JP7235181B1 - 情報処理装置、発電システム、及び情報処理方法 - Google Patents

情報処理装置、発電システム、及び情報処理方法 Download PDF

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Abstract

プロセッサ及び記憶装置を有する情報処理装置であって、再生可能エネルギー利用型の発電設備の発電量を予測しようとする対象日における、前記発電設備の設置場所における予測発電量を算出し、前記対象日における前記予測発電量と、前記対象日における予測電力価格と、に基づき、前記対象日における前記発電設備の発電量の少なくとも一部を充電する蓄電池に対する充電計画量を算出し、前記充電計画量と前記予測電力価格とに基づき、前記対象日における前記蓄電池に対する放電計画量を算出し、前記充電計画量が前記蓄電池の容量以下であるとともに、前記放電計画量が前記充電計画量以下である第1条件を満足するとき、前記対象日におけるスポット入札量を決定する。【選択図】図5

Description

本発明は、情報処理装置、発電システム、及び情報処理方法に関する。
特許文献1には、同一の受電端を介して電力系統に接続される複数の太陽光発電装置を備える電力運用システムが開示されている。複数の太陽光発電装置の各々は、太陽光を受けて電力を出力するための太陽電池と、電力を蓄積するための蓄電池と、他の太陽光発電装置と通信するための通信インタフェースと、電力の蓄積と電力の電力系統への出力とを制御するための電池制御部とを含む。複数の太陽光発電装置のうちの第1の太陽光発電装置の電池制御部は、第1の太陽光発電装置に、第1の期間の間、電力の蓄積よりも電力の電力系統への出力を優先させ、通信インタフェースを介して、複数の太陽光発電装置のうちの第2の太陽光発電装置に、第1の期間よりも所定時間遅れた第2の期間の間、電力の蓄積よりも電力の電力系統への出力を優先させる。特許文献1によれば、複数の太陽光発電装置による電力系統への売電量の変動を低減させることができる。
特許文献2には、直流電力を蓄積し、直流電力を交流電力に変換して電力系統へ供給するPCS(Power Conditioning Subsystem)へ、直流電力を入力する蓄電システムが開示されている。蓄電システムは、PCSの入力電圧範囲に合致した電圧範囲を持ち、直流電力を貯める蓄電池と、直流電力を所定の直流電力に変換して蓄電池を充電する電力変換器と、蓄電池に貯められた直流電力を放電する放電用スイッチと、PCSの入力電力を検出して検出信号を出力するセンサと、検出信号に基づいて電力変換器の変換電力を制御すると共に、太陽光発電装置の非発電時にスイッチをオン状態にして蓄電池の放電を制御する制御部と、を有する。特許文献2によれば、太陽光発電装置が持つ余剰電力のみを蓄電池に充電しておき、夜間等の太陽光発電装置が発電できない時間帯に、蓄電池放電を行うことで、より多くの太陽光由来エネルギーの供給と、PCSの稼働向上を実現することができる。
特開2011-109770号公報 特開2018-98952号公報
しかし、特許文献1,2に開示された発明では、日中等において太陽光発電装置の発電電力のうち余剰電力を蓄電池に充電し、夜間等において蓄電池に充電された電力を電力系統に放電する、所謂タイムシフトが行われるが、当日の太陽光発電装置の実績が前日までに約定した太陽光発電装置の計画と異なった場合におけるインバランスを回避することは考慮されていないため、インバランスに基づく料金の支払いが発生する虞があった。
本発明は上記課題を鑑みてなされたものであり、再生可能エネルギー利用型の発電設備において、インバランスを回避しつつタイムシフトも同時に実現することを1つの目的とする。
上記の目的を達成するための本発明のうちの1つは、プロセッサ及び記憶装置を有する情報処理装置であって、再生可能エネルギー利用型の発電設備の発電量を予測しようとする対象日における、前記発電設備の設置場所における予測発電量を算出し、前記対象日における前記予測発電量と、前記対象日における予測電力価格と、に基づき、前記対象日における前記発電設備の発電量の少なくとも一部を充電する蓄電池に対する充電計画量を算出し、前記充電計画量と、前記予測電力価格と、に基づき、前記対象日における前記蓄電池に対する放電計画量を算出し、前記充電計画量が前記蓄電池の容量以下であるとともに、前記放電計画量が前記充電計画量以下である第1条件を満足するとき、前記対象日におけるスポット入札量を決定する。
本発明の情報処理装置によれば、FIP(Feed In Premium)制度の下で、再生可能エネルギー利用型の発電設備を用いて、インバランスを回避しつつタイムシフトも同時に実現することが可能となる。つまり、タイムシフトを行うことで得られる収益で、インバランスが発生した際に支払うペナルティを賄うことができる。
上記の目的を達成するための本発明のうちの他の1つは、情報処理装置であって、前記第1条件を満足しないとき、蓄電池への充電量を所定量だけ減らすことにより、新たな前記充電計画量及び前記放電計画量を算出する処理を、前記第1条件を満足するまで繰り返す。
本発明の情報処理装置によれば、第1条件を満足するまで充電計画量及び放電計画量を算出し、蓄電池の充放電のみで同時同量の制御を行うことが可能となる。尚、所定量は、予測発電量pに0以上1未満の補正係数aを乗じることにより得られる値である。
上記の目的を達成するための本発明のうちの他の1つは、情報処理装置であって、前記第1条件を満足しないとき、前記補正係数を所定値だけ大きい値に変更する処理を、前記第1条件を満足するまで繰り返し、p-ap(但し、a:補正係数、p:予測発電量)の前記充電計画量を算出する。
本発明の情報処理装置によれば、補正係数の変更に用いる所定値を小さく設定することにより、第1条件を満足する充電計画量及び放電計画量を算出する際の精度を向上させることが可能となる。
上記の目的を達成するための本発明のうちの他の1つは、情報処理装置であって、前記対象日における前記予測電力価格に基づき、前記発電設備による発電が見込まれる時間帯における前記予測電力価格の平均価格と、全時間帯における前記予測電力価格の中の最大価格と、を抽出し、前記平均価格が予め定められた基準価格以下である第2条件と、前記平均価格に対する前記最大価格の割合が予め定められた基準値以上である第3条件と、の双方を満足しないとき、前記充電計画量及び前記放電計画量を算出する。
