JP7236627B2 - ほうき、掃除管理プログラムおよび掃除管理サーバ - Google Patents

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Description

本発明は、ほうき、掃除管理プログラムおよび掃除管理サーバに関する。
家族の中で主に母親が家庭の掃除を担っているのが現状である。掃除は単調な作業であり、あまり楽しいものではない。掃除道具として掃除機(特に、近年普及し始めている自走式ロボット型掃除機)を用いることで負担軽減になり得るが、きめ細かい掃除などほうきが適している面もある。
特開2018-915号公報
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたものであり、本発明の課題は、掃除のモチベーションを高めることが可能なほうき、掃除管理プログラムおよび掃除管理サーバを提供することである。
本発明の一態様によれば、掃除面積を算出に用いられるデータを取得するデータ取得手段と、前記データを送信する通信手段と、を備えるほうきが提供される。
また、本発明の別の態様によれば、コンピュータを、ほうきに設けられたデータ取得手段によって取得されたデータに基づいて算出された掃除面積を表示させる制御手段として機能させる掃除管理プログラムが提供される。
また、本発明の別の態様によれば、ほうきに設けられたデータ取得手段によって取得されたデータに基づいて、掃除面積を算出する掃除面積算出手段を備える、掃除管理サーバが提供される。
掃除面積の可視化により、掃除に対するモチベーションを高めることができる。
掃除管理システムの概略構成図。 ほうき100の外観図。 ほうき100の機能ブロック図。 サーバ200の機能ブロック図。 記憶手段25に記憶される掃除のデータ構造を例示する図。 記憶手段25に記憶されるクエストのデータ構造を例示する図。 端末装置300の機能ブロック図。 掃除状況管理システムの基本的な処理動作を説明するシーケンス図。 ファミリー全体のホーム画面の一例を示す図。 使用者ごとのホーム画面の一例を示す図。 メニューリスト画面の一例を示す図。 カレンダー画面の一例を示す図。 ファミリー用のランキング画面(1か月)の一例を示す図。 ファミリー用のランキング画面(1週間)の一例を示す図。 ファミリー用のランキング画面(本日)の一例を示す図。 ワールド用のランキング画面の一例を示す図。 家事コインの詳細画面の一例を示す図。 選択可能なチャレンジを示す画面の一例を示す図。 挑戦中のチャレンジを示す画面の一例を示す図。 達成済のチャレンジを示す画面の一例を示す図。 コインすごろくゲーム画面の一例を示す図。 相談画面の一例を示す図。
以下、本発明に係る実施形態について、図面を参照しながら具体的に説明する。
図1は、掃除管理システムの概略構成図である。掃除管理システムは、ほうき100、掃除管理サーバ200および端末装置300を含む。端末装置300はスマートフォンやタブレットなどである。
図2は、ほうき100の外観図である。ほうき100は、柄1と、その下端に設けられた掃除部材2とを備えている。柄1は、上部は棒状であり、下部は末広がりの形状となっている。柄1の上部、すなわち、ほうき100を持つ位置の近傍には、後述する使用者特定手段12としての指紋認証システム12aと、使用期間特定手段13としてのスイッチ13aが配置される。
掃除部材2は柄1の下部に設けられる。掃除部材2はアタッチメント式で交換可能であるのが望ましい。具体例として、掃除部材2は、カーペット用、フローリング用モップ、スポンジ、ブラシなどのバリエーションがあり得る。
図3は、ほうき100の機能ブロック図である。ほうき100は、データ取得手段111と、使用者特定手段12と、使用期間特定手段13と、通信手段14とを備えている。これらは充電装置によって充電される二次電池(不図示)によって駆動される。
データ取得手段11はほうき100での掃除面積の算出に用いられるデータを取得するものである。データ取得手段11の設置位置に特に制限はないが、実際の掃除面積を精度よく算出するため、柄1の下端付近に設けられるのが望ましい。
以下では、データ取得手段11が加速度センサである例を示す。取得される加速度を積分することで掃除面積を算出できる。その他、データ取得手段11はGPS受信装置であってもよい。あるいは、データ取得手段11は電波強度検知装置であってもよく、この場合、1または複数の基準位置から発せられる電波(例えばWiFiの電波)の強度を検知することにより、各基準位置とほうき100との距離を推定でき、この距離から掃除面積を算出できる。
