JP7237436B1 - エレベータ情報処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】分散処理をより効率的に行うことができるエレベータ情報処理装置を得ることを目的とする。【解決手段】エレベータ情報処理装置110は、かごの運行に関する運行情報に基づいて、負荷の変化を推定する処理負荷推定部160と、データ解析処理の部分処理に関する制御を行う分散処理制御部170とを有しており、分散処理制御部170は、外部装置との間で、部分処理の実行可否要求通知と、実行可否要求通知に対する応答である実行可否応答通知とを送受信可能であり、外部装置から、実行可否要求通知を受けた場合、処理負荷推定部160における推定結果に基づいて、部分処理を実行するか否かを判定し、判定結果を実行可否応答通知として外部装置に送り、2つ以上の外部装置に実行可否要求通知を送った場合、各外部装置から受ける実行可否応答通知に基づいて、部分処理を実行させる外部装置を選択する。【選択図】図4

Description

本開示は、エレベータ情報処理装置に関するものである。
従来の分散情報処理システムは、ビル内に設置された複数のカメラの映像を、複数の情報処理装置により分散して解析する。分散情報処理システムを構成する各情報処理装置は、自装置が高負荷になると、他の情報処理装置に、一部の処理の実行を依頼する。このとき、依頼元の情報処理装置は、依頼予定の一部の処理が完了するまでの見込み時間を算出して返信するよう、複数の他の情報処理装置に要求する。そして、依頼元の情報処理装置は、返信された複数の見込み時間に基づいて、複数の他の情報処理装置の中から、依頼先とする情報処理装置を選択する(例えば特許文献1参照)。
特許第6679201号公報
上記のような従来の分散情報処理システムにおいては、依頼元の情報処理装置が依頼先とする情報処理装置を選択している間にも、各情報処理装置の処理の負荷は変動する。このため、選択中に高負荷となった情報処理装置が依頼先として選択され、見込み時間内に処理結果が得られないおそれがある。
本開示は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、分散処理をより効率的に行うことができるエレベータ情報処理装置を得ることを目的とする。
本開示に係るエレベータ情報処理装置は、データ解析処理を実行する解析処理部を備え、解析処理部は、かごの運行に関する情報である運行情報に基づいて、データ解析処理の実行による負荷の変化を推定する処理負荷推定部と、データ解析処理の一部である部分処理に関する制御を行う分散処理制御部とを有しており、分散処理制御部は、他のエレベータ情報処理装置である外部装置との間で、部分処理の実行可否要求通知と、実行可否要求通知に対する応答である実行可否応答通知とを送受信可能であり、外部装置から、実行可否要求通知を受けた場合、処理負荷推定部における推定結果に基づいて、部分処理を実行するか否かを判定し、判定結果を実行可否応答通知として外部装置に送り、2つ以上の外部装置に実行可否要求通知を送った場合、各外部装置から受ける実行可否応答通知に基づいて、部分処理を実行させる外部装置を選択する。
本開示のエレベータ情報処理装置によれば、分散処理をより効率的に行うことができる。
実施の形態1によるエレベータ制御システムの第1構成例を示すブロック図である。 実施の形態1によるエレベータ制御システムの第2構成例を示すブロック図である。 実施の形態1によるエレベータ制御システムの第3構成例を示すブロック図である。 実施の形態1におけるエレベータ情報処理装置の構成を示すブロック図である。 図4に示す処理負荷推定部による負荷変化推定処理の方法を説明する図である。 図4に示すエレベータ情報処理装置が処理を分散して行う際の動作を示すフローチャートである。 図6に示す分散処理依頼先の選択処理を示すフローチャートである。 図4に示すエレベータ情報処理装置が部分処理の実行可否要求通知及び部分処理の実行依頼を受信した場合の動作を示すフローチャートである。 実施の形態2におけるエレベータ情報処理装置の構成を示すブロック図である。 図9に示すエレベータ情報処理装置が処理を分散して行う際の動作を示すフローチャートである。 図10に示す部分処理の実行可否要求通知先の選択処理を示すフローチャートである。 図9に示すエレベータ情報処理装置が部分処理の実行可否要求通知及び部分処理の実行依頼を受信した場合の動作を示すフローチャートである。 実施の形態1及び2のエレベータ情報処理装置を実現する処理回路の第1例を示す構成図である。 実施の形態1及び2のエレベータ情報処理装置を実現する処理回路の第2例を示す構成図である。
以下、実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1によるエレベータ制御システムの第1構成例を示すブロック図である。
図1に示すエレベータ制御システム100は、エレベータに備えられているかごの運行を管理するシステムである。また、エレベータ制御システム100は、4機のエレベータを管理対象とし、各エレベータに備えられているかごの運行を管理する。
エレベータ制御システム100は、各エレベータに関するデータ解析処理を、分散処理により行う。
エレベータ制御システム100は、第1エレベータ情報処理装置110A、第2エレベータ情報処理装置110B、第3エレベータ情報処理装置110C、第4エレベータ情報処理装置110D、第1エレベータ制御装置111A、第2エレベータ制御装置111B、第3エレベータ制御装置111C、及び第4エレベータ制御装置111Dを備えている。
第1エレベータ情報処理装置110A、第2エレベータ情報処理装置110B、第3エレベータ情報処理装置110C、及び第4エレベータ情報処理装置110Dは、ネットワーク101に接続されており、相互に通信を行うことができる。
第1エレベータ制御装置111Aは、第1エレベータ情報処理装置110Aと接続されている。第2エレベータ制御装置111Bは、第2エレベータ情報処理装置110Bと接続されている。第3エレベータ制御装置111Cは、第3エレベータ情報処理装置110Cと接続されている。第4エレベータ制御装置111Dは、第4エレベータ情報処理装置110Dと接続されている。
