと同じであり得るか、それに類似し得るか、またはその拡張であり得るNPPプロトコルを使用して通信し得る。ここで、LPPおよび/またはNPPメッセージは、AMF115およびUE105のためのサービングgNB110-1またはサービングng-eNB114を介して、UE105とLMF120との間で転送され得る。例えば、LPPおよび/またはNPPメッセージは、(例えば、ハイパーテキスト転送プロトコル(HTTP)に基づいて)サービスベースの動作のためのメッセージを使用してLMF120とAMF115との間で転送され得、5G NASプロトコルを使用してAMF115とUE105との間で転送され得る。LPPおよび/またはNPPプロトコルは、A-GNSS、RTK、OTDOAおよび/またはECIDのようなUE支援型のおよび/またはUEベースの位置決め方法を使用したUE105の測位をサポートするために使用され得る。NRPPaプロトコルは、(例えば、gNB110またはng-eNB114によって取得される測定値とともに使用されるとき)ECIDのようなネットワークベースの位置決め方法を使用したUE105の測位をサポートするために使用され得、ならびに/あるいは、gNB110および/またはng-eNB114からのPRS送信を定義するパラメータのようなロケーション関連情報をgNB110および/またはng-eNB114から取得するためにLMF120によって使用され得る。
[0050]UE105がWLAN116にアクセスする場合、LMF120は、UE105のロケーションを取得するために、gNB110またはng-eNB114へのUE105のアクセスについて先ほど説明したのと同様の方法でNRPPaおよび/またはLPP/NPPを使用し得る。ゆえに、NRPPaメッセージは、UE105のネットワークベースの測位および/またはWLAN116からLMF120への他のロケーション情報の転送をサポートするために、AMF115およびN3IWF150を介して、WLAN116とLMF120との間で転送され得る。代替的に、NRPPaメッセージは、N3IWF150が知っているかまたはアクセス可能であり、NRPPaを使用してN3IWF150からLMF120に転送されるロケーション関連情報および/またはロケーション測定値に基づくUE105のネットワークベースの測位をサポートするためにAMF115を介してN3IWF150とLMF120との間で転送され得る。同様に、LPPおよび/またはNPPメッセージは、LMF120によるUE105のUE支援型のまたはUEベースの測位をサポートするために、AMF115、N3IWF150、およびUE105のためのサービングWLAN116を介してUE105とLMF120との間で転送され得る。
[0051]UE支援型の位置決め方法を用いる場合、UE105は、ロケーション測定値を取得し、UE105のロケーション推定値の計算のためにこの測定値をロケーションサーバ(例えば、LMF120)に送り得る。例えば、ロケーション測定値は、gNB110、ng-eNB114、および/またはWLAN116のための1つまたは複数のアクセスポイントについての受信信号強度インジケーション(RSSI)、ラウンドトリップ信号伝搬時間(RTT)、基準信号時間差(RSTD)、到着時間(TOA)、基準信号受信電力(RSRP)、基準信号受信品質(RSRQ)、受信送信時間差(Rx-Tx)、到来角(AOA)、発射角(AOD)、またはタイミングアドバンス(TA)のうちの1つまたは複数を含み得る。ロケーション測定値は、同様にまたは代わりに、SV190についてのGNSS擬似距離、GNSS符号位相、および/またはGNSS搬送波位相の測定値を含み得る。UEベースの位置決め方法を用いる場合、UE105は、ロケーション測定値(例えば、これは、UE支援型の位置決め方法のためのロケーション測定値と同じであり得るかまたはそれに類似し得る)を取得し得、UE105のロケーションを(例えば、LMF120のようなロケーションサーバから受信されるか、またはgNB110、ng-eNB114、もしくはWLAN116によってブロードキャストされる支援データの助けを借りて)さらに計算し得る。ネットワークベースの位置決め方法を用いる場合、1つまたは複数の基地局(例えば、gNB110および/またはng-eNB114)、(例えば、WLAN116内の)1つまたは複数のAP、またはN3IWF150は、UE105によって送信される信号についてのロケーション測定値(例えば、RSSI、RTT、RSRP、RSRQ、AOA、またはTOAの測定値)を取得し得、および/またはUE105によってまたはN3IWF150の場合WLAN116内のAPによって取得される測定値を受信し得、UE105についてのロケーション推定値の計算のためにこの測定値をロケーションサーバ(例えば、LMF120)に送り得る。
[0052]NRPPaを使用してgNB110および/またはng-eNB114によってLMF120に提供される情報は、PRS送信およびロケーション座標のためのタイミングおよび構成情報を含み得る。次いで、LMF120は、NG-RAN135および5GCN140を介して、LPPおよび/またはNPPメッセージ中で、この情報の一部または全部を支援データとしてUE105に提供することができる。
[0053]LMF120からUE105に送られるLPPまたはNPPメッセージは、所望の機能性に応じて、様々な事柄のうちのいずれかを行うようにUE105に命令し得る。例えば、LPPまたはNPPメッセージは、GNSS(またはA-GNSS)、WLAN、OTDOAおよび/またはECID(または何らかの他の位置決め方法)のための測定値を取得することをUE105に行わせる命令を含み得る。OTDOAの場合、LPPまたはNPPメッセージは、特定のgNB110および/またはng-eNB114によってサポートされる(または、eNBもしくはWiFi APのような何らかの他のタイプの基地局によってサポートされる)特定のセル内で送信されるPRS信号の1つまたは複数の測定値(例えば、RSTD測定値)を取得するようにUE105に命令し得る。RSTD測定値は、1つのgNB110によって送信またはブロードキャストされる信号(例えば、PRS信号)と、別のgNB110によって送信される同様の信号との、UE105における到着時間の差を備え得る。UE105は、サービングgNB110-1(またはサービングng-eNB114)およびAMF115を介して、LPPまたはNPPメッセージ中で(例えば、5G NASメッセージ内で)LMF120に測定値を送り返し得る。
[0054]上述したように、通信システム100は5G技術に関連して説明されているが、通信システム100は、(例えば、音声、データ、測位、および他の機能性をインプリメントするため)UE105のようなモバイルデバイスをサポートし、それとインタラクトするために使用される、GSM、WCDMA、LTE、等のような他の通信技術をサポートするようにインプリメントされ得る。いくつかのそのような実施形態では、5GCN140は、異なるエアインターフェースを制御するように構成され得る。例えば、いくつかの実施形態では、NG-RAN135および5GCN140の両方は、他のRANおよび他のコアネットワークに置き換えられ得る。例えば、EPSでは、NG-RAN135は、eNBを含むE-UTRANに置き換えら得、5GCN140は、AMF115の代わりにモビリティ管理エンティティ(MME)を、LMF120の代わりにE-SMLCを、およびGMLC125に類似し得るGMLCを含むEPCに置き換えられ得る。そのようなEPSでは、E-SMLCは、ロケーション情報をE-UTRAN内のeNBに送信しeNBから受信するためにNRPPaの代わりにLPPaを使用し得、UE105の測位をサポートするためにLPPを使用し得る。これらの他の実施形態では、UE105のための一般的な測位プロシージャおよび方法は、gNB110、ng-eNB114、AMF115、およびLMF120について本明細書で説明される機能およびプロシージャが、時として、eNB、WiFi AP、MME、およびE-SMLCのような他のネットワーク要素に代わりに適用され得るという差異を伴って、5Gネットワークについて本明細書で説明されるものと類似した方法でサポートされ得る。
[0055]UE105の測位において使用されるPRSまたは他の信号の送信およびOTDOAのような特定の位置決め方法をサポートするために、基地局が同期され得る。同期ネットワークでは、gNB110の送信タイミングは、各gNB110が他のすべてのgNB110と同じ送信タイミングを有するように、例えば、50ナノ秒以下という高い精密度で同期され得る。代替的に、gNB110は、各gNB110が、他のすべてのgNB110と同じ時間持続時間の間に無線フレームまたはサブフレームを送信するように(例えば、各gNB110が、他のすべてのgNB110と略正確に同じ時間に無線フレームまたはサブフレームの送信を開始および終了するように)、無線フレームまたはサブフレームレベルで同期され得るが、無線フレームまたはサブフレームに対して同じカウンタまたはナンバリングを必ずしも維持しない。例えば、1つのgNB110がカウンタまたは番号0を有するサブフレームまたは無線フレーム(これは、無線フレームまたはサブフレームのいくつかの周期的に繰り返されるシーケンスにおける第1の無線フレームまたはサブフレームであり得る)を送信しているとき、別のgNB110は、1、10、100、等の異なる番号またはカウンタを有する無線フレームまたはサブフレームを送信している可能性がある。
[0056]NG-RAN135におけるng-eNB114の送信タイミングの同期は、gNB110の同期と同様の方法でサポートされ得るが、ng-eNB114が、典型的には、(干渉を回避するために)gNB110とは異なる周波数を使用し得るので、ng-eNB114は、gNB110に常に同期されるとは限らない。gNB110およびng-eNB114の同期は、各gNB110およびng-eNB114内のGPS受信機またはGNSS受信機を使用して、またはIEEE1588精密時間プロトコルの使用のような他の手段によって達成され得る。
[0057]ネットワークベースのECID測位の場合、実施形態は、(gNB110を介して)NRを、(ng-eNB114を介して)LTEを、または(信頼できるまたは信頼できないWLAN116を介して)WiFiを使用するUEアクセスのために、NRPPaによってサポートされる一般的なプロシージャを利用し得る。ネットワークベースのECID測位のためのシグナリングフローを示し、ターゲットUE105と、UEのためのサービングアクセスノード(AN)205と、LMF120とを含む、通信システム100の場合における、一般的なプロシージャが図2に示されている。AN205は、NRアクセスのためのgNB(例えば、図1のgNB110-1)、LTEアクセスのためのng-eNB(例えば、ng-eNB114)、またはWiFiアクセスのための信頼できるWLAN(例えば、WLAN116)であり得る。いくつかの実施形態では、AN205は、N3IWF(例えば、図1のN3IWF150)を備え得、ここでは、N3IWFは、信頼できないWLAN(例えば、WLAN116、図2には示されない)に接続している。LMF120は、サービングAN205がどの特定のノードであるか、またはAN205によってサポートされるRATを明確には知らないであろう。
[0058]図2では、LMF120が、例えば、別のエンティティからUE105に関するロケーション要求を受信したため、UE105のロケーションを取得する必要があると仮定される。例えば、LMF120は、GMLC125が外部クライアント130からロケーション要求を受信して、AMF115がUE105またはGMLC125からロケーション要求を受信している場合、UE105に関するロケーション要求をAMF115から受信し得る。代替的に、LMF120は、GMLC125が外部クライアント130からロケーション要求を受信している場合、UE105に関するロケーション要求をGMLC125から直接受信し得る。次いで、LMF120は、UE105に関する要求されたロケーションを取得するためにまたは取得するのを助けるために、図2に示されるプロシージャを実行し得る。
[0059]図2のステージ210において、LMF120は、UE105についてのAN205からのECID測定値を要求するために、UE105のためのサービングAMF115(図2に図示せず)を介して、NRPPa ECID測定開始要求をサービングAN205に送る。LMF120は、例えば、NRアクセス、LTEアクセス、および/またはWiFiアクセスのような複数のRATに適用可能な測定値を要求し得る。以下の表1は、どの測定値が要求され得るかを示す。測定値は、1回だけ要求され得る(「オンデマンド」と呼ばれる)か、または特定のトリガされたもしくは周期的なイベントに続いて要求され得る(「周期的またはトリガされた」と呼ばれる)。
[0060]ステージ220において、オプションで(例えば、オンデマンドのロケーションのためにステージ1において要求される場合)、サービングAN205は、UE105からの測定値を要求および取得し、ここでは、UE105は、サービングAN205および/または隣接ANから受信されたダウンリンク(DL)信号についての測定値を取得する。以下の表2は、どの測定が要求および取得され得るかを示す。隣接ANは、サービングAN205と同じRATのためのものおよび/または他のRATのためのものであり得る。ステージ220は、(例えば、AN205がそれぞれgNB110またはng-eNB114であるとき)UE105によるNRまたはLTEアクセスのための無線リソース制御(RRC)プロトコルを使用して、またはAN205が信頼できるWLAN116であるとき、WiFiアクセスのためのIEEE802.11プロトコルを使用してサポートされ得る。AN205がN3IWF(例えば、N3IWF150)である、信頼できないWLAN116にUE105がアクセスする場合、AN205は、ステージ220において、要求を信頼できないWLAN116に送ること、ここで、次いで、信頼できないWLAN116が、(例えば、IEEE802.11プロトコルを使用して)要求をUE105に送り、UE105によって返された測定値を受信し、この測定値をAN205に転送し得る、によって、UE105からの測定値を要求および取得し得る。
[0061]ステージ230において、オプションで(例えば、オンデマンドのロケーションのためにステージ1において要求される場合)、サービングAN205は、UE105から受信されたアップリンク(UL)信号についての測定値を取得する。表2のさらに下の説明は、どの測定値が取得され得るかを示す。AN205がgNB110、ng-eNB114、または信頼できるWLAN116であるとき、AN205は、UE105から受信されたUL信号の測定値を直接取得し得る。AN205がN3IWF(例えば、N3IWF150)であるとき、AN205は、ステージ230において、信頼できないWLAN116からの測定値を要求および取得し得、ここで、信頼できないWLAN116は、UE105から受信されたUL信号の測定値を取得し、この測定値をAN205に返す。
[0062]ステージ240において、サービングAN205は、NRPPa ECID測定開始応答において、ステージ220および/またはステージ230において取得された任意の測定値をLMF120に返す。表2のさらに下の説明は、どの測定値が返され得るかを示す。周期的またはトリガされたロケーションの場合、サービングAN205は、ステージ240において、測定値を含まないNRPPa ECID測定開始応答を返し得る。
