JP7241878B2 - 表示装置および冷凍サイクルシステム - Google Patents

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Description

本発明は、冷媒回路図を表示する表示装置および冷凍サイクルシステムに関する。
従来、空気調和装置の冷媒回路図を表示する表示装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。この表示装置では、圧縮機等の各種素子の位置関係を把握することはできるが、配管内を流れる冷媒の流向、あるいは、素子の値が変化した場合の冷媒の圧力および流向の変化を把握することが困難である。
特開2006-183953号公報
従来の表示装置における冷媒回路図の表示方法を用いて冷媒の圧力および流向を把握する方法として、素子間を接続するそれぞれの配管に対して個別に圧力および流向についてのパラメータを設定することが考えられる。しかしながら、各素子に対してパラメータを設定することは、非常に手間がかかってしまう。
また、最近では、冷房運転および暖房運転を同時に行うことができる空気調和機もあり、冷媒回路図が複雑化しており、このような冷媒回路を構成する各素子にパラメータを設定するためには、作業者の高い習熟度が必要となる。そのため、習熟度の低い作業者が配管内の冷媒の状態を把握することが困難である。
本発明は、上記従来の技術における課題に鑑みてなされたものであって、冷媒回路における冷媒の流れを容易に把握することができる表示装置および冷凍サイクルシステムを提供することを目的とする。
本発明に係る表示装置は、複数の素子が配管で接続されて構成された冷凍サイクル装置の冷媒回路図を表示する表示装置であって、前記冷凍サイクル装置の前記冷媒回路図を表示する情報表示部と、前記素子および前記配管における冷媒の圧力および流向を定義する定義情報である素子情報を保持する素子情報保持部と、前記情報表示部による表示を制御する表示制御装置とを備え、前記表示制御装置は、前記冷凍サイクル装置の前記冷媒回路図を生成する表示生成部と、前記素子情報に基づき、前記冷媒回路図に含まれる前記素子および前記配管における冷媒の圧力および流向に関するパラメータを決定するパラメータ決定部とを有し、前記表示生成部は、決定された前記パラメータに基づき得られる前記冷媒の流向がアニメーション表示されるように、前記冷媒回路図を生成するものである。
また、本発明に係る冷凍サイクルシステムは、本発明に係る表示装置と、複数の前記素子および前記配管が接続され、接続された複数の前記素子および前記配管を前記冷媒が循環する冷凍サイクル装置とを備えたものである。
本発明によれば、冷凍サイクル装置を構成する素子および配管における冷媒の圧力および流向に関するパラメータを決定し、決定されたパラメータに基づき、冷媒の流向がアニメーション表示される冷媒回路図が生成される。そのため、冷媒回路における冷媒の流れを容易に把握することができる。
実施の形態1に係る表示装置を適用した冷凍サイクルシステムの構成の一例を示す概略図である。 実施の形態1に係る表示装置の構成の一例を示すブロック図である。 図2の表示制御装置の構成の一例を示すハードウェア構成図である。 図2の表示制御装置の構成の他の例を示すハードウェア構成図である。 図1の空気調和装置の構成の一例を示す回路図である。 図5の室外制御装置の構成の一例を示すブロック図である。 図5の室内制御装置の構成の一例を示すブロック図である。 実施の形態1に係る表示装置による表示例を示す概略図である。 図8の表示例における冷媒の流向表示について説明するための概略図である。 配管の素子情報について説明するための概略図である。 基本素子の素子情報について説明するための概略図である。 逆止弁の素子情報について説明するための概略図である。 膨張弁の素子情報について説明するための概略図である。 電磁弁の素子情報について説明するための概略図である。 キャピラリーチューブの素子情報について説明するための概略図である。 熱交換器の素子情報について説明するための概略図である。 サブクールコイルの素子情報について説明するための概略図である。 油分離器の素子情報について説明するための概略図である。 アキュムレータの素子情報について説明するための概略図である。 四方弁の素子情報について説明するための概略図である。 ボールバルブの素子情報について説明するための概略図である。 実施の形態1に係る表示装置による表示処理の流れの一例を示すフローチャートである。 表示処理の際に行われる各処理について説明するための回路図である。 表示処理の際に行われる各処理について説明するための回路図である。 表示処理の際に行われる各処理について説明するための回路図である。 表示処理の際に行われる各処理について説明するための回路図である。 実施の形態2に係る表示装置の構成の一例を示すブロック図である。 実施の形態2に係る表示装置による表示例を示す概略図である。 故障した素子が選択された場合の、故障内容の表示例を示す概略図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。本発明は、以下の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。また、本発明は、以下の各実施の形態に示す構成のうち、組合せ可能な構成のあらゆる組合せを含むものである。また、各図において、同一の符号を付したものは、同一のまたはこれに相当するものであり、これは明細書の全文において共通している。
実施の形態1.
本実施の形態1に係る表示装置について説明する。本実施の形態1に係る表示装置は、空調対象空間の空気調和を行う空気調和装置などの冷凍サイクル装置に接続され、接続された冷凍サイクル装置の冷媒回路図などの冷凍サイクル装置に関する情報を表示するものである。
[冷凍サイクルシステム100の構成]
図1は、本実施の形態1に係る表示装置を適用した冷凍サイクルシステムの構成の一例を示す概略図である。図1に示すように、冷凍サイクルシステム100は、表示装置1および冷凍サイクル装置の一例である空気調和装置2で構成されている。表示装置1と空気調和装置2とは、有線または無線の伝送線3によって接続されている。
表示装置1は、伝送線3を介して空気調和装置2から送信された、空気調和装置2に関する情報を受信し、受信した情報に基づき、冷媒回路図等を表示する。空気調和装置2は、冷媒回路を構成する各素子の情報等を、伝送線3を介して表示装置1に送信する。なお、図1は、冷凍サイクル装置として空気調和装置2を適用した例を示すが、これに限られず、冷凍サイクルを用いた装置であれば、空気調和装置以外のものも適用することができる。
図1に示す例において、空気調和装置2は、室外機20と、室内機30Aおよび30Bとを備えている。室外機20と室内機30Aおよび30Bは、配管によって接続され、これによって冷媒回路が形成されている。なお、図1は、冷凍サイクルシステム100に1台の空気調和装置2が設けられている場合を示すが、これに限られず、2台以上の空気調和装置2が設けられてもよい。また、空気調和装置2における室外機20ならびに室内機30Aおよび30Bの台数は、この例に限られず、それぞれ任意の台数であってもよい。
(表示装置1)
図2は、本実施の形態1に係る表示装置の構成の一例を示すブロック図である。図2に示すように、表示装置1は、情報表示部11、通信管理部12、表示制御装置13、素子情報保持部14および装置データ保持部15を備えている。
情報表示部11は、表示装置1に接続された空気調和装置2に関する各種の情報を表示する。本実施の形態1において、情報表示部11は、空気調和装置2の冷媒回路図を表示する。また、冷媒回路図を表示する場合、情報表示部11は、冷媒回路を流れる冷媒の流れが認識できるように、冷媒の流向をアニメーション表示する。情報表示部11による表示の詳細については、後述する。
情報表示部11は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)または有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイ等によって構成されている。情報表示部11として、例えば、LCDまたは有機ELディスプレイ上に、図示しない操作部としてのタッチパネルが積層されたタッチパネルディスプレイが用いられてもよい。
通信管理部12は、空気調和装置2との間の通信を管理する。通信管理部12は、空気調和装置2から送信された型名などの装置を特定する特定情報等の空気調和装置2に関する情報を受信し、表示制御装置13に供給する。通信管理部12は、空気調和装置2に関する情報として、例えば、空気調和装置2を特定する特定情報、および、運転モードおよび各素子の状態等を示す運転情報を受信する。