以降、第1エレベータ情報処理装置110A、第2エレベータ情報処理装置110B、第3エレベータ情報処理装置110C、及び第4エレベータ情報処理装置110Dを、特に区別する必要がない場合には、エレベータ情報処理装置110という。また、第1エレベータ制御装置111A、第2エレベータ制御装置111B、第3エレベータ制御装置111C、及び第4エレベータ制御装置111Dを、特に区別する必要がない場合には、エレベータ制御装置111という。
エレベータ情報処理装置110は、データ解析処理を行う。また、エレベータ情報処理装置110には、解析対象となる1つのかごが割り当てられている。エレベータ情報処理装置110は、データ解析処理として、画像解析処理を行う。画像解析処理は、かご内を写した画像データを用いて、かご内の利用者をリアルタイムに解析する処理である。
エレベータ情報処理装置110は、自装置の負荷が高く、且つ他のエレベータ情報処理装置110である外部装置の負荷が低い場合、自装置内によって処理すべき一部の処理を、外部装置に分散して行わせる。分散処理により、エレベータ制御システム100の全体としての効率が高くなる。
エレベータ情報処理装置110は、分散処理を外部装置に依頼したり、分散処理を外部装置から依頼されたりする。
エレベータ制御装置111は、割り当てられているかごの運行を制御する。エレベータ制御装置111は、接続されているエレベータ情報処理装置110との間で、データの送受信を行う。
図2は、実施の形態1によるエレベータ制御システム100の第2構成例を示すブロック図である。図2において、エレベータ情報処理装置110とエレベータ制御装置111とは、同一のネットワーク101により接続されている。この構成例においても、エレベータ情報処理装置110は、対応するエレベータ制御装置111との間で、データの送受信を行う。
図3は、実施の形態1によるエレベータ制御システム100の第3構成例を示すブロック図である。
図3において、エレベータ制御装置111は、エレベータ群管理装置112と接続されている。エレベータ群管理装置112は、エレベータ制御装置111に対し、かごの運行制御に関する指令を行う。
また、エレベータ群管理装置112は、ネットワーク101と接続されており、ネットワーク101を介して、エレベータ情報処理装置110とデータの送受信を行う。
図4は、実施の形態1におけるエレベータ情報処理装置110の構成を示すブロック図である。
エレベータ情報処理装置110は、デバイスインタフェース部120と、通信インタフェース部130と、解析処理部190とを備えている。以降、デバイスインタフェース部120をデバイスI/F部120と表記する。また、通信インタフェース部130を通信I/F部130と表記する。
デバイスI/F部120は、解析処理部190により行われる処理の対象となる信号を、複数のデバイス180から入力する。デバイス180は、エレベータのかご内に備えられているカメラ、照度計などである。デバイス180の数に特に制限はない。
通信I/F部130は、ネットワーク101との間の通信を制御する。また、図1に示す第1構成例の場合、通信I/F部130は、エレベータ制御装置111との間の通信も制御する。
解析処理部190は、デバイス180によって取得されたデータを用いて、データ解析処理を実行する。
解析処理部190は、処理実行部140と、エレベータ情報取得部150と、処理負荷推定部160と、分散処理制御部170とを備えている。
処理実行部140は、複数の演算資源141と、演算部142とを備えている。
演算資源141は、画像解析などの演算処理を実行する。例えば、演算資源141は、CPUまたはGPUなどの集積回路により実現することができる。処理実行部140が備える演算資源141の数は、特に制限はなく、1つ以上であればよい。
演算部142は、処理実行部140が実行する内容に応じて、演算資源141に演算処理を割り当てる。また、演算部142は、演算処理の実行時に、処理実行状態を、分散処理制御部170に通知する。処理実行状態は、演算資源141の使用率、処理待ちスタック数など、演算部142の現在の負荷を表す値である。
エレベータ情報取得部150は、通信I/F部130を介して、エレベータ制御装置111またはエレベータ群管理装置112から、エレベータ情報を取得する。
エレベータ情報は、運行情報を含んでいる。運行情報は、エレベータ情報処理装置110に割り当てられているかごの運行に関する情報である。エレベータ情報は、運行情報として、少なくとも、後述の処理負荷推定部160が負荷変化推定処理を行うときに使用される情報を含んでいる。
エレベータ情報は、エレベータ制御装置111またはエレベータ群管理装置112から取得可能なすべての情報を含んでいてもよい。また、エレベータ情報は、エレベータ群管理装置112により管理されるバンクごとの情報であってもよい。また、エレベータ情報は、エレベータ群ごとの情報であってもよい。
エレベータ情報に含まれる各種情報は、ネットワーク101のトラフィックの負荷、処理負荷推定部160により推定される負荷の内容などに応じて、変更される。
処理負荷推定部160は、エレベータ情報取得部150からエレベータ情報を取得する。また、処理負荷推定部160は、エレベータ情報に基づいて、負荷変化推定処理を行う。
負荷変化推定処理は、処理実行部140がデータ解析処理を実行するときの負荷の変化を推定する処理である。処理負荷推定部160は、分散処理制御部170の要求処理部171から実行の要求を受けた場合、負荷変化推定処理を実行する。また、処理負荷推定部160は、負荷変化推定処理の実行結果である負荷変化推定値を、分散処理制御部170の要求処理部171に送る。
処理負荷推定部160による負荷変化推定処理の具体的な方法については、後述する。
分散処理制御部170は、要求処理部171と依頼先選択部172とを備えている。
要求処理部171は、処理実行部140の現在の負荷が閾値以上である場合、部分処理の実行可否要求通知を、他のエレベータ情報処理装置110に送信する。ここで、部分処理は、データ解析処理として実行するタスクの一部を、分散処理用として抜き出した処理である。また、実行可否要求通知は、部分処理を実行することができるかどうかを問い合わせる通知である。実行可否要求通知には、例えば、部分処理の種類、部分処理の数などの情報が付与される。
実施の形態1において、要求処理部171は、ネットワーク101に接続されているすべてのエレベータ情報処理装置110に対し、実行可否要求通知を送信する。
