JP7238588B2 - 地図情報案内システム、地図情報案内装置及びコンピュータプログラム - Google Patents

地図情報案内システム、地図情報案内装置及びコンピュータプログラム Download PDF

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本発明は、地図上に位置する地点に関する情報を案内する地図情報案内システム、地図情報案内装置及びコンピュータプログラムに関する。
近年、車両の走行案内を行い、運転者が所望の目的地に容易に到着できるようにしたナビゲーション装置が車両に搭載されていることが多い。ここで、ナビゲーション装置とは、GPS受信機などにより自車の現在位置を検出し、その現在位置に対応する地図データをDVD-ROMやHDDなどの記録媒体またはネットワークを通じて取得して液晶モニタに表示することが可能な装置である。更に、かかるナビゲーション装置では、自車の現在位置の周辺にある施設等のユーザにとって興味を持つ地点(POI:Point of Interest)を案内する為に、地図画像上の該当する地点がある位置に地点を示すアイコンを描画することも行われている。また、近年は携帯電話機、スマートフォン、タブレット型端末、パーソナルコンピュータ等においても上記ナビゲーション装置と同様の機能を有するものがある。
しかしながら、特に都市部等の施設が密集して存在するエリアにおいては、地図画像上に上記アイコンが密集して多数表示されることとなり、地点に関する情報を適切に案内することができなくなる問題があった。また、地図画像の視認性についても低下する問題があった。そこで、特開2016-35414号公報には、地図画像上において複数の地点に関するアイコンを表示する場合に、複数の地点の間の距離が所定距離以内である場合には、複数の地点に関する各アイコンを統合して一のアイコンで表示する技術が提案されている。
特開2016-35414号公報(第21-22頁)
ここで、特に車両などの移動体周辺の地図画像を表示する場合には、移動体の移動に伴って表示装置に表示される地図画像についても回転したり、スクロールされることとなる。そして、表示装置に表示される地図画像が回転したりスクロールすれば、地図画像上におけるアイコンの表示対象となる地点(以下、表示対象地点という)の配置も変化することとなる。上記特許文献1に記載の技術では、地図画像上における表示対象地点の配置に基づいてアイコンの統合が行われるので、地図画像上における表示対象地点の配置が変われば、それに伴ってアイコンの統合状態も随時変化することとなる。その結果、例えば統合対象となるアイコンの数や種類が変化する等の理由により、アイコンの表示態様が短い間隔で頻繁に変化する問題があった。
本発明は前記従来における問題点を解消するためになされたものであり、移動体の移動距離に基づいてアイコンの統合処理を行うことによって、アイコンの表示態様が短い間隔で頻繁に切り替わることを防止した地図情報案内システム、地図情報案内装置及びコンピュータプログラムを提供することを目的とする。
前記目的を達成するため本発明に係る地図情報案内システムは、移動体周辺の地図画像を表示装置に対して表示する地図画像表示手段と、前記表示装置に表示されている前記地図画像内に位置する地点を対象として、該地点のある位置に該地点を示すアイコンを重畳して表示するアイコン表示手段と、前記アイコンの表示対象となる地点が集中して存在する場合に、集中して存在する複数の地点のアイコンを一のアイコンへ統合する統合処理を行うアイコン統合手段と、を有し、前記アイコン統合手段は、統合の対象となる複数のアイコンの内から前記表示装置に表示される地図画像の中心に対して近い位置にある地点のアイコン又は前記移動体の現在位置に対して近い位置にある地点のアイコンを優先して基準アイコンとして選択するとともに、選択された基準アイコンに他のアイコンを統合することにより前記統合処理を行い、前回の統合処理が行われてから前記移動体が第1距離以上移動したこと、或いは前回の統合処理が行われてから前記移動体が第1距離より短い第2距離以上移動し且つ前回の統合処理が行われてから所定時間以上経過したこと、のいずれかの条件を満たしたタイミングで次回の統合処理を行う
尚、「移動体」には、車両以外にユーザ自身(歩行者)や2輪車なども含む。
また、「地点」には、施設に加えて、施設以外の出発地、目的地、案内対象等となり得る地図上のポイント(例えば地名、住所等)、ユーザによって任意に登録された地点等についても含む。
また、「アイコンを統合する」とは、複数のアイコンを一つのアイコンへ包含することを意味するが、統合される側のアイコンについては必ずしも表示対象から除外する必要は無く、例えば表示形態を変えて表示するようにしても良い。
また、本発明に係る地図情報案内装置は、移動体周辺の地図画像を表示装置に対して表示する地図画像表示手段と、前記表示装置に表示されている前記地図画像内に位置する地点を対象として、該地点のある位置に該地点を示すアイコンを重畳して表示するアイコン表示手段と、前記アイコンの表示対象となる地点が集中して存在する場合に、集中して存在する複数の地点のアイコンを一のアイコンへ統合する統合処理を行うアイコン統合手段と、を有し、前記アイコン統合手段は、統合の対象となる複数のアイコンの内から前記表示装置に表示される地図画像の中心に対して近い位置にある地点のアイコン又は前記移動体の現在位置に対して近い位置にある地点のアイコンを優先して基準アイコンとして選択するとともに、選択された基準アイコンに他のアイコンを統合することにより前記統合処理を行い、前回の統合処理が行われてから前記移動体が第1距離以上移動したこと、或いは前回の統合処理が行われてから前記移動体が第1距離より短い第2距離以上移動し且つ前回の統合処理が行われてから所定時間以上経過したこと、のいずれかの条件を満たしたタイミングで次回の統合処理を行う
また、本発明に係るコンピュータプログラムは、地図画像上に表示するアイコンによって地点に関する情報の案内を行うプログラムである。具体的には、コンピュータを、移動体周辺の地図画像を表示装置に対して表示する地図画像表示手段と、前記表示装置に表示されている前記地図画像内に位置する地点を対象として、該地点のある位置に該地点を示すアイコンを重畳して表示するアイコン表示手段と、前記アイコンの表示対象となる地点が集中して存在する場合に、集中して存在する複数の地点のアイコンを一のアイコンへ統合する統合処理を行うアイコン統合手段と、して機能させる為のコンピュータプログラムであって、前記アイコン統合手段は、統合の対象となる複数のアイコンの内から前記表示装置に表示される地図画像の中心に対して近い位置にある地点のアイコン又は前記移動体の現在位置に対して近い位置にある地点のアイコンを優先して基準アイコンとして選択するとともに、選択された基準アイコンに他のアイコンを統合することにより前記統合処理を行い、前回の統合処理が行われてから前記移動体が第1距離以上移動したこと、或いは前回の統合処理が行われてから前記移動体が第1距離より短い第2距離以上移動し且つ前回の統合処理が行われてから所定時間以上経過したこと、のいずれかの条件を満たしたタイミングで次回の統合処理を行う
