JP7246226B2 - 天井面材の施工構造及び施工方法 - Google Patents
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Description
図1は、実施の形態に係り、建物の天井部2における天井面材4の施工構造及び施工方法を示すものである。
他に、天井面材4として、グラスウールを面材状にしたもの、合成樹脂系等の発泡材、或いは合成樹脂系の不織布を面材状に形成したもの等を用いることができる。
横材としては、野縁材6の他に、野縁受け材、梁材など天井下地の下部を構成し水平に配置される材料が利用可能である。
回転材40の軸部には、軸材41が挿通可能な貫通孔が設けられており、この軸材41に対して回転材40は回転自在である。軸材41の両端部は、それぞれ螺着のためのネジ溝が刻設されている。
また、前記係止部材52は、平坦な板部58及びこの板部58の中央部から突設された係止片60を有する。これら係合片56及び係止片60の各接合部は、それぞれ断面が凹凸状に形成され、これらが相互に噛み合う。
これにより、係合部材50と係止部材52間に溝状保持部14が形成され、この溝状保持部14に天井面材4の縁部5を挟み、この状態で天井面材4を保持する。また、係合片56及び係止片60は、係止箇所が複数段(ここでは二段)設けられ、複数段階の係止状態が維持され、天井面材4の板厚に応じた保持が可能となる。
建物の天井部2に天井下地を構築する場合、例えば吊ボルト70、ハンガー71、野縁受け材72、及びクリップ74等を用い、これら下地材に野縁材6等を支持させる。ハンガー71は、U字に屈曲形成された保持部76を有し、この保持部76に保持される野縁受け材72は、鋼板からなり上片部73と側片部79及び下片部80を有する断面コの字状の長尺材である。
クリップ74は鋼材からなり、上部には野縁受け材72に引っ掛ける掛止片75が設けられ、下部の両側には野縁材6の係合部24に係合させる係合片77が突設されている。
野縁材6は、その各係合部24,24にクリップ74の係合片77,77を係合させて保持し、クリップ74の掛止片75を折り曲げ野縁受け材72の上片部73に掛止固定し、野縁受け材72の下部に野縁材6を取り付ける。野縁材6同士は平行に配置し、隣り合う野縁材6同士の間隔は略天井面材4の横幅程度とする。
なお保持材12は、野縁材6の底板部20に取り付ける際、天井部2に配置済みの野縁材6に取り付ける方法、或いは配置前の野縁材6の底板部20に予め取り付けておく方法がある。何れの方法を採用するかは、工事の状況に応じて決めればよい。
保持材12の取り付けについて、野縁材6の前記一辺の壁際部78の一部の箇所はそのままとし、これ以外の部位(他辺の壁際部に向け)に取り付ける。前記壁際部78の一部の箇所については、ロール材8及び補助ローラ10等を取り付けるため、保持材12はこれらの撤去後に取り付ける。
野縁材6の底板部20に取り付けた保持材12により、当該底板部20と保持材12のフランジ部48間、或いは係合部材50と係止部材52間に、長手方向に延びる溝状保持部14が形成される。この溝状保持部14は、側部が開口した断面コの字状で、ここに嵌め込まれた天井面材4の縁部5の支持が可能である。
ロール材8は、他辺の壁際部に向けた天井面材4の敷設が終了した後は、これを取り外し、元のロール材8等を取り付けた箇所に、残りの天井面材4を敷設する。このため、ロール材8の取り付け位置は、前記一辺の壁際部78近くで且つ作業の妨げにならない位置に配置する。
図4に示すように、取付け具84は、基板部90の左右部からそれぞれ立上板部91が形成され、各立上板部91は一部が切欠かれ、その残りの部位の上部側には鉤状の係合片部92が形成されている。そして、取付け具84はその係合片部92を、野縁材6の凹部23に突入させ且つ野縁材6の側板部22に係止させる。