実行可否要求通知を送信した後、要求処理部171は、実行可否応答通知を、他のエレベータ情報処理装置110から受信する。実行可否応答通知は、実行可否要求通知に対する応答通知であり、部分処理を実行できるかどうかの可否情報が含まれている。また、実行可否応答通知には、応答通知元となるエレベータ情報処理装置110の負荷変化推定値及びエレベータ情報が含まれている。
要求処理部171は、受信した実行可否応答通知を、依頼先選択部172に送る。
依頼先選択部172は、他のエレベータ情報処理装置110からの実行可否応答通知に基づいて、部分処理の実行を正式に依頼するエレベータ情報処理装置110を選択する。また、依頼先選択部172は、エレベータ情報処理装置110を選択した後、通信I/F部130を介して、当該エレベータ情報処理装置110に、部分処理の実行依頼を送信する。
また、要求処理部171は、次のように、実行可否要求通知を受けて、実行可否応答通知を返す処理も実行する。
要求処理部171は、他のエレベータ情報処理装置110から送信された実行可否要求通知を、通信I/F部130を介して受信する。
要求処理部171は、実行可否要求通知を受信した場合、処理負荷推定部160に、負荷変化推定値を要求する。また、要求処理部171は、処理負荷推定部160から取得した負荷変化推定値と、演算部142から取得した現在の負荷とに基づいて、今後一定期間における負荷の推定値を算出する。要求処理部171は、負荷の推定値に基づいて、部分処理を実行できるかどうかを判定する。
要求処理部171は、負荷の推定値が閾値以上に達しない場合、部分処理を実行できると判定する。一方、要求処理部171は、負荷の推定値が閾値以上に達する場合、部分処理を実行できないと判定する。要求処理部171は、判定結果である可否情報を、実行可否応答通知として、送信元のエレベータ情報処理装置110に返信する。
図5は、図4に示す処理負荷推定部160による負荷変化推定処理の方法を説明する図である。
処理負荷推定部160は、エレベータ情報に含まれている運行情報を使用して、負荷変化推定処理を行う。運行情報は、かごの位置、かご呼び情報、乗場呼び情報、かごの走行方向、かごの状態などである。ここで、かご呼び情報は、かご内にいる利用者によって指定された行先階の情報である。乗場呼び情報は、エレベータの乗場にいる利用者によって呼ばれた階の情報である。
分散処理の対象となるデータ解析処理は、上記のとおり、かご内に乗車している利用者を対象にした画像解析処理である。このため、かご内の人数が増える場合、処理の負荷は現在の負荷よりも増加する。また、かご内の人数が減る場合、処理の負荷は、現在の負荷よりも減少する。このように、処理の負荷は、かご内の人数の増減により変化する。
一方、かご内の利用者によって指定された行先階に、かごが到着すると、かご内の利用者は降車する。このため、かご内の人数が減ることから、処理の負荷は現在の負荷よりも減少する。また、乗場の利用者によって呼ばれた階に、かごが到着すると、乗場で待っていた利用者は、かご内に乗車する。このため、かご内の人数が増えることから、処理の負荷は現在の負荷よりも増加する。
処理負荷推定部160は、このように、かご内の人数に基づいて、負荷変化推定値を求める。
図5の例においては、現在時点をt0とし、かごの状態が変化すると推定される時点を、t1、t2、・・・としている。なお、時点の設定方法については、これに限らない。戸開閉時間から10秒後、20秒後などの単位時間ごとに、各時点を設定してもよい。また、走行速度に応じて各時点の時間間隔を変更してもよい。
t0の時点において、かごは、5階に位置しており、下方向に走行している。また、t0の時点において、かごは、かご内の利用者から1階及び3階へ向かうように指定されており、4階の乗場から呼ばれている。
その後、t1~t4の間に、かごは4階に到着し、乗場で待機していた利用者がかごに乗り込む。このとき、かご内の人数が増える。このため、処理負荷推定部160は、負荷変化推定値として例えば+10を付与する。
その後、t7~t8の間に、指定階である3階に到着し、かご内にいる利用者はかごから降りる。このとき、かご内の人数が減る。このため、処理負荷推定部160は、負荷変化推定値として例えば-10を付与する。
処理負荷推定部160は、このようにして、各時点における負荷変化推定値を求める。
図5においては、処理の負荷は、かごの乗り降りに応じて、+10、-10などの予め決められた値の分を増減するものとしている。これに対し、処理負荷推定部160は、さらに別の情報を使用することにより、より厳密な負荷変化推定値を得ることも可能である。
また、処理負荷推定部160は、エレベータ群管理装置112によって管理されている各かごの管理情報を用いて、負荷変化推定値を得ることができる。管理情報には、行先集計情報が含まれている。行先集計情報は、エレベータの乗場階ごとに、行先階と当該行先階に向かう登録人数とが集計されている情報である。処理負荷推定部160は、行先集計情報を用いることにより、各時点における負荷変化推定値を求めることができる。
また、エレベータ群管理装置112の機種によっては、時間帯ごとの混雑階の情報である混雑情報を設定可能とし、混雑階へ優先的に配車することができる装置が存在する。この場合、処理負荷推定部160は、混雑情報を用いて、負荷変化推定値を求めることができる。
例えば、エレベータ群管理装置112は、オフィスの出勤時間帯、ホテルのチェックインの時間帯などに、混雑が予想される玄関階に優先的にかごを配車する。また、エレベータ群管理装置112は、昼食時間帯の後半の時間帯に、混雑が予想される食堂階に優先的にかごを配車する。
ここで、混雑階へ向かうかご内は、利用者の少ない閑散状態となっている可能性が高い。このため、処理の負荷は減少すると想定される。一方、混雑階に到着した後に、混雑階から離れる方向へ向かうかご内は、利用者の多い混雑状態となっている可能性が高い。このため、処理の負荷は増加すると想定される。
処理負荷推定部160は、混雑情報に基づいて、現在混雑している階を特定する。そして、処理負荷推定部160は、混雑階に向かう方向にかごが進んでいるのか、それとも、混雑階から離れる方向にかごが進んでいるのかを判定する。これにより、処理負荷推定部160は、負荷変化推定値を得ることができる。
また、混雑階からは、通常よりも多くの利用者が乗り込む。このため、処理負荷推定部160は、混雑階から出発する時の負荷の増加量を、通常以上の値、例えば+50とすることができる。また、処理負荷推定部160は、停車階ごとに、負荷の減少量を、通常の値、例えば-10とすることができる。
