JP7248887B2 - 樹脂パッケージ及び発光装置 - Google Patents

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Description

本開示は、樹脂パッケージ及び発光装置に関する。
従来から、発光装置を構成する樹脂パッケージとして、発光素子が載置されるリードの樹脂パッケージへの密着性を図るために、リードの外周部に表面から凹んだ凹部を配置するなどの種々の工夫がなされている(例えば、特許文献1)。
特開2014-112614号公報
本発明は、発光素子が載置されるリードと樹脂パッケージとのさらなる密着性の向上を図った樹脂パッケージ及び発光装置を提供することを目的とする。
本願は以下の発明を含む。
(1)第1リード及び第2リードと、
該第1リード及び第2リードを保持する樹脂部材と、を備え、
前記第1リードは、第1部と、第2部と、前記第1部と前記第2部の間に位置し第1方向に延長して前記第1部と前記第2部とを連結し、前記第1方向に直交する第2方向において前記第1部及び前記第2部よりも幅狭の連結部と、前記連結部上及び前記第1部上にそれぞれ配置された素子載置領域と、を有し、
前記素子載置領域に隣接する前記第1部及び前記第2部のそれぞれの上面は凹部を有し、
前記凹部内に前記樹脂部材が位置する樹脂パッケージ。
(2)上述した樹脂パッケージ及び、前記連結部上及び前記第1部上の素子載置領域にそれぞれ配置された複数の発光素子を備える発光装置。
本発明の樹脂パッケージ及び発光装置は、リードと樹脂部材の密着性の向上を図ることができる。
一実施形態の樹脂パッケージの概略透過平面図である。 図1AのA-A’線における断面図である。 図1AのB-B’線における断面図である。 図1Aの樹脂パッケージの概略下面図である。 図1Aの樹脂パッケージを構成するリードの概略平面図である。 図1Aの樹脂パッケージを構成するリードの概略下面図である。 図1Aの樹脂パッケージを構成するリードの変形例の概略平面図である。 図1Aの樹脂パッケージを構成するリードの別の変形例の概略平面図である。 一実施形態の発光装置の概略平面図である。 図3Aの発光装置の概略透過平面図である。 図3AのA-A’線における断面図である。 図3AのB-B’線における断面図である。 図2Aのリードを有する樹脂パッケージを備える発光装置の概略平面図である。 図2Bのリードを有する樹脂パッケージを備える発光装置の概略平面図である。
以下、図面に基づいて詳細に説明する。複数の図面に表れる同一符号の部分は同一もしくは同等の部分又は部材を示す。
さらに以下は、本発明の技術思想を具体化するための発光装置を例示するものであって、本発明を以下に限定するものではない。構成部品の寸法、材質、形状、その相対的配置等は、特定的な記載がない限り、本発明の範囲をそれのみに限定する趣旨ではなく、例示することを意図したものである。各図面が示す部材の大きさ及び位置関係等は、理解を容易にする等のために誇張している場合がある。
〔樹脂パッケージ〕
図1A~1Fに示すように、本発明の一実施形態の樹脂パッケージ13は、第1リード11及び第2リード12と、これら第1リード11及び第2リード12を保持する樹脂部材14と、を備えている。第1リード11は、第1部11Aと、第2部11Bと、第1部と第2部の間に位置し第1方向に延長して第1部11Aと第2部11Bとを連結する連結部11Cと、連結部11C上及び第1部11A上にそれぞれ配置された素子載置領域と、を有する。樹脂部材14は、第1リード11と第2リード12の間に位置し、第1リード11及び第2リード12を保持している。素子載置領域に隣接する第1部11A及び第2部11Bのそれぞれの上面は、凹部11xを有し、凹部11x内に樹脂部材14が配置されている。このように、樹脂部材14は、第1リード11及び第2リード12を保持するとともに、凹部11x内にも配置される。これにより、第1リード11と樹脂部材14の接触面積を増加させることができるので、第1リード11と樹脂部材14の密着性を向上させることができる。第2方向において第1部及び第2部よりも幅狭の連結部を備えることにより、第2方向において第1部及び/又は第2部よりも幅広の連結部を備える場合よりも、樹脂部材と第1リードが接する面積を大きくしやすくなる。これにより、第1リードと樹脂部材の密着性が向上する。また、第1リード及び第2リード12は、一般的に樹脂部材14よりも強度が高い。このため、第1部11Aと第2部11Bとの間に第1リードの連結部11Cが位置することにより、第1リードが連結部を備えていない場合よりも、樹脂パッケージの強度を向上させることができる。樹脂パッケージの強度が向上することにより、第1部11Aと第2部11Bの間に位置する樹脂部材14のクラックを抑制することができる。
(第1リード11及び第2リード12)
第1リード11及び第2リード12は、発光素子の一対の電極と電気的に接続して発光素子に通電するための部材である。図1Eに示すように、第1リード11及び第2リード12は、離れて配置されている。
第1リード11及び第2リード12は、通常、板状のリードフレームを打ち抜き等の加工によって、複数の樹脂パッケージに対応するように、縦及び/又は横に複数ユニットが繰返して配置され、1つの樹脂パッケージを構成するために1つのユニットごとに切断されて形成される。このため、1つのユニットを構成する第1リード11及び第2リード12は、これらから、一体的にリードフレームに連結するための延伸部が延長している。延伸部は、樹脂パッケージの外側面おいて、樹脂部材と略同一平面であり樹脂部材から露出する。本願においては、第1リード11及び第2リード12の形状を説明する場合には、特に断りのない限り、延伸部S(図1E参照)はその形状には含まないこととする。
第1リード11は、第1部11Aと、第2部11Bと、第1部11Aと第2部11Bとを連結する連結部11Cと、を有する。第1部11A及び第2部11Bは第1方向に並列に配置されており、連結部11Cは、第1部と第2部の間に位置し第1方向に延長して第1部11A及び第2部11Bと連結している。