素子情報保持部14は、空気調和装置2に用いられる素子および配管に関する情報を保持する。素子情報保持部14には、素子および配管の他の素子等と接続される接合点における冷媒の圧力および流向に関するパラメータが定義されている。冷媒の圧力および流向に関するパラメータの詳細については、後述する。装置データ保持部15は、冷凍サイクル装置の一例である空気調和装置2の特定情報と、当該特定情報が示す空気調和装置2の冷媒回路を示す冷媒回路情報とを対応付けて保持する。
なお、素子情報保持部14および装置データ保持部15は、それぞれ、HDD(Hard Disk Drive)または不揮発性メモリ等の記憶手段で構成されている。素子情報保持部14および装置データ保持部15は、1つの記憶手段に構成されてもよいし、それぞれが独立した記憶手段で構成されてもよい。
表示制御装置13は、表示装置1に設けられた各部を制御する。特に、本実施の形態1において、表示制御装置13は、空気調和装置2から受信した情報と、素子情報保持部14および装置データ保持部15に保持された情報とに基づき、情報表示部11による表示を制御する。表示制御装置13は、表示生成部16およびパラメータ決定部17を有している。
表示生成部16は、情報表示部11に表示させる表示データを生成する。表示生成部16は、表示データとして、空気調和装置2から受信した特定情報および運転情報に基づき、素子情報保持部14および装置データ保持部15に保持された情報を参照し、当該空気調和装置2に対応する冷媒回路図を生成する。また、表示生成部16は、パラメータ決定部17で決定された冷媒回路図中の各部における冷媒の圧力および流向に基づき、冷媒の流れを冷媒回路図に反映させる。
パラメータ決定部17は、表示生成部16で生成された冷媒回路図に含まれる素子および配管の各種パラメータを決定する。パラメータ決定部17は、素子および配管における冷媒の圧力および流向についてのパラメータを、素子情報保持部14に保持された素子情報に基づいて決定する。素子情報は、冷媒回路に含まれる圧縮機等の素子と、各素子を接続する配管とにおける冷媒の圧力および流向を定義する定義情報である。素子情報の詳細については、後述する。
表示制御装置13は、例えばマイクロコンピュータ等の演算装置上でソフトウェアを実行することにより、各種機能を実現するアナログ回路またはデジタル回路等の回路デバイスなどのハードウェア等で構成されている。
図3は、図2の表示制御装置の構成の一例を示すハードウェア構成図である。表示制御装置13の各種機能がハードウェアで実行される場合、図2の表示制御装置13は、図3に示すように、処理回路41で構成される。図2の表示制御装置13において、表示生成部16およびパラメータ決定部17の各機能は、処理回路41により実現される。
各機能がハードウェアで実行される場合、処理回路41は、例えば、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field-Programmable Gate Array)、またはこれらを組み合わせたものが該当する。表示制御装置13は、表示生成部16およびパラメータ決定部17の各部の機能それぞれを処理回路41で実現してもよいし、各部の機能を1つの処理回路41で実現してもよい。
図4は、図2の表示制御装置の構成の他の例を示すハードウェア構成図である。表示制御装置13の各種機能がソフトウェアで実行される場合、図2の表示制御装置13は、図4に示すように、プロセッサ51およびメモリ52で構成される。表示制御装置13において、表示生成部16およびパラメータ決定部17の各機能は、プロセッサ51およびメモリ52により実現される。
各機能がソフトウェアで実行される場合、表示制御装置13において、表示生成部16およびパラメータ決定部17の機能は、ソフトウェア、ファームウェア、またはソフトウェアとファームウェアとの組み合わせにより実現される。ソフトウェアおよびファームウェアは、プログラムとして記述され、メモリ52に格納される。プロセッサ51は、メモリ52に記憶されたプログラムを読み出して実行することにより、各部の機能を実現する。
メモリ52として、例えば、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ、EPROM(Erasable and Programmable ROM)およびEEPROM(Electrically Erasable and Programmable ROM)等の不揮発性または揮発性の半導体メモリ等が用いられる。また、メモリ52として、例えば、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、CD(Compact Disc)、MD(Mini Disc)およびDVD(Digital Versatile Disc)等の着脱可能な記録媒体が用いられてもよい。
(空気調和装置2)
図5は、図1の空気調和装置の構成の一例を示す回路図である。図5に示すように、空気調和装置2は、室外機20と室内機30Aおよび30Bで構成されている。室外機20は、圧縮機21、四方弁22、室外熱交換器23および室外制御装置120を備えている。室内機30Aは、膨張弁31A、室内熱交換器32Aおよび室内制御装置130Aを備えている。室内機30Bは、膨張弁31B、室内熱交換器32Bおよび室内制御装置130Bを備えている。
空気調和装置2では、圧縮機21、四方弁22、室外熱交換器23、膨張弁31Aおよび31B、ならびに、室内熱交換器32Aおよび32Bが冷媒配管によって接続されることにより、冷媒が循環する冷媒回路が形成される。なお、図5に示す冷媒回路は、一般的な回路を例示したものであり、実際の冷媒回路としては、使用形態等に応じて種々の回路を適用することができる。
(室外機20)
圧縮機21は、低温低圧の冷媒を吸入し、吸入した冷媒を圧縮して高温高圧の状態にして吐出する。圧縮機21は、運転周波数を変化させることにより、単位時間あたりの送出量である容量が制御されるインバータ圧縮機からなる。圧縮機21の運転周波数は、室外制御装置120によって制御される。
四方弁22は、冷媒の流れる方向を切り替えることにより、冷房運転および暖房運転の切り替えを行う。四方弁22は、冷房運転時に、図5の実線で示す状態、すなわち圧縮機21の吐出側と室外熱交換器23とが接続されるように切り替わる。また、四方弁22は、暖房運転時に、図5の破線で示す状態、すなわち圧縮機21の吸入側と室外熱交換器23とが接続されるように切り替わる。四方弁22における流路の切替は、室外制御装置120によって制御される。
室外熱交換器23は、図示しないファン等によって供給される室外空気と冷媒との間で熱交換を行う。室外熱交換器23は、冷房運転の際に、冷媒の熱を室外空気に放熱して冷媒を凝縮させる凝縮器として機能する。また、室外熱交換器23は、暖房運転の際に、冷媒を蒸発させ、その際の気化熱により室外空気を冷却する蒸発器として機能する。
室外制御装置120は、室外機20に設けられた圧縮機21および四方弁22等の各素子を制御する。図6は、図5の室外制御装置の構成の一例を示すブロック図である。図6に示すように、室外制御装置120は、空調制御部121および通信管理部122を備えている。室外制御装置120は、ソフトウェアを実行することにより各種機能を実現するマイクロコンピュータなどの演算装置、もしくは各種機能に対応する回路デバイスなどのハードウェア等で構成されている。なお、図6では、本実施の形態1に関連する機能についての構成のみを図示し、それ以外の構成については図示を省略する。
空調制御部121は、空調運転に関する各種の演算を行い、室外機20に設けられた素子の監視および制御を行う。通信管理部122は、表示装置1との間で各種データの送受信を行う。例えば、通信管理部122は、空気調和装置2の特定情報および室外機20の運転情報等を、表示装置1に対して送信する。
(室内機30Aおよび30B)
以下、室内機30Aおよび30Bの構成について説明するが、この例における室内機30Aおよび30Bは、同一の構成を有しているため、室内機30Aを例にとって説明する。
膨張弁31Aは、冷媒を減圧して膨張させる。膨張弁31Aは、例えば、電子式膨張弁等の開度の制御が可能な弁で構成される。膨張弁31Aの開度は、室内制御装置130によって制御される。
室内熱交換器32Aは、図示しないファン等によって供給される室内空気と冷媒との間で熱交換を行う。これにより、室内空間に供給される冷房用空気または暖房用空気が生成される。室内熱交換器32Aは、冷房運転の際に蒸発器として機能し、空調対象空間の空気を冷却して冷房を行う。また、室内熱交換器32Bは、暖房運転の際に凝縮器として機能し、空調対象空間の空気を加熱して暖房を行う。
室内制御装置130Aは、室内機30Aに設けられた膨張弁31A等の各素子を制御する。図7は、図5の室内制御装置の構成の一例を示すブロック図である。図7に示すように、室内制御装置130Aは、空調制御部131Aおよび通信管理部132Aを備えている。室内制御装置130Aは、ソフトウェアを実行することにより各種機能を実現するマイクロコンピュータなどの演算装置、もしくは各種機能に対応する回路デバイスなどのハードウェア等で構成されている。なお、図7では、本実施の形態1に関連する機能についての構成のみを図示し、それ以外の構成については図示を省略する。
