JP7239146B2 - 照明装置および照明装置の製造方法 - Google Patents

照明装置および照明装置の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP7239146B2
JP7239146B2 JP2018201199A JP2018201199A JP7239146B2 JP 7239146 B2 JP7239146 B2 JP 7239146B2 JP 2018201199 A JP2018201199 A JP 2018201199A JP 2018201199 A JP2018201199 A JP 2018201199A JP 7239146 B2 JP7239146 B2 JP 7239146B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cover
light emitting
circuit board
resin member
emitting element
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018201199A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2020068150A (ja
Inventor
一力 川田
規義 浅田
和貴 吉田
淳一 吉田
Original Assignee
Fkk株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=70390550&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JP7239146(B2) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by Fkk株式会社 filed Critical Fkk株式会社
Priority to JP2018201199A priority Critical patent/JP7239146B2/ja
Publication of JP2020068150A publication Critical patent/JP2020068150A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7239146B2 publication Critical patent/JP7239146B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)
  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)

Description

特許法第30条第2項適用 ウェブサイトのアドレス:https://www.fkk-corporation.com/ja/company/news/183-flare-line-clear-data-download、掲載日:平成30年8月9日
本発明は、照明装置および照明装置の製造方法に関する。
複数の発光素子が列状に実装された可撓性を有する長尺の基板と、透光性の軟性樹脂材料から形成され内側に基板が挿入される保護チューブと、保護チューブ内の基板の長手方向における両端部に接続される電源ケーブルと、を備える照明装置が提案されている(例えば特許文献1参照)。ここで、電源ケーブルは、保護チューブの両端部に嵌入されたエンドキャップそれぞれに穿設された貫通孔に挿通されており、保護チューブの内側に配置された先端部が基板上に設けられた電源電極に接続されている。
特開2014-207182号公報
ところで、特許文献1に記載の照明装置は、商品展示用の陳列棚のみならず、屋外照明用途にも使用されつつある。この照明装置が屋外照明用途に使用されると、保護チューブの長手方向における両端部に嵌入されたエンドキャップの貫通孔から保護チューブの内側に雨滴、塵、埃等の異物が浸入し、保護チューブの内側に配置された基板に付着してしまう場合がある。この場合、基板上に形成された導電パターンの短絡或いは腐食が発生し、照明装置の動作不良が生じる虞がある。
本発明は、上記事由に鑑みてなされたものであり、屋外で使用される場合における動作不良の発生が抑制された照明装置および照明装置の製造方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る照明装置は、
発光素子と、
前記発光素子が実装され前記発光素子へ電力を供給するための電源端子が設けられた回路基板と、
筒状であり、内側に前記回路基板が配置されるとともに、前記発光素子から出射される光を外側へ透過させる透光性部を有するカバーと、