連結部11Cは、第1方向に直交する第2方向において、第1部11A及び第2部11Bよりも幅狭である。第1方向において、連結部11Cの長さは、第1部11A及び/又は第2部11Bの長さよりも短いことが好ましい。これにより、第1方向において樹脂パッケージを小型化することができる。
第2部11Bと対向する第1部11Aの外周の一部は、第2方向に延長していることが好ましい。このようにすることで、例えば、第2部11Bと対向する第1部11Aの外周の近傍に矩形の発光素子を載置するときに、発光素子の外周の1辺が第2方向と平行になるように載置しやすくなる。また、第1部11Aと対向する第2部11Bの外周の一部は、第2方向に延長していることが好ましい。このようにすることで、例えば、第1部11Aと対向する第2部11Bの外周の近傍に矩形の発光素子を載置するときに、発光素子の外周の1辺が第2方向と平行になるように載置しやすくなる。本明細書において、平行とは±3°以内の変動は許容されるものとする。
平面視において、連結部11Cは、樹脂パッケージの中心から第1方向に延びる直線と重なることが好ましい。連結部11上には発光素子が配置されるので、発光素子を第1方向に延びる直線に配置することができる。これにより、第2方向において樹脂パッケージを小型化しやすくなる。平面視において、第1部11A及び第2部11Bは、樹脂パッケージの中心から第1方向に延びる直線と重なることが好ましい。これにより、第2方向において樹脂パッケージを小型化しやすくなる。
図1Aに示すように、連結部11Cの外周の少なくとも一部が第1方向と平行であることが好ましい。このようにすることで、例えば、連結部11C上に矩形の発光素子を載置するときに、発光素子の外周の1辺が第1方向と平行になるように載置しやすくなる。
第1部11Aは、第2部11Bよりも体積が大きいことが好ましい。このようにすることで、第1部11A上に配置される発光素子からの熱を第1部11Aに伝導させやすくなる。尚、第2部11B上に素子載置領域を有していてもよい。第1部11A上に位置する素子載置領域の面積が、第2部11B上に位置する素子載置領域の面積よりも大きい場合には、第1部11Aの体積が、第2部11Bの体積よりも大きいことが好ましい。このようにすることで、素子載置領域の面積が大きい第1部11Aの放熱性を向上させることができる。例えば、第1リードの平面積は、第2リードの平面積の2倍以上10倍以下であってもよい。
平面視において、第1部11A及び/又は第2部11Bの外周は、凹凸を有していてもよい。図1Aに示すように、第1部11Aは、平面視において、連結部11Cの両側に、第1方向に延長する延長部11mを有していてもよい。第1部11Aが延長部11mを備えることにより、連結部11C周辺の強度を向上させることができる。延長部11mの第1方向の長さは、例えば、連結部11Cの第1方向の長さの0.05倍以上0.3倍以下が挙げられる。
第1方向において、第2部11Bの長さは、例えば、第1部11Aの長さの0.3倍以上0.7倍以下とすることができる。また、第1方向において、連結部11Cの長さは、例えば、第1部11Aの長さの0.15倍以上0.5倍以下とすることができる。第2方向において、第2部11Bの長さは、例えば、第1部11Aの長さの0.4倍以上0.85倍以下とすることができる。また、第2方向において連結部11Cの長さは、例えば、第1部11Aの長さの0.15倍以上0.5倍以下とすることができる。
第1リード11は、発光素子を載置する複数の素子載置領域を有する。素子載置領域とは、発光素子が配置される領域であり、第1リードの上面に位置する凹部11xと隣接し、凹部11xの底面よりも上方に位置する第1リードの上面の一部のことである。複数の素子載置領域の平面形状及び大きさは、全て又は一部が同じであってもよく、全てが異なっていてもよい。図1A及び図1Eに示すように、第1リード11は、第1素子載置領域11a1、第2素子載置領域11a2、第3素子載置領域11a3及び第4素子載置領域11a4の複数の素子載置領域を有する。第1素子載置領域11a1は、連結部11C及び第1部11Aにまたがって位置している。尚、第1素子載置領域11a1は、少なくとも連結部11C上に位置していればよく、平面視において、第1部11Aから離れていてもよい。尚、第1素子載置領域11a1は、連結部11C及び第2部11Bにまたがって位置していてもよく、第2部11Bから離れて第1部11A上に位置していてもよい。また、第1素子載置領域11a1は、第1部11A、第2部11B及び連結部11Cにまたがって位置していてもよい。
第1部11Aの上面に配置される素子載置領域の数は、1つでもよく、図1A及び図1Eに示すように、複数でもよい。例えば、図1A及び図1Eに示すように、平面視において連結部11Cから離れて第1部11A上に位置する第2素子載置領域11a2、第3素子載置領域11a3及び第4素子載置領域11a4の平面形状が同じであることが好ましい。このようにすることで、第2素子載置領域11a2、第3素子載置領域11a3及び第4素子載置領域11a4上にそれぞれ同形状の発光素子を載置しやすくなるので製造が容易になる。本明細書において、平面形状が同じとは±2%以内の寸法誤差は許容されるものとする。
第1素子載置領域11a1の外周の一部は、第2素子載置領域11a2、第3素子載置領域11a3及び/又は第4素子載置領域11a4の外周の一部と、対向していることが好ましい。このようにすることで、第1素子載置領域と、第2素子載置領域、第3素子載置領域及び/又は第4素子載置領域との距離を短くすることができる。これにより、例えば、第1素子載置領域上に配置される発光素子と、第2素子載置領域上に配置される発光素子との距離を短くすることができるので輝度ムラを抑制できる樹脂パッケージにすることができる。第1素子載置領域11a1の外周の一部は、第2素子載置領域11a2、第3素子載置領域11a3及び/又は第4素子載置領域11a4の外周の一部と平行に対向していることが好ましい。このようにすることで、例えば、第1素子載置領域上に配置される発光素子と、第2素子載置領域上に配置される発光素子との距離を更に短くすることができる。
