JP7242266B2 - 放射線撮像装置および放射線撮像装置の制御方法 - Google Patents

放射線撮像装置および放射線撮像装置の制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、放射線撮像装置および放射線撮像装置の制御方法に関する。
放射線撮像装置を応用した撮影方法としてエネルギーサブトラクション法がある。エネルギーサブトラクション法は、被検体に照射する放射線のエネルギーを異ならせて複数回にわたって撮像して得た複数の画像を処理することによって新たな画像(例えば、骨画像および軟部組織画像)を得る方法である。複数の放射線画像を撮像する時間間隔は、例えば、静止画撮像用の放射線撮像装置では数秒以上、通常の動画用の放射線撮像装置では100ミリ秒程度であり、高速の動画用の放射線撮像装置でも10ミリ秒程度である。この時間間隔において被検体が動くと、その動きによるアーチファクトが生じてしまう。したがって、心臓などのように動きが速い被検体の放射線画像をエネルギーサブトラクション法によって得ることは困難であった。
特許文献1には、デュアルエネルギー撮影を行うシステムが記載されている。このシステムでは、撮影の際にX線源の管電圧が第1kV値にされた後に第2kV値に変更される。そして、管電圧が第1kV値であるときに第1副画像に対応する第1信号が積分され、積分された信号がサンプル・ホールドノードに転送された後に、積分がリセットされる。その後、管電圧が第2kV値であるときに第2副画像に対応する第2信号が積分される。これにより、積分された第1信号の読み出しと第2信号の積分が並行して行われる。
特表2009-504221号公報
特許文献1の方法で複数回にわたってX線を曝射して複数フレームの動画撮像を行う場合、X線を曝射してからサンプル・ホールドノードへの信号の転送を行うまでの時間がフレームごとに異なる可能性がある。これによって、フレーム間で第1副画像のエネルギーおよび線量が互いに異なり、またフレーム間で第2副画像のエネルギーおよび線量が互いにことなることになり、エネルギーサブトラクションの精度が低下しうる。
本発明は、放射線の照射開始から信号のサンプルホールドまでの時間の変動を低減するために有利な技術を提供することを目的とする。
開示の1つの側面は、
複数の画素を有する画素アレイと、前記画素アレイから信号を読み出す読出回路とを備える放射線撮像装置であって、
前記複数の画素の各々は、放射線を電気信号に変換する変換素子と、前記放射線に応じて前記変換素子からの信号を複数回にわたってサンプルホールドする第1のサンプルホールド回路とを含み、
放射線エネルギーの立ち上がりの期間及び立ち下がりの期間を含む放射線エネルギーの時間変化の間において前記複数回にわたってサンプルホールドされて前記読出回路によって複数回読み出された信号に基づいて取得された前記放射線エネルギーの時間変化に関する情報を用いて、前記放射線エネルギーの時間変化の間において互いに異なる複数の放射線エネルギーに対応する複数の放射線情報を得るための複数回のサンプルホールドのタイミングを決定する処理を行う処理部と、
前記処理部によって決定された前記タイミングで、前記複数の画素の各々に含まれる第2のサンプルホールド回路による前記複数回のサンプルホールドを行うように制御する制御部と、を更に備える。
本発明によれば、放射線の照射開始から信号のサンプルホールドまでの時間の変動を低減するために有利な技術が提供される。
本発明の第1実施形態の放射線撮像装置の構成を示す図。 撮像部の構成例を示す図。 1つの画素の構成例を示す図。 拡張モード1(比較例)における放射線撮像装置の動作を示す図。 拡張モード1(比較例)における課題を説明する図。 拡張モード2における放射線撮像装置の動作を示す図。 信号処理部がサンプルホールドのタイミングを決定する方法を示す図。 放射される放射線の例と、電荷蓄積部で保持される電荷の例を示す図。 本発明のエネルギーサブトラクション撮影動作を説明するフローチャート。 本発明の第2実施形態の1つの画素の構成例を示す図。 本発明の第2実施形態おける放射線撮像装置の動作を示す図。
以下、添付図面を参照しながら本発明をその例示的な実施形態を通して説明する。
図1には、本発明の第1実施形態の放射線撮像装置1の構成が示されている。放射線撮像装置1は、複数の画素を有する画素アレイ110を含む撮像部100と、撮像部100からの信号を処理する信号処理部352とを備えうる。撮像部100は、例えば、パネル形状を有しうる。信号処理部352は、図1に例示されるように、制御装置350の一部として構成されてもよいし、撮像部100と同一筺体に収められてもよいし、撮像部100および制御装置350とは異なる筺体に収められてもよい。放射線撮像装置1は、エネルギーサブトラクション法によって放射線画像を得るための装置である。エネルギーサブトラクション法は、被検体に照射する放射線のエネルギーを異ならせて複数回にわたって撮像して得た複数の画像を処理することによって新たな放射線画像(例えば、骨画像および軟部組織画像)を得る方法である。放射線という用語は、例えば、X線の他、α線、β線、γ線、粒子線、宇宙線を含みうる。
放射線撮像装置1は、放射線を発生する放射線源400、放射線源400を制御する曝射制御装置300、および、曝射制御装置300(放射線源400)および撮像部100を制御する制御装置350を備えうる。制御装置350は、前述のように、撮像部100から供給される信号を処理する信号処理部352を含みうる。制御装置350の機能の全部または一部は、撮像部100に組み込まれうる。あるいは、撮像部100の機能の一部は、制御装置350に組み込まれうる。制御装置350は、コンピュータ(プロセッサ)と、該コンピュータに提供するプログラムを格納したメモリとによって構成されうる。信号処理部352は、該プログラムの一部によって構成されうる。あるいは、信号処理部352は、コンピュータ(プロセッサ)と、該コンピュータに提供するプログラムを格納したメモリとによって構成されうる。制御装置350の全部または一部は、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)、または、プログラマブルロジックアレイ(PLA)によって構成されてもよい。制御装置350および信号処理部352は、その動作を記述したファイルに基づいて論理合成ツールによって設計され製造されてもよい。
