JP7235089B1 - データ管理装置、データ管理方法及び入力端末 - Google Patents

データ管理装置、データ管理方法及び入力端末 Download PDF

Info

Publication number
JP7235089B1
JP7235089B1 JP2021164283A JP2021164283A JP7235089B1 JP 7235089 B1 JP7235089 B1 JP 7235089B1 JP 2021164283 A JP2021164283 A JP 2021164283A JP 2021164283 A JP2021164283 A JP 2021164283A JP 7235089 B1 JP7235089 B1 JP 7235089B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tolerance
sensors
information
group
sensor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2021164283A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2023055133A (ja
Inventor
大樹 横山
智洋 金子
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2021164283A priority Critical patent/JP7235089B1/ja
Priority to CN202210973788.9A priority patent/CN115942146A/zh
Priority to US17/893,814 priority patent/US20230104613A1/en
Application granted granted Critical
Publication of JP7235089B1 publication Critical patent/JP7235089B1/ja
Publication of JP2023055133A publication Critical patent/JP2023055133A/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L67/00Network arrangements or protocols for supporting network services or applications
    • H04L67/01Protocols
    • H04L67/12Protocols specially adapted for proprietary or special-purpose networking environments, e.g. medical networks, sensor networks, networks in vehicles or remote metering networks
    • H04L67/125Protocols specially adapted for proprietary or special-purpose networking environments, e.g. medical networks, sensor networks, networks in vehicles or remote metering networks involving control of end-device applications over a network
    • GPHYSICS
    • G16INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR SPECIFIC APPLICATION FIELDS
    • G16YINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY SPECIALLY ADAPTED FOR THE INTERNET OF THINGS [IoT]
    • G16Y20/00Information sensed or collected by the things
    • G16Y20/40Information sensed or collected by the things relating to personal data, e.g. biometric data, records or preferences
    • GPHYSICS
    • G16INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR SPECIFIC APPLICATION FIELDS
    • G16YINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY SPECIALLY ADAPTED FOR THE INTERNET OF THINGS [IoT]
    • G16Y40/00IoT characterised by the purpose of the information processing
    • G16Y40/30Control
    • G16Y40/35Management of things, i.e. controlling in accordance with a policy or in order to achieve specified objectives
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W4/00Services specially adapted for wireless communication networks; Facilities therefor
    • H04W4/30Services specially adapted for particular environments, situations or purposes
    • H04W4/33Services specially adapted for particular environments, situations or purposes for indoor environments, e.g. buildings
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W4/00Services specially adapted for wireless communication networks; Facilities therefor
    • H04W4/30Services specially adapted for particular environments, situations or purposes
    • H04W4/38Services specially adapted for particular environments, situations or purposes for collecting sensor information

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computing Systems (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Medical Informatics (AREA)
  • Business, Economics & Management (AREA)
  • General Business, Economics & Management (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)

Abstract

【課題】居住者のプライバシーに配慮しつつ、住居部におけるデータ収集を促進する。【解決手段】データ管理装置は、住居部30におけるデータ収集に対する居住者の許容度を示す情報を取得する情報取得部15と、情報取得部によって取得された情報に基づいて、住居部における一群のセンサ31の各々の稼働態様を決定するセンサ設定部16とを備える。【選択図】図4

