JP7252346B2 - 投影光強度を増加させるためのプロジェクタおよび方法 - Google Patents

投影光強度を増加させるためのプロジェクタおよび方法 Download PDF

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Description

本発明の実施形態は画像プロジェクタに関し、特に、投影画像の輝度を増加させることに関する。
画像プロジェクタは、照明を生成し、スクリーンのような投影面上に照明を投影するように構成される。画像プロジェクタは、画像データを受け取り、画像データに従って、照明の強度と色を空間的に変調することによって、投影面上に画像を生成する。投影画像の品質は、空間的に変調照明のピーク強度に部分的に依存する。
第1の態様では、プロジェクタは、光源と、インテグレーティングロッドと、画像パネルと、ビーム整形器と、ビーム整形器に機械的に接続されたアクチュエータとを含む。光源は、照明を生成するように構成される。インテグレーティングロッドは、第1端にロッドアスペクト比を有する。画像パネルは、表示アスペクト比で画像を表示するように構成される。ビーム整形器は、ビーム整形器がインテグレーティングロッドと画像パネルとの間の照明の光路と交差するとき、ビーム整形器によって透過される照明がビーム整形器に入射する照明と共線であるように、成形され、および配向された複数のプリズムを含む。アクチュエータは(i)ビーム整形器が照明のアスペクト比を変化させない第1の構成と、(ii)ビーム整形器がインテグレーティングロッドと画像パネルとの間の光路と交差し、照明のアスペクト比を変化させる第2の構成との間でプロジェクタを切り替えるように構成される。ビーム整形器によって透過される照明は表示アスペクト比に等しいアスペクト比を有することができ、これは、表示された画像に入射する照明の強度を増加させる。
第2の態様では、プロジェクタは、光源と、複数のプリズムを含む遅延線と、複数のプリズムの第1のプリズムに機械的に接続されたアクチュエータとを含む。光源は、光路に沿って伝搬する照明を生成するように構成される。遅延線は光路と交差し、ビーム整形器によって透過される照明が(i)ビーム整形器に入射する照明と共線であり、(ii)|1-M|<0.1である、ほぼ1である係数Mにより拡大されるように成形され、および配向された複数のプリズムを含む。アクチュエータは、(i)遅延線内の光路に垂直な方向、および(ii)共通な光軸に垂直な複数のプリズムの方向の屈折面に垂直な平面内で、第1のプリズムを平行移動させることによって、遅延線を通る光路長を変更するように構成される。
従って、遅延線は、照明の形状またはサイズを大きく変えることなく、画像パネルまたはディスプレイスクリーン上の照明の正確な焦点合わせを可能にする。
第3の態様では、プロジェクタの投影光強度を増加させる方法が開示される。この方法は、ロッドアスペクト比を有する、プロジェクタのインテグレーティングロッドから出る照明がロッドアスペクト比と異なる第1の表示アスペクト比でビデオデータを表示する画像パネルに入射するときに実行されてもよい。本方法は、表示されたビデオデータの平面に垂直な平面内で、複数の平面で照明を屈折させることによって、第1の表示アスペクト比に一致させるように照明のアスペクト比を変更することを含む。第3の態様および第1の態様は、同様の技術的利点を有する。
一実施形態における、スクリーン上に画像を投影するように構成されたプロジェクタの概略図である。 一実施形態における、図1のプロジェクタの画像パネルの概略平面図である。 一実施形態における、電子的に制御された光学機構を含む、図1のプロジェクタの一例であるプロジェクタの概略図である。 図1のプロジェクタの一例のビーム整形器に入射する照明の断面概略図である。 一実施形態における、遅延線に入射する照明の断面概略図である。 プリズムの概略断面図であって、そこを通って伝播する照明の入射角、屈折角および透過角を示す。 一実施形態における、2つの画像パネルを含み、図1のプロジェクタの一例であるプロジェクタの概略図である。 一実施形態におけるプロジェクタの投影光強度を増加させる方法を示すフローチャートである。
図1は、スクリーン190上に投影画像195を投影するように構成されたプロジェクタ100の概略図である。プロジェクタ100は、光学機構104と、光源110と、インテグレーティングロッド130と、制御回路140と、画像パネル170とのうちの少なくとも1つを含む。インテグレーティングロッド130は、矩形断面を有し、ロッドアスペクト比131を有してもよい、画像パネル170に近接する第1端132を有する。光学機構104は、ビーム整形器160およびアクチュエータ151を含む。また、プロジェクタ100は、リレー光学系120と、リレー光学系125と、投影光学系145とのうちの少なくとも1つを含んでもよい。
制御回路140はビデオデータ142を受信する。画像パネル170は、ビデオデータ142の表示画像175を表示するように構成されたアクティブ領域171を有する。アクティブ領域171および表示画像175は、以下ではパネルアスペクト比172および表示アスペクト比176とも呼ばれる、それぞれのアスペクト比172および176を有する。表示アスペクト比176はパネルアスペクト比172と等しくてもよく、その場合、パネル画像175は、アクティブ領域171を完全に占めることができる。ロッドアスペクト比131は、パネルアスペクト比172と等しくてもよい。
ビデオデータ142の表示フォーマットは、ビデオデータ142のメタデータとして記憶することができる表示アスペクト比176を決定することができる。候補ディスプレイフォーマットは、DCI(2K/4K)およびワイドスクリーン(「スコープ」)を含み、これらは、それぞれ、1.90:1および2.39:1のアスペクト比を有する。
光源110は、光源110からのビーム経路111に沿って、およびインテグレーティングロッド130を通って伝搬する照明112を生成するように構成される。照明112は、ロッドアスペクト比131に等しいアスペクト比を有する照明116として、第1端132でインテグレーティングロッド130から出る。したがって、照明116は、パネルアスペクト比172に等しいアスペクト比を有することができる。第1端132は平面x-yに平行な平面であってもよいし、平面x-yに垂直な対称軸を有する非平面であってもよい。
インテグレーティングロッド130は、第1端132を出る照明116が画像パネル170のアクティブ領域171に到達したときに、ビーム経路111に直交する平面内で、十分に均一な照明を有するように、照明112の光強度を空間的に均質化する。この目的のために、インテグレーティングロッドは、正規化長L≧4を有することができ、これは、約0.8のエッジ対中心強度比を確保するために、インテグレーティングロッド130における十分な数の全内部反射を可能にする(Brennesholtz and Stupp,Projection displays.J.Wiley and Sons,2008)。正規化長Lは、インテグレーティングロッド130の幾何学的長さL、開口数NA、屈折率n、および断面積Aの関数であり、L=(L・NA)/(n・√A)である。