空調制御部131Aは、空調運転に関する各種の演算を行い、室内機30Aに設けられた素子の監視および制御を行う。通信管理部132Aは、表示装置1との間で各種データの送受信を行う。例えば、通信管理部132Aは、空気調和装置2の特定情報および室内機30Aの運転情報等を、表示装置1に対して送信する。
[表示装置1による表示]
表示装置1による表示について説明する。図8は、本実施の形態1に係る表示装置による表示例を示す概略図である。図9は、図8の表示例における冷媒の流向表示について説明するための概略図である。
図8に示すように、表示装置1の情報表示部11には、伝送線3を介して接続された空気調和装置2の冷媒回路図が表示される。情報表示部11に表示された冷媒回路図では、各素子間の配管内を冷媒が流れる様子を確認することができる。具体的には、例えば、冷媒回路における配管内の冷媒が流れ方向に移動するように、アニメーション表示される。
また、この例では、冷媒の圧力の違いが視覚的に認識できるように、高圧の冷媒と低圧の冷媒とで異なる表示となっている。この例では、高圧側の冷媒が黒色で表示され、低圧側の冷媒がハッチングされて表示されている。なお、図8においては、冷媒が流れる方向を矢印で図示しているが、この矢印は、冷媒の流れ方向が容易に認識できるようにするためのものであり、実際には表示されない。
冷媒回路図内で冷媒の流れを表示する場合には、例えば、図9に示すように、冷媒が配管内を左から右に向かって流れるように冷媒の流れ方向が設定されているものとすると、冷媒は、流れ方向に向かって順次移動するようにアニメーション表示される。具体的には、例えば、配管内に2色(図9の例では、黒色および白色)の矩形状の画像を交互に配置し、一定の周期で画像を入れ替える。すなわち、一定周期で黒色の画像を白色の画像に入れ替え、白色の画像を黒色の画像に入れ替える。こうすることにより、黒い画像が一定の周期で流れ方向(右方向)に移動するように見せることができる。なお、図9においては、冷媒の流れる様子の説明が容易となるように、数字を表示しているが、実際には表示されない。
なお、表示装置1は、素子の状態が変化した場合などにおいて、空気調和装置2から運転情報を適宜受信する。この場合、表示装置1は、受信した運転情報に基づいて情報表示部11に表示される冷媒回路における冷媒の流向を変化させ、リアルタイムでの情報を表示することができる。
また、情報表示部11に表示される情報は、冷媒回路図のみに限られない。例えば、情報表示部11には、冷媒回路図に加えて、圧縮機の運転周波数などの各素子の状態、および、運転モード等を表示させてもよい。
[素子情報]
次に、素子情報保持部14に保持された情報について説明する。素子情報保持部14には、冷媒回路に用いられる各種の素子と、素子間を接続する配管とについて定義された素子情報が保持されている。素子情報は、素子または配管を流れる冷媒の圧力および流向が定義された情報である。以下、配管および各種の素子に対する定義情報について説明する。
(配管)
図10は、配管の素子情報について説明するための概略図である。配管の素子情報は、素子に接続される配管の両端の接合点#1および接合点#2に対する冷媒の圧力および流向に関して定義された情報である。配管の素子情報は、それぞれの接合点#1および接合点#2に対して、配管パラメータと、プロパティと、初期値とが対応付けられた情報である。
図10に示すように、配管パラメータは、圧力系および流向系のパラメータに分類される。圧力系パラメータは、配管を流れる冷媒の圧力に関するパラメータであり、この例では、圧力パラメータ、圧力確定パラメータ、高圧圧損度パラメータおよび低圧圧損度パラメータが設けられている。流向系パラメータは、配管を流れる冷媒の流向に関するパラメータであり、この例では、流向パラメータが設けられている。
プロパティは、配管の接合点#1および接合点#2における、各パラメータの状態を示す。圧力パラメータは、それぞれの接合点#1および接合点#2における圧力状態を示す。圧力パラメータには、相対的に「高圧」または「低圧」であることを示す値が設定される。圧力確定パラメータは、それぞれの接合点#1および接合点#2における圧力状態が確定したか否かを示す。圧力確定パラメータには、「確定」または「未確定」が設定される。
高圧圧損度パラメータは、それぞれの接合点#1および接合点#2における、高圧冷媒が流れる場合の圧力損失の度合いを示す数値である。高圧圧損度パラメータには、0以上の整数値が設定され、パラメータ値が大きいほど圧損度が高いことを示す。低圧圧損度パラメータは、それぞれの接合点#1および接合点#2における、低圧冷媒が流れる場合の圧力損失の度合いを示す数値である。低圧圧損度パラメータには、0以上の整数値が設定され、パラメータ値が大きいほど圧損度が低いことを示す。なお、以下の説明では、高圧圧損度パラメータおよび低圧圧損度パラメータを総称して圧損度パラメータと称することがある。
流向パラメータは、接合点間での冷媒が流れる方向を示す。流向パラメータには、「接合点#1→接合点#2」、「接合点#2→接合点#1」または「停止」が設定される。流向パラメータに設定される値は、接合点#1および接合点#2に設定された圧力パラメータおよび圧損度パラメータの値によって決定される。例えば、接合点#1の圧力パラメータが「高圧」であり、接合点#2の圧力パラメータが「低圧」である場合には、流向パラメータには、「接合点#1→接合点#2」が設定される。すなわち、流向パラメータは、圧力が高い接合点から圧力が低い接合点に向かって冷媒が流れるように設定される。
初期値は、冷媒回路図が作成された時点において設定されているパラメータの値である。圧力パラメータには、初期値として「高圧」が設定されている。圧力確定パラメータには、初期値として「未確定」が設定されている。高圧圧損度パラメータには、初期値として値「0」が設定されている。低圧圧損度パラメータには、初期値として値「0」が設定されている。流向パラメータには、初期値として「停止」が設定されている。
(基本素子)
図11は、基本素子の素子情報について説明するための概略図である。基本素子は、基本的な素子であり、例えば、冷媒回路中に、素子情報保持部14に保持されていない素子が設けられている場合等に適用される。なお、以下では、接合点#1における状態をS1とし、接合点#2における状態をS2とする。このことは、以下の具体的な素子についても同様とする。
基本素子の圧力系パラメータについて、接合点#1における状態S1は、接合点#1に接続された配管のパラメータと同一である。また、接合点#2における状態S2は、接合点#2に接続された配管のパラメータと同一である。
流向系のパラメータである流向パラメータは、接合点#1の状態S1および接合点#2の状態S2における圧力系パラメータの値によって決定される。図11に示すように、接合点#1および接合点#2の圧力パラメータが「高圧」である場合、流向パラメータは、高圧圧損度パラメータのパラメータ値が小さい方から大きい方へ冷媒が流れるように設定される。すなわち、接合点#1の高圧圧損度パラメータ値が接合点#2の高圧圧損度パラメータ値よりも小さい場合、流向パラメータは、「接合点#1→接合点#2」となる。一方、接合点#2の高圧圧損度パラメータ値が接合点#1の高圧圧損度パラメータ値よりも小さい場合、流向パラメータは、「接合点#2→接合点#1」となる。
接合点#1の圧力パラメータが「高圧」であり、接合点#2の圧力パラメータが「低圧」である場合、流向パラメータは、「接合点#1→接合点#2」となる。接合点#1の圧力パラメータが「低圧」であり、接合点#2の圧力パラメータが「高圧」である場合、流向パラメータは、「接合点#2→接合点#1」となる。
接合点#1および接合点#2の圧力パラメータが「低圧」である場合、流向パラメータは、低圧圧損度パラメータのパラメータ値が大きい方から小さい方へ冷媒が流れるように設定される。すなわち、接合点#1の低圧圧損度パラメータ値が接合点#2の低圧圧損度パラメータ値よりも大きい場合、流向パラメータは、「接合点#1→接合点#2」となる。一方、接合点#2の低圧圧損度パラメータ値が接合点#1の低圧圧損度パラメータ値よりも大きい場合、流向パラメータは、「接合点#2→接合点#1」となる。
(逆止弁)
図12は、逆止弁の素子情報について説明するための概略図である。逆止弁は、流通する冷媒の流れを予め定められた方向にのみ許容する素子である。
逆止弁の圧力系パラメータについて、接合点#1における状態S1は、接合点#1に接続された配管のパラメータと同一である。また、接合点#2における状態S2は、接合点#2に接続された配管のパラメータと同一である。ただし、接合点#1の状態S1が、圧力パラメータが「高圧」であり、圧力確定パラメータが「確定」である場合、接合点#2の状態S2は、圧力パラメータが「高圧」となり、圧力確定パラメータが「確定」となる。