[0063]ステージ250において、LMF120は、ステージ240において受信された任意の測定値を使用して(および、場合によっては、図2に示されていない他のプロシージャを使用してLMF120によって取得される他の測定値を使用して)UE105のロケーションを決定し得る。
[0064]ステージ260-290において、ステージ210において周期的またはトリガされたロケーション要求が送られる事例では、サービングAN205は、ステージ260-280において、ステージ220-240の機能性を1回または複数回繰り返し得、LMF120は、ステージ290において、繰り返しごとに新しいUEロケーションを決定し得る。この場合、AN205は、通常、ステージ260および270のうちの少なくとも1つについて測定値を取得し、この測定値を含むNRPPa ECID測定開始報告を送ることによって、測定値をLMF120に返し得る。
[0065]表1は、ステージ210においてどの測定値がLMF120によって要求され得るかを示す。測定値は、ステージ210で送られるNRPPa ECID測定開始要求に、表1に示される情報要素(IE)のうちの1つまたは複数を含めることによって要求され得る。LMF120は、表1に示されるIEの任意の組合せを含み得、含まれるIEごとに、第2の列に示される測定値のいずれかに対する要求を示し得る。例えば、LMF120が、NR RATについて図2のステージ220または260にあるようにUE105によって取得される測定値を必要とする場合、LMF120は、表1に示される「UE NR測定値」IEをECID測定開始要求に含め得、このIEにおいて、RTT、RSRP、RSRQ、AOA、AOD、Rx-Tx、RSTD、またはTOAのうちの1つまたは複数の測定値を示し得る。LMF120は、ターゲットUEのためのサービングRAT(例えば、サービングRATがNRであるか、LTEであるか、またはWiFiであるか)を知らない可能性があるが、LMF120は、いくつかまたはすべてのRATに適用可能な測定値を要求することができ、次いで、サービングAN205は、表2の下で説明されるように、AN205によってサポートされるそれらの測定値だけを取得し、返すことができる。
[0066]表1の行2-4に示される測定値は、UE105によって送信されたUL信号を測定すること(またはそのUL信号の別のエンティティから測定値を取得すること)によって、ステージ230および/またはステージ270においてAN205によって取得され得る。表1の行5-7に示される測定値は、同じRATおよび/または他のRATについてサービングAN205によっておよび/または他のANによって送信されたDL信号を測定することによって、ステージ220および/またはステージ260においてUE105によって取得され得る。
Figure 0007254086000001
[0067]表2は、どの測定値が、ステージ220および230(ならびに適用可能な場合、ステージ260および270)においてAN205によって取得され、ステージ240(およびステージ280)においてLMF120に戻され得るかを示す。測定値は、サービングAN205によってサポートされるRATのタイプを条件とし、ここで、表2の右側の3つの列は、RATごとに、どのIEおよび測定値が取得され、返されることができるかを示す(返されことができる測定値については「Yes」エントリを、返されることができない測定値については「No」エントリによって)。本明細書で説明される例示的なECIDプロシージャでは、(表2の最後の3行に示される)UE105によって取得される測定値のタイプの各々は、AN205によってサポートされるRATにかかわらず、AN205によって取得され、返され得る。対照的に、表2の行2-4に示すように、サービングAN205は、サービングAN205によってサポートされるRATに対応する測定値だけを取得し、返すことができる。一例として、LMF120が、表2の行5-7のIEのいずれかに関連付けられた測定値のいずれかに対する要求を含む場合、サービングAN205は、ステージ220(またはステージ260)において、UE105からのこれらの測定値のすべてを要求し得、次いで、UE105によってサポートされる場合、これらの測定値はすべて、UE105によって取得され、返され得る。対照的に、LMF120が、表2の行2-4のIEに関連付けられた測定値のいずれかに対する要求を含む場合、サービングAN205は、サービングAN205が対応するRATをサポートする場合にだけ、これらの測定値を取得し、返し得る。例えば、LMF120が、RTT、TA、RSSI、AOA、またはRx-Txのうちの1つまたは複数を備えるgNB測定値を要求するIE(行2)を含む場合、サービングAN205は、サービングAN205がNR RATをサポートする場合にだけ(ゆえに、サービングAN205がgNB110を備える場合に限り)、これらの測定値を取得し、返すことができる。
Figure 0007254086000002
[0068]上で説明され、図2および表1-2に例示された一般的なプロシージャ、メッセージ、およびパラメータは、LMF120がターゲットUE105のための任意のサービングRATについてのECID測定値を要求および取得することを可能にする。加えて、ステージ240の後にUE105がサービングANおよびサービングRATを変更するステージ210での周期的またはトリガされた要求について、元のサービングAN205がステージ210において受信された要求からの情報を新しいAN(図2に図示せず)に転送する場合、新しいサービングANは、ステージ260-280を実行することによってプロシージャをサポートし続け得る。
[0069]UE支援型のまたはUEベースのOTDOA測位の場合、一般的なプロシージャは、(例えば、gNB110を介した)NR、(例えば、ng-eNB114を介した)LTE、または(例えば、信頼できるまたは信頼できないWLAN116を介した)WiFiを使用するUEアクセスのために、LPPおよび/またはNPPによってサポートされ得る。UE支援型のまたはUEベースのOTDOA測位のためのシグナリングフローを示し、ターゲットUE105と、3つのアクセスノード(AN1 205-1、AN2 205-2、およびAN3 205-3、本明細書ではまとめておよび総称的にアクセスノードまたはAN、205と呼ばれる)と、LMF120とを含む、通信システム100における、そのような一般的なプロシージャの実施形態が、図3に示されている。AN205は、NRアクセスのためのgNB(例えば、図1のgNB110)、LTEアクセスのためのng-eNB(例えば、ng-eNB114)、LTEアクセスのためのE-UTRANにおけるeNB、またはWiFiアクセスのためのWLAN(例えば、WLAN116)を含むことができる。AN1 205-1がサービングANであると仮定される。しかしながら、LMF120は、AN1 205-1またはAN1 205-1によってサポートされるRATのアイデンティティを知らない可能性がある。図3で使用されるメッセージは、以下ではLPP/NPPメッセージと呼ばれ、各々が、LPPメッセージ、NPPメッセージ、またはNPPメッセージと組み合わされたLPPメッセージ(例えば、ここでは、LPPメッセージは、埋め込まれたNPPメッセージを含む)を備え得る。
[0070]図2の場合と同様に、図3では、LMF120が、図2に関して前に説明されたように、例えば、別のエンティティからUE105に関するロケーション要求を受信したため、UE105のロケーションを取得する必要があること、および、LMF120が、UE105に関する要求されたロケーションを取得するためにまたは取得するのを助けるために、図3に示されたプロシージャを実行することが仮定される。
[0071]図3のステージ305において、ステージ330の前の任意の時間に、LMF120は、AN1 205-1がgNB110またはng-eNB114である場合、AN1 205-1からブロードキャストされる1つまたは複数の信号(例えば、PRS、TRS、またはCRS)に関する情報をAN1 205-1から取得するために、NRPPa OTDOA情報要求をAN1 205-1に送り得る。LMF120は、例えば、LMF120が(例えば、サービングAMFから)UE105のための初期サービングセルについて通知されている場合、ターゲットUE105への既知の近接度に基づいてAN1 205-1を選択し得る。1つまたは複数のブロードキャスト信号は、OTDOA RSTD測定に使用される基準信号であり得る。
[0072]ステージ310において、AN1 205-1は、ステージ305において要求された、AN1 205-1からブロードキャストされる1つまたは複数の信号(例えば、PRS、TRS、またはCRS)に関する情報をNRPPa OTDOA情報応答においてLMF120に返す。例えば、AN1 205-1は、AN1 205-1によってサポートされるPRS、TRS、またはCRS構成に関する情報を提供し得る。各ブロードキャスト信号についての構成情報は、例えば、信号アイデンティティ(ID)(例えば、PRS ID)、信号帯域幅、キャリア周波数、コーディング、周波数シフト、周期性(例えば、ブロードキャスト信号の連続する発生間のサブフレームの数および開始サブフレーム)、持続時間(例えば、信号をブロードキャストするために使用される連続するサブフレームの数)、および/またはミュートパターンを含み得る。AN1 205-1はまた、1つのセルアンテナ(または複数のセルアンテナ)のロケーション座標、AN1 205によって使用されるアンテナのタイプ、および/または(例えば、GPS時間または協定世界時(UTC)のような絶対時間に対するセルタイミングのような)セルタイミング情報のような、AN1 205-1におよび/またはAN1 205-1によってサポートされるセルに関する情報を提供し得る。LMF120は、AN2 205-2、AN3 205-3、および場合によっては他のAN(図3に図示せず)からOTDOA情報を取得するために、ステージ305および310に類似したステージを実行し得る。
[0073]ステージ315において、LMF120は、LPP/NPPに適用可能なUE105の測位能力を要求するために、LPP/NPP能力要求メッセージをUE105に送り得る。
[0074]ステージ320において、UE105は、LPP/NPP能力提供メッセージ中でその測位能力をLMF120に返す。例えば、能力は、UE105によってサポートされる位置決め方法、UE105によってサポートされる各サポートされる位置決め方法のための測定値、各サポートされる位置決め方法のためのUE105によってサポートされる支援データのタイプ、およびUE105によってサポートされるRATを示し得る。
[0075]ステージ325において、ステージ320において取得されたUE105の測位能力と、UE105の近くにあるLMF120の地上波公共移動通信ネットワーク(PLMN)事業者によってサポートされるRATのような他の情報とに基づいて、LMF120は、UE105を位置特定するために使用されることとなる1つまたは複数の位置決め方法を決定する。この例では、位置決め方法は、一般的なUE支援型のまたはUEベースのOTDOAを含む。次いで、LMF120は、OTDOAのための1つの基準セル(または複数の基準セル)および隣接セルを選択する。基準セルは、UE105のための現在または以前のサービングセルに対応し得、隣接セルは、UE105の近くの(例えば、UE105のための現在または以前のサービングセルの近くの)他のセルであり得る。基準セルおよび隣接セルはすべて、同じRATのためのものであり得るか、例えば、LTEおよびNRのような異なるRATのためのものであり得る。基準セルは、1つのアクセスノード(例えば、AN1 205-1)によってサポートされ得、隣接セルは、他のアクセスノード(例えば、AN2 205-2およびAN3 205-3)によってサポートされ得る。
[0076]ステージ330において、LMF120は、LPP/NPP支援データ提供メッセージ中で支援データをUE105に送る。この例では、支援データは、ステージ325において選択された基準セルおよび隣接セルの各々によってブロードキャストされる1つまたは複数の信号についての情報と、場合によっては、セルタイミング、(例えば、基準セルと隣接セルとの間の)セルタイミングの差、および/またはセルアンテナのロケーション座標のような基準セルおよび隣接セルについての他の情報とを含む。例えば、情報は、PRS、TRS、および/またはCRS構成情報と、場合によってはステージ310においてAN1 205-1からおよびステージ310に類似したステージにおいて他のANからLMF120によって取得された他のANまたはセル関連情報とを備え得る。代替的に、この情報の一部または全部は、LMF120においてすでに構成されている可能性がある。
[0077]ステージ335において、LMF120は、LPP/NPPロケーション情報要求メッセージ中で、ロケーション測定値またはロケーション推定値に対する要求をUE105に送る。ステージ325において一般的なUE支援型のOTDOAが選択されるとき、OTDOA RSTD測定値に対する要求が含まれる。ステージ325において一般的なUEベースのOTDOAが選択されるとき、ロケーション推定値に対する要求が含まれる。
[0078]ステージ340において、AN1 205-1、AN2 205-2、およびAN3 205-3は、それらのカバレージエリア全体にわたって、UE105によって受信され得る信号をブロードキャストする。gNB110、ng-eNB114、またはeNBであるAN205の場合、信号は、PRS、TRS、CRS、または何らかの他の基準信号を含み得る。WiFi APであるAN205の場合、信号は、IEEE802.11ビーコンフレームまたは1つまたは複数の何らかの他のIEEE802.11フレームを含み得る。
[0079]ステージ345において、UE支援型のOTDOAの場合、UE105は、ステージ340においてブロードキャストされた信号のうちの1つまたは複数を獲得および測定し、ステージ335において要求された測定値のうちの1つまたは複数を取得する。測定値は、基準セルからの信号(例えば、PRS、TRS、またはCRS)と隣接セルからの信号との間のOTDOAについてのRSTDの測定値を含み得る。基準セルは、ステージ325においてLMF120によって選択された基準セルと同じであり得るか、または(例えば、UE105のための現在のサービングセルのような)UE105によって選択された基準セルとは異なる基準セルであり得る。各RSTD測定値について、基準セルのためのRATおよび隣接セルのためのRATは、同じRATであり得るか、またはこれら2つのRATは異なり得る。例えば、基準セルがNRのためのものであるとき、UE105は、同じくNRのためのものであるか、またはLTEのためのものである隣接セルについてのRSTDを取得し得る。同様に、基準セルがLTEのためのものであるとき、UE105は、同じくLTEのためのものであるか、またはNRのためのものである隣接セルについてのRSTDを取得し得る。
[0080]ステージ325において一般的なUEベースのOTDOAがLMF120によって選択された場合、ステージ350において、UE105は、ステージ345において取得された測定値と、ステージ330において受信された支援データとに基づいて、UE105のロケーションを計算する。例えば、支援データが、AN1 205-1、AN2 205-2、AN3 205-3、および他のANのアンテナロケーションと、ステージ325において選択された基準セルと隣接セルとの間のタイミング差とを含む場合、UE105は、既知のOTDOA技法に基づくマルチラテレーション(multilateration)を使用してロケーションを取得し得る。
