JP7239821B2 - 硬性内視鏡システム - Google Patents

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Description

本発明は、硬性内視鏡システムに関する。
可撓性のない挿入部を有する硬性内視鏡が知られている。硬性内視鏡は、挿入部の先端に配置された対物光学系により形成される観察像を、リレー光学系によって基端側に伝達する。基端側に伝達された観察像は撮像素子の受光面に結像され、画像信号に変換されて出力される(例えば、特許文献1)。
特開平8-122667号公報
硬性内視鏡システムは、医療の高度化に伴って高画質な出力画像が要求されるようになってきており、高画素の大型撮像素子が採用される傾向にある。撮像素子が大型化すると、像の被写界深度が浅くなり、厳密なフォーカス調整が要求される。すなわち、素早いフォーカス調整が困難である。一方で、被検者の体内に挿通される管体の外径は小さいので、全体の光学系のF値は大きく、例えば撮像素子が出力する観察画像を利用したコントラストAFには不利である。
本発明は、このような問題を解決するためになされたものであり、硬性内視鏡システムにおいて迅速なオートフォーカスを実現することを目的とする。
本発明の具体的態様における硬性内視鏡システムは、直線状の管体と、当該管体の一端側に設けられた対物レンズと、当該管体の一端側とは反対の他端側に設けられた接眼レンズと、画像データを生成するための撮像信号を出力する撮像センサと、焦点検出を行うための検出信号を出力する焦点検出センサと、接眼レンズから射出される光束を撮像センサと焦点検出センサのそれぞれの方向へ分光する分光光学素子と、接眼レンズから射出された一部の光束を撮像センサへ結像させるための第1光学系と、接眼レンズから射出された一部の光束を焦点検出センサへ結像させるための第2光学系と、焦点検出センサが出力した検出信号に基づいて第1光学系に含まれる焦点調整レンズを光軸方向へ移動させることにより焦点調整を行う焦点調整部とを備え、対物レンズから第2光学系までの全体のF値は、対物レンズから第1光学系までの全体のF値よりも小さくなるように構成されている。
本発明により、硬性内視鏡システムにおいて迅速なオートフォーカスを実現することができる。
第1実施形態に係る硬性内視鏡システムの全体概略図である。 管体内部へ光学系を収容する様子を示す図である。 第2実施形態に係る硬性内視鏡システムの全体概略図である。 第3実施形態に係る硬性内視鏡システムの全体概略図である。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、特許請求の範囲に係る発明を以下の実施形態に限定するものではない。また、実施形態で説明する構成の全てが課題を解決するための手段として必須であるとは限らない。
図1は、第1実施形態に係る硬性内視鏡システム100の全体概略図である。硬性内視鏡システム100は、外観的には、直線状に伸延する管体110と、これにケーブルで接続される制御部200および表示部210を主な構成要素とする。図は、管体110を断面図で表し、管体110に収容される主な要素を示している。
管体110は、例えばステンレス管であり、可撓性を有しない。管体110は、観察対象に向けられる先端側である一端から、基端側である他端へ直線状に伸延しており、基端側には、管体110から分岐する支管117と枝管140が設けられている。
本実施形態においては、管体110の中心軸が、主光学系の光軸OPと一致する。管体110の内部には、複数のレンズが設置されている。具体的には、先端側から基端側へ向かって順に、対物レンズ151、リレーレンズ161、接眼レンズ152、および第1結像レンズ153が設置されている。管体110の他端には、撮像センサ121が設置されている。
対物レンズ151は、観察対象の観察像を形成し、リレーレンズ161は、対物レンズ151で形成された観察像を接眼レンズ152まで伝達する。対物レンズ151、リレーレンズ161、接眼レンズ152のそれぞれは、複数のレンズから構成されても良い。例えば、対物レンズ151は、負、正、正の3枚のレンズから構成される。また、一組のリレーレンズ161は、光軸方向に対象に配列された正、負、正、負、正の5枚のレンズによって構成される。特に、3枚目の正レンズは、リレー長を確保すべく、光軸方向の長さが直径より大きいロッドレンズを用いても良い。また、リレーレンズ161は、管体110の長さに応じて、複数組設置されても良い。図1に示す本実施形態においては、2組のリレーレンズ161が設置されている。
