JP7242197B2 - 共硬化した桁および縦通材の中央ウイングボックス - Google Patents

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Description

本開示は、航空機用の翼アセンブリの中央ウイングボックスに関し、より詳細には、共硬化した中央ウイングボックスアセンブリに関する。
ウイングボックスは、航空機の翼に支持および剛性を与える航空機の構造要素である。ウイングボックスの設計は、航空機のサイズおよび機能によって異なり、一般に、翼が付いている翼付け根の間に配置される。ウイングボックスは胴体の最も強固な部分のうちの1つであり、複数の支持桁を含むことが多い。
ウイングボックスは、翼の間に配置されてその翼に連結される。ウイングボックスは、地上にある航空機では、翼自体の重量および翼内に入れられた燃料から剪断応力を受ける。ウイングボックスは、運航中の航空機では、引張り、圧縮、剪断、捻れなどの応力を受ける。ウイングボックスは、翼が受けるこれらの応力のうちのいくつかを吸収するとともに、翼に対する安定した支持を提供する。加えて、ウイングボックス箇所は、ウイングボックス箇所が通常は翼から伝達される集中応力に適合するように設計されているので、追加の強度および補強が必要になる二次領域を創出するのとは対照的に着陸装置を配置する領域としてよく適している。
ウイングボックスを設計し製作する際、製作者は、航空機の運航および価値を最適化するように安価で軽量かつ強固な構造を有するウイングボックスを製作するのを目指している。現在、既存の複合ウイングボックス構造は、機械的締結具で接合される別々の構造要素、または平坦部分で構成された要素のより安価で単純な共硬化した固定部を含むことに限定される。平坦部分のゲージは、集中剪断応力負荷を受けている翼に所要の安定性を与えるように比較的厚くするよう要求される。結果として、この比較的厚い構造は、航空機に追加重量を加えるとともに、追加スペースをとり、貨物および/または乗客のための余地を制限することになり得る。
より安価な強固で軽いウイングボックス複合構造を提供する必要がある。この構造は、翼から受ける荷重および応力に適合する安定性を与えるとともに、航空機の価値および運航を最適化する。
一例として、航空機用の中央ウイングボックスアセンブリは、複合下部翼外板と、複合上部翼外板と、複合下部翼外板と複合上部翼外板との間に延伸する複合桁と、複合桁のウェブに沿って翼幅方向に延伸する複合縦通材と、を含む。複合桁は、複合下部翼外板および複合上部翼外板との共硬化固定部(co-cure securement)を有する。複合縦通材は、複合桁のウェブとの共硬化固定部を有する。
一例として、航空機用の中央ウイングボックスアセンブリは、複合下部翼外板と、複合上部翼外板と、複合下部翼外板と複合上部翼外板との間に延伸する複合桁と、を含む。さらに、複合下部翼外板に沿って延伸する第1の複合縦通材および複合上部翼外板に沿って延伸する第2の複合縦通材の少なくとも一方が含まれる。複合桁は、複合下部翼外板および複合上部翼外板との共硬化固定部を有する。第1の複合縦通材は複合下部翼外板との共硬化固定部を有する、かつ/または、第2の複合縦通材は複合上部翼外板との共硬化固定部を有する。
一例として、航空機用の中央ウイングボックスアセンブリを組み立てる方法が挙げられ、この方法は、複合下部翼外板を積層(レイアップ)するステップと、複合上部翼外板を積層するステップと、複合下部翼外板と複合上部翼外板との間に延伸して配置される複合桁を積層するステップと、を含む。上記方法は、複合桁のウェブに沿って翼幅方向に延伸するように配置される複合縦通材を積層するステップ、複合下部翼外板に沿って翼幅方向に延伸するように配置される第1の複合縦通材を積層するステップ、および、複合上部翼外板に沿って翼幅方向に延伸するように配置される第2の複合縦通材を積層するステップ、のうちの少なくとも1つを含む。上記方法はさらに、複合桁を複合下部翼外板および複合上部翼外板に共硬化させて固定するステップを含み、さらに、複合縦通材を複合桁のウェブに共硬化させて固定するステップ、第1の複合縦通材を複合下部翼外板に共硬化させて固定するステップ、および、第2の複合縦通材を複合上部翼外板に共硬化させて固定するステップ、のうちの少なくとも1つを含む。
論じられている形態、機能、および利点は、様々な実施形態で独立に実現することができる、あるいは他の実施形態では組み合わされてもよく、かかる形態、機能、および利点のさらなる詳細は、下記の説明および図面を参照して理解することができる。