前記構成を有する本発明に係る地図情報案内システム、地図情報案内装置及びコンピュータプログラムによれば、移動体周辺の地図画像を表示する場合において、移動体の移動距離に基づいて地図画像上に表示するアイコンの統合処理を行うことによって、移動体が移動するのに伴ってアイコンの表示態様が短い間隔で頻繁に切り替わることを防止する。特に移動体が移動するのに伴って地図画像の中心又は移動体の現在位置に対する地点の相対位置が変化して、基準アイコンが短い間隔で頻繁に切り替わることを防止できる。その結果、地点に関する情報をユーザに対して適切に案内することが可能となる。
本実施形態に係るナビゲーション装置を示したブロック図である。 施設データの一例を示した図である。 施設と属するグループを紐づけたデータの一例を示した図である。 本実施形態に係るPOIアイコンの一例を示した図である。 本実施形態に係る地図画像表示処理プログラムのフローチャートである。 アイコンの統合処理が行われる間隔について説明した図である。 液晶ディスプレイに表示される走行案内画面を示した図である。 アイコン統合処理のサブ処理プログラムのフローチャートである。 周辺施設と周辺施設に紐づけた統合状態を示した図である。 周辺施設と周辺施設に紐づけた統合回数を示した図である。 周辺施設のPOIアイコンを統合する具体例を示した図である。 周辺施設のPOIアイコンの統合前と統合後の表示態様を比較して示した図である。
以下、本発明に係る地図情報案内システム及び地図情報案内装置をナビゲーション装置に具体化した一実施形態に基づき図面を参照しつつ詳細に説明する。先ず、本実施形態に係るナビゲーション装置1の概略構成について図1を用いて説明する。図1は本実施形態に係るナビゲーション装置1を示したブロック図である。
図1に示すように本実施形態に係るナビゲーション装置1は、ナビゲーション装置1が搭載された車両の現在位置を検出する現在位置検出部11と、各種のデータが記録されたデータ記録部12と、入力された情報に基づいて、各種の演算処理を行うナビゲーションECU13と、ユーザからの操作を受け付けるタッチパネル14と、ユーザに対して車両周辺の地図画像や地点に関する情報を表示する液晶ディスプレイ15と、経路案内に関する音声ガイダンスを出力するスピーカ16と、記憶媒体であるDVDを読み取るDVDドライブ17と、プローブセンタやVICS(登録商標:Vehicle Information and Communication System)センタ等の情報センタとの間で通信を行う通信モジュール18と、を有している。
以下に、ナビゲーション装置1が有する各構成要素について順に説明する。
現在位置検出部11は、GPS21、車速センサ22、ステアリングセンサ23、ジャイロセンサ24等からなり、現在の車両の位置、方位、車両の走行速度、現在時刻等を検出することが可能となっている。ここで、特に車速センサ22は、車両の移動距離や車速を検出する為のセンサであり、車両の駆動輪の回転に応じてパルスを発生させ、パルス信号をナビゲーションECU13に出力する。そして、ナビゲーションECU13は発生するパルスを計数することにより駆動輪の回転速度や移動距離を算出する。尚、上記4種類のセンサをナビゲーション装置1が全て備える必要はなく、これらの内の1又は複数種類のセンサのみをナビゲーション装置1が備える構成としても良い。
また、データ記録部12は、外部記憶装置及び記録媒体としてのハードディスク(図示せず)と、ハードディスクに記録された地図情報DB31や所定のプログラム等を読み出すとともにハードディスクに所定のデータを書き込む為のドライバである記録ヘッド(図示せず)とを備えている。尚、データ記録部12をハードディスクの代わりにメモリーカードやCDやDVD等の光ディスクにより構成しても良い。また、地図情報DB31は外部のサーバに格納させ、ナビゲーション装置1が通信により取得する構成としても良い。
ここで、地図情報DB31は、例えば、道路(リンク)に関するリンクデータ33、ノード点に関するノードデータ34、施設等の地点に関する地点データ35、地図を表示するための地図表示データ、各交差点に関する交差点データ、経路を探索するための探索データ、地点を検索するための検索データ等が記憶された記憶手段である。
また、リンクデータ33としては、道路を構成する各リンクに関してリンクの属する道路の幅員、勾(こう)配、カント、バンク、路面の状態、道路の車線数、車線数の減少する箇所、幅員の狭くなる箇所、踏切り等を表すデータが、コーナに関して、曲率半径、交差点、T字路、コーナの入口及び出口等を表すデータが、道路属性に関して、降坂路、登坂路等を表すデータが、道路種別に関して、国道、県道、細街路等の一般道のほか、高速自動車国道、都市高速道路、自動車専用道路、一般有料道路、有料橋等の有料道路を表すデータがそれぞれ記録される。
また、ノードデータ34としては、実際の道路の分岐点(交差点、T字路等も含む)や各道路に曲率半径等に応じて所定の距離毎に設定されたノード点の座標(位置)、ノードが交差点に対応するノードであるか等を表すノード属性、ノードに接続するリンクのリンク番号のリストである接続リンク番号リスト、ノードにリンクを介して隣接するノードのノード番号のリストである隣接ノード番号リスト、各ノード点の高さ(高度)等に関するデータ等が記録される。
また、地点データ35としては、ナビゲーション装置1において出発地、目的地、案内対象等となる地点に関する情報が記憶される。例えば、ホテル、旅館等の宿泊施設、ガソリンスタンド等の給油施設、ショッピングモール、スーパーマーケット、ショッピングセンタ、コンビニエンスストア等の商業施設、テーマパーク、ゲームセンタ等の娯楽施設、レストラン、バー、居酒屋等の飲食施設、公共駐車場等の駐車施設、交通施設、寺院、教会等の宗教施設、美術館、博物館等の公共施設等の施設に関する情報が該当する。尚、地点データ35に情報が格納される地点としては、上記の各種施設に加えて、施設以外に出発地、目的地、案内対象等となり得る地図上のポイント(例えば地名、住所等)についても含まれる。但し、以下では特にナビゲーション装置1において出発地、目的地、案内対象等となる地点が施設である場合を例に挙げて説明する。
また、地点データ35は、地点毎に、地点の識別子である地点ID、地点の名称を示す地点名称、施設のジャンル(「駐車場」、「郵便局」、「レストラン」等)を示す施設ジャンル(地点が施設である場合のみ)、地点の位置を示す位置座標等から構成されている。ここで、図2は地点データ35の一例を示した図である。例えば、図2に示す地点データ35の例では、座標(x1,y1)の地点において地点ID:「10001」に該当する『コンビニ○○チェーンA支店(ジャンル:コンビニエンスストア)』が存在することを示している。また、座標(x2,y2)の地点において地点ID:「10002」に該当する『×○駐車場B町第1(ジャンル:駐車場)』が存在することを示している。同様に他の地点に関する情報についても記憶されている。