[0081]ステージ355において、UE105は、LPP/NPPロケーション情報提供メッセージ中で、ステージ350において取得されたロケーション推定値またはステージ345において取得された測定値をLMF120に返す。
[0082]ステージ325において一般的なUE支援型のOTDOAがLMF120によって選択された場合、ステージ360において、LMF120は、ステージ355において受信された測定値と、LMF120において構成された、ならびに/または、ステージ310においておよびAN1 205-1、AN2 205-2、AN3 205-3および他のANのための同様のステージにおいて受信された情報とに基づいて、UE105のロケーションを計算する。LMF120は、既知のOTDOA技法に基づくマルチラテレーションを使用してロケーションを取得し得る。
[0083]図3に示される一般的なOTDOAプロシージャをサポートするために、LMF120は、ステージ330において、2つ以上の異なるRATに属するセルのための支援データをUE105に提供し得る。例えば、これらのセルには、eNBからのLTEアクセスのためのセル、ng-eNB(例えば、ng-eNB114)からのLTEアクセスのためのセル、および/またはgNB(例えば、gNB110-1)からのNRアクセスのためのセルが含まれ得る。隣接セルが基準セルと同じRATのためのものであるか、異なるRATのためのものであるかにかかわらず、UE105が、各隣接セルについてのRSTD測定値を取得する単一の基準セルが、ステージ330において、LMF120によってUE105に提供され得る。他の実施形態では、RATごとにステージ330において、異なる基準セルがLMF120によってUE105に提供され得る。例えば、これらの他の実施形態では、LMF120は、NRのための第1の基準セルと、ng-eNBからのLTEアクセスのための第2の基準セルと、eNBからのLTEアクセスのための第3の基準セルとを提供し得るが、いくつかの実施形態では、第2および第3の基準セルのうちの1つだけが提供され得る。次いで、UE105は、基準セルと同じRATに属する隣接セルのためにだけ各基準セルについてのRSTDを取得し得る(例えば、第2および第3の基準セルのうちの1つだけが提供されるとき、ng-eNBへのLTEアクセスがeNBへのLTEアクセスと同じRATであるとみなされる場合)。
[0084]これらの異なる基準セルの例として、セルC1、C2、・・・CNが第1のRATに属し、セルc1、c2、・・・cMが第2のRATに属すると仮定する。1つの基準セルがすべてのRATに使用される場合、LMF120は、セルC1を単一の基準セルとして選択し得、UE105は、セルC2、C3・・・CN、c1、c2、・・・cMの各々について別個のRSTD測定値を取得し得、ここで、各別個のRSTD測定値は、基準セルC1およびこれらのセルのうちの1つについてのRSTDである。反対に、1つの基準セルが各RATに使用されるとき、LMF120は、セルC1を第1のRATのための基準セルとして選択し、セルc1を第2のRATのための基準セルとして選択し得、UE105は、基準セルC1に対するセルC2、C3・・・CNの各々についての別個のRSTD測定値と、基準セルc1に対するセルc2、c3、・・・cMの各々についての別個のRSTD測定値とを取得し得る。
[0085]ステージ330において提供されるOTDOA基準セルおよび隣接セルは、異なるRATのためのセルを含むことができるため、UE105は、UE105がどのRATに現在アクセスしているかにかかわらず、ステージ345においてRSTD測定値を取得し得る。加えて、UE105は、セル変更または異なるRATへのハンドオーバの後、ステージ345においてRSTD測定値を取得し続け得る。さらに、UE105が、WLAN116のためのWiFiのような、OTDOAが直接適用可能でないRATにアクセスしている場合でも、UE105は、NRおよび/またはLTE周波数に周期的に同調することと、ステージ330においてLMF120によって提供される基準セルおよび隣接セルのタイミングを測定することとによって、ステージ345においてRSTD測定値を依然として取得し得る。
[0086]当業者が認識するように、UE支援型のECID測位方法は、図3で説明される実施形態に類似した方法で、本明細書で説明される技法にしたがって修正もされ得る。特に、ロケーションサーバは、複数の無線アクセスタイプのためにUEからのロケーション測定値に対する要求をUEに送り得る。次いで、UEは、複数の無線アクセスタイプの少なくとも1つのアクセスノードによって送信された信号のロケーション測定値を取得し、このロケーション測定値をロケーションサーバに戻すことができる。次いで、ロケーションサーバは、これらのロケーション測定値を使用して、UEのロケーションを決定することができる。UE支援型のECID測位方法の例が図4に例示される。
[0087]図4は、通信システム100の場合における、UE支援型のECID測位方法の実施形態を例示するシグナリングフローを示す。図3と同様に、図4に例示される実施形態は、ターゲットUE105、AN205、およびLMF120を含む。AN205は、gNB(例えば、gNB110)、ng-eNB(例えば、ng-eNB114)、LTEアクセスのためのE-UTRANにおけるeNB、またはWiFiアクセスのためのWLAN(例えば、WLAN116)を含むことができる。この場合も同様に、AN1 205-1がサービングANであると仮定され、LMF120は、AN1 205-1またはAN1 205-1によってサポートされるRATのアイデンティティを知らない可能性がある。図4のステージ405-460は、ECID測位についてであることを除いて、上述した図3の対応するステージ305-360に概ね対応する。
[0088]図2および図3の場合と同様に、図4では、LMF120が、図2に関して前に説明されたように、例えば、別のエンティティからUE105に関するロケーション要求を受信したため、UE105のロケーションを取得する必要があること、および、LMF120が、UE105に関する要求されたロケーションを取得するためにまたは取得するのを助けるために、図4に示されたプロシージャを実行することが仮定される。
[0089]ステージ405において、例えば、LMF120は、AN1 205-1がgNB110またはng-eNB114である場合、AN1 205-1からブロードキャストされる1つまたは複数の信号(例えば、PRS、TRS、またはCRS)に関する情報をAN1 205-1から取得するために、NRPPa ECID情報要求をAN1 205-1に送り得る。LMF120は、例えば、LMF120が(例えば、サービングAMFから)UE105のための初期サービングセルについて通知されている場合、ターゲットUE105への既知の近接度に基づいてAN1 205-1を選択し得る。1つまたは複数のブロードキャスト信号は、ECID測定に使用される基準信号であり得る。
[0090]ステージ410において、AN1 205-1は、ステージ405において要求された、AN1 205-1からブロードキャストされる1つまたは複数の信号(例えば、PRS、TRS、またはCRS)に関する情報をNRPPa ECID情報応答においてLMF120に返す。例えば、AN1 205-1は、AN1 205-1によってサポートされるPRS、TRS、またはCRS構成に関する情報を提供し得る。各ブロードキャスト信号についての構成情報は、例えば、信号アイデンティティ(ID)(例えば、PRS ID)、信号帯域幅、キャリア周波数、コーディング、周波数シフト、周期性(例えば、ブロードキャスト信号の連続する発生間のサブフレームの数および開始サブフレーム)、持続時間(例えば、信号をブロードキャストするために使用される連続するサブフレームの数)、および/またはミュートパターンを含み得る。AN1 205-1はまた、1つのセルアンテナ(または複数のセルアンテナ)のロケーション座標、AN1 205によって使用されるアンテナのタイプ、および/または(例えば、GPS時間または協定世界時(UTC)のような絶対時間に対するセルタイミングのような)セルタイミング情報のような、AN1 205-1にまたはAN1 205-1によってサポートされるセルに関する情報を提供し得る。LMF120は、AN2 205-2、AN3 205-3、および場合によっては他のAN(図4に図示せず)からECID情報を取得するために、ステージ405および410に類似したステージを実行し得る。
[0091]一実施形態では、ステージ405において送られるNRPPa ECID情報要求およびステージ410において返されるNRPPa ECID情報応答は、それぞれ、(例えば、図3のステージ305および310に使用される)NRPPa OTDOA情報要求およびNRPPa OTDOA情報応答に置き換えられ得る。この実施形態は、ECID測位のためにUE105によって使用される情報がOTDOA測位のためにUE105によって使用される情報(例えば、情報のサブセット)に類似していることを利用し得、UE105によるECID測位をサポートするために追加のNRPPaメッセージを定義およびインプリメントする必要性を回避し得る。別の実施形態では、例えば、ステージ430が省略され、ECIDのための支援データがLMF120によってUE105に送られない場合、ステージ405および410は行われなくてもよい。
[0092]ステージ415において、LMF120は、LPP/NPPに適用可能なUE105の測位能力を要求するために、LPP/NPP能力要求メッセージをUE105に送り得る。
[0093]ステージ420において、UE105は、LPP/NPP能力提供メッセージ中でその測位能力をLMF120に返す。例えば、能力は、UE105によってサポートされる位置決め方法、UE105によってサポートされる各サポートされる位置決め方法のための測定値、各サポートされる位置決め方法のためのUE105によってサポートされる支援データのタイプ、およびUE105によってサポートされるRATを示し得る。
[0094]ステージ425において、ステージ420において取得されたUE105の測位能力と、UE105の近くにあるLMF120のPLMN事業者によってサポートされるRATのような他の情報とに基づいて、LMF120は、UE105を位置特定するために使用されることとなる1つまたは複数の位置決め方法を決定する。この例では、位置決め方法は、一般的なUE支援型のまたはUEベースのECIDを含む。
[0095]オプションで、ステージ430において、LMF120は、LPP/NPP支援データ提供メッセージ中で支援データをUE105に送り得る。この例では、支援データは、UE105のための現在または以前のサービングセルおよび/またはUE105の近くにある1つまたは複数の隣接セルによってブロードキャストされる1つまたは複数の信号についての情報を含み得る。例えば、情報は、PRS、TRSおよび/またはCRS構成情報、ならびに/あるいは、ステージ410においてAN1 205-1からおよびステージ410に類似したステージにおいて他のANからLMF120によって取得された(例えば、セルアンテナ座標のような)他のANまたはセル関連情報を備え得る。代替的に、この情報の一部または全部は、LMF120においてすでに構成されている可能性がある。いくつかの実施形態では、ステージ430は行われず、代わりに、UE105は、サービングセルおよび隣接セルからブロードキャストされる信号に関する情報、ならびに/あるいは、(例えば、システム情報ブロック(SIB)においてAN1 205-1によってブロードキャストされる情報から、または、例えば、RRCを使用してAN1 205-1によってUE105にポイントツーポイントで送られた情報から)サービングAN1 205-1からの(例えば、セルアンテナ座標のような)サービングセルおよび隣接セルについての他の情報を取得し得る。
[0096]ステージ435において、LMF120は、LPP/NPPロケーション情報要求メッセージ中で、ロケーション測定値に対する要求またはロケーション推定値に対する要求をUE105に送る。ステージ425において一般的なUE支援型のECIDが選択されるとき、LMF120は、RSSI、RTT、RSTD、RSRP、RSRQ、Rx-Tx、AOA、AOD、および/またはTAのうちの1つまたは複数についての測定値を要求し得る。これらの測定値は、1つまたは複数の異なるRATの各々について別々に要求され得る。例えば、LMF120は、NRアクセスのための(RSSI、RTT、RSTD、RSRP、RSRQ、Rx-Tx、AOA、AOD、および/またはTAの中からの)測定値の1つの組合せ、EPSおよび/または5GCNへのLTEアクセスのための測定値の別の組合せ(これは、NRアクセスのための組合せと同じであり得るかまたは異なり得る)、WiFiアクセスのための測定値の第3の組合せ(これは、NRおよび/またはLTEアクセスのための組合せと同じであり得るかまたは異なり得る)、ならびに、場合によっては、EPSへのLTEアクセスと5GCN140へのLTEアクセスとが異なるRATとして扱われる場合に、5GCN140またはEPSのどちらか第2の組合せに含まれない方へのLTEアクセスのための測定値の第4の組合せを要求し得る。ステージ425において一般的なUEベースのECIDが選択されるとき、ECID測定値に対する要求の代わりにロケーション推定値に対する要求が含まれる。
[0097]ステージ440において、AN1 205-1、AN2 205-2、およびAN3 205-3は、それらのカバレージエリア全体にわたって、UE105によって受信され得る信号をブロードキャストする。gNB110、ng-eNB114、またはeNBであるAN205の場合、信号は、PRS、TRS、CRS、または何らかの他の基準信号を含み得る。WiFi APであるAN205の場合、信号は、IEEE802.11ビーコンフレームまたは1つまたは複数の何らかの他のIEEE802.11フレームを含み得る。
[0098]ステージ445において、UE支援型のECIDの場合、UE105は、ステージ440においてブロードキャストされた信号のうちの1つまたは複数を獲得および測定し、ステージ435において要求された測定値のうちの1つまたは複数を取得する。典型的には、UE105は、UE105のための現在のサービングRATを備えるRATのために要求された測定値を取得し得るが、いくつかのインプリメンテーションでは、UE105は、同様に(または代わりに)、サービングRATとは異なる1つまたは複数のRATのための測定値を、UE105がこれらのRATのための信号を受信および測定することが可能である場合、取得し得る。
[0099]ステージ425において一般的なUEベースのECIDがLMF120によって選択された場合、ステージ450において、UE105は、ステージ445において取得された測定値と、ステージ430において受信された支援データとに基づいて、UE105のロケーションを計算する。例えば、支援データが、AN1 205-1、AN2 205-2、AN3 205-3、および他のANのアンテナロケーションを含む場合、UE105は、ステージ445において取得された測定値に適用可能な場合に、三角測量、マルチラテレーション、および/または他の技法を使用してロケーションを取得し得る。
[0100]ステージ455において、UE105は、LPP/NPPロケーション情報提供メッセージ中で、ステージ450において取得されたロケーション推定値またはステージ445において取得された測定値をLMF120に返す。