リレー光学系120は、光源110とインテグレーティングロッド130との間のビーム経路111に沿って照明112を導くことができる。リレー光学系125は、インテグレーティングロッド130と画像パネル170との間のビーム経路111に沿って照明116を導くことができる。リレー光学系120および125の各々は、少なくとも1つのレンズおよび/または少なくとも1つのミラーを含むことができる。リレー光学系125は、照明116のアスペクト比を変更しない間、照明116を拡大することができる。ここで、倍率は縮小、すなわち、倍率係数Mが1未満の場合、を含む。
画像パネル170に入射する照明116は、ここではパネル照明117として示される。パネル照明117は、例えばビーム整形器160がビーム経路111内に存在しない場合、照明116と同じアスペクト比を有することができる。照明116およびパネル照明117は、座標系198のz方向を定義する共通の一次伝搬方向を有してもよく、本明細書では、特に明記しない限り、座標系198のうちのx,y,またはzのうちの少なくとも1つによって示される、方向または平面を参照する。
画像パネル170は、パネル画像175にしたがってパネル照明117を変調することによって照明118を生成する。プロジェクタ100は、スクリーン190が投影画像195を表示するように、照明118をスクリーン190に投影する。画像パネル170は、透過または反射パネル照明117のいずれかによって変調照明118を生成することができる。例えば、画像パネル170は、空間光変調器、反射光バルブ、透過光バルブ、またはMEMSアレイであってもよい。
投影画像195の品質は、表示画像175上のパネル照明117の強度に依存する、そのダイナミックレンジに部分的に依存する。この強度は、パネル照明117のアスペクト比が表示画像175の表示アスペクト比176と一致しないときに、そのピーク到達可能値を下回る。
図2は、画像175を表示し、パネル照明117によって照明される画像パネル170の概略平面図である。図2の平面図は、方向x’,y’,z’を示す座標系298のx’-y’平面内にある。座標系298は、座標系198に対して回転させることができる。例えば、方向y,y’は平行であってもよく、x’-y’平面はx-y平面に対して、0°~90°、45°の範囲、例えば、45°の角度で配向されてもよい。図2では、アクティブ領域171、表示画像175、およびパネル照明117は、それぞれ実線、点線、および破線で描かれている。図2の例では、パネル照明117のアスペクト比がパネルアスペクト比172に等しく、表示アスペクト比176に等しくない。
図2は、アクティブ領域171の3つの領域、すなわち、下部領域271、中間領域272、および上部領域273を示す。図2の例では、表示画像175は、表示アスペクト比がパネルアスペクト比172を超えるように、アクティブ領域171のアスペクト比を超えるアスペクト比でフォーマットされたビデオデータ、例えば映画の一部である。このような動作シナリオでは、上部領域273および下部領域271の少なくとも一方が表示画像175の一部を表示しない。パネル照明117のアスペクト比は表示アスペクト比176と等しくないので、パネル照明117の一部は表示画像175の一部を表示しない領域271および273に入射する。したがって、領域271および273に入射するパネル照明117は、より低いダイナミックレンジ、したがって準最適画質をもたらす投影画像195の強度に寄与しない。
ここで、照明効率は、表示画像175を照らす面積パネル照明117と、画像パネル170に入射するパネル照明117の全断面積との比である。アクチュエータ151およびビーム整形器160は、(画像パネル170に入射する)パネル照明117のアスペクト比が表示アスペクト比176に等しくなるように、照明116を整形することによって画質劣化を改善する。このようなビーム整形は、照明効率を高める。
ビーム整形器160は、複数のプリズムのそれぞれの前面およびそれぞれの後面がy-z面のような共通面に垂直になるように、共線的に整列されてもよい複数のプリズム162を含む。プリズム162は、例えば照明116を通って軸方向に伝播する光のアスペクト比を変化させる一方で、光の伝播方向を変化させたり、光を横方向に変位させたりすることがないように、成形され、配向されてもよい。
アクチュエータ151は、ビーム整形器160に機械的に接続され、第1の構成と第2の構成との間でプロジェクタ100を切り替えるように構成される。第1の構成では、ビーム整形器160は、例えば、ビーム経路111内にないか、または照明116のアスペクト比を変更しない間に光を屈折させるように構成されたプリズム162を有するビーム経路111内にあるかのいずれかによって、照明116のアスペクト比を変更しない。このような構成では、照明116のアスペクト比はパネル照明117のアスペクト比に等しい。第2の構成では、ビーム経路111に沿って、ビーム整形器160はインテグレーティングロッド130と画像パネル170との間にあり、プリズム162は照明116のような、そこを軸方向に伝搬する光のアスペクト比を変更するように配向される。このような構成では、照明116のアスペクト比はパネル照明117のアスペクト比とは異なる。
プリズム162は、それを通って軸方向に伝播する照明116に一方向の倍率Mを課すように成形され、配向されてもよく、第2の構成では、|1-M|≧0.1である。一方向の拡大とは、ビーム経路111に垂直な平面内の一方向および唯一の方向(例えば、xまたはy)における空間寸法、例えば、幅または高さの変化を指す。一方向の倍率Mは、プリズム162の少なくとも1つのプリズムの配向の関数として可変であってもよく、第1の構成では、(i)|1-M|<0.1、および(ii)ビーム経路111に沿って、ビーム整形器160はインテグレーティングロッド130と画像パネル170との間にある。一方向の倍率Mは、表示アスペクト比176をロッドアスペクト比131で割ったものに等しくてもよい。
プロジェクタ100の一実施形態では、ビーム整形器160は第1の構成ではビーム経路111の外側にあり、一方、第2の構成では照明116は各プリズム162を通ってそれぞれの光路長を横断する。この実施形態では、光学機構104は、その前面と後面との間のビーム経路111に沿った長さL、および光路長nLがプリズム162の各プリズムを通るそれぞれの光路長の和に等しくなるような屈折率nを有する透明立方形165を含む。アクチュエータ151は、第1の構成において、ビーム経路111が透明立方形165を横断し、前面および後面に直交してもよいように、透明立方形165に機械的に接続される。それぞれの光路長および屈折率nは、照明116の1つまたは複数の波長に対応してもよい。
