JP7249535B2 - 液体収容容器、液体入り容器、及び所定量の薬液を製造する方法 - Google Patents
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Description
まず図1乃至図4を参照して、本実施の形態による液体収容容器の構成について説明する。図1は、本実施の形態による液体収容容器10を示す斜視図であり、図2は、本実施の形態による液体収容容器10を示す正面図であり、図3は、本実施の形態による液体収容容器10を示す断面図である。図4は、本実施の形態による液体収容容器10を示す底面図である。
次に、図5乃至図9を参照して、本実施の形態による液体入り容器40の構成について説明する。図5は、本実施の形態による液体入り容器40を示す斜視図であり、図6は、本実施の形態による液体入り容器40を示す正面図であり、図7は、本実施の形態による液体入り容器40を示す断面図であり、図8は、本実施の形態による液体入り容器40を示す拡大断面図であり、図9は、本実施の形態による液体入り容器40を示す底面図である。本実施の形態による液体入り容器40は、液体収容容器10の容器本体110内に液体を充填した後に、容器本体110の開口部120aが形成された開放端を、例えばインパルスシーラーを用いてシールすることにより形成されたものである。
次に、このような構成からなる本実施の形態の作用について説明する。
示差走査熱量測定(DSC)を用いた結晶化度の測定方法では、示差走査熱量測定から得られる融解熱ピーク面積値ΔHを用いて、結晶化度を測定できる。この場合、例えば、ポリエチレンからなる材料から作製した試料の結晶化度は、融解熱ピーク面積値ΔHを用いて、以下の式(1)により算出できる。
結晶化度[%]=(ΔH[mJ/mg]/ポリエチレンの完全結晶融解熱[mJ/mg])×100・・・式(1)
ここで、ポリエチレンの完全結晶融解熱は、288.7[mJ/mg]である。なお、ここで、エチレンコポリマー(エチレン-酢酸ビニル共重合体(EVA)、エチレン-メチルアクリレート共重合体(EMA)、アイオノマーなど)からなる試料を測定する場合は、式(1)のポリエチレンの完全結晶融解熱を使用して結晶化度を算出してもよい。そのほかの樹脂(ポリプロピレンなど)からなる試料を測定する場合は、公知の各樹脂の完全結晶融解熱を使用して結晶化度を算出してもよい。
フーリエ変換赤外分光法(FT-IR)を用いた結晶化度の測定方法では、フーリエ変換赤外分光法から得られる1900cm-1の結晶性バンドの吸光度A1900を用いて、結晶化度を以下式(2)により算出してもよい。
結晶化度[%]=(A1900/壁面厚み[mm]}×189・・・式(2)
次に、図13乃至図35を参照して、本開示の各変形例について説明する。図13乃至図35は、それぞれ本開示の変形例による液体収容容器を示す図である。図13乃至図35において、図1乃至図12に示す形態と同一部分には同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
図13および図14は、第1の変形例による液体収容容器10Aおよび液体入り容器40Aを示している。図13および図14において、容器本体110(11)は、正面側から見て(図13および図14)、左右(X方向)に非対称の形状を有している。
図15および図16は、第2の変形例による液体収容容器10Bおよび液体入り容器40Bを示している。図15において、第1胴部121に厚肉部123が形成されている。この厚肉部123の壁面厚みt3は、第1胴部121のうち、厚肉部123の周囲の領域の壁面厚みt1よりも厚くなっている。この場合、厚肉部123の壁面厚みt3は、第1胴部121の壁面厚みt1のうち、最も壁面厚みが厚い部分の壁面厚みt1よりも薄くなっていてもよい。この場合、例えば、第1胴部121のうち、最も壁面厚みが薄い部分の壁面厚みt1は、0.3mmであってもよく、厚肉部123の壁面厚みt3は、0.95mmであってもよく、第1胴部121のうち、最も壁面厚みが厚い部分の壁面厚みt1は、1.0mmであってもよく、第2胴部122の壁面厚みt2は、1.0mmであってもよい。また、厚肉部123の壁面厚みt3は、第2胴部122の壁面厚みt2以上であってもよい。
