JP7252862B2 - 制御装置、制御システムおよび制御方法 - Google Patents

制御装置、制御システムおよび制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP7252862B2
JP7252862B2 JP2019152266A JP2019152266A JP7252862B2 JP 7252862 B2 JP7252862 B2 JP 7252862B2 JP 2019152266 A JP2019152266 A JP 2019152266A JP 2019152266 A JP2019152266 A JP 2019152266A JP 7252862 B2 JP7252862 B2 JP 7252862B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
model
evaluation
data
control device
server device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2019152266A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2021033583A (ja
Inventor
賢吾 飯野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Ten Ltd
Original Assignee
Denso Ten Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Ten Ltd filed Critical Denso Ten Ltd
Priority to JP2019152266A priority Critical patent/JP7252862B2/ja
Publication of JP2021033583A publication Critical patent/JP2021033583A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7252862B2 publication Critical patent/JP7252862B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Stored Programmes (AREA)

Description

本発明は、制御装置、制御システムおよび制御方法に関する。
従来、機械学習によって生成されたモデルの信頼度が低下した場合に、新たなモデルをサーバ装置からダウンロードする制御装置がある(例えば、特許文献1参照)。かかる制御装置が、モデルのダウンロードの要否を判定したうえで、新たなモデルをダウンロードする。
特開2018-173860号公報
しかしながら、従来技術では、最適なモデルをダウンロードするうえで改善の余地があった。具体的には、従来技術では、サーバ装置がどのモデルへ更新すべきか分からず、ダウンロードしたモデルがダウンロード前のモデルに比べて信頼度が低下するおそれがあった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、適切なモデルをダウンロードすることができる制御装置、制御システムおよび制御方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、実施形態に係る制御装置は、算出部と、ダウンロード部とを備える。前記算出部は、機械学習によって生成されたモデルに評価用の入力データである評価用データを入力して得られる出力データに基づいて、前記モデルの評価値を算出する。前記ダウンロード部は、前記算出部によって算出された前記評価値が閾値以下である場合に、前記モデルとは異なる更新モデルをサーバ装置からダウンロードする。また、前記ダウンロード部は、前記評価用データと当該評価用データの教師ラベルとを前記サーバ装置へ送信し、前記評価用データと前記教師ラベルとに基づいて選択された前記更新モデルを前記サーバ装置からダウンロードする。
本発明によれば、適切なモデルをダウンロードすることができる。
図1Aは、制御装置の搭載例を示す図である。 図1Bは、制御システムの概要を示す図である。 図2は、制御システムのブロック図である。 図3は、モデルDBの具体例を示す図である。 図4は、適用範囲の具体例を示す図である。 図5は、評価用DBの具体例を示す図である。 図6は、評価データの条件の一例を示す図である。 図7は、評価値の推移の一例を示す模式図である。 図8は、制御装置が実行する処理手順を示すフローチャートである。 図9は、サーバ装置が実行する処理手順を示すフローチャートである。
以下、添付図面を参照して、実施形態に係る制御装置、制御システムおよび制御方法について説明する。なお、以下に示す実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
まず、図1Aおよび図1Bを用いて、実施形態に係る制御システムおよび制御方法の概要について説明する。図1Aは、制御装置の搭載例を示す図である。図1Bは、制御システムの概要を示す図である。
図1Aに示すように、実施形態に係る制御装置1は、車両100に搭載される。制御装置1は、車両100の車載センサから入力されるセンサ情報に基づく入力データDiをモデルMに入力することで出力データDoを生成する。ここで、モデルMとは、入力層、中間層(隠れ層)、および出力層と呼ばれるレイヤを有し、入力層から入力された入力データDiを各接続経路を伝播させながら出力層まで伝達する。