本発明の情報処理装置によれば、第2条件を満足しないと、発電設備による発電が見込まれる時間帯におけるインバランス料金が高くなる虞があり、一方、第3条件を満足しないと、発電設備の発電による収益を見込めなくなる虞があるため、第2条件及び第3条件の双方を満足しないとき、第1条件を満足する充電計画量及び放電計画量を算出し、蓄電池の充放電のみで同時同量の制御を行うことが可能となる。
上記の目的を達成するための本発明のうちの他の1つは、情報処理装置であって、前記第2条件及び前記第3条件の何れか一方を満足するとき、前記予測発電量及び前記予測電力価格に基づき、前記充電計画量を算出し、前記充電計画量及び前記予測電力価格に基づき、前記放電計画量を算出し、前記スポット入札量を決定する。
本発明の情報処理装置によれば、第2条件を満足すると、発電設備による発電が見込まれる時間帯におけるインバランス料金が安くなる可能性があり、一方、第3条件を満足すると、発電設備の発電による収益を見込める可能性があるため、第2条件又は第3条件の少なくとも一方を満足すると、第1条件を満足するか否かの判断を考慮せずに充電計画量及び放電計画量を算出し、蓄電池の充放電のみで同時同量の制御を行うことが可能となる。
上記の目的を達成するための本発明のうちの他の1つは、情報処理装置であって、前記対象日における前記蓄電池の初期SOC(State Of Charge)が0%となるように、前記スポット入札量を決定する。
本発明の情報処理装置によれば、対象日における蓄電池の充放電の制御を簡単とし、同時同量の制御を確実とすることが可能となる。
その他、本願が開示する課題、及びその解決方法は、発明を実施するための形態の欄の記載、及び図面の記載等により明らかにされる。
本発明によれば、再生可能エネルギー利用型の発電設備を用いて、インバランスを回避しつつタイムシフトも同時に実現することが可能となる。
本実施形態に係る発電システムの概略的な構成を示すブロック図である。 本実施形態に係る発電設備が備える監視制御装置の主な機能を示すブロック図である。 本実施形態に係る日射量予測値の一例を示す図である。 本実施形態に係る実績値の一例を示す図である。 本実施形態に係る予測発電量の一例を示す図である。 本実施形態に係る監視制御装置の実現に用いる情報処理装置のハードウェアの一例を示すブロック図である。 対象日におけるスポット入札量を当該対象日の前日までに決定する際の、本実施形態に係る監視制御装置の処理の一例を示すフローチャートである。 本実施形態に係る予測電力価格の推移の一例を示すグラフである。 本実施形態に係る予測発電量及びスポット入札量の推移の一例を示すグラフである。 本実施形態に係る予測発電量及びスポット入札量の推移の他の一例を示すグラフである。
本明細書および添付図面の記載により、少なくとも以下の事項が明らかとなる。以下、本発明をその一実施形態に即して添付図面を参照しつつ説明する。尚、本実施形態において、同一の又は類似する構成については共通の符号を付してその説明を省略することがある。また、本実施形態において、「情報」、「データ」、「テーブル」等の表現にて各種情報を説明することがあるが、各種情報は、これら以外のデータ構造で表現されていてもよい。また、本実施形態において、符号の前に付している「S」の文字は処理ステップを意味する。
図1は、本実施形態に係る発電システム1の概略的な構成を示すブロック図である。尚、本実施形態では、再生可能エネルギー利用型の発電設備として、例えば太陽光発電設備(以下、「PV発電設備20」(PV:Photo Voltaic)と称する。)を用いることとする。
発電システム1は、PV発電設備20と、PV発電設備20の監視や制御を行うための各種の設備や装置を含む。具体的には、発電システム1は、PV発電設備20の他、蓄電池30、蓄電池制御装置40、気象情報提供装置60、監視制御装置100、計測装置70を含む。
PV発電設備20、蓄電池30、蓄電池制御装置40、気象情報提供装置60、監視制御装置100、計測装置70は、通信ネットワーク5を介して互いに双方向通信が可能な状態で接続されている。尚、通信ネットワーク5は、例えば、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)、専用線、電力線通信網、各種公衆通信網等である。また、PV発電設備20、蓄電池30、計測装置70は、通信ネットワーク5の他、一般電気事業者等によって運用される電力系統3にも接続されている。また、気象情報提供装置60は、通信ネットワーク5の他、インターネット6にも接続されている。
PV発電設備20は、例えば、多結晶シリコン型発電素子、単結晶シリコン型発電素子、薄膜型発電素子等を用いて構成される太陽光発電パネルを備える。また、PV発電設備20は、太陽光発電パネルによって発電された直流を交流に変換して電力系統3に供給する、インバータまたはパワーコンディショナ(PCS:Power Conditioning Subsystem)を備える。また、PV発電設備20は、電力系統3の周波数、過電圧/電圧不足、停電有無等を検出して電力系統3との接続を切り離す系統連系保護装置を備える。
蓄電池30は、例えば、鉛電池、リチウムイオン電池、ナトリウム硫黄電池、ニッケル水素電池、レドックスフロー電池、燃料電池、キャパシタ電池等である。蓄電池30は、電力系統3との間で充放電を行うためのインバータまたはパワーコンディショナを備える。蓄電池30は、PV発電設備20の発電量の計画値に対する余剰分の電力の充電又は不足分の電力の放電を行う役割を果たす。
蓄電池制御装置40は、監視制御装置100から通信ネットワーク5を介して受信する制御指示に基づき、蓄電池30の充電制御又は放電制御(以下、「充放電制御」と称する。)を行う。蓄電池制御装置40は、例えば、対象日における蓄電池30の充電量及び放電量が等しくなるように、蓄電池30の充放電制御を行う。尚、蓄電池30が蓄電池制御装置40の機能を兼ね備えることとしてもよい。
監視制御装置100は、PV発電設備20から電力系統3への電力の供給量が予め設定された電力量(計画量)を上回る場合、蓄電池30が余剰分の電力を充電するように、蓄電池制御装置40に蓄電池30のための制御指示(充電指示)を送信する。また、監視制御装置100は、PV発電設備20から電力系統3への電力の供給量が上記の計画値を下回る場合、蓄電池30が不足分の電力を電力系統3に向けて放電するように、蓄電池制御装置40に蓄電池30のための制御指示(放電指示)を送信する。
