JP7249523B2 - アンダーランプロテクタブラケット - Google Patents

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Description

本開示は、アンダーランプロテクタブラケットに関する。
特許文献1には、アンダーランプロテクタ取付構造が記載されている。リアアンダーランプロテクタ取付構造は、リアアンダーランプロテクタ、及びブラケットを有する。ブラケットは、リアアンダーランプロテクタをサイドフレームに取り付けるための取付部材である。ブラケットは、金属製で、水平方向の断面がコの字形状を有する。ブラケットは、縦板部、前方板部、後方板部、切り欠き部、及びリブ部を有する。縦板部の上方の領域は、サイドフレームの縦板部に固定されている。前方板部は、縦板部の前端から車幅方向における外側に向かって延伸している。後方板部は、縦板部の後端から、車幅方向における外側に向かって延伸している。切り欠き部は、ブラケットの車両の前後方向における前方側に形成されている。切り欠き部は、端部が前方板部を高さ方向に延長した面に対して車両の後方側の位置に形成されている。リブ部は、第1リブと第2リブとを有する。第1リブは、リアアンダーランプロテクタの上端よりも下方で、かつ切り欠き部の下端よりも上方に設けられている。第2リブは、サイドフレームの下面と同じ高さに設けられている。
特開2018-103782号公報
特許文献1に記載のリアアンダーランプロテクタ取付構造では、ブラケット(アンダーランプロテクタブラケット)の上端側がサイドフレーム(サイドメンバ)に固定され、アンダーランプロテクタブラケットの下端側にリアアンダーランプロテクタ(アンダーランプロテクタ)が固定されるので、アンダーランプロテクタに後方からの荷重が入力すると、アンダーランプロテクタブラケットのうちサイドメンバとアンダーランプロテクタとの間の領域が変形してしまう可能性がある。
そこで、本開示は、アンダーランプロテクタから入力する荷重による変形を抑えることが可能なアンダーランプロテクタブラケットの提供を目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の第1の態様は、車両の前後方向一側の下端部で車幅方向に延びるアンダーランプロテクタを、アンダーランプロテクタよりも上方の高さ位置で前後方向に延びるサイドメンバに対して取り付けるためのアンダーランプロテクタブラケットであって、ブラケット本体と第1補強部材と第2補強部材とを備える。ブラケット本体は、車幅方向と交叉する板状に成形されて上下方向に延びて上端側がサイドメンバの車幅方向一側の側面に対して固定されて下端側がサイドメンバよりも下方に配置される縦板部と、縦板部の上記前後方向一側の一側端縁から上記車幅方向一側へ曲折する第1フランジ部と、縦板部の前後方向他側の他側端縁から上記車幅方向一側へ曲折して第1フランジ部に対向する第2フランジ部とを有し、第1フランジ部がアンダーランプロテクタを上記前後方向他側から支持する。ブラケット本体の第1フランジ部は、サイドメンバから下方へ離間してアンダーランプロテクタを上記前後方向他側から支持する支持領域と、支持領域から連続して上方へ延びる上部領域とを有する。第1補強部材は、ブラケット本体とは別体に成形され、ブラケット本体の第1フランジ部に対して上記前後方向他側から重なった状態でブラケット本体に対して固定され、ブラケット本体を補強する。第1補強部材は、第1フランジ部の支持領域に対して上記前後方向他側から重なる第1領域と、第1領域から連続して上方へ延びて第1フランジ部の上部領域に対して上記前後方向他側から重なる第2領域とを有する。第2補強部材は、上記前後方向一側の一端部と、上記前後方向他側の他端部とを有し、ブラケット本体とは別体に成形されて、第1補強部材と第2フランジ部との間で前後方向に延びてブラケット本体に対して固定され、ブラケット本体を補強する。第2補強部材は、サイドメンバよりも下方且つ第1フランジ部の支持領域よりも上方の高さ位置に配置される。第2補強部材の上記一端部は、第1補強部材の第2領域に上記前後方向他側から当接する。第2補強部材の上記他端部は、ブラケット本体の第2フランジ部に上記前後方向一側から当接する。
上記構成では、ブラケット本体の第1フランジ部が、サイドメンバから下方へ離間してアンダーランプロテクタを上記前後方向他側から支持する支持領域と、支持領域から連続して上方へ延びる上部領域とを有し、第1補強部材が、第1フランジ部の支持領域に対して上記前後方向他側から重なる第1領域と、第1領域から連続して上方へ延びて第1フランジ部の上部領域に対して上記前後方向他側から重なる第2領域とを有する。すなわち、第1フランジ部と第1補強部材とは、互いに前後に重なった部分を有し、係る重なった部分は、アンダーランプロテクタからの荷重が入力する部分(第1フランジ部の支持領域)から連続して上方へ延びる。このため、アンダーランプロテクタに対して上記前後方向一側から荷重が入力した際に応力が集中し易いブラケット本体の第1フランジ部の上部領域を、第1補強部材によって支持領域から連続して補強することができるので、アンダーランプロテクタから入力する荷重によるアンダーランプロテクタブラケットの変形を抑えることができる。
