JP7247644B2 - プログラム、情報処理装置、及びセットアップ方法 - Google Patents

プログラム、情報処理装置、及びセットアップ方法 Download PDF

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Description

本発明は、デバイスと接続される情報処理装置にソフトウエアをセットアップする技術に関する。
特許文献1は、ブルートゥース(登録商標)などの無線通信によってプリンタと接続されるパーソナルコンピュータに実装される外部機器制御プログラムを開示する。当該外部機器制御プログラムは、ポート名とブルートゥースアドレスとプリンタ名とを対応付けて記憶する。外部機器制御プログラムは、ユーザによってポートのプロパティ或いはプリンタのプロパティが開かれると、ポート名とブルートゥースアドレスとプリンタ名とを表示する。
特開2004-215164号公報
特許文献1に記載の技術では、ユーザは、プロパティを開いてポート名とプリンタ名とを確認する必要がある。
本発明は、ユーザにプロパティを開く操作を実行させることなく、ソフトウエアを情報処理装置にセットアップすることができる技術を提供することを目的とする。
本明細書では様々な開示を行う。開示例の一例であるプログラムは、メモリ、コンピュータ、OS、及び通信インタフェースを備える情報処理装置にソフトウエアをセットアップするプログラムである。前記OSは、前記通信インタフェースを通じてデバイスと通信するためのデバイスポートを示すデバイスポート名を前記メモリに記憶させて登録する機能を有する。該プログラムは、前記メモリに記憶された全ての前記デバイスポート名を取得する第1取得処理と、前記第1取得処理の実行後、前記デバイスの追加を前記OSに指示するデバイス追加指示処理と、前記デバイスの追加の指示を受け付けた前記OSが、当該指示に応じた処理を実行したか否かを判断する判断処理と、前記OSが前記指示に応じた処理を実行したと判断したことに応じて、新たに追加された前記デバイスである追加デバイスに対応付けられた前記デバイスポート名である追加デバイスポート名を含む全ての前記デバイスポート名を前記メモリから取得する第2取得処理と、前記第2取得処理で取得した前記デバイスポート名と、前記第1取得処理で取得した前記デバイスポート名とを対比して、前記第2取得処理で取得し、かつ前記第1取得処理で取得されなかった前記デバイスポート名を、前記追加デバイスポート名として特定する特定処理と、前記ソフトウエアが、前記追加デバイスと前記通信インタフェースを通じて通信可能に、前記追加デバイスポート名と、前記ソフトウエアと、を対応付けて前記OSに登録する第1登録処理と、を前記コンピュータに実行させる。
特定処理において、OSが新たに登録した追加デバイスポート名が特定され、特定された追加デバイスポート名とソフトウエアとが対応付けられてOSに登録される。したがって、ユーザにプロパティを開く操作を実行させることなく、ソフトウエアを情報処理装置にセットアップすることができる。
図1は、本実施形態に係る情報処理装置11の機能ブロック図である。 図2は、プログラム38がプリンタドライバ37を情報処理装置11にセットアップする処理を示す図である。 図3は、ポート選択画面表示処理のフローチャートである。 図4(A)及び図4(B)は、ポート選択画面を示す図であり、図4(C)は、設定確認画面を示す図である。 図5は、ポート選択画面のバリエーションを示す図である。 図6(A)は、変形例6に係るデバイス選択画面を示す図であり、図6(B)は、変形例7に係るデバイス選択画面を示す図である。
以下、適宜図面を参照して本発明の実施形態について説明する。なお、以下に説明される実施形態は本発明の一例にすぎず、本発明の要旨を変更しない範囲で、本発明の実施形態を適宜変更できることは言うまでもない。例えば、後述する各処理の実行順序は、本発明の要旨を変更しない範囲で、適宜変更することができる。
本実施形態では、図1に示される情報処理装置11を説明する。情報処理装置11は、パーソナルコンピュータや携帯端末やタブレットなどである。情報処理装置11は、プリンタ12に送信する印刷データを生成するプリンタドライバ37を実装する。プリンタドライバ37は、セットアッププログラム38によって、情報処理装置11にセットアップされる。以下、詳しく説明する。
情報処理装置11は、コントローラ21と、ディスプレイ22と、ユーザI/F23と、通信I/F24と、を備える。「I/F」は、インタフェースを意味する。
通信I/F24は、例えば、USB(登録商標)の通信プロトコルや、有線/無線LAN(登録商標)の通信プロトコルを用いてデバイスと通信を行う。無線LANの通信プロトコルは、Bluetooth(登録商標)の通信プロトコルを含む。以下では、Bluetoothを、「BT」と記載して説明する。
ユーザI/F23は、マウスやキーボードなどの入力装置13を接続される。ユーザI/F23は、例えば、RC232Cなどの通信プロトコルを用いて入力装置13と通信を行う。入力装置13を用いてユーザが入力した情報は、ユーザI/F23を通じてコントローラ21に入力される。
コントローラ21は、中央演算処理装置であるCPU31と、メモリ32と、バス33と、を有する。CPU31及びメモリ32は、バス33と接続されている。CPU31は、バス33を通じて、メモリ32から情報やデータを読み出し、かつ、情報やデータをメモリ32に記憶させる。CPU31は、コンピュータの一例である。
また、バス33は、上述のディスプレイ22、ユーザI/F23、及び通信I/F24を接続されている。CPU31は、バス33を通じてディスプレイ22に情報やデータを送信してディスプレイ22に画像を表示させ、バス33及びユーザI/F23を通じてユーザが入力した情報を受け付け、バス33、及び通信I/F24を通じてプリンタ12などのデバイスに情報やデータを送信する。通信I/F24は、通信インタフェースの一例である。
メモリ32は、プログラム記憶領域34と、データ記憶領域35と、を有する。メモリ32は、ROM、RAM、EEPROM、HDD、USBメモリ等の可搬記憶媒体、CPU31が備えるバッファ等である。
メモリ32は、コンピュータが読み取り可能なストレージ媒体であってもよい。コンピュータが読み取り可能なストレージ媒体とは、non-transitoryな媒体である。non-transitoryな媒体には、上記の例の他に、CD-ROM、DVD-ROM等の記録媒体も含まれる。また、non-transitoryな媒体は、tangibleな媒体でもある。一方、インターネット上のサーバなどからダウンロードされるプログラムを搬送する電気信号は、コンピュータが読み取り可能な媒体の一種であるコンピュータが読み取り可能な信号媒体であるが、non-transitoryなコンピュータが読み取り可能なストレージ媒体には含まれない。
プログラム記憶領域34は、オペレーティングシステムであるOS36と、プリンタドライバ37と、セットアッププログラム38と、を記憶している。
プリンタドライバ37は、プリンタ12が印刷を実行可能なPDL(Page Description Languageの略)などの印刷データを生成するプログラムである。プリンタドライバ37は、ソフトウエアの一例である。
OS36は、Windows(登録商標)、Linux(登録商標)、Android(登録商標)OS、MacOS(登録商標)、などである。
OS36は、通信I/F24を通じて情報処理装置11に接続されたプリンタ12などのデバイスに対して通信ポートを設定し、設定した通信ポートを通じてデバイスと通信する機能を有する。通信ポートは、デバイスポートの一例である。
また、OS36は、設定した通信ポートを示すポート名と、デバイスを示すデバイス名とを対応付けてメモリ32に記憶させる登録機能を有する。OS36は、例えば、デバイスのプロパティが開かれたことに応じて、ポート名及びデバイス名をディスプレイ22に表示させる。
また、OS36は、情報処理装置11に実装された他のプログラムからの要求に応じて、メモリ32に記憶された全てのポート名と、当該ポート名に対応付けられたデバイス名とを返信する通知機能を有する。詳しく説明すると、OS36は、ポート名及びデバイス名を返信することを要求するコマンドを受け付けると、メモリ32に記憶された全てのポート名と、当該ポート名に対応付けられたデバイス名とを、当該コマンドを入力したプログラムに返信する。
なお、OS36は、通信プロトコルなどに応じて、USB1や、COM1や、デバイスのIPアドレスを、設定した通信ポートを示すポート名として決定する。例えば、BTの通信プロトコルの場合、OS36は、複数のデバイスに対して、ポート名を、COM1、COM2、COM3、COM4、COM5などに決定する。そして、OS36は、ユーザの指示などに応じて通信ポートを削除する場合、通信ポート名をメモリ32から削除する。例えば、COM3をメモリ32から削除する。そして、デバイスを情報処理装置11に新たに接続する場合、例えば、空いているCOM3を新たなポート名として設定し、COM3と対応付けて、新たに対応付けられたデバイスのデバイス名及びCOM3をメモリ32に記憶させる。すなわち、通信ポート名は、通信ポートの設定順やデバイスの追加順を示さない。したがって、メモリ32に記憶された通信ポート名及びデバイス名を単に取得するだけでは、いずれの通信ポートが、最も新しく設定された通信ポートであるかを判断することはできない。