中央ウイングボックスの箇所が破線表現で示されている航空機の上平面図である。 図1において線2-2に沿って見られる中央ウイングボックスの部分断面図である。 図2の中央ウイングボックスの第1の複合縦通材および複合下部翼外板の部分斜視分解図である。 中央ウイングボックスの複合桁の斜視分解図である。 図2に丸で囲んで5と識別表示されている桁のウェブと共硬化固定した状態の複合縦通材の拡大図である。 図2に丸で囲んで6と識別表示されている複合下部翼外板と共硬化固定した状態の第1の複合縦通材の拡大図である。 図2に丸で囲んで7と識別表示されている複合上部翼外板と共硬化固定した状態の第2の複合縦通材の拡大図である。 中央ウイングボックスアセンブリを組み立てる方法の流れ図である。
上述のように、より安価な強固で軽量のウイングボックスアセンブリを製作する必要がある。より安価な強固で軽量のウイングボックスを製作するために、本明細書に記載されているウイングボックス構造は、複合上部翼外板、複合下部翼外板および複合桁のうちの少なくとも1つに関連する複合縦通材構造を選択的に利用する。こうして得られる複合アセンブリは、ウイングボックス構造に部品が共硬化固定される。このウイングボックス構造は、ウイングボックスアセンブリに部品を共硬化固定させることによって与えられる最適強度を有する、費用効率が高く軽いウイングボックス構成となる。
図1を参照すると、航空機10は、この例では胴体14に配置されたウイングボックスアセンブリ12を有する。ウイングボックスアセンブリ12は、上述のように、翼16に固定されかつ翼16の間に配置され、航空機10の翼16に支持および剛性を与える。翼幅Wは翼16の翼幅の方向を示し、この方向は航空機10の縦軸線に対して略直交する方向である。
図2を参照すると、航空機10用の中央ウイングボックスアセンブリ12は複合下部翼外板20および複合上部翼外板22を含む。中央ウイングボックスアセンブリ12はさらに、複合下部翼外板20と複合上部翼外板22との間に延伸する複合桁24を含む。中央ウイングボックスアセンブリ12のこの第1の例では、複合縦通材26が、複合桁24のウェブ28に沿って図1に示されている翼幅方向Wに延伸する。この例では、複合縦通材26は、複合縦通材26がウェブ28に沿って延伸するときにウェブ28に当接し、この第1の例の代替例では、複合縦通材26は、複合縦通材26とウェブ28との間に配置される複合層(図示せず)と共にウェブ28に沿って延伸することもできる。複合桁24は、複合下部翼外板20との共硬化固定部を有し、さらに複合上部翼外板22との共硬化固定部を有する。加えて、複合縦通材26は、複合桁24のウェブ28との共硬化固定部を有する。複合縦通材26のウェブ28との共硬化固定部は、複合縦通材26とウェブ28との間に配置される上述の複合層(図示せず)も含むことができる。この第1の例では、1つの複合縦通材26が各複合桁24上に使用されるが、製作者は、選択された複合桁24上に1以上の複合縦通材26を有するように選択することができる。場合によっては、製作者は特定の複合桁24を選択してもよく、複合縦通材26を使用しない。複合桁24に対する複合縦通材26の使用は、ウイングボックスアセンブリ12が翼16から受け止める荷重次第である。
中央ウイングボックスアセンブリ12のこの第1の例における、複合桁24に関連して1以上の複合縦通材26の使用に加えて、複合下部翼外板20に沿って延伸する第1の複合縦通材30、および、複合上部翼外板22に沿って延伸する第2の複合縦通材32の少なくとも一方が選択的に使用される。製作者は、下部翼外板20および上部翼外板22に対して必要な支持を決定することができる。結果として、製作者は、下部翼外板20に対する第1の複合縦通材30の数および位置決め、ならびに/あるいは上部翼外板22に対する第2の複合縦通材32の数および位置決めを使用することになる。第1の複合縦通材30および第2の複合縦通材32のどちらかまたは両方を使用する例では、第1の複合縦通材30は翼幅方向Wに延伸し、複合下部翼外板20との共硬化固定部を有することになり、第2の複合縦通材32は翼幅方向Wに延伸し、複合上部翼外板22との共硬化固定部を有することになる。
図3に示されているように、第1の複合縦通材30の一例が、下部翼外板20との関係で配置されて示されており、第1の複合縦通材30は翼幅方向Wに延伸する。第2の複合縦通材32の応用例では、第2の複合縦通材32は、図2に見られるように、上部翼外板22に対して第1の複合縦通材30および下部翼外板20と同じように配置されるが、図3に示されている位置とは逆さの位置で配置されることになる。
