JP7247990B2 - 架装情報取得装置 - Google Patents

Description

本発明は、車両の車体と架装体との間で情報を送受信する技術に関する。

特許文献１には、架装制御装置から出力される架装情報を、車体に搭載された車体制御装置に伝達する技術が開示されている。

特開２００９－０２３５７４号公報

架装体には、架装体を制御するための複数の架装制御装置（架装ＥＣＵ：Electronic Control Unit）が搭載されている。架装体に搭載された架装制御装置の数が多いと、架装制御装置から出力される架装情報の数が多くなるので、所望の架装情報を取得する際により多くの手間がかかってしまう。

そこで、本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、必要な架装情報のみを取得することを目的とする。

本発明の第１の態様においては、架装体を制御する制御情報と、前記制御情報を識別する識別情報とを含む架装情報のうちの前記識別情報を記憶する記憶部と、前記架装体に搭載された複数の架装制御装置の間で前記架装情報が送受信されている際に、前記記憶部に記憶された前記識別情報を含む前記架装情報を取得する架装情報取得部と、を有する架装情報取得装置を提供する。

例えば、前記架装情報取得部は、前記複数の架装制御装置の間で送受信されている前記架装情報の複製を取得する。

例えば、前記架装情報取得部は、前記架装情報を取得してから所定時間が経過するまでの間に前記記憶部に記憶された前記識別情報を含む前記架装情報が送受信されていても取得せず、前記架装情報を取得してから所定時間が経過した後に、前記記憶部に記憶された前記識別情報を含む前記架装情報が前記複数の架装制御装置の間で送受信された場合、前記記憶部に記憶された前記識別情報を含む前記架装情報を取得する。

例えば、前記架装情報取得装置は、前記架装情報取得部が取得した前記架装情報を、前記架装体に連結された車体を制御する車体制御装置に出力することにより、前記車体制御装置の記憶部に記憶させる出力制御部をさらに備える。

例えば、前記架装情報取得部は、前記架装情報を外部装置に出力する出力指示をさらに取得し、前記出力制御部は、前記出力指示を前記架装情報取得部が取得した場合、前記架装情報取得部が取得した前記架装情報を、前記車体制御装置を介して前記外部装置に出力させる。

本発明によれば、必要な情報のみを取得できるという効果を奏する。

実施の形態に係る情報伝達システムの概要を説明するための図である。 実施の形態に係る架装情報取得装置の構成を説明するための図である。 取得テーブルを模式的に示す図である。 複数の架装制御装置同士が送受信する架装情報を説明するための図である。 架装情報を取得する処理を説明するための図である。 架装情報を変換後架装情報に変換する処理を説明するための図である。 送信指示を説明するための図である。 架装情報取得装置が実行する処理の流れの一例を示すフローチャートである。

［情報伝達システムＳの概要］
図１は、実施の形態に係る情報伝達システムＳの概要を説明するための図である。情報伝達システムＳは、車両Ｖと、車体サーバ４と、架装サーバ５とを含む。車体サーバ４は、車両Ｖの車体Ｂを製造する事業者が管理するサーバである。架装サーバ５は、架装体Ａを製造する事業者が管理するサーバである。車両Ｖと、車体サーバ４とは通信可能に接続されている。また、車体サーバ４と架装サーバ５とは通信可能に接続されている。情報伝達システムＳは、車体Ｂに関する情報を、車体サーバ４に伝達する。また、情報伝達システムＳは、架装体Ａに関する情報を、車体サーバ４を介して架装サーバ５に伝達する。

車両Ｖは、架装体Ａと、架装体Ａに連結された車体Ｂとで構成されている。車両Ｖは、例えば、ダンプカー、コンクリートミキサー、タンクローリー、冷蔵冷凍車、高所作業車、キャンピングカー、消防車又は救急車である。架装体Ａには、架装体Ａを動作させるための各種装置や、各種装置の状態を検出するセンサが搭載されている。例えば、架装体Ａが高所作業車である場合、架装体Ａには、作業員が作業時に乗る作業床を昇降させるための昇降機や、昇降機の状態（シリンダの油圧など）を検出するセンサが搭載されている。