なお、コイルバネ100を、吊り棒86が挿通する状態で軸部材88の上部に配置し、その上部を吊り棒86に固定し、その下部を軸部材88の上部に固定する形態を採用してもよい。この場合は、軸部材88はコイルバネ100の伸縮に応じて上下に移動し、軸部材88からの重量が小さくなると、コイルバネ100は縮んで軸部材88は上方向に移動する。
これは、吊り棒86に「く」の字状のバネ材からなる固定材104を取り付け、この固定材104の背部に、U字状の受け具102の一端部を固定したものである。
固定材104の取り付けには、吊り棒86の下部近傍の上下部にそれぞれ、右下りの貫通孔105、右上りの貫通孔106を設け、これら各孔に固定材104の上下部(ピン状)を挿通させ、固定材104を止着したものである。
受け具102は、ロール材8を保持した軸部材88の両端部を、そのまま受け具102に保持させることができ、ロール材8の配置も容易である。
補助ローラ10によれば、ロール材8から繰り出された天井面材4を保持搬送するとともに、この天井面材4の向きを水平に近い向きに変え案内することができる。そして、この向きのまま天井面材4の縁部5を、保持材12による溝状保持部14に差し込むこと(嵌め込み)が可能である。このため、補助ローラ10のガイド機能により、天井面材4の溝状保持部14への差し込み等その敷設を容易にする。
この搬送路は、長いと天井面材4の重量が搬送作業の負担となるため、作業性等を考慮して妥当な方向及び長さを考慮する。ここでは、配置されたロール材8の軸中心から、補助ローラ10の軸中心に向かう角度を水平から45度程度としている。このため、ロール材8から補助ローラ10に搬送される天井面材4が水平から30度~45度程度となる。
これにより、ロール材8は、吊り部材82の軸部材88に回転自在に取り付けられる。この吊り部材82によれば、取付け具84等が容易に野縁材6に取り付けられ、また同様に取り外しも容易に行われることから作業が迅速に行える。
ロール材8の取付けでは、他に、取付け具84に吊り棒86、軸部材88及びロール材8等の全ての部材を取り付けておき、そのまま両取付け具84をそれぞれ野縁材6に係止させ、ナット等を締め付けて各部を調整し、ロール材8を配置するようにしても良い。ロール材8の取付け手順は、他にも種々あり現場の状況に応じて決めればよい。
図6に示すように、補助ローラ10は、配置部材108を用いて両野縁材6間の下部に取り付ける。配置部材108は、板材をL型に屈曲したアングル材110、このアングル材110を野縁材6に取り付けるための固定部材112からなる。アングル材110は、横向き部位には取付用の孔部が設けられ、また縦向き部位には上下に長い長孔114が形成されている。固定部材112は、配置部材108を野縁材6の底板部20に固定するための部材である。
固定部材112の接合部には、鋼製の野縁材6に吸着する例えば板状の磁石113を接着材等で固着する。なお、固定部材112の接合部は他に、接着用、或いはビス、ボルトナット等を用いた螺着用等、野縁材6との各種の接合形態の採用が可能である。
固定部材112は、上部の磁石113の吸着により、簡単に野縁材6に取り付けられ固定できる。他方の野縁材6の該当位置の下部にも、同様にして配置部材108を設置する。これら配置部材108は、下部の両アングル材110の縦向き部位が互いに向き合う状態に配置する。
そして、補助ローラ10の上下位置が定まれば、ナット116を前記軸材41の端部に螺設し、軸材41を長孔114の所定位置に固定する。なお、ナット116は、長孔114の内側及び外側の両側から螺設する。
前記ロール材8及び補助ローラ10を、それぞれ隣り合う野縁材6間の所定位置に取り付けることにより、ロール材8からの天井面材4を、前方の保持材12による溝状保持部14に円滑かつ迅速に配置することができる。
天井面材4は、天井部2の一辺の壁際部78近傍から、これと向き合う他辺の壁際部に向けて連続的に搬送し配置する。