使用者特定手段12はほうき100の使用者を特定するものである。本ほうき100は使用者が複数いること(例えば、家庭内において父親、母親、子供)を想定しており、掃除を行うのが誰であるかを特定する。以下では、使用者特定手段12は柄1の上部に設けられた指紋認証システム12aである例を示す。その他、使用者特定手段12は、顔認システムでもよいし、使用者に対応して設けられた複数のボタンであってもよい。
使用期間特定手段13はほうき100を用いた掃除の開始および終了を特定する。以下では、使用期間特定手段13は柄1の上部に設けられたスイッチ13aであり、使用者が押すことで掃除の開始あるいは終了を特定する例を示す。その他、ほうき100は不使用時には充電装置(不図示)に置かれることが想定されるため、使用期間特定手段13はほうき100が充電装置から外されたことをもって掃除開始と判断したり、ほうき100が充電装置に置かれたことをもって掃除終了と判断したりしてもよい。
通信手段14は、アンテナや通信用ICの総称であり、掃除管理サーバ200および端末装置300との通信を制御する。具体的には、通信手段14は、掃除管理サーバ200に種々のデータを送信したり、端末装置300とのペアリングを行ったりする。なお、通信の種類に特に制限はなく、WiFi、Blutooth(登録商標)などを適用できる。
図4は、掃除管理サーバ200の機能ブロック図である。掃除管理サーバ200は、通信手段21と、掃除面積算出手段22と、掃除状況管理手段23と、サービス提供手段24と、記憶手段25とを有する。なお、掃除管理サーバ200の各手段が複数の装置に分散されていてもよい。
通信手段21はアンテナや通信用ICの総称であり、ほうき100および端末装置300との通信を制御する。具体的には、通信手段21は、ほうき100から種々のデータを受信したり、端末装置300と種々のデータを送受信したりする。なお、通信の種類に特に制限はなく、WiFi、Blutooth(登録商標)などを適用できる。
掃除面積算出手段22、掃除状況管理手段23およびサービス提供手段24の少なくとも一部は、掃除管理サーバ200のプロセッサが所定のプログラムを実行することによって実現されてもよい。
掃除面積算出手段22はほうき100のデータ取得手段11によって取得されたデータに基づいて掃除面積を算出する。
掃除状況管理手段23は、どの使用者が、いつ、どれくらいの面積を掃除したか、といった掃除状況を管理する。掃除者が誰であるかは、ほうき100の使用者特定手段12によって特定される。掃除面積は掃除面積算出手段22によって算出される。
サービス提供手段24は掃除に関する種々のサービスを提供する。例えば、サービス提供手段24は掃除面積に応じた報酬、例えば、掃除面積に比例した「家事コイン」を掃除者あるいは掃除者を含むファミリーに付与する。報酬は金品やサービスへの交換が可能であるのが望ましく、このような報酬を付与されることで達成感が得られ、モチベーション向上につながる。また、サービス提供手段24は掃除に関する課題(クエストあるいはチャレンジとも呼ばれる)を提供したりする。課題の提供により、楽しんで掃除をすることができる。
記憶手段25は、例えばハードディスクであり、種々の情報を記憶する。
例えば、記憶手段25には図5Aに例示される掃除実績が記憶される。掃除実績は、1回の掃除における掃除者と、掃除時と、掃除面積とを関連付けたものである。また、1回の掃除によって付与された家事コインが関連付けられてもよい。また、記憶手段25には図5Bに示すクエストが記憶される、クエストは、チャレンジ名、内容、ステータス(未実施か、挑戦中か、達成済か、挑戦中であればどの程度進んでいるかなど)、チャレンジの達成によって付与される報酬とを関連付けたものである。
クエストの内容に制限はないが、例えば「一時間掃除面積チャレンジ」のように、所定時間内に所定の面積を掃除することであってもよい。「大掃除チャレンジ」のように、所定期間に渡って家族全員あるいは一人ずつバラバラに掃除することであってもよいであってもよい。「家族全員チャレンジ」のように、所定期間内に家族全員が掃除することであってもよい。「5分チャレンジ」のように、1日に所定時間以上掃除を行うことであってもよい。「毎日チャレンジ」のように、所定期間、毎日掃除を行うことであってもよい。
図6は、端末装置300の機能ブロック図である。端末装置300は、タッチパネル31と、通信手段32と、制御手段33とを備えている。