また、第2補強部材が、第1補強部材と第2フランジ部との間で前後方向に延び、第2補強部材の上記前後方向一側の一端部が、第1補強部材の第2領域に上記前後方向他側から当接し、第2補強部材の上記前後方向他側の他端部が、ブラケット本体の第2フランジ部に上記前後方向一側から当接する。このため、アンダーランプロテクタからブラケット本体の第1フランジ部に入力する荷重が第1補強部材及び第2補強部材を介して第2フランジ部にも伝達されるので、第1フランジ部への応力集中を抑えることができ、アンダーランプロテクタブラケットの変形を抑えることができる。
また、第1補強部材は、ブラケット本体とは別体に成形されるので、例えば、ブラケット本体の板厚(縦板部、第1フランジ部、及び第2フランジ部の板厚)を厚くすることなく、第1補強部材の板厚のみを厚くして、アンダーランプロテクタブラケットの強度を確保することができる。このため、ブラケット本体の板厚を厚くする場合とは異なり、重量化を抑えつつアンダーランプロテクタブラケットの変形を抑えることができる。
本発明の第2の態様は、上記第1の態様のアンダーランプロテクタブラケットであって、ブラケット本体の第2フランジ部が、少なくともサイドメンバの下端よりも上方の高さ位置と第2補強部材の上記他端部の高さ位置との間で上下方向に延びる。
上記構成では、ブラケット本体の第2フランジ部は、少なくともサイドメンバの下端よりも上方の高さ位置と第2補強部材の他端部の高さ位置との間で上下方向に延びるので、アンダーランプロテクタからアンダーランプロテクタブラケットに荷重が入力した際に、ブラケット本体の第1フランジ部から第1補強部材及び第2補強部材を介して第2フランジ部へ伝達された荷重をサイドメンバ側へ伝達することができる。このため、アンダーランプロテクタブラケットの所定の箇所への応力集中を抑えることができる。
本発明の第3の態様は、上記第1の態様または上記第2の態様のアンダーランプロテクタブラケットであって、ブラケット本体の第1フランジ部及び第1補強部材の少なくとも一方が、サイドメンバの下端よりも上方まで延びる。
上記構成では、ブラケット本体の第1フランジ部及び第1補強部材の少なくとも一方が、サイドメンバの下端よりも上方まで延びるので、アンダーランプロテクタからアンダーランプロテクタブラケットに荷重が入力した際に、荷重をブラケット本体の第1フランジ部及び第1補強部材の少なくとも一方からサイドメンバ側へ伝達することができる。このため、アンダーランプロテクタブラケットの所定の箇所への応力集中を抑えることができる。
本発明の第4の態様は、上記第1の態様~上記第3の態様のいずれかのアンダーランプロテクタブラケットであって、第1補強部材の下端が、第1フランジ部の支持領域の下端よりも上方に位置する。
上記構成では、第1補強部材の下端が、第1フランジ部の支持領域の下端よりも上方に位置する。すなわち、第1補強部材は、第1フランジ部の支持領域の上側の領域に対して前後方向に重なり、支持領域の下側の領域に対しては重ならない。このため、第1補強部材の上下方向の長さを抑えることができるので、アンダーランプロテクタブラケットの重量化を抑えることができる。
本開示によれば、アンダーランプロテクタから入力する荷重によるアンダーランプロテクタブラケットの変形を抑えることができる。
本発明の一実施形態に係るアンダーランプロテクタブラケットを備える車両の側面図である。 車両の後端部の後方からの斜視図である。 ブラケットの後方からの斜視図である。 ブラケットの車幅方向外側からの側面図である。 ブラケットの変形例を示す車幅方向外側からの側面図である。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。なお、各図において、FRは車両の前方を、UPは上方を、INは車幅方向内側をそれぞれ示す。また、以下の説明において、前後方向は車両の前後方向を意味し、左右方向は車両前方を向いた状態での左右方向を意味する。
図1及び図2に示すように、本実施形態に係るアンダーランプロテクタブラケットは、車両1の後端下部(前後方向一側の下端部)で車幅方向に延びる筒状(本実施形態では、矩形筒状)のリヤアンダーランプロテクタ(アンダーランプロテクタ)3(以下、「RUP3」という。)を車体フレーム4に取り付けるためのブラケット(アンダーランプロテクタブラケット)10に適用される。RUP3は、車体フレーム4よりも下方で車幅方向に延び、左右のブラケット10を介して車体フレーム4に支持され、車両1の後端部への他の車両の衝突時に、車体フレーム4の下方への上記他の車両の潜り込みを防止する。