流向パラメータは、図12に示すように、接合点#1および接合点#2の圧力パラメータが「高圧」である場合に、高圧圧損度パラメータのパラメータ値が小さい方から大きい方へ冷媒が流れるように設定される。すなわち、接合点#1の高圧圧損度パラメータ値が接合点#2の高圧圧損度パラメータ値よりも小さい場合、流向パラメータは、「接合点#1→接合点#2」となる。一方、接合点#2の高圧圧損度パラメータ値が接合点#1の高圧圧損度パラメータ値よりも小さい場合、流向パラメータは、「接合点#2→接合点#1」となる。
接合点#1の圧力パラメータが「高圧」であり、接合点#2の圧力パラメータが「低圧」である場合、流向パラメータは、「接合点#1→接合点#2」となる。一方、接合点#1の圧力パラメータが「低圧」であり、接合点#2の圧力パラメータが「高圧」である場合、流向パラメータは、「停止」となる。
接合点#1および接合点#2の圧力パラメータが「低圧」である場合、流向パラメータは、低圧圧損度パラメータのパラメータ値が大きい方から小さい方へ冷媒が流れるように設定される。すなわち、接合点#1の低圧圧損度パラメータ値が接合点#2の低圧圧損度パラメータ値よりも大きい場合、流向パラメータは、「接合点#1→接合点#2」となる。一方、接合点#2の低圧圧損度パラメータ値が接合点#1の低圧圧損度パラメータ値よりも大きい場合、流向パラメータは、「接合点#2→接合点#1」となる。
(膨張弁)
図13は、膨張弁の素子情報について説明するための概略図である。膨張弁は、流通する冷媒を減圧する素子である。膨張弁の開度により、冷媒の減圧度合いが決定される。
膨張弁の圧力系パラメータについて、接合点#1における状態S1は、接合点#1に接続された配管のパラメータと同一である。また、接合点#2における状態S2は、接合点#2に接続された配管のパラメータと同一である。
流向パラメータは、図13に示すように、接合点#1および接合点#2の圧力パラメータが「高圧」である場合に、高圧圧損度パラメータのパラメータ値が小さい方から大きい方へ冷媒が流れるように設定される。すなわち、接合点#1の高圧圧損度パラメータ値が接合点#2の高圧圧損度パラメータ値よりも小さい場合、流向パラメータは、「接合点#1→接合点#2」となる。一方、接合点#2の高圧圧損度パラメータ値が接合点#1の高圧圧損度パラメータ値よりも小さい場合、流向パラメータは、「接合点#2→接合点#1」となる。
接合点#1の圧力パラメータが「高圧」であり、接合点#2の圧力パラメータが「低圧」である場合、流向パラメータは、「接合点#1→接合点#2」となる。接合点#1の圧力パラメータが「低圧」であり、接合点#2の圧力パラメータが「高圧」である場合、流向パラメータは、「接合点#2→接合点#1」となる。
接合点#1および接合点#2の圧力パラメータが「低圧」である場合、流向パラメータは、低圧圧損度パラメータのパラメータ値が大きい方から小さい方へ冷媒が流れるように設定される。すなわち、接合点#1の低圧圧損度パラメータ値が接合点#2の低圧圧損度パラメータ値よりも大きい場合、流向パラメータは、「接合点#1→接合点#2」となる。一方、接合点#2の低圧圧損度パラメータ値が接合点#1の低圧圧損度パラメータ値よりも大きい場合、流向パラメータは、「接合点#2→接合点#1」となる。
なお、膨張弁の開度が最低の場合、流向パラメータは、接合点#1の状態S1および接合点#2の状態S2に関わらず「停止」となる。
(電磁弁)
図14は、電磁弁の素子情報について説明するための概略図である。電磁弁は、電磁石の磁力を用いて弁を開閉し、接続される配管内の冷媒の流通を許容または阻止する素子である。
電磁弁の圧力系パラメータについて、接合点#1における状態S1は、接合点#1に接続された配管のパラメータと同一である。また、接合点#2における状態S2は、接合点#2に接続された配管のパラメータと同一である。
流向パラメータは、図14に示すように、接合点#1および接合点#2の圧力パラメータが「高圧」である場合に、高圧圧損度パラメータのパラメータ値が小さい方から大きい方へ冷媒が流れるように設定される。すなわち、接合点#1の高圧圧損度パラメータ値が接合点#2の高圧圧損度パラメータ値よりも小さい場合、流向パラメータは、「接合点#1→接合点#2」となる。一方、接合点#2の高圧圧損度パラメータ値が接合点#1の高圧圧損度パラメータ値よりも小さい場合、流向パラメータは、「接合点#2→接合点#1」となる。
接合点#1の圧力パラメータが「高圧」であり、接合点#2の圧力パラメータが「低圧」である場合、流向パラメータは、「接合点#1→接合点#2」となる。接合点#1の圧力パラメータが「低圧」であり、接合点#2の圧力パラメータが「高圧」である場合、流向パラメータは、「接合点#2→接合点#1」となる。
接合点#1および接合点#2の圧力パラメータが「低圧」である場合、流向パラメータは、低圧圧損度パラメータのパラメータ値が大きい方から小さい方へ冷媒が流れるように設定される。すなわち、接合点#1の低圧圧損度パラメータ値が接合点#2の低圧圧損度パラメータ値よりも大きい場合、流向パラメータは、「接合点#1→接合点#2」となる。一方、接合点#2の低圧圧損度パラメータ値が接合点#1の低圧圧損度パラメータ値よりも大きい場合、流向パラメータは、「接合点#2→接合点#1」となる。
なお、電磁弁の開度が閉の場合、流向パラメータは、接合点#1の状態S1および接合点#2の状態S2に関わらず「停止」となる。
(キャピラリーチューブ)
図15は、キャピラリーチューブの素子情報について説明するための概略図である。キャピラリーチューブは、毛細管状に形成され、冷媒の圧力差によって予め定められた量の冷媒を流通させるものであり、膨張弁として機能する素子である。
キャピラリーチューブの圧力系パラメータについて、接合点#1における状態S1は、接合点#1に接続された配管のパラメータと同一である。また、接合点#2における状態S2は、接合点#2に接続された配管のパラメータと同一である。
流向パラメータは、図15に示すように、接合点#1および接合点#2の圧力パラメータが「高圧」である場合に、高圧圧損度パラメータのパラメータ値が小さい方から大きい方へ冷媒が流れるように設定される。すなわち、接合点#1の高圧圧損度パラメータ値が接合点#2の高圧圧損度パラメータ値よりも小さい場合、流向パラメータは、「接合点#1→接合点#2」となる。一方、接合点#2の高圧圧損度パラメータ値が接合点#1の高圧圧損度パラメータ値よりも小さい場合、流向パラメータは、「接合点#2→接合点#1」となる。
接合点#1の圧力パラメータが「高圧」であり、接合点#2の圧力パラメータが「低圧」である場合、流向パラメータは、「接合点#1→接合点#2」となる。接合点#1の圧力パラメータが「低圧」であり、接合点#2の圧力パラメータが「高圧」である場合、流向パラメータは、「接合点#2→接合点#1」となる。
接合点#1および接合点#2の圧力パラメータが「低圧」である場合、流向パラメータは、低圧圧損度パラメータのパラメータ値が大きい方から小さい方へ冷媒が流れるように設定される。すなわち、接合点#1の低圧圧損度パラメータ値が接合点#2の低圧圧損度パラメータ値よりも大きい場合、流向パラメータは、「接合点#1→接合点#2」となる。一方、接合点#2の低圧圧損度パラメータ値が接合点#1の低圧圧損度パラメータ値よりも大きい場合、流向パラメータは、「接合点#2→接合点#1」となる。
(熱交換器)
図16は、熱交換器の素子情報について説明するための概略図である。熱交換器は、接続される配管を流通する流体と、外部の流体との間で熱交換を行う素子である。
熱交換器の圧力系パラメータについて、接合点#1における状態S1は、接合点#1に接続された配管のパラメータと同一である。また、接合点#2における状態S2は、接合点#2に接続された配管のパラメータと同一である。ただし、接合点#1の状態S1および接合点#2の状態S2のいずれか一方の圧力確定パラメータが「確定」であり、他方の圧力確定パラメータが「未確定」である場合には、他方の圧力確定パラメータが「確定」となる。
流向パラメータは、図16に示すように、接合点#1および接合点#2の圧力パラメータが「高圧」である場合に、高圧圧損度パラメータのパラメータ値が小さい方から大きい方へ冷媒が流れるように設定される。すなわち、接合点#1の高圧圧損度パラメータ値が接合点#2の高圧圧損度パラメータ値よりも小さい場合、流向パラメータは、「接合点#1→接合点#2」となる。一方、接合点#2の高圧圧損度パラメータ値が接合点#1の高圧圧損度パラメータ値よりも小さい場合、流向パラメータは、「接合点#2→接合点#1」となる。
接合点#1の圧力パラメータが「高圧」であり、接合点#2の圧力パラメータが「低圧」である場合、流向パラメータは、「接合点#1→接合点#2」となる。一方、接合点#1の圧力パラメータが「低圧」であり、接合点#2の圧力パラメータが「高圧」である場合、流向パラメータは、「接合点#2→接合点#1」となる。