気象情報提供装置60は、PV発電設備20の設置場所の周辺地域に存在する気象観測所やインターネット6上の気象情報提供サーバ7等から提供される気象情報に基づき、未来の所定期間(例えば翌日の日中)における、PV発電設備20の設置場所における日射量を予測し、予測した日射量(以下、「日射量予測値」と称する。)を監視制御装置100に随時提供する。また、気象情報提供装置60は、気象観測所や気象情報提供サーバ7から提供される、過去の所定期間(例えば、過去数年間)における、PV発電設備20の設置場所における日射量(以下、「日射量実測値」と称する。)を蓄積管理し、日射量実測値を監視制御装置100に随時提供する。
計測装置70は、電力系統3の状態に関する情報(周波数、過電圧/電圧不足、停電有無等)を計測し、計測値を通信ネットワーク5を介して監視制御装置100に送信する。
図2は、本実施形態に係る発電システム1が備える監視制御装置100の主な機能を示すブロック図である。監視制御装置100は、記憶部110、日射量予測値取得部120、実績値管理部125、予測発電量算出部130、予測電力価格算出部135、充電計画量算出部140、放電計画量算出部145、発電出力変動抑制部150、充放電計画量比較部155を備える。
上記の機能のうち、記憶部110は、主な情報(データ)として、日射量予測値111、実績値112、予測発電量113、予測電力価格114、充電計画量115、放電計画量116を記憶する。
図3Aは、日射量予測値111の一例を示す図である。日射量予測値111は、日時1111および日射量予測値1112の各項目を有する複数のレコードからなるテーブル構造を有する。日射量予測値111の1つのレコードは、予測日の予測時間帯(日時1111)における日射量予測値1112に対応する。日射量予測値111によれば、未来の所定期間(例えば翌日)の日射量予測値を得ることができる。
図2に戻り、記憶部110が記憶する上記の情報のうち、実績値112は、過去の所定期間における、PV発電設備20の設置場所における天気、当該設置場所における日射量の実測値と、PV発電設備20の発電量の実績値(以下、「発電量実績値」と称する。)と、を対応づけた情報を含む。
図3Bは、実績値112の一例を示す図である。実績値112は、年月日1121、天気1122、日射量実測値1123、発電量実績値1124の各項目を有する複数のレコードからなるテーブル構造を有する。実績値112の1つのレコードは、過去のある日(年月日1121)における実測値(日射量実測値1123、発電量実績値1124等)に対応する。実績値112によれば、過去のある日における、天気、日射量実測値、発電量実績値を得ることができる。
図2に戻り、記憶部110が記憶する上記の情報のうち、予測発電量113は、日射量予測値に基づき算出される、対象日におけるPV発電設備20の発電量の予測値である。
記憶部110が記憶する上記の情報のうち、予測電力価格114は、日射量予測値111、実績値112、電力価格の過去実績に基づき算出される、対象日における電力価格の予測値である。
図3Cは、予測発電量113の一例を示す図である。予測発電量113は、日時1131及び予測発電量1132の各項目を有する複数のレコードからなるテーブル構造を有する。予測発電量113の1つのレコードは、予測日の予測時間帯(日時1131)における予測発電量1132に対応する。予測発電量113によれば、未来の所定期間(例えば翌日)の予測発電量を得ることができる。
記憶部110が記憶する上記の情報のうち、充電計画量115は、予測発電量113、予測電力価格114、0以上1未満の補正係数に基づき算出される、PV発電設備20から電力系統3への電力の供給量を適正(計画値同時同量)とする、対象日における蓄電池30に対する充電量の計画値である。充電計画量115は、蓄電池30の容量以下の範囲で、例えば、「p-ap」(但し、a:補正係数、p:予測発電量)から算出される。
記憶部110が記憶する上記の情報のうち、放電計画量116は、予測電力価格114及び充電計画量115に基づき算出される、対象日における蓄電池30に対する放電量の計画値である。放電計画量116は、充電計画量115以下の範囲で算出されるが、蓄電池の初期SOCを0%とする必要があることから、本実施形態では、充電計画量115と等しくなるように算出されることとする。
図2に示す機能のうち、日射量予測値取得部120は、気象情報提供装置60から、対照日における日射量予測値111を取得する。記憶部110は、日射量予測値取得部120が取得した日射量予測値111を記憶する。
実績値管理部125は、日射量実測値1123及び発電量実績値1124等の実績値112を管理する。実績値管理部125は、例えば、監視制御装置100が自ら生成した発電量実績値1124を管理する。また、実績値管理部125は、例えば、気象情報提供装置60から取得した日射量実測値1123を管理する。記憶部110は、実績値管理部125が管理する日射量実測値1123及び発電量実績値1124等の実績値112を記憶する。
予測発電量算出部130は、PV発電設備20の仕様、日射量予測値111、実績値112に基づき、対象日におけるPV発電設備20の予測発電量113を算出する。また、予測発電量算出部130は、例えば、PV発電設備20の仕様、日射量予測値111、実績値112の関係を学習したモデル(機械学習モデル、ルールベース)に基づき、予測発電量113を算出するようにしてもよい。記憶部110は、予測発電量算出部130が算出した予測発電量113を記憶する。
予測電力価格算出部135は、例えば、対象日の前日までに、日射量予測値111、実績値112、電力価格の過去実績に基づき、電力価格の予測モデルを用いて、対象日における電力価格の予測値(以下、「予測電力価格114」と称する)を一定時間(例えば30分)単位で算出する。記憶部110は、予測電力価格算出部135が算出した予測電力価格114を記憶する。
充電計画量算出部140は、予測発電量113、予測電力価格114、0以上1未満の補正係数に基づき、対象日において蓄電池30がPV発電設備20の余剰電力を充電する際の充電計画量115を上記の算出式「p-ap」から算出する。記憶部110は、充電計画量算出部140が算出した充電計画量115を記憶する。
放電計画量算出部145は、予測発電量113及び予測電力価格114に基づき、対象日において蓄電池30がPV発電設備20から充電済みの電力を電力系統3に放電する際の放電計画量116を算出する。記憶部110は、放電計画量算出部145が算出した放電計画量116を記憶する。