そして、OS36は、通信ポートの設定順をメモリ32に記憶させる機能も有さない。したがって、最も新しく設定された通信ポートのポート名をOS36に要求することはできない。すなわち、OS36は、最も新しく設定された通信ポートのポート名を返信する機能を有さない。セットアッププログラム38は、後述の特定処理(S28)を実行することにより、最も新しく設定された通信ポートのポート名を決定する。詳しくは後述する。
また、OS36は、設定した通信ポートに対してプログラムを自動で割り当てる対応付け機能を有する。詳しく説明すると、OS36は、特定の通信プロトコルが指定されて、デバイスとしてプリンタ12が情報処理装置11に接続されると、プリンタ12と対応付けられたプリンタドライバ37を、プリンタ12と対応付けて、特定の第1通信プロファイルでセットアップする。特定の通信プロトコルは、例えば、BTである。特定の第1通信プロファイルは、例えば、HCRP(Hard Copy Cable Replacement Profileの略)である。HCRPは、第1通信プロファイルの一例である。
しかしながら、OS36は、特定の通信プロトコルの特定の第2通信プロファイルに対しては、設定した通信ポートに対してプログラムを自動で割り当てる対応付け機能を有さない。特定の通信プロトコルは、例えば、BTである。特定の第2通信プロファイルは、例えば、SPP(Serial Port Profileの略)である。SPPは、特定の通信プロファイル及び第2通信プロファイルの一例である。
すなわち、特定の通信プロトコルの特定の第2通信プロファイルによって情報処理装置11がデバイスと通信を行う場合、OS36がデバイスに対して設定した通信ポートに対してプリンタドライバ37をセットアップするプログラムが必要になる。
セットアッププログラム38は、特定の通信プロトコルの特定の第2通信プロファイルにおいて、プリンタドライバ37をセットアップするプログラムである。セットアッププログラム38は、いわゆるインストーラであってもよい。セットアッププログラム38が、プリンタドライバ37をセットアップするセットアップ処理については、後述する。セットアッププログラム38は、プログラムの一例である。
OS36やセットアッププログラム38などのプログラムは、CPU31において、疑似的に並行して実行される。すなわち、OS36やセットアッププログラム38は、いわゆるマルチタスク処理によって実行される。
データ記憶領域35は、OS36やプリンタドライバ37やセットアッププログラム38の実行に必要な情報やデータを記憶する。
プリンタ12は、上述のデバイスの一例である。プリンタ12は、入力された印刷データに基づいてシートに画像を印刷する印刷エンジンと、印刷エンジンの駆動を制御するコントローラと、上述の通信I/F24と同構成の通信I/Fと、を備える。プリンタ12は、通信I/Fを用いて情報処理装置11と通信を行う。
プリンタ12のコントローラは、メモリを有する。メモリは、プリンタ12のデバイス名や、IPアドレスや、MACアドレスや、BTアドレスなどのプリンタ情報を記憶する。プリンタ情報は、例えば、MIB(Management Information Baseの略)情報である。プリンタ12のコントローラは、情報処理装置11からの要求に応じて、プリンタ情報を情報処理装置11に返信する。プリンタ12のデフォルトのデバイス名には、いわゆるモデル名が入っている。なお、デバイス名は、ユーザによって変更可能であってもよく、デバイス名は、ユーザによって変更されている場合がある。プリンタ情報は、デバイス名とは別に、モデル名を含んでいる。
以下、図2、図3、及び図4を参照して、セットアッププログラム38が、特定の通信プロトコルであるBTの第2特定通信プロファイルであるSPPに対して、プリンタドライバ37をセットアップするセットアップ処理について説明する。
なお、本明細書では、基本的に、セットアッププログラム38やOS36などのプログラムに記述された命令に従ったCPU31の処理を説明する。すなわち、以下の説明における「判断」、「抽出」、「選択」、「算出」、「決定」、「特定」、「取得」、「受付」、「制御」、「設定」等の処理は、CPU31の処理を表している。CPU31による処理は、OS36などのコントローラ21を介したハードウェア制御も含む。なお、「取得」は要求を必須とはしない概念で用いる。すなわち、CPU31が要求することなく情報やデータを受信するという処理も、「CPU31がデータを取得する」という概念に含まれる。また、本明細書中の「データ」とは、コンピュータに読取可能なビット列で表される。そして、実質的な意味内容が同じでフォーマットが異なるデータは、同一のデータとして扱われるものとする。本明細書中の「情報」についても同様である。「命令」「応答」「要求」等の処理は、「命令」「応答」「要求」等を示す情報やデータを通信することにより行われる。また、「命令」「応答」「要求」等の文言を、「命令」「応答」「要求」等を示す情報そのものという意味で記載してもよい。
また、プログラムに記述された命令に従ったCPU31の処理を、省略した文言で記載することがある。例えば、「CPU31が行う」「セットアッププログラム38が行う」「OS36が行う」「コントローラ21が行う」のように記載することがある。また、通信I/F24、ユーザI/F23を通じてOS36やセットアッププログラム38が情報やデータの入出力を行うことを、省略した文言で記載することがある。例えば、「CPU31が返信する」、「セットアッププログラム38が出力する」のように記載することがある。
また、CPU31による、情報Aは事柄Bであることを示しているか否かを判断する処理を、「情報Aから、事柄Bであるか否かを判断する」のように概念的に記載することがある。CPU31による、情報Aが事柄Bであることを示しているか、事柄Cであるかを示しているかを判断する処理を、「情報Aから、事柄Bであるか事柄Cであるかを判断する」のように概念的に記載することがある。
また、本明細書中の「データ」と「情報」とは、コンピュータによって取り扱い可能なビット或いはビット列である点において共通する。「データ」とは、各ビットが示す意味内容をコンピュータが考慮することなく取り扱えるものを指す。これに対して、「情報」とは、各ビットが示す意味内容によってコンピュータの動作が分岐するものを指す。さらに、「指示」は、送信先の装置に対して次の動作を促すための制御信号であって、情報を含んでいることもあるし、それ自体が情報としての性質を有していることもある。
また、「データ」及び「情報」は、形式(例えば、テキスト形式、バイナリ形式、フラグ形式等)がコンピュータ毎に変更されたとしても、同一の意味内容と認識される限り、同一のデータ及び情報として取り扱われる。例えば、「2つ」であることを示す情報が、あるコンピュータではASCIIコードで”0x32”というテキスト形式の情報として保持され、別のコンピュータでは二進数表記で”10”というバイナリ形式の情報として保持されてもよい。
但し、上記の「データ」及び「情報」の区別は厳密なものではなく、例外的な取り扱いも許容される。例えば、データが一時的に情報として扱われてもよいし、情報が一時的にデータとして扱われてもよい。また、ある装置ではデータとして扱われるものが、他の装置では情報として扱われてもよい。さらには、データの中から情報が取り出されてもよいし、情報の中からデータが取り出されてもよい。
また、本明細書中の「に応じて」は、当該文字列の前に記載された条件が満たされた場合に、当該文字列の後に記載された処理が実行されることを示す。なお、処理が実行されるタイミングは、条件が満たされた後であればよく、当該条件が満たされた直後である必要は必ずしもない。
セットアッププログラム38は、入力装置13を用いてユーザが情報処理装置11に入力した指示により、或いは、メモリ32に記憶された他のプログラムやOS36からの指示により起動される(S11)。
セットアッププログラム38は、起動された後、セットアップの対象となるプリンタドライバ37が対象とするプリンタのデバイス名を取得する(S12)。例えば、セットアッププログラム38は、デバイス名の選択を受け付ける画面をディスプレイ22に表示させ、入力装置13を用いてユーザが選択したデバイス名を取得する。或いは、セットアッププログラム38は、メモリ32に記憶された設定ファイルからデバイス名を読み出して取得する。或いは、セットアッププログラム38は、起動時において、上記他のプログラムやOS36が指定したデバイス名を取得する。
次に、セットアッププログラム38は、通信プロトコルの種類をユーザに選択させるBT/USB選択画面をディスプレイ22に表示させる(S13)。そして、セットアッププログラム38は、USBまたはBTを選択するユーザ選択を受け付ける(S14)。
セットアッププログラム38は、USBが選択されたと判断すると(S14:USB)、USBに対してプリンタドライバ37をセットアップするUSB対応処理を実行し(S15)、セットアップ処理を終了する。USB対応処理は、既知の処理であるので、詳しい説明は省略する。セットアッププログラム38が、USBに対してプリンタドライバ37をセットアップするステップS15のUSB対応処理は、通常セットアップ処理の一例である。
セットアッププログラム38は、BTが選択されたと判断すると(S14:BT)、通信ポートであるCOMポートを示す名称であるCOMポート名と、当該COMポート名と対応付けられたデバイス名と、をOS36に要求する(S16)。具体的には、セットアッププログラム38は、COMポートのプロパティに示された情報を返信することを要求するCOMポート要求コマンドをOS36に入力する。COMポート名は、デバイスポート名の一例である。セットアッププログラム38が、「USB」のユーザ選択或いは「BT」のユーザ選択を受け付けて取得する処理は、指定プロトコル取得処理の一例である。「BT」は、特定通信プロトコルの一例である。セットアッププログラム38が、「BT」が選択されたか「USB」が選択されたかを判断するステップS14の処理は、プロトコル判断処理の一例である。
