JP7238714B2 - 情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム - Google Patents
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Description
具体的には、道路リンクごとの渋滞情報を時間帯別に記憶する記憶部と、ユーザから、出発地、目的地、および到着デッドラインに関する情報を取得することと、前記出発地と前記目的地とを結ぶ経路と、出発時刻および到着予定時刻を含む移動スケジュールと、を決定することと、を実行する制御部を有し、前記制御部は、前記到着デッドラインまでに前記目的地に到着可能であって、前記経路ごとに定められた所定値よりも短い所要時間で前記経路を移動可能な移動スケジュールを決定することを特徴とする。
具体的には、道路リンクごとの渋滞情報を時間帯別に取得する取得ステップと、ユーザから、出発地、目的地、および到着デッドラインに関する情報を取得し、前記出発地と前記目的地とを結ぶ経路と、出発時刻および到着予定時刻を含む移動スケジュールと、を決定する決定ステップと、を含み、前記決定ステップでは、前記到着デッドラインまでに前記目的地に到着可能であって、前記経路ごとに定められた所定値よりも短い所要時間で前記経路を移動可能な移動スケジュールを決定することを特徴とする。
この場合、従来型のナビゲーション装置では、一般的に、7時10分頃に出発し、7時55分頃に到着する移動スケジュールを出力する。しかし、仮に出発時間を10分繰り上げることで、混雑時間帯を避けることができる場合(例えば、35分で到着可能になる場合)であっても、従来型のナビゲーション装置では、これを提案することができない。もし、10分早く出発することをユーザが許容できる場合、渋滞による10分の損失を抑えることができる。
なお、以下の説明において、「移動スケジュール」とは、ある経路についての出発時刻と到着予定時刻の組み合わせを含む。経路は、複数のトリップを含んでいてもよい。この場合、複数のトリップに関連付いた時刻をまとめて移動スケジュールと呼ぶこともできる。また、「旅程」とは、出発地と目的地とを結ぶ経路と、移動スケジュールの組み合わせを指す。
経路を移動可能な移動スケジュールを選択する。
所定の時間幅は、例えば、ユーザによって指定可能とすることができる。時間に幅を持たせることで、最適な移動スケジュールを探索することが可能になる。
かかる構成によると、到着時刻がデッドラインに近く、かつ、渋滞を回避できる移動スケジュールを求めることができる。
時間帯別の渋滞情報を参照することで、精度のよい所要時間予測を行うことができる。
また、前記制御部は、前記評価値が所定値以上である前記移動スケジュールの候補を採用することを特徴としてもよい。
例えば、所要時間がより短いほど、より高い評価値を与えるようにしてもよい。なお、経路が複数のトリップを含む場合、その所要時間の合計値によって評価値を算出してもよい。
また、前記制御部は、前記第一のトリップと前記第二のトリップの所要時間の合計が短いほど、前記候補に対してより高い評価値を与えることを特徴としてもよい。
が長くなる移動スケジュールを求めることが可能になる。
例えば、経路によって変動するものとして、車線の多さ、道幅の広さ、歩道の有無、および、これらに基づいて算出された値などがある。また、時間帯によって変動するものとして、交通量、日照の有無、日の出や日没の時刻、予測される降水量などがある。
評価基準を用いることで、より運転が容易な移動スケジュールを求めることが可能になる。
かかる構成によると、ユーザの嗜好に合った経路および移動スケジュールを決定することが可能になる。
評価をユーザに提示することで、ユーザがより好ましい経路や移動スケジュールを選択することが可能になる。
第一の実施形態に係るナビゲーションシステムの概要について、システム構成図である図1を参照しながら説明する。本実施形態に係るナビゲーションシステムは、ユーザが所持する端末(ユーザ端末100)と、ユーザ端末100に対してナビゲーションサービスを提供する旅程サーバ200と、道路交通情報(渋滞情報)を提供する交通情報サーバ300と、を含んで構成される。
なお、システムを利用するユーザが複数である場合、ユーザ端末100は複数あってもよい。また、交通情報サーバ300も、エリアごと(あるいは道路管理者ごと)に複数設置されていてもよい。