図17A及び図17Bは、第3の変形例による液体収容容器10Cを示している。本変形例では、閉鎖部30および保護カバー33が向かい合う方向(すなわち、Z方向)への投影において、保護カバー33が、第2胴部122の外縁122aに覆われている。言い換えれば、保護カバー33の接地面330の法線方向(すなわち、Z方向)への投影において、保護カバー33が、第2胴部122の外縁122aに覆われている。この場合、液体収容容器10Cの胴部120の長手方向(Z方向(接地面330の法線方向))から見たとき、保護カバー33が、第2胴部122の外縁122aに囲まれる領域に配置されている。図17A及び図17Bに示す例においては、保護カバー33は、底面視略円形状を有している。このように、保護カバー33が、第2胴部122の外縁122aに囲まれる領域に配置されている場合、胴部120の寸法を、JIS K 3603:1990準拠する寸法にすることにより、液体収容容器10Cおよび液体入り容器を既存のクライオボックスやケーンに収納できる。このため、液体収容容器10Cおよび液体入り容器をコンパクトに収納できる。なお、この場合、図17Bに示すように、保護カバー33は、液体収容容器10Cの胴部120の長手方向(Z方向)から見たとき、閉鎖部30に囲まれる領域に配置されていてもよい。
図26は、第4の変形例による液体収容容器10Dを示している。図26において、第1胴部121の壁面厚みt1は、上下方向(Z方向)に沿って一定となっていてもよい。この場合、第1胴部121の壁面厚みt1は、0.1mm以上1mm以下であってもよく、一例として0.3mmであってもよい。本変形例においても、第1胴部121の壁面厚みt1が、第2胴部122の壁面厚みt2よりも薄くなっていることにより、第1胴部121同士を熱溶着しやすくできる。
図27乃至図30は、第5の変形例による液体収容容器10Eおよび液体入り容器40Eを示している。図27乃至図30において、閉鎖部30は、容器形状を有している。言い換えれば、閉鎖部30の内部には、液体Lqを収容するための収容空間が形成されている。図示された例においては、閉鎖部30は、有底円筒形状を有している。
図31乃至図34は、第6の変形例による液体収容容器10Fおよび液体入り容器40Fを示している。図31乃至図34において、閉鎖部30は、袋状の容器形状を有している。この場合においても、閉鎖部30の内部には、液体Lqを収容するための収容空間が形成されている。
図35は、第7の変形例による液体入り容器40Gを示している。図35において、液体Lqは、閉鎖部30の内部の全体に満たされてはいない。この場合、液体入り容器40G内に存在する気体によって、気泡等の気体Aiが、液体Lqに囲まれた状態で、閉鎖部30の内部または第2胴部12bの一部に残る場合がある。また、メニスカス等により、気体Aiが、液体Lqに囲まれた状態で、閉鎖部30の内部または第2胴部12bの一部に残る場合がある。これらの場合においても、液体Lqが胴部12に収容されることにより、上述した効果を得ることができる。
次に、本実施の形態における具体的実施例について説明する。
容器本体(ポリエチレン製)の一端を開口部とし、他端を閉鎖部とし、図1に示す液体収容容器(実施例A1)を2つ作製した。次に、第1胴部の壁面厚みおよび第2胴部の壁面厚みをそれぞれ測定した。このとき、第1胴部の壁面厚みは、第1胴部と第2胴部との間の境界点P(図3参照)から上方に9.8mmの点で測定し、第2胴部の壁面厚みは、境界点Pから下方に23.8mmの点で測定した。第1胴部の壁面厚みは、それぞれ0.30mmであり、第2胴部の壁面厚みは、それぞれ1.00mmであった。その後、第1胴部同士を熱溶着することにより、密封部を作製した。この際、密封部の壁面厚みは、0.75mmであった。また、密封部の壁面厚みは、密封部の下端から上方に2.5mmの点で測定した。