図4を参照すると、複合桁24は、第1のウェブ36を含む第1の複合トラフ構成34を含む。第1の湾曲移行壁部38が、第1のウェブ36の第1の端部40から第1の複合トラフ構成34の第1のフランジ42まで延伸する。第1のフランジ42は、図2に見られるように複合下部翼外板20に沿って延伸する。第2の湾曲移行壁部44が、第1のウェブ36の第2の端部46から第1の複合トラフ構成34の第2のフランジ48まで延伸する。第2のフランジ48は、図2に見られるように複合上部翼外板22沿って延伸する。複合桁24は、第2のウェブ52を有する第2の複合トラフ構成50をさらに含む。第1の湾曲移行壁部54が、第2のウェブ52の第1の端部56から第2の複合トラフ構成50の第1のフランジ58まで延伸する。第1のフランジ58は、図2に見られるように複合下部翼外板20に沿って延伸する。第2の湾曲移行壁部60が、第2のウェブ52の第2の端部62から第2の複合トラフ構成50の第2のフランジ64まで延伸する。第2の複合トラフ構成50の第2のフランジ64は、図2に見られるように複合上部翼外板22に沿って延伸する。
複合桁24は、第1の複合トラフ構成34の第1のウェブ36を含み、第1のウェブ36は、図4に見られるように、第2の複合トラフ構成50の第2のウェブ52に当接しかつこの第2のウェブ52との共硬化固定部を有する。第1の複合トラフ構成34の第1のフランジ42は、複合下部翼外板20との共硬化固定部を有する。第2の複合トラフ構成50の第1のフランジ58は、複合下部翼外板20との共硬化固定部を有する。第1の複合トラフ構成34の第2のフランジ48は、複合上部翼外板22との共硬化固定部を有する。第2の複合トラフ構成50の第2のフランジ64は、複合上部翼外板22との共硬化固定部を有する。図2に示されている例では、第1のフランジ42および第1のフランジ58は複合下部翼外板20に沿って延伸しかつ複合下部翼外板20に当接し、第2のフランジ48および第2のフランジ64は複合上部翼外板22に沿って延伸しかつ複合上部翼外板22に当接する。
一代替例では、第1のフランジ42および第1のフランジ58は、一方の第1のフランジ42および第1のフランジ58と他方の複合下部翼外板20との間に配置される複合層(図示せず)と共に複合下部翼外板20に沿って延伸する。同様に、一代替例では、第2のフランジ48および第2のフランジ64は、一方の第2のフランジ48および第2のフランジ64と他方の複合上部翼外板22との間に配置される複合層(図示せず)と共に複合上部翼外板22に沿って延伸する。この代替例での第1のフランジ42および第1のフランジ58の共硬化固定部は複合層(図示せず)を含む。同様に、この代替例での第2のフランジ48および第2のフランジ64の共硬化固定部は複合層(図示せず)を含む。
ウェブ28に関連する複合縦通材26は、図5に見られるようにハット状縦通材66を含む。縦通材の他の公知の構成が使用されてもよい。ハット状縦通材66は、キャップ部68と、キャップ部68と第1の脚70との間に配置された第1の湾曲ハット状縦通材移行壁部73と、を含む。ハット状縦通材66は、キャップ部68と第2の脚72との間に配置された第2の湾曲ハット状縦通材移行壁部75をさらに含む。図5に見られるように、第1の脚70および第2の脚72はキャップ部68に対して相対する方向に延伸し、第1の脚および第2の脚はそれぞれ、複合桁24のウェブ28に沿って延伸する。この例では、第1の脚70および第2の脚72はウェブ28に当接する。前述したように、一代替例では、複合層(図示せず)が、一方の第1の脚70および第2の脚72と他方のウェブ28との間に配置されてもよく、第1の脚70および第2の脚72はそれぞれ、ウェブ28に沿って延伸する。ハット状縦通材66のウェブ28との共硬化固定部は、第1の脚70および第2の脚72とウェブ28との当接関係での共硬化を含み、一代替例では、一方の第1の脚70および第2の脚72と他方のウェブ28との間に配置された複合層を含むことができる。
第1の複合角部充填材部材76は、ハット状縦通材66の第1の湾曲ハット状縦通材移行壁部73の箇所78に隣接して配置される。第2の複合角部充填材部材80は、ハット状縦通材66の第2の湾曲ハット状縦通材移行壁部75の箇所82に隣接して配置される。図5に示されている例では、第1の複合角部充填材部材76および第2の複合角部充填材部材80は共に、ハット状縦通材66とウェブ28との間に配置される。一代替例では、第1の複合角部充填材部材76および第2の複合角部充填材部材80は共に、ハット状縦通材66とウェブ28の一部の表面を覆う複合層(図示せず)との間に配置される。