隣り合う保持材12同士の間隔は、天井面材4の幅と同じ程度にしており、天井面材4はそのまま保持材12同士間に配置可能であり、溝状保持部14に嵌め入れることができる。
またこの際、ガイド片81により、天井面材4が自然に溝状保持部14にガイド案内され、天井面材4の搬送等が楽に行える。さらに、ロール材8と補助ローラ10との距離も比較的近距離に設定できることから、ロール材8から補助ローラ10への天井面材4の移送もスムーズに行える。
これにより、天井面材4は、両縁部5がそれぞれ保持材12の溝状保持部14に嵌められて支持され、また天井面材4が天井部2の一辺の壁際部78から他辺の壁際部にかけて配置される。
そして、搬送先から前記線材128を引くことで、天井面材4の先端部66を簡単に搬送することができ、またこれを壁際部78の保持材12zに収めることができる。
前記線材128を引く場合、同図に示すように例えば野縁受け材72等に滑車129を取り付け、この滑車129により線材128の向きを下方に変え、これを床面等から引っ張り天井面材4を搬送するのも有効である。
天井部2は、地上からの高さがあるため天井面材4を野縁材6に沿って搬送する場合、途中箇所の搬送は大変であるが、前記線材を用いることで、天井部2の他の壁際部78までの天井面材4の搬送が容易に行える。
このため、ロール材8の上部表面の天井面材4の繰出し位置101として、その絶対位置は比較的一定し、ロール材8の繰出し位置101と、補助ローラ10との高さ位置との位置関係が比較的一定に維持される。
そして、補助ローラ10及びロール材8の取付け位置等、天井面材4の未配置箇所のため天井面材4の一部を残しておく。このため、ロール材8から該当する長さの天井面材4を繰り出し、所定の位置で切断する。
そして、前記未配置箇所の野縁材6の下部に保持材12を取り付け、天井面材4を配置する。この場合、先に天井面材4を野縁材6の下部に配置し、下から保持材12を野縁材6の底板部20に押し当て、このまま保持材12を野縁材6の底板部20に螺着する。これにより、前記未配置箇所への天井面材4の配置が楽に行える。
天井面材4の移動搬送の際、搬送冶具120を用いることにより、天井面材4の移動搬送及び壁際部78に天井面材4を搬送することが容易に行え、また、天井面材4の端部66を保持材12(12z)に簡単に収めることができる。
なお、壁際部の保持材12として、主に断面Z状の保持材12zを用いる。この保持材12zは、断面ハット状の保持材12aの片半部分の形状であり、その頂部を野縁材6の底板部20に固定する。
4 天井面材
6 横材(野縁材)
8 ロール材
10 補助ローラ
12 保持材
14 溝状保持部
30 筒部材
81 ガイド片
82 吊り部材
84 取付け具
86 吊り棒
88 軸部材
100 弾性材(コイルバネ)
108 配置部材
113 磁石
Claims (10)
- 建物の天井部に、ロール状に巻かれた天井面材を取り付けるための天井面材の施工構造であって、
前記天井部に平行に架設された横材と、
前記横材の下部に、これに沿う状態で取り付けられ、前記天井面材の縁部を支持可能な溝状保持部を形成する保持材と、
隣り合う前記横材から、それぞれ垂下された吊り部材に回転可能に支持され、前記天井面材がロール状に巻かれたロール材と、
前記隣り合う横材の下部間に回転可能に配置され、前記ロール材から繰り出された前記天井面材の搬送方向をガイド可能な補助ローラと、を有し、
前記吊り部材として、前記隣り合う横材にそれぞれ係止させる取付け具、当該取付け具からそれぞれ垂下される吊り棒、これら吊り棒間に架設され、前記ロール材の中心の筒部材に挿通可能な軸部材を具備し、当該軸部材により前記ロール材を回転可能に支持させ、
前記吊り棒の下部に、それぞれ前記軸部材を保持する弾性材を介在させ、前記軸部材に支持された前記ロール材の重量に応じて前記弾性材を上下に伸縮させ、前記ロール材からの前記天井面材の繰り出しに伴い、前記軸部材とともに前記ロール材を上方に移動させることとし、