前記電源端子に電気的に接続され、外部電源から前記回路基板を介して前記発光素子へ電力を供給するための電源ケーブルと、
前記回路基板が前記カバーの内側に配置され、前記電源ケーブルが前記カバーの筒軸方向における少なくとも一方の端部から前記電源端子に接続された状態で、前記カバーの前記少なくとも一方の端部を、少なくとも前記カバーの筒軸方向と直交する方向において前記カバーの外側から覆う形で封止する封止樹脂部と、を備え、
前記カバーの材料と前記封止樹脂部の材料とは、同種類である。
他の観点から見た本発明に係る照明装置の製造方法は、
熱硬化性樹脂から形成された基材を形成する工程と、
前記基材から、筒状のカバーの筒軸方向に直交する第1方向側から前記カバーの端部を覆うように配置される第1樹脂部材と、前記カバーの前記第1方向とは反対方向の第2方向側から前記カバーの端部を覆うように配置される第2樹脂部材と、を生成する工程と、
発光素子が実装され前記発光素子へ電力を供給するための電源端子が設けられた回路基板が前記カバーの内側に配置された状態で、電源ケーブルを前記電源端子に電気的に接続する工程と、
前記電源端子に前記電源ケーブルが接続された状態で、前記第1樹脂部材を前記第1方向側から前記カバーの端部を覆うように配置し、前記第2樹脂部材を前記第2方向側から前記カバーの端部を覆うように配置する工程と、
前記第1樹脂部材および前記第2樹脂部材を前記カバーの端部を覆うように配置した状態で、前記カバーの端部、前記第1樹脂部材および前記第2樹脂部材を、第1金型と第2金型との間に配置する工程と、
前記第1金型と前記第2金型とを突き合わせた状態で、前記第1樹脂部材と前記第2樹脂部材とを加熱することにより封止樹脂部を形成する工程と、を含む。
本発明によれば、封止樹脂部が、回路基板がカバーの内側に配置され、電源ケーブルがカバーの筒軸方向における少なくとも一方の端部から電源端子に接続された状態で、カバーの少なくとも一方の端部を封止する。これにより、特に、照明装置が屋外で使用される場合において、カバーにおける封止樹脂部により封止された少なくとも一方の端部からカバーの内側への異物の侵入が抑制される。従って、カバーの内側に配置された回路基板への異物の付着に起因した照明装置の動作不良の発生が抑制される。
本発明の実施の形態に係る照明装置の斜視図である。 実施の形態に係る照明装置を示し、(A)は+X方向から見た側面図、(B)は-Z方向から見た平面図である。 実施の形態に係る照明装置の図2(A)のA-A線における断面矢視図である。 (A)は実施の形態に係る第1樹脂部材の-Z方向から見た平面図であり、(B)は実施の形態に係る第1樹脂部材の(A)のB-B線における断面矢視図であり、(C)は実施の形態に係る第2樹脂部材の+Z方向から見た平面図であり、(D)は実施の形態に係る第2樹脂部材の(C)のC-C線における断面矢視図である。 実施の形態に係る照明装置の製造方法を示し、(A)は第1樹脂部材および第2樹脂部材をカバーの端部に配置する様子を示す図であり、(B)は第1樹脂部材および第2樹脂部材をカバーの端部に配置した状態を示す図である。 実施の形態に係る第1金型および第2金型を示す斜視図である。 実施の形態に係る照明装置の製造方法を示し、(A)は第1金型と第2金型とを突き合わせた状態を示す図であり、(B)は第1金型を第2金型から離脱させる様子を示す斜視図である。
以下に、本発明の実施の形態に係る照明装置について添付図面を参照しながら説明する。本実施の形態に係る照明装置は、可撓性を有し複数の発光素子が列状に実装された長尺の回路基板と、可撓性を有し回路基板が内側に配置される筒状のカバーと、を備えるフレキシブルな照明装置であり、主として屋外照明用途に使用されるものである。
図1に示すように、本実施の形態に係る照明装置1は、可撓性を有する長尺のカバー11と、外部電源(図示せず)に接続された電源ケーブル13と、カバー11の長手方向における両端部に設けられた封止樹脂部12と、を備える。また、照明装置1は、図2(A)および(B)に示すように、複数の発光素子22と、可撓性を有する長尺の4つの回路基板21と、複数の発光素子22に流れる電流を制限するための限流素子(図示せず)と、電源端子23と、を備える。ここで、外部電源は、例えば直流電源である。
発光素子22は、例えばSMD(Surface Mount Device)タイプLED(Light Emitting Diode)素子から構成される。複数の発光素子22は、回路基板21の+Z方向側の実装面に等間隔に列状に実装されている。
