JP7243452B2 - 車両における物体検出装置、および車両における物体検出方法 - Google Patents

車両における物体検出装置、および車両における物体検出方法 Download PDF

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Description

本開示は車両における物体検出並びに運転支援の技術に関する。
撮像装置およびレーダといった物標検出噐を用いて、車両周囲の対象物を検出する技術が知られている(例えば、特許文献1)。
特開2017-182139号公報
しかしながら、上記技術においては、車両周囲における物体、例えば、先行車両または対向車両の状態の予測や、予測に基づく衝突抑制や衝突回避については検討されていない。
本開示は、以下の態様として実現することが可能である。
第1の態様は、車両における物体検出装置を提供する。第1の態様に係る車両における物体検出装置は、複数の画素を有し、物体の変動に応じて輝度が変化した変化画素の輝度変化レベルの情報を含む第1の検出信号を出力する第1の検出器と、前記第1の検出信号に含まれる前記輝度変化レベルが、物体の変動を示す第1の輝度変化レベルに該当するか否か、前記第1の輝度変化レベルよりも大きく物体の変動の種類を示す第2の輝度変化レベルに該当するか否かに応じて、他車両の状態を判定する制御部と、を備える。
第1の態様に係る車両における物体検出装置によれば、車両周囲における物体、例えば、先行車両または対向車両の状態を予測することができる。
第2の態様は、車両における運転支援制御装置を提供する。第2の態様に係る車両における運転支援制御装置は、物体の変位に伴う物体の輝度変化の情報であり、他車両の変動を予測するための情報を第1の検出信号として前記他車両から取得し、他車両の形状情報を含む第2の検出信号を取得する取得部と、前記第2の検出信号に含まれる他車両の形状情報と、前記第1の検出信号が示す表示パターンに応じて前記他車両の予測動作を判定する制御部と、を備える。
第2の態様に係る車両における運転支援制御装置によれば、車両周囲における物体、例えば、先行車両または対向車両の状態を予測することができる。
第3の態様は、車両における物体検出方法を提供する。第3の態様に係る物体検出方法は、複数の画素を有し、物体の変動に応じて輝度が変化した変化画素の輝度変化レベルの情報を含む第1の検出信号を取得し、前記第1の検出信号に含まれる前記輝度変化レベルが、物体の変動を示す第1の輝度変化レベルに該当するか否か、前記第1の輝度変化レベルよりも大きく物体の変動の種類を示す第2の輝度変化レベルに該当するか否かに応じて、他車両の状態を判定することを備える。
第3の態様に係る車両における物体検出方法によれば、車両周囲における物体、例えば、先行車両または対向車両の状態を予測することができる。
第4の態様は、車両における運転支援方法を提供する。第4の態様に係る運転支援方法は、物体の変位に伴う物体の輝度変化の情報であり、他車両の変動を予測するための情報を第1の検出信号として前記他車両から取得し、他車両の形状情報を含む第2の検出信号を取得し、前記第2の検出信号に含まれる他車両の形状情報と、前記第1の検出信号が示す表示パターンに応じて前記他車両の予測動作を判定することを備える。
第4の態様に係る車両における運転支援方法によれば、車両周囲における物体、例えば、先行車両または対向車両の状態を予測することができる。
なお、本開示は、車両における物体検出プログラム、または、運転支援プログラム、若しくは当該プログラムを記録するコンピュータ読み取り可能記録媒体としても実現可能である。
第1および第2の実施形態に係る物体検出装置および運転支援制御装置が搭載された車両の一例を示す説明図。 第1の実施形態に係る物体検出装置の機能的構成を示すブロック図。 自車両、先行車両および対向車両を示す説明図。 第1の実施形態に係る物体検出装置によって実行される物体状態判定処理の処理フローを示すフローチャート。 第1の実施形態に係る物体検出装置によって実行される運転支援処理の処理フローを示すフローチャート。 第2の実施形態に係る運転支援制御装置の機能的構成を示すブロック図。 第2の実施形態に係る運転支援制御装置によって実行される予測動作判定処理の処理フローを示すフローチャート。 第2の実施形態に係る運転支援制御装置によって実行される運転支援処理の処理フローを示すフローチャート。
本開示に係る車両における物体検出装置、運転支援制御装置、運転支援システム、物体検出方法および運転支援方法について、いくつかの実施形態に基づいて以下説明する。
第1の実施形態:
図1に示すように、車両における運転支援制御装置100並びに物体検出装置110は、車両500に搭載されて用いられる。第1の実施形態においては、車両における物体検出装置110について説明する。物体検出装置110は、少なくとも第1の検出器としてのイベントカメラECU26およびイベントカメラ261および制御部を備えていれば良い。物体検出装置110は、第1の検出器に加え、第2の検出器としてのレーダECU21、ミリ波レーダ211、RGBカメラECU22、RGBカメラ221および運転支援実行装置31を備えていても良い。なお、レーダECU21およびミリ波レーダ211、並びにカメラECU22およびカメラ221は、少なくともいずれか一方が備えられていれば良い。第1の実施形態における車両500は、さらに、回転角センサ23、車輪速度センサ24およびヨーレートセンサ25を備えている。車両500はさらに、車輪501、制動装置502、制動ライン503、ステアリングホイール504、フロントガラス510、フロントバンパ520およびリアバンパ521を備えている。車両500は、内燃機関および電動機の少なくとも一方を車両走行用の駆動力源505として備えている。
レーダECU21は、電波を射出して物標からの反射波を検出するミリ波レーダ211と接続されており、ミリ波レーダ211により取得された反射波を用いて検出点、すなわち、反射点によって物標を表す第2の検出信号を生成し、出力する。RGBカメラECU22は、単眼のRGBカメラ221と接続されており、RGBカメラ221によって取得された撮像画像から物標形状を特定し、予め用意されている対象物の形状パターンを用いたパターンマッチング処理によって判定した対象物の種別を示す第2の検出信号を生成し、出力する。物標形状の特定は、例えば、機械学習を用いたセマンティック・セグメンテーションなどによって実行される。撮像画像の各フレームに含まれる画素には、例えば、画素値情報(R、G,B)、位置情報としての座標情報が関連付けられている。レーダECU21およびミリ波レーダ211、並びにRGBカメラECU22およびRGBカメラ221は、自車両の周囲における対象物の情報を取得し、取得された情報は、例えば、車線、先行車両、対向車両、車両における前照灯位置や制動灯・尾灯位置の検出・特定に用いられる。
