JP7243113B2 - 距離算出装置、距離算出方法及び距離算出プログラム - Google Patents

距離算出装置、距離算出方法及び距離算出プログラム Download PDF

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Description

本発明は、距離算出装置、距離算出方法及び距離算出プログラムに関する。
従来、ユーザー等の移動位置を示す軌跡の概要を高速にプロット表示することのできるナビゲーション装置が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2000-193466号公報
しかしながら、上記特許文献1に開示されているナビゲーション装置では、GPS(Global Positioning System)モジュールにより測位を行っているため電波状況の影響を大きく受ける。特に、当該ナビゲーション装置をユーザーが身に着けて使用する場合、アンテナの向きが最適方向から大きく異なった状態で継続使用されることもあり、これに周囲の建築物の影響が加わると大きな位置誤差を生じることとなり、正確な測位を行い難い。
そこで、従来、位置誤差を軽減するための処理として、フィルタリングやスムージングが用いられている。例えば、ナビゲーション装置においては自装置の位置をリアルタイムに見せることが重視されるため、通常、フィルタリングが用いられるが、電波状況が悪化してきたときには推定位置が後方に遅れがちとなる。これは誤差が大きいと思われる情報はその寄与を小さくせざるを得ず、進行している方向への推進力を弱める働きをするためである。よって、ランニング時にナビゲーション装置を用いる場合、移動距離に関する情報(例えば、5キロ地点を今通過などの情報)が重要視されるため、この遅れは重要な問題となる。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであり、移動距離の誤差を軽減するとともに当該移動距離に関する情報をリアルタイムで提示することができる距離算出装置、距離算出方法及び距離算出プログラムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明に係る距離算出装置は、
衛星測位システムからの受信情報に基づき各時刻の位置データを出力する出力手段と、
過去のある時刻とその前後の時刻の複数の位置データの平均である平滑化位置情報を当該ある時刻の位置情報として算出する平滑化手段と、
前記平滑化手段によって算出された前記ある時刻の位置情報を当該ある時刻の確定位置情報として算出する確定位置算出手段と、
前記確定位置算出手段により算出された前記確定位置情報に基づいて、所定の時刻から前記ある時刻までの確定移動距離を算出する第1の距離算出手段と、
ユーザーの前記ある時刻までの所定の体動情報に基づいて、体動単位あたりの移動距離を算出する第2の距離算出手段と、
前記ある時刻から現在までの間に生じた体動単位数と前記第2の距離算出手段により算出された前記体動単位あたりの移動距離に基づいて、前記ある時刻から現在までの間に移動した直近経過距離を算出する第3の距離算出手段と、
前記第1の距離算出手段により算出された前記確定移動距離に、前記第3の距離算出手段により算出された直近経過距離を加算して、前記所定の時刻から現在までの総合移動距離を算出する第4の距離算出手段と、
を備えることを特徴とする。
本発明によれば、移動距離の誤差を軽減するとともに当該移動距離に関する情報をリアルタイムで提示することができる。
走行軌跡表示システムの全体構成を示す概念図である。 測位装置の機能構成を示すブロック図である。 距離算出処理を示すフローチャートである。 第1の平滑化処理を説明するための図である。 第2の平滑化処理を説明するための図である。 現在位置までの総合移動距離の算出方法を説明するための図である。 (a)はローパスフィルタに掛けられる前の鉛直軸方向の加速度を示すグラフであり、(b)はローパスフィルタに掛けられた後の鉛直軸方向の加速度を示すグラフである。
以下、添付図面を参照して本発明に係る実施の形態を詳細に説明する。なお、本発明は、図示例に限定されるものではない。
まず、図1を参照して、本実施の形態の全体構成を説明する。図1は、本実施の形態の走行軌跡表示システム1を示す概念図である。
図1に示すように、走行軌跡表示システム1は、測位装置10と、軌跡作成及び表示装置20とを備える。
測位装置10は、当該装置を装着したユーザーの動きや位置を逐次検知可能な各種のセンサが内蔵された装置である。測位装置10は、例えば、ランニング時にユーザーの腰に装着され、各種の指標(例えば、走行距離、ピッチ、ストライドなど)を軌跡作成及び表示装置20に出力する。また、測位装置10は、ランニング時に逐次算出される確定位置情報をランニング終了後に軌跡作成及び表示装置20に出力する。