第1素子載置領域と第2素子載置領域11a2、第3素子載置領域11a3及び/又は第4素子載置領域11a4の最小の間隔は、例えば10μm以上1000μm以下であり、100μm以上500μm以下であることが好ましい。例えば、第1素子載置領域と、第2素子載置領域の最小の間隔が100μm以上であることにより、第1素子載置領域と第2素子載置領域の間の凹部内に樹脂部材を形成しやすくなる。例えば、第1素子載置領域と第2素子載置領域の最小の間隔が500μm以下であることにより、第1素子載置領域と第2素子載置領域の距離が近くなるので、輝度ムラを抑制できる樹脂パッケージにすることができる。
図1Aに示すように、第1素子載置領域11a1の外周の一部が第1連結部11Cの外周の一部と一致することが好ましい。このようにすることで、平面視における第1素子載置領域11a1の面積を大きくすることができるので、第1素子載置領域11a1上に配置される発光素子の平面積も大きくすることができる。
別の実施形態として図2Aに示すように、第1リードは、平面視において連結部から離れて第1部上に位置する素子載置領域を1つのみ有していてもよい。第1リードは、連結部及び第1部にまたがって位置する第1素子載置領域31a1と、平面視において連結部から離れて第1部11A上に位置する第2素子載置領域31a2と、を有していてもよい。第1素子載置領域31a1の第2方向に延びる外周の一部が、第2素子載置領域31a2の外周の一部と対向する。対向している第1素子載置領域31a1の外周の一部と第2素子載置領域31a2の外周の一部とは平行であることが好ましい。このようにすることで、第1素子載置領域上に配置される発光素子と、第2素子載置領域上に配置される発光素子との距離を短くすることができる。
図2Bに示すように、第1リードは、平面視において連結部から離れて第1部上に位置する素子載置領域を2つ有していてもよい。第1リードは、連結部及び第1部にまたがって位置する第1素子載置領域41a1と、平面視において連結部11Cから離れて第1部11A上に位置する第2素子載置領域41a2及び第3素子載置領域41a3を有していてもよい。第1素子載置領域41a1の第1方向に延びる外周の一部が、第2素子載置領域41a2の外周の一部と対向する。また、第1素子載置領域41a1の第1方向に延びる外周の一部が、第3素子載置領域41a2の外周の一部と対向する。対向している第1素子載置領域41a1の外周の一部と第2素子載置領域41a2の外周の一部とは平行であることが好ましい。このようにすることで、第1素子載置領域上に配置される発光素子と、第2素子載置領域上に配置される発光素子との距離を短くすることができる。対向している第1素子載置領域41a1の外周の一部と第3素子載置領域41a3の外周の一部とは平行であることが好ましい。このようにすることで、第1素子載置領域上に配置される発光素子と、第3素子載置領域上に配置される発光素子との距離を短くすることができる。
第1部11A及び第2部11Bは、その上面の一部に凹部11xを有する。凹部11xは、上述した素子載置領域を規定するために、素子載置領域に隣接する。凹部11xは、第1リード11の上面から、第1リード11の最大厚みに対して10%以上50%以下凹んでいることが好ましい。第1リード11の最大厚みに対して第1リード11の上面からの凹みが10%以上であることにより、凹部内に樹脂部材を形成しやすくなる。第1リード11の最大厚みに対して第1リード11の上面からの凹みが50%以下であることにより、第1リードの強度低下を抑制することができる。尚、凹部11xは、第2リードの上面に形成されていてもよく、形成されていなくてもよい。
凹部11xは、素子載置領域の外周の一部と隣接するように形成されていてもよく、素子載置領域の外周の全てを囲むように形成されていてもよい。例えば、図1Eに示すように、第1素子載置領域11a1、第2素子載置領域11a2及び第4素子載置領域11a4の外周の一部と隣接する凹部11xが形成されていてよい。また、第3素子載置領域11a3の全周を切れ目なく囲む凹部11xが形成されていてもよい。
図1Eに示すように、第1素子載置領域11a1に隣接する凹部11xと、第1部11Aと第2部11Bの間隙が繋がっていることが好ましい。このようにすることで、凹部11x内に形成された樹脂部材と、第1部11Aと第2部11Bの間隙に形成された樹脂部材とが繋がって一体化された樹脂部材を形成することができる。これにより、第1リード11と樹脂部材14の密着性を向上させることができる。第1素子載置領域11a1に隣接する凹部11xと、第1リード11と第2リードの間隙の間隙が繋がっていることが好ましい。第2素子載置領域11a2に隣接する凹部11xと、第1部11Aと第2部11Bの間隙と、が繋がっていることが好ましい。第4素子載置領域11a4に隣接する凹部11xと、第1リード11と第2リードの間隙と、が繋がっていることが好ましい。
第1リードは、発光素子との電気的に接続するためのワイヤボンディング領域を有していてもよく、ワイヤボンディング領域を有していなくてもよい。ワイヤボンディング領域には、凹部11xが配置されていない。尚、第2リードは、ワイヤボンディング領域を有していてもよく、ワイヤボンディング領域を有していていなくてもよい。