また、架装体Ａには、架装体Ａに搭載された各種装置を制御する架装制御装置２ａ及び架装制御装置２ｂが搭載されている。以下、架装制御装置２ａ及び架装制御装置２ｂを区別する必要が無い場合、複数の架装制御装置２という。なお、図１のように２つの架装制御装置２が架装体Ａに搭載された場合だけでなく、３つ以上の架装制御装置２が架装体Ａに搭載されていてもよい。

車体Ｂには、車体Ｂを制御する車体制御装置３が搭載されている。車体制御装置３は、記憶部（図２の記憶部３１）と、送信部（図２の送信部３２）とを含む。記憶部３１は、車体Ｂの制御に用いられる情報などを記憶する。記憶部３１は、ＲＯＭ（Read Only Memory）、ＲＡＭ（Random Access Memory）及びハードディスク等を含む記憶媒体である。送信部３２は、車体Ｂに関する情報又は架装体Ａに関する情報を車体サーバ４に送信するための無線通信モジュールである。送信部３２は、例えば、携帯電話網を用いて車体サーバ４に情報を送信できる。携帯電話網は、例えば第４世代移動通信システム又は第５世代移動通信システムである。また、送信部３２は、Ｗｉ－Ｆｉ（登録商標）又はＢｌｕｅｔｏｏｔｈ（登録商標）を用いて車体サーバ４に情報を送信してもよい。

複数の架装制御装置２は、架装体Ａに搭載される各種装置を制御するために架装情報を送受信している。架装体Ａに搭載された架装制御装置２の数が多いと、架装制御装置２から出力される架装情報の数が多くなるので、所望の情報を取得する際により多くの手間がかかってしまう。

そこで、車両Ｖは、複数の架装制御装置２の間で送受信されている架装情報のうち、必要な情報のみを取得する架装情報取得装置１を搭載する。以下、架装情報取得装置１の構成を説明する。

［実施の形態に係る架装情報取得装置１の構成］
図２は、実施の形態に係る架装情報取得装置１の構成を説明するための図である。架装情報取得装置１は、記憶部１１と、制御部１２とを有する。記憶部１１は、ＲＯＭ、ＲＡＭ及びハードディスク等を含む記憶媒体である。記憶部１１は、制御部１２が実行するプログラムを記憶する。

記憶部１１は、架装情報のうちの架装側識別情報を記憶する。例えば、記憶部１１は、予め定められた１以上の架装側識別情報を含む取得テーブルを記憶する。図３は、取得テーブルＲを模式的に示す図である。図３に示すように、架装側識別情報として、［０１］と［０２］と［０４］とが記憶されている。なお、記憶部１１に記憶される架装側識別情報は、例えば架装体Ａの管理や運用に必要な制御情報を識別する識別情報である。架装体Ａの管理や運用に必要な制御情報は、例えばシリンダの油圧、作動時間、又は故障コードである。

また、記憶部１１は、車体制御装置３で用いられる車体側識別情報を架装側識別情報に対応付けた変換規則を記憶してもよい。具体的には、記憶部１１は、変換規則として、車体側識別情報を架装側識別情報に対応付けた変換テーブルを記憶する。記憶部１１は、取得テーブルＲの架装側識別情報の各々に、車体側識別情報を対応付けることで、変換テーブルとして記憶できる。図３に示すように、架装側識別情報と、車体側識別情報とが一対一で対応付けられている。

制御部１２は、例えばＣＰＵ（Central Processing Unit）等のプロセッサを含む計算リソースである。制御部１２は、記憶部１１に記憶されたプログラムを実行することにより、架装情報取得部１２１、架装情報変換部１２２、及び出力制御部１２３としての機能を実現する。