処理負荷推定部160は、上記のように求めた負荷変化推定値を、要求処理部171に送る。
図6は、図4に示すエレベータ情報処理装置110が処理を分散して行う際の動作を示すフローチャートである。
エレベータ情報処理装置110の要求処理部171は、ステップS10において、分散処理を行うかどうかを判定する。
要求処理部171は、例えば、自装置の演算資源141の使用率または処理待ちタスク数が一定以上であるかどうかを判定する。または、要求処理部171は、自装置の応答速度が一定以下であるかどうかを判定する。または、要求処理部171は、自装置の応答速度が当初よりも一定以上の割合で遅くなっているかどうかを判定する。要求処理部171は、これらの判定を行うことにより、処理中またはこれから処理を行うデータ解析処理を、分散するかどうか判定する。
または、要求処理部171は、データ解析処理の内容、処理対象となるデータ量などに基づいて、分散処理を行うかどうか判定する。
そして、要求処理部171は、判定の結果、分散処理を行わない場合、このまま自装置内によりデータ解析処理を行わせる。
要求処理部171は、判定の結果、分散処理を行う場合、ステップS11に処理を進める。一方、要求処理部171は、分散処理を行わない場合、ステップS10に処理を戻す。
要求処理部171は、ステップS11において、通信I/F部130を介して、他のすべてのエレベータ情報処理装置110に、部分処理の実行可否要求通知を送信する。
次に、依頼先選択部172は、ステップS12において、送信した実行可否要求通知に対する実行可否応答通知を待つ。また、依頼先選択部172は、部分処理を実行できると応答したエレベータ情報処理装置110の中から、正式に依頼するエレベータ情報処理装置110を選択する。ステップS12の処理については、後述する。
依頼先選択部172は、ステップS13において、選択したエレベータ情報処理装置110に部分処理を送信して、分散処理の依頼を行う。
その後、要求処理部171は、ステップS14において、部分処理の処理結果を受信したかどうかを判定する。要求処理部171は、処理結果を受信しない場合、処理をステップS14に戻して、部分処理の処理結果を待つ。
要求処理部171は、部分処理の処理結果を受信した場合、図6のフローチャートの処理を終了する。
図7は、図6に示すステップS12の分散処理依頼先の選択処理を示すフローチャートである。
依頼先選択部172は、ステップS20において、通信I/F部130を介して、他のエレベータ情報処理装置110から、実行可否応答通知を受信する。
依頼先選択部172は、ステップS21において、応答受信終了条件を満たすかどうかを判定する。応答受信終了条件は、実行可否応答通知の受信待ち状態を終わらせるための条件である。
依頼先選択部172は、応答受信終了条件を満たす場合、処理をステップS22に進める。一方、依頼先選択部172は、応答受信終了条件を満たさない場合、処理をステップS21に戻す。
依頼先選択部172は、例えば、部分処理を実行できるとの実行可否応答通知を1つでも得ることができたかどうかを、応答受信終了条件とする。この場合、依頼先選択部172は、ステップS22において、部分処理を実行できると最も早く応答したエレベータ情報処理装置110を、依頼先として選択する。依頼先選択部172は、ステップS22の後、図7の処理を終了する。
または、依頼先選択部172は、一定数以上の実行可否応答通知を受信したかどうかを、ステップS21の応答受信終了条件としてもよい。または、依頼先選択部172は、実行可否要求通知を発行してから一定時間以上経過したかどうかを、ステップS21の応答受信終了条件としてもよい。この場合、依頼先選択部172は、応答受信終了条件を満たすまでの間に2つ以上の実行可否応答通知を受信する。依頼先選択部172は、ステップS22において、受信した複数の実行可否応答通知に基づいて、依頼先となるエレベータ情報処理装置110を選択する。
依頼先選択部172は、実行可否応答通知に含まれているエレベータ情報を使用することにより、依頼先となるエレベータ情報処理装置110を選択する。例えば、依頼先選択部172は、エレベータ情報を参照することにより、運行休止中となっているかごを特定することができる。そして、依頼先選択部172は、運行休止中のかごに対応するエレベータ情報処理装置110を、依頼先として選択する。
または、依頼先選択部172は、エレベータ情報内に記載されているかごの定員数、かごの用途を参照する。これにより、依頼先選択部172は、利用者数が少ないかごを特定することができる。そして、依頼先選択部172は、最も利用者数が少ないと想定されるかごに対応するエレベータ情報処理装置110を、依頼先として選択する。
その他の依頼先選択方法として、例えば、依頼先選択部172は、実行可否応答通知に含まれている負荷変化推定値を使用する。依頼先選択部172は、ステップS22において、例えば、負荷変化推定値が閾値よりも低くなる期間が最も継続するエレベータ情報処理装置110を、依頼先として選択する。または、依頼先選択部172は、一定期間の処理負荷予測値が最も低いエレベータ情報処理装置110を、依頼先として選択する。
依頼先選択部172は、上記の分散処理の依頼先選択方法を、組み合せて使用することができる。
なお、依頼先選択部172は、適した依頼先を選択できなかった場合、自装置を依頼先として選択する。
図8は、図4に示すエレベータ情報処理装置110が部分処理の実行可否要求通知及び部分処理の実行依頼を受信した場合の動作を示すフローチャートである。
要求処理部171は、ステップS30において、他のエレベータ情報処理装置110から、部分処理の実行可否要求通知を受信したかどうかを判定する。要求処理部171は、実行可否要求通知を受信していない場合、処理をS30に戻す。要求処理部171は、実行可否要求通知を受信した場合、処理をステップS31に進める。
処理負荷推定部160は、ステップS31において、エレベータ情報に基づいて、負荷変化推定処理を行う。負荷変化推定処理の方法は、上記のとおりである。処理負荷推定部160は、負荷変化推定値を、要求処理部171に送る。
要求処理部171は、ステップS32において、処理負荷推定部160からの負荷変化推定値、及び自装置の現在の負荷に基づいて、部分処理を実行するかどうかを判定する。そして、要求処理部171は、判定結果である可否情報、負荷変化推定値、及びエレベータ情報を実行可否応答通知に含めて、要求元に返信する。