Description

本発明は、データ管理装置、データ管理方法及び入力端末に関する。
特許文献1には、スマートシティにおいて複数の事業主体からデータを収集することが記載されている。
斯かるデータを有効活用して人々の生活に役立てるためには、不特定多数が利用する公共エリアだけでなく、人々の生活状況が直に反映される住居部においてもデータ収集を行うことが望ましい。
特開2013-069084号公報
しかしながら、住居部においてデータが取得される場合には、データの取得対象者が特定される可能性が高く、所得データのプライバシー性が高くなる。このため、スマートシティの全ての居住者が住居部におけるデータの取得に同意するとは限らない。また、一部のデータについてはデータ取得を許否し、その他のデータについてはデータ取得を許可する人も存在する。
そこで、上記課題に鑑みて、本発明の目的は、居住者のプライバシーに配慮しつつ、住居部におけるデータ収集を促進することにある。
本開示の要旨は以下のとおりである。
(1)住居部におけるデータ収集に対する居住者の許容度を示す情報を取得する情報取得部と、前記情報に基づいて、前記住居部における一群のセンサの各々の稼働態様を決定するセンサ設定部とを備える、データ管理装置。
(2)前記一群のセンサは前記住居部に予め設けられており、前記センサ設定部は、前記情報に基づいて、前記一群のセンサの各々の作動状態を決定する、上記(1)に記載のデータ管理装置。
(3)前記センサ設定部は、前記情報に基づいて、前記一群のセンサの各々の前記住居部への設置の有無を決定する、上記(1)又は(2)に記載のデータ管理装置。
(4)前記センサ設定部は、前記許容度が低い場合には、該許容度が高い場合と比べて、前記一群のセンサのうち、前記住居部においてデータを収集するセンサの数を少なくする、上記(1)から(3)のいずれか1つに記載のデータ管理装置。
(5)前記センサ設定部は、前記許容度に応じて前記居住者にインセンティブを付与し、該許容度が高い場合には、該許容度が低い場合と比べて、該インセンティブを大きくする、上記(1)から(4)のいずれか1つに記載のデータ管理装置。
(6)コンピュータにより実行されるデータ管理方法であって、住居部におけるデータ収集に対する居住者の許容度を示す情報を取得することと、前記情報に基づいて、前記住居部における一群のセンサの各々の稼働態様を決定することとを含む、データ管理方法。
(7)住居部におけるデータ収集に対する居住者の許容度を示す情報を該居住者に入力させるための情報入力画面を表示する、入力端末。
本発明によれば、居住者のプライバシーに配慮しつつ、住居部におけるデータ収集を促進することができる。
図1は、本発明の第一実施形態に係るデータ収集システムを概略的に示す図である。 図2は、図1のサーバの構成を概略的に示す図である。 図3は、サーバのプロセッサの機能ブロック図である。 図4は、住居部における一群のセンサの作動状態が決定されるときの一連の流れを概略的に示す図である。 図5は、第一実施形態において入力端末において実施される処理の制御ルーチンを示すフローチャートである。 図6は、第一実施形態においてサーバにおいて実施される処理の制御ルーチンを示すフローチャートである。 図7は、情報入力画面の一例を示す図である。 図8は、情報入力画面の別の一例を示す図である。 図9は、住居部に設けられた一群のセンサの各々の作動状態を表すデータベースの一例を示す図である。 図10は、第二実施形態においてサーバにおいて実施される処理の制御ルーチンを示すフローチャートである。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について詳細に説明する。なお、以下の説明では、同様な構成要素には同一の参照番号を付す。
<第一実施形態>
最初に、図1~図9を参照して、本発明の第一実施形態について説明する。
図1は、本発明の第一実施形態に係るデータ収集システム10を概略的に示す図である。図1に示されるように、データ収集システム10は、サーバ1、入力端末2及びセンサ制御装置3を備える。サーバ1はインターネット網又はキャリア網のような通信ネットワーク4を介して入力端末2及びセンサ制御装置3と通信可能である。サーバ1はデータ管理装置の一例である。
サーバ1は、所定のスマートシティに設けられ、スマートシティおけるデータ収集を管理する。スマートシティは、予め定められた範囲を有し、「都市の抱える諸問題に対して、ICT等の新技術を活用しつつ、マネジメント(計画、整備、管理、運営等)が行われ、全体最適化が図られる持続可能な都市又は地区」として定義される。スマートシティでは、情報通信技術を用いて人々の生活を快適にするために多数のデータが取得される。