制御装置350は、放射線源400による放射線の放射(曝射)を許可する場合に、曝射制御装置300に対して曝射許可信号を送信する。曝射制御装置300は、制御装置350から曝射許可信号を受信すると、曝射許可信号の受信に応答して、放射線源400に放射線を放射(曝射)させる。動画を撮像する場合は、制御装置350は、曝射制御装置300に対して複数回にわたって曝射許可信号を送信する。この場合において、制御装置350は、曝射制御装置300に対して所定の周期で複数回にわたって曝射許可信号を送信してもよいし、撮像部100による次のフレームの撮像が可能になる度に曝射制御装置300に対して曝射許可信号を送信してもよい。
放射線源400は、放射線の連続的な放射期間(照射期間)においてエネルギー(波長)が変化する放射線を放射しうる。このような放射線を用いて、互いに異なる複数のエネルギーのそれぞれにおける放射線画像を得て、これらの放射線画像をエネルギーサブトラクション法によって処理することによって1つの新たな放射線画像を得ることができる。
あるいは、放射線源400は、放射線のエネルギー(波長)を変更する機能を有してもよい。放射線源400は、例えば、管電圧(放射線源400の陰極と陽極との間に印加する電圧)を変更することによって放射線のエネルギーを変更する機能を有しうる。
撮像部100の画素アレイ110を構成する複数の画素の各々は、放射線を電気信号(例えば、電荷)に変換する変換素子と、該変換素子をリセットするリセット部とを含む。各画素は、放射線を直接に電気信号に変換するように構成されてもよいし、放射線を可視光等の光に変換した後に該光を電気信号に変換するように構成されてもよい。後者においては、放射線を光に変換するためのシンチレータが利用されうる。シンチレータは、画素アレイ110を構成する複数の画素によって共有されうる。
図2には、撮像部100の構成例が示されている。撮像部100は、複数の画素112を有する画素アレイ110および画素アレイ110の複数の画素112から信号を読み出すための読出回路RCを含む。複数の画素112は、複数の行および複数の列を構成するように配列されうる。読出回路RCは、行選択回路120、制御部130、バッファ回路140、列選択回路150、増幅部160、AD変換器170および検出部190を含みうる。
行選択回路120は、画素アレイ110の行を選択する。行選択回路120は、行制御信号122を駆動することによって行を選択するように構成されうる。バッファ回路140は、画素アレイ110の複数の行のうち行選択回路120によって選択された行の画素112から信号をバッファリングする。バッファ回路140は、画素アレイ110の複数の列信号伝送路114に出力される複数列分の信号をバッファリングする。各列の列信号伝送路114は、列信号線対を構成する第1信号線および第2列信号線を含む。第1列信号線には、画素112のノイズレベル(後述の通常モード時)、または、画素112で検出された放射線に応じた放射線信号(後述の拡張モード時)が出力されうる。第2列信号線322には、画素112で検出された放射線に応じた放射線信号が出力されうる。バッファ回路140は、増幅回路を含みうる。
列選択回路150は、バッファ回路140によってバッファリングされた1行分の信号対を所定の順に選択する。増幅部160は、列選択回路150によって選択された信号対を増幅する増。ここで、増幅部160は、信号対(2つの信号)の差分を増幅する差動増幅器として構成されうる。AD変換器170は、増幅部160から出力される信号OUTをAD変換してデジタル信号DOUT(放射線画像信号)を出力するAD変換器170を備えうる。
検出部190は、放射線源400から放射される放射線に基づいて、放射線源400による放射線の照射の開始を検出する。検出部190は、例えば、放射線源400によって画素アレイ110に照射される放射線を画素アレイ110から読出回路RCによって読み出される信号に基づいて検出することによって、放射線源400による放射線の照射の開始を検出しうる。検出部190は、放射線源400による放射線の照射の開始を検出すると、それを示す同期信号を発生し制御部130に供給しうる。
図3には、1つの画素112の構成例が示されている。画素112は、例えば、変換素子210、リセットスイッチ220(リセット部)、増幅回路230、感度変更部240、クランプ回路260、サンプルホールド回路(保持部)270、280、出力回路310を含む。画素112は、撮像方式に関するモードとして、通常モードおよび拡張モードを有しうる。拡張モードは、エネルギーサブトラクション法によって放射線画像を得るためのモードである。
変換素子210は、放射線を電気信号に変換する。変換素子210は、例えば、複数の画素で共有されうるシンチレータと、光電変換素子とで構成されうる。変換素子210は、変換された電気信号(電荷)、即ち放射線に応じた電気信号を蓄積する電荷蓄積部211を有し、電荷蓄積部211は、増幅回路230の入力端子に接続されている。
増幅回路230は、MOSトランジスタ235、236、電流源237を含みうる。MOSトランジスタ235は、MOSトランジスタ236を介して電流源237に接続されている。MOSトランジスタ235および電流源237によってソースフォロア回路が構成される。MOSトランジスタ236は、イネーブル信号ENが活性化されることによってオンして、MOSトランジスタ235および電流源237によって構成されるソースフォロア回路を動作状態にするイネーブルスイッチである。
変換素子210の電荷蓄積部およびMOSトランジスタ235のゲートは、電荷蓄積部に蓄積された電荷を電圧に変換する電荷電圧変換部CVCとして機能する。即ち、電荷電圧変換部CVCには、電荷蓄積部に蓄積された電荷Qと電荷電圧変換部が有する容量値Cとによって定まる電圧V(=Q/C)が現れる。電荷電圧変換部CVCは、リセットスイッチ220を介してリセット電位Vresに接続されている。リセット信号PRESが活性化されるとリセットスイッチ220がオンして、電荷電圧変換部の電位がリセット電位Vresにリセットされる。リセットスイッチ220は、変換素子210の電荷蓄積部211に接続された第1主電極(ドレイン)と、リセット電位Vresが与えられる第2主電極(ソース)と、制御電極(ゲート)とを有するトランジスタを含みうる。該トランジスタは、該制御電極にオン電圧が与えられることによって該第1主電極と該第2主電極とを導通させて変換素子210の電荷蓄積部211をリセットする。
