JP2009271900A - 人物画動物画のモザイク塗り絵およびその作成法 - Google Patents

人物画動物画のモザイク塗り絵およびその作成法 Download PDF

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Abstract

【課題】描く人の感覚やセンスへの依存性を最小限に抑え、誰でも写実的で立体感のある人物画動物画の作品を描くことができるモザイク塗り絵の作成法を提供する。
【解決手段】人物画動物画をモノクロ画像に変換し画素数を作品サイズ/画素サイズまで、色数を3色以上9色以下まで低減させ、顔,頭,首の3箇所合計の面積を100%とした時、白色乃至白色に近い色乃至空白の占める割合を30%以上70%以下まで高めたモザイク画像の各画素の色を明度の高低順に1以上9以下の連続する数字で置換し1.8ミリ角以上10ミリ角以下の画素である同形正方形枠と前記数字から成る設計図を用紙等に薄く印刷してモノクロ系統色乃至白荼黄系統色の色鉛筆等を、使用する色数分用意し各色鉛筆の明度の高低が前記各数字の示す明度の高低と対応するように各数字を各色鉛筆に明記し、設計図の上から直接塗ることにより作品を完成させるモザイク塗り絵。
【選択図】図1

Description

本発明は人物画,動物画のモザイク画像を基にして作成した、各画素の色を数字で変換した設計図を下地にして、これを表現する人物画,動物画のモザイク塗り絵に関するものである。
一般にモザイク画像はパソコンソフトを利用してデジタル写真やアナログ写真をコンピュータに取り込み、専用ソフトを使用して写真の画素数(ピクセル数)や色数を低減して得られる。モザイク画像のサイズ=画素のサイズ×画素数で、一般的にサイズの大きいモザイク画像程、画素のサイズ乃至画素数は増加していくが画素のサイズを一定とすればより多くの画素が必要となる、画素数を一定とすれば画素のサイズは大きくなる。画素のサイズは小さく画素数が多い程、また一般に画素の色数が多い程モザイク画像の解像度は増していく。本発明では肉眼で至近距離(30cm前後)から通常認識できる画素サイズを1ミリ角以上とし、その面積を持つ画素で表現された画像やアート工作画をそれぞれモザイク画像やモザイクアート工作画と称すことにする。
また、作品が風景,建物,置物等を背景とみなし、人物,動物を主体に表現した写真や絵画およびその写真,彫刻の写真等をそれぞれ“人物画”,“動物画”と称し、これ等をまとめて“人物画動物画”と称すことにする。
前記人物画動物画において例えば肖像画は人物画の1つであり、肖像画において人物を動物に置き換えたものは動物画に属する。また人物乃至動物の数も1つに限らない。一例として家族の記念写真,ペット犬猫2匹の写真,人とペット犬との写真等も風景,建物,置物等を背景とみなし主体が人物,動物であれば人物画動物画に属するものとする。人物画動物画における画像内に占める各人物乃至各動物の顔の大きさの割合は肖像画のそれと同程度である。
“従来塗り絵”の作品はよく知られているように手本に描かれている各対象物の各要素の輪郭のみを線で描いておき、手本を参照しながら各要素を色鉛筆等で1色乃至2色以上で塗り描いて完成していく。輪郭の形は要素に応じて大小様々な形状を取る。
ここで、“手本”とは写真や絵画乃至写真や絵画等を基にして色鉛筆等で描写した塗り絵の見本となるものを称し、“輪郭画”とは手本を輪郭のみで描いたもの、またはパソコンで画像処理して手本から輪郭のみを抽出したものを称すとする。また“要素”とは対象物を構成している単位を指す。例えば対象物が顔であれば要素とは眼,鼻,口等である。ここで対象物を眼と見方を変えた場合、要素とは眉毛,瞳等を指す。各要素は輪郭により閉じている場合もあれば、閉じておらず隣接する要素と境界がぼやけている場合もある。一例として鼻と頬の境界もあえて描いていない輪郭画の例が上げられる。
塗り絵は子供用玩具であったものが最近では「見る」ことと「描く」ことを同時に行うため脳の刺激になることもあり高齢者層にも普及している。また、塗り絵の歴史は江戸時代の挿絵(さしえ)が源流であり、明治時代に教育で使われた「絵手本」と呼ばれるものが現在の塗り絵の源流であると言われている。
また画素サイズが1センチ角程度で画素数が100個から200個程度の正方形の格子を画用紙に引き、黒,白色および赤,青,黄,桃,水,緑,橙,肌色等の制限された一般的なカラー色の色鉛筆等で塗りつぶして模様を描いたり、動物や植物を非常に単純に表現したモザイク風の塗り絵は小学生の頃に遊び心で描いた体験がある。これを単純モザイク塗り絵と称すことにする。これはモザイク画像の1つである。
次に塗り絵ではないが設計図を使用し誤差拡散法の手法を用いたモザイクアート工作画としての例を以下に示す。