COMポート要求コマンドを受け付けたOS36は、OS36に設定されているCOMポート名と、当該COMポート名と対応付けられたデバイス名と、を返信する(S17)。COMポート名を取得するステップS17の処理は、第1取得処理及び第1取得ステップの一例である。
セットアッププログラム38は、OS36が返信したCOMポート名及びデバイス名を受け付けて取得する(S17)。そして、セットアッププログラム38は、取得したCOMポート名及びデバイス名をメモリ32に記憶させる。
セットアッププログラム38は、取得したCOMポート名及びデバイス名をメモリ32に記憶させた後、情報処理装置11に新たにデバイスを追加することを指示するデバイス追加指示をOS36に対して行う(S18)。ステップS18の処理は、デバイス追加指示処理及びデバイス追加指示ステップの一例である。
また、セットアッププログラム38は、デバイス追加指示をOS36に対して行うとともに、プリンタドライバ37を示すパスなど、OS36がプリンタドライバ37の識別に必要な情報をOS36に通知する。
なお、フローチャートには示されていないが、セットアッププログラム38は、BTが選択されたと判断したことに応じて(S14:BT)、プリンタ12において、BTの機能をオンにすることを促す画面をディスプレイ22に表示させてもよい。ユーザは、当該画面を視認したことに応じて、プリンタ12において、BTの機能をオンにする。BTの機能をオンにされたプリンタ12は、BTの通信プロトコルを用いて情報処理装置11と通信可能になる。
デバイス追加指示を受け付けたOS36は、ユーザによるデバイスの選択を受け付けるデバイス選択画面をディスプレイ22に表示させる(S19)。例えば、OS36は、デバイス名を含む情報を返信することを要求する指示を通信I/F24を通じて、かつBTの通信プロトコルを用いて送信し、デバイスから返信されたデバイス名をディスプレイ22に表示させる。OS36は、入力装置13を用いてユーザがプリンタ12のデバイス名を選択するまで(S20:No)、デバイス選択画面をディスプレイ22に表示させる。
OS36は、ユーザがデバイス名を選択したと判断すると(S20:Yes)、新たなCOMポートをOS36に設定する(S21)。そして、設定した新たなCOMポートを示すCOMポート名と、ユーザが選択したデバイス名とを対応付けてOS36に登録する。すなわち、OS36は、新たなCOMポートを示すCOMポート名と、ユーザが選択したデバイス名とを対応付ける情報をメモリ32に記憶させる(S22)。以下では、新たに設定されたCOMポートを示すCOMポート名を、追加COMポート名と記載し、新たに追加されたデバイスであるプリンタ12のデバイス名を、追加デバイス名と記載して説明する。ユーザが選択したデバイス名が示すプリンタ12は、追加デバイスの一例である。OS36がステップS21で設定したCOMポート名は、追加デバイスポート名の一例である。
なお、OS36は、ステップS21において、新たなCOMポートとともに、BTのHCRPに対応する新たなHCRPポートも設定する。そして、OS36は、上述の対応付け機能により、新たなHCRPポートを示す追加HCRPポート名及び追加デバイス名に対応付けて、ステップS18の追加指示とともにセットアッププログラム38から通知されたプリンタドライバ37をOS36に登録する。すなわち、OS36は、追加HCRPポート名及び追加デバイス名に対して、プリンタドライバ37を対応付ける情報をメモリ32に記憶させる。
OS36は、追加COMポート名及び追加デバイス名をOS36に登録させたことに応じて、デバイス選択画面を閉じる(S23)。
一方、セットアッププログラム38は、デバイス選択画面が閉じられたか否かを監視する(S24、S25:No)。そして、セットアッププログラム38は、デバイス選択画面が閉じられたと判断すると(S25:Yes)、ステップS16の処理と同様にして、メモリ32に記憶されたCOMポート名と、COMポート名と対応付けられたデバイス名とを返信することをOS36に要求する(S26)。すなわち、ステップS26では、追加COMポート名及び追加デバイス名が追加された後のCOMポートのプロパティに示される情報がOS36に要求される。セットアッププログラム38が、デバイス選択画面が閉じられたか否かを判断する処理は、判断処理及び判断ステップの一例である。
なお、OS36が追加COMポート名及び追加デバイス名をメモリ32に記憶させる処理を実行したか否かを判断可能であれば、セットアッププログラム38は、デバイス選択画面が閉じられたか否かを監視するステップS24、S25の処理以外の処理を実行してもよい。
COMポート要求コマンドを受け付けたOS36は、追加COMポート名を含むCOMポート名と、追加デバイス名を含むデバイス名と、を返信する(S27)。
セットアッププログラム38は、追加COMポート名を含むCOMポート名と、追加デバイス名を含むデバイス名と、を受け取って取得する(S27)。そして、セットアッププログラム38は、取得したCOMポート名及びデバイス名をメモリ32に記憶させる。セットアッププログラム38が、追加COMポート名を含むCOMポート名と、追加デバイス名を含むデバイス名と、を受け取って取得するステップS27の処理は、第2取得処理及び第2取得ステップの一例である。
セットアッププログラム38は、ステップS17で取得してメモリ32に記憶させたCOMポート名及びデバイス名と、ステップS27で取得してメモリ32に記憶させたCOMポート名及びデバイス名と、を用いて、追加COMポート名及び追加デバイス名を特定する特定処理を行う(S28)。具体的には、セットアッププログラム38は、ステップS27で取得してメモリ32に記憶させたCOMポート名及びデバイス名であって、ステップS17で取得してメモリ32に記憶させたCOMポート名及びデバイス名でないCOMポート名及びデバイス名を、追加COMポート名及び追加デバイス名として特定する。ステップS28の特定処理は、特定ステップの一例である。
上述のように、OS36は、最も新しく設定したCOMポートを示すCOMポート名を要求に応じて返信する機能を有さない。セットアッププログラム38は、ステップS16、S17、S26、S27の処理、及びステップS28の特定処理を実行することにより、最も新しく設定したCOMポートを示すCOMポート名を取得することができる。
次に、セットアッププログラム38は、「SPP」と「HCRP」とのいずれかの選択を受け付けるSPP/HCRP選択画面をディスプレイ22に表示させる(S29)。そして、セットアッププログラム38は、ユーザが、「SPP」と「HCRP」とのいずれを選択したかを判断する(S30)。「SPP」或いは「HCRP」を選択するユーザの操作は、ユーザ指定の一例である。ユーザが選択した「SPP」或いは「HCRP」は、決定通信プロファイルの一例である。セットアッププログラム38が、「SPP」或いは「HCRP」のユーザの選択を受け付けるステップS30の処理は、指定プロファイル取得処理の一例である。
次に、セットアッププログラム38は、「HCRP」が選択されたと判断すると(S30:HCRP)、HCRP対応処理を実行する(S31)。なお、上述したように、OS36は、デバイスが選択されたことに応じて(S20:Yes)、HCRPポートを設定し、設定したHCRPポートにプリンタドライバ37を割り当てて、プリンタドライバ37をセットアップする。すなわち、HCRPに対しては、プリンタドライバ37は、OS36によって、既にセットアップされている。セットアッププログラム38は、ステップS31のHCRP対応処理において、例えば、プリンタドライバ37がセットアップされたことをユーザに通知する通知画面をディスプレイ22に表示させる。
セットアッププログラム38は、「HCRP」が選択されたと判断すると(S30:SPP)、図4(A)に示されるポート選択画面をディスプレイ22に表示させるポート選択画面表示処理を実行する(S32)。
ポート選択画面は、「ポートを選択してください」の文字と、デバイス名及びCOMポート名を選択可能なプルダウンメニュー41と、「戻る」アイコン42と、「次へ」アイコン43と、「キャンセル」アイコン44と、を有する。セットアッププログラム38が、ポート選択画面をディスプレイ22に表示させるステップS32の処理は、表示処理の一例である。ポート選択画面に表示されるデバイス名及びCOMポート名は、表示情報の一例である。
図3を参照して、ポート選択画面表示処理について説明する。まず、セットアッププログラム38は、プルダウンメニュー41に最初に表示されるデバイス名及びCOMポート名である初期表示名を決定する(S41)。具体的には、セットアッププログラム38は、ステップS28の特定処理(図2)で特定した追加デバイス名及び追加COMポート名を初期表示名に決定する。図4(A)に示される例では、セットアッププログラム38は、プリンタ12のデバイス名「A-0123」と、OS36がステップS21において設定したCOMポートの名称である「COM3」を初期表示名に決定している。
次に、セットアッププログラム38は、ユーザが入力装置13を用いてプルダウンメニュー41を選択した場合にディスプレイ22に一覧表示させるデバイス名及びCOMポート名を決定する(S42)。具体的には、セットアッププログラム38は、ステップS27で取得してメモリ32に記憶させたデバイス名及びCOMポート名を、一覧表示させるデバイス名及びCOMポート名に決定する。