第1結像レンズ153は、接眼レンズ152を通った観察像を、撮像センサ121の受光面の大きさに合わせて、当該受光面上に再結像させる第1光学系としての機能を担う。図においては、一枚のレンズとして表現しているが、複数のレンズから構成されても良い。第1光学系として第1結像レンズ153が複数のレンズから構成される場合は、少なくとも一部のレンズがアクチュエータの駆動により光軸OP方向へ移動可能な焦点調整レンズとして構成される。第1結像レンズ153が単独で第1光学系を構成する場合には、第1結像レンズ153がアクチュエータの駆動により光軸OP方向へ移動可能な焦点調整レンズとして構成される。
撮像センサ121は、例えばCMOSセンサであり、受光面で結像した光学像を光電変換して、撮像信号として出力する。管体110の基端部に設けられた回路基板220は、撮像センサ121が出力した撮像信号をレベル調整してA/D変換し、画素データとして制御部200へ送信する。
第1結像レンズ153と撮像センサ121の間には、ハーフミラー131が光軸OPに対して斜交するように設置されている。ハーフミラー131は、第1結像レンズ153から射出される一部の光束を撮像センサ121側へ透過させる分光光学素子である。ハーフミラー131に対して撮像センサ121と共役の位置には光源141が設置される。管体110は、光源141を収容するための枝管140を有し、枝管140の内部空間は、管体110の内部空間と連通している。光源141は、例えば高輝度LEDが二次元的に配列されたLEDパネルから成る照明素子であり、回路基板220によって駆動される。光源141からハーフミラー131へ向けて射出された照射光は、その一部がハーフミラー131に反射されて先端側へ導かれ、対物レンズ151から観察対象へ向けて照射される。
接眼レンズ152と第1結像レンズ153の間には、ハーフミラー132が光軸OPに対して斜交するように設置されている。ハーフミラー132は、接眼レンズ152から射出される光束を撮像センサ121と焦点検出センサ122のそれぞれの方向へ分光する分光光学素子である。本実施形態においては、管体110から分岐する支管117にミラー133、第2結像レンズ154および焦点検出センサ122が収容されている。
ハーフミラー132が設置された付近において、管体110の内部空間と支管117の内部空間は互いに連通している。ハーフミラー132によって支管117側へ反射された光束は、ミラー133で更に反射され、第2結像レンズ154へ導かれる。第2結像レンズ154は、接眼レンズ152を通った観察像を、焦点検出センサ122の受光面の大きさに合わせて、当該受光面上に再結像させる第2光学系としての機能を担う。図においては、一枚のレンズとして表現しているが、複数のレンズから構成されても良い。第2光学系として第2結像レンズ154が複数のレンズから構成される場合は、少なくとも一部のレンズがアクチュエータの駆動により分岐された光軸OP方向へ移動可能な移動レンズとして構成される。第2結像レンズ154が単独で第2光学系を構成する場合には、第2結像レンズ154がアクチュエータの駆動により分岐された光軸OP方向へ移動可能な移動レンズとして構成される。移動レンズは、第1結像レンズの焦点調整レンズと連動する。
焦点検出センサ122は、例えば位相差AFセンサであり、受光面側にセパレータレンズを備え、セパレータレンズによって2つに分割された像のずれ量に相当する位相差信号を出力する。回路基板220は、焦点検出センサ122が出力した位相差信号をA/D変換し、焦点検出情報として制御部200へ送信する。
制御部200は、例えばCPUであり、回路基板220へ制御信号を送信することにより、撮像センサ121による画像取得を開始させたり、光源141を点灯させたりする。制御部200は、画像取得時には、焦点検出センサ122から焦点検出情報を取得し、焦点調整レンズおよび移動レンズのそれぞれの移動位置を算出する。そして、それぞれのレンズが算出された移動位置まで移動するようにアクチュエータを制御する。すなわち、制御部200は、焦点調整レンズおよび移動レンズを光軸方向へ移動させることにより焦点調整を行う焦点調整部としての機能を担う。