車体フレーム4は、梯子状に形成されるフレームであって、車幅方向両側で前後方向に延びる左右のサイドメンバ5と、車幅方向に延びて左右のサイドメンバ5同士を連結する複数のクロスメンバ6とを有する。本実施形態では、左右のサイドメンバ5は、車幅方向と交叉するウェブ5aと、ウェブ5aの上端縁から車幅方向内側へ延びる上フランジ5bと、ウェブ5aの下端縁から車幅方向内側へ延びる下フランジ5cとを有し、車幅方向内側へ開放される断面U状に成形されて前後方向に延びる。左右のサイドメンバ5のウェブ5aの車幅方向外側面(車幅方向一側の側面)7には左右のブラケット10が固定される。なお、左右のブラケット10は、車両1の左右に対称的に設けられ、略同様の構成を有するため、以下では左側のブラケット10について説明し、右側のブラケット10の説明を省略する。
図3及び図4に示すように、左側のブラケット10(以下、単に「ブラケット10」という。)は、上下方向に延び、上端側が車体フレーム4のサイドメンバ5の車幅方向外側面7に固定される。ブラケット10の下端側の後面側には、サイドメンバ5よりも下方に配置されるRUP3が固定される。ブラケット10は、ブラケット本体11と、別体フランジ(第1補強部材)12と、3つのレインフォース13~15とを備える。
ブラケット本体11は、車幅方向と交叉する板状の縦板部16と、縦板部16の前端縁(前後方向他側の他側端縁)23から車幅方向外側(車幅方向一側)へ曲折する前フランジ部(第2フランジ部)17と、縦板部16の後端縁(前後方向一側の一側端縁)24から車幅方向外側へ曲折する後フランジ部(第1フランジ部)18とを有する。縦板部16と前フランジ部17と後フランジ部18とは、一体成形される。ブラケット本体11の上端側は、サイドメンバ5の車幅方向外側面7に固定(本実施形態では、ボルト・ナット(図示省略)によって締結固定)される。ブラケット本体11の後フランジ部18の下端側の後面には、RUP3が固定される。
ブラケット本体11の縦板部16は、縦板部16のうちサイドメンバ5の下端21よりも上方の領域(図4に示す破線よりも上方の領域)である車体側固定部19と、縦板部16のうちサイドメンバ5の下端21よりも下方の領域(図4に示す破線よりも下方の領域)である下方延設部20とを一体的に有する。車体側固定部19は、サイドメンバ5に対して固定される複数のボルト挿通孔40を有し、サイドメンバ5のウェブ5aの車幅方向外側面7に面接触した状態で、ウェブ5aに対して固定(本実施形態では、締結固定)される。下方延設部20は、車体側固定部19から連続して下方へ延びる。すなわち、縦板部16の上端側は、サイドメンバ5の車幅方向外側面7に対して固定され、縦板部16の下端側は、サイドメンバ5よりも下方に配置される。本実施形態では、下方延設部20は、下方延設部20の後端縁24から前方へ切欠状に成形された凹部22を有する。下方延設部20の凹部22は、サイドメンバ5の下端21の近傍の高さ位置に配置される。縦板部16の前端縁23は、車体側固定部19から下方延設部20に亘って上下に直線状に延びる。縦板部16の車体側固定部19の前端縁23は、サイドメンバ5の車幅方向外側面7に沿って上下方向に延びる。縦板部16の後端縁24のうち、凹部22よりも下方の領域24aは、縦板部16の前端縁23と略平行に上下に直線状に延び、凹部22よりも上方の領域24bは、車幅方向外側からの側面視において後方へ膨出するように湾曲している。凹部22よりも上方の縦板部16の後端縁24bのうちサイドメンバ5の下端21よりも上方は、サイドメンバ5の車幅方向外側面7に沿って延びている。
ブラケット本体11の前フランジ部17は、前後方向と交叉する板状に成形され、縦板部16の前端縁23に沿って縦板部16から車幅方向外側へ起立する。前フランジ部17は、縦板部16の上端から下端まで連続して上下方向に延び、縦板部16を補強する。前フランジ部17の上端は、サイドメンバ5の下端21よりも上方(本実施形態では、ブラケット本体11の縦板部16のうちサイドメンバ5に対して固定される複数のボルト挿通孔40よりも上方)に配置される。
ブラケット本体11の後フランジ部18は、前後方向と交叉する板状に成形され、縦板部16の後端縁24のうち凹部22よりも下方の領域24aに沿って縦板部16から車幅方向外側へ起立する。後フランジ部18は、縦板部16の凹部22から下端まで連続して上下方向に延び、縦板部16を補強する。すなわち、本実施形態では、後フランジ部18の全域が、サイドメンバ5の下端21よりも下方に配置される。後フランジ部18は、前フランジ部17から後方へ離間した位置に配置され、前フランジ部17に対向する。後フランジ部18の下端側の後面には、取付板28を介してRUP3が固定される。取付板28は、RUP3をブラケット本体11の後フランジ部18に取り付けるための部材であって、前後方向と交叉する板状に成形され、後フランジ部18とRUP3との間に介在する。取付板28の下端部には、RUP3を下方から支持する支持部材29が固定される。支持部材29は、取付板28の下端側から後方へ延び、RUP3の下面を下方から支持する。後フランジ部18は、RUP3を前方から支持するRUP支持領域(支持領域)26と、RUP支持領域26の上端の高さ位置H1(図4に一点鎖線H1で示す高さ位置。本実施形態では、RUP3の上端25の高さ位置)から連続して上方へ延びる上部領域27とを有する。後フランジ部18の上部領域27は、RUP支持領域26から連続して上方の凹部22まで延びる。