イベントカメラECU26は、物体の変位に伴う物体の輝度の変化を数μs単位で取得可能なイベントカメラ261と接続されており、物体の変動に応じた輝度の変化量、すなわち、輝度変化レベルが予め定められた判定値以上の変化画素が発生すると、変化画素の情報と共に物体に輝度変化が発生したことを示す第1の検出信号を出力する。第1の実施形態におけるイベントカメラECU26は、第1の判定値および第1の判定値よりも大きい第2の判定値の2つの判定値に応じた、物体としての先行車両や対向車両を含む他車両との衝突の変動に伴う異なる2つの輝度変化レベル、すなわち、第1の輝度変化レベルまたは第2の輝度変化レベルを含む情報を生成する。第1の輝度変化レベルは、例えば、物体の移動に伴う輝度変化に対応し、第2の輝度変化レベルは、物体の状態の変化、例えば、発光強度の変化に伴う輝度変化に対応する。具体的には、イベントカメラECU26は、イベントカメラ261から出力される受光強度信号と第1および第2の判定しきい値とを用いて、物体に第1の輝度変化レベルまたは第2の輝度変化レベルのイベント(変動)が生じたことを示す輝度変化レベルの情報を第1の検出信号として出力する。イベントカメラECU26は、受光強度が第1の判定値または第2の判定値を超えたか否かを示す1ビットの情報を輝度変化レベルとして出力できるに止まる。したがって、受光強度が第1の判定値以上かつ第2の判定値未満の場合には、第1の判定値以上の輝度変化の発生を示す1種類の情報が第1の検出信号として出力されることにより第1の輝度変化レベルが表され、受光強度が第2の判定値を超えた場合には第1および第2の判定値以上の輝度変化の発生を示す2種類の情報が第1の検出信号として出力されることにより第2の輝度変化レベルが表される。イベントカメラECU26は、輝度変化レベルの情報に加えて、物体の変動に応じて輝度が変化した変化画素の座標情報、物体の変動が検出された時刻情報を含む第1の検出信号を出力する。なお、物体の変動には、上述のように、物体の変位に伴う輝度変化、例えば、位置移動、物体が発する輝度の大きさの変化、例えば、発光強度の変化が含まれる。また、第2の輝度変化レベルは第1の輝度変化レベルよりも大きな輝度変化を示し、輝度変化レベルは、2つに限られず、3つ以上であっても良い。さらに、第1の判定値として、尾灯の発光強度以上、例えば、夜間に後方300mの距離から点灯が確認できる光度、または、4cd以上の値、または、尾灯の輝度以上、例えば、4cd/mを設定することによって、先行車両が尾灯を点灯しているか否かをより精度良く判定することができる。また、第2の判定値としては、例えば、第1の判定値の5倍以上の光度の値が設定され得る。
各ECU21、22、26は、演算部、記憶部および入出力部を備えるマイクロプロセッサである。なお、レーダECU21およびミリ波レーダ211は検出波を射出して反射波および反射点を検出して、一般的に自車両と物標との間の距離を測距するための検出器に相当し、車両500に対する物標の距離、相対速度および角度を検出する。この検出器としては、ミリ波レーダ211の他に、ライダー(LIDAR:レーザレーダ)や、音波を射出しその反射波を検出する超音波検出器が用いられても良い。RGBカメラECU22およびRGBカメラ221は、物標の形状を3次元的に認識可能な検出器であり撮像装置が該当する、撮像装置としては、RGBカメラ221の他に、3Dライダーが用いられても良い。RGBカメラ221は、2以上のカメラによって構成されるステレオカメラやマルチカメラであっても良い。イベントカメラ261としては、フレーム群からなる検出信号を出力しないイメージセンサの他に、高フレームレート、例えば、1000fpsで物体の変動を識別可能であり、フレーム群からなる検出信号を出力可能な撮像装置が用いられても良い。
車両500には、車両500の制動を実現するための制動装置502、車両500の操舵を実現するためのステアリングホイール504が備えられている。制動装置502は、各車輪501に備えられている。各制動装置502は、例えば、ディスクブレーキ、ドラムブレーキであり、運転者の制動ペダル操作に応じて制動ライン503を介して供給されるブレーキ液圧に応じた制動力で各車輪501を制動し、車両500の制動を実現する。制動ライン503には制動ペダル操作に応じたブレーキ液圧を発生させるブレーキピストンおよびブレーキ液ラインが含まれる。なお、制動ライン503としては、ブレーキ液ラインに代えて、制御信号線とし、各制動装置502に備えられているアクチュエータを作動させる構成が採用されても良い。ステアリングホイール504は、ステアリングロッド、操舵機構および転舵軸44を含む操舵装置42を介して前側の車輪501と接続されている。
図2に示すように、第1の実施形態に係る物体検出装置110は、制御部としての中央処理装置(CPU)101およびメモリ102、取得部としての入出力インタフェース103、並びにバス104を備えている。CPU101、メモリ102および入出力インタフェース103はバス104を介して双方向通信可能に接続されている。メモリ102は、イベントカメラ261による検出結果を用いて物体の状態を判定するための物体状態判定プログラムPr1および物体状態判定の結果に応じて運転支援処理を実行するための運転支援プログラムPr2aを不揮発的且つ読み出し専用に格納するメモリ、例えばROMと、CPU101による読み書きが可能であってフラグ格納領域102aを有するメモリ、例えばRAMとを含んでいる。CPU101はメモリ102に格納されている物体状態判定プログラムPr1を読み書き可能なメモリに展開して実行することによって物体検出装置110の制御部としての機能を実現する。なお、CPU101は、単体のCPUであっても良く、各プログラムを実行する複数のCPUであっても良く、あるいは、複数のプログラムを同時実行可能なマルチコアタイプのCPUであっても良い。第1の実施形態に係る物体検出装置110は、物体状態判定処理を実行して物体の状態を判定する装置であるが、CPU101が運転支援プログラムPr2aを実行することによって、物体検出装置110は運転支援制御装置100としても機能し得る。
入出力インタフェース103には、レーダECU21、カメラECU22、イベントカメラECU26、回転角センサ23、車輪速度センサ24およびヨーレートセンサ25、並びに運転支援実行装置31がそれぞれ制御信号線を介して接続されている。レーダECU21、カメラECU22、イベントカメラECU26、回転角センサ23、車輪速度センサ24、ヨーレートセンサ25からは、検出信号が入力され、運転支援実行装置31には、要求トルクに応じた駆動力を指示する制御信号、制動レベルを指示する制御信号、操舵角を指示する制御信号が出力される。したがって、入出力インタフェース103は、第1の検出信号および第2の検出信号を含む、各種センサによって検出された検出信号を取得するための取得部として機能する。