制御部102は、機能モジュールとして旅程検索部1021を有している。機能モジュールは、ROM(Read Only Memory)等の記憶手段に記憶されたプログラムをCPUによって実行することで実現してもよい。
路を移動するための最適な移動スケジュールを検索するリクエストを旅程サーバ200に送信する。また、旅程サーバ200から受信した旅程を、後述する入出力部104を介してユーザに提供する。このような機能は、オペレーティングシステム上で動作するアプリケーションプログラムによって実現してもよい。
本実施形態では、旅程検索部1021は、出発時刻/到着時刻を指定する代わりに、目的地に到着するデッドラインとなる時刻を指定する。具体的な例については後述する。
旅程サーバ200は、複数のユーザ端末100から受信した旅程検索要求に基づいて、指定された出発地と目的地を結ぶ経路、および、当該経路を移動するための移動スケジュールを生成する装置である。
本実施形態に係る旅程サーバ200は、出発地と目的地を結ぶ経路を生成した後に、当該経路を移動する際の最適なスケジュールを算出する。図2は、所定の経路を移動する際のスケジュールの例を示した図である。
ここで、デッドライン時刻とは、目的地に到着するデッドラインとなる時刻であり、ユーザによって指定される時刻である。例えば、指定されたデッドライン時刻が21時00分である場合、旅程サーバ200は、21時00分までに目的地に到着できる移動スケジュールを生成する。
一方、スケジュールを変更し、出発時刻を繰り上げると、渋滞が軽いうちに通過できるため、所要時間が短くなる場合がある。図示した例では、17時30分に出発することで、スケジュール1と比較して所要時間を15分短縮することができる。同様に、17時15分に出発することで、スケジュール1と比較して所要時間を35分短縮することができる。
旅程サーバ200は、通信部201、制御部202、記憶部203を有して構成される。
通信部201は、通信部101と同様の、ネットワーク経由でユーザ端末100および交通情報サーバ300と通信を行うための通信インタフェースである。
制御部202は、機能モジュールとして、経路生成部2021、交通情報取得部2022、旅程生成部2023を有している。各機能モジュールは、ROM等の記憶手段に記憶されたプログラムをCPUによって実行することで実現してもよい。
旅程生成部2023が実行する詳細な処理については後述する。
記憶部203には、前述した渋滞データと、道路データが記憶される。道路データは、道路リンクごとの接続関係、各道路リンクの延長(距離)、各道路リンクの標準所要時間などが定義されたデータである。本実施形態に係る経路生成部2021は、記憶部203に記憶された道路データを用いて経路を生成する。
交通情報サーバ300は、渋滞データを提供するサーバ装置である。交通情報サーバ300は、通信部301、制御部302、記憶部303を有して構成される。
通信部301は、通信部201と同様の、ネットワーク経由で旅程サーバ200と通信を行うための通信インタフェースである。
制御部302は、機能モジュールとしてデータ収集部3021とデータ提供部3022を有している。各機能モジュールは、ROM等の記憶手段に記憶されたプログラムをCPUによって実行することで実現してもよい。
なお、図3(A)の例では平均車速を例示したが、旅程サーバ200が所要時間を算出することができれば、他形式のデータを提供してもよい。また、図3(A)の例では統計データを例示したが、渋滞データは、統計を行う前のデータであってもよい。
まず、交通情報サーバ300(データ収集部3021)が、道路交通状況に関するデータを収集し、蓄積する(ステップS11)。また、旅程サーバ200(交通情報取得部2022)が、交通情報サーバ300(データ提供部)から渋滞データを取得する(ステップS12)。ステップS11およびS12は、システムの稼働中において周期的に実行される。
された渋滞データおよび道路データに基づいて行うことができる。例えば、経路に含まれる道路リンクごとの距離と平均車速を用いて、各道路リンクにおける通過所要時間をそれぞれ算出し、合計することで、所要時間を求めることができる。
ステップS23およびS24の処理によって、仮の移動スケジュールが決定される。
例えば、決定した経路の標準所要時間がA分であった場合、所定値をA+B分とすることができる。この場合、値Bは、値Aに基づいて決定される整数とすることができる。例えば、決定した経路の標準所要時間が30分であった場合、所定値を30+10=40分とすることができる。