アクチュエータ151は、立方体165およびビーム整形器160のうちの少なくとも1つを、ビーム経路111と交差する円または楕円などの形状に対応する非線形軌道で移動させることによって、プロジェクタ100を第1の構成と第2の構成との間で切り替えるように構成されてもよい。アクチュエータ151は、ビーム経路111によって交差する直線軌道で立方形165およびビーム整形器160を移動させることによって、第1の構成と第2の構成との間でプロジェクタ100を切り替えるように構成されてもよい。非線形軌道および線形軌道は、x-y平面に平行な平面内であってもよい。
図3は、電子機器302を含むプロジェクタ100の一例である、プロジェクタ300の概略図である。電子機器302は、アクチュエータ151に結合されたプロセッサ310と、プロセッサ310に通信可能に結合されたメモリ320とを含む。制御回路140の機能およびハードウェアは、プロセッサ310およびメモリ320のうちの少なくとも1つに含まれ得る。電子機器302はまた、プロセッサ310およびメモリ320のうちの少なくとも1つに通信可能に結合され得る制御回路140を含んでもよい。
メモリ320は、ロッドアスペクト比131および表示アスペクト比176を記憶し、ビデオデータ142の一部として表示アスペクト比176を受信する。メモリ320は、プロセッサ310によって実行されると、制御アクチュエータ151が(a)ロッドアスペクト比131が表示アスペクト比176に等しいときに、プロジェクタ300を第1の構成に置き、(b)ロッドアスペクト比131が表示アスペクト比176と異なるときに、プロジェクタ300を第2の構成に置く、というような、機械読み取り可能命令322、例えば、ソフトウェアを記憶する。
メモリ320は、一時的および/または非一時的であってもよく、揮発性メモリ(例えば、SRAM、DRAM、計算RAM、他の揮発性メモリ、またはそれらの任意の組合せ)および不揮発性メモリ(例えば、FLASH(登録商標)、ROM、磁気媒体、光媒体、他の不揮発性メモリ、またはそれらの任意の組合せ)の一方または両方を含んでもよい。メモリ320の一部または全部をプロセッサ310に統合することができる。
図4は、パネル照明117を透過するビーム整形器400に入射する照明116の断面概略図である。図4の断平面は、座標系198のx-z平面内にある。ビーム整形器400は、ビーム整形器160の一例である。ビーム整形器400は、ビーム整形器160のプリズム162の一例であるプリズム410、420、430、および440のうちの少なくとも3つを含む。ビーム整形器400は、3つの非同一プリズムが、パネル照明117が照明116と共線的であるために十分であり、ビーム整形器400の使用は照明116および照明117の非共線性を補償するために、プロジェクタ100が追加の光学部品を含むことを必要としないように、合計3つのプリズムを含んでもよい。しかしながら、4つの同一プリズムは、前記共線性を達成するのに十分であり、大量生産のためには、3つの非同一プリズムよりも安価である。実施形態の範囲から逸脱することなく、ビーム整形器400は、4つよりも少ないまたは多いプリズムを含むことができ、追加の光学部品を含むこともできる。
プリズム410~440は、それぞれの前方ファセット415、425、435、および445を有し、プリズム410~440は、それぞれの後方ファセット416、426、436、および446を有する。x方向において、照明116は入力高さHを有し、出力高さH=Mを有するパネル照明117として透過され、ここで、Mはy方向の倍率である。ビーム整形器400は、平面401と402との間にあり、その間の照明は光線451と452によって表される。光線451は、平面401と後方ファセット446との間の照明116を表し、光線452は、後方ファセット446と平面402との間のパネル照明117を表す。前方ファセット415~445および後方ファセット416~446の各々は、y-z平面に直交してもよい。
ビーム整形器400は、プリズム410および440と交差する光軸403を有してもよい。光軸403は、各プリズム410~440と交差してもよい。ビーム経路111は、パネル照明117が照明116に対して共線であるように、入力平面401および出力平面402の両方において光軸403と共線である。プリズム420と430との間で、光線451は、光軸403に平行であってもよい。照明116は、ファセット415、425、435、および445のうちの少なくとも1つに垂直に入射することができる。プリズム410の前方ファセット415に通常入射される照明116は、前方ファセット415によって反射される照明116の一部を使用して、ビーム整形器400の整合を容易にする。パネル照明117は、照明116に対して2度の許容範囲内で共線的であってもよい。
プリズム410~440は、それぞれの頂角411、421、431、および441を有し、それぞれの頂角は、それぞれの対称軸412、422、432、および442によって二分される。プリズム410および440の軸は上方を向いている、すなわち、それらは、光軸403の同じ側にあり、正のy成分を有する方向を向いている。プリズム420および430の軸は下向き、すなわち、負のy成分を有する方向に向かって光軸403の反対側にある。プリズム410~440は三角形の断面を有するものとして示されているが、プリズム410~440のいずれも、本実施形態の範囲から逸脱することなく、台形の断面を有する可能性がある。
プリズム410~440の角度配向は、光軸403に垂直なx-y平面に対する対称軸412~442のそれぞれの傾斜角414、424、434、および444によって表すことができる。図4に示されるプリズム410~440の構成では、傾斜角414および444は負であるが、傾斜角424および434は正である。傾斜角414、424、434、444は、ビーム整形器400によって与えられる所望の倍率に応じて異なる符号を有することができる。傾斜角414の絶対値は、照明116がプリズム410の前方ファセット415に通常入射する結果となる、頂角411の1/2に等しくてもよい。
各プリズム410~440は、溶融シリカまたはホウケイ酸ガラスから形成されてもよく、可視電磁波長(以下、nvisとよぶ)において屈折率nを有してもよく、1.45~1.47である。一実施形態では、プリズム410~440の各々が例えば、形状、材料、および屈折率が同一である。各頂角411~441は、等しく、16°~18°であってもよい。