この際、各接続経路に設定されたパラメータに基づいた演算処理を実行することで、入力データDiに対応する出力データDoを生成する。なお、パラメータには、重みパラメータや、バイアスパラメータなどが含まれる。
ところで、上述のように、制御装置1は、車載センサから入力されるセンサ情報に基づいて、モデルMを用いて演算処理を行う。ここで、車載センサは、車両100毎に取付誤差が生じる場合や、車両100の部品が劣化する場合がある。
このため、車両100の現在の状態にあわせてモデルMを最適化する必要がある。ここで、例えば、新たなモデルをサーバからダウンロードすることで、モデルを最適化することが考えられる。
この場合、ダウンロードするモデルの選択を誤ると、ダウンロード後のモデルの信頼度がダウンロード前のモデルの信頼度よりも低下するおそれがある。したがって、モデルのダウンロードに際して、現状にあったモデルを選択する必要がある。
そこで、実施形態に係る制御方法では、モデルを制御装置1へ提供するサーバ装置に対して更新モデルを選択するためのデータを提供することとした。
具体的には、図1Bに示すように、実施形態に係る制御システムSでは、制御装置1が、モデルMの評価を行う。ここで、制御装置1は、所定の状態(例えば、エンジンのノッキング)を発生させ、その時のセンサ情報を評価用データとしてモデルMへ入力することで、モデルMを評価することができる。
つまり、評価用データをモデルMに入力して得られる出力データDoがノッキングであることを示していれば、モデルMが正しい出力データDoを生成し、出力データDoがノッキングでないことを示していれば、モデルMが誤った出力データDoを生成したことを意味する。
制御装置1は、複数条件の評価用データをモデルMへ入力し、出力データDoに基づいてモデルMの評価値を算出する(ステップS1)。そして、制御装置1は、評価値が閾値以下であった場合、すなわち、モデルMが現状に対応していないと判定される場合、選択用データをサーバ装置50へ送信する(ステップS2)。
ここで、選択用データとは、サーバ装置50が制御装置1へ新たに提供する更新モデルを選択するためのデータであり、上記の評価用データと、かかる評価用データの教師ラベルとのデータセットから構成される。
続いて、サーバ装置50は、取得した選択用データに基づいて、更新モデルを選択する(ステップS3)。例えば、サーバ装置50は、評価用データを各更新モデルへ入力し、得られる評価用出力データと、評価用データの教師ラベルを比較することで、更新モデルを選択することができる。
つまり、評価用出力データと、教師ラベルとが一致しているほど、更新モデルが現状にあったモデルであることを示す。サーバ装置50は、評価用出力データと、教師ラベルの一致率が最も高い更新モデルを選択する。そして、制御装置1は、サーバ装置50が選択した更新モデルをダウンロードする(ステップS4)。
これにより、制御装置1は、モデルMを車両100の現状にあった更新モデルへ更新することができる。つまり、ある程度の精度が担保された更新モデルへモデルMを切り替えることが可能となる。
このように、実施形態に係る制御方法では、評価用データと教師ラベルをサーバ装置50へ送信する。これにより、サーバ装置50は、車両100の現状にあった更新モデルを選択することができる。
したがって、実施形態に係る制御方法によれば、適切なモデルをダウンロードすることが可能となる。
次に、図2を用いて実施形態に係る制御システムSの構成例について説明する。図2は、制御システムSのブロック図である。なお、図2には、車載センサ類101を併せて示す。
車載センサ類101は、例えば、車両100の内燃機関(エンジン)の状態を検出するセンサ類である。制御装置1は、車載センサ類101から入力されるセンサ情報をモデルMに入力することで、エンジンの失火などといった状態を判定することができる。
図2に示すように、制御装置1は、記憶部2と、制御部3とを備える。記憶部2は、例えば、RAM、フラッシュメモリ等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。
また、図2に示すように、記憶部2は、モデルDB21と、評価用データDB22とを備える。モデルDB21は、モデルMを記憶するデータベースである。なお、本実施形態において、モデルDB21には、複数のモデルMを記憶することも可能である。
図3は、モデルDB21の具体例を示す図である。図3に示すように、モデルDB21には、「モデルID」、「適用範囲」、「モデル」等が互いに関連付けられて記憶される。
「モデルID」は、モデルMを識別する識別子を示す。「適用範囲」は、対応するモデルMの適用範囲を示す。なお、適用範囲の具体例については、図4にて後述する。「モデル」は、モデルM本体を示す。
次に、図4を用いて、適用範囲の具体例について説明する。図4は、適用範囲の具体例を示す図である。図4に示すように、適用範囲は、第1条件(エンジン負荷率)および第2条件(エンジン回転数)から構成される。
図4の例では、適用範囲R1~R3の第1条件がそれぞれ異なる範囲であることを示す。すなわち、本実施形態では、複数のモデルMを適用範囲に応じて、適宜モデルMを使い分けることで、出力データDoの精度を担保することができる。なお、図4では、適用範囲が計3つである場合について示したが、それぞれのモデルMの適用範囲に応じて適用範囲の個数が変更される。
図2の説明に戻り、評価用データDB22について説明する。評価用データDB22は、上述の評価用データおよび教師ラベル等を記憶するデータベースである。図5は、評価用データDB22の具体例を示す図である。
