JP7246166B2 - 画像監視システム - Google Patents

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Description

本発明は、店舗を監視する画像監視システムに関する。
従来、店舗に設置された店舗装置が、店舗内を撮影した撮影画像を解析し、撮影画像から検出した人物への対処が必要である場合、監視センタに設置された監視装置に通報を行う画像監視システムが利用されている。
例えば、特許文献1には、監視対象の状況を監視センタで画像により監視する画像監視システムが開示されている。この画像監視システムにおいて、画像監視システムの利用者は、強盗などの非常事態が発生したときは非常操作部を操作して非常通報を行い、不審人物を発見したときは要請操作部を操作して監視要請を行う。要請操作部の操作を検知した画像監視装置は、要請操作部および電話機と監視カメラとの関係を予め記憶したテーブルに基づいて、操作された操作部の位置に応じて、対応する監視領域を撮影した監視カメラの画像を監視センタへ送出する。
特開2001-109973号公報
しかしながら、店舗を監視する画像監視システムにおいて、監視センタの管制員は、店舗内の店員から手動通報による監視要請を受けると通報ボタンの近くのカメラ画像を監視するが、店員が通報ボタンを押して監視要請したい理由が自身の周辺ではない場合がある。例えば、店員は、レジ対応で離れることができない状況において、死角領域に居る人が気になって監視要請を通報する場合がある。この場合、監視センタの管制員は、店員の意図を把握することが困難である。電話による確認を行う場合もあるが、店員がレジ対応中などで応答できない場合もある。
本発明の目的は、手動通報によって監視要請されたとき、監視カメラが撮影した画像に基づいて監視要請の理由を推定する画像監視システムを提供することにある。
かかる課題を解決するため本発明は、店舗装置および監視装置からなる画像監視システムにおいて、店舗装置は、店舗内に設置された複数のカメラで撮影した撮影画像を取得する画像取得部と、撮影画像から人物の位置を検出する人物検出部と、監視要請が入力される操作部と、監視要請が入力されると、当該監視要請を監視装置に送信する手動通報部と、手動通報部が監視要請を送信する場合、人物の位置および当該人物の属性に基づき要請理由を推定する理由推定部と、推定された要請理由を監視装置に送信する理由送信部と、を有することを特徴とする画像監視システムを提供する。
この画像監視システムにおいて、撮影画像における人物の属性および位置を含む複数の要請理由を記憶する記憶部をさらに有し、理由推定部は、記憶部に記憶された複数の要請理由の中から人物の位置および当該人物の属性に基づき撮影画像に適合する要請理由を推定することが好適である。
この画像監視システムにおいて、理由推定部は、店員属性を有する人物と顧客属性を有する人物との位置、および店員の移動自由度を考慮して要請理由を推定することが好適である。
この画像監視システムにおいて、理由推定部は、監視要請を入力した店員に対応する監視要請履歴を考慮して要請理由を推定することが好適である。
この画像監視システムにおいて、理由送信部は、推定した要請理由に基づいて選択した監視すべきカメラを監視装置に送信することが好適である。
本発明に係る画像監視システムは、手動通報によって監視要請されたとき、監視カメラが撮影した画像に基づいて監視要請の理由を推定することが可能となる。
画像監視システム1の全体システム構成を示す図である。 監視要請理由131の例を示す図である。 監視処理の動作を示すフローチャートの一例を示す図である。 監視装置30に表示される表示画面の一例である。
以下、本発明の実施形態に係る画像監視システムの一実施形態について図を参照しつつ説明する。ただし、本発明は図面または以下に記載される実施形態には限定されないことを理解されたい。