航空機10用の中央ウィングボックスアセンブリ12の第2の例は、図2に見られるように、複合下部翼外板20と、複合上部翼外板22と、複合下部翼外板20と複合上部翼外板22との間に延伸する複合桁24と、を含む。第2の例は、複合下部翼外板20に沿って延伸する第1の複合縦通材30および複合上部翼外板22に沿って延伸する第2の複合縦通材32の少なくとも一方をさらに含む。複合桁24は、複合下部翼外板20および複合上部翼外板22との共硬化固定部を有する。第1の複合縦通材30は、複合下部翼外板20との共硬化固定部を有する、かつ/または、第2の複合縦通材32は、複合上部翼外板22との共硬化固定部を有する。
この第2の例での第1の複合縦通材30および第2の複合縦通材32はそれぞれ、図2に見られ図6および図7に見られるように、下部翼外板20および上部翼外板22と当接関係で複合下部翼外板20および複合上部翼外板22に沿って延伸する。この例での共硬化固定部は、複合縦通材が選択的に使用されるので、第1の複合縦通材30と複合下部翼外板20の当接関係および第2の複合縦通材32と上部翼外板22の当接関係のこうした配置構成を含む。中央ウイングボックスアセンブリ12の第1の例と第2の例の両方に適用可能な別の例では、第1の複合縦通材30は、第1の複合縦通材30と下部翼外板20との間に配置される複合層(図示せず)と共に下部翼外板20に沿って延伸する。第1の複合縦通材30の複合下部翼外板20との共硬化固定部は、第1の複合縦通材30と複合下部翼外板20との間に配置された複合層(図示せず)を含む。同様に、この例では、第2の複合縦通材32は、第2の複合縦通材32と複合上部翼外板22との間に配置される複合層(図示せず)と共に上部翼外板22に沿って延伸する。第2の複合縦通材32の複合上部翼外板22との共硬化固定部は、第2の複合縦通材32と複合上部翼外板22との間に配置された複合層(図示せず)を含む。
複合下部翼外板20に沿って延伸する第1の複合縦通材30および複合上部翼外板22に沿って延伸する第2の複合縦通材32の少なくとも一方の使用に加えて、複合縦通材26が、ウイングボックスアセンブリ12に含まれるように選択されてもよい。第1の縦通材30は翼幅方向Wに延伸する、かつ/または、第2の縦通材32は翼幅方向Wに延伸する。同様に複合縦通材26が使用される場合、複合縦通材26は、翼幅方向Wに延伸する。また、前述したように、複合縦通材26はウェブ28と共硬化される。
中央ウイングボックスアセンブリ12の第1の例について前述したように、中央ウイングボックスアセンブリ12の第2の例は同様に、図4に見られるように複合桁24を有し、複合桁24は、第1のウェブ36を含む第1の複合トラフ構成34を含む。第1の湾曲移行壁部38が、第1のウェブ36の第1の端部40から第1の複合トラフ構成34の第1のフランジ42まで延伸する。第1のフランジ42は、図2に見られるように複合下部翼外板20に沿って延伸する。第2の湾曲移行壁部44が、第1のウェブ36の第2の端部46から第1の複合トラフ構成34の第2のフランジ48まで延伸する。第2のフランジ48は、図2に見られるように複合上部翼外板22沿って延伸する。複合桁24は、第2のウェブ52を有する第2の複合トラフ構成50をさらに含む。第1の湾曲移行壁部54が、第2のウェブ52の第1の端部56から第2の複合トラフ構成50の第1のフランジ58まで延伸する。第1のフランジ58は、図2に見られるように複合下部翼外板20に沿って延伸する。第2の湾曲移行壁部60が、第2のウェブ52の第2の端部62から第2の複合トラフ構成50の第2のフランジ64まで延伸する。第2の複合トラフ構成50の第2のフランジ64は、図2に見られるように複合上部翼外板22に沿って延伸する。
複合桁24は、第1の複合トラフ構成34の第1のウェブ36を含み、第1のウェブ36は、図4に見られるように、第2の複合トラフ構成50の第2のウェブ52に当接しかつこの第2のウェブ52との共硬化固定部を有する。第1の複合トラフ構成34の第1のフランジ42は、複合下部翼外板20との共硬化固定部を有する。第2の複合トラフ構成50の第1のフランジ58は、複合下部翼外板20との共硬化固定部を有する。第1の複合トラフ構成34の第2のフランジ48は、複合上部翼外板22との共硬化固定部を有する。第2の複合トラフ構成50の第2のフランジ64は、複合上部翼外板22との共硬化固定部を有する。図2に示されている例では、第1のフランジ42および第1のフランジ58は複合下部翼外板20に沿って延伸しかつ複合下部翼外板20に当接し、第2のフランジ48および第2のフランジ64は複合上部翼外板22に沿って延伸しかつ複合上部翼外板22に当接する。