表示アスペクト比176によって分割されたロッドアスペクト比131に等しい倍率Mを有するようにビーム整形器400を構成することは、投影画像195の最大強度、したがってダイナミックレンジを著しく増加させる。例えば、ビデオ解像度4096×1716は、2.39(「スコープ」)に等しいアスペクト比を有し、一方、4096×2160のビデオ解像度は、1.9(「フラット」)に等しいアスペクト比を有し、これは、2.39の10分の8である。ロッドアスペクト比131およびパネルアスペクト比172は例えば、プロジェクタ100が4096×2160表示解像度のために設計される場合、両方とも1.9に等しくてもよい。画像パネル170が2.39に等しい表示アスペクト比176を有する表示画像175を表示するとき、照明116は、そのアスペクト比がより小さいので、(x方向のその幅と比較して)y方向に高すぎる。したがって、有利な倍率Mは、ビーム整形器400が照明116(y方向)の高さをM=0.8だけスケールするように、ロッドアスペクト比131を表示アスペクト比176(M=0.8)で割ったものである。
そのようなスケーリングは、表示アスペクト比176に一致するパネル照明117のアスペクト比をもたらす。各頂角411~441が17度に等しく、1.45<nvis<1.47である場合、傾斜角414、424、434、および444がそれぞれ8.5°、16.8°、8.5°、および-16.8°に等しいとき、H=0.8Hを達成することができる。nvisの値、および0.8の所望のスケーリング係数が与えられると、17度の頂角は、照明116がプリズム410の前方ファセット415に通常入射される結果となる。
ビーム整形器400のプリズムは、H/Hに等しい異なる倍率値Mを生じるように配向されてもよい。例えば、ロッドアスペクト比131が2.39に等しく、表示アスペクト比176が1.9に等しい場合、有利な倍率は、やはりロッドアスペクト比131を表示アスペクト比176で割ったもの、すなわちM=1.25である。M=1.25の場合、ビーム整形器400は照明116の(y方向における)高さを1.25倍にスケールし、パネル照明117のアスペクト比は、表示アスペクト比176と一致する。このM=1.25構成の傾斜角414~444は、M=0.8構成と同じであるが、逆の順序および符号を有し、傾斜角414、424、434、および444はそれぞれ16.8°、-8.5°、-16.8°、および8.5°に等しい。
ビーム整形器400のプリズムは、ビーム整形器400を出るパネル照明117の高さHが、許容範囲δ内で、照明116の高さHに等しくなるように、または、H=Mに等しくなるように、配向されてもよく、ここで、|M-1|<δである。以下、H≒HおよびM≒1はプリズム構成を表し、ここで、H=MH1、|M-1|<δ、δ=0.02である。
図5は、H≒Hを生じるように構成された 500に入射する照明116の断面図である。遅延線500は、ビーム整形器400の一例である。遅延線500の以下の構成では、プリズム410~440は同一であり、17度の頂角および屈折率nvisを有する。第1の構成では、角度414および424は共に4度に等しく、傾斜角414および424は共に負の4度に等しく、M≒1である。第2の構成では、傾斜角414、424、434、および444はそれぞれ+4°、0°、-4°、および0°に等しく、かつM=1.1である。
プリズム410~440のうちの1つまたは複数は、そのそれぞれの対称軸412~442に沿って(またはより一般的にはy方向に平行に)平行移動されて、平面401と402との間の遅延線500を通る全光路長を変化させることができる。このプリズム平行移動は、画像パネル170上の照明117の正確な焦点合わせを可能にする。投影光学系145は遅延線500を含んでもよく、この場合、プリズム平行移動はスクリーン190上の投影画像195の正確な焦点合わせを可能にする。光学機構104は、プリズムをその対称軸に沿って平行移動させるために、プリズム410~440のうちの1つに機械的に結合されたアクチュエータ152を含んでもよい。アクチュエータ152は、命令322を実行するプロセッサ310によって制御することができる。アクチュエータ152は、アクチュエータ151の一部であってもよい。
プロジェクタ100および300の実施形態では、ビーム整形器400が第1の構成(H≒H)および第2の構成(H≠H)の両方において、ビーム経路111に沿っている。第1の構成では、ビーム整形器400が遅延線500として構成される。第2の構成では、ビーム整形器400が照明116のアスペクト比をy方向に変化させるように構成される。アクチュエータ152は、ビーム経路111に沿ったビーム整形器400の位置を維持しながら、傾斜角414~444のうちの少なくとも1つを変更することによって、ビーム整形器400を第1の構成と第2の構成との間で変更するように構成されてもよい
図6は、透過照明617として入射照明616を屈折させるプリズム600の概略断面図である。プリズム600は、プリズム410~440のうちの1つまたは複数の例である。照明616および617は、それぞれ照明116および117の例である。照明616は、入射角θおよび入射角θで入射する。入射角θおよびθは、それぞれ、光軸603に対するおよびプリズム600の前方ファセット605に垂直な照明116の入射角である。光軸603は光軸403と同等であり、図4において、z方向に平行である。
プリズム600は、屈折率nおよび頂角αを有し、ビーム偏移角θによって入射ビームを偏向させる。プリズム600は、それぞれ、前方ファセット605および後方ファセット606を有し、それらは、それぞれ、前方ファセット415および後方ファセット416の実施例である。ビーム偏移角θは、入射角θおよびθと屈折角θおよびθとの関数であり、θ=(θ-θ)+(θ-θ)である。頂角αはθおよびθの和に等しくてもよい。図6では、前方ファセット605に入射するビームはビーム高さhを有し、ビーム高さhを有するプリズム600を出るが、ここで、数式(1a)はシングルプリズム倍率Mのための数式である。
Figure 0007252346000001
数式(1a)によれば、シングルプリズム倍率Mは、θがθに、θがθに等しいとき、1に等しい。
シングルプリズム倍率Mは、数式(1b)および(1c)に示すように、屈折率n、頂角α、および入射角θの関数として表すことができ、これは、Kasuya, T.、Suzuki,T.およびShimoda,K.、Appl.Phys.(1978)17:131から再現される。
Figure 0007252346000002
Figure 0007252346000003
プリズム600は、x-y面に平行な垂直面に対して傾斜角Φを有する。屈折角θ=α/2、および傾斜角Φ=-α/2であるとき、入射照明117が前方ファセット605に対して直交して伝搬するように、角度θおよびθは両方0に等しい。屈折角θ=αおよび傾斜角Φ=θ-α/2の場合、透過照明117が後方ファセット606に直交して伝搬するように、角度θおよびθおよび両方がゼロに等しい。