第2リード12は、平面視において、第1リード11から離れている。図1Aに示すように、第2リード12は、第1部11A及び第2部11Bの双方と対向する位置に配置されることが好ましい。このようにすることで、第1リード11と第2リード12の距離を短くすることができるので、樹脂パッケージを小型化することができる。対向している第1リード11の外周の一部と第2リード12の外周の一部とは平行であることが好ましい。このようにすることで、第1リード11と第2リード12の距離を短くすることができる。対向している第1リード11と第2リード12の最小の間隔は、50μm以上500μm以下が好ましい。第1リード11と第2リード12の最小の間隔が50μm以上であることで、第1リード11と第2リード12の間隙に樹脂部材を形成しやすくなる。第1リード11と第2リード12の最小の間隔が500μm以下であることで、第1リード11と第2リード12の間隙に位置する樹脂部材の体積を減少させることができる。樹脂部材の体積を減少させることで、樹脂パッケージの強度を向上させることができる。
図1Fに示すように、第1リード11及び/又は第2リード12は、上面と反対側の下面に窪み部11zを有していてもよい。窪み部11zは、第1リード11及び/又は第2リード12の下面の外周の一部又は全部に配置されていることが好ましい。第1リード11及び/又は第2リード12の窪み部11z内に樹脂部材が形成されることにより、第1リード11及び/又は第2リード12と樹脂部材の密着性が向上する。平面視において、凹部11xと窪み部11zとは重ならないことが好ましい。このようにすることで、第1リード11及び/又は第2リード12において、上面側及び下面側から薄くなる部分が設けられないので第1リード11及び/又は第2リード12の強度低下を抑制することができる。窪み部11zは、第1リード11及び/又は第2リード12を支持する延伸部の下面においても配置されていることが好ましい。窪み部11zは、例えば、第1リード11及び/又は第2リード12の下面から、第1リード11及び/又は第2リードの最大厚みの10%以上50%以下窪んでいる。なお、下面の窪み部11zは、連結部11Cに形成されてもよく、形成されなくてもよい。連結部11Cに窪み部11zが形成されることにより、連結部11Cと樹脂部材の密着性が向上する。連結部11Cに窪み部11zが形成されない場合には、連結部11Cの強度が向上する。
第1リード11及び第2リード12は、例えば、銅、アルミニウム、金、銀、鉄、ニッケル、又はこれらの合金、燐青銅、鉄入り銅などの金属を用いて、圧延、打ち抜き、押し出し、ウェットもしくはドライエッチングによるエッチング又はこれらの組み合わせ等の加工により所定の形状に形成することができる。これらは単層であってもよいし、積層構造(例えば、クラッド材)であってもよい。特に、安価で放熱性が高い銅を用いることが好ましい。第1リード11及び第2リード12は、必要に応じて、例えば、反射率向上を目的に、銀、アルミニウム、銅及び金などの金属めっきを、反射膜として、単層又は積層構造で一部に又は全面に施していてもよい。なお、第1リード11及び第2リード12の最表面に銀を含む金属層が形成される場合は、銀を含む金属層の表面に酸化ケイ素等の保護層を設けることが好ましい。これにより、銀を含む金属層が大気中の硫黄成分等によって変色することを抑制することができる。保護層の成膜方法は、例えば、スパッタ等の真空プロセス等の公知の方法が挙げられる。
第1リード11及び/又は第2リード12における凹部11x及び/又は窪み部11zは、プレス加工、ハーフエッチング等によって形成することができる。例えば、エッチング手法としては、ドライエッチング及びウェットエッチングを用いることができる。エッチャントは、第1リード11及び第2リード12の材質に対応する適切なものを選択すればよい。具体的には、第1リード11及び第2リード12に銅を用いる場合は、エッチャントとして、過硫酸塩又は過酸化水素と無機酸、塩化鉄又は塩化銅と無機酸、アンモニア銅錯塩とアンモニウム塩等からなる一般的な銅ソフトエッチング液を用いることが適している。エッチングを利用する場合には、エッチング条件、例えば、時間を調整して、凹部11x及び/又は窪み部11zの深さを適宜調整することができる。
(樹脂部材14)
樹脂部材14は、第1リード11及び第2リード12を保持する部材であり、第1リード11と第2リード12の間及び素子載置領域に隣接する凹部内に配置される。樹脂部材14は、凹部11x内の一部に配置されていてもよく、全てに配置されていてもよい。樹脂部材14は、凹部11x内の全てに配置されていることが好ましい。このようにすることで、第1リードと樹脂部材の密着性が向上する。凹部11x内に位置する樹脂部材の上面は、素子載置領域が位置する第1リードの上面と面一であることが好ましい。このようにすることで、平面視において素子載置領域の面積が小さくなることを抑制し、且つ、第1リードと樹脂部材の密着性が向上する。本明細書において面一とは、±10μm以内の変動は許容されるものとする。
第1リード11の上面に形成された凹部11x内に樹脂部材14が配置されることにより、樹脂部材14から露出される第1リード11の上面の面積を小さくすることができる。これにより、第1リード11の最表面に銀を含む金属層が形成されている場合においても、銀を含む金属層が変色する面積を小さくすることができる。これにより、光取り出し効率の低下を軽減した樹脂パッケージにすることができる。また、発光素子のピーク波長に対する樹脂部材14の反射率が第1リード11の反射率よりも高い場合には、樹脂部材14から露出される第1リード11の上面の面積が小さくなることで光取り出し効率の高い樹脂パッケージとすることができる。尚、発光装置が異なるピーク波長を有する複数の発光素子を備える場合は、少なくとも1つの発光素子のピーク波長に対する樹脂部材14の反射率が第1リード11の反射率よりも高ければよい。
第1リード11及び/又は第2リード12の下面に窪み部11zを有する場合には、窪み部11z内にも樹脂部材14が配置されていることが好ましい。樹脂部材14の下面は、第1リード11及び/又は第2リード12の下面と面一であることが好ましい。このようにすることで、樹脂部材から露出する第1リード11及び/又は第2リード12の下面の面積が小さくなることを抑制し、且つ、第1リード及び/又は第2リード12と樹脂部材の密着性が向上する。