前記モザイク画像を構成する各画素の色を、黒,白色および赤,青,黄,桃,水,緑,橙,肌色等の制限された一般的なカラー色の「色名」に変換し、各々正方形枠で表した画素内に色名を記入した設計図を下地にして、各画素の色名と同じ色の色紙を手作業でのり付けしながら作成していく色紙使用モザイクアート工作画がある。この工作画は学園祭や卒業記念等で見られたりする。色紙の色数は50色程あり、通常の色紙使用モザイクアート工作画では色紙の色数は10色前後でサイズは10ミリ角から20ミリ角程で、使用数は500枚から1000枚程である。また1人当たり前記個数程度で作品の一部分を作成し、多人数で全体として数メートル平方にも及ぶクラス一同を対象とした巨大な色紙使用モザイクアート工作画を卒業記念として完成させた作品もある。
また前記設計図を基にモザイクタイルで作成していくモザイクタイル使用モザイクアート工作画もある。モザイクタイルの色は100色以上あり、サイズも正方形では9.5ミリ角,厚さ4ミリが最小であるが、一般には価格がより安価な10.5ミリ角,厚さ4.5ミリのモザイクタイルが使用される。水族館の壁をモザイクタイルアートで覆い尽くす工作画もあれば一般家屋の外壁に作成した人物の工作画等がある。後者のモザイクタイルの使用数は5000個から15000個程である。
前記従来塗り絵の輪郭画,色紙使用モザイクアート工作画,モザイクタイル使用モザイクアート工作画においては、人物画動物画の作品例が非常に多く作成されている。
次にカラーの各色の数値的表示方法について説明する。カラーの各色は3次元ベクトルで表される。黒色が(0,0,0)、白色が(255,255,255)、青色が(0,0,255)、赤色が(255,0,0)、黄色が(255,255,0)、緑色が(0,255,0)、桃色が(255,0,255)、水色が(0,255,255)に対応している。これらの8色は一辺の長さが255の立方体の8個の各頂点に対応している。任意の色はこの立方体の表面乃至内部の点で表すことができる。座標は整数であり、256の3乗、即ち16777216色のいずれかの色で任意の色は表現される。
前記色紙使用モザイクアート工作画乃至モザイクタイル使用モザイクアート工作画においては使用色数を制限して例えば前記10色、黒,白色および赤,青,黄,桃,水,緑,橙,肌色等の一般的なカラー色を使用して顔の色や微妙な陰影等を表現している。これ等の色を各画素に配置させる手法の1つに“誤差拡散法”がある。この手法は限られた色数で色の諧調が滑らかな作品を表現する“ディザリング”という描画手法の一つである。
誤差拡散法ではカラーのモザイク画像の各画素の色を順次例えば前記10色のいずれかの色で置換していく。その手法の一例を以下に説明する。前記モザイク画像の各画素の色の3次元座標を求めておく。前記モザイク画像の一番左上の画素を画素Aと称すことにし画素Aの色から順次置換していく。画素Aを置換する色は画素Aの色の3次元座標に距離が最も近い色を前記10色から選ぶ。そのときの誤差、即ち置換前後のベクトル差を所定の比率配分で画素Aに隣接している周囲の画素である、右側画素,下側画素,右下側画素の各3次元座標に足していく。モザイク画像を構成する全ての画素について同様の置換を行っていけば誤差拡散法に基づいた作品が完成する。
次に色の表示方法として使用されている“マンセル表色系”について以下に説明する。マンセル表色系は日本では、JISZ8721(3属性による色の表示方法)として規格化されており現在の日本の産業界乃至色彩関連学会等で最も広く使用されている色彩体系である。
“色相”は、赤(R),黄(Y),緑(G),青(B),紫(P)の5色と、それぞれの間の黄赤(YR)・黄緑(GY)・青緑(BG)・青紫(PB)・赤紫(PR)の5色の中間色相を加えた主要10色の色相が時計回りに等間隔に配置されている。さらにそれらの色相を10分割した計100色相で表現している。これを順番に円形に並べたものを“色相環”という。各色相を10分割した色をそれぞれ1,2,・・10として色名の頭文字に付加して表現する。各色相の中心色相には必ず数字の5が付き、それらは各色相の代表色相にあたる。例えば黄色であれば5Y、青緑であれば10BGとなる。一例として20色相環を図2に示す。
“明度”は色の明るさを示すものである。白色や黒色等、色を持たないものを“無彩色”といい、これを基準に明度は決められる。完全な黒色を0,完全な白色を10としてこの間を等間隔に11段階に分けている。その中間の明るさである灰色に、その明るさに応じて2から9までの数字を割り当てる。本来、物理的定義としては白色は光の全反射、黒色は全吸収するものとするが現実の色票等では不可能なので、実際に色票化されているのは0.5ステップを取って、最高明度「9.5」を白色とし、最低明度「1.0」を黒色として使用している。