また、所定値をA×B分とすることもできる。この場合、値Bは、値Aに基づいて決定される1以上の実数とすることができる。例えば、決定した経路の標準所要時間が30分であった場合、所定値を30×1.2=36分とすることができる。
所定値は、仮の移動スケジュールを採用するか否かの閾値である。すなわち、ある移動スケジュールについて、所要時間が所定値を超えていた場合、渋滞による損失が大きいと判断し、当該移動スケジュールを破棄する。
経路ごとの所定値は、当該経路における標準所要時間に基づいて適宜設定すればよい。
また、経路の中間において、休憩や滞在などによって移動を停止する時間が発生する場合、当該時間を除外して所要時間を算出するようにしてもよい。換言すると、出発地と目的地とを結ぶ経路が複数のトリップで構成される場合、各トリップの所要時間の合計を算出するようにしてもよい。
第一の実施形態では、移動スケジュールを求める際に、デッドライン時刻のみを制約条件としたが、出発時刻に制限を設けてもよい。
第一の実施形態では、経路に対応する所要時間とデッドライン時刻に基づいて移動スケジュールを決定した。第二の実施形態は、経路を、第一のトリップと第二のトリップに分割したうえで、そのインターバルをさらに考慮して移動スケジュールを決定する実施形態である。
第二の実施形態における移動スケジュールは、第一のトリップを開始する時刻(すなわち、出発地を出発する時刻)、第一のトリップを終了する時刻(滞在地に到着する時刻)、第二のトリップを開始する時刻(滞在地を出発する時刻)、第二のトリップを終了する時刻(目的地に到着する時刻)から構成される。なお、出発地と目的地は必ずしも同一の地点である必要はない。
また、第二の実施形態では、旅程サーバ200が、(1)第一のトリップの所要時間、(2)滞在地における滞在時間、(3)第二のトリップの所要時間、を最適化する移動スケジュールを生成する。
例えば、デッドライン時刻に到着する移動スケジュールとして、スケジュール1があったものとする。
このようなケースにおいて、例えば、滞在を早めに切り上げることで、復路の所要時間が短縮できる場合がある(スケジュール2)。また、往路を早めに出発することで、往路の所要時間が短縮され、結果として、滞在時間を伸ばすことができる場合がある(スケジュール3)。
第二の実施形態に係る旅程サーバ200は、このように、往路と復路の出発時刻を個別に決定することで、全体のスケジュールを最適化する。具体的には、移動にかける時間をより短く、滞在地における滞在時間がより長くなる移動スケジュールを求める。
ここで生成される移動スケジュールには、以下の情報が含まれる。
・往路の出発時刻
・往路の到着時刻
・復路の出発時刻
・復路の到着時刻
また、これにより、往路の所要時間、滞在地における滞在時間、復路の所要時間が算出できる。
なお、評価値が基準を満たしていても、生成した移動スケジュールが以下のいずれかに該当する場合、対応する移動スケジュールについては、基準を満たさないものとして扱ってもよい。
・往路の所要時間が、往路に対して設定された閾値を上回っている
・滞在地における滞在時間が、滞在地に対して設定された範囲を外れている(短すぎる、または、長すぎる)
・復路の所要時間が、復路に対して設定された閾値を上回っている
第二の実施形態では、出発可能時刻からデッドライン時刻までの間において取りうる、往路と復路の移動スケジュールの組み合わせを全て生成し、それぞれを評価したが、時系列順にトリップを特定してもよい。
図8は、本変形例において、旅程サーバ200が旅程を生成する処理のフローチャート
である。破線で図示したステップは、第二の実施形態と同様であるため説明は省略する。
この場合において、出発可能時刻よりも前に出発する移動スケジュールが算出された場合、ユーザの意向に基づいて滞在時間を短縮し、再度ステップS43の処理を行うようにしてもよい。
第二の実施形態では、滞在地を一箇所としたが、滞在地は複数であってもよい。
例えば、旅程サーバ200が、旅程検索要求に基づいて、二箇所以上の滞在地を経由する経路を求めてもよい。すなわち、当該経路は、三つ以上のトリップから構成されていてもよい。
第一および第二の実施形態では、単一の経路を決定したのちに、当該経路に対応する移動スケジュールを求めた。これに対し、第三の実施形態は、複数の経路を生成したうえで、移動スケジュールの評価を経路ごとに実施する実施形態である。