タッチパネル31は入力インターフェースと出力インターフェース(ディスプレイ)とを兼ねており、使用者から種々の操作を受け付けるとともに、種々の情報が表示される。
通信手段32は、アンテナや通信用ICの総称であり、掃除管理サーバ200およびほうき100との通信を制御する。具体的には、通信手段32は、掃除管理サーバ200と種々のデータを送受信したり、ほうき100とのペアリングを行ったりする。なお、通信の種類に特に制限はなく、WiFi、Blutooth(登録商標)などを適用できる。
制御手段33は端末装置300のプロセッサが掃除管理プログラムを実行することによって実現される。そして、制御手段33は、使用者からタッチパネル31を介して種々の入力を受け付けたり、掃除管理サーバ200と通信したり、種々の情報をタッチパネル31に表示させたりして、いわゆる「アプリ」(以下、「掃除管理アプリ」と呼ぶ)を機能させる。
以上のような掃除状況管理システムを使用するには、使用者がほうき100を入手し、掃除管理プログラムを端末装置300にダウンロードする。そして、使用者はほうき100と端末装置300とをペアリングする。また、使用者は掃除管理アプリを操作して、ほうき100の使用者を登録する(以下では、ファミリー内でほうき100を使用することを想定し、父、母、長女の3名であるとする)。登録は、本名であってもよいし、父・母といった使用者間での関係を表すものであってもよいし、「パパ」、「ママ」、「わたし」といったニックネームであってもよい。また、特定のほうき100の使用者をまとめるファミリー名を任意に登録する。さらに、ほうき100の指紋認証システム12aに各使用者の指紋を登録する。
図7は、掃除状況管理システムの基本的な処理動作を説明するシーケンス図である。
使用者は、ほうき100の使用者特定手段12(指紋認証システム12aのタッチ)および使用期間特定手段13(スイッチ13aの押下)を操作することにより、ほうき100に対して掃除開始が設定される(ステップS1)。
そうすると、データ取得手段11は掃除面積算出のためのデータ(加速度データ)を取得し、任意のタイミングで通信手段14が当該データを掃除管理サーバ200に送信する(ステップS2)。なお、使用者特定手段12によって特定された使用者を示す情報も掃除管理サーバ200に送信される。データの送信は掃除終了まで繰り返される。
その後、使用者がほうき100の使用期間特定手段13を操作することにより、ほうき100に対して掃除終了が設定される(ステップS3)。これにより、掃除が終了した旨を通信手段14が掃除管理サーバ200に通知する。
一方、掃除管理サーバ200の通信手段21はほうき100からのデータを受信し、蓄積する(ステップS11)。そして、掃除が終了した旨をほうき100から通知されると、掃除面積算出手段22はほうき100からのデータに基づいて掃除終了までの掃除面積を算出する(ステップS12)。
そして、掃除状況管理手段23は、掃除実績として、誰が(掃除者)、いつ(掃除時)、どれだけの掃除面積を掃除したかを図5Aの記憶手段25に保存する(ステップS13)。さらに、掃除状況管理手段23は掃除面積に応じて付与される家事コインを記憶手段25に保存してもよい。また、サービス提供手段24は、必要に応じて、図5Bの記憶手段25における各クエストのステータスを更新する。
ほうき100を用いた掃除が行われる度に以上の処理が実行される。なお、図7の流れは一例にすぎず、掃除実績を取得さえできれば、適宜変更可能である。例えば、掃除開始から終了までのデータがほうき100内に蓄積され、通信手段14は掃除終了時にまとめて掃除管理サーバ200にデータを送信してもよい。
続いて、端末装置300での機能(掃除管理アプリの機能)について説明する。使用者の操作に応じて端末装置300が掃除管理アプリを立ち上げると、アプリから掃除管理サーバ200にリクエストが送信される。そして、掃除管理サーバ200の掃除状況管理手段23は図5Aに示す記憶手段25から必要な掃除実績を読み出し、これを通信手段21が端末装置300に送信する。また、サービス提供手段24は図5Bに示す記憶手段25から必要なクエスト情報を読み出し、これを通信手段21が端末装置300に送信する。
そして、端末装置300の制御手段33が適宜の処理を行って、以下に例示する各画面をタッチパネル31に表示する。
図8Aは、掃除管理アプリによって表示されるホーム画面の一例を示す図である。ホーム画面は、タブによって全体(全使用者)用のホーム画面と、各使用者のホーム画面とが切り替え可能となっている。