“彩度”は無彩色を0として最大14程度までとなっている。無彩色に対して色を持つものは彩度が0より大きく“有彩色”という。最高彩度の位置は各色相によってまちまちである。例えば5Rでは14であり、5BGでは10である。
色相,明度,彩度を1つの立体で表示したのが“マンセル色立体”で、図3に示す。
尚、図2の20色相環および図3のマンセル色立体は実際は無彩色ではなく、赤,青,黄,桃,水,緑,黒,白色等を使用した有彩色であることは自明である。
前記従来塗り絵においては対象物を構成している各要素の輪郭のみ線で描かれており、要素自体が意味を持つものであるからサイズも塗りやすい大きさになっており各要素をそれぞれ単色で塗ろうとすれば完成した作品はアニメ風な作品になるし、写実的で立体感のある作品を描こうとして2色以上で塗りつぶす場合は各人の感覚やセンスが要求される。また塗る側の視点で塗り絵を捉えた場合、できうる限り完成図が予想しにくい方が塗っていく楽しみも倍増する。しかし従来塗り絵においては作品完成以前の輪郭画の時点で完成図が容易に予想できてしまうし、また手本を面像処理した輪郭画では対象物の要素の数を増加させることができ各要素のサイズは縮小されるが、この場合輪郭数も増加し輪郭画の時点で既に2色で描いた作品としてほぼ完成されたように見える。
手本から画像処理により輪郭のみを抽出した輪郭画の一例を図4に示す(ITサイトより)。前記輪郭画のラインは薄いため、強調してある。
また前記単純モザイク塗り絵においては画素数が少ないため写実的で立体感のある作品を描くことはできない。仮に画素数が多いとした場合でも前記色紙使用モザイクアート工作画乃至モザイクタイル使用モザイクアート工作画で使用するような設計図を用いずに、このような作品を描くことは不可能である。
また画素数が多く前記設計図に基づいて作成したとしても例えば黒,白色および赤,青,黄,桃,水,緑,橙,肌色等の予め決められた制限された一般的なカラー色で作品を完成させるためには前記誤差拡散法等を使用して色を分散させて作品を完成させる必要がある。
ここで誤差拡散法において例えば前記10色で様々な色が表現できるのは、目の錯覚を利用している。作品を至近距離でみれば、各対象物やその要素は認識できるが前記10色が分散している(散らばっている)ように見え、対象物やその要素の再現性からは程遠く見える。十分遠くから観賞することにより前記10色が混合して、手本に使用されている色がそれなりに表現されているように見えるのである。しかし作品全体に斑点状のものが分散しているように見えるノイズは常に現れており消し去ることはできない。
例えば前記10色を使用し、誤差拡散法を人物画のモザイク塗り絵に適用した場合、間近で見ると顔全体に前記10色が分散しているように見え、特に顔の肌色等は十分遠くから観賞しない限り本来の色が再現されているようには見えない。その理由は顔の色は肌色かそれに近い色であると誰でも本来認識しているため、分散している前記10色では殆どの場合不自然さや違和感を感じてしまうからである。たとえ前記10色のように肌色が含まれているとしても他色がその中に分散してしまい斑点のように見えてしまう。一般に塗り絵は室内に飾って観賞したり、そうでなければフォルダ等に入れて保管しておくものであり、十分遠くから観賞するようなことは殆ど無く、距離をおいて見ても通常は数m程であるから人物画動物画では例えば前記10色のように予め決められた制限された一般的なカラー色を使用した誤差拡散法は塗り絵に適しているとは言えない。
一方、例えば花瓶の色は赤,青,黄色等様々な色のものが現実に存在し、その色でも不自然さを感じない。さらに今までに目にしたことがないような色の花瓶でも違和感を感じることは少ないはずである。空も通常は青色であるが雲がかかれば白色も混ざり、夕焼けなら赤,黄,橙色が主体となる。このように風景や建築物,置物等においては、それ特有の色が定まっていない場合が多く、制限された一般的なカラー色を使用した誤差拡散法による塗り絵では人物画動物画よりも、はるかに違和感は低減される。
そこで本発明の目的はモザイク画像の各画素の色を数字で変換した設計図を基にして、描く人の感覚やセンスへの依存性を最小限に抑え、誰でも写実的で立体感のある人物画動物画のモザイク塗り絵の作品を描くことができる作成法を提供することにある。