ミリ波レーダ211はミリ波を射出し、物標によって反射された反射波を受信するセンサである。本実施形態において、ミリ波レーダ211は、フロントバンパ520およびリアバンパ521に配置されている。ミリ波レーダ211から出力される未処理の検出信号は、レーダECU21において処理され、物標の1または複数の代表位置を示す検出点または検出点列からなる検出信号として物体検出装置110に入力される。あるいは、レーダECU21を備えることなく未処理の受信波を示す信号が検出信号としてミリ波レーダ211から物体検出装置110に入力されても良い。未処理の受信波が検出信号として用いられる場合には、物体検出装置110において物標の位置および距離を特定するための信号処理が実行される。
RGBカメラ221は、CCD等の撮像素子または撮像素子アレイを1つ備える撮像装置であり、可視光を受光することによって対象物の外形情報または形状情報を検出結果である画像データとして出力するセンサである。RGBカメラ221によって撮像された画像データに対しては、RGBカメラECU22によって上述の処理が施され、対象物の種別を示す第2の検出信号が生成される。RGBカメラ221によって撮像された未処理の画像データが第2の検出信号として物体検出装置110に入力されても良い。この場合には、物体検出装置110において物標のセグメンテーション処理および種別の判別処理が実行される。本実施形態において、RGBカメラ221はフロントガラス510の上部中央に配置されている。RGBカメラ221から出力される画素データは、モノクロの画素データであっても良い。この場合には、セグメンテーションに際して輝度値が用いられる。
イベントカメラ261は、単一の撮像素子によって構成される複数の画素からなる画素アレイを有し、物体の変動に伴い生じる物体の輝度の変化というイベントを数μs単位で検出可能なイベント検出型のビジョンセンサ、すなわち、撮像装置である。イベントカメラ261は、物体の変動に伴う輝度変化をトリガとして、物体における輝度が変化した位置に対応する変化画素の情報、例えば、受光強度、画素座標、輝度変化時刻を検出結果として出力し、複数の画素全てを走査して得られるフレーム単位の検出結果を出力しない。したがって、イベントカメラ261の検出結果を用いることにより、撮像画角内における物体の変動を抽出することが可能となる。本実施形態においては、イベントカメラ261は、多段階で輝度変化を検出可能であり、例えば、2組の画素アレイを備え、物体の変動に伴う既述の2つの第1の輝度変化レベルおよび第2の輝度変化レベル、すなわち、異なる変化量の輝度変化を示す受光強度信号を出力可能に構成されている。あるいは、2つ以上のイベントカメラ261が用いられ、それぞれが異なる輝度変化レベルに応じて受光強度信号を出力し、2つのイベントカメラECU26によって、それぞれ第1または第2の輝度変化レベルを示す第1の検出信号が出力されても良い。
回転角センサ23は、ステアリングホイール504の操舵によりステアリンロッドに生じるねじれ量、すなわち、操舵トルク、を、ねじれ量に比例する電圧値として検出するトルクセンサであり、ステアリングホイール504の操舵角を検出する。本実施形態において、回転角センサ23は、ステアリングホイール504と操舵機構とを接続するステアリングロッドに備えられている。
車輪速度センサ24は、車輪501の回転速度を検出するセンサであり、各車輪501に備えられている。車輪速度センサ24から出力される検出信号は、車輪速度に比例する電圧値または車輪速度に応じた間隔を示すパルス波である。車輪速度センサ24からの検出信号を用いることによって、車両速度、車両の走行距離等の情報を得ることができる。
ヨーレートセンサ25は、車両500の回転角速度を検出するセンサである。ヨーレートセンサ25は、例えば、車両の中央部に配置されている。ヨーレートセンサ25から出力される検出信号は、回転方向と角速度に比例する電圧値である。
運転支援実行装置31は、運転者によるアクセルペダル操作に応じて、または、運転者によるアクセルペダル操作とは無関係に駆動力源505の出力の増減を制御し、運転者による制動ペダル操作とは無関係に制動装置502による制動を実現し、あるいは、運転者によるステアリングホイール504の操作とは無関係に操舵装置42による操舵を実現する。
第1の実施形態に係る物体検出装置110により実行される物体状態判定処理について説明する。図4および図5に示す処理ルーチンは、例えば、車両の制御システムの始動時から停止時まで、または、スタートスイッチがオンされてからスタートスイッチがオフされるまで、所定の時間間隔、例えば数μsにて繰り返して実行される。CPU101が物体状態判定プログラムPr1を実行することによって図4に示す物体状態判定処理が実行され、運転支援プログラムPr2aを実行することによって、図5に示す運転支援処理が実行される。
CPU101は、入出力インタフェース103を介してイベントカメラ検出信号、すなわち、第1の検出信号を取得し(ステップS100)、入出力インタフェース103を介してRGBカメラ検出信号、すなわち、第2の検出信号を取得する(ステップS102)。なお、RGBカメラ検出信号と共に、あるいは、RGBカメラ検出信号に代えて、第2の検出信号であるレーダ検出信号およびレーザ検出信号の少なくともいずれか一方が取得されても良い。CPU101は、第2の検出信号を用いて環境認識処理を実行する(ステップS104)。具体的には、CPU101は、第2の検出信号を用いて、図3に示すように、先行車両530や対向車両540の認識、先行車両530における後部灯火類531の位置や対向車両540における前部灯火類541の位置の特定、車線境界線の識別認識を含む環境認識処理を実行する。後部灯火類531には、尾灯、制動灯、方向指示器が含まれ、前部灯火類541には、前照灯が含まれる。例えば、CPU101は、RGBカメラ221によって撮像された撮像画像から抽出された自車両500の周囲の物体の種別の情報、ミリ波レーダ211によって検出された対象物の距離や相対速度の情報を用いて、自車両よりも前方に位置する前方車両を検出すると、検出した前方車両が、同一車線(車両通行帯)を走行している場合には先行車両530として認識し、異なる車線を走行している場合には対向車両540として認識する。CPU101は、先行車両530として認識した前方車両の後部灯火類531および前部灯火類541の位置を、例えば、画像データに対するパターンマッチング処理、画素の色判別処理、輝度判別処理によって特定する。パターンマッチング処理では、灯火類の形状と一致または近似する位置が特定され、色判別処理では、灯火類の色に基づいて位置が特定され、輝度判別処理では、灯火類の周辺部と点灯する灯火類の輝度差に基づいて位置が特定される。