樹脂部材14は、樹脂材料として、熱硬化性樹脂、熱可塑性樹脂などを用いることができる。具体的には、エポキシ樹脂組成物、シリコーン樹脂組成物、シリコーン変性エポキシ樹脂などの変性エポキシ樹脂組成物、エポキシ変性シリコーン樹脂などの変性シリコーン樹脂組成物、変成シリコーン樹脂組成物、不飽和ポリエステル樹脂、飽和ポリエステル樹脂、ポリイミド樹脂組成物、変性ポリイミド樹脂組成物等の硬化体、ポリフタルアミド(PPA)、ポリカーボネート樹脂、ポリフェニレンサルファイド(PPS)、液晶ポリマー(LCP)、ABS樹脂、フェノール樹脂、アクリル樹脂、PBT樹脂等の樹脂を用いることができる。特に、樹脂材料として、耐熱性および耐光性に優れたエポキシ樹脂、シリコーン樹脂等の熱硬化性樹脂を用いることが好ましい。
樹脂部材14は、樹脂材料に、光反射性物質を含有することが好ましい。光反射性物質としては、発光素子からの光を吸収しにくく、樹脂材料に対して屈折率差の大きい部材を用いることが好ましい。このような光反射性物質は、例えば、酸化チタン、酸化亜鉛、酸化ケイ素、酸化ジルコニウム、酸化アルミニウム、窒化アルミニウム等が挙げられる。これら光反射性物質は、樹脂材料に対して5重量%以上90重量%以下で含有させることができる。素子載置領域に隣接する凹部内には樹脂部材が配置されるので、樹脂部材が反射性を有することで、素子載置領域に載置された発光素子からの光の取り出し効率を向上させることができる。
樹脂パッケージ13は、素子載置領域が樹脂部材14から露出するための開口部14Aを備えることが好ましい。図1B及び1Cに示すように、樹脂部材14は、開口部14Aの内側面の少なくとも一部は、第1リード11から上側に向かって広がる傾斜面を有していることが好ましい。図1Dに示すように、第1リード11及び第2リード12の下面は樹脂部材14から露出することが好ましい。これにより、樹脂部材14から露出する第1リード11及び第2リード12の下面と実装基板とを電気的に接続することができる。これにより、第1リード11及び第2リード12の熱を実装基板に伝えやすくなるので放熱性の高い樹脂パッケージにすることができる。
樹脂パッケージ13の平面形状は、特に限定されることなく、載置する発光素子の形状、数、配置等によって種々の形状とすることができる。例えば、樹脂パッケージ13は、上面視において、四角形、他の多角形及び楕円形等の形状が挙げられる。なかでも、正方形及び長方形等の四角形又はこれに近い形状(角に丸みを帯びた形状、角が切りかかれば形状等、以下同義)であるものが好ましい。樹脂パッケージ13の平面形状が、四角形又はこれに近い形状である場合には、樹脂パッケージ13の一方の向かい合う2辺が第1方向に延び、他方の向かい合う2辺が第2方向に延びていてもよい。
樹脂パッケージは、上述した第1リード11及び第2リード12を上下金型の間に挟持し、樹脂を注入するなどにより、凹部11x内、窪み部11z内、及び/又は第1リード11と第2リード12の間に樹脂部材14をトランスファ・モールド成形、射出成形など、公知の方法で形成することができる。
図1Eに示すように、第1部11Aの凹部11xは、第1部11Aと第2リード12の間隙及び第1部11Aと第2部11Bの間隙と繋がっている。第2部11Bの凹部11xは、第2部11Bと第2リード12との間隙及び第1部11Aと第2部11Bとの間隙と繋がっている。これにより、樹脂部材14を凹部内、第1リード11と第2リード12の間隙及び第1部11Aと第2部11Bの間隙に充填しやすくなる。例えば、図1Eに示すように、第1部11Aと第2リード12との間隙から矢印方向から樹脂部材を注入する場合には、硬化前の樹脂部材は、第4素子載置領域11a4の両側に位置する凹部11xから、第3素子載置領域11a3周辺の凹部11xに流れ、さらに第2素子載置領域11a2周辺の凹部11xへと流れて、第1部11Aと第2部11Bの間隙にまで流れることができる。また、第1部11Aと第2リード12との間の空隙から矢印方向から樹脂部材を注入する場合には、硬化前の樹脂部材は、第2リード12と連結部11Cとの間隙から第1素子載置領域11a1の第2部11B側の凹部11xへと流れて、第1部11Aと第2部11Bの間隙にまで流れることができる。連結部11Cの下面に窪み部11zが形成されている場合には、第1部11Aと第2リード12との間隙と第1部11Aと第2部11Bの間隙とが窪み部11zによって繋がっているので、第1部11Aと第2リード12との間隙及び第1部11Aと第2部11Bの間隙に樹脂部材14を充填しやすくなる。
〔発光装置〕
本発明の一実施形態の発光装置10は、図3Aから3Dに示すように、樹脂パッケージ13と、複数の発光素子21、22、23、24、25を備える。発光装置10は、図1Aから図1Dに示す樹脂パッケージ13を備えている。発光装置10は、さらに、発光素子21、22、23、24、25を被覆する透光性部材15を備えることが好ましい。発光装置10は上述した樹脂パッケージを有することにより、第1リード11及び第2リード12の樹脂パッケージでの密着性を向上させることができる。
(発光素子21、22、23、24、25)
発光素子は、いわゆる発光ダイオードと呼ばれる半導体素子が好適に用いられる。例えば、基板上に、InN、AlN、GaN、InGaN、AlGaN、InGaAlN等の窒化物半導体、III-V族化合物半導体、II-VI族化合物半導体等、種々の半導体によって、発光層を含む積層構造が形成されたものが挙げられる。特に、可視域の発光が可能な窒化物半導体(InxAlyGa1-x-yN、0≦x、0≦y、x+y≦1)を好適に用いることができる。発光素子は、素子載置領域にフェイスアップ実装されていてもよいし、フリップチップ実装されていてもよい。発光素子の大きさは、意図する発光装置の大きさ、性能等によって適宜設定することができる。1つの発光装置に載置される発光素子は、2以上であればよく、3以上であってもよい。この場合、全て又は一部が同種類のものでもよく、異種類のものでもよい。発光素子は、上面視において、四角形、他の多角形(三角形、六角形等)及び楕円形等の形状が挙げられる。なかでも、正方形及び長方形等の四角形又はこれに近い形状であるものが好ましい。