充放電計画量比較部155は、放電計画量116が充電計画量115と等しいかどうかを監視制御装置100が判断することができるように、充電計画量115及び放電計画量116を比較する。
発電出力変動抑制部150は、PV発電設備20の発電量や計測装置70から送信される電力系統3の情報(周波数、過電圧/電圧不足、停電有無等)を監視し、蓄電池30がPV発電設備20の予測発電量113に対する余剰分の電力の充電又は不足分の電力の放電を行うことにより、PV発電設備20の出力変動を補い、PV発電設備20から電力系統3への電力の供給量が適正になるように、蓄電池30の充放電を制御する。発電出力変動抑制部150は、上記の制御のための充電指示または放電指示を蓄電池制御装置40に随時送信する。
図4は、監視制御装置100の実現に用いる情報処理装置10のハードウェアの一例を示すブロック図である。情報処理装置10は、プロセッサ11、主記憶装置12、補助記憶装置13、入力装置14、出力装置15、通信装置16を備える。情報処理装置10は、例えば、パーソナルコンピュータ、オフィスコンピュータ、各種サーバ装置、汎用機等である。情報処理装置10は、その全部又は一部が、例えば、クラウドシステムによって提供される仮想サーバのように、仮想化技術を用いて提供される仮想的な情報処理資源を用いて実現されるものであってもよい。監視制御装置100は、通信可能に接続された複数の情報処理装置10を用いて実現されるものであってもよい。
プロセッサ11は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、MPU(Micro Processing Unit)、GPU(Graphics Processing Unit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、AI(Artificial Intelligence)チップ等を用いて構成される。
主記憶装置12は、プログラムやデータを記憶する装置であり、例えば、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、不揮発性メモリ(NVRAM(Non Volatile RAM))等である。
補助記憶装置13は、例えば、SSD(Solid State Drive)、ハードディスクドライブ、光学式記憶装置(CD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disc)等)、ストレージシステム、ICカード、SDカード、光学式記録媒体等の記録媒体の読取/書込装置、クラウドサーバの記憶領域等である。補助記憶装置13には、記録媒体の読取装置や通信装置16を介してプログラムやデータを読み込むことができる。補助記憶装置13に記憶されているプログラムやデータは主記憶装置12に随時読み込まれる。
入力装置14は、外部からの入力を受け付けるインタフェースであり、例えば、キーボード、マウス、タッチパネル、カードリーダ、ペン入力方式のタブレット、音声入力装置等である。
出力装置15は、処理経過や処理結果等の各種情報を出力するインタフェースである。出力装置15は、例えば、上記の各種情報を可視化する表示装置(LCD(Liquid Crystal Display)、グラフィックカード等)、上記の各種情報を音声化する装置(音声出力装置(スピーカ等))、上記の各種情報を文字化する装置(印字装置等)である。尚、情報処理装置10は、通信装置16を介して他の装置との間で情報の入力や出力を行う構成としてもよい。
入力装置14および出力装置15は、ユーザとの間で情報の受け付けや情報の提示を行うユーザインタフェースを構成する。
通信装置16は、通信ネットワーク5等の通信基盤を介した他の装置との間での通信(有線通信又は無線通信)を実現する装置であり、例えば、NIC(Network Interface Card)、無線通信モジュール、USBモジュール等を用いて構成される。
尚、情報処理装置10には、例えば、オペレーティングシステム、ファイルシステム、DBMS(Data Base Management System)(リレーショナルデータベース、NoSQL等)、KVS(Key-Value Store)等が導入されていてもよい。
監視制御装置100が備える機能は、情報処理装置10のプロセッサ11が、主記憶装置12に記憶されているプログラムを読み出して実行することにより、又は、監視制御装置100を構成するハードウェア(FPGA、ASIC、AIチップ等)自体の機能によって実現される。監視制御装置100は、前述した各種の情報(データ)を、例えば、データベースのテーブルやファイルシステムが管理するファイルとして記憶する。
図5は、対象日におけるスポット入札量を当該対象日の前日までに決定する際の、監視制御装置100の処理の一例を示すフローチャートである。尚、監視制御装置100は、発電システム1の管理者等が監視制御装置100のユーザインタフェースに対して所定の開始操作を行ったことを契機として一連の処理を開始する。ここで、一連の処理が開始されたとき、監視制御装置100では、日射量予測値取得部120が気象情報提供装置60から対象日における日射量予測値111を取得し、記憶部110が日射量予測値111を記憶した状態であることとする。また、監視制御装置100では、実績値管理部125が過去における日射量実測値1123及び発電量実績値1124等の実績値112を管理し、記憶部110が日射量実測値1123及び発電量実績値1124等の実績値112を記憶した状態であることとする。また、監視制御装置100では、下記の平均価格と比較する基準価格と、下記の最大価格/平均価格と比較する基準値を算出した状態であることとする。
先ず、発電システム1の管理者等が監視制御装置100のユーザインタフェースに対して所定の開始操作を行ったことを契機として、監視制御装置100では、予測発電量算出部130が対象日におけるPV発電設備20の予測発電量113を算出し、記憶部110が予測発電量113を記憶する(S501)。
次に、監視制御装置100では、予測電力価格算出部135が対象日における予測電力価格114を算出し、記憶部110が予測電力価格114を記憶する(S502)。
