JP7227474B2 - 樹脂パッケージ及び発光装置 - Google Patents

樹脂パッケージ及び発光装置 Download PDF

Info

Publication number
JP7227474B2
JP7227474B2 JP2019032731A JP2019032731A JP7227474B2 JP 7227474 B2 JP7227474 B2 JP 7227474B2 JP 2019032731 A JP2019032731 A JP 2019032731A JP 2019032731 A JP2019032731 A JP 2019032731A JP 7227474 B2 JP7227474 B2 JP 7227474B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light emitting
lead
element mounting
emitting element
light
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2019032731A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2020136643A (ja
Inventor
拓也 三木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nichia Corp
Original Assignee
Nichia Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nichia Corp filed Critical Nichia Corp
Priority to JP2019032731A priority Critical patent/JP7227474B2/ja
Publication of JP2020136643A publication Critical patent/JP2020136643A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7227474B2 publication Critical patent/JP7227474B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Structures Or Materials For Encapsulating Or Coating Semiconductor Devices Or Solid State Devices (AREA)
  • Led Device Packages (AREA)

Description

本開示は、樹脂パッケージ及び発光装置に関する。
従来から、発光装置を構成する樹脂パッケージとして、リードを樹脂部材で支持し、リード上に発光素子が載置されるものが種々提案されている(例えば、特許文献1)。
特開2015-181202号公報
本発明は、さらなる発光効率の向上を図った樹脂パッケージ及び発光装置を提供することを目的とする。
本願は以下の発明を含む。
(1)第1リード及び第2リードと、
該第1リード及び第2リードを保持する光反射性の樹脂部材と、を備え、
前記第1リードは、第1部と、第2部と、前記第1部と前記第2部の間に位置し第1方向に延伸して前記第1部と前記第2部とを連結し、前記第1方向に直交する第2方向において前記第1部及び前記第2部よりも幅狭の連結部とを有し、
前記第1部は、該第1部から前記第2部に向かって延伸する第1延伸部と、前記第1延伸部上に規定された第1素子載置領域とを有し、
前記第2部は、該第2部から前記第1部に向かって延伸し、前記樹脂部材を介して前記第1延伸部と対向する第2延伸部と、前記第2延伸部上に規定された第2素子載置領域とを有し、
前記第1素子載置領域及び前記第2素子載置領域に隣接する前記第1部及び前記第2部のそれぞれの上面は凹部を有し、
前記凹部内に前記樹脂部材が配置されている樹脂パッケージ。
(2)上述した樹脂パッケージ及び、
前記第1素子載置領域上に第1発光素子が配置され、前記第2素子載置領域上に第2発光素子が配置された発光装置。
本発明の樹脂パッケージ及び発光装置は、さらなる光取り出し効率の向上を図ることができる。
一実施形態の樹脂パッケージの概略透過平面図である。 図1AのA-A’線における端面図である。 図1AのB-B’線における端面図である。 図1Aの樹脂パッケージの概略下面図である。 図1Aの樹脂パッケージを構成するリードの概略平面図である。 図1Aの樹脂パッケージを構成するリードの概略下面図である。 複数の樹脂パッケージを構成する第1リード及び第2リードがフレームに連結された状態を示す概略平面図である。 図1Aの樹脂パッケージを構成するリードの変形例の概略平面図である。 図2AのA-A’線における端面図である。 図2AのB-B’線における端面図である。 図1Aの樹脂パッケージを構成するリードの別の変形例の概略平面図である。 図3AのA-A’線における端面図である。 図3AのB-B’線における端面図である。 一実施形態の発光装置の概略平面図である。 図4Aの発光装置の概略透過平面図である。 図4AのA-A’線における端面図である。 図4AのB-B’線における端面図である。
以下、図面に基づいて詳細に説明する。複数の図面に表れる同一符号の部分は同一もしくは同等の部分又は部材を示す。
さらに以下は、本発明の技術思想を具体化するための発光装置を例示するものであって、本発明を以下に限定するものではない。構成部品の寸法、材質、形状、その相対的配置等は、特定的な記載がない限り、本発明の範囲をそれのみに限定する趣旨ではなく、例示することを意図したものである。各図面が示す部材の大きさ及び位置関係等は、理解を容易にする等のために誇張している場合がある。
〔樹脂パッケージ〕
図1A~1Fに示すように、本発明の一実施形態の樹脂パッケージ13は、第1リード11及び第2リード12と、第1リード11及び第2リード12を保持する樹脂部材14とを備えている。
第1リード11は、第1部11Aと、第2部11Bと、第1部と第2部の間に位置し、第1方向に延伸して第1部11Aと第2部11Bとを連結する連結部11Cとを有する。連結部11Cは、第1方向に直交する第2方向において第1部及び第2部よりも幅狭である。第1部11Aは、第1部11Aの本体部と、第1部11Aの本体部から第2部11Bに向かって延伸する第1延伸部11Dと、第1延伸部11D上に規定された第1素子載置領域11a1とを有する。第1部11Aの本体部とは、第1部11Aから第1延伸部11D及び後述する延長部Sを除いた部位のことを指す。また、第1部11Aの本体部は、第2方向において第1延伸部11Dよりも幅広である。第2部11Bは、第2部11Bの本体部と、第2部11Bの本体部から第1部11Aに向かって延伸し、樹脂部材14を介して第1延伸部11Dと対向する第2延伸部11Eと、第2延伸部11E上に規定された第2素子載置領域11a2とを有する。第2部11Bの本体部とは、第2部11Bから第2延伸部11E及び延長部Sを除いた部位のことを指す。また、第2部11Bの本体部は、第2方向において第2延伸部11Eよりも幅広である。
樹脂部材14は、第1リード11と第2リード12の間隙に位置して第1リード11と第2リード12を保持する。第1素子載置領域11a1及び第2素子載置領域11a2に隣接する第1部11A及び第2部11Bのそれぞれの上面は、凹部11xを有し、凹部11x内に樹脂部材14が配置されている。また、樹脂部材は光反射性を有している。
第1リード11の互いに対向して延伸する第1延伸部11Dと第2延伸部11Eの間隙には光反射性の樹脂部材が配置される。これにより、第1延伸部11Dの上面に配置された第1素子載置領域11a1と第2延伸部11Dの上面に配置された第2素子載置領域11a2の近傍に樹脂部材が配置されやすくなる。このため、第1素子載置領域及び第2素子載置領域上に載置された発光素子からの光を樹脂部材によって反射させやすくなるので光取り出し効率を向上できる樹脂パッケージにできる。また、第1素子載置領域11a1及び第2素子載置領域11a2を近接させることができるので、輝度ムラを抑制した樹脂パッケージにできる。第1リード11が、第1延伸部11D及び第2延伸部11Eを有することにより第1リード11と樹脂部材14との接触面積を増加させることができる。これにより、第1リード11と樹脂部材14との密着性を向上させることができる。
さらに、第2方向において第1部及び第2部よりも幅狭の連結部を備えることにより、第2方向において第1部及び/又は第2部よりも幅広の連結部を備える場合よりも、樹脂部材14と第1リード11とが接する面積を大きくしやすくなる。これにより、第1リード11と樹脂部材14との密着性が向上する。また、第1リード11及び第2リード12は、一般に樹脂部材14よりも強度が高い。このため、第1部11Aと第2部11Bとの間に連結部11Cが位置することにより、第1リードが連結部を備えていない場合よりも、樹脂パッケージの強度を向上させることができる。
(第1リード11及び第2リード12)