ステップS33およびS34の処理は、生成された全ての組み合わせについて実行される(ループA)。ループAは、未処理の移動スケジュールのうち合理的なものが無くなった時点で終了する。
また、ループBは、未処理の経路のうち合理的なものが無くなった時点で終了する。
ステップS35以降の処理については、第二の実施形態と同様である。
第一ないし第三の実施形態では、ユーザが取りうる複数の旅程を取得し、時間に基づいてそれぞれを評価した。これに対し、第四の実施形態は、経路ごとの運転の難易度をさらに用いて旅程を評価する実施形態である。
第四の実施形態では、旅程サーバ200が有する制御部202は、運転の難易度を判定する難易度判定部2024を含んで構成される。
難易度判定部2024は、経路(ないしトリップ)を特定する情報(例えば、道路リンクの集合)を取得し、当該経路(トリップ)を運転する際の難易度を数値によって出力するモジュールである。
・往路の所要時間
・復路の所要時間
・滞在地における滞在時間
・往路における運転難易度
・復路における運転難易度
なお、旅程生成部2023は、難易度判定部2024を介して、往路または復路における運転難易度を取得する。
運転難易度=Σ道路リンク(車線数×係数1+道路幅×係数2+歩道の有無×係数3)
ここで、係数は、各要素に対する重みである。係数は、ユーザによって予め指定されていてもよいし、固定値であってもよい。
また、算出した第二の評価値を、移動スケジュールに対する評価値(第一の評価値)と合わせ、旅程の総合的な評価を行う。
また、候補が複数ある場合、評価値や、評価値の算出根拠などとともにユーザに提示してもよい。
さらに、図11では、各道路リンクに固有な情報を例示したが、走行時間帯や予測される天候など、道路に固有でない情報を用いて運転難易度を補正してもよい。例えば、走行が夜間である場合や、降雨が予測される場合に、運転難易度を高くする補正を行ってもよい。
なお、本実施形態の説明では、例示した式によって運転難易度を算出したが、ユーザが指定した条件に合致する旅程については、無条件に採用を見送ってもよい。例えば、「日没後にかかる旅程は無視する」「対面通行の高速道路を経由する旅程は無視する」といったような条件を加えてもよい。
上記の実施形態はあくまでも一例であって、本開示はその要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更して実施しうる。
例えば、本開示において説明した処理や手段は、技術的な矛盾が生じない限りにおいて、自由に組み合わせて実施することができる。
イプの媒体を含む。
101,201,301・・・通信部
102,202,302・・・制御部
1021・・・経路検索部
103,203,303・・・記憶部
200・・・旅程サーバ
2021・・・経路生成部
2022・・・交通情報取得部
2023・・・旅程生成部
300・・・交通情報サーバ
3021・・・データ収集部
3022・・・データ提供部
Claims (12)
- 道路リンクごとの渋滞情報を時間帯別に記憶する記憶部と、
ユーザから、出発地、目的地、および到着デッドラインに関する情報を取得することと、
前記出発地と前記目的地とを結ぶ経路と、出発時刻および到着予定時刻を含む移動スケジュールと、を決定することと、
を実行する制御部を有し、
前記経路は、第一のトリップと第二のトリップを含み、
前記制御部は、
前記到着デッドラインまでに前記目的地に到着可能であって、前記経路ごとに定められた所定値よりも短い所要時間で前記経路を移動可能な移動スケジュールの候補を取得し、
前記渋滞情報を用いて、前記候補に対応する所要時間を算出し、
算出した前記所要時間に基づいて、前記候補に対して
前記第一のトリップと前記第二のトリップのインターバルが長いほど、前記候補に対してより高い評価値を与え、
前記第一のトリップと前記第二のトリップの所要時間の合計が短いほど、前記候補に対してより高い評価値を与え、
前記インターバルに係る評価値と前記合計に係る評価値との合計が所定値以上である前記候補を採用し、
前記第一のトリップの所要時間が前記第一のトリップに設定された閾値を上回る、または、前記第一のトリップと前記第二のトリップのインターバルが前記インターバルに設定された範囲を外れている、または、前記第二のトリップの所要時間が前記第二のトリップに設定された閾値を上回る前記採用した候補を前記移動スケジュールとして決定せず、