4つの回路基板21は、例えばFPC(Flexible Printed Circuits)基板であり、導体パターン(図示せず)が形成されている。そして、複数の発光素子22は、回路基板21に形成された導体パターンを介して、互いに直列または並列に接続されている。また、各回路基板21の実装面の長手方向における両端部には、複数の発光素子22へ導体パターンを介して電力を供給するための電源端子23が実装されている。4つの回路基板21は、それぞれ、長手方向がカバー11の長手方向と一致する姿勢で、カバー11の長手方向に沿って配置されている。ここで、各回路基板21の長手方向における少なくとも一方の端部は、他の回路基板21の端部に接続されている。また、互いに隣接する2つの回路基板21の間には、回路基板21の短手方向へ延在し2つの回路基板21の境界部分を示す境界溝BLが形成されている。
また、4つの回路基板21は、それぞれ、長手方向で隣接する他の回路基板21と電源端子23を介して電気的に接続されている。4つの回路基板21のうち最も-Y方向側に位置する回路基板21の-Y方向側の端部に実装された電源端子23は、電源ケーブル13の芯線31に接続されている。また、4つの回路基板21のうち最も+Y方向側に位置する回路基板21の+Y方向側の端部に実装された電源端子23も、電源ケーブル13の芯線31に接続されている。限流素子は、回路基板21に形成された導体パターンに介挿され、発光素子22に流れる電流を予め設定された大きさに制限する。そして、直流電源から電源ケーブル13、電源端子23および導電パターンを通じて発光素子22に電流が流れると、発光素子22が点灯する。
カバー11は、図2(B)および図3に示すように、全体として角筒状であり、4つの回路基板21および複数の発光素子22が内側に配置されている。ここで、回路基板21における-Z方向側の裏面は、カバー11の内壁に密着している。カバー11は、透光性の軟性材料から形成された透光性部111、113と、非透光性の軟性材料から形成され回路基板21および複数の発光素子22の一部を覆う非透光性部112と、を有する。透光性の軟性材料としては、例えば透光性を有する乳白色の熱硬化性樹脂であるポリウレタン樹脂、シリコーン樹脂等を採用することができる。また、非透光性の軟性材料としては、例えば白色の熱硬化性樹脂であるポリウレタン樹脂、シリコーン樹脂等を採用することができる。透光性部111は、カバー11における複数の発光素子22をそれらの光の出射方向側から覆う部分に位置している。透光性部111の長手方向における両端部は、+Z方向側の端部が最も外側に突出しており、-Z方向側ほど透光性部111の長手方向における中央部側に後退するように傾斜している。
非透光性部112は、カバー11における複数の発光素子22および回路基板21の側方を覆う部分に位置している。非透光性部112の長手方向における両端部は、透光性部111の長手方向における両端部に比べて外側へ突出している。そして、回路基板21の短手方向における両端部は、カバー11の非透光性部112に埋設されている。透光性部113は、カバー11における回路基板21の実装面とは反対側を覆う部分に位置している。透光性部113は、カバー11の長手方向に沿って延在している。これにより、ユーザは、カバー11の-Z方向側から回路基板21の境界溝BLを視認することができる。
封止樹脂部12は、例えば非透光性の樹脂材料から形成されている。樹脂封止部12は、封止樹脂部12の+Z方向側において電源ケーブル13が導出する端部側に近づくほど電源ケーブル13に近づくように傾斜したテーパ面12aと、封止樹脂部12のX軸方向における両端側において電源ケーブル13が導出する端部側に近づくほど電源ケーブル13に近づくように傾斜したテーパ面12bと、を有する。また、封止樹脂部12は、電源ケーブル13が導出する端部に設けられた円筒状の筒状部12cと、筒状部12cにおけるテーパ面12a、12b側とは反対側に設けられたフランジ部12dと、を有する。カバー11の材料と封止樹脂部12の材料とは、同種類である。即ち、カバー11の材料がシリコーン樹脂である場合、封止樹脂部12の材料もシリコーン樹脂が採用される。封止樹脂部12は、4つの回路基板21がカバー11の内側に配置され、電源ケーブル13がカバー11の筒軸方向、即ち、Z軸方向の両端部ら電源端子23に接続された状態で、カバー11の両端部を封止する。
次に、本実施の形態に係る照明装置1の製造方法について説明する。本実施の形態に係る照明装置1の製造方法は、4つの回路基板21それぞれに複数の発光素子22を列状に実装する工程と、回路基板21および複数の発光素子22を覆うカバー11を形成する工程と、カバー11の両端部に封止樹脂部12を設ける工程と、を含む。回路基板21に発光素子22を実装する工程では、可撓性を有するテープ状の樹脂基板上に導体パターンを形成し、その後、発光素子22および限流素子を列状にボンディングする。カバー11を形成する工程は、例えば本願の出願人が先に開示した特開2018-78044号公報に記載された工程を採用することができる。これにより、回路基板21、発光素子22およびカバー11からなる長尺の構造体が得られる。