架装情報取得部１２１は、架装体Ａの制御に用いられる制御情報と制御情報を識別する架装側識別情報とを含む架装情報を取得する。図４は、複数の架装制御装置２同士が送受信する架装情報Ｄｒを説明するための図である。架装制御装置２は、複数の架装情報Ｄｒ（架装情報Ｄｒ１及び架装情報Ｄｒ２）を出力する。なお、架装制御装置２は、１つの架装情報Ｄｒを出力してもよく、３つ以上の架装情報Ｄｒを出力してもよい。

架装情報Ｄｒは、架装側識別情報ＡＩＤと、制御情報ＣＩとを含む。架装側識別情報ＡＩＤと、制御情報ＣＩとのそれぞれは、０と１とで表されるデジタルデータである。なお、架装制御装置２は、複数の架装情報Ｄｒを所定の時間間隔で出力する。所定の時間間隔は、例えば３０ミリ秒である。架装情報取得部１２１は、架装制御装置２が出力する架装情報Ｄｒを順次取得する。架装情報取得部１２１は、架装制御装置２が架装情報Ｄｒを出力する時間間隔よりも長い間隔を空けて架装情報Ｄｒを取得してもよい。例えば、架装情報取得部１２１は、架装情報Ｄｒを取得してから、３０ミリ秒よりも長い１００ミリ秒経過した後に架装制御装置２から出力された架装情報Ｄｒを取得する。

制御情報ＣＩは、架装体Ａを制御するための情報であり、例えば、シリンダの油圧、架装体Ａに搭載された各種装置の動作状態、各種装置に故障が生じた場合の故障コードである。また、制御情報ＣＩは、架装メーカの名称、架装体の機種又は型式、架装体の製造番号等を含んでもよい。なお、架装情報取得部１２１は、制御情報ＣＩがどのような情報であるかを知ることなく取得できる。言い換えると、架装情報取得部１２１は、制御情報ＣＩを０と１とのデジタルデータとして取得し、取得したデジタルデータが示す情報がどのような情報であるかを取得しない。

架装情報取得部１２１は、架装体Ａに搭載された複数の架装制御装置２の間で行われる通信を監視する。具体的には、架装情報取得部１２１は、架装制御装置２ａと架装制御装置２ｂとの間で行われる通信を妨げないように監視する（図２の破線を参照）。

架装情報取得部１２１は、記憶部１１に記憶された架装側識別情報ＡＩＤを含む架装情報Ｄｒが送受信されている際に、当該架装情報Ｄｒを取得する。具体的には、架装情報取得部１２１は、架装制御装置２ａと架装制御装置２ｂとの間で送受信されている架装情報Ｄｒに、記憶部１１に記憶された架装側識別情報ＡＩＤが含まれているか否かを判定する。より具体的には、架装情報取得部１２１は、記憶部１１に記憶された取得テーブルＲに含まれる架装側識別情報ＡＩＤ［０１］と、［０２］と、［０４］とのいずれかが、送受信されている架装情報Ｄｒに含まれているか否かを判定する。そして、架装情報取得部１２１は、架装制御装置２ａと架装制御装置２ｂとの間で送受信されている架装情報Ｄｒに、取得テーブルＲの架装側識別情報ＡＩＤが含まれている場合、当該架装情報Ｄｒを複製し、複製した架装情報Ｄｒを取得する。