一例としてカラーの人物の絵画写真をモノクロ画像に変換し、さらに画素数と使用色数を低減させた13300画素,6色からなるモノクロモザイク画像における構成する各画素の色をその色(明度)に応じてそれぞれ1から6の数字に変換した設計図を作成し、大きさ縦343ミリ,横251ミリ,画素サイズ2.5ミリ角で薄くワトソン紙に印刷し、その上に直接モノクロ系統色の水性色鉛筆6色を使用して塗り描いた作品の顔部分を図1に示す。尚、設計図の印刷時において白色に対応する数字6の印刷は施していない。さらに白色は1色とみなすが塗らずに空白のままにしてある。
前記輪郭画を基にした従来塗り絵を“アナログ塗り絵”と称すれば、このような画素を表す正方形粋と数字を設計図として使用した塗り絵は“デジタル塗り絵”と称すことができる。本発明の人物画動物画のモザイク塗り絵はデジタル塗り絵の1種とみなすことができる。またモザイク画像の1つでもある。
上記課題を解決するために本発明の人物画動物画のモザイク塗り絵の作成法を以下に示す。
人物画動物画の画像をパソコンに取り込み、自作ソフトを使用してモノクロ画像に変換し、作品サイズ/画素サイズで決まる画素数N個まで低減させる。さらに3色から9色までの定めた色数、例えばM色(3≦M≦9)まで色数を低減する。モノクロ画像であるから、このM色はM種類の明度の高低差として区別される。
前記M色(3≦M≦9)を明度の高低の順に並べ替えて、C1,C2,・・・CMとする。C1が最も明度が低く、CMが最も明度が高い。明度の高低順はC1<C2・・・<CMとなる。
尚、前記モノクロ画像変換と画素数低減の工程は逆でもよく、画素数低減と色数低減の工程も逆でもよい。
次に前記所定の画素数Nと色数Mまで低減させた人物画動物画のモノクロモザイク画像において、前記M色、C1,C2,・・・CMを明度の高低の順に、1からMまでの数字f(1≦f≦M)に各々置換する。同形正方形枠で表示した各画素内に、この各々数字fを記入した設計図を作成し、これを画用紙やワトソン紙等の用紙に薄く印刷する。
尚、前記M色、C1,C2,・・・CMを数字f(1≦f≦M)に対応させる方法としては、C1を1に,C2を2に,・・・CMをMに対応させる“昇順対応”と、C1をMに,C2をM−1に,・・・CMを1に対応させる“降順対応”の2種類がある。
以下においては昇順対応として説明するが、降順対応でも全く同様のことが言える。
画素サイズは1ケタの数字f(1≦f≦M)が認識できること,各画素が塗りやすい大きさであること等の理由により1.8ミリ角以上とする。また10ミリ角以下とする。
各画素の数字f(1≦f≦M)は前記画素サイズの同形正方形枠で囲まれており、これ等が画素数N個分だけ用紙に薄く印刷されていることになる。
塗り絵に使用する色は2種の系統色,すなわちモノクロ系統色乃至白茶黄系統色のいずれかの系統色を使用する。
この系統色の色鉛筆等を明度や彩度に偏りが無いように前記色数と同数であるM種類用意する。肉眼で見て最も明度の低い色を数字1とし最も明度の高い色を数字Mとし、中間の明度では明度の高い色程大きい数字に対応させることにする。
設計図の各画素内には各画素の明度に応じた数字f(1≦f≦M)が印刷されているから、その数字に対応する色の色鉛筆等で直接設計図の上から塗っていくことにより作品が完成する。
本発明の人物画動物画のモザイク塗り絵によれば、設計図の各画素内に薄く印刷された数字に対応する色で直接設計図の上から塗っていくため、従来塗り絵のように各要素をそれぞれ単色で塗った場合はアニメ風な作品になってしまったり、写実的で立体感のある作品を描こうとして2色以上で塗りつぶす場合は各人の感覚やセンスが多く要求される、というようなことは無く、設計図の各画素内の数字に対応する定められた色で各画素を塗り描いていくわけであるから塗る色の種類を考えなくてすみ、1.8ミリ角以上10ミリ角以下の画素サイズは塗り絵として適度な大きさを有し、塗り絵の初心者でも写実的で立体感のある作品を完成させることができる。様々な絵画作成のための初期練習としても使用できる。また従来塗り絵のように作品完成以前の輪郭画の時点で完成図が容易に予想できてしまうことはなく、設計図は同形正方形枠と数字のみで描かれているため塗りながら各要素が完成されていく楽しみを味わうことができる。また人物画動物画に使用する色鉛筆等の系統色はモノクロ系統色乃至白茶黄系統色である。人間の目は本来カラー色を認識しているためモノクロ系統色使用の作品は存在感を引き出し、また白茶黄系統色使用の作品はレトロ調を引き出す。さらに例えば黒,白色および赤,青,黄,桃,水,緑,橙,肌色等の制限された一般的なカラー色を使用し誤差拡散法を適用して完成させた作品では、顔全体にこれ等のカラー色が分散している(散らばっている)ように見えるが、前記2種の系統色では誤差拡散法を使用して作品を完成させても違和感は大幅に低減され、それ以上に作品が立体的で写実的に見える場合が多い。