次に、監視制御装置100は、対象日における予測電力価格114に基づき、PV発電設備20による発電が見込まれる時間帯(例えば9時~16時)における予測電力価格114の平均価格と、全時間帯における予測電力価格114の中の最大価格と、を抽出する(S503)。
次に、監視制御装置100は、予測電力価格114の平均価格が予め定められた基準価格以下である第2条件を満足するかどうかを判断する(S504)。尚、予測電力価格114の平均価格と比較される基準価格は、PV発電設備20による発電が見込まれる時間帯におけるインバランス料金が割安かどうかを判断するときの指標となる価格である。例えば、予測電力価格114の平均価格が基準価格以下であるとき、インバランス料金は安いこととなる。一方、予測電力価格114の平均価格が基準価格よりも大きいとき、インバランス料金は高いこととなる。監視制御装置100は、例えば、予測電力価格114と過去における電力価格の実績値とに基づくインバランス料金のシミュレーションから基準価格を算出する。基準価格の設定に関して、監視制御装置100の代わりに人工知能であるAIを有するコンピュータ等を用いてもよい。
監視制御装置100は、予測電力価格114の平均価格が基準価格以下である第2条件を満足しないと判断すると(S504:NO)、予測電力価格114の平均価格に対する最大価格の割合が予め定められた基準値以上である第3条件を満足するかどうかを判断する(S505)。尚、予測電力価格114の平均価格に対する最大価格の割合と比較される基準値は、予測電力価格114の平均価格及び最大価格の価格差で収益を見込めるかどうかを判断するときの指標となる値である。例えば、予測電力価格114の平均価格に対する最大価格の割合が基準値以上であるとき、収益を見込めることとなる。一方、予測電力価格114の平均価格に対する最大価格の割合が基準値よりも小さいとき、収益を見込めないこととなる。監視制御装置100は、例えば、予測電力価格114と過去における電力価格の実績値とに基づく収益のシミュレーションから基準値を算出する。基準値の設定に関して、監視制御装置100の代わりに人工知能であるAIを有するコンピュータ等を用いてもよい。
監視制御装置100は、予測電力価格114の平均価格が基準価格以下である第2条件を満足したと判断すると(S504:YES)、PV発電設備20による発電が見込まれる時間帯におけるインバランス料金が安くなることから、上記のステップS505の判断結果に関わらず、予測発電量113及び予測電力価格114の情報に基づき、以下に説明するタイムシフトのみに特化してスポット入札量を決定する(S506)。或いは、監視制御装置100は、予測電力価格114の平均価格に対する最大価格の割合が基準値以上である第3条件を満足したと判断すると(S505:YES)、予測電力価格114の平均価格及び最大価格の価格差で収益を見込めることから、上記のステップS504の判断結果に関わらず、予測発電量113及び予測電力価格114の情報に基づき、タイムシフトに特化してスポット入札量を決定する(S506)。
図6Aは、予測電力価格114の推移の一例を示すグラフであり、横軸は対象日の0時から24時までの時間(何時何分)を示し、縦軸は予測電力価格114(円)を示す。説明の便宜上、対象日の開始時刻(0時)を時刻t0、日の出の時刻を時刻t1、PV発電設備20が十分な発電を開始する時刻を時刻t2、PV発電設備20が十分な発電を終了する時刻を時刻t3、日の入りの時刻を時刻t5、対象日の終了時刻(24時)を時刻t6とする。図6Aから明らかなように、日中はPV発電設備20による発電が見込まれることから、予測電力価格114は安くなり、夜間はPV発電設備20による発電が見込まれないことから、予測電力価格114は高くなる傾向にある。つまり、発電システム1の管理者等にとって、予測電力価格114が安くなる日中の時間帯に、PV発電設備20の余剰電力を蓄電池30に充電し、予測電力価格114が高くなる夜間の時間帯に、蓄電池30に既に充電されている電力を電力系統3に放電することが望ましい。
図6Bは、予測発電量113及びスポット入札量の推移の一例を示すグラフであり、横軸は対象日の0時から24時までの時間(何時何分)を示し、縦軸は予測発電量113(細実線)及びスポット入札量(太実線)(KWh)を示す。図6A及び図6Bの横軸の時間間隔は同一であることとする。時刻t0における蓄電池30の初期SOC(State Of Charge)は0%であることとする。
以下、図6A及び図6Bを参照しながら、ステップS506の処理を具体的に説明する。
時刻t0~t1は、日の出前のPV発電設備20による発電が見込まれない時間帯(予測発電量113=0(KWh))であるため、監視制御装置100は蓄電池制御装置40に充電指示を行わず、蓄電池30は充電動作を行わないこととする。そして、監視制御装置100は、時刻t0~t1におけるスポット入札量をゼロに決定する。
時刻t1~t2は、日の出直後のPV発電設備20による十分な発電が見込まれない時間帯であるため、引き続き、監視制御装置100は蓄電池制御装置40に充電指示を行わず、蓄電池30は充電動作を行わないこととする。そして、監視制御装置100は、時刻t1~t2における予測発電量113を超えない範囲でスポット入札量を決定する。
時刻t2~t3は、日中のPV発電設備20による十分な発電が見込まれる時間帯であり、更に、予測電力価格114が安い時間帯でもあるため、監視制御装置100は蓄電池制御装置40に充電指示を行い、蓄電池30はPV発電設備20による発電電力のうち予測発電量113の分を余剰電力として充電することとする。そして、監視制御装置100は、時刻t2~t3におけるスポット入札量をゼロに決定する。
時刻t3~t4は、日の入り前のPV発電設備20による十分な発電が見込まれない時間帯であるため、監視制御装置100は蓄電池制御装置40に充電指示を行わず、蓄電池30は充電動作を行わないこととする。そして、監視制御装置100は、時刻t3~t4における予測発電量113を超えない範囲でスポット入札量を決定する。尚、時刻t4は、蓄電池30の一定時間あたりの放電量がパワーコンディショナの容量以下となる条件と、対象日における蓄電池30の充電計画量115(実斜線)及び放電計画量116(破斜線)が等しくなる条件と、を満足するように、時刻t3と時刻t5との間に設定される時刻である。