一代替例では、第1のフランジ42および第1のフランジ58は、一方の第1のフランジ42および第1のフランジ58と他方の複合下部翼外板20との間に配置される複合層(図示せず)と共に複合下部翼外板20に沿って延伸する。同様に、一代替例では、第2のフランジ48および第2のフランジ64は、一方の第2のフランジ48および第2のフランジ64と他方の複合上部翼外板22との間に配置される複合層(図示せず)と共に複合上部翼外板22に沿って延伸する。この代替例での第1のフランジ42および第1のフランジ58の共硬化固定部は複合層(図示せず)を含む。同様に、この代替例での第2のフランジ48および第2のフランジ64の共硬化固定部は複合層(図示せず)を含む。
図2および図6を参照すると、第1の複合縦通材30は第1のハット状縦通材84を含み、第1のハット状縦通材84は、第1のキャップ部86と、第1のキャップ部86と第1の脚90との間に配置された第1の湾曲ハット状縦通材移行壁部88と、第1のキャップ部86と第2の脚94との間に配置された第2の湾曲ハット状縦通材移行壁部92と、を備える。第1の脚90および第2の脚94は第1のキャップ部86に対して相対する方向に延伸する。第1の脚および第2の脚はそれぞれ、複合下部翼外板20に沿って延伸する。図2および図7に見られるように、第2の複合縦通材32は第2のハット状縦通材96を含み、第2のハット状縦通材96は、第2のキャップ部98と、第2のキャップ部98と第1の脚102との間に配置された第1の湾曲ハット状縦通材移行壁部100と、第2のキャップ部98と第2の脚106との間に配置された第2の湾曲ハット状縦通材移行壁部104と、を含む。第1の脚102および第2の脚106は、第2のキャップ部98に対して相対する方向に延伸する。第1の脚102および第2の脚106はそれぞれ、複合上部翼外板22に沿って延伸する。
図6および図7に記載の例に見られるように、第1のハット状縦通材84の共硬化固定部は複合下部翼外板20を含み、第1の脚部90および第2の脚部94は複合下部翼外板20と共硬化固定した状態である。第2のハット状縦通材96の共硬化固定部は複合上部翼外板22を含み、第1の脚部102および第2の脚部106は複合上部翼外板22と共硬化固定した状態である。
さらに図6および図7を参照すると、第3の複合角部充填材部材108が、第1のハット状縦通材84の第1の湾曲移行壁部100の箇所110に隣接して配置され、第4の複合角部充填材部材112が、第1のハット状縦通材84の第2の湾曲移行壁部92の箇所114に隣接して配置される。第5の複合角部充填材部材116が、第2のハット状縦通材96の第1の湾曲移行壁部100の箇所118に隣接して配置される。第6の複合角部充填材部材120が、第2のハット状縦通材96の第2の湾曲移行壁部104の箇所122に隣接して配置される。
図8を参照すると、航空機10用の中央ウィングボックスアセンブリ12を組み立てる方法124は、複合下部翼外板20を積層するステップ126と、複合上部翼外板22を積層するステップ128と、複合下部翼外板20と複合上部翼外板22との間に延伸して配置される複合桁24を積層するステップ130と、を含む。方法124は、複合桁24のウェブ28に沿って翼幅方向Wに延伸するように配置される複合縦通材26、複合下部翼外板20に沿って翼幅方向Wに延伸するように配置される第1の複合縦通材30および複合上部翼外板22に沿って翼幅方向Wに延伸するように配置される第2の複合縦通材32のうちの少なくとも1つを積層するステップ132をさらに含む。方法124は、複合桁24を複合下部翼外板20および複合上部翼外板22と共硬化させて固定するステップ134をさらに含み、さらに、複合縦通材26を複合桁24のウェブ28と共硬化させて固定するステップ、第1の縦通材30を複合下部翼外板20に共硬化させて固定するステップ、および、第2の複合縦通材32を複合上部翼外板22と共硬化させて固定するステップのうちの少なくとも1つを含む。