第1リード11及び第2リード12は、発光素子の一対の電極と電気的に接続して発光素子に通電するための部材である。第1リード11及び第2リード12は、通常、板状の金属板を打ち抜き等の加工によって形成される。図1Eに示すように、第1リード11と第2リード12は、離れて配置されている。第1リードは、第1リードの基部から樹脂パッケージの外側面に向かって延伸する延長部Sを備える。また、第2リードは、第2リードの基部から樹脂パッケージの外側面に向かって延伸する延長部Sを備える。
図1Gに示すように、リードフレームは、フレームFと、複数の接続部Jと、複数の接続部Jとつながる複数対の第1リード11の基部及び第2リード12の基部を有する。リードフレームは、複数の接続部Jをつなぐ支持部Tを備えていてもよい。第1リードの基部とは、第1リードのうち延長部Sを除いた部位のことを指し、第2リードの基部とは、第2リードのうち延長部Sを除いた部位のことを指す。そして、リードフレームに樹脂部材が一体的に形成される。樹脂部材の形成後に、接続部Jを切断することによって複数の樹脂パッケージに個片化する。延長部Sは、例えば、第1リード11および第2リード12の基部をフレームFにつなぐ接続部Jの一部である。延長部Sは、樹脂パッケージの外側面おいて、樹脂部材14と略同一平面であり、樹脂部材14から露出する。本願においては、第1リード11及び第2リード12の形状を説明する場合、特に断りのない限り、延長部Sはその形状には含まないこととする。
第1リード11は、第1部11Aと、第2部11Bと、第1部11Aと第2部11Bとを連結する連結部11Cとを有する。第1部11A及び第2部11Bは第1方向に並列に配置されており、連結部11Cは、第1部と第2部の間に位置し、第1方向に延伸して、第1部11Aと第2部11Bとを連結している。
第1部11Aは、第1部11Aの本体部から延伸する第1延伸部11Dと、第1延伸部11D上に規定された第1素子載置領域11a1とを有する。第1延伸部11Dは、第1部11Aの本体部から第2部11Bの第2延伸部11Eに向かって延伸する。第1延伸部11D上の一部が第1素子載置領域11a1であってもよく、第1延伸部11D上の全部が第1素子載置領域11a1であってもよい。図1Aに示すように、第1延伸部11Dの外周の一部は、第1素子載置領域11a1の外周の一部と一致することが好ましい。これにより、平面視における第1素子載置領域11a1の面積を大きくすることができ、第1素子載置領域11a1上に配置される発光素子の平面積も大きくすることができる。また、第1素子載置領域11a1の近傍に樹脂部材を形成しやすくなるため、光取り出し効率の高い樹脂パッケージにすることができる。
第1素子載置領域11a1は、第1部11Aの本体部にまたがって配置されてもよく、第1部11Aの本体部と離れて配置されてもよい。図1Eに示すように、第1素子載置領域11a1は、第1延伸部から第1部の本体部にまたがって位置することが好ましい。これにより、平面視における第1素子載置領域11a1の面積を大きくすることができるため、第1素子載置領域11a1上に配置される発光素子の平面積も大きくすることができる。また、第1素子載置領域11a1は、第1延伸部から第1部の本体部にまたがって位置することにより、第1素子載置領域11a1上の発光素子の強度により第1延伸部が変形することを抑制することができる。
第1素子載置領域11a1は、連結部11C及び第2部11Bと離れて配置されてもよく、連結部11C及び/又は第2部11Bにまたがって配置されてもよい。図1Eに示すように第1素子載置領域11a1は、連結部11C及び第2部11Bと離れて配置されることが好ましい。このようにすることで、樹脂部材14から露出される第1リード11の上面の面積を小さくすることができる。これにより、第1リード11の最表面に銀を含む金属層が形成されている場合においては、銀を含む金属層が変色する面積を小さくすることができるため、光取り出し効率の低下を軽減した樹脂パッケージにすることができる。また、発光素子のピーク波長に対する樹脂部材14の反射率が第1リード11の反射率よりも高い場合には、樹脂部材14から露出される第1リード11の上面の面積が小さくなることで光取り出し効率の高い樹脂パッケージとすることができる。尚、発光装置が異なるピーク波長を有する複数の発光素子を備える場合は、少なくとも1つの発光素子のピーク波長に対する樹脂部材14の反射率が第1リード11の反射率よりも高ければよい。
第1延伸部11Dは、平面視において四角形であることが好ましいが、他の形状、例えば、四角形以外の多角形又はこれに近い形状(角に丸みを帯びた形状、角が切り欠かれた形状等、以下同義)等であってもよい。第1延伸部11Dの第2方向における最大長さは、例えば、第1部11Aの第2方向における最大長さの0.1倍以上0.6倍以下が挙げられる。第1方向における最大長さは、例えば、第1部11Aの第1方向における最大長さの0.05倍以上0.4倍以下が挙げられる。特に、第1延伸部11Dは、第1素子載置領域11a1を配置するための領域であるため、第1素子載置領域11a1に載置される発光素子の少なくとも一部が、発光装置の中央と重なるように、第1延伸部11Dの位置及び大きさを設定することが好ましい。
第1部11Aは、第2部11Bよりも体積が大きいことが好ましい。これにより、第1部11A上に配置される発光素子からの熱を第1部11Aに伝導させやすくなる。第1部11A上に位置する素子載置領域の面積が、第2部11B上位置する素子載置領域の面積よりも大きい場合には、第1部11Aの体積が、第2部11Bの体積よりも大きいことが好ましい。これにより、素子載置領域の面積が大きい第1部11Aの放熱性を向上させることができる。例えば、第1部11Aの平面積は、第2部11Bの平面積の1.5倍以上10倍以下とすることができる。
第1部11Aは、第1素子載置領域11a1以外に、その上面に少なくとも1つの素子載置領域を有していてもよく、有していなくてもよい。図1A及び図1Eに示すように、第1部11Aが複数の素子載置領域を有していることがより好ましい。なお、本願においては、素子載置領域とは、発光素子が配置される領域を指し、第1リードの上面に位置する凹部11xと隣接する。また、素子載置領域とは、平面視において、樹脂部材に囲まれた第1リードの上面のことである。複数の素子載置領域の平面形状及び大きさは、全て又は一部が同じであってもよく、全てが異なっていてもよい。図1A及び図1Eに示すように、第1部11Aは、第1素子載置領域11a1、第3素子載置領域11a3、第4素子載置領域11a4及び第5素子載置領域11a5の複数の素子載置領域を有する。
例えば、図1A及び図1Eに示すように、第1素子載置領域11a1を取り囲むように、第3素子載置領域11a3、第4素子載置領域11a4及び第5素子載置領域11a5が配置されていることが好ましい。第3素子載置領域11a3、第4素子載置領域11a4及び第5素子載置領域11a5は平面形状が同じであることが好ましい。これにより、第3素子載置領域11a3、第4素子載置領域11a4及び第5素子載置領域11a5上にそれぞれ同形状の発光素子を載置しやすくなり、製造が容易になる。本明細書において、平面形状が同じとは±2%以内の寸法誤差は許容されるものとする。
第1素子載置領域11a1の外周の一部は、第3素子載置領域11a3、第4素子載置領域11a4及び/又は第5素子載置領域11a5の外周の一部と、対向していることが好ましい。これにより、第1素子載置領域と、第3素子載置領域11a3、第4素子載置領域11a4及び/又は第5素子載置領域11a5との距離を短くすることができる。各素子載置領域間の距離を短くすることによりその上に載置される発光素子間の距離をも短くすることができる。これにより、輝度ムラを抑制できる樹脂パッケージとすることができる。第1素子載置領域11a1の外周の一部は、第3素子載置領域11a3、第4素子載置領域11a4及び/又は第5素子載置領域11a5の外周の一部と平行に対向していることが好ましい。これにより、例えば、第1素子載置領域11a1上に配置される発光素子と、第3素子載置領域11a3、第4素子載置領域11a4及び/又は第5素子載置領域11a5上に配置される発光素子との間の距離をさらに短くすることができる。本明細書において、平行とは±3°以内の変動は許容されるものとする。
第1素子載置領域11a1と第3素子載置領域11a3、第4素子載置領域11a4及び/又は第5素子載置領域11a5との最小距離は、例えば10μm以上1000μm以下であり、100μm以上500μm以下であることが好ましい。例えば、第1素子載置領域11a1と、第3素子載置領域11a3、第4素子載置領域11a4及び第5素子載置領域11a5との最小距離がそれぞれ100μm以上であることにより、第1素子載置領域11a1と第3素子載置領域11a3、第4素子載置領域11a4及び第5素子載置領域11a5との間の凹部11xに樹脂部材14を形成しやすくなる。例えば、第1素子載置領域11a1と第3素子載置領域11a3、第4素子載置領域11a4及び第5素子載置領域11a5との最小距離が500μm以下であることにより、第1素子載置領域11a1と第3素子載置領域11a3、第4素子載置領域11a4及び第5素子載置領域11a5との距離が近くなるため、輝度ムラを抑制できる樹脂パッケージにすることができる。