また顔,頭,首3箇所合計の面積を100%とした時、白色乃至白色に近い色乃至空白部分を30%以上70%以下の範囲で高めると作品にメリハリがつく。白色部分は空白のままでもよく、その分作品完成までの時間が短縮される。また使用色数が1ケタの3色以上9色以下であるため設計図上で同一番号が隣接する場合が多くなり、同一番号で占める領域が塗り絵として適度な大きさを有するようになる。このため1画素1画素ずつ塗っていく過程は極端に低減される。設計図の画素内に表現する色の置換として数字を使用しているため、前記2種系統色の各々において使用する色鉛筆等の各々にも対応する数字を明記しておけば色と数字の対応関係をすばやく把握でき、また設計図の画素内の数字が1ケタであるため数字自体が認識しやすく、さらに数字は用紙に直接印刷されていること等により、作品完成までの時間を短縮させ時間的効率が向上する。また数字を薄く印刷することにより作品完成後の色をより際立たせることができる。一般的にモザイク塗り絵の作品は従来塗り絵の作品や写真と異なり、近くで見ると画像が認識しにくいが距離を離して見ると明確に認識できるというマジック的な要素もあり、一般の画像とは異なる感動をもたらす。また数字と色を照合させながら塗っていくため年配者や児童の脳活性化トレーニングとしても利用できる。
以下本発明の人物画動物画のモザイク塗り絵の実施形態を図面に基づいて説明する。
実施例1
まず本発明の人物画動物画のモザイク塗り絵の設計図の作成法について説明する。一例として、人物画のモザイク塗り絵の使用色はモノクロ系統色で色数は6色の場合で説明する。図5はオリジナルパソコンソフトを使用してカラー画像をモノクロ画像に変換し、さらに画素数を縦133,横100,合計13300画素まで低減させたモノクロ系統色の画素数低減画像である。使用色数は231色である。尚、この画素数低減画像も拡大を施せば画素サイズが1ミリ角以上になり、231色で表現した前記定義によるモザイク画像となる。図6はこの画素数低減画像の色数分布の解析結果である。横軸において0が黒色に255が白色に対応している。最暗色は3で最明色は233である。縦軸は各色ごとの使用数である。
次に色数低減の一例を以下に示す。前記231色の色範囲3から233を6等分に区分する。各区分内の色数は38色乃至39色となる。区分1が最も暗く、区分6が最も明るい。次にこの6区分に対応させるモノクロ系統色6色の一例として0,51,102,153,204,255の色を選ぶ。モノクロ系統色の場合は3次元色座標の3方向の値は全て等しいため、1方向の座標の数値で表した。ここで51は暗い灰色,204は明るい灰色に相当する。この6色を図7に示す。区分1に属する色は全て0に対応させる、区分2に属する色は全て51に対応させる、というように区分1から区分6に属する色は各々全て1色に対応させる。このようにして13300画素,231色を13300画素,6色まで低減させる。この6色の各色ごとの色数分布を図8に示す。黒色0(区分1)が使用数が最も多く、白色255(区分6)が最も少ないこと等がわかる。こうして6色で表現したモノクロモザイク画像を図9に示す。
次なる工程として、この13300画素,6色で表したモザイク画像の画素の色の面内2次元分布において、各画素の色を1から6までの数字に、つまり色0を“1”に、色51を“2”に、色102を“3”に、色153を“4”に、色204を“5”に、色255を“6”に対応させる。この数字の2次元分布が設計図となる。
設計図の一例を図10に示す。この設計図は図9のモザイク画像の一部で、これを図11に示す。この画素数は縦41,横26,合計1066画素である。図11との対応関係をわかり易くするため等もあり、図10の白色に対応する“6”は空白にしてある。
前記“空白”は数字の1つと同等の効果がある。また白色等の代用としても使用でき、さらに作品完成までの時間も短縮される。
図10に示したように設計図の各画素の色に対応する数字は正方形で囲む。正方形の大きさは同一であり、白色は数字をつけず空白とする。画用紙やワトソン紙上にこの数字と同形正方形枠を薄く印刷し、これに直接上から各数字に対応する色を塗っていく手法の塗り絵の設計図を提供する。
尚、前記同形正方形枠を同形正三角形枠,同形正六角形枠,同形ひし形枠等としてもよい。また同形横長な長方形粋とすればワイドな作品として仕上がる。
前記数字は用紙に直接印刷されているため作品完成までの時間を短縮させ、薄く印刷されているため作品完成後の色をより際立たせることができる。
実施例2
前記設計図を下地としてモノクロ系統色の色鉛筆等6色を使用して直接上から塗っていく。なるべく明度に偏りの無い色を白色乃至白色に近い色,明度の異なる灰色乃至灰色に近い色,黒色乃至黒色に近い色から選ぶ。尚、図9ではモノクロ系統6色として色座標が均等な0,51,102,153,204,255の6色を使用したが、塗り絵で使用する色鉛筆等の色は厳密である必要がなく肉眼で見て明度の異なる6色を用意すればよい。