時刻t4~t5は、日の入り直前のPV発電設備20による十分な発電が見込まれない時間帯であるが、時刻t4に達しているため、監視制御装置100は蓄電池制御装置40に放電指示を行い、蓄電池30は既に充電されている電力を電力系統3に放電することとする。そして、監視制御装置100は、蓄電池30の一定時間あたりの放電量がパワーコンディショナの容量以下となるように、時刻t4~t5におけるスポット入札量を決定する。
時刻t5~t6は、日の入り後のPV発電設備20による発電が見込まれない時間帯であるため、引き続き、監視制御装置100は蓄電池制御装置40に放電指示を行い、蓄電池30は既に充電されている電力を電力系統3に放電することとする。そして、監視制御装置100は、蓄電池30の一定時間あたりの放電量がパワーコンディショナの容量以下となるように、時刻t5~t6におけるスポット入札量を決定する。
ステップS506の処理では、PV発電設備20による発電が見込まれる時間帯におけるインバランス料金が安くなるか、或いは、予測電力価格114の平均価格及び最大価格の価格差で収益が見込めるか、何れか一方の可能性が高くなると、予測発電量113及び予測電力価格114の情報に基づき、タイムシフトに特化してスポット入札量を決定し、PV発電設備20から電力系統3への電力の供給量が適正になるように、蓄電池30の充放電を制御することができる。
一方、監視制御装置100は、PV発電設備20による発電が見込まれる時間帯における予測電力価格114の平均価格が基準価格以下である第2条件を満足しないと判断すると(S504:NO)、PV発電設備20による発電が見込まれる時間帯におけるインバランス料金が高くなることと予測する。更に、監視制御装置100は、予測電力価格114の平均価格に対する最大価格の割合が基準値以上である第3条件を満足しないと判断すると(S505:NO)、予測電力価格114の平均価格と最大価格との価格差では収益を見込めなくなることと予測する。そこで、監視制御装置100は、第2条件及び第3条件の双方を満足しないと判断すると、上述した補正係数の初期値を0(a=0)に設定する(S507)。
次に、監視制御装置100は、「p-ap」から対象日における蓄電池30に対する充電計画量115を算出する(S508)。尚、ap(所定量)に関して、説明の便宜上、補正係数の値ごとに、ap(a=0),ap(a=0.01),ap(a=0.02)等と表記することとする。
次に、監視制御装置100は、対象日における蓄電池30に対する放電計画量116(≦充電計画量)を算出する(S509)。
次に、監視制御装置100は、充電計画量115が蓄電池30の容量以下であるとともに、放電計画量116が充電計画量115以下である第1条件を満足するかどうかを判断する(S510)。
監視制御装置100は、充電計画量115が蓄電池30の容量以下であるとともに、放電計画量116が充電計画量115以下である第1条件を満足しないと判断すると(S510:NO)、ステップS510の時点における補正係数に加算値(例えば0.01)を加算して補正係数の値を変更し(S511)、上記のステップS508~S510の処理を再度実行する。つまり、前記蓄電池への充電量を所定量だけ減らすることにより新たな充電計画量115及び放電計画量116を算出する。尚、加算値は、0.01以外の値であってもよい。
監視制御装置100は、充電計画量115が蓄電池30の容量以下であるとともに、放電計画量116が充電計画量115以下である第1条件を満足したと判断するまで、上記のステップS508~S511の処理を繰り返し実行する。尚、本実施形態では、説明の便宜上、上記のステップS508~S511の処理は2度実行されることとする。
一方、監視制御装置100は、充電計画量115が蓄電池30の容量以下であるとともに、放電計画量116が充電計画量115以下である第1条件を満足したと判断すると(S510:YES)、予測発電量113、予測電力価格114、充電計画量115、放電計画量116の情報に基づき、スポット入札量を決定する(S512)。
図6Cは、予測発電量113及びスポット入札量の推移の一例を示すグラフであり、横軸は対象日の0時から24時までの時間(何時何分)を示し、縦軸は予測発電量113(細実線)及びスポット入札量(太実線)(KWh)を示す。尚、説明の便宜上、図6Cの横軸の時間間隔は、図6A及び図6Bの横軸の時間間隔と同一であることとする。
以下、図6Cを参照しながら、ステップS506~S512の一連の処理を具体的に説明する。
時刻t0~t1は、日の出前のPV発電設備20による発電が見込めない時間帯(予測発電量113=0(KWh))であるため、監視制御装置100は蓄電池制御装置40に充電指示を行わず、蓄電池30は充電動作を行わないこととする。そして、監視制御装置100は、時刻t0~t1におけるスポット入札量をゼロに決定する。
時刻t1~t4は、PV発電設備20による発電が見込める時間帯ではあるが、インバランス料金が高くなるとともに収益を見込めなくなる時間帯でもある。つまり、時刻t1~t4は、PV発電設備20が予測発電量113未満の発電量しか発電しない虞のある時間帯であるため、予測発電量113のみの電力量の情報に基づき、時刻t1~t4におけるスポット入札量を決定することは望ましくない。そこで、監視制御装置100は、補正係数の初期値を0に設定し、「p-ap」から対象日における蓄電池30に対する充電計画量115(実斜線)を算出するとともに、放電計画量116(破斜線)も算出する。監視制御装置100は、充電計画量115及び放電計画量116が等しくなるまで、補正係数を+0.01単位で変更して充電計画量115及び放電計画量116を算出する処理を繰り返す。そして、監視制御装置100は、充電計画量115及び放電計画量116が等しくなったときの、予測発電量pよりも小さいap(a=0.02)で、時刻t1~t4におけるスポット入札量を決定する。尚、時刻t4は、蓄電池30の一定時間あたりの放電量がパワーコンディショナの容量以下となる条件と、対象日における蓄電池30の充電計画量115及び放電計画量116が等しくなる条件と、を満足するように、時刻t3と時刻t5との間で設定される時刻である。第1条件では、放電計画量116が充電計画量115以下であることが条件であるため、本実施形態では、対象日においてPV発電設備20の発電開始時における蓄電池30の初期SOCが0%となるように、充電計画量115及び放電計画量116を等しいこととする。