[0101]ステージ425において一般的なUE支援型のECIDがLMF120によって選択された場合、ステージ460において、LMF120は、ステージ455において受信された測定値と、LMF120において構成された、ならびに/または、ステージ410においておよびAN1 205-1、AN2 205-2、AN3 205-3および他のANのための同様のステージにおいて受信された情報とに基づいて、UE105のロケーションを計算する。LMF120は、(例えば、既知のECID技法に基づいて)ステージ455において受信された測定値に適用可能な場合に、三角測量、マルチラテレーション、および/または他の技法を使用してロケーションを取得し得る。
[0102]図4に示される一般的なECIDプロシージャをサポートするために、LMF120は、ステージ430において、2つ以上の異なるRATをサポートするセルおよび/またはAPのための支援データをUE105に提供し得る。例えば、これらのセルには、eNBからのLTEアクセスのためのセル、ng-eNB(例えば、ng-eNB114)からのLTEアクセスのためのセル、および/またはgNB(例えば、gNB110-1)からのNRアクセスのためのセルが含まれ得る。加えて、ステージ430において、WiFi APのための支援データが提供され得る。LMF120は、同様にまたは代わりに、一般的なUE支援型のECIDの場合、ステージ435において、2つ以上の異なるRATについてのUE105からの測定値を要求し得る。LMF120は、UE105のための現在のサービングセル(またはサービングWiFi AP)または現在のサービングRATを最初は知らない可能性があるが、ステージ430において複数のRATのための支援データを提供することによっておよび/またはステージ435において複数のRATのための測定値を要求することによって、ステージ455においてUE105から測定値またはロケーション推定値を依然として取得することが可能であり得、これは、UE105のロケーションがLMF120によって取得されることを可能にし得る。
[0103]図5は、ある実施形態による、ワイヤレスネットワーク内のロケーションサーバにおいてUE(例えば、UE105)を位置特定する方法500を例示するフロー図であり、これは、上で説明され、図1-4に例示された実施形態の態様にしたがってロケーションサーバの機能性を例示する。ゆえに、いくつかの実施形態によれば、図5に例示される1つまたは複数のブロックの機能性は、図1の通信システム100のLMF120のようなLMF120によってまたはE-SMLCもしくはSLPによって実行され得る。また、ロケーションサーバはコンピュータシステムを備え得るため、これらの機能を実行するための手段は、図9に例示され、以下でより詳細に説明されるコンピュータシステムのようなコンピュータシステムのソフトウェアおよび/またはハードウェア構成要素を含み得る。
[0104]ブロック510において、機能性は、UEのロケーションを決定するためのロケーション測定値の第1のセットに対する要求を備える第1のメッセージを、ワイヤレスエンティティに送ることを含み、ここで、ロケーション測定値の第1のセットは、複数のRATに属する信号の測定値を備え、複数のRATは、UEにサービス提供するサービングRATを含み、複数のRATのうちのどのRATがサービングRATを備えるかは、ロケーションサーバにとって未知である。上述したように、これは、UEが第1のRATにアクセスしているときにロケーションセッションがロケーションサーバとUEおよび/またはANとの間で開始されるとき、ならびに、後にUEがロケーションセッション中に第2のRATにアクセスするときといった特定の状況で発生し得る。複数のRATは、例えば、第5世代(5G)新無線(NR)RAT、ロングタームエボリューション(LTE)RAT、IEEE802.11WiFi RAT、ブルートゥースRAT、またはそれらの何らかの組合せを含む様々なRATのうちのいずれかを備えることができる。ブロック510において実行される機能性は、所望の機能性に応じて、UE支援型の、UEベースの、またはネットワークベースの測位のために実行され得る。したがって、いくつかの態様では、ブロック510の機能性は、図2のステージ210、図3のステージ335、および/または図4のステージ435に対応し得る。
[0105]ネットワークベースのECIDの場合、例えば、ワイヤレスエンティティは、サービングRATのワイヤレスネットワークのための第1のアクセスノードを備え得る。そのような事例では、いくつかの実施形態によれば、第1のアクセスノードは、NR RATのためのNRノードB(gNB、例えば、gNB110)、LTE RATのための次世代発展型ノードB(ng-eNB、例えば、ng-eNB114)、IEEE802.11WiFi RATのためのワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN、例えば、WLAN116)、またはブルートゥースRATのためのWLAN(例えば、WLAN116)を備え得る。例えば、第1のアクセスノードは、UEのためのサービングgNBまたはサービングng-eNBを備え得る。(例えば、図3および図4にあるようなOTDOAまたはUE支援型のECIDを使用した)UE支援型のまたはUEベースの測位の場合、ワイヤレスエンティティは、UEを備え得る。
[0106]ブロック510における機能性を実行するための手段は、バス905、処理ユニット910、通信サブシステム930、ワーキングメモリ935、オペレーティングシステム940、アプリケーション945、および/または図9に例示され、以下でより詳細に説明されるコンピュータシステム900の他の構成要素のようなコンピュータシステムの1つまたは複数の構成要素を備え得る。
[0107]ブロック520において、機能性は、ワイヤレスエンティティから第2のメッセージを受信することを含み、ここで、第2のメッセージは、UEのロケーションを決定するためのロケーション測定値の第2のセットを備え、ロケーション測定値の第2のセットは、ロケーション測定値の第1のセットのサブセットを備え、ロケーション測定値の第2のセットは、サービングRATに属する信号の測定値を含む。例えば、ブロック510におけるロケーション測定値の第1のセットに対する要求が、NR、LTE、およびWiFiを使用した測定値に対する要求を含む場合、ブロック520において受信されるロケーション測定値の第2のセットは、LTEを使用した測定値を含むか、またはそれだけを備え得る。この場合も同様に、ブロック520において実行される機能性は、所望の機能性に応じて、UE支援型の、UEベースの、またはネットワークベースの測位のために実行され得る。したがって、いくつかの態様では、ブロック520の機能性は、図2のステージ240および/または280、図3のステージ355、および/または図4のステージ455に対応し得る。
[0108]ワイヤレスエンティティが(例えば、ネットワークベースのECIDのために)サービングRATのワイヤレスネットワークのための第1のアクセスノードを備える実施形態では、第1のメッセージおよび/または第2のメッセージは、NR測位プロトコルA(NRPPa)のためのメッセージを備え得る。いくつかの事例では、これらの実施形態において、(例えば、図2のステージ230および/または270にあるように)第1のアクセスノードは、UEの測定値を取得し得る。次いで、ロケーション測定値の第2のセットは、サービングRATを使用してUEによって送信された信号の、第1のアクセスノードによって取得されるロケーション測定値を備え得る。これらの実施形態のうちのいくつかでは、第1のアクセスノードによって取得されるロケーション測定値は、受信信号強度インジケーション(RSSI)、基準信号受信電力(RSRP)、基準信号受信品質(RSRQ)、ラウンドトリップ信号伝搬時間(RTT)、到来角(AOA)、受信送信時間差(Rx-Tx)、またはそれらの何らかの組合せのうちの少なくとも1つを備え得る。これらの実施形態のうちのいくつかでは、第1のアクセスノードは、(例えば、図2のステージ220および/または260にあるように)UEによって取得された測定値を取得し得る。次いで、ロケーション測定値の第2のセットは、サービングRATを使用して第1のアクセスノードによって送信された信号の、UEによって取得されるロケーション測定値を備え得、ここで、UEによって取得されるロケーション測定値は、UEによって第1のアクセスノードに送られる。ここで、いくつかの実施形態によれば、UEによって取得されるロケーション測定値は、受信信号強度インジケーション(RSSI)、基準信号受信電力(RSRP)、基準信号受信品質(RSRQ)、ラウンドトリップ信号伝搬時間(RTT)、到来角(AOA)、発射角(AoD)、受信送信時間差(Rx-Tx)、またはそれらの何らかの組合せのうちの少なくとも1つを備え得る。追加的にまたは代替的に、これらの実施形態では、ロケーション測定値の第2のセットは、複数のRATのうちの少なくとも1つを使用して第2のアクセスノードによって送信された信号の、UEによって取得されるロケーション測定値を備え得、ここで、第2のアクセスノードは、第1のアクセスノードとは異なり、UEによって取得されるロケーション測定値は、UEによって第1のアクセスノードに送られる。さらに、いくつかの実施形態によれば、第2のアクセスノードによって使用される複数のRATのうちの少なくとも1つは、第1のアクセスノードによって使用されるサービングRATとは異なり得る。
[0109]ワイヤレスエンティティが(例えば、UE支援型のECIDまたはOTDOAのための)UEを備える実施形態では、第1のメッセージおよび/または第2のメッセージは、LTE測位プロトコル(LPP)、NR測位プロトコル(NPP)、または両方のプロトコルのためのメッセージを備え得る。これらの実施形態では、UEは、(例えば、図3のステージ345または図4のステージ445にあるように)サービングRATのワイヤレスネットワークのためのアクセスノードによって送信された信号の測定値を取得し得る。次いで、ロケーション測定値の第2のセットは、サービングRATを使用して第1のアクセスノードによって送信された信号の、UEによって取得されるロケーション測定値を備え得る。ここで、UEによって取得されるロケーション測定値は、受信信号強度インジケーション(RSSI)、基準信号受信電力(RSRP)、基準信号受信品質(RSRQ)、ラウンドトリップ信号伝搬時間(RTT)、到来角(AOA)、発射角(AoD)、受信送信時間差(Rx-Tx)、基準信号時間差(RSTD)、到着時間(TOA)、またはそれらの何らかの組合せのうちの少なくとも1つを備え得る。これらの実施形態のうちのいくつかでは、第1のアクセスノードは、NR RATのためのNRノードB(gNB、例えば、gNB110)、LTE RATのための次世代発展型ノードB(ng-eNB、例えば、ng-eNB114)、IEEE802.11WiFi RATのためのワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN、例えば、WLAN116)、またはブルートゥースRATのためのWLANを備え得る。追加的にまたは代替的に、第1のアクセスノードは、UEのためのサービングgNBまたはサービングng-eNBを備え得る。これらの実施形態のうちのいくつかでは、UEは、サービングRATを使用して追加のアクセスノードによって送信された信号の測定値を取得し得る(例えば、図3においてOTDOAについて説明したように、ここでは、UE105が、OTDOA基準セルをサポートするアクセスノードと、OTDOA隣接セルをサポートする他のアクセスノードとによって送信された信号を測定し得る)。次いで、ロケーション測定値の第2のセットは、サービングRATを使用して複数のアクセスノードによって送信された信号の、UEによって取得されるロケーション測定値を備え得る。ここで、UEによって取得されるロケーション測定値は、到着時間(TOA)、基準信号時間差(RSTD)、またはそれらの何らかの組合せのうちの少なくとも1つを備え得る。加えてまたは代わりに、(例えば、図4のステージ445について説明したように)これらの実施形態では、UEは、第1のアクセスノードのサービングRATとは異なる1つまたは複数のRATを使用するアクセスノードから測定値を取得し得る。ゆえに、ロケーション測定値の第2のセットは、複数のRATのうちの少なくとも1つを使用して複数のアクセスノードによって送信された信号の、UEによって取得されるロケーション測定値を備え得、ここで、複数のRATのうちの少なくとも1つは、サービングRATとは異なる。
[0110]ブロック520における機能性を実行するための手段は、バス905、処理ユニット910、通信サブシステム930、ワーキングメモリ935、オペレーティングシステム940、アプリケーション945、および/または図9に例示され、以下でより詳細に説明されるコンピュータシステム900の他の構成要素のようなコンピュータシステムの1つまたは複数の構成要素を備え得る。
[0111]ブロック530における機能性は、ロケーション測定値の第2のセットに基づいてUEのロケーションを決定することを備える。この場合も同様に、ここで実行される機能性は、UE支援型の、UEベースの、またはネットワークベースの測位のために実行され得る。したがって、いくつかの態様では、ブロック530の機能性は、図2のステージ250(およびオプションでステージ290)、図3のステージ360、および/または図4のステージ460に対応し得る。ブロック530における機能性を実行するための手段は、バス905、処理ユニット910、ワーキングメモリ935、オペレーティングシステム940、アプリケーション945、および/または図9に例示され、以下でより詳細に説明されるコンピュータシステム900の他の構成要素のようなコンピュータシステムの1つまたは複数の構成要素を備え得る。
[0112]図6は、ある実施形態による、ワイヤレスネットワークのアクセスノードにおいてUE(例えば、UE105)を位置特定する方法600を例示するフロー図であり、これは、上で説明し、図1-4に例示した実施形態の態様にしたがって基地局および/または他のタイプのアクセスノードの機能性を例示する。ゆえに、いくつかの実施形態によれば、図6に例示される1つまたは複数のブロックの機能性は、図1のgNB(例えば、gNB110)、ng-eNB(例えば、ng-eNB114)、WLAN(例えば、WLAN116)、またはN3IWF(例えば、N3IWF150)のようなサービングアクセスノードによって、図2のAN205によって、または図3および図4のAN1 205-1によって実行され得る。また、アクセスノードはコンピュータシステムを備え得るため、これらの機能を実行するための手段は、図9に例示され、以下でより詳細に説明されるコンピュータシステムのようなコンピュータシステムのソフトウェアおよび/またはハードウェア構成要素を含み得る。追加的にまたは代替的に、これらの機能を実行するための手段は、図10に例示され、以下でより詳細に説明されるアクセスノードのようなアクセスノードのソフトウェアおよび/またはハードウェア構成要素を含み得る。
[0113]ブロック610において、機能性は、UEのロケーションを決定するためのロケーション測定値の第1のセットに対する要求を備える第1のメッセージを、ワイヤレスネットワーク内のロケーションサーバ(例えば、LMF120)から受信することを含み、ここで、ロケーション測定値の第1のセットは、複数のRATに属する信号の測定値を備え、複数のRATは、UEにサービス提供するサービングRATを備え、複数のRATのうちのどのRATがサービングRATを備えるかは、ロケーションサーバにとって未知であり、アクセスノードは、サービングRATのアクセスノードである。複数のRATは、例えば、第5世代(5G)新無線(NR)RAT、ロングタームエボリューション(LTE)RAT、IEEE802.11WiFi RAT、ブルートゥースRAT、またはそれらの何らかの組合せを含む様々なRATのうちのいずれかを備えることができる。いくつかの事例では、アクセスノードは、NR RATのためのNRノードB(gNB)、LTE RATのための次世代発展型ノードB(ng-eNB)、IEEE802.11WiFi RATのためのワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)、ブルートゥースRATのためのWLAN、または非3GPPインターワーキング機能(N3IWF)を備え得る。追加的にまたは代替的に、アクセスノードは、UEのためのサービングgNBまたはサービングng-eNBであり得る。ブロック610において実行される機能性は、所望の機能性に応じて、ネットワークベースの測位のために実行され得る。したがって、いくつかの態様では、ブロック610の機能性は、図2のステージ210に対応し得る。