また、制御部200は、回路基板220から画像データを受け取り、表示画像信号に変換して表示部210に表示させる。表示部210は、例えばLCDパネルによるディスプレイであり、制御部200で画像処理された観察対象の観察像を表示する。なお、本実施形態においては、制御部200および表示部210を含めて硬性内視鏡システム100として説明するが、硬性内視鏡システムは、例えば回路基板220が焦点調整部としての機能を担うのであれば、制御部200や表示部を外部機器として接続する構成であっても良い。
上述のように、ハーフミラー132は、接眼レンズ152と、第1光学系を構成する第1結像レンズ153および第2光学系を構成する第2結像レンズ154との間に設置されている。このような構成において、対物レンズ151から第2結像レンズ154までをひとつの光学系(検出光学系)とみた場合の全体のF値は、対物レンズ151から第1結像レンズ153までをひとつの光学系(撮像光学系)とみた場合の全体のF値よりも小さくなるように光学設計が成されている。
撮像光学系も検出光学系も、管体110の管径によって制約を受けることから、それぞれの全体の入射瞳を共にDとする。対物レンズ151の焦点距離をf、接眼レンズ152の焦点距離をf、第1結像レンズ153の焦点距離をf、第2結像レンズ154の焦点距離をfとする。撮像光学系のF値をF、検出光学系のF値をFとすると、
(数1)
={(f/f)×f}/D
(数2)
={(f/f)×f}/D
と表わされる。これらの関係式を用いて、F>Fとなるように、入射瞳および各焦点距離を設計すれば良い。より具体的には、f>fが実現されるように、第1結像レンズ153に対して、第2結像レンズ154の光学設計、焦点検出センサ122の選定、およびその配置位置の決定を行う。この場合において、焦点検出センサ122の受光面の面積が、撮像センサ121の受光面の面積よりも小さければ、比較的容易にF>Fを実現することができる。
このような光学設計が成された硬性内視鏡システム100であれば、セパレータレンズによって2つに分割された像がより急峻となるので焦点検出センサ122が出力する位相差信号のSN比が向上し、迷うことの少ない迅速なオートフォーカスを実現することができる。また、第2光学系にも焦点調整のための移動レンズを含ませているので、光学設計の自由度が高く、fをfよりも相当小さく設計することもできる。
図2は、管体110の内部へ光学系を収容する様子を示す図である。単レンズとしての各レンズは、管体110の内壁に遊嵌する円環状の支持環111に支持される。支持環111は、例えば樹脂によって形成される。支持環111は、レンズ190を支持して、管体110の内部で面倒れしない程度に、光軸方向の厚みを有する。
本実施形態においては、観察対象を照射する照射光が基端側から先端側へ進み、観察像が先端側から基端側へ伝達されるので、レンズ190の両側に迷光を軽減する迷光軽減処理が施される。具体的には、例えば、レンズ190の有効径を囲むように、先端側に前側開口絞り112が、基端側に後側開口絞り113が設けられる。各開口絞りのエッジ断面は、レンズ190の表面から遠ざかる方向へ開くようにテーパが設けられる。前側開口絞り112および後側開口絞り113は、支持環111と一体に形成されても良いし、別体で形成されて支持環111に取り付けられても良い。
レンズとレンズの間隔は、調整環116を介在させることによって調整する。調整環116は、管体110の内壁に遊嵌する円環状のスペーサである。調整環116は、例えば樹脂によって形成される。
レンズ190を支持する支持環111および調整環116は、管体110の先端側開口から順番に内部に挿入される。隣接する支持環111と調整環116は、例えば接着剤により相互に連結される。このような組み付け作業を経て、図1で示したようなレンズ構成を実現する。なお、ハーフミラー131、132、ミラー133、第1結像レンズ153、第2結像レンズ154、撮像センサ121、焦点検出センサ122等は、基端側から組み付けられる。なお、支持環111は、複数のレンズをまとめて支持する構造であっても良い。