複合桁24を積層するステップ130は、第1のウェブ36、第1のウェブ36の第1の端部40から第1のフランジ42まで延伸する第1の湾曲移行壁部38、および第1のウェブ36の第2の端部46から第2のフランジ48まで延伸する第2の湾曲移行壁部44を含む第1の複合トラフ構成34を形成するステップをさらに含む。複合桁24を積層するステップ130は、第2のウェブ52、第2のウェブ52の第1の端部56から第1のフランジ58まで延伸する第1の湾曲移行壁部54、および第2のウェブ52の第2の端部62から第2のフランジ部64まで延伸する第2の湾曲移行壁部60を含む第2の複合トラフ構成50を形成するステップをさらに含む。
複合桁24を積層するステップ130は、第1の複合トラフ構成34の第1のウェブ部36を第2の複合トラフ構成50の第2のウェブ部52との当接関係に位置付けるステップを含む。共硬化させるステップ134は、第1の複合トラフ構成34の第1のウェブ部36と第2の複合トラフ構成50の第2のウェブ部52を共硬化させて固定するステップを含む。
複合縦通材26、第1の複合縦通材30および第2の複合縦通材32のうちの少なくとも1つを積層するステップ132は、複合縦通材26をハット状縦通材66に形成するステップ、第1の複合縦通材30を第1のハット状縦通材84に形成するステップ、および、第2の複合縦通材32を第2のハット状縦通材96に形成するステップのうちの少なくとも1つをさらに含む。複合縦通材26のハット状縦通材66を積層するステップは、キャップ部68と、キャップ部68と第1の脚70との間に配置される第1の湾曲移行壁部73と、キャップ部68と第2の脚72との間に配置される第2の湾曲移行壁部75と、を形成するステップを含む。第1の脚70および第2の脚72はキャップ部68に対して相対する方向に延伸する。第1の脚70および第2の脚72はそれぞれ、複合桁24のウェブ28に沿って延伸する。複合縦通材26を複合桁24のウェブ28に共硬化させて固定するステップ134は、第1の脚部70および第2の脚部72を複合桁24のウェブ28と共硬化させて固定するステップを含む。
第1の複合縦通材30および第2の複合縦通材32の少なくとも一方を積層することを含むステップ132は、第1の複合縦通材30を、第1のキャップ部86と、第1のキャップ部86と第1の脚90との間に配置される第1の湾曲移行壁部88と、第1のキャップ部86と第2の脚94との間に配置される第2の湾曲移行壁部92と、を含むハット状縦通材84に形成するステップをさらに含む。第1の脚90および第2の脚94は第1のキャップ部86に対して相対する方向に延伸する。第1の脚90および第2の脚94はそれぞれ、複合下部翼外板20に沿って延伸する。ステップ132には、第2の複合縦通材32を、第2のキャップ部98と、第2のキャップ部98と第1の脚102との間に配置される第1の湾曲移行壁部100と、第2のキャップ部98と第2の脚106との間に配置される第2の湾曲移行壁部104と、を含むハット状縦通材96に形成するステップがさらに含まれる。第1の脚102および第2の脚106は第2のキャップ部98に対して相対する方向に延伸する。第1の脚102および第2の脚106はそれぞれ、複合上部翼外板22に沿って延伸する。
様々な実施形態について上述してきたが、本開示は、それらの実施形態に限定されるものではない。依然として添付の特許請求の範囲内にある開示済み諸実施形態に変形を加えることができる。
10 航空機、12 ウイングボックスアセンブリ、14 胴体、16 翼、20 複合下部翼外板、22 複合上部翼外板、24 複合桁、26 複合縦通材、28 ウェブ、30 第1の複合縦通材、32 第2の複合縦通材、34 第1の複合トラフ構成、36 第1のウェブ,第1のウェブ部、38 第1の湾曲移行壁部、40 第1の端部、42 第1のフランジ、44 第2の湾曲移行壁部、46 第2の端部、48 第2のフランジ、50 第2の複合トラフ構成、52 第2のウェブ,第2のウェブ部、54 第1の湾曲移行壁部、56 第1の端部、58 第1のフランジ、60 第2の湾曲移行壁部、62 第2の端部、64 第2のフランジ,第2のフランジ部、66 ハット状縦通材、68 キャップ部、70 第1の脚,第1の脚部、72 第2の脚,第2の脚部、73 第1の湾曲ハット状縦通材移行壁部,第1の湾曲移行壁部、75 第2の湾曲ハット状縦通材移行壁部,第2の湾曲移行壁部、76 第1の複合角部充填材部材、78 箇所、80 第2の複合角部充填材部材、82 箇所、84 第1のハット状縦通材、86 第1のキャップ部、88 第1の湾曲ハット状縦通材移行壁部,第1の湾曲移行壁部、90 第1の脚,第1の脚部、92 第2の湾曲ハット状縦通材移行壁部,第2の湾曲移行壁部、94 第2の脚,第2の脚部、96 第2のハット状縦通材、98 第2のキャップ部、100 第1の湾曲ハット状縦通材移行壁部,第1の湾曲移行壁部、102 第1の脚,第1の脚部、104 第2の湾曲ハット状縦通材移行壁部,第2の湾曲移行壁部、106 第2の脚,第2の脚部、108 第3の複合角部充填材部材、110 箇所、112 第4の複合角部充填材部材、114 箇所、116 第5の複合角部充填材部材、118 箇所、120 第6の複合角部充填材部材、122 箇所