別体フランジ12は、ブラケット本体11とは別体に成形される板状の部材であって、ブラケット本体11の縦板部16の後端縁24側を補強する。別体フランジ12は、上下方向に略直線状に延びる下側フランジ部30と、下側フランジ部30の上端33から曲折して後方へ延びた後、後上方へ延びる上側フランジ部31とを一体に有する。別体フランジ12は、ブラケット本体11の後フランジ部18の上端側に固定されて後フランジ部18から連続して上方へ延び、且つブラケット本体11の縦板部16の後端縁24側に固定されることによって、後フランジ部18とともに縦板部16の後端縁24側を補強するフランジとして機能する。
別体フランジ12の下側フランジ部30は、前後方向と交叉する板状に成形され、その下部側がブラケット本体11の後フランジ部18の前面に前方から重なり、上部側がブラケット本体11の凹部22を上下に横切った状態で、ブラケット本体11に対して固定される。下側フランジ部30は、ブラケット本体11の縦板部16の後端縁24を補強するとともに、ブラケット本体11の後フランジ部18を補強する。下側フランジ部30の下端32(別体フランジ12の下端32)は、後フランジ部18のRUP支持領域26の上端の高さ位置H1よりも下方、且つRUP支持領域26の下端の高さ位置H2(図4に一点鎖線H2で示す高さ位置。本実施形態では、後フランジ部18の下端の高さ位置)よりも上方に位置している。下側フランジ部30の上端33は、ブラケット本体11の凹部22の上方に位置している。すなわち、下側フランジ部30は、後フランジ部18のRUP支持領域26の上端の高さ位置H1よりも下方からブラケット本体11の凹部22よりも上方まで直線状に延びる。下側フランジ部30は、ブラケット本体11の後フランジ部18のRUP支持領域26の上端部に前方から重なる第1領域34(RUP支持領域26の上端の高さ位置H1よりも下方の領域)と、第1領域34から連続して上方へ直線状に延びて後フランジ部18の上部領域27の上下の全域に前方から重なる第2領域35(RUP支持領域26の上端の高さ位置H1よりも上方、且つ後フランジ部18の上端よりも下方の領域)と、第2領域35から連続して上方へ直線状に延びて凹部22を上下に横切る第3領域36(後フランジ部18の上端よりも上方の領域)とを有する。すなわち、下側フランジ部30の第1領域34及び第2領域35は、ブラケット本体11の後フランジ部18に対して前方から重なっている。別体フランジ12の下側フランジ部30は、ブラケット本体11の前フランジ部17に対して後方から対向する。
別体フランジ12の上側フランジ部31は、下側フランジ部30の上端33から曲折して後方へ延びる第4領域37と、第4領域37の後端から曲折して後ろ上方へ延びる第5領域38とを有する。上側フランジ部31は、ブラケット本体11の縦板部16の後端縁24bの近傍に配置されて縦板部16の後端縁24bに沿って延び、縦板部16に固定されて縦板部16の後端縁24b側を補強する。上側フランジ部31の第4領域37は、上下方向と交叉する板状に成形され、サイドメンバ5の下端21と略同じ高さ位置(本実施形態では、僅かに下方)に配置される。上側フランジ部31の第5領域38は、第4領域37の後端からサイドメンバ5の下端21よりも上方まで延びる。すなわち、上側フランジ部31の上端39(別体フランジ12の上端39)は、サイドメンバ5の下端21よりも上方に配置され、サイドメンバ5の車幅方向外側面7の車幅方向外側に位置する。本実施形態では、上側フランジ部31の上端39側は、ブラケット本体11の縦板部16のボルト挿通孔40の高さ位置まで延びている。なお、上側フランジ部31の第4領域37を、サイドメンバ5の下端21よりも上方に配置してもよい。
3つのレインフォース13~15は、ブラケット本体11を補強する板状の部材であって、ブラケット本体11及び別体フランジ12とは別体に成形され、ブラケット本体11の前フランジ部17と後フランジ部18との間の空間41に配置される。3つのレインフォース13~15は、最も上方に位置する上側レインフォース(第2補強部材)13と、最も下側に位置する下側レインフォース14と、中間に位置する中間レインフォース15とを有する。