また、地点データ35に記憶された各施設の内、いずれかのグループに属する施設については、該施設と属するグループとを紐づけるデータと、そのグループの名称についても地点データ35として記憶される。尚、いずれのグループにも属さない施設(例えば公共施設や個人経営の店舗等)については、グループに関する情報は記憶されない。
ここで、施設の属する『グループ』としては、例えばフランチャイズ等のチェーンストア、同じオーナーや親会社によって運営される店舗群、関連のあるグループ会社、親会社(本店)とその子会社(支店、営業所)、同じ宗派の寺院等がある。例えば、図3に示す例では、「コンビニ○○チェーン」のチェーンストアである各施設、「駐車場×○チェーン」のチェーンストアである各施設、「○×スタンドチェーン」のチェーンストアである各施設が、それぞれ属するグループに紐付けされて記憶されている。
また、地点データ35としては、地点の内容と位置を特定するために地図画像上に表示されるアイコン(以下、POIアイコンという)についても記憶されている。図4は施設のPOIアイコンの一例を示した図である。ここで、図4に示すようにPOIアイコンは施設のジャンル毎に規定されており、施設のジャンルを示す外観形状(文字、記号、デザイン等も含む)を有している。そして、後述のように液晶ディスプレイ15に地図画像を表示する際に、地図画像の該当するジャンルの施設がある位置に対して重畳して表示される(図7参照)。尚、POIアイコンは、全てのジャンルに対して規定する必要は無く、特定のジャンルのみに対して規定しても良い。また、POIアイコンの規定されるジャンルは、上述した施設が属する「グループ」毎に区分しても良い。例えば同じ“ガソリンスタンド”であってもA会社が経営するガソリンスタンドと、B会社が経営するガソリンスタンドとでは異なるジャンルとし、それぞれPOIアイコンを規定してもよい。
また、本実施形態に係るナビゲーション装置1では、POIアイコンが規定されている全てのジャンルの施設に対してPOIアイコンが表示されるのではなく、予め設定されたジャンルに該当する施設に対してのみ表示される。尚、POIアイコンを表示対象とする施設のジャンルについてはユーザの操作に基づいて適宜変更可能である。地図画像に重畳して表示されるアイコンとしては、上記POIアイコン以外にユーザによって登録された登録地点を示すアイコン、道路上に生じている交通情報を示すアイコン等もある。
また、ナビゲーションECU(エレクトロニック・コントロール・ユニット)13は、ナビゲーション装置1の全体の制御を行う電子制御ユニットであり、演算装置及び制御装置としてのCPU41、並びにCPU41が各種の演算処理を行うにあたってワーキングメモリとして使用されるとともに、経路が探索されたときの経路データ等が記憶されるRAM42、制御用のプログラムのほか、後述の地図画像表示処理プログラム(図5)等が記録されたROM43、ROM43から読み出したプログラムを記憶するフラッシュメモリ44等の内部記憶装置を備えている。尚、ナビゲーションECU13は、処理アルゴリズムとしての各種手段を有する。例えば、地図画像表示手段は、移動体(車両)周辺の地図画像を液晶ディスプレイ15に対して表示する。アイコン表示手段は、液晶ディスプレイ15に表示されている地図画像内に位置する地点を対象として、該地点のある位置に該地点を示すアイコンを重畳して表示する。アイコン統合手段は、アイコンの表示対象となる地点が集中して存在する場合に、集中して存在する複数の地点のアイコンを一のアイコンへ統合する統合処理を行う。
タッチパネル14は、液晶ディスプレイ15の表示領域の前面に配置され、地図画像のスクロール表示を行う場合や表示領域に配置されたボタンを選択する場合、更に地図画像上に表示されたPOIアイコンを選択する場合等に操作される。そして、ナビゲーションECU13は、タッチパネル14の操作によりタッチパネル14から出力される検出信号に基づき、タッチパネル14にユーザがタッチしていない状態からタッチした状態へと移行する“タッチオン”や、タッチパネル14にユーザがタッチした状態からタッチしていない状態へと移行する“タッチオフ”を検出する。また、ユーザがタッチした地点(タッチ地点)の座標であるタッチ座標や、タッチした状態でタッチ地点を移動させる操作(即ちドラッグ操作やフリック操作)を受け付けた場合のタッチ座標の変位についても検出する。そして、ナビゲーションECU13は、検出したタッチ操作やタッチ座標等に対応する各種の動作を実行すべく制御を行う。
尚、ユーザのタッチ操作を受け付ける操作手段としては、タッチパネル14の代わりにタブレット等の操作手段を用いても良い。
また、液晶ディスプレイ15には、道路を含む地図画像、交通情報、操作案内、操作メニュー、キーの案内、出発地から目的地までの案内経路、案内経路に沿った案内情報、ニュース、天気予報、時刻、メール、テレビ番組等が表示される。尚、液晶ディスプレイ15の代わりに、HUDやHMDを用いても良い。
また、スピーカ16は、ナビゲーションECU13からの指示に基づいて案内経路に沿った走行を案内する音声ガイダンスや、交通情報の案内を出力する。
また、DVDドライブ17は、DVDやCD等の記録媒体に記録されたデータを読み取り可能なドライブである。そして、読み取ったデータに基づいて音楽や映像の再生、地図情報DB31の更新等が行われる。尚、DVDドライブ17に替えてメモリーカードを読み書きする為のカードスロットを設けても良い。
また、通信モジュール18は、交通情報センタ、例えば、VICSセンタやプローブセンタ等から送信された渋滞情報、規制情報、交通事故情報等の各情報から成る交通情報を受信する為の通信装置であり、例えば携帯電話機やDCMが該当する。
続いて、前記構成を有するナビゲーション装置1においてナビゲーションECU13が実行する地図画像表示処理プログラムについて図5に基づき説明する。図5は本実施形態に係る地図画像表示処理プログラムのフローチャートである。ここで、地図画像表示処理プログラムは車両のACC電源(accessory power supply)がONされた後であって地図画像の描画を行うタイミングで実行され、地図画像を液晶ディスプレイ15に表示するとともに、地図画像に対してユーザに案内対象となる地点の位置や内容を示す各種アイコンを描画するプログラムである。
ここで、地図画像の描画を行うタイミングとしては、基本的にACC電源がONされた直後、及びその後は一定の時間間隔(例えば1sec毎)とする。但し、液晶ディスプレイ15に対して表示対象となる地図画像のエリア(以下、表示対象エリアという)を変更する操作(例えば、地図画像の縮尺変更操作、地図画像のスクロール操作)を受け付けた場合、及び液晶ディスプレイ15に対して表示対象となる対象物を変更する操作(例えば、表示対象となるPOIアイコンのジャンルを変更する操作)を受け付けた場合については、当該操作を受け付けたタイミングにおいても実行される。尚、以下の図5及び図8にフローチャートで示されるプログラムは、ナビゲーション装置1が備えているRAM42やROM43に記憶されており、CPU41により実行される。