軌跡作成及び表示装置20は、ランニング時にユーザーが携帯可能な装置であり、測位装置10から得た各種の指標(例えば、走行距離、ピッチ、ストライドなど)を表示する。また、軌跡作成及び表示装置20は、測位装置10から得た確定位置情報(ログ情報)を元に走行軌跡を示す軌跡情報を作成し、走行軌跡を表示する。この軌跡作成及び表示装置20としては、例えば、スマートフォンや、腕時計型表示器等のウェアラブル端末等が挙げられる。
次に、図2を参照して、測位装置10の内部の機能構成を説明する。図2は、測位装置10の機能構成を示すブロック図である。
図2に示すように、測位装置10は、制御部11と、記憶部12と、GNSS計測部13と、角速度計測部14と、加速度計側部15と、軸補正部16と、信号処理部17と、送信部18とを備える。
制御部(確定位置算出手段、第1の距離算出手段、第2の距離算出手段、第3の距離算出手段、第4の距離算出手段、平滑化手段(第1の平滑化手段)、第2の平滑化手段)11は、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)等により構成される。制御部11のCPUは、記憶部12に記憶されているシステムプログラムや各種処理プログラムを読み出してRAM内に展開し、展開されたプログラムに従って各種処理を実行し、測位装置10各部の動作を制御する。
記憶部12は、不揮発性の半導体メモリやハードディスク等により構成される。記憶部12は、制御部11で実行される各種プログラムやプログラムにより処理の実行に必要なパラメータを記憶する。また、記憶部12は、信号処理部17による処理結果等のデータを記憶する。
GNSS計測部(出力手段)13は、測位装置10の現在位置(緯度、経度、高度)や、方位、速度等を計測する部分であり、衛星測位システムからの所定の情報を受信可能なGNSS(Global Navigation Satellite System)受信機が用いられる。GNSS計測部13は、所定時間(例えば、1秒)ごとに、測位装置10の現在位置、方位(ドップラー方位)、速度等を示すGNSSデータを信号処理部17に出力する。
角速度計測部14は、測位装置10の角速度を計測する部分であり、ジャイロセンサが用いられる。角速度計測部14は、互いに直交する3軸方向を中心とする角速度を所定のサンプリング周期(例えば、200Hz)で検出する。そして、角速度計測部14は、検出された各軸を中心とする角速度に対応する角速度データを軸補正部16に出力する。
加速度計側部15は、測位装置10の加速度を計測する部分であり、加速度センサが用いられる。加速度計側部15は、互いに直交する3軸方向の加速度を所定のサンプリング周期(例えば、200Hz)で検出する。そして、加速度計側部15は、検出された各軸の加速度に対応する加速度データを軸補正部16に出力する。
軸補正部16は、角速度計測部14及び加速度計側部15より入力された各データ、すなわちセンサ座標系を基準とする各データをランニング動作に対して普遍なワールド座標系を基準とするデータに変換する。そして、軸補正部16は、変換されたワールド座標系を基準とするデータを信号処理部17に出力する。なお、センサ座標系からワールド座標系へのデータの変換方法は、公知であるため詳しい説明は省略する。
信号処理部17は、軸補正部16でセンサ座標系からワールド座標系へ変換された鉛直軸回りの角速度データを、GNSS計測部13で計測された方位データ(GNSS方位データ)を用いて修正するジャイロ方位修正処理等を行う。
なお、信号処理部17は、所定のロジック回路から構成されているが、当該構成は一例であってこれに限られるものではない。例えば、信号処理部17は、その処理の内容に応じてロジック回路と制御部11の両方で分担して当該処理を実行するようにしても良い。
送信部18は、測位装置10が算出した各種の指標(例えば、走行距離、ピッチ、ストライドなど)や、確定位置情報を軌跡作成及び表示装置20に送信する部分であり、例えば、USB端子などの有線式の通信部や、Bluetooth(登録商標)などの無線規格を採用した送信部である。
次に、図3を参照して、制御部11で実行される距離算出処理を説明する。図3は、距離算出処理を示すフローチャートである。
図3に示すように、まず、制御部11は、GNSS計測部13から毎秒ごとに出力される位置データをスムージング用バッファに順次バッファリングしていき、当該スムージングバッファが満たされたか否かを判定する(ステップS1)。
ステップS1において、スムージングバッファが満たされていないと判定された場合(ステップS1;NO)、制御部11は、スムージングバッファが満たされるまでの間、距離算出処理の実行を待機する。