時刻t4~t5は、日の入り直前のPV発電設備20による十分な発電が見込めない時間帯である。また、時刻t5~t6は、日の入り後のPV発電設備20による発電が見込めない時間帯である。そこで、監視制御装置100は、時刻t4以降の時間帯であるため、監視制御装置100は蓄電池制御装置40に放電指示を行い、蓄電池30は既に充電されている電力を電力系統3に放電することとする。そして、監視制御装置100は、蓄電池30の一定時間あたりの放電量がパワーコンディショナの容量以下となるように、時刻t4~t6におけるスポット入札量を決定する。
ステップS507以降の処理では、PV発電設備20による発電が見込まれる時間帯におけるインバランス料金が高くなるとともに収益を見込めなくなる虞があることから、予測発電量113、予測電力価格114、補正係数の情報に基づき、充電計画量115及び放電計画量116が等しくなるところでスポット入札量を決定し、PV発電設備20から電力系統3への電力の供給量が適正になるように、蓄電池30の充放電を制御することができる。
なお上記の実施形態では、充電計画量115及び放電計画量116が等しくなるまで、補正係数aを+0.01単位で変更して充電計画量115及び放電計画量116を算出する処理を繰り返す場合の例を説明したが、補正係数aを用いなくてもよい。例えば監視制御装置100は、充電計画量115及び放電計画量116が等しくなるまで、予測発電量pから蓄電池30への充電量を所定量ずつ減らしていってもよい。
以上説明したように、監視制御装置100の実現に用いる情報処理装置10は、プロセッサ11及び記憶装置(主記憶装置12、補助記憶装置13)を有し、PV発電設備20の発電量を予測しようとする対象日における、PV発電設備20の設置場所における予測発電量113を算出し、対象日における予測発電量113と、対象日における予測電力価格114と、に基づき、対象日におけるPV発電設備20の発電量の少なくとも一部を充電する蓄電池30に対する充電計画量115(図6Cの実斜線)を算出し、充電計画量115と予測電力価格114とに基づき、対象日における蓄電池30に対する放電計画量116(図6Cの破斜線)を算出し、充電計画量115が蓄電池30の容量以下であるとともに、放電計画量116が充電計画量115以下である第1条件を満足するとき、対象日におけるスポット入札量を決定する。
情報処理装置10によれば、FIP(Feed In Premium)制度の下で、PV発電設備20を用いて、インバランスを回避しつつタイムシフトも同時に実現することが可能となる。つまり、タイムシフトを行うことで得られる収益で、インバランスが発生した際に支払うペナルティを賄うことができる。
また、情報処理装置10は、第1条件を満足しないとき、蓄電池30への充電量を所定量だけ減らすことにより新たな充電計画量115及び放電計画量116を算出する処理を、第1条件を満足するまで繰り返す。
情報処理装置10によれば、第1条件を満足するまで充電計画量115及び放電計画量116を算出し、蓄電池30の充放電のみで同時同量の制御を行うことが可能となる。尚、所定量は、予測発電量pに0以上1未満の補正係数aを乗じることにより得られる値である。
また、情報処理装置10は、第1条件を満足しないとき、補正係数を所定値(例えば0.01)だけ大きい値に変更する処理を、第1条件を満足するまで繰り返し、「p-ap」(但し、a:補正係数、p:予測発電量)の計算式から充電計画量115を算出する。
情報処理装置10によれば、補正係数の変更に用いる所定値を小さく設定することにより、第1条件を満足する充電計画量115及び放電計画量116を算出する際の精度を向上させることが可能となる。
また、情報処理装置10は、対象日における予測電力価格114に基づき、PV発電設備20による発電が見込まれる時間帯における予測電力価格114の平均価格と、全時間帯における予測電力価格114の中の最大価格と、を抽出し、平均価格が予め定められた基準価格以下である第2条件と、平均価格に対する最大価格の割合が予め定められた基準値以上である第3条件と、の双方を満足しないとき、第1条件を満足する充電計画量115及び放電計画量116を算出する。
情報処理装置10によれば、第2条件を満足しないと、PV発電設備20による発電が見込まれる時間帯におけるインバランス料金が高くなる虞があり、一方、第3条件を満足しないと、PV発電設備20の発電による収益を見込めなくなる虞があるため、第2条件及び第3条件の双方を満足しないとき、第1条件を満足する充電計画量115及び放電計画量116を算出し、蓄電池30の充放電のみで同時同量の制御を行うことが可能となる。
また、情報処理装置10は、第2条件及び第3条件の何れか一方又は双方を満足するとき、予測発電量113及び予測電力価格114に基づき、充電計画量115を算出し、充電計画量115及び予測電力価格114に基づき、放電計画量116を算出し、スポット入札量を決定する。
情報処理装置10によれば、第2条件を満足すると、PV発電設備20による発電が見込まれる時間帯におけるインバランス料金が安くなる可能性があり、一方、第3条件を満足すると、PV発電設備の発電による収益を見込める可能性があるため、第2条件又は第3条件の少なくとも一方を満足すると、第1条件を満足するか否かの判断を考慮せずに充電計画量115及び放電計画量116を算出し、蓄電池30の充放電のみで同時同量の制御を行うことが可能となる。
また、情報処理装置10は、対象日における蓄電池30の初期SOCが0%となるように、スポット入札量を決定する。
情報処理装置10によれば、対象日における蓄電池30の充放電の制御を簡単とし、同時同量の制御を確実とすることが可能となる。
その他、本願が開示する課題、及びその解決方法は、発明を実施するための形態の欄の記載、及び図面の記載等により明らかにされる。
尚、本実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明はその趣旨を逸脱することなく変更、改良され得るとともに、本発明にはその等価物も含まれる。例えば、本発明の再生可能エネルギー利用型の発電設備は、PV発電設備20の他、風力発電設備であってもよい。
1 発電システム
3 電力系統
5 通信ネットワーク
7 気象情報提供サーバ
10 情報処理装置
11 プロセッサ
12 主記憶装置
13 補助記憶装置
14 入力装置
15 出力装置
16 通信装置
20 PV発電設備
30 蓄電池
40 蓄電池制御装置
60 気象情報提供装置
70 計測装置
100 監視制御装置
110 記憶部
120 日射量予測値取得部
125 実績値管理部