先ず、地図画像表示処理プログラムではステップ(以下、Sと略記する)1において、CPU41は、地図情報DB31から読み出したデータに基づいて、液晶ディスプレイ15に対して地図画像として先ず背景画像を描画する。ここで、前記S1において背景画像の描画対象となる表示対象エリアは、例えば車両の現在位置周辺のエリアとする。また、表示対象エリアのサイズはナビゲーション装置1において設定されている地図画像の表示縮尺によって異なり、縮尺が小さい程、より広いエリアとなる。また、表示対象エリアは、その後のユーザの操作(例えば地図画像のスクロール操作、地図画像の縮尺変更操作)や車両の現在位置の移動に伴って適宜変更される。
次に、S2においてCPU41は、地図情報DB31から読み出したデータに基づいて、前記S1で描画された背景画像に合わせて表示対象エリア内の道路画像を描画する。尚、道路に関する交通情報(例えば渋滞情報、通行止め情報)が存在する場合には、交通情報を示す画像についても併せて描画しても良い。
続いて、S3においてCPU41は、地図情報DB31から読み出したデータに基づいて、前記S1で描画された背景画像及び前記S2で描画された道路画像に合わせて、表示対象エリア内に含まれるエリアや地点に関する各種名称を示す文字列を描画する。ここで、描画対象となる文字列としては、例えば地名、施設名、河川名、道路名称等がある。上記S1~S3によって表示対象エリアの地図画像が液晶ディスプレイ15に対して描画される。
その後、S4においてCPU41は、地図画像上に表示される対象となるPOIアイコンをユーザが意図的に変更する為の操作を受け付けたか否かを判定する。ここで、地図画像上に表示される対象となるPOIアイコンをユーザが意図的に変更する為の操作としては、例えば表示対象エリアを変更する操作(具体的には地図画像の縮尺変更操作、地図画像のスクロール操作等)、或いは表示対象となるPOIアイコンのジャンルを変更する操作などが該当する
そして、地図画像上に表示される対象となるPOIアイコンをユーザが意図的に変更する為の操作を受け付けたと判定された場合(S4:YES)には、S5へと移行する。それに対して、地図画像上に表示される対象となるPOIアイコンをユーザが意図的に変更する為の操作を受け付けていないと判定された場合(S4:NO)には、S6へと移行する。また、例外的にACC電源がONされた直後の初回実行時についてもS4:YESと判定される。
次に、S5においてCPU41は、後述のアイコン統合処理(図8)を実行する。尚、アイコン統合処理は、アイコンの表示対象となる地点が集中して存在する場合に、集中して存在する複数の地点のアイコンを一のアイコンへ統合する処理である。尚、本実施形態では特に施設の位置とジャンルを示すPOIアイコンを対象として上記アイコン統合処理を実行する。
一方、S6においてCPU41は、前記S5で実行するアイコン統合処理が前回行われてから現在までの車両の移動距離が100m(第1距離)未満であるか否かを判定する。尚、判定対象となる車両の移動距離は道なりの距離としても良いし、直線距離としても良い。また、前記S6で判定基準となる第1距離は適宜変更可能であり、例えば50mや200mとしても良い。基本的には地図画像上に表示されるアイコンの表示態様が頻繁に変化することを防止する為に、第1距離はできる限り長い距離とするのが望ましいが、図6に示すように前回行われたアイコン統合処理(S5)においてPOIアイコンの表示対象となる地点が検索された範囲(即ちアイコン統合処理によってPOIアイコンの統合が行われた範囲)を超えない距離とするのが望ましい。後述のS21では車両の現在位置から近い順に所定数の地点が検索されるので、POIアイコンの表示対象となる地点がまばらなエリアについては第1距離をより長くすることも可能である。
そして、アイコン統合処理が前回行われてからの車両の移動距離が100m未満であると判定された場合(S6:YES)には、S7へと移行する。それに対して、アイコン統合処理が前回行われてからの車両の移動距離が100m以上であると判定された場合(S6:NO)にはS5へと移行し、アイコン統合処理が行われる。その結果、図6に示すように車両が移動している状態では、基本的に車両が100m移動する度にアイコン統合処理が繰り返し行われることとなる。尚、100m(第1距離)は、前述したように前回行われたアイコン統合処理(S5)においてPOIアイコンの表示対象となる地点が検索された範囲(即ちアイコン統合処理によってPOIアイコンの統合が行われた範囲)を超えない距離となるので、車両が100m(第1距離)移動する間においてアイコンの統合処理を行わなかったとしても前回のアイコンの統合処理の結果を継続して用いれば、車両周辺に対するアイコンの統合状態は適切な状態を維持可能となる。
S7においてCPU41は、前記S5で実行するアイコン統合処理が前回行われてから現在までの車両の移動距離が50m(第2距離)未満であるか否かを判定する。尚、判定対象となる車両の移動距離は道なりの距離としても良いし、直線距離としても良い。また、前記S7で判定基準となる第2距離は第1距離よりも短い範囲で適宜変更可能であり、例えば30mや70mとしても良い。
そして、アイコン統合処理が前回行われてからの車両の移動距離が50m未満であると判定された場合(S7:YES)には、S9へと移行する。それに対して、アイコン統合処理が前回行われてからの車両の移動距離が100m未満であるが50m以上であると判定された場合(S7:NO)にはS8へと移行する。
S8においてCPU41は、前記S5で実行するアイコン統合処理が前回行われてから現在までの経過時間が120sec以上か否かを判定する。尚、前記S8で判定基準となる時間は適宜変更可能であり、例えば60secや180secとしても良い。
そして、前記S5で実行するアイコン統合処理が前回行われてから現在までの経過時間が120sec以上であると判定された場合(S8:YES)にはS5へと移行し、アイコン統合処理が行われる。その結果、車両が渋滞などが原因で低速で移動している場合には、車両が100m移動する前であっても少なくとも50m以上移動していれば、前回アイコン統合処理が行われてからの経過時間が120secとなったタイミングで次回のアイコン統合処理が行われることとなる。
一方、前記S5で実行するアイコン統合処理が前回行われてから現在までの経過時間が120sec未満であると判定された場合(S8:NO)にはS9へと移行する。
S9においてCPU41は、前回行われたアイコン統合処理(S5)の結果を読み出す。尚、アイコン統合処理の結果は、後述のように液晶ディスプレイ15に表示する対象となる各POIアイコンについて、統合するか否か、統合する場合には『親』又は『子』のいずれに該当するかを特定した結果となる。詳細については後述する。
その後、S10においてCPU41は、アイコン統合処理(S5)が行われた場合には行われたアイコン統合処理の結果に従って、POIアイコンを描画する。また、アイコン統合処理(S5)が行われなかった場合には前記S9で読み出した前回のアイコン統合処理の結果に従って、POIアイコンを描画する。また、POIアイコン以外にユーザによって登録された登録地点を示すアイコン、道路上に生じている交通情報を示すアイコン等も必要に応じて描画される。その結果、車両の走行を案内する為の走行案内画面が液晶ディスプレイ15に表示されることとなる。