クランプ回路260は、リセットされた電荷電圧変換部CVCの電位に応じて増幅回路230から出力されるリセットノイズレベルをクランプ容量261によってクランプする。クランプ回路260は、変換素子210で変換された電荷(電気信号)に応じて増幅回路230から出力される信号(放射線信号)からリセットノイズレベルをキャンセルするための回路である。リセットノイズベルは、電荷電圧変換部CVCのリセット時のkTCノイズを含む。クランプ動作は、クランプ信号PCLを活性化することによってMOSトランジスタ262をオンさせた後に、クランプ信号PCLを非活性化することによってMOSトランジスタ262をオフさせることによってなされる。
クランプ容量261の出力側は、MOSトランジスタ263のゲートに接続されている。MOSトランジスタ263のソースは、MOSトランジスタ264を介して電流源265に接続されている。MOSトランジスタ263と電流源265とによってソースフォロア回路が構成されている。MOSトランジスタ264は、そのゲートに供給されるイネーブル信号EN0が活性化されることによってオンして、MOSトランジスタ263と電流源265とによって構成されるソースフォロア回路を動作状態にするイネーブルスイッチである。
出力回路310は、MOSトランジスタ311、313、行選択スイッチ312、314を含む。MOSトランジスタ311、313は、それぞれ、列信号線321、322に接続された不図示の電流源とともにソースフォロア回路を構成する。
変換素子210で発生した電荷に応じてクランプ回路260から出力される信号である放射線信号は、サンプルホールド回路280によってサンプルホールド(保持)されうる。サンプルホールド回路280は、スイッチ281および容量282を有しうる。スイッチ281は、行選択回路120によってサンプルホールド信号TSが活性化されることによってオンする。クランプ回路260から出力される放射線信号は、サンプルホールド信号TSが活性化されることによって、スイッチ281を介して容量282に書き込まれる。
通常モードでは、リセットスイッチ220によって電荷電圧変換部CVCの電位がリセットされ、MOSトランジスタ262がオンした状態では、クランプ回路260からは、クランプ回路260のノイズレベル(オフセット成分)が出力される。クランプ回路260のノイズレベルは、サンプルホールド回路270によってサンプルホールド(保持)されうる。サンプルホールド回路270は、スイッチ271および容量272を有しうる。スイッチ271は、行選択回路120によってサンプルホールド信号TNが活性化されることによってオンする。クランプ回路260から出力されるノイズレベルは、サンプルホールド信号TNが活性化されることによって、スイッチ271を介して容量272に書き込まれる。また、拡張モードでは、サンプルホールド回路270は、変換素子210で発生した電荷に応じてクランプ回路260から出力される信号である放射線信号を保持するために使用されうる。
行選択信号VSTが活性化されると、サンプルホールド回路270、280に保持されている信号に応じた信号が列信号伝送路114を構成する第1列信号線321、第2列信号線322に出力される。具体的には、サンプルホールド回路270によって保持されている信号(ノイズレベルまたは放射線信号)に応じた信号NがMOSトランジスタ311および行選択スイッチ312を介して列信号線321に出力される。また、サンプルホールド回路280によって保持されている信号に応じた信号SがMOSトランジスタ313および行選択スイッチ314を介して列信号線322に出力される。
画素112は、複数の画素112の信号を加算するための加算スイッチ301、302を含んでもよい。加算モード時は、加算モード信号ADDN、ADDSが活性化される。加算モード信号ADDNの活性化により複数の画素112の容量272同士が接続され、信号(ノイズレベルまたは放射線信号)が平均化される。加算モード信号ADDSの活性化により複数の画素112の容量282同士が接続され、放射線信号が平均化される。
画素112は、感度変更部240を含みうる。感度変更部240は、スイッチ241、242、容量243、244、MOSトランジスタ245、246を含みうる。第1変更信号WIDEが活性化されると、スイッチ241がオンして、電荷電圧変換部CVCの容量値に第1付加容量243の容量値が付加される。これによって、画素112の感度が低下する。更に第2変更信号WIDE2も活性化されると、スイッチ242もオンして、電荷電圧変換部CVCの容量値に第2付加容量244の容量値が付加される。これによって画素112の感度が更に低下する。画素112の感度を低下させる機能を追加することによって、ダイナミックレンジを広げることができる。第1変更信号WIDEが活性化される場合には、イネーブル信号ENWが活性化されてもよい。この場合、MOSトランジスタ246がソースフォロア動作をする。なお、感度変更部240のスイッチ241がオンしたとき、電荷再分配によって変換素子210の電荷蓄積部211の電位が変化しうる。これにより、信号の一部が破壊されうる。
上記のリセット信号Pres、イネーブル信号EN、クランプ信号PCL、イネーブル信号EN0、サンプルホールド信号TN、TS、行選択信号VSTは、行選択回路120によって制御(駆動)される制御信号であり、図2の行制御信号122に対応する。また、行選択回路120は、制御部130から供給されるタイミング信号に従って、リセット信号Pres、イネーブル信号EN、クランプ信号PCL、イネーブル信号EN0、サンプルホールド信号TN、TS、行選択信号VSTを発生する。
図3に示されたような構成の画素112では、サンプルホールドの際に変換素子210の電荷蓄積部211等で信号の破壊が起こらない。即ち、図3に示されたような構成の画素112では、放射線信号を非破壊で読み出すことができる。このような構成は、以下で説明するエネルギーサブトラクション法を適用した放射線撮像に有利である。