以下の説明では、角度Φ、Φ、Φ、およびΦはそれぞれ、傾斜角414、424、434、および444を表す。プリズム410~440は同じ頂角αを有し、同じ屈折率nを有する場合、傾斜角Φ1-4に対する以下の反対称的な制限は、照明116と共線である照明117をもたらし、ここで、Φ=-ΦおよびΦ=-Φである。傾斜角414、424、434、および444は、前述の反対称的な制約を2度の許容範囲内で満たすことができる。
傾斜角Φは(θ+θ-α/2)と等しくてもよく、その場合、以下の数式(2)~(5)は、ビーム整形器400によって透過される照明117が入射する照明116と共線であるようになるプリズム410~440の傾斜角を規定する。
Figure 0007252346000004
Figure 0007252346000005
Figure 0007252346000006
Figure 0007252346000007
(光軸111に対する)入射角θ=0の場合、数式(2)~(5)は、それぞれ式(6)~(9)に単純化される。
Figure 0007252346000008
Figure 0007252346000009
Figure 0007252346000010
Figure 0007252346000011
傾斜角Φ1-4は、±2度の許容まで、式(2)~(5)および/または(6)~(9)のいずれかを満たすことができる。
傾斜角Φ1-4が数式(2)~(5)を満たし、隣接するプリズムが反対方向を指す場合、入射角θは4つのプリズムのそれぞれに対して同じであり、その結果、4つのプリズムはそこを透過する照明に正味の倍率M を課す。例えば、ビーム整形器400内のプリズム410~440は、照明117のビーム高さHがM と等しくなるように、照明116をM=M だけ拡大する。傾斜角Φ1-4は、シングルプリズム倍率Mについての数式(1b)および(1c)を数式(2)~(5)または数式(6)~(9)に組み込むことによって、所望の倍率Mを達成するように決定されてもよい。
入射角θは、倍率Mとプリズム表面での反射から生じる減少した照明との間の満足なトレードオフを達成するために、10度から30度の範囲であり得る。プリズム410~440のうちの少なくとも1つの前面および後面は、その上に反射防止膜を有することができる。反射防止膜は、スペクトル範囲の電磁放射の反射を最小化するように設計された多層被膜であってもよい。スペクトル範囲は映画館用途に適用可能な可視波長(例えば、400nm≦λ≦700nm)に対応してもよく、または暗視用途に適用可能な赤外線波長(例えば、700nm≦λ≦1.0μm)に対応してもよい。
図7は、プロジェクタ100の一例であるプロジェクタ700の概略図である。プロジェクタ700は、光源110と、制御回路140と、画像パネル770および780と、電子機器302と、光学機構704Aとを含む。また、プロジェクタ700は、光学機構704Bを含んでもよい。画像パネル770および780はそれぞれ画像パネル170の例であり、それぞれ表示アスペクト比776および786で画像を表示するそれぞれのアクティブ領域771および781を有する。プロジェクタ700は、図1の104の一例で光学機構704Aと通信可能に結合された電子機器302を含む。
光源110は照明712を生成し、これは照明713としてアクティブ領域771に入射する。画像パネル770は照明713を変調して照明716を生成し、それは画像パネル770から離れて画像パネル780に向かって伝搬する。照明716は、変調照明717としてアクティブ領域781に入射する。画像パネル780は照明717を変調して照明718を生成し、スクリーン190上に画像195を形成することができる。照明712および713は、それぞれ照明116および117の例である。照明716、717、および718は、それぞれ照明116、117、および118の例である。画像パネル780は、照明118が1つまたは複数のハイライトされた領域を含む投影画像195を形成するように、変調照明717の領域をハイライトするように機能してもよい。
照明712のアスペクト比が表示アスペクト比776と異なる場合、電子機器302は、光学機構704Aを制御して、ビーム整形器160が表示アスペクト比776と等しいアスペクト比を有する照明713を伝達するように照明712のアスペクト比を変更することができる。照明716のアスペクト比が表示アスペクト比786と異なる場合、電子機器302は、ビーム整形器160が表示アスペクト比786に等しいアスペクト比を有する照明717を伝達するように、光学機構704Bを制御して照明716のアスペクト比を変更することができる。
図8は、プロジェクタの投影光強度を増加させるための方法800を示すフローチャートである。方法800は、ステップ810を含み、本明細書で開示するプロジェクタ100、300、および700のいずれかによって実施することができる。プロジェクタは、ロッドアスペクト比を有するインテグレーティングロッドを含む。
ステップ810は、インテグレーティングロッドから出た照明がロッドのアスペクト比と異なる第1の表示アスペクト比でビデオデータを表示する画像パネルに入射するとき、表示されたビデオデータの平面に垂直な平面内で、複数の平面で照明を屈折させることによって、照明のアスペクト比を変化させて、第1の表示アスペクト比に一致させるステップを含む。屈折は例えば、インテグレーティングロッドと画像パネルとの間の照明、ビーム経路111の光路に沿って発生し得る。照明116が表示アスペクト比176と異なるロッドアスペクト比131を有するステップ810の例では、ビーム整形器160がプリズム162の複数の平面表面で照明116を屈折させる。ビーム整形器160は、ビーム整形器400であってもよい。
ステップ810は、照明に一方向拡大を課すステップ820を含むことができる。ステップ820の例では、ビーム整形器160がy方向において照明116に一方向倍率Mを課す。ここで、倍率Mは上述のような角度θ1-4の関数であり、Kは、ビーム整形器160を構成する同一のプリズムの数である。
[機能の組み合わせ]
上述の特徴、ならびに以下に請求される特徴は、本明細書の範囲から逸脱することなく、様々な方法で組み合わせることができる。以下の列挙された実施例は、いくつかの可能な非限定的な組み合わせを例示する。
(A1)プロジェクタは、光源と、インテグレーティングロッドと、画像パネルと、ビーム整形器と、ビーム整形器に機械的に接続されたアクチュエータとを含む。光源は、照明を生成するように構成される。インテグレーティングロッドは、第1端にロッドアスペクト比を有する。画像パネルは、表示アスペクト比で画像を表示するように構成される。ビーム整形器は、ビーム整形器がインテグレーティングロッドと画像パネルとの間の照明の光路と交差するとき、ビーム整形器によって透過される照明がビーム整形器に入射する照明と共線であるように、成形され、および配向された複数のプリズムを含む。アクチュエータは、(i)ビーム整形器が照明のアスペクト比を変化させない第1の構成と、(ii)ビーム整形器がインテグレーティングロッドと画像パネルとの間の光路と交差し、照明のアスペクト比を変化させる第2の構成との間でプロジェクタを切り替えるように構成される。ビーム整形器によって透過される照明は表示アスペクト比に等しいアスペクト比を有することができ、これは、表示された画像に入射する照明の強度を増加させる。