スマートシティには、人々が居住するための多数の住居部30が存在する。住居部30は、特定の単身者又は家族が生活する場所であり、集合住宅(マンション等)の専有部、戸建て等を含む。本実施形態では、不特定多数が利用する公共エリアだけでなく、住居部30においてもデータの収集が行われる。複数の住居部30の各々にはセンサ制御装置3及び一群のセンサ31が設けられ、一群のセンサ31はそれぞれ住居部30において所定のデータを収集する。
センサ制御装置3は、一群のセンサ31を制御するためのプロセッサと、通信部とを有する。通信部は有線等を介してセンサ制御装置3を通信ネットワーク4に接続させる。センサ制御装置3は通信ネットワーク4を介してサーバ1と通信する。なお、通信部は無線基地局5にアクセスすることによってセンサ制御装置3を無線基地局5を介して通信ネットワーク4に接続させてもよい。
センサ制御装置3はサーバ1からの指令に基づいて一群のセンサ31の作動状態を制御する。センサ制御装置3は一群のセンサ31の作動状態を個別に設定する。具体的には、センサ制御装置3は、データを取得するセンサ31の作動状態をオンにし、データを取得しないセンサ31の作動状態をオフにする。センサ31によって取得されたデータは、サーバ1又はデータ収集用の別のサーバに送信され、電力需要等を予測する機械学習モデル(例えば、ニューラルネットワークモデル等)の学習等に用いられる。
入力端末2は、例えば、スマートフォン、タブレット端末、パーソナルコンピュータ等であり、住居部30の居住者によって操作される。なお、住居部30の居住者には、住居部30に既に居住している人と、住居部30に居住予定の人とが含まれる。
入力端末2は、入力端末2上で各種処理を行うプロセッサと、入力部(タッチパネル、操作ボタン、マイクロフォン、キーボード、マウス等)と、出力部(ディスプレイ、スピーカー等)と、通信部とを有する。通信部は無線基地局5にアクセスすることによって入力端末2を無線基地局5を介して通信ネットワーク4に接続させる。入力端末2は無線基地局5及び通信ネットワーク4を介してサーバ1と通信する。なお、通信部は有線等を介して入力端末2を通信ネットワーク4に接続させてもよい。
図2は、図1のサーバ1の構成を概略的に示す図である。サーバ1は、コンピュータの一種であり、通信インターフェース11、ストレージ装置12、メモリ13及びプロセッサ14を備える。通信インターフェース11、ストレージ装置12及びメモリ13は、信号線を介してプロセッサ14に接続されている。なお、サーバ1は、キーボード及びマウスのような入力装置、ディスプレイのような出力装置等を更に備えていてもよい。また、サーバ1は複数のコンピュータから構成されていてもよい。
通信インターフェース11は、サーバ1を通信ネットワーク4に接続するためのインターフェース回路を有する。サーバ1は、通信インターフェース11を介して通信ネットワーク4に接続され、通信ネットワーク4を介してサーバ1の外部(例えば入力端末2及びセンサ制御装置3)と通信する。通信インターフェース11はサーバ1の通信部の一例である。
ストレージ装置12は、例えば、ハードディスクドライブ(HDD)、ソリッドステートドライブ(SDD)又は光記録媒体及びそのアクセス装置を有する。ストレージ装置12は、各種データを記憶し、例えば、スマートシティに関する各種情報、プロセッサ14が各種処理を実行するためのコンピュータプログラム等を記憶する。ストレージ装置12はサーバ1の記憶部の一例である。
メモリ13は不揮発性の半導体メモリ(例えばRAM)を有する。メモリ13は、例えば、プロセッサ14によって各種処理が実行されるときに使用される各種データ等を一時的に記憶する。メモリ13はサーバ1の記憶部の別の一例である。
プロセッサ14は、一つ又は複数のCPU及びその周辺回路を有し、各種処理を実行する。なお、プロセッサ14は、論理演算ユニット、数値演算ユニット又はグラフィック処理ユニットのような他の演算回路を更に有していてもよい。
図3は、サーバ1のプロセッサ14の機能ブロック図である。本実施形態では、プロセッサ14は情報取得部15及びセンサ設定部16を有する。情報取得部15及びセンサ設定部16は、サーバ1のストレージ装置12に記憶されたコンピュータプログラムをサーバ1のプロセッサ14が実行することによって実現される機能モジュールである。なお、これら機能モジュールは、それぞれ、プロセッサ14に設けられた専用の演算回路によって実現されてもよい。
情報取得部15は、住居部30におけるデータ収集に対する居住者の許容度を示す情報を取得する。センサ設定部16は、情報取得部15によって取得された情報に基づいて、住居部30における一群のセンサ31の各々の稼働態様を決定する。
上述したように、本実施形態では、一群のセンサ31を用いて住居部30におけるデータ収集が行われる。しかしながら、住居部30においてデータが取得される場合には、データの取得対象者が特定される可能性が高く、所得データのプライバシー性が高くなる。このため、スマートシティの全ての居住者が住居部30におけるデータの取得に同意するとは限らない。また、一部のデータについてはデータ取得を許否し、その他のデータについてはデータ取得を許可する人も存在する。
