JP7241428B2 - パーソナルカラー診断具及びそれを用いたパーソナルカラーの診断方法 - Google Patents
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Description
図1に、本発明に係るパーソナルカラー診断具(以下、単に「診断具」と記すことがある。)の一実施形態を示す正面図を示す。図1に示す診断具は2枚の長方形の板状のパネルYB,BBから構成される。2枚のパネルYB,BBの各々には正方形に色付けされた複数の色がマトリックス状(7行×5列)に隙間なく配色されている。
・赤・ピンク系(24:RP,1:pR~3:yR)
・橙系(4:rO~6:yO)
・黄系(7:rY~9:gY)
・緑系(10:YG~15:BG)
・青系(16:gB~19:pB)
・紫系(20:V~23:rP)
なお、数字「1」~「24」は色相番号、「pR」~「RP」は色相の略記号である。
図1に示すパネルYB,BBの各々にマトリックス状(7行×5列)に配色された35色は、上下方向および左右方向に隣り合う色と色がPCCSのv(純色:ビビット)状態の色相環において色相番号が連続しないように設定されている。このように複数色が配色されていることによって、被診断者のパーソナルカラーがイエローベースかブルーベースかが診断し易くなる。反対に、このような配色の設定とは異なって、パネルの配色に色相の偏りがあると、偏っている色相が被診断者の好みでない場合にイエローベース寄りかブルーベース寄りかの違いよりも色相の違いの影響を受けて診断結果に被診断者が違和感を覚えることがある。
(有彩色)
v :vivid tone
b :bright tone
s :strong tone
dp:deep tone
lt:light tone
sf:soft tone
d :dull tone
dk:dark tone
p :pale tone
ltg:light grayish tone
g :graylish tone
dkg:dark grayish tone
(無彩色)
W :White
ltGy:light Gray
mGy:medium Gray
dkGy:dark Gray
Bk:Black
図1(a)のパネルYBでは、上下方向中央部(4行目)にPCCSの彩度が8S以下でブラック、ホワイト、ネイビー、グレー、ベージュ、ブラウンのうちの2色以上が左右方向に配色されている。このような無彩色および中間色をパネルの上下方向中央部に水平に設けることで、パーソナルカラーの診断に大きな影響を与えることなく、パネルの上下方向一方側と他方側との配色を後述のように塗り分けることができる。
図1(b)のパネルBBも、パネルYBと同様に、上下方向中央部(4行目)にPCCSの彩度が8S以下でブラック、ホワイト、ネイビー、グレー、ベージュ、ブラウンのうちの2色以上が左右方向に配色されている。このような無彩色および中間色をパネルの上下方向中央部に水平に設けることで、パーソナルカラーの診断に大きな影響を与えることなく、パネルの上下方向一方側と他方側との配色を後述のように塗り分けることができる。
上記構成の2枚のパネルYBとパネルBBを用いて被診断者のパーソナルカラーを診断する手順について説明する。
まず、パネルYBおよびパネルBBのいずれか一方または両方を被診断者の上半身にあてがって、いずれのパネルの色の方が被診断者に調和するかを選定する。このときパネルは正位置であっても逆位置であってもよい。被診断者に調和する色がパネルYB(イエローベース)寄りかパネルBB(ブルーベース)寄りかを判断できればよい。イエローベース寄りかブルーベース寄りかの判断の際の着目ポイントは、被診断者の肌や髪、瞳などの色との調和である。
第1工程において選定されたパネルを図1に示す正位置として被診断者の上半身にあてがい、当該パネルの上下方向上側に配色された色(パネルYBの場合はスプリンググループ,パネルBBの場合はサマーグループ)と被診断者の肌などとの調和を観る。次いでパネルを正位置から上下を逆にした逆位置として、同様に当該パネルの上下方向上側(当初は上下方向下側)に配色された色(パネルYBの場合はオータムグループ,パネルBBの場合はウインターグループ)と被診断者の肌などとの調和を観る。そして、パネルの正位置および逆位置のどちらが被診断者に調和している色を有する位置かを選定する。この選定結果によって被診断者のパーソナルカラーがスプリング、サマー、オータム、ウインターの4グループのうちのいずれのグループであるかが定まる。
以上説明した実施形態では診断具は2枚のパネルから構成されていたが、例えば1枚のパネルの表裏を本発明の第1平面と第2平面として使用してもよい。この構成によれば診断具が1枚のパネルでよいため保管や持ち運びなどがより容易になる。また、パネルは折り畳み可能あるいは分解可能であってもよい。そしてまた、パネルの外形は四角形に限定されるものではなく、各色が色付けされる形状を考慮して適宜決定すればよく、被診断者の上半身にあてがいやすいようにパネルの外縁に切欠きなどが設けられていてもよい。
BB:パネル(ブルーベース寄り)
Claims (5)
- 被診断者に調和するパーソナルカラーを診断するための診断具であって、
複数の色がマトリックス状に配色された第1平面と第2平面とを有し、
第1平面に配色された複数の色は第2平面に配色された複数の色よりも全体的にイエローベース寄りであり、
第2平面に配色された複数の色は第1平面に配色された複数の色よりも全体的にブルーベース寄りであり、
第1平面及び第2平面に配色された前記複数の色のうち隣り合う色は、日本色研配色体系(PCCS)の色相環において色相番号が連続せず、
隣り合う色と色との間に隙間がないことを特徴とするパーソナルカラー診断具。 - 第1平面及び第2平面に配色された前記複数の色の各々が多角形に色付けされている請求項1に記載のパーソナルカラー診断具。
- 前記診断具が四角形の2枚の板状体又は四角形の2枚の布帛から構成され、
前記2枚の板状体の一方又は前記2枚の布帛の一方における一方面側が第1平面を構成し、
前記2枚の板状体の他方又は前記2枚の布帛の他方における一方面側が第2平面を構成している請求項1又は2に記載のパーソナルカラー診断具。 - 第1平面において、診断する際の上下方向中央部を中心として上下方向一方側にPCCSの明度が6.0以上の色が他方側よりも多く配色され、上下方向他方側にPCCSの明度が6.0未満の色が一方側よりも多く配色され、
第2平面において、診断する際の上下方向中央部を中心として上下方向一方側にPCCSの明度が6.0より高くPCCSの彩度が8S未満の色が他方側よりも多く配色され、上下方向他方側にPCCSの明度が6.0以下でPCCSの彩度が8S以上の色が一方側よりも多く配色されている請求項1~3のいずれかに記載のパーソナルカラー診断具。 - 請求項4に記載のパーソナルカラー診断具の使用方法であって、
被診断者の上半身に前記パーソナルカラー診断具の第1平面と第2平面とをあてがって被診断者に調和する色を有する平面を選定し、
選定した平面を所定の正位置と、正位置から上下を逆にした逆位置とにして被診断者の上半身にあてがい被診断者に調和する色を有する位置を選定することを特徴とするパーソナルカラー診断具の使用方法。
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