上側レインフォース13は、上下方向と交叉する板状に成形され、サイドメンバ5の下端21よりも下方且つブラケット本体11の後フランジ部18のRUP支持領域26の上端の高さ位置H1よりも上方に配置され、ブラケット本体11及び別体フランジ12に対して固定される。上側レインフォース13の後端部(一端部)13aは、別体フランジ12の下側フランジ部30の第2領域35の前面に前方から当接した状態で、下側フランジ部30の第2領域35に対して固定(例えば溶接によって固定)される。上側レインフォース13の前端部(他端部)13bは、ブラケット本体11の前フランジ部17の後面に後方から当接した状態で、前フランジ部17に対して固定(例えば溶接によって固定)される。上側レインフォース13の車幅方向内側の端縁部は、ブラケット本体11の縦板部16の車幅方向外側面16aに対して固定(例えば溶接によって固定)される。
下側レインフォース14は、上下方向と交叉する板状に成形され、ブラケット本体11の縦板部16の下端部の高さ位置に配置され、ブラケット本体11に対して固定される。下側レインフォース14の後端部14aは、ブラケット本体11の後フランジ部18の下端部の前面に前方から当接した状態で、後フランジ部18に対して固定(例えば溶接によって固定)される。下側レインフォース14の前端部14bは、ブラケット本体11の前フランジ部17の下端部の後面に後方から当接した状態で、前フランジ部17に対して固定(例えば溶接によって固定)される。下側レインフォース14の車幅方向内側の端縁部は、ブラケット本体11の縦板部16の車幅方向外側面16aに対して固定(例えば溶接によって固定)される。
中間レインフォース15は、上下方向と交叉する板状に成形され、上側レインフォース13と下側レインフォース14との間の高さ位置に配置され、ブラケット本体11に対して固定される。中間レインフォース15の後端部15aは、ブラケット本体11の後フランジ部18の前面に前方から当接した状態で、後フランジ部18に対して固定(例えば溶接によって固定)される。中間レインフォース15の前端部15bは、ブラケット本体11の前フランジ部17の後面に後方から当接した状態で、前フランジ部17に対して固定(例えば溶接によって固定)される。中間レインフォース15の車幅方向内側の端縁部は、ブラケット本体11の縦板部16の車幅方向外側面16aに対して固定(例えば溶接によって固定)される。
上記のように構成されたブラケット10では、ブラケット10の上端側が車体フレーム4のサイドメンバ5に固定され、ブラケット10の下端側にはRUP3が固定される。このため、例えば、他の車両との衝突時等にRUP3に対して後方から荷重が入力した際(以下、単に「RUP3に荷重が入力した際」という。)には、RUP3から前方への荷重がブラケット10の下端側に入力し、ブラケット10に入力した荷重が上方のサイドメンバ5側へ伝達される。
ブラケット本体11の後フランジ部18は、RUP3を前方から支持するRUP支持領域26と、RUP支持領域26の上端の高さ位置H1から連続して上方へ延びる上部領域27とを有する。また、別体フランジ12の下側フランジ部30は、ブラケット本体11の後フランジ部18のRUP支持領域26に重なる第1領域34と、第1領域34から連続して上方へ延びて後フランジ部18の上部領域27に重なる第2領域35とを有する。すなわち、ブラケット本体11の後フランジ部18と別体フランジ12(下側フランジ部30)とが重なった部分は、RUP3からの荷重が入力する部分(後フランジ部18のRUP支持領域26)から連続して上方へ延びる。このように、ブラケット本体11の後フランジ部18と別体フランジ12とが重なった部分が、RUP3からの荷重が入力する部分から連続して上方へ延びるので、RUP3に荷重が入力した際に応力が集中し易いブラケット本体11の後フランジ部18の上部領域27(後フランジ部18のRUP支持領域26よりも上方且つサイドメンバ5よりも下方の領域)を、別体フランジ12の下側フランジ部30によって補強することができる。このため、RUP3から入力する荷重によるブラケット10の変形を抑えることができる。
また、別体フランジ12の上端39は、サイドメンバ5の下端21よりも上方に配置されるので、別体フランジ12の上端39及びブラケット本体11の後フランジ部18の上端の双方がサイドメンバ5の下端21よりも下方に配置される場合とは異なり、RUP3に荷重が入力した際にブラケット本体11の後フランジ部18に入力する荷重を、別体フランジ12を介してサイドメンバ5側へ効率よく伝達することができる。このため、ブラケット10の所定の箇所への応力集中を抑えることができる。
また、サイドメンバ5の下端21よりも下方且つブラケット本体11の後フランジ部18のRUP支持領域26の上端の高さ位置H1よりも上方には、上側レインフォース13が配置されて前後方向に延びる。上側レインフォース13の後端部13aは、別体フランジ12の下側フランジ部30の第2領域35の前面に前方から当接し、上側レインフォース13の前端部13bは、ブラケット本体11の前フランジ部17の後面に後方から当接する。このため、RUP3からブラケット本体11の後フランジ部18に入力する荷重は、別体フランジ12の下側フランジ部30及び上側レインフォース13を介してブラケット本体11の前フランジ部17にも伝達されるので、ブラケット本体11の後フランジ部18への応力集中を抑えることができ、ブラケット10の変形を抑えることができる。