130 予測発電量算出部
135 予測電力価格算出部
140 充電計画量算出部
145 放電計画量算出部
150 発電出力変動抑制部
155 充放電計画量比較部

Claims (14)

  1. プロセッサ及び記憶装置を有し、
    再生可能エネルギー利用型の発電設備の発電量を予測しようとする対象日における、前記発電設備の設置場所における予測発電量を算出し、
    前記対象日における前記予測発電量と、前記対象日における予測電力価格と、に基づき、前記対象日における前記発電設備の発電量の少なくとも一部を充電する蓄電池に対する充電計画量を算出し、
    前記充電計画量と、前記予測電力価格と、に基づき、前記対象日における前記蓄電池に対する放電計画量を算出し、
    前記充電計画量が前記蓄電池の容量以下であるとともに、前記放電計画量が前記充電計画量以下である第1条件を満足するとき、前記対象日におけるスポット入札量を決定する、
    情報処理装置。
  2. 請求項1に記載の情報処理装置であって、
    前記第1条件を満足しないとき、前記蓄電池への充電量を所定量だけ減らすことにより新たな前記充電計画量及び前記放電計画量を算出する処理を、前記第1条件を満足するまで繰り返す、
    情報処理装置。
  3. 請求項2に記載の情報処理装置であって、
    前記所定量は、前記予測発電量に0以上1未満の補正係数を乗じることにより得られる値である、
    情報処理装置。
  4. 請求項3に記載の情報処理装置であって、
    前記第1条件を満足しないとき、前記補正係数を所定量だけ大きい値に変更する処理を、前記第1条件を満足するまで繰り返し、
    p-ap(但し、a:補正係数、p:予測発電量)の前記充電計画量を算出する、
    情報処理装置。
  5. 請求項1~4の何れか一項に記載の情報処理装置であって、
    前記対象日における前記予測電力価格に基づき、前記発電設備による発電が見込まれる時間帯における前記予測電力価格の平均価格と、全時間帯における前記予測電力価格の中の最大価格と、を抽出し、
    前記平均価格が予め定められた基準価格以下である第2条件と、前記平均価格に対する前記最大価格の割合が予め定められた基準値以上である第3条件と、の双方を満足しないとき、前記充電計画量及び前記放電計画量を算出する、
    情報処理装置。
  6. 請求項5に記載の情報処理装置であって、
    前記第2条件及び前記第3条件の何れか一方又は双方を満足するとき、前記予測発電量及び前記予測電力価格に基づき、前記充電計画量を算出し、前記充電計画量及び前記予測電力価格に基づき、前記放電計画量を算出し、前記スポット入札量を決定する、
    情報処理装置。
  7. 請求項1に記載の情報処理装置であって、
    前記対象日における前記蓄電池の初期SOC(State Of Charge)が0%となるように、前記スポット入札量を決定する、
    情報処理装置。
  8. 再生可能エネルギー利用型の発電設備と、
    前記発電設備の発電量の少なくとも一部を充電する蓄電池と、
    プロセッサ及び記憶装置を有し、再生可能エネルギー利用型の発電設備の発電量を予測しようとする対象日における、前記発電設備の設置場所における予測発電量を算出し、前記対象日における前記予測発電量と、前記対象日における予測電力価格と、に基づき、前記対象日における前記蓄電池に対する充電計画量を算出し、前記充電計画量と前記予測電力価格とに基づき、前記対象日における前記蓄電池に対する放電計画量を算出し、前記充電計画量が前記蓄電池の容量以下であるとともに、前記放電計画量が前記充電計画量以下である第1条件を満足するとき、前記対象日におけるスポット入札量を決定する、情報処理装置と、
    を備える発電システム。
  9. プロセッサ及び記憶装置を有する情報処理装置が、
    再生可能エネルギー利用型の発電設備の発電量を予測しようとする対象日における、前記発電設備の設置場所における予測発電量を算出し、
    前記対象日における前記予測発電量と、前記対象日における予測電力価格と、に基づき、前記対象日における前記発電設備の発電量の少なくとも一部を充電する蓄電池に対する充電計画量を算出し、
    前記充電計画量と前記予測電力価格とに基づき、前記対象日における前記蓄電池に対する放電計画量を算出し、
    前記充電計画量が前記蓄電池の容量以下であるとともに、前記放電計画量が前記充電計画量以下である第1条件を満足するとき、前記対象日におけるスポット入札量を決定する、
    情報処理方法。
  10. 請求項9に記載の情報処理方法であって、
    前記第1条件を満足しないとき、前記蓄電池への充電量を所定量だけ減らすることにより新たな前記充電計画量及び前記放電計画量を算出する処理を、前記第1条件を満足するまで繰り返す、
    情報処理方法。
  11. 請求項10に記載の情報処理方法であって、
    前記所定量は、前記予測発電量に0以上1未満の補正係数を乗じることにより得られる値である、
    情報処理方法。
  12. 請求項11に記載の情報処理方法であって、
    前記第1条件を満足しないとき、前記補正係数を所定値だけ大きい値に変更する処理を、前記第1条件を満足するまで繰り返し、
    p-ap(但し、a:補正係数、p:予測発電量)の前記充電計画量を算出する、
    情報処理方法。
  13. 請求項9~12の何れか一項に記載の情報処理方法であって、
    前記対象日における予測電力価格に基づき、前記発電設備による発電が見込まれる時間帯における前記予測電力価格の平均価格と、全時間帯における前記予測電力価格の中の最大価格と、を抽出し、
    前記平均価格が予め定められた基準価格以下である第2条件と、前記平均価格に対する前記最大価格の割合が予め定められた基準値以上である第3条件と、の双方を満足しないとき、前記充電計画量及び前記放電計画量を算出する、
    情報処理方法。
  14. 請求項13に記載の情報処理方法であって、
    前記第2条件及び前記第3条件の何れか一方又は双方を満足するとき、前記予測発電量及び前記予測電力価格に基づき、前記充電計画量を算出し、前記充電計画量及び前記予測電力価格に基づき、前記放電計画量を算出し、前記スポット入札量を決定する、
    情報処理方法。
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