Claims (11)

  1. 航空機用の中央ウイングボックスアセンブリであって、
    複合下部翼外板と、
    複合上部翼外板と、
    前記複合下部翼外板と前記複合上部翼外板との間に延伸する複合桁と、
    前記複合桁のウェブに沿って翼幅方向に延伸する複合縦通材と、
    を備え、
    前記複合桁が、前記複合下部翼外板および前記複合上部翼外板との共硬化固定部を有し、
    前記複合縦通材が、前記複合桁の前記ウェブとの共硬化固定部を有し、
    前記複合桁が、
    第1のウェブを備える第1の複合トラフ構成であって、
    第1の湾曲移行壁部が前記第1のウェブの第1の端部から前記第1の複合トラフ構成の第1のフランジまで延伸し、
    前記第1のフランジが前記複合下部翼外板に沿って延伸し、
    第2の湾曲移行壁部が前記第1のウェブの第2の端部から前記第1の複合トラフ構成の第2のフランジまで延伸し、
    前記第2のフランジが前記複合上部翼外板に沿って延伸する、第1の複合トラフ構成と、
    第2のウェブを有する第2の複合トラフ構成であって、
    第1の湾曲移行壁部が前記第2のウェブの第1の端部から前記第2の複合トラフ構成の第1のフランジまで延伸し、
    前記第1のフランジが前記複合下部翼外板に沿って延伸し、
    第2の湾曲移行壁部が前記第2のウェブの第2の端部から前記第2の複合トラフ構成の第2のフランジまで延伸し、
    前記第2の複合トラフ構成の前記第2のフランジが前記複合上部翼外板に沿って延伸する、第2の複合トラフ構成と、
    を備える、中央ウイングボックスアセンブリ。
  2. 前記複合下部翼外板に沿って延伸する第1の複合縦通材、および、
    前記複合上部翼外板に沿って延伸する第2の複合縦通材、
    の少なくとも一方をさらに含む、請求項1に記載の中央ウイングボックスアセンブリ。
  3. 前記第1の複合縦通材が前記翼幅方向に延伸し、前記複合下部翼外板との共硬化固定部を有する、かつ/または、
    前記第2の複合縦通材が前記翼幅方向に延伸し、前記複合上部翼外板との共硬化固定部を有する、請求項2に記載の中央ウイングボックスアセンブリ。
  4. 前記第1の複合トラフ構成の前記第1のウェブが、前記第2の複合トラフ構成の前記第2のウェブに当接しかつ前記第2のウェブとの共硬化固定部を有し、
    前記第1の複合トラフ構成の前記第1のフランジが、前記複合下部翼外板との共硬化固定部を有し、
    前記第2の複合トラフ構成の前記第1のフランジが、前記複合下部翼外板との共硬化固定部を有し、
    前記第1の複合トラフ構成の前記第2のフランジが、前記複合上部翼外板との共硬化固定部を有し、
    前記第2の複合トラフ構成の前記第2のフランジが、前記複合上部翼外板との共硬化固定部を有する、請求項1から3のいずれ一項に記載の中央ウイングボックスアセンブリ。
  5. 前記複合縦通材が、キャップ部と、前記キャップ部と第1の脚との間に配置された第1の湾曲ハット状縦通材移行壁部と、前記キャップ部と第2の脚との間に配置された第2の湾曲ハット状縦通材移行壁部と、を備えるハット状縦通材を備え、
    前記第1の脚および前記第2の脚が前記キャップ部に対して相対する方向に延伸し、
    前記第1の脚および前記第2の脚がそれぞれ、前記複合桁の前記ウェブに沿って延伸する、請求項1から4のいずれか一項に記載の中央ウイングボックスアセンブリ。
  6. 第1の複合角部充填材部材が、前記ハット状縦通材の前記第1の湾曲ハット状縦通材移行壁部の箇所に隣接して配置され、
    第2の複合角部充填材部材が、前記ハット状縦通材の前記第2の湾曲ハット状縦通材移行壁部の箇所に隣接して配置される、請求項5に記載の中央ウイングボックスアセンブリ。
  7. 航空機用の中央ウイングボックスアセンブリを組み立てる方法であって、
    複合下部翼外板を積層するステップと、