図1は、本実施形態に係る画像監視システム1の全体システム構成を示す図である。図1に示すように、画像監視システム1は、一または複数の店舗のそれぞれに設置される一または複数の店舗装置10と、構内LANまたはインターネットなどの通信ネットワークを介して各店舗装置10と接続される監視装置30と、を有する。また、各店舗装置10には、複数の撮像装置21と、音出力装置22と、操作装置23と、が接続される。
店舗装置10は、例えばパーソナルコンピュータなどであり、インタフェース部11と、第1通信部12と、第1記憶部13と、第1制御部14と、を有する。
インタフェース部11は、例えばUSBなどのシリアルバス規格に準じるインタフェース回路を有し、撮像装置21、音出力装置22、操作装置23と通信接続して各種の情報を送受信する。なお、インタフェース部11は、シリアルバス規格に準じるインタフェース回路の代わりに、WiFi、Bluetooth(登録商標)、NFCなどの近距離無線通信規格に準じるインタフェース回路を有してもよい。
第1通信部12は、イーサネット(登録商標)などの各種の通信インタフェース回路を有し、通信ネットワークを介して監視装置30と各種の信号を送受信する。
第1記憶部13は、ROM、RAMなどの半導体メモリ、磁気ディスク(HDD)、またはCD-ROM、DVD-RAMなどの光ディスクドライブおよびその記録媒体を有する。第1記憶部13は、店舗装置10を制御するのに第1制御部14が実行するコンピュータプログラムのコードおよび各種データを記憶する。コンピュータプログラムは、CD-ROM、DVD-ROMなどのコンピュータ読み取り可能な可搬型記録媒体から公知のセットアッププログラムなどを用いて第1記憶部13にインストールされてもよい。また、第1記憶部13は、データとして、監視要請理由131、特定領域情報132、監視要請履歴133および背景画像134などを記憶する。
監視要請理由131は、店員が操作装置23の監視要請ボタンを押して監視要請を行った際、店舗内を撮影した撮影画像から監視要請を行った理由を推定するために使用される判定パターンであり、複数の要請理由が記憶される。
図2を用いて、監視要請理由131の例を説明する。例えば、図2に示すように、カウンタ内A1の店員が、レジ前A3に顧客が多数並んでいてレジ対応中で動けない状況、すなわち移動自由度が低い状況において、他の複数の顧客が死角A2に集まっているのが気になるため、カメラC2の撮影画像により死角A2を監視して欲しい場合の要請理由1、レジ前A3に客はいないが、要注意人物が盗難の多い物品の前A4で立ち止まっているので、カメラC3の撮影画像により盗難の多い物品の前A4を監視してほしい場合の要請理由2、入口A5から二人組で来店した要注意人物のうちの一人がレジ前A3に来たのでカウンタ内A1の店員がレジ対応している間に、他の一人が死角A2に移動したのが気になったためカメラC2の撮影画像により死角A2を監視して欲しい場合の要請理由3、などの多様なパターンが考えられる。
監視要請理由131は、これらの店員、顧客位置、および属性のパターンを要請理由として記憶する。要請理由は、任意の形式をとり得るが、本実施形態では、撮影画像における人物の位置および/または属性を含むルールとする。これらのルールは、例えば、撮影画像から検出された人物の位置や属性の組合せで表してもよく、人物の位置および属性を用いたプログラム関数やメソッドなどで記述してもよい。なお、人物の位置および属性については、後述の店舗装置10による監視処理の動作の説明にて詳述する。
特定領域情報132には、店舗内のカウンタ内、レジ前、死角、盗難の多い物品の前、入口などの特定領域の店舗内における位置および範囲などに関する情報が記憶される。例えば、特定領域情報132において、特定領域は、店舗の床平面における一点の2次元座標および縦/横の幅を用いた長方形として表したり、店舗内を縦/横に均等に区分した複数の長方形ブロックのうちの一つまたは複数のブロックの識別情報を用いて表したり、任意の形状の領域を任意の方法で表すことができる。
監視要請履歴133には、監視要請を行った際の要請理由が店員に対応付けられて履歴として記憶される。監視要請履歴133には、監視要請が行われるごとに、その日時、店員の識別情報、要請理由などが記憶されてもよい。