次に、セットアッププログラム38は、一覧表示させるデバイス名及びCOMポート名の表示順を決定するため、ステップS27で取得してメモリ32に記憶させたデバイス名が示すデバイスのMACアドレス或いはBTアドレスを取得する(S44)。具体的には、セットアッププログラム38は、ステップS27で取得したデバイス名を付帯するコマンドをOS36に入力する。当該コマンドを入力されたOS36は、コマンドに付帯するデバイス名と対応付けられてメモリ32に記憶されたMACアドレス或いはBTアドレスをセットアッププログラム38に返信する。セットアッププログラム38は、OS36が返信したMACアドレス或いはBTアドレスを受け取って取得する。なお、セットアッププログラム38は、MACアドレスとBTアドレスとの両方を取得してもよい。
セットアッププログラム38は、ステップS12で取得したデバイス名と、ステップS44で取得したMACアドレス或いはBTアドレスを用いて、一覧表示させるデバイス名及びCOMポート名の表示順を決定する。
詳しく説明すると、まず、セットアッププログラム38は、ステップS12で取得したデバイス名と一致するデバイス名が、ステップS27で取得してメモリ32に記憶させたデバイス名の中にあるか否かを判断する(S45)。すなわち、ステップS45では、セットアッププログラム38がステップS27で取得してメモリ32に記憶させたデバイス名の中に、プリンタドライバ37が対応可能なプリンタがあるか否かが判断される。
セットアッププログラム38は、ステップS12で取得したデバイス名と一致するデバイス名が、ステップS27で取得したデバイス名の中にあると判断すると(S45:Yes)、一致するデバイス名を表示の上位に決定する(S46)。表示の上位とは、ポート選択画面において上下に並べて一覧表示されるデバイス名及びCOMポート名のうち、上位に表示されることを意味する。すなわち、セットアッププログラム38がセットアップするプリンタドライバ37が対応可能なプリンタのデバイス名及びCOMポートが、上位に表示される。
図4(B)に示される例では、セットアッププログラム38は、ステップS12で取得したデバイス名であって、ステップS27で取得したデバイス名の中にあるデバイス名であるA-0123(COM1)を、表示の上位に決定する。なお、図4(B)に示される例では、新たに追加したプリンタ12と同じモデルのプリンタが情報処理装置11に既に接続されており、当該プリンタに対して、COM1で示される通信ポートが既に設定されている。また、追加デバイス名及び追加COMポートである「A-0123(COM3)」は、表示の最上位であり、A-0123(COM1)よりも上に表示される。
セットアッププログラム38は、ステップS12で取得したデバイス名と一致するデバイス名が、ステップS27で取得したデバイス名の中にないと判断すると(S45:No)、ステップS46の処理をスキップする。
次に、セットアッププログラム38は、ステップS27で取得したデバイス名のうち、ステップS46で上位に表示すると決定したデバイス名を除くデバイス名の表示順を決定する。なお、セットアッププログラム38が、プリンタドライバ37が対応するプリンタのデバイス名と一致しないデバイス名もディスプレイ22に表示させるのは、ユーザなどによって、メモリ32に記憶されているデバイス名が、当初のデバイス名から変更されている場合があるからである。
セットアッププログラム38は、ステップS44で取得したMACアドレス或いはBTアドレスを用いて、ステップS27で取得したデバイス名で示されるプリンタの製造元が、特定製造元であるか否かを判断する(S47)。特定製造元とは、プリンタドライバ37が対応するプリンタの製造元である。
詳しく説明すると、MACアドレス或いはBTアドレスは、デバイスに固有なアドレスである。そして、MACアドレス或いはBTアドレスは、製造元を特定可能な部分(以下、特定可能部分と記載する)を有する。セットアッププログラム38は、特定製造元を示す判定値を予め有する。セットアッププログラム38は、ステップS27で取得したデバイス名のうち、ステップS44で取得したMACアドレス或いはBTアドレスの特定可能部分が判定値と一致するデバイス名があるか否かを判断する(S47)。すなわち、ステップS47では、特定製造元で製造されたプリンタを示すデバイス名があるか否かが判断される。MACアドレス及びBTアドレスは、製造元情報の一例である。セットアッププログラム38が有する判定値は、特定製造元情報の一例である。
セットアッププログラム38は、特定製造元で製造されたプリンタを示すデバイス名があると判断すると(S47:Yes)、特定製造元のプリンタを示すデバイス名を表示の中位に位置する第1グループに属すると決定する(S48)。表示の中位とは、ステップS46で表示の上位に決定されたデバイス名の下に表示されることを意味する。
図4(B)に示される例では、セットアッププログラム38は、ステップS48で表示の中位に決定したデバイス名である「0001」を、ステップS46で表示の上位に決定したデバイス名である「A0123」の下に表示している。
セットアッププログラム38は、特定製造元で製造されたプリンタを示すデバイス名がないと判断すると(S47:No)、ステップS48の処理をスキップする。
セットアッププログラム38は、ステップS46、S48で決定したデバイス名以外のデバイス名を、表示の下位に位置する第2グループに決定する(S49)。表示の下位とは、ステップS48で表示の中位に決定したデバイス名の下に表示されることを意味する。第1グループを決定するステップS48の処理及び第2グループを決定するステップS49の処理は、グループ決定処理の一例である。
図4(B)に示される例では、セットアッププログラム38は、ステップS48で表示の下位に決定したデバイス名である「B4567」及び「0002」を、表示の中位に決定したデバイス名である「0001」の下に表示している。
セットアッププログラム38は、ステップS41で決定した初期表示名をプルダウンメニュー41に表示するポート選択画面(図4(A))をディスプレイ22に表示させる(S50)。そして、入力装置13によって、プルダウンメニュー41が選択されたことに応じて(S51:Yes)、ステップS48、S49で決定した表示順でデバイス名及びCOMポート名をプルダウンメニュー41に表示するポート選択画面(図4(B))をディスプレイ22に表示させ(S52)、ポート選択画面表示処理を終了させる。なお、図4(B)に示される例では、COM4及びCOM6は、情報処理装置11との接続が解除されたデバイスに設定されていたCOMポート名である。
ユーザは、図4(A)或いは図4(B)に示されたポート選択画面において、入力装置13を用いてデバイス名及びCOMポート名を選択した後、「次へ」アイコン43を選択する。或いは、「戻る」アイコン42または「キャンセル」アイコン44を選択する。「戻る」アイコン42は、ポート選択画面の前の画面に戻ることを指示するアイコンである。例えば、セットアッププログラム38は、「戻る」アイコン42が選択されたことに応じて、BT/USB選択画面をディスプレイ22に表示させる(S13)。「キャンセル」アイコン44は、セットアップ処理の終了を指示するアイコンである。「キャンセル」アイコン44が選択されたことに応じて、セットアッププログラム38は、セットアップ処理を終了させる。セットアッププログラム38が、プルダウンメニュー41を用いてデバイス名及びCOMポート名の選択を受け付けるステップS34の処理は、受付処理の一例である。
セットアッププログラム38は、「次へ」アイコン43が選択されて、ポート名及びデバイス名が決定されたか否かを判断する(S34)。なお、破線で示されたステップS33の処理については、変形例6において説明する。
セットアッププログラム38は、「次へ」アイコン43が選択されるまで(S34:No)、ポート選択画面をディスプレイ22に表示させる(S32)。そして、セットアッププログラム38は、「次へ」アイコン43が選択されて、ポート名及びデバイス名が決定されたことに応じて、設定確認画面をディスプレイ22に表示させる(S35)。図4(C)は、設定確認画面を示す。
設定確認画面は、「デバイス」の文字と、ステップS34で決定されたデバイス名「A-0123」を表示するテキストボックス45と、「ポート」の文字と、ステップS34で決定されたポート名「COM3」を表示するテキストボックス46と、「戻る」アイコン42と、「次へ」アイコン43と、「キャンセル」アイコン44と、を有する。但し、「戻る」アイコン42は、グレー表示されており、選択不可となっている。
図2に示されるフローチャートには示されていないが、セットアッププログラム38は、図4(C)に示される設定確認画面において、「次へ」アイコン43が選択されるまで、設定確認画面をディスプレイ22に表示させる。そして、セットアッププログラム38は、設定確認画面において、「次へ」アイコン43が選択されたことに応じて、図2に示されるように、ステップS34で決定したCOMポート名とプリンタドライバとを対応付けてOS36に登録する(S36)。具体的には、セットアッププログラム38は、例えば、COMポート名と、プリンタドライバ37を示すドライバ名と、を付帯するコマンドをOS36に入力する。コマンドを入力されたOS36は、COMポート名とドライバ名とを対応付けてメモリ32に記憶させる。セットアッププログラム38が、プリンタ12のデバイス名と対応付けられたCOMポート名とプリンタドライバ37とを対応付けてOS36に登録するステップS36の処理は、第1登録処理、登録処理、及び登録ステップの一例である。セットアッププログラム38が、プリンタ12以外のデバイス名と対応付けられたCOMポート名とプリンタドライバ37とを対応付けてOS36に登録するステップS36の処理は、第2登録処理の一例である。