接合点#1および接合点#2の圧力パラメータが「低圧」である場合、流向パラメータは、低圧圧損度パラメータのパラメータ値が大きい方から小さい方へ冷媒が流れるように設定される。すなわち、接合点#1の低圧圧損度パラメータ値が接合点#2の低圧圧損度パラメータ値よりも大きい場合、流向パラメータは、「接合点#1→接合点#2」となる。一方、接合点#2の低圧圧損度パラメータ値が接合点#1の低圧圧損度パラメータ値よりも大きい場合、流向パラメータは、「接合点#2→接合点#1」となる。
(サブクールコイル)
図17は、サブクールコイルの素子情報について説明するための概略図である。サブクールコイルは、両端が接合点#1および接合点#2となる第1の流路と、両端が接合点#3および接合点#4となる第2の流路とを有し、第1の流路を流れる第1の流体と、第2の流路を流れる第2の流体との間で熱交換を行う素子である。サブクールコイルでは、接合点#1における状態をS1とし、接合点#2における状態をS2とする。また、接合点#3における状態をS3とし、接合点#4における状態をS4とする。
サブクールコイルの圧力系パラメータについて、接合点#1における状態S1は、接合点#1に接続された配管のパラメータと同一である。また、接合点#2における状態S2は、接合点#2に接続された配管のパラメータと同一である。接合点#3における状態S3は、接合点#3に接続された配管のパラメータと同一である。接合点#4における状態S4は、接合点#4に接続された配管のパラメータと同一である。
ただし、接合点#1の状態S1および接合点#2の状態S2のいずれか一方の圧力確定パラメータが「確定」であり、他方の圧力確定パラメータが「未確定」である場合には、他方の圧力確定パラメータが「確定」となる。また、接合点#3の状態S3および接合点#4の状態S4のいずれか一方の圧力確定パラメータが「確定」であり、他方の圧力確定パラメータが「未確定」である場合には、他方の圧力確定パラメータが「確定」となる。
流向パラメータは、図17に示すように、接合点#1および接合点#2の圧力パラメータが「高圧」である場合に、高圧圧損度パラメータのパラメータ値が小さい方から大きい方へ冷媒が流れるように設定される。すなわち、接合点#1の高圧圧損度パラメータ値が接合点#2の高圧圧損度パラメータ値よりも小さい場合、流向パラメータは、「接合点#1→接合点#2」となる。一方、接合点#2の高圧圧損度パラメータ値が接合点#1の高圧圧損度パラメータ値よりも小さい場合、流向パラメータは、「接合点#2→接合点#1」となる。
接合点#1の圧力パラメータが「高圧」であり、接合点#2の圧力パラメータが「低圧」である場合、流向パラメータは、「接合点#1→接合点#2」となる。一方、接合点#1の圧力パラメータが「低圧」であり、接合点#2の圧力パラメータが「高圧」である場合、流向パラメータは、「接合点#2→接合点#1」となる。
接合点#1および接合点#2の圧力パラメータが「低圧」である場合、流向パラメータは、低圧圧損度パラメータのパラメータ値が大きい方から小さい方へ冷媒が流れるように設定される。すなわち、接合点#1の低圧圧損度パラメータ値が接合点#2の低圧圧損度パラメータ値よりも大きい場合、流向パラメータは、「接合点#1→接合点#2」となる。一方、接合点#2の低圧圧損度パラメータ値が接合点#1の低圧圧損度パラメータ値よりも大きい場合、流向パラメータは、「接合点#2→接合点#1」となる。
また、接合点#3および接合点#4の圧力パラメータが「高圧」である場合、流向パラメータは、高圧圧損度パラメータのパラメータ値が小さい方から大きい方へ冷媒が流れるように設定される。すなわち、接合点#3の高圧圧損度パラメータ値が接合点#4の高圧圧損度パラメータ値よりも小さい場合、流向パラメータは、「接合点#3→接合点#4」となる。一方、接合点#4の高圧圧損度パラメータ値が接合点#3の高圧圧損度パラメータ値よりも小さい場合、流向パラメータは、「接合点#4→接合点#3」となる。
接合点#3の圧力パラメータが「高圧」であり、接合点#4の圧力パラメータが「低圧」である場合、流向パラメータは、「接合点#3→接合点#4」となる。一方、接合点#3の圧力パラメータが「低圧」であり、接合点#4の圧力パラメータが「高圧」である場合、流向パラメータは、「接合点#4→接合点#3」となる。
接合点#3および接合点#4の圧力パラメータが「低圧」である場合、流向パラメータは、低圧圧損度パラメータのパラメータ値が大きい方から小さい方へ冷媒が流れるように設定される。すなわち、接合点#3の低圧圧損度パラメータ値が接合点#4の低圧圧損度パラメータ値よりも大きい場合、流向パラメータは、「接合点#3→接合点#4」となる。一方、接合点#4の低圧圧損度パラメータ値が接合点#3の低圧圧損度パラメータ値よりも大きい場合、流向パラメータは、「接合点#4→接合点#3」となる。
(油分離器)
図18は、油分離器の素子情報について説明するための概略図である。油分離器は、接続される流体に含まれる油成分を分離する素子である。油分離器では、接合点#1における状態をS1とし、接合点#2における状態をS2とし、接合点#3における状態をS3とする。
油分離器の圧力系パラメータについて、接合点#1における状態S1は、接合点#1に接続された配管のパラメータと同一である。また、接合点#2における状態S2は、接合点#2に接続された配管のパラメータと同一である。ただし、接合点#1の状態S1が、圧力パラメータが「高圧」であり、圧力確定パラメータが「確定」である場合、接合点#2の状態S2および接合点#3の状態S3における圧力系パラメータは、接合点#1の状態S1と同様となる。
流向パラメータは、図18に示すように、接合点#1および接合点#2(または接合点#3)の圧力パラメータが「高圧」である場合に、高圧圧損度パラメータのパラメータ値が小さい方から大きい方へ冷媒が流れるように設定される。すなわち、接合点#1の高圧圧損度パラメータ値が接合点#2(または接合点#3)の高圧圧損度パラメータ値よりも小さい場合、流向パラメータは、「接合点#1→接合点#2(または接合点#3)」となる。一方、接合点#2(または接合点#3)の高圧圧損度パラメータ値が接合点#1の高圧圧損度パラメータ値よりも小さい場合、流向パラメータは、「接合点#2(または接合点#3)→接合点#1」となる。
接合点#1の圧力パラメータが「高圧」であり、接合点#2(または接合点#3)の圧力パラメータが「低圧」である場合、流向パラメータは、「接合点#1→接合点#2(または接合点#3)」となる。一方、接合点#1の圧力パラメータが「低圧」であり、接合点#2(または接合点#3)の圧力パラメータが「高圧」である場合、流向パラメータは、「接合点#2(または接合点#3)→接合点#1」となる。
接合点#1および接合点#2(または接合点#3)の圧力パラメータが「低圧」である場合、流向パラメータは、低圧圧損度パラメータのパラメータ値が大きい方から小さい方へ冷媒が流れるように設定される。すなわち、接合点#1の低圧圧損度パラメータ値が接合点#2(または接合点#3)の低圧圧損度パラメータ値よりも大きい場合、流向パラメータは、「接合点#1→接合点#2(または接合点#3)」となる。一方、接合点#2(または接合点#3)の低圧圧損度パラメータ値が接合点#1の低圧圧損度パラメータ値よりも大きい場合、流向パラメータは、「接合点#2(または接合点#3)→接合点#1」となる。
(アキュムレータ)
図19は、アキュムレータの素子情報について説明するための概略図である。アキュムレータは、二相状態で冷媒が流入した場合に、液冷媒とガス冷媒とを分離し、液冷媒を貯留するための素子である。
アキュムレータの圧力系パラメータについて、接合点#1における状態S1は、接合点#1に接続された配管のパラメータと同一である。また、接合点#2における状態S2は、接合点#2に接続された配管のパラメータと同一である。ただし、接合点#1の状態S1および接合点#2の状態S2のいずれか一方の圧力確定パラメータが「確定」であり、他方の圧力確定パラメータが「未確定」である場合には、他方の圧力確定パラメータが「確定」となる。
流向パラメータは、図19に示すように、接合点#1および接合点#2の圧力パラメータが「高圧」である場合に、高圧圧損度パラメータのパラメータ値が小さい方から大きい方へ冷媒が流れるように設定される。すなわち、接合点#1の高圧圧損度パラメータ値が接合点#2の高圧圧損度パラメータ値よりも小さい場合、流向パラメータは、「接合点#1→接合点#2」となる。一方、接合点#2の高圧圧損度パラメータ値が接合点#1の高圧圧損度パラメータ値よりも小さい場合、流向パラメータは、「接合点#2→接合点#1」となる。
接合点#1の圧力パラメータが「高圧」であり、接合点#2の圧力パラメータが「低圧」である場合、流向パラメータは、「接合点#1→接合点#2」となる。接合点#1の圧力パラメータが「低圧」であり、接合点#2の圧力パラメータが「高圧」である場合、流向パラメータは、「接合点#2→接合点#1」となる。