図3は、第2実施形態に係る硬性内視鏡システムの全体概略図である。第1実施形態に係る硬性内視鏡システム100と同様の要素に対しては図1と同じ番号の符番を付し、特に言及する場合を除いてその説明を省略する。
硬性内視鏡システム101では、ハーフミラー132が、第1結像レンズ155と撮像センサ121との間に設置されている。第1結像レンズ155は、接眼レンズ152を通った観察像を、撮像センサ121の受光面の大きさに合わせて、当該受光面上に再結像させる第1光学系としての機能を担う。図においては、一枚のレンズとして表現しているが、複数のレンズから構成されても良い。第1光学系として第1結像レンズ155が複数のレンズから構成される場合は、少なくとも一部のレンズがアクチュエータの駆動により光軸OP方向へ移動可能な焦点調整レンズとして構成される。第1結像レンズ155が単独で第1光学系を構成する場合には、第1結像レンズ155がアクチュエータの駆動により光軸OP方向へ移動可能な焦点調整レンズとして構成される。
第1結像レンズ155と撮像センサ121との間に、光軸OPに対して斜交するように配置されたハーフミラー132は、第1結像レンズ155から射出される光束を撮像センサ121と焦点検出センサ122のそれぞれの方向へ分光する。本実施形態においては、管体110から分岐する支管117にミラー133、第2結像レンズ156および焦点検出センサ122が収容されている。
ハーフミラー132によって支管117側へ反射された光束は、ミラー133で更に反射され、第2結像レンズ156へ導かれる。第2結像レンズ156は、第1結像レンズ155を通過した光束の一部を、焦点検出センサ122の受光面の大きさに合わせて、当該受光面上に結像させる第2光学系としての機能を担う。図においては、一枚のレンズとして表現しているが、複数のレンズから構成されても良い。第2結像レンズ156は、上述の第2結像レンズ154と異なり、光軸方向へ移動するレンズを含まない。すなわち、第1結像レンズ155の焦点調整レンズは、その移動によって、支管117側へ導かれる光束を焦点検出センサ122の受光面に結像させる。換言すると、焦点調整レンズによる焦点調整により当該光束が焦点検出センサ122の受光面で結像するように、第2結像レンズ156の光学設計が行われ、焦点検出センサ122が選定され、その配置位置が決定されている。
このような構成において、対物レンズ151から第1結像レンズ155を含んで第2結像レンズ156までをひとつの光学系(検出光学系)とみた場合の全体のF値は、対物レンズ151から第1結像レンズ155までをひとつの光学系(撮像光学系)とみた場合の全体のF値よりも小さくなるように光学設計が成されている。このような光学設計が成された硬性内視鏡システム101であれば、セパレータレンズによって2つに分割された像がより急峻となるので焦点検出センサ122が出力する位相差信号のSN比が向上し、迷うことの少ない迅速なオートフォーカスを実現することができる。また、第2光学系に焦点調整のための移動レンズを設けていないので、第2光学系をシンプルに構成することができる。
なお、硬性内視鏡システム101は、ハーフミラー132が複数のレンズによって構成される第1結像レンズ155のうち、いずれかのレンズ間に配置される構成であっても良い。その場合は、接眼レンズ152とハーフミラー132の間に配置されたレンズが検出光学系に含まれる。
図4は、第3実施形態に係る硬性内視鏡システム102の全体概略図である。第1実施形態に係る硬性内視鏡システム100と同様の要素に対しては図1と同じ番号の符番を付し、特に言及する場合を除いてその説明を省略する。
第1実施形態に係る硬性内視鏡システム100は、光源141から射出された照射光が管体110の内部に設置された各レンズを通過する構成であったが、本実施形態に係る硬性内視鏡システム102は、観察対象を照射する照明光のライトガイドとして、光ファイバー159を備える。光ファイバー159は、管体110の内部空間に挿通されており、光ファイバー159の内部を伝播する照明光は、管体110の先端から拡散され、観察対象を照明する。図示するように、光ファイバー159の先端に拡散レンズ162を配置しても良い。光ファイバー159の基端側は、枝管148の内部に収容されており、その端面から、同じく枝管148の内部に収容されている照明LED149が射出する照明光が入射される。なお、図においては一本の光ファイバー159として表わしているが、管体110の内部空間において、レンズ群を取り囲むように複数本が配置されていても構わない。なお、硬性内視鏡システム102は、硬性内視鏡システム100の変形例として説明したが、光ファイバー159を用いる構成は、硬性内視鏡システム101にも適用することもできる。