要求処理部171は、実行可否応答通知を送信した後、ステップS33において、部分処理の実行依頼を受信したかどうかを判定する。要求処理部171は、部分処理の実行依頼を受信しない場合、処理をステップS33に戻す。
なお、要求処理部171は、ステップS33において、一定時間内に部分処理の実行依頼を受信しない場合、依頼先として選択されなかったものとして、図8の処理を終了する。
要求処理部171は、部分処理の実行依頼を受信した場合、ステップS34において、演算部142に対し、部分処理についての演算処理を実行させる。
そして、要求処理部171は、演算処理の結果が得られると、ステップS35において、依頼元のエレベータ情報処理装置110に対し、演算処理結果を返信する。
実施の形態1の処理負荷推定部160は、運行情報に基づいて、データ解析処理の実行による負荷の変化を推定する。そして、分散処理制御部170は、部分処理の実行可否要求通知を受けた場合、処理負荷推定部160における推定結果に基づいて、部分処理を実行するか否かを判定する。また、分散処理制御部170は、判定結果を実行可否応答通知として、外部装置である要求元のエレベータ情報処理装置110に送る。
このため、エレベータ情報処理装置110は、分散処理をより効率的に行うことができる。
また、処理負荷推定部160は、かご内にいる利用者によって指定された行先階にかごが到着すると推定する場合、データ解析処理の実行による負荷が現在の負荷よりも減少すると推定する。また、処理負荷推定部160は、乗場にいる利用者によって呼ばれた階にかごが到着すると推定する場合、データ解析処理の実行による負荷が現在の負荷よりも増加すると推定する。このため、処理負荷推定部160は、データ解析処理に適した負荷変化推定値を得ることができる。
また、処理負荷推定部160は、行先集計情報に基づいて、負荷の変化を推定する。このため、処理負荷推定部160は、データ解析処理に適した負荷変化推定値を得ることができる。
また、処理負荷推定部160は、混雑情報に基づいて、現在混在している階を特定する。処理負荷推定部160は、混雑している階にかごが向かうと推定する場合、データ解析処理の実行による負荷が現在の負荷よりも減少すると推定する。処理負荷推定部160は、混雑している階から離れる方向にかごが向かうと推定する場合、データ解析処理の実行による負荷が現在の負荷よりも増加すると推定する。このため、処理負荷推定部160は、データ解析処理に適した負荷変化推定値を得ることができる。
また、分散処理制御部170は、実行可否応答通知として部分処理を実行すると応答し、且つ、最も早く応答したエレベータ情報処理装置110を、部分処理を実行させるエレベータ情報処理装置110として選択する。このため、分散処理制御部170は、無駄な応答待ち時間をかけることなく、速やかにデータ分散処理を実行させることができる。
また、実行可否要求通知を受けた分散処理制御部170は、運行情報を実行可否応答通知に含めて、実行可否応答通知を送る。そして、実行可否応答通知を受けた分散処理制御部170は、実行可否応答通知に含まれるエレベータ情報に基づいて、部分処理を実行させるエレベータ情報処理装置110を選択する。このため、負荷変化推定値の精度を向上させることができる。
また、実行可否要求通知を受けた分散処理制御部170は、処理負荷推定部160における推定結果を実行可否応答通知に含めて、実行可否応答通知を返信する。そして、実行可否応答通知を受けた分散処理制御部170は、実行可否応答通知に含まれる推定結果に基づいて、部分処理を実行させるエレベータ情報処理装置110を選択する。このため、レスポンスが早いと期待できるエレベータ情報処理装置110を、依頼先とするとこができる。
実施の形態2.
図9は、実施の形態2におけるエレベータ情報処理装置110の構成を示すブロック図である。また、実施の形態2のエレベータ情報処理装置110に対しては、実施の形態1と同様に、図1~図3に示すシステム構成を適用させることができる。
実施の形態2におけるエレベータ情報処理装置110は、デバイスI/F部120と、通信I/F部130と、解析処理部290とを備えている。解析処理部290は、処理実行部140と、エレベータ情報取得部150と、処理負荷推定部260と、処理負荷推定結果管理部261と、分散処理制御部270とを備えている。デバイスI/F部120、通信I/F部130、処理実行部140、及びエレベータ情報取得部150は、実施の形態1におけるデバイスI/F部120、通信I/F部130、処理実行部140、及びエレベータ情報取得部150と同様である。
分散処理制御部270は、要求処理部271と、依頼先選択部272と、要求先選択部273と、要求応答記憶部274とを備えている。
処理負荷推定部260は、エレベータ情報取得部150から取得したエレベータ情報に基づいて、負荷変化推定処理を行う。負荷変化推定処理は、実施の形態1と同様に、負荷の変化を推定する処理である。
処理負荷推定結果管理部261は、処理負荷の推定結果を管理する。処理負荷推定結果管理部261は、処理負荷推定部260に負荷変化推定処理を実行させる。そして、処理負荷推定結果管理部261は、処理負荷推定部260によって求められた負荷変化推定値を記憶する。
また、処理負荷推定結果管理部261は、処理負荷推定部260から負荷変化推定値を新たに取得した場合、記憶している過去の負荷変化推定値を更新する。
また、処理負荷推定結果管理部261は、要求処理部271から負荷変化推定値の要求を受けたかどうかを判定する。処理負荷推定結果管理部261は、負荷変化推定値の要求を受けた場合、推定処理実行条件を満たしているかどうかを判定する。推定処理実行条件は、処理負荷推定部260に負荷変化推定処理を実行させるかどうかの条件である。
処理負荷推定結果管理部261は、推定処理実行条件を満たしている場合のみ、処理負荷推定部260に負荷変化推定処理を実行させる。一方、処理負荷推定結果管理部261は、推定処理実行条件を満たしていない場合、記憶している過去の負荷変化推定値を、そのまま要求処理部271に返信する。
例えば、記憶している負荷変化推定値が、設定期間内に更新されたものであるかどうかを、推定処理実行条件とすることができる。この場合、処理負荷推定結果管理部261は、記憶している負荷変化推定値が設定期間内に更新されたものでない場合、処理負荷推定部260に負荷変化推定処理を実行させる。