背景画像134は、各撮像装置21が、動物体が存在しないときに店舗内を撮影した画像であり、撮影画像から人物などの動物体を検出するのに使用される。
第1制御部14は、CPU、MPUなどのプロセッサとその周辺回路とを有し、当該プロセッサは、第1記憶部13に記憶されたコンピュータプログラムのコードを実行することによって店舗装置10の各種動作を制御する。なお、第1制御部14として、DSP、LSI、ASIC、FPGAなどが用いられてもよい。
第1制御部14は、プロセッサ上で動作するプログラムの機能モジュールとして、店員が操作装置23から入力した監視要請を監視装置30に送信する手動通報部141と、店舗内を撮影した撮影画像を撮像装置21から取得する画像取得部142と、撮影画像から人物の位置および属性を検出する人物検出部143と、監視要請理由131と撮影画像の人物の位置および属性との適合性に基づいて要請理由を推定する理由推定部144と、要請理由を監視装置30に送信する理由送信部145と、を有する。各部の動作については、後述の店舗装置10による監視処理の動作の説明にて詳述する。
撮像装置21は、店舗装置10が設置される店舗に固定設置され、店舗内を撮影するカメラである。撮像装置21は、CCD素子またはC-MOS素子など、可視光に感度を有する光電変換素子と、その光電変換素子上に像を結像する結像光学系と、光電変換素子から出力された電気信号を増幅し、アナログ/デジタル(A/D)変換するA/D変換器と、を有する。撮像装置21は、撮影したRGB各色の画像を各画素が0~255の範囲の輝度値を有するデジタルの撮影画像に変換して店舗装置10へ出力する。
音出力装置22は、店舗装置10が設置される店舗に設置され、店舗内に音声を出力するスピーカである。音出力装置22は、店舗装置10から音声信号を受信し、受信した音声信号に従って、店員または客などの店舗内の人物に音声を出力する。
操作装置23は、店舗装置10が設置される店舗内の、特に店員が操作するレジの周辺などに設置され、店員が監視要請を入力するボタンなどである。操作装置23は、入力された監視要請に応じた監視要請信号を店舗装置10へ出力する。本実施形態では、操作装置23は、通報ボタンであり、店員により押下されると、監視要請信号を店舗装置10へ出力する。
なお、図1では、撮像装置21、音出力装置22、操作装置23は、店舗装置10と別個の装置として示されるが、店舗装置10と別個に設けられるのでなく、店舗装置10と一体に設けられてもよい。
監視装置30は、例えば、監視センタに設置されるサーバなどであり、第2通信部31と、操作部32と、表示部33と、第2記憶部34と、第2制御部35と、を有する。
第2通信部31は、第1通信部12と同様の通信インタフェース回路を有し、通信ネットワークを介して店舗装置10と各種信号を送受信する。
操作部32は、例えばタッチパネル、マウス、キーボードなどであり、監視センタの監視員による操作を受け付け、受け付けた操作に応じた信号を第2制御部35に送る。
表示部33は、例えば液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイなどであり、第2制御部35からの指示に従って、店舗装置10から受信した通報、撮影画像などを表示する。
第2記憶部34は、第1記憶部13と同様の半導体メモリ、磁気ディスクまたは光ディスクドライブおよびその記録媒体を有する。第2記憶部34は、監視装置30を制御するのに第2制御部35が実行するコンピュータプログラムのコードおよび各種データを記憶する。コンピュータプログラムは、CD-ROM、DVD-ROMなどのコンピュータ読み取り可能な可搬型記録媒体から公知のセットアッププログラムなどを用いて第2記憶部34にインストールされてもよい。
第2制御部35は、第1制御部14と同様のプロセッサおよび周辺回路を有し、当該プロセッサは、第2記憶部34に記憶されたコンピュータプログラムのコードを実行することによって監視装置30の各種動作を制御する。