ここで、図7は液晶ディスプレイ15に表示される走行案内画面50の一例について示した図である。図7に示すように、走行案内画面50には、車両の現在位置周辺の地図画像51と、地図上にマッチングされた車両の現在位置を示す自車位置マーク52と、ナビゲーション装置1に設定されている案内経路(案内経路が設定されている場合にのみ表示される)の形状を示す経路画像53が表示される。また、地図画像51上には施設の位置やジャンルを示すPOIアイコン54、ユーザによって登録された登録地点を示す登録地点アイコン55等の各種アイコンが描画される。尚、地図画像上に描画されるPOIアイコン54は、基本的に地図画像51の表示対象エリア内にあって、且つPOIアイコンの表示対象に設定されているジャンル(例えば、駐車場、ガソリンスタンド、コンビニエンスストア、レストラン)の施設を示すPOIアイコンが表示される。但し、該当する全てのPOIアイコンが表示されるのではなく、上述したアイコン統合処理(S5)において統合対象とならなかったPOIアイコン、及び統合対象で且つ“親”となった施設のPOIアイコンのみが表示対象となる。
そして、ユーザは液晶ディスプレイ15に表示された走行案内画面50を参照することによって、ユーザ周辺の道路形状や施設、目的地までの経路等を把握することが可能となる。また、後述の統合処理が行われることによってPOIアイコン54が集中するエリアについてはPOIアイコン54の表示数を制限できるので、POIアイコン54によって地点に関する情報を適切に案内可能となり、地図画像の視認性を低下させることもない。
続いて、S11においてCPU41は、タッチパネル14の検出信号に基づいて、地図画像上に描画されたいずれかのアイコンを選択する操作を受け付けたか否かを判定する。尚、選択対象となるのは、上記POIアイコン以外にユーザによって登録された登録地点を示すアイコン、道路上に生じている交通情報を示すアイコン等も含まれる。また、POIアイコンの内、上述したアイコン統合処理(S5)において統合対象となり、且つ“親”とならなかった施設のPOIアイコンについては基本的に非表示となっているので、選択対象外となる。
そして、地図画像上に描画されたいずれかのアイコンを選択する操作を受け付けたと判定された場合(S11:YES)にはS12へと移行する。それに対して、地図画像上に描画されたいずれかのアイコンを選択する操作を受け付けていないと判定された場合(S11:NO)には当該地図画像表示処理プログラムを終了する。
S12においてCPU41は、選択されたアイコンに対応する地点に関する詳細情報を地図情報DB31から取得し、液晶ディスプレイ15に対して表示する。尚、音声案内により出力しても良い。例えば、POIアイコンが選択された場合には、選択されたPOIアイコンに対応する施設の詳細(例えば、施設名称、ジャンル、現在位置からの所要時間等)を表示する。更に、選択されたPOIアイコンに対応する施設に対する目的地への設定操作、地点登録などの各種操作も可能とする。
更に、上述したアイコン統合処理(S5)において統合対象となり、且つ“親”となった施設のPOIアイコンが操作された場合には、該POIアイコンに統合された“子”のPOIアイコンに対応する地点に関する詳細情報についても表示可能にするのが望ましい。
次に、前記S5において実行されるアイコン統合処理のサブ処理について図8に基づき説明する。図8はアイコン統合処理のサブ処理プログラムのフローチャートである。
先ず、S21においてCPU41は、車両の現在位置周辺にあるPOIアイコンの表示対象となる施設(以下、“周辺施設”という)について地点データ35から抽出する。尚、POIアイコンの表示対象となる施設とは、予め設定されたジャンル(例えば、駐車場、ガソリンスタンド、コンビニエンスストア、レストラン)に該当する施設であり、また、POIアイコンの表示対象とする施設のジャンルはユーザの操作によって適宜変更可能である。前記S21で抽出される対象となる周辺施設の数は例えば上限200個とし、車両の現在位置からの距離が上限(例えば3km)を超えない範囲で車両の現在位置から近い順に200個までの周辺施設を抽出する。
次に、S22においてCPU41は、前記S21で抽出された全ての周辺施設について、図9に示すように位置座標及び統合状態を示すパラメータを夫々紐づけてフラッシュメモリ44等に格納する。尚、統合状態を示すパラメータの初期値は“未統合状態”とする。
以下のS23~S30の処理は前記S21で抽出された周辺施設毎に実行され、該当する全ての周辺施設を対象としてS23~S30の処理が実行された後に、S10へと移行する。尚、S23~S30の処理は液晶ディスプレイ15に表示された地図画像の中心に近い周辺施設から順に行う。尚、車両の現在位置周辺の地図画像を表示している状態では、車両の現在位置に近い周辺施設から順に行っても良い。
先ず、S23においてCPU41は、処理対象の周辺施設に紐づけられた統合状態を示すパラメータをフラッシュメモリ44から読み出す。そして、統合状態が“未統合状態”に設定されているか否かを判定する。
そして、処理対象の周辺施設に紐づけられた統合状態のパラメータが“未統合状態”であると判定された場合(S23:YES)には、S24へ移行する。それに対して、処理対象の周辺施設に紐づけられた統合状態のパラメータが“未統合状態”以外であると判定された場合(S23:NO)には、処理対象となる周辺施設を他の周辺施設へと切り替えた後に、S23以降の処理を再度実行する。
S24においてCPU41は、処理対象の周辺施設に紐づけられた統合状態を示すパラメータをフラッシュメモリ44から読み出す。そして、統合状態に“親”を設定する。尚、統合状態の“親”は、POIアイコンの統合を行う際に基準となるPOIアイコン(以下、基準アイコンという)の周辺施設であることを示し、POIアイコンの統合処理では後述のように統合の対象となるアイコンは“親”となった周辺施設の基準アイコンと基準アイコンに対応する地点から所定距離以内にある施設のPOIアイコンを対象に行う。尚、前述したようにS23~S30の処理は液晶ディスプレイ15に表示された地図画像の中心に近い周辺施設、或いは車両の現在位置に近い周辺施設から順に行うので、液晶ディスプレイ15に表示された地図画像の中心に近い位置にある周辺施設のPOIアイコン、或いは車両の現在位置に近い周辺施設のPOIアイコンが優先的に基準アイコンとして選択されることとなる。
次に、S25においてCPU41は、処理対象の周辺施設について、図10に示すように統合回数を示すパラメータを更に紐づけてフラッシュメモリ44等に格納する。尚、統合回数を示すパラメータの初期値は“0(回)”とする。ここで、統合回数は現時点までに“親”となった周辺施設の基準アイコンに対して他のPOIアイコンを統合した回数、即ち“親”となった周辺施設の基準アイコンに対して統合された他のPOIアイコンの数を示す。
以降のS26~S30の処理は前記S21で抽出された周辺施設(但し、直近のS24で“親”に設定された周辺施設は除く)を対象として実行し、特に直近のS24で“親”に設定された周辺施設に近い周辺施設から順に対象として実行する。そして、後述のように直近のS24で“親”に設定された周辺施設に紐付けられた統合回数が上限値に到達した場合、或いは該当する全ての周辺施設を対象としてS26~S30の処理が実行された後に、S23へと戻る。