そこで、本実施形態では、サーバ1は、住居部30におけるデータ収集に対する居住者の許容度を示す情報を入力端末2を介して取得し、許容度を示す情報に応じて住居部30におけるデータの収集態様を決定する。具体的には、サーバ1は、住居部30の居住者によって入力された許容度を示す情報に応じて、住居部30に設けられた一群のセンサ31の各々の稼働態様を決定する。このことによって、居住者のプライバシーに配慮しつつ、住居部30におけるデータ収集を促進することができる。
本実施形態では、一群のセンサ31が住居部30に予め設けられており、一群のセンサ31の各々の稼働態様として、一群のセンサ31の各々の作動態様が決定される。図4は、住居部30における一群のセンサ31の作動状態が決定されるときの一連の流れを概略的に示す図である。このシーケンス図によって示される処理は、居住者の入力操作に応じて、その居住者が居住する住居部30における一群のセンサ31に関して行われる。
最初に、住居部30の居住者が入力端末2を操作すると、入力端末2は、住居部30におけるデータ収集に対する居住者の許容度を示す情報を居住者に入力させるための情報入力画面を表示する。許容度に関する情報が情報入力画面上で居住者によって入力されると、入力端末2はその入力情報をサーバ1に送信する(ステップS1)。
サーバ1は、入力端末2から入力情報を受信すると、入力情報に基づいて住居部30における一群のセンサ31の各々の作動状態を決定する(ステップS2)。そして、サーバ1は、一群のセンサ31の各々の作動状態に関する情報を含むセンサ設定情報をセンサ制御装置3に送信する(ステップS3)。
センサ制御装置3は、サーバ1からセンサ設定情報を受信すると、センサ設定情報に基づいて一群のセンサ31の各々の作動状態を設定する(ステップS4)。具体的には、センサ制御装置3は、作動状態としてオンが指定されたセンサ31に電力を供給し、作動状態としてオフが指定されたセンサ31への電力供給を停止する。なお、住居部30の居住者が住居部30に居住予定の人である場合には、住居部30において一群のセンサ31の各々の作動状態が居住開始日までに設定されるようにサーバ1からセンサ制御装置3へセンサ設定情報が送信される。
以下、図5及び図6のフローチャートを参照して、上記の処理を詳細に説明する。図5は、第一実施形態において入力端末2において実施される処理の制御ルーチンを示すフローチャートである。本制御ルーチンは入力端末2のプロセッサによって所定の実行間隔で繰り返し実行される。
最初に、ステップS101において、プロセッサは、入力端末2において、住居部30におけるデータ収集に対する居住者の許容度を示す情報を入力するための情報入力画面が選択されたか否かを判定する。例えば、入力端末2は住居部30の居住者によって所有され、居住者は情報入力用のアプリケーションを起動し又は情報入力用のウェブサイトにアクセスすることによって情報入力画面を選択する。なお、住居部30を管理する管理者(不動産業者等)によって入力端末2が所有され、管理者が住居部30の居住者にデータ収集に対する許容度を確認するために情報入力画面を選択してもよい。
ステップS101において情報入力画面が選択されていないと判定された場合、本制御ルーチンは終了する。一方、ステップS101において情報入力画面が選択されたと判定された場合、本制御ルーチンはステップS102に進む。
ステップS102では、プロセッサは情報入力画面を入力端末2の出力部に表示する。図7及び図8は、それぞれ、情報入力画面の一例を示す図である。図7に示される情報入力画面では、住居部30における全てのデータ収集対象が提示され、全てのデータ収集対象の各々についてデータ収集の許否を選択するための入力欄が設けられている。すなわち、この場合、住居部30の居住者は、住居部30におけるデータ収集に対する居住者の許容度を示す情報として、住居部30における全てのデータ収集対象の各々についてのデータ収集の拒否を選択する。
一方、図8に示される情報入力画面では、複数の段階(図8の例では高、中及び低の三段階)が選択肢として用意されたデータ収集の許容度を選択するための入力欄が設けられている。すなわち、この場合、住居部30の居住者は、住居部30におけるデータ収集に対する居住者の許容度を示す情報として、データ収集の許容度を選択する。
次いで、ステップS103において、プロセッサは、住居部30におけるデータ収集に対する居住者の許容度を示す情報が入力端末2に入力されたか否かを判定する。情報が入力されていないと判定された場合、本制御ルーチンはステップS102に戻り、情報入力画面の表示が継続される。一方、情報が入力されたと判定された場合、本制御ルーチンはステップS104に進む。
ステップS104では、プロセッサは、入力端末2に入力された入力情報をサーバ1に送信する。ステップS104の後、本制御ルーチンは終了する。