発光素子は、上述した樹脂パッケージ13の第1リード11の上面の各素子載置領域に配置されている。例えば、図3A及び図3Bに示すように、第1素子載置領域上に第1発光素子21及び第2発光素子22が配置される。第1発光素子21は、平面視において、第1部と重なる位置に配置される。第2発光素子22は、平面視において、連結部と重なる位置に配置される。尚、図3A及び図3Bに示す第1素子載置領域は、連結部及び第1部にまたがって位置している。第2素子載置領域、第3素子載置領域及び第4素子載置領域のそれぞれの上には、第3発光素子23、第4発光素子24及び第5発光素子25が配置される。
第1発光素子21の外周の一部は、第2発光素子22の外周の一部と対向していることが好ましい。換言すると、平面視において、第1発光素子21の外側面と第2発光素子22の外側面が対向していることが好ましい。このようにすることで、第1発光素子21と第2発光素子22の距離を短くすることができるので発光装置の輝度ムラを抑制することができる。また、第1発光素子21の外周の一部は、第2発光素子22の外周の一部と平行に対向していることがより好ましい。換言すると、平面視において、第1発光素子21の外側面と第2発光素子22の外側面が平行に対向していることが好ましい。このようにすることで、第1発光素子21と第2発光素子22の距離を短くすることができるので、発光装置の輝度ムラを抑制することができる。第2発光素子22の外周の一部が第1方向と平行であることが好ましい。このようにすることで、平面視において、第1方向に延びる連結部と第2発光素子22が重なる面積を大きくしやすくなるので発光装置の放熱性が向上する。第1発光素子21の外周の一部は、第3発光素子23、第4発光素子24及び/又は第5発光素子25の外周の一部と対向していることが好ましい。また、第1発光素子21の外周の一部は、第3発光素子23、第4発光素子24及び/又は第5発光素子25の外周の一部と平行に対向していることがより好ましい。
連結部上に配置される第2発光素子22の第1方向における幅は、連結部11Cの第1方向の最大長さの0.5倍以上1倍以下であることが好ましい。第1方向において、第2発光素子22の幅が、連結部11Cの長さの0.5倍以上であることにより、第2発光素子22の平面積を大きくすることができる。これにより、発光装置の出力が向上する。また、第1方向において、第2発光素子22の幅が、連結部の長さの0.5倍以上であることにより、平面視において第2発光素子から露出する連結部の割合を小さくすることができる。連結部の最表面に銀を含む金属層が形成されている場合には、平面視において第2発光素子から露出する連結部の割合を小さくすることで、変色する連結部の面積を小さくすることができる。これにより、光取り出し効率の低下を軽減した発光装置にすることができる。第1方向において、第2発光素子22の幅が、連結部11Cの長さの1倍以下であることにより、第1方向において発光装置を小型化しやすくなる。また、第1方向において、第2発光素子22の幅が、連結部11Cの長さの1倍以下であることにより、平面視において連結部11Cと重なる第2発光素子22の割合が大きくなる。これにより発光装置の放熱性が向上する。
第2方向において、第2発光素子22の幅が、連結部の最大長さの0.8倍以上1.2倍以下であることが好ましい。第2方向において、第2発光素子22の幅が、連結部の長さの0.8倍以上であることにより第2発光素子22の平面積を大きくすることができるので発光装置の出力が向上しやすくなる。また、第2方向において、第2発光素子22の幅が、連結部の長さの0.8倍以上であることにより第2発光素子22の近傍にまで樹脂部材を形成することができる。樹脂部材が反射性を有する場合には、第2発光素子22の近傍にまで樹脂部材が形成されることで光取り出し効率の高い発光装置にすることができる。第2方向において、第2発光素子22の幅が、連結部11Cの長さの1.2倍以下であることにより、平面視において連結部11Cと重なる第2発光素子22の割合が大きくなるので発光装置の放熱性が向上する。
第2方向において、第1発光素子21の幅が、第1素子載置領域の最大長さの0.8倍以上1.2倍以下の幅を有するものを用いることが好ましい。第2方向において、第1発光素子21の幅が、第1素子載置領域の長さの0.8倍以上であることにより第1発光素子21の平面積を大きくすることができるので発光装置の出力が向上しやすくなる。また、第2方向において、第1発光素子21の幅が、第1素子載置領域の長さの0.8倍以上であることにより第1発光素子21の近傍にまで樹脂部材が形成することができる。樹脂部材が反射性を有する場合には、第1発光素子21の近傍にまで樹脂部材が形成されることで光取り出し効率の高い発光装置にすることができる。第2方向において、第1発光素子21の幅が、第1素子載置領域11a1Cの長さの1.2倍以下であることにより、平面視において第1素子載置領域11a1と重なる第1発光素子21の割合が大きくなる。これにより、発光装置の放熱性が向上する。
第1方向において、第3発光素子23、第4発光素子24及び/又は第5発光素子25のそれぞれの幅は、第2素子載置領域11a2、第3素子載置領域11a3及び/又は第4素子載置領域11a4の最大長さの0.8倍以上1.2倍以下であることが好ましい。第1方向において、第3発光素子23、第4発光素子24及び/又は第5発光素子25のそれぞれの幅が、第2素子載置領域11a2、第3素子載置領域11a3及び/又は第4素子載置領域11a4の最大長さの0.8倍以上であることにより、第3発光素子23、第4発光素子24及び/又は第5発光素子25の平面積を大きくすることができるので発光装置の出力が向上しやすくなる。第1方向において、第3発光素子23、第4発光素子24及び/又は第5発光素子25のそれぞれの幅が、第2素子載置領域11a2、第3素子載置領域11a3及び/又は第4素子載置領域11a4の最大長さの1.2倍以下であることにより、平面視において第3素子載置領域11a3及び/又は第4素子載置領域11a4と重なる第3発光素子23、第4発光素子24及び/又は第5発光素子25の割合が大きくなる。これにより、発光装置の放熱性が向上する。