接合点#1および接合点#2の圧力パラメータが「低圧」である場合、流向パラメータは、低圧圧損度パラメータのパラメータ値が大きい方から小さい方へ冷媒が流れるように設定される。すなわち、接合点#1の低圧圧損度パラメータ値が接合点#2の低圧圧損度パラメータ値よりも大きい場合、流向パラメータは、「接合点#1→接合点#2」となる。一方、接合点#2の低圧圧損度パラメータ値が接合点#1の低圧圧損度パラメータ値よりも大きい場合、流向パラメータは、「接合点#2→接合点#1」となる。
(四方弁)
図20は、四方弁の素子情報について説明するための概略図である。四方弁は、流体の流通経路を切り替える素子である。この例の四方弁は、接合点#1に対して接合点#2および接合点#4のいずれか一方の接合点が接続され、接合点#3に対して接合点#2および接合点#4のいずれか他方の接合点が接続されるように切り替えられる。四方弁では、接合点#1における状態をS1とし、接合点#2における状態をS2とする。また、接合点#3における状態をS3とし、接合点#4における状態をS4とする。
四方弁の圧力系パラメータについて、接合点#1における状態S1は、接合点#1に接続された配管のパラメータと同一である。また、接合点#2における状態S2は、接合点#2に接続された配管のパラメータと同一である。接合点#3における状態S3は、接合点#3に接続された配管のパラメータと同一である。接合点#4における状態S4は、接合点#4に接続された配管のパラメータと同一である。ただし、四方弁内で接続された両端の接合点のうち、いずれか一方の接合点の圧力確定パラメータが「確定」である場合には、他方の接合点の圧力確定パラメータを「確定」とする。
流向パラメータは、図20に示すように、接合点#1(または接合点#3)および接合点#2(または接合点#4)の圧力パラメータが「高圧」である場合に、高圧圧損度パラメータのパラメータ値が小さい方から大きい方へ冷媒が流れるように設定される。すなわち、接合点#1(または接合点#3)の高圧圧損度パラメータ値が接合点#2(または接合点#4)の高圧圧損度パラメータ値よりも小さい場合、流向パラメータは、「接合点#1(または接合点#3)→接合点#2(または接合点#4)」となる。一方、接合点#2(または接合点#4)の高圧圧損度パラメータ値が接合点#1(または接合点#3)の高圧圧損度パラメータ値よりも小さい場合、流向パラメータは、「接合点#2(または接合点#4)→接合点#1(または接合点#3)」となる。
接合点#1(または接合点#3)の圧力パラメータが「高圧」であり、接合点#2(または接合点#4)の圧力パラメータが「低圧」である場合、流向パラメータは、「接合点#1(または接合点#3)→接合点#2(または接合点#4)」となる。一方、接合点#1(または接合点#3)の圧力パラメータが「低圧」であり、接合点#2(または接合点#4)の圧力パラメータが「高圧」である場合、流向パラメータは、「接合点#2(または接合点#4)→接合点#1(または接合点#3)」となる。
接合点#1(または接合点#3)および接合点#2(または接合点#4)の圧力パラメータが「低圧」である場合、流向パラメータは、低圧圧損度パラメータのパラメータ値が大きい方から小さい方へ冷媒が流れるように設定される。すなわち、接合点#1(または接合点#3)の低圧圧損度パラメータ値が接合点#2(または接合点#4)の低圧圧損度パラメータ値よりも大きい場合、流向パラメータは、「接合点#1(または接合点#3)→接合点#2(または接合点#4)」となる。一方、接合点#2(または接合点#4)の低圧圧損度パラメータ値が接合点#1(または接合点#3)の低圧圧損度パラメータ値よりも大きい場合、流向パラメータは、「接合点#2(または接合点#4)→接合点#1(または接合点#2)」となる。
なお、それぞれの接合点は、接続される配管の接合点における流向パラメータが「停止」である場合に、四方弁における当該接合点の流向パラメータは「停止」となる。
(ボールバルブ)
図21は、ボールバルブの素子情報について説明するための概略図である。ボールバルブは、球状あるいは円筒状の弁体を回転させることにより、流体の流通を許容または阻止する素子である。
ボールバルブの圧力系パラメータについて、接合点#1における状態S1は、接合点#1に接続された配管のパラメータと同一である。また、接合点#2における状態S2は、接合点#2に接続された配管のパラメータと同一である。ただし、接合点#1の状態S1および接合点#2の状態S2のいずれか一方の圧力確定パラメータが「確定」であり、他方の圧力確定パラメータが「未確定」である場合には、他方の圧力確定パラメータが「確定」となる。
流向パラメータは、図21に示すように、接合点#1および接合点#2の圧力パラメータが「高圧」である場合に、高圧圧損度パラメータのパラメータ値が小さい方から大きい方へ冷媒が流れるように設定される。すなわち、接合点#1の高圧圧損度パラメータ値が接合点#2の高圧圧損度パラメータ値よりも小さい場合、流向パラメータは、「接合点#1→接合点#2」となる。一方、接合点#2の高圧圧損度パラメータ値が接合点#1の高圧圧損度パラメータ値よりも小さい場合、流向パラメータは、「接合点#2→接合点#1」となる。
接合点#1の圧力パラメータが「高圧」であり、接合点#2の圧力パラメータが「低圧」である場合、流向パラメータは、「接合点#1→接合点#2」となる。接合点#1の圧力パラメータが「低圧」であり、接合点#2の圧力パラメータが「高圧」である場合、流向パラメータは、「接合点#2→接合点#1」となる。
接合点#1および接合点#2の圧力パラメータが「低圧」である場合、流向パラメータは、低圧圧損度パラメータのパラメータ値が大きい方から小さい方へ冷媒が流れるように設定される。すなわち、接合点#1の低圧圧損度パラメータ値が接合点#2の低圧圧損度パラメータ値よりも大きい場合、流向パラメータは、「接合点#1→接合点#2」となる。一方、接合点#2の低圧圧損度パラメータ値が接合点#1の低圧圧損度パラメータ値よりも大きい場合、流向パラメータは、「接合点#2→接合点#1」となる。
なお、ボールバルブの接合点に接続される配管の接合点における流向パラメータが「停止」である場合、ボールバルブの流向パラメータは、接合点#1の状態S1および接合点#2の状態S2に関わらず「停止」となる。
[冷媒回路図の表示処理]
次に、冷媒回路図の表示処理について説明する。本実施の形態1に係る表示装置1は、接続された空気調和装置2から受け取った情報と、装置データ保持部15および素子情報保持部14に保持された情報とに基づき、接続された空気調和装置2の冷媒回路図を情報表示部11に表示する。
図22は、本実施の形態1に係る表示装置による表示処理の流れの一例を示すフローチャートである。図23~図26は、表示処理の際に行われる各処理について説明するための回路図である。
図22に示すように、まず、ステップST1において、通信管理部12は、空気調和装置2から特定情報および素子の状態等を示す情報を含む運転情報を受信する。表示制御装置13の表示生成部16は、受信した特定情報および運転情報に基づき装置データ保持部15を参照し、特定情報に対応付けられた冷媒回路情報を読み出す。そして、表示生成部16は、読み出した冷媒回路情報に基づき、冷媒回路図を生成し、情報表示部11に表示させる。
ステップST2において、パラメータ決定部17は、冷媒回路に含まれる圧縮機を基準として、圧縮機に接続された配管の圧力系パラメータを決定する。具体的には、パラメータ決定部17は、図23に示すように、圧縮機の吐出側に接続された配管の圧力パラメータを「高圧」とし、圧力確定パラメータを「確定」とし、高圧圧損度パラメータを値「1」とし、低圧圧損度パラメータを初期値の値「0」とする。また、パラメータ決定部17は、圧縮機の吸入側に接続された配管の圧力パラメータを「低圧」とし、圧力確定パラメータを「確定」とし、高圧圧損度パラメータを初期値の値「0」とし、低圧圧損度パラメータを値「1」とする。
ステップST3において、パラメータ決定部17は、図24に示すように、冷媒回路に設けられたそれ以外の配管についての圧力パラメータおよび圧力確定パラメータを決定する。また、パラメータ決定部17は、冷媒回路図中に存在するすべての配管の圧力パラメータおよび圧力確定パラメータが決定されると、各配管に接続された素子のすべての接合点における圧力パラメータおよび圧力確定パラメータも決定する。具体的には、パラメータ決定部17は、素子情報保持部14に保持された各素子の素子情報を読み出し、読み出した素子情報に基づき、各素子の接合点における圧力パラメータおよび圧力確定パラメータを決定する。
なお、図24において、高圧配管として確定された配管は、実線で示されている。また、低圧配管として確定された配管は、破線で示されている。このことは、以下の図25および図26においても同様である。