図6は、第一実施形態においてサーバ1において実施される処理の制御ルーチンを示すフローチャートである。本制御ルーチンはサーバ1のプロセッサ14によって所定の実行間隔で繰り返し実行される。
最初に、ステップS201において、センサ設定部16は、情報取得部15が入力端末2から入力情報を受信したか否かを判定する。情報取得部15が入力情報を受信していないと判定された場合、本制御ルーチンは終了する。一方、情報取得部15が入力情報を受信したと判定された場合、本制御ルーチンはステップS202に進む。
ステップS202では、センサ設定部16は、入力端末2から送信された入力情報に基づいて、住居部30における一群のセンサ31の各々の稼働態様を決定する。本実施形態では、センサ設定部16は、入力端末2から送信された入力情報に基づいて、住居部30における一群のセンサ31の各々の作動状態を決定する。
例えば、複数の住居部30のそれぞれに関して一群のセンサ31の各々の作動状態を表すデータベースがサーバ1のストレージ装置12に記憶される。図9は、斯かるデータベースの一例を示す図である。図9の例では、一群のセンサ31として3個のセンサ(センサA~センサC)が用いられ、1000個の住居部30の各々についての一群のセンサ31の各々の作動状態が示されている。
センサAは、例えば住居部30に設けられた電力量計であり、住居部30における消費電力量を取得する。センサBは、例えばゴミ箱又はダストシュートに設けられた重量センサであり、住居部30におけるゴミの排出量を取得する。センサCは、例えば冷蔵庫の内部に設けられたカメラであり、住居部30における冷蔵庫の中身の情報を取得する。なお、住居部30に設けられるセンサ31は、これらに限定されず、人感センサ、照度センサ、騒音計、振動計等を含んでいてもよい。
センサ設定部16は、入力端末2から送信された入力情報に基づいて、データベースの情報を更新する。例えば、入力端末2から入力情報と共に住居部30の識別子がサーバ1に送信され、センサ設定部16は、住居部30の識別子に対応する対象の住居部30を特定し、入力情報に基づいて、対象の住居部30に関するデータを更新する。
このとき、センサ設定部16は、データ収集に対する居住者の許容度が低い場合には、許容度が高い場合と比べて、一群のセンサ31のうち、住居部30においてデータを収集するセンサ31の数を少なくする。すなわち、センサ設定部16は、データ収集に対する居住者の許容度が低い場合には、許容度が高い場合と比べて、一群のセンサ31のうち、住居部30において作動されるセンサ31の数を少なくする。
一群のセンサ31の作動状態の設定の具体例として、図7に示されるような情報入力画面が用いられる場合について説明する。この場合、センサ設定部16は、消費電力量の取得が許可された場合には、消費電力量を取得するセンサAの作動状態をオンにし、ゴミの排出量の取得が許可された場合には、ゴミの排出量を取得するセンサBの作動状態をオンにし、冷蔵庫の中身の情報の取得が許可された場合には、冷蔵庫の中身の情報を取得するセンサCの作動状態をオンにする。一方、センサ設定部16は、消費電力量の取得が拒否された場合には、消費電力量を取得するセンサAの作動状態をオフにし、ゴミの排出量の取得が拒否された場合には、ゴミの排出量を取得するセンサBの作動状態をオフにし、冷蔵庫の中身の情報の取得が拒否された場合には、冷蔵庫の中身の情報を取得するセンサCの作動状態をオフにする。すなわち、センサ設定部16は、データの取得が許可されたデータ収集対象に関するセンサ31の作動状態をオンにし、データの取得が拒否されたデータ収集対象に関するセンサ31の作動状態をオフにする。
一方、図8に示されるような情報入力画面が用いられる場合には、センサ設定部16は、居住者によって選択された許容度に応じて、住居部30において作動されるセンサ31の数を決定する。例えば、センサ設定部16は、許容度として「高」が選択された場合には、全てのセンサ(センサA~センサC)の作動状態をオンにし、許容度として「中」が選択された場合には、一部のセンサ(例えばセンサA及びセンサB)の作動状態をオンにし、許容度として「低」が選択された場合には、全てのセンサ(センサA~センサC)の作動状態をオフにする。
次いで、ステップS203において、センサ設定部16は、対象の住居部30に設けられたセンサ制御装置3に、一群のセンサ31の各々の作動状態に関する情報を含むセンサ設定情報を送信する。この結果、センサ制御装置3はセンサ設定情報に従って一群のセンサ31の各々の作動状態を設定する。ステップS203の後、本制御ルーチンは終了する。
なお、上記の処理では一群のセンサ31が住居部30に設置されたままであることが想定されているが、新たな住居部30の構築、住居部30の居住者の変更等に応じて一群のセンサ31の設置態様が変更されてもよい。この場合、住居部30の居住者は、住居部30への入居前に、住居部30におけるデータ収集に対する居住者の許容度を示す情報を入力端末2に入力する。また、この場合、以下のようにステップS202及びS203の処理が変更される。