前記色鉛筆等には明度の高低に対応した数字を明記しておくと、設計図の数字と色鉛筆等の色の対応関係が明確になり、時間的効率が向上する。
前記色鉛筆等で塗った人物画のモザイク塗り絵の一例は図1に示した。図12は図1を面積比で3分の1に縮小した図で、図1で距離をおいて見た場合に相当する。図1の各画素が目立たなくなり、各画素も滑らかにつながって見えているのがわかる。
図1および図12からモノクロ系統色の使用色数が6色でも十分に図5を再現していることがわかる。また使用色の数が6色程度の場合では設計図上で同一番号が隣接する場合が多く、同一番号で閉める領域は1画素1画素塗る必要は無く、まとめて塗ることができ塗り絵として適度な大きさを有している。13300画素であれば塗り方の丁寧さにも依存するが5時間から12時間で仕上げることができる。
人物画動物画のモザイク塗り絵の下地となる設計図は同形正方形枠と数字のみで描かれているため、従来塗り絵の下地となる輪郭画と比較して完成作品が予測しにくく、どのような作品に仕上がっていくのか、という期待感が持て塗り絵の楽しみも倍増する。
実施例3
次に人物画動物画のモザイク塗り絵に使用する色の種類について説明する。
黒,白色および赤,青,黄,桃,水,緑,橙,肌色等の制限された一般的なカラー色を使用する場合は誤差拡散法等という手法が必要になる。前記で説明したように人物画動物画のモザイク塗り絵ではこのような予め決められた制限された一般的なカラー色を使用して誤差拡散法を適用した方法は塗り絵に適しているとは言えない。
様々な系統色で試した結果、人物画動物画のモザイク塗り絵に使用する色は図1で示した“モノクロ系統色”か、あるいは“白茶黄系統色”が適していることがわかった。
人間の目は本来カラー色を認識しているからモノクロ系統色の色鉛筆等を使用して作成した作品は逆に存在感を引き出し、また白茶黄系統色の色鉛筆等を使用して作成した作品はレトロ調を引き出す。
マンセル表色系に基づいて前記2種類の系統色について説明する。色相としては各色相の中心色相つまり5R,5Y,5G,5B,5P,5YR,5GY,5BG,5PB,5PRのみで表した“10色相環”を使用するものとする。これを図13に示す。
モノクロ系統色ではマンセル表色系では無彩色であるか、または有彩色であれば色相に依らず彩度が1以下(1も含む)の色を使用する。
モノクロ系統色の使用色数を定めた後、実際使用する色鉛筆等の種類を決めるには肉眼で見て明度になるべく偏りのない、白色乃至白色に近い色,明度の異なる灰色乃至灰色に近い色,黒色乃至黒色に近い色を使用数分用意すればよい。
尚、前記白色に近い色とは無彩色では明度9.0以上であり、有彩色では彩度1以下で明度9.0以上の色を指すものとする。
白色乃至白色に近い色の割合を増すと作品にメリハリがつく。その割合を様々に変えて試した結果、顔,頭,首の3箇所合計の面積を100%とした時、30%以上70%以下の範囲の割合とすると良いことがわかった。またこの白色箇所は塗らずに空白のままでもよく作品完成までの時間が短縮される。
一例として図9の13300画素,6色で表したモノクロモザイク画像の全体の明度が異なる画像2種類を図14(14−a),(14−b)に示す。(14−a)は図9と同一で0,51,102,153,204,255の6色使用のモザイク画像であり(14−b)は0,30,61,91,122,153の6色使用のモザイク画像である。(14−a)は白色を使用しているが(14−b)は使用していないという極端な例で示した。(14−a)の方が見栄えがすることがわかる。
次に白茶黄系統色において、このうちの茶黄系統色ではマンセル表色系では有彩色で色相は5Yまたは5YRとし、彩度が2以上(2も含む)の色を使用するものとする。
また白茶黄系統色のうちの白色は無彩色では明度9.0以上であり、有彩色では彩度1以下で明度9.0以上の色を指すものとする。
5Yの等色相面および5YRの等色相面をそれぞれ図15,図16に示す。これ等の実際の色は無彩色の他に有彩色も使用していることは自明である。
白茶黄系統色の使用色数を定めた後、実際使用する色鉛筆等の種類を決めるには肉眼で見て明度,彩度になるべく偏りのないものを広い範囲で前記定義した色から使用数分用意すればよい。白色乃至白色に近い色,明度彩度の異なる黄色系統色,明度彩度の異なる茶色系統色を含むように選択するとメリハリが増す。