次に、この構造体の長手方向における両端部に封止樹脂部12を設ける工程を行うことにより、照明装置1が得られる。ここで、このモールド樹脂を設ける工程について詳細に説明する。まず、熱硬化性樹脂から形成された基材(図示せず)を形成する工程を行う。この工程では、例えばシリコーン樹脂に加硫促進剤を予め設定された配合量だけ配合することにより、シリコーン樹脂から形成された板状の基材を形成する。
次に、基材から、図4(A)および(B)に示すような第1樹脂部材1012Aと、図4(C)および(D)に示すような第2樹脂部材1012Bと、を生成する工程を行う。ここで、第1樹脂部材1012Aは、カバー11の+Z方向(第1方向)側からカバー11の端部を覆うように配置され、第2樹脂部材1012Bは、カバー11の-Z方向(第2方向)側からカバー11の端部を覆うように配置される。第1樹脂部材1012Aは、図4(A)および(B)に示すように、カバー11の端部が内側に嵌入される第1凹部1121Aと、電源ケーブル13が内側に嵌入される第2凹部1122Aと、電源ケーブル13の芯線31が内側に配置される溝1123Aと、を有する。第1凹部1121Aの内側におけるカバー11の非透光性部112の端部が嵌入される部分には、段部1124Aが形成されている。また、第2樹脂部材1012Bは、図4(C)および(D)に示すように、カバー11の端部が内側に嵌入される第3凹部1121Bと、電源ケーブル13が内側に嵌入される第4凹部1122Bと、を有する。
ここで、第2樹脂部材1012Bの第3凹部1121BのY軸方向の長さL11は、第1樹脂部材1012Aの第1凹部1121AのY軸方向の長さL11に等しい。また、第2樹脂部材1012Bの第4凹部1122BのY軸方向の長さL12は、第1樹脂部材1012Aの第2凹部1122AのY軸方向の長さL12に等しい。更に、第2樹脂部材1012Bの第3凹部1121Bの+Y方向側の端縁と第4凹部1122Bの-Y方向側の端縁との間の長さL13は、第1樹脂部材1012Aの溝1123AのY軸方向の長さに等しい。また、第1樹脂部材1012Aの第1凹部1121AのZ軸方向の深さL21と第2樹脂部材1012Bの第3凹部1121BのZ軸方向の深さL22との和に相当する長さは、カバー11のZ軸方向の幅に等しい。更に、第1樹脂部材1012Aの第2凹部1122AのZ軸方向の深さL31と第2樹脂部材1012Bの第4凹部1122BのZ軸方向の深さL32との和に相当する長さは、電源ケーブル13のZ軸方向の幅に等しい。
続いて、カバー11の内側に配置された回路基板21の電源端子23に、電源ケーブル13を接続する工程を行う。ここでは、電源ケーブル13の先端部から導出した芯線31を、はんだ、銀ペースト等の導電部材により電源端子23に接続する。
その後、回路基板21の電源端子23に電源ケーブル13の芯線31が接続された状態で、第1樹脂部材1012Aおよび第2樹脂部材1012Bをカバー11の端部に配置する工程を行う。ここでは、第1樹脂部材1012Aを、図5(A)の矢印AR11に示すように、+Z方向側からカバー11の端部を覆うように配置し、第2樹脂部材1012Bを、図5(A)の矢印AR12に示すように、-Z方向側からカバー11の端部を覆うように配置する。これにより、図5(B)に示すように、第1樹脂部材1012Aおよび第2樹脂部材1012Bをカバー11の端部を覆うように配置した状態となる。
次に、第1樹脂部材1012Aおよび第2樹脂部材1012Bをカバー11の端部を覆うように配置した状態で、カバー11の端部、第1樹脂部材1012Aおよび第2樹脂部材1012Bを、図6に示すような第1金型101と第2金型102との間に配置する工程を行う。ここで、第1金型101は、カバー11が配置される部分に立設した一対の壁101aと、第1樹脂部材1012Aが配置される部分に立設し壁101aに連続する一対の壁101cと、壁101cにおける壁101a側とは反対側に立設した壁101dと、電源ケーブル13が配置される部分に設けられた半筒部101bと、を有する。第2金型102は、カバー11が配置される部分に設けられた溝102aと、第2樹脂部材1012Bが配置される部分に立設した一対の壁102cと、電源ケーブル13が配置される部分に設けられた半筒部102bと、壁102cにおける半筒部102b側に立設した壁102dと、を有する。