ステップS202では、センサ設定部16は、情報取得部15によって取得された入力情報に基づいて、一群のセンサ31の各々の住居部30への設置の有無を決定する。例えば、センサ設定部16は、データの取得が許可されたデータ収集対象に関するセンサ31を住居部30に設置し、データの取得が拒否されたデータ収集対象に関するセンサ31を住居部30に設置しない。なお、センサ31の稼働態様として住居部30への設置の有無が決定される場合、ストレージ装置12に記憶されたデータベースには、センサ31の作動状態の代わりにセンサ31の設置状態(設置の有無)が記載される。
次いで、ステップS203において、センサ設定部16は、センサ31の設置工事を請け負う施工業者等の端末に、一群のセンサ31の各々の住居部30への設置の有無に関する情報を含むセンサ設定情報を送信する。この結果、センサ設定情報に従って住居部30におけるセンサ31の設置工事が行われる。
<第二実施形態>
第二実施形態に係るデータ管理装置の構成及び制御は、以下に説明する点を除いて、基本的に第一実施形態に係るデータ管理装置の構成及び制御と同様である。このため、以下、本発明の第二実施形態について、第一実施形態と異なる部分を中心に説明する。
上述したように、サーバ1は、データ収集に対する居住者の許容度を示す情報に応じて、住居部30におけるデータの収集態様を決定する。しかしながら、データの提供により居住者が享受できるメリットが不明瞭である場合、プライバシー性の高いデータの提供を拒否する居住者の数が多くなることが予想される。
そこで、第二実施形態では、サーバ1のセンサ設定部16は、住居部30におけるデータ収集に対する居住者の許容度に応じて居住者にインセンティブを付与し、許容度が高い場合には、許容度が低い場合と比べて、インセンティブを大きくする。このことによって、データの提供に対する抵抗感を低減することができ、ひいては住居部30におけるデータ収集をより一層促進することができる。
第二実施形態では、第一実施形態と同様に図5の制御ルーチンが入力端末2において実行され、図10の制御ルーチンがサーバ1において実行される。図10は、第二実施形態においてサーバ1において実施される処理の制御ルーチンを示すフローチャートである。本制御ルーチンはサーバ1のプロセッサ14によって所定の実行間隔で繰り返し実行される。
最初に、ステップS301において、センサ設定部16は、情報取得部15が入力端末2から入力情報を受信したか否かを判定する。情報取得部15が入力情報を受信していないと判定された場合、本制御ルーチンは終了する。一方、情報取得部15が入力情報を受信したと判定された場合、本制御ルーチンはステップS302に進む。
ステップS302では、センサ設定部16は、住居部30におけるデータ収集に対する居住者の許容度に応じて居住者にインセンティブを付与する。例えば、センサ設定部16は、許容度が所定値以上であるときにはインセンティブを付与し、許容度が所定値未満であるときにはインセンティブを付与しない。また、センサ設定部16は、許容度が高い場合には、許容度が低い場合と比べて、インセンティブを大きくする。例えば、インセンティブは住居部30の家賃の減額であり、許容度が高い場合には、許容度が低い場合と比べて、家賃の減額度合いが大きくされる。また、インセンティブが金券(商品券、自動運転車両(例えば自動運転バス)の乗車券、タクシー券等)であり、許容度が高い場合には、許容度が低い場合と比べて、付与される金券の価値が高くされてもよい。
次いで、ステップS303及びS304が図6のステップS202及びS203と同様に実行され、本制御ルーチンは終了する。なお、図10の制御ルーチンは図6の制御ルーチンと同様に変形可能である。
<その他の実施形態>
以上、本発明に係る好適な実施形態を説明したが、本発明はこれら実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲の記載内で様々な修正及び変更を施すことができる。例えば、サーバ1の代わりに入力端末2がデータ管理装置として機能してもよい。この場合、サーバ1が省略され、入力端末2からセンサ制御装置3又は施工業者等の端末にセンサ設定情報が送信される。
また、サーバ1の代わりにセンサ制御装置3がデータ管理装置として機能してもよい。この場合、サーバ1が省略され、入力端末2からセンサ制御装置3に入力情報が送信される。また、サーバ1及び入力端末2が省略され、センサ制御装置3が、住居部30におけるデータ収集に対する居住者の許容度を示す情報が入力される入力部(例えばタッチパネル等)を有していてもよい。
1 サーバ
14 プロセッサ
15 情報取得部
16 センサ設定部
2 入力端末
3 センサ制御装置
30 住居部
31 センサ