図5に示すように、評価用データDB22は、「モデルID」、「データ本体」、「評価値」などが互いに関連付けられて記憶される。モデルIDは、上述のように、モデルMを識別する識別子である。
「データ本体」は、評価用データ、評価用データに対する出力データDoおよび教師データのデータ本体を示す。また、図5に示す例では、データ本体が、「条件1」、「条件2」・・・「条件n」ごとに分類される場合を示す。
「評価値」は、対応するモデルMの評価値であり、後述する算出部33によって算出される。続いて、図6に示す条件の具体例について説明する。図6は、評価データの条件の一例を示す図である。
図6に示す例において、条件Cは、第1条件および第2条件の範囲を示し、図6に示す1マスが1つの条件Cに対応する。なお、各条件Cをどの程度の範囲にするかについては、任意に変更することができる。
図2の説明に戻り、制御部3について説明する。制御部3は、コントローラであり、例えば、CPUやMPU等によって、記憶部2に記憶されている各種プログラムがRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部3は、例えば、ASICやFPGA等の集積回路により実現することができる。
図2に示す例では、制御部3が、取得部31と、演算部32と、算出部33と、ダウンロード部34とを備える。取得部31は、車載センサ類101からセンサ情報を取得する。取得部31によって取得されたセンサ情報は、演算部32へ通知される。
演算部32は、取得部31によって取得されたセンサ情報を入力データDiとしてモデルMへ入力することで、出力データDoを生成する。上述のように、モデルMの適用範囲に応じて、複数のモデルMがモデルDB21に記憶される場合がある。
この場合、演算部32は、モデルMの適用範囲に応じてモデルMを選択したうえで、入力データDiを入力する。これにより、適用範囲に応じて、適切に出力データDoを得ることが可能となる。
算出部33は、モデルMに評価用の入力データである評価用データを入力して得られる出力データDoに基づいて、モデルMの評価値を算出する。まず、算出部33は、所定の状態(例えば、エンジンのノッキング)が発生させるように、図示しないエンジン制御装置に対して指示することで、車載センサ類101から取得部31を介して評価用データを取得する。
そして、算出部33は、モデルMへ評価用データを入力し、得られる出力データDoと、評価用データの教師ラベルとに基づいて、モデルMの評価値を算出する。算出部33は、条件Cを代えて、上記の処理を繰り返すことで、評価値を順次算出することができる。
ここで、評価値とは、出力データDoと、教師ラベルとの一致率である。すなわち、評価値=正解数÷テスト回数で表すことができる。このように、評価値を一致率とすることで、モデルMを容易に評価することが可能となる。
例えば、算出部33は、テスト回数が所定回数(例えば、20回)に達した時の評価値を現状の評価値として算出する。なお、テスト回数を20回とし、評価値に対する閾値を90%とした場合、3回不正解した時点で、評価値が90%を超えないことが確定する。このため、評価値が閾値以下となることが確定した時点で評価値の算出を停止してもよい。
また、算出部33は、複数の条件Cにおける評価データを用いて、現状の評価値を算出する。言い換えれば、複数の条件CでモデルMの評価値を算出する。これにより、多様な条件Cの評価用データを用いてモデルMを評価することができるので、広範囲でモデルMを評価することができる。なお、例えば、複数の条件Cを発生する頻度が高い条件のみとすることにしてもよい。
なお、算出部33は、テスト回数が所定回数(例えば、20回)に達した場合や、所定期間経過した場合、評価用データおよび評価値をリセットする。これにより、リセット後は、新たに評価値を算出することができるため、現在の状況にあった評価値を算出することが可能となる。
ダウンロード部34は、算出部33によって算出された評価値が閾値以下である場合に、評価対象となるモデルMとは異なる更新モデルをサーバ装置50からダウンロードする。
まず、ダウンロード部34は、各条件Cの評価用データおよび評価用データの教師ラベルをデータセットして、サーバ装置50へ送信する。これにより、サーバ装置50は、評価用データおよび教師ラベルに基づいて更新モデルを選択する。
そして、ダウンロード部34は、更新モデルをサーバ装置50からダウンロードするとともに、更新モデルを用いてモデルDB21を更新する。なお、更新モデルをダウンロードするとは、更新モデルの全データをダウンロードすること、モデルのパラメータをダウンロードすることの双方を含む。つまり、ニューラルネットワーク構造がダウンロード前後で同じ場合には、パラメータのみをダウンロードすることにしてもよい。
また、ダウンロード部34は、後述すように、サーバ装置50が複数の更新モデルを選択した場合には、1つのモデルMに対して複数の更新モデルをダウンロードすることも可能である。
次に、ダウンロード前後における評価値の推移について説明する。図7は、評価値の推移の一例を示す模式図である。図7に示すように、ダウンロード部34は、モデルMの評価値が徐々に減少し、評価値が閾値Thとなる時刻t1において、更新モデルをダウンロードする。これにより、モデルMよりも現状に適した更新モデルを用いることが可能となる。このため、時刻t1以降においては、評価値が回復することになる。
図2の説明に戻り、サーバ装置50について説明する。サーバ装置50は、記憶部51と、制御部52とを備える。記憶部51は、例えば、RAM、フラッシュメモリ等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。