図５は、架装情報Ｄｒを取得する処理を説明するための図である。図５の（１）は、複数の架装制御装置２同士で送受信されている複数の架装情報Ｄｒを模式的に示す図である。図５に示すように、複数の架装制御装置２同士で、架装情報Ｄｒ１、架装情報Ｄｒ２及び架装情報Ｄｒ３が送受信されているものとする。架装情報取得部１２１は、架装情報Ｄｒ１、架装情報Ｄｒ２、及び架装情報Ｄｒ３の各々に含まれる架装側識別情報ＡＩＤを特定する。そして、架装情報取得部１２１は、取得テーブルＲに含まれる架装側識別情報ＡＩＤ［０１］が含まれる架装情報Ｄｒ１と、架装側識別情報ＡＩＤ［０２］が含まれる架装情報Ｄｒ２との各々を複製して取得する。架装情報取得部１２１は、架装情報Ｄｒ３の架装側識別情報ＡＩＤ［０３］が、取得テーブルＲに含まれていないので、架装情報Ｄｒ３を取得しない。図５の（２）は、架装情報取得部１２１が取得した複数の架装情報Ｄｒ（架装情報Ｄｒ１及び架装情報Ｄｒ２）を示す。

架装情報取得部１２１は、架装情報Ｄｒを取得してから所定時間が経過するまでの間、架装情報Ｄｒを取得しないようにしてもよい。例えば、架装情報取得部１２１は、架装情報Ｄｒを取得した後、当該架装情報Ｄｒを取得してから所定時間が経過するまでの間に記憶部１１に記憶された架装側識別情報ＡＩＤを含む架装情報Ｄｒが送受信されていても取得しない。所定時間は、複数の架装制御装置２が架装情報Ｄｒを送受信している時間間隔（例えば３０ミリ秒）よりも長い時間であり、例えば１００ミリ秒である。

そして、架装情報取得部１２１は、架装情報Ｄｒを取得してから所定時間が経過した後に、記憶部１１に記憶された架装側識別情報ＡＩＤを含む架装情報Ｄｒが複数の架装制御装置２の間で送受信された場合、当該架装側識別情報ＡＩＤを含む架装情報Ｄｒを取得する。このようにすることで、架装情報取得部１２１は、必要な数よりも多数の架装情報Ｄｒを取得してしまうことを抑制できる。

架装情報変換部１２２は、架装情報取得部１２１が取得した架装情報Ｄｒに含まれる架装側識別情報ＡＩＤを、架装側識別情報ＡＩＤに対応付けられた車体側識別情報ＢＩＤに変換する。具体的には、まず、架装情報変換部１２２は、記憶部１１に記憶された取得テーブルＲを参照し、取得した架装側識別情報ＡＩＤに対応付けられた車体側識別情報ＢＩＤを特定する。そして、架装情報変換部１２２は、取得した架装側識別情報ＡＩＤを、特定した車体側識別情報ＢＩＤに変換する。なお、架装情報変換部１２２は、架装情報Ｄｒの架装側識別情報ＡＩＤを車体側識別情報ＢＩＤに変換するが、制御情報ＣＩを変換しない。

図６は、架装情報Ｄｒを変換し、変換後架装情報Ｄｃにする処理を説明するための図である。図５にしめすように、架装情報変換部１２２は、架装情報Ｄｒ１に含まれる架装側識別情報ＡＩＤ［０１］を、取得テーブルＲを参照することにより、車体側識別情報ＢＩＤ［１１］に変換し、架装情報Ｄｒ１に含まれる制御情報ＣＩ１［１１００１０１］を変換しない。

出力制御部１２３は、架装情報取得部１２１が取得した架装情報Ｄｒを出力する。例えば、出力制御部１２３は、架装情報Ｄｒを、車体制御装置３に出力することにより車体制御装置３の記憶部３１に記憶させる。また、出力制御部１２３は、架装情報変換部１２２が架装情報Ｄｒを変換した変換後架装情報Ｄｃを車体制御装置３に出力することにより、変換後架装情報Ｄｃを記憶部３１に記憶させてもよい。このようにすることで、車体制御装置３は、架装体Ａの管理や運用に必要な制御情報ＣＩを記憶部３１に記憶できる。

また、出力制御部１２３は、架装情報Ｄｒを、車体制御装置３の送信部３２を介して外部装置である車体サーバ４又は架装サーバ５に出力させてもよい。この場合、架装制御装置２は、架装情報Ｄｒを外部装置に出力する送信指示を出力し、架装情報取得部１２１は、送信指示をさらに取得する。