一方、ステップS1において、スムージングバッファが満たされたと判定された場合(ステップS1;YES)、制御部11は、送信部18を介して、「準備完了」のメッセージを軌跡作成及び表示装置20に送信する(ステップS2)。ここで、軌跡作成及び表示装置20がこの「準備完了」のメッセージを受信し当該メッセージを表示することによって、当該メッセージの表示を視認したユーザーがランニングを開始することとなる。また、このとき、ユーザーは軌跡作成及び表示装置20のスタートボタン(図示省略)を押下操作することでランニングの開始位置を決定することができるようになっている。
次いで、制御部11は、第1の平滑化処理を行う(ステップS3)。具体的には、例えば、図4に示すように、第1の平滑化処理を行うにあたり、9秒間の各位置データを一つの処理単位とする。図中では0番から8番の各丸囲み数字を各秒における位置データとして表している。制御部11は、まず、0番と6番の位置データ、1番と7番の位置データ、2番と8番の位置データの各2点間の方位(ドップラー方位)の差の平均値を算出し、この平均値をこの区間でのカーブ角度とする。また、制御部11は、この区間全体、すなわち0番から8番の各位置データによる方位の平均値を算出し、この平均値をこの区間での進行方向とする。ここで、0番から8番の各位置データに対して、進行方向成分については平均値を、進行方向に垂直な成分については中央値をとり、これを平滑化位置情報(第1の平滑化位置情報)とする。
そして、制御部11は、図4に示すように、カーブ角度が30度未満の場合、平滑化位置情報を4番の位置情報(第1の位置情報)とする。一方、制御部11は、カーブ角度が30度以上の場合、4番の位置データと平滑化位置情報との距離が所定値未満であれば、4番の位置データを4番の位置情報(第1の位置情報)とする。また、制御部11は、4番の位置データと平滑化位置情報との距離が所定値以上であれば、4番の位置データと平滑化位置情報をカーブ度合いに応じて混合したものを4番の位置情報(第1の位置情報)とする。
より具体的には、例えば、制御部11は、4番の位置データと平滑化位置情報との距離(RSd)が所定値(Md)以上であり、かつ、RSd<Md×2の条件を満たす場合には、次式に基づき算出された位置情報を4番の位置情報(第1の位置情報)とする。
位置情報=MF×平滑化位置情報+(1-MF)×4番の位置データ
混合比(MF)=(RSd-Md)/Md
一方、4番の位置データと平滑化位置情報との距離(RSd)が所定値(Md)以上であり、かつ、RSd≧Md×2の条件を満たす場合には、平滑化位置情報を4番の位置情報(第1の位置情報)とする。
次いで、制御部11は、第1の平滑化処理により算出された第1の位置情報を順次バッファリングする(ステップS4)。
次いで、制御部11は、第2の平滑化処理を行う(ステップS5)。具体的には、例えば、図5に示すように、第2の平滑化処理を行うにあたり、7秒間の各位置情報(第1の位置情報)を一つの処理単位とする。図中では0番から6番の各丸囲み数字を各秒における位置情報として表している。制御部11は、この区間全体、すなわち0番から6番の各位置情報による方位の平均値を算出し、この平均値をこの区間での進行方向とする。ここで、0番から6番の各位置情報に対して、進行方向成分については平均値を、進行方向に垂直な成分については中央値をとり、これを平滑化位置情報(第2の平滑化位置情報)とし、制御部11は、当該平滑化位置情報を3番の位置情報(第2の位置情報)とする。
次いで、制御部11は、第2の平滑化処理により算出された第2の位置情報を確定位置情報として、当該第2の位置情報が算出された位置までの確定移動距離を算出する(ステップS6)。また、制御部11は、確定移動距離を算出する際、うねりによる累積誤差を軽減するため、第1の平滑化処理の際に算出したカーブ角度が所定の閾値未満である部分は直線部分と見なし、1秒ごとの距離計測ではなく、10秒前の位置との直線距離をとり、その1/10をその秒での移動距離とする。一方、制御部11は、カーブ角度が所定の閾値以上である部分はカーブ部分と見なし、当該カーブ部分では1秒ごとの位置の直線距離をその秒での移動距離とする。
ここで、上述のように第1の平滑化処理と第2の平滑化処理が行われることにより、図6に示すように、現在位置から7秒遡った位置(7番)までの第2の位置情報(確定位置情報)のみが得られることとなる。つまり、制御部11は、ランニングが開始されたスタート位置から7番の位置までの確定移動距離を算出することとなるので、現在位置から遡ること7秒間(0番から7番)の移動距離は後述する直近経過距離として算出することとなる。