前記第一のトリップの所要時間が前記第一のトリップに設定された閾値以内であり、かつ、前記第一のトリップと前記第二のトリップのインターバルが前記インターバルに設定された範囲に含まれており、かつ、前記第二のトリップの所要時間が前記第二のトリップに設定された閾値以内である前記採用した候補を前記移動スケジュールとして決定する、
情報処理装置。 - 前記経路ごとに定められた所定値は、前記経路に対応する標準所要時間に基づいて決定される、
請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記制御部は、前記到着デッドラインを末尾とする所定の時間幅内に前記出発時刻および到着予定時刻が収まるよう前記移動スケジュールを決定する、
請求項1または2に記載の情報処理装置。 - 前記制御部は、前記到着デッドラインを到着予定時刻として移動スケジュールの候補を取得し、得られた所要時間が前記経路ごとに定められた所定値を上回る場合に、前記所要時間が前記経路ごとに定められた所定値を下回るまで出発時刻を繰り上げる、
請求項1から3のいずれかに記載の情報処理装置。 - 前記制御部は、前記経路の候補を取得し、複数の評価基準に基づいて、前記経路の候補に対して第二の評価値を与える、
請求項1から4のいずれかに記載の情報処理装置。 - 前記制御部は、ユーザの指定に基づいて、前記複数の評価基準のそれぞれについて重みを付与する、
請求項5に記載の情報処理装置。 - 前記制御部は、前記複数の評価基準による評価の結果をユーザに提示する、
請求項5または6に記載の情報処理装置。 - 道路リンクごとの渋滞情報を時間帯別に取得する取得ステップと、
ユーザから、出発地、目的地、および到着デッドラインに関する情報を取得し、
前記出発地と前記目的地とを結ぶ経路と、出発時刻および到着予定時刻を含む移動スケジュールと、を決定する決定ステップと、を含み、
前記経路は、第一のトリップと第二のトリップを含み、
前記決定ステップでは、
前記到着デッドラインまでに前記目的地に到着可能であって、前記経路ごとに定められた所定値よりも短い所要時間で前記経路を移動可能な移動スケジュールの候補を取得し、
前記渋滞情報を用いて、前記候補に対応する所要時間を算出し、
算出した前記所要時間に基づいて、前記候補に対して
前記第一のトリップと前記第二のトリップのインターバルが長いほど、前記候補に対してより高い評価値を与え、
前記第一のトリップと前記第二のトリップの所要時間の合計が短いほど、前記候補に対してより高い評価値を与え、
前記インターバルに係る評価値と前記合計に係る評価値との合計が所定値以上である前記候補を採用し、
前記第一のトリップの所要時間が前記第一のトリップに設定された閾値を上回る、または、前記第一のトリップと前記第二のトリップのインターバルが前記インターバルに設定された範囲を外れている、または、前記第二のトリップの所要時間が前記第二のトリップに設定された閾値を上回る前記採用した候補を前記移動スケジュールとして決定せず、
前記第一のトリップの所要時間が前記第一のトリップに設定された閾値以内であり、かつ、前記第一のトリップと前記第二のトリップのインターバルが前記インターバルに設定された範囲に含まれており、かつ、前記第二のトリップの所要時間が前記第二のトリップに設定された閾値以内である前記採用した候補を前記移動スケジュールとして決定する、
情報処理方法。 - 前記経路ごとに定められた所定値は、前記経路に対応する標準所要時間に基づいて決定される、
請求項8に記載の情報処理方法。 - 前記決定ステップでは、前記到着デッドラインを末尾とする所定の時間幅内に前記出発時刻および到着予定時刻が収まるよう前記移動スケジュールを決定する、
請求項8または9に記載の情報処理方法。 - 前記決定ステップでは、前記到着デッドラインを到着予定時刻として移動スケジュールの候補を取得し、得られた所要時間が前記経路ごとに定められた所定値を上回る場合に、前記所要時間が前記経路ごとに定められた所定値を下回るまで出発時刻を繰り上げる、
請求項8から10のいずれかに記載の情報処理方法。 - 請求項8から11のいずれかに記載の情報処理方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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