ブラケット本体11の縦板部16の車体側固定部19の前端縁23は、サイドメンバ5の車幅方向外側面7に沿って上下方向に延びる。ブラケット本体11の前フランジ部17は、縦板部16の前端縁23から車幅方向外側へ曲折し、縦板部16の上端から下端まで連続して上下方向に延び、前フランジ部17の上端は、サイドメンバ5の下端21よりも上方に配置される。このため、前フランジ部17の上端がサイドメンバ5の下端21よりも下方に配置される場合とは異なり、RUP3に荷重が入力した際にブラケット本体11の後フランジ部18から別体フランジ12(下側フランジ部30)及び上側レインフォース13を介してブラケット本体11の前フランジ部17へ伝達された荷重を、前フランジ部17からサイドメンバ5側へ効率よく伝達することができる。このため、ブラケット10の所定の箇所への応力集中を抑えることができる。
また、別体フランジ12は、ブラケット本体11とは別体に成形されるので、例えば、ブラケット本体11の板厚(縦板部16、前フランジ部17、及び後フランジ部18の板厚)を厚くすることなく、別体フランジ12の板厚のみを厚くして、ブラケット10の強度を確保することができる。このため、ブラケット本体11の板厚を厚くする場合とは異なり、重量化を抑えつつブラケット10の変形を抑えることができる。
従って、本実施形態によれば、RUP3から入力する荷重によるブラケット10の変形を抑えることができる。
また、ブラケット本体11の前フランジ部17及び後フランジ部18を上下方向に直線状に延ばし、別体フランジ12側にフランジの曲折部分(下側フランジ部30と上側フランジ部31との曲折部分、及び上側フランジ部31の第4領域37と第5領域38との曲折部分)を設けている。このため、ブラケット本体11を曲げ加工で成形することができるので、例えば、プレス絞り加工で成形する場合とは異なり、ブラケット本体11を成形し易い。
また、別体フランジ12の下端32が、ブラケット本体11の後フランジ部18のRUP支持領域26の下端の高さ位置H2(図4に一点鎖線H2で示す高さ位置。本実施形態では、後フランジ部18の下端の高さ位置)よりも上方に位置している。すなわち、別体フランジ12の下側フランジ部30は、後フランジ部18のRUP支持領域26の上側の領域に対して前後方向に重なり、RUP支持領域26の下側の領域に対しては重ならない。このため、別体フランジ12の下側フランジ部30上下方向の長さを抑えることができるので、ブラケット10の重量化を抑えることができる。
なお、本実施形態では、ブラケット本体11の前フランジ部17の下端部と後フランジ部18の下端部とを、下側レインフォース14によって連結したが、これに限定されるものではない。例えば、図5に示すように、ブラケット(アンダーランプロテクタブラケット)50のブラケット本体51は、車幅方向と交叉してサイドメンバ5から下方へ延びる縦板部52と、縦板部52の前端縁(他側端縁)から曲折して車幅方向外側へ延びる前フランジ部(第2フランジ部)53と、縦板部52の後端縁(一側端縁)から曲折して車幅方向外側へ延びる後フランジ部(第1フランジ部)54と、縦板部52の下端縁から曲折して車幅方向外側へ延びる下フランジ部59とを一体に有してもよい。下フランジ部59は、縦板部52、前フランジ部53、及び後フランジ部54の下端部に一体成形される。この場合、ブラケット本体51を、プレス絞り加工で成形してもよい。なお、後フランジ部54は、RUP3を前方から支持するRUP支持領域(支持領域)60(図5に示す高さ位置H1と高さ位置H2との間の領域)と、RUP支持領域60から連続して上方へ延びる上部領域63(図5に示す高さ位置H1よりも上方の領域)とを有する。
また、本実施形態では、RUP3をブラケット本体11の後フランジ部18側へ取り付けるための取付板28を設けたが、取付板28を設けることなく、RUP3をブラケット本体11の後フランジ部18に直接的に固定してもよい。また、本実施形態では、RUP3を下方から支持する支持部材29を設けたが、支持部材29を設けなくてもよい。
また、本実施形態では、ブラケット本体11の縦板部16に凹部22を設け、凹部22よりも上方の縦板部16の後端縁24bを、車幅方向外側からの側面視において後方へ膨出するように湾曲させたが、これに限定されるものではない。例えば、ブラケット本体11の縦板部16に凹部22を設けることなく、ブラケット本体11の縦板部16の後端縁24を縦板部16の上下に亘って直線状に延ばしてもよい。
また、本実施形態では、前フランジ部17の上端を、サイドメンバ5の下端21よりも上方に配置したが、これに限定されるものではなく、前フランジ部17の上端をサイドメンバ5の下端21よりも下方に配置してもよい。