図3は、店舗装置10による監視処理の動作を示すフローチャートの一例を示す図である。以下、図3に示したフローチャートを参照しつつ、本実施形態による監視要請処理の動作を説明する。なお、以下に説明する監視処理の動作は、第1記憶部13に予め記憶されているプログラムに従って、主に第1制御部14により、店舗装置10の各部と協同して実現される。
監視装置30の電源投入や監視プログラムの起動によって監視処理が開始されると、画像取得部142は、撮像装置21が店舗内を撮影した撮影画像を撮像装置21からインタフェース部11を介して取得する(ステップS101)。本実施形態では、画像取得部142は直前の所定期間(例えば10秒間)に撮影された複数の撮影画像を取得する。
次に、人物検出部143は、撮影画像から人物を検出する(ステップS102)。人物検出部143は、撮影画像と、その撮影画像を撮影した撮像装置21が撮影した背景画像134との間で、対応画素間の輝度差を求め、各画素の画素値がその輝度差の絶対値で表される差分画像を生成する。人物検出部143は、撮影画像において、対応する差分画像内の画素値が所定の閾値以上となる領域を動物体領域として検出する。例えば、所定の閾値は、差分画像の各画素値の平均値とすることができる。人物検出部143は、検出した動物体領域が、人物に対応する所定範囲の大きさを有する場合、その動物体領域を人物が写っている人物領域として検出する。
また、人物検出部143は、画像取得部142が順次取得した撮影画像において、検出した各人物領域に対して公知のトラッキング技術を用いて追跡処理を実行する。人物検出部143は、例えば、最新の撮影画像内の人物領域のそれぞれについて、その人物領域の重心位置と、直前の撮影画像から検出された人物領域の重心位置との距離を算出し、距離が所定の閾値以下である人物領域を同一人物による人物領域として対応付ける。なお、人物検出部143は、オプティカルフロー、パーティクルフィルタなどの方法を用いて追跡処理を実行してもよい。
撮影画像から人物が検出されなかった場合(ステップS102のNo)、人物検出部143は、処理をステップS104へ進める。
一方、撮影画像から人物が検出された場合(ステップS102のYes)、人物検出部143は、検出した人物のそれぞれについて、人物の位置および属性を決定する(S103)。
例えば、人物検出部143は、検出した人物の重心の位置を、店舗の床平面上の2次元座標を用いて表してもよく、店舗内を複数の領域に分けてどの領域に位置するかを領域の識別情報を用いて表してもよい。例えば、位置は、店舗内を縦/横に均等に区分した複数の長方形ブロックの識別情報を用いて表されてもよく、カウンタ内、レジ前、死角、盗難の多い物品の前、入口などのそれぞれの特定領域を示す識別情報および特定領域以外を示す識別情報を用いて表されてもよい。
また、人物検出部143は、検出したそれぞれの人物について、店員かまたは顧客か、性別、年齢、人種、顔向きなどの属性を、それぞれの属性の特徴を表す属性モデルなどに基づいて決定する。例えば、人物検出部143は、検出した人物の服装の色や形などの特徴を抽出し、特定の制服や制帽の特徴と適合する場合に当該人物を店員であるとし、そうでない場合は顧客であると決定できる。また、店舗内に複数の店員が居る場合、人物検出部143は、属性として店員識別情報をさらに決定してもよい。この場合、人物検出部143は、制服や制帽に付けられたリボンやバッジの色などでそれぞれの店員を識別したり、検出した人物の顔の特徴を抽出し、第1記憶部13に予め記憶された店員の顔画像の特徴と比較して店員を識別してもよい。或いは、レジ等の特定領域に居る人物を店員と判定し易くするようにしてもよい。さらに、人物検出部143は、検出した人物の属性に基づいたり、マスクやサングラスなどの服装および凶器などの持ち物などの要注意人物の特徴を抽出したり、検出した人物の顔の特徴と第1記憶部13に予め記憶された過去に問題を起こしたことのある前歴者の顔画像の特徴とを比較して、検出した人物が要注意人物であるか否かを決定してもよい。