次いで、制御部11は、直近経過距離の算出の際に用いられるユーザーのストライドを算出する(ステップS7)。具体的には、制御部11は、図6に示すように、現在位置から7秒遡った位置から更に遡ること10秒分の累積距離をユーザーの歩数で除することによって、当該ユーザーのストライドを算出する。図7(a)は、測位装置10により測定された鉛直軸方向の加速度を示すグラフであり、同図(b)は、同図(a)のグラフをカットオフ4Hzのローパスフィルタで処理した後のグラフであり、当該グラフにおける極大値を数えることで歩数を導出可能となっている。
次いで、制御部11は、ステップS7で算出されたストライドに基づき最新の確定位置から現在位置までの直近経過距離を算出する(ステップS8)。具体的には、制御部11は、図6に示すように、最新の確定位置(7番の位置)から現在位置(0番の位置)までの7秒間の歩数にステップS7で算出されたストライドを乗ずることによって直近経過距離を算出する。
次いで、制御部11は、ステップS6で算出された確定移動距離にステップS8で算出された直近経過距離を加算し、ランニングが開始されたスタート位置から現在位置までの総合移動距離を算出する(ステップS9)。
次いで、制御部11は、送信部18を介して、ステップS9で算出された総合移動距離を軌跡作成及び表示装置20に送信する(ステップS10)。ここで、軌跡作成及び表示装置20がこの総合移動距離を受信し当該総合移動距離を表示することによって、当該総合移動距離をユーザーに提示することができるようになっている。
次いで、制御部11は、処理をステップS3に戻し、測位装置10に設けられた終了ボタン(図示省略)の押下操作がなされるまでの間、それ以降の処理を繰り返し行う。なお、距離算出処理は、上記終了ボタンの押下操作がなされてから所定時間(例えば、10秒)が経過した後に終了するようになっている。そして、ランニング終了後、測位装置10より確定位置情報が軌跡作成及び表示装置20に逐次送信されることによって、軌跡作成及び表示装置20において走行軌跡が作成され表示されることとなる。
以上のように、本実施形態によれば、測位装置10は、衛星測位システムからの受信情報に基づき各時刻の位置データを出力し、過去のある時刻での確定位置情報を当該ある時刻とその前後の時刻の複数の位置データに基づいて算出し、算出された確定位置情報に基づいて、所定の時刻からある時刻までの確定移動距離を算出したこととなる。また、測位装置10は、自装置を装着したユーザーの上記ある時刻までの所定の体動情報に基づいて、体動単位あたりの移動距離を算出し、上記ある時刻から現在までの間に生じた体動単位数と体動単位あたりの移動距離に基づいて、上記ある時刻から現在までの間に移動した直近経過距離を算出したこととなる。そして、測位装置10は、算出された確定移動距離に直近経過距離を加算して、所定の時刻から現在までの総合移動距離を算出したこととなる。
したがって、測位装置10によれば、衛星測位システムからの受信情報に基づき得られる各時刻の位置データに対してはスムージングを用いて過去のある時刻までの位置情報を確定していき正確な累積距離を算出するとともに、当該ある時刻から現在までの間についてはその時点でのストライド(体動単位あたりの移動距離)と歩数(体動単位数)から距離(直近経過距離)を算出し、両者を合わせることで現在までの移動距離を導出することができるので、移動距離の誤差を軽減するとともに当該移動距離に関する情報をリアルタイムで提示することができる。
また、本実施形態によれば、測位装置10は、ある時刻とその前後の時刻の複数の位置データの平均である第1の平滑化位置情報を当該ある時刻の第1の位置情報として算出するとともに、ある時刻とその前後の時刻の複数の第1の位置情報の平均である第2の平滑化位置情報を当該ある時刻の第2の位置情報として算出し、算出されたある時刻の第2の位置情報を当該ある時刻の確定位置情報として算出したこととなる。
したがって、2度の平滑化処理を行うことにより確定位置情報を算出するようにしているので、確定位置情報の精度を向上させることができる。
また、本実施形態によれば、測位装置10は、ある時刻とその前後の時刻を含む所定区間におけるカーブ角度を求め、当該カーブ角度が所定の閾値未満の場合、第1の平滑化位置情報を当該ある時刻の第1の位置情報として算出し、当該カーブ角度が所定の閾値以上の場合、ある時刻の位置データが示す位置と第1の平滑化位置情報が示す位置との距離が所定の閾値未満のときは、当該ある時刻の位置データを当該ある時刻の第1の位置情報として算出する一方で、当該距離が所定の閾値以上のときは、当該ある時刻の位置データが示す位置と当該第1の平滑化位置情報が示す位置とをカーブ度合いに応じて混合した位置に係る位置情報を当該ある時刻の第1の位置情報として算出したこととなる。
したがって、第1の平滑化処理では、走行時のカーブ角度を考慮して第1の位置情報を算出するようにしているので、第1の位置情報の精度を向上させることができ、延いては確定位置情報の精度をより向上させることができる。