なお、設定期間の長さは、かごが呼ばれる頻度に応じて調整される。また、設定期間の長さは、エレベータ群管理装置112が、各かごに対して、かご呼びの割り当ての変更を行う頻度に応じて、調整されてもよい。
設定期間の長さの調整は、処理負荷推定結果管理部261による自動調整であってもよいし、作業者による手動調整であってもよい。
また、エレベータ情報が更新されたかどうかを、推定処理実行条件としてもよい。この場合、処理負荷推定結果管理部261は、エレベータ情報が更新された場合にのみ、処理負荷推定部260に負荷変化推定処理を実行させる。
要求処理部271は、処理実行部140の現在の処理負荷が閾値以上である場合、部分処理の実行可否要求通知を送信する。このとき、要求処理部271は、要求先選択部273に、実行可否要求通知の送信先を選択するように依頼する。そして、要求処理部271は、要求先選択部273によって選択されたエレベータ情報処理装置110にのみ、部分処理の実行可否要求通知を送信する。
要求先選択部273は、部分処理の実行可否要求通知を送信するエレベータ情報処理装置110を選択する。要求先選択部273は、実行可否要求通知の送信先となるエレベータ情報処理装置110をリストにする。要求先選択部273は、作成した送信先リストを、要求処理部271に送る。
また、要求処理部271は、他のエレベータ情報処理装置110から送信された実行可否要求通知を受信する。要求処理部271は、実行可否要求通知を受信した場合、処理負荷推定結果管理部261に、負荷変化推定値を要求する。
要求処理部271は、処理負荷推定結果管理部261から、負荷変化推定値を取得する。要求処理部271は、取得した負荷変化推定値と、演算部142の現在の負荷とに基づいて、部分処理を実行できるかどうかを判定する。要求処理部271は、判定結果である可否情報を、実行可否応答通知として要求元のエレベータ情報処理装置110に返送する。
一方、要求処理部271は、他のエレベータ情報処理装置110から送信された実行可否応答通知を受信する。そして、要求処理部271は、実行可否応答通知を依頼先選択部272に送る。また、要求処理部271は、実行可否応答通知を、要求応答記憶部274に送る。要求応答記憶部274は、実行可否応答通知を記憶する。
依頼先選択部272は、実行可否応答通知に基づいて、部分処理の実行を正式に依頼するエレベータ情報処理装置110を選択する。依頼先選択部272は、通信I/F部130を介して、選択したエレベータ情報処理装置110に、部分処理の実行依頼を送信する。
要求応答記憶部274は、他のエレベータ情報処理装置110からの実行可否応答通知を記憶する。また、要求応答記憶部274は、要求先選択部273からの参照要求に応じて、記憶している実行可否応答通知を、要求先選択部273に送る。
図10は、図9に示すエレベータ情報処理装置110が処理を分散して行う際の動作を示すフローチャートである。
図10に示されるフローチャートのうち、図6のフローチャートに含まれるステップと同様のステップについては、図6と同じ符号を付し、その説明を省略する。
図10のステップS10は、図6のステップS10と同様である。
要求先選択部273は、ステップS50において、要求処理部271から、実行可否要求通知の送信先の選択依頼を受ける。要求先選択部273は、実行可否要求通知を送信する送信先リストを作成し、要求処理部271に送る。このステップS50の詳細動作については、後述する。
要求処理部271は、ステップS51において、送信先リスト内に存在しているエレベータ情報処理装置110に、部分処理の実行可否要求通知を送信する。
以降のステップS12、S13、及びS14は、図6のステップS12、S13、及びS14と同様である。
図11は、図10に示す実行可否要求通知先の選択処理を示すフローチャートである。
要求先選択部273は、初期状態として、ステップS60において、ネットワーク101に接続されたすべてのエレベータ情報処理装置110を、部分処理の実行可否要求通知先として選択する。
要求先選択部273は、ステップS61において、要求応答記憶部274に記憶されている過去の実行可否応答通知を参照する。
要求先選択部273は、ステップS62において、参照した過去の実行可否応答通知が、設定期間内に取得したものであるかどうかを判定する。要求先選択部273は、参照した過去の実行可否応答通知が設定期間内に取得したものでない場合、処理をステップS65に進める。
一方、要求先選択部273は、参照した過去の実行可否応答通知が設定期間に取得したものである場合、ステップS63に処理を進める。
要求先選択部273は、ステップS63において、実行可否応答通知に含まれている負荷変化推定値が閾値以下であるかどうかを判定する。要求先選択部273は、負荷変化推定値が閾値以下でない場合、そのエレベータ情報処理装置110が高負荷の状態が続いていると想定する。このため、要求先選択部273は、ステップS64において、当該エレベータ情報処理装置110を、部分処理の実行可否要求通知先から除外する。そして、要求先選択部273は、処理をステップS66に進める。
一方、要求先選択部273は、ステップS63において、負荷変化推定値が閾値以下である場合、そのエレベータ情報処理装置110においては、低負荷の状態が続いていると想定する。このため、要求先選択部273は、処理をステップS65に進める。
要求先選択部273は、ステップS65において、当該エレベータ情報処理装置110を、実行可否要求通知先に含めたままとする。そして、要求先選択部273は、処理をステップS66に進める。
要求先選択部273は、ステップS66において、要求応答記憶部274に記憶されている過去の実行可否応答通知をすべて参照したかどうかを判定する。要求先選択部273は、過去の実行可否応答通知をすべて参照した場合、図11のフローチャートの処理を終了する。一方、要求先選択部273は、過去の実行可否応答通知をすべて参照していない場合、処理をステップS61に戻す。
図12は、図9に示すエレベータ情報処理装置110が部分処理の実行可否要求通知及び部分処理の実行依頼を受信した場合の動作を示すフローチャートである。
図12に示されるフローチャートのうち、図8のフローチャートに含まれるステップと同様のステップについては、図8と同じ符号を付し、その説明を省略する。