なお、人物検出部143は、複数の撮像装置21から取得した撮影画像を統合して人物の位置および属性を検出してもよい。
手動通報部141は、インタフェース部11を介して操作装置23から店舗の店員の手動操作により監視要請が入力されたか否かを判定する(ステップS104)。操作装置23から監視要請が入力されなかった場合(ステップS104のNo)、第1制御部14は、処理をステップS108へ進める。
店舗の店員による監視要請が入力された場合(ステップS104のYes)、手動通報部141は、監視要請を第1通信部12を介して監視装置30に送信する(ステップS105)。この監視要請は、入力店舗の識別情報を有する。
理由推定部144は、監視要請理由131の複数の要請理由のうち、人物検出部143が撮影画像から検出した人物の位置および属性と適合するパターンを選択し、選択したパターンに対応する要請理由を監視要請された要請理由と推定する。(ステップS106)
理由推定部144は、人物検出部143が撮影画像から検出した人物の位置および属性に基づいて、例えば、上記で図2を参照して説明したように、店員という属性を有する人物(以下、単に「店員」という、他も同様)がカウンタ内A1に位置し、レジ前A3に所定数以上の顧客が位置し、他の複数の顧客が所定時間以上死角A2に位置する場合、要請理由1と推定する。また、理由推定部144は、店員がカウンタ内A1に位置し、要注意人物が所定時間以上盗難の多い物品の前A4に位置する場合、要請理由2と推定し、入口A5に位置した二人組の要注意人物のうちの一方がレジ前A3に移動し、店員がカウンタ内A1に位置する間に他方が死角A2に移動した場合、要請理由3と推定する。
また、理由推定部144は、人の位置、属性などに対し、同条件の要請理由が監視要請理由131に記憶されている場合、過去に発生した頻度、或いは、監視要請履歴133を参照して、監視要請を行った店員が過去に行った監視要請の理由の傾向を調べて要請理由を推定してもよい。例えば、理由推定部144は、人物検出部143によって検出された店員識別情報に対応する店員の監視要請履歴に基づいて、監視要請を行った店員が過去に所定以上の割合で同じ理由により監視要請を行っていた場合、当該理由を要請理由として推定できる。
さらに、理由推定部144は、店員の属性の顔向きが変化した場合、顔を向いた方向の領域を監視して欲しいという要請理由4と推定してもよい。
理由送信部145は、理由推定部144が推定した要請理由を第1通信部12を介して監視装置30に送信する(ステップS107)。なお、ステップS105において手動通報部141が監視装置30に監視要請を送信したが、ステップS107において、理由送信部145が要請理由と共に監視要請を監視装置30に送信してもよい。
第1制御部14は、監視終了の操作や店舗装置10の電源切断などにより、監視処理を終了するか否かを判定し(ステップS108)、終了する場合(ステップS108のYes)、監視処理を終了し、そうでない場合(ステップS108のNo)、処理をステップS101に戻して監視処理を続行する。
監視センタに設置された監視装置30の第2制御部35は、第2通信部31を介して店舗装置10から監視要請および推定された要請理由を受信すると、受信した監視要請および要請理由を表示部33に表示する。監視センタでは、監視員は、監視装置30の表示部33に表示された監視要請理由と要請理由を送った店舗の撮像装置21の配置などとに従って監視すべき撮像装置21を選択し、選択した撮像装置21の撮影画像を監視装置30の表示部33に表示させて監視する。
図4は、監視装置30に表示される表示画面の一例である。この表示画面は、操作部32の少なくとも一部のタッチパネルと表示部33のディスプレイとにより構成される。
図4に示すように、表示画面400には、受信した監視要請の要請元に関する情報401、監視要請を送った時の画像402、ライブ映像を表示するライブ画像408、監視要請表示403、カメラ選択リスト404、音声通知ボタン405、通報ボタン406および終了ボタン407などが表示される。