尚、実施例1ではモノクロ系統色に変換したモザイク画像を基に設計図を作成した。モノクロ系統色の色鉛筆等を使用する場合はこの設計図を下地にしたが、白茶黄系統色の色鉛筆等を使用する場合も、これと同一の設計図を使用する。色鉛筆等の白茶黄系統色と設計図の数字の対応の仕方は明度を基本にして対応させればよい。肉眼で見て最も暗い色を1とし、明るい色程大きい数字を対応させる。
前記2種類の系統色は限られた数の色相,彩度,明度から成る色体系である10色相環のマンセル表色系を基にして定義した。しかしカラー色は前記16777216色から成り、10色相環のマンセル表色系に表示されている色よりはるかに多い色から成立している。このため前記2種類の系統色をカラー色16777216色まで広げた場合の定義を以下に示す。
カラー色16777216色および10色相環のマンセル表色系で使用されている色を3次元色座標で表す。次にカラー色16777216色の各々を、最も距離の近い10色相環のマンセル表色系の色で置換し、この時の置換された10色相環のマンセル表色系の色が前記定義のモノクロ系統色乃至白茶黄系統色に属していれば、このカラー色も2種類の系統色に属しているとみなす。
このように10色相環のマンセル表色系に使用されている各色が1色を示すものではなく、幅を持たせ、カラー色16777216色を10色相環のマンセル表色系として分類した表色系を“10色相環拡張マンセル表色系”と称すことにする。
尚、黒,白色および赤,青,黄,桃,水,緑,橙,肌色等等の制限された一般的なカラー色を使用した誤差拡散法と異なり、前記モノクロ系統色乃至白茶黄系統色を使用した誤差拡散法では人物画動物画のモザイク塗り絵の作品がより写実的になる場合が多い。図17は図9に誤差拡散法を使用して処理した画像である。図9では頬や首に見られる異なる色同士の境界が、図17ではかなり低減されていることがわかる。
仮にモノクロ系統色でなく前記10色で図17を表現すれば、顔に見られる陰影等がこれ等10色の斑点として現れてしまうのである。
実施例4
次に、人物画動物画のモザイク塗り絵に使用する画素のサイズ,画素の数,用紙のサイズ,設計図に使用する色の置換,各画素の色の使用数等について説明する。
色鉛筆等で各画素を塗っていくわけであるが、画素サイズが1.8ミリ角未満の場合はその中に記入してある数字が認識しにくくなること,色鉛筆等を使用する場合、芯のサイズによっては数字の異なる隣接画素を誤って塗ってしまう頻度が増加すること,塗る過程において必要以上の労力を要すること等の短所がある。従って画素サイズは1.8ミリ角以上とする。
また色紙使用モザイクアート工作画での色紙のサイズは10ミリ角から20ミリ角であり、モザイクタイル使用モザイクアート工作画のモザイクタイルでは10.5ミリ角のものが室外工作画として主に使用されている。塗り絵は一般に室内で観賞するものであるからモザイク塗り絵の画素サイズの上限は10ミリ角とする。
また画素数は作品のサイズ/画素のサイズで決まり、多ければ多い程作品の解像度は向上するが画素サイズは縮小され前記短所が現われてくる一方で、解像度が低いと作品にメリハリがつきにくい。人物画動物画において様々な画素数で試したが、八つ切りサイズの画用紙(縦270ミリ横381ミリ)等では画素数は5000個以上、通常は10000個から15000個程度が望ましい。また設計図を印刷する用紙を仮に正方形とした場合画素サイズが1.8ミリ角であれば用紙のサイズは12センチ角から22センチ角のノートサイズであり、画素サイズが10ミリ角であれば70センチ角から122センチ角の大作となる。
さらにサイズの大きい作品に対しては作品の設計図を幾つかに分割し、各部分の設計図を例えば八つ切り画用紙に薄く印刷して各部分の塗り絵を完成させ、所定の位置に並べて貼りあわせ、全体として1作品を完成させればよい。
設計図の画素内に表現する色の置換としては数字を使用する。それは前記各2種系統色において、色の明度の大小と数字の大小を対応させることができるからである。例えば数字でなくアルファベットを使用した場合、使用する色鉛筆等にも各々対応するアルファベットを明記したとしても、各々画素を塗る際、色の種類を判断するのに数字と比較して、より時間がかかり、また対応関係を誤認する頻度が増加する。また漢字では画数が多くなり色紙使用モザイクアート工作画と比較して、画素の小さいモザイク塗り絵では漢字自体の解像度が減り判別しにくいといった短所がある。
また設計図の画素内の数字が2ケタであると数字自体が認識しにくくなるため、誤認する頻度が増加すること、数字の数が多いと設計図の同一番号が隣接する場合が少なくなり作品の完成度の割には完成するまでに要する時間が数字の数と共に増大する等の理由により、数字は1ケタとする。従って使用色数は3色以上9色以下とする。
尚、前記使用色数3色以上とは、写実的で立体感のある作品を完成させるには例えばモノクロ系統色を使用する場合は白色,黒色の他に中間色である灰色が必要だからである。