プリンタドライバ37は、ドライバ名と対応付けられたCOMポート名が示すCOMポートを通じて、プリンタ12に印刷データを送信する。
なお、フローチャートに示されていないが、セットアッププログラム38は、ステップS17で取得したデバイス名及びCOMポート名と、ステップS27で取得したデバイス名及びCOMポート名とが同一であり、ステップS28の特定処理において、追加デバイス名及び追加COMポート名を特定できない場合、予め決められた表示順や表示態様で、デバイス名及びCOMポート名をディスプレイ22に表示してもよい。予め決められた表示順は、例えば、50音順やアルファベット順などである。予め決められた表示態様は、例えば、縦や横にデバイス名及びCOMポートを等間隔で並べる表示態様である。
[作用効果]
セットアッププログラム38は、特定処理(S28)において、OS36が新たに設定したCOMポート名を特定し、特定したCOMポート名と対応付けてプリンタドライバ37をOS36に登録する(S36)。したがって、ユーザにプロパティを開く操作を実行させることなく、プリンタドライバ37を情報処理装置11にセットアップすることができる。すなわち、セットアッププログラム38は、ユーザがプロパティを開いてデバイス名を確認する手間を省くことができる。
また、セットアッププログラム38は、ポート選択画面において、デバイス名及びCOMポート名の選択を受け付ける(S34)。そして、ユーザが選択したデバイス名及びCOMポート名に対応付けてプリンタドライバ37をOS36に登録する(S36)。したがって、セットアッププログラム38は、ステップS20においてユーザが選択した追加デバイス(プリンタ12)に対応付けてプリンタドライバ37をOS36に登録させることもできるし、情報処理装置11と既に接続されているデバイスに対応付けてプリンタドライバ37をOS36に登録させることもできる。例えば、ユーザは、HCRPで情報処理装置11と既に接続されているプリンタを、SPPでも通信可能に情報処理装置11と接続したい場合、ポート選択画面において、当該プリンタを示すデバイス名を選択する。なお、この場合、ユーザは、例えば、ステップS20においてデバイス名を選択することなく、デバイス選択画面を閉じる(S23)。このように、セットアッププログラム38は、ユーザの要望に応じて、新たにデバイスを選択し、新たに選択したデバイスに対応付けてプリンタドライバ37をOS36に登録させることもできるし、情報処理装置11と既に接続されているデバイスに対応付けてプリンタドライバ37をOS36に登録させることもできる。
上述のように、OS36は、情報処理装置11に実装された他のプログラムからの要求に応じて、メモリ32に記憶された全てのポート名と、当該ポート名に対応付けられたデバイス名とを返信する通知機能を有するが、最も新しく設定された通信ポートのポート名を返信する機能を有さない。しかしながら、セットアッププログラム38は、ステップS16、S17、S26、S27の処理、及び特定処理(S28)を実行することにより、最も新しく設定された通信ポートのCOMポート名を特定することができる。その結果、セットアップ処理において、新しく追加したデバイスと対応付けてプリンタドライバ37をOS36に登録することができる。
上述のように、OS36は、BTのHCRPに対しては、設定した通信ポートに対してプリンタドライバを自動で割り当てる対応付け機能を有するが、BTのSPPに対しては、対応付け機能を有さない。セットアッププログラム38は、OS36が自動でプリンタドライバ37を割り当てない通信プロファイルに対して、プリンタドライバ37をセットアップすることができる。
セットアッププログラム38は、BT/USB選択画面をディスプレイ22に表示させて、「BT」の選択と「USB」の選択とを受け付ける(S13、S14)。そして、セットアッププログラム38は、「BT」の選択を受け付けたことに応じて、プリンタドライバ37を情報処理装置11にセットアップし(S36)、「USB」の選択を受け付けたことに応じて、プリンタドライバ37を情報処理装置11にセットアップする(S15)。したがって、セットアッププログラム38は、ユーザが「BT」を選択した場合であっても、「USB」を選択した場合であっても、プリンタドライバ37を情報処理装置11にセットアップすることができる。
セットアッププログラム38は、SPP/HCRP選択画面をディスプレイ22に表示させて、「SPP」の選択と「HCRP」の選択とを受け付ける(S29、S30)。そして、「SPP」の選択を受け付けたことに応じて、プリンタドライバ37をセットアップする(S36)。したがって、セットアッププログラム38は、ユーザが「SPP」を選択した場合であっても、「HCRP」を選択した場合であっても、プリンタドライバ37を情報処理装置11にセットアップすることができる。
セットアッププログラム38は、図4(A)に示されるように、特定処理(S28)で特定したデバイス名をプルダウンメニュー41の初期表示名とし、図4(B)に示されるように、デバイス名を一覧表示する場合、特定処理(S28)で特定した追加デバイス名を一番上に表示する。したがって、セットアッププログラム38は、ユーザが追加デバイス名を選択する操作を行う場合に、当該操作を容易にすることができる。
セットアッププログラム38は、ポート選択画面(図4(B))において、プリンタドライバ37が対応するプリンタ12の製造元と同じ製造元のプリンタのデバイス名及びポート名を、プリンタドライバ37が対応するプリンタ12の製造元とは異なる製造元のプリンタのデバイス名及びポート名の上に表示している。したがって、セットアッププログラム38は、プリンタドライバ37が対応するプリンタ12の製造元と同じ製造元のプリンタのデバイス名及びポート名を、ユーザに容易に認識させることができる。
[変形例1]
上述の実施形態では、ポート選択画面(図4(A))がディスプレイ22に表示されて、ユーザがデバイス名及びCOMポート名を選択可能な例を説明した。しかしながら、セットアッププログラム38は、ステップS32、S34の処理をスキップして、図4(C)に示される設定確認画面をディスプレイ22に表示させてもよい(S35)。
セットアッププログラム38は、例えば、情報処理装置11に既に接続されているデバイスがなく、情報処理装置11に接続されているデバイスが、ステップ20でユーザが選択したデバイスのみである場合、ステップS32、S34の処理をスキップして、設定確認画面(図4(C))をディスプレイ22に表示させる(S35)。具体的には、セットアッププログラム38は、ステップS17においてデバイス名及びCOMポート名を取得せず、ステップS27において、一のデバイス名及び一のCOMポート名を取得したことに応じて、ステップS32、S34の処理をスキップして、設定確認画面をディスプレイ22に表示させる(S35)。
或いは、セットアッププログラム38は、ステップ20でユーザがデバイスを選択したことに応じて、ステップS32、S34の処理をスキップして設定確認画面をディスプレイ22に表示させてもよい(S35)。具体的には、セットアッププログラム38は、ステップ20でユーザが選択したデバイスを示す追加デバイス名を特定処理(S28)で特定できたことに応じて、ステップS32、S34の処理をスキップして設定確認画面をディスプレイ22に表示させる(S35)。
本変形例では、デバイス名及びCOMポート名を選択するユーザの手間を省くことができる。
[変形例2]
上述の変形例1において、セットアッププログラム38は、ステップS32、S34の処理に加え、設定確認画面をディスプレイ22に表示させるステップS35の処理もスキップしてもよい。すなわち、セットアッププログラム38は、設定確認画面において「次へ」アイコン43を選択するユーザの実行指示を受け付けることなく、特定処理(S28)で特定された追加デバイス名及び追加COMポートと対応つけてプリンタドライバ37をOS36に登録する(S36)。
本変形例では、ユーザが「次へ」アイコン43を選択することなくプリンタドライバ37がセットアップされるので、変形例1よりも、ユーザの手間をさらに省くことができる。
[変形例3]
本変形例では、ポート選択画面のバリエーションを説明する。セットアッププログラム38は、図4(A)及び図4(B)に示すポート選択画面に代えて、図5(A)に示されるポート選択画面をディスプレイ22に表示させる(S50)。
図5(A)に示されるポート選択画面は、第1ラジオボタン51と、第1ラジオボタン51の右に位置する「新規ポート」の文字と、「新規ポート」の文字の右に位置する追加デバイス名及び追加COMポート名とを有する。
また、ポート選択画面は、第1ラジオボタン51の下に位置する第2ラジオボタン52と、第2ラジオボタン52の右に位置する「既存ポート(特定製造元)」の文字と、第2ラジオボタン52の下に位置する第3ラジオボタン53と、第3ラジオボタン53の右に位置するデバイス名及びCOMポート名と、を有する。
第3ラジオボタン53の右に位置するデバイス名及びCOMポート名は、ステップS48で決定した第1グループに属するデバイス名及びCOMポート名である。すなわち、プリンタドライバ37が対応するプリンタのデバイス名及びCOMポート名が第3ラジオボタンの右に表示される。