続いて、図7(A)に示すように、第1金型101と第2金型102とを突き合わせて、第1樹脂部材1012Aおよび第2樹脂部材1012Bが硬化する温度まで加熱する工程を行う。この工程では、第1金型101と第2金型102とを突き合わせて、第1樹脂部材1012Aおよび第2樹脂部材1012Bに圧力を加えながら、第1樹脂部材1012Aおよび第2樹脂部材1012Bの温度を、常温(25℃)から予め設定された150℃乃至200℃の温度まで上昇させる。これにより、第1樹脂部材1012Aおよび第2樹脂部材1012Bは、互いに接触した部分で融着されるとともに、第1金型101と第2金型102の形状に応じた形状に成型される。
その後、図7(B)の矢印AR13に示すように、第1金型101を第2金型102から離脱させると、封止樹脂部12が生成される。
以上説明したように、本実施の形態に係る照明装置1によれば、封止樹脂部12が、回路基板21がカバー11の内側に配置され、電源ケーブル13がカバー11の両端部から電源端子23に接続された状態で、カバー11の両端部を封止する。これにより、特に、照明装置1が屋外で使用される場合において、カバー11における封止樹脂部12により封止された両端部からカバー11の内側への異物の侵入が抑制される。従って、カバー11の内側に配置された回路基板21への異物の付着に起因した照明装置1の動作不良の発生が抑制される。
また、本実施の形態に係る封止樹脂部12は、熱硬化性樹脂から形成されている。これにより、封止樹脂部12を容易に形成することができる。
更に、本実施の形態に係るカバー11の材料と封止樹脂部12の材料とは、同種類である。これにより、カバー11と封止樹脂部12との間に歪みに起因した隙間の発生が抑制されるので、防水性が高まるという利点がある。
また、本実施の形態に係るカバー11の透光性部113は、カバー11おける回路基板21の-Z方向側を覆う部分に位置し、カバー11の長手方向に沿って延在している。これにより、ユーザは、カバー11の-Z方向側から回路基板21の境界溝BLを視認することができるので、互いに隣接する2つの回路基板21の境界部分を切断して回路基板21を分離する際、境界部分を精度良く切断することができる。
更に、本実施の形態に係る照明装置1の製造方法によれば、第1樹脂部材1012Aおよび第2樹脂部材1012Bをカバー11の端部を覆うように配置した状態で、カバー11の端部、第1樹脂部材1012Aおよび第2樹脂部材1012Bを、第1金型101と第2金型102との間に配置する。そして、第1金型101と第2金型102とを突き合わせた状態で、第1樹脂部材1012Aと第2樹脂部材1012Bとを加熱することにより封止樹脂部12を形成する。これにより、例えば射出成型法を利用して封止樹脂部12を形成する方法に比べて、工程を簡素化できるという利点がある。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は前述の実施の形態の構成に限定されるものではない。例えば、電源ケーブル13が、カバー11の一方の端部側から回路基板21の電源端子23に電気的に接続されるものであってもよい。この場合でも、カバー11の他方の端部が、封止樹脂部により封止されるようにすればよい。
実施の形態では、カバー11が、透光性部111、113と非透光性部112とを有する例について説明したが、カバー11の構成はこれに限定されるものではなく、例えばカバー11全体が透光性を有するものであってもよい。また、実施の形態では、カバー11が可撓性を有する例について説明したが、これに限らず、例えばカバー11が剛性の高いガラス、透光性樹脂等から形成されているものであってもよい。
実施の形態では、発光素子22がSMDタイプのLED素子から構成される例について説明したが、発光素子22の種類はこれに限定されるものではなく、例えばいわゆる砲弾型のLED素子から構成されるものであってもよい。或いは、発光素子22が、有機EL素子または他の無機LE素子から構成されるものであってもよい。
以上、本発明の各実施の形態および変形例(なお書きに記載したものを含む。以下、同様。)について説明したが、本発明はこれらに限定されるものではない。本発明は、実施の形態及び変形例が適宜組み合わされたもの、それに適宜変更が加えられたものを含む。
本発明の照明装置は、屋外照明用途として好適に使用される。
1:照明装置、11:カバー、12:封止樹脂部、12a,12b:テーパ面、12c:筒状部、12d:フランジ部、13:電源ケーブル、21:回路基板、22:発光素子、23:電源端子、31:芯線、101:第1金型、101a,101c,101d,102c,102d:壁、101b,102b:半筒部、102:第2金型、102a,1123A:溝、111,113:透光性部、112:非透光性部、1012A:第1樹脂部材、1012B:第2樹脂部材、1121A,1121B,1122A,1122B:凹部、1124A:段部、BL:境界溝