また、本実施形態では、ブラケット本体11の後フランジ部18に重ねて後フランジ部18を補強する第1補強部材を、ブラケット本体11の縦板部16の後端縁24側のフランジとして機能する別体フランジ(第1補強部材)12としたが、第1補強部材はこれに限定されるものではない。例えば、図5に示すように、第1補強部材は、上述したブラケット本体51の縦板部52の後端縁側を補強するフランジではなく、ブラケット本体51の後フランジ部54に前側から重なって後フランジ部54を補強する補強板(第1補強部材)55であってもよい。この場合、補強板55は、ブラケット本体51とは別体に成形され、ブラケット本体51の後フランジ部54のRUP支持領域60の上端部に前方から重なる第1領域62(図5に示す高さ位置H1よりも下方の領域)と、第1領域62から連続して上方へ延びて後フランジ部54の上部領域63の下端部に前方から重なる第2領域61(図5に示す高さ位置H1よりも上方の領域)とを有する。
また、本実施形態では、ブラケット本体11の後フランジ部(第1フランジ部)18の上端をサイドメンバ5の下端21よりも下方に配置し、別体フランジ(第1補強部材)12の上端39をサイドメンバ5の下端21よりも上方に配置したが、これに限定されるものではなく、第1フランジ部の上端及び第1補強部材の上端の少なくとも一方を、サイドメンバ5の下端21よりも上方に配置していればよい。例えば、第1フランジ部の上端及び第1補強部材の上端の双方を、サイドメンバ5の下端21よりも上方に配置してもよい。または、図5に示すように、ブラケット50のブラケット本体51の後フランジ部54の上端58をサイドメンバ5の下端21よりも上方に配置し、後フランジ部54を補強する補強板(第1補強部材)55の上端をサイドメンバ5の下端21よりも下方に配置してもよい。
また、本実施形態では、第1フランジ部の上端及び第1補強部材の上端の少なくとも一方(後フランジ部(第1フランジ部)18の上端)を、サイドメンバ5の下端21よりも上方に配置したが、これに限定されるものではなく、第1フランジ部の上端及び第1補強部材の上端の双方を、サイドメンバ5の下端21よりも下方に配置してもよい。この場合であっても、RUP3からブラケット本体11の後フランジ部18に入力する荷重を、別体フランジ12の下側フランジ部30及び上側レインフォース13を介してブラケット本体11の前フランジ部17へ伝達することができるので、ブラケット本体11の後フランジ部18への応力集中を抑えることができ、ブラケット10の変形を抑えることができる。
また、本実施形態では、3つのレインフォース13~15を設けたが、これに限定されるものではなく、少なくとも上側レインフォース(第2補強部材)13を設けていればよい。例えば、図5に示すように、上下2つのレインフォース56,57を設けてもよい。上側レインフォース(第2補強部材)56は、上下方向と交叉する板状に成形され、サイドメンバ5の下端21よりも下方且つブラケット本体51の後フランジ部54のRUP支持領域60の上端の高さ位置H1よりも上方に配置され、ブラケット本体51及び補強板55に対して固定される。上側レインフォース56の後端部(一端部)56aは、補強板55の第2領域61の前面に前方から当接した状態で、補強板55の第2領域61に対して固定(例えば溶接によって固定)される。上側レインフォース56の前端部(他端部)56bは、ブラケット本体51の前フランジ部53の後面に後方から当接した状態で、前フランジ部53に対して固定(例えば溶接によって固定)される。上側レインフォース56の車幅方向内側の端縁部は、ブラケット本体51の縦板部52の車幅方向外側面52aに対して固定(例えば溶接によって固定)される。下側レインフォース57は、上側レインフォース56よりも下方に配置されてブラケット本体51に対して固定され、ブラケット本体51を補強する。
また、本実施形態では、ブラケット本体11をサイドメンバ5の車幅方向外側面7に固定したが、サイドメンバ5が車幅方向内側面を有する場合には、ブラケット本体11を、サイドメンバの車幅方向内側面(車幅方向一側の側面)に固定してもよく、ブラケット10の前フランジ部17及び後フランジ部18を、縦板部52の前後の端縁23,24から曲折して車幅方向内側(車幅方向一側)へ延ばしてもよい。
以上、本発明について、上記実施形態に基づいて説明を行ったが、本発明は上記実施形態の内容に限定されるものではなく、当然に本発明を逸脱しない範囲で適宜変更が可能である。すなわち、この実施形態に基づいて当業者等によりなされる他の実施形態、実施例および運用技術等は全て本発明の範疇に含まれることは勿論である。