ホーム画面における「本日の掃除面積合計」は掃除管理アプリ表示日における全使用者による掃除面積の合計である。「最高」は計測を始めた中で一番多い掃除面積合計を示しており、「-35m2」は「最高」と「本日の掃除面積合計」との差分を示している。「前日」は掃除管理アプリ表示日の前日における全使用者による掃除面積の合計であり、「-10m2」は「前日」と「本日の掃除面積合計」との差分を示している。
「本日の獲得コイン」は掃除管理アプリ表示日に全使用者が獲得した家事コインの合計を示している。「累計」は掃除管理アプリの表示日までに蓄積された家事コインの総計を示す。また、本日中にあとどれだけの面積を掃除すれば現在チャレンジ中の「クエスト」が完了するかも示される。
図8Aの「ママ」タブをタッチすると、使用者ごとのホーム画面として、「ママ」用のホーム画面が表示される(図8B)。使用者ごとのホーム画面では、各使用者の掃除面積などが示される。他の使用者(「パパ」および「わたし」)も同様である。
このように、掃除面積を可視化することで、掃除に対するモチベーションが向上する。
図8Aなどのホーム画面におけるメニューボタン41をタップすると、図9に示すメニューリストが表示される。メニューリストにおける「ホーム」をタップすると、図8Aに示すホーム画面が表示される。
図9のメニューリストにおける「カレンダー」をタップすると、図10に示すカレンダー画面が表示される。カレンダー画面は1か月のカレンダーを含み、掃除を行った日にマーク(例えば、図示の丸印)が表示されるなどにより、掃除を行った日が分かるようになっている。また、特定の日を選択すると(図10では24日が選択されている)、その日の掃除面積、掃除者および獲得コイン数が表示される。なお、カレンダーは、掃除管理アプリの表示月のみならず、タッチパネル31上で左右にスワイプを行うことで前月など任意の月を表示可能となっている。
図9のメニューリストにおける「ランキング」をタップすると、図11Aに示すランキング画面が表示される。ランキング画面は、タブによってファミリー用のランキング画面と、ワールド用のランキング画面が切り替え可能となっている。
ファミリー用のランキング画面は、特定のほうき100の使用者として登録された使用者間のランキング(使用者単位のランキング)が示される。図11Aでは、1か月間の「パパ」、「ママ」および「わたし」の合計掃除面積が棒グラフで表示されている。図11A下部の「1週間」をタッチすると、図11Bに示すように、1週間の「パパ」、「ママ」および「わたし」の合計掃除面積が棒グラフで表示される。また、図11Aまたは図11B下部の「本日」をタッチすると、図11Cに示すように、その日の「パパ」、「ママ」および「わたし」の合計掃除面積が棒グラフで表示される。
なお、図11A(図11B)の1か月間(1週間)とは、掃除管理アプリの表示日を含む月(週)でもよいし、使用者が指定する任意の月(週)でもよいし、これらを切り替え可能でもよい。また、図11Cの「本日」も同様、使用者が指定する任意の日でもよいし、本日と任意の日を切り替え可能であってもよい。1か月、1週間、当日といった期間は、図11A~図11Cで示したように複数の選択肢があってもよいし、使用者が任意に設定できてもよい。
このように、ファミリーのランキング画面は、所定期間における各使用者の合計掃除面積が互いに対比できるように表示される。使用者間の掃除面積を可視化することで、ファミリー内で実績がシェアされ、誰がどれだけ掃除しているかが一目瞭然となるため、各使用者が他の使用者に負けじと積極的に掃除をすることが期待される。
図11A~図11Cの「ワールド」タブをタッチすると、図11Dに示すように、本掃除管理アプリに登録されたファミリー間のランキング(ファミリー単位のランキング)が示される。図11Dでは、ファミリー毎の累計掃除面積が多い順にファミリー名がリスト表示されている。また、自ファミリーの累計掃除面積と順位も表示される。なお、累計とは、掃除管理アプリへの登録時からの累積でもよいし、1か月、1週間といった特定期間でもよいし、これらを切り替え可能であってもよい。
このように、ワールドのランキング画面は、所定期間における自ファミリーの累計掃除面積を他ファミリーの累計掃除面積と対比できるように表示される。他ファミリーとの掃除面積を可視化することで、ファミリー間で実績がシェアされ、他ファミリーに負けじと積極的に掃除をすることが期待される。