先ず、S26においてCPU41は、処理対象の周辺施設に紐づけられた統合状態を示すパラメータをフラッシュメモリ44から読み出す。そして、統合状態が“未統合状態”に設定されているか否かを判定する。
そして、処理対象の周辺施設に紐づけられた統合状態のパラメータが“未統合状態”であると判定された場合(S26:YES)には、S27へ移行する。それに対して、処理対象の周辺施設に紐づけられた統合状態のパラメータが“未統合状態”以外であると判定された場合(S26:NO)には、処理対象となる周辺施設を他の周辺施設へと切り替えた後にS26以降の処理を再度実行する。
S27においてCPU41は、直近のS24で“親”に設定された周辺施設から処理対象の周辺施設までの直線距離が所定の統合上限距離以下か否かを判定する。尚、統合上限距離は例えば液晶ディスプレイ15の表示画面において2cmとする。但し、画面上の距離ではなく実距離で設定しても良い。その場合には地図画像の表示縮尺に応じて統合上限距離を適宜設定するのが望ましい。
そして、直近のS24で“親”に設定された周辺施設から処理対象の周辺施設までの直線距離が所定の統合上限距離以下であると判定された場合(S27:YES)には、処理対象の周辺施設のPOIアイコンを直近のS24で“親”に設定された周辺施設のPOIアイコンへ統合することを決定し、S28へ移行する。それに対して、直近のS24で“親”に設定された周辺施設から処理対象の周辺施設までの直線距離が所定の統合上限距離より長いと判定された場合(S27:NO)には、処理対象の周辺施設のPOIアイコンを直近のS24で“親”に設定された周辺施設のPOIアイコンへ統合しないことを決定する。その後、処理対象となる周辺施設を他の周辺施設へと切り替え、S26以降の処理を再度実行する。
S28においてCPU41は、処理対象の周辺施設に紐づけられた統合状態を示すパラメータをフラッシュメモリ44から読み出す。そして、統合状態に“子”を設定する。尚、統合状態の“子”は、POIアイコンの統合を行う際に“親”となった周辺施設の基準アイコンに対して統合される側となるPOIアイコンの周辺施設であることを示す。尚、S26~S30の処理は直近のS24で“親”に設定された周辺施設に近い周辺施設から順に対象として実行するので、直近のS24で“親”に設定された周辺施設から近い位置にある周辺施設のPOIアイコンが優先して統合の対象として選択されることとなる。
次に、S29においてCPU41は、直近のS24で親に設定された周辺施設に紐づけられた統合回数を示すパラメータをフラッシュメモリ44から読み出す。そして、統合回数に対して“+1”を加算する。
その後、S30においてCPU41は、直近のS24で親に設定された周辺施設に紐づけられた統合回数を示すパラメータをフラッシュメモリ44から読み出す。そして、現時点の統合回数が上限値未満であるか否かを判定する。尚、前記S30の判定基準となる上限値は適宜設定可能であるが、例えば“3(回)”とする。
そして、直近のS24で親に設定された周辺施設に紐づけられた統合回数が上限値未満であると判定された場合(S30:YES)には、処理対象となる周辺施設を他の周辺施設へと切り替え、S26以降の処理を再度実行する。それに対して、直近のS24で親に設定された周辺施設に紐づけられた統合回数が上限値に到達したと判定された場合(S30:NO)には、直近のS24で親に設定された周辺施設に対するPOIアイコンの統合処理は終了し、S23へと戻る。その後、現時点で統合対象となっていないPOIアイコンを対象として、S23以降の統合処理が行われる。そして、前記S21で抽出された全ての周辺施設に対して上述したS23~S30の処理が行われるまで、上記S23~S30の処理を繰り返し実行する。
その後、前記S21で抽出された全ての周辺施設に対して上述したS23~S30の処理を実行した後に、S10へと移行する。そして、S10では上述したアイコン統合処理において、“親”に設定された周辺施設(統合対象とならなかった周辺施設も含む)についてはPOIアイコンを表示する。一方、“子”に設定された周辺施設についてはPOIアイコンを非表示とする。但し、前記S21で抽出された周辺施設は、液晶ディスプレイ15に対して表示対象とならない周辺施設(表示対象エリア内に位置しない周辺施設)も含まれているが、それらの周辺施設に対しても上述したアイコン統合処理は行われる。従って、“親”に設定された周辺施設であっても、その周辺施設の位置が表示対象エリア内に含まれなければPOIアイコンの表示はされない。
本実施形態に係るナビゲーション装置1では、上述したアイコン統合処理(S21~S30)を行うことによって、例えば図11に示すように周辺施設として施設A~Hが存在する場合において、先ず液晶ディスプレイ15に表示された地図画像の中心に最も近い施設Aが“親”に設定されると、施設Aから統合上限距離以内にあって施設Aから近い順に上限値までの施設のPOIアイコンが施設AのPOIアイコンに対して統合されることとなる。例えば上限値が3であったとすると、図11に示す例では施設Aに近い位置にある施設B、施設D、施設Fが“子”となり、施設AのPOIアイコンに統合されることとなる。
次に、未統合状態にある残りの施設C、E、G、Hの内、液晶ディスプレイ15に表示された地図画像の中心に最も近い施設Eが新たな“親”に設定されると、施設Eから統合上限距離以内にあって施設Eから近い順に上限値までの施設のPOIアイコンが施設EのPOIアイコンに対して統合されることとなる。例えば上限値が3であったとすると、図11に示す例では施設Eに近い位置にある施設Cと施設Hが“子”となり、施設EのPOIアイコンに統合されることとなる。一方、未統合状態にある残りの施設Gについては統合上限距離以内に未統合状態の他の周辺施設が存在しないので、POIアイコンの統合は行われない(但し“親”には設定される)。
上記POIアイコンの統合が行われた結果、周辺施設である施設A~Hの内、“親”に設定された施設Aと施設Eと施設Gに対応するPOIアイコンが表示されることとなる。一方、“子”に設定された施設B、施設C、施設D、施設F、施設Hに対応するPOIアイコンについては基本的に非表示となる。
そして、上記アイコン統合処理を、前記S21で抽出された全ての周辺施設に対して実行した結果、POIアイコンが集中するエリアについてはPOIアイコンの表示数を制限できる。例えば図11に示す例では施設A、施設B、施設D、施設Fは近接した位置にあるので、全ての周辺施設のPOIアイコンを表示対象とすると、図12に示すように施設Aに対応するPOIアイコン61と、施設Bに対応するPOIアイコン62と、施設Dに対応するPOIアイコン63と、施設Fに対応するPOIアイコン64とが密集し、一部は重複して表示されることとなり、施設に関する情報を適切に案内することができなくなる。そこで、施設Bに対応するPOIアイコン62と、施設Dに対応するPOIアイコン63と、施設Fに対応するPOIアイコン64を、施設AのPOIアイコン61に統合することによって、施設AのPOIアイコン61のみを表示する。その結果、施設が集中するエリアにおいても地図画像の視認性を低下させることがない。また、本実施形態ではPOIアイコンの統合数に上限を設けているので、案内対象となる施設の数に比較して表示対象となるPOIアイコンの数が少なくなりすぎることがない。尚、統合されて非表示となったPOIアイコンの施設に関する情報についても、“親”に該当する施設のPOIアイコンを選択操作することで出力可能となる(S12)。