図７は、送信指示ＴＲを説明するための図である。架装制御装置２は、架装情報Ｄｒと共に送信指示ＴＲを出力する。送信指示ＴＲは、例えば、送信指示ＴＲを識別するための送信識別情報ＴＩＤと、架装情報Ｄｒを送信するか否かを示す指示情報ＳＩとを含む。送信識別情報ＴＩＤは、予め設定されており、本実施の形態においては、送信識別情報ＴＩＤとして［９０］が設定されているものとする。また、本実施の形態においては、指示情報ＳＩが［００］である場合、架装情報Ｄｒを送信しないことを示し、指示情報ＳＩが［０１］である場合、架装情報Ｄｒを送信することを示すものとする。

架装情報取得部１２１は、架装制御装置２が出力した送信指示ＴＲを取得する。架装情報取得部１２１は、架装情報Ｄｒを送信することを示す指示情報［０１］を含む送信指示ＴＲを取得した場合、送信指示ＴＲと共に取得した架装情報Ｄｒ１を送信する指示を出力制御部１２３に通知する。そして、出力制御部１２３は、架装情報取得部１２１から架装情報Ｄｒ１を送信する指示を受けると、車体制御装置３の送信部３２と車体サーバ４とを介して架装サーバ５に架装情報Ｄｒを送信する。また、出力制御部１２３は、架装情報変換部１２２が架装側識別情報ＡＩＤを車体側識別情報ＢＩＤに変換した変換後架装情報Ｄｃを、架装サーバ５に送信してもよい。

このように、出力制御部１２３は、架装制御装置２が送信指示ＴＲを出力したタイミングで架装情報Ｄｒを架装サーバ５に送信できる。そのため、架装制御装置２が所定のタイミングで送信指示ＴＲを出力するようにしておくことにより、所定のタイミングで架装情報Ｄｒを架装サーバ５に送信できるようになる。その結果、架装体Ａに故障が生じたときや、部品の交換が必要になったときなどに、車体制御装置３に記憶させることなく、架装情報Ｄｒを架装サーバ５にすぐに送信できるようになる。

［架装情報取得装置１が実行する処理の流れ］
図８は、架装情報取得装置１が実行する処理の流れの一例を示すフローチャートである。架装情報取得部１２１は、複数の架装制御装置２同士の通信を監視する（ステップＳ１）。例えば、架装情報取得部１２１は、架装制御装置２ａと架装制御装置２ｂとの間で行われる通信を妨げないように監視する。

次に、架装情報取得部１２１は、架装制御装置２ａと架装制御装置２ｂとの間で送受信されている架装情報Ｄｒに、記憶部１１に記憶された架装側識別情報ＡＩＤが含まれているか否かを判定する（ステップＳ２）。例えば、架装情報取得部１２１は、送受信されている架装情報Ｄｒに含まれている架装側識別情報ＡＩＤを特定し、特定した架装側識別情報ＡＩＤが、取得テーブルＲに含まれているか否かを判定する。

架装情報取得部１２１は、送受信されている架装情報Ｄｒに、記憶された架装側識別情報ＡＩＤが含まれている場合（ステップＳ２でＹｅｓ）、当該架装情報Ｄｒを複製し、複製した架装情報Ｄｒを取得する（ステップＳ３）。架装情報取得部１２１は、架装情報Ｄｒを取得すると所定時間（例えば１００ミリ秒）待機し、架装情報Ｄｒを取得してから所定時間が経過した後、ステップＳ１の処理に戻る。

架装情報取得部１２１は、記憶された架装側識別情報ＡＩＤが、架装情報Ｄｒに含まれていない場合（ステップＳ２でＮｏ）、当該架装情報Ｄｒを取得しないで、ステップＳ１の処理に戻る。架装情報取得装置１は、車両Ｖが始動している間、上記の処理を繰り返す。

