JP7251358B2 - 石けん水膜形成装置 - Google Patents
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Description
第2発明の石けん水膜形成装置は、第1発明において、前記平板操作体は、持ち手部と、該持ち手部の先端に設けられているヘッド部と、を含んで構成され、前記ヘッド部には、前記平板と、前記スポンジと、該スポンジを保持するスポンジ止めと、が設けられていることを特徴とする。
第3発明の石けん水膜形成装置は、第2発明において、前記ヘッド部には、前記平板の端部をはめ込むための平板用溝が設けられていることを特徴とする。
第4発明の石けん水膜形成装置は、第2発明または第3発明において、前記ヘッド部には、前記スポンジの長手方向に沿う、前記スポンジに前記石けん水を供給するための給水管が設けられていることを特徴とする。
第5発明の石けん水膜形成装置は、第2発明から第4発明のいずれかにおいて、前記持ち手部には、前記平板の長手方向に沿う平行把持部が設けられていることを特徴とする。
第6発明の石けん水膜形成装置は、第4発明または第5発明において、前記スポンジには、前記ヘッド部に設けられた石けん水貯留タンクから前記石けん水が供給されていることを特徴とする。
第2発明によれば、平板操作体を構成するヘッド部にはスポンジ止めが設けられていることにより、より石けん水膜の形成が確実かつ容易になり、作動性能試験者が石けん水膜を形成するために検査孔の側面に立つ時間が減少する。さらにスポンジの交換が容易になる。
第3発明によれば、ヘッド部に、平板の端部をはめ込むための平板用溝が設けられていることにより、検査孔の開口の大きさに応じて平板を交換することができる。
第4発明によれば、ヘッド部にはスポンジの長手方向に沿う給水管が設けられていることにより、石けん水をスポンジの長手方向に均等に供給できるので、石けん水膜の形成がより容易に行える。
第5発明によれば、持ち手部には平板の長手方向に沿う平行把持部が設けられていることにより、作動性能試験者が、検査孔の中心軸から半径方向のより離れた位置から石けん水膜を形成できるので、作動性能試験者の安全性がさらに高まる。
第6発明によれば、スポンジに石けん水貯留タンクから石けん水が供給されていることにより、石けん水膜の形成を繰り返し行うことが可能となる。また、石けん水が必要な量だけ供給されるので、バケツ等の容器に作り溜めした石けん水に直接浸漬して作業する場合と比べて、作業する場所に石けん水がこぼれることを抑制できる。
図1(A)は、本発明の第1実施形態に係る石けん水膜形成装置10の平面図、図1(B)は、その側面図である。また、図2は、本実施形態に係る石けん水膜形成装置10の斜視方向から見た分解図であり、図3は、本実施形態に係る石けん水膜形成装置10の斜視方向から見た使用説明図である。本発明に係る石けん水膜形成装置10は、例えば、図3に示すように安全弁の出口側フランジ20の開口面の中央に位置する検査孔の開口部20aを覆うように石けん水膜を形成するための装置である。なお、石けん水膜が形成される対象装置は、この安全弁の出口側フランジ20の開口面にある検査孔の開口部20aに限定されない。例えば他の種類の弁装置の検査孔に適用することが可能である。また検査孔は、石けん水膜が形成される孔をいい、形成された石けん水膜が破裂することで、検査孔を通る流体の流れの有無が判断される。
石けん水膜形成装置10の使用者は、検査孔の開口部20aの内径よりも長い平板11を選択し、その引っ掛かり凸部11aを、ヘッド部13aに設けられている平板用溝13cにはめ込むことで、平板11をヘッド部13aに固定する。次に使用者は、所定の長さの給水管15、および所定の大きさのスポンジ12を、スポンジ止め14によりヘッド部13aに固定する。そのあと使用者は、固定された給水管15に石けん水貯留タンク16を取り付ける。これにより第1実施形態に係る石けん水膜形成装置10が完成する。
図4(A)は、本発明の第2実施形態に係る石けん水膜形成装置10の平面図、図4(B)は、その側面図である。第1実施形態に係る石けん水膜形成装置10との相違点は、給水管15および石けん水貯留タンク16が省略されている点である。
石けん水膜形成装置10の組立においては、本実施形態に係る石けん水膜形成装置10の場合、スポンジ止め14によりスポンジ12のみを押さえる。完成した本実施形態に係る石けん水膜形成装置10は、図4に示すとおりである。
11 平板
12 スポンジ
13 持ち手部
13a ヘッド部
13b 平行把持部
13c 平板用溝
14 スポンジ止め
15 給水管
16 石けん水貯留タンク
Claims (6)
- 検査孔の開口部に石けん水膜を形成するための平板と、
前記石けん水膜を形成するための石けん水を保持するスポンジと、
前記平板を前記開口部に沿って動作させるための平板操作体と、を備える、
ことを特徴とする石けん水膜形成装置。 - 前記平板操作体は、
持ち手部と、該持ち手部の先端に設けられているヘッド部と、を含んで構成され、
前記ヘッド部には、前記平板と、前記スポンジと、該スポンジを保持するスポンジ止めと、が設けられている、
ことを特徴とする請求項1に記載の石けん水膜形成装置。 - 前記ヘッド部には、
前記平板の端部をはめ込むための平板用溝が設けられている、
ことを特徴とする請求項2に記載の石けん水膜形成装置。 - 前記ヘッド部には、前記スポンジの長手方向に沿う、前記スポンジに前記石けん水を供給するための給水管が設けられている、
ことを特徴とする請求項2または3に記載の石けん水膜形成装置。 - 前記持ち手部には、
前記平板の長手方向に沿う平行把持部が設けられている、
ことを特徴とする請求項2から4のいずれかに記載の石けん水膜形成装置。 - 前記スポンジには、
前記ヘッド部に設けられた石けん水貯留タンクから前記石けん水が供給されている、
ことを特徴とする請求項4または5のいずれかに記載の石けん水膜形成装置。
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JP2021006793A JP2021006793A (ja) | 2021-01-21 |
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