また、本実施形態によれば、測位装置10は、上記カーブ角度が所定の閾値未満の場合、当該カーブ角度が所定の閾値未満である所定区間中のある時刻の確定位置情報が示す位置と所定時間前の確定位置情報が示す位置との直線距離を求め、当該直線距離を当該所定時間で除した値を当該ある時刻に達するまでの単位時間あたりの確定移動距離として算出し、上記カーブ角度が所定の閾値以上の場合、当該カーブ角度が所定の閾値以上である所定区間中のある時刻の確定位置情報が示す位置と当該ある時刻の直近の時刻の確定位置情報が示す位置との直線距離を当該直近の時刻から当該ある時刻までの確定移動距離として算出するので、うねりによる累積距離の誤差を軽減することができる。
なお、以上本発明の実施形態について説明したが、本発明は、かかる実施形態に限定されず、その要旨を逸脱しない範囲で、種々変形が可能であることは言うまでもない。
例えば、上記実施形態では、第1の平滑化処理と第2の平滑化処理との二度の平滑化処理を行うことにより、ある時刻での確定位置情報を算出するようにしたが、第1の平滑化処理を一度行うことにより、当該ある時刻での確定位置情報を算出するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、測位装置10によって測定された鉛直軸方向の加速度に基づいて歩数を算出するようにしたが、当該歩数の算出方法はこれに限らず、例えば、ユーザーの腰を横(左右方向)に貫く軸回りの角速度(ジャイロ値)の周期から算出するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、鉛直軸回りの腰の回転角の振幅も記憶しておき、直近経過距離を算出する際に、当該振幅がストライドの算出時よりも小さい場合は、当該ストライドを小さくし、当該振幅がストライドの算出時よりも大きい場合は、当該ストライドを大きくするように補正を行って直近経過距離を計算するようにしてもよい。具体的には、例えば、鉛直軸回りの腰の回転角の振幅の変化率に0.5を乗じたものをストライドの変化率とする。なお、この係数は個人差が大きいのでデータの積み重ねに合わせて学習させることが望ましい。
また、上記実施形態においては、測位装置10において確定位置情報の算出と当該確定位置情報に基づく軌跡情報の作成を行い、作成した軌跡情報を軌跡作成及び表示装置20に送信(出力)するようにしてもよい。
また、上記実施形態においては、測位装置10において、確定位置算出手段、第1の距離算出手段、第2の距離算出手段、第3の距離算出手段、第4の距離算出手段、平滑化手段(第1の平滑化手段)、第2の平滑化手段、としての機能を実施するようにしたが、測位装置10が、角速度及び加速度を計測し、計測した速度及び加速度のデータを軌跡作成及び表示装置20に送信(出力)し、軌跡作成及び表示装置20において、確定位置算出手段、第1の距離算出手段、第2の距離算出手段、第3の距離算出手段、第4の距離算出手段、平滑化手段(第1の平滑化手段)、第2の平滑化手段、としての機能を実施するようにしてもよい。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明の範囲は、上述の実施の形態に限定するものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲をその均等の範囲を含む。
以下に、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲に記載した発明を付記する。付記に記載した請求項の項番は、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲の通りである。
〔付記〕
<請求項1>
衛星測位システムからの受信情報に基づき各時刻の位置データを出力する出力手段と、
過去のある時刻での確定位置情報を当該ある時刻とその前後の時刻の複数の前記位置データに基づいて算出する確定位置算出手段と、
前記確定位置算出手段により算出された前記確定位置情報に基づいて、所定の時刻から前記ある時刻までの確定移動距離を算出する第1の距離算出手段と、
ユーザーの前記ある時刻までの所定の体動情報に基づいて、体動単位あたりの移動距離を算出する第2の距離算出手段と、
前記ある時刻から現在までの間に生じた体動単位数と前記第2の距離算出手段により算出された前記体動単位あたりの移動距離に基づいて、前記ある時刻から現在までの間に移動した直近経過距離を算出する第3の距離算出手段と、
前記第1の距離算出手段により算出された前記確定移動距離に、前記第3の距離算出手段により算出された直近経過距離を加算して、前記所定の時刻から現在までの総合移動距離を算出する第4の距離算出手段と、