Claims (6)

  1. 住居部におけるデータ収集に対する居住者の許容度を示す情報を取得する情報取得部と、
    前記情報に基づいて、前記住居部における一群のセンサの各々の稼働態様を決定するセンサ設定部と
    を備え
    前記センサ設定部は、前記許容度が低い場合には、該許容度が高い場合と比べて、前記一群のセンサのうち、前記住居部においてデータを収集するセンサの数を少なくする、データ管理装置。
  2. 住居部におけるデータ収集に対する居住者の許容度を示す情報を取得する情報取得部と、
    前記情報に基づいて、前記住居部における一群のセンサの各々の稼働態様を決定するセンサ設定部と
    を備え、
    前記センサ設定部は、前記許容度に応じて前記居住者にインセンティブを付与し、該許容度が高い場合には、該許容度が低い場合と比べて、該インセンティブを大きくする、データ管理装置。
  3. 前記一群のセンサは前記住居部に予め設けられており、
    前記センサ設定部は、前記情報に基づいて、前記一群のセンサの各々の作動状態を決定する、請求項1又は2に記載のデータ管理装置。
  4. 前記センサ設定部は、前記情報に基づいて、前記一群のセンサの各々の前記住居部への設置の有無を決定する、請求項1から3のいずれか1項に記載のデータ管理装置。
  5. コンピュータにより実行されるデータ管理方法であって、
    住居部におけるデータ収集に対する居住者の許容度を示す情報を取得することと、
    前記情報に基づいて、前記住居部における一群のセンサの各々の稼働態様を決定することと
    前記許容度が低い場合には、該許容度が高い場合と比べて、前記一群のセンサのうち、前記住居部においてデータを収集するセンサの数を少なくすることと
    を含む、データ管理方法。
  6. コンピュータにより実行されるデータ管理方法であって、
    住居部におけるデータ収集に対する居住者の許容度を示す情報を取得することと、
    前記情報に基づいて、前記住居部における一群のセンサの各々の稼働態様を決定することと、
    前記許容度に応じて前記居住者にインセンティブを付与し、該許容度が高い場合には、該許容度が低い場合と比べて、該インセンティブを大きくすることと
    を含む、データ管理方法。
JP2021164283A 2021-10-05 2021-10-05 データ管理装置、データ管理方法及び入力端末 Active JP7235089B1 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021164283A JP7235089B1 (ja) 2021-10-05 2021-10-05 データ管理装置、データ管理方法及び入力端末
CN202210973788.9A CN115942146A (zh) 2021-10-05 2022-08-15 数据管理装置、数据管理方法以及输入终端
US17/893,814 US20230104613A1 (en) 2021-10-05 2022-08-23 Data management device, data management method, and input terminal