図2に示すように、記憶部51は、更新モデルDB51aを記憶する。更新モデルDB51aは、複数の更新モデルを記憶するデータベースである。例えば、更新モデルDB51aには、車両100の状態にあわせた多様な更新モデルが記憶される。
制御部52は、コントローラであり、例えば、CPUやMPU等によって、記憶部2に記憶されている各種プログラムがRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部3は、例えば、ASICやFPGA等の集積回路により実現することができる。
図2に示すように、制御部52は、選択部52aと、学習部52bとを備える。選択部52aは、制御装置1へ提供する更新モデルを更新モデルDB51aから選択する。まず、選択部52aは、制御装置1から評価用データおよび教師ラベルを取得すると、評価用データを更新モデルDB51aの各更新モデルへ入力し、出力データDoを得る。
続いて、選択部52aは、出力データDoと教師ラベルとを比較し、出力データDoと教師ラベルとの一致率が高い更新モデルを選択する。ここで、選択部52aは、1つの更新モデルで全ての適用範囲をカバーできない場合、適用範囲に応じて、複数の更新モデルを選択することも可能である。
このように、選択部52aは、複数の更新モデルを選択することで、1つの更新モデルを用いる場合に比べて、適用範囲を拡張することが可能となる。この際、選択部52aは、記憶部2のメモリ容量に応じて、更新モデルを提供する個数を決定することにしてもよい。なお、選択部52aは、複数のモデルに対して、1つの更新モデルを提供することも可能である。
学習部52bは、評価用データと教師ラベルとに基づいて、更新モデルを生成する。具体的には、学習部52bは、評価用データと教師ラベルとを教師データとして、機械学習を行うことで、新たな更新モデルを生成する。つまり、評価用データおよび教師ラベルは、更新モデルの選択のみならず、更新モデルの生成にも活用することが可能となる。
次に、図8および図9を用いて、実施形態に係る制御装置1およびサーバ装置50が実行する処理手順について説明する。図8は、制御装置1が実行する処理手順を示すフローチャートである。
図8に示すように、制御装置1は、まず、評価用データを取得すると(ステップS101)、評価用データをモデルMに入力して得られる出力データDoに基づいて評価値を算出する(ステップS102)。
続いて、制御装置1は、評価値が閾値Thよりも大きいか否かを判定し(ステップS103)、評価値が閾値Thよりも大きい場合(ステップS103,Yes)、ステップS101の処理へ移行する。
また、制御装置1は、ステップS103の判定処理において、評価値が閾値Th以下であった場合(ステップS103,No)、サーバ装置50へ評価用データおよび教師ラベルを送信する(ステップS104)。
その後、制御装置1は、サーバ装置50から更新モデルを取得し(ステップS105)、更新モデルに基づいてモデルDB21を更新して(ステップS106)、処理を終了する。
次に、図9を用いて、サーバ装置50の処理手順について説明する。図9は、サーバ装置50の処理手順を示すフローチャートである。図9に示すように、まず、サーバ装置50は、制御装置1から更新要求を取得したか否かを判定する(ステップS201)。
サーバ装置50は、ステップS201の判定処理において、更新要求を取得した場合(ステップS201,Yes)、条件C毎に更新モデルを選択する(ステップS202)。続いて、サーバ装置50は、選択した更新モデルが1つであるか否かを判定し(ステップS203)、更新モデルが1つである場合(ステップS203,Yes)、選択した1つの更新モデルを提供し(ステップS204)、処理を終了する。
また、サーバ装置50は、ステップS203の判定処理において、複数の更新モデルを選択していた場合(ステップS203,No)、複数の更新モデルを提供し(ステップS205)、処理を終了する。なお、サーバ装置50は、ステップS201の判定処理において、更新要求を取得していない場合(ステップS201,No)、処理を終了する。
上述したように、実施形態に係る制御装置1は、算出部33と、ダウンロード部34とを備える。算出部33は、機械学習によって生成されたモデルMに評価用の入力データである評価用データを入力して得られる出力データDoに基づいて、モデルMの評価値を算出する。
ダウンロード部34は、算出部33によって算出された評価値が閾値以下である場合に、モデルMとは異なる更新モデルをサーバ装置50からダウンロードする。また、ダウンロード部34は、評価用データと当該評価用データの教師ラベルとをサーバ装置50へ送信し、評価用データと教師ラベルとに基づいて選択された更新モデルをサーバ装置50からダウンロードする。したがって、実施形態に係る制御装置1によれば、適切なモデルMをダウンロードすることができる。
ところで、上述した実施形態では、制御装置1が車両100に搭載される場合について説明したが、これに限定されるものではない。すなわち、本発明は、パーソナルコンピュータをはじめとする種々の装置に適用することが可能である。
さらなる効果や変形例は、当業者によって容易に導き出すことができる。このため、本発明のより広範な態様は、以上のように表しかつ記述した特定の詳細および代表的な実施形態に限定されるものではない。したがって、添付の特許請求の範囲およびその均等物によって定義される総括的な発明の概念の精神または範囲から逸脱することなく、様々な変更が可能である。
1 制御装置
31 取得部
32 演算部
33 算出部
34 ダウンロード部
50 サーバ装置
M モデル
S 制御システム