また、ポート選択画面は、第3ラジオボタン53の下に位置する第4ラジオボタン54と、第4ラジオボタン54の右に位置する「既存ポート」の文字と、第4ラジオボタン54の下に位置する第5ラジオボタン55と、第5ラジオボタン55の右に位置するデバイス名及びCOMポート名と、を有する。
第5ラジオボタン55の右に位置するデバイス名及びCOMポート名は、ステップS49で決定した第2グループに属するデバイス名及びCOMポート名である。図示例では、「B-4567(COM5)」及び「0002(COM7)」が、第5ラジオボタン55の右に表示されている。
なお、図5(A)に示されるポート選択画面は、デバイス(プリンタ)のモデル名を選択させるデバイス選択画面であってもよい。
本変形例では、追加デバイス名及び追加COMポート名と、第1グループのデバイス名及びCOMポート名と、第2グループのデバイス名及びCOMポート名とが分けて表示されている。すなわち、追加デバイス名及び追加COMポート名と、第1グループのデバイス名及びCOMポート名とが、異なる表示態様で表示されている。したがって、セットアッププログラム38は、複数のデバイス名及びCOMポート名を表示する場合であっても、追加デバイス名及び追加COMポート名を、ユーザに容易に認識させることができる。
また、プリンタドライバ37が対応するプリンタ12の製造元と同じ製造元のプリンタのデバイス名及びCOMポート名を、他のデバイス名及びCOMポート名と区別してユーザに認識させることができる。
[変形例4]
本変形例では、セットアッププログラム38が、図4(A)及び図4(B)に示すポート選択画面に代えて、図5(B)に示されるポート選択画面をディスプレイ22に表示させる例を説明する。
図5(B)に示されるポート選択画面は、第1ラジオボタン51と、第1ラジオボタン51の右に位置する追加デバイス名及び追加COMポート名とを有する。追加デバイス名及び追加COMポート名は、最上位に位置するとともに、二重線のアンダーラインを付され、他のデバイス名及びCOMポート名と区別されている。
また、ポート選択画面は、第1ラジオボタン51の下に位置する第3ラジオボタン53と、第3ラジオボタン53の右に位置するデバイス名及びCOMポート名とを有する。第3ラジオボタン53の右に位置するデバイス名及びCOMポート名は、ステップS48で決定された第1グループに属するデバイス名及びCOMポート名である。第3ラジオボタン53の右に位置するデバイス名及びCOMポート名は、アンダーラインを付され、第2グループのデバイス名及びCOMポート名と区別されている。
また、ポート選択画面は、第5ラジオボタン55と、第5ラジオボタン55の右に位置するデバイス名及びCOMポート名とを有する。第5ラジオボタン55の右に位置するデバイス名及びCOMポート名は、ステップS49で決定された第2グループに属するデバイス名及びCOMポート名である。第5ラジオボタン55の右に位置するデバイス名及びCOMポート名は、アンダーラインを付されていない。
本変形例では、特定処理で特定されたデバイス名及びCOMポート名と、第1グループのデバイス名及びCOMポート名と、第2グループのデバイス名及びCOMポート名とがアンダーラインの有無及びアンダーラインの種類によって区別されている。すなわち、追加デバイス名及び追加COMポート名と、第1グループのデバイス名及びCOMポート名とが、異なる表示態様で表示されている。したがって、セットアッププログラム38は、複数のデバイス名及びCOMポート名を表示する場合であっても、追加デバイス名及び追加COMポート名を、ユーザに容易に認識させることができる。
また、プリンタドライバ37が対応するプリンタ12の製造元と同じ製造元のプリンタのデバイス名及びCOMポート名を、アンダーラインの有無で、他のデバイス名及びCOMポート名と区別してユーザに認識させることができる。
[変形例5]
本変形例では、セットアッププログラム38が、図4(A)及び図4(B)に示すポート選択画面に代えて、図5(C)に示されるポート選択画面をディスプレイ22に表示させる例を説明する。
図5(C)に示されるポート選択画面は、第1ラジオボタン51と、第1ラジオボタン51の右に位置する追加デバイス名及び追加COMポート名とを有する。追加デバイス名及び追加COMポート名は、最上位に位置するとともに、第1グループに属するデバイス名及びCOMポート名、及び、第2グループに属するデバイス名及びCOMポート名から離間して配置されている。
また、ポート選択画面は、第1ラジオボタン51の下方に第1ラジオボタン51から離間して配置された第3ラジオボタン53と、第3ラジオボタン53の右に位置するデバイス名及びCOMポート名と、を有する。第3ラジオボタン53の右に位置するデバイス名及びCOMポート名は、ステップS48で決定された第1グループに属するデバイス名及びCOMポート名である。第3ラジオボタン53の右に位置するデバイス名及びCOMポート名は、第2グループのデバイス名及びCOMポート名から離間して配置されており、第2グループに属するデバイス名及びCOMポート名と区別されている。
また、ポート選択画面は、追加デバイス名及び追加COMポート名の右方に離間して配置された第5ラジオボタン55と、第5ラジオボタン55の右に位置するデバイス名及びCOMポート名と、を有する。第3ラジオボタン53の右に位置するデバイス名及びCOMポート名は、ステップS49で決定された第2グループに属するデバイス名及びCOMポート名である。第3ラジオボタン53の右に位置するデバイス名及びCOMポート名は、グレー表示されている。
本変形例では、追加デバイス名及び追加COMポート名と、第1グループのデバイス名及びポート名と、第2グループのデバイス名及びCOMポート名とが、互いに離間して配置されている。すなわち、追加デバイス名及び追加COMポート名と、第1グループのデバイス名及びCOMポート名とが、異なる表示態様で表示されている。したがって、セットアッププログラム38は、複数のデバイス名及びCOMポート名を表示する場合であっても、追加デバイス名及び追加COMポート名を、ユーザに容易に認識させることができる。
また、セットアッププログラム38は、第2グループのデバイス名及びCOMポート名から離間させることにより、かつ、第2グループのデバイス名及びCOMポート名をグレー表示することにより、プリンタドライバ37が対応するプリンタ12の製造元と同じ製造元のプリンタのデバイス名及びCOMポート名を、ユーザに容易に認識させることができる。
[変形例6]
本変形例では、図6(A)に示されるように、実施形態におけるポート選択画面に相当するデバイス選択画面が、「リフレッシュ」アイコン47を有する例を説明する。「リフレッシュ」アイコン47は、デバイス名及びCOMポート名をOS36から再度取得して、新たに追加したデバイスをディスプレイ22に再表示させることをセットアッププログラム38に指示するアイコンである。
例えば、プリンタ12と情報処理装置11との間のBTにおける通信に不具合が生じて、プリンタ12のCOMポートが設定されなかった場合に、ユーザは、バックグラウンドにおいて、プリンタ12に対する通信ポートの設定の指示をOS36に対して指示することが考えられる。ユーザは、そのような場合に、「リフレッシュ」アイコン47を選択する。或いは、不具合によって、ステップS27において、セットアッププログラム38が、デバイス名及びCOMポート名を取得できず、デバイス選択画面にデバイス名及びCOMポート名が表示されない場合に、ユーザは、「リフレッシュ」アイコン47を選択する。
セットアッププログラム38は、図2に示されるように、デバイス選択画面において、「リフレッシュ」アイコン47が選択されたか否かを判断する(S33)。セットアッププログラム38は、「リフレッシュ」アイコン47が選択されたと判断すると(S33:Yes)、メモリ32に記憶されたCOMポート名と、COMポート名と対応付けられたデバイス名とを返信することをOS36に再度要求する(S26)。そして、セットアッププログラム38は、OS36が返信したデバイス名及びCOMポート名を受け取って取得する(S27)。そして、ステップS17で取得したデバイス名及びCOMポート名と、ステップS27で再度取得したデバイス名及びCOMポート名とを用いて、ステップS28の特定処理を再度実行する。
そして、セットアッププログラム38は、ステップS32のポート選択画面表示処理を実行し、特定処理で特定した追加デバイス名及び追加COMポート名をディスプレイ22に表示させる。
本変形例では、ユーザは、「リフレッシュ」アイコン47を選択することにより、情報処理装置11に新たに接続したプリンタ12のデバイス名及びCOMポート名をディスプレイ22に表示させることができる。したがって、ユーザが、セットアッププログラム38を再度起動させて、セットアップ処理をやり直す手間が省ける。すなわち、セットアッププログラム38は、プリンタドライバをセットアップするために必要なユーザの手間を省くことができる。
[変形例7]
上述の実施形態では、デバイス名とCOMポート名との両方をポート選択画面に表示させる例を説明した。本変形例では、プリンタ12の種類に応じて、デバイス名、或いはCOMポート名が表示される例を説明する。プリンタ12の種類は、例えば、産業用プリンタや一般家庭用プリンタなどである。ただし、プリンタ12の種類は、この2つに限られない。産業用プリンタは、第1種類の一例である。一般家庭用プリンタは、第2種類の一例である。