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021164283A JP7235089B1 (ja) 2021-10-05 2021-10-05 データ管理装置、データ管理方法及び入力端末

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP7235089B1 true JP7235089B1 (ja) 2023-03-08
JP2023055133A JP2023055133A (ja) 2023-04-17

Family

ID=85475721

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021164283A Active JP7235089B1 (ja) 2021-10-05 2021-10-05 データ管理装置、データ管理方法及び入力端末

Country Status (3)

Country Link
US (1) US20230104613A1 (ja)
JP (1) JP7235089B1 (ja)
CN (1) CN115942146A (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006146827A (ja) 2004-11-24 2006-06-08 Hitachi Ltd 生活見守り方法および生活見守りシステム
JP2018032398A (ja) 2016-08-23 2018-03-01 国立大学法人信州大学 見守りシステム
JP2019109908A (ja) 2012-11-30 2019-07-04 パナソニック インテレクチュアル プロパティ コーポレーション オブ アメリカPanasonic Intellectual Property Corporation of America 情報処理方法

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006146827A (ja) 2004-11-24 2006-06-08 Hitachi Ltd 生活見守り方法および生活見守りシステム
JP2019109908A (ja) 2012-11-30 2019-07-04 パナソニック インテレクチュアル プロパティ コーポレーション オブ アメリカPanasonic Intellectual Property Corporation of America 情報処理方法
JP2018032398A (ja) 2016-08-23 2018-03-01 国立大学法人信州大学 見守りシステム

Non-Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
有賀 玲子,照度センサを用いた住環境における生活状態パターンの抽出方法に関する基礎検討,電子情報通信学会技術研究報告,日本,一般社団法人電子情報通信学会,2013年05月09日,Vol.113 No.38,p.327-332

Also Published As

Publication number Publication date
CN115942146A (zh) 2023-04-07
US20230104613A1 (en) 2023-04-06
JP2023055133A (ja) 2023-04-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20190012914A1 (en) Parking Identification and Availability Prediction
Gong et al. Allocation and reallocation of ambulances to casualty clusters in a disaster relief operation
JP5547250B2 (ja) ユーザ端末で取得したアプリケーションの使用情報をベースとしたサービスシステムのサーバ、制御方法およびプログラム
CN106558916A (zh) 信息提示方法和信息提示装置
US20210110453A1 (en) Security Installation and Maintenance System
US20200162278A1 (en) Internet of things enabled device termination
AU2012259691A1 (en) Social information management method and system adapted thereto
JP2011071978A (ja) ユーザのコンテキスト情報の使用を制御する方法及び装置
KR102147999B1 (ko) 부동산 정보를 제공하기 위한 방법
KR20190030023A (ko) 사용자의 프라이버시 제어를 추천하는 장치 및 그 방법
CN106022492A (zh) 房间信息发布方法及装置
CN112052096A (zh) 资源处理方法、装置、服务器及终端
A. Hoffman et al. Longer trips to court cause evictions
JP2015176172A (ja) 共有空間における機器制御装置、機器制御方法、プログラム、プログラムを記録した記録媒体及び携帯情報端末を用いた制御方法
JP7235089B1 (ja) データ管理装置、データ管理方法及び入力端末
CN111123778B (zh) 监控车辆使用状况的方法、装置及电子设备
JP2020016997A (ja) データ生成方法、データ生成プログラムおよびデータ構造
JP6351807B1 (ja) 情報処理装置、及び、プログラム
CN106815765A (zh) 一种资产分配方法和设备
Dove et al. Sounds of New York city
US11782588B1 (en) Method and system for displaying a resource layer and a need layer over a selected geographical area
US10885499B2 (en) Apparatus, system, and method for managing presentation, and recording medium
JP2009042809A (ja) 価格設定システム及び価格設定方法並びに価格設定プログラム
KR20220140229A (ko) 스마트 중재 서버, 층간소음을 중재하는 스마트 중재 방법 및 컴퓨터 프로그램
Wei Energy Footprinting and Human-Centric Building Co-Optimization with Multi-Task Deep Reinforcement Learning

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20211005

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20211005

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20221220

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230104

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230124

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230206

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 7235089

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151