(A2)プロジェクタ(A1)では、第2の構成において、複数のプリズムは、そこを通って軸方向に伝搬する照明に一方向の倍率Mを課すように成形され、および配向されてもよく、倍率Mは表示アスペクト比をロッドアスペクト比で割ったものに等しくてもよい。
(A3)プロジェクタ(A1)および(A2)のいずれにおいても、第1の構成において、(i)複数のプリズムが、倍率を課さないか、または一方向の倍率Mを課すように成形され、および配向され、|1-M|<0.1であり、(ii)前記光路に沿って、ビーム整形器はインテグレーティングロッドと画像パネルとの間にあってもよい。
(A4)プロジェクタ(A1)~(A3)のいずれも、アクチュエータに結合されたプロセッサと、メモリとをさらに含むことができる。メモリは、プロセッサによって実行されると、ロッドアスペクト比が表示アスペクト比に等しい場合に、プロジェクタを第1の構成にし、ロッドアスペクト比が表示アスペクト比と異なる場合には、プロジェクタを第2の構成にするようにアクチュエータを制御する機械可読命令を記憶する。
(A5)プロジェクタ(A1)~(A4)のいずれにおいても、ビーム整形器は、第1の構成において、光路の外側にあってもよい。
(A6)第2の構成において、照明は各プリズムを通るそれぞれの光路長を横断する、プロジェクタ(A5)のいずれかは、透明立方形およびアクチュエータをさらに含んでもよい。透明立方形は前面とその後面との間に長さLを有し、光路長nLがそれぞれの光路長の和に等しくなるような屈折率nを有する。アクチュエータは、第1の構成において、光路が透明立方形を横断し、前面および後面に直交するように、透明立方形に機械的に接続される。
(A7)プロジェクタ(A1)~(A6)のいずれにおいても、複数のプリズムは、第2の構成において、インテグレーティングロッドとビーム整形器の残りのプリズムとの間にある第1のプリズムと、は光路に直交して、交差している第1のプリズムのファセットとを含む。
(A8)プロジェクタ(A1)~(A6)のいずれにおいても、複数のプリズムは、頂角αを有し、およびプリズムPに入射してプリズムPによって透過される照明の光路に平行な平面内で、それぞれの角度Φ,Φ,Φ,Φで傾斜される、4つの同一のプリズムP,P,P,Pを含み、2度の許容範囲内で、Φ=-ΦおよびΦ=-Φである。
(A9)プロジェクタ(A8)では、角度Φ,Φは、2度の許容範囲内で、Φ=α/2、およびΦ=-Φ+θを満たし、ここで、θはプリズムPによって付与される偏差角度である。
(A10)プロジェクタ(A1)~(A9)のいずれにおいても、複数のプリズムは、同一プリズムの第1のペアと、同一プリズムの第1のペアに対して、プリズムP1に入射する前記照明の光路に平行な軸を中心とするある角度だけ回転される、同一プリズムの第2のペアと、を含み、前記角度は、170°から190°の間である。
(A11)プロジェクタ(A1)~(A10)のいずれにおいても、アクチュエータは、光路と交差する円形の軌道内でビーム整形器を移動させることによって、第1の構成と第2の構成との間で前記プロジェクタを切り替えるように構成される。
(A12)プロジェクタ(A1)~(A11)のいずれにおいても、アクチュエータは、光路と交差する直線軌道で前記ビーム整形器を移動させることによって、第1の構成と第2の構成との間で前記プロジェクタを切り替えるように構成される。
(A13)プロジェクタ(A1)~(A12)のいずれも、インテグレーティングロッドを通る光路に沿って画像パネルに照明を導くように構成されたリレー光学系をさらに備え、光路はインテグレーティングロッドを軸方向に横断する。
(B1)プロジェクタは、光源と、複数のプリズムを含む遅延線と、複数のプリズムの第1のプリズムに機械的に接続されたアクチュエータとを含む。光源は、光路に沿って伝搬する照明を生成するように構成される。遅延線は光路と交差し、ビーム整形器によって透過される照明が(i)ビーム整形器に入射する照明と共線であり、(ii)|1-M|<0.1である、ほぼ1である係数Mにより拡大されるように成形され、および配向された複数のプリズムを含む。アクチュエータは、(i)遅延線内の光路に非平行であり、(ii)複数のプリズムの屈折面に垂直な平面内にある方向に第1のプリズムを平行移動させることによって、遅延線を通る光路長を変更するように構成される。
(B2)プロジェクタ(B1)はさらに、画像パネルを含んでもよく、光路は、遅延線を軸方向に横切った後に画像パネルに入射される。
(B3)プロジェクタ(B1)および(B2)のいずれも、遅延線を通して画像パネルに照明を導くように構成されたリレー光学系をさらに含むことができる。
(B4)プロジェクタ(B1)~(B3)のいずれにおいても、複数のプリズムは、頂角αを有し、およびプリズムPに入射してプリズムPによって透過される照明の光路に平行な平面内で、それぞれの角度Φ,Φ,Φ,Φで傾斜される、4つの同一のプリズムP,P,P,Pを含むことができ、2度の許容範囲内で、Φ=-ΦおよびΦ=-Φである。
(B5)プロジェクタ(B1)~(B4)のいずれにおいても、前記照明の前記光路は、垂直入射角に対してある角度で入射し、角度Φ,Φは、2度の許容範囲内で、Φ=θ-α/2、およびΦ=Φを満たす。
(C1)プロジェクタの投影光強度を増加させる方法が開示される。この方法は、ロッドアスペクト比を有する、プロジェクタのインテグレーティングロッドから出る照明がロッドアスペクト比と異なる第1の表示アスペクト比でビデオデータを表示する画像パネルに入射されるときに実行されてもよい。本方法は、表示されたビデオデータの平面に垂直な平面内で、複数の平面で照明を屈折させることによって、第1の表示アスペクト比に一致させるために、照明のアスペクト比を変更すること、を含む。
(C2)方法(C1)では、変更することは、照明に一方向の倍率を課すことを含むことができる。
本明細書の範囲から逸脱することなく、上述の方法およびシステムに変更が行なわれてもよい。したがって、上述の説明に含まれるまたは付随の図面に示される事項は、例示として解釈され、制限するものではないものと解釈されることに留意されたい。本明細書では特に断らない限り、形容詞「例示的な」手段は、例、事例、または例示として役立つ。以下の特許請求の範囲は、本明細書に記載されるすべての一般的および特定の特徴、ならびに、言語の問題として、それらの間に入ると言われ得る、本方法およびシステムの範囲のすべてのステートメントを包含することが意図される。本発明の様々な態様は、以下の列挙された例示的な実施形態(EEE)から理解され得る。
EEE1.