前記ロール材から繰り出した前記天井面材の搬送方向を、前記補助ローラにより前記溝状保持部に向けてガイドさせ、前記天井面材の左右の縁部をそれぞれ前記溝状保持部に嵌め入れ、前記ロール材から前記天井面材を繰り出しつつ、当該天井面材を前記溝状保持部に沿って奥方向に移動させ、前記天井面材を前記天井部に配置することを特徴とする天井面材の施工構造。 - 建物の天井部に、ロール状に巻かれた天井面材を取り付けるための天井面材の施工構造であって、
前記天井部に平行に架設された横材と、
前記横材の下部に、これに沿う状態で取り付けられ、前記天井面材の縁部を支持可能な溝状保持部を形成する保持材と、
隣り合う前記横材から、それぞれ垂下された吊り部材に回転可能に支持され、前記天井面材がロール状に巻かれたロール材と、
前記隣り合う横材の下部間に回転可能に配置され、前記ロール材から繰り出された前記天井面材の搬送方向をガイド可能な補助ローラと、を有し、
表面を断面波形状に形成した前記天井面材を用い、前記補助ローラの回転材の一部又は全体を前記波形状と噛み合う歯車状に形成し、この補助ローラにより前記天井面材を搬送させることとし、
前記ロール材から繰り出した前記天井面材の搬送方向を、前記補助ローラにより前記溝状保持部に向けてガイドさせ、前記天井面材の左右の縁部をそれぞれ前記溝状保持部に嵌め入れ、前記ロール材から前記天井面材を繰り出しつつ、当該天井面材を前記溝状保持部に沿って奥方向に移動させ、前記天井面材を前記天井部に配置する
ことを特徴とする天井面材の施工構造。 - 建物の天井部に、ロール状に巻かれた天井面材を取り付けるための天井面材の施工構造であって、
前記天井部に平行に架設された横材と、
前記横材の下部に、これに沿う状態で取り付けられ、前記天井面材の縁部を支持可能な溝状保持部を形成する保持材と、
隣り合う前記横材から、それぞれ垂下された吊り部材に回転可能に支持され、前記天井面材がロール状に巻かれたロール材と、
前記隣り合う横材の下部間に回転可能に配置され、前記ロール材から繰り出された前記天井面材の搬送方向をガイド可能な補助ローラと、を有し、
前記補助ローラを前記横材に取り付けるための配置部材を用い、この配置部材の上部に磁石を装着し、当該磁石により前記配置部材を前記横材の下部に吸着させ、前記補助ローラを前記横材に取り付けることとし、
前記ロール材から繰り出した前記天井面材の搬送方向を、前記補助ローラにより前記溝状保持部に向けてガイドさせ、前記天井面材の左右の縁部をそれぞれ前記溝状保持部に嵌め入れ、前記ロール材から前記天井面材を繰り出しつつ、当該天井面材を前記溝状保持部に沿って奥方向に移動させ、前記天井面材を前記天井部に配置することを特徴とする天井面材の施工構造。 - 建物の天井部に、ロール状に巻かれた天井面材を取り付けるための天井面材の施工構造であって、
前記天井部に平行に架設された横材と、
前記横材の下部に、これに沿う状態で取り付けられ、前記天井面材の縁部を支持可能な溝状保持部を形成する保持材と、
隣り合う前記横材から、それぞれ垂下された吊り部材に回転可能に支持され、前記天井面材がロール状に巻かれたロール材と、
前記隣り合う横材の下部間に回転可能に配置され、前記ロール材から繰り出された前記天井面材の搬送方向をガイド可能な補助ローラと、を有し、
前記保持材の溝状保持部の下部に、可撓性を有するガイド片の一端部を取り付け、下方に湾曲する当該ガイド片の他端部を前記補助ローラの近傍に位置させ、
前記ロール材から繰り出した前記天井面材の搬送方向を、前記補助ローラにより前記溝状保持部に向けてガイドさせ、前記天井面材の左右の縁部をそれぞれ前記溝状保持部に嵌め入れ、前記ロール材から前記天井面材を繰り出しつつ、当該天井面材を前記溝状保持部に沿って奥方向に移動させ、前記天井面材を前記天井部に配置することを特徴とする天井面材の施工構造。 - 前記吊り部材として、前記隣り合う横材にそれぞれ係止させる取付け具、当該取付け具からそれぞれ垂下される吊り棒、これら吊り棒間に架設され、前記ロール材の中心の筒部材に挿通可能な軸部材を具備し、当該軸部材により前記ロール材を回転可能に支持することを特徴とする請求項2、3又は4に記載の天井面材の施工構造。