以下、エネルギーサブトラクション法によって放射線画像を得る拡張モードについて説明する。拡張モードは、以下の4つのサブモード(拡張モード1、2、3、4)を含みうる。ここでは、拡張モード1は比較例であり、拡張モード2、3、4は比較例1の改良例である。
図4には、拡張モード1(比較例)における放射線撮像装置1の動作が示されている。図4において、横軸は時間である。「放射線エネルギー」は、放射線源400から放射され撮像部100に照射される放射線のエネルギーである。「PRES」は、リセット信号RPESである。「TS」は、サンプルホールド信号TSである。「DOUT」は、AD変換器170の出力である。放射線源400からの放射線の放射および撮像部100の動作の同期は、曝射許可信号を発生する制御装置350によって制御されうる。撮像部100における動作制御は、制御部130によってなされる。リセット信号PRESが活性化される期間にクランプ信号PCLも所定期間にわたって活性化されて、クランプ回路260にノイズレベルがクランプされる。
図4に例示されるように、放射線源400から放射される放射線800のエネルギー(波長)は、放射線の放射期間において変化する。これは、放射線源400の管電圧を、低エネルギーと高エネルギーの2段階で制御し、また、それぞれの管電圧において、立ち上がり、および、立ち下がりが鈍っていることに起因しうる。そこで、放射線800が、低エネルギー放射期間における放射線801、高エネルギー放射期間における放射線802、および、低エネルギー放射線立ち下がり期間における放射線803からなるものとして考える。放射線801のエネルギーE1、放射線802のエネルギーE2、放射線803のエネルギーE3は、互いに異なりうる。これを利用してエネルギーサブトラクション法による放射線画像を得ることができる。
制御部130は、以下の第1期間T1、第2期間T2、第3期間T3が、それぞれ、低エネルギー放射期間、高エネルギー放射期間、低エネルギー放射線立ち下がり期間に対応するように、第1期間T1、第2期間T2および第3期間T3を規定する。各画素112は、第1期間T1において変換素子210で発生した電気信号に応じた第1信号を出力する動作を実行する。また、各画素112は、第1期間T1および第2期間T2において変換素子210で発生した電気信号に応じた第2信号を出力する動作を実行する。また、各画素112は、第1期間T1、第2期間T2および第3期間T3において変換素子210で発生した電気信号に応じた第3信号を出力する動作を実行する。第1期間T1、第2期間T2および第3期間T3は、互いに異なる期間である。第1期間T1において、第1エネルギーE1を有する放射線が照射され、第2期間T2において第2エネルギーE2を有する放射線が照射され、第3期間T3において第3エネルギーE3を有する放射線が照射されることが予定されている。
拡張モード1では、放射線800が照射される照射期間TTにおいて、画素112の変換素子210がリセットされない(リセット信号PRESが活性化されない)。よって、放射線800が照射される照射期間TTでは、入射した放射線に応じた電気信号(電荷)が変換素子210に蓄積され続ける。放射線800が照射される照射期間TTにおいて、画素112の変換素子210がリセットされないことは、撮像に寄与しない放射線の照射を減らしつつ、より短時間でエネルギーサブトラクション法のための放射線画像を得るために有利である。
放射線800の放射(撮像部100への照射)前に、リセット信号PRESが所定期間にわたって活性化され、これによって変換素子210がリセットされる。この際に、クランプ信号PCLも所定期間にわたって活性化されて、クランプ回路260にリセットレベル(ノイズレベル)がクランプされる。
リセット信号PRESが所定期間にわたって活性化された後に、曝射制御装置300から放射線源400に対して曝射許可信号が送信され、この曝射許可信号に応答して放射線源400から放射線が放射される。リセット信号PRESが所定期間にわたって活性化されてから所定期間が経過した後に、サンプルホールド信号TNが所定期間にわたって活性化される。これによって、エネルギーE1の放射線801の照射を受けて画素アレイ110の画素112の変換素子210が発生した電気信号に応じた信号(E1)がサンプルホールド回路270によってサンプルホールドされる。
サンプルホールド信号TNが所定期間にわたって活性されてから所定期間が経過した後に、サンプルホールド信号TSが所定期間にわたって活性される。これによって、エネルギーE1の放射線801およびエネルギーE2の放射線802の照射を受けて画素アレイ110の画素112の変換素子210が発生した電気信号に応じた信号(E1+E2)がサンプルホールド回路280によってサンプルホールドされる。
次いで、サンプルホールド回路270でサンプルホールドされた信号(E1)とサンプルホールド回路280でサンプルホールドされた信号(E1+E2)との差分に相当する信号が第1信号805として読出回路RCから出力される(「読出」)。なお、図4において、”N”は、サンプルホールド回路270によってサンプルホールドされ、第1列信号線321に出力される信号を示し、”S”は、サンプルホールド回路280によってサンプルホールドされ、第2列信号線322に出力される信号を示す。
次いで、サンプルホールド信号TSが所定期間にわたって活性されてから所定期間が経過した後(エネルギーE3の放射線803の照射(放射線800の照射)が終了した後)に、サンプルホールド信号TSが所定期間にわたって再び活性化される。これによって、エネルギーE1、E2、E3の放射線801、802、803の照射を受けて画素アレイ110の画素112の変換素子210が発生した電気信号に応じた信号(E1+E2+E3)がサンプルホールド回路280によってサンプルホールドされる。
次いで、サンプルホールド回路270によってサンプルホールドされた信号(E1)とサンプルホールド回路280によってサンプルホールドされた信号(E1+E2+E3)との差分に相当する信号が第2信号806として読出回路RCから出力される。
次いで、リセット信号PRESが所定期間にわたって活性化され、更に、サンプルホールド信号TNが所定期間にわたって活性される。これによって、サンプルホールド回路270によってリセットレベル(0)がサンプルホールドされる。次いで、サンプルホールド回路270によってサンプルホールドされた信号(0)とサンプルホールド回路280によってサンプルホールドされた信号(E1+E2+E3)との差分に相当する信号が第3信号807として読出回路RCから出力される。