また前記使用色数9色以下とは設計図の画素内の数字を1ケタとするためでもある。白色乃至白色に近い色で表現される画素は、設計図にその色に対応する数字を記入しなくて空白のままでも他数字と識別できる。また白色乃至白色に近い色は塗らずに空白のままでもよい。従って前記使用色数9色以下とは白色乃至白色に近い色乃至空白を除いた、使用色数9色以下という意味も含む。
尚、前記設計図は本発明のモザイク塗り絵の下地として使用する以外にも、エコモザイクアート工作画(特願2008−84755)の設計図としても使用できる。
以上示したように、通常の画像と異なり近くで見ると画像が認識しにくいが距離を離して見ると明確に認識できるというマジック的な要素を持つ本発明の人物画動物画のモザイク塗り絵は塗り絵の初心者でも容易に写実的で立体感のある作品を完成させることができ従来塗り絵や写真とは異なる感動をもたらす。
モノクロ水性色鉛筆を6色使用して描いたモザイク塗り絵。 20色相環 マンセル色立体 画像処理による輪郭画の一例。 13300画素数,モノクロ231色で表現した画素数低減画像。 図5の画像の231色の各色の使用数を表したグラフ。 モノクロ6色の一例を示した図。 図5の画像を図7の6色で表現した時の各色の使用数を表したグラフ。 図5の画像を図8の6色で表現した時のモノクロモザイク画像。 図9の画像の各画素の色を数字に変換した設計図の一部。 図10の設計図に対応する図9のモノクロモザイク画像の一部。 図1を3分の1に縮小した図。 10色相環 明度の異なる2種類の6色モノクロモザイク画像。(14−a)最大明度255のモザイク画像。(14−b)最大明度153のモザイク画像。 5Yの等色相面 5YRの等色相面 図9に誤差拡散法を施したモノクロモザイク画像の一例。

Claims (8)

  1. 人物画動物画において、それをモノクロ画像に変換し、画素数を作品サイズ/画素サイズまで低減し、使用色数を3色以上9色以下の範囲の数まで低減したモザイク画像の各画素の色を数字に置換し、各画素を同形正方形枠として表示した設計図を備えたモザイク塗り絵の作成法。
  2. 10色相環拡張マンセル表色系で定義された白色乃至白色に近い色乃至空白として表される画素以外の使用色数を3色以上9色以下の範囲としたモザイク画像を基に作成した、白色乃至白色に近い色乃至空白として表される画素には数字は対応させず画素を表す正方形枠のみとした設計図を備えた請求項1記載のモザイク塗り絵の作成法。
  3. モノクロ画像に変換後、誤差拡散法の処理を追加したモザイク画像を基に作成した設計図を備えた請求項1または請求項2記載のモザイク塗り絵の作成法。
  4. 顔,頭,首の3箇所合計の面積を100%とした時、10色相環拡張マンセル表色系で定義された白色乃至白色に近い色乃至空白の割合を30%以上70%以下まで高めたモザイク画像を基に作成した設計図を備えた請求項1または請求項2または請求項3記載のモザイク塗り絵の作成法。
  5. 使用色の明度の高低と置換する数字の大小の対応関係が昇順対応または降順対応である設計図を備えた請求項1または請求項2または請求項3または請求項4記載のモザイク塗り絵の作成法。
  6. 画素サイズが1.8ミリ角以上10ミリ角以下である設計図を印刷した用紙等を使用した請求項1または請求項2または請求項3または請求項4または請求項5記載のモザイク塗り絵の作成法。
  7. 10色相環拡張マンセル表色系で定義されたモノクロ系統色乃至白茶黄色系統色の色鉛筆等を使用して、設計図を印刷した用紙等の上から塗っていく請求項1または請求項2または請求項3または請求項4または請求項5または請求項6記載のモザイク塗り絵の作成法。
  8. 色鉛筆等の明度の高低を使用色の明度の高低と対応させ、使用色の明度の高低を表す数字と同一の数字をこの色鉛筆等に明記した請求項7記載のモザイク塗り絵の作成法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012159991A (ja) * 2011-01-31 2012-08-23 Casio Comput Co Ltd 合成画像出力装置およびプログラム
JPWO2015001814A1 (ja) * 2013-07-04 2017-02-23 株式会社タウンウォークアソシエイツ モザイク画作成システム
CN113139895A (zh) * 2021-04-29 2021-07-20 广州亿航智能技术有限公司 无人机编队表演阵型图的设计方法、终端及存储介质

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