セットアッププログラム38は、ステップS32のポート選択画面表示処理において、ステップS12で取得したデバイス名が示すプリンタの種類を判断する。具体的には、セットアッププログラム38は、プリンタの種類を判断するための判定デバイス名を有している。判定デバイス名は、例えば、一般家庭用プリンタに付与されるデバイス名である。セットアッププログラム38は、ステップS12で取得したデバイス名が判定デバイス名と一致するか否かを判断する。すなわち、セットアッププログラム38は、ステップS12で取得したデバイス名が示すプリンタが、一般家庭用プリンタであるか否かを判断する。なお、プリンタの種類を判断可能であれば、他の判断手段が用いられてもよい。
セットアッププログラム38は、ステップS12で取得したデバイス名が示すプリンタが、一般家庭用プリンタでない、すなわち、産業用プリンタであると判断したことに応じて、ポート選択画面において、デバイス名及びCOMポート名を表示することに決定する。具体的には、セットアッププログラム38は、図4(A)及び図4(B)に示されるポート選択画面をディスプレイ22に表示させる。ポート選択画面において、デバイス名及びCOMポート名が表示されることは、第1表示態様の一例である。
一方、セットアッププログラム38は、ステップS12で取得したデバイス名が示すプリンタが、一般家庭用プリンタであると判断したことに応じて、デバイス選択画面において、デバイス名のみを表示することに決定する。具体的には、セットアップモジュール38は、図6(B)に示されるデバイス選択画面をディスプレイ22に表示させる。図6(B)に示されるデバイス選択画面では、COMポート名は表示されておらず、デバイス名のみが表示されている。デバイス選択画面において、COMポート名が表示されず、デバイス名のみが表示されることは、第2表示態様の一例である。
本変形例では、一般家庭用プリンタが情報処理装置11に接続される場合、COMポート名を表示しないことにより、ユーザに認識させる情報の種類を低減することができる。その結果、セットアッププログラム38は、ユーザにおけるデバイスの選択をさらに容易にすることができる。
[その他の変形例]
上述の実施形態では、ポート選択画面において、デバイス名とCOMポート名との両方を表示させる例を説明した。しかしながら、セットアッププログラム38は、ポート選択画面表示処理(S32)において、デバイス名とCOMポート名とのうち、COMポート名のみを表示してもよい。ポート選択画面にCOMポート名のみを表示させる表示態様は、第1表示態様の一例である。COMポート名は、表示情報の一例である。
同様に、セットアッププログラム38は、ポート選択画面表示処理(S32)において、デバイス名とCOMポート名とのうち、デバイス名のみを表示してもよい。ポート選択画面にデバイス名のみを表示させる表示態様は、第2表示態様の一例である。デバイス名は、表示情報の一例である。
または、セットアッププログラム38は、デバイス名に代えて、デバイスのMACアドレスやIPアドレスやシリアル番号など、デバイスを特定可能な情報をポート選択画面に表示させてもよい。MACアドレスやIPアドレスやシリアル番号などデバイスを特定可能な情報は、表示情報の一例である。
上述の実施形態では、セットアッププログラム38は、SPP/HCRP選択画面をディスプレイ22に表示させて(S29)、ユーザによる「SPP」或いは「HCRP」の選択を受け付ける前に特定処理(S28)を実行する例を説明した。しかしながら、セットアッププログラム38は、ステップS30において「SPP」の選択を受け付けた後に、特定処理(S28)を実行してもよい。そうすると、ユーザが「HCRP」を選択した場合には、特定処理は実行されない。したがって、ユーザが「HCRP」を選択した場合において、セットアッププログラム38が実行する処理が低減する。その結果、CPU31の処理負担が軽減する。
上述の実施形態や変形例3、4、5では、特定処理で特定されたデバイス名及びデバイスポートと、第1グループに属するデバイス名及びポート名と、第2グループに属するデバイス名及びポート名とを有するポート設定画面がディスプレイ22に表示される例を説明した。しかしながら、セットアッププログラム38は、特定処理で特定されたデバイス名及びデバイスポートと、第1グループに属するデバイス名及びポート名と、を有するポート設定画面をディスプレイ22に表示させてもよい。すなわち、第2グループに属するデバイス名及びポート名はディスプレイ22に表示されない。換言すると、プリンタドライバ37が対応するプリンタ12の製造元とは異なる製造元のプリンタのデバイス名及びポート名はディスプレイ22に表示されない。したがって、セットアッププログラム38は、ユーザによるデバイス名及びポート名の選択を、さらに容易にすることができる。
上述の実施形態及び変形例において、図4及び図5に示されるポート選択画面は、デバイス名を選択させるデバイス選択画面であってもよい。デバイス選択画面には、選択肢としてプリンタのデバイス名とモデル名とを表示してもよい。
11・・・情報処理装置
12・・・プリンタ
22・・・ディスプレイ
23・・・ユーザI/F
24・・・通信I/F
31・・・CPU
32・・・メモリ
36・・・OS
37・・・プリンタドライバ
38・・・セットアッププログラム

Claims (17)

  1. メモリ、コンピュータ、OS、ディスプレイ、ユーザインタフェース、及び通信インタフェースを備える情報処理装置にソフトウエアをセットアップするプログラムであって、前記OSは、前記通信インタフェースを通じてデバイスと通信するためのデバイスポートを示すデバイスポート名を前記メモリに記憶させて登録する機能を有しており、
    該プログラムは、
    前記メモリに記憶された全ての前記デバイスポート名を取得する第1取得処理と、
    前記第1取得処理の実行後、前記デバイスの追加を前記OSに指示するデバイス追加指示処理と、
    前記デバイスの追加の指示を受け付けた前記OSが、当該指示に応じた処理を実行したか否かを判断する判断処理と、
    前記OSが前記指示に応じた処理を実行したと判断したことに応じて、新たに追加された前記デバイスである追加デバイスに対応付けられた前記デバイスポート名である追加デバイスポート名を含む全ての前記デバイスポート名を前記メモリから取得する第2取得処理と、
    前記第2取得処理で取得した前記デバイスポート名と、前記第1取得処理で取得した前記デバイスポート名とを対比して、前記第2取得処理で取得し、かつ前記第1取得処理で取得されなかった前記デバイスポート名を、前記追加デバイスポート名として特定する特定処理と、
    前記ソフトウエアが、前記追加デバイスと前記通信インタフェースを通じて通信可能に、前記追加デバイスポート名と、前記ソフトウエアと、を対応付けて前記OSに登録する第1登録処理と、を前記コンピュータに実行させ
    該プログラムは、
    前記デバイスを示す表示情報を選択可能に前記ディスプレイに表示させる表示処理と、
    前記表示情報を選択する操作を、前記ユーザインタフェースを通じて受け付ける受付処理と、
    前記追加デバイスを示す前記表示情報の選択を前記受付処理で受け付けたことに応じて、前記第1登録処理と、
    前記追加デバイス以外の前記デバイスを示す前記表示情報の選択を前記受付処理で受け付けたことに応じて、選択された前記デバイスと対応付けられた前記デバイスポート名と、前記ソフトウエアと、を対応付けて前記OSに登録する第2登録処理と、を前記コンピュータに実行させるプログラム。
  2. 該プログラムは、前記表示処理において、前記表示情報を第1表示態様で前記ディスプレイに表示させ、前記第1表示態様は、前記第2取得処理で取得した前記デバイスポート名のうちの少なくとも一部の当該デバイスポート名と、前記追加デバイスポート名と、が選択可能に表示される表示態様である請求項に記載のプログラム。
  3. 前記第2取得処理において、前記デバイスポート名と対応付けられており、かつ、前記デバイスを示すデバイス名をさらに取得し、
    前記表示処理において、前記表示情報を第2表示態様で前記ディスプレイに表示させ、前記第2表示態様は、前記第2取得処理で取得した前記デバイス名のうちの少なくとも一部の前記デバイス名と、前記追加デバイスポート名と対応付けられた前記デバイス名である追加デバイス名と、が選択可能に表示される表示態様である請求項に記載のプログラム。
  4. 前記第2取得処理において、前記デバイスポート名と対応付けられており、かつ、前記デバイスを示すデバイス名をさらに取得し、
    該プログラムは、前記表示処理において、前記表示情報を第1表示態様と、第2表示態様とでそれぞれ前記ディスプレイに表示させることが可能であり、前記第1表示態様は、前記第2取得処理で取得した前記デバイスポート名のうちの少なくとも一部の当該デバイスポート名と、前記追加デバイスポート名と、が選択可能に表示される表示態様であり、前記第2表示態様は、前記第2取得処理で取得した前記デバイス名のうちの少なくとも一部の前記デバイス名と、前記追加デバイスポート名と対応付けられた前記デバイス名である追加デバイス名と、が選択可能に表示される表示態様であり、
    該プログラムは、前記表示処理において、
    取得した前記デバイス名が示す前記デバイスの種類が第1種類であることに応じて、前記第1表示態様で前記表示情報を前記ディスプレイに表示させ、
    取得した前記デバイス名が示す前記デバイスの種類が、前記第1種類と異なる第2種類であることに応じて、前記第2表示態様で前記表示情報を前記ディスプレイに表示させる、請求項に記載のプログラム。
  5. 新たに登録した前記デバイスポート名を該プログラムに通知する機能を有さない前記OSであって、登録した全ての前記デバイスポート名を要求に応じて返信する機能を有する前記OSを備えた前記情報処理装置に、前記ソフトウエアをセットアップする請求項1からのいずれかに記載のプログラム。