以上説明した硬性内視鏡システム100、101、102においては、焦点検出センサ122として位相差AFセンサを用いたが、焦点検出を行うための検出信号を出力するセンサであれば、位相差AFセンサでなくても良い。例えば、焦点検出センサ122としても撮像センサを用いて、出力される連続画像からコントラストAF(いわゆる山登りAF)を行うように構成しても良い。この場合においても、焦点検出センサ122としての撮像センサの受光面の面積は、撮像センサ121の受光面の面積よりも小さいことが好ましい。コントラストAFを行う場合でも、上述のようなレンズ構成であれば像のコントラストが向上するので、迷うことの少ない迅速なオートフォーカスを実現することができる。
また、以上説明した硬性内視鏡システム100、101、102においては、分光光学素子としてハーフミラー132を用いたが、接眼レンズ152から射出される光束を撮像センサ121と焦点検出センサ122のそれぞれの方向へ分光する素子であれば、これに限らない。例えば、赤外の波長帯域で焦点を検出する焦点検出センサ122を採用すれば、可視光を透過し赤外光を反射させるダイクロイックミラーを用いることができる。
なお、以上説明した硬性内視鏡システム100、101、102において接眼レンズ152の後部で管体110を分割できる構成にすれば、ユーザは、接眼レンズをのぞき込むことにより観察対象を直接的に観察することができる。この場合は、撮像センサ121を含む基端側の構成をカメラユニットとして、管体110に着脱可能に構成すると良い。
100、101、102 硬性内視鏡システム、110 管体、111 支持環、112 前側開口絞り、113 後側開口絞り、116 調整環、117 支管、121 撮像センサ、122 焦点検出センサ、131 ハーフミラー、132 ハーフミラー、133 ミラー、140、148 枝管、141 光源、149 照明LED、151 対物レンズ、152 接眼レンズ、153、155 第1結像レンズ、154、156 第2結像レンズ、159 光ファイバー、161 リレーレンズ、162 拡散レンズ、190 レンズ、200 制御部、210 表示部、220 回路基板

Claims (3)

  1. 直線状の管体と、
    前記管体の一端側に設けられた対物レンズと、
    前記管体の前記一端側とは反対の他端側に設けられた接眼レンズと、
    画像データを生成するための撮像信号を出力する撮像センサと、
    焦点検出を行うための検出信号を出力する焦点検出センサと、
    前記接眼レンズから射出される光束を前記撮像センサと前記焦点検出センサのそれぞれの方向へ分光する分光光学素子と、
    前記接眼レンズから射出された光束を前記撮像センサへ結像させる第1光学系と、
    前記接眼レンズから射出された光束を前記焦点検出センサへ結像させる第2光学系と、
    前記検出信号に基づいて前記第1光学系に含まれる焦点調整レンズを光軸方向へ移動させることにより焦点調整を行う焦点調整部とを備え、
    前記焦点検出センサの受光面の面積を、前記撮像センサの受光面の面積よりも小さくすることで、前記対物レンズから前記第2光学系までの全体のF値、前記対物レンズから前記第1光学系までの全体のF値よりも小さくした硬性内視鏡システム。
  2. 前記分光光学素子は、前記接眼レンズと、前記第1光学系および前記第2光学系との間に設置され、
    前記第2光学系は、前記焦点調整レンズに連動して光軸方向へ移動する移動レンズを含む請求項1に記載の硬性内視鏡システム。
  3. 前記分光光学素子は、前記第1光学系と前記撮像センサの間に設置され、
    前記第2光学系は光軸方向へ移動するレンズを含まない請求項1に記載の硬性内視鏡システム。
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