次に、液体収容容器の第1胴部および第2胴部並びに密封部の結晶化度を測定した。結晶化度は、示差走査熱量測定(DSC)を用いて測定した。示差走査熱量測定では、示差走査熱量計(DSC装置)(日立ハイテクテクノロジー社製、装置名:DSC7000X)を用いて、融解熱ピーク面積値ΔHを測定した。
また、凍結耐性試験を行った。この際、まず、結晶化度を測定した液体収容容器とは異なる液体収容容器に、水を、液体収容容器の収容空間に対して半分以上充填し、開口部をシールした。このようにして、水が半分以上充填された液体入り容器を作製した。次に、水が充填された液体入り容器を、液化窒素が入った凍結装置(ドライシッパー)の気相中に24時間保管した。その後、液体入り容器を凍結装置から取り出し、直ちに37℃の水に浸漬させた。そして、液体入り容器内の氷が完全に解凍した後、液体入り容器を水中から取り出し、液体入り容器の容器本体に異常が発生したか否かについて観察した。
第1胴部の壁面厚みを境界点Pから上方に0.3mmの点で測定し、第2胴部の壁面厚みを境界点Pから下方に0.3mmの点で測定したこと、第1胴部の壁面厚みが0.70mmであり、第2胴部の壁面厚みが0.90mmであったこと、密封部の壁面厚みが、0.75mmであったこと、以外は、実施例A1と同様にして、結晶化度を測定するとともに、凍結耐性試験を行った。
第1胴部の壁面厚みを境界点Pから上方に7.0mmの点で測定し、第2胴部の壁面厚みを境界点Pから下方に11.2mmの点で測定したこと、第1胴部の壁面厚みが0.30mmであり、第2胴部の壁面厚みが1.00mmであったこと、以外は、実施例A1と同様にして、結晶化度を測定するとともに、凍結耐性試験を行った。
第1胴部の壁面厚みを境界点Pから上方に13.8mmの点で測定し、第2胴部の壁面厚みを境界点Pから下方に5.7mmの点で測定したこと、第1胴部の壁面厚みが0.50mmであり、第2胴部の壁面厚みが1.10mmであったこと、以外は、実施例A1と同様にして、結晶化度を測定するとともに、凍結耐性試験を行った。
第1胴部の壁面厚みを境界点Pから上方に9.3mmの点で測定し、第2胴部の壁面厚みを境界点Pから下方に19.6mmの点で測定したこと、第1胴部の壁面厚みが0.30mmであり、第2胴部の壁面厚みが0.90mmであったこと、FT-IR測定から結晶化度を測定したこと、以外は、実施例A1と同様にして、凍結耐性試験を行った。
第1胴部の壁面厚みを境界点Pから上方に26.9mmの点で測定し、第2胴部の壁面厚みを境界点Pから下方に26.9mmの点で測定したこと、第1胴部の壁面厚みが0.38mmであり、第2胴部の壁面厚みが1.15mmであったこと、以外は、実施例A5と同様にして、結晶化度を測定するとともに、凍結耐性試験を行った。
第1胴部の壁面厚みを境界点Pから上方に1.2mmの点で測定し、第2胴部の壁面厚みを境界点Pから下方に1.2mmの点で測定したこと、第1胴部の壁面厚みが0.49mmであり、第2胴部の壁面厚みが0.60mmであったこと、密封部の壁面厚みが、1.23mmであったこと、以外は、実施例A1と同様にして、結晶化度を測定するとともに、凍結耐性試験を行った。
第1胴部の壁面厚みを境界点Pから上方に2.0mmの点で測定し、第2胴部の壁面厚みを境界点Pから下方に2.0mmの点で測定したこと、第1胴部の壁面厚みが0.49mmであり、第2胴部の壁面厚みが0.60mmであったこと、密封部の壁面厚みが、1.23mmであったこと、以外は、実施例A1と同様にして、結晶化度を測定するとともに、凍結耐性試験を行った。
第1胴部の壁面厚みを境界点Pから上方に4.0mmの点で測定し、第2胴部の壁面厚みを境界点Pから下方に6.7mmの点で測定したこと、第1胴部の壁面厚みが0.50mmであり、第2胴部の壁面厚みが1.00mmであったこと、以外は、実施例A1と同様にして、結晶化度を測定するとともに、凍結耐性試験を行った。