Claims (8)

  1. 機械学習によって生成されたモデルに評価用の入力データである評価用データを入力して得られる出力データに基づいて、前記モデルの評価値を算出する算出部と、
    前記算出部によって算出された前記評価値が閾値以下である場合に、前記モデルとは異なる更新モデルをサーバ装置からダウンロードするダウンロード部と
    を備え、
    前記ダウンロード部は、
    前記評価用データと当該評価用データの教師ラベルとを前記サーバ装置へ送信し、前記評価用データと前記教師ラベルとに基づいて選択された前記更新モデルを前記サーバ装置からダウンロードすること
    を特徴とする制御装置。
  2. 前記ダウンロード部は、
    1の前記モデルに対して複数の前記更新モデルをダウンロードすること
    を特徴とする請求項1に記載の制御装置。
  3. 前記算出部は、
    前記出力データと前記教師ラベルとの一致率を前記評価値として算出すること
    を特徴とする請求項1または2に記載の制御装置。
  4. 前記ダウンロード部は、
    前記評価用データのデータ数が所定数に到達したときの前記評価値に基づいて、前記モデルのダウンロードの要否を判定し、
    前記算出部は、
    所定期間ごとに前記評価値と、前記評価用データとをリセットすること
    を特徴とする請求項1、2または3に記載の制御装置。
  5. 前記算出部は、
    条件がそれぞれ異なる前記評価用データを用いて前記評価値を算出すること
    を特徴とする請求項1~4のいずれか一つに記載の制御装置。
  6. 車両の状態を検出する車載センサから前記評価用データを取得する取得部
    を備えること
    を特徴とする請求項1~5のいずれか一つに記載の制御装置。
  7. 請求項1~6のいずれか一つに記載の制御装置と、
    前記制御装置から送信されるデータに基づいて、前記制御装置へ前記更新モデルを提供する前記サーバ装置と
    を備えることを特徴とする制御システム。
  8. 機械学習によって生成されたモデルに評価用の入力データである評価用データを入力して得られる出力データに基づいて、前記モデルの評価値を算出する算出工程と、
    前記算出工程によって算出された前記評価値が閾値以下である場合に、前記モデルとは異なる更新モデルをサーバ装置からダウンロードするダウンロード工程と
    を含み、
    前記ダウンロード工程は、
    前記評価用データと当該評価用データの教師ラベルとを前記サーバ装置へ送信し、前記評価用データと前記教師ラベルとに基づいて選択された前記更新モデルを前記サーバ装置からダウンロードすること
    を特徴とする制御方法。
JP2019152266A 2019-08-22 2019-08-22 制御装置、制御システムおよび制御方法 Active JP7252862B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019152266A JP7252862B2 (ja) 2019-08-22 2019-08-22 制御装置、制御システムおよび制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019152266A JP7252862B2 (ja) 2019-08-22 2019-08-22 制御装置、制御システムおよび制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021033583A JP2021033583A (ja) 2021-03-01
JP7252862B2 true JP7252862B2 (ja) 2023-04-05