要求処理部271は、ステップS70において、他のエレベータ情報処理装置110から部分処理の実行可否要求通知を受信したかどうかを判定する。要求処理部271は、実行可否要求通知を受信すると、処理負荷推定結果管理部261に、負荷変化推定値を要求する。
処理負荷推定結果管理部261は、ステップS71において、推定処理実行条件を満たしているかどうかを判定する。処理負荷推定結果管理部261は、推定処理実行条件を満たしていないと判定する場合、処理をステップS73に進める。この場合、処理負荷推定結果管理部261は、記憶している過去の負荷変化推定値を、要求処理部271に送る。
一方、処理負荷推定結果管理部261は、推定処理実行条件を満たしていると判定する場合、処理をステップS72に進める。
処理負荷推定結果管理部261は、ステップS72において、処理負荷推定部260に負荷変化推定処理を実行させる。また、処理負荷推定結果管理部261は、記憶している過去の負荷変化推定値を更新する。また、処理負荷推定結果管理部261は、要求処理部271に、新たに取得した負荷変化推定値を送る。
要求処理部271は、ステップS73において、処理負荷推定結果管理部261から取得した負荷変化推定値、及び自装置の現在の負荷に基づいて、部分処理を実行できるかどうかを判定する。そして、要求処理部271は、判定結果である可否情報を、部分処理の実行可否応答通知として、要求元に返信する。
以降の処理は、図8で示したフローチャートのステップS33、ステップS34、ステップS35と同様である。
実施の形態2において、処理負荷推定結果管理部261は、処理負荷推定部260における推定結果を記憶する。また、処理負荷推定結果管理部261は、処理負荷推定部260に、負荷の変化を推定させる。また、処理負荷推定結果管理部261は、記憶している過去の推定結果を、処理負荷推定部260によって新たに推定された推定結果に更新する。このため、同時または短期間に受信した複数の実行可否要求通知に対して、個々に負荷変化推定処理を実行する手間を省くことができる。
また、処理負荷推定結果管理部261は、推定結果が設定期間更新されていない場合のみ、処理負荷推定部260に、負荷の変化を推定させる。このため、処理負荷推定部260は、好適なタイミングにより負荷変化推定処理を実行することができる。
また、処理負荷推定結果管理部261は、かごが呼ばれる頻度に応じて、設定期間の長さを調整する。このため、処理負荷推定部260は、好適なタイミングにより負荷変化推定処理を実行することができる。
また、処理負荷推定結果管理部261は、かご呼びの割り当てが他のかごに変更される頻度に応じて、設定期間の長さを調整する。このため、処理負荷推定部260は、好適なタイミングにより負荷変化推定処理を実行することができる。
また、処理負荷推定結果管理部261は、運行情報が更新された場合、処理負荷推定部260に、負荷の変化を推定させる。このため、処理負荷推定結果管理部261は、エレベータの運行状態が変わったタイミングに負荷変化推定処理を実行することができる。
また、分散処理制御部270は、エレベータ情報処理装置110から受けた実行可否応答通知を、応答結果として記憶する。また、分散処理制御部270は、記憶している過去の応答結果に基づいて、部分処理の実行可否要求通知を送信するエレベータ情報処理装置110を選択する。このため、不要な実行可否要求通知及び実行可否応答通知の送受信を低減させることができ、通信トラフィックの増大を抑止することができる。
なお、実施の形態1及び2において、エレベータ情報処理装置110とエレベータ制御装置111とは、同一の装置として構成されてもよい。また、エレベータ情報処理装置110とエレベータ制御装置111とエレベータ群管理装置112とは、同一の装置として構成されていてもよい。
また、実施の形態1及び2において、エレベータ制御システム100は、4機のエレベータを制御の対象にした構成としているが、4機に限定されない。
また、実施の形態1及び2において、データ解析処理の内容については、特に限定されない。
また、実施の形態1及び2において、負荷変化推定値は、数値データ以外にも、例えば高、中、低の各レベルにより示されるデータであってもよい。
また、実施の形態2のステップS62において、要求先選択部273は、推定処理実施条件の判定時に使用した設定期間よりも長い期間、実行可否応答通知が得られているかどうかを判定してもよい。要求先選択部273は、設定期間よりも長い期間、実行可否応答通知が得られていない場合、当該エレベータ情報処理装置110が故障していると判定することができる。また、この場合、要求先選択部273は、エレベータ分散処理要求先から当該エレベータ情報処理装置110を除外することができる。
また、実施の形態1及び2のエレベータ情報処理装置110の各機能は、処理回路によって実現される。図13は、実施の形態1及び2のエレベータ情報処理装置110の各機能を実現する処理回路の第1例を示す構成図である。第1例の処理回路500は、専用のハードウェアである。
処理回路500は、例えば、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)、またはこれらを組み合わせたものに該当する。また、エレベータ情報処理装置110の各機能それぞれを個別の処理回路500により実現してもよい。もしくは、エレベータ情報処理装置110の各機能をまとめて処理回路500により実現してもよい。
また、図14は、実施の形態1及び2のエレベータ情報処理装置110の各機能を実現する処理回路の第2例を示す図である。第2例の処理回路600は、プロセッサ610及びメモリ620を備えている。
処理回路600において、エレベータ情報処理装置110の各機能は、ソフトウェア、ファームウェア、またはソフトウェアとファームウェアとの組み合わせにより実現される。ソフトウェア及びファームウェアは、プログラムとして記述される。そして、ソフトウェア及びファームウェアは、メモリ620に格納される。プロセッサ610は、メモリ620に記憶されたプログラムを読み出して実行することにより、各部の機能を実現する。
メモリ620に格納されるプログラムは、上述した各部の手順あるいは方法を、コンピュータに実行させるものであるともいえる。ここで、メモリ620とは、例えば、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、EEPROM(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory)等の、不揮発性または揮発性の半導体メモリが該当する。また、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ミニディスク、DVD等も、メモリ620に該当する。