[0114]ブロック610における機能性を実行するための手段は、バス905、処理ユニット910、通信サブシステム930、ワーキングメモリ935、オペレーティングシステム940、アプリケーション945、および/または図9に例示され、以下でより詳細に説明されるコンピュータシステム900の他の構成要素のようなコンピュータシステムの1つまたは複数の構成要素を備え得る。追加的にまたは代替的に、ブロック610における機能性を実行するための手段は、バス1005、処理ユニット1010、ワイヤレス通信インターフェース1030、メモリ1060、ネットワークインターフェース1080、および/または図10に例示され、以下でより詳細に説明されるアクセスノード1000の他の構成要素のようなアクセスノードの1つまたは複数の構成要素を備え得る。
[0115]ブロック620において、機能性は、UEのロケーションを決定するためのロケーション測定値の第2のセットを取得することを含み、ここで、ロケーション測定値の第2のセットは、ロケーション測定値の第1のセットのサブセットを備え、ロケーション測定値の第2のセットは、サービングRATに属する信号の測定値を含む。ブロック620において実行される機能性は、ネットワークベースの測位のために実行され得る。したがって、いくつかの態様では、ブロック620の機能性は、図2のステージ220、230、260、および/または270に対応し得る。
[0116]この場合も同様に、所望の機能性に応じて、ロケーション情報は、(例えば、図2のステージ230および270にあるように)アクセスノードによって取得された測定値を含み得る。ゆえに、いくつかの実施形態によれば、ブロック620においてロケーション測定値の第2のセットを取得することは、UEによって送信されたサービングRATのための信号のロケーション測定値の第3のセットを取得することと、ロケーション測定値の第3のセットを、ロケーション測定値の第2のセットに含めることとを備え得る。ここで、いくつかの実施形態によれば、ロケーション測定値の第3のセットは、受信信号強度インジケーション(RSSI)、基準信号受信電力(RSRP)、基準信号受信品質(RSRQ)、ラウンドトリップ信号伝搬時間(RTT)、到来角(AOA)、受信送信時間差(Rx-Tx)、またはそれらの何らかの組合せのうちの少なくとも1つを備え得る。
[0117]いくつかの実施形態では、ロケーション情報は、(例えば、図2のステージ220および260において)UEによって取得された測定値を含み得る。ゆえに、いくつかの実施形態によれば、ロケーション測定値の第2のセットを取得することは、複数のRATのうちの少なくとも1つを使用して少なくとも1つのアクセスノードによって送信された信号の、UEによって取得されるロケーション測定値を、アクセスノードにおいて、受信することと、UEによって取得されるロケーション測定値を、ロケーション測定値の第2のセットに含めることとを備え得る。そのような事例では、少なくとも1つのアクセスノードは、上記アクセスノードを備え得、複数のRATのうちの少なくとも1つは、サービングRATを備え得る。代替的に、少なくとも1つのアクセスノードは、上記アクセスノードを備えない。この後者の場合、いくつかの実施形態によれば、複数のRATのうちの少なくとも1つは、サービングRATを備えないであろう。いくつかの実施形態では、UEによって取得された測定値をアクセスノードによって取得することは、(例えば、RRCプロトコルを使用した)アクセスノードとUEとの間での要求および応答インタラクションを伴い得る。ゆえに、いくつかの実施形態によれば、アクセスノードにおいて、UEによって取得されたロケーション測定値を受信することは、UEによって取得されるロケーション測定値に対する要求を、UEに送ることに応じて行われ得る。追加的にまたは代替的に、UEによって取得されるロケーション測定値は、受信信号強度インジケーション(RSSI)、基準信号受信電力(RSRP)、基準信号受信品質(RSRQ)、ラウンドトリップ信号伝搬時間(RTT)、到来角(AOA)、発射角(AoD)、受信送信時間差(Rx-Tx)、基準信号時間差(RSTD)、到着時間(TOA)、またはそれらの何らかの組合せのうちの少なくとも1つを備え得る。
[0118]ブロック620における機能性を実行するための手段は、バス905、処理ユニット910、通信サブシステム930、ワーキングメモリ935、オペレーティングシステム940、アプリケーション945、および/または図9に例示され、以下でより詳細に説明されるコンピュータシステム900の他の構成要素のようなコンピュータシステムの1つまたは複数の構成要素を備え得る。追加的にまたは代替的に、ブロック620における機能性を実行するための手段は、バス1005、処理ユニット1010、ワイヤレス通信インターフェース1030、メモリ1060、および/または図10に例示され、以下でより詳細に説明されるアクセスノード1000の他の構成要素のようなアクセスノードの1つまたは複数の構成要素を備え得る。
[0119]ブロック630において、機能性は、第2のメッセージをロケーションサーバに送ることを含み、ここで、第2のメッセージは、ロケーション測定値の第2のセットを備える。いくつかの実施形態では、第1のメッセージおよび第2のメッセージは、NR測位プロトコルA(NRPPa)のためのメッセージを備え得る。この場合も同様に、ブロック630において実行される機能性は、ネットワークベースの測位のために実行され得る。ゆえに、いくつかの態様では、ブロック630の機能性は、図2のステージ240および280に対応し得る。
[0120]ブロック630における機能性を実行するための手段は、バス905、処理ユニット910、通信サブシステム930、ワーキングメモリ935、オペレーティングシステム940、アプリケーション945、および/または図9に例示され、以下でより詳細に説明されるコンピュータシステム900の他の構成要素のようなコンピュータシステムの1つまたは複数の構成要素を備え得る。追加的にまたは代替的に、ブロック630における機能性を実行するための手段は、バス1005、処理ユニット1010、ワイヤレス通信インターフェース1030、メモリ1060、ネットワークインターフェース1080、および/または図10に例示され、以下でより詳細に説明されるアクセスノード1000の他の構成要素のようなアクセスノードの1つまたは複数の構成要素を備え得る。
[0121]図7は、ある実施形態による、ロケーション情報を提供するためのUE(例えば、UE105)における方法700を例示するフロー図であり、これは、上で説明され、図1-4に例示された実施形態の態様にしたがってUEの機能性を例示する。これらの機能を実行するための手段は、図8に例示され、以下でより詳細に説明されるUE105のようなUE105のソフトウェアおよび/またはハードウェア構成要素を含み得る。
[0122]ブロック710において、機能性は、ワイヤレスネットワーク内のロケーションサーバ(例えば、LMF120)から、UEのロケーションを決定するためのロケーション測定値の第1のセットに対する要求を備える第1のメッセージを受信することを含み、ここで、ロケーション測定値の第1のセットは、複数のRATに属する信号の測定値を備え、複数のRATは、UEにサービス提供するサービングRATを含み、複数のRATのうちのどのRATがサービングRATを備えるかは、ロケーションサーバにとって未知である。この場合も同様に、複数のRATは、例えば、第5世代(5G)新無線(NR)RAT、ロングタームエボリューション(LTE)RAT、IEEE802.11WiFi RAT、ブルートゥースRAT、またはそれらの何らかの組合せを含む様々なRATのうちのいずれかを備えることができる。ブロック710において実行される機能性は、所望の機能性に応じて、UE支援型のまたはUEベースの測位のために実行され得る。したがって、いくつかの態様では、ブロック710の機能性は、図3のステージ335および/または図4のステージ435に対応し得る。
[0123]ブロック710における機能性を実行するための手段は、バス805、処理ユニット810、ワイヤレス通信インターフェース830、メモリ860、および/または図8に例示され、以下でより詳細に説明されるUE105の他の構成要素のようなUEの1つまたは複数の構成要素を備え得る。
[0124]ブロック720において、機能性は、UEのロケーションを決定するためのロケーション測定値の第2のセットを取得することを含み、ここで、ロケーション測定値の第2のセットは、ロケーション測定値の第1のセットのサブセットを備え、ロケーション測定値の第2のセットは、サービングRATに属する信号の測定値を含む。ブロック720において実行される機能性は、所望の機能性に応じて、UE支援型のまたはUEベースの測位のために実行され得る。したがって、いくつかの態様では、ブロック720の機能性は、図3のステージ345および/またはステージ350、ならびに/あるいは図4のステージ445および/またはステージ450に対応し得る。
[0125]UE支援型のまたはUEベースのECIDまたはOTDOAの場合、ロケーション測定値の第2のセットを取得することは、複数のRATのうちの少なくとも1つを使用して少なくとも1つのアクセスノードによって送信された信号のロケーション測定値の第3のセットを取得することと、ロケーション測定値の第3のセットを、ロケーション測定値の第2のセットに含めることとを備え得る。そのような事例では、ロケーション測定値の第3のセットは、受信信号強度インジケーション(RSSI)、基準信号受信電力(RSRP)、基準信号受信品質(RSRQ)、ラウンドトリップ信号伝搬時間(RTT)、到来角(AOA)、発射角(AOD)、受信送信時間差(Rx-Tx)、基準信号時間差(RSTD)、到着時間(TOA)、またはそれらの何らかの組合せのうちの少なくとも1つを備え得る。追加的にまたは代替的に、少なくとも1つのアクセスノードは、NR RATのためのNRノードB(例えば、gNB110)、LTE RATのための次世代発展型ノードB(例えば、ng-eNB114)、IEEE802.11WiFi RATのためのワイヤレスローカルエリアネットワーク(例えば、WLAN116)、またはブルートゥースRATのためのWLANを備え得る。さらに、いくつかの実施形態によれば、複数のRATのうちの少なくとも1つは、サービングRATを備え得る。追加的にまたは代替的に、少なくとも1つのアクセスノードは、UEのためのサービングgNB(例えば、gNB110)またはサービングng-eNB(例えば、ng-eNB114)を備え得る。さらに、いくつかの実施形態によれば、複数のRATのうちの少なくとも1つは、サービングRATとは異なる。
[0126]少なくとも1つのアクセスノードは、複数のアクセスノードを備え得る。いくつかの実施形態によれば、次いで、ロケーション測定値の第3のセットは、到着時間(TOA)、基準信号時間差(RSTD)、またはそれらの何らかの組合せのうちの少なくとも1つを備え得る。
[0127]ブロック720における機能性を実行するための手段は、バス805、処理ユニット810、ワイヤレス通信インターフェース830、メモリ860、および/または図8に例示され、以下でより詳細に説明されるUE105の他の構成要素のようなUEの1つまたは複数の構成要素を備え得る。
[0128]ブロック730において、機能性は、第2のメッセージをロケーションサーバに送ることを含み、ここで、第2のメッセージは、ロケーション測定値の第2のセットを備える。いくつかの実施形態では、第1のメッセージおよび第2のメッセージは、LTE測位プロトコル(LPP)、NR測位プロトコル(NPP)、または両方のプロトコルのためのメッセージを備え得る。この場合も同様に、ブロック710において実行される機能性は、所望の機能性に応じて、UE支援型のまたはUEベースの測位のために実行され得る。ゆえに、いくつかの態様では、ブロック730の機能性は、図3のステージ355および/または図4のステージ455に対応し得る。
[0129]ブロック730における機能性を実行するための手段は、バス805、処理ユニット810、ワイヤレス通信インターフェース830、メモリ860、および/または図8に例示され、以下でより詳細に説明されるUE105の他の構成要素のようなUEの構成要素の1つまたは複数の構成要素を備え得る。
[0130]図8は、(例えば、図1-4に関連して)本明細書で上述したように利用されることができるUE105の実施形態を例示する。例えば、UE105は、図7の方法700の機能のうちの1つまたは複数を実行することができる。図8が、様々な構成要素の一般化された図を提供することを意図しているにすぎず、それらのうちのいずれかまたはすべてが適宜利用され得ることは留意されるべきである。いくつかの事例では、図8によって例示される構成要素が、単一のデバイスにローカライズされ得ること、および/または、異なる物理ロケーションに配置され得る(例えば、ユーザの身体の異なる部分に位置付けられる、この場合、構成要素は、パーソナルエリアネットワーク(PAN)および/または他の手段を介して通信可能に接続され得る)様々なネットワーク化されたデバイスの間で分散され得ることに留意されたい。
[0131]バス805を介して電気的に結合され得る(または、適宜、他の方法で通信状態にあり得る)ハードウェア要素を備えるUE105が示される。ハードウェア要素は、1つまたは複数の汎用プロセッサ、(デジタルシグナルプロセッサ(DSP)チップ、グラフィックス加速度プロセッサ、特定用途向け集積回路(ASIC)、および/または同様のもののような)1つまたは複数の専用プロセッサ、および/または他の処理構造もしくは手段を限定なく含むことができる処理ユニット810を含み得る。図8に示されるように、いくつかの実施形態は、所望の機能性に応じて、別個のデジタルシグナルプロセッサ(DSP)820を有し得る。ワイヤレス通信に基づくロケーション決定および/または他の決定は、処理ユニット810および/またはワイヤレス通信インターフェース830(以下で説明される)において提供され得る。UE105はまた、キーボード、タッチスクリーン、タッチパッド、マイクロフォン、ボタン、ダイアル、スイッチ、および/または同様のものを限定なく含むことができる1つまたは複数の入力デバイス870と、ディスプレイ、発光ダイオード(LED)、スピーカ、および/または同様のものを限定なく含むことができる1つまたは複数の出力デバイス815とを含み得る。