CPU101は、第1の検出信号から、特定された後部灯火類531の位置およびその近傍における輝度変化レベル並びに輝度変化レベルの発生時刻を取得する(ステップS106)。具体的には、CPU101は、第1の検出信号に含まれる輝度変化レベルLおよび変化画素の座標情報を取得して、変化画素の座標位置が特定された後部灯火類531の位置またはその近傍の座標位置である場合に、第1または第2の輝度変化レベルを示す輝度変化レベルを取得する。CPU101はまた、第1または第2の輝度変化レベルが発生した時刻を取得して、第1または第2の輝度変化レベルの継続時間を算出し、第1または第2の輝度変化レベルの発生が、後部灯火類531の点灯に起因する輝度変化であるか、太陽光、街路灯あるいは広告等の環境光に起因する輝度変化であるかを判定しても良い。後部灯火類531の点灯に起因する場合には、比較的長い期間にわたって輝度変化レベルが監察されるのに対して、環境光の映り込み起因する場合には比較的短い期間で輝度変化レベルが監察されなくなる。したがって、外乱光に伴うノイズを低減または排除して後部灯火類531の点灯であるか否かの判定精度を向上させることができる。
CPU101は、メモリ102のフラグ格納領域102aに格納されている予防フラグFp=1であるか、すなわち、先行車両530の状態が制動灯の点灯を伴う制動状態にあることが判定済みであるか否かを判定する(ステップS108)。CPU101は、予防フラグFp=1であると判定すると(ステップS108:Yes)、本処理ルーチンを終了する。この結果、先行車両530に対する予防運転支援は継続される。
CPU101は、予防フラグFp=1でない、すなわち、予防フラグFp=0であると判定すると(ステップS108:No)、輝度変化レベルLが第1の輝度変化レベルL1以上であるか否か、すなわち、L≧L1であるか否かを判定する(ステップS110)。具体的には、第1の検出信号に少なくとも1種類の輝度変化レベル情報が含まれている場合に、輝度変化レベルLは第1の輝度変化レベルL1であると判定される。第1の輝度変化レベルL1は、イベントカメラ261によって、尾灯を点灯する物体が移動した結果として生じた輝度変化が検出されたことを示す輝度変化レベルである。例えば、先行車両530の後部灯火類531の尾灯および制動灯のいずれも点灯していない場合には、先行車両530と自車両500との間に相対移動があっても第1の輝度変化レベルを超える輝度変化は発生せず、また、先行車両530は制動状態にないと判定できる。この場合、第1の検出信号には輝度変化レベル情報は含まれておらず、CPU101は、L≧L1でない、すなわち、L<L1であると判定し(ステップS110:No)、予防フラグFp=0に設定して(ステップS112)、本処理ルーチンを終了する。
CPU101は、L≧L1であると判定すると(ステップS110:Yes)、輝度変化レベルLが第2の輝度変化レベルL2以上であるか否か、すなわち、L≧L2であるか否かを判定する(ステップS114)。具体的には、第1の検出信号に2種類の輝度変化レベル情報が含まれている場合に、輝度変化レベルLは第2の輝度変化レベルL2であると判定される。第2の輝度変化レベルL2は、イベントカメラ261によって、物体の移動とは無関係に輝度変化が検出されたことを示す輝度変化レベルであり、物体の変動の種類を判定するために用いられる。物体の変動の種類には、例えば、先行車両530の移動および先行車両530における後部灯火類531の点灯状態の変化が含まれる。先行車両530の後部灯火類531の尾灯が点灯していても制動灯が点灯していない場合には、第2の輝度変化レベルを超える輝度変化は発生せず、また、先行車両530は制動状態にないと判定できる。この場合、第1の検出信号に2種類の輝度変化レベル情報は含まれておらず、CPU101は、L≧L2でない、すなわち、L<L2であると判定し(ステップS114:No)、予防フラグFp=0に設定して(ステップS116)、本処理ルーチンを終了する。この場合、CPU101は、先行車両530の後部灯火類531の尾灯が点灯しており、物体の変動の種類は、先行車両530と自車両500との間の相対的な移動であると判定することができる。すなわち、後部灯火類531の発光強度の変化はなく、先行車両530は制動灯の点灯を伴う制動状態にはないと判定することができる。
CPU101は、L≧L2であると判定すると(ステップS114:Yes)、予防フラグFp=1に設定して(ステップS118)、本処理ルーチンを終了する。第2の輝度変化レベルL2が検出された場合、物体の変動の種類として、例えば、先行車両530が相対的に移動した状態ではなく、制動灯の点灯を伴う制動状態にあると判定することができる。
第1の実施形態においては、イベントカメラ261およびイベントカメラECU26からなる第1の検出器は、輝度変化というイベント発生を多段階で検出することができる。すなわち、一般的に、イベントカメラ261は、輝度変化レベルが予め定められたしきい値を超えたか否かを示す「0」、「1」の1ビットの情報のみを出力し、発光強度の情報を出力することはできない。第1の実施形態においては、異なる複数のしきい値を設定することで、イベントカメラ261による輝度変化レベルの多段階検出を実現している。この結果、物体の移動に伴う輝度変化のみならず、物体の状態の変化に伴う輝度変化を検出することが可能となり、先行車両530の挙動、特には、制動状態にあるか否かを判別することができる。
図5を参照して、輝度変化レベルを多段的に検出可能なイベントカメラ261を用いて設定される予防フラグFpを用いた運転支援処理について説明する。CPU101は、運転支援処理を実行する際には、運転支援制御装置100における制御部として機能する。CPU101は、メモリ102のフラグ格納領域102aから予防フラグFpを読み出す(ステップS200)。CPU101は、予防フラグFp=1であるか否かを判定し(ステップS202)、Fp=1でない、すなわち、Fp=0であると判定すると(ステップS202:No)、本処理ルーチンを終了する。この場合、先行車両530は制動状態になく、運転支援処理の実行は求められない。