Claims (4)

  1. 発光素子と、
    前記発光素子が実装され前記発光素子へ電力を供給するための電源端子が設けられた回路基板と、
    筒状であり、内側に前記回路基板が配置されるとともに、前記発光素子から出射される光を外側へ透過させる透光性部を有するカバーと、
    前記電源端子に電気的に接続され、外部電源から前記回路基板を介して前記発光素子へ電力を供給するための電源ケーブルと、
    前記回路基板が前記カバーの内側に配置され、前記電源ケーブルが前記カバーの筒軸方向における少なくとも一方の端部から前記電源端子に接続された状態で、前記カバーの前記少なくとも一方の端部を、少なくとも前記カバーの筒軸方向と直交する方向において前記カバーの外側から覆う形で封止する封止樹脂部と、を備え、
    前記カバーの材料と前記封止樹脂部の材料とは、同種類である、
    照明装置。
  2. 発光素子と、
    前記発光素子が実装され前記発光素子へ電力を供給するための電源端子が設けられた回路基板と、
    筒状であり、内側に前記回路基板が配置されるとともに、前記発光素子から出射される光を外側へ透過させる透光性部を有するカバーと、
    前記電源端子に電気的に接続され、外部電源から前記回路基板を介して前記発光素子へ電力を供給するための電源ケーブルと、
    前記回路基板が前記カバーの内側に配置され、前記電源ケーブルが前記カバーの筒軸方向における少なくとも一方の端部から前記電源端子に接続された状態で、前記カバーの前記少なくとも一方の端部を、少なくとも前記カバーの筒軸方向と直交する方向において前記カバーの外側から覆う形で封止する封止樹脂部と、を備え、
    前記透光性部は、少なくとも前記カバーにおける前記回路基板の前記発光素子が実装される面側とは反対側を覆う部分に位置し、前記カバーの長手方向に沿って延在している、
    照明装置。
  3. 前記封止樹脂部は、熱硬化性樹脂から形成されている、
    請求項1または2に記載の照明装置。
  4. 熱硬化性樹脂から形成された基材を形成する工程と、
    前記基材から、筒状のカバーの筒軸方向に直交する第1方向側から前記カバーの端部を覆うように配置される第1樹脂部材と、前記カバーの前記第1方向とは反対方向の第2方向側から前記カバーの端部を覆うように配置される第2樹脂部材と、を生成する工程と、
    発光素子が実装され前記発光素子へ電力を供給するための電源端子が設けられた回路基板が前記カバーの内側に配置された状態で、電源ケーブルを前記電源端子に電気的に接続する工程と、
    前記電源端子に前記電源ケーブルが接続された状態で、前記第1樹脂部材を前記第1方向側から前記カバーの端部を覆うように配置し、前記第2樹脂部材を前記第2方向側から前記カバーの端部を覆うように配置する工程と、
    前記第1樹脂部材および前記第2樹脂部材を前記カバーの端部を覆うように配置した状態で、前記カバーの端部、前記第1樹脂部材および前記第2樹脂部材を、第1金型と第2金型との間に配置する工程と、
    前記第1金型と前記第2金型とを突き合わせた状態で、前記第1樹脂部材と前記第2樹脂部材とを加熱することにより封止樹脂部を形成する工程と、を含む、
    照明装置の製造方法。
JP2018201199A 2018-10-25 2018-10-25 照明装置および照明装置の製造方法 Active JP7239146B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018201199A JP7239146B2 (ja) 2018-10-25 2018-10-25 照明装置および照明装置の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018201199A JP7239146B2 (ja) 2018-10-25 2018-10-25 照明装置および照明装置の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020068150A JP2020068150A (ja) 2020-04-30
JP7239146B2 true JP7239146B2 (ja) 2023-03-14