[0132]UE105はまた、図1に関して上で説明したネットワークを介してUE105が通信することを可能にし得る、モデム、ネットワークカード、赤外線通信デバイス、ワイヤレス通信デバイス、および/または(ブルートゥースデバイス、IEEE802.11デバイス、IEEE802.15.4デバイス、WiFiデバイス、WiMAXデバイス、セルラ通信設備、等のような)チップセットおよび/または同様のものを限定なしに備え得るワイヤレス通信インターフェース830を含み得る。ワイヤレス通信インターフェース830は、データおよびシグナリングが、ネットワーク、eNB、gNB、ng-eNB、および/または他のアクセスノードタイプ、および/または他のネットワーク構成要素、コンピュータシステム、および/または本明細書で説明される任意の他の電子デバイスと通信(例えば、送信および受信)されることを可能にし得る。通信は、ワイヤレス信号834を送るおよび/または受信する1つまたは複数のワイヤレス通信アンテナ832を介して実行され得る。
[0133]所望の機能性に応じて、ワイヤレス通信インターフェース830は、基地局(例えば、ng-eNBおよびgNB)と通信するための別個のトランシーバと、ワイヤレスデバイスおよびアクセスポイントのような他の地上トランシーバとを備え得る。UE105は、様々なネットワークタイプを備え得る異なるデータネットワークと通信し得る。例えば、ワイヤレスワイドエリアネットワーク(WWAN)は、符号分割多元接続(CDMA)ネットワーク、時分割多元接続(TDMA)ネットワーク、周波数分割多元接続(FDMA)ネットワーク、直交周波数多元接続(OFDMA)ネットワーク、シングルキャリア周波数分割多元接続(SC-FDMA)ネットワーク、WiMax(IEEE802.16)ネットワーク、等であり得る。CDMAネットワークは、cdma2000、広帯域CDMA(WCDMA)、等のような1つまたは複数の無線アクセス技術(RAT)をインプリメントし得る。Cdma2000は、IS-95、IS-2000、および/またはIS-856規格を含む。TDMAネットワークは、GSM、デジタルアドバンストモバイルフォンシステム(D-AMPS)、または何らかの他のRATをインプリメントし得る。OFDMAネットワークは、LTE、LTEアドバンド、5G NR、等を用い得る。5G NR、LTE、LTEアドバンスト、GSM、およびWCDMAは、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)からの文書に記載されている。Cdma2000は、「第3世代パートナーシッププロジェクト2(3GPP2)」という名称の団体からの文書に記載されている。3GPPおよび3GPP2の文書は公に入手可能である。ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)は、IEEE802.11xネットワークであり得、ワイヤレスパーソナルエリアネットワーク(WPAN)は、ブルートゥースネットワーク、IEEE802.15x、または何らかの他のタイプのネットワークであり得る。本明細書で説明された技法はまた、WWAN、WLAN、および/またはWPANの任意の組合せに使用され得る。
[0134]UE105は、センサ840をさらに含み得る。センサ840は、1つまたは複数の慣性センサおよび/または他のセンサ(例えば、加速度計、ジャイロスコープ、カメラ、磁力計、高度計、マイクロフォン、近接度センサ、光センサ、気圧計、および同様のもの)を限定なく備え得、それらのうちのいくつかは、いくつかの事例において、本明細書で説明される位置決定を補完および/または容易にするために使用され得る。
[0135]UE105の実施形態はまた、(例えば、アンテナ832と同じであり得る)アンテナ882を使用して1つまたは複数のGNSS衛星(例えば、SV190)から信号884を受信することが可能なGNSS受信機880を含み得る。GNSS信号測定値に基づく測位は、本明細書で説明された技法を補完および/または組み込むために利用され得る。GNSS受信機880は、全地球測位システム(GPS)、ガリレオ、GLONASS、日本上の準天頂衛星システム(QZSS)、インド上のインド地域航法衛生システム(IRNSS)、中国上空のBeidou、および/または同様のもののようなGNSSシステムのGNSS SV(例えば、図1のSV190)から、従来の技法を使用して、UE105の位置を抽出することができる。さらに、GNSS受信機880は、例えば、WAAS、EGNOS、運輸多目的衛星用衛星航法補強システム(MSAS)、およびGAGAN(Geo Augmented Navigation system)および/または同様のもののような1つまたは複数のグローバルおよび/またはリージョナルナビゲーション衛星システムに関連付けられるか、そうでなければそれとともに使用することが可能にされ得る様々なオーグメンテーションシステム(例えば、静止衛星型衛星航法補強システム(SBAS))とともに使用され得る。
[0136]UE105は、メモリ860をさらに含み得、および/または、それと通信状態にあり得る。メモリ860は、ローカルおよび/またはネットワークアクセス可能な記憶媒体、ディスクドライブ、ドライブアレイ、光学記憶デバイス、プログラム可能、フラッシュ更新可能であり得る、ランダムアクセスメモリ(「RAM」)および/または読取専用メモリ(「ROM」)のようなソリッドステート記憶デバイス、および/または同様のものを限定なく含み得る。このような記憶デバイスは、様々なファイルシステム、データベース構造および/または同様のものを限定なく含む任意の適切なデータ記憶装置をインプリメントするように構成され得る。
[0137]UE105のメモリ860はまた、1つまたは複数のアプリケーションプログラムのような、オペレーティングシステム、デバイスドライバ、実行可能なライブラリ、および/または他のコードを含むソフトウェア要素(図8に図示せず)を備えることができ、これらは、本明細書で説明されるように、様々な実施形態によって提供されるコンピュータプログラムを備え得、および/または、他の実施形態によって提供される、方法をインプリメントするようにおよび/またはシステムを構成するように設計され得る。単なる例として、上で説明した方法に関して説明された1つまたは複数のプロシージャは、UE105(および/またはUE105内の処理ユニット810もしくはDSP820)によって実行可能なメモリ860中のコードおよび/または命令としてインプリメントされ得る。次いで、ある態様では、そのようなコードおよび/または命令は、説明された方法にしたがって1つまたは複数の動作を実行するように汎用コンピュータ(または、他のデバイス)を構成するおよび/または適合させるために使用され得る。
[0138]図9は、NG-RAN135、5GCN140、および/または他のネットワークタイプの同様の構成要素のような5Gネットワークの様々な構成要素を含む、通信システム(例えば、図1の通信システム100)の1つまたは複数の構成要素に組み込まれ得るおよび/または利用され得るコンピュータシステム900の実施形態を例示する。図9は、図1-6に関して説明された方法のような、様々な他の実施形態によって提供される方法を実行することができるコンピュータシステム900の一実施形態の略図を提供する。図9が、様々な構成要素の一般化された図を提供することを意図しているにすぎず、それらのうちのいずれかまたはすべてが適宜利用され得ることは留意されるべきである。したがって、図9は、比較的別々の方法でまたは比較的より統合された方法で個々のシステム要素がどのようにインプリメントされ得るかを広く例示する。加えて、図9によって例示される構成要素が、単一のデバイスにローカライズされ得ること、および/または、異なる物理ロケーションに配置され得る様々なネットワーク化されたデバイスの間で分散され得ることに留意されたい。いくつかの実施形態では、コンピュータシステム900は、LMF120、gNB110(例えば、gNB110-1)、ng-eNB114、WLAN116、eNB、別のセルラまたは非セルラアクセスノード、E-SMLC、SUPL SLP、および/または何らかの他のタイプのロケーション対応デバイスに対応し得る。
[0139]バス905を介して電気的に結合され得る(または、適宜、他の方法で通信状態にあり得る)ハードウェア要素を備えるコンピュータシステム900が示される。ハードウェア要素は、1つまたは複数の汎用プロセッサ、(デジタルシグナルプロセッサチップ、グラフィックス加速度プロセッサ、および/または同様のもののような))1つまたは複数の専用プロセッサ、および/または、図9に関して説明された方法を含む、本明細書で説明された方法のうちの1つまたは複数を実行するように構成され得る他の処理構造を限定なく含み得る処理ユニット910を含み得る。コンピュータシステム900はまた、マウス、キーボード、カメラ、マイクロフォン、および/または同様のものを限定なく含むことができる1つまたは複数の入力デバイス915と、ディスプレイデバイス、プリンタ、および/または同様のものを限定なく含むことができる1つまたは複数の出力デバイス920とを含み得る。
[0140]コンピュータシステム900は、1つまたは複数の非一時的な記憶デバイス925をさらに含み得(および/または、それと通信状態にあり得)、それは、ローカルおよび/またはネットワークアクセス可能な記憶媒体を限定なく備え得、および/または、ディスクドライブ、ドライブアレイ、光学記憶デバイス、プログラム可能、フラッシュ更新可能であり得る、ランダムアクセスメモリ(「RAM」)および/または読取専用メモリ(「ROM」)のようなソリッドステート記憶デバイス、および/または同様のものを限定なく含み得る。このような記憶デバイスは、様々なファイルシステム、データベース構造および/または同様のものを限定なく含む任意の適切なデータ記憶装置をインプリメントするように構成され得る。
[0141]コンピュータシステム900はまた、ワイヤレス通信インターフェース933によって管理および制御される(いくつかの実施形態における)ワイヤライン通信技術および/またはワイヤレス通信技術のサポートを含むことができる通信サブシステム930を含み得る。通信サブシステム930は、モデム、(ワイヤレスまたはワイヤード)ネットワークカード、赤外線通信デバイス、ワイヤレス通信デバイス、および/またはチップセット、および/または同様のものを含み得る。通信サブシステム930は、データおよびシグナリングが、ネットワーク、モバイルデバイス、他のコンピュータシステム、および/または本明細書で説明される任意の他の電子デバイスと交換されることを可能にするために、ワイヤレス通信インターフェース933のような1つまたは複数の入力および/または出力通信インターフェースを含み得る。「モバイルデバイス」および「UE」という用語は、限定はしないが、モバイルフォン、スマートフォン、ウェアラブルデバイス、モバイルコンピューティングデバイス(例えば、ラップトップ、PDA、タブレット)、組込みモデム、ならびに自動車および他の車両コンピューティングデバイスのような任意のモバイル通信デバイスを指すために本明細書では交換して使用されることに留意されたい。
[0142]多くの実施形態では、コンピュータシステム900は、RAMおよび/またはROMデバイスを含むことができるワーキングメモリ935をさらに備えるだろう。ワーキングメモリ935内に位置しているとして示されるソフトウェア要素は、オペレーティングシステム940、デバイスドライバ、実行可能なライブラリ、および/またはアプリケーションプログラム945のような他のコードを含むことができ、これらは、本明細書で説明されるように、様々な実施形態によって提供されるコンピュータプログラムを備え得、および/または、他の実施形態によって提供される、方法をインプリメントするようにおよび/またはシステムを構成するように設計され得る。単なる例として、図9に関して説明した方法のような、上で説明した方法に関して説明された1つまたは複数のプロシージャは、ワーキングメモリ935に(例えば、一時的に)記憶され、コンピュータ(および/または、処理ユニット910のようなコンピュータ内の処理ユニット)によって実行可能なコードおよび/または命令としてインプリメントされ得、次いで、ある態様では、そのようなコードおよび/または命令は、説明された方法にしたがって1つまたは複数の動作を実行するように汎用コンピュータ(または、他のデバイス)を構成するおよび/または適合させるために使用され得る。
[0143]これらの命令および/またはコードのセットは、上で説明された記憶デバイス925のような、非一時的なコンピュータ読取可能な記憶媒体に記憶され得る。時として、記憶媒体は、コンピュータシステム900のようなコンピュータシステム内に組み込まれ得る。他の実施形態では、記憶媒体は、コンピュータシステムとは切り離されており(例えば、光ディスクのような取外し可能な媒体であり)、および/または、記憶媒体が、そこに記憶されている命令/コードで汎用コンピュータをプログラミングする、構成する、および/または適合させるために使用され得るように、インストールパッケージにおいて提供され得る。これらの命令は、コンピュータシステム900によって実行可能であり得る実行可能なコードの形式をとり得るか、および/または、ソースコードおよび/またはインストール可能なコードの形式をとり得、それらは、(例えば、様々な一般に利用可能なコンパライラ、インストールプログラム、圧縮/解凍ユーティリティ、等のうちのいずれかを使用した)コンピュータシステム900上へのコンパイルおよび/またはインストールに応じて、実行可能なコードの形式をとり得る。
[0144]図10は、(例えば、図1-6に関連して)本明細書で上述したように利用されることができるアクセスノード1000の実施形態を例示する。例えば、アクセスノード1000は、図6の方法600の機能のうちの1つまたは複数を実行することができる。図10が、様々な構成要素の一般化された図を提供することを意図しているにすぎず、それらのうちのいずれかまたはすべてが適宜利用され得ることは留意されるべきである。いくつかの実施形態では、アクセスノード1000は、本明細書において上で説明したgNB110、ng-eNB114、eNB、WLAN116、またはN3IWF150に対応し得る。
[0145]バス1005を介して電気的に結合され得る(または、適宜、他の方法で通信状態にあり得る)ハードウェア要素を備えるアクセスノード1000が示される。ハードウェア要素は、1つまたは複数の汎用プロセッサ、(DSPチップ、グラフィックス加速度プロセッサ、ASIC、および/または同様のもののような)1つまたは複数の専用プロセッサ、および/または他の処理構造もしくは手段を限定なく含むことができる処理ユニット1010を含み得る。図10に示されるように、いくつかの実施形態は、所望の機能性に応じて、別個のDSP1020を有し得る。いくつかの実施形態によれば、ワイヤレス通信に基づくロケーション決定および/または他の決定は、処理ユニット1010および/またはワイヤレス通信インターフェース1030(以下で説明される)において提供され得る。アクセスノード1000はまた、キーボード、ディスプレイ、マウス、マイクロフォン、ボタン、ダイアル、スイッチ、および/または同様のものを限定なく含むことができる1つまたは複数の入力デバイスと、ディスプレイ、発光ダイオード(LED)、スピーカ、および/または同様のものを限定なく含むことができる1つまたは複数の出力デバイスとを含み得る。
[0146]アクセスノード1000はまた、本明細書で説明されるようにアクセスノード1000が通信することを可能にし得る、モデム、ネットワークカード、赤外線通信デバイス、ワイヤレス通信デバイス、および/または(ブルートゥースデバイス、、IEEE802.11デバイス、IEEE802.15.4デバイス、WiFiデバイス、WiMaxデバイス、セルラ通信設備、等のような)チップセット、および/または同様のものを限定なく備え得るワイヤレス通信インターフェース1030を含み得る。ワイヤレス通信インターフェース1030は、UE、他のアクセスノード(例えば、eNB、gNB、およびng-eNB)、および/または他のネットワーク構成要素、コンピュータシステム、および/または本明細書で説明される任意の他の電子デバイスとの間でデータおよびシグナリングが通信(例えば、送信および受信)されることを可能にし得る。通信は、ワイヤレス信号1034を送るおよび/または受信する1つまたは複数のワイヤレス通信アンテナ1032を介して実行され得る。