CPU101は、予防フラグFp=1であると判定すると(ステップS202:Yes)、本フラグFe=1であるか否かを判定する(ステップS204)。本フラグFeは、先行車両530や対向車両540との衝突可能性が高い場合に1に設定されるフラグであり、別の本フラグFe設定処理において設定され、メモリ102のフラグ格納領域102aに格納されている。衝突可能性は、例えば、一般的に用いられている衝突余裕時間(TTC)と先行車両530と自車両500との衝突点に到達するまでの時間を用いて判定される。CPU101は、本フラグFe=1でない、すなわち、Fe=0であると判定すると(ステップS204:No)、予防運転支援を実行して(ステップS206)、本処理ルーチンを終了する。予防運転支援は、例えば、制動支援による制動ライン503への予備的な与圧付与や軽制動、運転者への注意を促す報知、障害物から離間する走行レーンへの予備的な走行レーンの変更を促す操舵支援およびアクセルの踏み込み操作を無効または規制する予備的な加速制限を任意に組み合わせることによって実現される。
CPU101は、本フラグFe=1であると判定すると(ステップS204:Yes)、本運転支援を実行して(ステップS208)、本処理ルーチンを終了する。本運転支援による支援レベルは予防運転支援による支援レベルよりも高い、すなわち、支援の度合いが強い。本運転支援は、例えば、制動支援による衝突点における自車両500の停止または極微速度への制動、操舵支援による衝突点における先行車両530から離間する方向への予定軌道変更、およびアクセル操作を無効とする加速制限を任意に組み合わせることによって実現される。
以上説明した第1の実施形態に係る物体検出装置110によれば、イベントカメラ261により複数のレベルの輝度変化レベルを検出することができるので、物体の変動の有無に止まらず、物体の変動の種類を判定し、物体の状態を判定することができる。より具体的には、物体検出装置110は、輝度変化をもたらず物体の変動が、物体の移動に起因する変動であるか、物体の状態の変化に起因する変動であるかを判定することが可能となり、例えば、尾灯を点灯中の先行車両530が相対的な移動状態にある場合と、尾灯を点灯中の先行車両530が制動灯の点灯を伴う制動状態にある場合とを判別することが可能となる。先行車両530が制動灯の点灯を伴う制動状態にあることを検出することによって、予防運転支援を実行することが可能となり、先行車両530と自車両500との衝突や接触の可能性をより低減または防止することができる。
第1の実施形態においては、物体の変動の種類の例として、先行車両530の相対的な移動状態と制動灯を伴う制動状態とを例にとって説明した。その他の例について以下に説明する。物体検出装置110は、第2の輝度変化レベルが検出された際に、制動灯に対応する変化画素とは異なる他の変化画素が先行車両530の非常点滅表示灯の作動を示す場合に、先行車両530は急制動状態にあると判定しても良い。現在の車両は順次、急制動時に非常点滅表示灯を点滅作動させる機能を備えている。具体的には、後部灯火類531に含まれる方向指示器に対応する画素において非常点滅表示灯の点滅作動が輝度変化として検出される場合、あるいは、制動灯の点灯が検出されたイベントカメラ261の撮像画角内において周期的な点滅を示す2つの変化画素が検出される場合に、先行車両530が急制動状態にあると判定することができる。この場合には、制動支援のタイミングを早めたり、制動力を高めたりして、予防運転支援のレベルが高められても良い。
物体検出装置110は、先行車両530に代えて、対向車両540の状態を検出しても良い。例えば、対向車両540が下向き前照灯を消灯している状態にて輝度変化レベルが検出されず、対向車両540が下向き前照灯を点灯または消灯している状態にて第1の輝度変化レベルが検出され、対向車両540がパッシングを行っているパッシング状態にて第2の輝度変化レベルが検出されても良い。この場合には、対向車両540のピッチング挙動に伴う下向き前照灯の鉛直方向における点灯位置のブレと対向車両540のパッシング動作状態とを判別することが可能となる。したがって、対向車両540のパッシング動作を自車両500に対する何らかの注意喚起、例えば、車両通行帯の逸脱や、道路状態の異変の通知と捉え、予防的な操舵支援や制動支援を実行することによって、対向車両540との衝突の回避や軽減、あるいは、道路状態の異変に伴う自車両500への損傷の回避や軽減を実現することができる。
第2の実施形態:
第2の実施形態においては運転支援制御装置100について説明する。第2の実施形態に係る運転支援制御装置100は、車両500に搭載されて用いられ、少なくとも取得部および制御部を備えていれば良い。図1に示す運転支援制御装置100の構成の内、物体検出装置110と同様の構成については同一の符合を付して説明を省略する。運転支援システム10は、運転支援制御装置100に加えて、第1の検出器、第2の検出器および運転支援実行装置31を備えている。
イベントカメラECU26は、物体の変位に伴う物体の輝度の変化を数μs単位で取得可能なイベントカメラ261と接続されており、物体の変動に応じた輝度の変化量、すなわち、輝度変化レベルが予め定められた判定値以上の変化画素が発生すると、変化画素の情報と共に物体に輝度変化が発生したことを示す第1の検出信号を出力する。なお、第2の実施形態におけるイベントカメラ261は、少なくとも第1の判定値に応じた輝度変化レベルを検出可能であり、イベントカメラECU26は、輝度変化レベルが第1の判定値を超えた場合に輝度変化の発生を示す第1の検出信号を出力する。物体の変動には、先行車両530における後部灯火類531の点灯または点滅パターンの変化が含まれる。イベントカメラ261としては、フレーム群からなる検出信号を出力しないイメージセンサの他に、高フレームレート、例えば、1000fpsで物体の変動を識別可能であり、フレーム群からなる検出信号を出力可能な撮像装置が用いられても良い。
図6に示すように、第2の実施形態に係る運転支援制御装置100は、制御部としての中央処理装置(CPU)101およびメモリ102、取得部としての入出力インタフェース103、並びにバス104を備えている。CPU101、メモリ102および入出力インタフェース103はバス104を介して双方向通信可能に接続されている。メモリ102は、イベントカメラ261の検出結果を用いて他車両の予測動作を判定するための予測動作判定プログラムPr3、判定された予測動作に応じて運転支援処理を実行するための運転支援プログラムPr2bを不揮発的且つ読み出し専用に格納するメモリ、例えばROMと、CPU101による読み書きが可能であってフラグ格納領域102aを有するメモリ、例えばRAMとを含んでいる。CPU101はメモリ102に格納されている予測動作判定プログラムPr3および運転支援プログラムPr2bを読み書き可能なメモリに展開して実行することによって運転支援制御装置100の制御部としての機能を実現する。なお、CPU101は、単体のCPUであっても良く、各プログラムを実行する複数のCPUであっても良く、あるいは、複数のプログラムを同時実行可能なマルチコアタイプのCPUであっても良い。図6に示す運転支援制御装置100の構成は、説明を簡単にするために、第1の実施形態に係る物体検出装置110の構成と同一の符合を付して説明し、詳細な説明を省略するが、物体検出装置110と運転支援制御装置100とは別体の装置である。さらに、物体検出装置100または運転支援制御装置100のいずれか一方に、プログラムPr1、Pr2a、Pr2b、Pr3を格納し、1の装置として物体状態判定および予測動作判定の異なる機能が提供されても良い。