第2部11Bは、第2部11Bの本体部から延伸する第2延伸部11Eと、第2延伸部11E上に規定された第2素子載置領域11a2とを有する。第2延伸部11Eは、第2部11Bの本体部から第1部11Aの第1延伸部11Dに向かって延伸する。第2延伸部11E上の一部が第2素子載置領域11a2であってもよく、第2延伸部11E上の全部が第2素子載置領域11a2であってもよい。図1Aに示すように、第2延伸部11Eの外周の一部は、第2素子載置領域11a2の外周の一部と一致することが好ましい。これにより、平面視における第2素子載置領域11a2の面積を大きくすることができ、第2素子載置領域11a2上に配置される発光素子の平面積も大きくすることができる。また、第2素子載置領域11a2の近傍に樹脂部材を形成しやすいため、光取り出し効率の高い樹脂パッケージにすることができる。第1方向において、第2部11Bの最大長さが、例えば、第1部11Aの最大長さの0.3倍以上0.7倍以下とすることができる。第2方向において、第2部11Bの最大長さは、例えば、第1部11Aの最大長さの0.4倍以上0.85倍以下とすることができる。
第2素子載置領域11a2は、第2部11Bの本体部にまたがって配置されてもよく、第2部11Bの本体部と離れて配置されてもよい。図1Eに示すように、第2素子載置領域11a2は、第2延伸部から第2部の本体部にまたがって位置することが好ましい。これにより、平面視における第2素子載置領域11a2の面積を大きくすることができるため、第2素子載置領域11a2上に配置される発光素子の平面積も大きくすることができる。また、第2素子載置領域11a2は、第2延伸部から第2部の本体部にまたがって位置することにより、第2素子載置領域11a2上の発光素子の強度により第2延伸部が変形することを抑制することができる。
第2素子載置領域11a2は、連結部11C及び第1部11Aと離れて配置されてもよく、連結部11C及び/又は第1部11Aにまたがって配置されてもよい。図1Eに示すように第2素子載置領域11a2は、連結部11C及び第1部11Aと離れて配置されることが好ましい。このようにすることで、樹脂部材14から露出される第1リード11の上面の面積を小さくすることができる。これにより、第1リード11の最表面に銀を含む金属層が形成されている場合においては、光取り出し効率の低下を軽減した樹脂パッケージにすることができる。また、発光素子のピーク波長に対する樹脂部材14の反射率が第1リード11の反射率よりも高い場合には、光取り出し効率の高い樹脂パッケージとすることができる。
第1素子載置領域11a1の外周の一部は、第2素子載置領域11a2の外周の一部と、対向していることが好ましい。これにより、第1素子載置領域と第2素子載置領域11a2の距離を短くすることができるため、輝度ムラを抑制できる樹脂パッケージとすることができる。第1素子載置領域11a1の外周の一部は、第2素子載置領域11a2の外周の一部と平行に対向していることが好ましい。これにより、第1素子載置領域11a1上に配置される発光素子と、第2素子載置領域11a2に配置される発光素子との間の距離をさらに短くすることができる。
第1素子載置領域11a1と第2素子載置領域11a2の最小距離は、例えば10μm以上1000μm以下であり、100μm以上500μm以下であることが好ましい。第1素子載置領域11a1と第2素子載置領域11a2の最小距離が100μm以上であることにより、第1リードと第2リードの間隙に樹脂部材14を形成しやすくなる。また、第1素子載置領域11a1と第2素子載置領域11a2の最小距離が500μm以下であることにより、輝度ムラを抑制できる樹脂パッケージにすることができる。
また、第1素子載置領域11a1と第2素子載置領域11a2との最小距離は、第1素子載置領域11a1と第3素子載置領域11a3、第4素子載置領域11a4及び/又は第5素子載置領域11a5との最小距離の0.8倍以上1.2倍以下であることが好ましい。これにより、各素子載置領域間の凹部11xに樹脂部材14を形成しやすくなるとともに、輝度ムラを抑制することができる。
第2延伸部11Eは、平面視において四角形であることが好ましいが、他の形状、例えば、四角形以外の多角形又はそれに近い形状等であってもよい。第2方向において、第2延伸部11Eの最大長さは、例えば、第2部11Bの最大長さの0.2倍以上0.7倍以下が挙げられる。第1方向において、第2延伸部11Eの最大長さは、例えば、第2部11Bの最大長さの0.05倍以上0.4倍以下が挙げられる。特に、第2延伸部11Eは、第2素子載置領域11a2を配置するための領域であるため、第2素子載置領域11a2に載置される発光素子が、第1素子載置領域11a1に載置される発光素子と近接して対向し、互いに平行に配置されるように、第2延伸部11Eの位置及び大きさを設定することが好ましい。
第1部11A及び第2部11Bは、その上面の一部に凹部11xを有する。凹部11xは、上述した素子載置領域を規定するために、素子載置領域に隣接して配置されている。凹部11xは、第1リード11の上面から、第1リード11の最大厚みに対して10%以上50%以下凹んでいることが好ましい。第1リード11の最大厚みに対して第1リード11の上面からの凹みが10%以上であることにより、凹部内に樹脂部材を形成しやすくなる。第1リード11の最大厚みに対して第1リード11の上面からの凹みが50%以下であることにより、第1リードの強度低下を抑制することができる。
凹部11xは、素子載置領域の外周の一部と隣接するように形成されていてもよく、素子載置領域の外周の全てを囲むように形成されていてもよい。例えば、図1Eに示すように、第1素子載置領域11a1、第2素子載置領域11a2、第4素子載置領域11a4及び第5素子載置領域11a5の外周の一部と隣接する凹部11xが形成されていてよい。また、第3素子載置領域11a3の外周の全てを囲む凹部11xが形成されていてもよい。
図1Eに示すように、第1素子載置領域11a1に隣接する凹部11xと、第1部11Aと第2部11Bとの間隙とが繋がっていることが好ましい。これにより、凹部11x内に形成された樹脂部材と、第1部11Aと第2部11Bの間隙に形成された樹脂部材とが繋がって一体化された樹脂部材を形成することができる。その結果、第1リード11と樹脂部材14との密着性を向上させることができる。第1素子載置領域11a1に隣接する凹部11xと、第1リード11と第2リード12との間隙とが繋がっていることが好ましい。第2素子載置領域11a2に隣接する凹部11xと、第1部11Aと第2部11Bとの間隙とが繋がっていることが好ましい。第2素子載置領域11a2に隣接する凹部11xと、第1リード11と第2リード12との間隙の間隙が繋がっていることが好ましい。第3素子載置領域11a3、第4素子載置領域11a4及び/又は第5素子載置領域11a5に隣接する凹部11xと、第1リード11と第2リードの間隙とが繋がっていることが好ましい。
凹部11xは、第2リード12の上面に配置されていてもよく、配置されていなくてもよい。第2リード12の上面に凹部11xが配置されることで、第2リード12と樹脂部材14との密着性が向上するため、好ましい。
第1部11A及び/又は第2部11Bは、平面視において、その外周に凹凸を有していてもよい。例えば、図1Aに示すように、第1部11Aは、平面視において、第1延伸部11Dの両側に、第1方向に延伸する第3延伸部11mを有していてもよい。第3延伸部11mは、例えば、第1延伸部11Dの両側に第1延伸部11Dに対して対称に配置されていることが好ましい。第1部11Aが第3延伸部11mを備えることにより、第1方向における第1リードの強度を向上させることができる。第3延伸部11mの第1方向の最大長さは、例えば、第1延伸部11Dの第1方向の最大長さに対して±20%以内が挙げられる。また、第3延伸部11mの第2方向の最大長さは、第1延伸部11Dの第2方向の最大長さよりも短いことが好ましい。このようにすることで、樹脂パッケージを小型化することができる。
連結部11Cは、第1方向に直交する第2方向において、第1部11A及び第2部11Bよりも幅狭である。第1方向において、連結部11Cの長さは、第1部11A及び/又は第2部11Bの長さよりも短いことが好ましい。これにより、第1方向において樹脂パッケージを小型化することができる。
連結部11Cは、第1部11Aと第2部11Bとの端部同士を連結している。平面視において、第1部11A、連結部11C及び第2部11Bは、第1方向においてこの順に配置している。また、図1Eに示すように、第2方向における第1部11Aの本体部の最大長さが、第1方向における第1部11Aの本体部の最大長さよりも長くてもよい。また、第2方向における第2部11Bの本体部の最大長さが、第1方向における第2部11Bの本体部の最大長さよりも長くてもよい。
第1方向において、連結部11Cの最大長さは、例えば、第1部11Aの長さの0.15倍以上0.5倍以下とすることができる。また、第2方向において、連結部11Cの最大長さは、例えば、第1部11Aの長さの0.15倍以上0.5倍以下とすることができる。
第1リードは、発光素子との電気的に接続するためのワイヤボンディング領域を有していてもよく、ワイヤボンディング領域を有していなくてもよい。ワイヤボンディング領域には、凹部11xが配置されていない。第2リードは、ワイヤボンディング領域を有していてもよく、ワイヤボンディング領域を有していていなくてもよい。