第1胴部の壁面厚みを境界点Pから上方に2.1mmの点で測定し、第2胴部の壁面厚みを境界点Pから下方に6.7mmの点で測定したこと、第1胴部の壁面厚みが0.34mmであり、第2胴部の壁面厚みが1.00mmであったこと、以外は、実施例A1と同様にして、結晶化度を測定するとともに、凍結耐性試験を行った。
第1胴部の壁面厚みを境界点Pから上方に8.3mmの点で測定し、第2胴部の壁面厚みを境界点Pから下方に8.3mmの点で測定したこと、第1胴部の壁面厚みが0.48mmであり、第2胴部の壁面厚みが0.91mmであったこと、以外は、実施例A5と同様にして、結晶化度を測定するとともに、凍結耐性試験を行った。
第1胴部の壁面厚みを境界点Pから上方に8.5mmの点で測定し、第2胴部の壁面厚みを境界点Pから下方に1.0mmの点で測定したこと、第1胴部の壁面厚みが0.55mmであり、第2胴部の壁面厚みが1.00mmであったこと、以外は、実施例A5と同様にして、結晶化度を測定するとともに、凍結耐性試験を行った。
第1胴部の壁面厚みと、第2胴部の壁面厚みとが互いに等しい容器本体を備える液体収容容器を作製したこと、第1胴部および第2胴部の壁面厚みとして、20mm間隔で設けられた第1点および第2点で壁面厚みを測定したこと、第1胴部に対応する第1点での壁面厚みが1.00mmであり、第2胴部に対応する第2点での壁面厚みが1.00mmであったこと、以外は、実施例A1と同様にして、結晶化度を測定するとともに、凍結耐性試験を行った。
第1胴部の壁面厚みと、第2胴部の壁面厚みとが互いに等しい容器本体を備える液体収容容器を作製したこと、第1胴部および第2胴部の壁面厚みとして、10mm間隔で設けられた第1点および第2点で壁面厚みを測定したこと、第1胴部に対応する第1点での壁面厚みが1.00mmであり、第2胴部に対応する第2点での壁面厚みが1.00mmであったこと、以外は、実施例A1と同様にして、結晶化度を測定するとともに、凍結耐性試験を行った。
容器本体(ポリエチレン製)の一端を開口部とし、他端を閉鎖部とし、図1に示す液体収容容器(実施例B1)を2つ作製した。
次に、胴部の貯蔵弾性率を測定した。貯蔵弾性率は、動的粘弾性測定(DMA)装置(株式会社ユービーエム製、装置名:Rheogel-E4000)を用いて測定した。
また、折り曲げ試験を行った。この際、まず、ハンディーシーラー(富士インパルス社製、装置名:SM-SHTA 210-10 AC)を用いて、貯蔵弾性率を測定した液体収容容器とは異なる液体収容容器の第1胴部の上半分の領域を更に半分に折り曲げ、10秒間保持した。そして、液体収容容器をハンディーシーラーから取り外し、折り目の状態を観察した。
測定された貯蔵弾性率が、72687Pa以上116643Pa以下であったこと、以外は、実施例B1と同様にして、折り曲げ試験を行った。
測定された貯蔵弾性率が、10Pa以上4734Pa以下であったこと、以外は、実施例B1と同様にして、折り曲げ試験を行った。
Claims (23)
- 液体収容容器であって、
熱可塑性樹脂を含むとともに第1の部分が開口した胴部と、前記胴部の第2の部分に設けられた閉鎖部とを有する容器本体を備え、
前記胴部は、前記開口を構成する部分を有する第1胴部と、前記第1胴部に連続する第2胴部とを有し、
前記第1胴部のうち少なくとも一部の壁面厚みは、前記第2胴部の壁面厚みよりも薄く、
前記第1胴部の結晶化度は、前記第2胴部の結晶化度よりも大きく、
前記第1胴部を変形させ、前記第1胴部の内面同士を熱溶着可能である、液体収容容器。 - 前記第1胴部の少なくとも一部の壁面厚みは、前記第1胴部と前記第2胴部との間の境から前記第1の部分側に向けて、徐々に薄くなっている、請求項1に記載の液体収容容器。
- 前記第2胴部の少なくとも一部の領域において、前記第2胴部の壁面厚みは、上下方向に沿って一定である、請求項1または2に記載の液体収容容器。
- 前記第1胴部に厚肉部が形成されており、前記厚肉部の壁面厚みは、前記第1胴部のうち、前記厚肉部の周囲の領域の壁面厚みよりも厚い、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の液体収容容器。