照明を生成するように構成された光源と、
インテグレーティングロッドと、
表示アスペクト比で画像を表示するように構成された画像パネルと、
複数のプリズムを含むビーム整形器であって、前記複数のプリズムは、前記ビーム整形器がインテグレーティングロッドと前記画像パネルとの間の照明の光路と交差するときに、前記ビーム整形器によって透過される照明が前記ビーム整形器に入射する照明と共線であるように、成形され、および配向された、ビーム整形器と、
前記ビーム整形器に機械的に接続され、(i)前記ビーム整形器が照明のアスペクト比を変化させない第1の構成と、(ii)前記ビーム整形器がインテグレーティングロッドと前記画像パネルとの間の光路と交差し、前記照明の前記アスペクト比を変化させる第2の構成との間でプロジェクタを切り替えるように構成されたアクチュエータと、を備える、プロジェクタ。
EEE2.
前記インテグレーティングロッドは第1端においてロッドアスペクト比を有し、前記第2の構成において、前記複数のプリズムは、そこを通って軸方向に伝搬する照明に一方向の倍率Mを課すように成形され、および配向され、倍率Mは、前記表示アスペクト比を前記ロッドアスペクト比で割ったものに等しい、EEE1に記載のプロジェクタ。
EEE3.
前記第1の構成において、(i)前記複数のプリズムが、倍率を課さないか、または一方向の倍率Mを課すように成形され、および配向され、ここで、|1-M|<0.1であり、(ii)前記光路に沿って、前記ビーム整形器は、前記インテグレーティングロッドと前記画像パネルとの間にある、EEE1または2に記載のプロジェクタ。
EEE4.
第1端にロッドアスペクト比を有する前記インテグレーティングロッドは、
前記アクチュエータに結合されたプロセッサと、
前記プロセッサによって実行されると、
前記ロッドアスペクト比が前記表示アスペクト比に等しい場合は、前記プロジェクタを前記第1の構成にし、
前記ロッドアスペクト比が前記表示アスペクト比と異なる場合は、前記プロジェクタを前記第2の構成にするように、前記アクチュエータを制御する機械可読命令を記憶するメモリと、をさらに備える、EEE1から3のいずれかに記載のプロジェクタ。
EEE5.
前記第1の構成において、前記ビーム整形器が前記光路の外側にある、EEE1から4のいずれかに記載のプロジェクタ。
EEE6.
前記第2の構成において、前記照明は各プリズムを通るそれぞれの光路長を横切り、前記プロジェクタは、
その前面と後面との間の長さL、および光路長nLがそれぞれの光路長の和に等しいような屈折率nを有する透明立方形と、
前記第1の構成において、前記光路が前記透明立方形を横断し、前記前面および前記後面に直交するように、前記透明立方形に機械的に接続されるアクチュエータと、をさらに備える、請求項5に記載のプロジェクタ。
EEE7.
前記複数のプリズムは、前記第2の構成において、前記インテグレーティングロッドと前記ビーム整形器の残りのプリズムとの間にある第1のプリズムと、前記光路に直交して交差している前記第1のプリズムのファセットとを含む、EEE1から6のいずれかに記載のプロジェクタ。
EEE8.
前記複数のプリズムは、頂角αを有し、およびプリズムP1に入射してプリズムP4によって透過される照明の光路に平行な平面内で、それぞれの角度Φ1,Φ2,Φ3,Φ4で傾斜される、4つの同一のプリズムP1,P2,P3,P4を含み、2度の許容範囲内で、Φ3=-Φ1およびΦ4=-Φ2である、EEE1~7のいずれかに記載のプロジェクタ。
EEE9.
角度Φ,Φは、2度の許容範囲内で、Φ=α/2、およびΦ=-Φ+θを満たし、ここで、θはプリズムPによって付与される偏差角度である、EEE8に記載のプロジェクタ。
EEE10.
前記複数のプリズムは、同一プリズムの第1のペアと、前記同一プリズムの第1のペアに対して、プリズムPに入射する前記照明の光路に平行な軸を中心とする角度だけ回転される、同一プリズムの第2のペアと、を含み、前記角度は、170°から190°の間である、EEE1から9のいずれかに記載のプロジェクタ。
EEE11.
前記アクチュエータは、前記光路と交差する円形の軌道内で前記ビーム整形器を移動させることによって、前記第1の構成と前記第2の構成との間で前記プロジェクタを切り替えるように構成される、EEE1から10のいずれかに記載のプロジェクタ。
EEE12.
前記アクチュエータは、前記光路と交差する直線軌道で前記ビーム整形器を移動させることによって、前記第1の構成と前記第2の構成との間で前記プロジェクタを切り替えるように構成される、EEE1から11のいずれかに記載のプロジェクタ。
EEE13.
前記インテグレーティングロッドを通る前記光路に沿って前記画像パネルに前記照明を導くように構成されたリレー光学系をさらに備え、前記光路は前記インテグレーティングロッドを軸方向に横断する、EEE1から12のいずれかに記載のプロジェクタ。
EEE14.
光路に沿って伝搬する照明を生成するように構成された光源と、
前記光路と交差し、ビーム整形器によって透過される照明が(i)前記ビーム整形器に入射する照明と共線であり、(ii)|1-M|<0.1である、ほぼ1である係数Mにより拡大されるように成形され、および配向された複数のプリズムを含む、遅延線と、
前記複数のプリズムの第1のプリズムに機械的に接続され、(i)前記遅延線内の前記光路に非平行であり、(ii)前記複数のプリズムの屈折面に垂直な平面内にある方向に前記第1のプリズムを平行移動させることによって、前記遅延線を通る光路長を変更するように構成される、アクチュエータと、を備える、プロジェクタ。
EEE15.
画像パネルであって、前記光路は、前記遅延線を軸方向に横切った後に前記画像パネル上に入射される、画像パネルをさらに備える、EEE14に記載のプロジェクタ。
EEE16.
前記遅延線を通して前記画像パネルに照明を導くように構成されたリレー光学系をさらに備える、EEE15に記載のプロジェクタ。
EEE17.
前記複数のプリズムは、頂角αを有し、およびプリズムPに入射してプリズムPによって透過される照明の光路に平行な平面内で、それぞれの角度Φ,Φ,Φ,Φで傾斜される、4つの同一のプリズムP,P,P,Pを含み、2度の許容範囲内で、Φ=-ΦおよびΦ=-Φである、EEE14から16のいずれかに記載のプロジェクタ。
EEE18.
前記照明の前記光路は、垂直入射角に対してある角度で入射し、角度Φ,Φは、2度の許容範囲内で、Φ=θ-α/2、およびΦ=Φを満たす、EEE17に記載のプロジェクタ。
EEE19.