平面視における第1発光素子21、第2発光素子22、第3発光素子23、第4発光素子24及び/又は第5発光素子25の大きさは特に限定されず、例えば、発光素子が四角形の場合には、発光素子の一辺の長さが、200μm以上3mm以下が挙げられる。
第1発光素子21と、第2発光素子22、第3発光素子23、第4発光素子24及び/又は第5発光素子25とのそれぞれの距離は、例えば、10μm以上1000μm以下であり、100μm以上500μm以下が好ましい。各発光素子の距離が100μm以上であることにより、各発光素子が接触することを抑制できる。各発光素子の距離が500μm以下であることにより、発光装置の輝度ムラを抑制することができる。
平面視において、連結部上に配置される第2発光素子22は、第1部11A及び/又は第2部11Bと重なっていてもよく、離れていてもよい。平面視において、連結部上に配置される第2発光素子22が、第1部11A及び/又は第2部11Bと重なっている場合には、発光素子の強度により連結部が変形することを抑制することができる。
発光装置10においては、例えば、第1発光素子21は発光ピーク波長が490nm以上570nm以下の範囲にある緑色光を発するものであり、第2発光素子22、第3発光素子23、第4発光素子24、第5発光素子25は、発光ピーク波長が430nm以上490nm未満範囲にある青色光を発するものが挙げられる。また、後述する透光性部材に含有される蛍光体としては、発光ピーク波長が580nm以上680nm以下の範囲にある赤色光を発するものが挙げられる。このような発光素子及び蛍光体を組み合わせることにより、発光装置の色再現性を向上させることができる。また、緑色光を発する第1発光素子21の周囲に青色光を発する第2発光素子22、第3発光素子23、第4発光素子24、第5発光素子25が位置することで発光装置の混色性を向上させることができる。
各発光素子は、第1リード11上に、接合部材によって接合されている。接合部材としては、例えば、熱硬化性樹脂または熱可塑性樹脂等の樹脂、錫-ビスマス系、錫-銅系、錫-銀系、金-錫系などの半田、AuとSnとを主成分とする合金、AuとSiとを主成分とする合金、AuとGeとを主成分とする合金等の共晶合金、あるいは、銀、金、パラジウムなどの導電性ペースト、バンプ、異方性導電材、低融点金属のろう材等が挙げられる。接合部材は、光反射性物質を含有していてもよい。光反射性物質としては、例えば、酸化チタン、酸化亜鉛、酸化ケイ素、酸化ジルコニウム、酸化アルミニウム、窒化アルミニウム等が挙げられる。
発光装置が備える複数の発光素子は、全てが直列接続されていてもよいし、並列接続されていてもよいし、直列及び並列接続が組み合わせられていてもよい。
図3Aに示す発光装置10では、複数の発光素子の全てが直列接続されている。第2リード12と第2発光素子22の一方の電極とがワイヤにより接続されている。第2発光素子の他方の電極と第3発光素子23の一方の電極がワイヤにより接続されている。第3発光素子23の他方の電極と第1発光素子21の一方の電極がワイヤにより接続されている。第1発光素子21の他方の電極と第5発光素子25の一方の電極がワイヤにより接続されている。第5発光素子25の他方の電極と第4発光素子24の一方の電極がワイヤにより接続されている。第4発光素子24の他方の電極と第1リード11がワイヤにより接続されている。このようにして、第1発光素子、第2発光素子、第3発光素子、第4発光素子及び第5発光素子が直列接続される。
(透光性部材15)
発光装置10は、透光性部材15を備えることが好ましい。透光性部材は発光素子の上面を被覆し、発光素子を外力から保護する部材である。透光性部材の材料として、例えば、樹脂を用いることができる。透光性部材に用いることができる樹脂としては、熱硬化性樹脂が好ましい。熱硬化性樹脂としては、エポキシ樹脂、変性エポキシ樹脂、シリコーン樹脂、変性シリコーン樹脂、アクリレート樹脂、ウレタン樹脂、フッ素系樹脂等が挙げられる。なかでも、シリコーン樹脂及び変性シリコーン樹脂は、耐熱性及び耐光性に優れているので好ましい。
透光性部材は、公知の蛍光体を含有していてもよい。透光性部材に含有される蛍光体は、用いる発光素子の発光ピーク波長によって、適宜選択することができる。例えば、Eu、Ce等のランタノイド系元素で主に賦活される窒化物系蛍光体・酸窒化物系蛍光体・サイアロン系蛍光体、Eu等のランタノイド系、Mn等の遷移金属系の元素により主に付活されるアルカリ土類ハロゲンアパタイト蛍光体、アルカリ土類金属ホウ酸ハロゲン蛍光体、アルカリ土類金属アルミン酸塩蛍光体、アルカリ土類ケイ酸塩、アルカリ土類硫化物、アルカリ土類チオガレート、アルカリ土類窒化ケイ素、ゲルマン酸塩、又は、Ce等のランタノイド系元素で主に付活される希土類アルミン酸塩、希土類ケイ酸塩又はEu等のランタノイド系元素で主に賦活される有機及び有機錯体等が挙げられる。
特に、上述したように、発光ピーク波長が490nm以上570nm以下の範囲及び/又は430nm以上490nmより短い範囲の発光素子を用いる場合には、変換後のピーク波長が580nm以上680nm以下の範囲にある蛍光体を含有することが好ましい。
このような蛍光体は、発光ピーク波長が490nm以上570nm以下の範囲の緑色光を吸収して赤色光を発光することがほとんど無く、かつ発光ピーク波長が430nm以上490nm以下より短い範囲の青色光を吸収して赤色光を発光する。このように、緑色光を波長変換することが少ない蛍光体を用いる場合には、青色光の波長変換のみを考慮するだけで発光装置の出力バランスを設計することができ、発光装置の設計を容易にすることができる。
例えば、式(I)で示される赤色蛍光体、3.5MgO・0.5MgF2・GeO2:Mn4+で表される蛍光体または、その組成が以下の一般式(II)で示される蛍光体等を用いることが好ましい。