ステップST4において、パラメータ決定部17は、各素子に接続された配管の圧力パラメータおよび圧力確定パラメータに基づき、圧損度パラメータを決定する。具体的には、パラメータ決定部17は、図25に示すように、圧縮機の吐出側に接続された配管の高圧圧損度パラメータを値「1」として、素子を通過する毎に当該素子に接続された配管の高圧圧損度パラメータの値を1だけインクリメントする。また、パラメータ決定部17は、圧縮機の吸入側に接続された配管の低圧圧損度パラメータを値「1」として、素子を通過する毎に当該素子に接続された配管の低圧圧損度パラメータの値を1だけインクリメントする。これにより、冷媒回路図中に存在するすべての配管の圧損度パラメータが決定される。また、各素子の接合点における圧損度パラメータも決定される。
ステップST5において、パラメータ決定部17は、各素子の接合点における圧力パラメータおよび圧損度パラメータに基づき、各素子の流向パラメータを決定する。具体的には、パラメータ決定部17は、素子情報保持部14に保持された各素子の素子情報を読み出し、読み出した素子情報に基づき、各素子の接合点についての圧力パラメータおよび圧損度パラメータの関係から流向パラメータを決定する。
ステップST6において、パラメータ決定部17は、各素子の流向パラメータに基づき、図26に示すように、配管の流向パラメータを決定する。そして、ステップST7において、表示生成部16は、決定された配管の流向パラメータが示す冷媒の流向を、ステップST1で生成した冷媒回路図に反映させる。これにより、冷媒の流れがアニメーション表示された冷媒回路図が情報表示部11に表示される。
なお、図26では、高圧側の冷媒の流向が実線の矢印で示され、低圧側の冷媒の流向が破線の矢印で示されている。実際に表示される冷媒回路図では、冷媒の流向は、矢印ではなく、配管内を冷媒が流れているようなアニメーションで表示される。
以上のように、本実施の形態1に係る表示装置1は、空気調和装置2を構成する素子および配管における冷媒の圧力および流向に関するパラメータを決定し、決定されたパラメータに基づき、冷媒の流向がアニメーション表示される冷媒回路図を生成して表示する。そのため、冷媒回路における冷媒の圧力および流向を、習熟度の低い作業者等でも容易に把握することができる。
また、表示装置1は、空気調和装置2の冷媒回路を構成する素子および配管に関する素子情報に基づき、素子および配管の圧力および流向を決定し、冷媒回路における冷媒の流れを決定する。そのため、種々の回路構成を有する各種の機種に対しても表示装置1を適用することができ、また、冷媒回路が複雑な構成である場合でも、冷媒の流れを容易に決定することができる。
表示装置1において、パラメータ決定部17は、回路中の素子および配管に対して圧力パラメータを決定し、決定した圧力パラメータに基づき圧損度パラメータを決定し、圧力パラメータおよび圧損度パラメータに基づき流向パラメータを決定する。これにより、冷媒回路図に示される素子および配管に対する冷媒の流向を容易に決定することができる。
表示装置1において、パラメータ決定部17は、空気調和装置2を構成する複数の素子のうち、任意の素子を基準として、素子および配管の圧力パラメータを決定する。このとき、任意の素子として圧縮機を適用すると好ましい。これは、圧縮機が低圧の冷媒を吸入し、高圧の冷媒を吐出するからである。そして、パラメータ決定部17は、圧縮機の吐出側に接続された配管の圧力パラメータを、高圧を示す値に決定し、圧縮機の吸入側に接続された配管の圧力パラメータを、低圧を示す値に決定する。これにより、配管の圧力を容易に決定することができる。
表示装置1において、パラメータ決定部17は、基準となる素子から素子を通過する毎に圧損度パラメータの値をインクリメントして圧損度パラメータを決定する。そして、パラメータ決定部17は、圧力パラメータが高圧を示す場合に、圧損度パラメータの値が増加する方向に冷媒が流れ、圧力パラメータが低圧を示す場合に、圧損度パラメータの値が減少する方向に冷媒が流れるように、流向パラメータを決定する。これにより、冷媒回路内の冷媒の流向を容易に決定することができる。
表示装置1において、表示生成部16は、冷媒が冷媒回路図内の配管内を移動するように表示する冷媒回路図を生成する。これにより、冷媒回路図内の冷媒の流れが視覚的に表示されるため、作業者は、空気調和装置2の冷媒の流れを容易に把握することができる。
実施の形態2.
次に、本実施の形態2について説明する。本実施の形態2では、空気調和装置2に設けられた素子が故障した際に、故障箇所を冷媒回路図に表示させる点で、実施の形態1と相違する。なお、本実施の形態2において、実施の形態1と共通する部分には同一の符号を付し、詳細な説明を省略する。
[表示装置1の構成]
図27は、本実施の形態2に係る表示装置の構成の一例を示すブロック図である。図27に示すように、表示装置1は、情報表示部11、通信管理部12、表示制御装置13、素子情報保持部14、装置データ保持部15、操作部18および故障情報保持部19を備えている。
操作部18は、この表示装置1を操作するために用いられる各種のキー等が設けられ、各キー等に対する操作に応じた操作信号を出力する。作業者によって操作部18が操作されることにより、表示装置1に対する各種の操作が行われる。このような操作部18として、例えば、キーボード等が用いられる。また、情報表示部11として、例えば、LCDまたは有機ELディスプレイ上にタッチセンサを有するタッチパネルが積層されたタッチパネルディスプレイである場合には、各種キーがソフトウェアキーとして情報表示部11に表示されるようにしてもよい。
故障情報保持部19は、空気調和装置2についての故障情報を保持する。故障情報は、空気調和装置2に設けられた素子のうち、故障した素子を示す故障素子情報と、エラーコード等の故障内容を示す故障内容情報とを含んでいる。故障情報保持部19は、HDDまたは不揮発性メモリ等の記憶手段で構成されている。故障情報保持部19は、素子情報保持部14および装置データ保持部15とともに、1つの記憶手段に構成されてもよいし、それぞれが独立した記憶手段で構成されてもよい。
表示制御装置13は、実施の形態1と同様に、表示装置1に設けられた各部を制御する。特に、本実施の形態2において、表示制御装置13は、故障情報に基づき、故障した素子を、情報表示部11に表示された空気調和装置2の冷媒回路図内で強調表示させる。表示制御装置13は、表示生成部16、パラメータ決定部17、故障検出部61および空調制御部62を有している。
故障検出部61は、表示装置1に接続された空気調和装置2における素子の故障を検出する。故障検出部61による故障検出は、例えば公知の処理によって行うことができる。空気調和装置2における素子の故障が検出された場合、故障検出部61は、故障情報を生成する。生成された故障情報は、故障情報保持部19に保持される。
なお、故障検出は、空気調和装置2の故障検出が空気調和装置2で行われてもよい。この場合、故障検出部61は不要である。故障検出が空気調和装置2で行われる場合には、故障情報が空気調和装置2から送信される。そして、通信管理部12によって故障情報が受信される。
空調制御部62は、空気調和装置2の制御を行う。特に、本実施の形態2において、空調制御部62は、故障検出部61による故障検出を行う場合に、空気調和装置2に設けられた各素子を制御する。また、空調制御部62は、空気調和装置2の故障が検出された場合に、空気調和装置2を制御するための空調制御信号を生成し、空気調和装置2を停止させるなどの制御を行う。
[表示装置1による故障箇所の表示]
表示装置1による故障箇所の表示について説明する。故障検出部61によって空気調和装置2に設けられた素子の故障が検出されて故障情報が生成された場合、あるいは、空気調和装置2から故障情報を受信した場合、表示生成部16は、取得した故障情報に基づき、故障した素子が強調された冷媒回路図を生成する。具体的には、表示生成部16は、冷媒回路図中の素子のうち、故障情報に含まれる故障素子情報に対応する素子が強調された冷媒回路図を生成する。そして、表示生成部16は、生成した冷媒回路図を情報表示部11に表示させる。
図28は、本実施の形態2に係る表示装置による表示例を示す概略図である。図28に示すように、情報表示部11には、例えば、故障した素子が点滅によって強調表示された冷媒回路図が表示されている。この例は、室内機に設けられた膨張弁が故障した場合を示す。なお、故障した素子の強調表示は、点滅による表示に限られず、例えば、色を変えるなどの他の表示によって行われてもよい。
ここで、作業者によって故障した素子が選択されると、情報表示部11には、選択された素子の故障内容等が表示される。具体的には、作業者によって操作部18が操作され、故障した素子が選択された場合、表示生成部16は、故障情報保持部19に保持された故障情報を読み出し、故障情報に含まれる故障内容情報が示す故障内容を表示した表示データを生成する。そして、表示生成部16は、生成した表示データを、情報表示部11に表示されている冷媒回路図に重畳させるように表示させる。