第2の実施形態において、イベントカメラ261は、人間の視覚では認識できない時間間隔、例えば、数μs単位の時間間隔で輝度変化する、先行車両530の後部灯火類531の点灯パターンまたは点滅パターンを検出可能である。
第2の実施形態に係る運転支援制御装置100により実行される他車両の予測動作判定処理について説明する。図7および図8に示す処理ルーチンは、例えば、車両の制御システムの始動時から停止時まで、または、スタートスイッチがオンされてからスタートスイッチがオフされるまで、所定の時間間隔、例えば数μsにて繰り返して実行される。CPU101が予測動作判定プログラムPr3を実行することによって図7に示す予測動作判定処理が実行され、運転支援プログラムPr2bを実行することによって、図8に示す運転支援処理が実行される。
CPU101は、入出力インタフェース103を介してイベントカメラ検出信号、すなわち、第1の検出信号を取得し(ステップS300)、入出力インタフェース103を介してRGBカメラ検出信号、すなわち、第2の検出信号を取得する(ステップS302)。なお、RGBカメラ検出信号と共に、あるいは、RGBカメラ検出信号に代えて、第2の検出信号であるレーダ検出信号およびレーザ検出信号の少なくともいずれか一方が取得されても良い。CPU101は、第1の実施形態において説明したように、第2の検出信号を用いて環境認識処理を実行する(ステップS304)。
CPU101は、第1の検出信号から、特定された後部灯火類531の位置およびその近傍における後部灯火類531の表示パターンCpを取得する(ステップS306)。具体的には、CPU101は、第1の検出信号に含まれる後部灯火類531、例えば、尾灯、制動灯および方向指示器のいずれか1つ、またはこれらの任意の組み合わせによって表示される点灯パターンまたは点滅パターンの情報を取得する。表示パターンCpは、先行車両530の挙動または挙動の予告を示す予め定められた表示パターンであり、発光パターンということも可能であり、人の視覚によっては点灯したことが判別できない程度の点灯時間、例えば、0.001[s]以下での繰り返し点灯や、人の視覚によっては点滅していることが判別できない程度の点滅間隔、例えば、0.01[s]以下の間隔または100Hz以上の点灯周波数での点滅により実現され得る。また、表示パターンCpには、後部灯火類531を構成するLEDのデューティパターン、例えば、規則的で一定の点滅パターン、規則的で可変の点滅パターン、あるいは、LEDの点滅周期(デューティパターン)、例えば、異なる点灯周波数パターンが含まれる。なお、表示パターンCpの取得は、今回の処理タイミングにおいて取得された第1の検出信号が示す輝度により表される表示パターンの取得であり、先行車両530の後部灯火類531において輝度変化が発生していない場合には、輝度パターンは含まれておらず、以降の処理において表示パターンCpは検出されない。
CPU101は、表示パターンCpが他車両、すなわち、先行車両530がアクセルオフ状態に移行することを示すアクセルオフパターンAに一致するか否かを判定する(ステップS308)。CPU101は、表示パターンCp=Aであると判定すると(ステップS308:Yes)、先行車両530がアクセルオフ状態に移行することを示すアクセルオフフラグFaをオン、すなわち、Fa=1に設定し(ステップS310)、メモリ102のフラグ格納領域102aに格納する。CPU101は、表示パターンCp=Aでないと判定すると(ステップS308:No)、ステップS312に移行する。この際、CPU101は、アクセルオフフラグFa=0に設定しても良い。先行車両530においては、例えば、アクセルペダルがオフされると、先行車両530がアクセルオフ状態に移行またはアクセルオフ状態にあると判断され、例えば、尾灯または制動灯がアクセルオフパターンAにて点灯または点滅される。なお、先行車両530がアクセルオフ状態または急アクセルオフ状態に移行若しくはアクセルオフ状態または急アクセルオフ状態にあるか否かの判定は、第1の実施形態において設定される予防フラグFp=1、すなわち、先行車両530が制動灯の点灯を伴う制動状態にないことを条件に実行される。
CPU101は、表示パターンCpが、先行車両530が急アクセルオフ状態に移行することを示すアクセルオフパターンBに一致するか否かを判定する(ステップS312)。CPU101は、表示パターンCp=Bであると判定すると(ステップS312:Yes)、先行車両530が急アクセルオフ状態に移行することを示す急アクセルオフフラグFsaをオン、すなわち、Fsa=1に設定し(ステップS314)、メモリ102のフラグ格納領域102aに格納する。CPU101は、表示パターンCp=Bでないと判定すると(ステップS312:No)、ステップS316に移行する。この際、CPU101は、急アクセルオフフラグFsa=0に設定しても良い。先行車両530においては、例えば、アクセルペダルの時間当たりにアクセルオフ操作量が急アクセルオフしきい値以上オフされるとなった場合、あるいは、アクセルオフによって車両の減速Gが急アクセルオフ検出G以上となった場合に、先行車両530が急アクセルオフ状態に移行または急アクセルオフ状態にあると判断され、例えば、尾灯または制動灯が急アクセルオフパターンBにて点灯または点滅される。