第2リード12は、平面視において、第1リード11から離れて位置する。図1Aに示すように、第2リード12は、第1部11A及び第2部11Bの双方と対向する位置に配置されることが好ましい。これにより、第1リード11と第2リード12の距離を短くすることができ、樹脂パッケージを小型化することができる。対向している第1リード11の外周の一部と第2リード12の外周の一部とは平行であることが好ましい。これにより、第1リード11と第2リード12の距離を短くすることができる。対向している第1リード11と第2リード12との最小距離は、50μm以上500μm以下が好ましい。第1リード11と第2リード12との最小距離が50μm以上であることで、第1リード11と第2リード12との間隙に樹脂部材14を形成しやすくなる。第1リード11と第2リード12との最小距離を500μm以下とすることにより、第1リード11と第2リード12の間隙に位置する樹脂部材14の体積を減少させることができる。樹脂部材14の体積を減少させることにより、樹脂パッケージの強度を向上させることができる。第1リードの平面積は、第2リードの平面積の2倍以上10倍以下とすることができる。
第1リード11及び/又は第2リード12は、図1Fに示すように、上面と反対側の下面に第1窪み部11zを有していてもよい。第1窪み部11zは、第1リード11及び/又は第2リード12の下面の外周の一部又は全部に配置されていることが好ましい。第1リード11及び/又は第2リード12の窪み部11z内に樹脂部材が形成されることにより、第1リード11及び/又は第2リード12と樹脂部材の密着性が向上する。平面視において、第1リード11及び/又は第2リード12の外周以外の部分では凹部11xと窪み部11zとは重ならないことが好ましい。これにより、第1リード11及び/又は第2リード12において、上面側及び下面側から薄くなる部分が設けられないため、第1リード11及び/又は第2リード12の強度低下を抑制することができる。窪み部11zは、第1延伸部、第2延伸部及び/又は第3延伸部の下面においても配置されていることが好ましい。窪み部11zは、例えば、第1リード11及び/又は第2リード12の下面から、第1リード11及び/又は第2リードの最大厚みの10%以上50%以下窪んでいる。なお、下面の窪み部11zは、連結部11Cに形成されてもよく、形成されなくてもよい。連結部11Cに窪み部11zが形成されることにより、連結部11Cと樹脂部材の密着性が向上する。連結部11Cに窪み部11zが形成されない場合には、連結部11Cの強度が向上する。
図2B及び2Cに示すように、断面視において、第1リード11及び/又は第2リード12の端部は凸部11yを備えていてもよい。例えば、凸部11yは、上面及び下面から第1リード11及び/又は第2リード12をエッチングすることで形成することができる。凸部11yは、例えば、図2A~2C、図3A~3Cにそれぞれ示すように、第1リード11及び/又は第2リード12の外周の端部に複数配置することができる。このような凸部11yを配置することにより、第1リード及び/又は第2リードと樹脂部材との密着性をさらに向上させることができる。
第1リード11及び第2リード12は、例えば、銅、アルミニウム、金、銀、鉄、ニッケル又はこれらの合金、燐青銅、鉄入り銅などの金属を用いて、圧延、打ち抜き、押し出し、ウェットもしくはドライエッチングによるエッチング又はこれらの組み合わせ等の加工により所定の形状に形成することができる。これらは単層であってもよいし、積層構造(例えば、クラッド材)であってもよい。特に、安価で放熱性が高い銅を用いることが好ましい。第1リード11及び第2リード12は、必要に応じて、例えば、反射率向上を目的に、銀、アルミニウム、銅及び金などの金属めっきを、反射膜として、単層又は積層構造で一部に又は全面に施していてもよい。第1リード11及び第2リード12の最表面に銀を含む金属層が形成される場合は、銀を含む金属層の表面に酸化ケイ素等の保護層を設けることが好ましい。これにより、銀を含む金属層が大気中の硫黄成分等によって変色することを抑制することができる。保護層の成膜方法は、例えば、スパッタ等の真空プロセス等の公知の方法が挙げられる。
第1リード11及び/又は第2リード12における凹部11x、窪み部11z及び/又は凸部11yは、プレス加工、エッチング等によって形成することができる。例えば、エッチング手法としては、ドライエッチング及びウェットエッチングを用いることができる。エッチャントは、第1リード11及び第2リード12の材質に対応する適切なものを選択すればよい。具体的には、第1リード11及び第2リード12に銅を用いる場合は、エッチャントとして、過硫酸塩又は過酸化水素と無機酸、塩化鉄又は塩化銅と無機酸、アンモニア銅錯塩とアンモニウム塩等とからなる一般的な銅ソフトエッチング液を用いることが適している。エッチングを利用する場合には、エッチング条件、例えば、時間を調整して、凹部11x、窪み部11z及び/又は凸部11yの形状を適宜調整することができる。
例えば、図1Eに示すように、第2リード12は、第1リード11と対向しない外周の1つの側部の中央付近から第1方向及び第2方向に延伸する延長部Sを有していてもよい。また、図2A及び3Aに示すように、第2リード12は、第1リード11と対向しない外周の1つの側部の端部から第1方向及び第2方向に延伸する延長部Sを有していてもよい。例えば、図1Eに示すように、第1リード11は、第1部11Aの本体部から第2方向に延伸する延長部Sを2つ、第1方向に延伸する延長部を2つ、第2部11Bの本体部から第1方向に延伸する延長部を1つ、第2方向に延伸する延長部を1つ有しているが、延長部の数及び位置は適宜変更することができる。また、連結部11Cは、第2方向に延伸する延長部Sと繋がっていてもよい。
(樹脂部材14)
樹脂部材14は、第1リード11及び第2リード12を保持する部材であり、第1リード11と第2リード12の間隙及び素子載置領域に隣接する凹部内に配置される。樹脂部材14は、凹部11x内の一部に配置されていてもよく、全てに配置されていてもよい。樹脂部材14は、凹部11x内の全てに配置されていることが好ましい。これにより、第1リードと樹脂部材の密着性が向上する。凹部11x内に位置する樹脂部材の上面は、素子載置領域が位置する第1リードの上面と面一であることが好ましい。これにより、平面視において素子載置領域の面積が小さくなることを抑制し、かつ第1リードと樹脂部材の密着性が向上する。本明細書において面一とは、±10μm以内の変動は許容されるものとする。
第1リード11の上面に形成された凹部11x内に樹脂部材14が配置されることにより、樹脂部材14から露出される第1リード11の上面の面積を小さくすることができる。第1リード11の最表面に銀を含む金属層が形成されている場合には、光取り出し効率の低下を軽減した樹脂パッケージにすることができる。また、発光素子のピーク波長に対する樹脂部材14の反射率が第1リード11の反射率よりも高い場合には、光取り出し効率の高い樹脂パッケージとすることができる。
第1リード11及び/又は第2リード12が、窪み部11z及び/又は凸部11yを有する場合には、窪み部11z及び/又は凸部11yが樹脂部材14に覆われることが好ましい。樹脂部材14の下面は、第1リード11及び/又は第2リード12の下面と面一であることが好ましい。これにより、樹脂部材から露出する第1リード11及び/又は第2リード12の下面の面積が小さくなることを抑制し、かつ第1リード及び/又は第2リード12と樹脂部材との密着性を向上させることができる。
樹脂部材14は、樹脂材料として、熱硬化性樹脂、熱可塑性樹脂などを用いることができる。具体的には、エポキシ樹脂組成物、シリコーン樹脂組成物、シリコーン変性エポキシ樹脂などの変性エポキシ樹脂組成物、エポキシ変性シリコーン樹脂などの変性シリコーン樹脂組成物、変成シリコーン樹脂組成物、不飽和ポリエステル樹脂、ポリイミド樹脂組成物、変性ポリイミド樹脂組成物等の硬化体、ポリフタルアミド(PPA)、ポリカーボネート樹脂、ポリフェニレンサルファイド(PPS)、液晶ポリマー(LCP)、ABS樹脂、フェノール樹脂、アクリル樹脂、PBT樹脂等の樹脂を用いることができる。特に、樹脂材料として、耐熱性および耐光性に優れたエポキシ樹脂、シリコーン樹脂等の熱硬化性樹脂を用いることが好ましい。
樹脂部材14は、樹脂材料に、光反射性物質を含有することが好ましい。光反射性物質としては、発光素子からの光を吸収しにくく、樹脂材料に対して屈折率差の大きい部材を用いることが好ましい。このような光反射性物質は、例えば、酸化チタン、酸化亜鉛、酸化ケイ素、酸化ジルコニウム、酸化アルミニウム、窒化アルミニウム等が挙げられる。これら光反射性物質は、樹脂材料に対して5重量%以上90重量%以下で含有させることができる。素子載置領域に隣接する凹部内には樹脂部材が配置されるため、樹脂部材が反射性を有することで、素子載置領域に載置された発光素子からの光の取り出し効率を向上させることができる。