また、上記アイコン統合手段は、チェーンストアに属する施設のPOIアイコンを優先的に統合の基準となる基準アイコンとして選択するのが望ましい。具体的には、先ず前記S21で抽出された周辺施設の内、チェーンストアに属する周辺施設のみが“親”となる条件でS23~S30の処理を所定回数(例えば50回)繰り返し実行する。尚、チェーンストアに属する施設を特定する情報は予め地点データ35に格納されている(図3)。その後は、チェーンストアに属する周辺施設か否かは考慮せずにS23~S30の処理を実行する。それによって、POIアイコンの統合が行われた場合であっても、ユーザが立ち寄りやすいチェーンストアに属する施設のPOIアイコンを優先的に表示対象として残すことが可能となる。
以上詳細に説明した通り、本実施形態に係るナビゲーション装置1及びナビゲーション装置1で実行されるコンピュータプログラムでは、車両の現在位置周辺の地図画像51を液晶ディスプレイ15に対して表示する(S1~S3)とともに、液晶ディスプレイ15に表示されている地図画像内に位置する地点を対象として、該地点のある位置に該地点を示すアイコンを重畳して表示する(S10)一方で、アイコンの表示対象となる地点が集中して存在する場合には、集中して存在する複数の地点のアイコンを一のアイコンへ統合する処理を、車両の移動距離に基づく間隔で繰り返し行う(S21~S30)ので、車両が移動するのに伴ってアイコンの表示態様が短い間隔で頻繁に切り替わることを防止できる。その結果、地点に関する情報をユーザに対して適切に案内することが可能となる。
尚、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変形が可能であることは勿論である。
例えば、本実施形態では施設に対応したPOIアイコンを対象としてアイコン統合処理を行っているが、POIアイコン以外のアイコンを対象としてアイコン統合処理を行っても良い。例えば、ユーザによって登録された登録地点を示すアイコン、道路上に生じている交通情報を示すアイコン等を対象としても良い。また、異なる種類のアイコンの間でアイコン統合処理を行っても良い。
また、本実施形態では、POIアイコンの統合が行われると統合対象となったPOIアイコンは、“親”に設定された施設のPOIアイコンを除いて非表示となるが、“親”に設定された施設のPOIアイコン以外のPOIアイコンについても表示形態を変えて表示対象としても良い。例えば、半透過状態で表示したり、サイズを小さくして表示することなどが可能である。
また、本発明はナビゲーション装置以外に、地図画像の表示機能を有する装置に対して適用することが可能である。例えば、携帯電話機、スマートフォン、タブレット型端末、パーソナルコンピュータ等(以下、携帯端末等という)に適用することも可能である。その場合には車両周辺の地図画像ではなく、歩行者や2輪車の周辺の地図画像を表示することも可能である。
また、サーバと携帯端末等から構成されるシステムに対しても適用することが可能となる。その場合には、上述した地図画像表示処理プログラム(図5)の各ステップは、サーバと携帯端末等のいずれが実施する構成としても良い。尚、サーバが実施する構成とすれば、サーバが本発明の地図情報案内装置に該当する。
また、本発明に係る地図情報案内システムを具体化した実施例について上記に説明したが、地図情報案内システムは以下の構成を有することも可能であり、その場合には以下の効果を奏する。
例えば、第1の構成は以下のとおりである。
移動体周辺の地図画像(51)を表示装置(15)に対して表示する地図画像表示手段(41)と、前記表示装置に表示されている前記地図画像内に位置する地点を対象として、該地点のある位置に該地点を示すアイコン(54)を重畳して表示するアイコン表示手段(41)と、前記アイコンの表示対象となる地点が集中して存在する場合に、集中して存在する複数の地点のアイコンを一のアイコンへ統合する統合処理を行うアイコン統合手段(41)と、を有し、前記アイコン統合手段は、統合の対象となる複数のアイコンの内から前記表示装置に表示される地図画像の中心に対して近い位置にある地点のアイコン又は前記移動体の現在位置に対して近い位置にある地点のアイコンを優先して基準アイコンとして選択するとともに、選択された基準アイコンに他のアイコンを統合することにより前記統合処理を行い、前回の統合処理が行われてから前記移動体が第1距離以上移動したこと、或いは前回の統合処理が行われてから前記移動体が第1距離より短い第2距離以上移動し且つ前回の統合処理が行われてから所定時間以上経過したこと、のいずれかの条件を満たしたタイミングで次回の統合処理を行う
上記構成を有する地図情報案内システムによれば、移動体周辺の地図画像を表示する場合において、移動体の移動距離に基づいて地図画像上に表示するアイコンの統合処理を行うことによって、移動体が移動するのに伴ってアイコンの表示態様が短い間隔で頻繁に切り替わることを防止する。その結果、地点に関する情報をユーザに対して適切に案内することが可能となる。
また、上記構成を有する地図情報案内システムによれば、移動体が高速で移動する場合、或いは渋滞等の要因により低速で移動する場合のいずれの状況においても、移動体が移動するのに伴ってアイコンの表示態様が短い間隔で頻繁に切り替わることを防止する一方で、必要なタイミングではアイコンの統合処理を実行することが可能となる。
また、第の構成は以下のとおりである。
前記アイコン統合手段(41)は、前記アイコン表示手段(41)によって表示される対象となるアイコン(54)を変更する為の操作をユーザから受け付けた場合には、前回の統合処理が行われてからの前記移動体の移動距離及び経過時間に関わらずその時点で統合処理を行う。
上記構成を有する地図情報案内システムによれば、アイコンの表示態様が切り替わったとしてもユーザに不利益が無い状況ではアイコンの統合処理を実行することによって、現在表示される地図画像に最も適したアイコンの統合状態でアイコンを表示することが可能となる。
また、第の構成は以下のとおりである。
前記アイコン統合手段(41)は、前記統合処理が行われた後は前記基準アイコンを除いて統合対象となったアイコンを非表示とする。
上記構成を有する地図情報案内システムによれば、アイコンの統合が行われることによって、基準アイコンを除いて非表示となるので、案内対象となる地点が集中するエリアにおいても地図画像の視認性を低下させることがない。
また、第の構成は以下のとおりである。
前記統合処理において統合の対象となる複数のアイコン(54)は、基準アイコンと基準アイコンが示す地点から所定距離以内にある地点のアイコンである。