上述した各部の機能について、一部が専用のハードウェアにより実現され、一部がソフトウェアまたはファームウェアにより実現されてもよい。
このように、処理回路は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはこれらの組み合わせによって、上述した各部の機能を実現することができる。
エレベータ制御装置111及びエレベータ群管理装置112も同様に、処理回路500として実装されてもよい。また、エレベータ制御装置111及びエレベータ群管理装置112も同様に、処理回路600として実装されてもよい。
110 エレベータ情報処理装置、160、260 処理負荷推定部、170、270 分散処理制御部、190、290 解析処理部。

Claims (13)

  1. 少なくとも1つの演算資源を含んでおり、エレベータのかごの内部を写した画像データを解析する処理であるデータ解析処理を実行する処理実行部
    を有している解析処理部を備え、
    前記解析処理部は、
    前記処理実行部が前記データ解析処理実行するときの当該処理実行部の負荷の変化を、前記かごの運行に関する情報である運行情報に基づいて推定する処理負荷推定部と、
    前記データ解析処理の一部である部分処理に関する制御を行う分散処理制御部と
    を有しており、
    前記分散処理制御部は、
    他のエレベータ情報処理装置である外部装置との間で、前記部分処理の実行可否要求通知と、前記実行可否要求通知に対する応答である実行可否応答通知とを送受信可能であり、
    前記外部装置から、前記実行可否要求通知を受けた場合、前記処理負荷推定部における推定結果に基づいて、前記部分処理を実行するか否かを判定し、判定結果を前記実行可否応答通知として前記外部装置に送り、
    2つ以上の前記外部装置に前記実行可否要求通知を送った場合、各前記外部装置から受ける前記実行可否応答通知に基づいて、前記部分処理を実行させる前記外部装置を選択するエレベータ情報処理装置。
  2. 記運行情報には、前記かご内にいる利用者により指定された行先階と、乗場にいる利用者によって呼ばれた階とが含まれており、
    前記処理負荷推定部は、前記運行情報に基づいて、前記かご内にいる利用者によって指定された前記行先階に前記かごが到着すると推定する場合、前記データ解析処理の実行による前記負荷が現在の負荷よりも減少すると推定し、前記乗場にいる利用者よって呼ばれた前記階に前記かごが到着すると推定する場合、前記データ解析処理の実行による前記負荷が現在の前記負荷よりも増加すると推定する、請求項1記載のエレベータ情報処理装置。
  3. 記運行情報には、行先集計情報が含まれており、
    前記行先集計情報は、乗場階ごとに、行先階と前記行先階を指定した利用者数とが集計されている情報であり、
    前記処理負荷推定部は、前記行先集計情報に基づいて、前記負荷の変化を推定する、請求項1記載のエレベータ情報処理装置。
  4. 記運行情報には、時間帯ごとの混雑階の情報である混雑情報が含まれており、
    前記処理負荷推定部は、前記混雑情報に基づいて、現在混在している階を特定し、前記混雑している階に前記かごが向かうと推定する場合、前記データ解析処理の実行による前記負荷が現在の負荷よりも減少すると推定し、前記混雑している階から離れる方向に前記かごが向かうと推定する場合、前記データ解析処理の実行による前記負荷が現在の前記負荷よりも増加すると推定する、請求項1記載のエレベータ情報処理装置。
  5. 前記分散処理制御部は、前記実行可否応答通知として前記部分処理を実行すると応答し、且つ、最も早く応答した前記外部装置を、前記部分処理を実行させる前記外部装置として選択する、請求項1から4までのいずれか1項記載のエレベータ情報処理装置。
  6. 前記分散処理制御部は、前記運行情報を前記実行可否応答通知に含めて、前記実行可否応答通知を送り、
    前記分散処理制御部は、前記実行可否応答通知に含まれる前記運行情報に基づいて、前記部分処理を実行させる前記外部装置を選択する、請求項1から4までのいずれか1項記載のエレベータ情報処理装置。
  7. 前記分散処理制御部は、前記処理負荷推定部における前記推定結果を、前記実行可否応答通知に含めて、前記実行可否応答通知を返信し、
    前記分散処理制御部は、前記実行可否応答通知に含まれる前記推定結果に基づいて、前記部分処理を実行させる前記外部装置を選択する、請求項1から4までのいずれか1項記載のエレベータ情報処理装置。
  8. 前記処理負荷推定部における前記推定結果を記憶するとともに、前記処理負荷推定部に、前記負荷の変化を推定させる処理負荷推定結果管理部をさらに備え、
    前記処理負荷推定結果管理部は、記憶している過去の前記推定結果を、前記処理負荷推定部によって新たに推定された推定結果に更新する、請求項1記載のエレベータ情報処理装置。
  9. 前記処理負荷推定結果管理部は、前記推定結果が設定期間更新されていない場合のみ、前記処理負荷推定部に、前記負荷の変化を推定させる、請求項8記載のエレベータ情報処理装置。
  10. 前記処理負荷推定結果管理部は、前記かごが呼ばれる頻度に応じて、前記設定期間の長さを調整する、請求項9記載のエレベータ情報処理装置。
  11. 前記かごは2つ以上あり、各かごは、かご呼びの割り当てに基づいて移動し、
    前記処理負荷推定結果管理部は、前記かご呼びの割り当てが他のかごに変更になる頻度に応じて、前記設定期間の長さを調整する、請求項9記載のエレベータ情報処理装置。
  12. 前記処理負荷推定結果管理部は、前記運行情報が更新された場合、前記処理負荷推定部に、前記負荷の変化を推定させる、請求項8記載のエレベータ情報処理装置。
  13. 前記分散処理制御部は、各前記外部装置から受けた前記実行可否応答通知を、応答結果として記憶し、記憶している過去の前記応答結果に基づいて、前記実行可否要求通知を送信する前記外部装置を選択する、請求項1記載のエレベータ情報処理装置。
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