を備えることを特徴とする距離算出装置。
<請求項2>
ある時刻とその前後の時刻の複数の位置データの平均である平滑化位置情報を当該ある時刻の位置情報として算出する平滑化手段を備え、
前記確定位置算出手段は、前記平滑化手段によって算出された前記ある時刻の位置情報を当該ある時刻の確定位置情報として算出することを特徴とする請求項1に記載の距離算出装置。
<請求項3>
前記平滑化手段は、前記ある時刻とその前後の時刻を含む所定区間におけるカーブ角度を求め、当該カーブ角度が所定の閾値未満の場合、前記平滑化位置情報を当該ある時刻の位置情報として算出することを特徴とする請求項2に記載の距離算出装置。
<請求項4>
前記平滑化手段は、前記カーブ角度が所定の閾値以上の場合、前記ある時刻の前記位置データが示す位置と前記平滑化位置情報が示す位置との距離が所定の閾値未満のときは、当該ある時刻の位置データを当該ある時刻の位置情報として算出する一方で、当該距離が所定の閾値以上のときは、当該ある時刻の位置データが示す位置と当該平滑化位置情報が示す位置とをカーブ度合いに応じて混合した位置に係る位置情報を当該ある時刻の位置情報として算出することを特徴とする請求項3に記載の距離算出装置。
<請求項5>
ある時刻とその前後の時刻の複数の位置データの平均である第1の平滑化位置情報を当該ある時刻の第1の位置情報として算出する第1の平滑化手段と、
前記ある時刻とその前後の時刻の複数の前記第1の位置情報の平均である第2の平滑化位置情報を当該ある時刻の第2の位置情報として算出する第2の平滑化手段と、
を備え、
前記確定位置算出手段は、前記第2の平滑化手段によって算出された前記ある時刻の第2の位置情報を当該ある時刻の確定位置情報として算出することを特徴とする請求項1に記載の距離算出装置。
<請求項6>
前記第1の平滑化手段は、前記ある時刻とその前後の時刻を含む所定区間におけるカーブ角度を求め、当該カーブ角度が所定の閾値未満の場合、前記第1の平滑化位置情報を当該ある時刻の第1の位置情報として算出することを特徴とする請求項5に記載の距離算出装置。
<請求項7>
前記第1の平滑化手段は、前記カーブ角度が所定の閾値以上の場合、前記ある時刻の前記位置データが示す位置と前記第1の平滑化位置情報が示す位置との距離が所定の閾値未満のときは、当該ある時刻の位置データを当該ある時刻の第1の位置情報として算出する一方で、当該距離が所定の閾値以上のときは、当該ある時刻の位置データが示す位置と当該第1の平滑化位置情報が示す位置とをカーブ度合いに応じて混合した位置に係る位置情報を当該ある時刻の第1の位置情報として算出することを特徴とする請求項6に記載の距離算出装置。
<請求項8>
前記第1の距離算出手段は、前記カーブ角度が所定の閾値未満の場合、当該カーブ角度が所定の閾値未満である前記所定区間中のある時刻の前記確定位置情報が示す位置と所定時間前の前記確定位置情報が示す位置との直線距離を求め、当該直線距離を当該所定時間で除した値を当該ある時刻に達するまでの単位時間あたりの確定移動距離として算出することを特徴とする請求項6又は7に記載の距離算出装置。
<請求項9>
前記第1の距離算出手段は、前記カーブ角度が所定の閾値以上の場合、当該カーブ角度が所定の閾値以上である前記所定区間中のある時刻の前記確定位置情報が示す位置と当該ある時刻の直近の時刻の前記確定位置情報が示す位置との直線距離を当該直近の時刻から当該ある時刻までの確定移動距離として算出することを特徴とする請求項6~8のいずれか一項に記載の距離算出装置。
<請求項10>
前記第2の距離算出手段は、前記体動単位あたりの移動距離としてストライドを算出することを特徴とする請求項1~9のいずれか一項に記載の距離算出装置。
<請求項11>
距離算出装置を用いた距離算出方法であって、
衛星測位システムからの受信情報に基づき各時刻の位置データを出力する出力工程と、
過去のある時刻での確定位置情報を当該ある時刻とその前後の時刻の複数の前記位置データに基づいて算出する確定位置算出工程と、
前記確定位置算出工程により算出された前記確定位置情報に基づいて、所定の時刻から前記ある時刻までの確定移動距離を算出する第1の距離算出工程と、
ユーザーの前記ある時刻までの所定の体動情報に基づいて、体動単位あたりの移動距離を算出する第2の距離算出工程と、
前記ある時刻から現在までの間に生じた体動単位数と前記第2の距離算出工程により算出された前記体動単位あたりの移動距離に基づいて、前記ある時刻から現在までの間に移動した直近経過距離を算出する第3の距離算出工程と、
前記第1の距離算出工程により算出された前記確定移動距離に、前記第3の距離算出工程により算出された直近経過距離を加算して、前記所定の時刻から現在までの総合移動距離を算出する第4の距離算出工程と、