以上のような動作を複数回にわたって繰り返すことによって、複数フレームの放射線画像(即ち、動画)を得ることができる。
信号処理部352は、以上のようにして、第1信号805(E2)、第2信号806(E2+E3)、第3信号807(E1+E2+E3)を得ることができる。信号処理部352は、第1信号805、第2信号806、第3信号807に基づいて、エネルギーE1の放射線801の照射量e1、エネルギーE2の放射線802の照射量e2、エネルギーE3の放射線803の照射量e3を得ることができる。具体的には、信号処理部352は、第1信号805(E2)と第2信号(E2+E3)との差分((E2+E3)-E2)を演算することによって、エネルギーE3の放射線803の照射量e3を得ることができる。また、信号処理部352は、第2信号806(E2+E3)と第3信号(E1+E2+E3)との差分((E1+E2+E3)-(E2+E3))を演算することによって、エネルギーE1の放射線801の照射量e1を得ることができる。また、第1信号805(E2)は、エネルギーE2の放射線802の照射量e2を示している。
したがって、信号処理部352は、エネルギーE1の放射線801の照射量e1、エネルギーE2の放射線802の照射量e2、エネルギーE3の放射線803の照射量e3に基づいて、エネルギーサブトラクション法によって放射線画像を得ることができる。エネルギーサブトラクション法としては、種々の方法から選択される方法を採用することができる。例えば、第1エネルギーの放射線画像と第2エネルギーの放射線画像との差分を演算することによって骨画像と軟部組織画像とを得ることができる。また、第1エネルギーの放射線画像と第2エネルギーの放射線画像に基づいて非線形連立方程式を解くことによって骨画像と軟部組織画像とを生成してもよい。また、第1エネルギーの放射線画像と第2エネルギーの放射線画像とに基づいて造影剤画像と軟部組織画像とを得ることもできる。また、第1エネルギーの放射線画像と第2エネルギーの放射線画像とに基づいて電子密度画像と実効原子番号画像とを得ることもできる。
図5を参照しながら拡張モード1(比較例)における課題を説明する。図5に例示されるように、制御装置350が曝射制御装置300に対して曝射許可信号を送信してから、放射線源400が放射線の放射(曝射)を開始するまでの時間(これを「曝射ディレイ」と呼ぶ)は、フレームごとに異なりうる。図5の例では、第(n+1)フレームにおける曝射ディレイが第nフレームにおける曝射ディレイより大きい。
曝射ディレイがフレームごとに異なることは、図4を参照して説明すると、放射線800の照射が開始されてからサンプルホールド回路270、280がサンプルホールドを完了するまでの期間T1、T2がばらつくことを意味する。したがって、第1信号805、第2信号806、第3信号807として検出される放射線のエネルギーおよび照射量(線量)がフレーム間で変化しうる。これは、照射量e1、照射量e2、照射量e3として検出される放射線のエネルギーおよび照射量(線量)がフレーム間で変化し、照射量e1、照射量e2、照射量e3に基づくエネルギーサブトラクションの精度が低下しうることを意味する。これによって、動画にアーチファクトおよび/または明滅が生じうる。
図6には、拡張モード2における放射線撮像装置1の動作が示されている。拡張モード2として言及しない事項は、拡張モード1に従いうる。拡張モード1(比較例)における課題を解決するためには、曝射許可信号ではなく、放射線源400から実際に放射された放射線に同期して、画素112のサンプルホールド回路270、280にサンプルホールドを行わせる必要がある。そこで、制御部130が曝射許可信号を受信することに応じて、読出回路RCはサンプルホールド回路270、280の少なくとも一方の信号を非破壊で複数回読み出す。読出回路RCによって複数回読み出された信号に基づいて、放射線源400から放射された放射線エネルギーの時間変化(波形)に関する情報を取得することができる。そして、信号処理部352が複数回読み出された信号に基づいて画素アレイ110の複数の画素112の各々における複数回のサンプルホールドSH1、SH2、SH3のタイミングを決定する。すなわち、取得された放射線エネルギーの時間変化に関する情報に基づいて、画素アレイ110の複数の画素112の各々における複数回のサンプルホールドSH1、SH2、SH3のタイミングを決定することができる。好ましくは読出回路RCが、サンプルホールド回路270、280の少なくとも一方にて複数回サンプルホールドを行い、サンプルホールド回路270、280の少なくとも一方にサンプルホールドされた信号を非破壊で複数回読み出す。そして、信号処理部352は複数回読み出された信号の時間変化量(微分値)に基づいて画素アレイ110の複数の画素112の各々における複数回のサンプルホールドSH1、SH2、SH3のタイミングを決定する。すなわち、放射線エネルギーの時間変化(波形)に関する情報として信号の時間変化量(微分値)を用いて、画素アレイ110の複数の画素112の各々における複数回のサンプルホールドSH1、SH2、SH3のタイミングを決定することができる。なお、複数回のサンプルホールドSH1、SH2、SH3のうちの最初のサンプルホールドSH1と最後のサンプルホールドSH3との間の期間中は、リセットスイッチ220が変換素子210をリセットしない。
ここで、エネルギーサブトラクション法によって放射線画像を得るために、複数回のサンプルホールドのタイミングSH1、SH2、SH3における少なくとも1回のサンプルホールドのタイミングは、放射線の照射期間TTにおけるタイミングである。第1実施形態では、3回のサンプルホールドのタイミングSH1、SH2、SH3における2回のサンプルホールドSH1、SH2のタイミングは、放射線の照射期間TTにおけるタイミングである。複数回のサンプルホールドSH1、SH2のタイミングは、それぞれ、信号処理部352によって複数回読み出された信号の時間変化量に従って決定されうる。すなわち、フレーム間において、低エネルギー放射線801から高エネルギー放射線802に変わるタイミングt1でサンプルホールドSH1が、高エネルギー放射線802から立下り期間放射線803に変わるタイミングt2でサンプルホールドSH2が行われる。ここで、放射線源400から照射される放射線は波形が一定であれば、サンプルホールドSH1からサンプルホールドSH2の終了までの期間が一定にされる。なお、サンプルホールドSH3のタイミングはSH2以降で読み出しが次のフレームに間に合うタイミングにおいて一意に決定し得る。また、サンプルホールド回路270によってリセットレベル(0)がサンプルホールドされるタイミングも、SH2以降で第3信号807の読み出しの後で一意に決定し得る。これにより、エネルギーサブトラクションの精度の低下を抑制し、これにより、動画におけるアーチファクトおよび/または明滅を低減することができる。