例えば、上記実施形態では、本開示に係るアンダーランプロテクタブラケットを、車両1の後端下部(前後方向一側の下端部)で車幅方向に延びるリヤアンダーランプロテクタ(アンダーランプロテクタ)3を車体フレーム4のサイドメンバ5に取り付けるためのブラケット(アンダーランプロテクタブラケット)10に適用したが、これに限定されるものではない。図1に示すように、本開示に係るアンダーランプロテクタブラケットを、車両1の前端下部(前後方向一側の下端部)で車幅方向に延びるフロントアンダーランプロテクタ(アンダーランプロテクタ)71を車体フレーム4のサイドメンバ5に取り付けるためのブラケット(アンダーランプロテクタブラケット)70に適用してもよい。
本開示に係るアンダーランプロテクタブラケットは、アンダーランプロテクタを有する車両に広く適用することができる。
1:車両
3:リヤアンダーランプロテクタ(アンダーランプロテクタ)
5:サイドメンバ
7:サイドメンバの車幅方向外側面(車幅方向一側の側面)
10,50,70:ブラケット(アンダーランプロテクタブラケット)
11,51:ブラケット本体
12:別体フランジ(第1補強部材)
13,56:上側レインフォース(第2補強部材)
13a,56a:上側レインフォースの後端部(一端部)
13b,56b:上側レインフォースの前端部(他端部)
16,52:縦板部
17,53:前フランジ部(第2フランジ部)
18,54:後フランジ部(第1フランジ部)
23:縦板部の前端縁(前後方向他側の他側端縁)
24:縦板部の後端縁(前後方向一側の一側端縁)
26,60:後フランジ部のRUP支持領域(支持領域)
27,63:後フランジ部の上部領域
34:別体フランジの第1領域
35:別体フランジの第2領域
55:補強板(第1補強部材)
61:補強板の第2領域
62:補強板の第1領域
71:フロントアンダーランプロテクタ(アンダーランプロテクタ)

Claims (4)

  1. 車両の前後方向一側の下端部で車幅方向に延びるアンダーランプロテクタを、前記アンダーランプロテクタよりも上方の高さ位置で前後方向に延びるサイドメンバに対して取り付けるためのアンダーランプロテクタブラケットであって、
    車幅方向と交叉する板状に成形されて上下方向に延びて上端側が前記サイドメンバの車幅方向一側の側面に対して固定されて下端側が前記サイドメンバよりも下方に配置される縦板部と、前記縦板部の前記前後方向一側の一側端縁から前記車幅方向一側へ曲折する第1フランジ部と、前記縦板部の前後方向他側の他側端縁から前記車幅方向一側へ曲折して前記第1フランジ部に対向する第2フランジ部とを有し、前記第1フランジ部が前記アンダーランプロテクタを前記前後方向他側から支持するブラケット本体と、
    前記ブラケット本体とは別体に成形され、前記ブラケット本体の前記第1フランジ部に対して前記前後方向他側から重なった状態で前記ブラケット本体に対して固定され、前記ブラケット本体を補強する第1補強部材と、
    前記前後方向一側の一端部と、前記前後方向他側の他端部とを有し、前記ブラケット本体とは別体に成形されて、前記第1補強部材と前記第2フランジ部との間で前後方向に延びて前記ブラケット本体に対して固定され、前記ブラケット本体を補強する第2補強部材と、を備え、
    前記ブラケット本体の前記第1フランジ部は、前記サイドメンバから下方へ離間して前記アンダーランプロテクタを前記前後方向他側から支持する支持領域と、前記支持領域から連続して上方へ延びる上部領域とを有し、
    前記第1補強部材は、前記第1フランジ部の前記支持領域に対して前記前後方向他側から重なる第1領域と、前記第1領域から連続して上方へ延びて前記第1フランジ部の前記上部領域に対して前記前後方向他側から重なる第2領域とを有し、
    前記第2補強部材は、前記サイドメンバよりも下方且つ前記第1フランジ部の前記支持領域よりも上方の高さ位置に配置され、
    前記第2補強部材の前記一端部は、前記第1補強部材の前記第2領域に前記前後方向他側から当接し、
    前記第2補強部材の前記他端部は、前記ブラケット本体の前記第2フランジ部に前記前後方向一側から当接する
    ことを特徴とするアンダーランプロテクタブラケット。
  2. 請求項1に記載のアンダーランプロテクタブラケットであって、
    前記ブラケット本体の前記第2フランジ部は、少なくとも前記サイドメンバの下端よりも上方の高さ位置と前記第2補強部材の前記他端部の高さ位置との間で上下方向に延びる
    ことを特徴とするアンダーランプロテクタブラケット。
  3. 請求項1または請求項2に記載のアンダーランプロテクタブラケットであって、
    前記ブラケット本体の前記第1フランジ部及び前記第1補強部材の少なくとも一方は、前記サイドメンバの下端よりも上方まで延びる
    ことを特徴とするアンダーランプロテクタブラケット。
  4. 請求項1~請求項3のいずれかに記載のアンダーランプロテクタブラケットであって、
    前記第1補強部材の下端は、前記第1フランジ部の前記支持領域の下端よりも上方に位置する
    ことを特徴とするアンダーランプロテクタブラケット。
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