2MF6:Mn4+ (I)
(式(I)中、Aは、K、Li、Na、Rb、Cs及びNH4+からなる群から選ばれる少なくとも1種であり、Mは、第4族元素及び第14族元素からなる群から選ばれる少なくとも1種の元素である。)
第4族元素はチタン(Ti)、ジルコニウム(Zr)およびハフニウム(Hf)である。第14族元素は、ケイ素(Si)、ゲルマニウム(Ge)、スズ(Sn)および鉛(Pb)である。具体的には、K2SiF6:Mn4+、K2(Si,Ge)F6:Mn4+、K2TiF6:Mn4+等が挙げられる。
(x-a)MgO・a(Ma)O・b/2(Mb)23・yMgF2・c(Mc)X2・(1-d-e)GeO2・d(Md)O2・e(Me)23:Mn4+ (II)
(式(II)中、Maは、Ca,Sr,Ba,Znから選択された少なくとも1種であり、Mbは、Sc,La,Luから選択された少なくとも1種であり、Mcは、Ca,Sr,Ba,Znから選択された少なくとも1種であり、Xは、F,Clから選択された少なくとも1種であり、Mdは、Ti,Sn,Zrから選択された少なくとも1種であり、Meは、B,Al,Ga,Inから選択された少なくとも1種である。また、x、y、a、b、c、d、eは、2≦x≦4、0<y≦2、0≦a≦1.5、0≦b<1、0≦c≦2、0≦d≦0.5、0≦e<1である。)
透光性部材に含有する蛍光体として、例えば、緑色の蛍光体として、βサイアロン系蛍光体(例えばSi6-zAlzz8-z:Eu(0<z<4.2))が挙げられ、赤の蛍光体として、窒素含有アルミノ珪酸カルシウム(CASN又はSCASN)系蛍光体(例えば(Sr,Ca)AlSiN3:Eu)と、マンガン賦活フッ化珪酸カリウムの蛍光体(例えばK2SiF6:Mn)が挙げられる。
透光性部材には、酸化チタン、酸化ケイ素、酸化ジルコニウム、酸化アルミニウムなどの光散乱粒子を分散させてもよい。
透光性部材は、印刷、ポッティング又はスプレー法等の公知の方法で形成することができる。また、透光性部材は、例えば、シート状の樹脂部材、ガラス又はセラミックス等であってもよい。シート状の透光性部材を接着剤によって発光素子の上面貼り付けて形成してもよい。
なお、例えば、図2A及び図2Bに示す第1リード31及び第2リード32を備える樹脂パッケージを用いる場合、図3Aに示す発光装置と発光素子の配置が異なる以外、これと同様に、図4A及び図4Bに示すような発光装置30、40をそれぞれ形成することができる。なお、図4A及び図4Bにおいては、発光素子を接続するワイヤを省略して表している。
10、30、40 発光装置
11、31、41 第1リード
11A、31A、41A 第1部
11B 第2部
11C 連結部
11a1、31a1、41a1 第1素子載置領域
11a2、31a2、41a2 第2素子載置領域
11a3、31a3、41a3 第3素子載置領域
11a4 第4素子載置領域
11m 延長部
11x 凹部
11z 窪み部
12、32、42 第2リード
13 樹脂パッケージ
14、34、44 樹脂部材
14A 開口部
15 透光性部材
21 第1発光素子
22 第2発光素子
23 第3発光素子
24 第4発光素子
25 第5発光素子
S 延伸部

Claims (9)

  1. 第1リード及び第2リードと、
    該第1リード及び第2リードを保持し、光反射性物質を含有する樹脂部材と、を備え、
    前記第1リードは、第1部と、第2部と、前記第1部と前記第2部の間に位置し第1方向に延長して前記第1部と前記第2部とを連結し、前記第1方向に直交する第2方向において前記第1部及び前記第2部よりも幅狭の連結部と、前記連結部上及び前記第1部上にそれぞれ配置された素子載置領域と、を有し、
    前記第1部上の素子載置領域は複数あり、
    該素子載置領域に隣接する前記第1部及び前記第2部のそれぞれの上面は凹部を有し、
    前記凹部は前記第1部上の複数の素子載置領域の間に配置され、
    前記凹部内に前記樹脂部材が配置されている樹脂パッケージ。
  2. 前記連結部上及び前記第1部上にそれぞれ配置された素子載置領域のうち、前記連結部上の素子載置領域は前記第1部上にまたがって位置する請求項1に記載の樹脂パッケージ。
  3. 前記第1部は、さらに離れて位置する複数の前記素子載置領域を有し、前記素子載置領域の少なくとも1つは外周が前記凹部に囲まれている請求項1又は2に記載の樹脂パッケージ。
  4. 前記第2リードは、平面視において、前記第1部と第2部とに対向して配置されている請求項1~3のいずれか1つに記載の樹脂パッケージ。
  5. 請求項1~4のいずれか1つに記載の樹脂パッケージ及び、
    前記連結部上及び前記第1部上の前記素子載置領域にそれぞれ配置された発光素子を備える発光装置。
  6. さらに、前記発光素子を被覆する透光性部材を備える請求項5に記載の発光装置。
  7. 第2方向において、前記連結部上に配置される前記発光素子の幅は、前記連結部の幅の0.8倍以上1.2倍以下である請求項5又は6に記載の発光装置。
  8. 前記素子載置領域は、前記連結部及び前記第1部上にまたがる第1素子載置領域を有し、前記第1素子載置領域上の前記連結部及び前記第1部上にそれぞれ離れて配置される発光素子を備える請求項5~7のいずれか1つに記載の発光装置。
  9. 前記複数の発光素子は、
    前記第1部に載置され、発光ピーク波長が490nm以上570nm以下の範囲にある第1発光素子と、
    前記第1部と前記連結部とに載置され、発光ピーク波長が430nm以上490nm未満の範囲にある複数の第2発光素子と、を含み、
    前記透光性部材は、発光ピーク波長が580nm以上680nm以下の範囲にある蛍光体を含有する請求項6、請求項6を引用する請求項7または請求項6を引用する請求項8のいずれか1つに記載の発光装置。
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