図9のメニューリストにおける「家事コイン詳細」をタップすると、図12に示す家事コインの詳細画面が表示される。この画面には、累計コイン数、本日の獲得コイン数、今月の獲得コイン数が表示される。
図9のメニューリストにおける「チャレンジクエスト」をタップすると、図13Aに示すチャレンジクエスト画面が表示される。チャレンジクエスト画面は、タブによって現在選択可能なチャレンジを表示する画面と、挑戦中のチャレンジを表示する画面と、達成済のチャレンジを表示する画面とが切り替え可能となっている。
図13Aは、掃除管理アプリ表示時点で選択可能(であり、未選択)なチャレンジが列挙される。この画面には、少なくともチャレンジ名と、そのチャレンジの達成によって付与される報酬と、挑戦するチャレンジを選択するための「チャレンジする」アイコン(選択アイコン)とが表示されるのが望ましい。その他、チャレンジの内容や期間などをさらに表示してもよい。選択可能なチャレンジが多数ある場合、この画面には一部のチャレンジのみを表示し、画面をスクロールすることで他のチャレンジが表示されるようにしてもよい。
あるチャレンジに対応する選択アイコンを使用者がタッチすると、制御手段33はその旨を掃除管理サーバ200に通知する。これに応じて、掃除管理サーバ200のサービス提供手段24は、図5Bに示す記憶手段25において、選択されたチャレンジのステータスを「未実施」から「挑戦中」に変更する。
図13Aの「挑戦中」タブをタッチすると、図13Bに示す挑戦中のチャレンジが表示される。この画面には、少なくともチャレンジ名と、そのチャレンジの達成によって付与される報酬と、挑戦中のチャレンジをやめるための「チャレンジをやめる」アイコン(中止アイコン)とが表示されるのが望ましい。その他、進捗具合などをさらに表示してもよい。
あるチャレンジに対応する中止アイコンを使用者がタッチすると、制御手段33はその旨を掃除管理サーバ200に通知する。これに応じて、掃除管理サーバ200のサービス提供手段24は、図5Bに示す記憶手段25において、選択されたチャレンジのステータスを「挑戦中」から「中止」に変更する。一旦中止したチャレンジは、二度と選択できなくてもよいし、再度選択できてもよい。
図13Aあるいは図13Bの「達成」タブをタッチすると、図13Cに示す達成済のチャレンジが表示される。この画面には、達成したチャレンジにつき、いつ達成したか、どのくらいの報酬を入手したか、が表示されるのが望ましい。達成済のチャレンジが多数ある場合、達成済のチャレンジを直近から順に並べて表示してもよい。あるいは、報酬が多い順に並べてもよいし、古い順に並べてもよい。
図9のメニューリストにおける「コインゲーム」をタッチすると、図14に示すコインすごろくゲーム画面が表示される。このコインすごろくゲームは、1日に1回だけさいころを振ってすごろくを進めるものであり、特定のマスに止まると家事コインが付与される。このように報酬が付与されるゲームを設けることで、掃除管理アプリの起動が促される。
図9のメニューリストにおける「お掃除なんでも相談サロン」をタッチすると、図15に示す相談画面が表示される。この画面では、掃除に関するアドバイス情報などが表示される。
このように、本実施形態では、ほうき100で掃除を行った面積を可視化する。そのため、掃除に対するモチベーションが向上する。
なお、掃除道具として、従来からある掃除機や、自走式ロボット型掃除機もあるが、これらは掃除道具として万能ではなく、ほうきと住み分けがなされるものである。
例えば、掃除機は、使用時の音が大きく、早朝や深夜の使用は憚られる。また、充電式でない掃除機は、電源コードをコンセントにつなぐ必要があるため小回りがきかない。一方で、充電式の掃除機は、パワーが弱く、一回の充電で稼働できる時間も限られている。
これに対し、ほうきは静かにであるため、いつでも掃除をすることができる。また、本ほうきは充電式であることを想定しており、電源コードの制約を受けない。また、掃除機より消費電力が小さいため、1回の充電で長時間使うことができる。
また、自走式ロボット型掃除機では、隙間の掃除が難しい、床に置いてあるものを片付けなければ掃除ができない、汚れが気になる場所をピンポイントで掃除するのが難しい、といった欠点がある。さらに、自走式ロボット型掃除機では、自分の目で部屋の状態を確認できなかったり、達成感が得られなかったりする。
これに対し、ほうきを用いることで、隙間など細かいところも掃除できるし、床に置いてあるものを避けて掃除することもできるし、汚れが気になる場所をピンポイントで掃除することもできる。このように、ほうきを用いる物理的なメリットがある。また、ほうきで掃除をすることで、自分の目で部屋の状態を確認できるし、自ら掃除をすることで気持ちよさや達成感が得られる。このように、ほうきを用いる心理的なメリットもある。