図7には、信号処理部352がサンプルホールド回路280によってサンプルホールドされた信号からサンプルホールドタイミングを決定する方法が例示されている。リセット信号PRESの活性化によってリセットスイッチ220がオンし、変換素子210の電荷蓄積部211の「リセット」の後に、曝射検出駆動がなされ、曝射検出駆動において放射線の照射の開始が検出されると、エネルギーサブトラクション駆動に移行する。リセットRDでは、曝射許可信号の受信に応じて、リセット信号PRESが所定期間にわたって活性化され、これによって変換素子210がリセットされる。この際に、クランプ信号PCLも所定期間にわたって活性化されて、クランプ回路260にリセットレベル(ノイズレベル)がクランプされる。また、この期間に、サンプルホールド信号TNおよびサンプルホールド信号TSも所定期間にわたって活性化されることによって、サンプルホールド回路270の容量272、サンプルホールド回路280の容量282がリセットレベルになる。これにより、サンプルホールド回路270及びサンプルホールド回路280がリセットされる。リセットRDの際に、感度変更部240の第1変更信号WIDEおよび第2変更信号WIDE2が所定期間にわたって活性化されると、第1付加容量243および第2付加容量244もリセットされる。このため、必要に応じて付加容量のリセットを行うことが望ましい。以上のように、リセットRDでは、変換素子210をリセットすると共に、クランプ回路260のkTCノイズや第1増幅トランジスタのオフセットに起因するノイズ成分がクランプ容量261に保持され、また、容量272および282が初期化される。特に、リセットRDによってサンプルホールド回路270の容量272、サンプルホールド回路280の容量282がリセットレベルになることにより、曝射検出駆動での微小な信号の変化を精度よく検出することが可能となる。リセットRDの後に、曝射検出駆動が行われる。すなわち、放射線の照射の開始を検出する前にリセットRDが行われることとなる。曝射検出駆動は、画素112のサンプルホールド回路270、280による「サンプルホールド」および読出回路RCによる画素112からの信号の「読出」の繰り返しを含む。曝射検出駆動およびエネルギーサブトラクション駆動は、制御部130によって制御される。なお、検出部190が、読出回路RCによって画素112から読み出された信号が閾値を越えると、放射線源400による放射線の照射が開始されたと判断して同期信号を発生してもよい。また、これに応答して、制御部130が、エネルギーサブトラクション駆動を開始してもよい。ただし、図7に示す方法では、当該同期信号の発生及び同期信号に応じた制御を行わなくても、エネルギーサブトラクション駆動の制御を行うことができる。エネルギーサブトラクション駆動は、複数の画素112のサンプルホールド回路270、280による複数回のサンプルホールドSH1、SH2、SH3および読出回路RCによる読出動作を含む。ここで、読出回路RCによる読出動作は、第1信号805、第2信号806、第3信号807を出力する動作を含む。
曝射検出駆動における「サンプルホールド」と「読出」の繰り返しは、放射線画像取得の際の「サンプルホールド」と「読出」の繰り返しよりも高速(例えば、μsオーダー)で行われることが好ましい。これは、「サンプルホールド」および「読出」に要する時間分だけ、放射線の照射の開始が検出されるタイミングが遅れるためである。高速化のために、曝射検出駆動の期間中は、読出の際のビニング(画素の加算数)を変更してもよい。ビニング2×2、4×4、8×8、・・・のように加算数が増加するほど、読出時間を短縮することができる。曝射検出駆動において読み出しによって得られる画像は、放射線照射のエネルギー切り替わりを判定するためにあるため、解像度を考慮する必要はない。したがって、32×32ビニングのように解像度を大きく下げ、読み出しに要する時間を短縮してもよい。また、読出対象の画素112の個数を限定してもよい。例えば、一部の行の画素からのみ信号を読み出すために、他の行をスキップしうる。
信号処理部352がSH2のサンプルホールドタイミングを決定したら、曝射検知動作からエネルギーサブトラクション駆動に移行するので、ビニング等の設定は、エネルギーサブトラクション駆動に変更される。
図8には、信号処理部352がAD変換器190から出力された信号の変化量からサンプルホールドのタイミングを決定する方法が例示されている。図8(a)は放射線源400から放射される放射線エネルギーの時間変化の例である。図8(b)は、複数の画素112が図8(a)で示される放射線エネルギーを受けたときの電荷蓄積部211で保持された電荷量に基づく信号の時間変化(積分値)を実線で、その信号の微分値としての2階微分値を破線で示している。図8(a)の低エネルギー放射線の曝射開始はt0、高エネルギー放射線の曝射開始はt1、高エネルギー放射線の立下りはt2、低エネルギー放射線の立下りはt3である。図8(a)のt0、t1、t2およびt3に対応して、図8(b)のt0、t1、t2およびt3のタイミングで積分値(実線)も2階微分値も大きく変化する。なお、ここでは放射線エネルギーの時間変化(波形)に関する情報として積分値、微分値(2階微分値)を例に挙げたが、時間変化がわかれば良く、より好ましくは2階微分値が適用され得る。