を含むことを特徴とする距離算出方法。
<請求項12>
距離算出装置のコンピュータを、
衛星測位システムからの受信情報に基づき各時刻の位置データを出力する出力手段、
過去のある時刻での確定位置情報を当該ある時刻とその前後の時刻の複数の前記位置データに基づいて算出する確定位置算出手段、
前記確定位置算出手段により算出された前記確定位置情報に基づいて、所定の時刻から前記ある時刻までの確定移動距離を算出する第1の距離算出手段、
ユーザーの前記ある時刻までの所定の体動情報に基づいて、体動単位あたりの移動距離を算出する第2の距離算出手段、
前記ある時刻から現在までの間に生じた体動単位数と前記第2の距離算出手段により算出された前記体動単位あたりの移動距離に基づいて、前記ある時刻から現在までの間に移動した直近経過距離を算出する第3の距離算出手段、
前記第1の距離算出手段により算出された前記確定移動距離に、前記第3の距離算出手段により算出された直近経過距離を加算して、前記所定の時刻から現在までの総合移動距離を算出する第4の距離算出手段、
として機能させることを特徴とする距離算出プログラム。
1 走行軌跡表示システム
10 測位装置(距離算出装置)
11 制御部(確定位置算出手段、第1の距離算出手段、第2の距離算出手段、第3の距離算出手段、第4の距離算出手段、平滑化手段(第1の平滑化手段)、第2の平滑化手段)
13 GNSS計測部(出力手段)
20 軌跡作成及び表示装置

Claims (11)

  1. 衛星測位システムからの受信情報に基づき各時刻の位置データを出力する出力手段と、
    過去のある時刻とその前後の時刻の複数の位置データの平均である平滑化位置情報を当該ある時刻の位置情報として算出する平滑化手段と、
    前記平滑化手段によって算出された前記ある時刻の位置情報を当該ある時刻の確定位置情報として算出する確定位置算出手段と、
    前記確定位置算出手段により算出された前記確定位置情報に基づいて、所定の時刻から前記ある時刻までの確定移動距離を算出する第1の距離算出手段と、
    ユーザーの前記ある時刻までの所定の体動情報に基づいて、体動単位あたりの移動距離を算出する第2の距離算出手段と、
    前記ある時刻から現在までの間に生じた体動単位数と前記第2の距離算出手段により算出された前記体動単位あたりの移動距離に基づいて、前記ある時刻から現在までの間に移動した直近経過距離を算出する第3の距離算出手段と、
    前記第1の距離算出手段により算出された前記確定移動距離に、前記第3の距離算出手段により算出された直近経過距離を加算して、前記所定の時刻から現在までの総合移動距離を算出する第4の距離算出手段と、
    を備えることを特徴とする距離算出装置。
  2. 前記平滑化手段は、前記ある時刻とその前後の時刻を含む所定区間におけるカーブ角度を求め、当該カーブ角度が所定の閾値未満の場合、前記平滑化位置情報を当該ある時刻の位置情報として算出することを特徴とする請求項に記載の距離算出装置。
  3. 前記平滑化手段は、前記カーブ角度が所定の閾値以上の場合、前記ある時刻の前記位置データが示す位置と前記平滑化位置情報が示す位置との距離が所定の閾値未満のときは、当該ある時刻の位置データを当該ある時刻の位置情報として算出する一方で、当該距離が所定の閾値以上のときは、当該ある時刻の位置データが示す位置と当該平滑化位置情報が示す位置とをカーブ度合いに応じて混合した位置に係る位置情報を当該ある時刻の位置情報として算出することを特徴とする請求項に記載の距離算出装置。
  4. 衛星測位システムからの受信情報に基づき各時刻の位置データを出力する出力手段と、
    ある時刻とその前後の時刻の複数の位置データの平均である第1の平滑化位置情報を当該ある時刻の第1の位置情報として算出する第1の平滑化手段と、
    前記ある時刻とその前後の時刻の複数の前記第1の位置情報の平均である第2の平滑化位置情報を当該ある時刻の第2の位置情報として算出する第2の平滑化手段と、
    前記第2の平滑化手段によって算出された前記ある時刻の第2の位置情報を当該ある時刻の確定位置情報として算出する確定位置算出手段と、
    前記確定位置算出手段により算出された前記確定位置情報に基づいて、所定の時刻から前記ある時刻までの確定移動距離を算出する第1の距離算出手段と、
    ユーザーの前記ある時刻までの所定の体動情報に基づいて、体動単位あたりの移動距離を算出する第2の距離算出手段と、
    前記ある時刻から現在までの間に生じた体動単位数と前記第2の距離算出手段により算出された前記体動単位あたりの移動距離に基づいて、前記ある時刻から現在までの間に移動した直近経過距離を算出する第3の距離算出手段と、