[0147]アクセスノード1000はまた、ワイヤライン通信技術のサポートを含むことができるネットワークインターフェース1080を含み得る。ネットワークインターフェース1080は、モデム、ネットワークカード、チップセット、および/または同様のものを含み得る。ネットワークインターフェース1080は、ネットワーク、通信ネットワークサーバ、コンピュータシステム、および/または本明細書で説明された任意の他の電子デバイスとデータが交換されることを可能にする、1つまたは複数の入力および/または出力通信インターフェースを含み得る。例えば、ネットワークインターフェース1080は、LMF120との通信をサポートし得る。
[0148]多くの実施形態では、アクセスノード1000は、メモリ1060をさらに備える。メモリ1060は、ローカルおよび/またはネットワークアクセス可能な記憶媒体、ディスクドライブ、ドライブアレイ、光学記憶デバイス、プログラム可能、フラッシュ更新可能であり得る、RAMおよび/またはROMのようなソリッドステート記憶デバイス、および/または同様のものを限定なく含み得る。このような記憶デバイスは、様々なファイルシステム、データベース構造および/または同様のものを限定なく含む任意の適切なデータ記憶装置をインプリメントするように構成され得る。
[0149]アクセスノード1000のメモリ1060はまた、1つまたは複数のアプリケーションプログラムのような、オペレーティングシステム、デバイスドライバ、実行可能なライブラリ、および/または他のコードを含むソフトウェア要素(図10に図示せず)を備え得、これらは、本明細書で説明されるように、様々な実施形態によって提供されるコンピュータプログラムを備え得、および/または、他の実施形態によって提供される、方法をインプリメントするようにおよび/またはシステムを構成するように設計され得る。単なる例として、上で説明した方法に関して説明された1つまたは複数のプロシージャは、アクセスノード1000(および/またはアクセスノード1000内の処理ユニット1010もしくはDSP1020)によって実行可能なメモリ1060中のコードおよび/または命令としてインプリメントされ得る。次いで、ある態様では、そのようなコードおよび/または命令は、説明された方法にしたがって1つまたは複数の動作を実行するように汎用コンピュータ(または、他のデバイス)を構成するおよび/または適合させるために使用され得る。
[0150]特定の要件にしたがって相当な変更がなされ得ることは当業者には明らかとなるであろう。例えば、カスタマイズされたハードウェアも使用され得、および/または、特定の要素が、ハードウェア、ソフトウェア(アプレット、等のようなポータブルソフトウェアを含む)、またはその両方にインプリメントされ得る。さらに、ネットワーク入力/出力デバイスのような他のコンピューティングデバイスへの接続が用いられ得る。
[0151]添付の図に関連して、メモリを含むことができる構成要素は、非一時的な機械読取可能な媒体を含むことができる。本明細書で使用される場合、「機械読取可能な媒体」および「コンピュータ読取可能な媒体」という用語は、機械を特定の方式で動作させるデータを提供することに関与している任意の記憶媒体を指す。上で提供された実施形態では、様々な機械読取可能な媒体が、実行のために、命令/コードを処理ユニットおよび/または他のデバイスに提供することに従事し得る。追加的にまたは代替的に、機械読取可能な媒体は、そのような命令/コードを記憶および/または搬送するために使用され得る。多くのインプリメンテーションでは、コンピュータ読取可能な媒体は、物理的なおよび/または有形の記憶媒体である。このような媒体は、不揮発性媒体、揮発性媒体、および伝送媒体を限定なく含む多くの形式をとり得る。コンピュータ読取可能な媒体の共通形式には、例えば、磁気および/または光学媒体、パンチカード、ペーパーテープ、ホールのパターンがある任意の他の物理媒体、RAM、PROM、EPROM、フラッシュEPROM、任意の他のメモリチップまたはカートリッジ、下で説明される搬送波、あるいはコンピュータが命令および/またはコードを読み取る任意の他の媒体が含まれる。
[0152]本明細書で説明された方法、システム、およびデバイスは、例である。様々な実施形態は、様々なプロシージャまたは構成要素を適宜省略、置き換え、または追加し得る。例えば、特定の実施形態に関連して説明された特徴は、様々な他の実施形態では組み合わせられ得る。実施形態の異なる態様および要素は、同様の方法で組み合わせられ得る。本明細書で提供される図の様々な構成要素は、ハードウェアおよび/またはソフトウェアにおいて具現化され得る。また、技術は発展するため、これらの要素の多くは、本開示の範囲をそれらの特定の例に制限しない例である。
[0153]主に共通使用上の理由で、そのような信号を、ビット、情報、値、要素、シンボル、文字、変数、項、数、番号、または同様のもので呼ぶことが時に便利であることは証明されている。しかしながら、これらまたは同様の用語のすべては、適切な物理量に関連付けられるべきであり、便利なラベルにすぎないことが理解されるべきである。別途明記されていない限り、上の説明から明らかであるように、本明細書全体にわたって、「処理する」、「計算する」、「算出する」、「決定する」、「確認する」、「識別する」、「関連付ける」、「測定する」、「実行する」のような用語または同様の用語を利用した説明が、専用コンピュータまたは同様の専用電子コンピューティングデバイスのような特定の装置の動作またはプロセスを指すことは認識される。したがって、本明細書の文脈では、専用コンピュータまたは同様の専用電子コンピューティングデバイスは、専用コンピュータまたは同様の専用電子コンピューティングデバイスのメモリ、レジスタ、または他の情報記憶デバイス、送信デバイス、またはディスプレイデバイス内の、物理電子的な、電子的な、または磁気的な量として典型的に表現される信号を操作または変換することが可能である。
[0154]本明細書で使用される場合、「および/ならびに」および「もしくは/または/あるいは」という用語は、このような用語が使用される文脈に少なくとも部分的に依存することが予想もされる様々な意味を含み得る。典型的に、A、B、またはCのようなリストを関連付けるために使用される場合「もしくは/または/あるいは」は、包含的な意味で使用される場合は、A、B、およびCを意味し、排他的な意味で使用される場合は、A、B、またはCを意味することが意図される。加えて、本明細書に使用される場合「1つまたは複数」という用語は、任意の特徴、構造、または特性を、単数形で説明するために使用され得るか、または複数の特徴、構造、または特性の何らかの組合せを説明するために使用され得る。しかしながら、これは、実例となる例にすぎず、本願の主題がこの例に限定されないことは留意されるべきである。さらに、A、B、またはCといったリストを関連付けるために使用される場合、「~のうちの少なくとも1つ」という用語は、A、AB、AA、AAB、AABBCCC、等のような、A、B、および/またはCの任意の組合せを意味すると解釈され得る。
[0155]いくつかの実施形態が説明されてきたが、本開示の精神から逸脱することなく、様々な修正、代替的な構成体、および等価物が使用され得る。例えば、上の要素は、より大きなシステムの構成要素にすぎず、そこでは、他の規則が、様々な実施形態の適用よりも優先され得るか、そうでなければそれらを修正し得る。また、上の要素が考慮される前に、最中に、または後に、いくつかのステップが実施され得る。したがって、上の説明は、本開示の範囲を制限するものではない。
以下に本願発明の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1]
ワイヤレスネットワーク内のロケーションサーバにおいてユーザ機器(UE)を位置特定する方法であって、
前記UEのロケーションを決定するためのロケーション測定値の第1のセットに対する要求を備える第1のメッセージを、ワイヤレスエンティティに送ることと、ここにおいて、
前記ロケーション測定値の第1のセットは、複数の無線アクセス技術(RAT)に属する信号の測定値を備え、
前記複数のRATは、前記UEにサービス提供するサービングRATを含み、
前記複数のRATのうちのどのRATが前記サービングRATを備えるかは、前記ロケーションサーバにとって未知である、
前記ワイヤレスエンティティから第2のメッセージを受信することと、ここで、前記第2のメッセージは、前記UEの前記ロケーションを決定するためのロケーション測定値の第2のセットを備え、ここにおいて、
前記ロケーション測定値の第2のセットは、前記ロケーション測定値の第1のセットのサブセットを備え、
前記ロケーション測定値の第2のセットは、前記サービングRATに属する信号の測定値を含む、
前記ロケーション測定値の第2のセットに基づいて前記UEの前記ロケーションを決定することと
を備える方法。
[C2]
前記複数のRATは、第5世代(5G)新無線(NR)RAT、ロングタームエボリューション(LTE)RAT、IEEE802.11WiFi RAT、ブルートゥースRAT、またはそれらの任意の組合せを備える、C1に記載の方法。
[C3]
前記ワイヤレスエンティティは、前記サービングRATの前記ワイヤレスネットワークのための第1のアクセスノードを備える、C2に記載の方法。
[C4]
前記第1のメッセージおよび前記第2のメッセージは、NR測位プロトコルA(NRPPa)のためのメッセージを備える、C3に記載の方法。
[C5]
前記ロケーション測定値の第2のセットは、前記サービングRATを使用して前記第1のアクセスノードによって送信された信号の、前記UEによって取得されるロケーション測定値を備え、
前記UEによって取得される前記ロケーション測定値は、前記UEによって前記第1のアクセスノードに送られる、
C3に記載の方法。
[C6]
前記ロケーション測定値の第2のセットは、前記複数のRATのうちの少なくとも1つを使用して第2のアクセスノードによって送信された信号の、前記UEによって取得されるロケーション測定値を備え、
前記第2のアクセスノードは、前記第1のアクセスノードとは異なり、
前記UEによって取得される前記ロケーション測定値は、前記UEによって前記第1のアクセスノードに送られる、
C3に記載の方法。
[C7]
ワイヤレスネットワークのためのアクセスノードにおいてユーザ機器(UE)を位置特定する方法であって、
前記UEのロケーションを決定するためのロケーション測定値の第1のセットに対する要求を備える第1のメッセージを、前記ワイヤレスネットワーク内のロケーションサーバから受信することと、ここにおいて、
前記ロケーション測定値の第1のセットは、複数の無線アクセス技術(RAT)に属する信号の測定値を備え、
前記複数のRATは、前記UEにサービス提供するサービングRATを備え、
前記複数のRATのうちのどのRATが前記サービングRATを備えるかは、前記ロケーションサーバにとって未知であり、
前記アクセスノードは、前記サービングRATのアクセスノードである、
前記UEの前記ロケーションを決定するためのロケーション測定値の第2のセットを取得することと、ここにおいて、
前記ロケーション測定値の第2のセットは、前記ロケーション測定値の第1のセットのサブセットを備え、
前記ロケーション測定値の第2のセットは、前記サービングRATに属する信号の測定値を含む、
第2のメッセージを前記ロケーションサーバに送ることと、ここで、前記第2のメッセージは、前記ロケーション測定値の第2のセットを備える、
を備える方法。
[C8]
前記複数のRATは、第5世代(5G)新無線(NR)RAT、ロングタームエボリューション(LTE)RAT、IEEE802.11WiFi RAT、ブルートゥースRAT、またはそれらの任意の組合せを備える、C7に記載の方法。
[C9]
前記アクセスノードは、NR RATのためのNRノードB(gNB)、LTE RATのための次世代発展型ノードB(ng-eNB)、IEEE802.11WiFi RATのためのワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)、ブルートゥースRATのためのWLAN、または非3GPPインターワーキング機能を備える、C8に記載の方法。
[C10]
前記アクセスノードは、前記UEのためのサービングgNBまたはサービングng-eNBである、C9に記載の方法。
[C11]
前記第1のメッセージおよび前記第2のメッセージは、NR測位プロトコルA(NRPPa)のためのメッセージを備える、C8に記載の方法。
[C12]
前記ロケーション測定値の第2のセットを取得することは、
前記UEによって送信された前記サービングRATのための信号のロケーション測定値の第3のセットを取得することと、
前記ロケーション測定値の第3のセットを、前記ロケーション測定値の第2のセットに含めることと
を備える、C8に記載の方法。
[C13]
前記ロケーション測定値の第2のセットを取得することは、
前記複数のRATのうちの少なくとも1つを使用して少なくとも1つのアクセスノードによって送信された信号の、前記UEによって取得されるロケーション測定値を、前記アクセスノードにおいて、受信することと、
前記UEによって取得される前記ロケーション測定値を、前記ロケーション測定値の第2のセットに含めることと
を備える、C8に記載の方法。
[C14]
前記少なくとも1つのアクセスノードは、前記アクセスノードを備え、前記複数のRATのうちの前記少なくとも1つは、前記サービングRATを備える、C13に記載の方法。
[C15]
ロケーション情報を提供するための、ユーザ機器(UE)における、方法であって、
前記UEのロケーションを決定するためのロケーション測定値の第1のセットに対する要求を備える第1のメッセージを、ワイヤレスネットワーク内のロケーションサーバから受信することと、ここにおいて、
前記ロケーション測定値の第1のセットは、複数の無線アクセス技術(RAT)に属する信号の測定値を備え、
前記複数のRATは、前記UEにサービス提供するサービングRATを含み、
前記複数のRATのうちのどのRATが前記サービングRATを備えるかは、前記ロケーションサーバにとって未知である、
前記UEの前記ロケーションを決定するためのロケーション測定値の第2のセットを取得することと、ここにおいて、
前記ロケーション測定値の第2のセットは、前記ロケーション測定値の第1のセットのサブセットを備え、
前記ロケーション測定値の第2のセットは、前記サービングRATに属する信号の測定値を含む、
第2のメッセージを前記ロケーションサーバに送ることと、ここで、前記第2のメッセージは、前記ロケーション測定値の第2のセットを備える、
を備える方法。
[C16]
前記複数のRATは、第5世代(5G)新無線(NR)RAT、ロングタームエボリューション(LTE)RAT、IEEE802.11WiFi RAT、ブルートゥースRAT、またはそれらの任意の組合せを備える、C15に記載の方法。
[C17]
前記ロケーション測定値の第2のセットを取得することは、
前記複数のRATのうちの少なくとも1つを使用して少なくとも1つのアクセスノードによって送信された信号のロケーション測定値の第3のセットを取得することと、
前記ロケーション測定値の第3のセットを、前記ロケーション測定値の第2のセットに含めることと
を備える、C16に記載の方法。
[C18]