樹脂パッケージ13は、素子載置領域が樹脂部材14から露出するための開口14Aを備えることが好ましい。図1B及び1Cに示すように、樹脂部材14は、開口14Aの内側面の少なくとも一部は、第1リード11から上側に向かって広がる傾斜面を有していることが好ましい。図1Dに示すように、第1リード11及び第2リード12の下面は樹脂部材14から露出することが好ましい。これにより、樹脂部材14から露出する第1リード11及び第2リード12の下面と実装基板とを電気的に接続することができる。また、第1リード11及び第2リード12の熱を実装基板に伝えやすくなり、放熱性の高い樹脂パッケージにすることができる。
樹脂パッケージ13の平面形状は、特に限定されることなく、載置する発光素子の形状、数、配置等によって種々の形状とすることができる。例えば、樹脂パッケージ13は、上面視において、四角形等の矩形、他の多角形及び楕円形等の形状を有することが挙げられる。なかでも、正方形及び長方形等の四角形又はこれに近い形状であるものが好ましい。そのため、樹脂部材14の外周が、例えば、矩形であることが好ましい。樹脂パッケージ13の平面形状が、四角形又はこれに近い形状である場合には、樹脂パッケージ13の樹脂部材14の一方の向かい合う2辺が第1方向に延び、他方の向かい合う2辺が第2方向に延びていてもよい。
また、樹脂パッケージ13は、上面に開口14Aを有しており、開口14Aの底面において第1リード11及び第2リード12を露出する形状を有することが好ましい。開口14Aは、上面視において、四角形、他の多角形、楕円形、円形等又はこれらに近い形状等であってもよく、開口の上面側と底面側で異なる形状を有するものでもよい。例えば、図1Aにおいては、開口14Aは、上面側では円形であり、底面側では略矩形としている。樹脂パッケージ13を用いた発光装置と半球形状を有する光学レンズと組み合わせて使用する場合には、開口14Aの上面側を円形にすることが好ましい。開口14Aの上面側を円形にすることで、発光装置から出射される光も円形に近くなるため、光学レンズによって集光しやすくなる。また、開口14Aの底面側を略矩形とすることで開口14Aの底面側の面積を大きくしやすくなる。これにより、開口14Aの底面に複数の発光素子を載置しやすくなる。本明細書において、略矩形とは、一方の対向する2辺が平行であり、他方の対向する2辺が平行であればよく、角に丸みを帯びた形状及び角が切り欠かれた形状も含む。
樹脂パッケージは、上述した第1リード11及び第2リード12を上下金型の間に挟持し、樹脂を注入するなどにより、凹部11x内及び第1リード11と第2リード12の間隙に樹脂部材14をトランスファ・モールド成形、射出成形など、公知の方法で形成することができる。第1リード11及び第2リード12が窪み部11z及び/又は凸部11yを備える場合には、窪み部11z及び/又は凸部11yを覆うように樹脂を注入する。
図1Eに示すように、第1部11Aの凹部11xは、第1部11Aと第2リード12との間隙及び第1部11Aと第2部11Bの間隙と繋がっている。第2部11Bの凹部11xは、第2部11Bと第2リード12との間隙及び第1部11Aと第2部11Bとの間隙と繋がっている。これにより、樹脂部材14を凹部内、第1リード11と第2リード12との間隙及び第1部11Aと第2部11Bとの間隙に充填しやすくなる。例えば、図1Eに示すように、第1部11Aと第2リード12との間隙から矢印方向から樹脂部材を注入する場合には、硬化前の樹脂部材は、第5素子載置領域11a5の両側に位置する凹部11xから、第3素子載置領域11a3周辺の凹部11xに流れ、さらに第4素子載置領域11a4周辺の凹部11xへと流れて、第1部11Aと第2部11Bの間隙にまで流れることができる。また、第1部11Aと第2リード12との間隙の空隙から矢印方向から樹脂部材を注入する場合には、硬化前の樹脂部材は、第2リード12と第1部11Aとの間隙から第1素子載置領域11a1と第2素子載置領域11a2との間を流れて、第2部11B側の凹部11xへと流れる。さらに、第2リード12と第1部11Aとの間隙から、第2リード12と第2部11Bとの隙間を通って、第2部11B側の凹部11xへと流れる。そして、連結部11Cの下面に窪み部11zが形成されている場合には、第1部11Aと第2部11Bとの間隙から、連結部11Cの窪み部11zから、樹脂部材14が流れる。これらの樹脂部材14の充填により、樹脂部材14を適所に適量で成形することができる。
〔発光装置〕
本発明の一実施形態の発光装置10は、図4Aから4Dに示すように、樹脂パッケージ13と、複数の発光素子21、22、23、24、25を備える。第1リード11の第1部11Aの第1素子載置領域11a1上に第1発光素子21が配置され、第1リード11上の第2部11Bの第2素子載置領域11a2上に第2発光素子22が配置されている。発光装置10は、図1Aから図1Fに示す樹脂パッケージ13を備えている。発光装置10は上述した樹脂パッケージを有することにより、発光素子21、22、23、24、25から光取り出し効率を向上させることができる。
発光装置10は、さらに、発光素子21、22、23、24、25を被覆する透光性部材15を備えることが好ましい。また、透光性部材15の上面形状は、図4C及び4Dに示すように平坦であってもよいし、凹又は凸等であってもよい。
(発光素子21、22、23、24、25)
発光素子は、いわゆる発光ダイオードと呼ばれる半導体素子が好適に用いられる。例えば、基板上に、InN、AlN、GaN、InGaN、AlGaN、InGaAlN等の窒化物半導体、III-V族化合物半導体、II-VI族化合物半導体等、種々の半導体によって、発光層を含む積層構造が形成されたものが挙げられる。特に、可視域の発光が可能な窒化物半導体(InxAlyGa1-x-yN、0≦x、0≦y、x+y≦1)を好適に用いることができる。発光素子は、素子載置領域にフェイスアップ実装されていてもよいし、フリップチップ実装されていてもよい。発光素子の大きさは、意図する発光装置の大きさ、性能等によって適宜設定することができる。1つの発光装置に載置される発光素子は、2以上であればよく、3以上であってもよい。この場合、全て又は一部が同種類のものでもよく、異種類のものでもよい。発光素子は、上面視において、四角形、他の多角形(三角形、六角形等)及び楕円形等の形状が挙げられる。なかでも、正方形及び長方形等の四角形又はこれに近い形状であるものが好ましい。
発光素子は、上述した樹脂パッケージ13の第1リード11の上面の各素子載置領域に配置されている。例えば、図4A及び図4Bに示すように、第1素子載置領域11a1上に第1発光素子21が、第2素子載置領域11a2上に第2発光素子22が配置される。第1発光素子21は、平面視において、第1延伸部11Dから第1部11Aの本体部にまたがる位置に配置される。第2発光素子22は、平面視において、第2延伸部11Eから第2部11Bの本体部にまたがる位置に配置される。第3素子載置領域11a3、第4素子載置領域11a4及び第5素子載置領域11a5のそれぞれの上には、第3発光素子23、第4発光素子24及び第5発光素子25が配置される。
第1発光素子21の外周の一部は、第2発光素子22の外周の一部と対向していることが好ましい。言い換えると、平面視において、第1発光素子21の外側面と第2発光素子22の外側面が対向していることが好ましい。これにより、第1発光素子21と第2発光素子22の距離を短くすることができ、発光装置の輝度ムラを抑制することができる。また、第1発光素子21の外周の一部は、第2発光素子22の外周の一部と平行に対向していることがより好ましい。言い換えると、平面視において、第1発光素子21の外側面と第2発光素子22の外側面が平行に対向していることが好ましい。これにより、第1発光素子21と第2発光素子22の距離を短くすることができ、発光装置の輝度ムラを抑制することができる。第1発光素子21の外周の一部は、第3発光素子23、第4発光素子24及び/又は第5発光素子25の外周の一部と対向していることが好ましい。また、第1発光素子21の外周の一部は、第3発光素子23、第4発光素子24及び/又は第5発光素子25の外周の一部と平行に対向していることがより好ましい。
第1方向において、第1発光素子21、第2発光素子22、第3発光素子23、第4発光素子24及び/又は第5発光素子25のそれぞれの幅は、第1素子載置領域11a1、第2素子載置領域11a2、第3素子載置領域11a3、第4素子載置領域11a4及び/又は第5素子載置領域11a5の最大長さの0.8倍以上1.2倍以下であることが好ましい。第2方向において、第1発光素子21、第2発光素子22、第3発光素子23、第4発光素子24及び/又は第5発光素子25のそれぞれの幅は、第1素子載置領域11a1、第2素子載置領域11a2、第3素子載置領域11a3、第4素子載置領域11a4及び/又は第5素子載置領域11a5の最大長さの0.8倍以上1.2倍以下であることが好ましい。例えば、第1発光素子21の第1方向及び/又は第2方向における幅が第1素子載置領域11a1の最大長さの0.8倍以上であることにより、第1発光素子21の近傍に樹脂部材が位置するため、発光装置の光取り出し効率が向上する。また、第1発光素子21の第1方向及び/又は第2方向における幅が第1素子載置領域11a1の最大長さの1.2倍以下であることにより、平面視において第1素子載置領域11a1と第1発光素子21が重なる面積が大きくなる。これにより、発光装置の放熱性を向上させることができる。