図29は、故障した素子が選択された場合の、故障内容の表示例を示す概略図である。図29に示すように、作業者による操作部18に対する操作により、点滅している素子が選択されると、選択された素子の故障内容が情報表示部11に表示される。この例は、故障している膨張弁が選択された場合を示す。
[空気調和装置2の制御]
次に、表示装置1による空気調和装置2の制御について説明する。上述したように、空気調和装置2に設けられた素子が故障した場合、故障内容によっては、空気調和装置2を停止、あるいは、一部の機能を停止させて延命運転を行うなどの対処が必要となることがある。例えば、室内機に設けられた膨張弁が故障した場合に、弁が閉じていれば、空気調和装置2の運転は、大きな影響を受けることなく継続することができる。しかし、弁が全開など大きく開いていると、液冷媒が圧縮機に流入し、圧縮機が破損する可能性がある。そこで、本実施の形態2に係る表示装置1は、空気調和装置2または表示装置1で故障が検出された場合に、空気調和装置2を制御する。
表示装置1において故障情報が取得されると、空調制御部62は、故障情報に含まれる故障素子情報および故障内容情報に基づき、空気調和装置2を停止または延命運転させるための空調制御信号を生成する。そして、空調制御部62は、生成した空調制御信号を、通信管理部12を介して空気調和装置2に対して送信する。これにより、空気調和装置2では、空調制御信号を受信し、受信した空調制御信号に基づき各部が制御され、運転の停止または延命運転が行われる。
なお、故障情報は、表示装置1に設けられた故障検出部61による空気調和装置2の故障検出処理によって取得してもよいし、空気調和装置2が行った故障検出処理の結果により、通信管理部12を介して空気調和装置2から取得してもよい。
以上のように、本実施の形態2に係る表示装置1において、表示生成部16は、空気調和装置2から受信、あるいは、故障検出部61によって生成することによって取得した故障情報に基づき、故障した素子が強調された冷媒回路図を生成する。これにより、情報表示部11に表示された冷媒回路図に、故障した素子が表示されるため、作業者は、空気調和装置2の故障を容易に確認することができる。
表示装置1において、表示生成部16は、作業者による操作部18に対する操作によって故障した素子が選択された場合に、故障情報に基づき、故障した素子の故障内容を表示した表示データを生成する。これにより、情報表示部11には、故障した素子の状態が表示されるため、作業者は、空気調和装置2の故障内容を確認することができる。
表示装置1において、表示制御装置13は、故障情報を取得した場合に、接続された空気調和装置2を制御する空調制御部62を有している。これにより、表示装置1から空気調和装置2が制御可能となるため、作業者は、空気調和装置2の故障に対して迅速に対応することができる。
1 表示装置、2 空気調和装置、3 伝送線、11 情報表示部、12 通信管理部、13 表示制御装置、14 素子情報保持部、15 装置データ保持部、16 表示生成部、17 パラメータ決定部、18 操作部、19 故障情報保持部、20 室外機、21 圧縮機、22 四方弁、23 室外熱交換器、30A、30B 室内機、31A、31B 膨張弁、32A、32B 室内熱交換器、41 処理回路、51 プロセッサ、52 メモリ、61 故障検出部、62 空調制御部、100 冷凍サイクルシステム、120 室外制御装置、121 空調制御部、122 通信管理部、130A、130B 室内制御装置、131A 空調制御部、132A 通信管理部。

Claims (12)

  1. 複数の素子が配管で接続されて構成された冷凍サイクル装置の冷媒回路図を表示する表示装置であって、
    前記冷凍サイクル装置の前記冷媒回路図を表示する情報表示部と、
    前記素子および前記配管における冷媒の圧力および流向を定義する定義情報である素子情報を保持する素子情報保持部と、
    前記情報表示部による表示を制御する表示制御装置と
    を備え、
    前記表示制御装置は、
    前記冷凍サイクル装置の前記冷媒回路図を生成する表示生成部と、
    前記素子情報に基づき、前記冷媒回路図に含まれる前記素子および前記配管における冷媒の圧力および流向に関するパラメータを決定するパラメータ決定部と
    を有し、
    前記表示生成部は、
    決定された前記パラメータに基づき得られる前記冷媒の流向がアニメーション表示されるように、前記冷媒回路図を生成する
    表示装置。
  2. 前記パラメータは、
    圧力が相対的に高圧または低圧であることを示す圧力パラメータと、
    圧力損失の度合いを示す圧損度パラメータと、
    流れる前記冷媒の流向を示す流向パラメータと
    を含み、
    前記パラメータ決定部は、
    前記冷媒回路図に含まれる前記素子および前記配管に対して前記圧力パラメータを決定し、
    決定した前記圧力パラメータに基づき、前記配管に対して前記圧損度パラメータを決定し、
    前記圧力パラメータおよび前記圧損度パラメータに基づき、前記素子および前記配管に対して前記流向パラメータを決定する
    請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記パラメータ決定部は、
    前記冷凍サイクル装置を構成する複数の前記素子のうち、任意の素子を基準として、前記素子および前記配管の前記圧力パラメータを決定する
    請求項2に記載の表示装置。
  4. 前記任意の素子は、前記冷媒を吸入して圧縮する圧縮機であり、
    前記パラメータ決定部は、
    前記圧縮機の吐出側に接続された配管の前記圧力パラメータを、高圧を示す値に決定し、前記圧縮機の吸入側に接続された配管の前記圧力パラメータを、低圧を示す値に決定する
    請求項3に記載の表示装置。
  5. 前記パラメータ決定部は、
    基準となる前記素子から素子を通過する毎に前記圧損度パラメータの値をインクリメントして前記圧損度パラメータを決定し、
    前記素子および前記配管の前記圧力パラメータが高圧を示す場合に、前記圧損度パラメータの値が増加する方向に前記冷媒が流れ、前記素子および前記配管の前記圧力パラメータが低圧を示す場合に、前記圧損度パラメータの値が減少する方向に前記冷媒が流れるように、前記流向パラメータを決定する
    請求項2~4のいずれか一項に記載の表示装置。
  6. 前記冷凍サイクル装置を特定する特定情報を受信する通信管理部と、
    前記特定情報と、前記冷凍サイクル装置の冷媒回路を示す冷媒回路情報とを対応付けて保持する装置データ保持部と
    をさらに備え、
    前記表示生成部は、
    前記装置データ保持部を参照し、前記特定情報に対応付けられた前記冷媒回路情報を読み出し、
    読み出した前記冷媒回路情報に基づき前記冷媒回路図を生成する
    請求項1~5のいずれか一項に記載の表示装置。
  7. 前記表示生成部は、
    前記冷媒が前記冷媒回路図内の前記配管内を移動するように、前記アニメーション表示する前記冷媒回路図を生成する
    請求項1~6のいずれか一項に記載の表示装置。
  8. 前記通信管理部は、
    複数の前記素子のうち少なくともいずれかの素子が故障した場合に、故障した前記素子に関する情報を示す故障情報を前記冷凍サイクル装置から受信し、
    前記表示生成部は、
    前記故障情報に基づき、故障した前記素子に対応する素子が強調表示された前記冷媒回路図を生成する
    請求項6に記載の表示装置。
  9. 前記表示制御装置は、
    接続された前記冷凍サイクル装置における素子の故障を検出する故障検出部をさらに有し、
    前記故障検出部は、
    前記素子の故障を検出した場合に、故障した前記素子に関する情報を示す故障情報を生成し、
    前記表示生成部は、
    前記故障情報に基づき、故障した前記素子に対応する素子が強調表示された前記冷媒回路図を生成する
    請求項1~7のいずれか一項に記載の表示装置。
  10. 操作に応じた操作信号を出力する操作部をさらに備え、
    前記表示生成部は、
    前記操作部に対する操作によって故障した前記素子が選択された場合に、前記故障情報に基づき、故障した前記素子の故障内容を表示した表示データを生成し、
    生成した前記表示データを前記情報表示部に表示させる
    請求項8または9に記載の表示装置。
  11. 前記表示制御装置は、
    前記故障情報を取得した場合に、接続された前記冷凍サイクル装置を制御する機器制御部をさらに有する
    請求項8~10のいずれか一項に記載の表示装置。
  12. 請求項1~11のいずれか一項に記載の表示装置と、
    複数の前記素子および前記配管が接続され、接続された複数の前記素子および前記配管を前記冷媒が循環する冷凍サイクル装置と
    を備えた冷凍サイクルシステム。
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