監視要請元に関する情報401には、監視要請を送信した送信元の店舗装置10が設置された店舗の識別情報が表示される。なお、店舗装置10から受信した監視要請が監視を要請した店員の識別情報を含む場合、情報401には、さらに監視を要請した店員の識別情報が表示されてもよい。
撮影画像402には、監視要請元の店舗に設置された複数の撮像装置21のうち選択中の撮像装置21が撮影した撮影画像が表示される。
監視要請表示403には、監視装置30が店舗装置10から監視要請を受信した場合、監視要請があったことおよびその理由が表示される。監視要請表示403は、監視装置30が監視要請を受信した際に現れるポップアップウィンドウでもよく、新たな監視要請を通知する場合、表示の一部をブリンクさせたり、音声やアラーム音などを伴って表示してもよい。要請理由は、受信した識別情報で表示されてもよく、第2記憶部34に要請理由の識別情報に対応付けて予め記憶された監視理由の説明で表示されてもよい。
カメラ選択リスト404は、撮影画像402に表示される画像を撮影する撮像装置21を選択するためのリストである。カメラ選択リスト404は、撮像装置21を選択可能であればいかなる形態でもよく、例えば、店舗内の撮像装置21の配置を示すマップで撮像装置21の位置をクリックするのでもよい。監視員は、監視要請表示403に示された要請理由に従って、撮影画像を監視すべき撮像装置21をカメラ選択リスト404を用いて選択し、撮影画像402を選択した撮像装置21が撮影する画像に切り替えることができる。この場合、監視装置30は、監視要請元の店舗における複数の撮像装置21からの撮影画像を並行して受信している場合は自体が撮影画像402の切り替えを行い、一台の撮像装置21からの撮影画像のみを受信している場合は、店舗装置10に、送信する撮影画像を選択した撮像装置21の撮影画像に変更するようリクエストを送信してもよい。
例えば、監視要請表示403が、要注意人物が盗難の多い物品の前A4で立ち止まっているので、盗難の多い物品の前A4を監視してほしいという要請理由2で監視要請があったことを表示すると、監視員は、カメラ選択リスト404を用いて盗難の多い物品の前A4を撮影するカメラC3を選択し、カメラC3が撮影する画像を撮影画像402に表示させて盗難の多い物品の前に居る要注意人物を監視できる。
監視員により音声通知ボタン405が押下されると、監視装置30は、マイクなどの音声入力部(不図示)から入力された監視員の音声を店舗装置10に送信し、店舗装置10は、受信した音声をインタフェース部11を介して音出力装置22に出力する。
監視員により通報ボタン406が押下されると、監視装置30は、第2通信部31を介して警察などに設置された他の装置(不図示)に、通報を送信する。
監視員により終了ボタン407が押下されると、監視装置30は、表示画面400の表示を終了する。
以上説明してきたように、本発明に係る画像監視システム1において、店舗装置10は、操作装置23から店員によって監視要請が入力された場合、第1記憶部13に予め記憶された監視要請理由131から、撮像装置21が撮影した撮影画像と適合するパターンの監視要請理由を推定する。店舗装置10は、当該監視要請理由を監視センタの監視装置30に送信するので、監視員は、店舗装置10から送られた要請理由を監視装置30の表示部33で確認し、監視すべき撮像装置21を適切に選択してその撮影画像を監視できる。
以上、本発明の好適な実施形態について説明してきたが、本発明はこれらの実施形態に限定されない。
例えば、上記実施形態では、監視センタにおいて、監視員が監視装置30の表示部33の監視要請表示403に表示された要請理由に従って監視すべき撮像装置21を選択したが、本発明では、店舗内の店舗装置10が、推定した要請理由に基づいて監視すべき撮像装置21の識別情報、または監視すべき撮像装置21が撮影した撮影画像を監視装置30に送信してもよい。この場合、店舗装置10の第1記憶部13は、要請理由に対応付けて監視すべき撮像装置21の識別情報を記憶してもよい。また、撮像装置21の識別情報を受信した監視装置30は、監視要請表示403に監視すべき撮像装置21の識別情報を表示してもよく、撮影画像402を、受信した識別情報を有する撮像装置21の撮影画像に自動的に切り替えてもよい。