平面視における第1発光素子21、第2発光素子22、第3発光素子23、第4発光素子24及び/又は第5発光素子25の大きさは特に限定されない。例えば、発光素子が四角形の場合には、発光素子の一辺の長さが、200μm以上3mm以下が挙げられる。
第1発光素子21と、第2発光素子22、第3発光素子23、第4発光素子24及び/又は第5発光素子25とのそれぞれの距離は、例えば、10μm以上1000μm以下であり、100μm以上500μm以下が好ましい。これにより、各発光素子が接触することを抑制できる。また、発光装置の輝度ムラを抑制することができる。
第1発光素子21と第2発光素子22の最小距離は、第1発光素子21と第3発光素子23、第4発光素子24及び第5発光素子25との最小距離の0.8倍以上1.2倍以下であることが好ましい。例えば、第1発光素子21と第2発光素子22の最小距離が、第1発光素子21と第3発光素子2の最小距離の0.8倍以上であることにより、第1発光素子21と第2発光素子22が接することを抑制することができる。また、第1発光素子21と第2発光素子22の最小距離が、第1発光素子21と第3発光素子2の最小距離の1.2倍以下であることにより発光装置の輝度ムラを抑制することができる。
発光装置10においては、例えば、第1発光素子21は発光ピーク波長が490nm以上570nm以下の範囲にある緑色光を発するものであり、第2発光素子22、第3発光素子23、第4発光素子24、第5発光素子25は、発光ピーク波長が430nm以上490nm未満範囲にある青色光を発するものが挙げられる。また、後述する透光性部材に含有される蛍光体としては、発光ピーク波長が580nm以上680nm以下の範囲にある赤色光を発するものが挙げられる。このような発光素子及び蛍光体を組み合わせることにより、発光装置の色再現性を向上させることができる。また、緑色光を発する第1発光素子21の周囲に青色光を発する第2発光素子22、第3発光素子23、第4発光素子24、第5発光素子25が位置することで発光装置の混色性が向上する。
各発光素子は、第1リード11上に、接合部材によって接合されている。接合部材としては、例えば、熱硬化性樹脂または熱可塑性樹脂等の樹脂、錫-ビスマス系、錫-銅系、錫-銀系、金-錫系などの半田、AuとSnとを主成分とする合金、AuとSiとを主成分とする合金、AuとGeとを主成分とする合金等の共晶合金、あるいは、銀、金、パラジウムなどの導電性ペースト、バンプ、異方性導電材、低融点金属のろう材等が挙げられる。接合部材は、光反射性物質を含有していてもよい。光反射性物質としては、例えば、酸化チタン、酸化亜鉛、酸化ケイ素、酸化ジルコニウム、酸化アルミニウム、窒化アルミニウム等が挙げられる。
発光装置が備える複数の発光素子は、全てが直列接続されていてもよいし、並列接続されていてもよいし、直列及び並列接続が組み合わせられていてもよい。
図4Aに示す発光装置10では、複数の発光素子の全てが直列接続されている。第2リード12と第2発光素子22の一方の電極とがワイヤにより接続されている。第2発光素子の他方の電極と第3発光素子23の一方の電極がワイヤにより接続されている。第3発光素子23の他方の電極と第1発光素子21の一方の電極がワイヤにより接続されている。第1発光素子21の他方の電極と第5発光素子25の一方の電極がワイヤにより接続されている。第5発光素子25の他方の電極と第4発光素子24の一方の電極がワイヤにより接続されている。第4発光素子24の他方の電極と第1リード11がワイヤにより接続されている。このようにして、第1発光素子、第2発光素子、第3発光素子、第4発光素子及び第5発光素子が直列接続される。
図4Bに示すように第1リード及び/又は第2リードの上面にはツェナーダイオード等の保護素子16が配置されることが好ましい。また、保護素子は樹脂部材に埋設されていてもよく、埋設されていなくてもよい。保護素子16が樹脂部材に埋設されることで開口14Aの底面を大きくすることができる。
(透光性部材15)
発光装置10は、透光性部材15を備えることが好ましい。透光性部材は発光素子の上面を被覆し、発光素子を外力から保護する部材である。透光性部材の材料として、例えば、樹脂を用いることができる。透光性部材に用いることができる樹脂としては、熱硬化性樹脂が好ましい。熱硬化性樹脂としては、エポキシ樹脂、変性エポキシ樹脂、シリコーン樹脂、変性シリコーン樹脂、アクリレート樹脂、ウレタン樹脂、フッ素系樹脂等が挙げられる。なかでも、シリコーン樹脂及び変性シリコーン樹脂は、耐熱性及び耐光性に優れているため好ましい。
透光性部材は、公知の蛍光体を含有していてもよい。透光性部材に含有される蛍光体は、用いる発光素子の発光ピーク波長によって、適宜選択することができる。例えば、Eu、Ce等のランタノイド系元素で主に賦活される窒化物系蛍光体・酸窒化物系蛍光体・サイアロン系蛍光体、Eu等のランタノイド系、Mn等の遷移金属系の元素により主に付活されるアルカリ土類ハロゲンアパタイト蛍光体、アルカリ土類金属ホウ酸ハロゲン蛍光体、アルカリ土類金属アルミン酸塩蛍光体、アルカリ土類ケイ酸塩、アルカリ土類硫化物、アルカリ土類チオガレート、アルカリ土類窒化ケイ素、ゲルマン酸塩、又は、Ce等のランタノイド系元素で主に付活される希土類アルミン酸塩、希土類ケイ酸塩又はEu等のランタノイド系元素で主に賦活される有機及び有機錯体等が挙げられる。
特に、上述したように、発光ピーク波長が490nm以上570nm以下の範囲及び/又は430nm以上490nmより短い範囲の発光素子を用いる場合には、変換後のピーク波長が580nm以上680nm以下の範囲にある蛍光体を含有することが好ましい。
このような蛍光体は、発光ピーク波長が490nm以上570nm以下の範囲の緑色光を吸収して赤色光を発光することがほとんど無く、かつ発光ピーク波長が430nm以上490nm以下より短い範囲の青色光を吸収して赤色光を発光する。このように、緑色光を波長変換することが少ない蛍光体を用いる場合には、青色光の波長変換のみを考慮するだけで発光装置の出力バランスを設計することができ、発光装置の設計を容易にすることができる。
例えば、式(I)で示される赤色蛍光体、3.5MgO・0.5MgF2・GeO2:Mn4+で表される蛍光体または、その組成が以下の一般式(II)で示される蛍光体等を用いることが好ましい。
2MF6:Mn4+ (I)
(式(I)中、Aは、K、Li、Na、Rb、Cs及びNH4+からなる群から選ばれる少なくとも1種であり、Mは、第4族元素及び第14族元素からなる群から選ばれる少なくとも1種の元素である。)
第4族元素はチタン(Ti)、ジルコニウム(Zr)およびハフニウム(Hf)である。第14族元素は、ケイ素(Si)、ゲルマニウム(Ge)、スズ(Sn)および鉛(Pb)である。具体的には、K2SiF6:Mn4+、K2(Si,Ge)F6:Mn4+、K2TiF6:Mn4+等が挙げられる。
(x-a)MgO・a(Ma)O・b/2(Mb)23・yMgF2・c(Mc)X2・(1-d-e)GeO2・d(Md)O2・e(Me)23:Mn4+ (II)
(式(II)中、Maは、Ca,Sr,Ba,Znから選択された少なくとも1種であり、Mbは、Sc,La,Luから選択された少なくとも1種であり、Mcは、Ca,Sr,Ba,Znから選択された少なくとも1種であり、Xは、F,Clから選択された少なくとも1種であり、Mdは、Ti,Sn,Zrから選択された少なくとも1種であり、Meは、B,Al,Ga,Inから選択された少なくとも1種である。また、x、y、a、b、c、d、eは、2≦x≦4、0<y≦2、0≦a≦1.5、0≦b<1、0≦c≦2、0≦d≦0.5、0≦e<1である。)
透光性部材に含有する蛍光体として、例えば、緑色の蛍光体として、βサイアロン系蛍光体(例えばSi6-zAlzz8-z:Eu(0<z<4.2))が挙げられ、赤の蛍光体として、窒素含有アルミノ珪酸カルシウム(CASN又はSCASN)系蛍光体(例えば(Sr,Ca)AlSiN3:Eu)と、マンガン賦活フッ化珪酸カリウムの蛍光体(例えばK2SiF6:Mn)が挙げられる。
透光性部材には、酸化チタン、酸化ケイ素、酸化ジルコニウム、酸化アルミニウムなどの光散乱粒子を分散させてもよい。
透光性部材は、印刷、ポッティング又はスプレー法等の公知の方法で形成することができる。また、透光性部材は、例えば、シート状の樹脂部材、ガラス又はセラミックス等であってもよい。シート状の透光性部材を接着剤によって発光素子の上面貼り付けて形成してもよい。
10 発光装置
11 第1リード
11A 第1部
11B 第2部
11C 連結部
11D 第1延伸部
11E 第2延伸部
11a1 第1素子載置領域
11a2 第2素子載置領域
11a3 第3素子載置領域
11a4 第4素子載置領域
11a5 第5素子載置領域
11m 第3延伸部
11x 凹部
11y 凸部
11z 窪み部
12 第2リード
13 樹脂パッケージ
14 樹脂部材
14A 開口
15 透光性部材
16 保護素子
21 第1発光素子
22 第2発光素子
23 第3発光素子
24 第4発光素子
25 第5発光素子
F フレーム
J 接続部
S 延長部
T 支持部