- 前記吊り棒の下部に、それぞれ前記軸部材を保持する弾性材を介在させ、前記軸部材に支持された前記ロール材の重量に応じて前記弾性材を上下に伸縮させ、前記ロール材からの前記天井面材の繰り出しに伴い、前記軸部材とともに前記ロール材を上方に移動させることを特徴とする請求項5に記載の天井面材の施工構造。
- 表面を断面波形状に形成した前記天井面材を用い、前記補助ローラの回転材の一部又は全体を前記波形状と噛み合う歯車状に形成し、この補助ローラにより前記天井面材を搬送させることを特徴とする請求項1、3又は4に記載の天井面材の施工構造。
- 建物の天井部に、ロール状に巻かれた天井面材を取り付ける天井面材の施工方法であって、
前記天井部に平行に横材を架設し、
上記横材の下部に、これに沿う状態で、前記天井面材の縁部を支持可能な溝状保持部を形成する保持材を取り付け、
隣り合う前記横材から、それぞれ垂下された吊り部材に、前記天井面材がロール状に巻かれたロール材を回転可能に配置し、
前記隣り合う横材の下部間に、前記ロール材から繰り出された前記天井面材の搬送方向をガイド可能な補助ローラを配置し、
前記吊り部材は、前記隣り合う横材にそれぞれ係止させる取付け具、当該取付け具からそれぞれ垂下される吊り棒間に架設され、前記ロール材の中心の筒部材に挿通可能な軸部材を備え、当該軸部材により前記ロール材を回転可能に支持し、
前記吊り棒の下部に、それぞれ前記軸部材を保持する弾性材を介在させ、前記軸部材に支持された前記ロール材の重量に応じて前記弾性材を上下に伸縮させ、前記ロール材からの前記天井面材の繰り出しに伴い、前記軸部材とともに前記ロール材を上方に移動し、
前記ロール材から前記天井面材を繰り出し、前記補助ローラにより前記天井面材の搬送方向を、前記溝状保持部に向けてガイドさせ、当該天井面材の左右の縁部をそれぞれ前記溝状保持部に嵌め入れ、前記ロール材から前記天井面材を繰り出しつつ、当該天井面材を前記溝状保持部に沿って奥方向に移動させ、前記天井面材を前記天井部に配置することを特徴とする天井面材の施工方法。 - 建物の天井部に、ロール状に巻かれた天井面材を取り付ける天井面材の施工方法であって、
前記天井部に平行に横材を架設し、
上記横材の下部に、これに沿う状態で、前記天井面材の縁部を支持可能な溝状保持部を形成する保持材を取り付け、
隣り合う前記横材から、それぞれ垂下された吊り部材に、前記天井面材がロール状に巻かれたロール材を回転可能に配置し、
前記隣り合う横材の下部間に、前記ロール材から繰り出された前記天井面材の搬送方向をガイド可能な補助ローラを配置し、
前記天井面材の表面を断面波形状に形成し、前記補助ローラの回転材の一部又は全体を前記波形状と噛み合う歯車状に形成し、この補助ローラにより前記天井面材を搬送させ、
前記ロール材から前記天井面材を繰り出し、前記補助ローラにより前記天井面材の搬送方向を、前記溝状保持部に向けてガイドさせ、当該天井面材の左右の縁部をそれぞれ前記溝状保持部に嵌め入れ、前記ロール材から前記天井面材を繰り出しつつ、当該天井面材を前記溝状保持部に沿って奥方向に移動させ、前記天井面材を前記天井部に配置することを特徴とする天井面材の施工方法。 - 前記吊り部材は、前記隣り合う横材にそれぞれ係止させる取付け具、当該取付け具からそれぞれ垂下される吊り棒間に架設され、前記ロール材の中心の筒部材に挿通可能な軸部材を備え、当該軸部材により前記ロール材を回転可能に支持することを特徴とする請求項9に記載の天井面材の施工方法。
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