また、上記実施形態では、店舗装置10の人物検出部143は、撮影画像から検出した人物のそれぞれの属性を有するか否かを決定したが、本発明では、それぞれの属性を有する確率を一定の範囲内の段階的な確度で決定してもよい。さらに、理由推定部144は、撮影画像と監視要請理由131のそれぞれの要請理由との適合性を一定の範囲内の段階的な適合度で決定し、適合度が最も高く閾値以上であれば適合するパターンとして選択してもよい。
また、上記実施形態では、監視要請理由131は、人物の位置や属性を用いたルールによって定義されたが、本発明では、店舗装置10は、監視要請理由131として、強化学習や深層強化学習などのAI技術により学習される学習モデルを記憶してもよい。例えば、店舗装置10は、強化学習のQ学習により、環境の状態sと、その状態sで行動aを選択した場合の行動価値を推定する行動価値関数Q(s,a)のQテーブルおよび報酬r(s,a)を要請理由ごとに監視要請理由131に記憶してもよい。
Q学習においてQテーブルの更新は、以下の式(1)のように行われる。
Figure 0007246166000001
式(1)において、stおよびatはそれぞれ時刻tにおける状態および行動であり、行動atにより状態はstからst+1に変化する。maxQの項は、状態st+1において取りうる行動A(st+1)の中から最大の価値Qになる(と時刻tで推定される)行動at+1をとった場合のQを意味する。rt+1は、状態st+1で行動at+1をとって得られる報酬である。αおよびγはそれぞれ学習係数および割引率であり、0<α≦1、0<γ≦1で任意に設定される。
例えば、時刻tにおける状態stは、時刻tの撮影画像において、カウンタ内、レジ前、死角、盗難の多い物品の前、入口などの店舗内の位置に対応する複数の領域でそれぞれ検出された店員、顧客または要注意人物などの属性を有する人物の人数(例えば、0人、1人、2人またはそれ以上)の組合せでもよい。また、例えば、行動atは、それぞれの領域において出入りしたそれぞれの属性を有する人物の人数の組合せでもよい。また、Qテーブルの学習において、誤差関数を定義してQテーブルを推論するディープラーニングなどを取り入れてもよく、これにより、撮影画像を状態sとしてディープニューラルネットワークに入力してDQNによる深層強化学習を行ってもよい。
Qテーブルは、監視要請理由のそれぞれのパターンに適合した複数のサンプル画像群に基づいて、式(1)による更新によって事前に学習され監視要請理由131に記憶されてもよい。各サンプル画像群は、各撮像装置21により所定期間に撮影された連続する撮影画像のセットである。店舗装置10は、サンプル画像群における最後の行動aの報酬rとして0より大きい値を設定し、他の行動aの報酬rとして0を設定できる。これにより、要請理由ごとに適合する撮影画像のパターンを学習したQテーブルおよび報酬が、監視要請理由131に事前に設定される。
理由推定部144は、人物検出部143が時刻tおよびt+1における撮影画像から検出した人物の位置および属性に基づいて、時刻tおよびt+1における状態stおよびst+1と状態stから状態st+1に変化させる行動atとを決定し、監視要請理由131のQテーブルを参照して行動価値Q(st,at)を決定してもよい。ここで、理由推定部144は、決定した行動価値Q(st,at)を用いてQテーブルを更新してもよい。そして、理由推定部144は、画像取得部が取得した撮影画像について要請理由ごとに行動価値の総和を算出し、総和が最大かつ閾値以上となる監視要請理由を店員が監視要請を行った理由として推定できる。