Claims (13)

  1. 第1リード及び第2リードと、
    該第1リード及び第2リードを保持する光反射性の樹脂部材と、を備え、
    前記第1リードは、第1部と、第2部と、前記第1部と前記第2部の間に位置し第1方向に延伸して前記第1部と前記第2部とを連結し、前記第1方向に直交する第2方向において前記第1部及び前記第2部よりも幅狭の連結部とを有し、
    前記第1部は、該第1部から前記第2部に向かって延伸する第1延伸部と、前記第1延伸部上に規定された第1素子載置領域と、を有し、
    前記第2部は、該第2部から前記第1部に向かって延伸し、前記樹脂部材を介して前記第1延伸部と対向する第2延伸部と、前記第2延伸部上に規定された第2素子載置領域とを有し、
    前記第1素子載置領域及び前記第2素子載置領域に隣接する前記第1部及び前記第2部のそれぞれの上面は凹部を有し、
    前記凹部内に前記樹脂部材が配置されている樹脂パッケージ。
  2. 前記第1延伸部は前記第1部の本体部から延伸し、前記第1素子載置領域は、前記第1延伸部から前記第1部の本体部にまたがって位置する請求項1に記載の樹脂パッケージ。
  3. 前記第2延伸部は前記第2部の本体部から延伸し、前記第2素子載置領域は、前記第2延伸部から前記第2部の本体部にまたがって位置する請求項1又は2に記載の樹脂パッケージ。
  4. 前記第1部上に第3素子載置領域を有する請求項1~3のいずれか1つに記載の樹脂パッケージ。
  5. 前記第3素子載置領域の外周が前記凹部に囲まれている請求項4に記載の樹脂パッケージ。
  6. 前記第1素子載置領域と前記第2素子載置領域の最小距離が、前記第1素子載置領域と前記第3素子載置領域との最小距離の0.8倍以上1.2倍以下である請求項4又は5に記載の樹脂パッケージ。
  7. 平面視において前記樹脂部材の外周は矩形であり、一対の側面が前記第1方向に延びる請求項1~6のいずれか1つに記載の樹脂パッケージ。
  8. 請求項1~7のいずれか1つに記載の樹脂パッケージ及び、
    前記第1素子載置領域上に第1発光素子が配置され、前記第2素子載置領域上に第2発光素子が配置された発光装置。
  9. 前記第1発光素子及び前記第2発光素子を被覆する透光性部材を備える請求項8に記載の発光装置。
  10. 前記第1発光素子の発光ピーク波長は490nm以上570nm以下の範囲にあり、
    前記第2発光素子の発光ピーク波長は430nm以上490nm以下の範囲にあり、
    前記透光性部材は、発光ピーク波長が580nm以上680nm以下の範囲にある蛍光体を含有する請求項9に記載の発光装置。
  11. 前記第1方向において、前記第1発光素子の幅が前記第1素子載置領域の幅の0.8倍以上1.2倍以下である請求項8~10のいずれか1つに記載の発光装置。
  12. 前記第2方向において、前記第1発光素子の幅が前記第1素子載置領域の幅の0.8倍以上1.2倍以下である請求項8~11のいずれか1つに記載の発光装置。
  13. 前記第3素子載置領域上に第3発光素子が配置され、前記第1発光素子と前記第2発光素子の最小距離が前記第1発光素子と前記第3発光素子との最小距離の0.8倍以上1.2倍以下である請求項4~6のいずれか1つに記載の樹脂パッケージを備えた請求項8~12のいずれか1つに記載の発光装置。