ワイヤレスネットワークにおいてユーザ機器(UE)を位置特定するためのサーバであって、
通信インターフェースと、
メモリと、
前記メモリおよび前記通信インターフェースと通信可能に結合されている1つまたは複数の処理ユニットと
を備え、前記1つまたは複数の処理ユニットは、
前記UEのロケーションを決定するためのロケーション測定値の第1のセットに対する要求を備える第1のメッセージを、ワイヤレスエンティティに前記通信インターフェースを介して送ることと、ここにおいて、
前記ロケーション測定値の第1のセットは、複数の無線アクセス技術(RAT)に属する信号の測定値を備え、
前記複数のRATは、前記UEにサービス提供するサービングRATを含み、 前記複数のRATのうちのどのRATが前記サービングRATを備えるかは、前記サーバにとって未知である、
前記ワイヤレスエンティティから第2のメッセージを、前記通信インターフェースを介して、受信することと、ここで、前記第2のメッセージは、前記UEの前記ロケーションを決定するためのロケーション測定値の第2のセットを備え、ここにおいて、
前記ロケーション測定値の第2のセットは、前記ロケーション測定値の第1のセットのサブセットを備え、
前記ロケーション測定値の第2のセットは、前記サービングRATに属する信号の測定値を含む、
前記ロケーション測定値の第2のセットに基づいて前記UEの前記ロケーションを決定することと
を前記サーバに行わせるように構成される、サーバ。
[C19]
前記複数のRATは、第5世代(5G)新無線(NR)RAT、ロングタームエボリューション(LTE)RAT、IEEE802.11WiFi RAT、ブルートゥースRAT、またはそれらの任意の組合せを備える、C18に記載のサーバ。
[C20]
前記ワイヤレスエンティティは、前記サービングRATの前記ワイヤレスネットワークのための第1のアクセスノードを備える、C19に記載のサーバ。
[C21]
前記第1のメッセージおよび前記第2のメッセージは、NR測位プロトコルA(NRPPa)のためのメッセージを備える、C20に記載のサーバ。
[C22]
前記ロケーション測定値の第2のセットは、前記サービングRATを使用して前記第1のアクセスノードによって送信された信号の、前記UEによって取得されるロケーション測定値を備え、
前記UEによって取得される前記ロケーション測定値は、前記UEによって前記第1のアクセスノードに送られる、
C20に記載のサーバ。
[C23]
前記ロケーション測定値の第2のセットは、前記複数のRATのうちの少なくとも1つを使用して第2のアクセスノードによって送信された信号の、前記UEによって取得されるロケーション測定値を備え、
前記第2のアクセスノードは、前記第1のアクセスノードとは異なり、
前記UEによって取得される前記ロケーション測定値は、前記UEによって前記第1のアクセスノードに送られる、
C20に記載のサーバ。
[C24]
ワイヤレスネットワークにおいてユーザ機器(UE)を位置特定するためのアクセスノードであって、
通信インターフェースと、
メモリと、
前記メモリおよび前記通信インターフェースと通信可能に結合されている1つまたは複数の処理ユニットと
を備え、前記1つまたは複数の処理ユニットは、
前記UEのロケーションを決定するためのロケーション測定値の第1のセットに対する要求を備える第1のメッセージを、前記ワイヤレスネットワーク内のロケーションサーバから前記通信インターフェースを介して、受信することと、ここにおいて、
前記ロケーション測定値の第1のセットは、複数の無線アクセス技術(RAT)に属する信号の測定値を備え、
前記複数のRATは、前記UEにサービス提供するサービングRATを備え、 前記複数のRATのうちのどのRATが前記サービングRATを備えるかは、前記ロケーションサーバにとって未知であり、
前記アクセスノードは、前記サービングRATのアクセスノードである、
前記UEの前記ロケーションを決定するためのロケーション測定値の第2のセットを取得することと、ここにおいて、
前記ロケーション測定値の第2のセットは、前記ロケーション測定値の第1のセットのサブセットを備え、
前記ロケーション測定値の第2のセットは、前記サービングRATに属する信号の測定値を含む、
前記通信インターフェースを介して第2のメッセージを前記ロケーションサーバに送ることと、ここで、前記第2のメッセージは、前記ロケーション測定値の第2のセットを備える、
を前記アクセスノードに行わせるように構成される、アクセスノード。
[C25]
前記複数のRATは、第5世代(5G)新無線(NR)RAT、ロングタームエボリューション(LTE)RAT、IEEE802.11WiFi RAT、ブルートゥースRAT、またはそれらの任意の組合せを備える、C24に記載のアクセスノード。
[C26]
前記アクセスノードは、NR RATのためのNRノードB(gNB)、LTE RATのための次世代発展型ノードB(ng-eNB)、IEEE802.11WiFi RATのためのワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)、ブルートゥースRATのためのWLAN、または非3GPPインターワーキング機能を備える、C25に記載のアクセスノード。
[C27]
前記アクセスノードは、前記UEのためのサービングgNBまたはサービングng-eNBである、C26に記載のアクセスノード。
[C28]
前記第1のメッセージおよび前記第2のメッセージは、NR測位プロトコルA(NRPPa)のためのメッセージを備える、C25に記載のアクセスノード。
[C29]
前記1つまたは複数の処理ユニットは、少なくとも部分的に、
前記UEによって送信された前記サービングRATのための信号のロケーション測定値の第3のセットを取得することと、
前記ロケーション測定値の第3のセットを、前記ロケーション測定値の第2のセットに含めることと
によって、前記ロケーション測定値の第2のセットを取得することを前記アクセスノードに行わせるように構成される、C25に記載のアクセスノード。
[C30]
前記ロケーション測定値の第3のセットは、受信信号強度インジケーション(RSSI)、基準信号受信電力(RSRP)、基準信号受信品質(RSRQ)、ラウンドトリップ信号伝搬時間(RTT)、到来角(AOA)、受信送信時間差(Rx-Tx)、またはそれらの任意の組合せのうちの少なくとも1つを備える、C29に記載のアクセスノード。
[C31]
前記1つまたは複数の処理ユニットは、少なくとも部分的に、
前記複数のRATのうちの少なくとも1つを使用して少なくとも1つのアクセスノードによって送信された信号の、前記UEによって取得されるロケーション測定値を、前記アクセスノードにおいて、受信することと、
前記UEによって取得される前記ロケーション測定値を、前記ロケーション測定値の第2のセットに含めることと
によって、前記ロケーション測定値の第2のセットを取得することを前記アクセスノードに行わせるように構成される、C25に記載のアクセスノード。
[C32]
前記少なくとも1つのアクセスノードは、前記アクセスノードを備え、前記複数のRATのうちの前記少なくとも1つは、前記サービングRATを備える、C31に記載のアクセスノード。
[C33]
前記少なくとも1つのアクセスノードは、前記アクセスノードを備えない、C31に記載のアクセスノード。
[C34]
前記複数のRATのうちの前記少なくとも1つは、前記サービングRATを備えない、C33に記載のアクセスノード。
[C35]
前記1つまたは複数の処理ユニットは、前記UEによって取得される前記ロケーション測定値に対する要求を、前記UEに送ることを前記アクセスノードに行わせるようにさらに構成され、ここにおいて、前記UEによって取得される前記ロケーション測定値を前記受信することは、前記UEによって取得される前記ロケーション測定値に対する前記要求を前記送ることに応じて行われる、C31に記載のアクセスノード。
[C36]
前記UEによって取得される前記ロケーション測定値は、受信信号強度インジケーション(RSSI)、基準信号受信電力(RSRP)、基準信号受信品質(RSRQ)、ラウンドトリップ信号伝搬時間(RTT)、到来角(AOA)、発射角(AoD)、受信送信時間差(Rx-Tx)、基準信号時間差(RSTD)、到着時間(TOA)、またはそれらの任意の組合せのうちの少なくとも1つを備える、C31に記載のアクセスノード。
[C37]
ユーザ機器(UE)であって、
ワイヤレス通信インターフェースと、
メモリと、
前記メモリおよび前記ワイヤレス通信インターフェースと通信可能に結合されている1つまたは複数の処理ユニットと
を備え、前記1つまたは複数の処理ユニットは、
前記UEのロケーションを決定するためのロケーション測定値の第1のセットに対する要求を備える第1のメッセージを、ワイヤレスネットワーク内のロケーションサーバから前記ワイヤレス通信インターフェースを介して、受信することと、ここにおいて、
前記ロケーション測定値の第1のセットは、複数の無線アクセス技術(RAT)に属する信号の測定値を備え、
前記複数のRATは、前記UEにサービス提供するサービングRATを含み、 前記複数のRATのうちのどのRATが前記サービングRATを備えるかは、前記ロケーションサーバにとって未知である、
前記UEの前記ロケーションを決定するためのロケーション測定値の第2のセットを取得することと、ここにおいて、
前記ロケーション測定値の第2のセットは、前記ロケーション測定値の第1のセットのサブセットを備え、
前記ロケーション測定値の第2のセットは、前記サービングRATに属する信号の測定値を含む、
前記ワイヤレス通信インターフェースを介して第2のメッセージを前記ロケーションサーバに送ることと、ここで、前記第2のメッセージは、前記ロケーション測定値の第2のセットを備える、
を前記UEに行わせるように構成される、UE。
[C38]
前記複数のRATは、第5世代(5G)新無線(NR)RAT、ロングタームエボリューション(LTE)RAT、IEEE802.11WiFi RAT、ブルートゥースRAT、またはそれらの任意の組合せを備える、C37に記載のUE。
[C39]
前記第1のメッセージおよび前記第2のメッセージは、LTE測位プロトコル(LPP)、NR測位プロトコル(NPP)、または両方のためのメッセージを備える、C38に記載のUE。
[C40]
前記1つまたは複数の処理ユニットは、少なくとも部分的に、
前記複数のRATのうちの少なくとも1つを使用して少なくとも1つのアクセスノードによって送信された信号のロケーション測定値の第3のセットを取得することと、
前記ロケーション測定値の第3のセットを、前記ロケーション測定値の第2のセットに含めることと
によって、前記ロケーション測定値の第2のセットを取得することを前記UEに行わせるように構成される、C38に記載のUE。
[C41]
前記ロケーション測定値の第3のセットは、受信信号強度インジケーション(RSSI)、基準信号受信電力(RSRP)、基準信号受信品質(RSRQ)、ラウンドトリップ信号伝搬時間(RTT)、到来角(AOA)、発射角(AOD)、受信送信時間差(Rx-Tx)、基準信号時間差(RSTD)、到着時間(TOA)、またはそれらの任意の組合せのうちの少なくとも1つを備える、C40に記載のUE。
[C42]
前記少なくとも1つのアクセスノードは、NR RATのためのNRノードB(gNB)、LTE RATのための次世代発展型ノードB(ng-eNB)、IEEE802.11WiFi RATのためのワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)、またはブルートゥースRATのためのWLANを備える、C40に記載のUE。
[C43]
前記複数のRATのうちの前記少なくとも1つは、前記サービングRATを備える、C40に記載のUE。
[C44]
前記少なくとも1つのアクセスノードは、前記UEのためのサービングgNBまたはサービングng-eNBを備える、C43に記載のUE。
[C45]
前記複数のRATのうちの前記少なくとも1つは、前記サービングRATとは異なる、C40に記載のUE。

Claims (4)

  1. ワイヤレスネットワーク内のロケーションサーバにおいてユーザ機器(UE)を位置特定する方法であって、
    記UEのロケーションを決定するためのロケーション測定値の第1のセットに対する要求を備える第1のメッセージを、前記UEに送ることと、ここにおいて、
    前記ロケーションサーバは、複数の異なる無線アクセス技術(RAT)のうちのどの1つのRATが前記UEにサービス提供するサービングRATであるかを識別する情報を持たない、
    前記ロケーション測定値の第1のセットは、前記複数の異なるRATに属する信号の測定値を備え
    前記複数の異なるRATは、前記UEにサービス提供する前記サービングRATを含む、
    前記UEから第2のメッセージを受信することと、前記第2のメッセージは、前記UEの前記ロケーションを決定するための、および前記UEによって取得されるロケーション測定値の第2のセットを備え、ここにおいて、
    前記ロケーション測定値の第2のセットは、前記ロケーション測定値の第1のセットのサブセットを備え
    前記ロケーション測定値の第2のセットは、前記サービングRATに属する信号の測定値を含む、
    前記ロケーション測定値の第2のセットに基づいて前記UEの前記ロケーションを決定することと
    を備える方法。
  2. 前記複数の異なるRATは、第5世代(5G)新無線(NR)RAT、ロングタームエボリューション(LTE)RAT、IEEE802.11WiFi RAT、ブルートゥースRAT、またはそれらの任意の組合せを備える、請求項1に記載の方法。
  3. ワイヤレスネットワークにおいてユーザ機器(UE)を位置特定するためのロケーションサーバであって、
    通信インターフェースと、
    メモリと、
    前記メモリおよび前記通信インターフェースと通信可能に結合されている1つまたは複数の処理ユニットと
    を備え、前記1つまたは複数の処理ユニットは、
    記UEのロケーションを決定するためのロケーション測定値の第1のセットに対する要求を備える第1のメッセージを、前記UEに前記通信インターフェースを介して送ることと、ここにおいて、
    前記ロケーションサーバは、複数の異なる無線アクセス技術(RAT)のうちのどの1つのRATが前記UEにサービス提供するサービングRATであるかを識別する情報を持たない、
    前記ロケーション測定値の第1のセットは、前記複数の異なるRATに属する信号の測定値を備え
    前記複数の異なるRATは、前記UEにサービス提供する前記サービングRATを含む、
    前記UEから第2のメッセージを、前記通信インターフェースを介して、受信することと、前記第2のメッセージは、前記UEの前記ロケーションを決定するための、および前記UEによって取得されるロケーション測定値の第2のセットを備え、ここにおいて、
    前記ロケーション測定値の第2のセットは、前記ロケーション測定値の第1のセットのサブセットを備え
    前記ロケーション測定値の第2のセットは、前記サービングRATに属する信号の測定値を含む、
    前記ロケーション測定値の第2のセットに基づいて前記UEの前記ロケーションを決定することと
    を前記ロケーションサーバに行わせるように構成される、ロケーションサーバ。
  4. 前記複数の異なるRATは、第5世代(5G)新無線(NR)RAT、ロングタームエボリューション(LTE)RAT、IEEE802.11WiFi RAT、ブルートゥースRAT、またはそれらの任意の組合せを備える、請求項に記載のロケーションサーバ。
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