また、店舗装置10は、理由推定部144が推定した監視要請理由をフィードバックして監視要請理由131に反映させてもよい。この場合、監視要請理由131のQテーブルおよび報酬は、事前学習を行わずに初期値を設定するだけでもよい。例えば、監視センタにおいて、監視装置30の表示部33に表示された監視要請および監視要請理由に従って監視を行った監視員は、店舗装置10から送信された監視要請が適正であったか否かを評価し、監視要請理由が適正であったか否かおよび/または適正な監視要請理由などの評価を監視装置30の操作部32から入力する。監視装置30は、操作部32から入力された監視員の評価を第2通信部31を介して店舗装置10に送信する。店舗装置10の第1制御部14は、第1通信部12を介して監視装置30から監視員の評価を受信すると、受信した評価およびその評価に対応する撮影画像に基づいて、監視要請理由131の初期設定における事前学習と同様にして、監視要請理由131に記憶された、評価が示す適正な監視要請理由に対応する報酬を更新してもよい。
監視要請理由131と同様に、人物検出部143が検出した人物の属性を決定する際に使用するモデルは、強化学習や深層強化学習などのAI技術により学習される学習モデルでもよい。
また、上記実施形態では、監視要請理由131が店舗装置10に記憶される例について説明したが、監視要請理由131は、外部装置に記憶され、クラウドコンピューティングの形態で利用されてもよい。その場合、理由推定部144は、撮影画像を第1通信部12を介して外部装置に送信し、外部装置により決定された要請理由を第1通信部12を介して外部装置から受信する。また、外部装置に監視要請理由131を学習させる場合、第1制御部14は、監視装置30から受信した評価の要請理由および対応する撮影画像を第1通信部12を介して外部装置に送信し、監視要請理由131を外部装置に更新させる。これにより、画像監視システムは、十分な処理速度および記憶容量を有さない装置を店舗装置10として利用することができる。
以上のように、本発明の範囲内で、実施される形態に合わせて様々な変更を行うことができる。
1 画像監視システム、10 店舗装置、11 インタフェース部、12 第1通信部、13 第1記憶部、131 監視要請理由、132 特定領域情報、133 監視要請履歴、134 背景画像、14 第1制御部、141 手動通報部、142 画像取得部、143 人物検出部、144 理由推定部、145 理由送信部、21 撮像装置、22 音出力装置、23 操作装置、30 監視装置、31 第2通信部、32 操作部、33 表示部、34 第2記憶部、35 第2制御部、400 表示画面

Claims (5)

  1. 店舗装置および監視装置からなる画像監視システムにおいて、
    前記店舗装置は、
    店舗内に設置された複数のカメラで撮影した撮影画像を取得する画像取得部と、
    前記撮影画像から人物の位置を検出する人物検出部と、
    監視要請が入力される操作部と、
    前記監視要請が入力されると、監視要請信号を前記監視装置に送信する手動通報部と、
    記監視要請が入力されると、前記人物の位置および当該人物の属性に基づき当該監視要請の要請理由を推定する理由推定部と、
    前記推定された要請理由を前記監視装置に送信する理由送信部と、を有することを特徴とする画像監視システム。
  2. 前記撮影画像における人物の属性および位置を含む複数の要請理由を記憶する記憶部をさらに有し、
    前記理由推定部は、前記記憶部に記憶された複数の要請理由の中から前記人物の位置および当該人物の属性に基づき前記撮影画像に適合する要請理由を推定する、請求項1に記載の画像監視システム。
  3. 前記理由推定部は、店員属性を有する人物と顧客属性を有する人物との位置、および前記店員属性を有する人物の移動自由度を考慮して前記要請理由を推定する、請求項1または2に記載の画像監視システム。
  4. 前記理由推定部は、前記監視要請を入力した店員に対応する監視要請履歴を考慮して前記要請理由を推定する、請求項1~3のいずれか一項に記載の画像監視システム。
  5. 前記理由送信部は、前記推定した要請理由に基づいて選択した監視すべきカメラを前記監視装置に送信する、請求項1~4のいずれか一項に記載の画像監視システム。
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