  6. 前記デバイスと前記デバイスポート名とを対応付けて登録し、当該デバイスに対応するソフトウエアを、当該デバイスポート名と対応付けて登録する対応付け機能を、特定の通信プロファイルに対して有さない前記OSを備えた前記情報処理装置に、当該特定の通信プロファイルにおいて前記ソフトウエアをセットアップする請求項1からのいずれかに記載のプログラム。
  7. 第1通信プロファイルと、当該第1通信プロファイルと相違する通信プロファイルであって、前記特定の通信プロファイルである第2通信プロファイルとの一方を決定通信プロファイルに指定するユーザ指定を取得する指定プロファイル取得処理を前記コンピュータにさらに実行させ、前記OSは、前記第1通信プロファイルに対して、前記対応付け機能を有し、前記第2通信プロファイルに対して、前記対応付け機能を有さず、
    該プログラムは、前記決定通信プロファイルが前記第2通信プロファイルであることに応じて、前記第1取得処理、前記デバイス追加指示処理、前記判断処理、前記第2取得処理、前記特定処理、及び前記第1登録処理を前記コンピュータに実行させる請求項に記載のプログラム。
  8. 複数の通信プロトコルのうちから一の通信プロトコルを決定通信プロトコルに指定するユーザ指定を取得する指定プロトコル取得処理と、
    前記決定通信プロトコルが、予め決められた特定通信プロトコルであるか否かを判断するプロトコル判断処理と、
    前記特定通信プロトコルであると判断したことに応じて、前記第1取得処理、前記デバイス追加指示処理、前記判断処理、前記第2取得処理、前記特定処理、及び前記第1登録処理を前記コンピュータに実行させ、
    前記特定通信プロトコルでないと判断したことに応じて、前記決定通信プロトコルに応じた処理である通常セットアップ処理を前記コンピュータに実行させる請求項1からのいずれかに記載のプログラム。
  9. 第1通信プロファイルと、当該第1通信プロファイルと相違する通信プロファイルである第2通信プロファイルとの一方を決定通信プロファイルに指定するユーザ指定を取得する指定プロファイル取得処理を前記コンピュータにさらに実行させ、
    該プログラムは、
    前記決定通信プロファイルが前記第1通信プロファイルであることに応じて、前記特定処理を前記コンピュータに実行させず、
    前記決定通信プロファイルが前記第2通信プロファイルであることに応じて、前記特定処理を前記コンピュータに実行させる請求項1からのいずれかに記載のプログラム。
  10. 前記表示処理において、前記追加デバイスを示す情報を、他の前記デバイスを示す情報よりも上位に表示させる請求項からのいずれかに記載のプログラム。
  11. 前記表示処理において、前記追加デバイスを示す情報を、他の前記デバイスを示す情報の表示態様とは異なる表示態様で表示させる請求項からのいずれかに記載のプログラム。
  12. 前記特定処理の実行後、前記第2取得処理及び前記特定処理の再実行を受け付ける再実行受付処理を前記コンピュータにさらに実行させる請求項1から1のいずれかに記載のプログラム。
  13. 前記第1取得処理及び第2取得処理において、前記デバイスに付与された識別情報であって、当該デバイスの製造元を示す製造元情報をさらに取得し、
    該プログラムは、特定製造元情報を有しており、
    該プログラムは、前記特定製造元情報と一致する前記製造元情報と対応付けられた前記デバイスポート名が属する第1グループと、前記特定製造元情報と一致しない前記製造元情報と対応付けられた前記デバイスポート名が属する第2グループとを決定するグループ決定処理を前記コンピュータにさらに実行させ、
    前記表示処理において、前記第1グループに属する前記デバイスポート名の表示態様と、前記第2グループに属する前記デバイスポート名の表示態様とを相違させる請求項からのいずれかに記載のプログラム。
  14. 前記第1取得処理及び第2取得処理において、前記デバイスに付与された識別情報であって、当該デバイスの製造元を示す製造元情報をさらに取得し、
    該プログラムは、特定製造元情報を有しており、
    該プログラムは、前記特定製造元情報と一致する前記製造元情報と対応付けられた前記デバイスポート名が属する第1グループと、前記特定製造元情報と一致しない前記製造元情報と対応付けられた前記デバイスポート名が属する第2グループとを決定するグループ決定処理を前記コンピュータにさらに実行させ、
    前記表示処理において、前記第1グループに属する前記デバイスポート名を前記ディスプレイに表示させ、前記第2グループに属する前記デバイスポート名を前記ディスプレイに表示させない請求項からのいずれかに記載のプログラム。
  15. 前記第1取得処理で取得した前記デバイスポート名と前記第2取得処理で取得した前記デバイスポート名とが同一であって、前記特定処理で前記デバイスポート名を特定できなかったことに応じて、前記表示処理において、予め決められた表示態様で前記デバイスポート名を前記ディスプレイに表示させる請求項に記載のプログラム。
  16. メモリ、コンピュータ、OS、ディスプレイ、ユーザインタフェース、ソフトウエアをセットアップするプログラム、及び通信インタフェースを備える情報処理装置であって、前記OSは、前記通信インタフェースを通じてデバイスと通信するためのデバイスポートを示すデバイスポート名を前記メモリに記憶させて登録する機能を有しており、
    前記プログラムは、
    前記メモリに記憶された全ての前記デバイスポート名を取得する第1取得処理と、
    前記第1取得処理の実行後、前記デバイスの追加を前記OSに指示するデバイス追加指示処理と、
    前記デバイスの追加の指示を受け付けた前記OSが、当該指示に応じた処理を実行したか否かを判断する判断処理と、
    前記OSが前記指示に応じた処理を実行したと判断したことに応じて、新たに追加された前記デバイスである追加デバイスに対応付けられた前記デバイスポート名である追加デバイスポート名を含む全ての前記デバイスポート名を前記メモリから取得する第2取得処理と、
    前記第2取得処理で取得した前記デバイスポート名と、前記第1取得処理で取得した前記デバイスポート名とを対比して、前記第2取得処理で取得し、かつ前記第1取得処理で取得されなかった前記デバイスポート名を、前記追加デバイスポート名として特定する特定処理と、
    前記ソフトウエアが、前記追加デバイスと前記通信インタフェースを通じて通信可能に、前記追加デバイスポート名と、前記ソフトウエアと、を対応付けて前記OSに登録する第1登録処理と、を前記コンピュータに実行させ
    前記プログラムは、
    前記デバイスを示す表示情報を選択可能に前記ディスプレイに表示させる表示処理と、
    前記表示情報を選択する操作を、前記ユーザインタフェースを通じて受け付ける受付処理と、
    前記追加デバイスを示す前記表示情報の選択を前記受付処理で受け付けたことに応じて、前記第1登録処理と、
    前記追加デバイス以外の前記デバイスを示す前記表示情報の選択を前記受付処理で受け付けたことに応じて、選択された前記デバイスと対応付けられた前記デバイスポート名と、前記ソフトウエアと、を対応付けて前記OSに登録する第2登録処理と、を前記コンピュータに実行させる情報処理装置。
  17. メモリ、コンピュータ、OS、ディスプレイ、ユーザインタフェース、及び通信インタフェースを備える情報処理装置にソフトウエアをセットアップする方法であって、前記OSは、前記通信インタフェースを通じてデバイスと通信するためのデバイスポートを示すデバイスポート名を前記メモリに記憶させて登録する機能を有しており、
    前記メモリに記憶された全ての前記デバイスポート名を取得する第1取得ステップと、
    前記第1取得ステップの実行後、前記デバイスの追加を前記OSに指示するデバイス追加指示ステップと、
    前記デバイスの追加の指示を受け付けた前記OSが、当該指示に応じた処理を実行したか否かを判断する判断ステップと、
    前記OSが前記指示に応じた処理を実行したと判断したことに応じて、新たに追加された前記デバイスである追加デバイスに対応付けられた前記デバイスポート名である追加デバイスポート名を含む全ての前記デバイスポート名を前記メモリから取得する第2取得ステップと、
    前記第2取得ステップで取得した前記デバイスポート名と、前記第1取得ステップで取得した前記デバイスポート名とを対比して、前記第2取得ステップで取得し、かつ前記第1取得ステップで取得されなかった前記デバイスポート名を、前記追加デバイスポート名として特定する特定ステップと、
    前記ソフトウエアが、前記追加デバイスと前記通信インタフェースを通じて通信可能に、前記追加デバイスポート名と、前記ソフトウエアと、を対応付けて前記OSに登録する第1登録ステップと、を有し、
    前記デバイスを示す表示情報を選択可能に前記ディスプレイに表示させる表示ステップと、
    前記表示情報を選択する操作を、前記ユーザインタフェースを通じて受け付ける受付ステップと、
    前記追加デバイスを示す前記表示情報の選択を前記受付ステップで受け付けたことに応じて、前記第1登録ステップと、
    前記追加デバイス以外の前記デバイスを示す前記表示情報の選択を前記受付ステップで受け付けたことに応じて、選択された前記デバイスと対応付けられた前記デバイスポート名と、前記ソフトウエアと、を対応付けて前記OSに登録する第2登録ステップとを有するセットアップ方法。
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