    複合上部翼外板を積層するステップと、
    前記複合下部翼外板と前記複合上部翼外板との間に延伸して配置される複合桁を積層するステップと、
    前記複合桁のウェブに沿って翼幅方向に延伸するように配置される複合縦通材を積層するステップと、
    前記複合下部翼外板に沿って前記翼幅方向に延伸するように配置される第1の複合縦通材および前記複合上部翼外板に沿って前記翼幅方向に延伸するように配置される第2の複合縦通材のうちの少なくとも1つを積層するステップと、
    前記複合桁を前記複合下部翼外板および前記複合上部翼外板と共硬化させて固定するステップと、
    前記複合縦通材を前記複合桁の前記ウェブと共硬化させて固定するステップと、
    前記第1の複合縦通材を前記複合下部翼外板とさらに共硬化させて固定するステップ、および、前記第2の複合縦通材を前記複合上部翼外板とさらに共硬化させて固定するステップ、のうちの少なくとも1つと、
    を含み、
    前記複合桁を積層する前記ステップが、
    第1のウェブ、
    前記第1のウェブの第1の端部から第1のフランジまで延伸する第1の湾曲移行壁部、および
    前記第1のウェブの第2の端部から第2のフランジまで延伸する第2の湾曲移行壁部
    を含む第1の複合トラフ構成を形成するステップと、
    第2のウェブ、
    前記第2のウェブの第1の端部から第1のフランジまで延伸する第1の湾曲移行壁部、および
    前記第2のウェブの第2の端部から第2のフランジまで延伸する第2の湾曲移行壁部
    を含む第2の複合トラフ構成を形成するステップと、
    を含む方法。
  8. 前記複合桁を積層する前記ステップが、前記第1の複合トラフ構成の第1のウェブを前記第2の複合トラフ構成の第2のウェブとの当接関係に位置付けるステップを含み、
    共硬化させる前記ステップが、前記第1の複合トラフ構成の前記第1のウェブと前記第2の複合トラフ構成の前記第2のウェブを共硬化させて固定するステップを含む、請求項7に記載の組み立てる方法。
  9. 前記複合縦通材、前記第1の複合縦通材および前記第2の複合縦通材のうちの少なくとも1つを積層する前記ステップが、前記複合縦通材をハット状縦通材に形成するステップ、前記第1の複合縦通材を第1のハット状縦通材に形成するステップ、および、前記第2の複合縦通材を第2のハット状縦通材に形成するステップのうちの少なくとも1つを含む、請求項7または8に記載の組み立てる方法。
  10. 前記複合縦通材の前記ハット状縦通材を積層する前記ステップが、キャップ部と、前記キャップ部と第1の脚との間に配置される第1の湾曲移行壁部と、前記キャップ部と第2の脚との間に配置される第2の湾曲移行壁部と、を形成するステップであって、
    前記第1の脚および前記第2の脚が前記キャップ部に対して相対する方向に延伸し、
    前記第1の脚および前記第2の脚がそれぞれ、前記複合桁の前記ウェブに沿って延伸する、ステップを含み、
    前記複合縦通材を前記複合桁の前記ウェブと共硬化させて固定する前記ステップが、前記第1の脚および前記第2の脚の前記複合桁の前記ウェブとの共硬化固定を含む、請求項9に記載の組み立てる方法。
  11. 前記第1の複合縦通材または前記第2の複合縦通材を積層する前記ステップが、
    前記第1の複合縦通材を、第1のキャップ部と、前記第1のキャップ部と第1の脚との間に配置される第1の湾曲移行壁部と、前記第1のキャップ部と第2の脚との間に配置される第2の湾曲移行壁部と、を含むハット状縦通材に形成するステップであって、
    前記第1の脚および前記第2の脚が前記第1のキャップ部に対して相対する方向に延伸し、
    前記第1の脚および前記第2の脚がそれぞれ、前記複合下部翼外板に沿って延伸する、ステップと、
    前記第2の複合縦通材を、第2のキャップ部と、前記第2のキャップ部と第1脚との間に配置される第1の湾曲移行壁部と、前記第2のキャップ部と第2の脚との間に配置される第2の湾曲移行壁部と、を含むハット状縦通材に形成するステップであって、
    前記第1の脚および前記第2の脚が前記第2のキャップ部に対して相対する方向に延伸し、
    前記第1の脚および前記第2の脚がそれぞれ、前記複合上部翼外板に沿って延伸する、ステップと、
    をさらに含む、請求項9または10に記載の組み立てる方法。
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