（変形例）
記憶部１１に記憶された架装側識別情報ＡＩＤは、書き換え可能であってもよい。例えば、架装情報取得装置１は、架装サーバ５から、車体サーバ４及び車体制御装置３を介して新たな架装側識別情報ＡＩＤを取得する。具体的には、架装情報取得装置１は、一以上の架装側識別情報ＡＩＤを含む新たなリストを取得する。そして、架装情報取得装置１は、架装情報取得装置１の記憶部１１に記憶された取得テーブルＲの架装側識別情報ＡＩＤを、取得した新たなリストに含まれる架装側識別情報ＡＩＤに更新する。このようにすることで、架装体Ａを製造する事業者は、架装側識別情報ＡＩＤを適宜書き換えることができるので、取得する架装情報Ｄｒを必要に応じて変えることができる。

［実施の形態に係る架装情報取得装置１の効果］
以上説明したとおり、実施の形態に係る架装情報取得装置１は、架装体Ａを制御する制御情報ＣＩと、制御情報ＣＩを識別する架装側識別情報ＡＩＤとを含む架装情報Ｄｒのうちの架装側識別情報ＡＩＤを記憶する。そして、架装情報取得装置１は、架装体Ａに搭載された複数の架装制御装置２の間で架装情報Ｄｒが送受信されている際に、記憶された架装側識別情報ＡＩＤを含む架装情報Ｄｒを取得する。このようにすることで、架装情報取得装置１は、複数の架装制御装置２の間で送受信されている架装情報Ｄｒのうち、必要な架装情報Ｄｒのみを取得できる。

以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。例えば、装置の全部又は一部は、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。また、複数の実施の形態の任意の組み合わせによって生じる新たな実施の形態も、本発明の実施の形態に含まれる。組み合わせによって生じる新たな実施の形態の効果は、もとの実施の形態の効果を併せ持つ。

１ 架装情報取得装置
１１ 記憶部
１２ 制御部
１２１ 架装情報取得部
１２２ 架装情報変換部
１２３ 出力制御部
２ 架装制御装置
３ 車体制御装置
３１ 記憶部
３２ 送信部
４ 車体サーバ
５ 架装サーバ

Claims (4)

1. 架装体を制御する制御情報と、前記制御情報を識別する識別情報とを含む架装情報のうちの前記識別情報を記憶する記憶部と、
   前記架装体に搭載された複数の架装制御装置の間で前記架装情報が送受信されている際に、前記記憶部に記憶された前記識別情報を含む前記架装情報を取得する架装情報取得部と、
   を有し、
   前記架装情報取得部は、
   前記架装情報を取得してから前記複数の架装制御装置が前記架装情報を送受信している時間間隔よりも長い所定時間が経過するまでの間に、前記記憶部に記憶された前記識別情報を含む新たな架装情報が送受信されていても取得せず、
   前記架装情報を取得した時点から前記所定時間が経過した後に、前記記憶部に記憶された前記識別情報を含む新たな架装情報が前記複数の架装制御装置の間で送受信された場合、前記記憶部に記憶された前記識別情報を含む前記新たな架装情報を取得する架装情報取得装置。
2. 前記架装情報取得部は、前記複数の架装制御装置の間で送受信されている前記架装情報の複製を取得する、
   請求項１に記載の架装情報取得装置。
3. 前記架装情報取得部が取得した前記架装情報を、前記架装体に連結された車体を制御する車体制御装置に出力することにより、前記車体制御装置の記憶部に記憶させる出力制御部をさらに備える、
   請求項１又は２に記載の架装情報取得装置。
4. 前記架装情報取得部は、前記架装情報を外部装置に出力する出力指示をさらに取得し、
   前記出力制御部は、前記出力指示を前記架装情報取得部が取得した場合、前記架装情報取得部が取得した前記架装情報を、前記車体制御装置を介して前記外部装置に出力させる、
   請求項３に記載の架装情報取得装置。

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