- 前記厚肉部の壁面厚みは、前記第1胴部の壁面厚みのうち、最も壁面厚みが厚い部分の壁面厚みよりも薄い、請求項4に記載の液体収容容器。
- 前記厚肉部の壁面厚みは、前記第2胴部の壁面厚み以上である、請求項4に記載の液体収容容器。
- 前記第1胴部のうち、前記厚肉部よりも前記第2胴部側に位置する領域の壁面厚みは、前記第2胴部の壁面厚みよりも薄い、請求項4乃至6のいずれか一項に記載の液体収容容器。
- 前記閉鎖部および前記胴部は、ポリエチレンを含む、請求項1乃至7のいずれか一項に記載の液体収容容器。
- 前記胴部は、動的粘弾性測定による150℃以上200℃以下での貯蔵弾性率が、10000Pa以上である、請求項1乃至8のいずれか一項に記載の液体収容容器。
- 前記閉鎖部と向かい合う保護カバーを更に備え、
前記閉鎖部および前記保護カバーが向かい合う方向への投影において、前記保護カバーは、前記第2胴部の外縁に覆われる、請求項1乃至9のいずれか一項に記載の液体収容容器。 - 液体入り容器であって、
液体を収容可能な容器本体を有する液体収容容器と、
前記液体収容容器に収容された液体とを備え、
前記容器本体は、熱可塑性樹脂を含む胴部と、前記胴部の第1の部分に設けられ、前記第1の部分の内面同士が熱溶着された密封部と、前記胴部の第2の部分に設けられた閉鎖部とを有し、
前記胴部は、前記密封部と連続的に形成された第1胴部と、前記第1胴部よりも前記閉鎖部側に設けられた第2胴部とを有し、
前記第1胴部のうち少なくとも一部の壁面厚みは、前記第2胴部の壁面厚みよりも薄く、
前記第1胴部の結晶化度は、前記第2胴部の結晶化度よりも大きい、液体入り容器。 - 前記密封部の結晶化度は、前記第1胴部の結晶化度よりも小さい、請求項11に記載の液体入り容器。
- 前記第1胴部に厚肉部が形成されており、前記厚肉部の壁面厚みは、前記第1胴部のうち、前記厚肉部の周囲の領域の壁面厚みよりも厚い、請求項11または12に記載の液体入り容器。
- 前記厚肉部の壁面厚みは、前記第1胴部の壁面厚みのうち、最も壁面厚みが厚い部分の壁面厚みよりも薄い、請求項13に記載の液体入り容器。
- 前記厚肉部の壁面厚みは、前記第2胴部の壁面厚み以上である、請求項13に記載の液体入り容器。
- 前記第1胴部のうち、前記厚肉部よりも前記第2胴部側に位置する領域の壁面厚みは、前記第2胴部の壁面厚みよりも薄い、請求項13乃至15のいずれか一項に記載の液体入り容器。
- 前記閉鎖部および前記胴部は、ポリエチレンを含む、請求項11乃至16のいずれか一項に記載の液体入り容器。
- 前記胴部は、動的粘弾性測定による150℃以上200℃以下での貯蔵弾性率が、10000Pa以上である、請求項11乃至17のいずれか一項に記載の液体入り容器。
- 前記閉鎖部と向かい合う保護カバーを更に備え、
前記閉鎖部および前記保護カバーが向かい合う方向への投影において、前記保護カバーは、前記第2胴部の外縁に覆われる、請求項11乃至18のいずれか一項に記載の液体入り容器。 - 前記密封部の外面と前記第1胴部の外面との間に、段差が形成されていないか、あるいは、高さが100μm以下の段差が形成されている、請求項11乃至19のいずれか一項に記載の液体入り容器。
- 請求項1乃至10のいずれか一項に記載の液体収容容器を準備する工程と、
前記液体収容容器内に液体を収容する工程と、
前記液体が収容された前記液体収容容器の前記第1胴部同士を、インパルスシーラーを用いてシールすることにより、前記第1の部分を封止する工程とを備える、液体入り容器の製造方法。 - 請求項11乃至20のいずれか一項に記載の液体入り容器を準備する工程と、
前記容器本体に、内部と連通する開口を形成する工程と、
前記開口から前記容器本体内の液体を取り出す工程とを含む、所定量の薬液を製造する方法。 - 前記開口は注射針によって形成され、前記注射針によって前記開口から前記容器本体内の液体を取り出す、請求項22に記載の所定量の薬液を製造する方法。
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