図9には図8で示される放射線を受けて、エネルギーサブトラクション撮影する際の1フレームの動作におけるフローチャートが例示されている。撮影が開始されると、検出部は電荷蓄積部211で保持される電荷量の変化を検出する。この時、図8(b)に示されるように電荷量の2階微分をとると変化が顕著になる。図8(a)に示される波形であれば、変化の前は微分値がおおよそ0であるため、はじめにSTEP901において微分値が0から変化するかを判定する。STEP901において微分値の変化を検出する(Yes)と、STEP902において正の値か否かを判定する。STEP901において微分値の変化を検出しない(No)と、微分値の変化を検出する(Yes)までSTEP901を繰返す。STEP902において正の値であった(Yes)と判定された場合は、STEP903において1回目の正の値か否かを判定することにより、低エネルギー放射線曝射の開始t0か高エネルギー放射線曝射の開始t1かを判定する。なお、STEP902において負の値であった(No)と判定された場合についてはSTEP905へ進むがそれについては後で詳細に説明する。そして、STEP903において1回目であった(Yes)と判定された場合、STEP901に戻る。1回目ではなかった(2回目であった)(No)と判定された場合、STEP904において制御部130へ通知し制御部130はサンプルホールドSH1を行う。
そののち、次に微分値が変化を検出するまでSTEP901を繰り返す。STEP901で変化を検出し、STEP902において負の値であった(No)と判定された場合は、STEP905において1回目かどうかを判定し、高エネルギー放射線の立下りか、低エネルギー放射線の立下りかどうかを判定する。STEP905において1回目であった(Yes)と判定された場合にはSTEP901に戻る。STEP905において1回目でなかった(2回目であった)(No)場合はSTEP906にて、制御部130へ通知し制御部130はサンプルホールドSH2を行う。そして、STEP907において信号読み出しを行う。なお、サンプルホールドSH3については、STEP907においてサンプルホールドSH2からの所定の時間で一意に決定され得る。このようにして、1フレームでのエネルギーサブトラクション撮影が完了する。
以上のように、電荷蓄積部211の電荷量の変化から放射された放射線エネルギーの時間変化(波形)に関する情報を取得し、適切なタイミングでサンプルホールドを行うことができる。
上記の説明では、エネルギーが互いに異なる3種類の画像を取得する形態を説明した。しかしながら、本発明はこのような形態に限定されない。例えば、サンプルホールドの回数を増やし、エネルギーが互いに異なる4種類の画像を取得してもよい。あるいは、サンプルホールドの回数を減らし、エネルギーが互いに異なる2種類の画像を取得してもよい。あるいは、互いにエネルギーが異なる3種類の画像から互いにエネルギーが異なる2種類の画像を得てもよい。
上記の例では、放射線源400の管電圧の波形を意図的に調整することによって互いにエネルギーが異なる複数の画像を得て、該複数の画像に基づいて新たな放射線画像を形成する。あるいは、エネルギー帯域(波長帯域)が広い放射線を放射線源400から放射させ、複数のフィルタの切り替えによって放射線のエネルギーを変更してもよい。
図10には、本発明の第2実施形態の放射線撮像装置1の構成が示されている。第1実施形態との違いは、図3の画素構成に対して、さらにサンプルホールド回路290と出力回路および列信号線が追加し、信号出力を3系統とした点である。第2実施形態として言及しない事項は、第1実施形態に従いうる。第2実施形態では、サンプルホールド回路270及びサンプルホールド回路280とは別のサンプルホールド回路290を更に備え、出力回路310は、MOSトランジスタ315、行選択スイッチ316を更に含む。MOSトランジスタ315は、列信号線323に接続された不図示の電流源とともにソースフォロア回路を構成する。サンプルホールド回路290は、スイッチ291および容量292を有しうる。スイッチ291は、行選択回路120によってサンプルホールド信号TSが活性化されることによってオンする。クランプ回路260から出力される放射線信号は、サンプルホールド信号TSが活性化されることによって、スイッチ291を介して容量292に書き込まれる。
サンプルホールド回路290から出力される信号を放射線エネルギーの時間変化(波形)に関する情報の取得専用の信号とし、制御部130は、図11で示されるようにエネルギーサブトラクション駆動とは独立して駆動する。このことにより、信号処理部352は詳細な放射線エネルギーの時間変化(波形)に関する情報を取得することができる。このとき、サンプルホールド回路290からの信号取得は、前述した方法により高速で行い、画像生成のための第1信号805及び第2信号806の読み出しは列毎に交互に行うなどして、一定の間隔で読み出す。なお、第1信号805及び第2信号806の読み出しと並行して、放射線エネルギーの時間変化(波形)に関する情報の取得専用の信号の読み出しを行うため、第1信号805及び第2信号806の読み出しにかかる時間が伸びてしまう。しかしながら、第1信号805及び第2信号806の読み出しにかかる時間はmsオーダーであることに対し、高速読み出しではμsオーダーで行えるため、画像生成やフレームレートに与える影響はすくない。放射線エネルギーの時間変化(波形)に関する情報の取得専用の信号出力系統を設けることにより、信号処理部352はエネルギーE3の放射線803の照射の完了を検出できる。それにより、エネルギーE3の放射線803の曝射の完了の検知に応じて、最後のサンプルホールドSH3のタイミングを決定することができます。また、サンプルホールド回路270によってリセットレベル(0)がサンプルホールドされるタイミング及び第3信号807の読み出しのタイミングも決定することができる。
なお、本発明でのタイミングの決定は、例えば、予め設定されたタイミングの設定値を持ち、放射線エネルギーの時間変化(波形)に関する情報に基づくタイミングと設定値を比較しても良い。比較結果に乖離があった場合に、検査者に乖離がある旨を通知したり、数フレーム分のデータから設定された設定値を補正したりしてもよい。
1 放射線撮像装置
110 画素アレイ
RC 読出回路
190 検出部
130 制御部
210 変換素子
270、280 サンプルホールド回路
352 信号処理部

Claims (16)

  1. 複数の画素を有する画素アレイと、前記画素アレイから信号を読み出す読出回路とを備える放射線撮像装置であって、