上記構成を有する地図情報案内システムによれば、特に近接して配置される複数のアイコンを対象としてアイコンの統合処理を行うので、アイコンが重複して表示されたり、アイコンによって周辺の地図画像が視認できなくなるなどの事象が生じることを防止する。
また、上記構成を有する地図情報案内システムによれば、移動体が移動するのに伴って地図画像の中心又は移動体の現在位置に対する地点の相対位置が変化して、基準アイコンが短い間隔で頻繁に切り替わることを防止できる。その結果、地点に関する情報をユーザに対して適切に案内することが可能となる。
また、第の構成は以下のとおりである。
前記アイコン統合手段(41)は、チェーンストアに属する施設のアイコンを優先的に基準アイコンとして選択する。
上記構成を有する地図情報案内システムによれば、アイコンの統合処理が行われた場合であっても、ユーザが立ち寄りやすいチェーンストアに属する施設のアイコンについては優先的に表示対象として残すことが可能となる。
また、第の構成は以下のとおりである。
前記地点は施設であって、前記アイコン表示手段(41)は、前記表示装置(15)に表示されている前記地図画像(51)内に位置する施設を対象として、該施設のある位置に該施設のジャンルを示すアイコンを重畳して表示する。
上記構成を有する地図情報案内システムによれば、特に地図画像内に位置する施設を示すアイコンを対象として統合処理を行う場合において、移動体の移動距離に基づいて地図画像上に表示するアイコンの統合処理を行うことによって、移動体が移動するのに伴ってアイコンの表示態様が短い間隔で頻繁に切り替わることを防止する。その結果、施設に関する情報をユーザに対して適切に案内することが可能となる。
1 ナビゲーション装置
13 ナビゲーションECU
15 液晶ディスプレイ
31 地図情報DB
35 地点データ
41 CPU
42 RAM
43 ROM
50 走行案内画面
51 地図画像
54 POIアイコン
55 登録地点アイコン

Claims (8)

  1. 移動体周辺の地図画像を表示装置に対して表示する地図画像表示手段と、
    前記表示装置に表示されている前記地図画像内に位置する地点を対象として、該地点のある位置に該地点を示すアイコンを重畳して表示するアイコン表示手段と、
    前記アイコンの表示対象となる地点が集中して存在する場合に、集中して存在する複数の地点のアイコンを一のアイコンへ統合する統合処理を行うアイコン統合手段と、を有し、
    前記アイコン統合手段は、
    統合の対象となる複数のアイコンの内から前記表示装置に表示される地図画像の中心に対して近い位置にある地点のアイコン又は前記移動体の現在位置に対して近い位置にある地点のアイコンを優先して基準アイコンとして選択するとともに、選択された基準アイコンに他のアイコンを統合することにより前記統合処理を行い、
    前回の統合処理が行われてから前記移動体が第1距離以上移動したこと、或いは前回の統合処理が行われてから前記移動体が第1距離より短い第2距離以上移動し且つ前回の統合処理が行われてから所定時間以上経過したこと、のいずれかの条件を満たしたタイミングで次回の統合処理を行う地図情報案内システム。
  2. 前記アイコン統合手段は、
    前記アイコン表示手段によって表示される対象となるアイコンを変更する為の操作をユーザから受け付けた場合には、前回の統合処理が行われてからの前記移動体の移動距離及び経過時間に関わらずその時点で統合処理を行う請求項に記載の地図情報案内システム。
  3. 前記アイコン統合手段は、前記統合処理が行われた後は前記基準アイコンを除いて統合対象となったアイコンを非表示とする請求項1又は請求項2に記載の地図情報案内システム。
  4. 前記統合処理において統合の対象となる複数のアイコンは、基準アイコンと基準アイコンが示す地点から所定距離以内にある地点のアイコンである請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の地図情報案内システム。
  5. 前記アイコン統合手段は、チェーンストアに属する施設のアイコンを優先的に基準アイコンとして選択する請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の地図情報案内システム。
  6. 前記地点は施設であって、
    前記アイコン表示手段は、前記表示装置に表示されている前記地図画像内に位置する施設を対象として、該施設のある位置に該施設のジャンルを示すアイコンを重畳して表示する請求項1乃至請求項のいずれかに記載の地図情報案内システム。
  7. 移動体周辺の地図画像を表示装置に対して表示する地図画像表示手段と、
    前記表示装置に表示されている前記地図画像内に位置する地点を対象として、該地点のある位置に該地点を示すアイコンを重畳して表示するアイコン表示手段と、
    前記アイコンの表示対象となる地点が集中して存在する場合に、集中して存在する複数の地点のアイコンを一のアイコンへ統合する統合処理を行うアイコン統合手段と、を有し、
    前記アイコン統合手段は、
    統合の対象となる複数のアイコンの内から前記表示装置に表示される地図画像の中心に対して近い位置にある地点のアイコン又は前記移動体の現在位置に対して近い位置にある地点のアイコンを優先して基準アイコンとして選択するとともに、選択された基準アイコンに他のアイコンを統合することにより前記統合処理を行い、
    前回の統合処理が行われてから前記移動体が第1距離以上移動したこと、或いは前回の統合処理が行われてから前記移動体が第1距離より短い第2距離以上移動し且つ前回の統合処理が行われてから所定時間以上経過したこと、のいずれかの条件を満たしたタイミングで次回の統合処理を行う地図情報案内装置。
  8. コンピュータを、
    移動体周辺の地図画像を表示装置に対して表示する地図画像表示手段と、
    前記表示装置に表示されている前記地図画像内に位置する地点を対象として、該地点のある位置に該地点を示すアイコンを重畳して表示するアイコン表示手段と、
    前記アイコンの表示対象となる地点が集中して存在する場合に、集中して存在する複数の地点のアイコンを一のアイコンへ統合する統合処理を行うアイコン統合手段と、して機能させる為のコンピュータプログラムであって、
    前記アイコン統合手段は、
    統合の対象となる複数のアイコンの内から前記表示装置に表示される地図画像の中心に対して近い位置にある地点のアイコン又は前記移動体の現在位置に対して近い位置にある地点のアイコンを優先して基準アイコンとして選択するとともに、選択された基準アイコンに他のアイコンを統合することにより前記統合処理を行い、
    前回の統合処理が行われてから前記移動体が第1距離以上移動したこと、或いは前回の統合処理が行われてから前記移動体が第1距離より短い第2距離以上移動し且つ前回の統合処理が行われてから所定時間以上経過したこと、のいずれかの条件を満たしたタイミングで次回の統合処理を行うコンピュータプログラム。
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