Family

ID=70390550

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018201199A Active JP7239146B2 (ja) 2018-10-25 2018-10-25 照明装置および照明装置の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7239146B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7408172B2 (ja) * 2022-04-07 2024-01-05 エイテックス株式会社 Led照明装置の製造方法

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014024428A (ja) 2012-07-26 2014-02-06 Mitsubishi Cable Ind Ltd 警告表示灯
JP2014086403A (ja) 2012-10-26 2014-05-12 Panasonic Corp 照明装置
JP2015195204A (ja) 2014-03-27 2015-11-05 エイテックス株式会社 帯状ledライト
JP2018078044A (ja) 2016-11-10 2018-05-17 Fkk株式会社 照明装置および照明装置の製造方法

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014024428A (ja) 2012-07-26 2014-02-06 Mitsubishi Cable Ind Ltd 警告表示灯
JP2014086403A (ja) 2012-10-26 2014-05-12 Panasonic Corp 照明装置
JP2015195204A (ja) 2014-03-27 2015-11-05 エイテックス株式会社 帯状ledライト
JP2018078044A (ja) 2016-11-10 2018-05-17 Fkk株式会社 照明装置および照明装置の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2020068150A (ja) 2020-04-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10222036B2 (en) Method and system for a three-dimensional (3-D) flexible light emitting diode (LED) bar
JP6739018B2 (ja) 照明装置および照明装置の製造方法
JP4432846B2 (ja) 照明装置および照明器具
US9997375B2 (en) LED unit and manufacturing method thereof
CN109973837B (zh) 具有稳定的引线框架的led模块
KR20030084759A (ko) Cob 기반의 발광 다이오드 램프로 형성된 유연한막대형 발광장치 및 그 제조방법
EP3399231A1 (en) Led lighting device
CN102954375B (zh) 用于生产照明装置的方法以及相应的照明装置
US8783899B2 (en) Light bar assembly
CN203686679U (zh) 灯以及照明装置
JP7239146B2 (ja) 照明装置および照明装置の製造方法
CN101016979B (zh) 一种制作灯串的方法
JP4559248B2 (ja) El光源体およびel光源装置
EP3619462B1 (en) Elongated flexible lighting device based on solid-state lighting technology
JP6388297B2 (ja) 照明装置
JP3148176U (ja) 蛍光灯型led照明灯
JP4892241B2 (ja) 発光素子組込み発光フィルム
KR101480961B1 (ko) 투명 플라스틱 소재 led 발광보드 및 그의 제조방법
CN204240115U (zh) 直管形灯以及照明装置
TWI548125B (zh) 發光模組
JP2013197064A (ja) 照明装置及びその製造方法
WO2013104555A1 (en) Illuminating device and manufacturing method thereof
CN204345563U (zh) 挠性配线基板、发光模块、直管形灯以及照明器具
CN204986479U (zh) 集成式led灯
US11859784B1 (en) LED lighting capable of being bent and twisted at will

Legal Events

Date Code Title Description
A80 Written request to apply exceptions to lack of novelty of invention

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A80

Effective date: 20181122

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20211022

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20220715

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220726

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220805

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20221206

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230116

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230207

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230222

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7239146

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150