CPU101は、表示パターンCpが、急制動状態に移行することを示す急制動パターンCに一致するか否かを判定する(ステップS316)。CPU101は、表示パターンCp=Cであると判定すると(ステップS316:Yes)、先行車両530が急制動状態に移行することを示す急制動フラグFsbをオン、すなわち、Fsb=1に設定し(ステップS318)、メモリ102のフラグ格納領域102aに格納する。CPU101は、表示パターンCp=Cでないと判定すると(ステップS316:No)、ステップS320に移行する。この際、CPU101は、急制動フラグFsb=0に設定しても良い。先行車両530においては、例えば、ブレーキペダルの時間当たりの踏み込み量が急制動判定値以上となった場合、あるいは、ブレーキペダルの踏み込みによって車両の減速Gが急制動検出G以上となった場合に、先行車両530が急制動状態に移行または急制動状態にあると判断され、例えば、制動灯が急制動パターンCにて点灯または点滅される。なお、先行車両530が急制動状態に移行または急制動状態にあるか否かの判定は、第1の実施形態において設定される予防フラグFp=1、すなわち、先行車両530が制動灯の点灯を伴う制動状態にあることを条件に実行されても良い。すなわち、先行車両530が制動灯の点灯を伴う制動状態にあることを前提に、制動灯を点滅パターンCで点滅させることによって、CPU101は、先行車両530が急制動状態に移行する可能性が高いことを予測することができる。
CPU101は、先行車両530と自車両500との距離Dbが距離判定しきい値D1未満であるか否かを判定する(ステップS320)。CPU101は、Db<D1でない、すなわち、Db≧D1であると判定すると(ステップS320:No)、本処理ルーチンを修了する。先行車両530と自車両500との距離Dbが距離判定しきい値D1以上の場合には、直ちに先行車両530と自車両500との衝突が発生する可能性はなく、予防運転支援処理の実行は要せず、通常の運転支援により対応可能であるからである。CPU101は、Db<D1であると判定すると(ステップS320:Yes)、メモリ102のフラグ格納領域102aにアクセスし、急アクセルオフフラグFsa=1であるか否かを判定する(ステップS322)。CPU101は、急アクセルオフフラグFsa=1でない、すなわち、Fsa=0であると判定すると(ステップS322:No)、ステップS326に移行する。CPU101は、急アクセルオフフラグFsa=1であると判定すると(ステップS322:Yes)、減速予測フラグFpbをオン、すなわち、Fpb=1に設定し(ステップS324)、ステップS326に移行する。減速予測フラグFpbは、先行車両530が減速状態に移行する可能性の有無を示し、Fpb=1の場合に減速状態に入る可能性が有ることが示される。すなわち、アクセルペダルの急激なオフ操作は、先行車両530における速度維持のためのアクセルオフ操作には該当せず、少なくとも、先行車両530は減速状態に移行することを意味し、続いてブレーキペダルが操作される可能性が高いからである。
ステップS326において、CPU101は、メモリ102のフラグ格納領域102aにアクセスし、急制動フラグFsb=1であるか否かを判定する。CPU101は、急制動フラグFsb=1でない、すなわち、Fsb=0であると判定すると(ステップS326:No)、本処理ルーチンを修了する。CPU101は、急制動フラグFsb=1であると判定すると(ステップS326:Yes)、減速確定フラグFebをオン、すなわち、Feb=1に設定し(ステップS328)、本処理ルーチンを修了する。減速確定フラグFebは、先行車両530が高い減速状態に移行する可能性が高いことを示し、Fpb=1の場合に高い減速状態に移行しつつあることが示される。すなわち、アクセルペダルの急オフ操作の後の、ブレーキペダルの急制動操作は、先行車両530が高い減速度で減速状態に移行することを意味し、迅速な運転支援が実行される。
図8を参照して、他車両の予測動作の判定結果である減速予測フラグFpbおよび減速確定フラグFebを用いた運転支援処理について説明する。図8に示す運転支援処理は、CPU101が運転支援プログラムPr2bを実行することによって実現される。CPU101は、メモリ102のフラグ格納領域102aから減速フラグを読み出す(ステップS400)。CPU101は、減速予測フラグFpb=1であるか否かを判定し(ステップS402)、Fpb=1でない、すなわち、Fpb=0であると判定すると(ステップS402:No)、本処理ルーチンを終了する。この場合、先行車両530は制動状態になく、あるいは、先行車両530と自車両500とは十分に離れており運転支援処理の実行は求められないからである。
CPU101は、減速予測フラグFpb=1であると判定すると(ステップS402:Yes)、減速確定フラグFeb=1であるか否かを判定する(ステップS404)。減速確定フラグFebは、先行車両530が急制動状態にある場合に1に設定されるフラグであり、自車両500と先行車両530との衝突可能性が高いことを示す。衝突可能性は、例えば、一般的に用いられている衝突余裕時間(TTC)と先行車両530と自車両500との衝突点に到達するまでの時間を用いて判定される。CPU101は、減速確定フラグFeb=1でない、すなわち、Feb=0であると判定すると(ステップS404:No)、予防運転支援を実行して(ステップS406)、本処理ルーチンを終了する。予防運転支援は、例えば、制動支援による制動ライン503への予備的な与圧付与や軽制動、運転者への注意を促す報知、先行車両530から離間する走行レーンへの予備的な走行レーンの変更を促す操舵支援およびアクセルの踏み込み操作を無効または規制する予備的な加速制限を任意に組み合わせることによって実現される。
CPU101は、減速確定フラグFeb=1であると判定すると(ステップS404:Yes)、本運転支援を実行して(ステップS408)、本処理ルーチンを終了する。本運転支援による支援レベルは予防運転支援による支援レベルよりも高い、すなわち、支援の度合いが強い。本運転支援は、例えば、制動支援による衝突点における自車両500の停止または極微速度への制動、操舵支援による衝突点における先行車両530から離間する方向への予定軌道変更、およびアクセル操作を無効とする加速制限を任意に組み合わせることによって実現される。
以上説明した第2の実施形態に係る運転支援制御装置100によれば、イベントカメラ261によって、先行車両530の後部灯火類531により示される先行車両530の予測挙動を示す表示パターンを検出することができるので、先行車両530の挙動を予測することができる。この結果、予測される先行車両530の挙動に対処した運転支援を実行することができる。すなわち、先行車両530の後部灯火類531によって示される表示パターンは、先行車両530における実際の挙動変化に先立って表示されるので、運転支援制御装置100は、迅速に先行車両530の挙動を予測し、先行車両530の具体的な挙動、例えば、減速を検出する前に予防的な運転支援を実行可能となり、先行車両530との衝突回避の可能性をさらに向上させることが可能となる。表示パターンは、人の視覚によっては判別不能である高速な時間態様にて表示されるので、表示パターンより自車両500の運転者による先行車両530の挙動の誤認も防止される。先行車両530の後部灯火類531により示される表示パターンおよび自車両500における表示パターンの検出は、他の車両の挙動や状態を自車両500に通知するための車車間通信の一形態と言うことができる。