Family

ID=74675893

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019152266A Active JP7252862B2 (ja) 2019-08-22 2019-08-22 制御装置、制御システムおよび制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7252862B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2022186243A1 (ja) 2021-03-03 2022-09-09 国立大学法人東北大学 タンパク質のフォールディング剤

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018142766A1 (ja) 2017-02-03 2018-08-09 パナソニックIpマネジメント株式会社 学習済みモデル提供方法および学習済みモデル提供装置

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20120284212A1 (en) * 2011-05-04 2012-11-08 Google Inc. Predictive Analytical Modeling Accuracy Assessment

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018142766A1 (ja) 2017-02-03 2018-08-09 パナソニックIpマネジメント株式会社 学習済みモデル提供方法および学習済みモデル提供装置

Non-Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
赤石 雅典,「Watson Studioで始める機械学習・深層学習」 ,第1版,株式会社リックテレコム,2018年12月04日,pp.119-130,ISBN: 978-4-86594-160-9

Also Published As

Publication number Publication date
JP2021033583A (ja) 2021-03-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6853148B2 (ja) 検知装置、検知方法及び検知プログラム
TWI754109B (zh) 劣化狀態判定裝置及劣化狀態判定方法
CN108763398B (zh) 数据库配置参数处理方法、装置、计算机设备和存储介质
US9727671B2 (en) Method, system, and program storage device for automating prognostics for physical assets
JP2017215898A (ja) 機械学習システム
US20220309331A1 (en) Error compensation in analog neural networks
CN108885787A (zh) 训练图像修复模型的方法、图像修复方法、装置、介质及设备
CN107084846B (zh) 用于对有待测试的系统进行测量的方法和装置
WO2020136859A1 (ja) 推定装置、推定方法、及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP7252862B2 (ja) 制御装置、制御システムおよび制御方法
JP7392421B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法、及びコンピュータプログラム
JP2018014046A (ja) 検証システムおよび検証方法
US9709967B2 (en) Method and device for creating a data-based function model
CN111009179A (zh) 剥蚀厚度的确定方法及装置
JP2017015594A (ja) バッテリー、電源管理装置、及び電源管理方法
CN111159312A (zh) 故障相关信息辅助检索方法、装置、存储介质及电子设备
JP2006238664A (ja) 電力系統の動特性定数推定方法と装置、電力系統解析方法と装置、電力系統安定化方法と装置、およびプログラム
US11494654B2 (en) Method for machine failure prediction using memory depth values
JP7432321B2 (ja) 制御プログラム、制御方法および制御装置
US20140310211A1 (en) Method and device for creating a nonparametric, data-based function model
CN113532614A (zh) 用于预测传感器数据的方法、处理器及称重系统
JP2021089655A (ja) 学習モデル構築装置、学習モデル構築方法及びコンピュータプログラム
CN111722610B (zh) 一种测试用例生成方法及装置
CN107665315B (zh) 一种适用于Hadoop的基于角色与信任的访问控制方法
CN115952916A (zh) 基于人工智能的风电功率预测误差修正方法、装置及设备

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220331

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20230131

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230228

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230324

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7252862

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150