JP2019032731A 2019-02-26 2019-02-26 樹脂パッケージ及び発光装置 Active JP7227474B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019032731A JP7227474B2 (ja) 2019-02-26 2019-02-26 樹脂パッケージ及び発光装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019032731A JP7227474B2 (ja) 2019-02-26 2019-02-26 樹脂パッケージ及び発光装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020136643A JP2020136643A (ja) 2020-08-31
JP7227474B2 true JP7227474B2 (ja) 2023-02-22

Family

ID=72263638

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019032731A Active JP7227474B2 (ja) 2019-02-26 2019-02-26 樹脂パッケージ及び発光装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7227474B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7389363B2 (ja) * 2021-05-26 2023-11-30 日亜化学工業株式会社 発光装置

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011517125A (ja) 2008-04-17 2011-05-26 オスラム オプト セミコンダクターズ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング オプトエレクトロニクス部品およびオプトエレクトロニクス部品の製造方法
JP2011166099A (ja) 2010-02-08 2011-08-25 Paragon Semiconductor Lighting Technology Co Ltd 演色性を向上させることができる混光式発光ダイオードのパッケージ構造
WO2012117974A1 (ja) 2011-02-28 2012-09-07 日亜化学工業株式会社 発光装置
JP2018056474A (ja) 2016-09-30 2018-04-05 日亜化学工業株式会社 発光装置及び発光装置の製造方法

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101916148B1 (ko) * 2012-05-24 2018-11-08 엘지이노텍 주식회사 발광 소자, 발광 소자 제조방법 및 조명 시스템

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011517125A (ja) 2008-04-17 2011-05-26 オスラム オプト セミコンダクターズ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング オプトエレクトロニクス部品およびオプトエレクトロニクス部品の製造方法
JP2011166099A (ja) 2010-02-08 2011-08-25 Paragon Semiconductor Lighting Technology Co Ltd 演色性を向上させることができる混光式発光ダイオードのパッケージ構造
WO2012117974A1 (ja) 2011-02-28 2012-09-07 日亜化学工業株式会社 発光装置
JP2018056474A (ja) 2016-09-30 2018-04-05 日亜化学工業株式会社 発光装置及び発光装置の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2020136643A (ja) 2020-08-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5766976B2 (ja) 発光装置の製造方法
CN105098029B (zh) 发光装置
US8735934B2 (en) Semiconductor light-emitting apparatus and method of fabricating the same
TW201225359A (en) LED package
JP2012142426A (ja) Ledパッケージ及びその製造方法
JP2012114311A (ja) Ledモジュール
JP2004363537A (ja) 半導体装置およびその製造方法、並びにその半導体装置を用いた光学装置
TWI517455B (zh) 發光裝置
JP2012114284A (ja) Ledモジュール及び照明装置
JP6606966B2 (ja) 発光装置及びその製造方法
JP2013143496A (ja) Ledパッケージ及びその製造方法
US10847687B2 (en) Light-emitting device and method of manufacturing the same
JP6638748B2 (ja) 発光素子及び発光装置
JP5900586B2 (ja) 発光装置
JP7227474B2 (ja) 樹脂パッケージ及び発光装置
JP7208495B2 (ja) 光源装置
JP7189413B2 (ja) 発光装置
JP7248887B2 (ja) 樹脂パッケージ及び発光装置
JP7410381B2 (ja) 発光素子及び発光装置
JP6575065B2 (ja) 発光装置
TWI793234B (zh) 發光裝置
JP7428890B2 (ja) 樹脂パッケージ及び発光装置
JP2011181603A (ja) Ledパッケージ
JP6701711B2 (ja) 発光装置
TW201941458A (zh) 發光裝置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220126

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20220916

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20221018

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230110

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230123

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 7227474

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151