他の実施形態:
(1)第2の実施形態において、運転支援の対象となる他車両は、先行車両530であるが、対向車両540であっても良い。この場合、対向車両540の方向指示器が既述の表示パターンに従って点灯または点滅することによって、自車両500に対して対向車両540の挙動を通知することができる。対向車両540の挙動としては、例えば、車速が予め定められた車速以上であること、急加速中であること、操舵操作にばらつきがあることが含まれ、これら挙動を予め取得することによって、対向車両540との衝突を回避するための操舵支援や制動支援といった運転支援に備えた予防運転支援を実行することができる。
(2)第2の実施形態における先行車両530は、先行車両530の挙動を検出するための加速度センサ、ヨーレートセンサ、アクセル開度センサ、ブレーキ踏み込み量センサ等を備えており、これらセンサによって得られた挙動の予兆、すなわち、先行車両530の挙動変化が実際に現れる前の極めて初期に出力される検出信号を用いて予測挙動を決定する機能を有している。先行車両530は、決定した予測挙動に応じて予め関連付けられている表示パターンを選択し、選択した表示パターンによって後部灯火類531を点灯または点滅させる機能を有している。第2の実施形態に係る運転支援システム10は、運転支援制御装置100に加えて、このような、他車両を含んで構成され得る。なお、後部灯火類531はLEDに限られず、例えば、レーザ光等に既述の極めて短い点灯時間、あるいは、点灯間隔(点滅間隔)を実現できる光源であれば良い。
(3)上記各実施形態においては、CPU101が物体状態判定プログラムPr1、運転支援プログラムPr2a、Pr2bおよび予測動作判定プログラムPr3を実行することによって、ソフトウェア的に物体状態判定処理、運転支援処理並びに予測動作判定処理を実行する制御部が実現されているが、予めプログラムされた集積回路またはディスクリート回路によってハードウェア的に実現されても良い。すなわち、上記各実施形態における制御部およびその手法は、コンピュータプログラムにより具体化された一つまたは複数の機能を実行するようにプログラムされたプロセッサおよびメモリを構成することによって提供された専用コンピュータにより、実現されてもよい。あるいは、本開示に記載の制御部およびその手法は、一つ以上の専用ハードウェア論理回路によってプロセッサを構成することによって提供された専用コンピュータにより、実現されてもよい。もしくは、本開示に記載の制御部およびその手法は、一つまたは複数の機能を実行するようにプログラムされたプロセッサおよびメモリと一つ以上のハードウェア論理回路によって構成されたプロセッサとの組み合わせにより構成された一つ以上の専用コンピュータにより、実現されてもよい。また、コンピュータプログラムは、コンピュータにより実行されるインストラクションとして、コンピュータ読み取り可能な非遷移有形記録媒体に記憶されていてもよい。
以上、実施形態、変形例に基づき本開示について説明してきたが、上記した発明の実施の形態は、本開示の理解を容易にするためのものであり、本開示を限定するものではない。本開示は、その趣旨並びに特許請求の範囲を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本開示にはその等価物が含まれる。たとえば、発明の概要の欄に記載した各形態中の技術的特徴に対応する実施形態、変形例中の技術的特徴は、上述の課題の一部又は全部を解決するために、あるいは、上述の効果の一部又は全部を達成するために、適宜、差し替えや、組み合わせを行うことが可能である。また、その技術的特徴が本明細書中に必須なものとして説明されていなければ、適宜、削除することが可能である。
10…運転支援システム、26…イベントカメラECU、261…イベントカメラ、31…運転支援実行装置、100…運転支援制御装置、110…物体検出装置、101…CPU、102…メモリ、103…取得部、500…車両、物体状態判定プログラム…Pr1、Pr2a、Pr2b…運転支援プログラム、Pr3…予測動作判定プログラム。

Claims (5)

  1. 車両(500)における物体検出装置(110)であって、
    複数の画素を有し、物体(530、540)の変動に応じて輝度が変化した変化画素の輝度変化レベルの情報を含む第1の検出信号を出力する第1の検出器(26、261)と、
    物体の形状情報を含む第2の検出信号を出力する第2の検出器(221)と、
    前記第2の検出信号に含まれる物体の形状情報と、前記第1の検出信号に含まれる前記輝度変化レベルが、物体の変動を示す第1の輝度変化レベルに該当するか否か、前記第1の輝度変化レベルよりも大きく物体の変動の種類を示す第2の輝度変化レベルに該当するか否かと、に応じて、他車両の状態を判定する制御部(101、Pr1)と、を備える物体検出装置。
  2. 請求項1に記載の物体検出装置において、
    前記制御部は、前記輝度変化レベルが前記第1の輝度変化レベルである場合に、前記物体が尾灯を点灯した状態にあると判定し、前記輝度変化レベルが前記第2の輝度変化レベルである場合に、前記物体が制動灯の点灯を伴う制動状態にあると判定する、物体検出装置。
  3. 請求項2に記載の物体検出装置において、
    前記制御部はさらに、前記輝度変化レベルが前記第2の輝度変化レベルであると共に、前記変化画素とは異なる他の変化画素が前記物体の非常点滅表示灯の作動を示す場合に、前記物体が急制動状態にあると判定する、物体検出装置。
  4. 請求項1に記載の物体検出装置において、
    前記制御部はさらに、前記輝度変化レベルが第1の輝度変化レベルである場合に、前記物体が前照灯を点灯または消灯した状態にあると判定し、前記輝度変化レベルが前記第2の輝度変化レベルである場合に、前記物体がパッシング状態にあると判定する、物体検出装置。
  5. 車両(500)における物体検出方法であって、
    複数の画素を有し、物体の変動に応じて輝度が変化した変化画素の輝度変化レベルの情報を含む第1の検出信号を取得し、
    物体の形状情報を含む第2の検出信号を取得し、
    前記第2の検出信号に含まれる物体の形状情報と、前記第1の検出信号に含まれる前記輝度変化レベルが、物体の変動を示す第1の輝度変化レベルに該当するか否か、前記第1の輝度変化レベルよりも大きく物体の変動の種類を示す第2の輝度変化レベルに該当するか否かと、に応じて、他車両の状態を判定すること、を備える物体検出方法。
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