ロッドアスペクト比を有する、プロジェクタのインテグレーティングロッドから出る照明が前記ロッドアスペクト比と異なる第1の表示アスペクト比でビデオデータを表示する画像パネルに入射されるときに、
前記表示されたビデオデータの平面に垂直な平面内で、複数の平面で前記照明を屈折させることによって、前記第1の表示アスペクト比に一致させるために、前記照明のアスペクト比を変更すること、を含む、プロジェクタの投影光強度を増加させるための方法。
EEE20.
前記変更することは、前記照明に一方向の倍率を課すことを含む、EEE19に記載の方法。

Claims (12)

  1. 照明を生成するように構成された光源と、
    インテグレーティングロッドと、
    表示アスペクト比で画像を表示するように構成された画像パネルと、
    複数のプリズムを含むビーム整形器であって、前記複数のプリズムは、前記ビーム整形器が前記インテグレーティングロッドと前記画像パネルとの間の照明の光路と交差するときに、前記ビーム整形器によって透過される照明が前記ビーム整形器に入射する照明と共線であるように、成形され、および配向された、ビーム整形器と、
    前記ビーム整形器に機械的に接続され、(i)前記ビーム整形器が前記照明のアスペクト比を変化させない第1の構成と、(ii)前記ビーム整形器がインテグレーティングロッドと前記画像パネルとの間の光路と交差し、前記照明の前記アスペクト比を変化させる第2の構成との間でプロジェクタを切り替えるように構成されたアクチュエータと、を備え、
    前記複数のプリズムは、それぞれ、前方ファセット、後方ファセット、前記前方ファセットと前記後方ファセットとの間の頂角α、および対称軸を有し、それぞれの前方ファセットおよびそれぞれの後方ファセットが共通面に垂直になるように、共線的に整列されて、プリズムPに入射してプリズムPによって透過される照明の光路に平行な平面内で、それぞれの対称軸がそれぞれの角度Φ,Φ,Φ,Φで傾斜される、4つの同一のプリズムP,P,P,Pを含み、2度の許容範囲内で、Φ=-ΦおよびΦ=-Φであ
    前記第1の構成において、(i)前記複数のプリズムが、倍率を課さないか、または一方向の倍率Mを課すように成形され、および配向され、ここで、|1-M|<0.1であり、(ii)前記光路に沿って、前記ビーム整形器は、前記インテグレーティングロッドと前記画像パネルとの間にあり、
    前記アクチュエータは、前記複数のプリズムの第1のプリズムに機械的に接続され、(i)前記ビーム整形器内の前記光路に非平行であり、(ii)前記複数のプリズムの屈折面に垂直な平面内にある、方向に前記第1のプリズムを平行移動させることによって、前記ビーム整形器を通る光路長を変更するようにさらに構成される、プロジェクタ。
  2. 前記インテグレーティングロッドは第1端においてロッドアスペクト比を有し、前記第2の構成において、前記複数のプリズムは、そこを通って軸方向に伝搬する照明に一方向の倍率Mを課すように成形され、および配向され、倍率Mは、前記表示アスペクト比を前記ロッドアスペクト比で割ったものに等しい、請求項1に記載のプロジェクタ。
  3. 画像パネルであって、前記光路は、前記ビーム整形器を軸方向に横切った後に前記画像パネル上に入射される、画像パネルと、
    前記ビーム整形器を通して前記画像パネルに照明を導くように構成されたリレー光学系と、をさらに備える、請求項1または2に記載のプロジェクタ。
  4. 前記ビーム整形器は、前記第1の構成において、前記光路の外側にある、請求項1または2に記載のプロジェクタ。
  5. 前記第2の構成において、前記照明は各プリズムを通るそれぞれの光路長を横切り、前記プロジェクタは、
    その前面と後面との間の長さL、および光路長nLがそれぞれの光路長の和に等しいような屈折率nを有する透明立方形と、
    前記第1の構成において、前記光路が前記透明立方形を横断し、前記前面および前記後面に直交するように、前記透明立方形に機械的に接続されるアクチュエータと、をさらに備える、請求項に記載のプロジェクタ。
  6. 前記アクチュエータは、前記光路と交差する円形の軌道内で前記ビーム整形器を移動させることによって、前記第1の構成と前記第2の構成との間で前記プロジェクタを切り替えるように構成される、請求項またはに記載のプロジェクタ。
  7. 前記アクチュエータは、前記光路と交差する直線軌道で前記ビーム整形器を移動させることによって、前記第1の構成と前記第2の構成との間で前記プロジェクタを切り替えるように構成される、請求項またはに記載のプロジェクタ。
  8. 第1端にロッドアスペクト比を有する前記インテグレーティングロッドは、
    前記アクチュエータに結合されたプロセッサと、
    メモリであって、前記プロセッサによって実行されると、
    前記ロッドアスペクト比が前記表示アスペクト比に等しい場合は、前記プロジェクタを前記第1の構成にし、
    前記ロッドアスペクト比が前記表示アスペクト比と異なる場合は、前記プロジェクタを前記第2の構成にするように、前記アクチュエータを制御する機械可読命令を記憶するメモリと、をさらに備える、請求項1からのいずれか一項に記載のプロジェクタ。
  9. 前記複数のプリズムは、前記第2の構成において、前記インテグレーティングロッドと前記ビーム整形器の残りのプリズムとの間にある第1のプリズムと、前記光路に直交して交差している前記第1のプリズムのファセットとを含む、請求項1からのいずれか一項に記載のプロジェクタ。
  10. 角度Φ,Φは、2度の許容範囲内で、Φ=α/2、およびΦ=-Φ+θを満たし、ここで、θはプリズムPによって付与される偏差角度である、請求項1からのいずれか一項に記載のプロジェクタ。
  11. 前記複数のプリズムは、同一プリズムの第1のペアと、前記同一プリズムの第1のペアに対して、プリズムPに入射する前記照明の光路に平行な軸を中心とするある角度だけ回転される、同一プリズムの第2のペアと、を含み、前記角度は、170°から190°の間である、請求項1から10のいずれか一項に記載のプロジェクタ。
  12. 前記インテグレーティングロッドを通る前記光路に沿って前記画像パネルに前記照明を導くように構成されたリレー光学系をさらに備え、前記光路は前記インテグレーティングロッドを軸方向に横断する、請求項1から11のいずれか一項に記載のプロジェクタ。
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