    前記複数の画素の各々は、放射線を電気信号に変換する変換素子と、前記放射線に応じて前記変換素子からの信号を複数回にわたってサンプルホールドする第1のサンプルホールド回路とを含み、
    放射線エネルギーの立ち上がりの期間及び立ち下がりの期間を含む放射線エネルギーの時間変化の間において前記複数回にわたってサンプルホールドされて前記読出回路によって複数回読み出された信号に基づいて取得された前記放射線エネルギーの時間変化に関する情報を用いて、前記放射線エネルギーの時間変化の間における互いに異なる複数の放射線エネルギーに対応する複数の放射線情報を得るための複数回のサンプルホールドのタイミングを決定する処理を行う処理部と、
    前記複数回のサンプルホールドのうちの少なくとも1回を、前記複数の画素の各々に含まれる第2のサンプルホールド回路により前記処理部によって決定された前記タイミングで行うように制御する制御部と、
    を更に備える放射線撮像装置。
  2. 前記変換素子をリセットするリセット部を更に備え、
    前記複数の画素の各々において、前記複数回のサンプルホールドのうち最初のサンプルホールドと前記複数回のサンプルホールドのうち最後のサンプルホールドとの間の期間中は、前記リセット部が前記変換素子をリセットしない請求項1に記載の放射線撮像装置。
  3. 前記制御部は、放射線の照射の開始からサンプルホールドの終了までの期間が一定になるように、前記複数の画素を制御する請求項に記載の放射線撮像装置。
  4. 前記制御部は、複数のフレームにおいて、前記放射線の照射の開始からサンプルホールドの終了までの期間が一定になるように前記複数の画素を制御する請求項に記載の放射線撮像装置。
  5. 前記制御部は、前記読出回路によって読み出された信号に基づいて前記放射線エネルギーの時間変化に関する情報が取得されるように、前記読出回路及び前記第1のサンプルホールド回路を制御する請求項に記載の放射線撮像装置。
  6. 前記処理部は、前記読出回路によって読み出された信号に基づいて前記放射線の照射の開始を検出する処理を更に行い、
    前記制御部は、前記複数の放射線情報を取得する際の前記読出回路による読出の繰り返しよりも前記放射線の照射の開始を検出する際の前記読出回路による読出の繰り返しの方が高速で行われるように、前記読出回路を制御する請求項に記載の放射線撮像装置。
  7. 前記制御部は、前記放射線の照射の開始を検出する前に前記リセット部による前記変換素子のリセットを行うように制御する請求項に記載の放射線撮像装置。
  8. 前記処理部は、前記第1のサンプルホールド回路からの信号に基づいて前記放射線の照射の完了に応じたタイミングで前記最後のサンプルホールドの後の前記リセット及び前記リセットされた際のリセットレベルのサンプルホールドのタイミングを決定する請求項に記載の放射線撮像装置。
  9. 前記処理部は、前記読出回路によって読み出された信号の時間変化量に基づいて前記複数回のサンプルホールドのタイミングを決定する請求項乃至のいずれか1項に記載の放射線撮像装置。
  10. 前記処理部は、前記第1のサンプルホールド回路からの信号に基づいて前記放射線の照射の完了に応じたタイミングで前記複数回のサンプルホールドのうちの最後のサンプルホールドのタイミングを決定する請求項1乃至9のいずれか1項に記載の放射線撮像装置。
  11. 前記制御部は、前記複数回のサンプルホールドのうちの最初のサンプルホールドを、前記第2のサンプルホールド回路により、且つ前記複数回のサンプルホールドのうちの最後のサンプルホールドを、前記複数の画素の各々に含まれる第3のサンプルホールド回路あるいは前記第1のサンプルホールド回路により、前記タイミングで行うように制御する請求項1乃至10のいずれか1項に記載の放射線撮像装置。
  12. 前記処理部は、前記複数の放射線情報を用いて、エネルギーサブトラクション法による放射線画像を取得する請求項1乃至11のいずれか1項に記載の放射線撮像装置。
  13. 放射線エネルギーの立ち上がりの期間及び立ち下がりの期間を含む放射線エネルギーの時間変化の間において、放射線を電気信号に変換する変換素子からの信号が複数回にわたってサンプルホールドされて読出回路によって複数回読み出された信号に基づいて取得された前記放射線エネルギーの時間変化に関する情報を用いて、前記放射線エネルギーの時間変化の間における互いに異なる複数の放射線エネルギーに対応する複数の放射線情報を得るための複数回のサンプルホールドのタイミングを決定する処理を行う処理部を備える制御装置。
  14. 複数の画素を有する画素アレイと、前記画素アレイから信号を読み出す読出回路とを備える放射線撮像装置を制御する制御方法であって、
    前記複数の画素の各々は、放射線を電気信号に変換する変換素子と、前記放射線に応じて前記変換素子からの信号を複数回にわたってサンプルホールドする第1のサンプルホールド回路とを含み、
    放射線エネルギーの立ち上がりの期間及び立ち下がりの期間を含む放射線エネルギーの時間変化の間において前記複数回にわたってサンプルホールドされて前記読出回路によって複数回読み出された信号に基づいて取得された前記放射線エネルギーの時間変化に関する情報を用いて、前記放射線エネルギーの時間変化の間における互いに異なる複数の放射線エネルギーに対応する複数の放射線情報を得るための複数回のサンプルホールドのタイミングを決定し、
    前記複数回のサンプルホールドのうちの少なくとも1回を、前記複数の画素の各々に含まれる第2のサンプルホールド回路により前記決定されたタイミングで行うように制御する制御方法。
  15. 放射線エネルギーの立ち上がりの期間及び立ち下がりの期間を含む放射線エネルギーの時間変化の間において、放射線を電気信号に変換する変換素子からの信号が複数回にわたってサンプルホールドされて読出回路によって複数回読み出された信号に基づいて取得された前記放射線エネルギーの時間変化に関する情報を用いて、前記放射線エネルギーの時間変化の間における互いに異なる複数の放射線エネルギーに対応する複数の放射線情報を得るための複数回のサンプルホールドのタイミングを決定する処理を行う制御方法。
  16. 請求項14又は15に記載の制御方法をコンピュータに実行させるプログラム。
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