    前記第1の距離算出手段により算出された前記確定移動距離に、前記第3の距離算出手段により算出された直近経過距離を加算して、前記所定の時刻から現在までの総合移動距離を算出する第4の距離算出手段と、
    を備えることを特徴とする距離算出装置。
  5. 前記第1の平滑化手段は、前記ある時刻とその前後の時刻を含む所定区間におけるカーブ角度を求め、当該カーブ角度が所定の閾値未満の場合、前記第1の平滑化位置情報を当該ある時刻の第1の位置情報として算出することを特徴とする請求項に記載の距離算出装置。
  6. 前記第1の平滑化手段は、前記カーブ角度が所定の閾値以上の場合、前記ある時刻の前記位置データが示す位置と前記第1の平滑化位置情報が示す位置との距離が所定の閾値未満のときは、当該ある時刻の位置データを当該ある時刻の第1の位置情報として算出する一方で、当該距離が所定の閾値以上のときは、当該ある時刻の位置データが示す位置と当該第1の平滑化位置情報が示す位置とをカーブ度合いに応じて混合した位置に係る位置情報を当該ある時刻の第1の位置情報として算出することを特徴とする請求項に記載の距離算出装置。
  7. 前記第1の距離算出手段は、前記カーブ角度が所定の閾値未満の場合、当該カーブ角度が所定の閾値未満である前記所定区間中のある時刻の前記確定位置情報が示す位置と所定時間前の前記確定位置情報が示す位置との直線距離を求め、当該直線距離を当該所定時間で除した値を当該ある時刻に達するまでの単位時間あたりの確定移動距離として算出することを特徴とする請求項又はに記載の距離算出装置。
  8. 前記第1の距離算出手段は、前記カーブ角度が所定の閾値以上の場合、当該カーブ角度が所定の閾値以上である前記所定区間中のある時刻の前記確定位置情報が示す位置と当該ある時刻の直近の時刻の前記確定位置情報が示す位置との直線距離を当該直近の時刻から当該ある時刻までの確定移動距離として算出することを特徴とする請求項のいずれか一項に記載の距離算出装置。
  9. 前記第2の距離算出手段は、前記体動単位あたりの移動距離としてストライドを算出することを特徴とする請求項1~のいずれか一項に記載の距離算出装置。
  10. 距離算出装置を用いた距離算出方法であって、
    衛星測位システムからの受信情報に基づき各時刻の位置データを出力する出力工程と、
    過去のある時刻とその前後の時刻の複数の位置データの平均である平滑化位置情報を当該ある時刻の位置情報として算出する平滑化工程と、
    前記平滑化工程によって算出された前記ある時刻の位置情報を当該ある時刻の確定位置情報として算出する確定位置算出工程と、
    前記確定位置算出工程により算出された前記確定位置情報に基づいて、所定の時刻から前記ある時刻までの確定移動距離を算出する第1の距離算出工程と、
    ユーザーの前記ある時刻までの所定の体動情報に基づいて、体動単位あたりの移動距離を算出する第2の距離算出工程と、
    前記ある時刻から現在までの間に生じた体動単位数と前記第2の距離算出工程により算出された前記体動単位あたりの移動距離に基づいて、前記ある時刻から現在までの間に移動した直近経過距離を算出する第3の距離算出工程と、
    前記第1の距離算出工程により算出された前記確定移動距離に、前記第3の距離算出工程により算出された直近経過距離を加算して、前記所定の時刻から現在までの総合移動距離を算出する第4の距離算出工程と、
    を含むことを特徴とする距離算出方法。
  11. 距離算出装置のコンピュータを、
    衛星測位システムからの受信情報に基づき各時刻の位置データを出力する出力手段、
    過去のある時刻とその前後の時刻の複数の位置データの平均である平滑化位置情報を当該ある時刻の位置情報として算出する平滑化手段、
    前記平滑化手段によって算出された前記ある時刻の位置情報を当該ある時刻の確定位置情報として算出する確定位置算出手段、
    前記確定位置算出手段により算出された前記確定位置情報に基づいて、所定の時刻から前記ある時刻までの確定移動距離を算出する第1の距離算出手段、
    ユーザーの前記ある時刻までの所定の体動情報に基づいて、体動単位あたりの移動距離を算出する第2の距離算出手段、
    前記ある時刻から現在までの間に生じた体動単位数と前記第2の距離算出手段により算出された前記体動単位あたりの移動距離に基づいて、前記ある時刻から現在までの間に移動した直近経過距離を算出する第3の距離算出手段、
    前記第1の距離算出手段により算出された前記確定移動距離に、前記第3の距離算出手段により算出された直近経過距離を加算して、前記所定の時刻から現在までの総合移動距離を算出する第4の距離算出手段、
    として機能させることを特徴とする距離算出プログラム。
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