このように、掃除機(自走式ロボット型掃除機を含む)とほうきは異なるものであり、本実施形態で説明した機能をほうきに持たせることに大きな意義がある。
なお、図1、図3、図4および図6で例示した掃除管理システムは一例にすぎない。例えば、ほうき100の各手段の少なくとも一部を掃除管理サーバ200あるいは端末装置300に設けてもよいし、掃除管理サーバ200の各手段の少なくとも一部をほうき100あるいは端末装置300に設けてもよいし、端末装置300の各手段の少なくとも一部をほうき100あるいは掃除管理サーバ200に設けてもよい。例えば、端末装置300に使用者特定手段12および/または使用期間特定手段を設けてもよい。あるいは、掃除管理サーバ200を設けず、端末装置300で完結した掃除管理アプリとしてもよい。
上述した実施形態は、本発明が属する技術分野における通常の知識を有する者が本発明を実施できることを目的として記載されたものである。上記実施形態の種々の変形例は、当業者であれば当然になしうることであり、本発明の技術的思想は他の実施形態にも適用しうることである。したがって、本発明は、記載された実施形態に限定されることはなく、特許請求の範囲によって定義される技術的思想に従った最も広い範囲とすべきである。
100 ほうき
1 柄
2 掃除部材
11 データ取得手段
12 使用者特定手段
12a 指紋認証システム
13 使用期間特定手段
13a スイッチ
14 通信手段
200 掃除管理サーバ
21 通信手段
22 掃除面積算出手段
23 掃除状況管理手段
24 サービス提供手段
25 記憶手段
300 端末装置
31 タッチパネル
32 通信手段
33 制御手段

Claims (12)

  1. 掃除面積の算出に用いられる加速度または電波の強度のデータを取得するデータ取得手段と、
    前記データを送信する通信手段と、
    前記データ取得手段および前記通信手段を駆動する二次電池と、を備えるほうき。
  2. 当該ほうきの使用者を特定する使用者特定手段を備え、
    前記通信手段は、前記使用者を示す情報を送信する、請求項1に記載のほうき。
  3. 前記使用者特定手段は、当該ほうきの柄に設けられた指紋認証システムである、請求項2に記載のほうき。
  4. 掃除の開始および終了を特定する使用期間特定手段を備え、
    前記通信手段は、掃除の開始および終了を示す情報を送信する、請求項1乃至3のいずれかに記載のほうき。
  5. コンピュータを、ほうきに設けられたデータ取得手段によって取得され、前記ほうきの通信手段によって送信され加速度または電波の強度のデータに基づいて算出された掃除面積を表示させる制御手段として機能させる掃除管理プログラム。
  6. 前記掃除面積は、前記ほうきに設けられた使用者特定手段によって特定された、前記ほうきの使用者を示す情報に基づいて、使用者ごとに算出され、
    前記制御手段は、使用者ごとに掃除面積を表示させる、請求項5に記載の掃除管理プログラム。
  7. 前記制御手段は、掃除面積を使用者ごとに対比できるよう表示させる、請求項6に記載の掃除管理プログラム。
  8. 前記制御手段は、前記データ取得手段によって取得された加速度を積分して前記掃除面積を算出する、請求項5に記載の掃除管理プログラム。
  9. 前記電波は、1または複数の基準位置から発せられ、
    前記制御手段は、前記電波の強度に基づいて前記1または複数の基準位置と前記ほうきとの距離を推定して前記掃除面積を算出する、請求項5に記載の掃除管理プログラム。
  10. ほうきに設けられたデータ取得手段によって取得され、前記ほうきの通信手段によって送信され加速度または電波の強度のデータに基づいて、掃除面積を算出する掃除面積算出手段を備える、掃除管理サーバ。
  11. 前記掃除面積算出手段は、前記ほうきに設けられた使用者特定手段によって特定された、前記ほうきの使用者を示す情報に基づき、使用者ごとに掃除面積を算出する、請求項10に記載の掃除管理サーバ。
  12. 前記掃除面積に応じた報酬を付与すること、および、掃除に関する課題を提供することの少なくとも一方を行うサービス提供手段を備える、請求項10または11に記載の掃除管理サーバ。
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